すりらんかに会計学を学ばせるスレ

economy/0715 / 128 レス / 2003/01/23〜2005/08/28

1 :すりらんか:2003/01/23(Thu) 11:14
∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 (`・ω・´) < ガンガリマス シャキーン
 (つ旦と)   \__________
 と_)_)

会計・会計学の基礎を学び
会計制度の経済学的帰結について考える準備とするスレ
2 :すりらんか:2003/01/23(Thu) 11:17
まずは制度的な話を知っておかなければ何も始まらないんで,最初のテキストは

『新版 財務会計論(第6版)』新井清光著,加古宜士補訂 中央経済社

から始めます.ぺりたんと違いかなりのスローペースになると思うので気長にお
つきあい下さいませ.
3 :すりらんか:2003/01/23(Thu) 11:41
<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<第1章 序説>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

省略
4 :すりらんか:2003/01/23(Thu) 11:42
<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<第2章 企業会計の技術的構造>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<第1節 複式簿記の原理>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

まずは簿記の復習……というか僕がちょっと思い出す手伝いをお願いします,多
分言葉遣いとかぐちゃぐちゃなんで指摘してください.

仕訳の際に
借方に記されるのは<資産の増加 負債の減少 資本の減少 (費用の発生)>
貸方に記されるのは<資産の減少 負債の増加 資本の増加 (収益の発生)>

転記の際には
各科目の増減を相手方科目を記して書く
バランスしない部分は,BS項目は「繰越」PL項目は「損益」として形式上バラン
スさせる.

試算表では
元帳の各科目の貸借両方について(繰越・損益は除き)記入する.残高は「出っ
張ってる方」の「出っ張り分」だけ記入する.全科目について足すと合計・残高
ともに貸借が等しくなる

*****質問*****
試算表って確かめ算をする以外になんか意味があってやってることなんですか?

試算表のうち費用・収益に関わる部分だけその残高をPLに書く,その他の残高を
BSに書く……BSとPLをくっつけりゃバランスするけど,BSだけPLだけだとでこぼ
こが出る.この部分が純利益.
5 :ぺリクルス:2003/01/23(Thu) 11:56
すり師匠、俺自身は役にたたんけど、ここのBBSをぜひ使ってくらさい
http://kai-kei.ceo-jp.com/bbs.htm
6 :走る名無しさん:2003/01/24(Fri) 00:19
すりさんに逆質問なんですが、会計的な純利益というものと、
経済的な利潤というものの違い、ってどうとらえていますか?
7 :走る名無しさん:2003/01/24(Fri) 00:29
あと、ぺりさんのリンク先のBBSもなんか真面目に勉強しているところ
みたいですね。僕も、そちらも使わせていただきます。ぺりさん、
クリスチャンだけあって、なんかねがいいひとですね。ぺりさんも
お勉強、頑張ってください。応援しています。
8 :走る名無しさん:2003/01/24(Fri) 00:46
確かめ算以外の意味は、よくわかりませんが、とりあえず、会計学辞典
によれば下記のように定義されているみたいです。仕訳さえ入っていれば
すぐ作成できるので、便利・実用的なものと思われます。よって監査なんかだと、
監査対象試算表という感じで、まず試算表を会社に提出してもらって、それの
各残高の監査要点(網羅性、実在性、等々)について検証していくみたいです。
会計士の方、他に何かあったら(or間違いがあったら)付け加えて(訂正して)
いただけますか。
------------------------------------
試算表 trial balance (大薮俊哉@会計学辞典)

 総勘定元帳における勘定記録の正確性を検証するため、貸借平均の原理
を応用して作成する勘定記録の集計表を試算表という。試算表には
、合計試算表、残高試算表、合計残高試算表の3種がある。合計試算表は、
総勘定元帳の各勘定について、その貸借差額を集計した一覧表であり、
残高試算表は、総勘定元帳の各勘定について、その貸借差額を集計した
一覧表である。合計残高試算表は、文字通り両表を合併したものである。
 試算表は、決算時には必ず作成するが、可能な限りしばしば作成した
ほうが、誤りのあった場合その検索が容易である。その必要に応じて、
毎日、毎週末、毎月末など、いずれもその時点までの仕訳が転記されて
いれば試算表を作成することができる。このような場合、試算表をその
作成時期によって、日計表、週計表、月計表などと呼称する。
9 :走る名無しさん:2003/01/24(Fri) 00:58
あと、17ページの別表なんですが、これって現実の企業の経済活動
の一巡をすごくよく表していると思うんですが、ミクロ経済での企業
モデルとも整合性がありますか?というか、ミクロのほんの入門しか
やってないんでよくわからないんですが、ミクロの入門でBSがでてこな
かったのが非常に印象に残っていて、なんか企業活動のモデル化が
なんか現実とずれているんじゃないかなー、と思ったことがあるので。
10 :走る名無しさん:2003/01/24(Fri) 04:27
合計試算表は検算目的で作成されるが、残高試算表は経営状況の適時な把握の
ために用いられる。公表用財務諸表作成の出発点は残高試算表なので、それを
作成しなければわざわざ手間をかけて記帳する意味がない。
11 :走る名無しさん:2003/01/24(Fri) 04:35
ミクロ経済学での企業モデルは、労働者と資本をつれてくれば自動的に
付加価値が入金されるというものです。売上とか仕入という概念がない
ので、整合性なんて物はありません。
せっかくだからミクロをペリたんと一緒に勉強しなさい。>>09
12 :すりらんか:2003/01/24(Fri) 07:26
みなさんどうもありがとう.
このスレッド完成の暁には万国の労働者の……以下略(w

>>06
僕としてもそれをはっきり理解したいというのが一つの目標でもあるんですが,経
済学でのPure Profit概念は資本への支払いを終えてなお残るものということになる
かと思います.したがって,

経済学上の利益=営業利益+減価償却費+利払い-資産×利子率(期間に会わせて)

あたりになるだろうと思います.営業外損益は含まない方がより「らしい」かと.

>>10
なるほど.確かに残高試算表から財務諸表へという手順を踏んでいるように読めま
すね.ただ,これって元帳の繰越・損益をそのまま移しても作成可能な気がします.
その間にワンステップ入れるのは「正確性の検証」の意味と理解していいですか?

>>09>>11
たしかに,ミクロ経済学でのモデルではある企業はある財を生産し販売するのみな
ので売掛・買掛のような考え方は登場しません.ある意味現実の企業は製造・サー
ビス業みたいなのと金融業みたいなのを同時に行っているかんじになっているのだ
なぁ,と思いました.ただ,仕入れといった概念に関しては生産関数に在庫を入れ
るモデルなどでは仕入が販売というサービス供給の前提となる感じになっているの
だと思います.
13 :走る名無しさん:2003/01/24(Fri) 07:41
試算表というのはtrial balance(T/B)というだけあって、単なる仮締めにしか
過ぎない。実は本当の意味での「損益」はまだ計算できていないのである。
本決算を行うには、「決算整理仕訳」を行う必要があるが、そのためにはT/Bを
作っとく必要がある。テキストがすすんで、商品売買、本支店、連結なんかの
トピックを学習すればわかると思う。

とりあえずGo ahead.まだ冬は長い。
14 :すりらんか:2003/01/24(Fri) 07:55
>>13
あぁそういえば大昔やったときに8桁清算表とかやった気が……だんだん思い出
しつつもあるので見捨てないでくだされ.
15 :すりらんか:2003/01/24(Fri) 08:17
<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<第2節 技術的構造の特徴>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

財産法 =資本の増加分から損益を把握
→期末の棚卸しだけで把握できるので単式簿記でも出来る
→期中の話が出てこない=静態的
損益法 =収益と費用から損益を把握
→継続的な季調前提
→動態的

*****質問*****
「(両者の)違いは費用性資産の範囲と金額に……」というところですが「費
用性資産」ってなんですか?

でp20の最後の話ですが,完全な財産法(棚卸法)のような方法は1回限りの事
業などで行われる方法だという話が書かれていますが,(もちろん完全な時価
会計も同じだが)企業の「清算価値」を把握するためには適切ですよね?それ
に対して取得原価主義はあくまで企業の「収益能力」を示すとなんかの本で読
んだ気が(これもなんでだかわからないんですが)…….すると,清算価値を
重視する会計方式は債権者にとって重要,一方収益能力を重視する方法は株主
にとって有用と言うことになるかと思います.

*****質問*****
・上の理解は正しいですか?
・取得原価主義をとる積極的理由はあるんですか?
↑これは別にもっと先に進めばわかるよという返答でもかまいません.

話がそれますが,
会計の話で面白いのは費用の計上の方法です.実現主義というやつでしたっけ?
経済学のモデルはこれに比べるとすごく無時間的なんでこういう視点を入れる
とどう変わるのか考えてみたいなぁなんて思う.
16 :16:2003/01/24(Fri) 17:38
>「(両者の)違いは費用性資産の範囲と金額に……」というところですが「費
>用性資産」ってなんですか?

