世界の貧困問題に対して経済学はいかなる解答を提示できるのか

economy/1230 / 94 レス / 2007/06/17〜2008/07/29

1 :名無しさんの冒険:2007/06/17(Sun) 23:43
田中秀臣先生おすすめの『貧乏物語』ではありませんが、経済学にとって、世界の貧困問題は重要な問題であるように感じます。
そこで、世界の貧困問題について検討するスレを作ってみました。

貧困問題に関して、経済学者の中でのなんらかのコンセンサスはあるのでしょうか?
といいながら私、まったくの経済学初学者ですので、なんらかの本をお示しいただき、それを読み解きながら議論に参加させていただければと考えています。

貧困問題を考える上で、経済学ど素人が真っ先に読むべき本はどのようなものでしょうか(レベルとしては学部一回生を想定していただければ・・・)?
2 :Jolly Roger:2007/06/17(Sun) 23:46 ◆I1zS8wmAc.
1です。
コテハンにしてみました・・・
3 :名無しさんの冒険:2007/06/18(Mon) 00:22
ミクロ経済学の入門書読んで、続いて厚生経済学の本でも読んどけ。
4 :Jolly Roger:2007/06/18(Mon) 01:11 ◆I1zS8wmAc.
『エコノミスト南の貧困と闘う』東洋経済新報社、結論、p.409~

成長のインセンティブ
 豊かな人は貧乏な人とは違う。当たり前だが、豊かな人はお金を持っている。貧しい国を豊かにするヒントを得ようとして、熱帯の国を巡ると、答えを得る以上に問題が出てきてしまう。
 ジュネーブにいくと輝く繁栄の町があるのに、そこから数時間飛んでラホールに行くと、庶民があんなにも貧しいのは一体なぜだろうか。西ヨーロッパ、北アメリカ、そして一部の太平洋地域の国の九億人ほどの人々は繁栄を謳歌しているのに、その他の地域の50億人が貧しいのはなぜだろうか。どうして12億人もの人が、一日わずか1ドル以下で生活しなくてはならないのだろうか。
5 :Jolly Roger:2007/06/18(Mon) 01:27 ◆I1zS8wmAc.
>>4の続き

 我らの成長を求める旅をハッピーエンドにする魔法の杖はない。経済的繁栄は、開発ゲームのプレーヤーがみな正しいインセンティブをもったときに実現する。政府のインセンティブが技術改良を促進し、良質の機械投資、良質の学校を生み出すようになると、経済的繁栄が実現するようになるのである。ドナー(援助供与国・国際機関)が、効果的な援助が実現できるようなよい政策をとっている国に援助し、援助資金が浪費されてしまうようなく似に援助しなければ、繁栄は達成される。貧しい人々が可能性を実現する機会を持ち、インセンティブをもつと、所得拡大の意欲が報われるようになり、そうなると経済は繁栄する。政治が対立する利益集団に分断されず、将来のための投資に対する国民の共通のコンセンサスが出来ると、国は繁栄する。政府が国民に対して政策意図を熱心に説明し、保健衛生、教育、法秩序の確立といった公共財に投資するようになると、広範で深い発展が実現する。
6 :Jolly Roger:2007/06/18(Mon) 01:37 ◆I1zS8wmAc.
>>5の続き
 開発の失敗を理解するためにこれまで、間違ったインセンティブからどのようなことが起こるかを説明してきた。政府が高い為替レートの闇市場プレミアムを維持していたり、高インフレを放置したりしていると、民間部門は将来のために投資しようとはしない。どの社会にも貧しい人々はいるが、彼らは低生産性の人々の中に埋没しているがゆえに、将来のための投資をしない。貧しい人々の所得拡大のためには、支援が必要である。多くの政府は、種々の利益集団が将来のための投資よりは、現在の総所得の再分配による分捕りに熱心であるがゆえに、貧しい人々に対して補助金を供与せず、経済成長を阻害してきた。援助ドナーは、政治的理由から改革に熱心でない政府にも援助し、途上国政府の改革のインセンティブを殺いできた。利益集団に基盤を置いた政府は、貧しい人々に補助金を出したり、生活の質に必要な医療・教育・通信・輸送といった公共サービスを提供しようとしない。
7 :Jolly Roger:2007/06/18(Mon) 18:54 ◆I1zS8wmAc.
>>6の続き

 問題を記述するよりも、解決策を提示することは、はるかに難しい。一言で言えば、途上国政府、援助ドナー、国民それぞれが、成長のインセンティブをつくりだすことだ。
 まず途上国政府を取り上げよう。途上国の政府は、民間部門の成長を促進するインセンティブを持っているのだろうか、それとも、民間企業から賄賂を巻き上げて成長の意欲を殺ごうとしているのだろうか。階級や民族の違いに基づく利益集団がどうやって自分たちの利益を分捕ろうかと、争っているような分断された非民主的な社会では、答えはおそらく後者だろう。そこでは、答えはおそらく後者だろう。そこでは、目に見えるような汚職は少ないかもしれない。しかし、庶民の貯金を目に見えない形で盗み取るように金利をインフレ率以下にするとか、公定為替レートの何倍もの闇市場プレミアムを維持して輸出業者の利益をかすめとるような政策をとるかもしれない。少数の利益集団の権利を守るような制度、民間の所有権や個人の経済活動の自由を守るよう制度がきちんと出来ている民主的社会では、政府は、民間部門の成長を促進するような正しいインセンティブをもつだろう。民間から掠め取る政府ではなく、診療所、初等教育、よく整備された道路、電話網、電力供給といった国家規模のインフラを供給し、貧しい人々に支援の手を差し伸べる政府を想像すると、ワクワクしてしまう。
8 :Jolly Roger:2007/06/18(Mon) 19:14 ◆I1zS8wmAc.
>>7の続き

 次にドナーの援助を考えよう。各ドナーは、次年度の援助予算を確保するために、それぞれの途上国に慣例化した額の援助を供与していないだろうか。IMFや世銀は、かつてのモブツのような独裁者の支配する国を支援しているのだろうか、それとも、インフラを整備し、貧しい人々を助けるような意図を持った政府を支援しようとしているのだろうか。IMFも世銀もその他のドナーも、ほっておけば、ローンの決定は、組織内官僚制ポリティクスの枠組みで決定されてしまう。途上国の貧しい人たちを助けるよりも、多くのローン・プロジェクトを作るほうが昇進に有利なのだ。このことを変えるには、誰もが見ることが出来る「援助競争システム」をつくればいい。各国政府が、過去の経験、信頼度、政策意図に基づいて、一定の共通プール金からローンを獲得すべく競争するのだ。援助ドナーが、次年度の援助予算獲得のためでなく、まず貧しい人々を助けるための援助を供与する世界を想像してみよう。今とはまったく違った世界を思い描くことができる。
9 :Jolly Roger:2007/06/18(Mon) 19:26 ◆I1zS8wmAc.
>>8の続き

