■■リフレ政策への疑問とその回答■■
economy/0877 / 544 レス / 2004/02/09〜2004/03/30
- 1 :すりらんか:2004/02/09(Mon) 23:02
- リフレ政策に関する疑問とその回答,および討論のためのスレ
<<スレッドルール>>
・質問者は「○○○の根拠から日本経済(または現代経済全般)にリフ
レ政策を適用するのは誤りであると考える.根拠となるのは……」とい
った定型的な立案をする.また,どの点の疑問が解消する事が優先かま
で書くことを推奨する.
・回答者は,質問者の推論の論理的欠陥や実証的反論,または前提とす
るモデルへの理論的・実証的反論に限定して解答する.
・煽りと思われた場合は「それは煽りです」「それは荒らしです」とは
っきり指摘すること.
・「だ・である」調,「です・ます」調の文体を用いることを強く推奨
する・ - 2 :一般国民:2004/02/10(Tue) 05:07
- デフレは、商品が安くなって僕らが得をすると思うんですけど
良いデフレは、無いのですか?
金利は、ほぼ0金利です。
これ以上の金融政策は、効果が無いのでは?
国の財政赤字がこれ以上増えたら、破綻してしまうのでは?
だから構造改革をしないと。
構造改革で、お金の流れを政府から国民に向ければ
景気も良くなるのでは? - 4 :名無しさんの冒険:2004/02/10(Tue) 08:45
- なんで「㌧でも経済学」の方が世の中に行き渡って、正しい経済学は
あまり広まらないんですか? - 5 :赤い眼鏡:2004/02/10(Tue) 11:03
- >>01
皮肉ではなく、真っ向から訊く。
すりらんか氏のいうところの理論的前提は何か?
参照URL
http://www.ichigobbs.net/economy/index.html
http://www.bewaad.com/archives/themebased/reflation.html
赤い眼鏡@荒しでは無い!!! - 6 :すりらんか:2004/02/10(Tue) 12:19
- >>02
まずはFAQ的な話からですね♪ひとつづつゆっくり答えていきます.
>デフレは、商品が安くなって僕らが得をすると思うんですけど
デフレがそれに等しい賃下げをともなうならば,給料下がってもの安いだけだから
別にそんでも得でもありませんね.で,デフレほど賃金が下がらないとこれは実質
的な賃上げです.技術水準一定で実質的な賃金が上がると企業は「高いから雇うの
やーめた」となります.すると失業が発生しますね.失業したり,その不安がある
状態になるわけですからデフレはよい!とは言えません.さらに失業は貴重な労働
資源の浪費ですから社会的にも望ましいとは言えないでしょう.ただし,失業のお
それがない人,年金生活者など収入の変化がない人にとってはデフレはよいことで
す. - 7 :一般国民2:2004/02/10(Tue) 12:20
- 現在、日本が直面しているデフレは、技術革新(発展途上国含む)により
生産システムが高効率化され、物を安く生産することができるようになった
ことが一因となって進行しています。また、米国FRBが進めている穏やかな
インフレ政策の影響(例えばOPECによる石油の安定供給)を受け世界的にも
物価上昇速度は極めて緩やかであります。このような状況下で無理にリフレ
策を取ることが果たして賢明な選択かどうか判断に苦しみます。否、リフレ
策をコミットした場合、それをこのような状況下で上手くコントロールする
ことができるかどうかさえ疑問なのです。
深刻なデフレに陥ることを回避するべく日銀が進めているCPIターゲット0%
政策が現在の日本にとって最も現実的で適切な政策であると私は考えます。 - 8 :赤い眼鏡:2004/02/10(Tue) 12:24
- Re:>>02
名目賃金の下方硬直性が失業率に与える影響
─マクロ・モデルのシミュレーションによる検証─
黒田 祥子氏
山本 勲氏
http://www.imes.boj.or.jp/japanese/kinyu/2003/kk22-4-4.pdf - 9 :赤い眼鏡:2004/02/10(Tue) 12:42
- Re:>>01
http://www.ichigobbs.net/cgi/readres.cgi?bo=economy&vi=0728
http://www.ichigobbs.net/cgi/readres.cgi?bo=economy&vi=0758 - 10 :赤い眼鏡:2004/02/10(Tue) 12:45
- すりらんか氏のいわんとすること。
>>01は、>>05,>>09によって得られない質問以外は質問事態が謝り、とすることなのである。 - 11 :赤い眼鏡:2004/02/10(Tue) 12:46
- >>10は、誤。
正
>>01は、>>05,>>09によって得られない質問以外は質問事態が誤り、とすることなのである。 - 12 :名無しさんの冒険:2004/02/10(Tue) 12:50
- もしも景気がいいとそれほど能力のない人にもおこぼれが回ってきます。これはそうした人達の生産性に悪影響を及ぼします。デフレの効用の一つは、そうした人に自覚を促しインセンティブを与えることで平均的な生産性の向上を促進することではないでしょうか?現に最近の企業業績の改善は①リストラにより有能な人材が選別され企業に残ったこと②リストラを免れた人材も危機感をもつために、これまで以上によく働くようになり、賃金コストに見合うようになってきた、などのような理由で企業における総コストが低下し利潤が確保できるようになったことがり理由でしょう。よってデフレの全てがいけないとは言えないのではないでしょうか。
- 13 :赤い眼鏡:2004/02/10(Tue) 12:57
- >>12
同氏の主張に従えば、確かに、
心因的なインセンティブは働くが、 ■■リフレ政策への疑問とその回答■■ではない。 - 14 :名無しさんの冒険:2004/02/10(Tue) 13:14
- >>13
だから意図的にインフレを起こして景気を回復させようとする根拠はないのではないかということです。景気は企業業績が改善すれば自然に回復するものであり、自律的でない無理やりな押し上げは低生産性部門を温存するだけで、決して長期的回復につながらないのではないですか。今の回復局面はマクロよりミクロの成果が大きく、より望ましい形で進行していると理解します。リフレ政策は有害無益です。 - 15 :名無しさんの冒険:2004/02/10(Tue) 13:14
- >>07
①デフレは供給サイドの効率化要因もあるし、一概に悪いことではない。
②世界的なディスインフレの中、インフレ率格差という意味では日本は特別ではない。
③リフレ策が、インフレ率に対してコントロール出来るのかが疑問。
④デフレを悪化させないとい意味で現在のCPI0%コミットだけで十分では。
ということでよろしいでしょうか。そういう前提で自分が思うのは、
①不況による需要不足要因も大きいと思われるが、原因そのものはあまり問題ではない。
>>06にもあるようなデフレによる失業率の上昇や実質債務負担の増加は、
純粋に経済に対して悪影響ではないでしょうか。
②現状がインフレかデフレかで、①にあったようなデフレの害の有無は決定されます。
よって、インフレ率格差が少ないので問題ないということでは無いでしょう。
③インフレ率の上昇効果については「バーナンキの背理法」によって担保されます。
一方、インフレ率の低下効果に関しては、絶対的な効力は無いでしょう。
ただしリフレ策の代表的手法であるインフレターゲットは、
よく指摘されているように、インフレを抑える手法として用いられることが多く、
導入している国家の多くでその効果が認められています。
④現在の日銀のスタンスは、基本的には「コアCPIが安定的に0%以上になるまで、
現在の政策を維持する」というものであり、0%以上とはどの程度か、
いつまでに0%以上にするのか、といった点が不明です。
これらの点が、特に将来の金利やインフレ率の期待形成において不十分な要因となり、
昨年夏の長期金利の乱高下にもつながったものと考えられます。
またデフレの解消に至っていない現時点で、マネーサプライの伸び率も鈍化しており、
金融政策の責任者としては、不十分な政策スタンスと考えます。 - 16 :名無しさんの冒険:2004/02/10(Tue) 13:27
- >>12 >>14
おっしゃられるような「平均的な生産性の向上」という効用は、デフレではなく不況が原因ですよね。
(デフレではない)通常の景気循環における、財政金融政策による景気のコントロールから否定されるのでしたら、
議論は全く別次元のものとなりますが。
ただ、デフレだから生産性が向上している、よって人為的にインフレにすべきではない、っていうのは合理的ではないでしょう。
加えて、挙げられている「効用」のかなりの部分は規制緩和によって実現できるものだと考えますが。 - 17 :Jhon Doe:2004/02/10(Tue) 14:52
- >>6
①デフレを克服するべきであるもっとも重要な理由は、
「失業率が上昇すること」であると理解してよろしいでしょうか?
②ほかにも理由があれば主要なものを挙げてください。
4つ以内くらいでお願いします。
難しい用語を使わないでお答えください。具体的に言うと、
「失業率」、「インフレ率」などはいいのですが、
「インフレ率格差」、「コアCPI」といった言葉はあまりよく分かりません。 - 18 :名無しさんの冒険:2004/02/10(Tue) 15:47
- >>12
残念ながら統計的事実はあなたの見方を指示していないようです。
就業者1人あたりの実質GDPを計算してみると、
デフレになってから顕著に伸びているという事実はありません。
むしろ景気の良いときのほうが成績いいみたいですよ。 - 19 :名無しさんの冒険:2004/02/10(Tue) 16:35
- そういや、TFPに関してはこんなのあった
http://www.ichigobbs.net/cgi/readres.cgi?bo=economy&vi=0764&rr=133&fi=no - 20 :名無しさんの冒険:2004/02/10(Tue) 16:59
- >>18
ようするに、不況になると個々人はがんばるようになるし能力も高まるけれども、
不況それ自体により、そうした効果は相殺されてしまう、ということでしょうか?
そうだとしますと、不況を脱したときにより高い成長が得られる可能性は残される
と思いますが… - 21 :18:2004/02/10(Tue) 17:25
- >>20
いえ、「デフレのときのほうが労働生産性は伸びる」という主張は
事実に反していると言いたかっただけです。 - 22 :名無しさんの冒険:2004/02/10(Tue) 17:25
- >>20
>>18氏や>>19氏の話からだけでは、
>不況になると個々人はがんばるようになるし能力も高まるけれども、
って要素は無いと思いますが。。
そういうお話は、たしかに感覚的に理解しやすい話ですよね。
超長期的な経済成長のためには景気循環が必要って話なのでしたら、
なんとなく同意って感じもしますけど。
(なんか実証研究ご存知の方あります?)
ただ、やっぱりデフレ→生産性とか効率性の向上ってロジックには、
無理があると思います。 - 23 :20:2004/02/10(Tue) 17:46
- >>18
わかりました。事実と背後にあるロジックを区別することは初歩的だが大切なことだと思います。
>>22
ご指摘ありがとうございます。ところで、ロジックの無理な部分を教えていただけませんか?
私もそんな気もするのですが確証がありません。
あと、超長期というのは何年間くらいのことをいうのかも教えていただけますか?
当方素人ですので… - 24 :名無しさんの冒険:2004/02/10(Tue) 18:58
- >>23
> ロジックの無理な部分を教えていただけませんか
そもそも>>12 >>14でおっしゃられていることは不況が原因であって、デフレではないですよね。
(>>18氏や>>19氏のご指摘の後ではなんですが)不況→生産性向上が正しいかどうかは別にしても、
お話の中にはデフレ→生産性向上っていうロジックはどこにもありませんし、
> リフレ政策は有害無益です。
などというコトにはなりえないと思うのですが?
> 超長期というのは何年間
「なんとなく同意」と書いたのはあくまで感覚的なものです。
実際どうななんてわかりません。 - 25 :名無しさんの冒険:2004/02/10(Tue) 19:01
- >>20
>不況になると個々人はがんばるようになるし能力も高まるけれども、
むしろ不況だと教育投資が出来なくなって逆のケースが考えられませんか?
能力を育て一人前にするために企業がどれだけ投資してきたでしょうか。
さらにその前の学業段階から家計による投資がありますし、不況が良い影響を与えるとは到底思えないです。先立つものはおカネです。 - 26 :一般人:2004/02/10(Tue) 20:09
- >>15
丁寧なレスありがとうございます。
私もデフレによる失業率の上昇や実質債務負担の増加は、
実体経済に対して悪影響を与えるものと考えます。しかし、
日本の失業率は穏やかなインフレが進行する欧米のそれと
比べてもまだ若干低いようです。とはいえ、25氏が指摘さ
れるように、デフレで伸び悩む企業が新人の採用を控えて
いるため、若者の失業率の上昇が社会問題となっておりま
す。これは行政が速やかに対応するべき課題であると私は
考えます。
あと、不良債権の積極的な処理と最近の株価の上昇の結果、
銀行の自己資金率低下など金融業務の足かせとなっていた
問題点が改善されて参りました。しかしながら、日銀に
よる果敢な金融政策の結果、伸び続けているマネタリー
ベースと裏腹に貴殿がご指摘されるようにマネーサプライ
の伸び率は鈍化しております。このような状況下で更なる
量的金融緩和の敢行がマネーサプライの上昇を招くもの
なのか疑問です。量的緩和のインフレ率上昇効果について
「バーナンキの背理法」で説明する方を多く見受けますが、
一般人の観点からすると、この背理法による釈明は第一次
大戦後のドイツが経験したインフレを思い浮かべてしまい、
理想的な穏やかなインフレを想像することは困難です。
実体経済の支持のないインフレ、即ち貨幣の発行のみを原動
力とするインフレは回復基調にある日本経済を益々混乱させ
てしまうように思われます。CPI0%目標という日銀の金融
政策はインフレ率の期待形成において不十分であることは
同意いたします。しかし、次世代に負担をかけるような金融
政策のみにより創造されるインフレよりは現在日銀が進めて
いる政策を支持します。現在のデフレは金融政策のみで克服
するべき性質の問題ではないと思います。社会制度の効率化、
技術革新、福祉制度の充実など政府や民間の一致した努力に
より克服するべき問題ではないでしょうか。 - 27 :名無しさんの冒険:2004/02/10(Tue) 20:34
- > 日本の失業率は穏やかなインフレが進行する欧米のそれと
> 比べてもまだ若干低いようです。
単発レスですが、各国の失業統計はそれぞれ定義が異なるので、
絶対比較は無理で、せいぜい国ごとの年次比較にとどめるほうが
よいと思います。そういう意味で、欧米の数値と単純に比較することは
必ずしも意味があるわけではありません。 - 28 :ドラエモン:2004/02/10(Tue) 22:27
- >>26
>実体経済の支持のないインフレ
これ、なんですか? 貨幣増加なしにはどう転んでもインフレにはなりませんよ。
>現在日銀が進めている政策を支持します
今の日銀の政策は、中原前審議員や岩田教授などのリフレ派がいなかったら決して実行されては
いませんよ。もとをただせば翁vs岩田論争(1993?)の段階で「量を目安に緩和せよ」と
岩田氏が主張したら、翁氏は「そんなことするとコール金利がゼロになり金融市場は大混乱に陥
る」と主張した。しかし99年にゼロ金利実行。それでもベースマネー増加が実現しないので
「量的緩和しろ」というと「そんな物には効果はない。むしろ利上げだ」と2000年に利上げ。
それでパンク。2001年に当座預金目標導入。「インフレ目標導入しろ」というと「デフレ
でインフレ率なんか目標にするのはキチガイ沙汰」と言っていたが「CPIが安定してプラス
になるまで時間軸効果を云々」とくる。また「クルッグマンは日本の失業率が25%だと信じ
てるんですよ」と理事が言い回ってたのに「クルッグマン、ウッドフォードの提唱する政策を
世界に先駆けて実践している」by植田和男@日経経済教室。また山口副総裁が「スウェーデン
中銀総裁に30年代のインフレ政策について尋ねたらポカーンとしてた」と言い回ったが、こ
れは当のスウェーデン中銀のHPに誇らしげに書いてあったのが露見。
これで信用するのは、いかがなものか? - 29 :ドラエモン:2004/02/10(Tue) 22:44
- >>28の、
>中原前審議員や岩田教授などのリフレ派がいなかったら決して実行されてはいませんよ
は、言い過ぎですな。中原さんはともかく岩田さんは関係ないでしょうね。別に理屈で政策が
決まってるわけじゃないんだから。その場しのぎの成り行き、行き当たりばったりのポリティッ
クスの結果ですからね。明日は明日の風が吹くってなもんです(笑) - 30 :名無しさんの冒険:2004/02/10(Tue) 22:46
- でもここで量的緩和のためのインフレターゲット付量的緩和を実施したら、
その場しのぎ、成り行き、行き当たりばったりの総決算ですな。 - 31 :名無しさんの冒険:2004/02/10(Tue) 22:59
- >>26
いつもの荒らしさんですね。 - 32 :経済学部生(リフレ派のつもり):2004/02/10(Tue) 23:03
- 良スレですな。
一般国民さんの質問は多くの人がもっている疑問をうまくあらわしていると思います。
「わかりやすい言葉」でリフレ派の反論を希望します。 - 33 :名無しさんの冒険:2004/02/10(Tue) 23:03
- >>31
意見を挟んだまでです。
判断するのは個々人だと思いますけどね。
過去の経緯として、後手に回った日銀に擁護の余地はありませんが、
問題は現時点での対応が状況に則しているかということです。
インタゲと言っても、実質的には「現状をはるかに超えた規模の量的緩和」
ということです。日銀がデフレにコミットしている現状で、そのような「量的緩和」
が必要かどうかは意見が分かれるところでしょう。
単に過去の経緯から判断して、リフレ政策を後押しすることで、行き過ぎてしまう
リスクも我々は視野にいれなければなりません。 - 34 :ドラエモン:2004/02/10(Tue) 23:07
- そういう意見(その場しのぎ、成り行き、行き当たりばったりの総決算)実際に強いですよね。
なんか、金融業界(債券)では、それが通説じゃないですかね。 - 35 :名無しさんの冒険:2004/02/10(Tue) 23:11
- あのう、私は無学なのでリフレが正しい政策かどうかわからないのですが、
もし正しいとしたら、その正しさが小泉純一郎氏や田原総一郎氏や久米宏氏
にもわかるようにするべく、時々愚鈍な質問をしようかと思っているのですが、
スレ主すりらんかさん、許していただけるでしょうか? - 36 :ドラエモン:2004/02/10(Tue) 23:17
- ミスって、送信を押してしまった(笑)問題は、行き過ぎのリスクと現状維持のリスクの比較
なんですよ。しかも、>>28で書いてきたように、現状維持で様子見を決め込むと、結局は更に
強硬な政策を発動せざるを得なくなってきた。しかも、効果は出し遅れの分だけ小さくなって。
今のアメリカが良い例です。ブッシュの高額所得者優遇税制での大減税についてはクルッグマン
の強硬な批判はあるが、少なくとも大規模な財政政策と超金融緩和の組み合わせは劇的な効果を
出しているのは確か。もちろんこれは後知恵ではあるが、96年の大規模な公共投資拡大やら、
98年の財政出動のチャンスに、今と同じくらいの金融緩和をしていれば事情は随分違ったかも
しれない。
まあ、アメリカがこのまま景気が良く、中国の鳥インフルエンザ+SARSも大したことがなく
今のままで平均2%成長にのり、失業率横這いやらCPI上昇率ほぼゼロは実現できるかもしれ
ない。
しかし、その状況では、プライマリーバランス論が再び台頭することは100%間違いないわけ
であり、お先は全く見えやしないんじゃないでしょうかねぇ? - 37 :名無しさんの冒険:2004/02/10(Tue) 23:18
- 若田部昌澄氏は著書「経済学者たちの闘い」の中で、インタゲを強く支持しながら、
それがギャンブルであることを認めています。また、竹森俊平氏の著書「経済論戦
は甦える」においても、同様の記述があります。
つまり、インフレターゲット付量的緩和によるリフレ政策は、「賭け」であるわけです。リフレ派の論客が言うことですから、間違いありません。
この「賭け」を日銀に託せるのかどうかという点は、一言で言えばリスクだということです。ただ、ナイトという学者の定義によれば、事象の分布が分かっている状況の
不確実性のことですが、ここではきちんとした調整ができるかどうかは、まったくもって分かりません。つまり、単なる「不確実性」であるということです。
ですから、主観が意見を二分するわけですが、現在いい兆候がでている中で、その不確実性に賭ける意味があるのかと問われた場合、リフレ論者はどう応えるのでしょうか。
米国のプリンストン大学の一派が主張しているから、インタゲをすべしというのでしょうか。それともデフレが悲惨だから、インタゲをすべしと脅すのでしょうか。
それでは根拠があまりにも薄いと言わざるをえません。 - 38 :名無しさんの冒険:2004/02/10(Tue) 23:21
- このブッシュ君の大規模な財政政策と超金融緩和の組み合わせ
支えてるのが日本と中国の大規模ドル/アメリカ国債買い支え
で、日本がこれをやってる理由の一つが、リフレを頑に拒みつつ
円安で景気を支えようという無理な政策とるから。横レススマソ。 - 39 :名無しさんの冒険:2004/02/10(Tue) 23:24
- >>36
ですから、インフレターゲット付量的緩和によるリフレ政策の断行
というのは、若田部氏の言葉からしても分かるように、リスクではなく、
ギャンブルの不確実性ということです。
くどいようですが、単なるリスクを賭けるという問題ではありません。
補足 ナイトの定義
リスク…行為と結果との関係がどれか一つに特定できないものの、その対応関係がある確率分布関数で表されうる場合
不確実性…そのような確率分布関数についての知識が全くない場合 - 40 :ドラエモン:2004/02/10(Tue) 23:26
- プリンストン大学の一派? メルツァーやマッカラムの大規模非不胎化介入以外に、別の
主張がありましたっけ? - 41 :ドラエモン:2004/02/10(Tue) 23:28
- ギャンブルってのは、それでデフレが100%解消できるか否かについてでしょう?
程度がどうあれ、金融緩和の悪影響はインフレしかないし、まさにそのインフレを起こしたい
わけで、失敗しても今のまま。 - 42 :名無しさんの冒険:2004/02/10(Tue) 23:33
- >>37
ギャンブルってのが、
「結局のところ、政治家にも実務家にも負けず劣らず、
経済学者にも決断が求められる。経済学者にとっての決断は、
経済学の理論と実証をぎりぎりまで詰めながら行なわれる。
そうした作業に完成や完璧なものなどはない。
学問である限り当然である。その意味では、
どこまでいっても「ギャンブル的な要素」があるのは疑いようがない」。
という部分のことを言っているのなら、性質が悪い。 - 43 :名無しさんの冒険:2004/02/10(Tue) 23:42
- >>42
「ギャンブル的な要素」があるのは疑いようがないなら、やはり「ギャンブル」ですね。言葉を弄んでも仕方ありません。若田部さんは、文章の綺麗な方ですけど、
本音がはっきりとでていると思います。
言葉にはっきりと表れたものを、隠蔽しようとするなら、性質が悪いですね。 - 44 :名無しさんの冒険:2004/02/10(Tue) 23:44
- >>12
「生産性」は、実績ベースで計る量であることに注意してください。
景気が悪いと、相対的に能力のない人 (経営状態の悪い企業にいた人もですが)
は職を失います。彼らは働いていないので、生産は 0 です。景気が良く、
完全雇用の状態にあれば能力のない人も職を得て、能力がないなりに
生産するので、生産性は景気の悪いときより必ず向上します。また、求職が
増えると、次の職が有利な条件で得やすくなるため、潜在的に高い生産性を
発揮できる人の転職もさかんになります。
支出のほうを考えましょう。失業者も衣食住は必要としますから、国全体
では、生活に必要な総コストは下げることができません。企業は、失業者
に給料を払わなくても、雇用保険や生活保護の税負担が増えるという形で
彼らの生活に必要なコストを間接的に払わされているのです。 - 45 :44つづき:2004/02/10(Tue) 23:44
- 本当の問題は、労働市場が売り手市場であるため、能力の低い人をその働きに
見合わない高額で雇ってしまう危険性があることです。それにより、会社の
収益力は悪化します。会社もバカではありませんから、通常はその人の働きに
見合った給料しか出さないはずなのですが、例外があります。それは好景気の
時で、とにかく作れば作っただけ製品が売れ、生産を増やすには人を増やす
しかないような状況下です。世の中全体好景気なら求職者よりも求人のほうが
ずっと多いので、安い給料では誰も来てくれません。そのため、現在の売上を
少しでも伸ばすために、高い給料で人を雇ってしまうのです。景気が悪化した
とき、膨れ上がった従業員の給与負担は大きく会社にのしかかることでしょう。
このような場合、企業が取るべき行動は何でしょうか。それは製品の値上げです。
値上げすることによって、不景気のときに吐き出すための内部留保を貯める
ことができます。買いたい人が多くて生産が追いつかないような状態ですから、
値上げして買いたい人が減っても、まだ生産可能な量を上回っており、値上げ率
の分だけそっくり売上高を上げられます。とはいえ、そううまい話はない物で、
どこの企業もこぞって値上げをしますから、仕入れコストも上がれば給与水準も
上がります (上げなければ彼らは転職してしまいます)。そうするとまた値上げを
しなければなりません。こうなるとイタチごっこで、インフレがインフレを呼ぶ
状態になってしまいます。逆に言えば、過剰に景気の良すぎる状態はインフレ率の
向上によって察知することができます。インフレターゲットが景気安定化の手法
として提案される理論的根拠はここにあります。 - 46 :名無しさんの冒険:2004/02/10(Tue) 23:49
- フェアネスのために、竹森俊平さんの文章も引用しておきましょう。
「経済論戦は甦える」の第一章の最後のところです。
「まとめるとこういうことだ。一方では、一般政府債務残高のGDP比140%、
コールレート、ゼロ%という現状で、リフレを行うことは、前例のない実験であり、
「冒険」でもある。だが、それが嫌だからといって、デフレ・スパイラルを前にして
「リフレ」を行わないで、「清算主義」を実行するというのは、大恐慌のときの
大失敗以来、さほど前例のない実験であり、また別の意味での「冒険」である」
この書物が書かれたのは2002年のことです。日銀が新体制ではなかった頃です。
その後、メガバンクや地銀の処理が「清算主義」ではない手法で処理され、景気
は回復の兆候を示し、日銀はデフレにコミットしながら、リフレのための量的緩和
を持続しています。
したがって、そのような「清算主義」がない以上、「冒険」をする必要はないように
思われます。デフレを過度に脅しの材料として、「冒険」を強いてはいけません。 - 47 :ドラエモン:2004/02/10(Tue) 23:51
- 歴史上、デフレ下での構造改革など成功したためしはないのに、それを実行せよといっていた
のは歴とした日銀総裁なわけだが?負けの分かっているギャンブルを国民に勧めておいて、
自分たちは100%成功することが約束されない政策はとらないというのは、いかがなものか?(笑) - 48 :ドラエモン:2004/02/10(Tue) 23:53
- ああ。速水のことや、過去はもうぐちゃぐちゃいうなというわけだ(笑)
しかしね、そういう危機的な状況でも馬鹿なことやると言うことは、文字通り構造問題なわけで
総裁変わったくらいで解決するもんだいではないなぁ。 - 49 :名無しさんの冒険:2004/02/10(Tue) 23:55
- >>47
繰り返すようですが、問題は現時点にあります。
ドラエモンさんは「過去を清算しろ」とおっしゃっているように
聞こえますが、それがインフレターゲット付量的緩和という金融政策に対する
負荷であるのだとしたら、それが果たしてうまく我々の国益に合致するのか
ということです。それが失敗することもあるわけですから、「過去の清算主義」
は必ずしも健全な方策であるとは限りません。
ギャンブルのようなものかもしれません。 - 50 :ドラエモン:2004/02/11(Wed) 00:01
- 別に、過去を清算しろと言ってるんじゃないです。構造的に常に間違ってきた考え方のままで
今までの政策を続けることのリスクの方が、遙かにギャンブルだといってるんですよ。
いいですか、全部失敗だったんですよ。 - 51 :名無しさんの冒険:2004/02/11(Wed) 00:12
- >>43
「完成や完璧なものなどはない」という意味で
「「ギャンブル的な要素」がある」と言っている。
逆にいえば、インタゲに限らずあらゆる政策には「「ギャンブル的な要素」がある」。
それを無視して、
>インタゲを強く支持しながら、それがギャンブルであることを認めています
というのはやはり性質が悪いと思うぞ。 - 52 :cloudy:2004/02/11(Wed) 00:14
- >>37 >>39 >>43 >>46 >>49
ちょっとわかりにくいので、一時的でもいいからハンドルを
つけていただけませんか?
ギャンブル云々については>>41の銅鑼さんの答えで終わってると思いますが、
ギャンブルが嫌だというのなら、どのような結果(ハイパーインフレ等)が
起こることを恐れているのか具体的に書いてください。
さもないと議論になりません。
Knightian を引用されてるぐらいだから専門家の方ですよね。 - 53 :名無しさんの冒険:2004/02/11(Wed) 00:19
- >いいですか、全部失敗だったんですよ。
敗戦後、実は戦争に反対だったのに軍部に押し切られたと言い訳した
卑怯者と何ら代わるところはありませんな。 - 54 :名無しさんの冒険:2004/02/11(Wed) 00:38
- >>53
一応スレッドルールに則って。
「それは煽りです」。 - 55 :ドラエモン:2004/02/11(Wed) 00:45
- >>53
それは、教師なら「今の政策は考え得る限り最善である」と教えていたり、エコノミストなら
「これ以上の緩和は百害あって一利なし」とか顧客にいってたならそうだね(笑)残念ながら
ここでは、ずーっと批判してますがな。 - 56 :名無しさんの冒険:2004/02/11(Wed) 00:57
- もういいんじゃない。いう事は言ったし。
あとはよく自分で考えてもらう、と。
水場を指し示す事はできても無理には飲ませられないという事で。 - 57 :名無しさんの冒険:2004/02/11(Wed) 01:01
- 質問があります。
リフレによりインフレになるというのは理解できるんですが、その効果と
いうのは、ある臨界点を越えた瞬間にインフレ率が跳ね上がるのではない
でしょうか?
bewaadさんのリフレQ&Aによると、そうなったら金融政策を引き締めれ
ばいいとあるのですが、そうするとまたデフレになっていつまでたっても
マイルドなインフレにならない恐れはないのでしょうか? - 58 :takeda:2004/02/11(Wed) 01:12
- リフレーション政策によって実質金利を低下させ、それによって投資需要
を促進することができる、という主張がありますよね。
しかし、確か投資の利子弾力性は低いのではなかったかと記憶しています。
実質金利の低下によって、どれほど投資を刺激できるかを定量的に示した
文献はあるのでしょうか? - 59 :ドラエモン:2004/02/11(Wed) 01:37
- >>58
多くの場合、事後的な実質金利(金利-過去一年間のインフレ率)を使い、利子弾力性は
低いと結論している。これを期待インフレ率にしたものはあまり見かけないが、内閣府か
なんかのWPにあったように思う。
ただし、これについてはスティグリッツは否定的であるのは事実。しかし、資産価格もまた
期待実質金利の影響を受け、それが情報の非対称性のある金融市場で、投資促進的に作用する
経路(ファイナンシャルアクセラレータの類)が存在する。 - 60 :すりらんか:2004/02/11(Wed) 05:32
- 回転早いですね~.とりあえず他の人が答えていないモノを中心に
>>02さん
金利は、ほぼ0金利です。これ以上の金融政策は、効果が無いのでは?
国の財政赤字がこれ以上増えたら、破綻してしまうのでは?
だから構造改革をしないと。
構造改革で、お金の流れを政府から国民に向ければ
景気も良くなるのでは?
>>05さん
>すりらんか氏のいうところの理論的前提は何か?
>>01を再読して下さい.反論するときは「あいての」理論的前提の未成立
を指摘するなどの方法をとりましょう(経済学での標準的な反論手続きで
す)と言ってるのですが? - 61 :すりらんか:2004/02/11(Wed) 05:32
- >>12など不況と生産性について
まず,不況になってがんばるといっても失業してたらその人の能力は生産
には反映されません.また,不況だからがんばるというときそのがんばり
は生産性に結びつくモノとは限らない(ごますりや組織防衛をがんばるな
ど)でしょう.
また,>>12氏の
>景気は企業業績が改善すれば自然に回復するものであり、自律的でない無
>理やりな押し上げは低生産性部門を温存するだけ
ですが,不況の際につぶれるのは低生産性部門とは限りません(「ではな
い」とはっきり言った方がよいかも).例えば,95年時点で融資を受けて
新規参入した高生産性のベンチャー企業,創業100年生産性最悪だが負債も
ほとんど無し……でデフレによる実質債務増でつぶれるのは前者です.逆
に,好景気の時には(労働力が不足しますから)高生産性企業はその生産
性にあわせた賃上げで人材確保を行う一方,低生産性企業は賃金高騰につ
いて行けず人材不足で倒産します.
>>35
>あのう、私は無学なのでリフレが正しい政策かどうかわからないのですが、
>もし正しいとしたら、その正しさが小泉純一郎氏や田原総一郎氏や久米宏氏
>にもわかるようにするべく、時々愚鈍な質問をしようかと思っているのですが、
>スレ主すりらんかさん、許していただけるでしょうか?