費用性資産とは、将来費用として計上される予定だけど、まだ費用として計
上されてない資産です。具体的には棚卸資産、償却性固定資産(機械設備
など)、繰延資産(後で必ず出て来ます)等です。

例えば機械を買ってきて期末に減価償却をする場合、
購入時
機械300/現金300
期末 (定額法、三年、残存価値0、直接法)←減価償却の方法です。
減価償却費100/機械100
期末のBS
現金**  │借入金**
機械200 │資本金**
の機械が費用性資産です。
17 :16:2003/01/24(Fri) 17:49
>清算価値を重視する会計方式は債権者にとって重要,一方収益能力を重視
>する方法は株主にとって有用と言うことになるかと思います。
間違ってないと思います。付け加えるなら、
精算価値重視は債権者にとって最も有用で、株主にとっとも最終的な分配を知る
ために多少有用。
債権者>株主

収益能力重視は、株主、投資者(潜在的株主)に最も有用で、債権者も債権の回
収可能性をを知るために多少有用。
株主=投資者>債権者
こんな感じで良いと思います。

>取得原価主義をとる積極的理由はあるんですか?

1.取得原価は過去の市場取引に基づくので客観性・検証可能性あり
2.投下資本回収計算と目的適合する
3.資産の時価評価は貨幣性資産の裏づけのない利益を計上する事になり分配
  不適状な評価益を計上する事になる
(会計学講義 醍醐聡 P96より要約のうえ引用)
2,3は会計学初学者さんには、さっぱり意味不明だと思います。ここらへんは経
済学をやってる人がどう思うのか大変興味ありますが、まずは一通りやってから戻ら
れたらいかがですか?
18 :16:2003/01/24(Fri) 18:12
テクニカルタームの間違いを一つ.
>実現主義というやつでしたっけ?
実現主義は収益の認識にかかるものだから費用の場合は発生主義です。
後、会計学のテクニカルタームを解説してきます。
認識 いつ計上するか?
測定 いくらで計上するか?
例えば、値札100円のものを90円に値引きして掛売りした場合.
販売時点で売上を計上するか、代金回収時点で売上を計上するか ←認識の問題
100円で計上するか、90円で計上するか ←測定の問題

間違いがあったらごめんなさい。
19 :本日の教訓:2003/01/24(Fri) 22:11
>>15
殿下の質問

「(両者の)違いは費用性資産の範囲と金額に……」というところですが「費
用性資産」ってなんですか?
・取得原価主義をとる積極的理由はあるんですか?

これについてはp47,p65に詳しく説明がある。>>16氏の説明とは少々違うように
感じられるかもしれないが、実はあまり違いがない。会計概念の説明については、
それぞれの大学で固有の癖があるのだ。

疑問点を洗い出すのはいいことだ。どういうところに疑問を持っているのかとい
うことを知ることはおれにとっても刺激になる。このままでGo Ahead.
20 :すりらんか:2003/01/25(Sat) 16:13
ありがとうございました!費用性資産はむしろ非貨幣性資産と呼んだ方が個人的
には理解しやすい感じです.
>それぞれの大学で固有の癖があるのだ。
16さんのは東大,テキストは早稲田ですね.テクニカルタームなどに違いがある
のかな?実は醍醐・斉藤先生の本は昔ちんぷんかんぷんだったのでテキスト選択
の際避けました(w

P.S.
話しかけやすいんで暫定でもコテハンにしていただけるとありがたいです
21 :すりらんか:2003/01/25(Sat) 16:14
<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<第2章 企業会計の理論的構造>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<第1節 会計公準>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

会計公準=基礎概念・基礎的前提
  構造的公準:基礎の基礎,要請的公準:会計の構造外の環境から必要なもの

構造的公準
・企業実体の公準
←所有と経営の分離みたいな話,会計主体論は前回の質問に近い問題意識か?
・会計期間の公準
←継続企業は定期的な会計を行うという話←→口別計算
・貨幣的測定の公準
←測定単位の問題で「貨幣価値一定」とは別のもの

*****質問*****
p27「貨幣価値を不変と見る公準に立つ場合は取得原価主義,これを変動すると
みる公準に立つ場合には一般物価変動会計・個別価格変動会計」というところで
すが,貨幣価値の変動というのは「貨幣の価値=一般物価水準の逆数」と見るの
が経済学の考え方です.したがって個別価格変動と貨幣価値を結びつけるのは違
和感があります.

この様に考えるとさらに疑問なのですが,企業にとっての実質○○とはなんなの
だろう?その企業の生産する財の個数単位ではかった……というのがミクロ経済
学的な最適化問題とは整合的なのですが.


要請的公準
この部分は理論的にものすごく興味があることが書かれている.
・有用性の公準
←だれにとって「有用」かによって会計原則は変わりうる
=株主にとっての有用性,分配可能利益を中心に考えるなら原価主義・実現主義

*****質問*****
あくまでこれは名目資本維持の枠内の話とされる……実質資本維持という考えに
立脚した会計の方式というのもあり得るのだろうか?

・公正性の公準
←全ての利害関係者に役立つ必要がある

*****質問*****
じゃぁ,財務会計自体を様々な主体の「有用性」にしたがって何種類か行うよう
にするという考え方がなりたつ気がする……
22 :久野@会計学辞典:2003/01/25(Sat) 16:42
費用性資産

貨幣性資産に対する用語であり、非貨幣性資産とも呼ばれる。とくに費用性資産という場合、
それは期間損益計算を前提とした資産の測定・評価に関連して有意義である。すなわち、
棚卸資産や有形・無形の固定資産などは、継続企業を前提にした近代的期間損益において、
今期の収益に対応する費消原価(expired cost)が棚卸や減価償却の手続きによって原価配分
され、その未費消原価(unexpired cost)が資産として次期以降へ繰越される。かかる資産
は、いわば次期以降の収益に対応すべく待機している「費用倉庫」であるといえよう。
このように換金力や価値性という観点からではなく、費用性という観点から資産の属性を
把握するようになったのは今世紀に入ってからのことであり、それは一般に費用動態論
と称されている。
23 :森田@会計学辞典:2003/01/25(Sat) 17:22
実現主義1

実現という概念は、もともと営業収益の獲得過程の一つの段階を表す概念であり、伝統的には
1.取引が行なわれていること、2.取引の相手方に財・用益の引渡しが行なわれていること、3.
対価として流動性のある資産を取得していることの3つの要件が充たされた段階を意味するもの
とされてきた。1.は収益の獲得とと収益の額が確定すること、2.は収益獲得のための行為が
完了していること、3.は再投資や利益の分配のための資金的裏付けが得られていること、を
意味する。収益をこの段階で認識するべしというの実現主義であり、販売基準という形で営業
収益の認識の基本的基準とされてきた。
24 :森田@会計学辞典:2003/01/25(Sat) 17:23
実現主義2

このような実現概念による実現主義は、収益獲得の確実性と資金的裏付けを重視する収益認識の
基準であるので、業績表示の観点からは問題を含んでいる。例えば、この実現用件を充たす
ためには長期請負工事には工事完成基準の適用が求められるが、この基準は業績表示の観点
からは望ましくない。そこで例外として工事進行基準も適用されてきた。従って、実現主義は
営業収益認識の唯一の基準であったわけではない。
25 :森田@会計学辞典:2003/01/25(Sat) 17:24
実現主義3

実現主義は、また営業収益以外の利益の認識基準としても適用されてきた。それは具体的には
固定資産等の時価評価による評価益の計上を禁じるものである。しかし、今日では、売買目的
の有価証券やデリバティブ取引により生じる正味の債権・債務など、期末の時点で時価を基準
とする損益を確定しようとすれば確定できる金融商品については、時価で評価して、損失だけで
なく利益も認識することが求められている。このような利益を実現可能利益ということもあるが
未実現利益であることに変わりは無い。従って今日の企業会計では、販売・売却によってのみ
利益が確定できる場合にはその認識基準として実現主義が適用されるが、実現主義は利益の認識
を規制する一般的な基準ではなくなっている。
26 :走る名無しさん:2003/01/25(Sat) 18:29
暫定コテハンの罠
暫定コテハン、略して、ザコ
27 :すり様ラブ:2003/01/25(Sat) 21:55
仕方がない。コテハンにするか。

ここで重要なのは、会計公準というのは実務の中から帰納的に導かれた
ものであるということ。数学や経済学の定理のように、系をなしている
わけではない。たんなるConventionにしか過ぎないが、利害関係者の利
害調整のために有用なものだけが公準として残されている。

>p27「貨幣価値を不変と見る公準に立つ場合は取得原価主義,これを変動すると
>みる公準に立つ場合には一般物価変動会計・個別価格変動会計」というところで
>すが,貨幣価値の変動というのは「貨幣の価値=一般物価水準の逆数」と見るの
>が経済学の考え方です.したがって個別価格変動と貨幣価値を結びつけるのは違
>和感があります.

ここら辺は第12章「物価変動会計」を読んで欲しい。殿下の考えている
「個別価格変動」と、物価変動会計で扱う「個別価格変動」は、たぶん
別のものであると考える。

>この様に考えるとさらに疑問なのですが,企業にとっての実質○○とはなんなの
>だろう?その企業の生産する財の個数単位ではかった……というのがミクロ経済
>学的な最適化問題とは整合的なのですが.