 最後に民間部門である。民間の家計も企業も、将来に向けての投資を搾取しようとしている悪い政府の国では、成長のためのインセンティブが欠けることがある。社会全体で見れば成長に対するインセンティブが良好でも、貧しい人々は生産性が低く、やはり低生産性の貧しい人々と仕事をするので、成長に対するインセンティブに欠けることがある。所得増加の意欲を殺ぐような通常の福祉システムとは異なり、貧しい人々が所得増加へのインセンティブを改善できるような支援策を考えることも出来る。そうすれば、貧しい人々が、豊かな人々と同じように将来のための投資をしようとするインセンティブをもてるような世界が実現するのである。
10 :Jolly Roger:2007/06/18(Mon) 19:55 ◆I1zS8wmAc.
>>9の続き

 この本では、世銀やIMFを批判してきた。読者諸氏は、私がこんな国際機関は不要だといわないことに驚いているかもしれない。世銀でもIMFでも、スタッフは情熱をもち、有能で、よく働く。彼らは世界中いたるところ、生活条件の困難なところに駐在したり、出張したりしている。世銀は世界中の貧しい人々を支援する強力な機関だ。IMFは、健全な資本主義経済であっても遭遇する可能性がある短期的危機から救うことができる大切な機関だ。
 我々の成長を求める旅から何も学べなかったとしても、我々貧しい国を研究しているエコノミストは、過去の傲慢さを忘れなければならないことだけは確かである。貧しいことを豊かにすることは、考えるほどにはやさしくない。貧しい国が直面する問題点を明らかにできるが、実行可能な処方箋を提示することはとても難しい。ここで私が提示する処方箋は万能薬ではない。粘り強く徐々に進めていかなけらばならないし、その実行にはさらに資金もかかる。しかし、成長の道をあきらめるほど間違ったことはない。
11 :Jolly Roger:2007/06/18(Mon) 20:02 ◆I1zS8wmAc.
>>10の続き

 ふたたび、灌漑水路の中の美しい実りを着けた小麦畑の中で出会った、パキスタンの女の子の話に戻ろう。我々に花を投げかけてくれた、教科書もない女生徒たちが、未来に希望をもつなら、将来はよりよいものとなるだろう。今後50年の成長を求めるたびよりも成功することを祈りたい。

 そして、多くの貧しい国が豊かになりますように。

 Love actually is all around…
12 :Jolly Roger:2007/06/18(Mon) 20:04 ◆I1zS8wmAc.
うーむ、経済学って素敵な学問ですね(●´-`●)
高度な議論のできる苺の皆様が羨ましいです。。。
13 :名無しさんの冒険:2007/06/18(Mon) 20:37
サックスとの論争をまとめたりするのはどうかなあ
14 :Jolly Roger:2007/06/18(Mon) 21:00 ◆I1zS8wmAc.
>>13さん
サックスでググッたら、ふぉーりん・あとにーさんとこのBLOGがヒットしました。
『「開発」(あるいは「発展」って何だろう1~5)』及び『サックスとアンジョリーナ・ジョリーの重荷1~2』by.ふぉーりん・あとにーの憂鬱

以下URL参照↓
http://www.ny47th.com/fallin_attorney/archives/2006/01/28-000600.php
http://www.ny47th.com/fallin_attorney/archives/2006/01/28-142330.php
http://www.ny47th.com/fallin_attorney/archives/2006/01/28-230357.php
http://www.ny47th.com/fallin_attorney/archives/2006/01/30-014313.php
http://www.ny47th.com/fallin_attorney/archives/2006/01/30-150208.php
http://www.ny47th.com/fallin_attorney/archives/2006/03/22-120621.php
http://www.ny47th.com/fallin_attorney/archives/2006/03/23-000817.php

どんぴしゃりで、『エコノミスト南の貧困と~』に触れられているようです♪
15 :Jolly Roger:2007/06/18(Mon) 22:49 ◆I1zS8wmAc.
あー、こないだから本屋で気になってた

『貧困の終焉-2025年までに世界を変える-』
http://www.amazon.co.jp/dp/4152087234/

って、ジェフリー・サックスの本だったんですね。。。
すごい副題ですなー。
16 :Jolly Roger:2007/06/18(Mon) 22:57 ◆I1zS8wmAc.
山形さんとこの『経済思想の歴史』

「経済開発」リンク先↓
http://cruel.org/econthought/schools/develop.html
17 :名無しさんの冒険:2007/06/18(Mon) 23:30
やまがたのところのエコノミスト、査読のコーナーも有益
18 :Jolly Roger:2007/06/18(Mon) 23:46 ◆I1zS8wmAc.
ほんとだ♪
これですね↓

『The Economist セレクション』 by.YAMAGATA Hiroo Official Japanese Page
http://cruel.org/economist/

>>17さんありがとうございます。
19 :名無しさんの冒険:2007/06/19(Tue) 00:14
やまがた査読のPooer Peopleのところも
20 :Jolly Roger:2007/06/26(Tue) 20:38 ◆I1zS8wmAc.
>>19さんありがとうございます。
なかなか忙しくて書き込めないんですが、一応・・・age
21 :Jolly Roger:2007/06/27(Wed) 10:40 ◆I1zS8wmAc.
田中先生のブログにジェフリー・サックスの東洋経済論説の解説がありました。
http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20070625#p3
22 :Jolly Roger:2007/07/08(Sun) 21:04 ◆I1zS8wmAc.
2005.12.3-4 White band FES. 配布冊子から引用
(『ほっとけない世界の貧しさ』キャンペーンが何を考えていたかを考察するため引用)

1. 貿易のルールが先進国に有利になっている
どんあに作物を作っても、まともな値段で売れず、苦しい生活を送る人たちが途上国にはたくさんいます。
先進国から安い作物が輸入されてくるからです。
先進国の作物のほうが安いなんて不思議なのですが、先進国の政府が競争に勝つために、自分の国の農家に「輸出補助金」をすごくたくさん出しているのです。
売値が作るコストより安くなる場合もしばしば。
ちなみに世界中にある大豆の4割、とうもろこしの4割をアメリカが輸入しています。

