日本の教育問題とその改革

economy/0878 / 102 レス / 2004/02/13〜2004/12/13

1 :ペスタロッチ:2004/02/13(Fri) 21:40
日本の教育について考え、その問題点、原因や望ましい改革について討論していきたいと思います。

この問題、誰もが熱くなりがち。討論のためのルールを「リフレ政策」スレに準じて次のように設けるのはいかがでしょう。

<<スレッドルール>>
・論点提示者は「日本の○○教育には次のような問題があると考える.その根拠は……」とい
った定型的な提案をしましょう。つねにどの点が問題かを明確にしましょう。
例 初等教育、中等教育、高等教育のこういうところが問題である、その根拠は・・・などなど。
・討論参加者は、推論の正しさ(論理的欠陥がないかどうか)や実証的証拠(自分の経験か、うわさ話か、それとも一般化できる実証研究なのか、どこの国のどのような時期の事例か)、または前提とするモデル・理論を意識しながら議論をしましょう。
・マッタリいきたいと思います。煽りと思われた場合は「それは煽りです」、「それは荒らしです」とは
っきり指摘しましょう。煽りに対してはこまめに削除以来をしましょう。
・「だ・である」調、「です・ます」調の文体を用いましょう。
2 :ペスタロッチ:2004/02/13(Fri) 21:41
これまでの経過です。

461: 名無しさんの冒険  2004/02/08(Sun) 19:17
日本も若年失業率は10%こえてるね。
一応高卒になってるが実際通分も出来ないような
子供がコンビニの前に群れてるよね。
犯罪率も10年もあれば欧米並みに出来るかも。

462: 名無しさんの冒険  2004/02/08(Sun) 19:24
正月に田舎に帰省したとき、「街に恐そうな兄ちゃんがたむろするようになって怖い」
という話を聞いた。失業している兄ちゃんたちが集団で色々悪さしているらしい。

年寄連中のあいだでは「最近の若いものは!」と嘆く雰囲気になっているらしいので
「昔と違って、今の若い人たちの失業率は10%に上昇しているんだよ!」
と言ってやった。(ど田舎なのでおそらくその倍以上は失業している。)


463: 名無しさんの冒険  2004/02/08(Sun) 19:25
>>461
日本が伝統的に基礎的学力に重点をおいて来たのは悪くないと思う。
ところが個性尊重でイチローや松井、ビルゲイツを育てろなんて喧伝しだすし、な
んか最近変だ。そんなの読み書き算術が一通りできてから言えっての。
3 :ペスタロッチ:2004/02/13(Fri) 21:42
475: 名無しさんの冒険  2004/02/10(Tue) 12:00
>>463
世界に冠たる日本の初等中等教育に支えられてなしえた、
高度成長期以降の生産性向上…
…そして、それを無にしようとする愚民教育。

476: 名無しさんの冒険  2004/02/10(Tue) 18:25
そんな単純な話だと良いんだけど。
また従来の厳しい「詰め込み教育」に戻したら万事解決、というんなら簡単。
どうかわっていけば良いか誰もわからなくて試行錯誤してるのが現状でしょう。
「ゆとり教育」がうまく行かなかったのは事実で、後知恵でなんとでもいえるけど、
モデルの無い道だから。やけにならずにゆっくり新しい道を探すっきゃないだけ。

478: 名無しさんの冒険  2004/02/11(Wed) 07:04
そこで日本版バカロレアですよ。

479: 名無しさんの冒険  2004/02/11(Wed) 08:59
>>476
ずいぶんと前にNHKでやっていたフィンランドの教育改革は良かったよ。

480: 名無しさんの冒険  2004/02/11(Wed) 09:07
中学校で、日本なら大学でやるような「ゼミ形式」だった。
すごいし成果あがると思ったが、日本であんな少人数で手をかけてやるのは
現状だと無理だと思った。多分今後は「エリート中学」からあんな風になってくんだろうな。

フィンランドの「IT大国」って標語で作ったんじゃなく足腰から鍛えてるのがよくわかった。

481: 名無しさんの冒険  2004/02/11(Wed) 09:10
>>478
ああ、すりらんかが批判してたやつね。

482: すりらんか  2004/02/11(Wed) 14:41
多分そうかな.トラッキングとか能力別編成って実証的にはだめだめなんですよ.
意外と進路選択のシステムとしては従来の日本のどこからでもどこにでも進める
方式の方がよいとのこと.佐藤学かなんかがそう書いてたよ.

少人数教育については教員数としてはすぐにできるはず.授業を持っていない大
量の管理職教員がいる……校長・教頭だけじゃないんだよ.特に小学校は酷いと
いうことだ.
4 :ペスタロッチ:2004/02/13(Fri) 21:43
483: 名無しさんの冒険  2004/02/11(Wed) 14:44
教員の官僚化は末期的症状なのは知ってる。
となると民営化か?

484: 名無しさんの冒険  2004/02/11(Wed) 16:46
>>481-482
バカロレアって合格すると、どこでも好きなとこに進学できるという全国共通の国家資格なんじゃなかったっけ?
悪いやり方じゃないと思うけど。

485: 名無しさんの冒険  2004/02/11(Wed) 17:31
センター試験で2次がなしみたいなものでしょ。もともと共通一次のねらいはバカレロアだったからね。
しかし、バカレロアだけで好きなところに進学できたら、センターを受けた人たちで受かった人たち
全員が東大を目指すでしょ。そりゃあ、島根大学を東京大学島根校、都立大学を東京大学都立分校、
早稲田大学を東京大学早稲田校なんてすりゃあ、本郷だけに偏らないかもしれないが、もし誰もが東京大学本郷校を希望したならどうするんだろう。試験するしかないでしょ

486: 名無しさんの冒険  2004/02/11(Wed) 17:54
東大をグランゼコールにして一般の大学と分けれればいいだけじゃない。

487: 名無しさんの冒険  2004/02/12(Thu) 00:17
>>486 良いポイントですね。
フランスはそうやってアカデミックスタンダード維持してる
だけですよ。
東大を頂点とする入試は、なんと言うか日本の遺伝子に一種
組み込まれているので、これをなくそうというのは非現実的でしょう。
そもそも、なんでなくそうとするのか意図が不明。

もともとは、常に変化する科学技術への適正の選抜といよいよ乖離した
「奇問難問」とそれに対応した「詰め込み教育」「偏差値教育」がまづい、
って話から始まったんですが、そもそも東大の入試は「奇問難問」では
なかったし、各分野の才能をすくいあげる点で、うまく機能してましたよ。