「企業にとって」というよりも「資本拠出者にとって」と考えたほうがより会計的である。
財務会計は、企業の意思決定のためのものではない。
ここら辺については研究問題として再度検討するとよいかも。

>あくまでこれは名目資本維持の枠内の話とされる……実質資本維持という考えに
>立脚した会計の方式というのもあり得るのだろうか?

ありうる。これも第12章参照。

>じゃぁ,財務会計自体を様々な主体の「有用性」にしたがって何種類か行うよう
>にするという考え方がなりたつ気がする……

確かに考え方としては成り立ちます。しかしながら、そのような二重帳簿は
Conventionにはなりえない。p46参照のこと。

当分忙しいので1日1回くらいしかかけないと思う。
暇になったらTheory of incentivesを読もうと思うので、そのときはよろしく
お願いします。
28 :走る名無しさん:2003/01/26(Sun) 07:16
>>27
12月決算のクライアントをお持ちですか?
29 :すりらんか:2003/01/26(Sun) 13:48
>>27
すげぇコテハンにしましたね(w
僕もここひと月くらい忙しい日とかもあるんでゆっくり行きます.
今,ちょっと先回りして12章を読み中……個別価格変動会計はご
指摘の通り僕が考えてたモノと違う.
30 :すりらんか:2003/01/27(Mon) 16:11
12章読みました.物価変動会計の方式と経済的な合理性の関係はものすごく面白い分野なんじゃないだろうか?ちょっとまよってたけど法と経済学会入ろっと.


<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<第2節 会計主体論と会計職能論>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

会計主体論
=有用性公準における「誰」にとって有用かの部分
・資本主理論&代理人理論:所有と経営の区別小=ミクロ経済学的
・企業主体理論&企業体論:所有と経営の分離
・資金理論:中立的

会計職能論
・-1920:債権者保護目的の会計職能重視
=貸借対照表・財産法・静態会計・解散価値(・時価会計△)重視
・1930-:投資者保護目的<--証券市場発達・大規模化・所得課税
=損益計算書・収益力・動態会計重視
・1960-:多様な利害グループへの情報目的
<-継続的なインフレ

*****質問*****
・1930年前後が分かれ目になっているというのが僕としてはすご~く興味津々(w.
やはり大恐慌からの影響はあったのでしょうか?また,株式市場の混乱は会計監査の
あり方にかなり注目を集めるきっかけになると思う.その辺の時期に監査論に大きな
転換とかあったでしょうか?
・でも,企業倒産が相次ぐときには債権者保護重視の会計というのが適合的な気もす
るんですが……なんでなんでしょう.
31 :すり様ラブ:2003/01/27(Mon) 21:09
>>殿下

この時期は世界的に会計不信が広がったころ。取得原価主義会計がまだ一般的でなく、
経営者は任意の資産(棚卸資産、固定資産の両者)について評価益を計上し、利益を
上げ底して、社外に配当したり役員報酬として自分の私服を肥やしたりした。こうい
うのを蛸配当という。これによって、企業財産は劣悪化し、信用不信が起こった。

高橋亀吉が「株式会社亡国論」で活写したのはまさにこの状況である。あの本は面白
いので大学の図書館でコピーして読んでみることをお勧めする。

この当時、日本は新興財閥ブーム。新興財閥の特徴は、旧来の財閥と比べて、株式市
場を積極的に活用して資本の調達を行ったところにある。特に日産財閥が顕著。活発
な買収によって市場が活性化し、バブルに似た局面になったところに、金復帰による
デフレと会計不信のダブルパンチ。

これらの反省を受け、取得原価主義と収益計上の実現主義が制度化された。日本では
さらに配当可能限度額が商法によって厳格に定められた。また、諸国で公認会計士監
査が法律の裏付けを持って義務付けられた。それまでは任意監査だった。

ここら辺の商法の変遷をコンパクトにまとめた論文が「企業会計」1997年10月号だっ
たか11月号だったかに掲載されている。さらに詳しく学習したいのなら斎藤静樹「企
業会計における資産評価基準」第一法規や、高寺貞夫の各種文献を読んでみてくださ
い。歴史ならば高村「企業勃興」とか。減価償却会計の歴史がわかる。
32 :すり様ラブ:2003/01/27(Mon) 21:09
債権者保護重視の会計ってのは企業の清算価値を見る会計のことを言っているのだろ
うけど、そのような情報に格別の意義は見出せない。倒産するような会社の清算価値
など高が知れている。それを狙って投資をする投資家というのはあまりいないだろう。
それよりも収益性から信用力を判断する方が現実的。危ないなら担保を取ればいいし、
それならば担保価値の精査で足りる。

ざっと書いたため、わかりにくいところが多いと思う。再度質問していただければ
対処いたします。

ちなみに、おれは大学での専攻は会計学でも歴史でもないので、アカデミックから
見れば間違ったところがあるかもしれない。識者は遠慮なくただして欲しい。
33 :すり様ラブ:2003/01/27(Mon) 21:15
そういえば日産財閥は「投資信託型経営」を標榜していたな。まあ不況ってのは
さまざまに悲惨だがバブルってのはみな同じようにバブルだってトルストイがい
ってたがほんとだな。
34 :すり様ラブ:2003/01/27(Mon) 21:25
取得原価主義と実現主義=未実現評価益の排除により経営者の裁量を減らす
35 :走る名無しさん:2003/01/27(Mon) 21:36
>>31-33
非常に興味深く拝読致しました。今後とも、こういった歴史的背景のわかる
書き込み、期待しています。

ところで、「会計的帰結」のほうで、ちょこっと話のでていた物価下落の
企業BS、PLへの影響をスプレッドシートにした結果というのも期待してますので
そちらも余裕があったらよろしくお願いします。

>>30
「・1930年前後が分かれ目になっているというのが僕としてはすご~く興味津々(w.
やはり大恐慌からの影響はあったのでしょうか?また,株式市場の混乱は会計監査の
あり方にかなり注目を集めるきっかけになると思う.その辺の時期に監査論に大きな
転換とかあったでしょうか?」

 確か、アメリカの証券取引法で33年法(証券の発行に関するもの)、34年法(証券の
流通に関するもの)とあって、これもたしか大恐慌の反省からつくられたものだと
聞いた記憶があります。で、その33年法、34年法などでどのような証券を発行する
場合に監査を受けなければならないか、とか決められたんですよね?(あやふやな
記憶なので違っていたら(というかたぶん間違っているので・・・)ご指摘ください。)
36 :走る名無しさん:2003/01/27(Mon) 21:45
そういえば、先日、ふと思ったんですが、日本だと公開直前期、直前々期に
おいては、企業は監査をうけないといけないときいたことがあるんですが、
アメリカだとどうなっているんですか?やっぱり公開直前期、直前々期くらい
は監査をうけるんでしょうか?知っている人がいたら教えて下さい。
37 :走る名無しさん:2003/01/27(Mon) 21:50
ついでですが、ちょっと昔、ベンチャー議論が華やかだった頃、
アメリカでは、未公開株式の売買市場が発達している、というような話
があって、ピンクシート(だっけ?)なるものに未公開株式の売買のオファーが
掲載されている、というのを聞いた記憶があるんですが、あれも
監査済みFSをもっている企業に限定とかあるんですか?まぁ、企業によって
監査をうけていたりいなかったり、という感じなのかな。ふと気に
なったんで、もし知っている人がいらっしゃいましたら教えて下さい。
38 :すりらんか:2003/01/27(Mon) 22:10
>すり様ラブ殿
ありがとうございます!つまり1920までは企業会計制度自体の整備がまだまだ
だったというわけですね.それに対して保守主義的な制度会計整備が行われた
……と.

倒産企業の清算価値に関する部分は「やば目の企業」社債の市場というのがで
きればよい資金配分手段となるのではと考えていたためちょっと注目していた
ものです.
39 :すり様ラブ:2003/01/28(Tue) 06:03
>>35-37

調べてくれ。君にはその力があるはずだ。調べてここにのっけてくれ。頼む。
40 :走る名無しさん:2003/01/29(Wed) 01:57
>>39
いつになるかわかりませんが、調べてのっけようと思います。
暫くお待ちください。
41 :すりらんか@megaコピペ:2003/03/15(Sat) 22:41
・第4章 企業会計制度

・第1節 情報会計と制度会計
情報会計
=企業の最適化行動のツール(①~③)+社会的機能(④)
←伝統的財務会計より多元的
=会計情報の有用性の観点から演繹されるもの
=理論的・規範的(<==>伝統的財務会計の説明的・記述的性格)

従来の区分
財務会計=企業の外部者への情報提供
管理会計=企業内部の利用目的

大まかな区分として
制度会計=(伝統的)財務会計
目的:
配当可能利益の算定・受託責任明示・財務の真実性確保
特性:
支払や配当の資金的裏付けの重視・責任等の検証etc.
(←保守的に「本当に可能か」という点に重点が置かれている感じ)

********質問********
情報会計の機能「④課税・規制の遂行のため)という点に関しては伝統的
財務会計とだぶってると考えてO.K.ですか?


・第2-4節 各法と会計
・証券取引法会計
=財務諸表等規則による
→まぁ根拠とする法が違うのはわかるが次の商法会計との違いは??