2. 過去400年間に2000万人が連れ去られその根が残っている
500年前の15世紀から400年にわたり、アフリカの2000万人から4000万人もの若い男女が、奴隷として連れ去られました。
奴隷制度が廃止されたあとは植民地として、コーヒーやカカオや綿花など、自分たちの食料ではなく、先進国の嗜好品を、安く大量に作るよう指導されました。
第二次世界大戦が終わり植民地から独立した後も「外国に売るものをつくる」状況はなぜか変わらず、豊かな台地が作っているのは外国に出すためのものばかり。
自分の食べ物は、お金を出して買わなくてはならず、お金がないときは、おなかをすかすしかありません。

3. 莫大な金額を先進国に返すことになっている
「このお金で道路や工場を作れば、貿易や工業が活発になってもっと豊かになれるよ」と、先進国は途上国にたくさんのお金を貸し付けてきました。
町の一部は立派になりましたが、村は苦しいままです。
返さなければならないお金(債務)はアフリカ全体では35兆円もあって、1日あたりの返済額は77億円にもなります。
20年前に大きなチャリティーコンサートを開いたとき、280億円も募金が集まりましたが、それはアフリカが先進国へ返す債務のたった1週間分の額に過ぎませんでした。
途上国を圧迫する債務をなくそう、という声が、今世界であがっています。
23 :Jolly Roger:2007/07/08(Sun) 21:05 ◆I1zS8wmAc.
4. 先進国から農薬や種や機械を買う大規模な農法で逆に貧しくなっている
「外国からタネを買って化学肥料を使えば作物はよく育ちます。収穫が増えて儲かりますよ」と先進国から政府開発援助(ODA)がやってきます。
かつて自分たちの食べるものを育てた土地で「輸出するための」新しい農業を始めると、外国からタネを買って化学肥料を買ってトラクターを買って、毎年毎年お金がかかります。
でもいざ収穫してみると、儲かるどころか赤字だったりするのです。
儲かるのは、じつはタネや化学肥料やトラクターの会社、先進国の企業です。
先進国の援助金が、先進国の企業に行ってしまっているのです。村には謝金ばかり増えて生きます。
農村で暮らせなくなった人たちが、都市のスラムで新しい貧困を生んでいます。

5. 助けるはずの援助が債務になって逆に苦しめている
債務は、もともと援助です
政府から途上国への援助(政府開発援助:ODA)は「援助」といっても、いくつか種類があります。
無償援助(グラント:Grant)と、有償援助(ローン:Loan)。
有償援助は「ローン」という英語の通り、利子を付けて返さなくてはなりません。
援助のはずが、借りた方はその返済で苦しんでいます。

6. 助けるはずの援助で苦しめることがあるのにチェックしないでいる
援助は見張らないといけない。
住人の理解がないままダムを作って村を沈めてしまったり、その工事をした先進国の企業にお金がたくさんいってしまったり。
ほんとうに必要なことになかなか使われない、ほんとうに必要としている人のところへなかなか届かない、
それが政府開発援助(ODA)の現実です。税金を払っている人たち(あなた)がその援助がきちんと使われているかチェックすることで、援助の質は高まります。
24 :名無しさんの冒険:2007/07/08(Sun) 22:00
>>22-23
練習問題として、この白バンド詐欺師どもの嘘を検証してみれば?
25 :Jolly Roger:2007/07/08(Sun) 22:48 ◆I1zS8wmAc.
>>24
詐欺師っていうのはあれですが、いずれそういうことができるようになりたいと思います。
いまはおべんきょを細々と・・・
26 :Jolly Roger:2007/07/08(Sun) 23:06 ◆I1zS8wmAc.
>>23続き

7. 特に農作物の貿易ルールが先進国に有利になっている
先進国は1日あたり10億ドル、自分の国の農家に、補助金を出しています。
世界の政府開発援助(ODA)の5倍です。
これはWTO(世界貿易機構)が本来、禁止しているダンピングに当たるのですが、アメリカとヨーロッパが強い交渉力で農業の自由化ルールを自分たちに都合がいいように曲げてしまいました。
この農業の輸出補助金は、貧困層の農業をこわし、貧困をさらに広げています。
貿易のルールを公正にするという意味はもっかのところ、先進国が農業補助金をやめる、ということとほぼ同じです。

8. 先進国と近い人が権力を占めて必要な人が援助を受けられない
以前は、自分の国の立場を優位に保つために先進国が独裁政権や軍事政権と仲良くしていた、ということがよくありました。
先進国からの援助でお金が入ってきても、一部の特権階級のものになってしまうこともしばしばでした。
でもこの状況は少しずつ変わってきています。
ちかごろは自由に発言できる国も増え、女性の教育に取り組むNGO、環境保全で植林するNGO、エイズにかかった人の人権を守るNGOなど、現地NGOも活発に活動するようになってきました。

9.「売るため」の農業で自分たちの食べ物が作れないでいる
長く続いた植民地時代の影響で、「外国に出すものを作る」状況はなかなか変わりません。
コーヒーやカカオは、余っても食べられるものではありません。
畑はあるのに、そこで作るのは外国に出すためのものばかり。
自分の食べ物は、お金を出して買わないといけません。
お金がないときは、おなかをすかすしかありません。
しかも外国へ売るためのコーヒーなどは、価格が暴落することも多いので、生活は不安定です。
27 :Jolly Roger:2007/07/08(Sun) 23:55 ◆I1zS8wmAc.
10.先進国に返す債務が大きいので、子どもが学校にいけなくなっている

先進国に帰さなくちゃいけない債務というお金が大きくなりすぎると、そのお金を貸しているIMF(国際通貨基金)という国際機関などに、学校の先生を雇うお金や病院を作るお金を削るよう迫られます。
すると学校が無料じゃなくなり、学校に行けない子供がふえて、字が読めなかったり計算ができない大人が増えて、人に利用されても気づかない人が増えてしまう。
小学校に通えない子供の数は、世界で1億人以上、ほとんどが貧困国の子供たちです。

11.学校に行けないと病気になったときたいへん
子供が学校に行けないと、いりいろな影響が出てきます。
何を食べたら栄養があるかわからなくて、病気にかかりやすくなってしまったり、たとえ病院に行けても、出された薬の飲み方がわからなかったりすることもあります。
自分の子供の病気に正しい対処ができず、生死にかかわることも多いのです。


12.
地球上の食べものは足りているのに食べられる人がかたよっている
世界を5人にしてみると、1人が食べすぎで、1人はろくに食べるものがありません。
ひとにぎりの豊かな人たちが、世界中の食べ物の半分を食べています。
世界中の人たちの3人にひとりは、ビタミンやミネラルが足りないので、だるかったり、ふらふらしたりして、思うように働いたり遊んだりできません。
なまけものだったり、やる気がなかったりするのではありません。
そんな状況にある人のほとんどが貧困国の人たちです。
28 :名無しさんの冒険:2007/07/09(Mon) 01:55
ミレニアム開発目標(MDGs)とミレニアム・プロジェクト
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/doukou/mdgs/mdgs_mp.html