488: 名無しさんの冒険  2004/02/13(Fri) 03:28
日本の入試の問題点は本番一発で結果が決まってしまうという選抜の方法と
その結果出てくる浪人の存在ではないでしょうか。浪人っていうのは社会的な
資源の浪費って気がする。
5 :ペスタロッチ:2004/02/13(Fri) 21:44
これで最後です。

489: 名無しさんの冒険  2004/02/13(Fri) 03:33
>>482
トラッキングとか能力別編成へのアンチテーゼとして総合選抜方式とか小学区制
とかが出てきたわけだけど、そういう政策の失敗は目に見えていると思うよ。
結局、家庭環境のいいものだけが私立に進んでしまったという意図せざる結果を
もたらしたという意味で。
必要なのは早い段階で実質的な能力別編成を行って下のクラスほど教員生徒比率を
下げるとかそういう手厚い資源配分をすることだと思うけど。

490: 名無しさんの冒険  2004/02/13(Fri) 03:53
「一発」でもかなりの好確率で才能を見分けられてきましたよ。浪人は無駄だと思うなら
止めれば良い本人の選択だから社会的に規制する事も無いでしょう。
日本の従来の高等教育の本当の問題は、入り口じゃなく中身。全然かねかけず手をかけず
安くあげようとした。入学後も法学部なんかでやってる入試の延長のような成績争いは
貧しい心を作り、国を誤る。

491: すりらんか  2004/02/13(Fri) 08:15
>必要なのは早い段階で実質的な能力別編成を行って
ところが,国際学力テスト(PISA)では上位8位までトラッキングシステムの国はなし.
アメリカの研究でも能力別編成が統計的に有意な影響力を持つという研究もほとんど
無し.2000年版の教育心理学ハンドブックでもことごとく失敗であったと結論してい
るのこと.(『習熟度別指導の何が問題か』佐藤学)
6 :名無しさんの冒険:2004/02/13(Fri) 23:14
教育問題についていえば、小学校、中学校、高校と行くにつれて、おもしろくなくなっていったような
気がするんだなあ。小学校だと教え方も丁寧だけど、高校になると予備校でアルバイトをしていて、
そちらに通って聞くようになんて言っている人もいた。授業は予備校とは違うんだよ。もっと親しみを
もたる教え方をしないといけない。高校の先生は小学校の先生とくらべて威張り過ぎだよ。

でも大学の先生は、それなりに学生と親しく接しているから許してあげよう。いい人が多い。

有為な人材として東大だけからしか官僚をとっていないみたいになっているが(細かなことはいうな。)
これはへんですね。いろんな考え方の人がいるし、事務能力が劣っていても性格のいい人とかいる
わけだから、早稲田や東北大あたりからももっと良い省庁はとるべきなんではないだろうか。(それにしても
早稲田の学生であれ東北の学生であれ、エリートぶる人たちはたくさんいるから、そんな人たちは嫌いだなあ。
大学の一年の時には、半年間、農村で稲刈り作業や工場労働を義務づけてみるのもいいのではないかなあ。自分
がエリートではないという謙虚さを与えるためにはなにか工夫が必要だね。)
7 :名無しさんの冒険:2004/02/13(Fri) 23:20
↑のようなどうでもいいことより制度の話をしましょうよ。
8 :名無しさんの冒険:2004/02/14(Sat) 01:52
教育の民営化の話が他スレにあったよな。
あれの中の意味のありそうなのコピペったらどうよ>>ペスちん。
9 :名無しさんの冒険:2004/02/14(Sat) 01:53
『国立大学法人と私立大学校法人に対する補助金格差は16倍』
これでは公正な競争など成立しない.明らかに,
国立大学法人は独占禁止法違反である。
直ちに排除勧告がなされるべきだ。
10 :すりらんか:2004/02/14(Sat) 02:02
ペスタロッチさん乙!
何を話題にしましょうかね.
11 :他スレから:2004/02/14(Sat) 02:15
話のスタートが変な気がするので、まず共通認識事項の確認から。
近代国家(社会)の維持に、科学技術のイノベーションの孵化器みたいな装置
が不可欠で、これは公共財だから、何らかの型で市場原理を補足して
維持する必要は誰も反対してないよね。
で、あとは国が税金で維持するか、それとも「受益者負担」という構造を作って
主に富裕層からのお金でまかなうかだよね。
アメリカが後者のモデルケースみたいなもので、いまブレアが法案を通した
ばかりのイギリスでは後者の方向に少しシフトしだしたわけだ。
注意してほしいのはアメリカでも州立大はおおいし、私立大にも税金が
大量に流れている混合システムだから、ここの民営化タリバン君のいうような
後者の純粋な型はそもそも存在しないこと。それはきちんと押さえてくれないと
議論にならない。
12 :続き:2004/02/14(Sat) 02:16
国が直接税金を投じる欧州大陸型の高等教育システムの、考えられる弱点は
「市場のニーズ」から乖離した「公共のためにならない公共財」が生産される危険が大きいこと。
いっぽうアメリカ型の「混合投資型」の考えられる弱点は、「受益者負担」の構造をつくり
上げるために、学資の支払いに見合う資金回収を保証する「資格システム」をせいびしなきゃ
いけないのだが、これが職能ごとの労働市場を大きくゆがめる可能性。アメリカは医者や特に
弁護士が多いおおい。また職能による階層分化と固定化がもたらされやすく、広いGene Pool
からの才能の吸い上げに支障をきたすおそれもあり。
13 :ここまでコピペ:2004/02/14(Sat) 02:17
経験的にいえば、アメリカ型の方が科学技術のイノベーションの生産性が
断然高かったから、そちらの方向に動くべきだというのは説得力ありそうだ。
さらに冷戦期のように究極兵器と言う公共財を生産しなければいけなかった
場合より、今の方がより「受益者負担」野比重を増すのが向いているのかもしれない。
ただし当のアメリカ様は逆の方向に行くのが確実。ブッシュの宇宙計画をみよ。
民主党になってもこれのなにがしかは残る。なぜならこれは一種の「帝国運営の
必要経費」でConspicuous consumptionであり、かつ兵器テクノロジー独占維持の
装置でもあるから。
14 :ペスタロッチ:2004/02/14(Sat) 02:47
寝る前にみたら、なんかいきなり論点でまくりですね。

「他スレ」からの論点は、ノイズが多くて読みにくいのですけど、みるところでは大学以上の高等教育の公共財としての必要性とその供給形態の話でしょうか。これはこれで面白そうですけど、事実認識としておさえなければならないことが多数ありますね。ちょっと整理していただけると助かります。たとえば、「経験的にいえば、アメリカ型の方が科学技術のイノベーションの生産性が断然高かったから」というあたりの実証例とか。箇条書きなんていうのもうれしい。