・商法会計
商法の総則
→①~③帳簿を設けBSを作り,決算期に取引・資産の価格を記載し…
これは当然だが
・流動資産には取得価額,制作価額,または「時価」を
・固定資産には取得価額または制作価額を
←流動資産には時価評価ありで固定資産はなしというのが面白い
・金銭債権には引当を
←ここ重要!「取り立て不能見込」をどう行うかは情報会計と制度会計の
大きな違いになりうると思う.

・税務会計
=省略

********質問********
詳しく書かれていないが税務会計って特に必要なものなのだろうか?商法
などによる会計と矛盾する部分が出る気がする.それよりもいわゆる統一
的な制度会計ルールを策定してそれに基づいた財務諸表から徴税側が徴税
額を読みとるという形の法が効率的ではないだろうか?
42 :ななし@megaコピペ:2003/03/15(Sat) 22:41
情報会計論ていうのは学者の遊び場のような気がしてあまり好きではない。
おれ会計学はやったことないし。会計では実務家に徹したい。

>情報会計の機能「④課税・規制の遂行のため)という点に関しては伝統的
>財務会計とだぶってると考えてO.K.ですか?

OKです。
だぶってる、ていうか、包含関係にあります。

ここら辺はおいおい検討してください。
理論的に正しいものと、実行可能なものとを峻別しつつ
考えていくことが実務家の視点からは絶対的に重要。
規範的には正しい、とか言って、絵に描いたもちを出すと、
仕事なくなるんだな。

>詳しく書かれていないが税務会計って特に必要なものなのだろうか?商法
>などによる会計と矛盾する部分が出る気がする.それよりもいわゆる統一
>的な制度会計ルールを策定してそれに基づいた財務諸表から徴税側が徴税
>額を読みとるという形の法が効率的ではないだろうか?

日本では、税法上の所得計算は、商法に基づいて算出された
会計利益をもとになされます。会計利益に、益金不算入とか
損金不算入とかの項目を足したり引いたりして、税務上の所得が
計算されるようになってます。
税務会計といっても、1から別帳簿をつけてるわけではないです。

ここら辺の話は実務的なことを一巡してからまた考えた方が
効率的でしょう。そのあともう一回突っ込んでください。突っ込み
どころはいくらでもあります。
43 :らうーる@megaコピペ:2003/03/15(Sat) 22:42
>なんで会計原則があると大衆の啓蒙になるのだろうか?

これは良く考えた事がないので自信ないのですが、「財務諸表を作成する原則
(会計原則)を公表する事によって投資大衆が財務諸表の作成過程の一端を
理解する事が出来る」と言う事ではないかと思います。

>よく聞く言葉だが「有機的××」ってどういう意味なのだろう?

有機的 1,生活機能や生活力があるさま
      2多くの部分が結びついて全体を構成し、お互いに密接に関連・影響し
      あっているさま                (言泉 小学館 より引用)
会計学で有機的××は、誘導法やPLとBSの間の連結環のような関係を指して
有機的という言葉を使うことが多い気がします。
「第二章、第一節 複式簿記の手続」に簿記一巡が載っているのでもし時間がある
ならば一度、仕訳→転記→決算整理前残高表→財務諸表を作ってみると良いと思
います。手を動かしてみると勘定間の連絡とか実感できます(w
44 :らうーる@megaコピペ:2003/03/15(Sat) 22:42
不良債権処理にあたっての引当金計上などはまさにこの話だと思う.しかし徴税
>側から見るとこの2つの原則は税収を低下させる原則になりうる.企業会計原則と
>税法のあいだの矛盾はどのように調整されるのか?

逆に質問させてください。
二つの原則とはどれを指していますか?(保守主義と?)
税法と企業会計原則との間の矛盾とは何か?
(企業会計上は収益や費用と認められるのに税務上益金(収益)や損金(費用)とし
て認められないみたいなことですか?)

私が持っている本は2版(ブックオフで100円でした)なので、新しく最新版を購入
しようか検討中です。もし、2版に載ってて6版に削られてるような個所を指摘して
いたら、すいません。
45 :らうーる@megaコピペ:2003/03/15(Sat) 22:43
>>tec氏
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4495161423/ref=pd_ecc_rvi_1/250-3786508-1762615
↑EVA、ABC・ABM・ABB、BSC、スループット会計等一通り触れられてるよ。
岡本御大の分厚い原価計算の本の後半とか良くまとまってると思う。
46 :すりらんか@megaコピペ:2003/03/15(Sat) 22:43
>二つの原則とはどれを指していますか?(保守主義と?)
「損失は予想すれども利益は予想すべからず」という保守主義の原則と単
一性の原則のうちの「政策の考慮のために真実な表示を歪めてはならない」
の部分です.ただしこれについては>>9さんが「税務会計といっても、1か
ら別帳簿をつけてるわけではないです」と教えてくれたのと税効果会計を
思い出したので何となく理解してきました.

>税法と企業会計原則との間の矛盾とは何か?
税法というよりも,実際の課税といった方がいいかもしれません.課税側が
「適切」な引当上限を決めるというのはかなりまずいのではないか?と言う
疑問です.私としては好きなだけ引き当てさせて,回収成功時に課税という
のでもかまわんのではないかと思うのですが.

好きなだけ引き当てさせて,回収成功時に課税」という方法を用い
ると(納税先延ばしの)金利分法人税が軽減されることになる(と
いうかいつも100%引当が選択されるかも?).これがまずいな
らこの手の準備的な引当の回収時税額に利子を付ければよいと思う.
また,この手法だと不況時に法人税収が落ち込み,好況時に上昇す
ることになるためビルトインスタビライザーになるだろう.
47 :ななし@megaコピペ:2003/03/15(Sat) 22:44
応用問題

上の考え方のどこが間違っているかを簡潔に述べよ。

ヒント:課税逃れ
48 :すりらんか@megaコピペ:2003/03/15(Sat) 22:44
あっそうだ利潤マイナスになったら法人税かからないんだった!
「法人税は定率」というかんじで思考が止まってた……さんくす
49 :ななし@megaコピペ:2003/03/15(Sat) 22:44
課税でふと思ったんですが、いわゆる今みたいな法人税、所得税、
消費税といったような税金の制度を無くして、全部インフレ税に
するのってどうなんですか?
政府が政策とそれに伴う予算を立案して、そのうち国会で承認された
ものに関しては、全て日銀が日銀券を刷ることでファイナンスする。
日銀券も国債も広い意味で政府の負債というなら、これで何ら問題
なくないですか。企業が税務に引きずられて意思決定を歪める、という
のもなくなるし、節税専門家みたいな非生産的な仕事も必要で
なくなるし。なによりもここの皆さんが望む適度なインフレになる
ことでしょう(もし、政策がその政策をファイナンスするために発行された
日銀券の発行残高に見合うような経済的付加価値を産み出しているならば)。
50 :ななし@megaコピペ:2003/03/15(Sat) 22:45
>>48
それもそうなんだが、もうちょっと考えてみよう。

ヒント:使途不明金 闇社会
51 :ななし@megaコピペ:2003/03/15(Sat) 22:45
>>49
無税国家ですかあ。松下幸之助みたいな話だな。
「デフレギャップ」とか「ソフトバジェット」とか「ハイパー
インフレーション」とかいう概念を用いて誰が優しい人が
説明してくれるだろう。
52 :すりらんか@megaコピペ:2003/03/15(Sat) 22:46
>全部インフレ税にするのってどうなんですか?
日本のマネーサプライは約700兆円,貨幣乗数は今はもっと低いがおおむね
10として,ベースマネーは約70兆円,ベースマネーの追加供給分が貨幣発行
益だから70兆円近くは追加供給必要(国債全部買った後ならもう少し少ない
).これが続くと予想されれば少なくとも年率100%のインフレになると考え
られる.次年度はマネー1400兆,BM140兆,政府支出140兆(実質支出は維持
と仮定)……毎年100%のインフレはいくら何でも害の方が大きいだろう.

ただふと考えたのは,インフレ課税は地下経済だろうがなんだろうが負担を
逃れられないので,そういったところにも税負担をしてもらえるという意味
で最大で年率5%(<-数字はドタ感)くらいまでならインフレも望ましいんじ
ゃ無かろうか?