ジェフリー・サックスが長なのね
29 :名無しさんの冒険:2007/07/11(Wed) 15:17
>>22
>先進国の作物のほうが安いなんて不思議なのですが、先進国の政府が競争に勝つた
>めに、自分の国の農家に「輸出補助金」をすごくたくさん出しているのです。

この点に関せば、そういう先進国の補助金行政を止めさせるように当の先進各国に陳
情して頂くしかありませんな。農業団体(日本だと農協か?)にも「もうこんなこと
は止めてください」と頭を下げてお願いする。
もっともホワイトバンド運動者がそういう具体的なアクションを起こしたとは聞いた
ことがないけど。ああいうエコロジーな輩は先進国の中では「農業を守れ!」と叫ん
でいるような連中なので、農民は敵に回さないんだよね。
そこで無い頭を絞って「グローバリズムが悪い」→「自由貿易が途上国を搾取してい
る」→「地産解消だ」ピコーン と食糧安保論だの言い出すと。ついでにそこにスローラ
イフだのロハスだの有機農法だのくっつけると。
他の論点についてはもっと詳しい人がいるでしょうが、この1点だけでも駄目な奴ら
だよね。アジアをフィールドワークして回っているような人の中にさえいまだに旧態
依然たる南北搾取論で物事を説明する奴がいるからハラ立つんだけどな。
よく知らんけど、そういうのは亡くなった鶴見良行とかの影響なんかね?
40 :名無しさんの冒険:2007/08/03(Fri) 13:54
>>39
失礼、最後の1行は税金じゃなく雇用保険か。
41 :名無しさんの冒険:2007/08/03(Fri) 14:16
>>39
好況の時にそれこそ構造改革を進め不採算な農業部門を淘汰すること
が必要だったのに、それをサボったことが大きなツケを残したということ
でいいですか?農業に限らないけど。
42 :名無しさんの冒険:2007/08/03(Fri) 23:10
イノベーションの対して望めない、しかも有限の希少資源である農地を放棄することは、
長期的にはかなり問題ありでしょ。
それこそ国民死ね死ね運動しなければいけなくなる。
43 :名無しさんの冒険:2007/08/04(Sat) 01:52
>>39

>一方で、現在300万~400万の失業者がいるわけだが、彼等のためにいったいいくら
>税金が使われてるのか。せいぜい2兆円がいいところでは?これはあまりにも不公平。

無駄な公共事業とか、天下り官僚養うための特殊法人とかも入れるとそうとも言えんのだろ
44 :名無しさんの冒険:2007/08/06(Mon) 02:47
>>39
いちばんベターなのは(1)としての土建でしょう。地方ではもうやるな、という
なら都市で集中再開発を行って働きに来てもらってもいい。経済学徒も都市集住を
進めるための都市大改造なら賛成するんでない?
往年に問題になった「出稼ぎ」にしろ、思い切って都市に生活の基盤を移せばいいの
に農地に縛られてそうできなかった労働者の問題と逆に捉えることも出来る。もちろ
ん現実には都市移住といっても難しかったのは分かるが。
(そこで出稼ぎも可哀想だから地方にバラ撒けばいい、と思いついたのが角栄)
45 :名無しさんの冒険:2007/08/06(Mon) 03:08
>>39
もちろん民主党案は(2)に近いので論外。ベターなのは自民党案(零細農家の失業
にどう対処するかとか、輸出なんて出来るわけないとかそういう点は除く)

>>41
「大きなツケ」といっても、日本は欧州やアメリカほど農業保護をやってきたわけ
でもないし、食糧輸出国として途上国に迷惑を掛けたこともない。「低い」自給率は
日本が自由貿易の利点を最大限に享受してきたことの裏返しでもある。もちろん保護
政策を擁護しているわけではないですよ。ただ欧米に比べれば本当はまだ状況はマシ
なのでは? 欧米の方が実は農業に固執して身動きが取れないのでは?
46 :名無しさんの冒険:2007/08/06(Mon) 03:16
>>42
ん? これから途上国も経済発展するので食糧の取り合いになる→日本も継続して
農業を行って危機に備えよ・耕作を放棄してノウハウを断絶させてはならない

とかいう話? それが事実なら農業への新規参入が今頃はドッカンドッカン来ている
はず。耕作放棄地も生まれないし外国人労働者を呼んでくることもないでしょう。
結局はそんなことは起こらないとみな薄々思っているし、実際にも起こらないだろ
う、ってことなのでは? 林業も似たようなことを言われていたけど全然駄目みた
いだし。林業に関しては「緑のダム」論もどこまで事実か? という問題もある
みたいだな。本当に保水・水源のために必要なら税金で森林の面倒を見る必要はある
だろうが・・・。

>>44
公共事業は雇用維持として考えれば「無駄」ではないでしょう。土建屋が多過ぎる(?)問題については、土建屋も抵抗勢力として排除されたからw、今後の成り行き
を見ないと何とも・・・ただマイルドインフレにならないと労働者の新しい産業へ
の移動なり、都市部への移動なりは円滑に行えないから、今現在で土建を切られると
苦しくなる人の方が多いはず。
47 :名無しさんの冒険:2007/08/06(Mon) 22:19
>結局はそんなことは起こらないとみな薄々思っているし、実際にも起こらないだろ
>う、ってことなのでは?

昔から口減らし、という伝統があって、食料が足りなければ人を減らす、
というのが昔からの人間の行動。今もそのとうり。
無駄でも山と積み上げなければ人は安心しない。
48 :名無しさんの冒険:2007/08/07(Tue) 00:51
>>47
(本音と現実)世界経済の発展に伴う食糧危機など現実には起こり得ない。
(建前)食糧自給率と地産解消の向上は素晴らしい(左右に共通するエコロジー
    的・食糧安保的な思想)
(理想)中国やアメリカの毒野菜・毒牛は食べたくない。有機農法は素晴らしい(中
    国はともかく、アメリカのBSE牛を食べた程度で本当はどうってことはな     い。BSEは家畜の歩留まりが減る畜産経営者だけが心配すればいいこと。
    有機農法は贅沢品でしかない。スローフードは反グローバリストの幻想)

この3つが混じり合っているのがややこしいのかなと。とりあえず(本音と現実)の
部分では農業に積極的な可能性を見出す人はとても少ないし、実際にそれは正しい
と思う。ブランド的な農産品で頑張れる人だけやればいいのではないか?
農業問題は市場開放についてこれない農家の失業問題が主な本質。その代案として
も民主党案は最悪だ。
49 :名無しさんの冒険:2007/08/07(Tue) 01:31
>>48