一方、すりらんかさんは「ところが,国際学力テスト(PISA)では上位8位までトラッキングシステムの国はなし.アメリカの研究でも能力別編成が統計的に有意な影響力を持つという研究もほとんど無し.2000年版の教育心理学ハンドブックでもことごとく失敗であったと結論しているのこと.(『習熟度別指導の何が問題か』佐藤学)」という実証例を出しておられる。これは中等教育まででしょうね。

この点について、何か研究方法やデータについて反論があるならば、それをまず受け付けるというのはどうでしょう。なければ、これを共通認識事項にする。それで、「定型化された事実」(もどき)1と認定したりする。ちなみにこの場合の学力はどういうものですか?
15 :名無しさんの冒険:2004/02/14(Sat) 02:49
アメリカの場合、アメリカ型がイノベーションの生産性を上げた結果今のアメリカがあると考えずに、
第二次世界大戦でヨーロッパから優れた研究者が山ときたことと、その後、ヨーロッパ以外の国
から留学生が山と来て、中にはアメリカに残る人たちがいたから今のアメリカがあるということでは
ないのか?
16 :名無しさんの冒険:2004/02/14(Sat) 02:58
あの、別に他分野見なくてもこの板に登場する経済学の主要な研究者が
どこにいるか考えて見てください。新旧の移民が多いのは事実ですが、
彼らがどのような研究教育インフラのもとで業績を積み上げてるか
考えてみてください。
17 :名無しさんの冒険:2004/02/14(Sat) 03:00
このスレを読んでいるとかなり読みにくいなあとおもう箇所がある。
たとえば、ノイズが多くて読みにくい→余計な事を書いているので読みにくい
大学以上の公共財としての必要性とその供給形態→大学以上の学校が高等教育として公共性を
持つという重要性とどのように教育サービスが提供されているか
事実認識としておさえなければならないことが多数→事実として認識しておくことが必要な多くのことが

なければこれを共通認識事項にする・・・おいおい、データについての反論については、素人だから
これこれの事実があると誰かが言ったところで検証しようがないんだよ。データにはいろんな解釈が
あるだろう。
18 :名無しさんの冒険:2004/02/14(Sat) 03:03
↑全体がノイズとでも言うべき意味不明な文章
19 :名無しさんの冒険:2004/02/14(Sat) 03:21
意味不明ならどこが意味不明か言えば説明するけど、つまらないのでこの文章を書いておしまいにしよう
20 :ペスタロッチ:2004/02/14(Sat) 08:31
おきてみたら、批判が・笑。

では、実証例については単に<実証例1>と番号をふっておくだけにしましょう。もちろんいつでも反例をあげられるようにしておきます。私としてはこういう例がいくつかあがるとうれしいですね。

<実証例1:すりらんかさん提供>国際学力テスト(PISA)では上位8位までトラッキングシステムの国はなし.アメリカの研究でも能力別編成が統計的に有意な影響力を持つという研究もほとんど無し.2000年版の教育心理学ハンドブックでもことごとく失敗であったと結論しているのこと.(『習熟度別指導の何が問題か』佐藤学)」
21 :ペスタロッチ:2004/02/14(Sat) 09:11
あと教育経済学の実証研究展望としてこんなところはどうでしょうか。
小塩 隆士(東京学芸大学教育学部助教授)
妹尾 渉  (大阪大学大学院経済学研究科博士後期課程)
「日本の教育経済学:実証分析の展望と課題」
http://www.esri.go.jp/jp/archive/e_dis/e_dis070/e_dis069.html
ここから実証例をいくつか引っ張ってくるというのも良いかもしれません。
22 :すりらんか:2004/02/14(Sat) 14:22
あと,僕としてはあんまり大学以上の教育システムについては興味ないん
です.あとエリート教育系も(ただ研究系スーパーエリート校は国策的に
作ってもいいと思うけど).基本的に18歳以上はなにもかも自己決定・自
己責任すればよい.問題は本人ではなく親が判断する割合の強い段階での
教育の方.
23 :名無しさんの冒険:2004/02/14(Sat) 14:31
大学以上は教育システムというより研究システムの話でしょう。
24 :名無しさんの冒険:2004/02/14(Sat) 14:35
初等教育では、まず読み書き算数だけど、算数はともかく
日本の場合は、読み書きに結構多くの時間を割かないといけない。
いわゆる「詰め込み教育」というのも、漢字仮名まじりの正書法を
教育するのに「とりあえずかなり多くの事を覚えさせる」という
必要から生じた部分が多いような気がする。
25 :名無しさんの冒険:2004/02/14(Sat) 20:35
>>24
> 日本の場合は、読み書きに結構多くの時間を割かないといけない。

それって、いつも疑問に思うのですが、実証研究があるのでしょうか?
漢字を覚えなきゃって話ですよね。でも読み書きの段階では、
英語圏でも単語の綴りや発音の対応を覚える必要があるし、漢字や熟語を覚えるのと
英単語を覚えるのと、そんなに負担が違うとは思えないのですが
いかがでしょう。
日本語は音声の負担の方が大きいような気がします。単純にローマ字式の
発音では日本語らしく聞こえず、かなり文脈や単語におうじて異なった
発音が行われています。外人の日本語が外人発音になるのもその辺が
理由だと思いますが、これは余談。
26 :名無しさんの冒険:2004/02/14(Sat) 21:20
日本語の発音が難しい?何の話でしょうか?外国語いくつご存知ですか?

漢字の習得のムヅカシさに関しては、たしか新聞がある程度読めるまでの
学習時間の国際比較とかどこかにあったような。漢字圏の国が突出してた。
27 :名無しさんの冒険:2004/02/15(Sun) 02:16
日本語の発音をネイティブなみにこなすのはかなり難しいです。
たとえば「難波」はNanbaではなくNambaです。「リンゴ」はlingoです。
英語より音素の数は多く、不規則に変化します。だからそれを
日本語ネイティブの子供が覚えるのはかなりの負担ではないかと思います。
音素が多いと思われているはずの外人が、なかなかネイティブらしい日本語の
発音をできないのはその辺に理由があります。
28 :名無しさんの冒険:2004/02/15(Sun) 02:35
???
音素の数から言って日本語は少ない方です。(英語も少ない方ですが。)
日本人がフランス語なりロシア語なり中国語学んでネイティブの発音に
なるのはほぼ無理です。それは音素の多寡ではなく音素とその組み合わせの
原理の相違です。
29 :名無しさんの冒険:2004/02/15(Sun) 02:42
多分27さんは言葉が不足で、おっしゃりたいのは日本語の
アルファベット化は無理ってことでしょう。