>>50
使途不明金・闇社会……うーん難しいです.闇社会への利益供与手段として
貸出を用いて即100%引き当て積んでというかんじの話でしょうか?
53 :ななし@megaコピペ:2003/03/15(Sat) 22:47
会計でない話題で失礼しますが、教えて下さい。

>>52

「日本のマネーサプライは約700兆円,貨幣乗数は今はもっと低いがおおむね
10として,ベースマネーは約70兆円,」
貨幣乗数って、日銀が市中銀行に貸し出したベースマネーがまずあって、
そこから、M2とかM3とかのマネーの種類を決めて、ベースマネーとM2等の
比率を貨幣乗数と考えるので、間違ってますか?(ベースマネー→マネー
の順できまる。) なんか上のスリ氏の説明だと、マネー→ベースマネーの
順になっているので。
54 :ななし@megaコピペ:2003/03/15(Sat) 22:47
「ベースマネーの追加供給分が貨幣発行
益だから70兆円近くは追加供給必要」

あと、この70兆円ってどこからでてきた数字なんですか?
55 :すりらんか@megaコピペ:2003/03/15(Sat) 22:47
いやいやその通り,ただベースマネーがいくらだったかすぐ思いつか
なかったからめのこで逆算して言っただけ.最近は90兆超えてるけど
ね.詳しくは日銀のHPみてくれ.それ以上つっこみたければ別すれへ!
56 :すりらんか@megaコピペ:2003/03/15(Sat) 22:48
************************第5章 資産会計************************

*********************第1節 資産会計の意義*********************

動態的会計・誘導法原理によるB/S
=費用正史さんは取得原価から払出・減価償却を引いた差額
←B/SはP/Lの結果としての残高表

***********************第2節 資産の概念***********************

資産
=当該企業に経済的効益が帰属&貨幣額ではかれる

********質問********
・繰延資産の資産性=これは将来時点での支払義務を免れる権利である
から資産だという風に考えてもいいものでしょうか?
・自己創設のれん,のれんというのをよく聞きますがどういう意味?

***********************第3節 資産の分類***********************
企業の支払い能力・流動性を考えた分類
→流動資産/固定資産
=繰延資産は資産性その物否定(換金性無)
←正常営業循環基準/1年基準

損益(費用)計算との関係から
→費用性資産/貨幣性資産
=取得原価主義+費用配分/額面or回収可能額
貨幣性資産
=券面額・金銭回収額が確定している資産(現預金・金銭債権)

********質問********
・正常営業循環基準による流動資産分類はその報告の段階で(なんでもかんで
も流動資産として報告し財務状況を安全に見せかけるなど)恣意性が防げない
のでは?
・貨幣制資産=(経済学で言う)名目固定資産という理解は正しいか?
・売掛債権は貨幣制資産か?……回収額確定とは言い難い気がするが?
57 :ななし@megaコピペ:2003/03/15(Sat) 22:48
「貨幣制資産=(経済学で言う)名目固定資産という理解は正しいか?」

「・売掛債権は貨幣制資産か?……回収額確定とは言い難い気がするが?」
売掛金は、貨幣の回収によって貨幣に振替えられるので、貨幣性資産。
(償却性の)固定資産は、減価償却の手続きによって費用に振替えられる、ので
貨幣性資産ではない、という感じかな。素人の感覚ですが。

経済学でいう名目固定資産って何ですか?
会計でいう固定資産とは別物なのですか?
58 :ななし@megaコピペ:2003/03/15(Sat) 22:48
僕も会計士さんに質問なんですが、
繰延資産と前払費用って何か違うんですか?
どっちも貨幣が先にでていって後から
経済的効用を享受する、とうことで本質は
同じ気がするんですが。
59 :techno@megaコピペ:2003/03/15(Sat) 22:49
「経済的効用を享受する」という観点ではなく、「サービスを費消する」という観点から
考えてみるといいと思います。
前払費用ってのは、今後1年の家賃の先払い、みたいな時に決算整理に伴って発生する勘定科目です。
この場合家賃を払って「その建物を使用する」というサービスを費消することになるわけです。
今1年後のまでの家賃をまとめて払っても、実際にその家賃を払った分のサービスを費消するのは、
今後1年間なわけです。
そしてそのサービスを費消するのに伴って前払費用を費用として計上する。
これは損益会計での費用認識基準である「発生主義=財貨・サービスを費消した時点で
費用として認識する方法」に整合的であることがお分かりいただけると思います。
これに対して、繰延資産として新株発行費を考えてみたいと思います。新株発行費は通常3年以内に
毎期一定額以上償却されるものだったと記憶しています。
この新株発行費は、当然株券を発行したりするための費用なわけですが、この場合、
サービスは将来に費消されるのではなく現時点で費消されるのが分かりますでしょうか。
新株発行費は3年以内に償却するわけですが、株券は別に3年間印刷し続けるわけではありません。
新株発行手続の一時点で行われるに過ぎません。それにも関わらず最高3年かけてこの支払額は
実際に費用化されるわけです。
要するにサービスを費消した時期と実際に対価が費用計上される時期にラグがあります。

間違いがあったら誰か指摘お願いします。。。
前にバカなレスをしてしまったのでちょっとレスに臆病になってしまった。。。
60 :すりらんか@megaコピペ:2003/03/15(Sat) 22:49
>経済学でいう名目固定資産って何ですか?
名目固定資産というのは名目額が確定しているタイプの資産.
つまりは現金や,固定利子の債券・債権類を差します.
61 :ななし@megaコピペ:2003/03/15(Sat) 22:49
>>59
結局、費用化する時期の違い、ということなんですね。
了解。
62 :techno@megaコピペ:2003/03/15(Sat) 22:50
>>61
まーそういうことですね。
でも一番重要なのは、
前払費用はサービスを将来享受する権利として資産性があるのに対して、
繰延資産は別に将来何かを享受できる権利などなく、資産性が認められないにもかかわらず、
損益計算の都合上貸借対照表に計上される、いわゆる擬制資産であるという点です。
63 :らうーる@megaコピペ:2003/03/15(Sat) 22:51
>・繰延資産の資産性=これは将来時点での支払義務を免れる権利である
>から資産だという風に考えてもいいものでしょうか?

 「発生した費用が将来の収益と対応する為、資産化して繰り延べる」のが繰延
資産です。例えば社債発行費を考えてみると、社債の発行というサービスは受
けているので既に発生した費用ですが,調達した資金による収益は発行以降徐
々に獲得されるはずです。この場合,一時に社債発行費を費用としてしまうと次
期以降の収益と対応しなくなってしまう。このような場合、徐々に費用として処理
した方が費用と収益の対応という観点から合理的である。このように費用を繰り
延べた結果出てくる資産が繰延資産です。
 第10節繰延資産の部分も参照してください。(資産・負債会計と損益会計は表
裏の関係にあるので、第8章損益会計・第1節~第4節を一緒に読むと理解しや
すいと思います。)

>・自己創設のれん,のれんというのをよく聞きますがどういう意味?

(第9節固定資産)の(3無形固定資産)の部分に説明があります。
自己創設のれんは、文字通り自分で(合併や有償取得という事実なしに)資産
に計上しちゃう事です。

>・正常営業循環基準による流動資産分類はその報告の段階で(なんでもか
>んでも流動資産として報告し財務状況を安全に見せかけるなど)恣意性が
>防げないのでは?

1.額として大きいものはあまりない。
2.営業循環過程の中に在って一年を超えるものはそもそもまれ。
3.会計監査が入る会社は会計士が見るので大丈夫。

>・貨幣制資産=(経済学で言う)名目固定資産という理解は正しいか?
そのように考えて問題ないと思います。
>・売掛債権は貨幣制資産か?……回収額確定とは言い難い気がするが?


(訂正:回収額は確定していませんが、請求額は確定してますよね。)
64 :すりらんか@megaコピペ:2003/03/15(Sat) 22:52
少々ご無沙汰しやした.のれんのところを少し読みましたが僕らの世界でTob
inのqと呼ぶものに凄く近い気がする(特に間接法).そこまで進んだら少し
掘り下げたいと思います.


*******************第3節 資産の評価基準*******************

1.評価目的と評価基準

********質問********
今回はわからない単語目白押しでまとめられない……
・「割引現価主義=DCF計算による算定のこと」という理解は正しい?
・取替時価というのはもう一度全部買うときにかかる額/売却時価はいまそれ
を売るとしたら得られる金額,その差はその資本財市場での仲介手数料という
ことですか?
・修正原価主義というのは時価評価を客観的に行うことが難しいから便宜とし
てそれに近い処理を行うという方法だという理解は正しいか?
65 :すりらんか:2003/03/15(Sat) 22:53
さて,Megaでの議論を手動移植してみました.
名無しさん/らうーるさん見てますでしょうか?
なかなか忙しくて学習が進みませんがよろしくお願いします.
66 :走る名無しさん:2003/03/15(Sat) 23:13
>>殿下

お疲れ様でした。

不況の癖に妙に忙しいので、暫しお待ちください。
仕事の幅が広がってどうにもならん。
67 :すりらんか:2003/03/15(Sat) 23:20
いえいえ僕も不況のおかげで(?)忙しいでつ
ゆっくりおつきあいいただければです.
68 :ぺリクルス:2003/03/15(Sat) 23:22
俺はまず簿記からだな。。。
69 :すりらんか:2003/03/15(Sat) 23:43
つーかここでやってるのも簿記レベルだよ
70 :ぺリクルス:2003/03/15(Sat) 23:51
俺は簿記3級からでし
71 :走る名無しさん:2003/03/16(Sun) 11:52
一口に勃起といっても馬鹿には出来ないよ。出来ないと困るんだし。
72 :ぺリクルス:2003/03/16(Sun) 13:23
↑どうせいう奴がいると思ったよ。簿記の由来はbook keepingへの漢字の当て字らしいぜ。
73 :走る名無しさん:2003/03/17(Mon) 06:32
簿記と会計学は同じものだと思うぞ。
仕訳切れない会計学者が存在するのは事実だが、間違っていると思う。
74 :らう~る:2003/03/18(Tue) 19:19
>・「割引現価主義=DCF計算による算定のこと」という理解は正しい?

正しいです。

>・修正原価主義というのは時価評価を客観的に行うことが難しいから便宜とし
>てそれに近い処理を行うという方法だという理解は正しいか?