ぜひぜひ!というかこっちはむしろこういう掲示板で「どうやったら納得してもらえるか」を知りたいのです. - 62 :BUNTEN:2004/02/11(Wed) 06:32
- >ギャンブル
勝てばデフレ脱出、負けても現状維持ならたとえ勝率不明でも
ギャンブる価値は十分あるだろ。(^_^;)
俺が貧乏人への再分配で景気回復とゆー主張からリフレをメインにする主張へと転向した
最大の理由がこれだ。しかもインフレにする=カネ刷るコストなんてタダみたいなもんだから、
その点からいっても損する気遣いはない。 - 63 :BUNTEN:2004/02/11(Wed) 06:36
- >>57
オーバーシュートはインタゲ宣言で防げる。限度を超えると引き締められると「期待」
されているのだから、皆それを織り込んで行動する結果、期待が自己実現しちまうのだ。
その意味で、量的緩和に加えてインタゲを設定しておく方がベターなのだ。 - 64 :名無しさんの冒険:2004/02/11(Wed) 09:24
- いや、インフレ起こすのも再分配政策の一種だから、損をする人は当然出る。
痛みの無い治療なんてない。
もちろんだから悪い政策という事じゃなく、損をしそうな人が意思決定の中心にいるから
進まないんだろうなって。 - 65 :ナンシー梅木を聴きながら:2004/02/11(Wed) 09:39
- >>58
<実質金利の低下によって、どれほど投資を刺激できるかを定量的に示した
文献はあるのでしょうか? >
吉川洋編著『金利政策と日本経済』
吉川洋『現代マクロ経済学』
が参考になる - 66 :名無しさんの冒険:2004/02/11(Wed) 10:03
- >>64
しかしインフレになれば株は上がるし、土地の資産価値も上がる。資産家も悪い気はしないだろう。事業家は商売も儲かる。
デフレで得してる人ってどんな人想定してるの?なんかよくわからなくなってきた。 - 67 :名無しさんの冒険:2004/02/11(Wed) 10:10
- まず貨幣を大量に死蔵してる層でしょうね。
一般にリスクテイキングで資産を殖やそうと考えないで
今ある物にしがみついてこれで「安全に」余生を終えようというひとたち。
要するに国(の意思決定をなす部分)が老いて守りに入ったという事でしょう。 - 68 :名無しさんの冒険:2004/02/11(Wed) 10:13
- 世代論になっちゃいそうだけど、一番そんをしているのは
今もっている物よりポテンシャルの方が大きい、と考えて、未来から
借りをして拡張を狙った人たち(ローン等)。30-40台ですかね。 - 69 :名無しさんの冒険:2004/02/11(Wed) 10:21
- >>61
>また,不況だからがんばるというときそのがんばりは生産性に結びつくモノとは限らない(ごますりや組織防衛をがんばるなど)でしょう.
サービス残業で時間当たりの賃金を減らすことで実質コストダウンは出来ますよね。
これって企業にとっての生産性に結びつくと思うんですが。最近の企業業績の改善もこうした努力に負ってるとはいえませんか? - 70 :名無しさんの冒険:2004/02/11(Wed) 10:33
- 一般的に逝って、苦しいと人間は努力し鍛えられるという側面が
あることは否定できないでしょう。でも楽しいとより何でも上達
という側面もあります。トータルでどちらが得かは、定量的な研究
ないので水掛け論。恒久的不況の正当化の議論としては不足。 - 71 :名無しさんの冒険:2004/02/11(Wed) 11:09
- >>28
>>実体経済の支持のないインフレ
>これ、なんですか? 貨幣増加なしにはどう転んでもインフレにはなりませんよ。
失礼しました。経済学のバックグランドが脆弱なため、正しい経済用語の使い方に
問題があり、私の考えを上手く伝えることができなかったのだと思います。この際、
今までリフレ政策について疑問に思っていたことなどの考えをまとめ、新たな知見
を見い出だすためにも、この掲示板をご覧になっておられる識者諸氏のご意見を伺
いたいと考え、恥を承知で書き込んだ次第です。
実体経済の支持のないインフレとは、現在の日本が直面している需要不足という
状況下で量的金融緩和を無理に進めることにより生じさせようとするインフレの
ことです。貴殿は貨幣増加なしにはインフレはならないとご指摘されております。
その点には同意します。しかし、日銀が現在進めているCPI上昇率0%を目標とした
金融政策でインフレを生じさせるに十分の貨幣が新たに発行されていると考えます。
今、問題になっているのは需要不足という経済状況であり、通貨不足ではないとい
うことです。
例えば、戦後の復興に苦心していた日本に朝鮮戦争という特需が舞い込みました。
もし現在そのような需要を喚起することができたらいかがでしょうか。そのような
状況下では現在のマネタリーベースで十分インフレが生じるものと私は考えます。
需要の創造は容易にできるものではありません。特にデフレ下では非常に難しい
問題です。これを進めるには金融政策だけで不十分で財政や福祉などに関する政策
の充実、更に民間による支援など多方面からの働きかけが必要になってくるのだと
思います。 - 72 :ナンシー梅木を聴きながら:2004/02/11(Wed) 11:11
- >>69 違法行為で生産性をあげてもしょうがない
- 73 :名無しさんの冒険:2004/02/11(Wed) 11:24
- 投入資金の足りない好況部門はいくらだってあります。
たとえば教育、科学技術研究投資。どういう基準で計算しても
諸外国とギャップがある。それで十分対抗しているという議論もあろうが
特に「金かけないで成果最大」の従来式教育はガキども贅沢になれた
今もう通用しなくなってる。
あと評判悪い土建関係の公共工事もじつは全然足りない。一種の福祉政策
としてある種の人々や地方への所得再配分に使われてた分は別に分けて、
純粋にインフラ投資としてみると、まだまだ。下水道。都市インフラ(電柱
なくせゴルア!)首都高地中化等「都市美」への投資は長い目で見て非常に有益。
政府のspendingに原理的に反対なら大減税もある。 - 74 :赤い眼鏡:2004/02/11(Wed) 11:26
- >>61
了解。 - 75 :名無しさんの冒険:2004/02/11(Wed) 11:27
- あなたの給与1千万として300万ほど国にもってかれる分、
半分でも返って来たら、どうします?これを2000万人にやれば
景気よくなりそうに思いませんか? - 76 :名無しさんの冒険:2004/02/11(Wed) 11:37
- 大型減税はブッシュ政権が取ってる政策ですね。
テレビ出演を余り好まないブッシュ氏が減税政策により雇用が
増加するとテレビインタビューで正当性を主張していました。 - 77 :名無しさんの冒険:2004/02/11(Wed) 11:43
- アメリカは低金利で財政政策もじゃぶじゃぶ。大減税。貯蓄率も最低
使いまくり買いまくり。
で、経常赤字、財政赤字が危険水準。
誰が支えてると思います?
日本のドル買い支え。米国債大量購入。
これは日本製品買ってもらわないと、日本経済困るんでやってる。
これも元を正せばデフレ放置で輸出依存しか工藤エンジンがないからいけない訳。 - 78 :名無しさんの冒険:2004/02/11(Wed) 11:48
- 「都市美」ですが、確かに金沢や倉敷でやったのを大々的に
日本橋や番町辺りで何兆円も投じてやったらすごいでしょうね。
50年、100年というスパンで見たら、純粋に観光投資として
だけみても元が取れると思います。 - 79 :名無しさんの冒険:2004/02/11(Wed) 12:06
- >77
それってさ、対アジア通貨でもっとドルが安くなれば、
より貨幣の増加速度がアップするって話なんでわ。
別にアメリカの債務は外国通貨建てではないのだし、別にかまわないでしょ。
日本のドル買支えってイマイチだし、金融緩和すりゃ-イイじゃねぇか。
そんなに困ってるんなら。って気分なんでない? - 80 :名無しさんの冒険:2004/02/11(Wed) 12:10
- そーだよ。だから日銀のドル買い支え(20兆!)は結局あんまり意味ないって。
放っておいて円を上がるとこまで上げたら良い。
で、金をすってリフレ
タリバンで済みません。(藁 - 81 :名無しさんの冒険:2004/02/11(Wed) 12:20
- >>62 >>66 >>67 >>68
多分世の中は「シバキ」が好きなのよ。日本人生来の倹約性なのか
苦しみに慣れた国民的マゾキズムなのかしりませんが。
だからリフレーションを
「生産性低い資産退蔵層をシバキまくる」
「後ろ向きの守り人間どもをシバいて、日本を若返らす運動」
として売り込めば良い。半分マジ。だれかそういう本かきませんか? - 82 :名無しさんの冒険:2004/02/11(Wed) 12:25
- そんでこれに「デフレでいい目をしてる薄暗い人々」に関する
陰謀論を少し混ぜて、「こういう虫けらどもをシバいてシバいてシバキまくる」
ってやれば、菅直人なんかが参議員選にリフレ・プラットフォームうちだすかも。 - 83 :名無しさんの冒険:2004/02/11(Wed) 13:22
- てか通貨は全然足りてないでしょ。
それよりも>>26の次世代に負担をかけるような金融政策って何だろ?
負担って何? - 85 :名無しさんの冒険:2004/02/11(Wed) 13:30
- 要するに、金融政策では景気は回復しない、若しくは景気回復の腰を折るけど、
財政政策なら景気が回復して莫大なコストが回収できるって事か。
「次世代に負担をかけるような金融政策」はわからん。
インフレコストじゃなさそうだし。 - 86 :ドラエモン:2004/02/11(Wed) 13:32
- 世代間の負担で一番重要なのは人的資本を含めた資本蓄積が減少することではないのかなぁ?
だとすると、不況こそ後生に負担を残す最も大きな浪費だよね。自然失業率3%、オークン係数
(の逆数)を5と控えめに見積もっても、GDPギャップ率は(5-3)*5=10%つまり、失われている実質GDPは毎年(!)50兆円。物的投資だけでも、その15%はあるから、
7兆円弱になる。これが毎年累積している。92年頃から単調にGDPギャップがひらいてきた
と仮定すると、その累計は7*12/2=42兆円・・・・ - 87 :だるま:2004/02/11(Wed) 13:46
- >>86
>世代間の負担で一番重要なのは人的資本を含めた資本蓄積が減少すること
人的資本のみでいうと、若年失業率がすでに10%並みで、資本蓄積が阻害されている。
全体の失業率でも労働力化率が一定が一定ならすでに10%近い。
なぜならデフレにより名目賃金の伸びが期待できないため、働く気をなくしているから。 - 88 :名無しさんの冒険:2004/02/11(Wed) 13:49
- >>26=>>71氏は番号でもなんでもいいからコテを付けてくれるとありがたい。
- 89 :ドラエモン:2004/02/11(Wed) 13:54
- >>87
>働く気をなくしているから
これ微妙な表現だよね(笑)自発的失業であり、負担を負うといわれる若い世代が選択した結果
だから。 - 90 :名無しさんの冒険:2004/02/11(Wed) 13:59
- しかし労働者はいくら会社に貢献しても見返りが無い。
トヨタなんて立場上上手いことを言って好き放題やっている。 - 93 :すりらんか:2004/02/11(Wed) 14:29
- >>65(ナンシー氏)
吉川先生の本は『金融政策と日本経済』でつね.ただし,実質金利は期待を
用いたものでは無かったと思います.期待を用いてミクロデータでの実証で
はおおざっぱに言うと実質利子率1%低下で投資は控えめな推計で1.4%上昇
(http://www.esri.go.jp/jp/archive/e_dis/e_dis060/e_dis056.html),
ただし資産価格上昇経由での影響は考えられていない.例えば3%実質利子率
が低下すると投資は直接4.5%増(投資は100兆強ですから需要は5兆円増→乗
数1.5として2%弱の経済成長をもたらす),これに資産価格のジャンプが加
わるわけですから影響はより大きいでしょう.消費も実質利子率の関数なの
でこちらも増えるのですがこれはよい実証研究を知りません.
>>70
なんといいますか,カバレロの実証研究など,単に遊休設備・労働から逆算し
ても不況の問題はどんどん定量的な研究が出るのに対して,「不況でがん
ばってみんな能力上がる」「その結果生産向上」の定量的研究は見たこと
がない……なんかそんな気がするってだけだと思いますよ. - 94 :すりらんか:2004/02/11(Wed) 14:29
- >>71
まず,需要不足が生じている原因について考えましょう.「欲しいものが
ない」「新製品がない」「設備投資プロジェクトがない」は本当でしょう
か?消費財に関しては80年代より特に状況は変わりませんし,投資に関し
ては>>73なども参考になるでしょう.実質利子率が高い(つまりは後で金
を使った方が得)ならば消費も投資もすくなくなる.つまりはデフレ期待
がある状態では「当然需要不足になる」のです.
朝鮮戦争の例はあまり適切ではないと思いますが,それですらインフレ期
待が生じたからインフレというのは否定できない.別に戦争で生じるイン
フレ期待/金融政策で生じるインフレ期待がなぜ区別されなければならな
いのか理由が分かりません.
何か「自然な金融政策」というものがあり,「それにしたがっていてもイ
ンフレになるのが自然なインフレ」という感覚の人は多いと思います.こ
れはちょっと専門的には銀行学派の考え方と言います.受動的金融政策を
前提とした考え方です.しかし,この調節方法は景気の振幅を拡大するこ
とが知られています(理論でも,歴史でも).景気の振幅を拡大する金融
政策が「自然」というのはやはり妥当ではないでしょう.
また,「日銀が現在進めているCPI上昇率0%を目標とした金融策でインフ
レを生じさせるに十分の貨幣が新たに発行されている」という言及ですが,
標準的な金融政策の緩和引き締め度を測る基準に従うと90年代以降ほとん
どベースマネー供給は不足であったことが示されます. - 96 :名無しさんの冒険:2004/02/11(Wed) 14:44
- >>71
すりらんか氏がおおかた答えられたようですが、せっかく書いたので
財政政策に一時的に頼るのはよいでしょう。しかし、永久にプライマリー・バランス
を無視して赤字を続けられるわけではないことは分かりますよね?
そして、現状ですでに、日本がプライマリー・バランスを回復するためだけでも、
楽観的にみてもこれから数年はかかることも分かりますよね?
つまり、民間需要が回復しない限り、問題の本質的解決にはならないということです。
そして、政府需要ではなく民間需要を増やすためには、実質金利の切り下げと円安
しか手段がないことは分かりますか? そのためには、インフレ期待を引き上げる
しかゼロ金利下では手段はないことも分かりますか?
ついでにいうと、重要なのはインフレ期待の引き上げですから、いま貨幣が多いか
少ないかは、実はあまり意味はありません。 - 97 :名無しさんの冒険:2004/02/11(Wed) 14:47
- 大減税の方向でおながいします。
- 98 :名無しさんの冒険:2004/02/11(Wed) 14:57
- 減税でも公共支出でも、プライマリー・バランスを悪化させる点では同じ。
- 99 :ど素人:2004/02/11(Wed) 15:05
- >>96
横レスです。
構造改革派の中でもマイルドなグループは財政出動を景気底割れの支えとして否定はしてないようです。あとは需要創出型の構造改革によってデフレ脱却を計るという考えのようです。吉川氏寄りのグループはそうなんでしょうかね。問題はデフレギャップを埋めるだけの需要を生み出すだけの新産業って何なのかということ。そんな漠然としたものに頼るより、既存の産業を全般的に回復させることが必要であり、そのためにはインフレ期待を高めて民間インセンティブを高める方が早道であるというのがリフレ派の主張なんでしょうね。ていうか、私も素人なんで、この理解でよろしいでしょうか? - 100 :名無しさんの冒険:2004/02/11(Wed) 15:13
- >>99
たぶんいいと思います。ついでにいえば、需要創出型の構造改革「だけ」に頼る考え方は、
リフレ派的には、暗闇への跳躍論として有名です。 - 101 :名無しさんの冒険:2004/02/11(Wed) 15:28
- プライマリー・バランスの正常化も、需要の創出も、現状の政策手段で
着実に成果を出していくという方法もあると思います。プライマリー・バランス
については、経済成長のサステナビリティが問われるわけですから、
リフレ政策(現状も十分なリフレ政策である)と構造改革の処方によって、
問題をクリアーできると思われます。
ただ、インタゲ(インフレターゲット付量的緩和)の場合、ほぼ際限なく量的緩和
に依存するという側面は否定できませんので、留意が必要だということです。
我々は「期待」に働きかけることが感覚的に理解できても、その「期待」を管理
することはできません。
「期待」というのは、経済学のモデル式では形としてつかめますが、現実には
そう簡単にはいきません。
経済学では、個々人の効用関数を代表的消費者によって表される一つの形にして、
しかも単調増加の凹型の形にするという無理な前提でモデルを立てています。
「期待」を無理に操作しようとするなら、何らかのしっぺがえしが予想されますね。 - 102 :名無しさんの冒険:2004/02/11(Wed) 15:40
- >プライマリー・バランスの正常化も、需要の創出も、現状の政策手段で
>着実に成果を出していくという方法もあると思います。プライマリー・バランス
>については、経済成長のサステナビリティが問われるわけですから、
>リフレ政策(現状も十分なリフレ政策である)と構造改革の処方によって、
>問題をクリアーできると思われます。
デフレであるかぎりクリアーはできないと思います。ところで、現状の政策手段で
着実に成果を出していくというのは、具体的には何の手段ですか?
>「期待」を無理に操作しようとするなら、何らかのしっぺがえしが予想されますね。
このしっぺがえしとは具体的には何ですか? - 103 :一般人:2004/02/11(Wed) 15:46
- >>88
7=26=71=一般人です。
>>85
勘違いしていました。「次世代に負担をかけるような金融政策」を
「過度な量的金融緩和」に訂正します。失礼しました。
>>94
丁寧なレスありがとうございます。第一段落は納得です。
インフレ期待の区別については、金融政策のみでインフレ期待を醸成させる
ことに現在疑問をもっているため区別するような表現になってしまったのだ
と思います。第三段落についても、同意いたします。その意味で現在日銀が
進めている積極的な金融政策を評価しています。最後の「標準的な金融政策
の緩和引き締め度を測る基準に従うと90年代以降ほとんどベースマネー供給
は不足であった」という部分に非常に興味をもちました。もしよろしければ
参考文献など教えて頂けませんでしょうか。勉強してみます。最後になりま
したが、恥を承知で質問させていただきます。金融政策のみでデフレから
脱却することのできた前例とかありましたら、教えて頂けませんか。金融政策
を主体とするリフレ策の是非を考える上で参考になると思いますので。 - 104 :名無しさんの冒険:2004/02/11(Wed) 15:48
- 「期待」はむらっ気のあるものでしょうから、無理に統一はできません。
日本国民がすべて同じ様式で行動すると考えて、政策を打てばすべてよくなる
と考えるのは、いささか滑稽でしょう。
そこに問題があるわけで、景気のサイクルがある中で、一体化を想定した「期待」
が跛行的な動きをみせ、サスナブル(持続可能な)な経済成長を台無しにしてしまう
ことは考えられますね。資産価格だけが異常に高騰することもあるでしょうし(それに
想定されるほどの景気の波及効果が限定的であるかもしれません)、突然の所得の移転
(借金を持った人が有利になり、蓄財に励んできた人がつらい思いをする)によって、
社会的に不連続な不整合性が歪みとして生まれるでしょう。まあ、こんなのはほんの
一例に過ぎませんが。
>デフレであるかぎりクリアーはできないと思います。
現状の政策で景気回復の兆候が出ている以上、デフレが脱出できないという証拠にはなりません。というよりも、際限のない量的緩和のどこの地点にデフレ脱出の閾値があるのか、お聞きしたいものです。
結局、具体的なデフレ脱出の転換点も読めずに、量的であればデフレを脱出できるとする発想は、あまりにアバウトで実際に使えません。 - 105 :名無しさんの冒険:2004/02/11(Wed) 15:50
- 104の補足
「期待」に働きかけるのだとしても、漸近的に少しずつインフレ・マインドを醸成して
いくことが王道ではないでしょうか。 - 106 :名無しさんの冒険:2004/02/11(Wed) 15:51
- >何らかのしっぺがえしが予想されますね
こちらの説明はスルーして、そういうよくわからないものを盾に反論されると話にならない。
何らかのしっぺがえしがあるからインタゲはダメというのを納得しなさいって?
反論のための反論も結構だけど、もう少し突き詰めてハッキリさせてくれませんか? - 108 :一般人:2004/02/11(Wed) 15:56
- >>96
レスありがとうございます。
最初の2つについては同意します。あとの2つはまだよくわかりません。
理解できるまで、すこし時間をください。最後の「重要なのはインフレ期待
の引き上げですから、いま貨幣が多いか少ないかは、実はあまり意味はあり
ません」というご意見は自ら金融政策(量的金融緩和)によるインフレ期待
を喚起させるという論理を否定しているように見受けられるのですが・・。
インフレ期待が高まるのならば何でもありということなのですか。私として
はこの部分については大賛成です。(煽りと取らないでくだいね。) - 109 :ドラエモン:2004/02/11(Wed) 16:00
- >>104
1)資産価格の異常な上昇ってのをどの位に想定してますか?日経平均で2万円と
か3万円ですか?それとも、5万円以上とか?
2)金融政策のみでインフレ期待を醸成する必要はないです。のみでも醸成できる
ことを主張しているだけですから。
3)ベースマネーの伸び率の基準はマッカラムルールなら毎月年率15%とか20%
の増加。
4)蓄財に励んでいる人が一番おそれているのは、不良債権処理に税金が投入され
それで増税されることなんじゃないですかね?
5)財政がほとんど出てないで、金融政策の転換でデフレが止まった例が、大恐慌
期の日米。
6)ドーマー条件すら満たせない(名目成長率>名目長期金利)現状では、財政の
破綻か、大増税は不可避なのは、単なる算術の問題。 - 110 :名無しさんの冒険:2004/02/11(Wed) 16:03
- 現状が一時よりはましになっていることは確かでしょう。しかし、依然として
デフレは克服されていません。問題は、まず一刻も早くこの状態から離脱すること
が必要なのか、姿もみえない「しっぺがえし」に怯えて手をこまねいた方がいいか
だと思います。 - 112 :名無しさんの冒険:2004/02/11(Wed) 16:07
- >>110
デフレに過度に怯えて、不確実な政策を一気にとるよりも、
徐々に息の長い景気回復を目指すことが王道だということです。
相手はデフレであって、恐慌ではないのですから、
漸近的、連続的に脱出に近づいていくのが普通の発想だということです。 - 114 :名無しさんの冒険:2004/02/11(Wed) 16:11
- >最後の「標準的な金融政策の緩和引き締め度を測る基準に従うと90年
>代以降ほとんどベースマネー供給は不足であった」という部分に非常
>に興味をもちました。
マッカラムルールかな?だったら飯田泰之『経済学思考の技術』に載っ
てたよ。多分web上にもあるけどさがすのメンドイからだれかお願い。 - 115 :一般人:2004/02/11(Wed) 16:13
- >>109
私の疑問にも答えてくださってありがとうございます。
マッカラムルールと大恐慌期の日米の状況について詳しく調べて
みます。 - 116 :すりらんか:2004/02/11(Wed) 16:34
- >>99(ど素人氏)
>問題はデフレギャップを埋めるだけの需要を生み出すだけの新産業
ごく簡単な反論としては,そのような新産業をみつける能力がある人がなん
で官僚や学者なんかをやって居るんだろうという疑問です.少なくとも私が
そんなに有能だったらこんな薄給の仕事はやらないと思います.また,
>既存の産業を全般的に回復
というのはリフレ派の主張とはやや異なります.実質利子率が低いならば新
規参入(たいてい借金を抱えて始める)も容易になります.その意味で,新
規産業立ち上げのためにもデフレによる実質金利高騰はまずいというわけで
す.>>61での>>12氏への返答として書きましたようにデフレでは相対的に旧
産業の法が有利なのです. - 117 :すりらんか:2004/02/11(Wed) 16:35
- >>101氏
>その「期待」を管理することはできません。
リフレの一手段である物価もしくはインフレへのターゲットは期待管理が主
眼です.コミットメントのある政策下で期待は(そうでない場合に比べ)安
定化します.これはまさに先進国のほとんどにおいて利用され実証されてい
るところです.「完全に管理できないのだから全く管理すべきではない」と
の主張は理解し難いので追加的な説明をお願いします.
>経済学では、個々人の効用関数を代表的消費者に
>よって表される一つの形にして、しかも単調増加
>の凹型の形にするという無理な前提でモデルを立
>てています。「期待」を無理に操作しようとする
>なら、何らかのしっぺがえしが予想されますね。
これはダメな議論の典型です.まずリフレ政策の有効性は代表的消費者モデ
ルに依存しません(ヘテロな消費者を仮定して結論が覆るモデルがあるよう
でしたら私の不勉強です.ぜひお教え下さい).効用関数に関しても(厚生
評価のためには必要ですが生産増=成功でよいのなら)企業サイドのみのモ
デル化で十分同じ結論を得られます.また「しっぺ返し」が代表的エージェ
ントモデルや効用関数と何の関係があるのか私の知識では分かりませんので,
両者のつながりをご教示下さい. - 118 :すりらんか:2004/02/11(Wed) 16:35
- >>104氏(101氏かな?)
>日本国民がすべて同じ様式で行動すると考えて、政策を打てば
>すべてよくなると考える
このような前提は必要ありません.資産家がその資産を減らさないように行
動する/企業は利潤が増えるように行動するだけでよいのです.
>景気のサイクルがある中で、一体化を想定した「期待」が跛行
>的な動きをみせ、サスナブル(持続可能な)な経済成長を台無し
>にしてしまうことは考えられますね。
意味が分かりません.個人内で将来価格水準の分散が大きくなると言うこと
でしょうか??それとも各人の持つ期待がばらつくということでしょうか?
このような期待のばらつきはルールに基づく政策の元では小さくなりますの
で,期待のばらつきを問題にするのならなおさらターゲット政策が必要でし
ょう.通常これらのターゲット政策は不確実性現象に効果的であると言うと
ころから研究が始まっています.ルールに基づく政策の元で期待のばらつき
が拡大すると考えているようでしたらそれはなんらかの「わざと損しようと
する人」を想定していることになるとます.
>際限のない量的緩和のどこの地点にデフレ脱出の閾値があるのか
政策は動学的側面が重要ですから,どの水準のインフレまで許容できるかの
コミットが必要なのです.いつ停止されるか分からない量的緩和に効果はあ
りません.その意味でもルール化が必要なのです. - 119 :すりらんか:2004/02/11(Wed) 16:35
- >>103>>108(一般人氏)
>その意味で現在日銀が進めている積極的な金融政策を評価しています。
私も速水総裁時代にくらべればものすごく良いと思います.ただし,せっか
くならばルールとしての金融政策へ移行してしまった方が期待により大きく
働きかけるのでそのほうがよい!というのが私の考えです.現在円高が許容
水準ぎりぎりなので緩和継続期待が持たれている状態だと思います.しかし,
これではアメリカの政策次第で再びインフレ期待への萌芽がつまれてしまう.
国内金融政策なのですから国内で行うべきであると考えます.標準的基準云
々はマッカラムルールのことですので銅鑼さん・114氏の言うとおりです.
>金融政策のみでデフレから脱却することのできた前例
世界大恐慌などが良い例でしょう.他の国内政策と無関係に金融政策のタイ
ミングが各国の経済回復のタイミングを決めています.また,90年代のニュ
ージーランドは小規模ながらそれに近いかと.
>重要なのはインフレ期待の引き上げですから、いま貨幣が多いか少ない
>かは、実はあまり意味はありません
は「いまの貨幣量」ではなく「将来の金融政策姿勢への予想」が重要という
意味だと思います. - 120 :ど素人:2004/02/11(Wed) 16:37
- またまた素人的感想ですが、どんどん国民負担率が引き上げられていってますが、これももしデフレでなければまだ「マシ」だったんじゃないですか。デフレ放置のツケが確実に回ってきてると思うんですが。経済成長を持ち直すことによって税収などが自然増収するように持ってかない限り、きりが無いように思うんです。景気が着実に回復してると口ではいいつつも、近い将来国民負担を再び引き下げられるほど回復する「自信」が政府に無いからこそこんな政策が採られるんじゃないですか。一体政府はどの程度の経済成長率を想定してるんですかね。ちまたでは将来的に負担は増えこそすれ減ることはないという雰囲気が濃厚ですもんね。収入は減る一方で保険料負担などは増えるばかりで。この不利益を考えたら、一刻も早いリフレ政策が必要だと思うんですが。このツケを取り戻すにはある程度高い経済成長を実現しないとムリでしょう。これを先送りすればするほど傷は深くなると思います。
- 121 :名無しさんの冒険:2004/02/11(Wed) 16:47
- >>117
>まずリフレ政策の有効性は代表的消費者モデルに依存しません
まったくもって、ナンセンスな論理展開ですね。
ここで言うリフレ政策の有効性というのは、インフレ期待を起こすということですよね。起こすのはいいとして、それが望ましく、期待がうまくサステナブルな経済成長
に活かされるのかという点が示されていないのに、「リフレ政策は有効だ」という
結論に撞着しています。
つまり、催眠療法は慎重に行わなければならない、いろいろな問題点があると指摘しているのに、「催眠療法によって、患者を催眠状態に陥らせることは可能だ」と言っているようてものです。
問題は使えるか、使えないかということなんですよ。
昨日も例示したように、不確実なギャンブルは、可能性を議論し勝利を夢想
することは可能ですが、使うことはできません。 - 122 :だるま:2004/02/11(Wed) 18:01
- >>93
だいぶ戻ってしまいますが、実質金利についての実証研究の補足です。
CSFB
PDF5ページに期待インフレ率のグラフがあり、92年から趨勢的に低下しており、
2003年6月時点での期待インフレ率はマイナス4%となっています。
なお、最近の設備投資回復の動きがデフレギャップ解消に十分かを論じ、
上記の点に加え、設備投資がキャッシュフローを依然として下回っていること
等から十分ではない、と結論しています。
http://www.csfb.co.jp/client_entrance/research/economic/eco030718.pdf
>>59
>これを期待インフレ率にしたものはあまり見かけないが、内閣府か
>なんかのWPにあったように思う。
ドラエモンさんが言われていたのはこれですね。
内閣府WP
個別企業の財務データから設備投資関数を推計し、90年代後半に期待実質金利
(=名目金利-期待インフレ率)が横ばい、ないし上昇している、としています。
名目金利がこれ以上下げられないなかでは、期待インフレ率を上げることによって
期待実質金利を下げることが必要、と結論づけています。
http://www.esri.go.jp/jp/archive/e_dis/e_dis060/e_dis056.html#kousei
以上、実質金利はなかなか理解しがたいものだと思いましたで、情報提供まで。 - 123 :ど素人:2004/02/11(Wed) 19:12
- >>121
インフレが起こせたとして、それが悪影響を及ぼす可能性について、具体的にはどんなものが考えられますか?
不確実なギャンブルと言う点では、デフレ下での構造改革による景気回復論がありましたね。インタゲがギャンブルと言うなら、こっちの方がより前例がないギャンブルだと思いますが。これについてはどうお考えですか?
あと、漸進的な景気回復が進むとして、本格回復まで何年ぐらいのスパンで見ておられるのかもお聞きしたいのですが。日経平均は11000円の鉄壁に何度もぶち当たりますしね。昔買った株もまだまだ買値に戻ってません。 - 124 :名無しさんの冒険:2004/02/11(Wed) 19:32
- >>121
>昨日も例示したように、不確実なギャンブルは、可能性を議論し勝利を夢想
>することは可能ですが、使うことはできません。
という判断基準について
あなたが現に行なっている「議論」に関してですが、すりらんか(別に誰でも
よいですが)が手探りをすることを余儀なくされているということから、
根拠レスな決め付け・言いっ放しと判断されるべきものとなっていることが
考えられます。
もちろん、求められる回答がなされればその評価は撤回されるべきです。
しかし、それがなされようとなされまいと、現に話が通じていないという現象が
生じていることからわかるように、この「議論」は、多分にその性質(ギャン
ブル性)を持っています、「すりらんかのようなぱか」の参加可能性を排除
することはできないわけですし。
あなたがただちにこの「議論」を終了させない場合、自家撞着していることに
なります。
もちろん我々はあなたの言うような判断基準を持っていませんし、それはばか
げたものであると考えているので、議論を続けてほしいわけですが、まずは
>>117を再度、及び>>118をよく読んだ上で必要とされる事項についての回答
から始めてほしいと思います。 - 125 :名無しさんの冒険:2004/02/11(Wed) 19:59
- >>123
話がややこしくなるから黙っていないか。
℃素人(漏れも含めて)が言葉遊びに付き合っても場が混乱するだけだ。 - 126 :名無しさんの冒険:2004/02/11(Wed) 20:24
- >もちろん我々はあなたの言うような判断基準を持っていませんし、それはばか
>げたものであると考えている
ということだから、異なる意見で水を差されると、興ざめするということですか?
そうかもしれませんね。もともと、私もアウェイで議論してますから。
しかし、異なる見解の中での議論に話がかみ合わず、自家撞着していても
何の意味もありませんね。
インフレになるだろうということだけで、政策案になるというのは、
インタゲという政策に無謬性を感じる少数派の見解でしょう。
結局、多くの国民はインタゲの成功を期待するhomogeneousな代表的消費者
ではないわけですから。 - 127 :すりらんか:2004/02/11(Wed) 20:26
- >>121さんは101さんでよいのかな?
だとしたら>>101の最終段落を再読下さい.私の>>117は101へのレスポン
スです.101を読む限りあなたの書いた内容では「代表的個人・特定効用
関数」→「期待を変化させる政策へのしっぺがえし」という論旨のよう
に感じられてしまいます.そこで私の反論の趣旨は「代表的個人・特定
効用関数」に依存することなく生産増・インフレ率とその期待の安定化
という効果はあるのだからなぜこの様な批判がなされるのか分からない,
というものです.なお,リフレの効果は別にインフレになると言うこと
ではありません(それならそれこそ資源の有限性のみから導ける),あ
くまで生産増・インフレ率とその期待の安定で,これは特別にゆがんだ
効用関数を考えない限り厚生改善的です.
>それが望ましく、期待がうまくサステナブルな経済成長
>に活かされるのかという点
市場利子率と均衡実質利子率の乖離がうまることが経済成長にとり+で
ないというのはどういう状態なのでしょう.「サステナブル」という単
語にこだわりがあるようですが,資本がその生産性にふさわしい対価を
受け取る状態というのがもっとも維持可能な状態です.