>(本音と現実)世界経済の発展に伴う食糧危機など現実には起こり得ない。

金持ちにとっては現状起こり得ないけど、食糧危機はありふれた現実だよ
50 :名無しさんの冒険:2007/08/07(Tue) 03:40
>>49
困った時の山形頼みw
問題は食料不足ではなくて貧困なのです。(The Economist Vol 376, No. 8440 (2005/08/20), "Economic Focus: Desititution not dearth," p. 53)

ttp://cruel.org/economist/famine.html

「ありふれた現実」としての食糧危機を救うには、

>必要なのは、たとえば公共事業で適切な賃金をもたらす雇用を提供するなどして、
>失われた購買力を回復させることだ。市場が重視するのは、必要性ではなく需要だ。>だが、必要性を感じている人々に十分な市場力を与えれば、あとは市場が面倒を見
>てくれるのだ。

>うまく条件を作ってあげれば、商人は偏狭なイデオロギーに左右されないから、た
>いへんに有益でコントロールしやすいし、面倒な作業もいろいろ引き受けてくれ
>ます。それをどううまく使うかというのが大事なのでございます。
51 :名無しさんの冒険:2007/08/07(Tue) 03:42
>>49
>>50を貼ってはみたけど、日本ではまだ鶴見良行みたいな人の影響力が濃いし、海外
の反グローバリストの言説もいまだに援用されている。要するに従属理論のまんま。

「もちろん実態に合わない市場原理の押し付けはよくないけど、市場とグローバリズ
ムは上手く使えば貧乏な人を助けることができるんだよ」程度の意見でも大学ではま
だまだ受け入れられないと思う(近経の国際経済学をやっている人は違うかもしれな
いけど)
自分の知り合いでアジアをフィールドワークして回っている人も少数民族の教育と経
済的な自立の必要性までは理解しているけど、一方でホワイトバンドやフェアトレー
ドをマンセーしたり反グローバリズムみたいなことを言ったり何だか怪しいんですよね。国際関係の学会ってみんなどんなことを喋っているんだろ? 社会学フィールド
ワーク系の人って近経畑の人とは話が合わないように思うんだけど。
52 :名無しさんの冒険:2007/08/07(Tue) 22:12
>>48

>(本音と現実)世界経済の発展に伴う食糧危機など現実には起こり得ない。

※貧困は決してなくならない。先進国並の食糧消費を全地球人口が享受することは
物理的に不可能。
53 :名無しさんの冒険:2007/08/07(Tue) 23:11
>>52
そこで「先進国が搾取したり無駄遣いしているから世界の半分が飢えるのだ」とか
なるのではなく、適切な食糧配分も市場を上手く使ってやらないといけないんだよ、
というのが経済学の教え>>50 なのではないでしょうか?
その過程で先進国の「食べ過ぎ」が抑制される状況はいずれ訪れるかもしれませんが。
54 :名無しさんの冒険:2007/08/07(Tue) 23:51
>>53

ビルゲイツやイチローが総取りする新自由主義で?!
55 :名無しさんの冒険:2007/08/08(Wed) 00:17
>>54
故意に>>50のURLを読まずに脊髄反射しているな。金持ちの「総取り」が問題だと
いうなら、再分配の仕組みを作るしかない。それは恐らくは何故か日本の市民派も持
てはやすNPO・ボランティア・寄付・チャリティや自発的なコミュニティの共生・
共助とやらではなく(共生だのなんとうさんくさい言葉!)、代議制と中央政府のス
タンダードな政策の中で作られるものではないだろうか?

ビルゲイツは稼いだカネで財団を作っているし、イチローもチャリティとかやってい
るから許してやれ(個人的には金持ちのチャリティに依存するよりも税金で取ってバ
ラ撒く方がマシだとは思うけど) ビルについてはよく知らないが、イチローはアメ
リカの巨大なショービズ・スポーツビジネスにおける成功者。彼の成功はあの産業
の仕組みに依存しており新自由主義とは無関係だろう。
またアメリカの金持ちの旺盛な消費(蕩尽とさえいえる無駄遣い)によってアメリカ
経済が支えられているのも事実のようで、それはそれで再分配の仕組みとして評価
していいのかもしれないよw
56 :名無しさんの冒険:2007/08/08(Wed) 01:00
>農業問題は市場開放についてこれない農家の失業問題が主な本質。

>必要なのは、たとえば公共事業で適切な賃金をもたらす雇用を提供するなど

>代議制と中央政府のスタンダードな政策の中で

公共事業=農業、じゃなぜいけない?
57 :名無しさんの冒険:2007/08/08(Wed) 02:17
>>56
民主党案のバカバカしさはとっくにガイシュツ。そのカネで土建でもやった方がまだ
いい(自民党がやってきたのがこれ) 地方が駄目なら都市部でもいい。都市再開発
や大都市間交通に対する集中的な投資なら経済学徒も納得するんでないの?

公共事業として農業を捉えるなら、環境とかそういう方向性で攻めるしかない。ただ
そこでも環境保護のために農業経営の維持が本当に必要なのかは何ともいえない。
水源・治水としての水田というネタなら、休耕田に水を張る自治体は既にある。後は
棚田保護に行政も補助金とか。耕作放棄地の景観問題・地力維持問題等は行政や大学
でも既に取り組んでいる。そういう所にもっとカネを出せというならそれは成立する
かもしれません。
里山についてはそもそも生態系としての里山を過大評価すべきでないという学者もお
り(宮脇昭)、環境として捉えるなら「里山の保護再生」ではなく潜在自然植生に戻
すための公共事業を行うという考え方ならあるでしょうね。実際に行うとすればこれ
は林業も含めての取り組みになるでしょうが。森林政策について曖昧にしてきたので
国有人工林維持の財源を作るために緑のオーナー詐欺が起こってしまったわけで。
58 :名無しさんの冒険:2007/08/08(Wed) 22:03
>>57

>民主党案のバカバカしさはとっくにガイシュツ。そのカネで土建でもやった方がまだ
>いい(自民党がやってきたのがこれ) 地方が駄目なら都市部でもいい。

土建については、効果が低いからヘリマネの方がましなくらいと言われているんじゃないの
都市再生にしても玉切れで、無駄に地上げに金がかかったり、日本橋みたいに橋一つに
ウン千億とか、費用対効果低くてさらに過密を招くとか。
地方は公共事業っていっても自腹分が問題で、経済効果無しで維持費ばかりかかるものを、自分が借金して作っていることにみんな気がついて拒否反応、予算通っても工事が
成されないのが現状でしょ。