修正原価主義は一般物価変動会計(第12章参照)を指します。一般物価変動会計
は、取得原価主義にインフレ・デフレの影響を反映しようとする考え方なので一般的
な時価会計とは異なるものです。(一般物価変動会計はインフレーション会計と呼ば
れる事もあります。インフレの激しかった70年代に盛り上がった分野らしいです。)
修正原価主義を今取り入れられつつある原価主義と時価主義のハイブリット会計とい
う意味で使ってらっしゃるのでしたらその理解で正しいです。

取得原価主義を重視する人→時価主義の利点も取り入れよう→ハイブリット会計ウマ-
時価主義を重視する人→時価主義も色々問題あるから徐々に移行していこう↑
みたいな流れが在ります。

*ハイブリット会計は私独自の用語です。従来の会計に金融商品の時価評価のような資
産評価をいれた会計という意味で使っています。
75 :らう~る:2003/03/18(Tue) 19:21
お返事遅れてすいません。自宅のパソコンが調子悪くて・・・
2番目の問いはもう少し考えさせてください。
>>ペリ
帳(簿記)入の略という説もある。
76 :走る名無しさん:2003/04/26(Sat) 20:42
新版「財務会計論」(新井・加古)第7版が出ています。
主な新設・改正事項としては、
 平成14年商法改正(連結決算書類の導入、計算規定の省令委任)
 平成14および15年の商法改正施行規則の改正(資本の部の表示、財産の評価、貸借対照表の記載事項、連結計算書類などに関する改正)
 平成14年の財務諸表等規則、連結財務諸表規則等の改正(資本の部の表示、連結剰余金計算書の様式、1株あたり利益の表示、継続企業情報の開示などに関する改正)
 企業会計審議会「固定資産の減損に係る会計基準に関する意見書」(14年8月)
 企業会計基準第1号「自己株式および法廷準備金の取崩等に関する会計基準」
 企業会計基準第2号「1株当たり登記純利益に関する会計基準」(会計基準委員会)
ということのようです。
77 :76:2003/04/26(Sat) 20:49
× 法廷 → ○ 法定
× 登記 → ○ 当期
でした。すんません。(__)
78 :走る名無しさん:2003/04/26(Sat) 21:24
∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 (`・ω・´) < ガンガリマス シャキーン
 (つ旦と)   \__________
 と_)_)
79 :すりらんか:2003/04/29(Tue) 22:29
さて,チャットでも応援してもらったし,G.W.だし再開しましょうか.
区切りもいいのと,少し忘れたところもあるので各論の5章資産会計
から再開します.
80 :すりらんか:2003/04/29(Tue) 22:46
<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<第5章 資産会計>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<第1節 資産会計の意義>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

今日の企業会計
=動態論
=損益計算書優先(フロー優先)
=損益計算書からの誘導型として貸借対照表作成(BSはPLの残高表)

例)
費用性資産評価額=取得原価-払出価格(or減価償却費)


<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<第2節 資産の概念>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

資産の定義
=当該企業に経済的効益が帰属し,貨幣額で合理的に測定可能

経済的効益の帰属性
・所有権,請求権の存在
・使用収益権利の存在(借地権)
・独占的超過収益力の存在(営業権)
・支出効果の専属性(開発費・社債発行費)

*****質問*****
資産の定義に関し,全然経済的効益がないようなもの(例:創立者の銅像など)
は消費的な支出と見なすことになるのでしょうか?>>59のtechnoさんの言うよう
に「サービスの費消」という観点をとっても同様の疑問が生じます.

経済的効益の帰属性に関してですが,それぞれその取得に関しどのような仕訳が
行われるか例示いただけるとありがたいです.特に(営業権に近い感じなのかな
と思いますが)他企業の特許に関するライセンス件などはどのように取り扱うの
でしょうか?
81 :走る名無しさん:2003/05/01(Thu) 01:28
今、会計士の人たちは、一番の繁忙期なので、なかなかレスがつかないかもしれ
ないですが、気長に待ちましょう。というか、僕もまってます。
82 :走る名無しさん:2003/05/03(Sat) 06:33
資産会計についてはもう少し詳しくレジュメを切った方がいいかもな。
一番重要なところだし、個別検討事項も多い。

この節においては、「経済的効益とは収益獲得能力を指し、将来にかけて
発言されると期待されるものである」、「したがって費用性資産は、この
効益の消滅に伴って費用に変化していくものである」というのが重要だし、
「帰属性」の「独占的または排他的」ということが、ややこしいものの資
産性検討について重要な概念になる。

質問については第7節が終わるまで答えない方がいいだろう。

知的財産権やブランド価値などでここら辺のコンベンションはちょこちょ
こ変わっているし、イギリスなど他国では日本と違ったコンベンションが
出来ているので、統一的な説明は難しいんだけど、幸い(だかどうだか知
らんが)おれは知的財産については詳しいし、いろいろな事例に接してい
るのでそこそこの説明は可能かも知れん。守秘義務があるから意図的に答
えないこともあるだろうけどあしからずご了承ください。
83 :3周年名無しさん:2003/05/18(Sun) 08:46
どうやら終了したらしいな。
84 :梅雨空の名無しさん:2003/07/11(Fri) 00:55
age.

the object of thsi internet is accountings on accounting.
85 :梅雨空の名無しさん:2003/07/11(Fri) 01:06
おそらく今、多くの会計士の人たちは、事務所でインターネットを隠れて
みているはずなので、再開すれば結構、レスがつくのでは?
86 :梅雨空の名無しさん:2003/07/11(Fri) 02:17
すりらんかはテストの採点終わるまでは死んでるんだよ。
「なんでこいつら漏れの高尚なマクロがわかんねぇのかよ」とか言いつつ・・・
87 :すりらんか:2003/07/13(Sun) 23:27
今日は現実逃避してるんで,久々に進めてみます.

<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<第5節 資産の分類>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

企業の支払い能力による分類
=流動性資産/固定資産(繰延資産の資産性否定)
←正常営業循環or1年以内の現金化を基準にわける.

損益計算による分類
=費用性資産/貨幣性資産(繰延資産は費用性資産のひとつ)

費用性資産の評価=取得原価主義+費用配分原則
貨幣性資産の評価=券面・回収可能額

<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<第2節 資産の評価基準>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

評価=原価主義/時価主義/割引原価主義
時価主義=取替原価主義/売却主義/低価主義

*****コメント*****
ここで,名目資本・実質資本・実体資本という話がでてきますが,これこのスレ
始まった頃からわかったようで分からない状態が続いています…….何回か親切
な人に説明してはもらってるんですけどね.

・原価主義
・原価主義の意味
=当該資産の取得額から(費用配分の原則により)当期までの費用額を控除した残高としてきまる
←過去の実際の投下資本をどう回収したかという点に重点

原価即事実説=原価主義の資本評価額はたんなる対価
原価即事実説=実際の公正な評価額

*****質問*****
原価即事実説はなんでそんな考えになるのかよく分からない.7節でやるらしい.

・原価主義の論拠
=検証可能性と実行可能性
←時価主義にはどうしても評価者の主観が入る?

欠点
評価額と実勢がかけはなれるかも(解散価値を正しく測定しない?)
過去の投下資本から(配分)費用を算出し実際の収益と対応される
名目損益(インフレ利得など)が収益に入る=実質/実体資本維持が図られない

→検証可能性の面では優れるが
=適時性・公開性の面からはあまり望ましくない
88 :すりらんか:2003/07/14(Mon) 15:31
・時価主義
・時価主義の意味
=評価時点における市場価格/公正価値

取替原価主義=input price系(今企業にもたらすための価額で評価)
その他=output price系(ストック計算中心)

・時価主義の論拠
実体資本の維持
債権者保護のための弁済能力(これはとくにoutput price重要?)
意志決定のための情報提供

←時価の把握困難,売却価値を個別に決めるのはおかしい,使用価値ははかれない

・割引原価主義
=収益還元法
=企業の資産の大部分には「個別の収益」というのはおかしい
89 :梅雨空の名無しさん:2003/07/15(Tue) 09:14
ぺりさん@72に加え

「Accounting」を「会計学」と訳したのは、
Accountingの「A」と会計学の「会」が似てるところに由来
90 :走る名無しさん:2003/07/23(Wed) 23:06
>公認会計士協会長、道路公団の財務諸表を批判
日本公認会計士協会の奥山章雄会長は23日、高松市内で会見し、
日本道路公団の財務諸表問題で「(公団は)財務諸表の作成過程で
どのように会計基準を使ったかを詳細に説明していない」と批判。
「民営化を目指しているのだからきちんとやっているはずで、
大変不思議な気がする」と述べた。 (21:00)
木村剛、竹中は当然のことながら支援
世論は藤井やめろの大合唱
国土交通省に 合掌
91 :谷ナオミ:2003/07/25(Fri) 06:02
>>89