>昨日も例示したように、不確実なギャンブル
昨日といわれても……やはりみんなせめて番号コテハン使いましょう.
で,不確実なギャンブルというのは全ての政策がそうでして,何もしな
いのも大変なギャンブルなのです.……とこんな言葉遊びは馬鹿げてい
ます.比喩を論理の変わりにすることは出来ません.比喩ではなく論理,
またできるならばモデルで語りましょう.
コミットメントつきの政策が逆に生産の振幅を大きくするモデルとその
対処法はかなりの形で確立されています.モデルで語るというのはこの
モデルの問題を指摘することです. - 128 :すりらんか:2004/02/11(Wed) 20:34
- >多くの国民はインタゲの成功を期待するhomogeneousな代表的消費者
>ではない
なんども繰り返して申し訳ないですが,agentが均一だろうが不均一だろうが(
というかむしろ不均一な方がリフレの有効性を簡単に証明できますしそのほうが
現実的だという人もいる<ザモデ路線)有効性の証明(繰り返しますが生産増と
不確実性現象・安定化を指します)に問題は生じません.
あと細かい話ですが「自家撞着」と言う単語の意味を誤解しています.自家中毒
あたりと混同しているのでは? - 129 :128訂正:2004/02/11(Wed) 20:53
- ×不確実性現象
○不確実性減少 - 130 :名無しさんの冒険:2004/02/11(Wed) 21:20
- >>1すりらんか様
すりらんか様、こんにちは、地方公務員のI(40歳)と申します。
先日、組長選がありまして、「職員数20%削減!」などどほざくやつが当選しやがりました。
多分出来ないだろう、自分は削減を免れられるだろうと思っていますが、やっぱり心配です。
近年財政がいたんできたので、こんな話になってしまいました。
私にとってリフレ策有利なのでしょうか不利なのでしょうか、ご教示ください。
一般人の疑問てのは、大体こんな感じじゃないかな? - 131 :124:2004/02/11(Wed) 21:42
- >>126
>ということだから、異なる意見で水を差されると、興ざめするということですか?
>そうかもしれませんね。もともと、私もアウェイで議論してますから。
いいえ、それはまったくの見当違いです。ぼくの言った「あなたの判断基準」@>>124
とは「不確実なギャンブルは却下」のことであり、それはばかげていると言ったまでです、
政策運営(その他の人間の行なう社会活動)において「不確実なギャンブルをしない」
ということは不可能なのですから。そこにおいてアウェイもくそもありませんよね。
あと、議論上どうでもよいことなのですが、
>インタゲの成功を期待するhomogeneousな代表的消費者
を扱ったモデルというのはどこに存在するのですか? 当該モデルにおいてそれが
どのように表現されているか、非常に興味があります。 - 132 :名無しさんの冒険:2004/02/11(Wed) 21:55
- >>127
ですから、インフレにするための議論が自己目的化することで、
デフレを脱出するために、インフレターゲットという一つの制度の枠を超える
かということが議論になっているわけですね。
そこで、超えるべきだというのは、一つの見解だとは思いますが、必要ではない
というが私の考えです。インフレにすることができるということと、望ましい
金融政策というのは別物だからです。インフレになるということだけが主張の論点であり、そこからインタゲを支持するというのは、かなりの飛躍があるし、論者の主観が
働いているといわざるをえません。
homogeneousな代表的個人を想定していないのだとしたら、要するに多くの賛同が得られない中で、おびただしい量的緩和を強行する、強行したいということでしかありません。それでインフレになったとしても、その管理ができないのであれば、
遍く支持されることはありません。奥の手として封印しておくというのが関の山でしょう。
結局、圧倒的に反対の人が多い中で、インタゲを強行すべしというのであれば、
結果がすべてということですが、その結果が思わしくないという見方が大勢なので
あり、権限を有している日銀が否定するのであれば、実際にその政策はとられること
はないだろうということです。 - 133 :ドラエモン:2004/02/11(Wed) 22:03
- マイルドインフレは(というと管理できないと言うだろうが、管理するのがインタゲだから
返事に困るw)それ自体が目標にすべき物である。
なぜなら、事実として存在する価格の下方硬直性故に、相対価格の調整をスムーズにして、
資源配分を効率化するには、マイルドインフレが必要だからだ。
こんな意見を多くの経済学者は認めないというかもしれないが、(1)CPIのバイアス故に
最低1%程度のインフレが物価安定を意味すること、(2)デフレ下での通常の金融政策の有効
性の喪失=流動性の罠故に、ショックが生じたときに実質的にデフレにならないための糊代を
考慮すれば更に1%位のインフレが必要。以上から、2%程度のインフレは、それ自体が目標に
すべきものであるというのは、今日では主流のマクロ経済学の共通認識であるといっても過言で
はない。 - 134 :ドラエモン:2004/02/11(Wed) 22:10
- 失礼。>>133を以下のように訂正。
マイルドインフレが、それ自体目的とすべき理由は、以下の三点。
1)相対価格調整をスムーズにするため。
2)CPIのバイアス
3)流動性の罠を避ける糊代 - 135 :名無しさんの冒険:2004/02/11(Wed) 22:21
- インフレにするということと、マイルドなインフレを目指してやむことなく量的緩和を一気に行うということに、必ずしもつながりは認められません。
インタゲといっても、結局デフレを脱出するために、今よりもはるかに巨額の量的緩和を行うということであって、それが望ましいマイルドなインフレに達するための手段で
あるとするのは、あまりにもブラックボックスにして捨象した部分が多すぎます。
結局、日銀にマイルドなインフレの状態達するまで量的緩和を続けるいうのは、
日銀の神業を期待するということであって、ターゲットそのものに何の政策的な
意味合いもありません。
90年代に失政を続けてきた日銀に過大な期待を寄せる人が国民のごく一部にいる
のかなということでしかありません。 - 136 :すりらんか:2004/02/11(Wed) 22:30
- >>130
ふふふ.でもIさんのケースはかなり損得勘定難しいですよね.年金生活者で
株はやくざのやることだって人や,新技術をもった零細企業経営者なら話は
早いですが……
>インフレにすることができるということと、
>望ましい金融政策というのは別物だからです。
まず,インフレーションターゲット(というより名目GDPターゲットの方が理
論的にはよいのですが)はインフレにすることが出来て,しかも望ましい金融
政策であると言う意味で一石二鳥であるというのがポイントです.インフレに
するためのコミットメントつきの緩和ルールという点はこの板でもずいぶんお
話ししましたので割愛するとして,ターゲット型の政策はインフレ率に関する
期待を安定化させる=不確実性の元を一つ減らすという効果があります.経済
セミナーの2002/10,2003/5で寺井晃氏が簡潔なまとめをしていますので参照
されると良いでしょう. - 137 :すりらんか:2004/02/11(Wed) 22:31
- >homogeneousな代表的個人を想定していないのだとしたら、
>要するに多くの賛同が得られない中で
おそらくhomogeneous agentについて何か勘違いしているのではないでしょう
か??通常の経済モデルで厚生評価はパレート基準で行われます.ヘテロな
agentから構成される経済でパレート改善的な政策なら問題はないでしょう.
インフレヘッジをしないという人は損するかも知れませんが……現在のよう
に自分の力では対応できない状況と自分の力で対応出来るがそれをしない状
況なら後者の方が明らかにマシだと考えますがいかがですか?
>その結果が思わしくないという見方が大勢なので
たしかに国内ではリフレの有効性の主張は少数派ですね.しかし,大多数は
「わからないからきっとダメだ」派なんではないでしょうか.実際,経済理
論とモデルor実証に立脚して積極的にリフレ政策の否定をしているものは少
数なように思います.海外についてはまぁ何度も出ているからやめと来まし
ょう.
>権限を有している日銀が否定するのであれば、
>実際にその政策はとられることはない
これは変な話です.私は陰謀論まで行くと変だと思っているのですが,確か
に日銀内にはインフレにして得する人は少ないですからデフレバイアスがあ
っても仕方ないでしょう.組織内の損得勘定で政策が行われているのを「し
ょうがない」というのであれば,何もかもしょうがないという話になってし
まう.神戸大のM氏も同じようなこと(お上の政策に文句をつけるのはよく
ないみたいな話)を書いていましたがおよそ学者としての良心を欠くと感じ
ました. - 138 :ドラエモン:2004/02/11(Wed) 22:39
- >すりらんか氏
どうも、放置決定済みの「あの人」の主張にしかみえないんだが(笑)僕は降りるわ。
>ROM諸氏
ここでインタゲ話ばかりで面白くないと批判がありますが、僕の上記の推測が正しいなら、
議論が済んでも、また一から蒸し返す人がいるんで、同じ話ばかりしていることが、ツマラン
理由になってるように思います。どっちにしろ、「100%確実で、日銀がその気にならない
政策を主張するのはナンセンス」以外の批判が出てくるまで、落ちます。 - 139 :すりらんか:2004/02/11(Wed) 22:41
- >インタゲといっても、結局デフレを脱出するために、
>今よりもはるかに巨額の量的緩和を行うということであって
……ある一時点の追加緩和量の話をしているなら,そうとも限りません.問
題は長期的(さらにどの程度のインフレになるまで)に緩和姿勢を続けるこ
とが明確になることです.福井総裁は0金利解除を目指す審議委員を押さえ
ているという評判もありますが,現行の制度ではいつ再び引き締め転換する
かわかったもんではないという状態です.このような先行引締期待を払拭で
きない状態で「デフレ脱却姿勢」を示すためには極端な緩和姿勢を見せなけ
ればならないわけです.不確実な状態で何かを信じさせるわけですから……
其れに対し年率X%になるまでは(法的責任において)緩和は継続,Y%超
えたら引締というのが分かっていれば,そんな派手な行動がなくても信じて
もらえるというわけです.その意味で,法的な責任問題をともなうターゲッ
ト政策でないと効果は薄いでしょう.
>あまりにもブラックボックスにして捨象した部分が多すぎます。
ちょっと待って下さい.金融政策の波及経路に関する論文も多く,ブラック
ボックスというのは明らかに現在の研究を無視しています.この板上でも波
及経路を何度も解説しているはずです(このスレでは実質金利経路がわりと
話題になっていますね).ブラックボックスなのはあなたの論拠の方だと思
いますが? - 140 :ブリュメール:2004/02/11(Wed) 22:43
- 為替介入がこのまま継続するとして、日銀が当座預金残高をなし崩し的に(つまり明確なインフレ目標へのコミットなく)、例えば一月に5兆円づつでも上限値をきりあげていくとすると、デフレは終わりますか?
- 141 :すりらんか:2004/02/11(Wed) 22:43
- >>138
まぁ僕も今日はそろそろ寝ますが…….確かにインタゲ話はもう飽きてるんですよね.
みんなで「今週読んで萌えた論文スレ」とかがんばってやりません? - 142 :すりらんか:2004/02/11(Wed) 22:49
- 寝るとか良いながら面白い論点が出たのでもう少し……
>>140
$1=\100円をけっして許容できないと言うのが明確になれば,少なくとも日本はアメ
リカの金融政策を輸入することになります.するとアメリカが緩和する限りは日本
も緩和につきあわないと円高になってしまいますから.この考え方が浸透すればデ
フレ期待は多少改善されると考えています←つまり市場へのコミュニケーションと
して回り道なので効果が見えるのが遅いということ.
さらに,為替は日銀の管理事項ではないため,日銀は為替へのコミットを表に出す
ことが出来ない.これではなおさら「いつもっと円高でも良い」論が台頭するか分
からないですから,デフレ解消力はさらに弱まります.
私は90年代中の若者から老人への所得再分配を逆に捲く必要があると考えているの
でできればアメリカ以上のインフレをしばらく継続すべきだと思いますが. - 143 :takeda:2004/02/11(Wed) 22:53
- >ドラ氏>>57、ナンシー氏>>65、すり氏>>93
レスありがとうございます。
吉川本については一応知っていたのですが、「投資の利子弾力性は低く、金
融政策が投資を刺激する効果はそれほど高くない」というロジックだったと
記憶しています。私は、これがリフレ派の1つの主張である、「リフレ政策
によって実質金利をさげ、投資需要を増加させる」効果についての有力な反
論になるのではないかと考えたので、質問させていただきました。
しかし、すりらんか氏が書かれたように、”十分”実質金利を低下させるこ
とができれば、利子弾力性が低くても景気刺激効果は十分ありそうですね。
追加質問なのですが、ドラ氏の書かれた「資産価格上昇を通じた径路」とい
うのがよくわかりません。
企業の持っている資産の価格が上昇することで、フリーキャッシュフローや
担保価値が増加し、今まで内部資金制約が効いていた企業も投資できるよう
になる、ということでしょうか?それならば、マクロ的には信用制約が存在
しないという定説にのっとれば、そのような効果もそれほど高くないように
思えます。ドラ氏の考える径路を自分が勘違いしているかもしれないので、
もう少し詳しく教えていただけませんか? - 144 :ブリュメール:2004/02/11(Wed) 23:01
- >>142 それは>>141の論点にストレートに答えているとはいえないのでは?
日銀の非不胎化も、当座預金残高の上限を上回る可能性がなければどうも行っていない
ように思える。12月ではこの上限がクルーシャルになって、短期国債の買いオペが増加する一方で、長期国債の買いオペを急激に減少させた。で、1月にはこの当座預金残高の上限を切り上げている。これが今後も継続するという条件でのリフレ効果の話。
この上限を切り上げていくと、事実上の量的緩和と国際的(主にアメリカ)のリバランス効果で、株価などもクリーピングに上昇することにもなるのではないか?
事実、去年はこの介入効果があったように思えるので、日銀が受動的な態度でインフレ目標へのコミットがないか微弱でも、政府の介入姿勢が強ければリフレ効果が期待できるのではないか? すりらんかさんのだと昨年の介入によるミニリフレ効果の評価があまり感じられないのだが? - 145 :ドラエモン:2004/02/11(Wed) 23:06
- >>143
キャッシュフローはこの際関係ないです。ごく単純な例では、資本市場にアクセスできない中小
企業の投資が少ない理由として、中小企業向けの融資が担保不足で実行されないことがある場合
には、資産価格上昇がストレートに設備投資拡大に作用するでしょう。
また、家計部門でも、資産効果を過小評価したのが、90年代の初めの失敗だった可能性は
十分にあります。ことに日経平均が2万円割れしたくらいから個人消費がメタメタになった
印象が強いです。少なくとも、資産価格上昇は消費にマイナスにはならないでしょう。 - 146 :ブリュメール:2004/02/11(Wed) 23:07
- つまりバカバカしい話ではあるが、おそらく政治的なスケジュールのためにかなり
必死になった昨年の為替介入+しぶしぶつきあった日銀の資金供給→アメリカでのリバランス効果の発生→日本株などの購入→株価七千円台から1万円台への上昇→設備投資増や失業の改善
これを第一段階とすれば、いまも同じようなシナリオが描けるのか否かを問いたいわけです。 - 147 :名無しさんの冒険:2004/02/11(Wed) 23:10
- >>145 しかし、原田泰の本ではこのフィナンシャル・アクセレータの効果は否定的に
扱われている。資本市場へのアクセスが限定されていても、中小企業は多様な資金調達の経路があると書いているが? - 148 :すりらんか:2004/02/11(Wed) 23:20
- なるほど……確かに日銀当座目標に関してはそれにぶつかるたびに緩和をスト
ップする理由になっており,その撤廃も必要だとおもいます.だって目標はイ
ンフレ率なんですから...
それはさておき政治主導でのリフレの可能性は面白いかもしれない.つまりは
政治サイドの姿勢に対して,それが強力なら日銀はつきあわざるを得ないだろ
うということですよね.うーん少しゆっくり考えさせて下さい. - 149 :ドラエモン:2004/02/11(Wed) 23:32
- >>147 ああ、原田・岩田ですな。確かに、あれに出ていた論文ではFAには否定的ですね。
確かにファイナンス経路では効かない可能性はありますが、BS改善それ自体が投資抑制的に
作用しているなら、結果的に話は別と言うことになる。 - 150 :名無しさんの冒険:2004/02/11(Wed) 23:47
- >>149 BS改善で投資抑制的というよりも、この場合ではまさに投資決定にサンクコストは関係ない(BSの改善が投資に関係ない)という状況もありえるのではないかな?
中小企業でBS改善が投資増加(抑制ではない)に効いているケースというのは実は
めずらしいのではないか? 端的にいえば保有株式の時価が上昇したからといって中小企業の親父・おばさんたちが投資を増加させるのだろうか? - 151 :ドラエモン:2004/02/12(Thu) 00:08
- >>150
そこら辺は、タリバン招き猫氏が詳しい(笑)しかし、例の無担保融資は相当効いたのも事実。 - 152 :名無しさんの冒険:2004/02/12(Thu) 00:29
- >>151 それはファイナンスの話ですか? 特別保証が相当焦げ付いたのはご存知ですよね? 特別保証ないし現在の信用保証の無担保枠の貸し出し上限をあげることは、逆選択を招きかねない。事実、特別保証の焦げ付きは深刻だったのでは? そうなると、ファイナンスという面からは(銀行含むその他の主体からの)貸付の期待収益を低下させるので、むしろ中長期的には投資制約的に働くはずだが?
>>150 で書いたのは、BS改善(資産価格上昇、例えば株や土地)であっても設備投資増加よりも、むしろ資産購入(ポートフォリオ効果)がすすむような気がするというわけです。もちろんこれはリフレ効果はあるのはいうまでもない。この背景には設備投資の限界収益が低いという問題があるように思う。いわばバブル期の問題に先祖がえり
するわけだが、そうなると失業の改善などはどうなるのだろうか? - 153 :名無しさんの冒険:2004/02/12(Thu) 00:38
- 必ずしも記事の内容には賛成ではないが、これなどが特別保証の顛末を伝えている
http://www.asahi.com/money/topics/TKY200311240066.html - 154 :ドラエモン:2004/02/12(Thu) 00:43
- >>152
そりゃ、あんな条件で無担保貸し付けすれば焦げ付きは多いでしょう。言いたかったことは、
筋悪のあんな政策であっても、資金が手に入れば投資に向かったわけだから、手持ちの資産が
増価すれば、投資は増えるでしょうということです。
それから、ポートフォリオ効果が中心(株高が株高を呼ぶ)のは、その通りでしょう。あと、
投資の限界効率が低いことが失業とどう関係するか、仰る趣旨がよくわからない。バブル期に
先祖帰り(というのもよく分からないが)すると、雇用が増えませんか? - 155 :名無しさんの冒険:2004/02/12(Thu) 06:26
- >>141
>確かにインタゲ話はもう飽きてるんですよね
そう。状況が変わっているのに、いつまでも一つの施策案の正当化に
拘泥しているだけの話でしかない。無駄な議論だね。 - 156 :名無しさんの冒険:2004/02/12(Thu) 06:41
- >>155
「それは煽りです」
・煽りと思われた場合は「それは煽りです」「それは荒らしです」とは
っきり指摘すること - 157 :名無しさんの冒険:2004/02/12(Thu) 06:46
- 貨幣が消えてなくならない限り、インタゲ要求も終わらないよ。
- 158 :名無しさんの冒険:2004/02/12(Thu) 06:47
- >>155
本当に状況は変わっているのだろうか?日経平均が11000円あたりでふうふう言ってるのだが。20000円超えないとダメでしょう。 - 160 :ドラエモン:2004/02/12(Thu) 11:04
- >>147
原田・岩田の第5章を読み返してみたが、結論は「銀行貸出が制約されて投資
が抑圧されているのではなく、企業の側のBSの悪化が資金需要を抑制して
いる」「金融緩和によって資産価格が上昇することでBSの改善が起こり、
資金需要の増加が生じ、銀行経路が閉ざされていても他の経路でファイナンス
されるであろう」ということですよね。
つまり、問題は、そこで発生する資金需要は意味のある実物投資に向かわず、
金融資産投資にしかまわらないのではないか?という疑問でしょう。 - 161 :すりらんか:2004/02/12(Thu) 12:12
- >>144(ブリュメールさん)&>>148
今朝電車の中で考えたのですが,不思議と日銀は為替がらみの圧力には弱
いですよね……その意味で,政府がより強く現行の円高を問題視するよう
になれば昨年のミニリフレ効果は得られるかもしれません.さらに政府の
「望ましい為替レート」姿勢が明確になればなるほどクリーピングという
より即時効果を持つのではないかと思います.
>>157
う~ん!至言ですね.各種ターゲット政策への批判は「自然な金融政策で
はない」というものですが,不換紙幣制度である以上「自然な金融政策」
なんてものはないんですよ.いや……金属本位制ですらないのかも(竹森
先生の『現代』連載参照).極めて人為的なものだからこそルールが必要
だというのが各種ターゲット政策の「望ましい金融政策」にかんする側面
だと思います. - 162 :名無しさんの冒険:2004/02/12(Thu) 13:06
- >>155
かりにデフレが終わったとしても、インタゲの必要性は少しも減らないよ。
むしろ、いまのアンチ・インタゲ論者たちのいう正しいインタゲwなるものが
必要になるわけだ。つまり、デフレが終わったからこそインタゲという話に
なるだけで、それには君たちも反対はできないはずなわけだwww。 - 165 :名無しさんの冒険:2004/02/12(Thu) 17:15
- リフレ派ってそもそもhayashi・prescott2002を論破できないんだからね.
- 166 :名無しさんの冒険:2004/02/12(Thu) 17:19
- >>165 論文だけあげずに、どの点が論破できないのか、そしてリフレ派の
いままでのリアル世界での反論のどこが不十分かを書かないようでは
ただの煽り。このレス含め、上のレスも削除依頼。終わり - 167 :名無しさんの冒険:2004/02/12(Thu) 17:33
- ええと、2chで困った人がいて、日銀が長期国債買いオペをしてリフレにすると
債務超過になるので、これを貨幣発行益で資本注入しなくてはならない、という
人がでてきました。間違っていると思いますがいかがでしょ? - 168 :名無しさんの冒険:2004/02/12(Thu) 17:42
- >>165
TFPで不況を説明するのは不況で不況を説明するのとほとんど同じ。
この一行批判は既出。これで十分じゃない? - 169 :名無しさんの冒険:2004/02/12(Thu) 17:45
- >>167のように考えると、リフレ効果がなくなるのですがw
2chの人は自分では「リフレ派」といっているようなのですが
ついでに歌舞たんを指名してます。一応、僕が相手してましたが、歌舞たんと
間違われてたいへんでした。責任もちましょう>歌舞 - 170 :名無しさんの冒険:2004/02/12(Thu) 17:55
- 166激しく同意.リフレ派はお話程度しかいわねーし.最低でもペイパーにしろよ.
納得できねーなら学会で指名してみろよ.できねーだろーガナ.ちなみにキンケンでは相手に
すらしてねーけどナ. - 171 :名無しさんの冒険:2004/02/12(Thu) 18:12
- >>170 ねんちゃ君。ここにも登場。すりらんかさん、削除依頼頼みますm()m
- 172 :名無しさんの冒険:2004/02/12(Thu) 18:16
- 166だが、>>170みたいなやつを批判するために書いたのだが。失笑。このレスも
削除してください。 - 173 :すりらんか:2004/02/12(Thu) 18:17
- >>165
Hayashi Prescott論文の問題としてTFPの外生性はしばしば問題にされますが,むしろ
重要なのは労働に関する設定じゃないのかな?HP論文の労働に関する設定の特徴と,
リフレ批判の関係を書いていただけたら,ぜひ議論を開始しましょう.そうでないなら
削除依頼を出します. - 174 :すりらんか:2004/02/12(Thu) 18:22
- >>170
リフレ派っていうくくりが学会にあるわけではありません.構造改革に関する論文
というのもJournalや学会でお目にかからないのと同じでしょう.構造改革の根拠
となりうるような論文やリフレまたはダーゲット政策の根拠になりそうな論文とい
うのはありますが.例えば,日銀金研のDPにバッファーとしてのインフレターゲッ
トの必要性について書かれたものなどもありますよ. - 175 :名無しさんの冒険:2004/02/12(Thu) 18:41
- というかアク禁頼んだら?
あ、誠に申し訳ないが、このレスも削除の方向でお願いします。 - 176 :すりらんか:2004/02/12(Thu) 18:42
- ふくやんにちまちま頼むの悪いんで,今日明日くらい思いっきり荒れてもらって
まとめてばっさり削除依頼という感じにしようと思います.というわけで真面目
な議論は月曜以降って事でいかがでしょう? - 177 :ドラエモン:2004/02/12(Thu) 19:01
- 林さんが設備投資は安定しているという論拠として名目ベースの民間固定資本形成/GDP
を使っている。ところが、同じ名目でも、固定資本減耗を分子・分母から控除してやると
少々姿は変わってくる。以下は、90暦年から01暦年の純投資/純生産比率。これの方が、
経済学的には意味あるんじゃないの?
90年 13.29
91年 11.93
92年 8.83
93年 6.18
94年 5.07
95年 4.82
96年 5.50
97年 6.51
98年 5.21
99年 4.81
00年 6.06
01年 6.12 - 178 :名無しさんの冒険:2004/02/12(Thu) 19:11
- 下がってるね.企業の生産性が落ちたからか、実質金利が高い、のどちらかなの?
- 179 :名無しさんの冒険:2004/02/12(Thu) 19:35
- >>178
何が下がってるんだ。90年91年が突出してるだけじゃないか。その前のデータきぼんぬ。 - 180 :ブリュメール:2004/02/12(Thu) 20:16
- >>161 下のモルガンの佐藤レポートだが
http://www.morganstanley.co.jp/securities/jef/jaew/docs/jaew_040209.pdf
ドル安・円高トレンドが米国資産市場での過剰流動性を生み出し、それが
日本の株式市場の安定に寄与しているとしている。その上で、円安傾向への
反転が株式市場の不安定をますとしている。
これなどはどう考える? - 181 :名無しさんの冒険:2004/02/12(Thu) 20:22
- >>160 基本的な論点はそうです。
で、中途半端に書いてしまったが、いま考えているケースでいえば、日本のように
大企業と中小企業のように労働市場が事実上分断されている経済において
いま議論されている中小企業では(大企業の場合はまた改めて疑問を提起
させていただきたい) 「雇用なき回復」が当初続くのではないか? という
ことです。 - 182 :ドラエモン:2004/02/12(Thu) 20:26
- >>178-179 今のSNAは90年以降しかないので、旧SNAの数字は以下の通り。
1970 18.1
1971 15.5
1972 14.1
1973 16.9
1974 16.0
1975 13.8
1976 13.2
1977 11.7
1978 11.3
1979 12.4
1980 12.5
1981 11.1
1982 10.3
1983 9.0
1984 9.5
1985 9.8
1986 9.4
1987 10.1
1988 11.6
1989 12.5
1990 13.6
1991 12.8
1992 10.2
1993 7.7
1994 6.5
1995 6.2
1996 7.2
1997 7.3
1998 4.7 - 183 :ドラエモン:2004/02/12(Thu) 20:29
- >>181 中小企業の生産が増えても雇用は増えないということでしょうか?省力化の主力である
設備投資はしないのに生産増えたら、雇用は激増しませんか?それとも生産自体が増えない? - 184 :ドラエモン:2004/02/12(Thu) 20:33
- しかし、こういう実証的あるいは理論的な話をするのは良いねぇ。ことに馬鹿が一匹紛れ込んで
きてから、こういう清々しい気持ちになったのは久しぶりだ。 - 185 :名無しさんの冒険:2004/02/12(Thu) 20:44
- >>182
純投資/純生産比率は1)傾向としては90年代になると下がっているし、2)しかもprocyclicalにみえる、ということでよろしいですか? - 186 :名無しさんの冒険:2004/02/12(Thu) 20:47
- >>185
>しかもprocyclical
難解な専門用語を使用しないでください。 - 187 :名無しさんの冒険:2004/02/12(Thu) 20:51
- >>184
>ことに馬鹿が一匹紛れ込んで
>きてから、こういう清々しい気持ちになったのは久しぶりだ。
荒れを誘発するような発言は慎んでください。 - 188 :名無しさんの冒険:2004/02/12(Thu) 21:00
- 景気が悪くなりゃーそりゃー投資だって下がるだろ-.
問題は投資が下がった理由だよ.ドラエモン理由はなに? - 189 :すりらんか:2004/02/12(Thu) 21:13
- >景気が悪くなりゃーそりゃー投資だって下がるだろ-.
HP論文は読まれましたか?投資率が下がっていないということがHPの大きな論拠
になっているんですよ? - 190 :すりらんか@後で削除依頼:2004/02/12(Thu) 21:15
- >>184
まぁまぁ歌舞たんにもけっこういいとこあるし♪仲良くしましょう!
誤爆だったりして……
ほんじゃねこたんにもたまにいいとこあるし♪仲良くしましょう! - 191 :すりらんか:2004/02/12(Thu) 21:28
- >>180
単語が難しいです...ただ利子率平価だけが為替レートの決定因
ではないので不胎化と0金利の関係の所の話はピント来ないです.
あとブリュメールさんの中心的な話題について少し解説いただけれ
ばと・・・米国での過剰流動性=緩和継続で日本株へ資金が流れる
と言うことでしょうか?でもこれだと金利平価成り立ってないのを
前提としてる感じもしますし... - 192 :名無しさんの冒険:2004/02/12(Thu) 21:33
- >>187
おいらは銅鑼マ~♪ というぐらいで、荒氏を呼ぶ男なのですよ。 - 193 :bewaad:2004/02/12(Thu) 22:00
- >>186
procyclical
=景気循環を拡大する(好景気のときにはより過熱させ、不景気のときにはより萎縮させるように働く) - 194 :名無しさんの冒険:2004/02/12(Thu) 22:13
- ネットで見る理由は? 投資が阻害されているか見るためには,グロスの
方がよいと思うけど.本当は付加価値で見ないほうがいいと思う. - 195 :194:2004/02/12(Thu) 22:13
- >>177
- 196 :名無しさんの冒険:2004/02/12(Thu) 22:14
- 見落としていたのでまずここだけ
<筋悪のあんな政策であっても、資金が手に入れば投資に向かったわけだから、手持ちの資産が
増価すれば、投資は増えるでしょうということです。>
との>>154だが、>>152の前半に書いたように、逆選択によって期待収益
が悪化する方向にシフトしてしまうので、ファイナンスの点では長期的には
投資抑制に働いてしまう。一回限りのゲームではないのだから、この種の公的金融は
正当化はされないだろう。 - 197 :ドラエモン:2004/02/12(Thu) 22:31
- 正当化してないんだけど。あんなことをしないで、ちゃんとインタゲ汁と言ってるの。
ただ、あんな糞でも一回限りは(ろくでもないものだが)効果があったんだから、ちゃんと
資産価格上がればプラスでしょうといってるだけ。 - 198 :ドラエモン:2004/02/12(Thu) 22:34
- >>194
どんな投資関数も、純投資関数でんがな。粗投資=F(q)+δK(t-1)でしょ。
相棒の貯蓄は純概念が普通だし。投資抑制的な何かが起こったというなら、純投資のところで
見るのが普通じゃない? - 199 :ドラエモン:2004/02/12(Thu) 22:41
- >>198訂正
× 投資抑制的な何かが起こったというなら
○ 投資抑制的な何かが起こったか「否か」というなら - 200 :名無しさんの冒険:2004/02/12(Thu) 23:01
- >>197 ここでは別にインタゲ汁 という話に超越的にしてもらっても困るよ
。冗談だとは思うが。しかしこの糞ゲームで資産価格が上がるかな? これ
は宿題にさせてもらう。
で、>>183のほうが興味深いのだが、もともとこのBS改善では中小企業では
設備投資増より金融資産投資しかまわらないのではないか? ということ。
中小企業労働市場とあえてくくれば、大企業の労働市場とは分断されているので
この場合では中小企業の雇用増加はかなりスローになる。
つまりリフレ初期段階において中小企業の雇用回復をはかるには、BS改善
効果だけでは不十分なので、なんらかの公共投資的政策が併用されないといけない
のではないか?
実際により「低生産部門」の雇用回復がきわめて遅く、それがGDP回復
後も高位の失業が継続した戦前のアメリカのケースに似ているのではないだろうか?
この場合でもやはりゆるやかな雇用の回復自体が公共事業的政策に
よって可能だったという指摘もある。
もちろんここは「質問スレ」なので確信したことを書いているのではないことは
おことわりしておきたい。知りたいのだ真理を - 201 :194:2004/02/12(Thu) 23:03
- >>198
F(q)は純投資?
Iを粗投資として,小川さんの流動性制約の実証なんかでも,
I/Kが被説明変数なんだけれども. - 202 :名無しさんの冒険:2004/02/12(Thu) 23:08
- ことわっておくが、>>200で書いた「公共事業的政策」は、不動産屋が喜ぶような
話をとくに考えているわけではない。含んでもいいがいまは受けがわるいだろう。
道や橋や堤防をつくる以外にも社会的サービスは多様だ。 - 203 :ドラエモン:2004/02/12(Thu) 23:26
- >>200
なんか、その高飛車口調は懐かしいね(笑)Cooper&Adda読んでるぜw
1)ちがう。糞ゲームで資産価格が上がると言ってるんじゃない。糞ゲームでも一回限りは
設備投資増えたらしい。それなら、ちゃんと資産価格上がれば増えるだろうと言っている。
2)毎度誤解のある話だが、別に公共事業やめろとかへらせとかいってなんかいない。我々、
ここでは反金融政策派だけでなく、反財政支出派にも叩かれている。往々にして両者は結託し
マクロ政策一般を否定するから、まず金融政策でデフレ阻止の話をしてるだけ。貴公の言うよ
うに中小企業の雇用改善がはかばかしくなく、資産価格と大企業ばかり良くなる局面になれば
公共投資も増やすべき(というか、もともとGDPベースで減らすなと言ってる)。
>>201 意志決定は純投資だよ。 - 204 :ブリュメール:2004/02/12(Thu) 23:34
- 佐藤レポートは感心しない、と思い紹介させてもらった。佐藤氏には為替レートが長期
的には購買力平価に近似するという認識がないのだろう。購買力平価を前提
にするとデフレ期待がドル安をもたらすことが素直に解釈できるのだが。
すでにわたしの関心の所在は書いた。それは政治経済学的なものだ。
今年は期末の決算を意識したり、参議院選挙もある。政治的景気循環で去年のミニ
リフレ効果が語れるならば、今回も同じシナリオが描けるのかどうか、という
ことだ。 - 205 :招き猫:2004/02/12(Thu) 23:40
- >>150>中小企業でBS改善が投資増加(抑制ではない)に効いているケース
>というのは実はめずらしいのではないか?
