◇◆◇ 産業組織論 ◇◆◇
economy/0690 / 443 レス / 2002/12/24〜2009/07/15
- 1 :ぼんくら学部生:2002/12/24(Tue) 20:06
- 最近いろんな企業が合併やら提携やらアウトソーシングやらをしているので、
最近「合併、提携、アウトソーシングってどういう目的でやってるのよ。
なぜその形を選ぶのよ」とか考えるようになりました。
また、世の中には少ない企業で形成されている業界もあれば、
多数の企業で形成されている業界もあります。
もうれつな価格競争をする業界もあれば、そんなでも無い業界もあります。
「それってどうしてよ」って考えるようになりました。
(これについては、就職活動のためマターリ業界や薄給業界を
調査していてこのことを良く考えるようになりました)
僕はぼんくら学部生でミクロ経済の企業理論を勉強していても、
「あ、そう。まぁ適当に勉強しますわ」
って思っていたんですけど(つまりその実用性にまったく気づかない)、
上のようなことを考える上で
ミクロの企業理論、とりわけそれを中心に扱う産業組織論が非常に有益である
ことに最近気づきました。(遅すぎですが)
「こんなの意味あんの?」と思っていたゲーム理論の意味も最近わかってきました。
この板にいる教授のみなさま、産業組織論の学部生に対するウケはどうですか?
僕としては非常に実学的でエキサイティングなんじゃないかと思いますが。
最近出た『戦略の経済学』なんてもう失禁モノです。 - 2 :すりらんか:2002/12/25(Wed) 01:39
- NewIO(新しい産業組織論)が実用性の面で最重要分野ではないかというのは
歌舞さまと僕(そして最近はぺりたんも!)間で共通理解になりつつあります.
2人が復帰し(&ぜみなーるの区切りついたら)IOの話でもやりましょう……
僕が知ってるIOはせいぜいOld New IO(形容矛盾だw)なので誰か子牛してくれ
ませんか? - 3 :走る名無しさん:2002/12/25(Wed) 03:01
- NewIOの良い教科書ってどんなのがありますかな?
- 4 :好意の第三者:2002/12/25(Wed) 08:16
- ワークス、学生400人就業体験――即戦力の人材確保
業務用ソフトのワークスアプリケーションズは2003年から、学生の就業体験であるインターンシップを年間400人規模で受け入れる。同社の社員数は約270人(2002年6月現在)で、社員数を上回る規模のインターン受け入れは極めて異例。優秀な学生には同社への入社資格を与え、開発・営業向けの即戦力を確保する。
インターンの募集は来年1月から実施し、2月と8月に200人ずつを受け入れる。受け入れ人数が多いため、東京・三田の本社以外の施設を借りて、インターンシップ専用のスペースとして活用する。参加者には日給1万円を支給。2月分は大学4年生が対象だが、8月分では3年生を対象に加えることも検討している。
[12月25日/日本経済新聞 朝刊]
これとは違うけど、アウトソーシングの例が13面にあるよ - 5 :走る名無しさん:2002/12/25(Wed) 12:48
- Old New IOの集大成がTiroleとすると、
いまどきNew IOの基本テキストやいかに?
誰かおせーて。 - 6 :走る名無しさん:2002/12/25(Wed) 15:03
- >>05
Old New IOって何?TiroleってNew IOじゃないの? - 7 :走る名無しさん:2002/12/25(Wed) 17:07
- >>06
かつてTiroleがNew IOの代表格として扱われていわれてたのは知ってるんですが、
でもTiroleのテキストの刊行年が1988(なんと昭和だよ昭和)なんだから、
もうOld New IOじゃないかと思ったんですよ。
というわけで、これをふったすりちゃんに聞かないとわかんない。 - 8 :すりらんか:2002/12/25(Wed) 21:01
- >>07
まったくその意味で書きました~.New IOっていってもTirole輪読に参加した
くらいしか知識無いモンなぁという意味で>>02と書いたわけです.90年代どん
なことやってたのかもしらないし.(ちょっと軽薄な問いで申し訳ないが)最
近はやってるのってどんな話題ですか? - 9 :走る名無しさん:2002/12/25(Wed) 21:15
- 私も便乗質問させて下さい。
経営(商)学部の産業組織論と経済学部のそれとは違うのでしょうか?
私のおぼろげな記憶では、
前者は企業の内部環境に関しての研究
後者は産業の内部構造に関しての研究
だったような。。。 - 10 :走る名無しさん:2002/12/25(Wed) 21:27
- 経営学でいうのは「組織論」であって「産業組織論」ではないです。
「組織論」の主要論者は、バーナード、サイモン(ノーベル経済学賞受賞)、
チャンドラー、ドラッカーなど。
限定合理性を前提とし、絶えず変化する外部環境の下で、複数の
人間によって共通目的を達成するためには、どうすれば円滑にことが
すすむのかについての知識体系。 - 11 :走る名無しさん:2002/12/25(Wed) 21:48
- >>10
あんがと。
サイモンは「意思決定の科学」でしたっけ。。。
企業はその外部環境に対する適応を業となす?…なんせ古い記憶なもんで失礼。
産業組織論と産業構造論とでは明確な線引きが(現在)有るのでしょうか?
質問の連発でお手数かけます。 - 12 :走る名無しさん:2002/12/25(Wed) 21:57
- 産業構造論自体が明確な学問でないような気がする。
ぺティ=クラークの原則とか、そういった話だよね。
経済企画庁系のエコノミストが好む世界だな。
ともすればトンデモの世界にいざなわれてしまうかもしれない。
おれはこういうのが大好きなのであるが。
なにしろ昔はサプライサイドの経済学やってたからな。 - 13 :走る名無しさん:2002/12/25(Wed) 22:12
- >>12
あんがと。
産業構造論に関する私の記憶は
第一次産業・第二次産業・第三次産業云々
くらいしか残っていない。分厚い本を一冊読んだはずなんだけどナ。。。
とりあえず、感謝・感謝。
ところで、すりさんの質問が上がっちゃいましたね。
すりさんの質問は→>>08でーす。 - 14 :走る名無しさん:2002/12/26(Thu) 00:43
- >>08
あれっ
すりちゃんって結構年逝ってる? - 15 :走る名無しさん:2002/12/26(Thu) 00:45
- 産業組織論と来て
組織論や産業構造論と来たので
ついでに質問。
組織行動学ってどんなの? - 16 :走る名無しさん:2002/12/26(Thu) 01:49
- それより90年代以降の発展と最近ホットなトピックってのに明るいごはいねが?
- 17 :↑:2002/12/26(Thu) 02:20
- もしかするとみんな寄ってたかってTiroleで止まってるんか?
なわけないこと期待age(って上がってるね) - 18 :走る名無しさん:2002/12/26(Thu) 02:29
- >>17
すいません、Tirole以後について教えて下さい - 19 :↑:2002/12/26(Thu) 07:14
- 中年たちを教育したい血気盛んな院生の出現キボンヌ
- 20 :すりらんか:2002/12/26(Thu) 09:16
- >>14
いや,さすがにTiroleが「最新」だったわけじゃないぜ.単に僕が
勉強してないだけ~.それにしてもこのレスの付き方見るとマジで
ここってミクロ少ないんだね. - 21 :走る名無しさん:2002/12/26(Thu) 10:44
- あのさ,メカニズム・デザインっていうのがあるでしょ.
あれは個人の労働意欲に関するものだったような古い記憶があるのですけど,
そのメカニズム・デザインを企業(法人)に当てはめるという発想は容易に出てくる.
最近の産業組織論ってのは,そういった文脈なの?
マクロ主体で研究やってると,その程度でしか発想が追いつかない...トホホ
マトが外れてます?
>>15
組織行動学ってのは,その言葉だけの印象では,
企業内での昇進メカニズムの研究ってことになるのでは?
マネージャーと部下の関係だとかさ... - 22 :走る名無しさん:2002/12/26(Thu) 15:10
- ろくなアドバイスがないな。
NewIO自体、すでにいろんな分野で応用されているから個別分野のテキストを選んだほうがいいと思うのだがね。
もしどうしても概論がいいというなら、産業ネタはないが、理論的展望の点で以下を推す
laffont and martimort
The theory of incentives - 23 :キスケ:2002/12/26(Thu) 22:52
- いやー、たまにしか来なくてすみませんねー。
>>22
"The Theory of Incentives: The Principal-Agent Model"
(with David Martimort), Princeton University Press 2002.
ですか。どんな本です?Principal-Agentだけの本なんですか?
二流大学大学院修士の教科書としては、使えそうですか? - 24 :キスケ:2002/12/26(Thu) 23:07
- 正直、私は最近研究していないので、いい本は知りません。
MIT Press や Oxford, PrincetonとかのHPで探してはどうでしょう?
IOの論文読むだけなら、基本モデルが出てるTiroleで充分です。(私の独断!)
自分の興味のある分野の学術雑誌を読むほうが手っ取り早いかもなー。 - 25 :走る名無しさん:2002/12/27(Fri) 06:17
- すりちゃん期待のnew IOはまだないということでよろしいか?
でも考えてみりゃ、マクロ屋さん多いこの板で、未だに
Blanchard & Fischer(1989、これも昭和)がありがたくもてはやされているんだからね。 - 26 :走る名無しさん:2002/12/27(Fri) 06:51
- ↑
間違えた。
Blanchard & Fischer(1989、平成)
平成だって位新しいんだよ新しい - 27 :走る名無しさん:2002/12/27(Fri) 09:01
- 専門書とか教科書とかは、過去のmaterialから,
著者が個人的に重要と思われし部分を
re-arrangeしたものでしょ?
>>21>>15
組織行動学=「みんなで渡れば恐くない」 - 28 :走る名無しさん:2002/12/27(Fri) 11:07
- >>25-26
いや、それがありがたくもてはやされているわけは「丁寧だから」で、
トピックが最新だからというわけではない。
われわれが求めているのは後者の事項。
したがって、B-Fを引き合いに出して終えることはできない。 - 29 :歌舞:2002/12/27(Fri) 12:34
- 御意。B.Fはあくまで一里塚。漏れはノスタルジアも混じってる。w
むしろ最新の論文を読んでいくことを勧めたいね。 - 30 :走る名無しさん:2002/12/27(Fri) 14:54
- >>28
そんなこといったらTiroleの丁寧さに勝るものなんかそうそうできない。
大陸系は違うよね。 - 31 :走る名無しさん:2002/12/27(Fri) 15:22
- 歌舞タソと一夢庵さんで、
「Tiroleを勉強する甲斐」
でもやってくれないかなぁ。
歌舞タソはB.Fにノスタルジアがある世代なら、
きっとTiroleにもノスタルジアがありそうだし、
一夢庵さんのミクロのお勉強にも貢献できそうだし・・・
「自分だやれら。ゴラァ」ってのは無しね。 - 32 :走る名無しさん:2002/12/27(Fri) 15:29
- >>31
いちおう言っとく、自分でやれや。 - 33 :↑:2002/12/27(Fri) 18:09
- やっぱり来たな。
- 34 :歌舞:2002/12/27(Fri) 21:47
- いや、Tiroleは少ししか読んでないよ。院の授業でもミクロはVarianだったしね。
それよりも一夢庵さんのミクロが楽しみだね。 - 35 :走る名無しさん:2002/12/28(Sat) 08:01
- 歌舞タソと一夢庵さんの
「Tiroleを勉強する甲斐」
期待age - 36 :走る名無しさん:2002/12/29(Sun) 07:05
- Stephen Martin "Advanced Industrial Economics" Blackwell(?)
2版になってこんぱくとになった。実証論文も多数参照されていて良かと。 - 37 :歌舞:2002/12/29(Sun) 09:47
- 年末年始は三輪・ラムザイヤーの『産業政策論の誤解』を読みます。分厚いので本当に読めるかどうか
自信ないんすけど、これ読んだ人いますか? 感想キボウ - 38 :走る名無しさん:2002/12/29(Sun) 10:11
- 三輪さんねたは岩田さんねたと一緒。
気楽に読めば楽しいよ。
でもまじめに読むと頭くるよ。
何で小宮グループって困難ばかりかな? - 39 :歌舞:2002/12/29(Sun) 11:14
- 「ねた」ですかw
『経済オンチ』本もあとで買う予定ですが、2003年はスレ題にあわせて?産業政策ネタでもやろうかなと思うこの頃。 - 40 :↑:2002/12/29(Sun) 15:16
- 「ねた」ですよw
歌舞タソには時間を有効に活用してほすい - 41 :ぼんくら学部生:2003/01/05(Sun) 18:11
- 産業組織論に関する良書のリストを誰か作ってくれませんかね・・・
理論の説明が丁寧とか、実際の分析に主眼を置いているとか、いろいろ分けて。
恐縮っす。
Tiroleのは日本語版は出てないんですかね。
一応アマゾンとかで調べたんですが、ないっぽいです。
なんかここ2、3年で、「現代産業組織論」とか言うのがいくつか出ているようですが、
これが "New IO" とかいうやつですか? - 42 :走る名無しさん:2003/01/05(Sun) 18:18
- Tiroleのch1だったか2だったかをまじめに読みなはれ。
- 43 :走る名無しさん:2003/01/16(Thu) 18:20
- tiroleがべた誉めされてますが、oz shyはどうなんでしょうかね。
この板は産業組織論をやっている人が全然いない? - 44 :3周年名無しさん:2003/06/20(Fri) 19:39
- 歌舞タソネットワーク経済やるぞ宣言記念にあげよう。
>>15
組織行動論は、その名の通り応用行動科学、または応用心理学。
個人(インセンティブ他)・集団(コミュニケーション・リーダーシップ他)・
組織(報酬システム・組織文化他)について、実験などによる
研究を行っているんだそうだ。
っと一応IOの話もするが、小田切本って読んだ人いる?
企業経済学の方は読んだが、IOの部分はかなり寂しかった...。 - 45 :わくわくさん:2003/06/25(Wed) 05:28
- (ひさしぶりに固定ハンドル使ってみます。)
個人的な印象で言えば、この板だと必要ないけど、世間一般の人の
「産業組織論」のイメージというのはどんなものだろうかと思う。
「組織論」というイメージが誤解を生みそうだし、さらにNew、Oldの
区別がさらにこの分野のイメージをわかりにくいのではないだろうか。
手前味噌になるが、最近「産業組織論ってどんな分野?」と聞かれたので、
こういう答えをしてみました。(かなりバイアスかかっているが。)
http://www.seijitouron.org/artview.cgi?id=keizai&mode=view&page=0&num=1193&sort=1&back=tree
基本的には、「契約」「取引」「インセンティブ」といった分析的道具を
使うのがNewだと考えてよいのではないか。
私もTirole、Krouse、S. Martin以外の最近の教科書はよく知らないが、
Laffont and Martimort(2002)の教科書は伊藤さんの書評を読む限り
1プリンシパル-1エージェントの範囲らしいが、面白そうなので
購入してみようと思う。
http://obata.misc.hit-u.ac.jp/~itoh/laffont-martimort1.html
しかし個人的には、産業組織論は複数主体によるネットワーク経済分析の
方向で活発な研究がされている印象を持っています。 - 46 :3周年名無しさん:2003/06/25(Wed) 12:26
- >世間一般の人の
>「産業組織論」のイメージというのはどんなものだろうかと思う。
世間一般の人は、IOなんて言葉自身しらんだろ。
別に漏れは経済屋じゃないから適当ではあるが、漏れ自身は、
「独禁法の運用を考えるところから始まった、
ゲーム理論などを用いて企業行動を分析する分野」
ってくらいだと思ってる。読点の前がOLD、後がNEWって感じで。
ちゅうか、契約理論ってIOだったのか...。
中途半端にかじった身としては、ミクロ理論とIOの境目の方がわかんないな。
IO独特の研究って何よ?
