コーポレート・ガバナンスとマクロ経済の関係

economy/0711 / 205 レス / 2003/01/18〜2003/06/10

1 :走る名無しさん:2003/01/18(Sat) 14:45
苺BBS検索で調べた結果、コーポレート・ガバナンスに関してスレッド
がないことに気がついたので作ってみました。コーポレート・ガバナンス
に関する話題を何でも自由に議論できたらいいかな、と思います。テーマ
は書き込む人が自由に設定して下さって結構です。
 用語、定義を含め、分からない点、曖昧な点等を各人が明らかにし、
そうした疑問点について、知っている人が回答する、コピー&ペースト
するなどの対応をしながら各種の議論が深まっていけばいいですね!
2 :走る名無しさん:2003/01/18(Sat) 14:46
実証研究1
(新田敬祐 2000 "株式持合いと企業経営:株主構成の影響に関する実証分析"
証券アナリストジャーナル 2月号)
企業の保有構造(企業や外国人などの持ち株比率)が経営指標にどのような影響
をもつかをパネル分析(対象は、東証1部上場910社、1988-1997)した。その結果、
(1) 株式の安定保有比率、及び持ち合い比率と経営指標の間には負の相関があること
(2) 外国人持ち株比率と経営指標の間には正の相関があること
が明らかにされた。つまり、安定株主・持合株主が多いことは企業の経営成果に
マイナスの影響があり、その一方、外国人株主は、プラスの影響があるとの結論である。
3 :走る名無しさん:2003/01/18(Sat) 14:47
実証研究2
(テキ・リンヨ 1999 "資本市場と企業金融" 多賀出版)
株式持合は、企業のフリーキャッシュフローを増加させ、経営者の自由裁量権を拡大させた
(その結果、バブル発生に加担した)と主張するとともに、それは株式持合企業における
過度の非生産的支出、その結果としての低収益性をもたらしたとする仮説を立てた。
そして、東証上場企業(製造業)の利益率を持合企業、非持合企業で対比させることにより、
前者は後者よりも低いことを実証した。
4 :走る名無しさん:2003/01/18(Sat) 14:48
まとめ
株式持合いは、
リスクの相互分担や資本コストや取引費用の削減といった望ましい効果をもつ可能性
があり、それは企業の売上高の成長やひいては日本経済の成長に寄与したといえる
可能性がある。
他方で、日本企業の長期的にみた効率性ないし収益率に貢献したとはいえず、
日本経済全体の効率性に対して寄与するものではなかった。

良い現象
・長期的視野にたった企業経営

コーポレート・ガバナンスの弱体化を示唆する現象
・1980年代後半には、過大な事業拡大ないし過大融資を許すこと
となり、そらがバブルの一因になった。
・バブル崩壊後には、企業の経営改革が遅々としている
・相次ぐ不祥事の発覚
・銀行においては、不良債権処理の送れ
5 :走る名無しさん:2003/01/18(Sat) 14:52
インフレターゲットというのは結局、金融をもっと
緩和しろ、ということでそれはそれでもういいんですが、
三井住友銀行に対する、外資系銀行の資本参加や
あおぞら銀行のソフトバンク保有持分の行方、
銀行の国有化、等といった個別の金融機関の経営に現在
大きな変化がおきつつあると思われるのですが、それらは
日本経済全体にはどのような影響を与えると、専門家の
みなさんは考えられていますか?
6 :走る名無しさん:2003/01/18(Sat) 14:53
上記、日本語変なところは、見逃してください。
7 :走る名無しさん:2003/01/19(Sun) 02:53
>02

経営指標の高い会社の株を外国人投資家が買っているだけという
ことはないんですか?
8 :走る名無しさん:2003/01/19(Sun) 06:30
>>07

そう考えるのが妥当でしょうね。

コーポレートガバナンスも、印象論やら都合のいい議論が闊歩する世界だからなあ。
きちっとやるための方法論が確立すれば、経済の大いなる進歩につながるだろうけど。
9 :ぺリクルス:2003/01/20(Mon) 21:26
メインバンク制がうまくいかなくなってきて日本型のコーポレートガバナンスが
うまく機能してこなかったといって、直接金融に比重をおいたアメリカ型のコー
ポレートガバナンスに改革すべきだという奴がいる。

しかし、結局アメリカの有名企業による一連の不正会計事件やその他多くの不正
会計疑惑を見ても間接金融に比重をおいたコーポレートガバナンスから直接金融
に比重を置いたコーポレートガバナンスに企業統治を改革すべきと主張する人が
いるのは信じられない話だ。そういう人は、アメリカの企業の犯罪に社外取締役
がまったく機能していなかったこと、アナリストや格付け会社は大嘘ばかりつく
ということに全く目が向けられていないのである。
10 :走る名無しさん:2003/01/21(Tue) 01:49
この掲示板は、弁護士とか会計士の専門職の方も
みているようですが、専門家の目から見て、日本の
商法や会計や税法というのは、今までどんなもんだった
んでしょうか。(企業経営の自由度が制限されていた、という
のはあったんでしょうか。)また、最近はどうなんですか?
最近、商法も会計もがんがん変わっていますが。
税効果会計のスレでも、有税償却でしたっけ、その期間が短すぎる
とかいった例もでてましたが。
11 :走る名無しさん:2003/01/21(Tue) 03:09
>>09

http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1031838690/175-187n
12 :走る名無しさん:2003/01/21(Tue) 06:58
>>09
基本書を読んで論点をまとめといてくれるとうれしいな。
13 :ぺリクルス:2003/01/21(Tue) 10:41
>>09

全面的に主張の内容に賛成だ。ストックオプション制度なんかは、一度株価が下がり始めると、
給料をお金の換わりに株をもらっていた従業員は目もあてられないような状況に追い込まれる。
さらには、アメリカでは、経営者自身がストック・オプションを大量保有したことなどにより、
経営者が法外な収入を得られるようになったので、投機的でめちゃくちゃな経営をするように
なる誘引となった。

「米財務会計基準審議会(FASB)がストックオプション(株式購入権)の費用計上を企業に
義務づける方向で会計基準を改正する可能性が出てきた。」
と
http://www.nikkei.co.jp/sp2/nt48/index20030120AS2M1100W20012003.html
にあるが、この程度の改革でストックオプション制度の欠陥を補えるのか?と思っちまう。
ストックオプション制度が「会社は株主のもの。経営者は株主の従業員」という株式会社の大原
則までもぶち壊してしまう制度だということに目をもっと向けるべきだ。
14 :ぺリクルス:2003/01/21(Tue) 10:44
あ、上のレスは>>11へのものね
15 :走る名無しさん:2003/01/21(Tue) 21:17
>>11
のBSという人の意見は誰の意見なの?スティグリッツが書いたものの要約なんですか?
16 :走る名無しさん:2003/01/22(Wed) 02:00
>>15

http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1031838690/175-187n
はBSにスティグリッツが出ていたときのスティグリッツの発言の記録
17 :走る名無しさん:2003/01/26(Sun) 07:47
ストック・オプション 安藤@会計学辞典

所定の期間内に所定の価格で所定の数の株式を買い取る権利(株式買取(選択)権)をいう。
アメリカで広く利用されてきた制度であるが、日本でも平成9年改正商法でこの制度が
導入された。アメリカでは、ストック・オプションは独立した取引として会社から発売
されることもあり得るが、多くの場合、会社の役員・従業員、証券引受業者及び発起人
に対し追加報酬の意味で与えられる。日本の商法では、会社の取締役または従業員(使用人)
に対するストック・オプション制度を定めている。これは、自己株方式と新株引受権方式
の2つがあり、前者は会社が事前に自己株式を取得してオプション行使に備える方式、後者
は新株引受権を取締役・従業員に付与して、オプション行使時に新株を発行する方式である。
18 :続き:2003/01/26(Sun) 07:47
株式のオプション価格は株式市価より低く設定されれば、その差額分は報酬に相当する。
この報酬要素の会計処理について、国際会計基準および日本の会計基準はいまだ存在しない
が、アメリカでは従来一般に次のように説かれてきた。会社は役員等にオプションを与えた
日に、その日の株式市価からオプション価格を差引いた額をもって役員等に対する報酬額
を記録し、この報酬額はオプションを与えた日からオプションを行使できるようになる日まで
の期間(通常は役員等がなお在職すべき期間)の費用として認識(配分)する。したがって、
当初の仕訳は、借方:繰延支払報酬、 貸方:未行使ストック・オプション であり、この
借方の勘定は時の経過に応じて、支払報酬勘定に振替える。貸方の勘定は株主持分の勘定であり、
オプションが行使されオプション価格が払い込まれた時点で、資本金勘定(および払い込まれた
現金と合わせて資本金を超過する額については、追加的払込資本勘定)に振替えるが、所定の
期間内にオプションが(一部しか)行使されなかった場合その残高は追加的払込資本-消滅ストック・
オプション勘定 に振替える。
19 :続き:2003/01/26(Sun) 07:48
アメリカの最近の会計基準(SFAS123 1995年)では、報酬コストの測定方法について上記の方法
(本源的価値法)の他に、ストック・オプションの公正価値で測定する方法(公正価値法)を定め、
これを奨励している。公正価値法は、多くの変数を考慮したオプション・プライシング・モデル
を使用する複雑高度な測定方法である。
20 :走る名無しさん:2003/01/26(Sun) 08:00
>>11
のスティグリッツのストック・オプションに対する批判ってまとはずれで
ないですか?ストック・オプションが粉飾の強いインセンティブになる
という意味で反対しているように読めるんですが、粉飾は会計制度をどう
設計するかで対応するべき問題で、ストック・オプション自体は別に
取引の一形態として何ら問題ないのでは。
 逆に、株主と被付与者(経営者や従業員)の利害を一致させる(株価価値
の上昇が、経営者や従業員にとっても利益となる)ということで、インセンティブ
制度としてはやっぱり優れているんじゃないでしょうか。また、Cash Out
がない、という面でもやはりベンチャー企業等にとっては、やっぱりありがたい
ものだと思います。
21 :走る名無しさん:2003/01/26(Sun) 09:15
>>20氏の意見には一理あるが、スティグリッツ批判としてはおかしいと思う。
スティグリッツの結論の出し方はスティグリッツ自身が切り開いた経済学に基
いています。スティグリッツの結論:

>株主は本来与えられるべき利益を奪われているのです。しかし株主は何が
>起きているか知ることが出来ませんでした。したがってまず重要なことは情報の
>透明性を高めることです。私はこれを企業統治の基本レッスンとよんでいます。
>二番目は利害の不一致とよんでいる事態にどう対処するかです。これは経営者が
>取引先に便宜を図ってその見返りに賄賂を受け取ることを指します。この場合
>会社の利害と経営者の利害は一致しません。

もしも会計制度を改革することで「情報の透明性」と「利害の不一致」の問題
をスティグリッツが満足できる形で解決できるならば文句は言わないのでは?
問題はそれがストックオプションの魅力を保ったまま可能かということ。

報酬が莫大だと“不正”をするインセンティブはものすごく大きくなるのは事実。
莫大な報酬が得られるのなら、制度の穴を徹底的に探そうとするだろう。
それを防ぐための具体的な提案があるなら聞いてみたい。
22 :ぺリクルス:2003/01/26(Sun) 09:43
だいたいストックオプション制度なんて、企業が好況の中にあって利益と株価が上がっていると
きにしか機能しないシステムだ。

今の日本のように株価が一度下がったらなかなか株価が上昇しないということもある。そうする
と、それまで給料のかわりに株券をもらっていた従業員は馬鹿を見ることになるだろう。それに
いままでストックオプションでかなりの株式を従業員や経営者が保有しているような場合であれ
ば、利益に損失がでたりしたときには不正を行ってしまうようなインセンティブが与えられてし
まうことになるだろう。なぜなら、株価が下がると従業員の不満はものすごく高まって、忠誠心
を企業に高めるどころか「株を早く売らせろ」と騒ぎ出したり、「もうストックオプションなん
ていらねー。現金で給料よこせ」つーことになってしまうだろう。

不況のときも好況のときも安定して機能するようなシステムでなければ意味が無い。
23 :走る名無しさん:2003/01/26(Sun) 09:44
公開企業については、経理機能"全て"を外部(例えば、監査法人系の
経理サービス会社や税理士法人)にアウトソーシングするのを
義務付ける、で、その結果を更に上記のアウトソーシング会社とは
独立した監査法人から監査を受けるのを義務付ける、というのはどう?
これでかなり情報の透明性は確保できるような気がする。
24 :走る名無しさん:2003/01/26(Sun) 09:51
>>22
「今の日本のように株価が一度下がったらなかなか株価が上昇しないということもある。」

 個別企業で、業績の良いところは、今でもそれなりに株価は上がっているけれど、
確かに全体の相場がよいときほどにはあがらないのは確かです。そこで、通常の自社の株式
とのみ連動したストック・オプションではなく、自社の株式に加えて市場全体の相場を表す
指数(例えば、TOPIXやS&Pなど)を組み込んだストック・オプションって考えられない
んでしょうか? > 弁護士・会計士・証券会社の方、教えて下さい。
25 :ぺリクルス:2003/01/26(Sun) 09:55
>>23

どんな制度を用意してもダメ。エンロンやワールドコムの例で、いざとなったら社外取締役も
格付け会社もアナリストも会計会社もみんな嘘をつくとゆーことが判明した。
株価に一喜一憂して経営が行われることを前提とした制度が誤りだ。
26 :technopolis:2003/01/26(Sun) 12:09
>>25
証券取引委員会の権限強化でアメリカはある程度効果があったみたいだがどうよ?
結局監査法人と株式会社の関係だけで会計不信をどうにかしようとしても無理なんだよね。
根本的な構造が泥棒から金貰ってる警察なわけだから。

>>24
確かにストックオプションのメリット及びデメリットを生み出している最大の要因は
「自社の株価に連動する」ということだよね。。
ストックオプション及び株価重視経営に基づく短期利益志向がまさに現代の問題を生んでると
思うわけですが。
戯言勘弁w
27 :走る名無しさん:2003/01/26(Sun) 13:52
>>24
indexed stock optionというものが言われております。
簡単には↓ここを参照していただければ。
http://www.forbes.com/work/2002/07/30/0730opinion.html
ただ、税制上の優遇から外れてしまうので、あまり利用されていないという記事を
昔読んだ記憶があります。
28 :MIB:2003/01/26(Sun) 16:46
ところで、ここのお題は「コーポレートガバナンスとマクロ経済」なんだけどさ、両者をダイレクトにつなげようとすると間接金融主体はダメとかストックオプションは悪とか、乱暴な議論にならない?
 コーポレートガバナンスって、「『誰が』『誰のために』『どのように』会社を運営するか」って問題でしょ?個々の会社によって異なる利害関係者は異なるだろうし、彼らをバランス良く保護するための制度のあり方も、会社ごとに違うのでは。株式の保有状況(集中or分散)や資金調達構造によって異なるのは当たり前。
そして望ましい資金調達のあり方も、個々の会社が直面する市場環境によって違います。利益率が安定している状況では負債のレバレッジをなるだけ利かせた方が収益をより大きくできるのに対し、利益率が不安定な状況でレバレッジを大きくすると倒産の危険性が大きくなるから、自己資本でリスクを取る方が良い。後者のようなケースでは、リスク負担者である株主の利益が守られなければ、事業が成立しないが、例えば多数の株主が分散して株式を所有している様な状況では、会社のモニタリング費用を誰も進んで負担したがらないから、ストックオプションのような形で株主利益と経営者利益を一致させるというのも有効な企業統治のあり方の一つ、というだけの事ではないでしょうか。
強行法規が多いと言われた日本の商法も、企業統治機構の選択性など任意法規の導入という形で改正が検討されてきているのは、会社によって適切なガバナンスのあり方が異なるからに外ならないと思います。で、選択の自由を与えられたときに、マクロ・パフォーマンスに著しく響くほど、個々の企業や利害関係者が適切なガバナンス構造を選択できないというのであれば、市場経済の敗北としか言いようがないのではないかと。
29 :ぺリクルス:2003/01/26(Sun) 17:04
>>26
>ストックオプション及び株価重視経営に基づく短期利益志向がまさに現代の問題を生んでると
>思う