>>151>BS改善が設備投資増加よりも、むしろ資産購入(ポートフォリオ効
果)がすすむ。この背景には設備投資の限界収益が低いという問題があるように思う。
空間の経済学においてクルーグマンが立証したように「ヒト・モノ・情報の移動
コストの低減にともない、あらゆる空間レベルで伝統的な産業の分散力が強まっ
ている。(中略)世界経済はいま、全体として見れば経済活動の拡散を進めている」
そう言った状況下では、製造業の拡散化は防ぎようがない。
だからといって設備投資の限界収益性が低くかったり、BS改善が投資を促進させ
ていないとすれば、それは規制緩和が不十分であることの裏返しであると思う。
医療分野だけに絞ってみても、これまで保険料の見直しが行われず、患者数も一
貫して増加してきたため、病院の資金制約についてはクローズアップされてこな
かった。しかし、病院経営は株式会社参入が認められておらず(直接金融の道が
閉ざされている)間接金融でしかファイナンスを賄えない。
そのため、設備資金はすべて土地担保金融でファイナンスされてきた。
しかし、ここに来てかなりの民間病院が資金調達の壁に当たっている。
病院施設の建て替えはもちろんのこと、新事業分野である介護や障害者支援に向
けての施設整備等、この分野への投資拡大がもっと急展開を見せて当然なのに、
政府の補助金制度(ヘリマネ変形版)があってやっと動き出している。 - 206 :招き猫:2004/02/12(Thu) 23:41
- 知識創造型の活動の集積力が強まっている中では、経済成長の要は大都市にある。
都市の生活水準向上、インフラの整備が生産性向上へと結びつくのだ。
こういう中にあって、緩和されるべき規制とは、都市の様々な開発制限だろう。
集積力を高めるための容積の規制や業際分野の建築制限など。
その一方で、新たに加えられるべきなのが、都市の交通インフラ整備と景観保護
のための規制。
バブル時代の地上げというのも、一見矛盾の固まりのように思われるが、借地借
家法の完全撤廃を行い、首都機能の移転を行うことで、日本全体の生産性向上に
寄与した可能性も大きかったのではないか、と考える。過度のバブルつぶしさえ
無ければ。
>端的にいえば保有株式の時価が上昇したからといって中小企業の親父・おばさ
>んたちが投資を増加させるのだろうか?
資産価格効果が大きいのは株ではなく「土地」だろう。中小企業だけでなく、家
計部門でもFAの影響はかなり大きい。実際80年代にはマンション→一戸建て
という買い換え需要が、不動産市場では一般的な流れだった。
現在は、そう言う市場は存在しない。一戸建てを買う世帯は、初めから一戸建て
数年前にマンションを買った20~30代は親の援助無しには、永遠にそこか
ら抜け出せない。バブル期に一戸建てを買った人間には破産・夜逃げ・自殺も
多い。そう言う人達には、少々の地価上昇では意味がないだろう。 - 207 :すりらんか:2004/02/12(Thu) 23:44
- >>204
それに関しては,私は「今年のミニリフレはある」と考えています.為替が許容
出来ない水準に近づいていることも支援材料です.昨日のグリーンスパン発言に
見られるように今後ますます円高圧力が強まる.そして,与党サイドとしては構
造改革の成功をアピールしたい.日銀が妥協しやすい条件があり,国民に説明が
付けやすく(以上為替要因),しかも経済を改善する動機(政治的思惑)がある
のですから.さらにモロの介入ではなく自然な形での円高阻止が望ましいとなっ
たらもう金融緩和しかない. - 208 :名無しさんの冒険:2004/02/12(Thu) 23:57
- それはいいすいそくだな、セイロン君
- 209 :194:2004/02/12(Thu) 23:57
- >>203
もう相当(自分が)ひつこくなってきたので,これっきりにしますが,
投資が担保制約によって阻害されているかどうかをいうなら,
今期の減耗率をひいた純投資ではなく,今期どれだけの量投資できたか
をみるべきだと思う. - 210 :名無しさんの冒険:2004/02/13(Fri) 00:02
- >>203
わたしはここでドラエモン氏の
<2)毎度誤解のある話だが、別に公共事業やめろとかへらせとかいってなんかいない。我々、ここでは反金融政策派だけでなく、反財政支出派にも叩かれている。往々にして両者は結託しマクロ政策一般を否定するから、まず金融政策でデフレ阻止の話をしてるだけ。>
とうこだわりを問題にしたいのではない。
論点として面白いと自分で勝手に思っているのだが、中小企業の「雇用ある回復」には
どうも公共投資的政策、正確にいえば社会的収益率と私的収益率の乖離を埋める「公的
扶助」(やや正確さを欠ける表現だが)が必要にならざるをえないのではないかということだ。
もともと中小企業のプロジェクトの大半がなぜ低すぎる私的収益率をともなうのか、という問題もあるが、それはまた次の機会にかく(資本市場がからんでいるのは明白だろう)。
大企業の場合も興味深い論点はある。これも雇用なき回復がリフレ初期段階で生じる
ように思える。労働保蔵と、さらにここ10年あまりですすんだ大企業の労働調整手法の変化(非正規従業員の恒常化)など、さらにインサイダー労働者に有利な制度変化も多い。 - 211 :名無しさんの冒険:2004/02/13(Fri) 00:10
- >>203
糞ゲーム(特別保証)でもそれは設備投資は一時的には増えただろう。借り入れした
資金をもって夜逃げでもしないかぎり、設備投資に調達した資金を使わないと犯罪行為なだけだ。問題はこんな糞ゲームではワンショットの設備投資増があっても繰り返しでは生じないことだ。その理由はもう書いた。
それと資産価格があがってもBS効果だけでは設備投資は増加しないというのが
これまでわたしが書いてきた中小企業の宿業なのだが? - 212 :ブリュメール:2004/02/13(Fri) 00:19
- >>207 となるとこのスレの趣旨に則して質問なんだが、昨年の介入がもたらした
ミニリフレ効果を設備投資や雇用改善などを含めて検証した論文かレポートは
あるだろうか? - 213 :すりらんか:2004/02/13(Fri) 00:22
- >>212
実証系の論文は見たことないです.というのも金融政策の操作変数が変わってし
まったため十分な期間(データ数)で統計的有意を……ってタイプの検証方法が
使えないからではないかな……と.むしろ証券系のレポートの秀逸なものとかを
捜した方がよいのかも知れない. - 214 :ドラエモン:2004/02/13(Fri) 00:22
- >>209
I/Yは林・プレスコット絡みであり、これは担保制約関係ないよ。林論文もう一回ごらん。
>>210
一つは、家業だからでしょうな。前近代的中小企業では、経営者の賃金+利潤=近代部門の賃金
でしょうから。
>>211
そうでしょうかね?担保資産の価値増加はストレートに前近代中小企業の設備投資に効きそうだけど。
それが効いちゃうのが、バブル再燃だって言いたいんですか? - 215 :ブリュメール:2004/02/13(Fri) 00:24
- <むしろ証券系のレポートの秀逸なものとかを
捜した方がよいのかも知れない>
それがない。捜してでてきたのが佐藤レポートだというわけだ。 - 216 :ドラエモン:2004/02/13(Fri) 00:26
- あ、失礼。>>209 林論文では関係あったかも。クレジットクランチの有無をI/Yで説明して
たんでしたっけ。でも、減価償却は内部留保だけどねぇ。この部分を越える投資に効いてくるん
じゃないの? - 217 :名無しさんの冒険:2004/02/13(Fri) 00:50
- >>214
<それが効いちゃうのが、バブル再燃だって言いたいんですか? >
まさか。
その独特の表現にはついていく自信がないが、前近代的中小企業では利潤自体が
設備投資増に直接効くのではないか?
確かにBS効果でも設備投資の増加はあるだろう(いままでもないとは断言していない。足取りが重い=失業率のsluggishな減少と表現している)。効きすぎるのではなく、あまり効かないという話だよ。
もちろんキーポイントは土地の資産価格にあるんだろう。株価ではだめだ、設備投資の増加にはたいして役立たない。ただし土地というのはくせものだな。
もし中小企業の資金需要が回復して、それで設備投資を増やすと、期待される資本の限界収益が低くなる(ただでさえ中小企業の収益率が低いことは定評がある)。他方で、土地の価格があがっている状況であれば、その収益率は設備投資のものよりも高い可能性が大きいのではないのか?
中小企業のオーナーたちがバブル期に実業に走ったのではなく土地ころがしに走ったのと同じ状況だ。 - 218 :名無しさんの冒険:2004/02/13(Fri) 00:59
- 補足しとく。
前近代的中小企業では、BSはよめない。いまでもBSなに?
という中小企業のおやじ・おばさんは異常に多い。もちろんbs効果などは
認識できない。 - 219 :ドラエモン:2004/02/13(Fri) 01:16
- >>217
その組み合わせがわからん。需要が増加するとき、設備が増えず、雇用も増えないというのは
どういうとき? 大企業中心の生産増加とそれによる消費の増加が、中小企業の生産物需要に
は向かわない理由があるのかね? - 220 :名無しさんの冒険:2004/02/13(Fri) 01:32
- これはドラエモンとあろうものが早急すぎる。
いまの論点は中小企業のBS効果による設備投資増ありやいなや、それに関連しての
雇用増ありやいないや の話なはず
<大企業中心の生産増加とそれによる消費の増加が、中小企業の生産物需要に
は向かわない理由>といった問題を論じるのは早すぎる。 - 221 :名無しさんの冒険:2004/02/13(Fri) 02:08
- 為替政策が金融政策の自由を奪う。
今回、日本は良い方向でコレが作用してるようだ。
最近の介入の額は、なかなかすごい額だ。
少し遅れて緩和の効果が出るとして、最近の介入による緩和の効果は
3~4月頃からだと思われる。 - 222 :スイープ:2004/02/13(Fri) 02:10
- 。。。 。。。 。。。
- 223 :スイープ:2004/02/13(Fri) 02:16
- ゴバクスマソ
- 224 :名無しさんの冒険:2004/02/13(Fri) 02:19
- <大企業中心の生産増加とそれによる消費の増加が、中小企業の生産物需要に
は向かわない理由>
まったく向かわないとか100%向かう、という議論には何も意味を見出せない。
例えば産業連関表をいいかげんにみれば、例えばある産業(具体的には輸出関連やIT関連)の需要が10%上昇すれば、その産業間効果をみてみると
製造業では大企業と中小企業の需要創出効果はだいたい倍ぐらい(10と5%)ほどの
差がでてくる。サービス業や商業への波及効果はないに等しい。
念を押しておくが、わたしの注目しているのはリフレの初期段階での中小企業の雇用なき回復という点だ。
今日はこれぐらいにしておく - 225 :名無しさんの冒険:2004/02/13(Fri) 02:23
- リフレの初期段階での中小企業の雇用なき回復→初期段階での公共事業的政策の有効性
と訂正 - 226 :名無しさんの冒険:2004/02/13(Fri) 03:08
- >>221
そんな遅い効果なら金融政策の自由を奪わん - 227 :名無しさんの冒険:2004/02/13(Fri) 03:35
- >>226
スマソ。そうゆう意味じゃなくて
固定相場とか、ある範囲内での為替の維持とかの為替政策は
金融政策の自由を奪うって意味。
リフレ効果の時差は、別の話・・。 - 228 :名無しさんの冒険:2004/02/13(Fri) 09:58
- >>219 だめだろう、ドラエモン。企業の投資行動理論の話に、いきなり需要ショック
持ち出してきても。一連の名無しとのやりとりは企業の投資+資産選択の話というサプライサイドからの話なので、そこを詰めずに需要ショックでことたれりではおかしい。 - 229 :ドラエモン:2004/02/13(Fri) 10:14
- >>228
そもそも、投資の話だけなのか、雇用・生産の話かが見えないんだけど?
生産増やさないで、投資みたいに先に雇用が増えるのか? - 230 :ドラエモン:2004/02/13(Fri) 10:15
- ↑>>200を見よ。雇用が問題と言い出したのは俺ではないよ。
- 231 :名無しさんの冒険:2004/02/13(Fri) 10:31
- 需要ショックを定数値で考えておいて、ある一定の大きさの需要があっても
企業規模・産業によっては投資(設備投資、金融資産投資、人的資本への投資など)の
あり方が異なる可能性がある。
設備投資といっても内実は異なるさまざまなプロジェクト(それぞれ異なる期待収益率が存在)しているし、金融資産も多数ありその期待収益率もさまざま。
中小企業ではこの設備投資計画の多くが低い期待収益率なので、それに投資しないで、
よりうまみのある金融資産に投資することがあってもいい。もちろん設備投資計画の中にはこの種のcut-off rateが相対的に低いプロジェクトもあるだろうから、それは実施されるかもしれない。
本来なら設備投資計画の期待収益率だけではなく、労働の期待限界収益率も考慮しなくてはいけないかもしれない(ここが不鮮明な感じがする)が、だいたい資本と労働は複雑に依存しているので、この場合では、ある種のまあましな設備投資計画が実行されると人も採用される。
そこで問題になるのが、中小企業の利用可能な設備投資計画のかなりな部分がcut-off rateが高いということではないの? そのため金融資産への投資や債務の
圧縮に走る。 - 232 :名無しさんの冒険:2004/02/13(Fri) 10:38
- >>231を補足すると
需要ショック(銅鑼の>>219)→中小企業の広義投資選択(①金融資産、②設備投資、③人的資本)→②や③でもcut-off rateの低いものは投資、しかし大半は①に優先的に投資→②や③の投資実行のcut-off rateが高いは中小企業の構造的な問題なので、その意味で大企業よりも雇用創出効果は劣る。→じゃあ、このcut-off rateを下げる役割を政府が手伝いましょう(補助金など)→②や③の
投資が増える。
こんな感じかな? だめかい? - 233 :名無しさんの冒険:2004/02/13(Fri) 11:11
- 通りすぎですが
ドラエモン先生の
生産増やさないで、投資みたいに先に雇用が増えるのか?
がよくわかりません。生産増やす増やさないという話は
232さんの書いた需要ショック
で考えれば処理できるのではないでしょうか?
あとは投資行動の中で雇用や設備投資や金融資産
をどう増やすか増やすのに制限があるのか、とい
うミクロ基礎的な話だと理解していますが? - 234 :名無しさんの冒険:2004/02/13(Fri) 11:24
- >>233 ドラエモンにミクロ基礎きいても無駄というのが苺の常識
すりらんかか一夢庵に聞け - 235 :233:2004/02/13(Fri) 11:53
- そんなことはないと思いますので
ドラエモン先生がんばってください - 236 :ドラエモン:2004/02/13(Fri) 14:17
- 話の切っ掛けは、リフレ政策が功を奏して期待インフレ率の反転だかなんだかが起こって
消費なんかがまだ増加しないうちに、設備投資が増加し始める局面で、中小企業の実物
投資があまり増加しないという話じゃないの?それを、「構造的」に日本の中小企業の
投資の期待収益率が低いからということで説明し、そこに財政的な手段が出てくるとか
言うロジックじゃなかった?
そこで僕が言ったのは、大企業中心の投資増加であってもそれによって生産が増え、雇用
が改善すればやはり乗数効果的に消費需要も増え、中小企業の生産物需要も増えるが、中
小企業の省力化投資も出てこないなら、労働生産性低いんだから、雇用は中小企業セクタ
で相対的に大きく増加するだろうということ。
そしたら、そんな波及効果だか乗数効果だかの話は、まだしてはいないというので、わけ
わからんと言ったまで。
だから、期待インフレ率の変化や実質金利の変化が、相対的に投資機会に乏しい中小企業
の実物・金融投資にどう影響するかという問題設定自体に疑問なんか出してはいない。疑
問は、投資の話してるのに、なぜ雇用の話を始めるかなんだけど。
議論のやり取りが複雑になってしまってわかり難いと思うけど、僕はそう理解している。 - 237 :名無しさんの冒険:2004/02/13(Fri) 14:43
- >>236 でもそもそも大企業中心であっても、生産は増えても雇用が回復当初はドラエモンさんのいうほど増えない可能性がないですか。
前の方でもどなたか出してますが、古くからいわれていいることには、大企業は労働保蔵をしているのでそれで調整する、または非正規従業員の増減による調整などで雇用を調整するのではないでしょうか。
この場合だと生産は増えても雇用の改善の伸びはそれほどでもないように思われるのですが。 - 238 :名無しさんの冒険:2004/02/13(Fri) 15:00
- あと「中小企業の生産物需要も増えるが、中
小企業の省力化投資も出てこないなら、労働生
産性低いんだから、雇用は中小企業セクタ
で相対的に大きく増加するだろうということ」
については基本的に賛成です。雇用についてはリフレ
当初においては、大企業の方が中小企業よりも相対的に
雇用創出しそうですね。むしろ雇用創出の問題は大企業の
ほうにありそうに思えるんですが>>237に書いた理由で。 - 239 :名無しさんの冒険:2004/02/13(Fri) 15:05
- 「中小企業の生産物需要も増えるが、中
小企業の省力化投資も出てこないなら、労働生
産性低いんだから、雇用は中小企業セクタ
で相対的に大きく増加するだろうということ」
と
「相対的に投資機会に乏しい中小企業」
を組み合わせると、中小企業では実質賃金が趨勢的に下降していきません
でしょうか?
イメージ的には、中小企業は省力化投資をせず、人だけやとってもの
つくる(当然に労働の限界生産性はどんどんさがる)。
景気回復すると、実質賃金がcountercyclicalに動きませんでしょうか? - 240 :名無しさんの冒険:2004/02/13(Fri) 15:33
- すみませんでした。誤文です ひゃあ~
>>238の
については基本的に賛成です。雇用についてはリフレ
当初においては、大企業の方が中小企業よりも相対的に
雇用創出しそうですね。
を、もちろん
については基本的に賛成です。雇用についてはリフレ
当初においては、中小企業の方が大企業よりも相対的に
雇用創出しそうですね。
です。あせ~ - 241 :名無しさんの冒険:2004/02/13(Fri) 17:41
- だれも質問に答えてくれないので調子づいて書いちゃいますよ。
もし上の推論が正しければ中小企業の労働市場では実質賃金が低下する趨勢的動きがある。
他方で、大企業は労働保蔵や就業意欲喪失者の問題があってむしろ雇用改善はすすまず
場合によっては失業率はあがる可能性さえもある(就業意欲喪失者のヴォリューム次第)。で、正規従業員たちの事実上の交渉力が決めてになる実質賃金は一定かもしくは
長期的には上昇する趨勢になる可能性がある。
すると大企業と中小企業の実質賃金格差は広がる可能性はないか
それとリフレ初発の段階での大企業の雇用の伸びの鈍さは以外と1-2年以上の
スパンでつづくかもしれない。例えば、大恐慌は30年代はじめのリフレから10年ぐらい
遅々とした失業の改善であったらしい(ホール『大恐慌』)。
こんな深刻な労働問題ではないが、90年代はじめのアメリカの景気回復局面のような
事態もあるかもしれないのでは
間違ってたらすみません~ - 242 :名無しさんの冒険:2004/02/13(Fri) 21:55
- >>241
雇用の伸びの鈍さについて、アメリカ大恐慌の解釈は気をつけたほうがいいですよ。ホールにも書いてあったと思ったけど、ニューディールが労働市場の規制を強化したので、景気回復からの雇用の伸びが遅くなったという研究があります。 - 243 :名無しさんの冒険:2004/02/13(Fri) 22:02
- >>242 でもその規制というのは、企業内部の交渉力を
もつインサイダー労働者に有利に作用したというわけだから、労
働保蔵や就業意欲喪失者のプールを利用すると
いうことは、経済学的な含意としてはほとんど同じ効果をもつのでは - 244 :ドラエモン:2004/02/13(Fri) 22:30
- >>241 それ、別にリフレと関係ないでしょう?
- 245 :名無しさんの冒険:2004/02/13(Fri) 23:12
- >>244 どらさんのリフレと関係あるないの意味がわからいですけど、
景気がよくなれば、大企業では労働保蔵や就業意欲喪失者
のプールで調整するので、当初は失業率の改善の動きが鈍い
という「リフレ成功初期段階」の特徴の描写にはなるでしょう? - 246 :名無しさんの冒険:2004/02/13(Fri) 23:16
- ついでに上のほうの話を総合すると、ひょっとしたら
リフレの過程では、大企業と中小企業の実質賃金格差がひろがる
かもね。
まあ、いまのままでも広がるのでたいした問題ではないかもしれないけど 笑) - 247 :ドラエモン:2004/02/13(Fri) 23:17
- 雇用が景気の遅行指標なのは、程度の差はともかく、大昔からかわらんよ。
- 248 :ドラエモン:2004/02/13(Fri) 23:20
- 賃金格差が実質的な同一労働の賃金格差であるなら、普通は全般的な労働需要の増加で
減少する。昔の二重構造経済で大きかった賃金格差は高度成長で大幅に縮小したが、
過去10年の不況で再び拡大している。さらに高額所得者減税と消費税の導入で、その差は
ますます拡大しているでしょうな。 - 249 :名無しさんの冒険:2004/02/13(Fri) 23:20
- >>247 そういう問題? あんまりいいかげんなこというと初心者が混乱するよ。
たぶん日本では起きないだろうけど、就業意欲喪失者のボリューム次第では、失業率も
減少どころか上昇するでしょ?
雇用が遅行指標だよ、で片付けたらほとんどの労働市場のフリクションな部分が意味を
持たなくなるよ。いくらなんでも無神経 - 250 :名無しさんの冒険:2004/02/13(Fri) 23:24
- >>248 「実質的な同一労働の賃金格差」じゃあ、ないんでしょうね。
- 251 :ドラエモン:2004/02/13(Fri) 23:26
- >>248 87年の失業率が瞬間3.1%つけたのは、それまで就業意欲を失っていた女性が
労働市場に出てきたからだよ。そういう現象は過去にも実際に起こっている。 - 252 :名無しさんの冒険:2004/02/13(Fri) 23:28
- >>251 >>249の日本では起きないは、いまの日本では、という意味。
ところで>>247の無神経さは認めたわけだね 笑) - 253 :ドラエモン:2004/02/13(Fri) 23:49
- ん? ダグラス有沢の法則は昔からの事実だし、今回のように、いわゆる世帯主中年男性の
雇用状況が極端に悪いと、回復過程では間違いなく87年を大規模にしたような女性の就業
意欲の上昇が生じて、見かけ上の失業率は相当上がると思うぞ。 - 254 :名無しさんの冒険:2004/02/14(Sat) 00:15
- >>253 そうかなあ。離職女性の非労働力化ってのはここ10数年でみてみると
銅鑼さんの指摘した87年(60% 高いねえ)をピークにして、90年代末には40%まで持続して低下してる。それから4年は経過してるんだけど、この傾向は続いてるんじゃないかな? 労働力調査みないとなんともいえないけど。
理由としては、例として中年の男性労働者の失業が長期化するので、家計を支えるので
奥さんが非労働力にならずにそのままパートやバイトや派遣社員でふみとどまっている
可能性が高いんではないの? - 255 :名無しさんの冒険:2004/02/14(Sat) 00:28
- >>254 というわけで銅鑼さんの>>253とは違っていまの回復過程ではみ
かけの失業率が増加するほどではないと思う。それでも失業率の低下が
緩やかなものになる程度には、有沢法則は健在かもしれない。 - 256 :名無しさんの冒険:2004/02/14(Sat) 00:29
- >>255の訂正。「いまの回復過程では」→「いまが回復過程に入っても」
- 257 :ドラエモン:2004/02/14(Sat) 00:31
- 85暦年から03暦年まで労働力化率計算してみた。
85 48.7
86 48.6
87 48.6
88 48.9
89 49.5
90 50.1
91 50.7
92 50.7
93 50.3
94 50.2
95 50.0
96 50.0
97 50.4
98 50.1
99 49.6
00 49.3
01 49.2
02 48.5
03 48.3 - 258 :ドラエモン:2004/02/14(Sat) 00:40
- あ、>>257は女性ね。でも、離職者からの退出率とかではないので>>254の数字と違うのかな?
- 259 :名無しさんの冒険:2004/02/14(Sat) 00:46
- >>258 そうだね。離職者からの退出率でやらないと87年の劇的な 笑 失業率
ジャンプはでてこないね。 - 260 :ドラエモン:2004/02/14(Sat) 00:51
- >>257 とはいえ、過去4年くらいで、平均はかなり下がってるよね。
- 261 :すりらんか:2004/02/14(Sat) 01:36
- >ニューディールが労働市場の規制を強化したので、
>景気回復からの雇用の伸びが遅くなったという研究があります。
Chari, Kehoe and Macなんとかかな?でもあれだと「労働市場の問題である」
までしか特定できないんじゃなかったっけ?ところでこの真ん中の人なんて
読めばいいの? - 262 :名無しさんの冒険:2004/02/14(Sat) 02:28
- >>261
そうだったかな?でも労働市場の何が問題なんだろう?連中は労働保蔵とかは認めていなかったから。ちなみに、キホーではないか。 - 263 :名無しさんの冒険:2004/02/14(Sat) 02:30
- >>261
キーホウ、だったと思います。 - 264 :名無しさんの冒険:2004/02/14(Sat) 09:12
- >>261 すりらんか、ちゃんと引用しろよ。
http://woodrow.mpls.frb.fed.us/research/qr/qr2721.pdf
labor wedgeってなんて訳すんだ? - 265 :名無しさんの冒険:2004/02/14(Sat) 09:15
- >>261 昨日は>>259書いた段階で寝てしまったので後読んでな
かったんだけど、そのニューデイールなんとかという話題は
先スレをみるとホールの本から来た話じゃないのかな? - 266 :名無しさんの冒険:2004/02/14(Sat) 11:22
- ついでだからネットで仕入れた大恐慌研究のリンクを貼る。
賃金の下方硬直性と金融収縮が大恐慌の原因
http://www.federalreserve.gov/pubs/ifdp/1997/591/ifdp591.pdf
ニューデイールの労働組合やカルテル化が問題
http://minneapolisfed.org/research/wp/wp597.pdf
大恐慌のサーベイ
http://emlab.berkeley.edu/users/cromer/great_depression.pdf
テミンとアイヘングリーン
http://emlab.berkeley.edu/users/eichengr/research/counter_histories.pdf
国際学派の始点(の回顧)
http://emlab.berkeley.edu/users/eichengr/research/goldenfetters2sep27-02.pdf
高橋是清の政策評価(日本リフレ派とは違う解釈)
http://yu.ac.kr/~mscha/papers/takahashi.pdf - 267 :名無しさんの冒険:2004/02/14(Sat) 11:25
- これも日本リフレ派(別名 世界インタゲ陰謀団日本支部)とは違う
大恐慌解釈
http://minneapolisfed.org/research/sr/sr285.pdf
http://minneapolisfed.org/research/sr/sr270.pdf
http://minneapolisfed.org/research/qr/qr2311.pdf
すでに既出だったかな? - 268 :名無しさんの冒険:2004/02/14(Sat) 11:42
- 日本リフレ派の昭和恐慌研究
しかし驚くほど日本の研究はお寒い(ネットで拾える情報については)。
だが光明もあるかもしれない。以下はその予告編
http://www.hotwired.co.jp/altbiz/noguchi/030715/
そのいくばくかを伝える力作論文
http://www.esri.go.jp/jp/archive/e_dis/e_dis040/e_dis039a.pdf
そしてやはり、日本リフレ派の昭和恐慌研究をレジーム転換した以下の
業績
代表作は以下
http://www.csfb.co.jp/client_entrance/research/economic/eco011116.pdf
そのほかは以下のページをみよ
http://www.csfb.co.jp/client_entrance/research/economic/jec_week.htm - 269 :ブリューメル:2004/02/14(Sat) 11:44
- >すりらんか氏。以下の田中氏の分析がわたしは個人的に参考になった。
http://www.csfb.co.jp/client_entrance/research/economic/eco040123.pdf - 270 :ブリューメール:2004/02/14(Sat) 12:04
- ははは、コテハン打ち間違えてた。
- 271 :ブリュメール:2004/02/14(Sat) 12:05
- おっとと、間違って送信。このコテ表記が正しい。くだらんことで消耗した
- 272 :すりらんか:2004/02/14(Sat) 13:52
- >>264
あぁそれそれ.wedgeは訳すとしたらなんだろ……歪みだと別の単語あるから××
市場の問題くらいか?
>>269
読みました.よいですね.それにしてもcsfbはよい...
そういえば昔読んだ田中泰輔氏の相場本は面白かったです. - 273 :ブリュメール:2004/02/14(Sat) 14:21
- 『マーケットはなぜ間違えのか』だったかな。学者にはウケが悪かったが
「行動心理学」「経済心理学」や「実験経済学」的な話を日本でもわりあい
早く紹介したもんだったよね。 - 274 :名無しさんの冒険:2004/02/14(Sat) 20:16
- 〔問題〕
次のキーワードを使って、構造改革の定義を述べよ。
1、生産性
2、経済資源
3、創造的破壊 - 275 :名無しさんの冒険:2004/02/14(Sat) 20:23
- (つД`)
- 276 :名無しさんの冒険:2004/02/14(Sat) 20:30
- >>274
経済資源を創造的破壊し、生産性を低下させること。 - 277 :名無しさんの冒険:2004/02/14(Sat) 20:49
- 楔でしょ。ウェッジ。
>>274
創造的破壊活動の生産性をあげ、経済資源を長期的には有効に使う事 - 278 :すりらんか:2004/02/14(Sat) 21:52
- >>273
そうそう.あと知的格闘技としての……というやつも友達に借りた覚えが.
>>277
労働市場楔じゃやくたたんでしょ?効率的な配分との乖離みたいな意味で使ってます. - 279 :ドラエモン:2004/02/14(Sat) 22:13
- さてはて、ご本人の真意はともかく、客観的にはアンチに取り囲まれながら、それなりに頑張っ
ているということで、あんまり腐すのは控えるべきか?あるいは、この記事自体が、本石町の
世界規模の「ご説明」の成果だと一蹴し、笑って読むか?むつかしいところではある・・・
>英エコノミスト誌は13日発売された最新号で、福井総裁がグリーンスパン米連邦準備制度理
>事会(FRB)議長やトリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁をしのいで「ナンバーワン」だと
>たたえた。
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/keizai/20040215k0000m020047000c.html - 280 :名無しさんの冒険:2004/02/14(Sat) 22:20
- ここで対応を間違ったら「あの時、ドラエモンは・・・」と末代まで晒される。
- 281 :名無しさんの冒険:2004/02/14(Sat) 22:21
- >>278 そうね。その訳語じゃあねえ。ところで読んだんだけど
要するに効率性wedgeも労働wedgeも具体的に何かはまったくわからない
わけだよね。
他のニューディールの産業・労働政策的な分析扱ったcoleたちの
論文でもヒントはなのかな? - 282 :名無しさんの冒険:2004/02/14(Sat) 22:24
- >>280 そんなバカなw ただし官僚的な人だろうから、こういった財務省にひき
ずられながらの受動的緩和政策という「慣性」がしばらくは続くんじゃないのかな。
少なくとも円安介入失敗の犯人にだけはなりたくないんじゃないの? - 283 :名無しさんの冒険:2004/02/14(Sat) 22:39
- >>279
採点基準の問題があるな。「おそらく世界最悪の中央銀行総裁」という先任者と比較すると、福井氏がはるかにましなのは事実だろう。その点は評価できる、ということか。本誌エコノミストは、90年代後半の資産市場バブルはグリーンスパンの失政といい続けたから、その点でグリーンスパンの点数が辛い。
それにしても毎日は、その世界最悪の中央銀行総裁をどう評価してきたのか?量的緩和なんて言語道断とか。それに最近の円安介入をどう評価してきたのか?財務官を国賊扱いしていなかったか。
福井総裁、内部の圧力に屈せずに今後もますます金融緩和にまい進してもらいたい、とでもいうか。 - 284 :ドラエモン:2004/02/14(Sat) 22:45
- >>283
× 内部の圧力に屈せずに
○ 当社論説委員のような外部の圧力に屈せずに - 285 :名無しさんの冒険:2004/02/14(Sat) 22:47
- 「自分は口先だけの評論家でよい」と割り切っている馬鹿評論家たちにとって、敢えて
不可能な「あるべき論」を唱え続けるというスタンスは極めて賢い選択肢になり得る。
その「あるべき姿」が決して実現しないユートピアであることを熟知した上で、
「俺が唱えるユートピアに至っていないではないか」と批判し続けるという作戦には
「負け」がないからである。
要するに、100点満点が取れない状況を自分勝手に想定した上で、
「100点満点でない限り、お前は0点だ」という論法をとるのである。
これなら、どう転んでも、自分の論理は破綻することがない。
論壇的には最強のポジションをとることができる。
しかし、そういう評論家は、「保身」という観点に立てば限りなく賢いが、
「世の中を改善する」という視点に立てば単なる目障りなクソ野郎でしかない。
そういうインタゲ馬鹿論者たちは、世の中を本当に改善することには興味がなく、
「俺は議論に負けない」という極めて小さく個人的な満足感に浸りたいだけの
無責任な小人なのではある。 - 286 :ブリュメール:2004/02/14(Sat) 22:47
- >>283 まあ、あんまり個人に期待せずに政策を個別に評価していくのが
王道ではないの? - 287 :名無しさんの冒険:2004/02/14(Sat) 22:48
- >>285 はコピペなので放置ということで
- 288 :名無しさんの冒険:2004/02/14(Sat) 22:49
- >>279
>客観的にはアンチに取り囲まれながら
そうそう、方や量的緩和の出口模索派、方や狂信的量的緩和論者
(何とかターゲットとか言ったなあ、失念したがw)に取り囲まれる
よくやっているよね。
デフレも長引くとバイアスがかった極論を信じきるような、危ない連中
がでてくるもんでねえw - 289 :名無しさんの冒険:2004/02/14(Sat) 22:50
- 福井総裁へ。毎日新聞論説委員、短資会社エコノミスト、経済記者のような外部の圧力に屈せずに、今後もますます金融緩和にまい進してもらいたい。
- 290 :名無しさんの冒険:2004/02/14(Sat) 22:52
- さて削除依頼と
- 291 :285:2004/02/14(Sat) 22:57
- ここで時間の無駄を費やす人達の意見聞きたかったのにプンプン
- 292 :ドラエモン:2004/02/14(Sat) 23:06
- >>288
君さぁ、なんかの「間違い」で、アメリカがまた不況に突っ込んで、デフレ圧力が強まり、
あげくにグリンスパンが飛行機事故かなんかで死んじゃったりして、アメリカがインタゲ
導入して、日本もそのどさくさ紛れにインタゲとか言い出したらどうするの?総裁の意見
というか公式見解こそ我が意見ということで、当然ながらインタゲ派になるわけ?それと
も、最近の加藤出みたいに「迷走する日銀」とか「無原則な金融政策」とかいって、批判する
側に回るわけ?仮定の質問には答えられないなんて言わないで、ご意見を聞かせて欲しいね。 - 293 :dell:2004/02/14(Sat) 23:06
- >>103>>119>>279
福井日銀と速水日銀、果たして本質的に違いがあるのでしょうか?