寡占のモデルで合併分析とか、限界費用引き下げ競争R&D分析とかは、
いかにも応用だなって感じがするものではあるが(ローテクスマソ)...。 - 47 :わくわくさん:2003/06/26(Thu) 02:53
- 「産業組織論は応用ミクロ経済学だ」というのは、かなりバイアスの
かかった極端な見方だったかもしれません。ここで言うミクロ経済学
には、契約理論やプリンシパル=エ=ジェンシー理論(以下、この
スレッドではPA理論と略させていただきます)が含まれます。
したがって、私には、この分野の最近の研究の一部は、ほとんど契約
理論の応用といったイメージに見えます。
確かに、本来扱ってきた(そして現在もメインである)合併やカルテル
R&Dといったトピックは重要ですが、産業内の企業と企業との間の
関係(企業間取引)に焦点をあてた場合、そこには企業がどのような
取引のメカニズムを構築するか、という問題があります。
例えば、ある組み立て企業が下請け企業と部品取引をおこなう場合、
独立した企業として取引するのか、一個の企業として統合するのか
(垂直的統合)、という選択が考えられます。非対称情報構造下で
統合するとすれば、情報レントの発生は避けられますが、代わりに
統合コストを覚悟しなければならないでしょう。
また、統合しない場合でも、直接複数の下請け企業と契約するのか、
ある一つの下請け企業に契約権を委託(delegation)するのか、あるいは
ある仲介者(middleman)にその委託をさせるのか、という色々なケースが
考えられます。その場合、もし直接契約だと、下請け企業間のサイド・
ペイメントによる共謀(collusion)を覚悟しなければなりませんし、
委託させればさせたで委託した者のレントを覚悟しなければなりません。
結局、企業間取引のメカニズムをどうやってデザインするか、という
問題は、契約理論の問題に他ならないわけで、このアプローチは、
旧来の表現を用いるならば、「企業行動」を戦略的行動として分析する
ことによって、「市場構造」そして「市場成果」を分析していこう、と
試みるアプローチだと言えます。
そのように考えるならば、産業組織論=契約理論とは言えないまでも、
両者には極めて密接な関係があるわけです。 - 48 :わくわくさん:2003/06/26(Thu) 03:46
- 上のレスは、>>21さんの
>あのさ,メカニズム・デザインっていうのがあるでしょ.
>あれは個人の労働意欲に関するものだったような古い記憶があるのですけど,
>そのメカニズム・デザインを企業(法人)に当てはめるという発想は容易に出てくる.
>最近の産業組織論ってのは,そういった文脈なの?
に対するお答えになっているかな? 最近だと、
"Mechanism Design with Collusion and Correlation,"
Laffont and Martimort (2000, Econometrica)
っていう、そのまんまのタイトルのやつがありますね。 - 49 :3周年名無しさん:2003/06/26(Thu) 05:04
- Tiroleが出た時は新しい一まとまりの分野と
して認知されたが,今は大よその理論的なトピック
スがMWGの教科書に書いてある.寡占と内部組織の研
究がこれだけ盛んになったので,もうこれさえ読め
ば良いと言うTiroleのような教科書は出ないかもね.
契約理論以外に現在のところ目新しくて盛んに研究されている分野としては
・ 競争政策を含めた規制理論
・ インターネット等のネットワークの経済分析
がある.大学の経済学もはやる兆し.
Laffont and Martimortの論文のようにEconometricaクラス
から JIE,IJIO,RIO までレベルがまちまちで理論の他に
実証も重要な位置を占めているので一概には言えませんけどね.
あんまり面白くないかも知れないがTiroleやMWGを読んで基本を
押さえつつその後の発展や新しいトピックスを探るのが
良いと思うよ. - 50 :わくわくさん:2003/06/26(Thu) 05:52
- >47>
サイド・ペイメント→サイド・コントラクト
(side-contract、エージェント同士の契約のことです。
適切な日本語訳があるのかどうかは知りません。)
MWGならば、Chap.14とChap.23が相当するのだろうけど(ただ、Chap.23は
社会選択やインプリメンテーションの話だけど)、1プリンシパル-
1エージェントの枠組みなので、最近の複数主体の話を理解するには
不十分だと思う。でも基本にはかわりありませんね。
ところで、一口に「ネットワークの経済学」というけど、最近
"transmission right" について改めて調べていたら、それは、
「(電力・通信などの)ネットワーク関連産業の分析」なのか、
「複数の供給者のネットワークの分析」なのか区別される必要がある
と感じた。"transmissionright"は明らかに前者だし、いま手元にある
最近のRAND J だと、"Networks versus Vertical Integration" とか
"Vertical Foreclosure with the Choise Specifications"といった
タイトルの研究は後者に当たるべきものだろう。
しかもどちらもIOの領域にあるわけで、ちょっと注意すべきかなという
気がした。 - 51 :いなば:2003/06/26(Thu) 12:36
- 横レスだが。
金子守さんの「産業廃棄物」発言において念頭にあるのはバブル的流行化したNewIOだなたぶん。それとCIA。
「たいがいの現象について何とでもこじつけられるが肝心の検証がしにくい」「計量分析に土俵にほとんど乗ってない」という批判は昔からある。 - 52 :3周年名無しさん:2003/06/26(Thu) 13:29
- MWGなんか一般の人でも解答集が買える教科書は、MSG(グルタミン酸ナトリウム)なんだよな。もうアメリカやイギリスでは教科書として使われていない。廃棄物学者は論文や発表で平気でExcelを使うんだよなあ。群馬の青木おしゃべりな部屋をみてほしいな。Excelがいかに危険きわまりないものかを実感すると思うよ。
- 53 :3周年名無しさん:2003/06/26(Thu) 14:29
- Excelはセッティング次第だよ.どんなアルゴリズムにもクセがあるからね.
まぁ,腕の見せ所といったところでしょ.
そこら辺の見極めが出来ない素人さんは,MATLABかMathematicaにしたら?
既存のOTIS,POST,NLPが使えるよ.まぁ,これとて精度限界とクセがあるんだけどね.
もっとも、金融工学の世界では、その分析精度とスピードに関して,
Excelは比較的良好な評価を得てるぜ(※過去にかなり話題となり比較検討された.)
15年前にメイン・フレームでしか処理できなかった工程が
今ではExcelで十分対応可能になって来ている.要はプログラミングの腕次第さ.
それに自信のない人はExcel以外の既存の出来合いソフトを使うことだ.
さらに、昨今話題のIBMインディビデュアル・シミレーションだって、
いくつかの問題点とバグが指摘されているんぜ.切りが無いわ.
>52はもう少し勉強しないと損するぜ.他人のウワサばかりに頼っていてはダメだ. - 54 :3周年名無しさん:2003/06/26(Thu) 14:45
- 52番が一体誰なのか知っていますか?きっとあなたも知っている人だと思いますよ。賢者は思い込みを捨てて、自分で確かめることが肝要です。まずは、群馬の青木さんがEXCELのバグと称しているものをすべて自分で確かめてみてはどうでしょう?
- 55 :背番号51イチロー:2003/06/26(Thu) 14:48
- 背番号51は鈴木です。
- 56 :ゴジる:2003/06/26(Thu) 15:01
- >>55
もしかして本物の松井さん後輪? - 57 :3周年名無しさん:2003/06/26(Thu) 17:33
- >>49
>あんまり面白くないかも知れないがTiroleやMWGを読んで基本を
>押さえつつその後の発展や新しいトピックスを探るのが
>良いと思うよ.
サンクス。既に洋書を時間をかけて読み込む時間がない身分なのが辛いが、
とりあえずTiroleの1章と情報の章にはあたっておきます。
契約理論で、日本語で読める本って柳川(時間がなくてあんまり読んでないが...)
以外にいい本あります?結局ミルグロムロバーツ?
>わくわくさん
ご教授ありがとうございます。この板にはIO(というかミクロ全般)
の人が少ないので、コテハン定着を希望します。 - 58 :3周年名無しさん:2003/06/26(Thu) 17:37
- >>57
「わくわくさん」さんには敬称略にて失礼いたしました。
どう呼べばいいんだろう...? - 59 :3周年名無しさん:2003/06/26(Thu) 18:35
- >>57
>契約理論で、日本語で読める本
数学が酷でなかったら、
契約の経済理論 伊藤 秀史 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/464116181X/
契約の経済学 Salanie
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4326501804/
などがある。 - 60 :3周年名無しさん:2003/06/26(Thu) 21:52
- >>54
権威主義は止めた方がイイぞ!
計算結果の頑健性は必ず多面的に確認されるだから心配するな.
Excelの動作に関しては様々なレポートが出ている.
要はその精度が自分の研究分野の実用範囲におさまっているかどうかという観点から
検討すべきなんだ.
こういったソフトを選択する際の基本的な視点があなたには欠けている.
もし新たなバグを発見したのならマイクロソフトに通知すべきだ.
もしそれが本当に新バグなら結構丁寧な返信があるよ. - 61 :3周年名無しさん:2003/06/26(Thu) 22:44
- ものすごい低い利子率とか、国家予算のような桁数の計算はやめておいた方がよいということ。Excelはバグというよりも、精度が倍数精度に統一されてないことによるんだよね。金融工学と官庁統計はつかっちゃいけないのね。
これはバグとは言わないけれど。でも統計学科その他学会や大学に多大なバックマネーや賛助会員としての貢献があるから追い出せないのよ。アメリカでコカコーラの自販機を撤去できないのと同じことね。 - 62 :3周年名無しさん:2003/06/26(Thu) 23:08
- >>59
どうもです。 - 63 :わくわくさん:2003/06/27(Fri) 02:15
- 私もIOからしばらく遠ざかっていたので、最近の教科書事情は詳しく
ありません。これを機会にいろいろ購入したいとは思っているのですが。
ご紹介のサラニエの本は、ページをぱらぱらめくった程度の印象ですが、
初級教科書というには少し数学的な意味で抽象的な感じがしました。あの、
ラフォンの「不確実性と情報の経済学」を読んだときの感じですね。
そうした基本を一般的な連続タイプで学ぶことはとても大切なことですが、
実際にIOの議論で複数エージェントのモデルなどを扱う場合には、むしろ
2タイプの簡単なモデルについてセカンド・ベスト解をしっかり解けること
の方が、本質を具体的なイメージで理解するのに必要なのではないか、
という印象を持っています。
(もちろん、連続タイプで議論できる方はそれでかまわないと思いますが。) - 64 :わくわくさん:2003/06/27(Fri) 04:40
- ところで関係ないけど、ラフォンの「不確実性と情報の経済学」って
絶版になったのかな? amazon.comやyahooでも取り寄せ不可になってるけど。
http://webcat.nii.ac.jp/cgi-bin/shsproc?id=BN07364190 - 65 :3周年名無しさん:2003/06/27(Fri) 13:36
- >>51
>「たいがいの現象について何とでもこじつけられるが肝心の検証がしにくい」「計量分析に土俵にほとんど乗ってない」という批判は昔からある。
具体的な論文は知らないが、小耳に挟んだところによると
最近ダイナミックカルテルの実証研究が流行ってるらしい。
限られたデータで時系列分析しないといけないので大変なんだとか。 - 66 :3周年名無しさん:2003/06/28(Sat) 17:12
- IOと貿易論って、New Trade Theory以降比較的関連が強いと思われるんですが、
最近のIOの成果は貿易論にどこまで取り入れられてるんでしょうか。
直接投資の話をするときにOLIアプローチとかいって適当に
考えていたことが、最近はまともにモデル化されていたりもする? - 67 :3周年名無しさん:2003/06/28(Sat) 21:18
- すみません、OLIアプローチとは何ですか?
- 68 :3周年名無しさん:2003/06/29(Sun) 01:44
- >>67
OLIは、直接投資の3種類の利益
Ownership(投資先での現存技術の活用など)、
Location(投資先の低賃金労働力の活用など)、
Internalization(投資先との間の取引費用削減など)
の頭文字。直接投資の決定要因を整理したもの。
以上。
...ホントに経済学か?って話だが、一応クルグマンオブスフェルドの教科書にはあったはず。 - 69 :67:2003/06/29(Sun) 13:25
- ありがとうございますた。
- 70 :わくわくさん:2003/06/30(Mon) 06:08
- 別スレからの続きで屈折需要曲線についてですが、いま検索してみたら
「経コラ」がわかりやすくまとめてありました。
http://www.japanweb.ne.jp/fortune/aqua_data/back/1999/eco110.html
繰り返しになりますが、このコラムでも指摘されているように、この理論の
弱点は、価格が硬直的になることは説明できてもどの水準に決まるのか
説明できない、という点にあるのですね。したがって、価格水準の決定に
ついては「参入阻止価格」のような別の考えを用いる必要があります。
ところで、その価格水準に関して述べられているところがちょっと
わからないのですが:
>これに対する一つの回答が「参入阻止価格」である。資本集中型
>寡占下の業界では、最も効率の良い企業から最も効率が悪い企業まで
>の序列ができる。価格はこの最も効率が悪い企業が生きるか死ぬかの
>水準に決まる。そしてこの価格がまさしく参入阻止価格でもある。もし
>この企業が死んでしまうと市場に空白が生じ、先週号で説明したように、
>この空白をめぐり競争が発生したり、新たなる参入を招くのである。
うろ覚えですが、「参入阻止価格」では、新規企業が参入してきたとき、
その企業の利潤がゼロとなる(平均費用曲線と需要曲線が接する)ように
既存企業が価格と供給量を設定する、という話だったと記憶しています。 - 71 :わくわくさん:2003/06/30(Mon) 06:09
- (続き)
ところが、もし、上の引用にあるように、異なる費用構造を持つ企業が
離散的に複数存在して序列化されている場合、それらが費用以外に同質で
ある限り、均衡価格が「最も効率が悪い企業が生きるか死ぬかの水準」に
決まる理由はないように思えます。
ここで限界費用が一定であるような単純なベルトラン競争で考えてみれば、
均衡価格は2番目に効率的な企業の限界(=平均)費用で決まります。
限界費用が一定でない場合にも、効率的な企業は非常に非効率的な企業を
退出させる動機があるわけですから、何も最も効率が悪い企業を生かせる
必要はないかもしれません。
もし引用の中の文章が正しければ、「参入阻止価格」の話に必要な別の何か
仮定があったのかもしれないが、いま思い出せない。 - 72 :わくわくさん:2003/06/30(Mon) 06:18
- ところで、この毎日のコラムは有名なのかな? 別のところでも
取り上げられていたけど。
http://www.mainichi.co.jp/news/article/200304/24m/020.html - 73 :3周年名無しさん:2003/06/30(Mon) 20:00
- >>70
たぶんご指摘の仮定は、名前は忘れてしまったが
「潜在的参入企業は、現存企業が行動(産出)を変えないと想定して
参入するかどうかを考える」というゲーム理論以前のお話だと思われます。
ただ、私も良く覚えてないので自信ありませんが、この場合でも
新規参入企業の残余需要曲線がACと接するように産出を決めれば
いいだけなので(クレディブルかどうかは無視)、一番下の企業が
利潤を得ていてもかまわないはずです(新規企業と既存企業が
同じ形の費用曲線を持っていてもそうなる)。
独占的競争だと、製品差別化があまりない世界を考えてるようなので、
まずベルトランはなし(わくわくさんのおっしゃるとおり)。
クールノーで限界費用を全企業同じにして固定費用の違いだけで考えると、
ちょうどぴったり最下位企業の平均費用が価格と等しくなることはあると思います。
ただ、
>この(最下位の)企業が死んでしまうと市場に空白が生じ、先週号で説明したように、
>この空白をめぐり競争が発生したり、
はしないから(企業が潰れたら別の企業が入るだけ。参入しようとする企業が
潰れた企業より固定費用が高い場合、参入できなくなってむしろ既存企業の
利益は増える。最も、何でその企業が潰れるかは定かではない)、
著者はそれで考えてはいないでしょう。間違ってたらご訂正を。
どうでもいいが、他の記事も見てるとバリバリゲーム理論以前ミクロ+
ISLMマクロ+トンデモ爆発ですごいっす(「日本経済の需要が不足する場合には、
財政がそれを補填する他はない」など)。比べるべくもないわけだが、
銅鑼さんとか、やっぱり努力してアップデートしてるんだろな...。 - 74 :ドラエモン:2003/06/30(Mon) 21:09
- >バリバリゲーム理論以前ミクロ+ISLMマクロ+トンデモ爆発
あんまり心臓に良くないレスだ(鬱 - 75 :キスケ:2003/07/01(Tue) 12:55
- >>70, >>73
少なくともこの回のコラムを書いた人は、間違いを指摘するのが面倒なくらい
トンデモです。少し古目の学部向け教科書を読むほうが早いと思います。
これがそのまま掲載されるようでは、他の記事の品質も期待できません。 - 76 :3周年名無しさん:2003/07/01(Tue) 18:10
- >>72
日経はウヨ
朝日はサヨ
毎日は両刀(非中道)
どしてこんなんばっかなの? - 77 :3周年名無しさん:2003/07/01(Tue) 18:11
- ドラえもんって森永卓郎なんだろ?