そのとーり。北欧型福祉国家スレでも西部邁氏の論文から引用したけど、「ストックオプション
及び株価重視経営に基づく短期利益志向」がアメリカの「ものつくり」の精神を破壊したのであ
る。労働者に賃金の安いサービス産業で働くように強いられている。

http://kaz1910032.hp.infoseek.co.jp/bei140711.html
ここを見て欲しい。

===========================================
ビジネスウィーク誌調査によれば、最高経営責任者(CEO)の平均報酬は上位二十人の平均で百
十二億円(ITバブルピーク時の九九年時点)。そのうちの九割以上が同制度によるものだっ
た。

日本に比べてはるかに権限の強い米国の株主も、「結局はその権限を株価が下落した時の経営責
任追及に使っただけ」(市場関係者)。

日本経団連の奥田碩会長(トヨタ自動車会長)は「事業の内容も分からない社外の人が、経営に口
をはさみ、さらには経営者をすげ替える社外取締役制度はなじまない。企業の短期的な収益の追
求に拍車をかけ、不正のきっかけになりかねない」と指摘する。
===========================================

といったありさまである。ストックオプションで100億円以上も儲けるって、そりゃ給料もらい
すぎだろうCEOは。これで、拝金主義に侵されて頭がおかしくならないほうがおかしい。

コーポレートガバナンスを高めるために間接金融から直接金融に比重を置き換えろという主張が
多々なされる。メインバンク制度が機能しないからって、直接金融のほうがもっと酷い状況なわ
けだろう。株主も結局は愛社心などなく株価しかみていないのだ。だから、株価が下がったとき
にだけ経営責任者を追放するということぐらいしかしないのである。

いまこそ日本企業はトヨタをみならうべきだ。トヨタは株価も低く、ROEも悪いが非常にすぐれ
た経営をしている。
30 :ぺリクルス:2003/01/26(Sun) 17:28
>>26
>証券取引委員会の権限強化でアメリカはある程度効果があったみたいだがどうよ?

根拠は?
31 :technopolis:2003/01/26(Sun) 18:24
>>30
根拠というかソースは週刊東洋経済別冊「会計不信」なんだが友達に貸しちゃってるのよ。
というわけでソースは示せません。スマソ
32 :走る名無しさん:2003/01/26(Sun) 18:46
まず、最近のスティグリッツはとちくるってしまったのようなことを言って、
スティグリッツの批判を無効化しようとする馬鹿な連中を駆逐することが大事。
(苺にはいないと思うが、そういう馬鹿者を他のどこかで見たことがある)

新たな制度が情報の透明性と利害の不一致の問題
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1031838690/175-187n
をどのように解決可能かをわかり易く繰り返し説明し続けることが当然
という風潮を作らなければいけない。
(苺のリフレ派は本当に繰り返し何度も説明し続けている。
それと同じ程度のは説明は必要だろう。)

情報の透明性と利害の不一致は典型的なミクロの問題であり、
マクロと直接結び付けたから問題になってるわけではない。

さて、会計制度の改革は情報の透明性の問題の解決のためには役に立つだろうが、
ストックオプションにかかわる利害の不一致の問題を解決できないと思うが、
これは誤解なのだろうか?
33 :走る名無しさん:2003/01/27(Mon) 01:14
ストック・オプションに関わる利害の不一致の問題って、
具体的に言うと何ですか?
基本的には、株主と被付与者(経営者・従業員)で、株価を向上
させること、で利害が一致していると思うんですが。
34 :走る名無しさん:2003/01/27(Mon) 01:24
>>33

>>32氏の言いたいことはリンク先に書いてあると思われ。
ストック・オプションの行使で儲けるためには一時的に株価が高ければ良い。
しかし、他の一般株主はそうではない。
35 :ぺリクルス:2003/01/27(Mon) 09:52
>>33

technopolis氏が、

>ストックオプション用の株を一般に公開してれば時価の金額だけ企業は自己資本を増やせたか
>らじゃないのかな。ストックオプションだと時価がいくらであれ権利行使価格分しか企業には
>入ってこないから。

と言っていたのは答えになっていないかね。

>>34氏が「ストック・オプションの行使で儲けるためには一時的に株価が高ければ良い。しか
し、他の一般株主はそうではない」と言っている意味は、社員や経営者は権利行使価格よりも
株価の時価が一時的にでも高くなれば売って儲けられるけど、一般の株主はあくまで時価で取
引しているから、ストックオプション制度を利用できる社員や経営者は株主よりも株で儲けや
すいとゆーことじゃないかと思う。
36 :technopolis:2003/01/27(Mon) 11:47
ストックオプション導入前にはストックオプションによる「利害の一致によるエージェンシー問題解決能力」
が過大評価されていた。
ストックオプションによって、ストックオプション前に比べて株主と経営者の「利害が一致」するのは事実だが、
その「一致の程度」を完全に見誤ったということだな。
確かに「株価」という言葉に集約してしまえば両者の利害は一致するように思える。
でも詳細を検討すれば、
・株主は原則として時価と時価の差額でキャピタルゲイン(ロス)を得るのに対し(新株予約権附株式等は除外)、
ストックオプションは時価と権利行使価格の差額でキャピタルゲインを得る
・ストックオプションはあくまでオプションなので損失は発生しない(→リスク非回避的になりえる)
・あとは>>34氏のレスの通り
37 :ぺリクルス:2003/01/27(Mon) 23:27
>ストックオプションはあくまでオプションなので損失は発生しない(→リスク非回避的になり
>える)

うーん、これはちょっとわからん。ストックオプションにはいろいろ売買制限があって、社員が
株券を売りたいときに売れないものだと思ってたけど。だから、エンロン株が下がり始めたとき
社員は株を売りたくても売れないで、経営陣は株を売りぬいていたのが問題になったりした。
あと少し事情は違うけど、401Kにお金をつぎ込んでいた社員は会社が潰れて年金がパーになっ
たりした。
38 :走る名無しさん:2003/01/28(Tue) 01:34
>>37

401kの話とストックオプションの話がごっちゃになってないか?

> 半ば強制的に株を購入させられ、場合によっては売却も制限される従来
>の持ち株制度に対し、ストックオプション制度は決められた期間内なら自
>由に購入・売却でき、権利を行使するまで個人の金銭負担は生じない。
http://job.nifty.com/HT/knowhow/series4/main.htm
39 :走る名無しさん:2003/01/28(Tue) 01:38
>>38に情報追加
http://allabout.co.jp/career/401k/closeup/CU20020317/index.htm
40 :technopolis:2003/01/28(Tue) 08:39
>>37
ストックオプションは「株式購入権」だから。
行使によってキャピタルロスが発生するなら行使しなきゃいいんだよ。
41 :technopolis:2003/01/28(Tue) 08:45
>>40
訂正
(誤)行使によって
(正)行使+売却によって
42 :走る名無しさん:2003/01/28(Tue) 17:11
>28の「ストックオプションのような形で株主利益と経営者利益を一致」
という考え方はおそろしく甘かったわけですよね。
利害が十分に一致していたわけではない。

株主は株価の持続的な上昇を望んでいる。

経営者はストックオプションを行使して莫大なキャピタルゲインを得ようとする。
そのためには株価の上昇が必要だが、上昇した株価の持続性は必要ではない。
しかも莫大な報酬(場合によっては1億ドル!)の可能性は
法的もしくは道義的に不正な手段を用いるインセンティブを極度に高める。

アメリカの場合は現実にその害が生じて経済全体を混乱に陥れてしまった。

やはり、スティグリッツによるストックオプション批判は正しい
という結論で良いようですね。
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1031838690/175-187n

「ストックオプションのような形で株主利益と経営者利益を一致」
という考え方はおそろしく甘かった。コーポレート・ガバナンスの研究が
そういう甘い考え方を徹底的に攻撃する厳しい分野に育たないと
大変なことになりそうですね。
43 :(^O^)/:2003/01/28(Tue) 21:21
にょろっち~
ゆみちゃんもイチゴに進出よー
44 :(^O^)/:2003/01/28(Tue) 21:30
基本的な問題がおなざりにされてるーよ
ベリクルスーはエンロン問題をみた日本の経営者の典型的反応ーよー
いわゆる「ざまーみろ」よー
ストックオプションばかり問題にしてるーけどーなぜストックオプションなの
かーってことを考えてないよー
米国では、これは経営と資本の分離から発生する問題ーよ
45 :(^O^)/:2003/01/28(Tue) 21:44
コーポレートガバナンスには主権論と制度論があるーよ
企業の主権者は誰かーっていうことについてここではどう考えるのー?
株主が主権者であるという前提に立って議論してるーのー?
46 :(^O^)/:2003/01/28(Tue) 21:46
ごりゃー
誰もいないーよー
47 :technopolis:2003/01/28(Tue) 22:53
よく考えたらここはコーポレートガバナンスのスレだったんだな。
48 :歌舞:2003/01/28(Tue) 22:59
>>46

ゆみちゃん、ここはノンビリマッタリおまけにヒートさせるにはコツがいる結構
難しいところなんよw
2chに戻って歌舞板の諸君やだな~、養護たちと遊んでたほうがスピードはあるよ。
また漏れもそっちにいくよ。パソコンだいたい直ったんでね
49 :走る名無しさん:2003/01/29(Wed) 03:36
>>28 MIBさん
「ところで、ここのお題は「コーポレートガバナンスと
マクロ経済」なんだけどさ、両者をダイレクトにつなげ
ようとすると間接金融主体はダメとかストックオプション
は悪とか、乱暴な議論にならない?」

 たしかに。ここでストック・オプションが悪だ、といっているこれまでの
意見はいまいち、ポイントがずれていませんか?リンクを張られている
スティグリッツの意見も、情報の透明性が大切、利害の不一致にどう
対処するかが問題、というのは当たり前の話なので、反論はないけれど、
それとストック・オプションをリンケージするのは、まさに乱暴な意見じゃない?

 情報の透明性とストック・オプションは関係ないしどちらかというと
監査制度の話と思われますし。
 また、利害の不一致にどう対処するかに関しては、企業のステーク・
ホルダー間の取引は少なくとも短期的には全て利害が対立しているわけで、
殊更、ストック・オプションだけをとりあげて難癖をつけるのは意味が無い。
例えば、売上で得たキャッシュをどう分配するか、株主も経営者も
取締役も使用人も、みなできれば他のステークホルダーの取分を削って
自分の懐に回したいわけで、例えば経営者への分配方法が通常の月末締め
当月25日払いだろうが、ストック・オプションといったややテクニカルな
ものであろうが本質はかわらんでしょ。

 MIBさんも、これまでのストック・オプション批判とかは、「やっぱり
乱暴な議論になってるじゃん。」と思って批判的に読んでたんじゃないで
しょうか。
50 :走る名無しさん:2003/01/29(Wed) 04:12
スティグリッツはアメリカでのストックオプションの制度は失敗であった
と言っているだけで、どのように制度を整備してもストックオプションは悪だ
と言っているわけではないでしょう。

スティグリッツに反論したければ、どのように制度を整備し直せば良いか
について具体的に説明して説得するしかない。
ここでやれば、ぺリたんあたりがきっと難癖をつけてくれるので、
具体的な話になれば話が盛り上がるかしれない。

>>49より
> また、利害の不一致にどう対処するかに関しては、企業のステーク・
>ホルダー間の取引は少なくとも短期的には全て利害が対立しているわけで、
>殊更、ストック・オプションだけをとりあげて難癖をつけるのは意味が無い。

時事問題としてストックオプション固有の問題を取り上げることには意味がある。
もしくはその問題を取り上げることを通して、>>26でtechnopolis氏が
「戯言勘弁w」と言いながら述べているより一般的な問題について
考えてみることには大いに意味があると思う。

>>26のtechnopolis氏の発言より
>>>24
>確かにストックオプションのメリット及びデメリットを生み出して
>いる最大の要因は「自社の株価に連動する」ということだよね。。
>ストックオプション及び株価重視経営に基づく短期利益志向が
>まさに現代の問題を生んでると思うわけですが。

しかし、もちろんのことだが、
ストックオプションを最初から全否定するような議論は避けたいね。
51 :続き:2003/01/29(Wed) 04:28
ところで、>>28で指摘されている、スレタイ(お題)の件ですが
10年間以上、マクロ・パフォーマンスが低迷しているのは、マクロの
環境を受けて、家計が消費・貯蓄行動や就労行動等を歪めているか、企業
が投資行動や雇用活動等を歪めているか、のどちらか、若しくは両方だと
思われますが、このスレでは、企業のほうにフォーカスを当てた議論が
でてくればいいかなー、と。で、企業をブラック・ボックスとして扱う
のでなく、企業内での意思決定やステークホルダー間の交渉のあり方等、
実務の人の知識・経験や制度のあり方から出てくる具体的な話と、経済の理論が
わかっている人の話とがからみあって、また新しい角度から現在の経済状態
がみえてくることもないかな、ということを期待してこのようなスレタイに
してみました。
52 :走る名無しさん:2003/01/29(Wed) 04:43
>>50
「どのように制度を整備し直せば良いかについて具体的に説明して説得するしかない。」

 >>49で、会計・監査制度の問題と指摘しましたが、究極的には、>>23で示したものに
加えて、監査法人が監査報酬を、財務情報の利用者、つまり株主から徴収する仕組みが
構築できれば、公開企業の経営者は、ストック・オプションをもらっていようがなかなか
粉飾はできない、と思われます。例えば、他の掲示板ででていた案で面白いなー、と
思ったのは、監査報酬を利益処分方式にして、株主総会決議項目にしたらどうか、というの
がありましたが。

 こんなんじゃ、駄目ですかね。実現可能性が低いかな?
53 :走る名無しさん:2003/01/29(Wed) 05:06
あと、ぺりさんには盛り上げて欲しいが、ストック・オプション
が何かについて、もう少し勉強してみてもいいと思う。(僕も人の
ことはいえないんですが。)(ちなみに、ぺりさんが、初期の頃から
最近に至るまで学習し成長していく姿はなんか、ドラマをみている
みたいで感動しています?"アルジャーノンに花束を"みたいな感じかな・・・。)
 すりらんか先生と会計も一緒に勉強したら、ぺりさんのコメントも
さらによくなると、僕は思うよ。
54 :ぺリクルス:2003/01/29(Wed) 11:46
>>52