そりゃ英語に用いられてるアルファベットのセットだけだと
無理でしょうね。各国ともたくさん記号を追加してやってます。
極端な例はスラブ系の多くの言葉、さらにはベトナム語とかを
ラテン文字セットで表記するには多くの補助記号がいります。

だからもし「日本語の表音かは不可能で漢字仮名まじり文
(漢字の読みの複数セット付き)が日本語のオプティ丸な表記である」
という主張なら、それはおそらく過ちです。

でも私もべつにローマ字かを主張してる訳ではないです。表記がオプティマル
で習得が易しいのと、文化の継承性では後者の方がずっと大事ですから。
30 :名無しさんの冒険:2004/02/15(Sun) 02:47
私の言ってるのは単に、日本語の現状の正書法の習得には表音文字ベースの
言語に比して、多くのエネルギーと時間がかかり、これが日本の教育のいわば
遺伝的基礎形質を形地図食ってる、という仮説です。「9x9」なんてのも日本の
生徒にはお茶の子さいさいですよね。
「水準の高い初中等教育」もその結果だと考えられない事もないと思います。
31 :名無しさんの冒険:2004/02/15(Sun) 03:08
元に戻すと、

>>30
だから、その辺の実証研究はあるのかな、って思うわけです。

>「水準の高い初中等教育」もその結果だと考えられない事もないと思います。
だって、そういわれればそうかな、とも思うし、エネルギーと時間をとられるのなら
逆に無駄なことやっているわけですよね。

無駄なエネルギーを注ぐってことでは、たとえば、日本の高学歴の研究者ですら、
英米の研究者が外国語を勉強しなくてもいいっていう点に不満を抱くわけです。
対等じゃないだろって。もし日本語の習得が面倒であれば、やらない方がいいわけです。

こういう議論は昔からありますが、本当かどうかっていうのは疑問ですよね。
台湾人は日本人より賢いですか、大陸中国と台湾は?韓国は?って考えていくと
実証研究の結果を知りたいと思います。
32 :名無しさんの冒険:2004/02/15(Sun) 03:16
だれか、実証的教育学か言語学の専門家はいないのか、ゴルア。
33 :名無しさんの冒険:2004/02/15(Sun) 03:27
それはそう簡単に結論出る問題じゃないから、仮定。

ただ人間の能力は「トレーニング」で上がるのは脳とて同じで
幼少時代の脳への負荷は良い効果こそあれ、「無駄」とは思いませんが。
英語の教育がうまく言ってないのは、子供の能力が難しい日本語の習得で
飽和したからではなく、英語教育のシステムの欠陥ですよ。
もっとはっきり言うと、英語しゃべれない先生が英語教えてるのではだめでしょう。
34 :名無しさんの冒険:2004/02/15(Sun) 04:11
>>33
あたり.
英語しゃべれない先生が英語教えると、へんな発音が先に頭に入っているから
本当の英語を聞いたときに邪魔になる.
外国語はネイティブに習うのが基本.
海外で日本人に英語を習ったというと、みんな驚くよ.冗談だろってね.
35 :名無しさんの冒険:2004/02/15(Sun) 06:25
>>33
> 人間の能力は「トレーニング」で上がるのは脳とて同じで

いやいや、それですらほんとかどうかは怪しいと思いますが、保留。

> もっとはっきり言うと、英語しゃべれない先生が英語教えてるのではだめでしょう。

このへんは正直に言ってよくわからないです。

ただ、習熟度別クラスですら実証的には効果が不明だし、教育の問題は
直感的に判断を下すのが難しいですね。ただ、漢字仮名交じり文の勉強が
オーバーヘッドなのかどうかっていうのは、昔からいわれてきたことだし、
それのみに限った場合、実証的研究がないとは思えないのですが。
ここに教育学の専門家はいませんか?

>>34
申し訳ないんですが、ちょっとだまっててもらえますか?
英語を聞く話す話はしてないんです。読み書きの話です。
それにどこの海外か知りませんが、日本人に英語を習っていると
聞いてもだれも驚かないです。驚くのは6年間習ってもあまりはなせない
ってことにです。まあ、韓国人も一流大の人以外はほとんど
英語はなせないので日本だけの問題じゃないですが。
36 :名無しさんの冒険:2004/02/15(Sun) 11:22
>24
カナ文字論者とか、ローマ字論者とか、もっと平たく言えば、漢字制限論者だな。日本
語論だと、こういうのが結構多いのだが、経済学的な観点から、こういうことをはっきり
言うのは、結構珍しい気がする。日本語論者の場合は、教育のコスト論ではなくて、外
国人にとって易しくない日本語という理由が多いのだが。

しかし、英語の方が、教育のコストが低いかというと、英語の場合は、テクニカルターム
は、ラテン語、ギリシャ語起源が多いので、そういった素養がない人にとっては、分から
ない言葉であることには変わりない。日本語がそれほど、効率的でない面は存在するけ
れど、漢字が自然科学受容においてそれなりの役割を果たしたことは否めないだろう。
37 :名無しさんの冒険:2004/02/15(Sun) 12:54
↑話の流れが読めていない?
24は制限論者じゃなくて、漢字の負荷が「世界に冠たる」日本の
初中教育作ったという説。つまりアンタと基本的に同じ。

問題は実証。
38 :名無しさんの冒険:2004/02/15(Sun) 14:00
>>37
そういうことですね。
漢字仮名交じりは難しい->効率的な勉強が不可欠->(暗記中心で効率よい)日本の教育制度ができた?
という流れがあるのかどうかですね。で、それぞれの部分で実証が必要です。
実際、漢字圏では教育熱心なことが多い気がしますし、直感的にはあるかもしれない
という気がしなくもないです。
でも、言葉の経済を考えると、どこでも言葉の難しさは同程度なのかなとも思います。
英語は単語数が多く読みも不規則ですが、格や時制や性別はおおらか。
仏語は単語数が少なく読みも単純だけど、格や時制や性別は細かい。
というような感じで。
39 :名無しさんの冒険:2004/02/15(Sun) 14:28
言葉はトータルでみてどれも同程度の難しさになるというのは、経済学的、というか
ゲーム理論的にはもっともらしい仮説ですね。そうでないとCompetitivenessに
差が出て、効率の悪い方は変わるか排除されるかだと。

ただ日本(さらには韓国、また本家の中国)の正書法システムが現在では
非常に特異な、アルカイックな形態と通常されている「非表音文字」で、
これの習得にかかる時間が表音システムより長いのは実証済みと思います。
ソースは手元にはないですが、探してみます。(教育学の専門家いたらお願い)