ほんとぉ?
92 :やれるのか?おいっ!:2003/07/28(Mon) 02:18
・
93 :梅雨空の名無しさん:2003/07/28(Mon) 16:31
すりらんか雲隠れ中?
94 :走る名無しさん:2003/07/31(Thu) 06:37
バランスシートが悪いな 減資はする でも再建はできる 株主はやりきれない好例
会計士の方コメントください
5143 世界長 せかいちょう [ゴム製品] http://www.secaicho.co.jp/
連03. 3 17,181 400 174 61 1.4 0 -3.6 30
連04. 3予 16,700 770 550 490 10.6 0 配当利回 ―%
【財務】<連03.3> 百万円
総資産    12,162
株主資本    1,374
株主資本比率 11.3%
資本金     2,088
利益剰余金  -2,259
有利子負債   4,239
資産 抜粋
売掛金    2,833,663
商品・製品 1,418,061
土地 1,157,902
投資有価証券 381,679
子会社株式  987,300
負債 抜粋
支払手形  1,885,808
買掛金    976,370
短期借入金   322,879
長期借入金  527,790
未払金    536,766
長期借入金 3,389,021
資本合計   909,424
95 :残暑名無しさん:2003/08/24(Sun) 05:43
>>85
正直、そこまでのレベルにはありません。
96 :残暑名無しさん:2003/08/24(Sun) 05:52
>>94
おそらくその企業は数年間配当できません。よって株は低調です。
流動資本の中で突出しているのが売掛ですから、回収可能性が問題となりますが、
引当に関するデータが不足しています。
この調子だと、退職引当関係も、かなり高い割引率を使っていそうなので
(確証ありませんが)先行きも不安でしょう。現金資本はどのような感じなんでしょうか?
唯一固定資産が少ないので、関連費用は安く済みそうですが。

というか、あまり書くと問題が起きそうなんですが。
トップしか見てませんが指定されたアドレスに飛ぶと「会社更生法」がなんとか
書いてましたから、「これからの会社」なんでしょう。
でも、抜粋データが少なすぎます。
はっきり意見ができるのは、会社に立ち入って、調査した段階でしょう。
これではなんとも言えません。
97 :招き猫:2003/08/24(Sun) 07:24
>>96
資産 抜粋
売掛金  2,833,663 商品・製品 1,418,061 土地 1,157,902  子会社株式 987,300
こいつらが問題と言うことですな?合計 6,567,498 もあって立派な資産のように見えるが
売掛金は、流通業の不振と倒産等で、全額回収可能とは思えない。また、在庫もこのデフレ下
ではどれくらいの評価損が出るか全く不明。ましてや土地など・・・

会社が腐るとはこういう事か。
98 :96:2003/09/13(Sat) 23:59
>>97
ごもっともで、>>97で抜粋された資産は、どれも実態が伴わないことが多い。

売掛金:
押込販売(無謀な安売り後払い販売計画)で増額できる。この場合資産全体の価値に大ダメージ。
商品・製品:
無駄に多いということは、売れる当てが無い過年度在庫と推測できる。
土地:
実勢価格の下落の心配。そして、数値はあくまで過去の投資額合計であり、客観値ではない。
子会社株式:
土地に同じく、これも子会社株式を買うための投資額合計であって、資産価値とは関連しない。

>>94で提示あったデータではなく、あくまで一般論としてですが、
このような状態に陥ると、
①固定資産を減らし、②人事面でリストラを行い現金支出を減らし、
③収益の高い本業に特化して、④取引先を絞り値下げ交渉をする
と言うステップを踏まないとなかなか脱し切れません。

意図的に損を出して税負担(現金支出)を減らし、キャッシュフローを劇的に
改善すると言う裏技もあるのですが、成功事例は皆無で、銀行の信用も落ちる。
厳しいですが「会社が腐る」とは言い得ている表現ですね(笑)。
初めから作り直したほうがいい場合もある。
経営学の範疇に多少踏み込んでますが、フレッシュな企業の方が、
実際にも士気は高いですしね。数値より、形の無い強みを重視していった方が、
ビジネスとしての成功事例は多い。
99 :ぺリ:2003/11/05(Wed) 13:31
財務会計は過去の成果を評価するのに対し、管理会計は未来について計画をたて
たりするのに使われるみたいな対比がされるけど、財務会計においてもrelevance
に関してpredictive valueが求められたりしている。どうして、上記のような、
財務会計と管理会計の対比がなされるのだろう?

そんから、管理会計のCVP分析なんか、実際の会社で使われていたりするのかな?
かなり疑問だ。
100 :招き猫:2003/11/05(Wed) 17:52
>>99
財務と管理に対する認識が逆さまだ。
accountingは成績表だ。学校の中間テストの結果みたいなもの。大学合格のためには
得意科目、不得意科目を知り、どの科目のどの分野をもっと学習しないといけないか、認識するためにつける。企業行動の内部分析のためのもの。

財務会計をfinancial accountingというけれど、ようは資金繰りのこと。
これがちゃんと出来ていないと、どれだけ儲かっていているように思っても、突然黒字
倒産したりする。小難しい言葉で解ったような気持ちになる前に、簿記の3級くらいか
ら地道にやったほうがよいと思われ
101 :招き猫:2003/11/05(Wed) 18:00
>>100
>認識するためにつける。企業行動の内部分析のためのもの。
認識するためにテストを受ける。管理会計も企業が自分たちの得意・不得意分野を認識するために内部分析することだ
102 :エンロン・サボテン:2003/11/06(Thu) 02:39
素人のおいらの感覚では、こんな感じですが、如何でしょうか。
でも、会計士の人は今時期的に忙しいので、あんまりレスがないかな・・・。

---------------------------------

財務会計は、経営者が自分の行なった経営成績を投資家・債権者等に
reportingするのが主たる目的。その情報は、株式投資家が投資の意思
決定等に使うので、その企業の将来の業績について予測するのに役立つ
ものであるべき。会計情報の利用者は、投資家・債権者などの企業の
外部者。

管理会計は、会社内部の経営者が、各種経営の意思決定に使う目的。
会計情報の利用者は役員・管理職等の企業の内部者。

財務会計は、財規、商法施行規則などで形式が比較的統一されている。
(アメリカでは、財務会計でも、日本より形式が自由らしい。)
管理会計は、利用目的によって形式は自由。

財務会計が資金繰りというのは、やや違うのでは、と僕は思う。

まぁ、会計情報の利用者が違うのが大きな違いではないでしょうか。
103 :ワールドコム・サボテン:2003/11/06(Thu) 03:38
価格の(下方)硬直性というので、メニューコスト(企業が価格を変えるのにかかる費用。
例えばメニューの価格欄を書き換えるのにかかるコストというのが教科書の例ででてくる)
が原因の一つというような話をきいたことがあります。ところで、原価計算期間というのが
あると思うんですが、企業が価格を変える等の意思決定をできるとしたら、この原価計算
期間(短期損益計算期間?)毎(例えば一ヶ月毎)だと思うんですよね。で、この期間ごと
に財の価格は上にも下にも結構自由に動いていると思う、特に最近は。

なんというか、メニューコストの例であげるのは、メニューの価格欄を書き換えるのに
必要なコスト、とするのではなく、経営者が価格変更の意思決定に必要な管理会計情報
を集計・加工するのにかかる時間・コスト、でそれが価格を硬直的にしている原因の
一つとしたほうが、よりよくないですかね。で、メニューコストという名前も変えて、
管理会計情報作成コストとしたほうが実体に近くないですかね。

くだらないことを書いてすんません。ただ、前から感じていたことなので。
104 :キダチ・アロエ:2003/11/07(Fri) 01:43
>>102
財務会計と管理会計の理解は正しいじゃないでしょうか?教科書のようです。
ただし、>>99のぺりさんの発言をみますと
>どうして、上記のような、財務会計と管理会計の対比がなされるのだろう?
>管理会計のCVP分析なんか、実際の会社で使われていたりするのかな?
経営だとか企業行動だとかの実際のところがご存知ない(高校生だから無理もない)ようです。
そのぺりさんに上記のような説明をして、ほんとに理解出来るんでしょうか?
おそらく、勉強熱心なぺりのことだから、教科書的な内容は、すでに読んでおられると思います。それで、実際のところを聞いておられるんでしょう。

(会計士の人が現れたらブーイングを受けるかも知れませんが)会計学というのは
あくまで経営を計測するための学問です。同時に経営(マネジメント)とは実学です。
実際に組織が動くことで何処に費用が発生し、何処で収益が生まれ、資金がどのように
流れていくのか、そう言ったことを日常業務で知っていないと、空理空論
ちんぷんかんぷんになってしまいます。その点、簿記は例題を通じて企業の資金循環
について学ぶことが出来る優れた教材です。簿記1級に合格すれば、高卒のぺりさんで
も税理士試験の受験資格を得ることが出来ます。いくつか例題を解いて、バランス
シートの意味を肌で感じ取られるほうが実はより早く理解するための近道だと思います。
105 :スダチ・アロエ:2003/11/07(Fri) 01:46
ましてや>「田中弘の時価会計不況」を題材にする
ことを考えておられるのなら、減価償却と税務・税効果会計が理解できていないと本質的
な問題まで踏み込めないと思います。

>財務会計が資金繰りというのは、やや違うのでは、と僕は思う。
おっしゃるとおり、正確な表現では違います。
しかし、アメリカは直接金融中心にファイナンスが行われるので、企業会計(財務)と
その評価が資金調達にダイレクトに繋がります。
現在は、日本のでも銀行が貸し付けの評価を厳しくしているので、財務会計は
重要ですが、銀行管理にでもならない限り、銀行には監査権がありません。
また大変な費用もかかります。ですから、有る程度までの化粧は可能なのです。
世界長の決算書のように。
106 :うに:2003/11/13(Thu) 23:49
なぜ金融機関では流動資産と固定資産を区別しないんですか?
だれか教えて下さい。
107 :名無しさんの冒険:2004/03/18(Thu) 15:44
減損会計について経済的な意味づけはどう考えますか?

http://www.morganstanley.co.jp/securities/jef/wib/040315/doc16.html

というのを拾ったのだが。B/S効果からいえば総需要が不安定化するだけ
のように思えるけど?