>会計・監査制度の問題と指摘しましたが、究極的には、>>23で示したものに加えて、
>監査法人が監査報酬を、財務情報の利用者、つまり株主から徴収する仕組みが構築
>できれば、公開企業の経営者は、ストック・オプションをもらっていようがなかな
>か粉飾はできない、と思われます。

てゆーのはなかなかグッドアイデアだと思うぞ。ついでに社外取締役とかもある会社
なら、経営陣と癒着の起こりにくいしかるべき人物を株主が任命するようにすればよ
い。

「監査報酬を利益処分方式にして、株主総会決議項目にしたらどうか」とゆーの
は俺は株主総会に詳しくないからわからん。「利益処分方式」ってなんだ?俺が
予測するに、経営者が今まで自分たちでどの監査法人にどれくらい支払うかを決
めていたのを、株主たちが決めるようにするつーことかと思うが。

しかし、俺が>>29で書いたように株主が「結局はその権限を株価が下落した時の
経営責任追及に使っただけ」といった体たらくであればどんなシステムも機能し
ないだろうな。特に、日本の株主総会はヤラセが多いと聞くからなおさらだろう。
55 :ぺリクルス:2003/01/29(Wed) 12:00
>また、利害の不一致にどう対処するかに関しては、企業のステーク・
>ホルダー間の取引は少なくとも短期的には全て利害が対立しているわけで、
>殊更、ストック・オプションだけをとりあげて難癖をつけるのは意味が無い。
>例えば、売上で得たキャッシュをどう分配するか、株主も経営者も
>取締役も使用人も、みなできれば他のステークホルダーの取分を削って
>自分の懐に回したいわけで、例えば経営者への分配方法が通常の月末締め
>当月25日払いだろうが、ストック・オプションといったややテクニカルな
>ものであろうが本質はかわらんでしょ。

これは自爆的発言だな。お金で給料支払っても、ストックオプションで給料を支払っても
本質は変わらないなら、最初から問題が多いとされるストックオプション制度など導入す
る意味がなくなっちまうだろう。

本来なら次のように株主と経営者の利害が一致すべきである。経営者が自分の会社にとっ
てふさわしいと思う経営を続けていったとしよう。もし、高い配当金や高い株価を望む株
主が文句を言ってきても、経営者がそれが経営を阻害するような意見であれば無視すれば
いいのだ。そうすれば、その強欲な株主は自分の株を手放してしまうだろう。その結果、
経営者の経営を支持し、この会社なら投資してもいいと思う株主がその会社に投資するよ
うになるだろう。これこそ、株主と経営者の利害の一致であろう。

だいたい株主つーのは経営者よりも経営を分かっているわけではない。どんなに会社が情
報公開したところで、本当に経営を理解できる株主は一部の優秀な人だけであろう。よっ
て、いくら法律で権限が保障されているとはいえ、投資しているから俺は会社の所有者だ
とふんぞり返っているような株主は傲慢というべきである。

だからこそ、俺が上に書いたような経営者と株主の利害の一致こそ理想的なのである。
56 :ぺリクルス:2003/01/29(Wed) 12:10
スティグリッツもいっていたが、ストックオプション制度の問題は経営者が報酬を得すぎる
ようになってしまうということである。トップの経営者の平均年収が1億ドルであれば、多
かれ少なかれ経営者のモラルは退廃してくる。ものすごい年俸をもらっている有名な欧州の
サッカー選手がギャンブル狂であったと先日暴露されていたが、あれと同じである。

さて、下のホームページを見てもらいたい。
http://www.hansen-jp.com/217endo.htm

>一九八〇年代半ばからアメリカ企業は株主価値、株価重視を企業目的とするようになった。か
>つての経営者支配の時代には、経営者は会社の利益のために働き、従業員の年収より何倍もの
>所得を稼ぐことは見苦しいことだと考えていた。ところが、状況は急変した。株価を吊り上げ
>るために経営者と株主の利益を一致させる必要がある。そのためにストック・オプションによ
>る役員報酬というニンジンを鼻先に突きつけられた経営者は、会社の将来よりも現在の株価を
>重視し、不正行為をいとわずに株価を上げるための経営に突き進んだ。株価が上がった時点で
>ストック・オプションを行使すれば、経営者は莫大な富を取得できる。こうして、経営者の報
>酬は急上昇した。一九八〇年に労働者の平均年収の四二倍であったCEOの報酬は、一九九〇
>年に八五倍となり、二〇〇〇年には五三一倍にまで上がった。

従業員とCEOの平均年収の531倍というのは尋常ではない。これでは、従業員は経営者の奴隷み
たいなものだ。だからこそ、エンロンの会長も社員を裏切るようなことを平気でできたのであ
ろう。金の力とは恐ろしいものである。
57 :ぺリクルス:2003/01/29(Wed) 12:12
訂正
従業員とCEOの平均年収の531倍というのは尋常ではない。

→従業員とCEOの平均年収の差が531倍というのは尋常ではない。
58 :(^O^)/:2003/01/29(Wed) 21:27
>>53
アルジャーノンということはーいくとこまでいったらー退化していくのかー
もとに戻ったらゆみちゃんが花束あげるーよー
59 :(^O^)/:2003/01/29(Wed) 21:54
>>52、54
>監査法人が監査報酬を、財務情報の利用者、つまり株主から徴収する仕組みが構築
>できれば、

監査法人が顧客企業からの報酬によって利益を得ているというのは議論にあたいするーよー
いきなり株主から金をとれーというのも難しいけどーねー
監査法人を監督する機関の中立性というのも問題ーよー
アメリカーではエンロン後の企業改革法でこの部分の改革をおこなってるーよー
今まで、監査法人の監督機関は公的監視委員会がつとめていてー独立性が高いーと
いわれていたんだーけどーその財源は結局米国公認会計士協会から大部分でていたーよー
お金をはらってもらうーとやっぱーり甘くなるねー
企業改革法ではー公開会社会計監督委員会をSEC参加の非営利団体として設立することを
求めてるーよ

ついでにー「監査報酬を利益処分方式にして、株主総会決議項目にしたらどうか」ってい
うのはーストックオプションの方でSEC規則として定められるはずーよー
ストックオプションに関しては株主総会決議が必要となるーよー
60 :(^O^)/:2003/01/29(Wed) 22:04
>>55
>>56
ぺリクルスーっておもしろいねー
片や経営者の強欲を非難しておきながらー方や経営者にフリーハンドを持たせる
ことを主張してるーねー
ペリークルスーのいってることは経営者と株主の利害の一致ーじゃなくてー
経営者に好き勝手やらせろーってことだーよー
61 :(^O^)/:2003/01/29(Wed) 22:08
>>48
インタゲはもうあきたーよー
議論ループーよー
ゆみちゃんもイチゴに侵攻するーよー
ごりゃー
ゆみちゃんの相手しろー
62 :technopolis:2003/01/29(Wed) 22:13
つーか考えてみれば株主間ですら法人株主と一般の個人株主でも利害の不一致が生じてると思うんだが。
持ち合いの株主、その他の法人株主、投資目的の株主などなど。

経営者⇔株主という対立軸で考えていたけど、株主の中にはユダがいる。

誰か補足してくださいシクシク
63 :(^O^)/:2003/01/29(Wed) 22:24
>>56
経営者報酬が場か高いのはふざけるなーって思うよー
日本の経営者がゴルフ三昧なのもふざけるなーって思うけどーねー

アメの経営者報酬が高いのは経営者市場の存在があるーよー
ストックオプションと経営者労働市場は基本的には株主に対する経営者の利己的
行動を抑制するーよー
エンロンの場合は社外取締役の報酬委員会においても莫大な功績には莫大な報酬
で報いるというコンセンサスがあったらしいけどーねー
64 :(^O^)/:2003/01/29(Wed) 22:39
>>62
やっとー人がいたーよー
株主構成が企業のガバナンスに影響を与えるというのはこのすれの最初の方で
実証研究の紹介があったようなきがするーよー
アメと日本では株主構成が違うーし、日本でも過去と近年と将来ではちがうだろーね
株主の行動はハーシュマンの退出と発言のメカニズムにたとえられたりするーよ
組織体からの退出による牽制と組織体への発言による牽制によって組織体の不健康
からの脱出メカニズムは作られているというものだけーど株主も株主総会での発言と
株式売却という2つのメカニズムによって経営者を牽制するーよ
株の場合は退出は簡単ーよ。お金だからーね。
日本の場合はメインバンクによるモニタリングによる牽制機能が強かったけどーね
65 :(^O^)/:2003/01/29(Wed) 22:40
増殖してないーのにゆみちゃんだらけだーよ
66 :歌舞:2003/01/29(Wed) 22:54
>>64
メインバンクのモニタリング? それは大疑問だな。実証的にいえば
シャーの研究にもあるようにメインバンクのモニタリング効果は非常に限定されていると
考えたほうがいいんじゃない。
67 :歌舞:2003/01/29(Wed) 23:00
あとインタゲあきた?>>61 ご冗談を。最近、漏れなんかますますインタゲって奥深いなあ、面白いなあと確信してきたよ。まだまだ学ぶべき点は無数にあるね。2chだと確かに無限ループだけど、ここはまあ、マターリとだがインタゲの可能性やら限界を学べるとおもうね。
68 :(^O^)/:2003/01/29(Wed) 23:27
>>66
歌舞ちゃんこんちー
みかねてカブちゃんが返事をくれたーよ
ゆみちゃんも返事を書くーよ

ゆみちゃんはシャーの研究ってしらないーよ
それは日本企業に対する実証研究だよーねー
バブル期以降の混乱をメインバンク制による企業再建の限界に求めた
よーな研究報告は読んだことあるきがするーけどーねー
株主によるモニタリングに対するメインバンクとしてのモニタリングと考えれば
限定的とも思えないーよ
どっちも効果なーしといわれればそれまでだけどーね
69 :(^O^)/:2003/01/29(Wed) 23:30
ゆみちゃんはインタゲは2chで十分だーよ
おなかいっぱーいだーよ
一番の限界が政治的問題でしょーよ
70 :歌舞:2003/01/29(Wed) 23:34
シャーの本はどっかいっちまった。ま、どこか部屋の片隅に埋もれてんだろうけどねw
題名は『メインバンク神話の崩壊』だ。あ・のw奥村宏が監訳してんね。

発掘してみるかw
71 :走る名無しさん:2003/01/30(Thu) 03:02
techno氏は、もしかしてペリ氏と同じくクリスチャンですか?
72 :走る名無しさん:2003/01/30(Thu) 03:08
ついでに、こっちもよかったら教えて下さい。
ゆみちゃんは、女性ですか、それともねかまですか?
73 :technopolis:2003/01/30(Thu) 10:49
>>72
「ユダ」に反応したみたいだけどむしろアンチクリスチャンですね。
基本的に一神教は嫌いです。
父の家が神道、母の家が仏教なので一応その二つには軽い信仰心を持ち合わせてますがw
74 :technopolis:2003/01/30(Thu) 10:56
間違えた。
>>73は>>71に対するものです。

>>72
ネカマです。女の人はこんな電波な文章(あくまで形式の問題ね)を書かないでしょうプププフ

>組織体からの退出による牽制と組織体への発言による牽制によって組織体の不健康
>からの脱出メカニズムは作られているというものだけーど株主も株主総会での発言と
>株式売却という2つのメカニズムによって経営者を牽制するーよ
建前はそうかもしれないけど、所詮株主だよね。牽制できてない(少なくとも不十分)でしょ。
75 :ぺリクルス:2003/01/30(Thu) 11:18
ゆみはしゃべり方がふざけているわりには書いている内容は高度だな。

>>59
>いきなり株主から金をとれーというのも難しいけどーねー

いままで会社が支払っていた分を配当金で株主に回すようにして、株主たちが株主総会で適切
や監査法人を選挙で選ぶというふーにしてはどうかね。ついでに社外取締役に関しても同じよ
ーにして決めるとゆーのはどうかね。こうすると、大株主ほど監査法人や社外取締役に支払う
報酬を多く負担しなければならなくなるが。

>ついでにー「監査報酬を利益処分方式にして、株主総会決議項目にしたらどうか」ってい
>うのはーストックオプションの方でSEC規則として定められるはずーよー

これは、こう定めることでなにか企業犯罪を防ぐことになるのか?不勉強で「利益処分方式」
つーのがよく理解できんのだが。
76 :ぺリクルス:2003/03/08(Sat) 03:41
配当についてであるが、深尾氏の「コーポレートガバナンス入門」の195ページによれば、やは
り「今後持ち合いが徐々に解消するに従って、配当性向が上昇する可能性が高い」ようである。
77 :ぺリクルス:2003/03/08(Sat) 03:47
ちょっと、エンロン、ワールドコムの粉飾決算事件について皆の意見を聞きたいことがある。

連中が犯罪を犯したのは、米国政府が規制緩和をして競争を過熱化させすぎたからであると
述べている論者がウェブ上に多々みうけられる。

しかし、俺はこの議論は原因と結果を取り違えた本末転倒した意見だと思う。エンロンやワ
ールドコムのような小さなベンチャー企業が急発展できたのはアメリカ合衆国が規制撤廃を
進めて競争を自由化したからである。そもそも、自由に競争できる環境がなければ両社が急
成長することなど不可能だったわけだ。しかも、エンロンの場合(ワールドコムはまだ資料
がないが)は自らさまざまな分野で参入できるように政府に圧力をかけていたのである。

であるから、「競争が激しすぎたから、彼らは会計をごまかさざるをえなくなっていた」な
どとエンロン、ワールドコムの犯罪を情状酌量させるような意見をいうやつは言語道断であ
ると思う。

みなのレスを待っている。
78 :ぺリクルス:2003/03/09(Sun) 15:18
>>77
さて、見た目がアカデミックじゃないからってレスくれないのは酷いな。。俺の問題提起を
馬鹿にして無視するようでは君たちブルジョア諸君は永久にすぐれた啓蒙書など書くことは
できない。
79 :走る名無しさん:2003/03/09(Sun) 15:25
「自由な経済活動」と「無法状態の経済活動」の違い・線引きって何なのでしょうね。
80 :ぺリクルス:2003/03/09(Sun) 15:35
深尾光洋氏の「コーポレートガバナンス入門」はとてもおもしろい本なのでみんな買って読む
ことをお勧めする。アメリカマンセーのおもしろくもない本にくらべて、この本のなかでは各
国のコーポレートガバナンスに関する制度が紹介してあって、アメリカ合衆国の会社に関する
法律のいいところと悪いところがよくわかっていい。

例えば「取締候補者の提案」については次のように書かれている。
「日本の場合、株主がある会社の株を300単位株(原則として額面で5万円に相当する株式数
で、50円の株式では1000株)以上持っていれば、その株主の提案は会社費用で全株主に通知
してくれます。」とある。この制度は総会屋に悪用される弱点があるが、その弱点をうめる
ようなうまい仕組みが考え出されれば、株主たちは取締役の推薦に大きな影響力を持つこと
ができる。フランスやドイツにも制度は違うが同様に取締役の推薦に株主が影響力をもつこ
とができる。