- 78 :3周年名無しさん:2003/07/01(Tue) 18:22
- 別スレにあるように
ドラエモン≒マクロ経済学を最後にまともに勉強したのが20年以上前である50歳以上の年配学者
なんだろ? - 79 :3周年名無しさん:2003/07/01(Tue) 18:48
- なんでIS―LMはダメなの?
- 80 :3周年名無しさん:2003/07/01(Tue) 19:15
- 森永卓郎がドラエモンを名乗ると絵的に妙にハマるんだが・・・
- 81 :ドラエモン:2003/07/01(Tue) 19:56
- そうか、俺は森永だったのかw 今度ニューステ出演中にカキコするわ(爆
- 82 :3周年名無しさん:2003/07/01(Tue) 22:26
- ドラえもん本人は絵的に
「銅鑼衣文」という字面が似合う強面でかなり怖い顔だと前に書いてあったYo! - 83 :3周年名無しさん:2003/07/01(Tue) 23:33
- いくらなんでも森永じゃドラエモンがかわいそうだ(藁
- 84 :3周年名無しさん:2003/07/01(Tue) 23:36
- 「日銀不況」なんて、いかにも銅鑼氏が思いつきそうなタイトルではある(爆
- 85 :3周年名無しさん:2003/07/02(Wed) 00:10
- >>83
いくらなんでもドラエモンじゃ森永もかわいそうだ、ってのはどうだ? - 86 :3周年名無しさん:2003/07/02(Wed) 00:39
- でも、実は本気でそう思ってた。<銅鑼=森永説
あの独特のルックスとか、ゴキブリ的主張とか。
「ニューステ出演中のカキコ」も、原稿を提供された影武者が代理カキコを行う
可能性は否定できない。 - 87 :わくわくさん:2003/07/02(Wed) 04:40
- 73さん、どうも。
>たぶんご指摘の仮定は、名前は忘れてしまったが
>「潜在的参入企業は、現存企業が行動(産出)を変えないと想定して
>参入するかどうかを考える」というゲーム理論以前のお話
おっしゃるとおり、戦略がクレディブルでないというところが
参入阻止価格の話の問題点だと記憶しています。もちろん、
これはそれ以前のお話ですね。
>新規参入企業の残余需要曲線がACと接するように産出を決めれば
>いいだけなので(クレディブルかどうかは無視)、一番下の企業が
>利潤を得ていてもかまわないはず
もし、既存企業と潜在的参入企業が同じ費用曲線を持っていれば、
潜在的参入企業が、既存企業が参入後も供給量と価格を変えない、
という信念を持つという前提の下で、既存企業は参入企業の利潤が
ゼロになるように供給量を設定するだけでいいわけですね。
しかし、異なる費用曲線を持つ潜在的参入企業が複数存在する場合は、
ベルトランと同じように、2番目に効率的な参入企業の利潤がゼロと
なるように供給量を設定するんじゃないの、という素朴な疑問だった
のです。
もし、クレディビリティの問題を考慮するならば、既存企業は
何らかのコミットメントを必要とするので、そのコストが非常に
大きい場合には、あえて非効率的な企業の参入を認めることを
選択するかもしれません。ただし、それは状況次第なので、現実に
どのような産業構造が決定されるかは一般的にはなんとも言えませんが。 - 88 :わくわくさん:2003/07/02(Wed) 05:12
- ところで、72の「素人談議だと言えるものなら言ってごらん」の
毎日のコラムですが、IOからみて適当な議論になっているかどうか
検討される必要があるかもしれません。
>参ったなあ。と思っていたら強力な援軍が現れた。池尾和人慶応大
>教授(週刊東洋経済03年4月19日号「経済を見る眼」)である。
>要約すると、こうだ。産業組織論に「コンテスタブル・マーケット
>の理論」というのがある。独占的な市場でも、新規参入が差し
>迫った状況なら、むちゃな独占価格はつけられず、安い競争価格に
>せざるを得ない。
>なるほど。やっぱり中国が犯人だ。素人談議だと言えるものなら
>言ってごらん。
http://www.mainichi.co.jp/news/article/200304/24m/020.html
池尾氏のこの記事は読んでいないのですが、このように引用されると
まるで潜在的な新規参入が存在する市場はわりと頻繁にコンテスタブル
になっているかのような記述に見えます。
確かに、市場がコンテスタブルであれば、規模の経済が存在する場合
でも、既存企業は自発的に平均費用に等しい価格を設定するので
ラムゼイ最適配分によってパレート最適が実現します。(そうしない
と新規参入企業の"hit and run"戦略によって利潤をかすめとられて
しまうため。) - 89 :わくわくさん:2003/07/02(Wed) 05:12
- (続き)
しかし実際にはコンテスタビリティが成立するためには厳しい条件が
必要で、自由参入の他に、参入と退出に関してサンク・コストが存在
しないこと、企業が同質的であることが認められなければなりません。
この議論がサポートしたと言われるアメリカの航空産業の規制緩和で
さえも、実証研究の結果、参入後の価格低下と競争企業数には有為性
があることがわかっています。(つまり、「潜在的」ではなくて
「実際の」参入が価格を下げていることになる。)
であるならば、この毎日のコラムおよび池尾氏が中国製品のどのような
市場を想定しているかわかりませんが、コンテスタブルな市場を
一般化して考えるのは不適切だと言えますし、またそれによって
「デフレの犯人が中国だ」という結論を正当化するには無理がある
ように思えます。
黒木玄氏も指摘しているように、そうした正確な説明なしに、この
毎日の記者のようなナイーブな中国脅威論をサポートするかのような
記事は悪影響が大きすぎるのではないでしょうか。
http://www.math.tohoku.ac.jp/~kuroki/keijiban/b0055.html#b20030425001255
Baumol, Panzar and Willig (1982)
"Contestable Markets And the Theory of Industry Structure" - 90 :3周年名無しさん:2003/07/02(Wed) 05:33
- >>86
漏れは本当は
銅鑼=飢臭説
に1票だなw
だって、この頃、金融機関のエコノミスト辞めたっぽくない? - 91 :わくわくさん:2003/07/02(Wed) 06:26
- >>76 ひょっとしたら、毎日新聞のデフレ主義は社としての主張かもしれません。
『毎日新聞』2001年3月12日朝刊の社説
「最近の消費者物価を中心とした物価の低下は、輸入品の増大や技術進歩、流通合理化
などによるところが大きい。これまで割高といわれてきたサービス価格も下がっている。
経済の国際化や規制緩和などが進むなかで、新しい価格体系への移行過程にある」
「ところが、月例経済報告は、デフレの定義を、物価下落を伴った景気後退から、
継続的な物価下落に改め、一方的にデフレ宣言した。これは、形を変えた日本銀行への
一段の量的金融緩和要求だ。経済政策の貧困さを露呈していると言わざるを得ない。
物価はもっと下がっていい」
「最近まで日本の物価は国際的に高いことが問題であった。内外価格差である。物価
が下がらないという硬直性も目立っていた。そこで、物価引き下げが政策目標であった」
「その意味では、ここ数年の動きは望ましいことなのだ。また、売れないものを売り
切るバーゲンなどの努力も当然のことだ。消費者の間でも安くて、いいものを買うと
いう行動が定着してきた。こうしたことが、どうしてデフレなのか」
「この先、デフレ対策として、さらなる量的緩和を実施したとしても効果は期待
できない。それどころか、構造改革を中断させることになってしまう」
「いま、日本が陥っている危機は自ら招いたものだ。政府がデフレと認定した経済
状況は、その過程にほかならない。人為的インフレ政策で物価を引き上げることで、
国民経済全体に何の利益があるのか。債務者のみを視野に置いた政策は、消費者に損害
を与えるだけだ」
http://www.hotwired.co.jp/altbiz/noguchi/021106/textonly.html - 92 :3周年名無しさん:2003/07/02(Wed) 13:03
- >>88
池尾の記事の写しはここにあります。
http://www.ichigobbs.net/cgi/readres.cgi?bo=economy&vi=0744&rs=52&re=53 - 93 :すり:2003/07/02(Wed) 14:11
- 池尾氏のコンテスタブルマーケットの話はホントにどうにもなんないで
すよ.潜在参入者が価格を下げると言うことは比較的価格は硬直的な
産業を(そうでないなら参入前から価格下げておくなんて事はしない
).で,潜在的参入者のACは為替レートとほぼ一対一に対応している
わけじゃないですか.すると,いかなる為替レートにおいても参入が
起きないところまで価格を下げているのでないかぎり,やっぱり為替
レートの変化の度に「実際に」参入(つまりは輸入量)が大きく変化
しないといけません.で,そんなこと起きてないですよね. - 94 :3周年名無しさん:2003/07/03(Thu) 01:05
- 上の写しを見る限り池尾さんの主張は,価格水準を既存の企業数や
シェアのみに着目して考えるのは正しくないということです.
当該市場がコンテスタブルであろうとなかろうと,これは当たり前でしょう?
>バリバリゲーム理論以前ミクロ+ISLMマクロ+トンデモ爆発
にならないようお気をつけ下さい.(^^;) - 95 :3周年名無しさん:2003/07/03(Thu) 01:09
- >>90
>飢臭説
飢臭って誰? - 96 :3周年名無しさん:2003/07/03(Thu) 02:18
- >>95
http://homepage2.nifty.com/MyaHome/katchan.html - 97 :3周年名無しさん:2003/07/03(Thu) 05:12
- >>96
おなつかしいw - 98 :すりらんか:2003/07/03(Thu) 09:40
- >>94
気の利いたことを行っているつもりかもしれないが
>価格水準を既存の企業数やシェアのみに着目して考えるのは正しくない
価格「水準」に関してはその通り.貨幣的現象だからね.企業数もシェア
もコンテスタビリティも関係ない.で,相対価格はというとコンテスタビ
リティの過程が満たされていないときに企業数が相対価格に影響するとい
うのは(暗黙or明示的)Cartelのモデルではごく標準的な結論だよ. - 99 :わくわくさん:2003/07/03(Thu) 10:38
- >上の写しを見る限り池尾さんの主張は,価格水準を既存の企業数や
>シェアのみに着目して考えるのは正しくないということです.
>当該市場がコンテスタブルであろうとなかろうと,これは当たり前でしょう?