ならヘリマネの方がよっぽどまし。
59 :名無しさんの冒険:2007/08/08(Wed) 23:35
>>58
だからといって農業へのヘリマネは社会に不公平感をもたらすと思うぞ。これが通る
なら他の貿易財産業はみな通ってしまう。
60 :名無しさんの冒険:2007/08/09(Thu) 00:30
>>59

輸出産業なんてダンピングが野放しなんだから、食料防衛の要である農業でやってなぜいかん?
も一ついうと、自由化開放の波は決定的なんだけど、セーフティネット無しの開放やって
また自国民を壊滅させる気か?
中小零細は、どんなに良い作物を作っても、農産物は非関税障壁が劇高で輸出はほぼ
不可能だぞ。
61 :名無しさんの冒険:2007/08/09(Thu) 01:00
>>60
食糧防衛ってのがまず幻想くさい。自由貿易は活かすべきで問題は結果としての失
業に対処すべしってことでしょう? これが好況時なら何も心配することはないんだ
けどねえ。失業率・景気の地域偏差はあってもどこかには吸収される。
要は民主党案に割くカネがあるなら土建で穴を掘って埋めれば済むんじゃね、ってことなんだけど。それと輸出なんかする必要はないからそんな前提を立てても仕方がない。
62 :名無しさんの冒険:2007/08/09(Thu) 01:09
穴を掘って埋めてれば気が済むんなら、田んぼでやっても同じじゃん・・・

それに、現時点の問題は失業より需要不足だろ・・・
63 :名無しさんの冒険:2007/08/09(Thu) 01:42
>>62
土建はともかく、なぜ民主党案はバカバカしいのか。
(1)消費者が買ってくれるか否かも分からない農産物を作り続けるだけで補助金が    もらえる可能性がある。これは飼料・農薬・農機具の業者への補助金に化ける。
(2)悪用(?)すれば流用して外国人労働者を入れることも可能になるのではない
   か? 比較劣位の貿易財産業に外国人を入れることの是非の問題にも繋がるので   は?
64 :名無しさんの冒険:2007/08/09(Thu) 21:54
(1) 差額分の価格保障だけど所得保障だから、高額所得者に対して保護を予定している
ものではないんじゃないか?周辺業界も補助育成のおかげで金融危機の時潰れかけた
ヤンマーにしろコマツにしろ中国特需で今天にの昇っているが。
さらに、安全な国産の流通を保障することは消費者利益にもなる。

(2) 都市集住で首都圏に金突っ込むのは経済効率にはいいのかもしれないが、すでに
東京都民の100人に1人は中国人という現状をどうみて農業のみを問題にするのか?
相続税を負担しない在日外国人は土地占有に関しては圧倒的に有利である。
さらに、自民党案の法人化を進めるほうが、コムスンみたいなのがリソースを食い散ら
かす危険性が大きいんじゃないか?利益を追求しなければならない企業が外国人を入れ
ない訳が無い。中小零細は労務管理の面で自分で動いた方が簡単なのも言うまでも無い。

つーかね、産業としての農業に何の未来も描けず期待もしていないのに、産業としての
健全性を強制するのはどんなイデオロギーなんだか・・・
65 :名無しさんの冒険:2007/08/14(Tue) 16:05
> 産業としての農業に何の未来も描けず期待もしていないのに
農業の事情はよく分からないんだけど、茨城県あたりの野菜農家も補助金で生きてるの?
66 :名無しさんの冒険:2007/08/15(Wed) 19:46
アフリカみたいな資源豊富な国々が成長して豊かになったら、中国のように資源を自国の消費にまわして外に出さないようになったりしないの?
その時、日本経済はどうなるの?
67 :名無しさんの冒険:2007/08/16(Thu) 18:57
もういいんじゃね?
東京に全部集中して、30階建ての農地でも作って自給自足してもらえば。

あいつらはほっとけ。
68 :名無しさんの冒険:2007/08/16(Thu) 23:37
>>66
エネルギーがはいってこなきゃ日本は滅びるでしょうな。
もっとも、そうなったらどの国も多かれ少かれ輸入に頼ってるわけだし、日本以外の国も混乱は避けられない。
http://www.iae.or.jp/energyinfo/energydata/data1014.html

もっとも、輸出国のほうだって誰も買ってくれなきゃ大いに困る。
だから「エネルギーがあるのに流通しなくなる」ということはない。

困ることがあるとすれば世界的な欠乏だが、
日本としては原発もっと作るぐらいしか手はないのではないかなあ。
69 :名無しさんの冒険:2007/08/17(Fri) 14:55
>>66
中国の外貨準備が猛烈な勢いで減少していくでしょうね。
70 :名無しさんの冒険:2007/09/14(Fri) 19:16
ホワイトバンドについて
http://www.hottokenai.jp/

フェアトレードとか、そういう眠たいことをいうやつらかと決めてかかってたけど、
主張を読むと、①途上国の債務削減、②ODAの増加、③先進国の農業補助金削減
だってさ。思ったよりまともだと思うんだけど。
71 :名無しさんの冒険:2007/09/15(Sat) 00:00
>>70
詐欺商法の宣伝乙
72 :名無しさんの冒険:2007/09/15(Sat) 00:52
>>71
ん? いや、俺は売っても買ってもないけど。少なくとも「フェアトレード商法」とはかなり違うよね。①は、イースタリーも指摘してたとおり、今まで効果なかったわけで、たぶん無駄だろうけど。

で、俺はホワイトバンドのやつらが、ちゃんと「日本でも農産物輸入自由化」を言い出すなら、バンドを買ってやってもいいと思ってるよ。付けないだろうけど。
73 :名無しさんの冒険:2007/09/15(Sat) 02:07
>>72