ついでに減損会計についてのまともなテキスト募集中
108 :奥さん、会計厨房ですよ!:2004/03/18(Thu) 17:20
ぱしって本屋にいってきて次の啓蒙書を買い込んだ

中島康晴『時価・減損会計の知識』日経
小宮一慶『会計不況に克つ!』東洋経済
木村剛『「会計戦略」の発想法』日本実業
田中弘『時価会計不況』新潮社

最後の本は過去、苺でも非難の対象になった本だが、
アマゾンでは付帯条件つきの好評価も散見するようだね。
ほかにおすすめな減損会計本をおしえて厨。できれば経済学との関連が
みやすいの
109 :名無しさんの冒険:2004/03/19(Fri) 22:06
減損会計については、今のところ基準の解説書ばかり。
減損会計基準自身、曖昧なところが多い。
減損額なんて、さじ加減でどうにでもなる。
CPAにしたって、減損額の妥当性なんて監査できないだろう。
110 :くり:2004/03/21(Sun) 09:18
だれか英文Okで、会計学おしえてくださるかたいませんか。宿題があって明日提出なんです。
おねがいします。
111 :名無しさんの冒険:2004/03/21(Sun) 14:24
死ね>>110
112 :名無しさんの冒険:2004/04/02(Fri) 12:28
会計学って本では勉強しにくい?

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/tg/cm/member-reviews/-/A18IW4A51A6FMZ/1/ref=cm_cr_auth/250-2066203-0262624
113 :帰結の340:2004/06/29(Tue) 01:30
>>107
こっちでは、減損会計は、BS効果?からそう需要を不安定化する
という意見もあるんですね。まぁ、より正しい理解が得られれば、
どっちでもいいんだけれど。最近、会計を勉強する気がでてきたんで、
すりらんかさんの復活を待ってます!
114 :オリオン座:2004/06/29(Tue) 23:59
>>113
減損や評価損は、BS(ストック)でみるとcash残高は変わらずに、BSの資産が
減って、損の分だけ資本が薄くなる分だけ、BS効果?で投資を抑制するように
働くのかもしれない一方で、CF(フロー)でみると、CFのプラスに働くので
その資金的余裕が翌期以降の投資を刺激するように働くのかもしれない。

で、ストック、フローのどちらからみるかで総需要を安定化させるのか不安定化
させるのかの見解が分かれるのでは、と思ったのですがいかがでしょうか。

最近、どらえもんさんやすりらんかさんはいなくなっちゃったのですか?
あと、歌舞さん、この見解はどうですか? 一応、「帰結」の341でコメント
いただいたので、またこちらでもコメントいただけると嬉しいです。
115 :☆:2005/01/13(Thu) 22:52
日本の財閥の特質と問題点はどのようなところにありますか??
どなたか教えていただけると幸いです。
116 :名無しさんの冒険:2005/01/14(Fri) 00:06
で、何でその質問をこのスレでやるの?
117 :会計学者のスレッドです:2005/03/12(Sat) 18:02
会計学者のスレッドです。
会計学者の研究や人格について、裏話を含め詳しくレスされています。
これらもよるしくお願いします。


日本の会計学者 及び 世界の会計学者 part1
http://money3.2ch.net/test/read.cgi/tax/1083465705

日本の会計学者 及び 世界の会計学者 part2 (現スレ)
http://money3.2ch.net/test/read.cgi/tax/1110614525
118 :モア:2005/03/12(Sat) 18:14
減損会計なら、米山正樹『減損会計』(森山書店)を読むといいよ。
119 :名無しさんの冒険:2005/04/07(Thu) 12:38
>>118
モアさんのその本は、確かにお勧めの一品ですね!
大変わかり易くてよいです。
120 :名無しさんの冒険:2005/06/04(Sat) 20:34
>>119
ええ、それはたいへん良書です。
121 :名無しさんの冒険:2005/06/04(Sat) 20:36
時に、素人質問で恐縮なんですが、
所謂、「会計ビッグバン」というか、会計制度の大改革って
いつ頃落ち着くのでしょうか?
商法なり財務諸表論なりを勉強したいのですが、こうも頻繁に
教科書が改訂されるとちょっと金銭的に辛いものがあります。
122 :名無しさんの冒険:2005/06/05(Sun) 21:27
>>121
それは、マスコミうけするように過激に表現しただけの言葉です。
あまり気になさらずに。
伝統的分野は定評のある基本書を基礎にし、新しい分野もそれなりの書籍で学んでゆけば事足ります。
123 :名無しさんの冒険:2005/06/06(Mon) 18:22
>>122
有難うございます。
安心して基本書に取り組みたいと思います。
124 :伝統、人間関係を蔑ろにする奴はこうだ!:2005/08/25(Thu) 21:58
> その昔、関学で簿記と会計を教えてた小島男佐夫先生が、在職中に神戸大学の山下勝治先生の
> 下で博士論文を書いて、神戸大学から経営学博士を貰った時に、小島先生は関学の人たちから
> 陰湿なイジメにあったという歴史がありますよ。小島先生は関学におれんから結局、近大へ
> 行くことになった。ちなみに、小島先生は後に日本会計史学会ができた時の初代会長でもあり、
> 初代会長に推される程、全国的にも人望の厚い人間だったにもかかわらずだ!
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/368/1044459029/458-

会計学双璧だか何だかしらんが、
そんなしょーもないものに学びたくて
反関学分子・小島男佐夫は山下勝治のところへ
関学会計学を、関学の伝統を、そして、関学の人間関係を蔑ろにしてまで学びに行ったのか。
なさけねぇ・・

そりゃあ、関学の良識ある先生方や先輩方も言ってるようにイジメられて当然だわなぁ。

こいつは、我々関学の誇る関学会計学と神大会計学とをはかりにかけ、
そして神大会計学を選んだ汚い汚い裏切り者なんだ。
きっと、横浜国大・神戸大の企業会計審議会会長系列の門下になっとけば、
関学会計学の主流を出し抜いて優位に立てるとか汚い汚い欲望を抱いたんだろなぁ。
そりゃあ、関学会計学の主流(現在は平松一夫先生だ!)に睨まれ、疎まれ、イジメられて当然だぜ。

反関学分子・小島男佐夫は、ほんと、汚い下種な野郎だぜ。
やはり、関学の良識ある先生方や先輩方も言ってるようにイジメられて当然だぜ。
125 :伝統、人間関係を蔑ろにする奴はこうだ!:2005/08/25(Thu) 21:59
関学の伝統、人間関係を蔑ろにする奴はイジメられて当然なのだ!
126 :会計学の可能性:2005/08/26(Fri) 21:56
>>124-125
当時、平松一夫氏がイジメに直接関与していたかどうかは定かではありません。

しかし、関学会計学において主流を歩み、後に関学会計学のリーダー的存在となった平松一夫氏が、
小島男佐夫先生を陰湿にイジメる主流の流れに逆らっていたとは考えにくいものがあります。

たとえイジメに直接関与していなくとも、主流に逆らってまでイジメを止めたりはしなかったでしょう。
自己の保身および立身出世の観点から、イジメを傍観していたものと予想されます。

そのような人物でも「顕著な功績を残した国際会計分野の教育者に与えられるもの」とされる賞を受賞できるとは、
会計学にはなんと無限の可能性が秘められているのでしょう。
今回の平松一夫氏の"the AAA Outstanding International Accounting Educator Award for 2005"受賞に
多くの会計学研究者・教育者が励まし勇気付けられたと思います。
127 :名無しさんの冒険:2005/08/28(Sun) 12:36
>>126
平松一夫氏の師らの世代は特に、同様の疑いが極めて濃厚である。
今無事に名誉教授や大学要職等の地位を得ている者達は、ほぼ何らかの関与をしていたものと考えられる。

小島男佐夫先生を陰湿にイジメていた者達が、
関西学院大学という大学を誇り、また、関西学院大学という大学の伝統を誇り猛っている。
平松一夫氏も、機会があれば所かまわず大学自慢と自己顕示を撒き散らしてまわっている。

世間の人々は、関西学院大学はなんと素晴らしい大学なのだろうと思っています。
信頼と尊敬の目で見ています。
128 :名無しさんの冒険:2005/08/28(Sun) 12:41
>>121-122
「ビッグバン」という言葉を付けて
改革を大々的にアピールしたかっただけみたいですね。


ならば、今年は

 ・郵政ビックバン
 ・道路公団ビックバン

とかもありでしょうか・・

とりあえず語意を強めたいだけのようです。