簡単に言えば、「目に見えない」潜在的な参入の脅威を既存企業が
感じているので、その既存企業がたとえ独占企業であっても
参入を阻止するためには競争的な価格設定をせざるをえない、と
いうのがポイントなわけです。
ところが、問題は「目に見えない」参入の脅威があるのかどうか
ということですので、コンテスタビリティを評価するためには
その市場の特徴に関して厳しい条件が必要となります。
完全コンテスタビリティの条件としては、(1)費用・需要の同質性、
(2)埋没費用ゼロ、(3)価格変更の時間ラグ、(4)消費変更の即時性
を市場は満たさなければなりません。
池尾氏は、「参入・退出に何の障害も存在せず、参入に伴ってサンク・
コスト(退出すると回収できなくなる費用)が生じることもないとしよう」
と書いていますので、明らかにそのような具体的な市場を想定していると
思われます。
しかし、この文章の中ではそのような具体的な市場は特定されていません。
であるならば、「既存の企業数やシェアのみに着目して考えるのは正しくない」
という一般論から結論である「独占価格が参入阻止価格まで低下しているという
仮説は、データと両立する十分にもっともらしい」という主張を導くのは
論理の飛躍がありすぎます。
http://www.econ.kyoto-u.ac.jp/~ida/2Kyouikukatudou/1Gakubu/Netecon/Netecon%202/NE2contetheory.ppt - 100 :わくわくさん:2003/07/03(Thu) 10:54
- >>92 遅れましたが、リンクありがとうございました。
あと、理論的に興味深いのは、上でも言いましたクレディビリティの問題です。
既存企業は、あえて過剰生産設備を保有し、退出障壁を自ら設けることで、
潜在的な新規参入企業に対し、クレディブルな「脅し」を作り出せるかも
しれません。内生的埋没費用としては広告やR&D費用などが考えられますが、
もし本当に中国からの競合製品の輸入が潜在的な参入の脅威となっていれば、
日本企業がそのような行動をとっている可能性はあります。
いずれにせよ、中国からの輸入額はGDPの2%未満と言われていますし、
上で指摘されているように、それはたかだかその市場の財の相対価格に
影響を与えるだけです。一般価格水準の決定理由を中国からの低価格製品の
輸入に求めるのは無理があります。
個人的にはコンテスタブル理論は現実的にはかなり問題を抱えていると
現在見なされている理論だと思いますので、どうして池尾氏が突然こんな
古臭い理論を持ち出してデフレを説明しようとするのかその動機がよく
わかりません。(単なる思いつきの駄文であったら前にも言ったように
罪深いものだと思う。) - 101 :わくわくさん:2003/07/04(Fri) 05:07
- 池尾氏の記事の話から一般的な参入阻止理論へ話を戻せば、
クレディブルな参入阻止の話に行く前にもう一周回ってくる
必要があると思う。
池尾氏やコンテスタブル市場の話は、参入企業の事後的な
利潤がゼロとなるように価格を引き下げることによって
参入を阻止する話だった。しかし、これではなぜ非効率的な
企業が残り効率的な企業が参入できないのか説明できない
かもしれない。
そこで、Aghion-Bolton(1987)モデルのように、参入が起きる前に
排他的取引に関する契約が結ばれるモデルによって、既存企業が
契約の開示というコミットメントを行使するケースが検討され
なければならない。
このモデルでは、独占的な製造業者Sが独占的な小売業者Bと
契約を結び、他の競争的なブランドを持つ製造業者と
小売業者Bが取引を行うことが禁止される(排他的取引契約)。
もし、参入企業Eがあらわれて、小売業者Bが既存企業Sとの
取引を破棄し参入企業Eと取引を結ぼうとすれば、小売業者Bは
既存企業Sに対してペナルティーを支払わなければならない。
契約時に参入企業Eの製造費用はわからず、そのプライヤーは
一様分布であり、すべての主体はリスク・ニュートラルである
とする。すると、そこからEが参入してくる確率が計算できる
ので、それと契約に依存しない場合の留保利潤に関するIR
条件によって、SとBとの契約(既存企業の価格、ペナルティー)
が決定する。
このモデルでは、SはBとの契約によってより大きい余剰を
得ることができる。また、その契約は参入確率を引き下げることに
よってより大きい確率で参入者を締め出すことができる。さらに
興味深いのは、仮に参入企業が既存企業よりも効率的な企業で
あったとしても参入阻止は成功する、ということ。つまり、
既存企業SはBとの契約を「コミットメント」として利用すること
によって価格を引き下げることなく参入を阻止することができる。
したがって、このような排他的取引契約は規制されるべきだと
いうことになる。 - 102 :わくわくさん:2003/07/04(Fri) 06:14
- これはどっちかと言えば、流通の話ですね。
- 103 :梅雨空の名無しさん:2003/07/04(Fri) 21:24
- >>池尾
これだとコンテスタブルな(に近い)プロダクトほど(相対)価格が
下がってなきゃいけないわけですが、誰かまじめに検証した人はいる
んでしょうか。してなくて言ってるんなら、吹いてるだけと言われて
もしょうがないのでは?この手の貿易話の人は慶應はいっぱい居るの
で(日米経済摩擦のころには研究が出てた。レベルはともかくとして
一応まじめに)、誰かやってるんなら教えてください。
というか、誰か止めてやれや。
>>101
>契約の開示というコミットメント
ということは、SとBの契約はEに見えている、ということだと思う
んですが、見えてなかったらどうなるんでしょう?参入企業より前に、
価格とペナルティーを拘束力を持った形で(潜在的参入者を意識しな
がら)決められれるだけでいいような気がします。EがBと交渉する・
参入する際に費用がかかるなら見えてる必要があるような気もするん
ですが。ぜひご教授を。 - 104 :梅雨空の名無しさん:2003/07/05(Sat) 02:04
- >>103
文章変だな。
>参入企業より前に、
>価格とペナルティーを拘束力を持った形で(潜在的参入者を意識しな
>がら)決められれるだけでいいような気がします。
つまり契約がEに見えていても見えていなくてもいいんではないか、ってことです。 - 105 :わくわくさん:2003/07/05(Sat) 20:59
- >文章変だな。
>>参入企業より前に、
>>価格とペナルティーを拘束力を持った形で(潜在的参入者を意識しな
>>がら)決められれるだけでいいような気がします。
>
>つまり契約がEに見えていても見えていなくてもいいんではないか、ってことです。
コメントありがとうございます。いえ、おっしゃっていることは
わかりますよ。えっと、必要があれば、あとでもう少し詳しく
このモデルを説明したいと思いますが、このような契約を締結する、
ということがひとつの「戦略」になっているわけですね。
(ですから「戦略的コミットメント」と呼ばれるのでしょうけど。)
参入企業Eは、この契約を見て小売業者Bに提示する自分の価格を
決めることになります。(具体的には、参入価格は、その契約で
決められた既存企業Sの提示する価格とペナルティの差額になる。)
さらにその参入価格によって参入する確率が決定しますから、
その期待値と整合的になるように契約が決められるというわけです。
ただ、現実的にそのような契約を部外者に公開することが行われて
いるかどうかということは、また別の問題になると思いますが。 - 106 :梅雨空の名無しさん:2003/07/05(Sat) 22:25
- >>105
レスどうもです。
割とストレートなシュタッケルベルグ&参入阻止の応用みたいですね。
Fershtman and Judd(1987)AER、という論文で、事前に経営者の報酬を
利潤と売り上げのウェイトに基づいて決める契約を結ぶことで、通常よ
り多い生産量を選ぶことにコミットする、という研究がされていたので
すが、似たようなものかな?もっともこっちは参入をブロックできるわ
けではないわけですが。小売業者との契約のケースが参入阻止になるの
は、ペナルティ(とそれと引き換えの低価格)がサンクコストのような
効果をもたらすから、という感じでしょうか。
ま、聞いてるばかりでもあれですので、なんとか時間作って論文の方当
たってみます。ありがとうございました。 - 107 :わくわくさん:2003/07/06(Sun) 03:21
- >Fershtman and Judd(1987)AER
はい。それも戦略的コミットメントの論文のひとつです。
おっしゃるとおり、クールノー・ゲーム下での経営インセンティブの
モデルですね。
ただ、それもいっぺんにやると、論文を読んでいないと誰にも
わからないスレッドになっていきますので、まずAghion-Boltonを
片付けてから(もしよかったら)そちらも見ていきましょう。
>小売業者との契約のケースが参入阻止になるのは、ペナルティ
>(とそれと引き換えの低価格)がサンクコストのような効果を
>もたらすから、という感じでしょうか。
「サンクコストのような効果」というのがコミットメントを意味する
のであればそう考えてもいいかもしれません。ただこの話を続けたい
のは、この話に続きがあるのが重要なわけで、サンクコストとは
違って、この契約はある意味でクレディブルではないからなのですね。
(正確には、「再交渉に関して頑健ではない」と言います。)
そこでもう少しこの話を続けさせてください。 - 108 :わくわくさん:2003/07/06(Sun) 03:27
- Aghion-Bolton(1987)をもう少し詳しく説明します。
あるひとつの一単位の財のみの取引を想定する。
既存製造企業Sの限界費用は1/2で小売企業Bの留保価格は1。潜在的な参入製造企業
Eの限界費用はS、Bとも契約時に観察できず[0,1]区間で一様分布しているとされる。
まず、契約がない場合を考える。もし参入が起こればSとEとの間でベルトラン競争が
起こることから、Eはその限界費用が1/2より大きければ参入しないので、参入の
事前確率は1/2となる。
1/2の確率で参入が起これば、SとBとの間で価格1で取引され、1/2の確率で
参入が起こらなければ、EとBとの間で価格1/2で取引されることになるので、
何も契約を結ばなければ、S、Bともに(事前の)期待余剰として1/4を得る。
次に、SとBとの間の契約を考える。契約は(価格,ペナルティ)から成り、SとBとの
間で取引が成立したときの価格と、BがEと取引したときSに支払うペナルティの額を、
Eの限界費用が明らかになる前にSがBへ提案してBが賛成すれば締結される。
(つまり、"take-it-or-leave-it"契約。)この契約内容はEも観察できる。
すると、契約=(3/4,1/2)、参入価格=1/4、限界費用が1/4より大きい
限りEは参入しない、というのが均衡となる。
これが均衡となるのは、3者に関して次のように確認できる。 - 109 :わくわくさん:2003/07/06(Sun) 03:30
- (続き)
・参入確率が1/4なので、3/4の確率で参入が起こらなければ、SとBとの間で
価格3/4で取引が行われる。1/4の確率で参入が起これば、EとBとの間で
価格1/4で取引が行われて、BはSに1/2のペナルティを支払う。いずれにせよ、
Bは1/4の余剰(契約なしのときの余剰)を確保されるので、契約を拒む動機はない。
・3/4の確率で参入が起こらなければ、Sは(3/4-1/2)、1/4の確率で
参入が起これば、ペナルティ1/2の余剰を得る。したがってSの期待余剰は、
5/16となる。Bに1/4の余剰を保証しなければならないので、それ以上の
期待余剰は得られない。したがって、この契約はSにとって最適解である。
・もしEが参入すれば、Bに(1-1/2-参入価格)≧1/4だけの余剰を保証
しなければならないので(でなければBはSと取引する)、参入価格は1/4となる。
したがって、限界費用が1/4より大きければ、Eは参入しない。
この結果、以下のことがわかる。
まず、契約がない場合、参入確率は1/2であったのに対して、契約によってそれは
1/4まで引き下げられる。もしEの限界費用が1/4と1/2の間にあったとすれば、
この契約によって「効率的な企業が締め出されることになる」。
次に、Sの期待余剰は、契約なしの場合の1/4に対して、契約によって5/16に
上がる。つまり、「この契約による戦略的コミットメントによって、Sは利益を得る」。
最後に、Bの期待余剰は変わらないことと効率的な企業が締め出される場合があること
より、明らかに「この契約によって期待社会余剰は減少する」。
以上が、Aghion-Boltonの基本モデルである。 - 110 :わくわくさん:2003/07/06(Sun) 04:02
- (続き)
えっと、できるだけ簡潔に説明しようとしましたが、かえってわかりにくくなったかも
しれません。もし、上記の議論がわずらわしければ、下の利得だけ頭に入れてもらった
だけでも、このあとの再交渉の議論に関しては問題ないかもしれません。
(既存企業Sの利得,小売企業Bの利得,参入企業Eの利得)は、
・契約が締結されないとすれば、
BがSと取引した場合:(1/2,0,0)
BがEと取引した場合:(0,1/2,1/2-Eの限界費用)
・契約が締結されたとすれば、
BがSと取引した場合:(1/4,1/4,0)
BがEと取引した場合:(1/2,1/4,1/4-Eの限界費用)
さて、問題はここからで、実はこの参入阻止契約はEのタイプがわかったあとの
「再交渉(契約の変更・破棄)」を阻止できないことが指摘されているのです。
ポイントは、既存企業Sは、ある意味で社会余剰をあえて下げるようなコミットメントを
行うことによって参入企業Eの参入確率を下げ、その結果、参入阻止を実現して利益を
得ていると言えることです。
ところが、もし参入企業Eの方が既存企業Sよりも効率的であったら(1/2より小さい
限界費用だったら)、このような契約は単に社会的に非効率でないだけでなく、3者が
「談合」することでより好ましい取引を行う誘引によって拘束力のないものになって
しまうかもしれません。
色んな再交渉がありえるかもしれませんが、一番簡単に考えれば、もしEが効率的である
ことがわかれば、SとBが共同でその財を安く購入して利益を分配すれば、そんな契約を
遵守するのはSにとってもBにとっても馬鹿馬鹿しい話です。 - 111 :わくわくさん:2003/07/06(Sun) 04:05
- (続き)
例えば仮に、上の参入阻止契約が締結されたあとで、SとBがEの限界費用が1/3で
あったことを知ったとします。さらにそこでEがもし価格1/3をBに提示したと
します。もしBが契約を遵守するなら、Eと取引することはSへのペナルティと合わせて
5/6を支払うことになりますので、BはSと取引せざるを得ないでしょう。
ところが、そうすると契約を遵守する限りSは1/4しか得られません。それぐらいなら
BとEの取引を認めて社会余剰の2/3を折半して互いに1/3ずつ得た方がよっぽど
ましです。しかし、契約がある限り、BはSにペナルティを支払わなければならないの
で、結局、SもBも契約を破棄することに同意せざるを得なくなるのです。
結局、このような契約は「リネゴシエーション(再交渉)・プルーフ」(以下、
このスレッドでは「リネゴ・プルーフ」と呼ばさせてください)ではなかった、と
いうことになります。そこで、次の問題は、リネゴ・プルーフな契約をどのように作る
のか、ということになります。これで一周してきてあらためて頑健な参入阻止契約を
やっときちんと考えられるわけです。(今回は非常に長くなってすみません。) - 112 :わくわくさん:2003/07/06(Sun) 04:14
- あと、テーマである「産業組織論」というよりも、「契約の理論」の話になってしまって
いるようで、それも申し訳ないです。ただ、この2つは切っても切れない関係だから。
他に「ミク戦」のスレッドなどもあるので、場所変えた方がよければそうします。 - 113 :107:2003/07/06(Sun) 21:53
- >>108-111
大変親切な解説どうもです。
とりあえず>>108-109までは割と普通の参入阻止の話ですね。
それ以降の、「リネゴ・プルーフ」の話は聞いたことすらないので泣)、
是非お教えください。とりあえず、もし契約にEの限界費用を入れてもいいのなら、
Eが参入した際に得られる際の社会余剰1-Eの半分を企業Bが常に得られるような
契約を結べば再交渉の余地がないと考えると(このへん適当w)、
契約が
(価格1/2+E/2、ペナルティ1/2-E/2)
で、余剰が
(S, B, E) = (E/2, 1/2-E/2, 0)
で、Eは参入できない(というか常に余剰ゼロでIndifferentになる)、
と予想しておきます。しょぼい予想でスマソ。
>>112
別にここでいいんじゃないですか?興味のある人が多ければ
契約理論スレ建ててもいいですけど、ここはミクロ少ないし。
私はもとより経済学徒でも、一夢庵氏ほどの勉強家でもないし
(だったとしても講師やってくれるってひとはなかなかいない
でしょうが)。ロビーだとマタリーできないし。 - 114 :113:2003/07/06(Sun) 22:06
- >>112
名前が107になってるのは、もちろんミスです。すんまそ。
Eをいれていいってのもずいぶん荒っぽい話なんでいれてはいけない
場合も考えてはみたんですが、うーん難しい。契約にそのままE=0を代入すれば
参入は阻止できるわけですが、Sは余剰確保できなくなっちゃうし。参入を
認めるとなると、ますます分からん、降参、と、補足しておきます。 - 115 :113:2003/07/08(Tue) 23:26
- 引っ張り上げとくついでに、>>113を補足&訂正しときます。
>Eが参入した際に得られる際の社会余剰1-Eの半分を企業Bが常に得られるような
>契約を結べば再交渉の余地がないと考えると(このへん適当w)、
Eが参入した際には、BはAと再交渉し、ナッシュプログラムにより社会余剰
1-Eの半分を確保することが出来る(残り半分はペナルティとしてAに渡る)。
従って、契約がBに対して(1-E)/2の余剰を保障していれば、Bには
再交渉する動機は生まれない(EのRationalityについては後ほど)。
このことから、Eが参入しない場合、>>113にある価格が得られる。
Aにとってこの価格は、リネゴ・プルーフな価格のうちで最も高いものである。
ペナルティは、BがEと交渉する際に参入がIndifferentになるように
定めると>>113のようになる。E>1/2の場合、参入阻止した場合の余剰E/2が
ペナルティより大きくなるので、参入は阻止される。
※ここから訂正
E<=1/2の場合、Sは参入を認めてペナルティを受け取った方が余剰が
高くなる(Eの余剰は常にゼロなので、参入する可能性もある)。
この場合、Aは参入を認め、Sはペナルティ分の余剰を得る
(Bの余剰は不変)。この場合Eは見えているので、BのRationality
ConstraintはE>1/2でP<1。E<=1/2でP<=1/2。いずれの空間でも
制約は満たされているので、Bはこの契約を受け入れる。
SのRationality Constraintについて、この場合契約締結時には
Eは分からないので、Sの制約は、余剰>=1/4。あらゆるEについて、
この制約は満たされている。なんか恥の上塗りしてる気がしますが...。 - 116 :113:2003/07/08(Tue) 23:27
- >>114
Eを契約に入れられない(契約履行時にはEが分からない)場合、
Eが価格1/2+E/2を上回る確率は(1/2-E/2)。Sはこれを考慮して>>113の
(価格、ペナルティ)について期待余剰が最大になるようにEを決める。
期待余剰は、
2(1/2-E/2)(1/2+E/2)=1/2-E^2/2
この期待余剰の最大化問題の1回条件は、E=0
よって、これを>>113の(価格、ペナルティ)に代入することで、
価格1/2、ペナルティ1/2
余剰は、
(S, B, E) = (0, 1/2, 0)
が得られる。BのRationality Constraintは、契約しない場合の
期待余剰1/4。よって、Bはこの契約を受け入れる。ただこの場合、
契約するとSの期待余剰が契約しない場合の期待余剰(1/4)を
下回るので、契約には至らないことになってしまいます。
そっからさきは、とりあえず今のところはギブアップ。
うーん、もっとスパッと正しい解が出せそうな気がする。
これを読んでくれたら、わくわくさん氏は相当いい人だな。
あ、あと、論文読む前にTiroleの復習(とりあえずほとんどやってなかった
序章Theory of the Firmから)始めました。ちょぼちょぼとしかできないので
論文に手つけられるのはすごーく先になりそうです。 - 117 :梅雨空の名無しさん:2003/07/11(Fri) 02:18
- すりタソ参戦宣言記念age
- 118 :梅雨空の名無しさん:2003/07/22(Tue) 18:51
- 最近は産業組織の学部生向けのテキストが結構でてますね。例えば小田切先生のとか。
- 119 :ホークス優勝名無しさん:2003/10/05(Sun) 23:53
- IOとメカニズムデザインが関連してるトピックをおしえてください。
- 120 :優勝セール名無しさん:2003/10/07(Tue) 04:42
- >>119
Laffont and Tirole
A Theory of Incentives in Procurement and Regulation - 121 :>120:2003/10/07(Tue) 13:11
- トピックいうてんのに、それは本だろうが!