その一方、イギリスやアメリカにはそのような制度がない。深尾氏によるとアメリカの場合、
株主が取締役の解任や選任提案を全株主に通知する場合、最大で10万ドルするという。まあ
最大しか書いてなくて最低は書かれていないのであるが、いずれにせよ1000万円近くも金を
かけて取締役を推薦しようと思う株主は大株主を除いておるまい。
81 :ぺリクルス:2003/03/09(Sun) 15:48
さて、「経営陣の報酬」に関しても日本、ドイツ、フランスでは株主総会が影響力を及ぼすこ
とが可能であるが、アメリカでは制度上、株主総会が経営陣の報酬に影響力を及ぼすことは難
しいことも本書では説明されている(ただし、日本の場合も及ぼしにくい面があることも補足
されている。

また、フランスでは敵対的買収を防ぐために「定款で一定期間(たとえば二年間)株式を保有し
ている株主に、他の株主の二倍の議決権を与えることができます。これは外国資本の乗っ取り
からフランスの企業を守るために、古くから認められている制度ですが、最近では、国内の敵
対的な買収に対する防衛手段としても機能しています。」と深尾氏の本にある。

俺はこのフランスの制度はアメリカのポイズン・ピルよりもずっとすぐれた仕組みだと思う。
なぜならば、本当に会社のためを思って長期投資している安定株主のことを考えた制度だか
らである。もちろん、経営者自身が大株主である場合は欠点もでてくるだろうから、その点
を補うような仕組みを考えるべきではあると思うが。
82 :ぺリクルス:2003/03/09(Sun) 15:54
上にあげた日・独・仏の「取締役候補者の提案」「経営陣の報酬」に関する法制度はアメリカ
合衆国でも採用されるべきであると思う。前者の制度はアメリカの社外取締役の制度よりも株
主に配慮した制度であろう。また、後者の制度は、アメリカのCEOが報酬をもらいすぎであり、
ストックオプションによるぼろ儲けを抑制する機能も果たすであろう。

深尾氏の本を読めば、アメリカ合衆国は決して「shareholder capitalism」の国ではないこ
とがわかるのである。深尾氏の著書はエンロン事件の前に書かれているのにアメリカマンセー
じゃないところがすごいと思う。
83 :ぺリクルス:2003/03/09(Sun) 15:56
>>82の訂正

(誤)
後者の制度は、アメリカのCEOが報酬をもらいすぎであり、ストックオプションによるぼろ儲け
を抑制する機能も果たすであろう。

(正)
後者の制度は、アメリカのCEOがストックオプションでぼろ儲けしているのを抑制する機能も果
たすであろう。
84 :走る名無しさん:2003/03/09(Sun) 16:44
>> ペリクルスさん
アメリカでは機関投資家が積極的に株主としての権利を行使するようになっているそうです(Shareholder Activism)。
頭だけで考えると、集合行為問題がある以上、少数株主に期待するのはちょっと無理な気がしますし、他の大多数の株主にとっては、「泡沫候補」の通知をわざわざ会社のお金使ってやられるのは許しがたいことなのでは?
「少数株主」に優しい制度が、必ずしも「株主(全体)」の利益になるとは言えないように思います。
85 :ぺリクルス:2003/03/09(Sun) 17:18
>>84氏 (1)

「日本の場合、株主がある会社の株を300単位株(原則として額面で5万円に相当する株式数
で、50円の株式では1000株)以上持っていれば、その株主の提案は会社費用で全株主に通知
してくれます。」という点に関しては一つ一つ個別に通知を行わなくても、株主総会の招集
通知に記載するだけなのだから、問題ないのでは。そんなことまでケチをつける大株主は人
格を疑われてもしかたがないでしょう。

アメリカの場合、なぜ金がかかるかといえば、深尾氏が指摘するように「株主が取締役の解
任や選任提案を株主全体に通知したい場合には、株主総会の議決権の委任状を集める専門会社
に依頼する必要が」あるからだよ。
86 :ぺリクルス:2003/03/09(Sun) 17:34
>>84氏 (2)

Shareholder Activismなるものの実態に関しては、これもまたエンロン事件前に書かれた予言
的書である「株主資本主義の誤算」というアラン・ケネディ氏の書いた本の236ページに次のよ
うに書かれている。

==========================================
機関投資家のマネー・マネジャーは通常、運用成績で査定される。つまり賢く判断し、素早く
立ち回って、仲間を出し抜くことである。したがって機関投資家の投資マネジャーは常にポート
フォリオの中味をいじくり、わずかな運用成績の違いを追い求める。「ビジネスウィーク」誌の
ジョン・バーンによる記事「資本が短期になったとき」では、いくつかの企業の株主の平均所有
時間が紹介されている。

アマゾン・ドット・コム  7日
ヤフー          8日
デル           3.7ヶ月
デルタ航空        6.3ヶ月
IBM           13.8ヶ月
エクソン         29.6ヶ月
GE            33.1ヶ月

これが1990年代後半の「長期保有株」の実態である。これは、機関投資家が本来、個人投資家
らの長期的メリットのために投資を代行するのが仕事なのに、おしなべてごく短期の運用成績
に血眼になっていることを意味している。
==========================================

ちょっと論理の飛躍が感じられないでもないが、平均所有期間の値には主要な株式市場の大半
で機関投資家が大半の証券を保有しているということから、アラン・ケネディ氏は主張してい
るのだと思う。いずれにせよ機関投資家も個人投資家と同じようなウォールストリート・ルー
ルで株を売買しているのが実態でしょう。Shareholder Activismを実践しているのは、
CalPERSやNYCERS、TIYA-CREFといった例外的な機関投資家に限定されてしまうのでは。
87 :ぺリクルス:2003/03/09(Sun) 17:46
>>77の再投稿

==========================================
連中が犯罪を犯したのは、米国政府が規制緩和をして競争を過熱化させすぎたからであると
述べている論者がウェブ上に多々みうけられる。

しかし、俺はこの議論は原因と結果を取り違えた本末転倒した意見だと思う。エンロンやワ
ールドコムのような小さなベンチャー企業が急発展できたのはアメリカ合衆国が規制撤廃を
進めて競争を自由化したからである。そもそも、自由に競争できる環境がなければ両社が急
成長することなど不可能だったわけだ。しかも、エンロンの場合(ワールドコムはまだ資料
がないが)は自らさまざまな分野で参入できるように政府に圧力をかけていたのである。

であるから、「競争が激しすぎたから、彼らは会計をごまかさざるをえなくなっていた」な
どとエンロン、ワールドコムの犯罪を情状酌量させるような意見をいうやつは言語道断であ
ると思う。

みなのレスを待っている。
=========================================

>>86への補足

そんなこと言ったら、Shareholder Activismをまさしく実践していたのはメインバンク制が
崩壊する前の邦銀だったろうな。日本の銀行は大企業の株を長期的に保有し、取締役に役員を
送ってまで企業の経営に関与していた(インサイダー取引とか警戒しなくてよかったのかな?)
のである。バブル崩壊後はものの見事にメインバンク制度も機能しなくなってしまったし、経
済学者も手のひらを返すように株式持合いをバカにするようになった。
88 :84:2003/03/09(Sun) 18:40
>>85
確かにその通りですね。
勘違いしてました。失礼。
>>86
そのデータを見ると
成熟企業→比較的長期/新しい企業→短期
となってるみたいですね。
その本の論理に従って新規産業でactivismが見られない(?)としても、新規産業では将来の(望ましい)経営を予測することは困難ですから、そもそも一般株主が経営に介入するのは(どういう制度だろうが)難しいように思います。同種企業による乗っ取り・吸収の方が経営に介入する可能性として大きそうですね。
もしくは、ビジネス・モデル=経営陣の頭の中身が投資先として重要であって、取締役を交代させるという手法自体が無意味なのかも。

「短期的な株価の上昇が長期的な利益と合致しない場合がありうる」という言明は抽象的にわかるのですが、具体的にはどういう状況を指していて、どう評価されてるんですかね?
なにかいい本とか論文教えていただけませんでしょうか?
89 :ぺリクルス:2003/03/11(Tue) 19:58
http://ichigo.shitaraba.com/cgi/readres.cgi?bo=economy&vi=0602&rm=50
のスレに
=====================================
アメリカ型企業が短期的利益追求するという、定義そのものが間違っていると
思う。株主の利益が最大化するのは、株価が最大化することであるが、
短期的利益を追求したとしても、株価を最大化する事には必ずしもならない。
ゆえに株主の力が強いアメリカのような国では短期的利益ではなく株価の最大化
を追求する。

アメリカ型企業が株価の最大化を目標にするという前提で、質問に答える。
10年後の収益予想を出すのはほとんどの会社では不可能である。株主は
株式市場でいらない株を売り買いできる。そうすると、株主は
予想しえる範囲の中での企業の存続には議論の対象になるが
予想し得ないたとえば10年後や30年後に企業が存続しているかは
議論になりえない。ただ5年後や25年後に短期的(予想できる範囲)
存続が問題になるため、存続目標が短期であるか、長期であるかは
関係なく長期的に存続する。
ただなぜ10年後や20年後に短期的存続が問題になるのかというのは、
企業を永遠に存続させるという時間を越えた目標があるからだ。
永遠に存続させないという時間を越えた目標があるのはジョイント
ヴェンチャーと呼ばれる。
=====================================
ってなカキコあったので載せとく。
90 :ぺリクルス:2003/03/11(Tue) 22:34
>>88
俺はとても人になにかを推薦できるようなレベルではないので他の人に紹介してもらってほし
い。

>「短期的な株価の上昇が長期的な利益と合致しない場合がありうる」という言明は抽象的にわ
>かるのですが、具体的にはどういう状況を指していて、どう評価されてるんですかね?

アラン・ケネディ氏はいろいろと具体例を本書であげて説明しているのだけれども、多くの米国
の企業に見られる欠点のうちの一例として次の特徴をあげている。
しばし指摘されるようにアメリカ合衆国の企業の経営者は株価と会社の時価総額を気にする。
ファンド・マネジャーが四半期ごとの決算報告に非常に目をとがらせるので、経営者たちはそれ
にあわせて四半期ごと収益競争に経営の焦点をあわせなけれならなくなったので、近視眼的にな
ってしまったという。そのために経営者は苛烈なコスト削減策、とくに人員削減を強いられるよ
うになり企業の長期的な体力をそいでいってしまっているという。

でも、
==================
デルタ航空        6.3ヶ月
IBM           13.8ヶ月
エクソン         29.6ヶ月
GE            33.1ヶ月
==================
ってのは長期投資に入れちゃってもいいと思っちゃたりして・・・・
91 :84:2003/03/12(Wed) 16:36
>>ペリクルスさん
どうもありがとうございます。
ボーっとして書いたのですが、株主は有限責任だから、「株価の最大化が(企業)利益の最大化に合致しない場合がある」のは当たり前でしたね(苦笑)。
ケネディ氏(89で紹介いただいたレス)が指摘しているのは、株価(株式市場)が「近視眼的」か?という点に関する記述ですね。
逆に、ダモダランのコーポレート・ファイナンスの本では、
1.むしろ市場は将来の利益やキャッシュフローを過大評価しがち
2.R&Dへの支出増加というアナウンスを受けて株価が上昇する場合が多い
という反論が挙げられていますが、例えば1がITバブルみたいな状況を指すのだとすると、
ケネディ氏に言わせるとそれも「近視眼的」ということになりそうですねー。やっぱりどういう状況を問題にしているのかがわかりにくいです。

>>77
素行の悪い企業が参入しないように参入規制をする=既存企業にレントを確保するというのは、
まさにかつての日本でよく見られた手法だと思います(規制の違反を立証できない「怪しい」状態で介入することによって、不正行為を防止する??)。
薬局の距離制限をしていた旧薬事法も似たような理屈だったのですが、最高裁ですら経済的自由を規制する手法としては不当だとして違憲とされました。
日本の最高裁ですら認めないのですから(経済政策としての参入規制は認めますが)、経済を勉強してらっしゃる方々だと当然だと考えてらっしゃるのではないかと・・・
※ちなみに距離制限の説明
過当競争→経営不振の薬局が出る→利益を出すために違法なことをする→だから距離制限(笑)
92 :走る名無しさん:2003/03/12(Wed) 17:34
以下のように訂正
(誤)(89で紹介・・・)
   ↓
(正)(&89で紹介・・・)
93 :ぺリクルス:2003/03/12(Wed) 18:46
>>91
>株主は有限責任だから、「株価の最大化が(企業)利益の最大化に合致しない場合がある」の
>は当たり前でしたね

「株主は有限責任」ってゆーのはあまり理由になっていないのでは。これは出資者である株主は
会社が潰れても自分のもっている証券が紙切れになるだけですむってことだから。

ケネディ氏の主張は、株価最大化のために企業体力を殺ぎ落とすような苛烈なコスト削減が行わ
れている、ってことだと思うけど。
94 :84:2003/03/12(Wed) 20:48
>>93
うーん。
そこは自分が書いたことへのつっこみだからケネディ氏とは関係ないんですよね。
紙切れになるだけ=リスク・シーキングな行動をとる可能性があるということでしょ?
例えば、単純化のために純資産が0で、手持ちの100万$をどう投資をしようか悩んでいる企業があり、
プロジェクトA:一年後に確実に105万
プロジェクトB:一年後に1/2の確率で120万$、1/2の確率で80万$
になるという二つの選択肢があった場合、株主は有限責任だから(=株価がマイナスになることはないので)、
「株主利益の最大化」という行動規範に従えば、プロジェクトBを選ぶことになります。
けれども、これは当然のことながら企業利益の最大化とは合致しません。
こういう場合があり得るということです。
95 :84(つづき):2003/03/12(Wed) 20:49
ケネディ氏へのコメントは三文目以降で、
彼の主張は、株価最大化の経営は「企業体力」とやらを殺ぎ落とすいう指摘ですよね?
(それとも、単に「コスト削減」自体が悪だという主張だったりして・・・)
で、この主張が果たしてどういうことを意味しているかがよくわからないのです。
例えば、(1)株式発行(時価)総額の最大化という行動は望ましくないという主張なのか(すなわち、それは企業経営者への規範提示が間違っているという主張)、それとも(2)短期の株価上昇の追求は(結局は)株主の利益にならない(すなわち、株主利益最大化というルールの正当性自体は肯定)のどっちなのでしょうか?
もし(2)だとすると、それは株式市場は短期的な事情しか評価しないんだという認識を前提にしているように思います(保有期間の短さを強調している点からすると)。そういう認識は、ダモダランが書いているように、実証されているかは疑問です。アマゾンとかヤフーは、それこそ将来の収益を評価することで株価が吊り上がっていたわけですよね(で、そういう将来の収益への「近視眼的」な期待ってのを言い出すと、彼が何を想定しているのかちょっと不明確にならないかという疑問。実際にも、「R&Dへの投資」=コスト・カットとは逆方向のアナウンスメントの方が株価上昇をもたらすことが多い)。
でも、下手すると、それって単なる後知恵の議論にならないでしょうか?
もしくは、たまたま自分の主張に合う事例を挙げて普遍化してるだけでは?
96 :ぺリクルス:2003/03/13(Thu) 21:28
>>84氏
ケネディ氏の本を読み直してからカキコするからもうちょい待ってて。
97 :ぺリクルス:2003/03/13(Thu) 23:58
technopolice君見てるか?
FASBのページが更新されてストックオプションに関する会計制度についての提言が載せられて
いたぞ。
http://www.fasb.org/news/nr031203.shtml
98 :technopolis:2003/03/14(Fri) 10:36
>>97
thx
99 :ぺリクルス:2003/03/20(Thu) 23:11
>>84氏
レスが遅れて申し訳ないのだが、
「実際にも、「R&Dへの投資」=コスト・カットとは逆方向のアナウンスメントの方
が株価上昇をもたらすことが多い」ってのがいまいち俺の知識不足もあってか理解
できないのだが。