デフレ不況に喘ぐ日本経済にとって必要なことは期待実質金利の引き下げのはずです。
ところが、昨年、長期金利上昇が話題になった時、福井日銀総裁は「株価の上昇に伴って長期金利が上がった。日本経済の先行きへの見方の変化に合わせた金利変動の範囲内(の動き)」とこれを容認しています。
一方、グリーンスパンFRB議長は最近、「景気の持続的拡大」の見通しを述べた上で当面金融緩和継続の余地があるとしています。
後者は予想実質金利を引き下げることを意味しますが、前者はそうではありません。
これでは為替の巨額介入が成果をあげないのも当然です。
ちなみに株価にしても、速水時代でさえ12000円台から20000円台に上昇したことがあります。7000円台から11000円になった程度で速水時代より優れていると言えるか疑問です。
さらに、今後為替圧力でなし崩し的金融緩和が実現するかどうかも甚だ疑問です。なぜなら、アメリカは近々期待実質金利を引き下げる方向から、期待実質金利を維持もしくは引き上げる方向に転換すると考えられるからです。
福井日銀と速水日銀、本質的な違いは何もないはずです。 - 294 :名無しさんの冒険:2004/02/14(Sat) 23:14
- >>291 時間の無駄とかいうなよ。日本広しといえどもベナシー読んでクルッグマン
理解がすすんだよ、って書いてレスがくるところなんていまのアカデミズムには
ないよ。いいことかわるいことか知らんけど 笑 - 295 :名無しさんの冒険:2004/02/14(Sat) 23:35
- >>292
単純な話、状況に応じて最適な金融政策も変わりうるわけで、原理やその妄信から
生み出されるバイアスに殉じても仕方ない。大事なのはデフレ脱却という「結果」
だから。
自らのバイアスに適合するように状況が変化することをひたすら切望するから、
「なんかの「間違い」で、アメリカがまた不況に突っ込んで、デフレ圧力が強まり、
あげくにグリンスパンが飛行機事故かなんかで死んじゃったりして・・・」
なんて夢想をしてしまうんではないの?
そりゃ、今の立場だと、デフレが一層深刻化して世論が量的緩和を拡大するように
高まれば、そちらとしては万々歳なんでしょ?。 - 296 :ドラエモン:2004/02/15(Sun) 00:29
- >>295
言い訳はいらないから、返事しなよ(笑)無理、やっぱ仮定の質問には? - 297 :名無しさんの冒険:2004/02/15(Sun) 01:29
- >>279
個人的には、福井日銀がした金融緩和って事実上当預残目標の引き上げだけで、
それ以外(株・ABCP・外債)は日銀の組織防衛が主目的で、ほとんど効果ないと思う。
ただ、前総裁と違ってやった金融緩和の効果をテメーの個人的主張の沿って、
必死で消し去るような馬鹿な行為をしないとこはいいけど。
期待形成っていう意味では、まぁ前総裁とは比較にならないほどに優秀なのは事実だろね。
ただ、デフレ解消っていう目的が達成されていない現状では、
結果も大事だけど姿勢を大切に考えたいなぁ。 - 298 :名無しさんの冒険:2004/02/15(Sun) 01:37
- 個人的には、日銀として初めて「景気の後押しの金融緩和」ってのを実行した
その姿勢は、評価したい。
この介入も、速水なら非不胎化しないだろうし・・。 - 299 :名無しさんの冒険:2004/02/15(Sun) 02:46
- >>292
まず、返答としては、「それだけでは、状況は判断できない」だね。
最終的な奥の手としては、何やらターゲットというのは、全く
可能性として捨てるべきではないとは思うよ。
これは政治議論での「有事の問題」というのに近いと思う。
リフレ派って、軍事オタクみたいなもんでしょw
有事の際のJ隊の指揮系統から、敵の攻撃に対する迎撃手段や、出動する
戦闘機の性能をあれやこれやシミューションしているわけで、それらの知見
が全く役に立たないとは言えない。
ただ、役に立たない方が望ましいし、その方が確率が高いと思えるw
だけど、その「有事のシミュレーション」も時代後れのような気がするんだよな。
テロの時代に入っていると、想定する内容も変わっているようにね。
世界的なデフレが生じた時、どのように対処していいか、通貨切り下げ競争やら、
何とかターゲットでの対応が通じるかだろうね。
米国の方が果敢に非伝統的な金融政策に果敢に挑むとしても、単独で利己的に
対処しようとはしないでしょう。軍事同盟と同じようなものか・・・。
有事の対応が自己目的化しがちな、軍事オタクの知見が役に立つとは限らないし、かなりの部分は政治で動くと思う。
そのような極端な仮定(シミュレーション)をするのもいいけど、従来の枠組みでの対応を鑑みるべきじゃないかな。
だから、何とかターゲットはじめにありきではなく、状況において「やむなし」という
こともあるんだろうね。その辺はむしろ柔軟に考えていた方がいいと思う。 - 300 :名無しさんの冒険:2004/02/15(Sun) 08:33
- >>293@dell
福井が本当は何を考えているかなんて誰にも分からないし、知る必要もないと思う。
ただ、英エコノミストの評価はちょっと待てよではあるが、少なくともこの11か月
を見る限り、速水なら絶対にやらなかったことをやってきたのは確かだと思う。
株価は、あの小渕時代といまの小泉では政策スタンスが違いすぎるから、単純には
比較できない。戦略的には、いまはむしろ福井をおだて上げて為替介入に同調した
金融緩和を続けさせた方がいいと思われる。 - 301 :名無しさんの冒険:2004/02/15(Sun) 08:48
- >>299
え、デフレが8年ほども続いている日本って、すでに有事ではなかったの??? - 302 :名無しさんの冒険:2004/02/15(Sun) 08:50
- >>299
それと、いまある従来の枠組み、っていうのはすべて最初は従来の枠組みではなかったものなのですけど。具体的には、中原伸之提案が最初は反対されながら、ほとんどすべて受け入れられてきたように。 - 303 :名無しさんの冒険:2004/02/15(Sun) 08:51
- ところで「構造改革で景気回復、IT産業で500万人の雇用創出」はどうなったの?誰か懐かしい議論をぶり返してくれよw
- 304 :一般人:2004/02/15(Sun) 08:55
- 量的金融緩和を促進させるだけでインフレにできるという主張と大恐慌時に
金融政策のみでデフレを克服したという実例を教えて頂き、自分なりに調べ
てみました。まずはBlanchardという人が執筆したマクロ経済という本で
当時の金融政策を調べました。その後、日銀のHPで現在日本で進められて
いる金融政策の資料を見つけ、当時の金融政策と比べてみました。
マクロ経済の本によると、1933年から1941年の8年間でマネーサプライ
が約2倍になったそうです。この増加は貨幣乗数の変化によるものではなく
マネタリーベースの増加によるものと説明がありました。一方、日銀のHPの
資料によると、この8年間でマネーサプライは約1・8倍になり、マネタリー
ベースは約2・3倍まで増加しました。この増加は大恐慌時にアメリカで施行
された金融政策と酷似しているように見受けられるのですが、この掲示板を
ご覧になられている諸兄は、これをどのように解釈しておられるのですか。 - 305 :名無しさんの冒険:2004/02/15(Sun) 09:02
- >>304
アメリカは33年4月にデフレがぴたりと止まっていますね。貨幣乗数の低下がぴたりとやんでいる。だから33年以降の話はデフレ克服後の話ですね。それと、デフレの時期の日本を比較するのはちょっとおかしくないですか?比較するならば、1929-33年のアメリカを含めてみてみたら?そしてなぜ33年4月なのか、とか。 - 306 :名無しさんの冒険:2004/02/15(Sun) 09:11
- >>304
マネーサプライをいくら増やしてもデフレ解消にはつながらない。だから構造改革しかないという結論に達するのでは? - 307 :名無しさんの冒険:2004/02/15(Sun) 09:17
- >>306
近代医学は役に立たないから、加持祈祷に頼ろう。 - 308 :一般人:2004/02/15(Sun) 09:17
- 33年はー5・2%とマクロの本に出てました。あと、1929年から1933年まで
の4年間はマネーサプライ(M1)が減少しています。ベースマネーはほぼ同額のよう
です。もし33年にデフレが克服されたとすると、金融政策とは全く関係なく経済が回復
したということになりませんか。 - 309 :名無しさんの冒険:2004/02/15(Sun) 09:19
- >>307
治療はあきらめて、患者を野外に連れ出して運動させよう。 - 310 :名無しさんの冒険:2004/02/15(Sun) 09:21
- >>308
おやおや、「金融政策で大恐慌が克服された」というのは、いったいどの本を読んだのでしょうか? - 311 :一般人:2004/02/15(Sun) 09:24
- >>310
本ではありません。このスレの上の方でご指摘を受けたのです。 - 312 :名無しさんの冒険:2004/02/15(Sun) 09:27
- >>311
たしか上のほうでいくつか参考文献が挙がっていたように思うのですけど。そこでもう少し正確に主張を理解することが必要ではないでしょうか。 - 313 :一般人:2004/02/15(Sun) 09:33
- >>312
分かりました。もう少し正確に理解できるように努力します。
ただ、大恐慌時の例を見る限り、現在日銀が進めている量的金融緩和が
不十分というご意見には賛同しかねます。 - 314 :名無しさんの冒険:2004/02/15(Sun) 09:35
- >>308
金融政策ではなく財政政策が効いたんじゃないんですか?大恐慌も昭和恐慌も歴史教科書的理解ではそういうことになってますが。 - 315 :招き猫:2004/02/15(Sun) 10:15
- せっかく「清々しい気持ちになった」のに悪いなドラエモン。俺が何か言うことで、
元の木阿弥にしてしまいそうだな。
しかし、重要な話題が出ているのに薄っぺらなやりとりで喜んでいるのはどういう訳だ?
>>203で貴方も気が付いているが、かってここで一世を風靡した人物が、いろいろと
発言しているわけだ。>>200 とか>>210とか。
彼の関心は、>>224-225
>リフレの初期段階での中小企業の雇用なき回復→初期段階での公共事業的政策の有効性
とある。より深い問題意識は、経済が再膨張始めると、資産価格が上昇するがそれが実体
経済と乖離してしまう可能性についてだ。つまりは
ジョブレスリカバリーとバブル(ファンダメンタルズを離れた資産価格の膨張)防止にある
>>217 を読むと
>中小企業の資金需要が回復して、それで設備投資を増やすと、期待される資本の限界収益
>が低くなる(ただでさえ中小企業の収益率が低いことは定評がある)。
>他方で、土地の価格があがっている状況であれば、その収益率は設備投資のものよりも高い
>可能性が大きいのではないのか?中小企業のオーナーたちがバブル期に実業に走ったのでは
>なく土地ころがしに走ったのと同じ状況だ。
そう、それは充分起こりえる。現実にリフレは始まっているように思う。
関西の収益用不動産価格の利回りは、ネットで8~8.5%まで低下してきている。
このまま行くと資産価格の再上昇に繋がる可能性も高い。 - 316 :招き猫:2004/02/15(Sun) 10:16
- 後先になっているが、>>210での発言。
>中小企業の「雇用ある回復」にはどうも公共投資的政策、正確にいえば社会的収益率
>と私的収益率の乖離を埋める「公的扶助」(やや正確さを欠ける表現だが)が必要に
>ならざるをえないのではないかということだ。
つまりは、このリフレ時期に実体経済と乖離した資産価格の上昇が、バブルに終わって
しまう事を回避するために、形を変えた公共事業の枠組みを作り出す必要があるという
わけだ。それがPFIだな。収益拡大を目指すことで、生産性向上が目的の企業会計。
その制度を利用した公共事業であれば、これまでの丼勘定的な財政政策とは違い公的
資金の効率化を目指せるということだ。
なるほど、>>200のような人物が、企業家向けヘリマネーを企画した訳か。
それは充分に機能し始めている。中小企業の収益率が低いのは、親父達の頭が悪いから
ではなくずるいからだが、そのずるさ故、彼らは敏感にヘリマネをいかにかき集めている
かき集めた金で事業を起こし、今後は牛のよだれのような息の長い商売をしたい、そう考
え始めている。これで安心して食える。俺も公務員の仲間入りだとね。 - 317 :招き猫:2004/02/15(Sun) 10:25
- こういった考え方が、正しいリフレ策なのか、
また日銀の金融緩和態度がリフレと呼ぶのにふさわしいか
俺には、それを判断できるだけの知識はない。
ただ、彼の問題意識は理解できる。充分検討に値するんじゃないかと思う。 - 318 :名無しさんの冒険:2004/02/15(Sun) 10:36
- ジサクジエンか?
>>313
>>268で挙がっている文献は読んだ?
>>266-267にもいくつか挙がっている。
典型的な大恐慌研究としてはテミンの「大恐慌の教訓」がある。ここで色々聞くよりも、まず読んでみた方が良いと思う。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492370749/
>>310 >>314
嘘を教えちゃいけない。
もし本気で言ってるんだったら、ちゃんと勉強した方が良い。 - 319 :dell:2004/02/15(Sun) 11:23
- >>300
リフレというのは期待実質金利を下げることが必要なわけで、それがない限り本質的に同じです。
>>293に挙げた長期金利に対する福井氏のコメントを見る限り、残念ながら期待実質金利を下げるというスタンスではありません。
アメリカのグリーンスパンのスタンスとはかなり開きがあります。
また、「為替介入に同調した金融緩和」というのはアメリカが期待実質金利を下げ続けることをやめてしまえば機能しません。その時期は近づいているように思えます。第一、自国の金融政策を他国に委ねるという姿勢自体も問題でしょう。 - 320 :一般人:2004/02/15(Sun) 11:29
- >>318
レスありがとうございます。
私はこのスレでは一般人と一般国民2というHNで書き込んでいます。
自作自演ではありません。
基本的な資料から勉強し直そうと考え、現在人気の高い教科書の最新版を
復習することから始めました。268の文献はまだ読んでません。これか
ら読みます。なんせ、平日は勉強する時間があまり取れないもので・・・ - 321 :300:2004/02/15(Sun) 12:17
- >>319
誰も十分だとはいっていないよ。ただ、いまの状況でどの流れのサポートが必要なのか
をもう少し戦略的に考えろと言っているだけ。リフレ・タリバンとかいった煽りを自ら
引き寄せるような言い方はあまり賢くないということ。 - 322 :招き猫:2004/02/15(Sun) 12:21
- >>315-317 自己レス
個人的には、今回の形を変えた公共事業も、結果的にはたいした成果をもたらしそうも無い
ように思える。
財務省の思惑とは違って、各省庁とも結局のところ業界への指導と言う権益を手放そうとし
ないからだ。たとえば、厚生省の介護支援制度も医療業界が福祉へと形を変えたに過ぎず
規制緩和に逆行している。
消費者ニーズに合う医療・福祉サービスが成長するためには、規制緩和が欠かせない
本当に伸びる可能性のあるのは、コンタクトや化粧品のような医薬部外品、しわ・
しみ・ほくろ取りなどの美容整形や難治性の高い疾病など、保険診療外で費用負担して
もほしい商品やサービスなのだ。 - 323 :310:2004/02/15(Sun) 19:27
- >>318
個別の金融政策なのか、金融政策のスタンスを区別しているのか、どういう記述を読んだの、と聞いたつもりでした。テミンを読んだならば一般人さんが誤読しているのかな、と。 - 324 :名無しさんの冒険:2004/02/16(Mon) 01:22
- >>316
>彼らは敏感にヘリマネをいかにかき集めているかき集めた金で事業を起こし、
>今後は牛のよだれのような息の長い商売をしたい、そう考え始めている。
>これで安心して食える。俺も公務員の仲間入りだとね。
招き猫、お前もそう考えているだろ。とことん嫌な奴だなぁ~
「構造改革」の結果が招き猫の言うとおりだとしたら、最低だな。 - 325 :荒鳩:2004/02/16(Mon) 11:57
- 一応ご参考までに。
http://www.boj.or.jp/ronbun/04/data/wp04j01.pdf
問題を一つ一つ解いていきましょう。 - 326 :荒鳩:2004/02/16(Mon) 12:30
- 僕個人の卑近なネタでは、ザモデルのミクロ基礎の部分、特に金融を検証し直す必要を最近感じています。
この違和感は、簡単に述べると、次の喩え話のような感じです。
経済の資本Kを適当にn個の区間に分割して、
K=K_n=K_1+(K_2-K_1)+(K_3-K_2)+…+(K_n-K_n-1)
とし(ただしK_0=0とおく)、それぞれの区間に位置する事業(資本→産出)の
生産物の実質価値を、Y_i=F(⊿K_i)=F(K_i)-F(K_i-1)と定義してやります。
すると、Y=Y_n=F(K)で、マクロの資本→産出の生産関数になります。
ここで、何らかの追加的な資本コストが入って、Y_i=F(⊿K_i)-ε_iとなり(ε_i=min{ε,F(⊿K_i)}・・・①、εは正数とします)、
Y=F(K)-∑ε_iまで産出が落ち込んで、さらにn*ε-∑ε_iが次の期に負の需要ショックとして働くものとします。
つまり、次の期になると、①式のεのところに、今期の(n*ε-∑ε_i)/nがさらに上積みされてしまうわけです。
そうすると、もし当初にn*ε-∑ε_i>0であれば、n*ε-∑ε_iは期と共に拡大していってしまう(∵ε↑かつ∑ε_i↓)ため、
不況は際限なく、スパイラル的に進行していくことになります。 - 327 :名無しさんの冒険:2004/02/16(Mon) 12:46
- 荒鳩、解りにくいからもっと改行入れてケロ
- 328 :名無しさんの冒険:2004/02/16(Mon) 12:53
- 荒鳩、それってファイナンシャル・アクセレター・メカニズムと一緒だろ。
追加的な資本コスト=負のショック。反対に正のショックを与えると、膨張し続ける。 - 329 :荒鳩:2004/02/16(Mon) 12:55
- もちろん、Y_i≠0である区間についてF(・)が十分大きく増大(技術進歩)すれば不況の加速を抑えることもできるだろうし、
当初の追加的な資本コストが一時的なもので終わればεは期が進むにつれて0に近付いていき、不況は時間と共に収縮していきます。
そして、金融政策によって資本コストを追加的に下げれば(もちろん下限ありだしこっちは少々いじらないと産出が発散してしまう)、
負の需要ショックに対抗したり、逆に速やかな景気回復を実現させることができるわけです。
しかし、これら不況に対抗する要素を、ザモデルの今のミクロ基礎理論で説明することはでません。
たとえば、ある資本区間における生産性の向上とはどういうものか、
こういうことがあれば生産性は上昇するというものを何か一つでも例示できるか。
ある期間に一時的に存在する当初の追加的資本コスト、それは金融のどういった側面から出てくるものなのか、
また、変動する資本コストまたは資本コストにおけるショックといった、ミクロの基本的な需給関係を素描できているか。
金融政策の関与できるところと関与できないところを峻別できているか。
やっぱり、こういった問に答えられないかぎり、ビジネスサイクルの説明とはいえないと思うんです。 - 330 :荒鳩:2004/02/16(Mon) 13:01
- >>327
スンマソン
>>328
YES.
フィナンシャルアクセラレーターが何故、通常の動学モデルから浮いてるのか、
もともと動学モデルに出てこないと意味がないものなのに。
⇒動学モデルが需給関係の理論・金融をサボっているからだ!
と興奮しちゃったわけです。
あとは銭形警部ばりに突っ走るのみです。 - 331 :荒鳩:2004/02/16(Mon) 13:09
- まあ、ずいぶんヨタをこぼしてしまったんで、お詫びに時間軸効果w
http://www.boj.or.jp/ronbun/03/data/wp03j04.pdf - 332 :名無しさんの冒険:2004/02/16(Mon) 14:08
- 荒鳩、Kiyotaki-Moorと何処がどう違うか、もう少し解説してケロ
- 333 :名無しさんの冒険:2004/02/16(Mon) 20:13
- ちょっと待て、荒鳩氏のモデルはTFPショックが粘着的に働くRBCモデルそのもの
で、かつショックが増幅する(z_t = \rho*z_{t-1}+\epsilon_tで、かつ|\rho|>1)
ケースを考えているだけではないか?(一応「資本コスト」の名を借りているけど。)
あとそのモデルではepsilonはTFPショックなのに、文章での説明では「需要ショック」
となっているのもいただけない。 - 334 :無意味な転載:2004/02/16(Mon) 23:57
- ★銀行員と公務員の月給はダイエーの商品券で★
1 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/09 17:45
此れでデフレは無くなり不良債権も無くなる
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1034153133/ - 335 :名無しさんの冒険:2004/02/17(Tue) 11:37
- 荒鳩のあんなかすな動学モデルの書き込みに、
>TFPショックが粘着的に働くRBCモデルそのもの
とすんなり言える >>333 あなたはいったい何者? - 336 :名無しさんの冒険:2004/02/17(Tue) 11:59
- _, ,_ パーン
( ‘д‘)
⊂彡☆))Д´)>>335 - 337 :335:2004/02/17(Tue) 14:34
- #なんでどつかれるのか、ワケ ワカ ラン
ワケ ワカ ラン
∧_∧ ∧_∧ ∧_∧
( ・∀・) ( ・∀・) ( ・∀・)
⊂ ⊂ ) ( U つ ⊂__へ つ
< < < ) ) ) (_)|
(_(_) (__)_) 彡(__) - 338 :333:2004/02/17(Tue) 23:43
- >>335
モデルがスケッチ程度だったからこそ、こう簡単に解釈できただけのこと。
あと>>333で「|\rho|>1」と書いたが、荒鳩氏のモデルでは\rho=1のようだ。
ただ実現するショックがかなり特殊なので、変わったモデルではあるとは思う。 - 339 :名無しさんの冒険:2004/02/20(Fri) 13:49
- >815: 名無しさんの冒険 2004/02/19(Thu) 23:02
>HP増やしてもMSが増えないんだったらインフレをどうやっておこすの?
>マネーが増えてはじめて物価は上げると思うが、マネー自体が増えないでしょ.
>818: 名無しさんの冒険 2004/02/19(Thu) 23:59
>↑マネーは増えませんよ.インフレは起きませんよ.マネーが増える理由を説明してないもん.
>819: 名無しさんの冒険 2004/02/20(Fri) 12:54
>リフレいう人たちは確かにマネー増えるところ説明してないね。
>それには賛成だよ。
HPを増加してMSが増えないのは何故?
貨幣乗数が一定なら増えると思うけど。
リフレによって貨幣乗数が低下するロジックなんてあるかな? - 340 :339:2004/02/20(Fri) 13:50
- クセでsageてしまった。。
- 341 :名無しさんの冒険:2004/02/20(Fri) 18:28
- >>339
821: 名無しさんの冒険 2004/02/20(Fri) 18:01
>>15
その前にBMの指標に問題がありすぎる。あれは単に中央銀行の負債を表しただけ。
大切なのは市中金融機関の保有貨幣量。およびその増減。
市中金融機関もまたBS上、負債+資本に対応した何らかの資産を持っている。
とりあえず、それを政策目標となる貨幣の指標としよう。
この額は不況下ではクレジットクランチの影響でまず総額自体が伸び悩むし、
さらに収益率の悪化に伴い伸び率も抑えられる。
この伸び悩む新通貨指標=市中金融機関の資産残高&伸び率にターゲットを絞って
金融政策を行う。つまり、オークン法則に基づく“あるべきGDP”と同じことで、
あるべき市中金融機関の資産残高を達成すること、および将来的にもその伸び率を
一定の値に保つようにすること、これが金融政策の舞台となる。 - 342 :名無しさんの冒険:2004/02/20(Fri) 18:29
- 822: 名無しさんの冒険 2004/02/20(Fri) 18:09
では、いかにして市中金融機関の資産残高を増やすか。
これは実に単純なカラクリで、中央銀行が市中金融機関の資産残高の一部を流動性に
換える。市中金融機関は流動性を何らかのプラスの収益率のある資産に換える。
ここで他の市中金融機関に預金すればそこで信用創造が発生しているし、
債券を買えば債券を希少にするし債券価値も上がるし、株を買えば株価が上がるし、
外国の資産を買えば円安になる。
ここで必要なのは、将来にわたって日銀当座の金利が債券金利や市中金融機関の
預金金利を越えないようにすることと、将来にわたり市中金融機関の
「資産保有→流動性保有」変換(金融政策)を目標に合わせて継続してやることだ。
もし仮に将来にわたって継続せず、むしろ逆流させるようなフシを見せれば、
将来的に、債券の割高感や株の過剰な高さ、円の過剰な安さ、過剰な信用創造が
見積もられることになるため、金融機関は決して積極的にこれらの資産を購入せず
(あるいは預金せず)、安全な日銀当座預金に逃げてしまうだろう。
また、市中の預金金利や債券金利が日銀当座の金利より低くてもいけない。 - 343 :名無しさんの冒険:2004/02/20(Fri) 18:29
- 823: 名無しさんの冒険 2004/02/20(Fri) 18:19
それでは、その条件を満たすと、どうなるか。
まず、最低限債券を希少にし、信用創造が行われることはわかるだろう。
しかも、信用残高が先の擬似オークン法則に従って一定水準になり、なおかつ
十分な増加率を達成するまでこの[資産→流動性]の金融政策は続くことになる。
そして、債券が希少になる以上、購入対象は{預金、株、土地、外貨建て資産}に限定
されてきて、かつ預金とは信用が創造され、道の先で別の対象{株、土地、外貨建て資産}
が購入されることになる。
そこで、金融機関は期待収益とリスクを見ながら株、土地、外貨を購入することになる。
それは確実に起こる。
ここでのポイントは“早い者勝ち”であり、購入が遅れれば遅れるほどこれら資産の
購入価格は上昇してきてしまうため、この政策が確定してすぐに、あるいは最初の
[資産→流動性]変換が起きてすぐに、これらは急激に購入され、特に為替レートに
多大な影響を与える。しかも、その動きは[資産→流動性]変換の政策が「終わる」と
予測される地点まで続くことになる。 - 344 :名無しさんの冒険:2004/02/20(Fri) 18:30
- 824: 名無しさんの冒険 2004/02/20(Fri) 18:27
為替レートが切り下がったり株価が上がれば国内投資誘引になり、
株価や地価の上昇は各経済主体のバランスシートを改善する。
しかも、それらは経済が金融政策([資産→流動性]変換)が続く限り継続し、
その金融政策が指定している水準で恒久化する。
故に、国内投資誘因は絶対的なものとなる。
また、円安や景気の回復は各企業主体の収益率を改善し、これら主体の内部留保の
積極活用の誘引となり、なおかつそれは一定水準まで保証される。
そうして資金需要が増大していけば、金融機関も有利な交易条件を
設定できるようになり、金融機関の収益率も改善していく。
そして、信用創造の再生・活発化も進み、
経済はマネーサプライ増大をもってして景気を完全回復させる。
結論:マネーサプライは増やせるし、景気が回復していくにつれて物価上昇率も上がる。
単純に円安だけでも輸入物価上昇要因だしね。 - 345 :名無しさんの冒険:2004/02/20(Fri) 18:44
- 市中にあるプラスの収益率のある資産(たとえば長期国債)
をマネーに置換するオペを十分に続けるという決定およびその実施が
マネーサプライを増やさないなどという状況は考えられないということだな。
これが疑わしいというなら何を信用してよいのやら。 - 346 :名無しさんの冒険:2004/02/20(Fri) 19:17
- >>345
あるいは減るスピード(増加率の不足)を補ってオペしていけばいいだけのこと。
「マネーサプライが増えない」なんて、単に日銀の怠慢さを物語っているにすぎん。 - 347 :名無しさんの冒険:2004/02/21(Sat) 13:59
- >これは実に単純なカラクリで、中央銀行が市中金融機関の資産残高の一部を流動性に
>換える。市中金融機関は流動性を何らかのプラスの収益率のある資産に換える。
プラスの収益の資産に換えるというが、銀行が換えないから問題なんではないのか?
そもそも換える理由を説明してよ。
それn日銀当座の金利ってないだけど。機会費用のことでも、コール金利ゼロだから
限界条件変わらんからプラスの収益を生む資産に投資する理由ないK度。
827: 名無しさんの冒険 2004/02/20(Fri) 21:00
>それでは、その条件を満たすと、どうなるか。
その条件が満たされないんだよ。収益のある資産に換えない限りな。
829: 名無しさんの冒険 2004/02/20(Fri) 21:02
収益のある資産に変換するなら苦労し寝ーよ。まねーだってがんがん増えるだろうしな。
830: 名無しさんの冒険 2004/02/20(Fri) 21:06
>これは実に単純なカラクリで、中央銀行が市中金融機関の資産残高の一部を流動性に
>換える。市中金融機関は流動性を何らかのプラスの収益率のある資産に換える。
これをちゃんと説明しねー限りお前さんの話は意味がない。当たり前だから。
ja移動したぞ。 - 348 :名無しさんの冒険:2004/02/21(Sat) 21:48
- リフレ連中にそんなこと求めても土台無理な話.
アナリティカルには言わないからね. - 349 :名無しさんの冒険:2004/02/21(Sat) 23:00
- >>348 またお前か。アナリティカルな批判もないし、ただ釣りを楽しみとしたら
この板は計算違いだろう。すりらんかにまとめて削除されるだけ。
本当に批判したいならきちんと書いてくれ、このままではつまらん。 - 350 :名無しさんの冒険:2004/02/21(Sat) 23:17
- マネー増える経路説明きbん。収益のある資産になぜ換えるのかアナリティカル
に説明きボン。 - 351 :名無しさんの冒険:2004/02/21(Sat) 23:19
- >>348 >>349
そうそう。最近エピゴーネンが多いのだが、
アナリティカルという言葉に過敏に反応する程度のアナリティカルでない香具師が
ひっかかる程度だから、ある部分的事実を直接的に言うだけのレスは止めた方が
いいと思うよ。 - 352 :名無しさんの冒険:2004/02/21(Sat) 23:40
- >>351 おまえもその典型にしか見えないが?
- 353 :名無しさんの冒険:2004/02/22(Sun) 19:52
- >>347馬鹿
銀行の業務からいってタンス預金はできないことと
債券の名目収益率>0であること、それで十分。 - 354 :名無しさんの冒険:2004/02/22(Sun) 20:42
- ↑問題外.準備じゃぶじゃぶ持ってる.これタンス預金と同じ.
タンス預金の機会コストゼロね.こんときにどうやって限界条件変えるのか言えよ.
それキー店だよ. - 355 :ドラエモン:2004/02/22(Sun) 21:44
- 銀行にとっては、たとえ景気が反転しても貸し出しが増える期待はない。福井さんが「良い
マネーサプライの減少」って言ってるとおり。来るべき回復期における資金供給のルートは
間接金融から直接金融へのシフトすることは、不可避である。だが、そのとき、長期金利が
上昇するかもしれないし、マクロにとって致命傷でなくなるので銀行淘汰も起こるであろうと
予想される。つまり、値下がりリスクのある長期国債を中長期に維持不可能な1.5%とかの
水準以上に買い進めないので準備が増えてしまうし、その過剰準備は万一の時の安心料だと
思ってるんでしょうな。だから、沁みだし効果とか、ポートフォリオリバランスとかいった
銀行の行動に影響するルートでインタゲ付き量的緩和を論じてもあまり意味はないように思う。
問題は、非銀行部門の期待と行動に与える影響の方が大きいように思う。 - 356 :名無しさんの冒険:2004/02/22(Sun) 21:52
- マネーが増えないで期待変わるのかなー。
ほいで、マネーをどうやって増やすのか、その経路の説明きぼん。マネーが増えないから
問題なんではないの? - 357 :すりらんか:2004/02/22(Sun) 22:00
- >マネーが増えないで期待変わるのかなー。
あるいみ量的緩和継続でいまベースマネーを増やすことで期待を変えようと
言うのが古典的な(Krugman以前の?)金融緩和派の意見.数年前の岩田規久
男氏なんかがこれに近い.