- 122 :優勝セール名無しさん:2003/10/07(Tue) 14:34
- この本を見たらのっているので勝手に見なさいということでは?
- 123 :優勝セール名無しさん:2003/10/07(Tue) 20:01
- 産業組織論ではまだゲームの応用みたいな古い事やってるのでつか?
- 124 :優勝セール名無しさん:2003/10/08(Wed) 09:52
- >>123
いや、お前の脳みそこそ、はやいところザリガニレベルのものと変えないと、
もっとヴァカになるぞ。 - 125 :ななー:2003/10/08(Wed) 13:16
- >>118
introduction to insustrial organization mit
使用しています - 126 :優勝セール名無しさん:2003/10/08(Wed) 22:06
- >>125
ええ本やね。Economics of Strategyも良いよ。でも2つともungra用。
大学院クラスだとTirol以降いい本テキストがない気がする - 127 :ななー:2003/10/09(Thu) 00:50
- わしゃungraでっせ
RandDについても一と深めたいと思っています - 128 :優勝セール名無しさん:2003/10/09(Thu) 01:57
- >118
insustrial -> industrial
キーボードのキー、ひとつ分押し間違えたんでしょうね。あげ足取りですまんこ。 - 129 :無知蒙昧:2003/10/09(Thu) 07:28
- >>127
RandDってなに?Rand JEなら分かるが... - 130 :優勝セール名無しさん:2003/10/09(Thu) 08:36
- R&Dということでしょう。
- 131 :優勝セール名無しさん:2003/10/09(Thu) 08:41
- >120
Laffont & Tirole(1993)は、IOというよりまさに契約理論のテキストでしょう。
前文にもそういう意図が書かれているし。規制の問題を広い意味でIOに含めると
すれば、IOと言えるかもしれないが、やっていることはメカニズム・デザインだから。
以前に挙がっていた伊藤さんの教科書でも引用されているアドバース・セレクションの
モデル(正確にはモラル・ハザードとの混同型)ですね。 - 132 :優勝セール名無しさん:2003/10/09(Thu) 09:11
- ところで、こないだサラニエの教科書(>>59)を立ち読みしていたら、
「ところが不適切にも尤度比をF(.)/f(.)で定義する人もいる」みたいな
注が書いてあるところがあった。それってLaffont&Tiroleのことなの? - 133 :優勝セール名無しさん:2003/10/09(Thu) 11:07
- 危険率(ハザードレート)の間違いでつか?
ちなみに、h(x) = f(x) / [1 - F(x)] がハザードレートの正しい定義。 - 134 :優勝セール名無しさん:2003/10/10(Fri) 07:28
- >>132,133
そうだね。x期までに事故が起こっていないという条件の下でx期に事故が起こる
確率のこと。それを中には1/h(x)で定義する人がいる、と書いてある。
Laffont and Tirole(1993)、Laffont(1989)、Fudenberg and Tirole(1991)を
チェックしてみたけど、どれもちゃんと定義してあったよ。 - 135 :優勝セール名無しさん:2003/10/11(Sat) 01:26
- 良スレですね、ほんとにここ。これからもこの調子で議論や情報交換続けて
行きましょう。
私はまだ大学生3年で、どんな研究を将来やってみたいかビジョンがないので
すが、ミクロの応用、特に産業組織論に興味があります。「君はEmpirical
IOは興味あるのか?」とある教授にいわれたのですが、まだまだ無知で、
IOはともかく、Empiricalの意味するところをどうもつかみきれてません。
どなたか説明をしていただける方、いらっしゃったらお願いします。 - 136 :優勝セール名無しさん:2003/10/11(Sat) 11:36
- おいおい・・・英和辞典ぐらいは調べろよ・・・
- 137 :優勝セール名無しさん:2003/10/11(Sat) 12:19
- >>135,136
Empirical・・・経験[実験]による,経験[実験]上の;経験[実験]によって証明できる
>>136
おそらく、辞書的な意味を問題にしているのではないのでしょう。135さんは、「意味するところをつかめない」と書いていますから。
>>135
Empiricalの意味を知りたければ、歴史書を愛読している中高年の方に、「何故、そんなに
歴史書ばかりを読まれているのですか?」と尋ねれば、その意味がわかると思いますよ。
きっと、彼らはこう答えるでしょう。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」
この場合の「歴史に学ぶ」が示唆ているものがEmpiricalの意に近いものだと私は思いま
す。 - 138 :135:2003/10/11(Sat) 14:55
- 意味を知りたいわけではなく、具体的にどういうことを指してるのか、
事例を知りたかったのです。説明が足らずすみませんでした。 - 139 :136:2003/10/11(Sat) 15:15
- >>137
はあ? 135の先生が言わんとすることは,単に「理論だけではなく実証の論文書けよ」ってだけだろ?
何が歴史に学ぶだよ(激藁 - 140 :優勝セール名無しさん:2003/10/11(Sat) 17:37
- >>139
よく意味が分からない。
どうしたら、
「君はEmpiricalIOは興味あるのか?」=「理論だけではなく実証の論文書けよ」
になるの? - 141 :135:2003/10/11(Sat) 20:14
- 混乱させてすみません。139さんのおっしゃる通りです。私も、実証研究という意味で
Empiricalという言葉を使ったのはわかるのですが、そのEmpiricalの指すところ(どの
ような研究のことをいうのか、どういった例があるか)を知りたいと思ったんです。
私もそんなに頭がいいほうではありませんが、137さんの言ってることは、私の意味する
とこと、全く違うので無視しております。 - 142 :優勝セール名無しさん:2003/10/11(Sat) 20:27
- Empirical IO = Old IOの別名、ということでよろしいでつか?
- 143 :優勝セール名無しさん:2003/10/11(Sat) 20:31
- かなりよろしくないと思われ
- 144 :優勝セール名無しさん:2003/10/11(Sat) 21:01
- >>143
どうよろしくないのでつか?ボクちんは、たまたま目にとまった
Klette(1999)"Market power, scale economies and productivity"JIE
に目を通しまちた!内容は、ボクちんのイメージするOld IOそのものでちた!!
わーいMarkup ratioとscale elasticityの同時推定ができたぞー、うっほほいー...。
>>143氏の言うEmpirical IOについて、説明をもとめまつ!! - 145 :ハムッチ2:2003/10/13(Mon) 04:51
- >>144
143氏のいう意味のEmpirical IOはどういうものかわかりませんが、
Ariel PakesとかがやっているようなEmprical IOは
最近アメリカでは流行っているみたいですね。
データベースでサーチなさってみては? - 146 :優勝セール名無しさん:2003/10/13(Mon) 05:45
- >>135 氏の教授のいう「Empirical IO」の意味はいまいち明確じゃないけど、
本人が「ミクロの応用、特に産業組織論に興味」があるというのなら、
むしろ、New IOの方じゃないかなあ?
もし仮にゲーム理論を使ったIOをやりたいと思っていたのに、
Traditional IO(Old IOと言うとやってる人に失礼かもしれない)の人が
指導教授になったら、毎日regressionの繰り返しで悲惨かもですよ。
仮にTraditionalでいいとしても、その教授に「規模の経済性」「範囲の経済性」
「レイ平均費用逓減」「レイ凹性」「トランスレイ凸性」「劣加法性」
「平均インクリメンタル費用逓減」といった基本的な概念の定義と、
それらの関係についてきちんと説明できるか質問してみることをおすすめするよ。
これらのうち、「自然独占」の定義、必要条件、十分条件はそれぞれ何かって
テストしてみるとかね。(マルチプロダクトの場合)
私の経験だと、実証をやってる人の中には基本的なミクロの基礎も知らない
変な人も結構いるんじゃないかな。ボーモルとかは読んでおくべきだろうね。 - 147 :優勝セール名無しさん:2003/10/13(Mon) 05:46
- >>135 氏の教授のいう「Empirical IO」の意味はいまいち明確じゃないけど、
本人が「ミクロの応用、特に産業組織論に興味」があるというのなら、
むしろ、New IOの方じゃないかなあ?
もし仮にゲーム理論を使ったIOをやりたいと思っていたのに、
Traditional IO(Old IOと言うとやってる人に失礼かもしれない)の人が
指導教授になったら、毎日regressionの繰り返しで悲惨かもですよ。
仮にTraditionalでいいとしても、その教授に「規模の経済性」「範囲の経済性」
「レイ平均費用逓減」「レイ凹性」「トランスレイ凸性」「劣加法性」
「平均インクリメンタル費用逓減」といった基本的な概念の定義と、
それらの関係についてきちんと説明できるか質問してみることをおすすめするよ。
これらのうち、「自然独占」の定義、必要条件、十分条件はそれぞれ何かって
テストしてみるとかね。(マルチプロダクトの場合)
私の経験だと、実証をやってる人の中には基本的なミクロの基礎も知らない
変な人も結構いるんじゃないかな。ボーモルとかは読んでおくべきだろうね。 - 148 :補足:2003/10/13(Mon) 06:50
- (↑重かったので二重書き込み失礼。)
上の「劣加法性」はもちろん「費用の劣加法性」。あとそれから、
「平均インクリメンタル費用」は「平均増分費用」という日本語で
通用しているようだね。日本語の文献はよく知らないけど。 - 149 :今読んでる本:2003/10/14(Tue) 15:55
- おいらもContract Theoryに興味があって、今現在「An Introduction
to the Economics of Information」(Oxford大学出版)という本を
読んでます。Moral Hazard, Adverse Selection, Signallingしか
カバーしてないという難点はありますが、基本的なトピックを取り上げて
ますので初心者向きではないかと思います。他に読んだ方いらっしゃいま
したら感想おねがいします。
他のおすすめの本てありますか?時間があれば伊藤先生の本を読もうと
思ってます。 - 150 :鷹虎名無しさん:2003/10/14(Tue) 22:32
- >>145
おお、ポインタが。
ありがとうございまつ!! - 151 :結局:2003/10/16(Thu) 10:54
- 実証分析の説明は全くないですね。
- 152 :鷹虎名無しさん:2003/10/18(Sat) 03:14
- >>149
An Introduction to the Economics of Information: Incentives and Contracts
Ines MacHo-Stadler (著), J. David Perez-Castrillo (著), Richard Watt (著)
のことかな?
>Moral Hazard, Adverse Selection, Signallingしかカバーしてないという
っていうけど、それは不完備契約はカバーしていないっていうこと?
むしろMoral Hazard, Adverse Selectionと同列にSignallingを扱ってるのは
いまどき契約の教科書としては珍しい方なんじゃないか。面白そうなので
とりあえず探して読んでみよう。 - 153 :>152:2003/10/19(Sun) 10:30
- で、読んだ?っていうか・・・読めた?
- 154 :鷹虎名無しさん:2003/10/28(Tue) 14:33
- あげとくぞ、ヴォケ。
- 155 :名無しさん@鷹鷹鷹:2003/10/31(Fri) 17:26
- いろいろな国の産業構造と企業の経営成果の関係を調べたいと思っています。
国によって産業構造の企業の経営成果に与える影響が変わるということを
理論的に説明したいのですが、何かよい文献があったら教えてください。 - 156 :>>155:2003/10/31(Fri) 18:40
- そうだな、文献としてはエロ本がもってこいだと思うぞ。
- 157 :名無しさん@鷹鷹鷹:2003/11/02(Sun) 13:34
- 産業構造という言葉の意味に複数あるだろうから、それに応じて文献は変わってくる。
俺の知ってる話で恐縮だが、実証で市場集中度と経営インセンティブとの関連を分析したものとして
Joh, S.W. 1999 Review of Economics and Statistics(81) 303-13
Aggarawal and Samwick, 1999 journal of Finance(54) 1999-2043
がほぼ同じやり方で比較している。前者が米国、後者が日本。
この分野の理論研究はチェックしてないので詳しくは知らんが、
残された問題であることは確かだと思う。 - 158 :キューバ・サボテン:2003/11/02(Sun) 13:55
- 産業構造と景気というのは関係するもんなのでしょうか。
たとえば、下記のような素朴な考え方は間違いですか。
地域の全産業にしめる成長産業の多い地域→地域の景気がよい
地域の全産業にしめる成熟産業の多い地域→地域の景気がわるい - 159 :走る名無しさん:2003/11/02(Sun) 14:34
- >いろいろな国の産業構造と企業の経営成果の関係
いろいろな国の経営成果 が難しいと思われ
地域の全産業にしめる成長産業の多い地域→地域の景気がよい 自動車
地域の全産業にしめる成熟産業の多い地域→地域の景気がわるい ゼネコン
ってことか? ということだよな - 160 :走る名無しさん:2003/11/02(Sun) 14:36
- 国連や世銀に逝ってみなされよ
- 161 :ヤッターマン コ-ヒー ライター:2003/11/06(Thu) 16:25
- Revelation Principleについて、誰かフォーマルに説明してくれないか?
た、頼んだぞ・・・・・・。 - 162 :名無しさん@投票に行こう:2003/11/09(Sun) 06:46
- ろくな投稿、アドバイスしかねぇーな。あぁ、アフォくさ。
- 163 :名無しさんの冒険:2003/11/10(Mon) 10:57
- >>162
悪貨は良貨をなんとやら。そんな中でも、もまいががんばれ!! - 164 :名無しさんの冒険:2003/11/13(Thu) 10:07
- このスレがもし混乱しているように見えるとすれば、それは、
「New IO(契約理論、ゲーム理論、メカニズムデザイン)」のネタと
「New Empirical IO(寡占理論を取り入れた実証分析)」のネタが
混在していて交互に投稿が定期的に盛り上がるように見えている
からかもしれない。まあこれは実際のIOの現場がそんな感じだから
しょうがないとも言えるが。 - 165 :名無しさんの冒険:2003/11/13(Thu) 10:16
- で、ネタふりのつもりで質問したいのですが、
上で「寡占理論を取り入れた実証分析」と軽く書いたのですが、
いまいち「New Empirical IO」の立場がどういうものか、
とくに従来の「SCPパラダイム」との違いがよくわからない。
私の勝手な理解だと、従来の「SCPパラダイム」というやつは、
S(構造)→P(成果)という因果関係を、C(行動)のメカニズム
をすっとばして分析しようという立場。しかし、これは、色々問題が
あって(P→Sの因果関係の存在とかね)、ほとんど時代遅れなのね。
それに対して、まったく別のところで発展してきたNew IOの蓄積を
実証に役立てようとする立場がNew Empirical IOと捉えてよいのかな?