特にアメリカ合衆国では研究開発費の削減が問題となっているのだが、
、「R&Dへの投資」=コスト・カットってな等式が意味するものがわからない。
100 :ぺリクルス:2003/03/20(Thu) 23:53
もしかして、
「R&Dへの投資」=「コスト・カットとは逆方向のアナウンスメント」ってこと?
それから、>>99のことが書いてあるのが、ダモダランって人の本の具体的にどこに書いてある
のか教えてもらえると助かるけどな。
101 :走る名無しさん:2003/03/21(Fri) 13:50
>>100
「R&Dへの投資」=「コスト・カットとは逆方向のアナウンスメント」

R&Dは、コストだけれど、そのR&Dが成功すれば、利益を上乗せして
回収できる→将来の一株当利益の合計の現在価値を高める→株価も上がる、
ということでない?
102 :ぺリクルス@質問野郎:2003/03/22(Sat) 14:10
>>101
そういうことが言えたからといって、企業が株価対策に積極的にR&Dを行っているということ
にはならんと思うがな。

例えば、アラン・ケネディ氏によれば、GEはウェルチがCEOの時代には、従業員の30%が削減さ
れており、実質的R&D費は横這いであり、高株価を維持するために厖大な資金を投じて自社株
の買戻しをしているという。こういった、経営手法には、GM、IBM、シアーズ、Kマート(←
倒産しちゃったけどね)、ボーイング、ヒューレット・パッカード、ユナイテッド・テクノロジ
ーズ、キャタピラー、ゼロックス、インターナショナル・ペーパー、ダウ・ケミカル、などなど
株式の時価総額トップ100社のうち3分の1に類似性が見られるという。

アメリカ合衆国の有名大企業の多くが、R&Dへの投資よりもむしろ自社株買戻しで株価を高値に
つり上げておこうとしているのであるが、それが長期的視野ではなくて短期的視野であることは
言うまでもないでしょう。
103 :走る名無しさん:2003/03/22(Sat) 15:42
>>102
84ですが、結局ペリクルス氏の問題意識としては、「株式市場の評価が短期的視野なこと」に帰着することになりますか?
(その延長として、株価最大化という規範に従って経営者が行動することへの批判へと至る?)
私が95で書いたのは、「短期的視野」と言うだけでは、何をどういうロジックで批判しているのかわかりにくいということを指摘したつもりです。

ちなみに、キャッシュ・フローが余ってるときに(R&Dより)自社株買戻しという行動をとることが理論的にも企業価値を最大化する可能性はありますよ(タックス・シールド、破産リスク等を考慮した上での最適なレバレッジに近づけば)。
なので、一概に短期的視野だと言い切ることはできないわけで。
それに、もしその企業が適当な投資機会に直面しているわけでもないのに(株主に還元することなく)R&D投資を増やすというのであれば、社会的にも望ましくないですよね(当然株価も下がるでしょうし・・・)
↑
と書くと、「企業のした投資が適当か」の判断が短期的になされるのが問題なんだってレスが来そうですね。
そういうのって、後知恵でなしに、どうやって判断したいいんでしょう?
(別に皮肉じゃなくって、純粋に知りたいところなんだけど。)
104 :ぺリクルス@政治ネタ自粛中:2003/03/22(Sat) 19:25
84氏
はっきし言って俺の知識というものは大したもんではないので、むしろ俺のほうが勉強させても
らおうと思ってカキコしているわけではあるが、84氏の「後知恵ではないか?」という批判が一
体俺の見解に対してどういう意味で批判になっているかいまいち俺にとっては不明瞭だ。

>>95の部分についてはどこの部分を指して「後知恵」と言っているかわらん。
>>103の部分については「自社株買い入れは企業がその時点で最適行動だと思って投資したもの
であったが、後から考えたらそれは短期的な効果しか持っていなかった、というふうに批判する
のは後知恵でその企業の最適行動を批判しているに過ぎない」ってな意味なのか?
105 :ぺリクルス@質問野郎:2003/03/22(Sat) 19:41
>>103
「短期的視野」つーのは前にも書いたけれども企業にとっては四半期の収益競争が絶対になって
しまって、機関投資家のほうでも四半期で実績をあげることに血眼になっているということ。

こうした実態には、レスター・サロー(←苺では悪人と認定されているが)、ジェームス・トービ
ン、マイケル・ポーターらが、四半期決算報告の廃止、株式取引への課税、株式長期保有への優
遇税制を提案している。
106 :ぺリクルス@政治ネタ自粛中:2003/03/22(Sat) 20:35
杉浦哲郎氏(富士総合研究所)は、90年代のアメリカ合衆国経済について次のように評価してい
る。

「雇用コスト削減や事業の再編、企業買収・合併を通じた厳しいリストラ、技術革新によって
産業競争力、企業回復を押し上げた。株価の上昇が、資本コストの低下を通じて企業の設備投
資を拡大させ、資産効果によって個人消費を刺激した。」

この評価によると、80年代の景気停滞を乗り越えるには、
(1)雇用コスト削減
(2)事業再編
(3)M&A
か必要だったのであり、こうした企業のリストラクションが株価を高め、株価上昇によって
R&Dへの支出が拡大したということになる。

具体的なデータが載せられていないのでわからないが、この杉浦氏の分析は正しいと言える
んでしか?
107 :走る名無しさん:2003/03/23(Sun) 00:04
>>104
私のは、批判じゃなくって、一貫して「質問」だったんだけど、
(質問はこのレスでやめといて、もうちょっと暇になったら自分で勉強してみますが)
企業がある行動をして株価が上昇したときに、それが「短期的」なものでしかないと言えるのはどうしてか?
ということです。
素朴に考えれば、いくら特定の指標を操作しても、効果が持続しないと皆が思えば株価は上がらないはず。
そんな市場が簡単に成り立たないの(A)は当然なのですが、株価が上昇した後に企業経営が行き詰まっても、それは単にリスクが実現しただけかもしれない(プロジェクトの期待値はプラスだったけど、失敗しちゃった)ですよね?そういう事例にすぎないんだとしたら、それは「後知恵」なんじゃないか、と(B)。
この二つ(A:株価形成が歪んでいる←→B:リスクが実現したにすぎない)をどうやって区別したらいいんでしょう?

で、自己株式取得が多いことを示したからって、それだけじゃ短期的視野に立った経営の実証にはならないと思うのです。
従業員の削減やR&Dが横這いってのも然りですし。
ちなみに、ダモダラン(下のリンク参照)の29頁以下では、ちょこっとポーターに反論して「大多数の実証結果は、市場は皆が考えているよりも長期的であることを示唆している」と述べています(その結果が示されていないから自分で探してるんだけど、どうも見つからない)。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492601031/ref=sr_aps_b_/250-8680427-8957827
108 :ぺリクルス@質問野郎:2003/03/24(Mon) 06:50
>>107

>企業がある行動をして株価が上昇したときに、それが「短期的」なものでしかないと言えるの
>はどうしてか?ということです。
>素朴に考えれば、いくら特定の指標を操作しても、効果が持続しないと皆が思えば株価は上が
>らないはず。

そりゃ理論上は株価は期待収益で決まっているとか、ものすごく長いスパンで見れば業績に比
例して株価が上昇しているとか言えるとしても、5年や10年くらいでみれば投機的思惑で株価
が上昇し続けることだってしばしばあるでしょ。とくにアメリカ合衆国の90年代というのは、
バブルで、それこそエンロンやワールドコムのように短期的視野でしか経営を考えていない
ようなベンチャー企業の株価までグングン上昇していったわけだ。

ケネディ氏はGEを始めとするアメリカの大企業の株価でさえプレミアムで補正したとして
もグレアム・ドット法で評価すると、株価が過大評価されているという。たとえばGEの場
合だと、GEの証券の市場価格は3倍もの過大評価になるのである。

以上のようなことをふまえれば、90年代に勃興したアメリカ合衆国の企業のコーポレート・
ガバナンスには問題があるといわねばならないのではないだろうか。
109 :ぺリクルス@政治ネタ厳禁:2003/03/24(Mon) 07:24
>>みなの衆の意見を聞きたい!

いま株式の持合がどんどん解消されており、銀行が企業に対して持っている監視機能が弱体化
してきている。このようなにしてメインバンク制度が弱まっていることによって大企業にコー
ポレートガバナンスに空白が生じ、大企業の不祥事の増加の原因となった。

米山秀隆氏が主張していることであるが、日本に純粋持ち株会社を育成していくことによって
このコーポレート・ガバナンスの空白を埋めることができ、大企業への外部からの経営監視強
化、企業汚職の防止が可能になるという。

このような考えに対して苺のみなさんはどのように考えるか、ぜひ意見を聞かせて保水。
110 :走る名無しさん:2003/03/24(Mon) 08:31
持合の解消の進行が、大企業の不祥事の増加につながったなどとする事実があるのか?

持合の解消によって、多くの投資家の手元に行くのだとすれば、市場からの規律は効くであろう。純粋持ち株会社が重要ではない。
111 :走る名無しさん:2003/03/24(Mon) 12:20
昔からやってた後ろ暗いことが表沙汰になったり報道される機会が増えただけ、
っていう可能性はないんですかね? もしそうなら、逆に、コンプライアンスが
だんだん利くようになっている、とも言えそうですが。喩えが適切じゃないかも
しれないけど、大学入試の不手際の報道がやたら多くなりましたが、あれは
どう考えても、前は隠していた(というか、発表する必要を感じていなかった)
ことを、メディアに突っつかれる前にさっさと発表するようになったからで、
以前に比べて入試実施態勢がいい加減になってきたと断言することは早計だ、
というようなことかも。
112 :走る名無しさん:2003/03/24(Mon) 13:08
>>みなの衆の意見を聞きたい!

ここはJMMか?
113 :走る名無しさん:2003/03/24(Mon) 18:28
今日のJMMの表題もすごいねえ。中味読む気しなくなったよ。原油価格高騰でデフレ脱却だってさ、ま、なんでもいいけどさあw
114 :ぺリクルス@政治ネタ厳禁:2003/03/24(Mon) 19:15
http://web.sfc.keio.ac.jp/~okabe/paper/oya2/part2.html

>持合の解消の進行が、大企業の不祥事の増加につながったなどとする事実があるのか?

うーん、「不祥事」という言い方は悪かったかもな。おそらく、イトマンだとかハザマだと
か雪印、日本ハムの不祥事だけ見ても氷山の一角だろうし、この程度の観察だけでなんらか
の因果関係を抽出することも難しい。

だた、バブル崩壊後に銀行が急速にその力を弱めてしまったことが、90年代の経営改善を大幅
に遅らせた一番大きな原因といえないだろうかね。政府による政策が悪かったということを加
味して考えたとしてもだ。

上のHPを見てもらっても分かるが、投資家の中では銀行がもっとも経営監視能力が高く、銀行
の経営介入で経営が改善したことを示す実証分析もある。よって、メインバンク制度などの
銀行によるモニタリング機能の低下が経営陣の怠慢を招いていると考えられる。

俺も、持合の解消が進む一方で機関投資家や純粋持ち株会社が企業経営へのモニタリング機能
を果たせるような環境が日本にあれば、市場からの規律は働きうるが、それがこれまでなかった
のが日本企業のコーポレート・ガバナンスの機能不全の原因ではなかっただろうかと思うのだ。

ちなみに、上記のHPや藪下氏の本でも指摘されているように、情報の非対称性によって

(1)一般の投資家は、経営者や既存の株主の直面している投資機会について正確な情報を入手し
得ないこと、
(2)一般投資家は、分散投資によって個別企業に特有のリスクを回避することが可能であるた
め、個々の企業に対する利害関係がモニタリングの費用と比べて小さく、モニタリングを怠りが
ちであること、

といった問題が生じるため、俺は一般投資家には期待していない。
115 :ぺリクルス@質問野郎:2003/03/24(Mon) 19:25
84氏との議論で立ち消えになってしまっていたが、
>>80-83について皆のコメントなり批判なりいただきたい。とくに商法や会社法に詳しい人に
は意見をいただきたい。
116 :JMM:2003/03/24(Mon) 19:26
2002年4月24日座談会

北野 この5人でコンセンサスがあるのは、おそらく円が安くなる、金利が上がる、という二点ですね。

河野 債券は買ってはいけない。

山崎 債券の空売りというのは「ハイ!賛成」というか、やってみたいような感じがしますね。

河野 借金してドル預金しろということですよね。円で借金して、それでドルを買ってドル預金する。ドルが十分上がった後に安い円を買い戻して借金を返す。

北野 それがコンセンサスで、そのときに僕とか藤巻さんは株が上がると思っているし、金利でやられるなら株は下がるだろうしという違いはある。だから株はよく考えてやりましょう、と。

木村 私も株価については強気ですよ。マネーはジャブジャブですから。先ほどもいいましたが、マーケット・プレイヤーの発想としては、藤巻さんとまったく同じなんです。

北野 でもここにいる5人はたまたまそうですが、100人いたら95人まではまだデフレで金利は下がると思っているんじゃないですか。

木村 冷静にみれば、儲けるチャンスはものすごくあります。皆が悲観的で手を出さないから、ビジネスチャンスがいくらでも転がっている。そして、今後日本経済に訪れる変化は良くも悪くも物凄く大きい。ビジネスを考えたとき、こんなに面白い時代はない。起業するなら今です。
117 :↑:2003/03/24(Mon) 19:30
こいつらハードランディング好きなわけだよ
お気楽なんだからw
118 :走る名無しさん:2003/03/24(Mon) 19:37
>>116 めちゃくちゃうけた。www
119 :走る名無しさん:2003/03/24(Mon) 19:38
>>116

言っていることは、とどのつまり売国奴。マイナスサムの中の利権ホルダー。
死体となった国民を食らうハイエナ。
120 :ぺリクルス@政治ネタ厳禁:2003/03/24(Mon) 19:39
それから、アメリカ合衆国ではインサイダー取引に対する規制が強すぎて、機関投資家の経営
に対する無関心を招いてしまっているという悪影響があると思うが。そこのへんがアメリカ合
衆国でも改善されれば、shareholder capitalismもアメリカ合衆国でも確立しうるのではな
かろうか。
121 :走る名無しさん:2003/03/24(Mon) 19:40
まあでもそうなるだろうなw
122 :走る名無しさん:2003/03/24(Mon) 19:41
デフレ対策に円安マンセーといってる方が売国奴と思うけどな
123 :走る名無しさん:2003/03/24(Mon) 19:58
>デフレ対策に円安マンセーといってる方

この5人の投資手法だお
124 :ぺリクルス@質問野郎:2003/03/24(Mon) 20:04
>>107

>企業がある行動をして株価が上昇したときに、それが「短期的」なものでしかないと言えるの
>はどうしてか?ということです。
>素朴に考えれば、いくら特定の指標を操作しても、効果が持続しないと皆が思えば株価は上が
>らないはず。

そりゃ理論上は株価は期待収益で決まっているとか、ものすごく長いスパンで見れば業績に比
例して株価が上昇しているとか言えるとしても、5年や10年くらいでみれば投機的思惑で株価
が上昇し続けることだってしばしばあるでしょ。とくにアメリカ合衆国の90年代というのは、
バブルで、それこそエンロンやワールドコムのように短期的視野でしか経営を考えていない
ようなベンチャー企業の株価までグングン上昇していったわけだ。

ケネディ氏はGEを始めとするアメリカの大企業の株価でさえプレミアムで補正したとして
もグレアム・ドット法で評価すると、株価が過大評価されているという。たとえばGEの場
合だと、GEの証券の市場価格は3倍もの過大評価になるのである。

以上のようなことをふまえれば、90年代に勃興したアメリカ合衆国の企業のコーポレート・
ガバナンスには問題があるといわねばならないのではないだろうか。
125 :wara:2003/03/24(Mon) 20:05
>>122

何をいっているのか理解できないが、円高だと愛国者なのかwara
126 :ぺリクルス@質問野郎:2003/03/24(Mon) 20:07
http://web.sfc.keio.ac.jp/~okabe/paper/oya2/part2.html

>持合の解消の進行が、大企業の不祥事の増加につながったなどとする事実があるのか?