今更ホワイトバンド厨乙
てか書き込む前にググれ

http://whiteband.sakura.ne.jp/
74 :名無しさんの冒険:2007/09/15(Sat) 23:02
>>72
(1)は無駄。(2)はよく分からん。(3)についてですが、具体的にホワイトバ
ンド運動の人たちが「アメリカやフランスの食糧企業と農家のみなさん、我慢して
もう農業補助金を受け取らないでください」「他の仕事に移ってください」とか
運動しているのなんか見たことがないわけです(少なくとも日本人でそんなことを
言っている人はいないですねえ)
ましてや日本国内の農家に「堪えてつか~さい」と頭を下げて運動して回った人なん
か誰もいませんねえ。むしろエコロジーマンセーで「食糧自給率を上げよう」とか言
っている人たちに近いんではないかしらねえ。
75 :名無しさんの冒険:2007/09/16(Sun) 04:30
農業の補助金政策についてですが、いままで減反政策で作付け面積を操作し、補助金で生かしつつ農家に米の生産に集中させてきたっていう側面があるわけで、いきなり補助金削除っていうのは、農家にとってかなり厳しいと思うのですが、経済学的には現実的に考えると、農家の補助金政策で一番望ましいのがどんな方法なんでしょうか?
やっぱり、補助金なんて即刻なくしちまえっていうのが経済学の正しい答えなんでしょうか?
直感的に考えると、補助金を数年or十何年(?)かけて徐々に減らしていくっていうのが、農家への痛みに対してもいい政策なのではないかと思うのですが?
その辺の折り合いって、経済学では通常どうつけるものなのですか?
76 :名無しさんの冒険:2007/09/16(Sun) 10:43
>>73
「ちまちま募金しても埒あかないから、ロビイングで政府に金を出させよう」
ってのが元々の趣旨だよね。最初から貧困国に渡すことを目的にしてないわけだが。

>>74
> 日本国内の農家に「堪えてつか~さい」と頭を下げて運動して回った人

「農協」に対抗する圧力団体として、議員に圧力掛けようってことじゃないの?
まだ何かやったっていう話は聞かないから、オレも金は当然だしてないけど。
彼らのいう不公正貿易の是正ってのは、当然日本でいうと米とかをちゃんと輸入しろ
てことになるよね。そこまでNGOのやつらは分かってるのかどうか怪しい。

>補助金を数年or十何年(?)かけて徐々に減らしていく

当然、移行措置は必要でしょう。
他の産業への円滑な移行をはかる措置も。
77 :名無しさんの冒険:2007/09/16(Sun) 11:08
>>76

>彼らのいう不公正貿易の是正ってのは、当然日本でいうと米とかをちゃんと輸入しろ
>てことになるよね。

グリーンピースみたいな利用のされかたね・・・
78 :名無しさんの冒険:2007/09/16(Sun) 11:27
>>75
>その辺の折り合いって、経済学では通常どうつけるものなのですか?

「補助金は全て非効率だ」なんていう輩が苺にもいますが、それは経済学では
なくその人の主義主張です。その辺を混同しないように。

経済学で言えるのは、補助金・規制の要不要は外部性の存在とか、厚生経済学
の第二基本定理とかに拠っていますので、理屈ではっきりとこうだと言えるモノ
ではありません。

これらは規範的判断の範疇ですので、経済学では論点の提供のみで、答えは
民主主義的な議論などの政治的プロセスで決定されるものです。
79 :名無しさんの冒険:2007/09/16(Sun) 15:55
>経済学で言えるのは、補助金・規制の要不要は外部性の存在とか、厚生経済学
>の第二基本定理とかに拠っていますので、理屈ではっきりとこうだと言えるモノ
>ではありません。

外部性の存在とか、厚生経済学の第二基本定理は「理屈ではっきりとこうだと言えるモノ」
だと思うけど? 言えない例きぼん。

あと、市場への介入が必要な場合、規制より一般に補助金の方がましなことも
はっきりしてるだろう。
80 :名無しさんの冒険:2007/09/16(Sun) 16:46
>>79
細かい揚げ足取りばかりで斜め上なやっちゃなあ。

>これらは規範的判断の範疇ですので、経済学では論点の提供のみで、答えは
>民主主義的な議論などの政治的プロセスで決定されるものです。

と書かれている意味がわからんのか? 経済学に言えるのは「経済学ではこう言える
けど、それが本当に社会的に好ましいかどうかはまた少し違うんだよね」ってところ
まで。農業で言えば「今の日本では国内で自給率向上なんて別に意味がないけど、し
かし急に市場全面開放・補助金撤廃なんてのも無理なので、後はみなさんがお互いの
利害をよ~く考えて決めてくださいね」ってところまでしか言えないのでは?
もちろん「民主主義的な議論などの政治的プロセス」の中でも経済学的な専門知を駆
使して利害を考え抜くべきだ、とは言えるかもしれないが。
81 :ドラエモン:2007/09/16(Sun) 18:10 ◆va4qsJNk0c
>>80

>本当に社会的に好ましいかどうかはまた少し違うんだよね

その「社会的」ってのが問題ね。もし、論じているのが、所得だとか消費っていう経済的なもの
なら、経済学だけで「本当に社会的に好ましい」政策なり制度を論ずることは可能。というか、
経済学以外では不可能。

だけど、綺麗な段々畑の存在そのものが文化的社会的な価値があり、その維持に莫大なお金が
かかり、医療やら教育に割く分を減らしてでも意味があると国民が考えているなら、経済学が
出る幕は確かにない。

問題は「経済」なのか、その他の「文化価値」なのか?それを最初に明らかにしないと、こうい
う議論は不毛。医療も教育も戦争も同じ。
82 :ドラエモン:2007/09/16(Sun) 18:12 ◆va4qsJNk0c
>経済学が出る幕は確かにない

は言い過ぎた(笑)これこれの規模の段々畑を維持するなら、こういう方法(補助金なり規制な
り)を取るのが最も効率的って話は経済学でできる。
83 :名無しさんの冒険:2007/09/16(Sun) 20:25
>農業で言えば「今の日本では国内で自給率向上なんて別に意味がないけど、し
>かし急に市場全面開放・補助金撤廃なんてのも無理なので、後はみなさんがお互いの
>利害をよ~く考えて決めてくださいね」ってところまでしか言えないのでは?

外部性も厚生経済学の第二基本定理も関係ないやん。

市場全面開放・補助金撤廃を進めるペースをどのくらいにするといいかも、
経済学で答が出せる話だろ。
84 :名無しさんの冒険:2007/09/16(Sun) 20:55
>>83

全体主義でしか達成できない計画を描くことに何の意味があるの。(w
85 :名無しさんの冒険:2007/09/16(Sun) 21:12
「乳牛は乳が出なくなったら屠殺場へ送る。豚は八カ月たったら殺す。人間も、働けなくなったら死んでいただくと大蔵省は大変助かる。経済的に言えば一番効率がいい」、
86 :名無しさんの冒険:2007/09/16(Sun) 21:51
>>79
外部性は、それが問題として提示されるから外部性として認識されます。
そして、それは数式などで表すことができません。誰も問題としなければ
外部性は存在しなくなります。