つまり、従来の「SCPパラダイム」がすっとばしてブラックボックス化
していた「取引、競争に関する企業行動」をモデル化した上でリグレッション
モデルを同定して市場成果(例えば価格費用マージン)を計測しましょ、と
いう新しい試みのように見える。 - 166 :名無しさんの冒険:2003/11/13(Thu) 10:44
- ところが、それでもいまいちわからないのは、そのわりにはやってることが
企業の「推測的変動(conjecture)」をどう仮定するか、という、ゲーム理論
なんかからしたら、少々時代錯誤みたいなことをやっているみたい。
少し詳しく説明するとこんな感じ。
寡占理論にしたがって、同質的な企業が産出量に関して利潤最大化行動を
行うと想定。ところがここで、「他の企業の自分の行動に対する反応」を、
(1)完全競争のケース、(2)クールノー・ナッシュのケース、
(3)独占or共謀のケースの3つに関して仮定する。
そうすると、簡単な一階の条件より、
(Ⅰ) p×[1+(θ_i/ε)]=mc_i
みたいな公式が得られる。ただし、p=市場価格、ε=市場需要の価格
弾力性、mc_i=企業iの限界費用。そして、この企業の推測的変動係数が、
θ_i=(dQ/dq_i)×α_i
ただし、(dQ/dq_i)はこの企業の産出量q_iに対する産業産出量Qの
変動(つまり全微分。偏微分ではない)。α_i=q_i/Qはiの市場シェア。
こいつが完全競争の場合は、θ_i=0、クールノー・ナッシュの場合は、
θ_i=α_i、独占・共謀の場合は、θ_i=1となる。 - 167 :名無しさんの冒険:2003/11/13(Thu) 10:46
- さらに、こいつを適当に集計してやることで、産業全体に関しても、
(Ⅱ) p×[1+(θ/ε)]=mc
みたいな公式が得られる。
さて、実証分析では、限界費用mcの計測が難しいことがよく知られて
いる。代わりに平均費用を使ったりするわけなんだけど、これはよくない。
そこで、上の(Ⅱ)の公式の左辺を会計データから計測可能な市場需要の
価格弾力性と市場価格から推定して、右辺の限界費用を推定しよう、と
いうことらしい。
ところが、左辺のうち、θというのはいったい何?ということになる。
推測的変動というのはもともとは心理的な問題であって(だからこそ
ゲーム理論はこれに関する初期の不毛な議論をほとんど放棄してしまって
「ナッシュでいこう!」が合言葉となったのだが)、アンケート調査の
ような実証データから直接推定できるものとは思えない。だとすれば、
マージン率から推測的変動を推定しようとなるのかもしれないが、
それならば、従来の「SCPパラダイム」から何も変わるものはないように
も見える。
そういうわけで、外野の私から見れば、New Empirical IOの出発点から
New IOがもうほとんど見向きもしないようなトートロジックな議論から
抜け出ていないような気がして、どこが「SCPパラダイム」と違うのか
よくわからないわけです。
ひょっとしたらもうこうした議論は古いのかもしれない。New Empirical
IOやってる人に最近の論点を教授していただけたらうれしい。 - 168 :名無しさんの冒険:2003/11/13(Thu) 10:48
- あとついでに >>161 のRevelation Principleは「直感的にわかるように
説明してくれ」ならわかるけど、「フォーマルな説明」だったらそこら
じゅうの教科書に書いてあると思いますので、まずご自分で調べるべきだと
思います。 - 169 :名無しさんの冒険:2003/11/13(Thu) 10:56
- 補足。「推測的変動」で検索したら、わかりやすいゲーム理論の歴史の
ページがあった。参考に。
http://homepage1.nifty.com/kamegaya/nash.txt
長文で失礼しました。 - 170 :名無しさんの冒険:2003/11/13(Thu) 15:26
- SCPパラダイムなんかと絡めることはないよ。いまのempirical IOからすれば、dead literatureだとみなされる。ちゃんとナッシュ均衡が一意に定まるようにしておいて、
そこにいたる構造パラメターを求めるんだよ。オークションの分析もしてる。
代表的なのはPakesの一連の仕事だけど、他にも腐るほどあるから、
アメリカの大学のシラバスでも見てみたら?
いくらなんでも、あなたのイメージはズレすぎてるから。 - 171 :名無しさんの冒険:2003/11/13(Thu) 18:17
- empirical IOをするにはgaussとMatlabのどちらがお薦めですか?
Matlabは持ってる人がまわりに多く、自分も一応持ってはいますが、
empirical IOではプログラミングをgaussで公開している人が多くて
そういう観点からは、gaussの方が便利そうな気がするので。
当面はstataを使ってますけど。 - 172 :名無しさんの冒険:2003/11/14(Fri) 01:08
- >>170
レスどうも。確かに上の見方は相当古い見方だったかもしれません。
私が参考にしたのは、Genesove and Mullin(1998, RAND J)で、
彼らは、New Empirical Industrial Organization(長いので以降は
NEIOと略します)は、企業行動や計測不可能な限界費用を上で述べた
θを通じて扱うというような説明をしている。無論、マークアップ率の
計測だけがNEIOだとは私も思っていないし、それにそれは5年前の議論だ
というのであればそれはわかります。(Porter(1983)までさかのぼれば
20年前からやっていること)とりあえずNEIOがSCPパラダイムとは
いまはもう関係がないということはよくわかりました。
(無論、私はSCPパラダイムを馬鹿にしているわけでもありません。)
しかし、上で述べたθの計測という話はやはりよくわからない。
既に書いたように、限界費用が計測不可能で、θが産業構造上の仮定に
依存する以上、それはSCPパラダイムと同じことじゃないの?
というNew IOの方からみた素朴な疑問なのですね。 - 173 :名無しさんの冒険:2003/11/14(Fri) 01:17
- θの話は置いておいて、もう一度私の疑問を書いておくと、
NEIOという新しい分野(方法論)は、従来のSCPパラダイムが
すっとばしてブラックボックス化していた取引、競争に関する
企業行動をモデル化して実証分析に取り入れたもの、と考えて
それはよいのかな? そしてその部分が従来のIOと違うと考えて
間違いではない?
NEIOやってる人がどれくらいいるのかよくわからないので、もし
170氏がNEIOの専門家であれば >>164-167 で述べた論点について
意見を書いていって欲しいです。 - 174 :名無しさんの冒険:2003/11/14(Fri) 16:15
- 誰か、助けて。
- 175 :名無しさんの冒険:2003/11/15(Sat) 02:08
- >>161
単純な 1 principal - 1 agent の契約の下での revelation principle
を示します。もし複数 agent 間のゲームを含む mechanism design の
下での revelation principle のことであれば、それはまた後日にします。
〔設定〕
・mechanism とは、principal が設定する (M,μ) のこと。ただし、
M ・・・message space
Y ・・・allocation space
μ:M→Y ・・・allocation rule
とする。principal は、agent に message m∈M を報告させ、
それに応じた allocation y∈Y を決める。
・agent の type space をΘとし、θ∈Θ は agent の私的情報だとする。
agent の strategy とは、σ:Θ→M であり、agent の効用を
その真の type θ∈Θ に対して U(・;θ) とすれば、agent の
optimal strategy とは、
σ^*(θ)∈argmax_{m∈M} U(μ(m);θ), ∀θ∈Θ
なる σ^* 。
・direct revelation mechanism (Θ,ν) とは、
M=Θ
ν=Θ→Y
なる mechanism のこと。 - 176 :名無しさんの冒険:2003/11/15(Sat) 02:25
- このとき、次のような命題が成り立ちます。
命題(revelation principle) 任意の θ∈Θ に対して、agent の optimal strategy
を σ^*(θ) とする。すると、ある direct revelation mechanisum (Θ,ν) が存在して、
任意のθ∈Θに対して θ∈σ(θ) が optimal strategy となっており、さらに、任意のθ∈Θに対して
ν(σ(θ))=μ(σ^*(θ)) となっている。
〔証明〕 σ^* の定義より、任意のθ∈Θに対して
θ ∈ argmax_{θ'∈Θ} U(μ(σ^*(θ'));θ), ∀θ'∈Θ
が成り立っていなければならない。allocation rule ν(・) を ν(θ)=μ(σ^*(θ))
で定義する。すると、
θ ∈ argmax_{θ'∈Θ} U(ν(θ');θ), ∀θ'∈Θ
となるので、θ∈Θ は optimal strategy。そして、明らかに、
ν(σ(θ))=ν(θ)=μ(σ^*(θ))
である。(証明終わり)
(不明な点、誤りがあれば指摘してください。) - 177 :名無しさんの冒険:2003/11/15(Sat) 02:26
- >>174 ?
- 178 :名無しさんの冒険:2003/11/15(Sat) 09:23
- >>176
>任意のθ∈Θに対して θ∈σ(θ) が optimal strategy となっており、
は
任意のθ∈Θに対して σ(θ)∈M が optimal strategy となっており、
のタイポでしょうか?
それとある個人のペイオフはほかの個人のストラテジーには依存しない状況を
考えているのでしょうか? - 179 :名無しさんの冒険:2003/11/15(Sat) 11:17
- 全部パクリですね。
- 180 :名無しさんの冒険:2003/11/15(Sat) 11:33
- >>178
truth-tellingを言いたいんだから、「σ(θ)= θ」のタイポだと思う。
それと、175さんはあらかじめ「1 agent」ってことわってるから、別にいいんじゃね?
ところで顕示原理ってそんなに大切なの?
これのご利益(顕示原理がないと証明できない定理とか)ってあるの? - 181 :名無しさんの冒険:2003/11/15(Sat) 17:09
- 日本語では顕示原理とか表明原理っていうんだね。
へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~ - 182 :名無しさんの冒険:2003/11/15(Sat) 18:13
- >>180
達成不可能な配分を示すのには(例えばダブルオークション)、何らかの顕示原理を使わざるを得ないような気がしますが... - 183 :180:2003/11/15(Sat) 19:48
- >>182さん、レスありがと。
Myerson-Satterthwaiteの話をしてます?
でもそれは「通常」の証明では顕示原理を使って説明するこというだけで、
「顕示原理を使わないと証明できない」ことは証明されてないよね?
ほんとうの不可能性を示すには、もっとディープな議論が必要だと思う。
たとえば、principalが複数いる場合、
顕示原理はそのままの形では成り立たないことが知られている(らしい)。
>>180の問いは、
「そういうモデルで、直接メカニズムでしか成り立たない定理はあるか?」
ということです。
ほんとのこといえば、僕の問いの立て方は少し意地悪でズルイです。
ご利益を狭い範囲でしか考えてないのは承知してます。
○○定理は、顕示原理なしでも「神様」ならば示せるけど、
顕示原理があったおかげで、万能ではない人類が発見でき、理解しやすい形に整理できた。
こういうのもご利益の1つだと思います。
でも、Myerson-Satterthwaiteに関する限り、
僕には、ノーテーションを少し短くした以上のご利益を見出せないんだな。 - 184 :名無しさんの冒険:2003/11/16(Sun) 00:09
- >>180
顕示原理のパワフルなところは、任意のメカニズムにおける均衡配分を
直接メカニズムでもって複製できるということ。
例えば、一人プリンシパル複数エージェントのモデルにおいて、
任意のメカニズムの中で最適なメカニズムを考えることは不可能に近い問題に思えるけど、
顕示原理が成立することから、直接メカニズムにおける最適メカニズムを考えれば、
その均衡配分がメカニズム全体の集合の中で達成できる最適な配分ということになる。
オークションの理論において、直接メカニズムのみが考慮されるのは顕示原理のおかげ。
しかしながら、複数プリンシパル環境下では「エージェントのタイプ」だけではなく、
「他のプリンシパルが提示したメカニズム」もエージェントの私的情報になってしまうために、
顕示原理が成立しなくなってしまう。
この問題に対処するために、メッセージ空間を拡張して顕示原理と同様の結果を得た論文が Epstein & Peters (1999)、
逆に、メッセージ空間を配分空間にすることで私的情報の戦略的な関係を反映させて顕示原理に似た結果を得たのが Martmort & Stole (2002)、
但し、各々の論文は複数プリンシパル環境といっても、前者はメカニズム競争モデル、後者は共通エージェンシー・モデルなので
若干の違いはあることに注意。 - 185 :名無しさんの冒険:2003/11/16(Sun) 03:38
- >>183
なんか難しい質問ですね。いくつかコメント。
1、 言いたかったのは、顕示原理を使わないMSの証明にお目にかかったことがないこと。顕示原理がまさに証明の根幹にある(それは証明されてないが)。もう少し詳しく言えば、「ノーテーションを少し短くした」というのはよく分からない。ノーテーションの長い、顕示原理を使わない証明はあるんですか? 何をやっても顕示原理と事実上おんなじになりそう。
2、「そういう(顕示原理が成り立たない)モデルで、直接メカニズムでしか成り立たない定理はあるか?」に関してはちょっと質問のイメージが分からない。 配分に関しては間接メカニズムのほうが一般的だから、直接メカニズムでできれば、間接メカニズムでもできる。それとも、直接メカニズムのほうが(定義上)強い結果が出るということですか? しかし直接メカニズムというのは、元来均衡配分の特定化をするための方便であって、それ自体の経済的な意味はあまりない。それは、MSなどの不可能性定理を示すときに最も意味を持つ。だから、顕示原理が成立しないばあいには、基本的には直接メカニズムの重要性はなくなってしまう。(だから上のようにリンクを回復しようとする)。 - 186 :180:2003/11/16(Sun) 06:11
- >>184-185
どうもです。特に184の複数エージェントのサーベイは、とてもありがとうございます。
「ノーテーションを短くした」だけというのは、>>175-176の記号で、
ν(θ) = μ(σ^*(θ))
となることです。左辺が少し短いw
MSの証明のキーは、一般のスクリーニングモデルと同様、IC条件から
(*) U(θ) = E[U(ν(θ);θ)] = E[U(μ(σ^*(θ));θ)]
を定めることにあると思います。
決して、顕示原理を使ってメカニズムを単純化することにはない。
アウトカムの連続性や1次元性、選好の単一交差性は重要でしょうが、
(*)の真ん中の式と右の式のどっちを使うかは、たいして問題じゃない。
MSの証明の途中で、直接メカニズムでしか成立しないステップなんてないでしょう?
185の「何をやっても顕示原理と事実上おんなじになりそう。」は、そうかもしれないです。
でも、使ってるのかどうかはっきりしないような定理は、もともとなくていいんちゃいます?
184の「顕示原理のパワフルなところは、任意のメカニズムにおける均衡配分を
直接メカニズムでもって複製できるということ。」ということは、頭では了解できるのですが、
如何せん具体例がないので、そのパワフルさが実感できません。それは、つまるところ僕が
「直接メカニズムで最適なものは求まるが、任意のメカニズムで最適なものが求まらない」
ような例を知らないからです。もしあれば、教えてください。
(これは183の僕の質問での「定理」の一例です。185.2への補足にもなってると思います。) - 187 :名無しさんの冒険:2003/11/20(Thu) 09:55
- 最近だと、プリンシパルがエージェントと直接契約するのではなくて
あるエージェントに「委託」させる場合でも、顕示原理が有効だと
いうことがわかっていますね。その場合でも、任意の均衡メカニズム
に対して、各エージェントがtruth-tellingしてプリンシパルが元の
メカニズムと同じアウトカムを得ることができる。確かにこう複雑な
組織になれば、顕示原理のパワフルさは有難いかもしれませんね。
(せっかく詳しい人が出てきたので、ここは当分「sage進行」でいった方が
いいと思う。) - 188 :185:2003/11/20(Thu) 17:52
- 確かに、MSの不可能性の証明自体にかんしては顕示原理は必要なさそうですね。
軽率でした。どの教科書でも一番最初に顕示原理がでてくるので、つい空気の
ように当たり前のものと前提してかかってしまうんですよね。
もうちょっといい例としては、最適契約を求める場合ですかね。
形式的には、最適化問題のドメインが間接メカニズムだとコンパクトに
ならないんじゃないんですか。(それを配分のセットに置き換えるのは
事実上顕示原理になっちゃいますね。)
顕示原理がどうでもいいというのはある意味分かります。最新号のJETには
Bob Rosenthalへの追悼記事が巻末に載っています。かれは、初期の仕事で
Myersonに先立って顕示原理のようなものを使っているのですが、
似たような結果が後に他の学者に”発見”されてフォーマルに述べ
られるのを見て、
"Why on earth would anybody want to write that down?"