漢字圏と非漢字圏の比較がもっとも直接にできるのが、150年ほど前に
漢字をラテン文字に置き換えたヴェトナムの例で、これは非常に興味深い
研究対象ですね。

タイに行って、ヴェトナムにいくと、ベトナムでは「インドシナ風」の表層の下に
「東北アジア」のメンタリティーが色濃く流れていて、我々に「理解」
出来る部分がおおいです。彼らが強靭な戦士なのは先の戦争で証明済みですが、
一般に非常に勤勉で初等教育は充実しており財政的現状を考えると驚異的です。
(数学オリンピック上位の常連)

ただここでも「文化」の分離が困難で、これの漢字との連関は、両方にとれます。
40 :名無しさんの冒険:2004/04/26(Mon) 12:08
能力別編成を推し進めたい人たちの中には、
「バカと一緒にいるとバカになる!」
と信じている人が多く含まれているように思う。
41 :名無しさんの冒険:2004/04/26(Mon) 14:07
韓国の愚は犯してはいけないな。外来語や英語は禁止していないのに、
漢字を辞めてしまった。おまけに、それに呼応して、日本国内の在日
韓国人も自らの名前を公に使うときに、例えば税務深刻などのときに
漢字名ではなくて、ひらがなで申告するようになった。そういう運動
がある。

本当は、韓国人や朝鮮人は中国がきらいなんだ。いや、中国文化を切り
捨てようとおもっている。
42 :名無しさんの冒険:2004/04/26(Mon) 15:10
>>41 うるさいなあ。関係ないだろ経済に。削除依頼ね
43 :名無しさん:2004/10/25(Mon) 23:24
1 政界(国政)資産持投資家 裁判官 事務系キャリア
・・・・・・・・・・・支配者ライン・・・・・・・・・・・・・・・・
2 外交官 事業家 検察・弁護士 大病院開業医 有名大著名教授
・・・・・・・・・・・アッパーライン・・・・・・・・・・・・・・・・
3 キャリア技官(国立研究所含)日銀 一般教授 出世助教授
・・・・・・・・・・・エリートライン・・・・・・・・・・・・・・・・
4 優良業界優良企業(幹部候補)公認会計士 パイロット 都会勤務医 大手メーカー出世頭
・・・・・・・・・・・プチエリライン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5 先行き明るい安泰業界<日本経済牽引力>(大手幹部候補・理系)まだいける電通博報堂 IBM 弁理士 一般勤務医 キー局テレビ 下端官僚 ソフトバンク 日経 ミツビシモータース20代
・・・・・・・・・・・安心ライン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6 その他(先行き不透明な大手商社・金融含む) 大学教員(少子化) ミツビシモータース30代
・・・・・・・・・・・餓死ライン・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7 ニート53万人 ミツビシモータース40代~
44 :名無しさんの冒険:2004/10/26(Tue) 19:26
あまりに物を知らなさぶりにあきれるしかないんだが、とりあえず
3の「一般教授」と6の「大学教員」は重複してるんじゃないかね。

ところで、能力別編成を持ち上げる人は、有為な子供の能力がスポイル
されることを恐れているだけで、トップさえ伸びれば成績下位の行く末が
どうなろうと気にしてないんじゃないですかね。そういう人に対して
平均的に効果がないことを指摘しても、耳を貸さないような気がします。
45 :名無しさんの冒険:2004/11/19(Fri) 09:12
いまや経済学部には
数学と英語は必須で物理・生物・化学・地学の基礎知識まで必要としている
純文系と社会学系の違いが顕著に現れる一例だ
46 :名無しさんの冒険:2004/11/19(Fri) 12:38
経済で化学が必要ってどんなとき? 経済学は数学を理系並みに駆使するという以外は
他の社会科学・人文科学とそんなに違わないだろ。人文系でも心理学の一部は既に内容では
理系そのものだし、上に挙げたどの分野も必要としない文系なんて存在しないよ。
だから大学に教養課程があるんじゃないの?
47 :名無しさんの冒険:2004/11/19(Fri) 14:14
>>46
関係ないが、何で人文「科学」って呼ぶのか不思議。
科学じゃないし科学になりたがってもいないだろ。
英語が常に正しいとは思わないが、「科学」という
概念自体輸入物だからして見ないのも変なので見てみると、

自然科学/社会科学/人文科学→Science/Social Science/Humanity

(自然)科学っちゅうもんをなめてないか?並べたときに語呂がいいから
「科学」ってつけてるだけだったりして。
48 :名無しさんの冒険:2004/11/19(Fri) 14:25
そういえば文科省の区分で「社会科学」ってなくなるらしい
人文科学に一本化らしいよ……宇津
49 :名無しさんの冒険:2004/11/19(Fri) 15:47
1)定年後再就職制度を廃止する、それ以降に働きたいものは、評論家か著述業を営む。

2)語学や工学の分野は、論文数ではなくて、その実力順に待遇をする。外国人語学講師は、移行措置として、教授会オブザーバー参加の教授身分に全員昇格させる

3)TOEFLのスコアで(旧TOEFLで言えば)600点未満のものには、外書講読の受け持ちや学術書の翻訳作業には携われない制度にする。この線引きは特に重要。
50 :名無しさんの冒険:2004/11/19(Fri) 16:28
>>43
大学の教員についてわかってないなぁと思うのは、
有名大で低賃金&経営状態悪なんていくらでもあるんだよね……
募生状態も別に偏差値順じゃないし。
さらに講演収入についても大学のランク・研究業績との相関は大して高く
ない(官庁仕事は連動するけどこっちはペイ悪し……日銀はいいらしいの
でマクロの人がうらやましすぃ)
51 :名無しさんの冒険:2004/11/20(Sat) 09:53
金融・経済研究員の募集について
http://www.boj.or.jp/recruit/recruit58.htm
52 :名無しさんの冒険:2004/11/20(Sat) 12:27
地方における公立と 都市部とりわけ東京都における公立と私立の対立は…
あまりにも世界が違いすぎるように思う。
自分は地方ですが、公立は人に非ず、という雰囲気は皆無でむしろ私立が弱い。
私立崇拝の空気は皆無で、それぞれの県に一高級の公立高校(秋田高校だとか仙台一高とか)があって、これがトップという県の方が多い。