厚生経済学の第二基本定理は、①各人の効用関数の形状と、②初期状態を
改善する交渉過程に依存します。交渉過程も①’各人の雇用関数の形状に
依存します。

理屈では「ある、無し」は言えますが、「具体的にどれくらい」というの
は誰にもいえませんよね。
87 :名無しさんの冒険:2007/09/16(Sun) 21:52
>>85
そうだね。天下り問題が解消してよいかもね。
88 :名無しさんの冒険:2007/09/16(Sun) 21:57
>>82
今回の参議院選挙における安倍政権の敗因の一つに、これまで個人に対して下りていた農家への補助金が、法人単位にしか支払われないように改革されたため、これまで自民党の支持基盤であっった農村の保守勢力が民主党支持へと動いたことがあげられることがありますが(実際、法人単位での補助金政策は、これまで個人で農家を営んでいた農民達が、結局複数集まり、農事組合を結成しただけで、その内実は実質組合運営のコストが増えただけで何も変わっていないという問題が指摘されています)、
まず、補助金による農家の大規模化、法人化への誘導というのは経済学的にスジのいい政策なのですか?
また、ドラさんが考える現在の日本における理想的な農業政策(補助金をどうするかも含め)はどのようなものですか?
ご教示いただければ幸いです。
89 :名無しさんの冒険:2007/09/17(Mon) 00:39
>>81
>だけど、綺麗な段々畑の存在そのものが文化的社会的な価値があり、その維持に莫
>大なお金がかかり、医療やら教育に割く分を減らしてでも意味があると国民が考え
>ている

スレチだが、wikipediaによると棚田なんかもうワサビの栽培ぐらいにしか使いものに
ならないらしい。経済学的には景観は正の外部性ということになるのでしょうが、実
際には観光でしかお金にならない(だから農村でもグリーンツーリズムとかやってい
るわけだけど) ただし観光といっても観光客が殺到すると皮肉なことに景観や自然
は簡単に踏み荒らされてしまう逆説がある(学者やジャーナリストは宮崎県の綾町
や尾瀬のような成功例だけ探してきますが)
景観保護(再生)とはつまりはお金にならないものを守ることにお金を突っ込む・あ
るいは開発しない代わりの地域振興策を何か用意してあげる(住民の他地域への移動
も含め)政策であるわけで、経済的に余裕のある社会でなくては不可能なわけです
が、ここがどうもいまいちエコ方面の人には分かってもらえないんだよねえ。
これは里山や森林保護(再生)も同じで、どの程度に守る価値があるかというと客観
的なデータを出している人は誰もいない(環境論者のデータはいまいち信用できない)もちろん水源保護などに必要だと言うなら行政がお金を出すべきですが(ボランティ
アで支えるなんてどうせ無理でしょう)、これも財政再建で絞られるという皮肉で御
座います。
エコ論者で「ガンガン成長してその余禄で景観を守ろうぜ」とか言っている人がいれば
見直しますが、自分は見たことがない。妙ちきりんな人ばかり。
それなら企業などがメセナ(宣伝)でやっている自然保護(再生)事業の方がまだ筋
が通っているとさえ考えた次第(こっちで稼いでこっちでお金にならないものをちゃ
んと守る。うむ、偉い偉い)
90 :名無しさんの冒険:2007/09/17(Mon) 01:22
里山って、明治以降にできたらしいよ。
その前は、天領だったり御領だったり、
棚田もほとんどが明治以降らしい。
そんなものに価値はないでしょ。
91 :名無しさんの冒険:2007/09/17(Mon) 02:24
>>90
例えば里山や棚田は水源や防災上の観点からの保護もよく訴えられているので、それ
が事実なら「価値はない」こともないんじゃないですか? 人工林も同様の理由で
よく保護が俎上に上がります。ただしそれなら行政がもっとお金を出すしかないでし
ょうけど、財政再建で滞っていますね。
仮に「価値がある」にせよ、景観保護(再生)も経済成長という余裕がなくては出来
ないはずなのですが、なぜあの類の人たちは成長が嫌いなのでしょう?
92 :名無しさんの冒険:2007/09/17(Mon) 10:28
>>82
>経済学が出る幕は確かにない
そうそのとおり。
郵政民営化のときでも田中なんかは反対のようで、経済学は人を惑わすだけ
93 :ドラエモン:2007/09/17(Mon) 10:50 ◆va4qsJNk0c
サンプル1で検証できるとは(笑)、経済学だけじゃなく統計学も無用らしいね。つーか、科学とか論理とか要らないんだろうねw
94 :韓リフ:2007/09/17(Mon) 11:36 ◆qgqXZWB30M
>>92>>93

いいかげんな主張といいかげんな解釈のサンプルにされるのはこちらも迷惑
95 :名無しさんの冒険:2007/09/17(Mon) 12:12
田中=韓リフなのか??
田中>韓リフ だろう
韓リフの脳内メーカーは自分でいっぱいなのか
96 :名無しさんの冒険:2007/09/17(Mon) 12:16
なにいってるのこいつ↑
97 :名無しさんの冒険:2007/09/17(Mon) 12:17
つーか、科学とか論理とか要らないんだろうねw=95
98 :名無しさんの冒険:2007/09/17(Mon) 14:03
>>89
棚田は崩壊の恐れがある急峻な斜面で事業を営み、メンテナンス費用を
民間の事業体が支出するという意味で、優れた民間活用であり、もともと
の天然自然な姿を変えてしまうという点で環境破壊活動でもあります。
今風に解釈するとねw

負の外部性も社会環境の変化で悪いものから好ましいものへと変わって
いく一つの例だな。
99 :名無しさんの冒険:2007/09/17(Mon) 14:23
>>82
そう。個人の主義主張(目標設定)と経済学的な方法論(手段の提供)は
区別して考えるべきだということ。

手段を自己目的化する奴とか、個人の主義主張に過度にこだわっている奴
は、経済学的な方法論を示すべき場所でも、統計で嘘をついたり、ご都合
主義の解釈丸出しになったり、そして科学で最も重要な反証可能性を捨て
さり相手を人格攻撃して排除しようとしたりしてしまう。

こんなこと、学部経済学の一番最初に、「経済学的思考法とは」という奴
で最初に叩き込まれているはずなのに、みんな忘れちゃう。
100 :名無しさんの冒険:2007/09/18(Tue) 02:25
>>93
その「サンプル1」をドラも認めているの?
101 :名無しさんの冒険:2007/09/18(Tue) 12:14
苺にはキチガイレベルの院生が1,2名粘着している件についてw
102 :名無しさんの冒険:2007/09/23(Sun) 21:10
犯罪者のホームページ
http://www.lastsong2007.com/regist4.php
103 :名無しさんの冒険:2008/07/20(Sun) 08:49
なぜ貧しい子供たちには、日本みたいに教育援助されないんですか??
104 :名無しさんの冒険:2008/07/29(Tue) 08:07
財源がないからと、独裁制だからだと思われます。