うーん、「不祥事」という言い方は悪かったかもな。おそらく、イトマンだとかハザマだと
か雪印、日本ハムの不祥事だけ見ても氷山の一角だろうし、この程度の観察だけでなんらか
の因果関係を抽出することも難しい。

だた、バブル崩壊後に銀行が急速にその力を弱めてしまったことが、90年代の経営改善を大幅
に遅らせた一番大きな原因といえないだろうかね。政府による政策が悪かったということを加
味して考えたとしてもだ。

上のHPを見てもらっても分かるが、投資家の中では銀行がもっとも経営監視能力が高く、銀行
の経営介入で経営が改善したことを示す実証分析もある。よって、メインバンク制度などの
銀行によるモニタリング機能の低下が経営陣の怠慢を招いていると考えられる。

俺も、持合の解消が進む一方で機関投資家や純粋持ち株会社が企業経営へのモニタリング機能
を果たせるような環境が日本にあれば、市場からの規律は働きうるが、それがこれまでなかった
のが日本企業のコーポレート・ガバナンスの機能不全の原因ではなかっただろうかと思うのだ。

ちなみに、上記のHPや藪下氏の本でも指摘されているように、情報の非対称性によって

(1)一般の投資家は、経営者や既存の株主の直面している投資機会について正確な情報を入手し
得ないこと、
(2)一般投資家は、分散投資によって個別企業に特有のリスクを回避することが可能であるた
め、個々の企業に対する利害関係がモニタリングの費用と比べて小さく、モニタリングを怠りが
ちであること、

といった問題が生じるため、俺は一般投資家には期待できない。
127 :ぺリクルス@質問野郎:2003/03/24(Mon) 20:08
84氏との議論で立ち消えになってしまっていたが、
>>80-83について皆のコメントなり批判なりいただきたい。とくに商法や会社法に詳しい人に
は意見をいただきたい。

それから、アメリカ合衆国ではインサイダー取引に対する規制が強すぎて、機関投資家の経営
に対する無関心を招いてしまっているという悪影響があると思うが。そこのへんがアメリカ合
衆国でも改善されれば、shareholder capitalismもアメリカ合衆国でも確立しうるのではな
かろうか。
128 :走る名無しさん:2003/03/24(Mon) 20:28
>>125
119が理解できてそうなところが痛いなw
129 :wara:2003/03/24(Mon) 20:35
>>128

「119が理解できてそうなところが痛いなw 」

理解できてるならいいんじゃないの。デフレ解消で儲かればマンセー以外になにがあるのかな?
それともエコノミストは清貧であれとか? あるいは国の厚生の方が自分の幸せよりも優先するとか? デフレ解消でみんなハッピー、自分もなおハッピー。何がわるいのかよくわからんけど。ネタ?
130 :走る名無しさん:2003/03/24(Mon) 20:39
金融市場で何が起こるかにあまり関心のないマクロ好きな人は幸せでいいな。
131 :ドラエモン:2003/03/24(Mon) 20:51
>>116の面白いのは、まるっきり外してる所だよね(笑 円も株も金利も
132 :走る名無しさん:2003/03/24(Mon) 20:52
キャピタルフライトって毛鉤のネーミングにいいカモ
133 :走る名無しさん:2003/03/25(Tue) 03:52
>>126
で引用されている論文って学部生がかいているんですね。
がんばっとるなー。
134 :走る名無しさん:2003/03/25(Tue) 03:53
>>126の論文を書いた人は、たぶん、ぺりとそんなに
年齢はかわらんよ。ぺりさんも頑張って、一発論文を
書いてみてください。
135 :走る名無しさん:2003/03/26(Wed) 14:45
SFCって2ch慶應SFCスレや涼木もも香とかが目立つけど、ちゃんとまともな人も居る事を忘れてはいかんね
136 :走る名無しさん:2003/03/30(Sun) 23:00
さて、80から83にかけて、またその後の議論の内容は、
コーポレートガバナンスのあり方として、具体的な制度として、
取締役等の選解任に
①どのレベルの塊を
②どの程度の期間にわたってもっている株主が
③どの程度口をだせるように制度的保証をおくべきか、そして
④このことが取締役の報酬およびコンプライアンスにどのような影響を及ぼすと予測されるか
ということかと思います。

株式の株主間での分布を経営陣側がコントロールできるといった事情、
それがファイナンス上適切な行動かどうかという判断等、
議論をわき道にそらす要因はいくらもあるかと思いますが、
商法の分野では、これは取締役が誰の利益を最大化すべく行動する
義務を負っているかという議論として現れてきます。
ただし、議論にあたっては
一般に広く薄く分散した株主を擁する少数の大規模公開会社と、
大部分の割合をしめる同族・非公開会社とを分けて考える必要があるでしょう。
なお、たとえばドイツの株式会社は、同制度を構築するコストの関連上、
日本よりずっと大規模なものしか存在しません。
こういった、会社形態と株主分布の差は重要であろうと考えます。
さて、閉鎖会社においては、しばしば経営者=主要株主であることから、
取締役の選解任および報酬体系については、
もうすこし生臭い議論があるかと思います
(そして、上場前のIT関係ベンチャーの株式に出資しているキャピタリストの
 株式保有割合もまた、公開会社と同様には語れないのではないでしょうか)。
もうすこし成熟した産業の公開会社においては
短期的・長期的利益のミスマッチが問題となってくるのではないでしょうか。
すこし軌道修正してみました。議論をお願いいたします。
137 :ぺりくるす:2003/04/02(Wed) 11:31
今後の参考のためにコピペしとく。

<トヨタ>株主オンブズマン、総会の集中日排除を提案へ

 自動車最大手のトヨタが、株主総会を集中日に続けていることや、利益の割には配当が少ないのはおかしいとして、大阪の市民グループ「株主オンブズマン」(代表、森岡孝二・関西大教授)が、改革するよう株主提案を行う準備を始めた。商法に定めた3万株分の株主から賛同を得て、今月中にも会社に提案を行いたいとしている。株主重視の「コーポレート・ガバナンス」(企業統治)の観点からも、総会の集中日排除が訴えられているが、株主提案の形で実現を目指す試みは異例だ。

 トヨタは定款で「定時株主総会は毎年6月に招集する」と定めており、例年、株主総会の集中日に開催している。同オンブズマンは、定款に「総会は株主総会集中日を避ける」との文言を追加するよう求める。

 さらに同社は、02年9月中間連結決算で経常利益が過去最高の7940億円となるなど好調な経営が続いているが、中間配当は前年同期比3円増配の1株あたり16円にとどまっている。オンブズマンは「日本の上場会社は利益の3割程度の配当を行っており、これで換算すると1株あたり50円の配当は行うべきだ」と主張。中間配当された16円を差し引いた34円程度を期末配当に回すよう求める。

 同オンブズマンメンバーの松山治幸公認会計士は「経営が絶好調なのに株主に還元しない姿勢は株主軽視だ。株主総会の集中日排除は、株主の経営参加の第一歩で、日本有数の企業であるトヨタが取り組むことに意義がある」と話している。 【野原靖】(毎日新聞)
[4月2日3時31分更新]
138 :走る名無しさん:2003/04/03(Thu) 22:52
上のこぴぺを見ると、いくつかの問題が並存していそうですね。
①株主が総会で発言する機会を増やすかどうか
 しかし、委任状方式により有効票は集まっているし株主の提案も
 前もって出そろうので、
  a.配当がらみの質問(決算承認)
  b.取締役の選解任がらみの質問(戦略の可否)
 →説明を大衆の前でするというプレッシャーくらいか
  もっとも、報酬体系等に関しての監視効果はありそうですね。
  これは、前のほうの話につながりそうです。

一方、その後の部分は・・・。

②「利益」情報の有用性という問題
 株主は「利益」情報を得、商法上の基準にしたがいそこから
 「配当可能」な上限額をはじき出すけれど、
 経営戦略上それがその企業にとって最適な配当水準かどうかはわからない
 (ちなみに上の記事のいう「利益」は何でしょう?)
 さらに、株主は―短期保有株主を仮定すれば―
 企業の成長に最適な配当にコミットする必要もない
③ 様々な経営指標の安定性の問題
 ②の問題を企業の側から言えば、負債契約や自分のもっている資産の
 ボラティリティの面から、配当したい額(債権者との関係も勘案して
 今後の取引ないし資金調達手法として最適であろう額)を決めることになるであろう
 と思われ(長期プロジェクトを抱えているか短期の決済資金確保が問題なのかは
 企業により異なる)、それが「配当可能利益」なり「経常利益?の三割程度」なり
 の水準になるとは限らない

②や③の問題は、会計情報を用いたい人の立場によって、興味のある情報が
全然ことなってくるし、同一情報でも複数数値が出てくる余地がある
(たとえば継続性重視=平準化、売り逃げ可能=ボラティリティ情報があればよい
 →償却率等加工された会計数値をはじき出す基準を選択する原動力となる)
みたいな問題になるのでしょうか。
ちなみに、斎藤静樹「会計基準の基礎概念」という本を読んでの思いつきです。
会計よりファイナンス的に話を振ったほうがいいのか?いずれにせよ、なまかじりですみません。
139 :走る名無しさん:2003/04/05(Sat) 09:48
他スレ(会計学の経済学的帰結)から。

50: 走る名無しさん  2003/03/20(Thu) 19:16
 会計基準の選択(減損会計を導入する、時価主義でいくか取得
原価主義でいくか等)は、マクロ経済全体でみて中立ですか?
それとも、マクロ経済に望ましい会計基準というのは存在しますか?
経済環境によってかわってくる、といわれておわりかもしれませんが。
なんか、減損会計の導入を延期しろ、という声が政治家からでてきたり
しているので、どうなるんかなー、と思って。もし、中立なら、会計基準
に政治家が口をだすのは無意味な行動だけれども、会計基準によって
マクロの経済活動が活発になったり不活発になったりするんなら、
そこに政治家が政策的に口を出すことも正当化されるんかな、と思うので。

こんな問題意識もありますね。
140 :ぺりくるす:2003/04/05(Sat) 12:11
>>126の卒業論文(?)では、銀行の企業へのモニタリング機能が弱まってきたにもかかわらず、
ブロックホルダーのモニタリング機能は高まってきているとしている。つーことは、日本も
だんだんと銀行重視のコーポレートガバナンスから銀行以外の投資家中心のガバナンスへと考
えてもいいのだろうな。
141 :ぺりくるす:2003/04/05(Sat) 12:18
苺の人は、どうやらバブル崩壊後にメインバンク制度を中心とした銀行のガバナンス機能の低下
が企業の経営モラルの低下につながったということに反対のようだな。俺もこの論文も「その説
がもっとも説得力がある」といったことに言をとどめているが、どうして苺の人は俺の意見とい
うか仮説に反対なのであろうか。
142 :走る名無しさん:2003/04/05(Sat) 13:20
元から銀行のガバナンス機能なんて嘘だから
143 :走る名無しさん:2003/04/05(Sat) 16:15
起業が破綻に直面した場合の信用不安を防ぐという機能はあった。
144 :ぺりくるす:2003/04/05(Sat) 16:54
>>143
だって、メインバンクは一般企業に役員送り込んだりして経営に関係したりしてたでしょう。
それでもガバナンス機能は嘘なのかな。

一方で、ブロックホルダーがガバナンスというか経営のモニタリング機能を果たしうると思
う?
145 :ぺりくるす@質問房:2003/04/05(Sat) 20:27
http://usembassy.state.gov/tokyo/wwwhjp0241.html
のホムペに関してだけど、

「大統領は、米国の証券取引所に対し、上場企業がストック・オプション制度について必ず株主
の承認を得ることを義務付けるよう求める」という点について、具体的に法的な取り決めとかな
されたんかな?アメリカの新しい企業法には取り込まれていないようだけれども。
146 :走る名無しさん:2003/04/05(Sat) 21:09
方向性としてはNYSEが自主的コードとして
その市場に参加する資格として求めるということだろう。
「法的な取り決め」というのはどういうイメージなのだろうか。

企業法というが、会社は各州法が制定する多様な会社法のもとにある。
ストックオプションの可否や導入が許される形態にも様々なものがあるだろう。
連邦の立法権限は憲法によって定められており、一定の分野に制限される。
各州法の管轄下で設立される会社の株主権の内容について
連邦が規制をすることを正当化するのはなかなか難しい。

連邦としてなんらかの規制をするとすれば
FTC,司法省、SEC等がこういった事にひっかけた何らかの規制を用意する?
147 :ぺりくるす@質問房:2003/04/06(Sun) 06:40
>>146

NYSEの自主的コードって本当に市場の規律としてやくにたってんの?例えば、ウォルト・ディ
ズニー社は上場企業なのに、社外取締役について定めたNYSEの「独立性」の基準などまったく
無視して、知人や身内ばかりを任命しているよね。とゆーことはブッシュが
「大統領は、米国の証券取引所に対し、上場企業がストック・オプション制度について必ず株主
の承認を得ることを義務付けるよう求める」
といったからって、NYSEの自主的コード程度の政府の規制ということになっちゃうのかね。

俺の法的な取り決めというのは、Sarbenes-Oxley Actのような連邦議会による企業取締の強化
のようなことを言っている。廃案になっちゃったけれども、
http://www.zdnet.co.jp/enterprise/0208/05/nw_03.html
を見ていただければわかるように、民主党のジョセフ・リーバーマン上院議員が法的にストック
オプション付与に関する株主総会の承認の義務化を法的に取り決めようとした。
148 :走る名無しさん:2003/04/06(Sun) 10:17
情報をありがとう。
http://www.naspp.com/miscContent/08_27_02_RankandFileOptionAct.htm
によれば、税制緩和措置とSECによる情報開示規制が主体となった規制のようだ。
日本語の記事は何をさしているのかまだよくわからないが、SEC規制を
さしているのかもしれない。
http://www.aeanet.org/GovernmentAffairs/gamb_stockoptionsEnziLieb.asp
を見ると、最近のネットバブル崩壊を受け、司法側が
ストックオプション性悪論的判決を乱発し乱訴がおきないよう、
規制とお墨付きを与えるのが目的であるらしい。
連邦として、証券市場の安定性を確保することを目的とした介入は許される。

しかし、法的な規制はガバナンスにどのような影響を及ぼすのだろうか。
この立法や現行の証券取引所法の規制が
たとえば証券アナリストやファンドの保護を意図しているのか、
ベンチャーを立ち上げる起業者やその家族の大株主を保護するのか、
といったことがよくわからない。
もうすこし制度を勉強してみなくては。
149 :走る名無しさん:2003/04/06(Sun) 10:23
スタートアップ段階についていえば、経営陣やその家族が多くの株式を持つことは、
そんなに悪くはないんじゃ?
その後はよくわからない。伊勢丹とかあるしね。
ディズニーランドは不明。Buffetみたいな長期投資で
大きな株式保有割合を占めるファンドは、どう考えればいい?
長期継続保有の意思がある投資家が特定できれば、
その人たちは間違いなくガバナンスに興味があると思う。
でも、経営者規制とか株主規制とかいった形で制度を作っても、
そういう人たちの将来的な投資継続の意思を担保するわけにはいかないよね。
株式処分の意思を強制したり前もって開示させられないから。

あ、でも会社単位で見たら、長期大株主は顔が割れているから、
経営者としての市場価値とか、
ファンドやベンチャーキャピタリストとしての投資ポリシーと名声の維持
であるとかいったところで縛られるのかな?
なら、法律は要るのか?ってとこまで飛ぶのはだめ?(藁
150 :ぺりくるす:2003/04/06(Sun) 10:46
http://257.teacup.com/newsda/bbs
のどこに「司法側がストックオプション性悪論的判決を乱発し乱訴がおきないよう、規制とお
墨付きを与えるのが目的であるらしい。」ってなことが書いてあるんだ?