いっそのこと、東京教育省と日本文部省に分割してみたらどうなのかと考えてしまう。
これって、小泉デフレ内閣の地方分権と言ってることは同じなのかな
53 :名無しさんの冒険:2004/11/21(Sun) 01:17
スーパーハイスクールを設置したり、公立進学校の再建に労力を費やすよりも
都道府県レベルでスーパー・プレスクール(予備校)を作った方が効果的なのでは?
放課後や土日、長期休暇の時期に、
全域から生徒を集めて既存の名門予備校や名門私立高校でさえも及ばない、
ふんだんに金をかけた質の高い実験授業を提供する。
優等生にとっては人脈作りにも役立つ。
54 :名無しさんの冒険:2004/11/21(Sun) 01:28
学校制度自体もう必要ないでしょ。
義務教育は必要だけど、それをやる主体は学校である必要はない。
塾やNPOで半分以上のシェアがあってもいい。
箱物行政で馬鹿げた建物がいっぱいあるが、再利用でその中に複数
の塾やNPOがひしめいていてもいい。
55 :名無しさんの冒険:2004/11/22(Mon) 09:22
>>54
学校法人ってNPOじゃないの?
56 :名無しさんの冒険:2004/11/29(Mon) 20:19
今夜21:00たけしのTVタックル「ゆとり教育崩壊の弊害働かない若者急増中!!教育は強制か!?三宅vs森永珍説で激論バトル」があるよ.
古典派経済学の教えによれば,競争原理を導入すれば全て解決されるはずなんだけど,
どうもこの問題に関しては上手く適用出来そうにない.

なぜなら彼らの価値観の中核はゲームとしての競走に勝つことではないからだ.むしろ,
競走によって得られるものが競走によって失われるものに比して小さ過ぎると考えている.
高度成長期の時代の価値観はもはや通用できない.
我慢して競争していればそれなりに皆が報われるという時代でもあるまい.

競走は経済社会を機能させるツールに過ぎないのであって
それ自体は人間の絶対的価値観の本質でない.さらには,
人間の多様な価値観の存在は個人間効用の異質性を証明している.
このライン・オブ・アタックでは上手くいかない.
57 :名無しさんの冒険:2004/11/29(Mon) 22:12
まぁ基礎学力の向上に個人間の競争原理を導入してもあまりうまくいかない
それしかパカランかったぞ

sin,cosでヒンズー語は面白かった!
集積点とか広義固有空間だったら宇宙人語になるww
58 :名無しさんの冒険:2004/11/30(Tue) 00:19
教育に関しては、そもそも改革すべき対象を根本的に間違えていたんじゃないかな?
教育改革と言えば初等中等教育の話になりがちだが、そもそも日本の初等中等教育は
決して劣ったものではなかった(むしろ素晴らしい成果を挙げていた)のにも関らず、
「画一的教育はダメだ」とか、「15の春を泣かせるな」とか「ゆとり教育だ」とやって
しまったのが間違いの元だったんじゃないの?
要は、別に改革する必要の無いものをいじくり回しておかしくしてしまったというわけでさ。

日本の教育の中で本当に改革の対象になるべきものは、そもそも初等中等教育ではなくて、
高等教育(及び研究)だったんだろうて。
59 :名無しさんの冒険:2004/11/30(Tue) 02:37
日本経済研究 No.46
数学学習と大学教育・所得・昇進 ―「経済学部出身者の大学教育とキャリア形成に関する実態調査」に基づく実証分析
浦坂純子 西村和雄 平田純一 八木 匡

この研究についてだれか解説してください。
60 :招き猫:2004/11/30(Tue) 09:21
>>58
>日本の初等中等教育は決して劣ったものではなかった(むしろ素晴らしい成果を挙げていた)
標準的な評価の仕方ではね。個性的な人材、独創的な発想というものを考えたときには
詰め込み型の教育では、才能が枯れてしまう。宇多田ヒカルや宮里藍のような、天才的
な人材育成は、決して詰め込み型教育では生まれてこない。

高等教育を変えるためには、初等中等教育から変えないと行けない、というのが結論だ
ったのさ。
61 :招き猫:2004/11/30(Tue) 09:54
>>55
学校法人は非営利法人という意味では、広義のNPOだろうな。

大学入学のための学力という意味に教育を限定するであれば、非営利の学校より、営利
の「塾」のほうが効率が良いというのが、結論として出ているんじゃないかな。
もちろん、世界的コンクールに合格するための音楽教育や、オリンピックで優勝するた
めのアスリート育成も、個人レッスンも含め、営利組織が有効だ、というのは明らかで
はないか?

ただ問題は、それを持って「教育」と言えるのかどうか、だろう。
62 :名無しさんの冒険:2004/11/30(Tue) 12:18
>>60
個性的、独創的な人材の育成を!!とか言うけどさ。結局それをするには
限られた人間に資源を集中投下するしかなくなると思うのだが。広く浅く
均等に資源ばら撒いても独創的な人材なんて出来ないでしょ(宇多田ヒカ
ルが天才かどうかは別として、アレ育てんの滅茶苦茶金かかったと思うし)。
そして、その投下先は素質のある人間、が理想だろうが、現実的には金持ち
の子弟にお金が行くのはやむをえない(客観的に素質なんて見抜けないし、
仮に見抜けたとしても金持ちが子弟の教育に当てようと思っていた資源を
剥奪して赤の他人に割り当てるシステムなんて日本ではちょっと考えづらいし、
さらには悔しいかな、幼少時からいい環境で育った人間の方が将来の可能性も
大きいのは事実だし)。それでいいの?個人的には、日本の初等教育はかなり
頑張ってたと思うんだけど。
63 :招き猫:2004/11/30(Tue) 15:14
>>62
限られた人間(誰に=A)に(誰が=B)資源(どのような=C)を集中投下するか、
という問題が起こっているんじゃないのかな?

B は簡単だな、負担は誰が持つのか、公的部門か、親かだから
C 結局、ここの選択権をAが持つのか、親が持つのか、ということだろうな。
もしくは、両者の意志決定に齟齬が出た場合の、仲介に第三者が介入するか。

Aが一番の問題で、親がその投下資金の負担を行う場合は自己責任として、問題は少ないが、公的部門が行うためには、何らかの外部評価が必要となる。まぁ、今でも定員が少ない優良な教育を行う国立大学入試というのが、その外部評価の一つではある。