と言っていたそうです。
まあこれは空気みたいなもんですね。(だから大事という意見もあるが)。
最後の質問については、いい答えが簡単には見つからないですね。直接
メカニズム抜きで証明できないことを証明するのは難しそう。 - 189 :名無しさんの冒険:2003/11/21(Fri) 07:29
- >>164-167
勝手な推測だけど、個別企業のMCは計測不可能でも、産業全体の費用構造は
estimateできるんじゃないだろうか?>>167で言えば(Ⅱ)の右辺の部分が
計測できればよい。ただそうなると、このMCは単にMCiの算術平均として
いいのかどうか...。あと、その説明だとθとθiも違うわけでしょ?
いわばパラメトリックな変数としてのθiが観察可能なθを説明できるのかていうと、
そりゃあ無茶苦茶理論的な仮定が必要になってくると思うけど?? - 190 :名無しさんの冒険:2003/12/06(Sat) 11:06
- フランチャイジングの研究に興味を持っています。
が、DQN学生には、1から論文を読み込んで全体像を把握するのは
少々難儀です。研究動向を手短にまとめた本(のチャプター)や
サーベイ論文があれば教えてください。 - 191 :名無しさんの冒険:2003/12/08(Mon) 03:43
- まず、成生か丸山の本を読む。もし、理論に興味があれば、
ゲーム理論の知識も必要になってくるかも。非対称情報下での
franchiser-franchisee間の契約の話になるからね。 - 192 :190:2003/12/09(Tue) 06:47
- >>191
ありがとう。探してみます。 - 193 :赤い眼鏡:2003/12/16(Tue) 19:58
- 38: 名無しさんの冒険 2003/12/15(Mon) 02:20
>アメリカの労働市場(人種差別、性別差別、年齢差別を踏まえて)でゲームモデルを考えて
>そのゲームを解く場合、何をプレイヤーにして、何をストラテジーにして、
>何をペイオフにすればいいですか??
>すごく悩んでます、、、、、。
>また、アメリカ労働市場の現状も分かりやすく教えてください。。
>お願いします。
私も知りたいので誰かご教授くださいませ。 - 194 :赤い眼鏡:2004/01/06(Tue) 21:07
- >64: まじお願いします 2004/01/06(Tue) 17:33
>アメリカの労働市場(人種差別、性別差別、年齢差別を踏まえて)でゲームモデルを考えて
>そのゲームを解く場合、何をプレイヤーにして、何をストラテジーにして、何をペイオフにすればいいですか??
>すごく悩んでます、、、、、。
>また、アメリカ労働市場の現状も分かりやすく教えてください。。
>お願いします。まじです。。
だそうです。私に聞くより、いちごえびすの経済板すべての人に聞いて見ますね。
荒らしといわれても良いです。
答えられなくて、ごめんなさいね。 - 195 :名無しさんの冒険:2004/01/07(Wed) 23:12
- >>194
質問した人(赤い眼鏡ではない)にマジレスしとく。
その程度のことを自分で考えようともせず、安易に人に聞く時点で、
もし研究者を目指している人なら“絶対に”諦めた方がいい。
「すごく悩んでます、まじです」って書いてあるけど、
アメリカの労働市場の現状程度は自分ですぐに調べられるはずだし、
ゲーム理論を勉強してエクササイズまでしっかり解き、関連文献を数本読めば、
君の問題意識をモデル化することはそんなに難しいことではないはずだ。
自分でできる範囲内での努力さえしていないにも関わらず、「まじです」とか言うな。
というわけで、赤い眼鏡さんはこれ以上この話に触れないでね。 - 196 :赤い眼鏡:2004/01/08(Thu) 07:05
- >>195氏
ありがとうございます。 - 197 :名無しさんの冒険:2004/02/01(Sun) 04:26
- 郵便事業や道路公団の民営化が騒がれていますが、
これらの民営化はどれほどの効果があるのか?
有益なことなのか? 是なのか非なのか?
これらの民営化は、産業組織論的にどのように
分析すればよいのかをご指導下さい。 - 198 :すりらんか:2004/02/01(Sun) 10:49
- 郵便事業についてはMixed Oligopolyの議論を用いると面白いかと思います.利潤最
大化を目指す企業ばかりから構成される寡占産業と利潤最大化を目指す企業と経済
厚生最大化を目指す企業が混在するときにどのような違いが生じるかを見ることで,
ひとつの導きの意図になるのではないでしょうか.これに費用逓減をまぜたり,外
部性を混ぜたりするとけっこうリッチな感じになるのでは?
道路は……うーんよくわかんないや. - 199 :名無しさんの冒険:2004/02/01(Sun) 15:10
- Mixed Oligopolyで公企業は経済厚生を最大化する主体として定式化されますが
これって何でなのですか? - 200 :名無しさんの冒険:2004/02/01(Sun) 16:49
- 200
- 201 :名無しさんの冒険:2004/02/01(Sun) 17:30
- >>199
直感的に、そんな変かな?少なくとも政府はそうしたくて公企業を作ったんだ、
ということにとりあえずして(もちろんそれ自体激しく単純化ではあるが)、
そうなるように公企業が動いたときに経済はどうなるのかをまず考えるのは、
研究の戦略としてしごくまっとうだとは思う。ご不満なら、どんなふうに
規制をかけると我がまま経営者に経済厚生を高めるように(&潰れないように)
行動させられるでしょうかとか、もう少し複雑な研究もあるんじゃないの?
>>197>>198
この手の話題って、世間的にはX非効率性(独占だとなまけが起こって
事業効率が下がる。普通の理論だと、独占でも企業は利潤を上げるのに
必死になるから事業効率が下がる理由はない)の存在を取り上げることが
多いと思うんだが、この視点からは学者の間ではどんな意見が出てるの? - 202 :名無しさんの冒険:2004/02/02(Mon) 00:46
- >>197
http://www.inose.gr.jp/mg/back/03-9-11.html
http://www.inose.gr.jp/mg/back/03-10-2.html - 203 :名無しさんの冒険:2004/02/02(Mon) 20:59
- 道路公団の問題はもっと複雑でしょう。新直轄方式で高速道路を作る事にしてその負担を道路公団に
押し付けながら民営化なんてことをするんだろう。民間として立ち上げるなら負担を減らしてやらないと
もたないよ - 204 :歌舞:2004/02/02(Mon) 21:14
- >>203 新直轄方式と民営化会社の二本立てでやるんだろうなあ。で、岩本も指摘しているけど、整備道路計画全線可能という一大愚挙の歯止めは微塵もないでしょうね。民営化会社が拒否しても新直轄方式でつくることが可能だしなあ。
- 205 :名無しさんの冒険:2004/02/02(Mon) 21:39
- Mixed Oligopolyって結局目的関数が違うだけでしょ?
- 206 :名無しさんの冒険:2004/02/03(Tue) 00:04
- >>204
苺の著名人の歌舞さんからレスをいただけるなんて光栄です。
最近、ガソリンの税金の一般財源化をしてそれでもって新直轄方式で必要になる地方の負担分の
プレゼントをするから結局、無料高速道路をどんどん作る結果になったんだと言ったところ、
「それは嘘だ。あれだけ石原大臣が無駄な道路は作らないといったからだ」と言われたのですが、
どうして、石原大臣や猪瀬さんが主張していたことと違った結末になったのでしょうね。しかも
その結末は石原大臣が公表したものだし、猪瀬さんは道路公団が決めたことに満足をしていた
わけだし。新直轄方式は無料高速道路を地方の負担なしで作れるようにするものだというのは間違い
なのでしょうかね - 207 :bewaad:2004/02/03(Tue) 01:29
- >>204,>>206
けっこう皆見落としているな、と思うのが三位一体改革との関係。
新直轄方式での地方負担分がどれほど(改革後の)交付税交付金でカバーされるのか、
また、そのときの実質的な地方負担がどの程度のものなのかを見る必要があるかと。 - 208 :名無しさんの冒険:2004/02/03(Tue) 11:43
- 産業組織論というより公共選択論のような・・・
- 209 :歌舞:2004/02/04(Wed) 10:31
- >>207 確か、道路特定財源を利用して、地方の実質負担をほとんどなしにする
という思惑があったんじゃなかったけ? - 210 :名無しさんの冒険:2004/02/04(Wed) 22:58
- 俺もそう聞いているなあ。>>209
しかし地方の負担がどれだけかはこれから国が決めるらしい。
新直轄方式の道路も道路公団が工事して作る事になったんだよなあ - 211 :名無しさんの冒険:2004/02/06(Fri) 11:31
- 国立大学法人には私立大学に対する金額の約6倍の補助金が交付されている。
過去の有形無形の資産蓄積の分を考慮すればそれ以上になるだろう。
これでは公正な競争など成立しない。
国立大学法人は独占禁止法違反である。
直ちに排除勧告がなされるべきだ。 - 212 :名無しさんの冒険:2004/02/06(Fri) 12:12
- あらゆる補助金はすべて削るべきだ。
大学への補助金も例外ではない。
まず国立大学はまず潰す。
私立大学への補助金も当然ゼロにする。
まあがんばってくれ。w - 213 :名無しさんの冒険:2004/02/06(Fri) 13:21
- それを言うなら自衛隊の存在は私的国家警備産業の育成を妨害しているだろ。
まず自衛隊を民営化しる! - 214 :名無しさんの冒険:2004/02/06(Fri) 16:56
- >>212
それならばそれで良し.
少なくとも補助金格差は著しく競争を阻害していることには変わりない.
>>213
警察と自衛隊は国家権力そのもの.従って内閣総理大臣が主管する. - 215 :名無しさんの冒険:2004/02/06(Fri) 17:18
- >>213
統治の倫理と市場の倫理は違うのだよ。どこの国でも軍隊と警察の民営化だけは検討されたことがないよな・・・。 - 216 :名無しさんの冒険:2004/02/06(Fri) 20:13
- 大学の補助金が無い近代国家はありません
国家の防衛力にとって20?50年というスパンで見れば
大学(とくに自然科学/工学/医学)は陸海空軍に劣らない
決定的重要要素です。 - 217 :名無しさんの冒険:2004/02/06(Fri) 20:44
- 今度はミンエイ化タリバンでつか?
- 218 :名無しさんの冒険:2004/02/06(Fri) 21:02
- 確かにかつての日本などのようにキャッチアップ段階にある国の場合、公的補助は必要だろうが、成熟段階に入った現在では基本的に廃止すべきである。大学など特にそうで、本当に勉強したい者だけが入ればいいのであって、そのためにはそれなりの費用を自己負担するのは当然だ。わが国における国立大学などはただ乗り状態であったと言っても良い。小学校にしても、義務教育というのは財政負担がかかるだけで、これを廃止すればかなり浮くのではないか?教育の市場化、自由化はぜひとも必要である。
- 219 :歌舞:2004/02/06(Fri) 21:07
- >>218 そのキャッチアップってなんだろうなあ? どんな指標をみるべきかさえも
判然としないねえ。 - 220 :ドラエモン:2004/02/06(Fri) 21:34
- 文字の読み書き、算術には外部効果があり、民間だけでは最適化できないのは常識。
- 221 :名無しさんの冒険:2004/02/06(Fri) 21:57
- >>220
同様な議論は,義務教育ではない高等学校と大学における教育にも当てはまるのではないか?
つまり,高等教育を受け国家の利益に資する者は,親もしくは本人の所得とは無関係だからだ.
性別はもちろん,また人生80年となった現代,年齢にさえ無関係である. - 222 :ドラエモン:2004/02/06(Fri) 22:07
- >>221
>>220は、単なる外部効果より「ネットワーク外部性」のことです。すんません。
で問題は、いわゆる義務教育は平均的な知能よりちょっと下までカバーできないと外部効果を
発揮できないことではないかな?平均以上じゃ人口の半分以下だからね。ところが高等教育の
成果が外部性を持つのは、ごくわずかの超優秀な人の業績じゃあないのかな?だとすると、こ
れは奨学金とかでカバー可能なんじゃなかろうか? - 223 :名無しさんの冒険:2004/02/06(Fri) 22:32
- 私が敢えてこの問題をこのスレに提示したのは、産業組織論(非営利企業論)の立場から、
国立大学法人と私立大学校法人に対する補助金格差の合理性・非合理性を考察して頂きたいからです。
目下のところ、私は、
>国立大学法人は独占禁止法違反である。直ちに排除勧告がなされるべきだ。
と考えています。 - 224 :名無しさんの冒険:2004/02/06(Fri) 23:06
- 話のスタートが変な気がするので、まず共通認識事項の確認から。
近代国家(社会)の維持に、科学技術のイノベーションの孵化器みたいな装置
が不可欠で、これは公共財だから、何らかの型で市場原理を補足して
維持する必要は誰も反対してないよね。
で、あとは国が税金で維持するか、それとも「受益者負担」という構造を作って
主に富裕層からのお金でまかなうかだよね。
アメリカが後者のモデルケースみたいなもので、いまブレアが法案を通した
ばかりのイギリスでは後者の方向に少しシフトしだしたわけだ。
注意してほしいのはアメリカでも州立大はおおいし、私立大にも税金が
大量に流れている混合システムだから、ここの民営化タリバン君のいうような
後者の純粋な型はそもそも存在しないこと。それはきちんと押さえてくれないと
議論にならない。 - 225 :名無しさんの冒険:2004/02/06(Fri) 23:18
- 国が直接税金を投じる欧州大陸型の高等教育システムの、考えられる弱点は
「市場のニーズ」から乖離した「公共のためにならない公共財」が生産される危険が大きいこと。
いっぽうアメリカ型の「混合投資型」の考えられる弱点は、「受益者負担」の構造をつくり
上げるために、学資の支払いに見合う資金回収を保証する「資格システム」をせいびしなきゃ
いけないのだが、これが職能ごとの労働市場を大きくゆがめる可能性。アメリカは医者や特に
弁護士が多いおおい。また職能による階層分化と固定化がもたらされやすく、広いGene Pool
からの才能の吸い上げに支障をきたすおそれもあり。 - 226 :名無しさんの冒険:2004/02/06(Fri) 23:26
- 経験的にいえば、アメリカ型の方が科学技術のイノベーションの生産性が
断然高かったから、そちらの方向に動くべきだというのは説得力ありそうだ。
さらに冷戦期のように究極兵器と言う公共財を生産しなければいけなかった
場合より、今の方がより「受益者負担」野比重を増すのが向いているのかもしれない。
ただし当のアメリカ様は逆の方向に行くのが確実。ブッシュの宇宙計画をみよ。
民主党になってもこれのなにがしかは残る。なぜならこれは一種の「帝国運営の
必要経費」でConspicuous consumptionであり、かつ兵器テクノロジー独占維持の
装置でもあるから。まあこの部分は経済の人に言ってもしょうがないかな?