それよりグリーンスパンはどうかしてるな。ストックオプションがグリーンスパンの懸念した
バブルの原因であったことはほぼ確実だ。グリーンスパンには阿淫乱奴(アイン・ランド)とか
いう糞ババアと共に「capitalism」などという本を書いた前科があるので信用ならない男だ。
151 :ぺりくるす:2003/04/06(Sun) 10:49
なんか変なところにリンクされちまった。まあ、俺はそこの掲示板とは無関係なので無視して
くれ。訂正リンク先は、
http://www.aeanet.org/GovernmentAffairs/gamb_stockoptionsEnziLieb.asp
152 :ぺりくるす:2003/04/06(Sun) 10:55
SDAもプロテスタント一派だが、俺はSDAではない。なんかしらんが間違ってリンクされた。
153 :走る名無しさん:2003/04/06(Sun) 20:52
146です。ちょっと急いでいて言い方が変になって申し訳ない。
AeAのホームページでは、
The Enzi-Lieberman bill prevents a rush to judgment that would kill stock options.
とする。その意味は、
The "Stock Options Fairness and Accountability Act" (S. 2760) would direct the SEC to conduct a thorough study not only of the accounting issues, but also other public policy issues in the stock options debate, such as whether the valuation models work, the impact expensing will have on the availability of options to both rank-and-file workers and senior executive and whether investors would be better served by having enhanced disclosures of the details of a firm’s stock options plans. The SEC has the authority, expertise and credibility to conduct such an expanded study. The Enzi-Lieberman bill provides a more reasonable and appropriate vehicle for resolution of the stock option accounting debate.
という法案支持理由として述べられている。
要するに業界団体はこの法案を、
SECが監督強化とともに市場不安をなだめ、ストックオプションを
存続させるためのものだと理解したのではないかと読んだので、
SECの監視のもとにあるストックオプションは非難されない、
すなわち「お墨付き」かと。
ミスリーディングを批判しつつ自分もかなり批判を招く書き込みを
してしまったことになった・・・。
ちなみに、
AeA is the nation's largest high-tech trade association. AeA
represents more than 3,000 companies with 1.8 million employees.
154 :走る名無しさん:2003/04/06(Sun) 21:38
ぺりくるすさんは、今回のバブルとストックオプションの使われ方とが関係があったと
おっしゃっています。
株価が上がり過ぎないようなガバナンスの仕組みがマクロ経済にとって望ましい??

ガバナンスの制度と関係あるのはインサイダーとエージェンシーくらいかな。
個々の企業やその株主は、自社の株価があがったらうれしいですよね。それが企業の収益力に付されるべき実際の価格と乖離していても。(とくに株主はその結果ボラティリティが高くなっても、売り逃げれば関係ない)
企業関係者に一企業情報に特化した情報バイアスが生じていると、全企業の業績に関する情報の比較ができませんが、
インサイダーはそれによって逆に他の企業を出し抜けるかもしれません(どういう市場を想定するかによりますが、実際的なところ)。
株価の異常な高騰の原因のうち、情報偏在による部分は株式の長期保有の強制とか、企業情報が正確に反映された情報を市場に出すことで解決しますか?
もし市場がこれに十分に反応し、
株主が特定企業から市場平均リターンを超えた利得を得ることが難しくなれば、
情報収集・分析コストが相対的に負担となるから、経営者等以外の株主は
集中的な投資をしなくなるかも。そうすると(株価以外の便益を引き出そうとする経営者を見張るコストが高くなるから)株主が経営者を見張れず、
エージェンシーの問題が出てきませんか?
155 :ぺりくるす:2003/04/07(Mon) 07:33
>>154

しかし、FASBなどにIASBの基準でストックオプションを費用計上するようにせよ
と要求しているのは他ならぬ機関投資家や大株主自身であることを認識すべきだ
と思うよ。もし企業が公正価値法でストックオプションを費用計上するようにな
れば利益圧縮になるから当然株価も上がりにくくなる。

それでもなお株主がそういう要求をするのはエンロンやワールドコムのようなイ
ンチキ企業がでてきて株主が大損したりするのを防ぐためだし、株価がより企業
の収益力を反映したものになることを望んでいるからではないかな。

90年代では、もし給料が自社株ではなくお金で支払われていれば赤字かもしくは
収益もたいしたことがなかった企業であっても、ストックオプション制度のおか
げで黒字にみせかけて株価を上昇させることができたわけだから。

もし、ストックオプションの費用計上や株主総会での承認の義務化がなされれば、
かえって情報収集・分析コストの削減にもなるんではないかな。
156 :ぺりくるす:2003/04/07(Mon) 07:43
>>153

ストックオプション制度のアイディアそのものは別に悪いものではないから、法案の目的は別に
それでいいのではないかと俺は思うけれども。俺は無知なもんでいまだに勉強中なもんだが。
ようは、ストックオプション制度が経営者に法外な給料を与えてしまったり、経営の実態をごま
かすのを防止できればいいのだから。
157 :走る名無しさん:2003/04/07(Mon) 09:19
ぺりたんは会計専門家でしか?
158 :ぺりくるす:2003/04/07(Mon) 10:49
>>157
専門家に失礼なのでそのようなことは言わないように。
159 :走る名無しさん:2003/04/07(Mon) 22:06
会計上の利益の意味するところって何なのかな、
とよく思う今日この頃。
160 :走る名無しさん:2003/04/07(Mon) 22:08
会計上の利益=まやかしの利益
161 :走る名無しさん:2003/04/07(Mon) 23:15
katteni kyokuron ni hasitte nasai.
kusoboke
162 :走る名無しさん:2003/04/07(Mon) 23:49
いや、会計上の利益は、損益計算書で目でみることもできて、
その利益を使っちゃうことで、体感もできるんだけれど、
経済学上の利潤のほうが、いまいち実体がつかめない・・・。
163 :走る名無しさん:2003/04/08(Tue) 00:00
会計上の利益は、商法できめられた規則で計算された利益なので、
法律上の利益でもあって、法律上のいろんな権利・義務や規制も
会計上の数値が基準になっているケースが多いと思います。
164 :走る名無しさん:2003/04/09(Wed) 23:10
会計上の利益など、基本的には、入金額-出金額だ。資本拠出などで要調整
事項はあるが、長期的に見ればそうならざるを得ないよ。もちろん、実現主
義、名目資本維持、取得原価主義が前提だけど。

上記の文章が理解できるようになるまでオーソドックスなテキストで勉強し
て、そのあと自分でワークシートでも作って考えれば?
経済学の利益については、Dualityを理解して、いろいろ関数をいじくって
考えてください。まあ暇つぶしにはなるよ。
165 :走る名無しさん:2003/04/10(Thu) 02:58
企業会計に、財務会計(財務報告目的?)と管理会計(経営管理目的?)とあると思うんですが、
マクロの国・地域の会計でも、管理会計の体系ってできないでしょうか?
というか、そういう分野もあるんですか?
166 :走る名無しさん:2003/04/10(Thu) 05:00
質問の意図がつかめません。
単なる思い付きですか?
167 :ぺりくるす:2003/04/13(Sun) 14:13
http://web.sfc.keio.ac.jp/~okabe/paper/oya2/part2.html
銀行とブロックホルダーのコーポレートガバナンスの役割についてだけれども、アプローチの
手始めの切り口としては先日紹介した↑の慶応大学の学生の卒論はどうかな。苺の皆に評価し
てもらいたいのだけれども。
168 :ぺりくるす:2003/04/13(Sun) 14:15
インタゲの議論ではともかくとして、深尾氏の「コーポレートガバナンス入門」はおもしろい!
って思ったんだけど、苺では見向きもされていないのかな。
169 :歌舞:2003/04/13(Sun) 16:01
ああ、そうね。『株式資本主義の誤算』やらも面白いねえw
170 :ぺりくるす:2003/04/13(Sun) 16:24
>>169
え、面白いか?俺はずい分と引用したが、今ではなんだかきな臭い本だと思ってんだが。
171 :歌舞:2003/04/13(Sun) 16:28
いや、そのきな臭さがいいんだよなあ。ま、まともなムキには岩井の『会社』とかをすすめたいね。漏れの新理論よりは劣るけどね←妄想ぎみw
172 :歌舞:2003/04/13(Sun) 16:30
ところでネットには無知なんだけど、さっきこの苺をみてたらトロイの木馬の攻撃にあったぞ。注意しろよ、みんな。この掲示板読んでてその種の警報があったのは去年の夏前ぐらいかなあ?

ネットに接続してある種のHPをみている人に攻撃をしかけてているという理解でいいのかな?そうだとしたら上にも書いたようにみなさんちゃんと注意しましょうね。
173 :走る名無しさん:2003/04/13(Sun) 16:39
>>172 トロイの木馬の攻撃って何?
174 :ぺりくるす:2003/04/13(Sun) 16:53
>>歌舞

青木氏のコーポレートガバナンス議論をおかしいということは、歌舞氏は>>167の俺のアプロー
チには×をつけるということか?苺の共通認識では青木氏の評価は低いのかね。三輪氏について
は、すり師匠からも歌舞氏からもお墨付きをいただいたわけだが。
つーより、そろそろ5月病の季節だな。欝だ…、、、私小説でも書きたい気分だ。
175 :ぺりくるす:2003/04/13(Sun) 16:57
>>173

ようするにインタゲ支持のようなふりしてやってきて実は反インタゲだったつーことではない
か。竹下登氏への誉め殺し作戦みたいなもんだろ。
176 :すりらんか:2003/04/13(Sun) 17:13
ちゃうちゃう
http://www.npa.go.jp/hightech/notice/badtrans.htm
のことでしょう.
177 :ぺりくるす@移転:2003/04/15(Tue) 03:20
>(1)「メインバンク・システム」の下で、事業会社・銀行(メイン行と非メイン行)がそこか
>ら逸脱するインセンティブがないこと

っていうのは、俺が深尾氏の著書を参考にしてあげたメリットがメリットであることを示せてな
いってゆー意味でしか?俺ごときの意見と思わずに批判してくらさい。

>(2)おそらく比較対照になっている直接金融中心の場合とを比較し、どういった意味で、ある
>いは、どういった場合に、より効率的なのか明らかにしておく必要があると思うが、それくら
>いはできてるんでしょ。

メインバンク制度というのはある意味、大株主である企業と銀行同士の関係ともいえるわけだか
ら、直接金融vs間接金融で対比させてしまうのも問題だと思うけどな。株式持合いというのは、
俺の以上にあげてきた点以外にも、乗っ取りによる敵対的買収から企業を防衛するという意味で
も利用されてきた。アメリカ合衆国だって、一般企業と銀行の株式持合いがなかったり、銀行の
株式保有額が少なかったりするけど、ポイズン法とかで企業が敵対的買収から守られているし。

敵対的買収が横行するとかえって社会厚生が悪化するという観点からはアプローチできませんか
ね?なんか俺は論点を飛ばしすぎのようだけれども。
178 :ぺりくるす@移転:2003/04/15(Tue) 03:20
>(1)「メインバンク・システム」の下で、事業会社・銀行(メイン行と非メイン行)がそこか
>ら逸脱するインセンティブがないこと

っていうのは、俺が深尾氏の著書を参考にしてあげたメリットがメリットであることを示せてな
いってゆー意味でしか?俺ごときの意見と思わずに批判してくらさい。

>(2)おそらく比較対照になっている直接金融中心の場合とを比較し、どういった意味で、ある
>いは、どういった場合に、より効率的なのか明らかにしておく必要があると思うが、それくら
>いはできてるんでしょ。

メインバンク制度というのはある意味、大株主である企業と銀行同士の関係ともいえるわけだか
ら、直接金融vs間接金融で対比させてしまうのも問題だと思うけどな。株式持合いというのは、
俺の以上にあげてきた点以外にも、乗っ取りによる敵対的買収から企業を防衛するという意味で
も利用されてきた。アメリカ合衆国だって、一般企業と銀行の株式持合いがなかったり、銀行の
株式保有額が少なかったりするけど、ポイズン法とかで企業が敵対的買収から守られているし。

敵対的買収が横行するとかえって社会厚生が悪化するという観点からはアプローチできませんか
ね?なんか俺は論点を飛ばしすぎのようだけれども。
179 :走る名無しさん:2003/04/16(Wed) 01:54
M&Aと経営効率化は、会社の現実の価値よりも株価が低いときに生ずるから、
経営陣は配当等のシグナルを出し、株価を上げようとする
また、くびになることをにらんで怠惰な経営をしない・・っていう話だよね。
あらたに、従業員の話が出てきたけれども、
Shleifer & Summersのように会社内部の経営に与える影響は考えられる。
けど、株主=メインバンクが
低い株価でも敵対的買収に応じてテンダーしないのと
「従業員が安心して働けたら効率性がアップする」のと、
さらに「経済(主体は?マクロ?)の効率化」っていうのは、
それぞれそのまま矢印でつながるのかなあ?
なんか複数の話が入り込んでる気がする。うまく整理できないのだけれど。
180 :走る名無しさん:2003/04/16(Wed) 01:54
M&Aと経営効率化は、会社の現実の価値よりも株価が低いときに生ずるから、
経営陣は配当等のシグナルを出し、株価を上げようとする
また、くびになることをにらんで怠惰な経営をしない・・っていう話だよね。
あらたに、従業員の話が出てきたけれども、
Shleifer & Summersのように会社内部の経営に与える影響は考えられる。
けど、株主=メインバンクが
低い株価でも敵対的買収に応じてテンダーしないのと
「従業員が安心して働けたら効率性がアップする」のと、
さらに「経済(主体は?マクロ?)の効率化」っていうのは、
それぞれそのまま矢印でつながるのかなあ?
なんか複数の話が入り込んでる気がする。うまく整理できないのだけれど。
181 :MM:2003/04/18(Fri) 21:20
>>180 ぺりくるすさん。紹介いただいた論文を今日入手しました。もし面白いようであれば
また書き込ませていただきます。
182 :ぺりくるす:2003/04/21(Mon) 04:02
http://web.sfc.keio.ac.jp/~okabe/paper/oya2/part2.html
>メインバンク関係の機能として上の慶応のお子様は通説どおり三つの機能をあげている。
>1 流動性緩和効果 2 コーポレートガバナンス機能 3 保険機能