結局は、十把一絡げの教育というものが、もっときめの細かい教育へとニーズが変化し
てきていることへの対応なんだろうと思う。試行錯誤が必要だろう。
64 :招き猫:2004/11/30(Tue) 15:28
こういう議論も参考として、読んでおく必要があると思うよ。
私の教育改革論:学校を「群れ遊ぶ世界」に--丹波の森公苑長・河合雅雄さん
http://www.mainichi-msn.co.jp/search/html/news/2004/11/29/20041129ddm004070093000c.html
> サルの研究で有名な実験があります。赤ん坊を隔離して飼育すると、栄養を与えれ
>ば立派に成長する。でも、そういうサル同士を一緒にしても、お互いにどうしたらい
>いのか分からず仲間作りが出来ない。性行動も子育てもできない。社会関係は群れの
>中で学習するんです。成長に何が一番大事かというと、サルの研究では「遊び」です。
65 :招き猫:2004/11/30(Tue) 15:34
>少子化というと、労働力や年金の話になるけど、子どもの成長にどれだけいびつな環
>境かという方が大きな問題です。少ない子どもをどう育てるかという革命的な戦略が
>必要なんです。いまの教育は大人が「教える」側面が強すぎる。子どもを育てる培地
>を作り、子どもが自律的に「育つ」ことを大事にすべきです。
66 :名無しさんの冒険:2004/11/30(Tue) 15:37
初等中等教育からではなくて、高等(high school)教育からでも、人は一人の優秀な先生
さえいれば変われるのだというアメリカでのバイブル的存在の映画『Stand and Deliver』
を見てちょ。
67 :名無しさんの冒険:2004/11/30(Tue) 15:38
アンチテーゼの『23分間の奇跡』もなw
68 :名無しさんの冒険:2004/12/01(Wed) 07:49
経済全体の厚生水準を維持しようと思えば平均的にそこそこのレベル保つ必要あるんじゃない?
1人の独創的人材と99人の低レベルな人材で成り立つ社会と、100人の平均的能力の人材で成り立つ社会と、どっちがマシか?これって経済構造の変化に関係なく常に成り立たないか?
69 :名無しさんの冒険:2004/12/01(Wed) 13:17
>>63
誰がお金を落とすか、というよりどんな配分メカニズムを作るのか、
という方が正しいだろう。教育は現役世代から将来世代への所得移転
なわけで、何らかの評価基準に照らしてそれを家族でやるのが効率的
なのか国でやる方が効果が出るのか(大学の奨学金なんかまで含めれば
財団とか大学自身とかいろいろあるな)、という。家族でやれば偏りが
大きくなるし、国がやるなら国がやるで分配ルールの設定(含子供の
評価)が難しくて、結局何も考えずに均等にばらまくことになりがち。

教育に市場メカニズムを入れよう、なんていうと耳には心地いいけれども、
子供が自分自身でお金を稼ぐわけではない(少なくとも初等中等教育では)以上、
それをやったときにどんな分配メカニズムが出来上がるのか、ということには
注意すべきだと思う。塾とか民間の機関を入れた結果、市場メカニズムにより
柔軟な配分が可能になる、どころか家族による硬直的な分配メカニズムがますます
強化されつつある、というのが現状なのかな。
70 :名無しさんの冒険:2004/12/01(Wed) 15:03
>>69
配分(allocation)と分配(distribution)が混在している悪寒。
この場合は前者が正しいんだっけ?
71 :msesson:2004/12/01(Wed) 19:03 ◆Oou4EmO3lc
「ゆとり教育」では盛んに「個性を伸ばせ!」と言われるが、ようするに天才
教育をやろうとしている。

 でも、国民の大部分は凡人ですから・・・残念! 文部科学省寺脇氏斬り!!!
72 :名無しさんの冒険:2004/12/01(Wed) 19:12
71の言うのが実は結論に近いんじゃないか。
日本の教育なんて圧倒的多数の人にとっては、詰まるところ企業内訓練に
すんなり入るための事前準備なわけだから、画一的教育だろうとなんだろうと、
基礎学力を失しないことに重点を置くことが一番大事なんじゃないか。
73 :名無しさんの冒険:2004/12/01(Wed) 19:33
>>72
そうだな。
天才教育でごく一部の人間を育てたとしても、一方でろくに日本語も使えないおバカな香具師を大量生産してたら意味ないよ。マジやばい状況が出来つつあるんじゃないの?最近。怖くなってきた。
74 :招き猫:2004/12/01(Wed) 22:51
>>69
ということで、運動会ではおててつないで、みんな一等賞!! 発表会では全員白雪姫か王子様で、主役を
やります。っていう教育を繰り広げることがいいというわけだ。
>>71->>73
そうか、それより天才を育てる能力の高い教師が不足していることが問題なんじゃないのか。
そういう意味で>>66は逆説だな。いかに優れた教師が少ないことか、という。
75 :招き猫:2004/12/01(Wed) 23:28
追加 >>69
>どんな配分メカニズムを作るのか、という方が正しいだろう。
これに関しては指摘ありがとう。その通りだと思うよ。
ただ、小学校の現状や、教師のレベルに関しては現実を直視したほうがいいよ。
76 :名無しさんの冒険:2004/12/02(Thu) 20:30
ただ問題なのは、東京都選出の参議院議員の鈴木寛なんてなのは、小学校の時に
先攻といちゃもんを起こして、脳下垂体のレベルから小学校教育を軽蔑している
からたちが悪い。

こういう奴が、今中心となって初等中等教育を変えようとしているところにも
根本的な問題がある。
77 :名無しさんの冒険:2004/12/03(Fri) 12:32
大学についてあれこれ言う人の中にも、自分の学生時代には授業出ないどころか
校内で器物壊しまくって教員吊るし上げてるのが常態ですた、ってのが少なくな
いからなあ。これから日本の大学がどんなに進歩したとしても、そんな奴はその
価値、どころか進歩したことすら絶対認めないだろう。自分の人格形成期に
(実際には大した根拠も無く)心から軽蔑し、捨て去ったものなんだからな。
しかも絶対成功するわけの無いことを盲信して暴力を振るう犯罪者への
当たり前の対応にもかかわらず、自分達が不当に弾圧された、自分達は今から
見ても正しかったのだと信じ、隙あらば今でもやり返してやろうと思ってすら
いる節もある。

そんなまともな観察・判断の出来ん奴の言うことなんざ有害なだけだ。
まあ現状が立派なもんだとも思わんが。
78 :名無しさんの冒険:2004/12/03(Fri) 15:55
40以上前に、機動隊に向かって石を投げたのは許してくれます?
79 :名無しさんの冒険:2004/12/03(Fri) 18:52
確かに、団塊世代あたりが若者に対してとやかく言っているのを聞くとムカツクよねw
てめぇら、学生時代はドンチャン馬鹿騒ぎをやらかした挙句、石油危機前の好景気で
すんなりと就職を決めやがって。
そのうえ、てめぇらが指導層に立つようになってから(90年代以降)というもの、日本経済は
ボロボロじゃねぇかよ。
若者に能書き垂れる前に、潔く腹を切れや!