其れに対し,将来マネーの拡張を邪魔しないコミットメント付のフレームが
提供されればよいというのが理論的な意味でのリフレ派の議論.んで,これ
をサポートするためにいまの拡張もやれということになるとKrugmanのエッセ
イのような主張になる. - 358 :名無しさんの冒険:2004/02/22(Sun) 22:45
- >>353逃げるなお前.限界条件どうやって変えるのか言えよな.
- 359 :ドラエモン:2004/02/22(Sun) 22:47
- >>356
M2見ると情けない数字ばかりで、この間の変動とマネーは関係ないと思うのは当然ですな。
問題は、大恐慌の時代のアメリカのデータ見ると、こういう局面ではM1が重要なのがわかる
のだが、日本でも面白い数字が並んでる。M1暦年の平均残高前年比増加率は以下の通り。
00年 8.2
01年 8.5
02年 27.6
03年 8.2
なんか、03年が景気回復の年であっても全然変じゃないように見える罠(笑)量的緩和を開始
した01年3月以降の効果はM1で見ると結構あるような感じ。 - 360 :名無しさんの冒険:2004/02/22(Sun) 23:07
- >問題は、非銀行部門の期待と行動に与える影響の方が大きいように思う。
期待にどうやって影響あたえるの?ただの宣言は説得力に欠けるし。 - 361 :ドラエモン:2004/02/22(Sun) 23:19
- 長期国債の買い切りを新発債以上に増やせば、露骨なマネタイゼーションですよね。デフレの
ままそれが続けば公的債務は実質的に増税なし、歳出削減なしに減少させることができる。
将来課税だけ考えても、それが減るから、恒常所得増加になり、支出刺激効果はありますわな。 - 362 :名無しさんの冒険:2004/02/23(Mon) 22:56
- ベースマネーをターゲットにするのと当座預金残高をターゲットに
するのとではどう違うの? - 363 :荒鳩:2004/02/24(Tue) 17:24
- >>333>>338
フォローしていただいて、ありがとうございます。
あんな適当なモデルでスマソです。
>\rho=1
ええ。やっぱりまだ動学化は無理だと思ったので。
それと、TFPショックとはいえ、その原因が需要面にある場合を分析したかったから
あえて「需要ショック」という言い方をしたのですが、あまりに迂闊な表現だったと思います。
準備万端整ったら、また再うpします。
今のところはRBCで需給関係や金融を描写するのは至難の技という印象ですが、ここはモデル
として是非ほしいところですので、ミクロ需給関係や金融のエフェクトを全て含意できるところを
探し続けてみます。 - 364 :荒鳩:2004/02/24(Tue) 17:34
- >>341-344
ざっと読んでみましたが、これは、市中の金融機関にとって>>354のおっしゃるような
<リザーブの機会コストゼロ>の条件が量に変化が起こると成立しなくなる、ということですね。
つまり、リザーブが現状よりも少ないところにジャンプした場合、金融機関はリザーブを
積み上げる誘引を持つし、現状よりも多いところにジャンプすれば、取り崩す誘引を持つ。
そう解釈しましたが、よろしいですか?
まとめると、リザーブの機会コスト(C)の残高(R)についての微係数は正であって
(あるいは簡単に正になり)0ではない(あるいは0はすぐに続かなくなる)。
一般にはもちろんdC/dR≧0ですが、この等号条件がいつ外れるのかは興味深いところです。 - 365 :荒鳩:2004/02/24(Tue) 17:49
- >>355
>来るべき回復期における資金供給のルートは
>間接金融から直接金融へのシフトすることは、不可避である。
>>341-344には<間接金融から直接金融へのシフト>が起こることは明記されていますよ?
>値下がりリスクのある長期国債を中長期に維持不可能な1.5%とかの
>水準以上に買い進めないので準備が増えてしまうし、
>その過剰準備は万一の時の安心料だと思ってるんでしょうな。
しかし、一旦日銀によって長期国債が十分に買われ、買戻しもなく、
市中の消化量が減っていってしまい、また長期金利が上昇した場合には
過剰リザーブを持つ動機は失われてしまいますよね?
問題は市中の(特に期待形成=リザーブ保持に深く関わる長期の)国債残高が
金融機関にとって負担なほど大きくなってしまっている状況です。
経過でいうと、この不況は、①金融引き締め+バブル崩壊→②財政赤字増大
→③金融緩和不十分で国債の負荷と期待インフレ率の低下を反映した資産デフレと借り入れ需要の減退
→④金融機関の過剰リザーブ→⑤通貨創造が不十分、乗数低下
→⑥デフレ期待を反映して円が切り下がらず、財政出動や為替介入による下支えにとどまる
という泥沼にはまっているわけですが、>>341-344は③を解決することで、
→⑥→②、④、⑤と進んで解決していく経路を示したものでしょう。 - 366 :荒鳩:2004/02/24(Tue) 17:52
- >>357
確かに将来のマネーサプライ拡大へ向けたコミットメントは必要でしょうね。
>>341-347の説明でも長期コミットはあるようですし。 - 367 :名無しさんの冒険:2004/02/25(Wed) 04:48
- 長期コミットをすれば長期金利が下がるのかな?インフレにもなりそう。k%ルールというやつですね。
貨幣が実物経済を攪乱してはいけないですからね - 368 :荒鳩:2004/02/25(Wed) 16:50
- >>364補足
限界条件の変化を簡単に述べます。
リザーブとはリスクに対応した支払のストックのことですから、それが積み増しされ、将来に
おいてもマネーサプライが十分増えるまで外生的に減らないことが確約されているならば、
それは金融機関がリスクに対して持つ評価v(σ)を小さくすることができます。
ここで、このv(σ)を、金融機関が追加資産に対して持つ評価が
V(Δ)=(1-v(σ))*{e^(r*τ)}*Δ、もしくは、V(Δ)=(1-v(σ))*{n*(1+r)}*Δ、
となるように線形化してとっても、増加や減少の傾向は変わりません。
限界的にリザーブ(R)とリスク資産(A)や債権(B)との追加保有の便益が変わらない
状態は、V(ΔR)=V(ΔA)、V(ΔR)=V(ΔB)で表されます(ΔR=ΔA=ΔBとして)。
V_r(Δ)=Δですから、この関係は、リスク資産:1=(1-v(σ_a))*{n*(1+r_a)}*(1+δ)、
債権:1=(1-v(σ_b))*e^(r_b*τ)、のように簡単に表現し直せます。
ここで、リスク資産のところに出てきたδはr_aを配当率とし価格変動を分離したものです。
さて、リザーブの保有が積み増されれば、上の仮定により、∂v(σ_a)/∂R<0、
∂v(σ_b)/∂R<0、ですから、∂V(ΔA)/∂R>0、∂V(ΔB)/∂R>0、となります。
このような一次同次性を仮定することはなんら不自然なことではないし、また仮に期待を
捨象した世界で限界的な貨幣需要が本当に∞だとするとV(ΔR)>>V(ΔAorΔB)となり、
資産価格は∞のスピード(可能な最大限度に)下落していってしまうため、
現実の流動性の罠に対応した説明にはならないな、とも思いました。 - 369 :荒鳩:2004/02/25(Wed) 17:20
- >>368続き
また、金融機関にリザーブを積み増す余裕が出てくると、リザーブの積み増しに対応して
リスク資産:1=(1-v(σ_a))*{n*(1+r_a)}*(1+δ)、債権:1=(1-v(σ_b))*e^(r_b*τ)
の等式が成立するところまでA、Bも増額していくことになります。
この場合、v(σ)↑、r↓がそれぞれ起こるため、この均衡に達するわけですが、
>>341-344の記述(特に>>343)によれば、将来的なA、B増額(マネタイゼーション)は
δを大きく押し上げていくため、リスク資産(株や外貨)の購入については<急激に>
<政策が「終わる」と予測される地点まで>至り、<特に為替レートに多大な影響を与える>
わけです。この点でコミットメントが特に重要だというのは、そのとおりでしょう。
あと、デフレ下では恒常的に収益率rが下落し続け、リスクσは上昇していってしまうため、
現状の資産・貸出のトレンドを維持するためには、リザーブのトレンドもそれだけ常に
上方へシフトしつづけていかなければなりませんし、さらに硬直価格や情報の時間を経た
ズレによる生産性ショックのマイナスにも対応していかなければなりません。
金融緩和が“too little, too late”ではいけないとは、こういうことだったんですね。
それと、会計管理や不良債権処理を厳格に行なうことはリスク評価関数v(σ)を上方に押し
上げてしまい、その結果さらに金融に負荷をかけてしまう(おそらく通貨乗数が急落する
でしょう)ため、中央銀行の金融緩和もさらに高いペースで行なう必要が出てきますね。 - 370 :名無しさんの冒険:2004/02/27(Fri) 18:55
- この分析も参考になる>すりらんか、読んだ?
http://www.csfb.co.jp/client_entrance/research/economic/eco040206.pdf - 371 :370:2004/02/27(Fri) 19:00
- >>370でいくと、要するに財務省主導+日銀受動資金供給という政治経済的
スキームは、やはりブリュメール+すりらんか路線のように、今年度後半に
おける「その他投資に蓄積された空前のポジションのまき戻し」にかかっている
みたいよ。小笠原という人のレポートも注目だね - 372 :荒鳩:2004/02/27(Fri) 19:11
- >>368訂正
「一次同次性」という呼び方はよくなかったですね。
一次同次かどうかは[∂v(σ_a)/∂R]と[∂v(σ_b)/∂R]からの条件によりますから。
近似を引っ張りすぎました。失礼。 - 373 :名無しさんの冒険:2004/02/29(Sun) 16:17
- スティグリッツ&グリーンワルドの「新しい金融論」を読んでいるんだけど、
p.34「たとえば、大恐慌のような――いくつかのケースでは、実質金利は景気
同調的(pro-cyclically)というより景気対抗的(counter-cyclically)に動いた
ため、多くの人々は困惑することになった」
と書かれていて、大恐慌期のCPの例を出しているのだけど、これってクルーグ
マンの「インフレ目標によって実質金利」を引き下げるという議論と矛盾して
ないですか?
クルーグマンは、実証に基づかない議論をしてたってこと? - 374 :名無しさんの冒険:2004/02/29(Sun) 16:34
- >>373 景気対抗的だったら、不況⇔実質金利上昇 好況⇔実質金利下落 だろう?
なにがおかしいんだ? むしろ問題は実質金利と投資の因果関係が壊れていること
だろう - 375 :373:2004/02/29(Sun) 17:07
- >>374 すまそ。引用すべき部分を間違った気がする。
p.19「名目と実質の金利の両方を投資回帰式のなかにいれるとすると、明らか
に名目金利の方が重要性を持つ」
p.34「たとえば1979-83年の景気後退期に実質金利が上昇したが、経済がその
景気後退から抜け出すにつれて低下することもなかった」
これらの記述を読むと、「実質金利の低下が起こっても経済への影響は小さく
名目金利が低下しない限り景気の回復は起こらない」というように読める。
クルーグマンは、(名目金利ではなく)実質金利を下げることで景気を刺激す
るって言ってるわけだから、整合性がないんじゃないと思った次第 - 376 :ブリュメール=374:2004/02/29(Sun) 17:34
- >>375 では>>93>>94のすりらんかの書き込みを読むといいと
思う。 - 377 :373:2004/02/29(Sun) 17:58
- >>376 なるほど、「新しい金融論」での実質金利は実際のインフレ率で
補正したものであって、期待インフレ率で補正したものではないという
ことだね。
とはいえ、期待インフレ率の推計ってどの程度信頼のおけるものなのだ
ろう? 「経済学者の共通認識」と言えるようなことなのか、ちょっと
心配。 - 378 :ブリュメール:2004/02/29(Sun) 18:16
- 例えばバブル期のように株価の変動が大きいときには
(スティグリッツが主に批判対象にしているq理論を用いた)従来の推計では、
実質金利と設備投資はうまく因果関係を保っていないといえる(岩本の論文など)。
つまりBlanchard Rhees、Summersたちが指摘したパズルをうまく解けない難点がある。
しかし寺井たちの論文は少なくともこの難点をクリアしているように思える。 - 379 :373:2004/02/29(Sun) 20:20
- >>378
その書き方を見る限り、実質金利を期待インフレ率で考えるというのは、
経済学者の認識として一般的というわけではないということ?
ちょっと急ぎ足でひと通り「新しい金融論」を読んでみたけど、期待イン
フレ率の話はほとんど出てこない(ブラジルの例でちょっと触れるだけ)。
よくよく考えてみると量的緩和やインフレ目標策とこの本に非整合な部分が
あるわけじゃないとはいえ、この本だけ読むと訳者あとがきの
p.342「日本のエコノミストの多くは、金融の量的緩和策を一層強化すること
がデフレ不況脱出の最も有効な政策であると主張する。しかし、本書は、経
済危機時においては貨幣と信用の間の通常の関係が失われるため(最近数年
間の日本はまさにそうである)、(せいぜい)貨幣量をコントロールするこ
としかできない金融政策の有効性は著しく低下せざるをえないと、警告して
いる」
という認識に至るのが普通だと思うし、「人間が幸福になる経済とは何か」
での発言とあわせて考えるに、スティグリッツの観点に立てば「日本のリフ
レ派は金融政策を過大評価しすぎ」ているようにも思えんですよ。 - 380 :373:2004/02/29(Sun) 20:38
- スマソ
思えんですよ → 思えるんですよ - 381 :ブリュメール:2004/02/29(Sun) 20:46
- >>379 違います。寺井たちの論文を好評価していると思ってもらいたいです。すると
期待実質資本コストが設備投資に有意に相関しているし、その係数も十分大きい
ということです。
ところで、スティグリッツを盲信する趣味はいささかも持ち合わせていないので、
実践的な観点から、彼のクレジット・ビューも検証しなくてはいけないと思いますよ
もちろんただのスティグリッツ考証学ならば話は別なんですが、どちらでしょうか?
日本経済とスティグリッツの本を照らし合わせるのか、それとも訓詁学的なテキスト
クリティーク、いずれでしょ - 382 :ブリュメール:2004/02/29(Sun) 21:17
- 一応、スティグリッツの本はそこそこ読んでいると思うので、まず「期待インフレ率」
が過小評価されているとのことですが、それは違います。むしろ決定的に重要です。
特に危機的状況(貨幣と信用の通常の関係が絶たれているとき)。
一例だけあげておきます(本来なら資本コストと関連して説明したいですが、まずは簡単なところで
44ページの注23に注目してください。そこでは長期国債の金利が政策変数として
重要なことが示唆されています。それに付帯して、「期待インフレを含め、期待というものが金利の期間構造の変化に重要な役割を演じている」とかかれています。この注は
短期金利操作では、深刻な不況のときに「ひもをおすようなもの」になるというケースに対する注として登場しているところに注意してください。 - 383 :373:2004/02/29(Sun) 22:26
- > もちろんただのスティグリッツ考証学ならば話は別なんですが、
> どちらでしょうか?
最近、サイゾーに掲載されていた対談で東谷暁というジャーナリストが
「リフレ派の経済学者は経済学の教科書を読めというけど、経済学者に
よって言ってる事が違うのに何言ってんだ」みたいなことを書いていた
のが、ちょっと気になっているもんで。
僕はリフレ派だけど経済学関係の人間じゃないので、何が経済学者の最
も中心的な考え方なのかよくわからないところがある。野口旭氏は教科
書的、教科書的と繰り返すけど、インフレ目標が本当に教科書的なのか
とか。
経済学者の中ですら統一見解を出せないものを信用しろと言われても、
難しいものがある。
もし日本で期待インフレ率が非常に重要視される状況にあるなら、
「新しい金融論」でも単独のものとして説明されてもおかしくないと
思うけど、この本では索引にも出てこないしはっきりとは説明されな
い。
スティグリッツと言えば超一流の経済学者なわけで、その人の発言と
日本のリフレ派の発言に温度差があるのが気になるというわけです。
私自身がリフレ政策に批判的というわけではありません。スティグリ
ッツの論旨であっても日本の状況にはリフレ策が有効だと言う結論が
導かれるように思っています。 - 384 :373:2004/02/29(Sun) 22:29
- >>382
確かに書いてあるんですが、注釈程度の話なの? というのが気になって。 - 385 :ブリュメール:2004/02/29(Sun) 23:27
- >>383 経済学者の「統一的見解」ですか? それは難しいでしょう。金子勝と
野口旭が「統一的見解」をもてるでしょうかね? 異端スレで話題になっている
「完全なるモデルへの幻想」がこの背景にあるのかもしれませんね。
ただしいまの日本が「デフレ不況」でその原因が「総需要不足」で、なおかつ
その解決策が財政・金融政策ということならば、ある重要なコアグループ(
そこには当然にスティグリッツがはいる)の「統一的見解」はあります。
マネーを刷れ、です。もし貨幣と物価の関係を完全に否定したいのならば、スティグリッツが政府通貨発行せよ! と書いたり発言したりしているのは自己矛盾ということに
なります。もちろん他にもオプションが論者によっていろいろあるでしょう。しかし
基本的には、このマネー(現ナマ)が効きまくっているというのが、「統一見解」です。 - 386 :ブリュメール:2004/02/29(Sun) 23:55
- 補遺。
もちろんマネー(現ナマ)が効きまくるということには、スティグリッツの場合には
不況が深刻なケース(投資よりも企業や銀行は国債を保有するほうを選ぶかもしれない)で考える必要がありますね。しかしこの場合でも金融政策は効果があります。
スティグリッツが主にいいたいのは金利操作が流動性の罠では無効なことです。
でも長期国債の買いオペはこの場合に有効です。例えばこの買いオペにこたえると企業では資金の利用可能量が増加します。銀行もこの買いオペに応えることで(応えない理由は考えられません。価格の問題だけですから。つまり国債買いオペは流動性の罠に陥ったときは「無責任」にやれ、ということです)。たとえ銀行は貸出を増やすかもしれないし、まったく増やさなくても、いろんな資産を購入するでしょう。またたとえ企業もそうです。設備投資を増やさなくても資産を買うでしょう。このことが資産価格の上昇をもたらします。
為替レートも減価するでしょう。そしてこれらの資産価格や為替レートの変化のベースにはインフレ期待があります。というか、この
「無責任な国債買いオペ」が、資産価格や為替レートの変化だけでなく、物価上昇に
ならざるをえないのは、まさに「バーナンキの背理法」が効いているからです。
これらのことは翻訳の181から197あたりを読んでください。 - 387 :ブリュメール:2004/03/01(Mon) 00:12
- 言葉として「インフレ期待」が索引になくてもロジックの中には
厳然としてありますので注意してみてください。また議論できればしま
しょう。 - 388 :名無しさんの冒険:2004/03/01(Mon) 06:45
- >>386
そこで飛び出す批判がハイパーインフレなんですけど。私もマクロ政策全般やリフレには賛成の立場なんですが、無責任な国債買いオペがハイパーインフレをもたらす可能性が無いとはいえないという慎重な意見もあってどうも気になります。バーナンキの背理法が妥当するなら仮に無制限にマネーを刷れば当然ハイパーになると思います。これをターゲットで制御することは理論的には可能ですが、実際にも可能なんでしょうか?煽りじゃありませんのでよろしく。 - 389 :名無しさんの冒険:2004/03/01(Mon) 10:18
- >>388
デフレ下におけるインフレターゲティングは、中央銀行がインフレターゲットを明確にすることで期待インフレ率を上昇させ、
実質金利の低下を促すことでより一層の金融緩和を促すものです。
その際の期待形成をサポートするものとして、バーナンキの背理法と無制限の国債買取りがあると理解してます。
すなわち、バーナンキの背理法+無制限の国債買取りの許可は「中銀が確実にインフレを起こせる」ツールとなりますし、
その「インフレを確実に起こせる」中銀がデフレ下においてプラスのインフレ率をコミットするわけですから、
市場参加者が合理的である以上、必ずインフレ期待は形成できるはずです。
当然、ある程度の具体的な金融緩和策を実施する必要はあるでしょうが、そのツールが確実なものであればあるほど、
期待インフレ率の上昇に必要な実際のオペレーションはより少なくなるものと思われます。
一方リフレ派は、CPIの測定バイアスや失業率を改善させるのに経験的に必要な名目成長、
雇用ミスマッチや産業構造の変革を円滑に行うために、
インフレ率はゼロではなく一定のプラス値とすべき、っていう考え方だと思います。
そのためのツールとしてインタゲを導入すべしっていうのが、ここので主流な考え方だと思うんですが、
インタゲって先にいうような、期待形成に力点のある政策だと思うので、
なんとなく金融緩和を続けて、ちょっとGDPの伸び率が上がったくらいで出口戦略どうすんだ?
なんて意見が出てしまう現状よりは、ハイパーインフレには遠いんじゃないでしょうか。
インタゲには上限がある以上、国債の買取りが「無責任」になることは無いと思いますし。 - 390 :名無しさんの冒険:2004/03/01(Mon) 12:36
- 多分既出ですが、貼っておきます。
スティグリッツの政府紙幣発行提案のときの議事録
http://www.mof.go.jp/singikai/kanzegaita/top.htm
その資料
http://www.mof.go.jp/singikai/kanzegaita/top.htm
黒木さんとこのまとめ
http://www.math.tohoku.ac.jp/~kuroki/Readings/stiglitz.html
ただ、彼は議事録の中でこんなことも言っています。
以下引用
インフレ・ターゲットが政策手段になると主張する方も一部にいらっしゃいます。インフレ期待を形成させることができるかどうか。私は、インフレ期待を形成することは不可能であり、インフレにだけ焦点を当てるという政策はまちがっていると思います。私の意見では、金融政策は全てのマクロ経済政策目的を達成するために行われるべきです。例えば、米国における政策目的は雇用・経済成長・物価安定です。
うーむ。政策割り当てで考えると、どうなんでしょう。 - 391 :390:2004/03/01(Mon) 12:48
- すまそ。フレーム間違えました。お恥ずかしい。
議事録
http://www.mof.go.jp/singikai/kanzegaita/giziroku/gaic150416.htm
資料
http://www.mof.go.jp/singikai/kanzegaita/siryou/gaic150416.htm
ぼくも、経済は詳しくないのですが、
スティグリッツの新しい金融論などからは、373氏と同様の疑問を持ちました。 - 392 :ドラエモン:2004/03/01(Mon) 16:28
- これ書くと猛烈な批判を食うのは目に見えているのだが・・・
スティグリッツが批判するのは、いわゆる「正しいインタゲ」のことです。つまり、インフレ率
さえ目標圏内にあれば、マクロ経済政策は用済みだという主張。たとえば、レンジが1-3%で
一応1%ぎりぎりくらいのインフレ率を維持しているが、金利が上がり設備投資が抑制されてい
る気配が濃厚だったり、失業率が4%台で横這いだったりするときを考えてください。グリンス
パンなら徐々に金利を引き下げていくでしょう。インタゲだけが政策基準ならそんな必要はない
でしょうけど、インフレ率以外にも中銀が考慮すべきマクロ政策目的があるなら、そういうこと
になります。
要するに、クルッグマンもステキグリッツも広義のケインジアンであり、平時においては緩やか
なインフレ目標圏内で他の政策目標も無視してはならないと考えているが、デフレのような非常
時には話は違うと言うことだと思います。
バーナンキが洗練された中央銀行ならインフレ以外にも金融政策は目標追求の余地があるが、
そうではない場合には(この際他の目標は忘れて)インフレ目標採用が好ましいといっている
のは、この文脈で理解すれば良いのでは? - 393 :名無しさんの冒険:2004/03/01(Mon) 16:46
- 要するにマクロの金融政策においては、スティグリッツは「原理主義者」
という姿勢を保っているということね。
政策自体については、スティグリッツも様々な留保や斟酌を考えるだろうに。
これまでのリフレ議論って、この原理に酔っちゃっている側が、議論の接点も
抜きにしてきたわけだけど、もうそういう時期ではないと思うよ。
短いブームも去っちゃったようだし。 - 394 :名無しさんの冒険:2004/03/01(Mon) 17:30
- >>392
>ステキグリッツ
liとタイプするところをkiとしてしまいましたねw
ご存知かもしれませんが、「てぃ」はthiでもいけます。
>>393
>これまでのリフレ議論って、この原理に酔っちゃっている側が、議論の接点も
>抜きにしてきたわけだけど、もうそういう時期ではないと思うよ。
ここであなたの言う原理とはマクロ安定化のことだけど、「もうそういう時期では
ない」と言うなら、これから一体どうすべきであると? いまだ、デフレと共存が
どうとかいう本が出版されているような、その原理についてもクリアされていない
ような現状でありますが。
それと「議論の接点も抜きにしてきた」ってのは、具体的にどういうことでしょうか?
また、その接点とはどのような(どのようであるべき)ものでしょうか? - 395 :名無しさんの冒険:2004/03/01(Mon) 18:22
- 個人的にィはxiを薦めるけど
- 396 :名無しさんの冒険:2004/03/01(Mon) 19:12
- >>392
大体今の日本経済を非常事態なんて思わない香具師も多いからね。正直、漏れも街歩いてるだけじゃ表面上平和そのものだし、ピンと来ないし。インタゲ派とそうでない派はそのへんの認識に温度差があるんじゃないのかな。 - 397 :ドラエモン:2004/03/01(Mon) 21:03
- >>396
馴れというのは恐ろしいものでしてね(笑)90年代半ばまで、東京歩いていてホームレスなん
かほとんど見かけなかった。一方、アメリカの大都市では、ニューヨークだろうがワシントンだ
ろうが、ゴロゴロ居たわけだ。日本人の女性が地下鉄の券売機で切符を買って釣り銭が出てきた
瞬間に、横から手が出てかっさらって行かれたけど、びっくりして声も出なかったなんて状態だ
ったね。これを見て、アメリカ経済の凋落を鼻で嗤っていたのが当時の日本人。
しかし、今では新宿の西口は言うまでもないが、環八の内側くらいなら住宅地の私鉄の駅のまわ
りでもたまにホームレスが居たりする。ところが、徐々にそうした事態が進むと「慣れて」しま
うわけで、別に気にならなくなっている。
都心3区はともかく、あちこちの駅前商店街で虫食い状に閉店のお知らせなんかも見かけること
が増えている。もちろん、不効率な小さな商店が閉まるのは当然な場合も多いだろうが、跡地の
予定がすぐには決まらない場合も増えている。
クルッグマンが"Diminishing Expectations"と呼んだ精神状態がよく分かるということ自体
が、困ったことなんだけどねぇ。 - 398 :へたれ中年:2004/03/01(Mon) 21:50
- >>397
そういう状態に慣れてしまうってのがいいことなのかどうなのか・・・・。
銅鑼さんの世代はどうなのか知りませんが、私の世代は学生時代は新保守が花盛り、国鉄民営化などで今の先駆けのような雰囲気でした。しかし、当時と今と違うのは、当時は日本型経済の優位性を疑うような論調は保守論壇でもほぼ皆無だったことです。それと、今のようにあからさまな「勝ち組」「負け組」という用語もなかったようです。つまり今の方が月並みな言葉ですが人心が荒んでるような気がしてしょうがないんですね。これはやはり経済情勢の違いからくるものなんでしょうか?今の構造改革至上主義者と比べれば、当時の新保守主義者の方がよほど「いい人」に見えてしまいます。へたれ中年の戯言でした。 - 399 :373:2004/03/02(Tue) 00:24
- >>387
> また議論できればしましょう。
「新しい金融論」を読む限りでは、信用の経済学といっても「貨幣→流動性→信用」
と概念を拡張しただけで(細かい違いはあっても)大筋では同じように見えるし、
スティグリッツもやっぱり金融政策は重要と言ってるわけで、経済学的な議論とし
ては、あまり議論する点もないような気がします。
>>392 でドラエモンが書いた内容で僕は納得しましたので。
とはいえ、
>>391 の議事録読んだけど
> グローバリゼーションにより世界経済にはデフレバイアスが蔓延しています。
> 統合が進むことは、デフレが伝播しやすくなることを意味します。現在、日本
> にはまさにこの問題、つまり中国からの安価な製品輸入と中国のデフレが日本
> 国内における価格の下落の原因ではないかとの大きな懸念があり、この懸念が
> 日本におけるデフレバイアスの構造的要因の一つとなっています。また、競争
> の激化が価格低下圧力の原因となるというようなその他の構造的特徴もありま
> す。
ってどゆことよ。
クルーグマンとスティグリッツって同じくらい口の悪い経済学者だけど
言ってることは結構違うような……
クルーグマンだと「海外の影響なんて小さいんだから気にするな」で一蹴
しそうな話だと思うんだけど、勘違いしてるのかなぁ…… - 400 :名無しさんの冒険:2004/03/02(Tue) 01:08
- >>397
それどころか...先週の日曜にうちの前で暴力団がドンパチやって一人死
んだ。んで公衆電話の前には日本人の売春婦。外人は石原のせいもあって
大分減ったけどまだ居て、それを「正義の名の下」にベレー帽の自警団さ
まが虐めてる。はっきりいってヤヴァイ状況。 - 401 :BUNTEN:2004/03/02(Tue) 06:30
- >>398
>当時の新保守主義者の方がよほど「いい人」に見えてしまいます。
現在の状況は当時の「新保守」思想の延長上にあるわけで、言い替えれば
彼らの跳梁跋扈の行き着いた先が現在の(あるいはもっと悪い)状況。 - 402 :名無しさんの冒険:2004/03/02(Tue) 07:35
- そういえば、パキスタン人にと街宣車の右翼がけんかしたなんて
滑稽千万な話もあるな。 - 403 :ドラエモン:2004/03/02(Tue) 09:28
- >>399
1)安価な商品の流入が短期的には物価を押し下げる要因になることは否定できない。というか
物価の定義(価格の加重平均)によって、(所得効果による)反対方向の調整が起こるまでは、
下がってしまうのは当然だろう。前にも参照されていた渡辺努他の実証でも数年(5年?)間は
過渡的に物価が下がるという結果が出ている。
2)つまり、過渡的だが起こりうる中国デフレがきっかけになってデフレ期待が形成されたり、
あるいは定着したりする可能性は否定できない。しかもその効果が需要抑制的なら一層の物価
下落圧力になって作用するかもしれない。
3)問題は、そうした圧力を金融政策を中心にしたマクロ経済政策で緩和・克服が可能か?ある
いは、そうすべきか否かであろう。
4)スティグリッツの言う「懸念」を、こうした文脈で解釈すれば(勝手な解釈かもしれないが
w)、リフレ政策派の主張と大きく矛盾するわけではないと思う。 - 404 :ドラエモン:2004/03/02(Tue) 11:45
- >>400
しかし、「あっち側」の人には「勝ち組・負け組み理論」がある(笑)定義により、まと
もな人=勝ち組は、安全な高級住宅地に住んでいるので、やくざの銃撃戦とかたちんぼう
なんか見るはずがない。アメリカの大都市で、郊外の高級住宅地に住んで、授業料の高い
私立校に子供を通わせ、高速道路で瀟洒なショッピングモールに買い物に出れば、都心の
スラムなどの地獄は他人事なのだ。つまり、「あっち側」にすれば、君は負け組みであり
逝ってよしなんだなぁ。 - 405 :名無しさんの冒険:2004/03/02(Tue) 12:02
- >>403
渡辺努他の論文
http://www.rieti.go.jp/jp/publications/summary/03050002.html
一般向け記事
http://www.rieti.go.jp/jp/columns/a01_0086.html
一応、純粋なBall-Mankiwに基づいた輸入デフレ説については、
岩田規久男が「非輸入競合財価格の下落を説明できない」って一喝してますよね。
ドラエモン氏の解釈では一夢庵氏のスレで紹介された
adaptive learningを導入したモデルってことになるのでしょうか。
「"ザ・モデル"で経済を語るスレ Part2」より転載
http://www.boj.or.jp/ronbun/04/wp04j04.htm
個人的には、後半部分の競争の激化などデフレ圧力の構造的特徴ってのも気になります。
あと、スティグリッツは規制政策などミクロ的政策→マクロ経済効果ってのを強調していますが、
政策割り当てを重視する日本のリフレ派と、この点でも大きく違うように見えます。 - 406 :名無しさんの冒険:2004/03/02(Tue) 15:33
- >>404
真の自由社会では勝ち組と負け組は厳然と住み分けしているわけだな。日本も今後そうなるであろう。めでたしめでたし。 - 407 :ドラエモン:2004/03/02(Tue) 15:46
- >>406
なるわけないじゃん(笑)日本は狭いからね。臨界点越えて「腐海」が広がったら、
逃げ場はないよ。ご愁傷様。 - 408 :名無しさんの冒険:2004/03/02(Tue) 15:54
- 長い世界歴史のなかでたびたび起きるユダヤ人の迫害っていうのは、一人勝ちを否定しないユダヤ的な発想に問題あるんじゃないか?