1-3のどの点についても具体的な批判をいただいておらんのでしが、そんなに慶応の
学生の卒論は変なことをいっているか?おそらくこの学生は深尾氏の指導のもとに
これを書いたんだろうと思われるが。
183 :ぺりくるす:2003/04/21(Mon) 04:04
>>181
MM氏、お返事おくれてすまん。俺は論文を直接には読んでないよ。深尾氏の入門書に内容が
書かれていたので参考にしただけでし。俺の発言はいずれも統計学的な実証にはもとずいて
いない印象論ばっかでもうしわけないのだが。
184 :3周年名無しさん:2003/06/05(Thu) 01:52
日本経済再生の予感(大機小機)
掲載日:2003/06/03 媒体:日本経済新聞

 景気後退やデフレ深刻化の懸念と不安が日本中を覆い尽くしている。
しかし同時に、不安感をあおりたてるだけでなく、危機の背後に隠されがちな前向きの変化をも冷徹に見いだすことが大切である。
 この点に関し、筆者は日本経済の再生が始動し中長期的なサイクルの大底を脱しつつある、との仮説を立てている。その論拠は日本再生の担い手である企業の経営体質の画期的な構造変化が表れ始めたと推論する点にある。
185 :3周年名無しさん:2003/06/05(Thu) 01:53
この論拠を立証するに足る決定的な客観データはまだない。唯一の計数は収益体質改善を示す二〇〇三年三月期企業業績である。全産業ベースで経常利益が大幅増益、最終損益も黒字に転換した。今年度も二期連続増益が予想されている。だが、表面的業績回復よりも、むしろそれと並行して起きている次の三つの事象が示唆する意味は大きい。
 第一は、配当を最重視する企業が明らかに増えていることである。これまで業績回復の還元は賃金が最優先であった。これが、ベアをゼロに抑えて石にかじりついてでも復配、増配することを最優先順位に置く経営意思決定に大転換した。配当利回りを重視する市場の評価と株主の利益を第一義とした企業統治が機能し始めた証左といえよう。
 第二は、製造業の国内設備投資が復調の兆しを見せ始めたことである。とくに注目すべきは、(1)アジア・中国シフトの代表であった電気機器業界での新たなビジネスモデルに基づく世界一の生産性を誇る新工場建設(2)代表的成熟産業である鉄鋼による老朽設備の整理と最新鋭高炉の建設(3)カメラ付き携帯電話など国際的に先行する新市場開発――という三分野である。
 第三は、先端技術分野における国際的先行である。とくに二〇〇五年前後に大市場化が確実視される燃料電池、ナノテク、有機エレクトロ・ルミネッセンス(EL)分野で日本企業は一頭地を抜いている。
 これらの事象はまだ断片的で仮説の論証には不十分であり筆者の予感の域を出ない。
186 :3周年名無しさん:2003/06/05(Thu) 01:57
なんとなく、この間のりそなの税効果資本を監査法人が認めなかった
出来事を境に、日本経済が静かに底をうって反転し始めているような
気がするんですが、みなさん、どう感じておられます? 実務家のみなさま、
及び、学者のみなさま。
187 :3周年名無しさん:2003/06/05(Thu) 04:41
ここ十数年、在庫循環と株価はほぼ連動していたんだけど、
過去二回の景気上昇期と違って今回に限っては全然株価が上昇しなかった。
これは非常に不気味。何で今回は株価が上昇しない?(だれか説明して!)

ここ一ヶ月で株価がちょっとだけ上昇したようだが
今年の二月頃の水準に戻っただけ。
ここ一年程度の傾向を見ると、とても上昇したなどとは言えない。
日経平均が今の倍くらいまで上昇しないと、株価が上昇したなどと言えないだろう。

http://common.joho-market.com/Contents/Stock/
http://chart.yahoo.co.jp/c/ay/9/998407.o.gif
(谷が在庫循環ごとにどんどん深くなって来ている!)

さらに不気味なのはここ最近の長期国債金利の下落傾向だ。
よくあの水準からさらに下がるものだ。
福井氏が日銀総裁になったおかげで、
デフレが持続する中で長期国債買い切りオペが続くだろうから
安心して債券に資金を投入できるということか?

株式市場を見ても債券市場を見ても市場は
「デフレ不況はこのまま終わりそうもない」
と判断していることが見てとれるのだがこれで正しい?

今のところ漏れは現金派なのでデフレ万歳だ。w
(だからここ一ヶ月の株価の微小な上昇はちょっと悔しいぞw)
188 :3周年名無しさん:2003/06/05(Thu) 11:44
株価は在庫指数に先行して上昇するでしょ。
漏れ的には昨年初頭の株価上昇がそれだと思ってる(まあそれだけじゃなく、円安からいっそうの緩和への期待もあっただろうけど)。
鉱工業生産を見ても、その時期にボトムをつけてたはず。

どっちにしろ、在庫/鉱工業生産のどちらもこの1Qで既にピークアウトしたと見るのが正しくない?
株価はそれを織り込んでるだけだろう。

> 株式市場を見ても債券市場を見ても市場は
> 「デフレ不況はこのまま終わりそうもない」
> と判断していることが見てとれるのだがこれで正しい?

ほとんどの連中はそう判断しているだろうね。
ただしその判断が正しいかどうかはまた別の話。
漏れ的には、数が多い方につくのは王道ではないと思ってる(が、落ちてきているナイフをつかむのも得策ではない)。
189 :ドラエモン:2003/06/05(Thu) 12:04
>>183

>在庫/鉱工業生産のどちらもこの1Qで既にピークアウトしたと見るのが正しくない?

つうか、季調値は明らかにピークアウトしているし、景気動向指数も下向きのサインを
出し始めている。もちろん、戦争という攪乱要因があったから一時的変化の可能性も
否定は出来ないが。だが、輸出をさせている今のユーロ高が当分続くと信ずる根拠も
あまりないと思うし、ドル高政策というブッシュの小泉援護射撃も、リップサービスに
とどまる可能性が高いと思う。そして、可処分所得の低下をキャンセルしていた消費性向
の上昇だって、いつまでも続くものとは信じがたい。

とはいえ、相場は相場だ。りそな国有化での減資回避がサプライズになってシナリオが
変わり、水準訂正が入っている可能性は確かにあると思うよ。だが、7000円台定着
の懸念が8000円台定着、あるいは高値1万円飛び台の懸念に「改善した」だけかも
しれない。

マクロ政策の見地から意味のある上昇は、まあ、>>182のチャートにあるように1万5千
円台を越してからということ何じゃないのかね?
190 :188:2003/06/05(Thu) 14:00
御意>ドラさん。

ところで、米の債券高/株高/通貨安をどう見ます?
原油/金/キャッシュに逃げてたのが戻った+ユーロへ還流、で正しいのかな?

って、スレタイと激しく違った話題ですまそ。
続きは(もしあれば)どっか別の場所(投資法スレとか)でやりますか。
191 :ドラエモン:2003/06/05(Thu) 15:20
>>190 ありゃ、>>189書いた後に出た(午後2時)の4月の景気動向指数では、先行指数が
上がっているような。やっぱ、まだ良く分からんね。
192 :ドラエモン:2003/06/05(Thu) 15:40
>>191の「上がっている先行指数」はDIじゃなく、CIの方ね。
193 :MM日本国の研究コピペ:2003/06/05(Thu) 16:18
「経済観測第10回:最悪の事態は逃れたが、依然としてつづく危機的状態」
エコノミスト 岡田靖

●変調のサイン

 だが、こうして足下までは、曲がりなりにも回復軌道をたどってきた景気で
はあるが、すでにいくつかの変調のサインを見出すことができる。第一は鉱工
業生産指数の動きである。その季節調整の推移をみると
(図1 http://www.inose.gr.jp/mg/back/keizaikansoku10-1.htm )、2001年
11月を底にして急速に増加してきたものの、2002年10月には一回天井を打ち、
2003年1月の異常値に見える増加を別にすると、その後は弱含みの横這い状態
になってしまっている。
(中略)

●急激な企業収益低迷の可能性も

 もっとも懸念される経済指標は、景気動向指数(※1)のCI(コンポジッ
トインデックス)である。CIの一致指数と遅行指数の比率(一致/遅行比率)
は、企業収益あるいはキャッシュフローの良好な先行指標となっていることが
わかっている。そして、企業収益ないし企業のキャッシュフローは、さらに設
備投資の先行指標であるため、結果的にCIの一致/遅行比率は、景気のかな
り長い先行きを予測する手段として、簡便でありながらも、有用な情報を提供
してくれるのである。

 問題は、この一致/遅行比率が、2002年8月をピークにして急速に低下をつ
づけているということだ
(図2 http://www.inose.gr.jp/mg/back/keizaikansoku10-2.htm )。経験則
が正しければ、この一致/遅行比率の変化は、企業収益は足下で前年比増加率
のピークを打っており、今後急速に伸びを鈍化させる、あるいは年後半には減
益にすら転じかねないということを意味していることになる。これは、機械受
注の先行き減少という、先に述べたアンケート結果とも整合し、設備投資の先
行きに深刻な懸念を抱かせるものとなっているわけだ。
194 :走る名無しさん:2003/06/05(Thu) 18:32
>日経平均が今の倍くらいまで上昇しないと、株価が上昇したなどと言えないだろう。
需給回復、財政出動がないとそこまで落ちあげられない
中、低位株で我慢しましょう
機関投資家の運用パフォーマンスが個人投資家より低い?
塩づけにしていたらどうあがいても無理だろう
条件イーブンならほぼ勝ち目はありません
できる範囲で 国際金融 もかいてみるか
>188: 3周年名無しさん
参考になるかわからんが、株板もチェックしてね

>「経済観測第10回:最悪の事態は逃れたが、依然としてつづく危機的状態」
そんなこといわれなくてもわかっている

にしても、総研や研究所の人間多いなー
195 :3周年名無しさん:2003/06/05(Thu) 18:47
>>194

>>「経済観測第10回:最悪の事態は逃れたが、依然としてつづく危機的状態」
>そんなこといわれなくてもわかっている

そりゃ悪かったな。けど君のためだけに貼ったんじゃないよ。
ちょうど話題になっていたことに関係するグラフが出てくるから、
見ているほかの人たちにも参考になると思っただけのこと。
196 :走る名無しさん:2003/06/05(Thu) 19:08
>195: 3周年名無しさん  2003/06/05(Thu) 18:47
ちょうど話題になっていたことに関係するグラフ
(「上がっている先行指数」はDIじゃなく、CIの方ね)
が出てくるから、
見ているほかの人たちにも参考になると思っただけのこと。

それはすまなかった
ではお聞きするが
(午後2時)の4月の景気動向指数では、先行指数が上がっている

ということに関してあなたの判断を聞きたい
197 :3周年名無しさん:2003/06/05(Thu) 20:14
>ということに関してあなたの判断を聞きたい

自分なりのなんらかの見解があれば、コピペした時点で書いてる。
漏れは専門家でも(もちろん総研でも研究所の人間でも)なんでもない。
上がっているという情報だけで見てもない数字を元に判断なんかしても
しょうがないし、見たとしてもできん。
岡田氏の話はたまたま今日来たメルマガに載っていて、
コピペしたのはまだバックナンバーに入っていないから。
「参考になる」と書いた通り、それ以上の意味はない。
ま、一言そう書けばよかったかもね。
198 :3周年名無しさん:2003/06/06(Fri) 00:48
ここには、日本経済に関して強気な人はいないんですかー?
しかし、監査法人が独立監査人としてより機能するようになって、なんか
市場のインフラが整備されたな、と感じる人はいませんか?
199 :3周年名無しさん:2003/06/06(Fri) 00:51
さらに、朝日監査法人と新日本監査法人の偉い人が国会に証人喚問
されるらしいじゃないですか。不勉強の政治家にガツンといってやって
ほしいっすよね。というか、MMさんではないけれど、是々非々の議論を
やりあってほしいっすよね、プロの立場から。
200 :200:2003/06/06(Fri) 20:20
200Get!

有利子負債対キャッシュフロー比率をみると、
バブル経済気の前の水準にまで回復してきているから
そろそろ企業が積極的に設備投資をしてもいいころだとは思うけど。
201 :3周年名無しさん:2003/06/08(Sun) 02:07
4月の日経BI、前月比0.3%低下

 日本経済新聞社が6月2日公表した4月の日経景気インデックス(日経BI、速報値)は前月比0.3%低下し97.1(2000年平均=100)となった。低下は3カ月連続。日経BIは、今回の発表から基準年を2000年に切り替え、数値を過去にさかのぼって改訂した。
 景気の水準と勢いを示す日経BIは鉱工業生産、商業販売額、有効求人倍率、所定外労働時間の4指標に共通する「景気の波」を取り出し、指数化したもの。日経BIは1月まで改善傾向を保っていたが、ここにきて3カ月連続して低下しており、景気が息切れの兆候を見せ始めたことを示唆している。

http://www.nikkei.co.jp/keiki/ni/
202 :ドラエモン:2003/06/10(Tue) 00:31
>>201他

結局、この数ヶ月に関しては、景気回復の兆候は見えないというのは、どんなデータでも同じ。
まあ、首相の言うように(笑)、株価には一喜一憂しないということで宜しいのではないか。
203 :走る名無しさん:2003/06/10(Tue) 01:46
>景気回復の兆候は見えないというのは
レポートなんかを見るとどこも低空飛行の予想
デフレ経済下で民間はよく検討している
実際の問題その低空飛行をどう持ち上げるか
インフレターゲット、名目GDPの上昇、企業のバランスシート改善
財政政策、じtt
円安誘導、企業業績の好転 etc
ドラ氏はどう考えます?
204 :3周年名無しさん:2003/06/10(Tue) 01:54
しかし、そういう指標ってあてにならなくないですか。
数週間前は、株価だって、みんなまだまだ下がる、といって
いたのに、最近は、底入れしたとかいっている記事もおおいし。

個人的には、まえジョークスレッドで紹介されていた下記が
非常に秀逸だと感じています。
http://www.foulds2000.freeserve.co.uk/economists.htm
205 :ドラエモン:2003/06/10(Tue) 02:16
>>204

確かに理論なき計測はいかがわしいのは事実。だが、景気動向指数自体はすでに起こってしまっ
た事実の記述だからね。バブル崩壊直後に、景気指数を無視したつけが過剰な引き締めであり、
今日の状況を生みだした一因でもある。

>>203

だから「インタゲ」なわけだがw