とまあ、こんな感じかなw
80 :名無しさんの冒険:2004/12/03(Fri) 18:57
>>79
おまけになまじ人口ばかり多いから、これから社会保障負担が膨らんで
若者は大変なんだよ!
てめぇらに礼を言われこそすれ、文句を言われる筋合いはねぇよ。

ってのも追加かな?
81 :名無しさんの冒険:2004/12/05(Sun) 21:27
>研究が荒れていると中期的には教育も荒れてくる

というのは本当だよ。
先端部分での認識が5-10年タームで循環的でない遷移を見せるから、
それに応じて教育の方向性や重点やカリキュラムを変更せざるを得ない。

DQNな先生達が教授会を牛耳っていると、トンデモ系になるww
彼らは耳見聞だけで本質を知らないからなぁ
どうしても認識に差が生じる。

まぁ、銀行マンに日テレの社長が勤まらなかったケースと同じww
82 :名無しさんの冒険:2004/12/07(Tue) 19:46
<OECD>学習到達度 文章などの読解力で日本は14位
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041207-00000027-mai-soci

これってデフレや長期不況と何か関係あるんですかね・・・。
83 :名無しさんの冒険:2004/12/07(Tue) 21:48
>>82
そのテスト、フィンランドが相変わらず強い。

フィンランドの奇跡
http://home.owari.ne.jp/~fukuzawa/finland.htm
84 :名無しさんの冒険:2004/12/07(Tue) 22:41
文章の読解力なんて、異なる言語を持つ国同士で比較出来るんかね?
85 :名無しさんの冒険:2004/12/07(Tue) 23:44
>>82
学校が完全週5日制になり、多くの人達が反対していた「新学習指導要領」
に切り替わったのが2002年ですね。

新学習指導要領実施中止に賛成な理由
http://www.math.tohoku.ac.jp/~kuroki/newcurriculum.html
86 :名無しさんの冒険:2004/12/08(Wed) 01:48
生徒間の競争を抑制し、「詰め込み教育」を「独創性を育てる教育」
に変えたら、そのうちに学力が下がる。
なんか不思議な事ありますか?
87 :名無しさんの冒険:2004/12/08(Wed) 07:23
>>86
考えてみたら「詰め込み教育」ってある意味理想的な競争主義だったんだ。
しかしおかしな話だな。一方で「自由競争」を信奉するかと思えば、一方でアホな「ゆとり教育」。金持ち連中だけの超エリートの養成は抜かりがないから、要するにこれって「DQNがのし上がってくる」のを防ぐ謀略じゃないのかと思えてくるよ。ダブルスタンダードってことか?
88 :名無しさんの冒険:2004/12/08(Wed) 08:59
ひとつ見落としているのではないか?
http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT1G06015%2007122004&g=K1&d=20041207
つまり同一年齢における学力格差が大きくなっているということ。
上を伸ばし下を支えるこで明治大正昭和の日本経済(社会)の発展が達成できた。

私はエリート教育とは上が集まって切磋琢磨する教育であると定義したい。
(グローバルな)競走が存在する限り特権階級とはなり得ない。
たかが中学高校レベルのエリートが特権階級であるわけがないことを明確にしておきたいのだ。

一方、下を支えること(貧困を抑制すること)で過激なテロや猟奇的犯罪が抑制されてきたこともまた事実だと思う。平和と安心を一義的に考えるという日本の良き文化を保ちたいものだ。

それから、COEに関してもひと言。
完全に実務から外れ、課題達成に必要かつ適切な人材を他大学から広く集めるべきだ。
89 :名無しさんの冒険:2004/12/08(Wed) 11:01
>>88
COE関係者ということか。

>上を伸ばし下を支えるこで明治大正昭和の日本経済(社会)の発展が達成できた。
下を支えることに成功はしたかもしれんが、果たして上をのばしてこれたのか?

>中学高校レベルのエリートが特権階級であるわけがないことを明確にしておきたいのだ。
その通りだ。
同時に日本の閉塞状況の一つに労働市場の流動化が悪く、硬直的な社会になっている。これは、敗者復活戦が困難な社会ということだ。たかだか14,15くらいの学校の成
績で人生が決まってしまってはたまらないな。
90 :名無しさんの冒険:2004/12/08(Wed) 17:06
ところてんシステムが、心太を おわんでなくてテーブルに押し出しているのが、ニート
91 :名無しさんの冒険:2004/12/08(Wed) 20:14
ドイツの教育を見習うとそうなる。
92 :名無しさんの冒険:2004/12/08(Wed) 20:19
エリート教育をいたずらに糾弾してきた日教組など左翼連中が諸悪の根源。そいつらに引きずられた結果といっていいだろう。
93 :名無しさんの冒険:2004/12/08(Wed) 20:29
愚民化政策こそ勝ち組の証だろ
94 :名無しさんの冒険:2004/12/08(Wed) 20:33
>>93
愚民化政策のおかげで、大学も馬鹿が増えて、旧帝大ですら中国に事務局
を作ってまで中国から優秀な留学生を物色してますが?
95 :名無しさんの冒険:2004/12/08(Wed) 20:43
>>94
日本人を愚民化して優秀な外国人を入れるのは、まさに左翼連中の腹黒い策略であろう。
96 :名無しさんの冒険:2004/12/08(Wed) 21:42
積算で支給される校費が削減された場合、大学はどのような対応をとるだろうか?

(1) 高度な研究を振興し、競争的資金を確保する
(2) 産学連携など、外部資金の獲得に注力する
(3) 大学院生をさらに増やし、単価の下落を数量の増加でまかなう(焼畑教育)
97 :名無しさんの冒険:2004/12/08(Wed) 22:16
どのような戦略をとるかについては基本的には学問の自治の原則により
部局の裁量となるが(すなわち他部局からの支援は期待してはならない)、
(1)(2)を採用して成功できるのは理系の各部局にほぼ限られよう。
なので文系ちゃんは(3)しかないのかな?んで収支があまりに悪いよう
だったら部局ごと廃止がファイナルアンサー
98 :物理屋を目指す学部生:2004/12/08(Wed) 22:37
>>96
理論物理学者と数学者と哲学者が増えそうな悪寒
99 :名無しさんの冒険:2004/12/08(Wed) 23:34
>>95 チミみたいな愚民は外国人を入れても入れなくてもアボ&#12316;ン。
100 :名無しさんの冒険:2004/12/08(Wed) 23:40
日本の文系に高等教育は不要
101 :名無しさんの冒険:2004/12/12(Sun) 20:59
>>96
調査リポートを学術論文として申請する詐欺師が増えそうな悪寒
102 :名無しさんの冒険:2004/12/13(Mon) 22:37
学術研究=新しい知を生みだす研究。
実用研究=ある問題が克服できれば必ず役立つことが分かっている対象を扱う研究。
調査レポート=事実を並べて評論すること。