かって良く聞いた「一流ホテル」にすむ吝嗇ユダヤ人の話は、「腐海」の中のシェルタ
ーみたいなもんだ。極端な一人勝ちは、リセットせざるを得なくなる。
一人勝ちは良くないよ。ゲームをつまらなくするからね。ちっょと危ない議論だが・・・ - 409 :名無しさんの冒険:2004/03/02(Tue) 17:40
- スティグリッツについてコメント。
経済学者が教科書を書くときに、デフレを放置し続ける異常で愚かな国の
経済の問題を中心に書くことなど考えられないでしょう。
教科書はできるだけ普遍的な考え方を中心に書くことになる。
しかし、「今の日本で適切な経済政策は何か」と問われれば
ノーベル賞クラスの経済学者のあいだではほぼ完全にコンセンサスが
成立しているように見える。そのコンセンサスは
「まず最初に日本は金融緩和によってデフレから脱出すべきである」
このコンセンサスの背景にはひどいデフレを伴った世界大恐慌の研究に
関するコンセンサスがある。
スティグリッツも当然のように日本がインフレ目標政策を採用すること
に賛成している。この現状に何が不満なのか、よくわからん。
P.S.東谷はクズなので真面目に相手をしてはいけません。 - 410 :名無しさんの冒険:2004/03/02(Tue) 19:30
- >>409
それは言い杉。
金融政策を有効とするのは同意だが、インタゲについては経済学者の間でも議論があるのでは? - 411 :名無しさんの冒険:2004/03/02(Tue) 19:52
- >>408
一人勝ちは万人のロマン。誰もが夢想せずにいられようか。金だけはいくらあってもありすぎることはないのである。自分の胸に聞いてみたまえ。 - 412 :招き猫:2004/03/02(Tue) 20:09
- >>411
>自分の胸に聞いてみたまえ。
毒、毒、毒と言う音しかしないが? - 413 :名無しさんの冒険:2004/03/02(Tue) 20:36
- >>411
> 自分の胸に聞いてみたまえ。
漏れの小さなノミの心臓は、得、得、得、とか細く鳴ってるYO! - 414 :歌舞:2004/03/02(Tue) 21:43
- > 自分の胸に聞いてみたまえ。
乙女の胸騒ぎしか聞こえんが?(by おめめくりくりの9歳のめがねっこ+三年) - 415 :373:2004/03/02(Tue) 21:45
- >>403
ドラエモン氏
それが正しいとすると、「デフレを中国のせいにするやつはトンデモ」呼ばわりし
た野口旭氏他、多くのリフレ派経済学者がトンデモということになりませんか。
きちんとデータを検証せずにそのような発言を行ったのならば、まさに信用できない
エコノミストであり東谷氏の主張を裏付けてしまう。
>>409
重要なのは結論が正しいということではなくて過程が正しいという見解に立つと
リフレ派の「インフレ目標から景気回復への波及経路」の違いは、問題視される
べきであって、東谷氏の主張は(私の頭の中では)現段階ではまだ棄却できてい
ない。 - 416 :ドラエモン:2004/03/02(Tue) 22:13
- >>415
道路が真っ直ぐで平らなとき、運転手はハンドルをじっと握ったまま真っ直ぐ走れるよね。
道路が外部環境で、運転手が日銀、金融政策がハンドルです。そして車が安全に走ることが
物価安定(私見ではマイルドインフレのこと)になります。
ところが、道路が曲がりくねって、カーブの向こうは崖あるいは溝だとしまししょう。こういう
状態が中国からの一時的な攪乱やら、アメリカ発のITブームとその終焉です。
運転手がハンドルを切らずに直進し、崖から転落したり、そこまで行かずとも溝にはまってし
まったとしましょう。
運転手はハンドルを滅茶苦茶に切ったわけではないから無罪なのでしょうか?原因は道路が
真っ直ぐでないからなのでしょうか?小手先の運転技術で事故を回避することなど大した問題
ではなく、まずは道路を整備し真っ直ぐに直すこと(構造改革?)が必要だったのでしょうか? - 417 :すりらんか:2004/03/02(Tue) 22:23
- >>415
>「デフレを中国のせいにするやつはトンデモ」呼ばわりし
>きちんとデータを検証せずにそのような発言を行ったのならば
金融政策に関しては銅鑼氏の話につきるが,金融政策で避けられたデフレを金融政策
で回避しなかった……というとき「デフレの原因を金融政策ではない」というのは疑
問です.さらに,中国製品のシェアやむしろ激しい価格低下はサービス価格で生じて
いることからも……(デフレ誘導的な)相対価格ショックの主因として中国製品を考
えるのにも疑問がある.規模の問題については野口A氏も結構言及していたと思う. - 418 :ドラエモン:2004/03/02(Tue) 22:30
- >>416追加
>>405で参照されている岩菊せんせいの指摘にもありますし、国内生産物付加価値のデフレータ
であるGDPデフレータの低下幅や、サービス価格の下落を見れば分かるように、輸入物価の
下落でデフレを十分に説明することは、実際にはできません。>>403で書いたのは、たとえ
輸入物価が効いていても、たかだか5年の話であり、94年からの10年デフレを説明するには
十分ではないということです。 - 419 :373:2004/03/02(Tue) 22:41
- >>416
物価の番人たる日銀が経済学も知らない、物価の安定も図らないというのは、
確かに大きな問題だし、バーナンキの背理法を考えれば、デフレ脱却にイン
フレ目標が有効なのは明白だと思う。
ただ、
ある人曰く「日本は流動性の罠にはまっていて、期待インフレ率を引き上げない
といけないからインフレ目標が有効だ」
ある人曰く「日本は流動性の罠に嵌っていない。日銀が長期国債を買いつづける
ことでデフレ脱却は可能で、インフレ目標はその状況を強めるので有効だ」
ある人曰く「名目金利が0を切る状況では、実質金利が高くなるが、期待インフレ
率を制御することはできない。だが、それでも金融政策を続けることでより良い
経済状況を作ることはできる。インフレ目標もその状況を強めるので有効だ」
という結論は同じでもその過程に違いがあることを問題視したいのです。
東谷氏の主な論点は「何が景気を回復させるか」ではなく「エコノミストは信用
できるか」という点のように思える。
「中国発デフレ論」がただの世間知であることは、野口旭氏など主流派経済学者
の共通認識であると思っていたが、データの検証すら行われていないようなもの
を共通認識とするようでは、本当に信用できるのか疑われても仕方がないのでは
ないですか。 - 420 :すりらんか:2004/03/02(Tue) 22:46
- >データの検証すら行われていないようなものを共通認識
としているわけではないというのが>>471なのですが……データ検証というより
これはデータ知識のレベルの問題です. - 421 :すりらんか:2004/03/02(Tue) 22:47
- 失敬.471ではなくて>>417でつ.
- 422 :すりらんか:2004/03/02(Tue) 22:50
- また,>>419で言及されている3つの例に関しても共通認識は
・市場の実質利子率が均衡実質金利を上回っている
・名目金利が下がらないのだから期待インフレを動かす必要がある
という共通認識があり,
そのなかで全2者は期待インフレ制御の方法論,3つめは制御は無
理でもあげることは出来るんじゃないの?というやや弱気の提言と
いう違いでしょう. - 423 :373:2004/03/02(Tue) 23:01
- >>420
すりらんか氏
申し訳ない。書き込みが入れ違いになって読んでませんでした。
ということは、スティグリッツの
> グローバリゼーションにより世界経済にはデフレバイアスが蔓延しています。
> 統合が進むことは、デフレが伝播しやすくなることを意味します。現在、日本
> にはまさにこの問題、つまり中国からの安価な製品輸入と中国のデフレが日本
> 国内における価格の下落の原因ではないかとの大きな懸念があり、この懸念が
> 日本におけるデフレバイアスの構造的要因の一つとなっています。また、競争
> の激化が価格低下圧力の原因となるというようなその他の構造的特徴もありま
> す。
と言う発言は、正当化できるようなものではないということですね? - 424 :名無しさんの冒険:2004/03/02(Tue) 23:15
- >>423
結局、経済学者の仕事というのは、
そもそも経済現象の「完全な要因」を探ることは不可能なので、
「大筋の要因」を探るということになります。
その場合に、その「大筋」を見極めることが必要で、
「大筋」を完全に捉え違えるとトンデモということになります。
確かに中国デフレ論なども要因として棄却はできませんが、
データを見るかぎりでは「大筋」にはなりえません。
ですから、中国デフレ論を大筋とみなすエコノミストはトンデモとみなしますし、
また逆にスティグリッツが中国デフレを一つの要因と唱えたとしても、
彼はそれを主要因と主張するわけではありませんから、
彼の主張を否定することもできないのではないでしょうか。 - 425 :名無しさんの冒険:2004/03/03(Wed) 06:48
- みなさん。多くの経済学の教科書ではインフレには多くの章が割かれてるけど、デフレが出てくるのはほとんどありませんが、これはなぜですか?インフレにくらべデフレは大した問題ではないと考えられている証拠ではないでしょうか。
- 426 :赤い眼鏡:2004/03/03(Wed) 08:31
- デフレの経済学―岩田 規久男 氏(著)―
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492393595/250-3010107-6739421
“デフレ”の影響について〝デフレの経済学〟では、
→“経済理論”と“実証分析”・ケーススタディを組み合わせて論じている。
★★★エコノミスト・ミシュラン★★★http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4872337956/250-3010107-6739421
の中の書評を読んでみて、
→いくつかの批判の余地は垣間見られるが、
しかし、“コラム”と“要約”だけでも一読する価値はある、と思う。
デフレの問題を語る際の問題(前提)は、
“物価”があくまでマクロの変数である→“物価指数”であることに注意を促している。
★★★エコノミスト・ミシュラン★★★
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4872337956/250-3010107-6739421
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/tg/detail/-/books/4872337956/contents/ref=cm_toc_more/250-3010107-6739421
より、一部抜粋・改変 - 427 :名無しさんの冒険:2004/03/03(Wed) 08:53
- >>425
どういう経路で、
>大した問題ではないと考えられている証拠
なるのか理解できませんが、教科書に出てくる頻度でいえば、
単に歴史的にデフレよりもインフレのほうが地域的時間的に発生頻度が高かったからでしょう。
ただ、年率100%近いインフレと0.1%のデフレではインフレのほうが問題だとは思いますし、
問題の大きさはその時々の状況によるのでしょう。
ですからデフレとインフレどっちがマシか、なんて議論はそもそもナンセンスです。 - 428 :招き猫:2004/03/03(Wed) 09:36
- >>408
「腐海」の住人を中継した今朝のニュースとワイドショー。
浅田農産の会見はすさまじかった。われわれは腐った鳥を食べさせられているわけだ。
「あんな社長おるおる。俺の周りには、ぎょうさんおる。ほとんどあんな奴ばかり」
と頷いてしまう。しかもあれが日本養鶏協会の副会長だというんだから。www
鳥インフルエンザは、ワイドショーの名に恥じない、なかなかおもしろいショーを見せてくれる。 - 429 :ドラエモン:2004/03/03(Wed) 12:14
- >>425
先進国では、1930年代以来、一回も2年を越える物価の継続的な下落は観測されてい
ないからという単純な理由です。デフレの経済学は、10年前までは文字通りの「机上の
空論」だったわけです。それが、欧米の教科書に出てこない理由。しかし、日本の教科書
に出ていないのは、日本の経済学者が怠慢なだけです。 - 430 :名無しさんの冒険:2004/03/03(Wed) 12:33
- >>428
このケースについて特に擁護するわけではないですが..
中小企業の社長にとって、通報が自分の会社の倒産と同義となる局面で、
少なくとも判断が遅れてしまうのは、ある意味仕方が無いコトかと思います。
当然「その行為がどういう事態を招くか」という想像力の無さは、
ケースによって罪となることは間違い無いでしょう。
ただ、その当事者の置かれている立場によっては、倒産でもしたら首でもつらなきゃ従業員が..
なんて思うオーナーも決して少なくないわけで、
BSEと同じく批判のほとんどは政府が負うべきものなんじゃないか、とは思います。 - 431 :名無しさんの冒険:2004/03/03(Wed) 12:33
- >>428
このケースについて特に擁護するわけではないですが..
中小企業の社長にとって、通報が自分の会社の倒産と同義となる局面で、
少なくとも判断が遅れてしまうのは、ある意味仕方が無いコトかと思います。
当然「その行為がどういう事態を招くか」という想像力の無さは、
ケースによって罪となることは間違い無いでしょう。
ただ、その当事者の置かれている立場によっては、倒産でもしたら首でもつらなきゃ従業員が..
なんて思うオーナーも決して少なくないわけで、
BSEと同じく批判のほとんどは政府が負うべきものなんじゃないか、とは思います。 - 432 :430-431:2004/03/03(Wed) 12:33
- し、失礼。
- 433 :名無しさんの冒険:2004/03/03(Wed) 14:41
- >>430
激同。
テレビでは利益優先とか書かれているけど、その企業の存続性を考えるとき、私も
浅田農産の社長のように二の足を踏むでしょう。
しかし、知りつつ報告を遅らせるだけと、知りつつ出荷するのは雲泥の差。
さすがに私は、知りつつ出荷する事はない。 - 434 :名無しさんの冒険:2004/03/03(Wed) 14:46
- >>433
>しかし、知りつつ報告を遅らせるだけと、知りつつ出荷するのは雲泥の差。
たしかに。。
ただ、「出来ればそうであって欲しくない」と思いながらルーチンワークを止められない、
ってのも、感情的にはわかる気もするなぁ。 - 435 :招き猫:2004/03/03(Wed) 15:06
- >>430
>中小企業の社長にとって、通報が自分の会社の倒産と同義となる局面で、
>少なくとも判断が遅れてしまうのは、ある意味仕方が無いコトかと思います。
仕方ない事ですましてはいけない。
雪印の事態を見れば、中小企業でなくともちょっとしたきっかけで会社が経営危機に陥る可能性
は常にある。問題は「そういった事態を未然に防ぐ、また起きてしまった事態を出来るだけ大きな
ダメージに拡大しないようにする、そのために普段どういう態度で経営に臨むのか」だろう。
リスクを「マネジメント」すること、「回避し、コントロール」する。そういった発想が根本的に欠けている。
企業規模が小さかろうと大きかろうと経営者がするべき事は同じだ。今回の事態を見れば解るように、
関係者は社員だけではない。会社に何かトラブルが起きたら、地域住民・自治体なども含め、関係者
全体に被害が及ぶ。トップの責任は重い。
そういった自覚を持たない愚かな奴が、経営に携わっているというのが現実「=腐海」なのだ。 - 436 :名無しさんの冒険:2004/03/03(Wed) 16:05
- ああいうオーナー社長というのは、経営してるんじゃなくて、生業(なりわい)に就いている
だけなんでは? いや、だから怠惰で良いというわけじゃないんだけど、そういう意識の
人に「マネジメント」を説いてもたぶん右の耳から左の耳へと素通りするだけではないか、
と。もう完全にスレ違いで申し訳ないが。 - 437 :名無しさんの冒険:2004/03/03(Wed) 16:17
- >>435
あの社長個人とかの問題ではなく社会のシステムの問題として、
企業経営者の経済合理性に基づく行動が、
社会全体に対して大きなネガティブなインパクトになるのならば、
その行為は法的に禁止しなければ行けないだろうし、
そういう行為を抑止するような仕組みが行政レベルで必要ではないだろうか。
補償制度もなく、ペットの鶏の病死を報告しただけで
地元の養鶏業者から嫌がらせをされるような現実で、
モラルだけに頼るのは社会としてあまりにリスクが高いと思う。
それに中小企業が事業リスクをヘッジするにしても、
鯉とか今回の鶏とかの場合、具体的にどうしたらいいのか分からないケースもあるだろう。
社長本人の経済的なリスクヘッジだけならどうにかなるだろうが、
従業員の雇用まで考えれば、ずいぶん難しいテーマになる。
当然、だから経営者はそんなこと考えなくていい、というのではなく、
府知事とか大臣とかが記者の前で業者に文句いうくらいなら、
順序として先に行政がセーフティネットを作れよ!とは思うのだが。 - 438 :ドラエモン:2004/03/03(Wed) 16:39
- >>437 補償制度あるはず。あそこに保証金支払うのをどうするか議論している最中だ。
- 439 :名無しさんの冒険:2004/03/03(Wed) 16:40
- いや、招き猫は
今回の経営者の行動は、
「著しく経済合理性に欠く行動」といいたいのでは?
当たり前だけど補償制度ももちろんあると思うよ。 - 440 :437:2004/03/03(Wed) 16:57
- 鯉の時に出てた補償制度って、たしか時価の2割の買取りとかじゃなかったけ?
結局8掛けくらいで県が買い取ってた思うけど。
それに損失は今飼ってる鶏の問題だけじゃ無いし。。
どのみち報告しても倒産、隠しても(隠し切れるはずないので)結局倒産なんだと思う。
素直に報告して、もし在庫分の損失が無いとしても、さすがにしばらくは商売できないだろうから。
鯉のときでも結局廃業した業者が多かったみたいだし。
そうだとすると、いちかばちかに賭けたくなるんじゃないかな。
繰り返すけど、だから黙ってていいってもんじゃないけどね。
本来なら事業は諦めて、ちょっとでも多くの金を行政から引き出して隠居するのが正解だろう。
しかしあまりにスレ違いだな、失礼。。。 - 441 :名無しさんの冒険:2004/03/03(Wed) 17:40
- スレ違いついでだけど、不況で儲からないことがそうした体質助長してる可能性はないかな。好景気ならまともな品質で利益が出せても、今はとことんケチらないとダメなんじゃないの。ごまかすのもそのうちだろ。建築関係にしても、最近の家って安いけどあれどうなの?近所の話だけど、家の中の物音丸聞こえってのあるよ。まるで張りぼてだな。デフレでものやサービスが安くなったって言うけど、裏を考えたらこわいものがある。
- 442 :招き猫:2004/03/04(Thu) 02:44
- スレ違い徒は思うが、人生をマネジメントするという観点から見ても、今回の失敗事例
は様々に学べると思うので。
>>436
>経営してるんじゃなくて、生業(なりわい)に就いているだけなんでは?
生業としか考えていない人間が、日本養鶏協会の副会長を務めてはいけない。
また、会員も農水省もそのような人を養殖から引きずりおろさないといけない。
養鶏の業界全体の破綻を意味する。例えそれが生き残る知恵であっても記者会見で
「弱った鶏から出荷するのが、この業界の常識」
などと、口が裂けても言ってはいけない。消費者からどう受け止められるか、中間事業
者がどれくらい困惑するか、相手の立場に立てば簡単に解ること。 - 443 :招き猫:2004/03/04(Thu) 02:45
- >>437-441
>企業経営者の経済合理性に基づく行動が、社会全体に対して大きなネガティブなインパクトになるのならば、
あれは、経済合理性ではない。ただの無知がなせる技。
メディア対策・広報対策がなっていない。原因は、追いつめられた状況下で相談するべき
有能な弁護士・記者等のネットワークを確保していないこと。
常にリスクを考えれば、経営には法務・広報のネットワーク形成は非常に重要。
自分が属する業界のリスクとその対処方法が理解できない。
こんな無能な人間が、自分たちだけで処理できない程の鶏、20万匹もの養鶏に携わってはいけない。
例えどんなに儲けが大きくても、自ら管理出来る範囲までしかビジネスは拡大してはいけない。
利益をむさぼってはいけないのだ。だから、被害総額が大きい。
補償制度の問題も、インフルエンザが突然出てきた病ではなく、海外では何度も流行し
た病であり、副会長という立場であれば会員のリスク回避のために相互補助制度(保険)
を設立し、農水省から援助して貰う仕組みづくりに努力すべき。そう言うことを行ってこそ、
副会長としての役割を全うできる。安全な食の確保のために、適切な額の補助金が支払
われることに国民が異を唱えるだろうか?
最後に、ここまで来れば「養鶏業」の構造的・体質的問題でもあると気が付く。
例えデフレ下であろうとも、あのような人物が、あのような意識で日本養鶏協会の一翼を
担っていたと言うことを、もっと真摯に受け止めるべき。業界の構造的問題を刷新するに
は、農業の規制緩和しか方法はない。
しかし既得権保護の結果、せいぜい、品質管理に向けて製造過程を評価する方向へ向
かう程度だろう。 - 444 :失業名無しさん:2004/03/04(Thu) 09:36
- >>428-443
あれは補償制度というインセンティブ設計を誤った当然の結果。
韓国だかどこかでは発生源も移動禁止対象も市価保証。日本では
罰則強化は即決で補償は検討という名の先送り。
正直に申告しても確実な損失(卵の値段と規模考えたら命取りになりかねんのでは?)、
黙っててもほぼ刑務所行きでも、万一には売り抜けられるなら、あなたはどう
プレイする?
…とか考える私はDQN。でもあえて言う。これは制度設計が悪い。政治の責任。 - 445 :ドラエモン:2004/03/04(Thu) 09:51
- >>444 補償額少なすぎるのはそのとおりだねぇ。再生機構とか大盤振る舞いで介入するのに、
こういうことには本当に渋いなぁ。 - 446 :437:2004/03/04(Thu) 10:01
- >>443
>補償制度の問題も、インフルエンザが突然出てきた病ではなく、海外では何度も流行し
>た病であり、副会長という立場であれば会員のリスク回避のために相互補助制度(保険)
>を設立し、農水省から援助して貰う仕組みづくりに努力すべき。
こんところは確かにそうカモ。
基本的に>>444氏に禿同だけど、今回の例はそれなりのポジションにいるヒトだからなぁ。
BSEも鯉もあったんだから、事前にある程度の対策は打つべきだったんだろうし、
それこそ自分のとこで感染が発生したんだったら、
肩書きとマスコミ使ってでも行政に圧力かけるのが「合理的」だろうね。
「正直に言いました、でも行政は補償をロクにしてくれません!
養鶏業者は首を吊れというんでしょうか!」
とかテレビの前で泣き崩れるとか。いやマジで。
どうあれ会社は致命的なダメージを受けるんだろうけど、
身の処し方によっては何とかなっただろうに。。 - 447 :招き猫:2004/03/04(Thu) 11:43
- >>446
>「正直に言いました、でも行政は補償をロクにしてくれません!養鶏業者は首を吊れというんでしょうか!」
その通り!そして、そういう経営者だったら「産業再生法でふっかーつ」という道も
大いにあり得た。困ったときに、法的・現実的な対処法を素早く助言してくれるアドバ
イザリーをいかに確保するかが、経営者の最も重要な仕事
企業は社会に対して必要な材とサービスを提供する導管体であって、私的所有物ではな
いと言うことが理解できれば、対処方法は180度違っていただろう。 - 448 :名無しさんの冒険:2004/03/04(Thu) 12:00
- >>446-447
大いに疑問。
それ聞いて、その業者生かせっていう声が出るかどうか、にちゃんねるで聞いてみれば
いい。BSE補償制度が悪用された前例を引かれたあげく公金投入なんでも反対、で
潰されて終わるに100ドル安。
ついでに、制度悪用はまずデフレが悪いに10円高。 - 449 :名無しさんの冒険:2004/03/04(Thu) 15:51
- >>399
クルーグマンは、グローバル化の進展で貿易取引財が増えると為替レートが
下がり易くなるから、むしろデフレ(流動性の罠)に陥る危険が減るという主張。
昨今のデフレについてクルーグマンの見解は「中央銀行が価格安定を図るから良く
ない。5%ぐらいのインフレターゲットならセーフティーなのに」というもの。 - 450 :名無しさんの冒険:2004/03/04(Thu) 16:12
- >>448
なんでもかんでもデフレのせいにするのはどうかと - 451 :341~344:2004/03/04(Thu) 16:22
- >>355
>銀行にとっては、たとえ景気が反転しても貸し出しが増える期待はない。
いや、(たとえ資金需要の不足と表現される事態であっても)貸し出しを
抑えているのは、銀行なんです。民間の企業が率先して借りなくなっている
のではなくて、彼らは銀行に「あなたのところには借金するだけの体力がない」
と指摘され、「安全には貸せません」ということでサラ金を紹介したりして
いるんです。銀行に融資を打ち切られたり断られたりした企業のうち、あるもの
は消費者金融へ行き、あるものは借り入れを諦めてしまいます。
>値下がりリスクのある長期国債を中長期に維持不可能な1.5%とかの
>水準以上に買い進めないので準備が増えてしまうし、その過剰準備は
>万一の時の安心料だと思ってるんでしょうな。
???たとえば、長期国債と株式の価格変化は逆相関だから、長期国債の値下がり
リスクに対応する手段は、過剰準備の積み上げだけとはいえないはずですが???
準備金が増えているのは、長期国債の値下がりリスクに対応したからではなくて、
その時点での銀行の自己資本比率の低さや不況で不良債権化する貸し出し先が
増えることへの懸念からでしょう。
>だから、沁みだし効果とか、ポートフォリオリバランスとかいった銀行の行動に
>影響するルートでインタゲ付き量的緩和を論じてもあまり意味はないように思う。
それはおかしいですね。だって、そもそもインフレターゲットの手段は日銀が
銀行を相手に行なうオペレーションが基本なんですから。銀行が全く反応しない、
あるいは銀行行動から経済に全く影響しないならば、そもそもインフレターゲット
政策は全くの空論に基づいたただのハッタリということになりませんか?
>問題は、非銀行部門の期待と行動に与える影響の方が大きいように思う。
結局はそうなっていくでしょうが、スタート地点で銀行部門の行動の変化、
そしてその為替レートや株など資産価格への転換は必要のはずです。 - 452 :ドラエモン:2004/03/04(Thu) 16:50
- >>451
>民間の企業が率先して借りなくなっているのではなくて、彼らは銀行に「あなたのとこ
>ろには借金するだけの体力がない」と指摘され、
当然でしょう。銀行は慈善事業ではない。収益が上がり、安全性の高いところに貸すのが
仕事だ。
>そもそもインフレターゲットの手段は日銀が銀行を相手に行なうオペレーションが基本
>スタート地点で銀行部門の行動の変化
そうですかね?インターバンク市場を金融政策の実施の場とするのは、コールレートが
プラスの世界でしょう。 - 453 :ドラエモン:2004/03/04(Thu) 16:54
- 失礼。>>452の最後を以下に訂正し、追加
金融政策の実施の場をインターバンク市場に限定することができるのは、コールレートが
プラスの世界でしょう。しかも、80年代既に、日銀自身がインターバンク市場のコントロ
ールだけでは不足だと認識していたのも事実。本来、「公開市場操作」とは、銀行以外の
主体のポートフォリオに作用しようと言う意味ではないですか。 - 454 :名無しさんの冒険:2004/03/04(Thu) 17:55
- >>451-452
トータルで収益が上がるなら多少のリスクも取れよう。しかし今はほとんどリスクを
取っていないように感じる。一つは金融庁のお取り潰しが恐いからだと思うが、
もう一つは、安全性の高い企業が「率先して借りなくなっている」からだろうね。
安全に収益を稼げる企業がろくに借りに来ないのでは、今の状況では国に
貸すしかなくなる。国債からの収益は知れてるから、下手にリスク取るわけにはいかない。 - 455 :341~344:2004/03/04(Thu) 19:20
- >>452-453
>「公開市場操作」とは、銀行以外の主体のポートフォリオに作用しようと言う意味
言ってることがさっぱり解りません。なぜ「銀行以外」なんですか?
[再掲]
そもそもインフレターゲットの手段は日銀が銀行を相手に
行なうオペレーションが基本なんですから。銀行が全く反応しない、あるいは
銀行行動から経済に全く影響しないならば、そもそもインフレターゲット
政策は全くの空論に基づいたただのハッタリということになりませんか?
>>454
いや、貸し出しではなく株式・社債・土地・外国資本などへの投資のことを
言っているのですが・・・。 - 456 :ドラエモン:2004/03/04(Thu) 19:50
- なぜ「公開OPEN」と言ってるか考えたことあります?
- 457 :341~344:2004/03/04(Thu) 19:52
- >>364
>つまり、リザーブが現状よりも少ないところにジャンプした場合、金融機関は
>リザーブを積み上げる誘引を持つし、現状よりも多いところにジャンプすれば、
>取り崩す誘引を持つ。
>そう解釈しましたが、よろしいですか?
はい。たぶん同じことだと思います。
>>365
>一旦日銀によって長期国債が十分に買われ、買戻しもなく、
>市中の消化量が減っていってしまい、また長期金利が上昇した場合には
>過剰リザーブを持つ動機は失われてしまいますよね?
>問題は市中の(特に期待形成=リザーブ保持に深く関わる長期の)国債残高が
>金融機関にとって負担なほど大きくなってしまっている状況です。
ああ、そういうことなんですね。
ドラえもんの言っていた「長期国債に対する安心料としての過剰準備」というのは。
わかりやすかった。ありがとう。 - 458 :341~344:2004/03/04(Thu) 19:57
- >>456
何故「銀行以外」なんですか? - 459 :341~344:2004/03/04(Thu) 20:10
- >>367
>長期コミットをすれば長期金利が下がるのかな?インフレにもなりそう。
インフレになれば狙いどおりでしょう?
>>368
ここまでまとめてくださってありがとう。
>仮に期待を捨象した世界で限界的な貨幣需要が本当に∞だとすると
>V(ΔR)>>V(ΔAorΔB)となり、資産価格は∞のスピード(可能な
>最大限度に)下落していってしまうため、現実の流動性の罠に対応した
>説明にはならないな、とも思いました。
限界条件が急激に変化しないなら、貨幣需要が無限大という説明は銀行の
現在保有している資産バランスを説明できない、ということですね。
(これで合ってますか?)
>>369
>それと、会計管理や不良債権処理を厳格に行なうことはリスク評価関数v(σ)を
>上方に押し上げてしまい、その結果さらに金融に負荷をかけてしまう(おそらく
>通貨乗数が急落するでしょう)ため、中央銀行の金融緩和もさらに高いペースで
>行なう必要が出てきますね。
なるほど。
リスク評価関数のシフトという形にまとめると、ここまで視界が開けるんですね。
これが>>454の言う、金融庁のお取潰しですか。 - 460 :ドラエモン:2004/03/04(Thu) 20:12
- インターバンクマーケットオペは、敢えて言えば「クローズドマーケット」オペですよ。
公開市場操作は、銀行だけではなく、それ以外の主体のポートフォリオに影響を与えるための
手段です。今の日本や、30年代のアメリカでは、銀行は破綻を恐れて、過剰準備を積み捲り
だった。つまり、中銀=>商業銀行=>公衆という伝統的なマネーの供給経路は動いてはいな
いのです。金子さんやらいろんなアンチインフレ派の人は、バンクホリデーで不良債権処理が
一気に進み、金融システムが正常化して急速な回復が起こったような言い方をしますが、実際
には、公衆の現預金比率は低下したものの、銀行の過剰準備は減っていない。つまり、目詰まり
のままで回復が起こっているのが事実です。 - 461 :341~344:2004/03/04(Thu) 21:15
- >>460
でも国債の保有主体は殆ど銀行でしょう。
銀行を通すオペに意味がないなら、銀行以外を「どう通すのか」、銀行以外の主体が
どうマネーを拡大するのか、またそれは何故かを説明できないなら、そもそも
インフレターゲット宣言はハッタリだと言われても反論できないと思いますよ。
>公衆の現預金比率は低下したものの、銀行の過剰準備は減っていない
それで、銀行の過剰準備は「増えた」のですか?
総量は常に拡大しているんです。 - 462 :ドラエモン:2004/03/04(Thu) 21:38
- >>461
公衆の現金保有残高は非常に高い。インフレが目標圏に達するまでマネタイゼーションを続ける
ことが信任されれば、この部分が不活動残高から活動残高に転ずることで資産価格の上昇と投資
の増加が起こると考えている。
現時点で国債が商業銀行に保有されていても、その買い切りオペは、将来課税の変化を招くので
公衆の行動に影響するルートが存在する。
なお、大恐慌当時、36年か37年に過剰準備を吸収するために準備率引き上げを行うまでは、
過剰準備は増え続けていた。 - 463 :341~344:2004/03/04(Thu) 21:54
- >>462
>インフレが目標圏に達するまでマネタイゼーション
どうやってやるんですか?
>将来課税の変化を招くので公衆の行動に影響するルートが存在する。
きわめて怪しげですね。
>過剰準備を吸収するために準備率引き上げを行うまでは、過剰準備は増え続けていた。
要するに、銀行への通貨創造を十分なスピードで行なうまで、あるいはマネタリー
ベース枠を十分に拡大するまで、“流動性の罠”は続くということでしょう。
それらでは、あなたの銀行を排除する主張の根拠がさっぱり見えてこないのですが・・・。 - 464 :ドラエモン:2004/03/04(Thu) 22:17
- >>463
>どうやってやるんですか?
国債買って金庫に入れておく。
>きわめて怪しげですね。
だったら、単純な減税政策で十分有効なはず。
>銀行を排除する主張の根拠
別に排除していない。単に当てにしていないだけ。 - 465 :bewaad:2004/03/04(Thu) 22:23
- >>445
ちょっと亀ですが(っていうか、今日は久しぶりに進みが早いですね)。
役人としては(世間も大差ないとは思いますが)、キャッシュアウトという面では同じでも、
投資に比べれば費用負担には慎重になってしまいますね。
外為介入にしても、真水の国庫負担ではないからこそ、批判が少ないということは言えるかと。 - 466 :341~344:2004/03/04(Thu) 22:30
- >>464
>国債買って金庫に入れておく。
わけわかめ。
それでどう「インフレが目標圏に達するまでマネタイゼーション」するんですか?
どう「インフレが目標圏に達する」?
だいたいそもそもインフレ→インフレ期待なんじゃなくて、
インフレ期待→インフレがこの政策の目標なんでしょう?
あと、銀行を「当てにしていない」って言うが、銀行を当てにできない
状況下で、どう他を当てにするんだい? - 467 :373:2004/03/04(Thu) 22:53
- >>466
> インフレ期待→インフレがこの政策の目標なんでしょう?
景気を回復させるのが目標に決まってるでしょう(てゆうか他に目的あるの?)
「新しい金融論」で浮かんだ疑問が解決しないのでまた出てきてしまいました。
この本によると名目金利は景気と高い相関があるけど、実質金利は相関が低いらしい。
で、いちごの人によると期待を考えた実質金利は十分に相関が高いとのこと。
でも普通に考えたら、期待を考えた実質金利により近い値を取るのは、名目金利よりも(その時のインフレ率を考慮した)実質金利のように思える。
実際のところ名目金利と期待を考えた実質金利ならどちらの方が景気の変動に高い相関
がでるのでしょうか。 - 468 :こまったさん:2004/03/04(Thu) 23:15
- <あと、銀行を「当てにしていない」って言うが、銀行を当てにできない
状況下で、どう他を当てにするんだい?>
原田大二郎。じゃない原田泰の本をよんでみなされ。銀行以外の資金調達経路の
話が前回じゃ。外国のもんだと未集金、いや身資金 ちがうミシュキンかのう - 469 :名無しさんの冒険:2004/03/04(Thu) 23:38
- >>466
>>国債買って金庫に入れておく。
>わけわかめ。
>それでどう「インフレが目標圏に達するまでマネタイゼーション」するんですか?
国債を買うのはお金だからでしょう。買った分だけは少なくともマネーは増える。
>だいたいそもそもインフレ→インフレ期待なんじゃなくて、
>インフレ期待→インフレがこの政策の目標なんでしょう?
インフレ期待→実質金利低下がとりあえずの目標じゃないかな。
まぁ、マイルドインフレはそれ自体に効用もあるし目的ではあるけど。
>あと、銀行を「当てにしていない」って言うが、銀行を当てにできない
>状況下で、どう他を当てにするんだい?
ていうか企業が資金余剰である以上、別に銀行にこだわる必要はありませんよね。
内部留保とか負債圧縮にお金を使うのでは無く、投資に向けてくれればいい。
銀行を使った借り入れを行うことは、現代ではマネーの増加の絶対条件では無いんです。
それに銀行は、時としてよく解らん動機で動くからなぁ。
とりあえず不動産業者のほうが経済合理性に基づいた行動を採るでしょう。
「絶対インフレが起こる」んだったら、投資に積極的にならないほうがおかしい。 - 470 :BIG-C:2004/03/04(Thu) 23:39
- 341~344さんと銅鑼さんとの応酬に水をさしたくないのですが、341~344さん、以下は参考にな
ると思いますのでよろしければご参照あれ。
http://www.math.tohoku.ac.jp/~kuroki/Readings/iwata20020528.html - 471 :失業名無しさん:2004/03/04(Thu) 23:56
- >>465
制度を決めるのが政治(立法)で、行政はそれを具体化あるいは執行する役目。
補償額が市価の何割とか決まっているなら、それを越えてはならないと
行政担当者が考えるのは当たり前です。
大枠で「ここまで出して良い」とか決まっているなら(枠の範囲で)機動的に
対応できるし、それなのに出さなかったとしたらそれは行政の裁量ということに
なります。鳥インフルエンザの件は前者のケースであって、基本的な責任は
政治にあるというのが私の認識。 - 472 :名無しさんの冒険:2004/03/06(Sat) 23:23
- ドラエモン国債買いオペがなぜマネーを増やすのかその経路を説明して.
- 473 :歌舞:2004/03/07(Sun) 05:27
- >>472 ドラエモン国債? ついに日本も破綻したか
- 474 :名無しさんの冒険:2004/03/07(Sun) 07:43
- 笑った。ドラエモン募金みたいであったらいいね。
- 475 :BUNTEN:2004/03/07(Sun) 07:46
- >>473
爆笑!
でも今事実上破綻状態。いっそ銅鑼氏に総理やらせてドラエモン国債を発行して
日銀に押し売りしてもらったら日本も安心なのかも。 - 476 :名無しさんの冒険:2004/03/07(Sun) 13:36
- 確かに流動性の罠のとき国債買うとマネー増える経路説明した人
誰もいないね。 - 477 :名無しさんの冒険:2004/03/07(Sun) 13:58
- 『まずデフレをとめよ』第6章ゼロ金利下でも有効な金融政策(高橋洋一)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532350301/ref=sr_aps_b_/250-5868680-9604210
を読むことをお勧めします。 - 478 :すりらんか:2004/03/07(Sun) 14:41
- >>476
えっ!?流動性の罠も何も……限界貨幣乗数がマイナスなんて話してる人がいるの? - 479 :ドラエモン:2004/03/08(Mon) 00:12
- >>476
齋藤誠氏のインフレターゲット批判の論考が、期せずして流動性トラップがベースマネー増加
によって物価が上がる証明になっている。物価が上がって短期金利をプラスにできれば、流動性
の罠から脱出できて、ベースマネーとマネーサプライの関係は正常に戻る。因果関係は、マネー
サプライから物価では「なく」て、恒久的なベースマネー増加(その手段が買いオペでよい)か
らインフレそして短期金利、最後がマネーサプライ(M2など)。クルッグマンも岩田も我々も
マネタリストでは「ない」のである。 - 480 :名無しさんの冒険:2004/03/08(Mon) 00:45
- >>479
「齋藤誠氏のインフレターゲット批判の論考」ってどこにあるのですか?
「期せずして流動性トラップがベースマネー増加によって物価が上がる証明」を説明してください。 - 481 :ドラエモン:2004/03/08(Mon) 12:48
- >>480
「先を見よ、今を生きろ」という彼の著書に出てくる(最初は経済セミナーの連載)。
その批判的な解釈(期せずしてということの意味)は、「まずデフレをとめよ」の高橋
洋一の章(これも経済セミナー掲載記事の焼き直し)を参照。 - 482 :名無しさんの冒険:2004/03/08(Mon) 14:27
- >>481
ドラエモンさま、ありがとうございます。
勉強します。 - 483 :名無しさんの冒険:2004/03/08(Mon) 21:59
- >>479
『えこのみしゅらん』の高橋洋一氏による「先を見よ、今を生きろ」の書評を読んだら、ドラえモンさんのいうことがわかりました。
齋藤誠先生は、隠れリフレ派だったかもしれません。 - 484 :名無しさんの冒険:2004/03/08(Mon) 22:09
- >>483 隠れリフレ派ではなく隠れ日銀派 いや隠れてないかw
- 485 :名無しさんの冒険:2004/03/08(Mon) 23:57
- ドラエモン まねー増えないのに物価が上がるのはなぜ?
- 486 :名無しさんの冒険:2004/03/09(Tue) 00:07
- >>485
極力好意的に見るべきであろうが、さすがにこれは煽りだな。
ほんとかんべんして下さい。 - 487 :名無しさんの冒険:2004/03/09(Tue) 00:30
- 最終的にマネー増につながるという怪しい期待があるからだよ.
極めて怪しいが.マネー増えないといいときながら結局増えなきゃ駄目. - 488 :名無しさんの冒険:2004/03/09(Tue) 11:05
- ドラえもん様、教えて厨で恐縮です。
>>28のカキコで「これは当のスウェーデン中銀のHPに誇らしげに書いてあったのが露見。」とありましたので、
スウェーデン中銀のHPで30年代のインフレ政策について"deflation" "monetary policy"で検索をかけ調べて
みたのですが、どれがどれやら分かりませんでした。
レポートのタイトルなど何かご存じだったら教えていただけないでしょうか? - 489 :ドラエモン:2004/03/11(Thu) 10:17
- >>488 RiskBankのHPにあったはずだが、URL忘れてしまった(汗
で、この件をまとめた論文(共著者の一人はRiskBankの人)は、以下のもの。
http://swopec.hhs.se/hastef/papers/hastef0290.pdf - 490 :名無しさんの冒険:2004/03/11(Thu) 15:40
- >>489
Riksね - 491 :ブリュメール:2004/03/11(Thu) 16:17
- http://www.riksbank.se/templates/Page.asp?id=2421
の1931年のスウェーデン語に書いてある。 - 492 :ドラエモン:2004/03/11(Thu) 20:04
- >>490 ウヘェ。(恥
- 493 :教えてスリランカ&ドラ:2004/03/12(Fri) 19:25
- ちょっと古いけど粘着先生のhttp://www.e.u-tokyo.ac.jp/~miwa/manga4-3325.pdf
三輪の産業政策の誤解や日本経済論の誤解は粘着文体に憂鬱になりながらも、それなりに興味深く読んだのですが、彼のデフレに関する議論はさっぱり分かりません。誰か開設してください。
小野と三輪を引っ張り出してリフレ策に賛同させないと、今後もしばらくはリフレ策が採用される希望は無いのでは? - 494 :488:2004/03/13(Sat) 03:15
- >>489
ドラえもん様、ありがとうございました。
感謝しますm(_ _)m
>>491
さすがにスウェーデン語は読めないです...(w
英語ページを調べてみたんですが、スウェーデン語で
書いてある事が書かれてなかった... - 495 :名無しさんの冒険:2004/03/13(Sat) 03:46
- 私はリフレ政策・インタゲ支持してますが、わからない点があるので教えてください。
将来リフレが成功してインフレになり、引締めしなくてはいけないとき、国債の売り
オペでなく、準備率引き上げで対応すれば、政府の債務残高を増やさず、日銀も損を
しないですむという話がありました。
この方法(中央銀行が国債を買い切った後、準備率を引きあげてインフレを抑える)は、
政府が財政赤字をチャラにするために使うこともできるように思えますが、そんなわけ
はありませんよね。この方法にはどんな落し穴があるのでしょうか?たとえば、現在の
米国が同じことをやったらどんなことになりますか? - 496 :名無しさんの冒険:2004/03/15(Mon) 11:42
- >>495
政府が財政赤字をチャラにするために使うことも出来るのです。
故に、現在の政府が「賢明なる政府」ならば、早々に日銀に市場を通じた国債引受を
させるべきところでも、およそ賢明とは180度正反対の自民党政府にそんな禁じ手を
やらせて後々大丈夫かえのうと悩んだりしているわけです。
今はデフレだから問題はありませんが、将来インフレ経済に入った時にも、際限なく
引受をやらせてしまったりはしないのか、今の自民党が戦前の軍部よりも賢明かどうか
というのは、正直、自信がありません。 - 497 :名無しさんの冒険:2004/03/15(Mon) 12:37
- >>496
>今の自民党が戦前の軍部よりも賢明かどうかというのは、正直、自信がありません。
ただ、「戦前の軍部」並みの人間に日銀総裁をさせてデフレを深化させた例もありますし、
結局、するもリスク、しないもリスクなんだろうと思います。
それならば、より賢明と思われる政策を推進してゆくべきでは無いでしょうか?
あまりプレーヤーのレベルを気にして程度を下げてやっても、
よい結果は生まれないような気がします。 - 498 :名無しさんの冒険:2004/03/15(Mon) 13:05
- >「戦前の軍部」並みの人間に日銀総裁をさせて
戦前の軍部ってそこまでDQNじゃないだろ。 - 499 :名無しさんの冒険:2004/03/15(Mon) 18:56
- >498
>戦前の軍部ってそこまでDQNじゃないだろ。
まぁ、当時の日本国民が、GDPが10倍以上ある国に戦争をふっかけたぐらいはDQNだったと言って良かろうな。
中国への進出などを容認したのは、国民も同じだったと言ってよかろ。
板違いより字を小さくするよん。 - 500 :名無しさんの冒険:2004/03/16(Tue) 00:45
- すれ違いの床屋歴史談義はともかく、将来的に政府は財政赤字を
チャラにする必要がある訳で、それには増税とインフレによる国民貯蓄の
政府への移転という二つの合法手段がある訳です。 - 501 :名無しさんの冒険:2004/03/16(Tue) 01:03
- >政府は財政赤字をチャラにする必要がある訳
ねーよ - 502 :すりらんか:2004/03/16(Tue) 01:51
- >>493
粘着先生の頭の中から「不換紙幣は人為的制度だ」ってのがすっぽり抜け落ちて
いるせいでこういう事になるんだと思います. - 503 :名無しさんの冒険:2004/03/16(Tue) 02:00
- >将来的に政府は財政赤字をチャラにする必要がある訳
使い古された言葉で言うと
「財政と家計は違います。」
日本は、政府より財界の方が国民の信用があるから
誰とは言わんが経済学を知らない経営者が
いかにも正しいような事を言うから困ったもんだ。 - 504 :名無しさんの冒険:2004/03/16(Tue) 02:22
- >将来的に政府は財政赤字をチャラにする必要がある訳
このような非常識な言葉がまかり通る程度に日本の知的教養水準は低い。
国を指導すべき立場の人々のなかにもこんなことをいってる人がいる。
そして国民が無知なのをいいことに、ためにするようにこの表現を使う木っ端役人がいる。
経済学の基礎を義務教育でおしえられないものだろうか? - 505 :名無しさんの冒険:2004/03/16(Tue) 02:45
- 財政赤字は放置していい訳で塚?
- 506 :名無しさんの冒険:2004/03/16(Tue) 04:31
- 民間需要が低調でクラウディングアウトが起きてない限りは。
- 507 :名無しさんの冒険:2004/03/16(Tue) 04:44
- >>506
>民間需要が低調でクラウディングアウトが起きてない限りは。
ワロタ - 508 :名無しさんの冒険:2004/03/16(Tue) 05:02
- >>502
>粘着先生の頭の中から「不換紙幣は人為的制度だ」ってのがすっぽり抜け落ちて
>いるせいでこういう事になるんだと思います.
すりらんかっぽい書き方だけど、「不換紙幣は人為的制度だ」といったら、じゃあどうなるんだ、ということ書いてくれないとね(ちょと都合悪いんだろうけどw) - 509 :すりらんか:2004/03/16(Tue) 11:40
- >>508
?そういう判じ物みたいな言い方やめましょ.どういう疑問なのですか? - 510 :名無しさんの冒険:2004/03/16(Tue) 20:15
- >>509
だからー、
「不換紙幣は人為的制度だ」と、じゃどうなるの? - 511 :名無しさんの冒険:2004/03/16(Tue) 21:09
- >>510
想像通りの煽りですね。
>ちょと都合悪いんだろうけどw
で、
>じゃどうなるの?
ではねぇ。
まぁ疑問は無いんでしょうね。 - 512 :名無しさんの冒険:2004/03/16(Tue) 21:45
- >>511
>まぁ疑問は無いんでしょうね。
というよりは大有りなんだが・・・
答えたくないものはしかたあるめぇ罠 - 513 :名無しさんの冒険:2004/03/16(Tue) 23:05
- そう答えない自由は誰にもある。
- 514 :ドラエモン:2004/03/17(Wed) 01:20
- 不換紙幣が人為の産物である以上、マクロ政策なしの現代資本主義経済は存在しないということ
でしょう。貨幣供給を一定に保つのも政策だし、まして増やしたり減らすのも政策。 - 515 :名無しさんの冒険:2004/03/17(Wed) 07:12
- 兌換紙幣はどうなるの?あれは人為的産物じゃないのかな。
- 516 :名無しさんの冒険:2004/03/17(Wed) 08:25
- >>515
兌換紙幣の裏付けになるもの(通常は金)の保有量は、
埋蔵量や製錬技術等の政策とは独立した要因で決定されるので、
貨幣供給量を十分にコントロールする(特に増加させる)ことは出来ないでしょう。
紙幣そのものを印刷することを「人為的産物」と言っている訳ではありませんから。 - 517 :名無しさんの冒険:2004/03/17(Wed) 08:38
- >>513
責任ある立場の人には答えない自由なんて無いよ・・・ - 518 :名無しさんの冒険:2004/03/17(Wed) 08:57
- >>517
それはそうですが、匿名掲示板に責任ある立場の人なんているのですか? - 519 :すりらんか:2004/03/17(Wed) 09:31
- >>512
質問の意味が分からないから答えようがない.銅鑼殿の>>514みたいな話
をききたかったのかな?自分で何を聞きたいのかはっきりしないならば,
まずはその明確化のための助言を求めた方がよいですよ.
>>515
>兌換紙幣はどうなるの?あれは人為的産物じゃないのかな。
Good Point!基本的には>>516さんのいうとおりなんですが,何本位制に
するかは裁量の余地がある(竹森先生の現代の連載は非常におもしろい
ですよ).してみると,国が通貨単位を定めそれが金融取引の単位とし
て使われはじめた時点ですでに「自然な金融政策」は不可能になってし
まったのではないかと考えられるわけです. - 520 :名無しさんの冒険:2004/03/17(Wed) 09:36
- 19世紀のデフレーションはなぜ始まり、なぜ終わったのか
http://www.esri.go.jp/jp/archive/e_dis/e_dis070/e_dis062.html
つう、のもありまっせ。 - 521 :名無しさんの冒険:2004/03/17(Wed) 10:15
- >>519
> 竹森先生の現代の連載
を見ていないのにレスつけるのも失礼な話で恐縮ですが。。
> 何本位制にするかは裁量の余地
は理解出来るのですが、例えば水本位制とか誰でも手に入れられるものでは、
そもそも通貨の価値を担保するという機能を果たさないですよね。
結局は価値の高い=人為的には増産困難な物質で、
保蔵が容易で変質せず分割容易、加えて人が欲しがる物でないと意味は無いのでは?
結局金とか銀とかになるのだと思うのですが。 - 522 :名無しさんの冒険:2004/03/17(Wed) 11:28
- 政府の財政赤字を国債でまかなって、利子負担に耐えられなく
なったところで、お金を大量に刷って国債を債権者に償還すると。
これって財政赤字チャラにするってこと(国民の所得の合法的
ちょろまかし再配分)じゃないですか? - 523 :名無しさんの冒険:2004/03/17(Wed) 12:08
- >>522
全くその通りと思います。
ただ増税によって償還原資を確保するのと、どっちが良いかって問題でしょう。
デフォルトっていうわけにはいかないでしょうし。 - 524 :名無しさんの冒険:2004/03/17(Wed) 12:11
- じゃあなんで上でそう書いたら
「ばか」「経済無知」その他と罵倒されたんでしょうか? - 525 :名無しさんの冒険:2004/03/17(Wed) 12:28
- >>524
え、そうなんですか?でしたらおそらく、
>ちょろまかし
ってところに、インフレ政策に対する必要以上にネガティブなイメージを
感じ取られたからではないですかね。
財政問題を解決しなければいけないとすれば、結局再配分が必要ですよね。
それがインフレ政策であれ、増税であれ、支出の抑制にしても再配分には違いないわけです。
インフレ政策に対してネガティブな意見自体はいいと思うのですが、
何故ネガティブかってところが無いと、ここにはアンチリフレの煽りも多いのでww。
個人的にはどうせ再配分するなら、現状がデフレである以上ある程度のインフレは経済としても許容できるし効果も高いと思います。
もっと根本問題として、財政赤字を解消する必要すら無いという考え方もありますが、
現実問題として財政が政策を縛ってしまう以上何らかの対応はすべきかとは思います。
政策運営の技術的な問題としてですが。 - 526 :名無しさんの冒険:2004/03/17(Wed) 12:32
- 525
根本的に解決する必要ない、ってのは日本が日本だけで閉じてない
今ではだめじゃないでしょうか。国債のリスクレーティング上がって
立ち行かなくなるでしょう。 - 527 :名無しさんの冒険:2004/03/17(Wed) 12:32
- >>524
当たり前ですよ。
率直に言うと、あなたに知的欠陥があるからでしょうか。
>>500の
>将来的に政府は財政赤字をチャラにする必要がある訳
なんていうのが馬鹿の極地であることには変わりありません。
翻って、>>522ではそんなこと(累積財政赤字を0にする必要がある
なんてこと)を言っているとは読み取れませんよね? - 528 :名無しさんの冒険:2004/03/17(Wed) 12:38
- 経済以前に、社会の運営の仕方として
「こういう訳で誰かが負担しなきゃならんので、
誰がどれだけ」ってきちんと議論してやるのが増税
「どうせ合意できないし、どうせ薄くのばせば
気がつかない」というのがお札の増刷
民度が高く合理的議論を尊ぶ伝統のある国では
前者で行けるでしょうが、大抵は後者で行くしかないですね。
景気またよくなって、パイが増え始めれば実際後者で十分。
ただ、「モラルハザード」はあって、大規模なリフレによる
ベイルアウトはその後の国民の深層心理に微妙に影響するでしょうね。 - 529 :名無しさんの冒険:2004/03/17(Wed) 12:40
- >>527
あなたは知的欠陥とともに、道徳的欠陥、人格的欠陥もありますね。 - 530 :名無しさんの冒険:2004/03/17(Wed) 12:46
- >>529
Whatever you say!
なんてさ、>>527のどこに知的欠陥を見るね?
もちろん、極致の変換ミスはあったけど。 - 531 :名無しさんの冒険:2004/03/17(Wed) 12:46
- >>526
国債だけでいえばほとんど国内で消化されてますよね。
海外格付機関のいうケースはかなり特殊はもので、海外の債権者には債務弁済を行うが、
通貨発行権があるにも係わらず円建て債務の不履行を行うなんていうものです。
一時期あった日本政府と格付機関のやりあいも、どう考えても有能とは思えない政府のほうが、
客観的にみて正論でしたもんね。
通貨発行増によるインフレが問題になる場合はありますが、今の日本はデフレですから。
当然将来の経済状況はわかりませんから、財政をある程度均衡させるに超したことは無い、
とは思いますけど、現状であんまり本質的な問題とは思えません。 - 532 :名無しさんの冒険:2004/03/17(Wed) 12:55
- >>530
Arrogance is a sign of intellectual degeneracy.
Wilful misunderstanding is another.
And one wonders why you use epithets all the time. - 533 :名無しさんの冒険:2004/03/17(Wed) 13:14
- >>532
いや、あなたが>>529だとしたら、まさしくそれは自身にこそ当てはまるんだけど。
冒頭のアフォリズムも要らんよ。
それにぼく(>>527=>>530)は、罵倒語を使用したとはいえ、人物評を目的とした
発言をしてるわけではないんだけどね、>>529とは違って。
>>500で述べられたことと>>522で述べられたことは同内容ではないということを
指摘したわけだが。自身に向けられた罵倒についての言及の仕方>>524から、まぁ
精神的に余裕がある人なのかなと判断し、ぼくも罵倒語を加えさせていただいたよ、
という訳なんだけどね。まぁ悪いファッションだというのは甘受するがね。 - 534 :名無しさんの冒険:2004/03/17(Wed) 13:20
- ワリィ。そのアフォリズムが論拠だったってわけか。よく読ま(め)ずにゴメソ。
- 535 :名無しさんの冒険:2004/03/17(Wed) 13:25
- >>525 >>531
禿同。まともだ。感動した。
>>528は何言いたいのかちょっとわからん。
日本は民度が低いからリフレも止むを得ないと言いたいのか?
そもそも金融政策とはお金を刷ったり吸収したりすることなんだが、それを丸ごと否定したいのか?
それとも日本の民度が低いのを嘆きたいのか?
そもそも増税を議論を尽くした上で歓迎する国なんてないだろう? - 536 :名無しさんの冒険:2004/03/17(Wed) 13:32
- >>533
まぁまぁ、ここは「疑問と回答」スレなんだし、そもそも罵倒は必要ないでしょ。
たしかに>>524も微妙な書き方(床屋談義とかね)ではあるけど。。。
煽りかと、疑う前に、説明を。
だったけww - 537 :名無しさんの冒険:2004/03/17(Wed) 15:07
- 2ちゃんのインフレターゲットスレも進展してきました。
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1078319005/401-500
485 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :04/03/16 04:55
そうそう。出たついでにまとめ。
日本が流動性の罠に陥っている
⇒日本の市場は合理的期待形成している
日本が流動性の罠から抜け出せない
⇒日本の市場は常に合理的期待形成している
ということね。
ちなみに“日本の市場”とは一般均衡市場のことで、
例のごとく財市場・資本市場・労働市場にわけられる。
∴日本にとって肝心なのは、合理的期待形成を前提とした
うえでの日銀のインフレコミットメントからの波及。
このスレでも、以後は、この合理的期待形成下での
コミットメントからの波及効果に絞って論じるべきだね。 - 538 :名無しさんの冒険:2004/03/17(Wed) 15:08
- 489 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :04/03/16 06:55
>>487
それなら政策“目標”を当座預金残高からインフレ率に変えないといけないよね。
で、当然、当座預金残高目標の時に“1ヶ月後までに”という達成期限があったように、
日銀はその目標インフレ率(や幅や下限のクリア)の達成期限を明記して行動していないといけない。
デフレが全く収まらない中“インフレへのコミットが効果を出している”なんて
コメントを出すのはもっての他だしね。
だいたい、さんざんガイシュツだけど、当座預金残高目標は現状(=デフレ)維持へのコミット
としての意味しか持たないし。
日銀は、さっさと当座預金残高目標を止めて、インフレターゲットへ政策目標を変える必要がある。
これもさんざんガイシュツだ。
短期循環を我が物のように“インフレへのコミットの成果だ”などと言ってるんじゃ、
日銀は絶対に“無責任”との非難を免れないね。
491 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :04/03/16 07:17
>>489
当座預金残高目標は時々刻々積み増していかないと、デフレへのコミットになるしな。
つうか、積み増しが遅行するから当座預金残高目標はまんまデフレへのコミットだ。
当座預金残高を遅行で積み増していく政策では、小泉の言うような「マイルドなデフレ」へのコミットにしかならない。
だから、当座預金残高目標では絶対にレジーム転換できないよ。 - 539 :名無しさんの冒険:2004/03/17(Wed) 15:09
- 515 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :04/03/16 12:53
>>505
まず君は誹謗や捏造、ループを詫びろ。
それから>>485>>489>>491>>492>>499>>502>>503をおさえておけ。
君の結論を排除するのは、それが間違っているからだ。
インフレターゲットの実行方法は既に荒鳩が示している。
すなわち、ターゲット施行後、発行を上回る額で国債を買い切る
こと、徹底的に非不胎化すること、およびそれらを続けることで、
短期的な買い切り(通貨創造)効果を中長期的な効果に変えて
レジーム転換し、また、インフレにする。
ターゲットを下回っている間はこのオペを続け、ターゲットに
到達し下回る兆候が消えたら日銀が責任をもってオペを終了する。
これでインフレへのコミットは完了だし、経済が流動性の罠
であったなら合理的期待形成を前提にできるから、インフレへの
コミットで十分(>>485>>499)だ。
経済が流動性の罠でないなら、上のオペを単発でやるだけで
中長期的にも効果が消えず、確実にインフレになる。
また、君はおそらく“現行法の制約”とやらを、
“短期国債以外買いオペできない、インフレへのコミットは許されていない”
という趣旨で言ってるんだと思われるが、
現行法でもインフレへのコミットは全く違法とされていないし、
短期国債以外の債券を購入したり満期まで保有したりすることも
全く禁じられていない。
そして、日銀がリスク資産を購入する必要はないから、
インフレターゲットを実施するにあたって法的な不足はない。 - 540 :名無しさんの冒険:2004/03/17(Wed) 15:10
- 516 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :04/03/16 13:05
>>485
経済が流動性の罠にあるなら、その経済は合理的期待形成するから、
日銀がインフレにコミットした政策を採用するだけで、リフレは十分ということですね。
これはインフレコミットの有効性と、決定的な重要性を示したものですね。
一方、荒鳩さんが既に通貨創造(買いオペ-売りオペ)の有効性を証明しているから、
インフレターゲットの二つの柱である金融緩和とコミットメントの働きが、
これで示されたことになりますね。
あとは日銀が早くインフレターゲットを採用するだけですね。 - 541 :名無しさんの冒険:2004/03/17(Wed) 15:11
- 525 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :04/03/16 13:47
>>519
レジーム転換はそれとは違う話だけど、
ゼロ金利下の資金供給も、短期的には必ず効果があるが、
そこに中長期的なディスインフレへのコミットがあると、
そこからの合理的期待によってこの効果は打ち消されてしまう。
だからこそ流動性の“罠”と呼ばれていて、特に中長期的な
勘案からの選択が重要な広義マネーサプライは、紐を押すような
空しさで殆ど増えていってくれないんだ。
オペ(買いオペ&非不胎化)での資金供給が実効性を持つかどうかは、
金融政策の中長期的なコミットがどうであるかが決定するんだよ。
もっとも、合理的期待形成が弱かったら先述の“打ち消し”が働かないから、
金融政策のレジームがどうあれ、資金供給は必ず十分な実効性を持つんだけどね。
で、資金供給が“短期的に必ず効果がある”のは、限界的な通貨の通貨以外に比しての
経済の効用なり利得なりが∞になることがミクロ的にありえない、なぜならそれが∞なら
通貨以外の売り圧力(つまり売り圧力)が∞にならなければならないからだ、
ということによって裏付けられる。
これも荒鳩が示したことだね。
533 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :04/03/16 14:11
>>524
いや、その状態は“バブル”とは違うし、
現実にその状態にはなっていない(退蔵貨幣と銀行貸出から)し、
またそれは、インフレへレジーム転換した結果の経路ともちょっと違う。
レジーム転換後は、早い順に、ポートフォリオ転換、
退蔵貨幣の参入(ここまで円安株高=オーバーシュート)、
設備投資、インフレのオーバーシュート、…
というように進むというのがだいたいコンセンサスだよ。
そのネタが大好きなのが苺掲示板にいるドラエモンという男なので、
気になるなら彼の話を聞くといい。 - 542 :名無しさんの冒険:2004/03/17(Wed) 15:14
- いや、肝心なのは大きさに制限があるということさ。
端点じゃないからこそ、xを通貨以外、yを通貨とした時に、
価格=(∂U/∂x)/(∂U/∂y)だから、
∂価格/∂yが有効な大きさになるわけだ。
539 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :04/03/16 16:18
>>536
なるほど。
価格=0 ⇔ (∂U/∂y)/(∂U/∂x)=∞
でないなら、∂価格/∂yは変わりませんからね。
通貨供給の短期的効果は、流動性の罠やゼロ金利やデフレの下であれ、定常期や好況期であれ、
変わらないわけですね。
両者の効果の違いはひとえに、中長期的な金融政策のコミットの違いだということですね。
544 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :04/03/16 16:55
つまり、あれだ。
好不況によって、通貨供給の短期的効果は変わらない。
それはミクロ的に明らかだ。
しかし、その短期的効果を打ち消す、中長期的な日銀政策のコミットが
あるかどうかが、好況や定常状態と、流動性の罠のような不況では違う、
と>>525は述べている。 - 543 :名無しさんの冒険:2004/03/17(Wed) 15:18
- >>539さんも指摘しているが、∂U/∂xと∂U/∂yを据え置くと
(∂U/∂yの据え置きは∂^2U/∂y^2の据え置きも意味するからね)、
∂価格/∂y={∂価格/∂(∂U/∂y)}・(∂^2U/∂y^2)
=-{(∂U/∂x)/(∂U/∂y)^2}・(∂^2U/∂y^2)
と決まった値になるから、通貨供給の短期的効果は、>>536のとおり、
ゼロ金利や流動性の罠の下であってもそうでなくても変わらない。
(ちなみに、例によって選好の凸性や生産の凹性から、
∂^2U/∂y^2<0⇒∂価格/∂y>0を原則としておく。
そうしないと通常状態の通貨創造の効果がマイナスに
なったりして、非現実的な想定になってしまうから。)
>据え置く
>>525の説明からして、ある通貨および通貨以外の供給量
(初期条件)の下で、流動性の罠の場合とそうでない場合との
∂価格/∂通貨供給を確かめることが目的だろうから、
曲線(x,U)や曲線(y,U)上の分析点をずらさないということだろう。 - 544 :名無しさんの冒険:2004/03/17(Wed) 15:22
- >>537-543
拾い読みして、できるだけ論証と関係あるところだけ抜粋してきました。
だいぶ議論できる環境は整ったみたいなので、ここの皆さんも参加なさったらいかがでしょうか?
特にドラエモンさんの名前はリクエストに挙がっていました。
今後は政策のレジームをインフレコミットへと転換した結果の、
波及とか影響や、順序、ペースなんかが議論になるみたいです。 - 545 :名無しさんの冒険:2004/03/18(Thu) 01:54
- たのむから2chのコピペなんかやめてくれ。
読みたきゃ向こう言って読むだろ。うっとうしい。 - 546 :名無しさんの冒険:2004/03/26(Fri) 21:50
- ところで、よく考えることだけど、10年近くも潜在成長以下の成長で、
よく潜在生産性が低下しないですんでるよね。これってなぜ?
傍目にはいろいろまずい構造変化があるように思えるけど? - 547 :名無しの物理屋さん:2004/03/28(Sun) 00:38
- 僕らが頑張ってるからさ
- 548 :bewaad:2004/03/28(Sun) 01:25
- >>546, >>547
いや、実際下がってる(というか、下がり始めている)んじゃないんですかねぇ。。。
特に若年失業率の高止まりは、これからボディブローのように効いてくると思います。 - 549 :名無しさんの冒険:2004/03/28(Sun) 03:10
- その分財政赤字が順調に増えてんでないの?
- 550 :名無しさんの冒険:2004/03/28(Sun) 15:10
- >>548
それって若者が失業ないしはフリーターレベルで留まっていることでスキルが育たず生産性に影響するってことでいいでつか? - 551 :bewaad:2004/03/28(Sun) 15:21
- >>550
そのとおりです。 - 552 :名無しさんの冒険:2004/03/28(Sun) 15:48
- >>548、>>551
こんなトコで油売ってないで、早う更新してーな。楽しみにしてるウォッチャーもいるんだしwww - 553 :名無しさんの冒険:2004/03/28(Sun) 23:01
- >>551
失業の種類について、初歩的なお勉強を要するなw - 554 :名無しさんの冒険:2004/03/29(Mon) 17:17
- >>553
具体的にどういうこと? - 555 :552:2004/03/30(Tue) 01:23
- >>548、>>551
更新したんだねー。楽しく読みマスタ。もつかれさんでごんす
もしかして、更新中の息抜きにここに来てた???