consumptionで - 227 :名無しさんの冒険:2004/02/07(Sat) 00:47
- 私立大学だと定員を大幅にオーバーしてとって、教室に収容可能以上の学生を授業登録させている
ところがあるそうですが、なんとなくそれは問題なのではないかといいたくなる。
定員という規制は必要なのかという是非もとう必要がある - 228 :名無しさんの冒険:2004/02/07(Sat) 01:52
- >>224->>226
民営化に文句つけたようで、
結局民営化を推進した方がいいという結論になってるじゃない? - 229 :名無しさんの冒険:2004/02/07(Sat) 03:14
- 同じ民営化でも>>224氏とタリバン氏とを一緒にするのはどんなものかと。
- 230 :名無しさんの冒険:2004/02/07(Sat) 09:16
- 昔は裕福な家庭の子弟のみが高等教育を受けられたが、これのメリットは裕福
な家庭は遺伝的にも文化的にも有能なものを受け継ぐということ。有能でなけ
れば高所得になれないからだ。有能な遺伝子の再生産がより行われやすくなる
点で、こちらの方が効率的と思われる。高等教育への公的負担は潜在性の低い
層への無駄な公的投資といった側面があり、その意味で少なくとも国立大学の
全廃は必要なのではないか? - 231 :404:2004/02/07(Sat) 09:26
- いいかげん、似非生物学的な言動はやめたら如何?>>230
「有能で裕福な家庭」ってのが何万年も続いてるってんだったら生物学的な根拠はあるだろうけどねぇw。
高々数百年のスパンの話を生物学と結びつけるのはおよしよ。 - 232 :名無しさんの冒険:2004/02/07(Sat) 09:37
- >>231
しかし、高所得階層の再生産が行われてるのは厳然たる事実。ビンボー人の息子と金持ちの息子、どっちが成功しやすいかは明白。周りを見渡せばわかること。 - 233 :404:2004/02/07(Sat) 09:43
- >>232
そりゃ否定しないよ。誰も否定しとらんだろ。良いか悪いかは別として。
ただその事実を生物学的な根拠で語るのは大いに問題がある。 - 234 :名無しさんの冒険:2004/02/07(Sat) 09:55
- >>233
生物学的根拠の当否は別として、要するに有能な人材の再生産には潜在能力の継承こそが効率的であり、潜在力の少ない低所得層が混入すると非効率になるのではないかと言うこと。かつての英国のように、エリートの伝統がエリートの家系からの選りすぐりによって受け継がれてきたやり方はそれなりに合理的であった。日本が停滞に陥ったのは平等化が進み大衆が高等教育に参入するようになったのが原因の一端では? - 235 :名無しさんの冒険:2004/02/07(Sat) 10:08
- 230から以下急に話野レベルがが落ちてるんだけど。
- 236 :404:2004/02/07(Sat) 10:14
- >>234
> 生物学的根拠の当否は別として、要するに有能な人材の再生産には潜在能力の継承こそ
> が効率的であり、潜在力の少ない低所得層が混入すると非効率になるのではないかと言
> うこと。
しかし一方でそうした階層が固定した社会は硬直したものになり活力が殺がれる、との見方も成り立つよね?
> かつての英国のように、エリートの伝統がエリートの家系からの選りすぐりによって受
> け継がれてきたやり方はそれなりに合理的であった。
が、結果だけ見れば下克上アリ、American Dreamマンセーの合衆国のやり方の方が合理的という議論もできるよね?
ということで、
> 日本が停滞に陥ったのは平等化が進み大衆が高等教育に参入するようになったのが原因
> の一端では?
と言うには根拠が薄っぺらすぎますな。
そう思うのは勝手だけど吹聴して回ると馬鹿だと思われるから気をつけた方が良いと思う。
あと、結論ありきで考えない方が良いね。 - 237 :名無しさんの冒険:2004/02/07(Sat) 10:39
- 404おまえそんな下らないアヲリにそんなヒステリックに反応してると
同レベルなのをさらしてるだけだぞ。だから230と並んでタリバンとか揶揄されるんだよ。 - 238 :404:2004/02/07(Sat) 10:56
- >>237
そうだねごめん。もうやめる。 - 239 :名無しさんの冒険:2004/02/07(Sat) 11:33
- 1月24日(土)日本経済新聞29面(教育)によると,
『国立大学法人と私立大学校法人に対する補助金格差は16倍』
これでは公正な競争など成立しない.明らかに,
>国立大学法人は独占禁止法違反である。
>直ちに排除勧告がなされるべきだ。
が正しいと思う. - 240 :名無しさんの冒険:2004/02/07(Sat) 11:40
- タリバン君は人の話も聞いて頭を使ってから書き込んでください。
- 241 :名無しさんの冒険:2004/02/07(Sat) 11:43
- 少なくとも国立大学法人の教員および院生・PDへの科研費の支給は補助金の2重取りだな。。。
- 242 :名無しさんの冒険:2004/02/07(Sat) 13:13
- しかしそのタリバン君に論破されてる>230も情けないやな
- 243 :名無しさんの冒険:2004/02/07(Sat) 16:40
- だからその230が民営化タリバンなんだろ。
- 244 :名無しさんの冒険:2004/02/07(Sat) 17:31
- 補助金額が定例の場合、大学法人の資金調達コストにも影響を与える。
さらに、
過去から現在に至る補助金累積額をバックとした人材・設備・資産の充実度格差は
民間企業からの産学共同・資金獲得額にも影響を及ぼす。
スタート・ラインからして格差が大きすぎる。やはり、
>国立大学法人は独占禁止法違反である。
>直ちに排除勧告がなされるべきだ。
が正しいと思う. - 245 :名無しさんの冒険:2004/02/07(Sat) 17:46
- このひと月光社とならぶ挽き臼あたまのVAKAの人でつね
- 246 :名無しさんの冒険:2004/02/07(Sat) 17:59
- 最初から最後まで解り易い展開でした・・・
- 247 :名無しさんの冒険:2004/02/07(Sat) 17:59
- >>245
>私が敢えてこの問題をこのスレに提示したのは、産業組織論(非営利企業論)の立場から、
>国立大学法人と私立大学校法人に対する補助金格差の合理性・非合理性を考察して頂きたいからです。
だそうです. - 248 :名無しさんの冒険:2004/02/07(Sat) 18:12
- で、その合理性の考察や国際比較やら、挽き臼あたまには入らなかった訳ね。
つーか、まじで同一人物なんじゃない? - 249 :名無しさんの冒険:2004/02/07(Sat) 18:15
- >>248
もう少しボキャブラリーを増やしてチョ - 250 :名無しさんの愚痴:2004/02/07(Sat) 21:18
- しかし、アメリカって国は醜悪な国家だな。ラムズフェルドが国連でヨーロッパは古い
といった。それがアメリカの保守ことなんだ。政府独裁制がアメリカ文明の本質とみて
よかろう。 - 251 :名無しさんの冒険:2004/02/07(Sat) 21:52
- 負け犬の愚痴は楽しくない。
- 252 :名無しさんの冒険:2004/02/07(Sat) 22:01
- 国立大学法人は既得権の上にあぐらをかいているだけだな。
- 253 :名無しさんの愚痴:2004/02/07(Sat) 22:07
- >>251
俺は常識に還れと伝えたかっただけなのに(泣) - 254 :名無しさんの冒険:2004/02/08(Sun) 10:42
- 選挙の有権者一人当たり投票格差3倍は憲法違反だから
>『国立大学法人と私立大学校法人に対する補助金格差は16倍』
も憲法違反だろw - 255 :名無しさんの冒険:2004/02/08(Sun) 12:00
- 「古いヨーロッパ」とは、政治的にユダヤ人に厳しくあたることを指して
そう呼ぶ。 - 256 :名無しさんの冒険:2004/02/08(Sun) 22:17
- >>214-215
>>214の方はどうせネタだと思うが、
軍隊の民営化と警察の民営化って本当にどこの国でも検討されたことがないの? - 257 :名無しさんの冒険:2004/02/08(Sun) 23:37
- 強いて言えば、ルネサンス期のイタリアで、諸都市が職業的傭兵軍団と
契約して、都市間の戦争を代行さしてた例があります。その結果「八百長」
戦も多く、これに常備軍を持って対抗したミラノ公国等の君主国も含めて、
長い目で見て全体の軍事力の弱体化につながりました。その結果スペイン、
フランスの介入を招きました。 - 258 :名無しさんの冒険:2004/02/09(Mon) 08:27
- Google で試しに「警察の民営化」を検索したら「約51件中1-43件目」と出ました。
「軍隊の民営化」の方は「約20件中1-7件目」。やっぱ少ない。
中身はまだ全然読んでない(朝は忙しいので無理)。 - 259 :名無しさんの冒険:2004/02/09(Mon) 12:14
- 「自衛隊の民営化」では「約16件中1 - 14件目」。
「軍隊の...」合計したら36件。結構いい線かも。 - 260 :名無しさんの冒険:2004/02/10(Tue) 11:25
- 軍隊の民営化は無理でも、警備とか、後方支援は、アメリカだと、民間委託しているの
は、イラク戦争で、大分明らかになっているな。完全民営化は、指揮権の問題があるか
ら、難しいと思うけど。 - 261 :名無しさんの冒険:2004/02/10(Tue) 12:15
- 警察民営化にもメリットはあるんじゃないか?
あれほど非生産的無駄な組織(つまり仕事がないのが望ましいという)も珍しいだろ。税金をもらってるからあんなことになる。犯罪からの警護も受益者負担へシフトした方が効率上望ましいのでは。そういやこの前試験会場間違えた受験生をパトカーで送ったと言う事件があったな。こうした無駄を防ぐことにもつながるだろう。 - 262 :ドラエモン:2004/02/10(Tue) 13:20
- ロボコップの世界はいやずらw
- 263 :名無しさんの冒険:2004/02/10(Tue) 13:41
- >>261
いや、
>つまり仕事がないのが望ましい
からこそ民営化ってマズイような気もする。
成績のために犯罪を誘発するよなことが、今みたく個人の資質ではなく、
経済的合理性に基づいちゃうと、社会的なコストが大きすぎるような。。
道交法なんて理不尽極まりないのに、まじめに取り締まりなんてされてもねww - 264 :名無しさんの冒険:2004/02/10(Tue) 18:56
- 私兵、民兵復活。国を分割。ホッブス的原初状態。その中から巨大な専制出現。
- 265 :名無しさんの冒険:2004/02/11(Wed) 00:35
- >>262
ロボコップすきすき - 266 :ドラエモン:2004/02/11(Wed) 00:42
- >>265 マーフィーは僕も好きだが、オムニ支配下のデトロイトはイクナイ!
- 267 :名無しさんの冒険:2004/02/28(Sat) 04:24
- 通信産業では近年、IP電話普及による固定電話トラフィックの減少や
競争推進政策による接続料の低下(接続料についてはゴタゴタしてますが)によって、
NTTが弱体化しています。
私としては通信産業の国際競争力低下は国益に反することだと思いますので、
目先の競争推進にとらわれてNTTをこのまま弱体化させてしまうのは危険だと考えています。
産業組織論の手法から競争推進の問題点などをうまく突いて、
NTTを擁護したいのですがどのように理論を構築できるでしょうか。 - 268 :名無しさんの冒険:2004/02/28(Sat) 04:48
- >>267
通信産業の国際競争力って具体的にどういうこと?
通信サービスって基本的に輸出入するもんじゃないから、
それの国際競争力ってのはよくわからない。
外資だろうが何だろうが国内で営業してればそれは日本の企業でしょう。
NTTはつぶれないと思うけど、たとえ倒産してAT&Tに買収されても別に困らない。
通信が途絶するようなことになったら困るけど、会社で使ってるプロバイダが
TokyoInternet→PSINet→C&Wとめまぐるしく名前と資本が変わったときもサービスは
ちゃんと継続していたし。 - 269 :名無しさんの冒険:2004/02/28(Sat) 11:40
- >>267
「国際競争力」ってNGワードかつDQNワードだから、
そういうことを口走ると、見くびられるよ。 - 270 :名無しさんの冒険:2004/02/29(Sun) 09:28
- >>269
言葉狩りだな・・・
「日本の国際競争力」「アメリカの国際競争力」はまごうことなきNGワード。
「個別企業の国際競争力」を世界市場シェアという意味で使う分にはかまわんだろ。
「○○産業の国際競争力」は微妙で、使う人の定義と文脈によるんじゃねーの? - 271 :ドラエモン:2004/02/29(Sun) 09:49
- >>270
ミクロレベルの場合、クルッグマン流に拡張された意味の物を含めて比較優位という厳密に定義
された言葉を用いないで、わざわざ国際競争力という言葉を使う理由は特にないんじゃない?
まあ、あんまり神経質になるのもアレであり、「一国の国際競争力」以外なら自分さえ気を付け
ればよくて、他人の書き物に粘着的に批判を加える必要はないだろうが。 - 272 :名無しさんの冒険:2004/02/29(Sun) 09:51
- 「日本企業の国際競争力を高めるため国家レベルで何らかの産業政策を行う」なんてのは明らかにNGなわけで。日本の企業だからとかアメリカ企業だからとかにこだわるのがそもそもおかしな話。仮に日本車がダメならアメリカ車に乗ればいい。漏れもオーディオシステムのスピーカーは外国製だよ。そんなことと経済の良し悪しは関係ないと思う。
- 273 :名無しさんの冒険:2004/02/29(Sun) 14:20
- んー、どなたか今日の読売新聞1面地球を読むをご覧になられましたか?
サミュエルソンが「米に来ない雇用回復」というタイトル、いわゆる
雇用なき回復についてなのですが、どうも怪しい気がするんですな。
とりあえず回復しなければ始まらないと。
景気は回復したが思ったほど雇用は改善しないということはありそうですが、
それを雇用なき回復というのも言いすぎでは?
シュンペーターを持ち上げる一方で、より一層の混合経済化を
唱導するサミュエルソン。どうなんだろ? - 274 :名無しさんの冒険:2004/02/29(Sun) 14:24
- サミュエルソンの雇用が回復しない理由
1 国内企業の海外移転
2 生産性の上昇に伴いそれだけ労働者を必要としなくなる - 275 :名無しさんの冒険:2004/02/29(Sun) 15:33
- >>273-274
今朝の読売のサミュエルソンの論調って、中国(アジア)発デフレ論に近くない?
今回のジョブレス・リカバリーって、91年の時とどう違うのか、詳説キボン - 276 :名無しさんの冒険:2004/02/29(Sun) 16:23
- 景気が回復しても雇用が改善しないということは、それだけ「自発的」失業者が増えているってこと?つまり、「完全雇用」水準の失業率が高くなってしまってると解釈していいんですかね。何かそのへんよくわからんのでつが。
ところでサミュエルソンってまだ生きてたの?何歳なんだろ。 - 277 :名無しさんの冒険:2004/02/29(Sun) 20:14
- >ところでサミュエルソンってまだ生きてたの?何歳なんだろ。
1915年生まれ。来年90歳。 - 278 :名無しさんの冒険:2004/02/29(Sun) 20:34
- >1915年生まれ。来年90歳。
ってことはフリードマンの方が年上か。
Milton Friedman, 1912-
http://cepa.newschool.edu/het/profiles/friedman.htm
どっちも長生きだ。 - 279 :名無しさんの冒険:2004/02/29(Sun) 21:13
- 経済学は健康に良い 藁
- 280 :名無しさんの冒険:2004/02/29(Sun) 21:14
- 確かガルブレイスも長生き
- 281 :名無しさんの冒険:2004/02/29(Sun) 22:35
- 経済学は何を言っても反論されてもいい学問だからでしょう。
自然科学なんかだと、トンデモ理論はすぐに実験などで否定されやすいのですが、
経済学では、トンデモ理論でも長生きするようです。
経済学者はいつも論争ばかりしていますね。
ということは、なかなか決着がつかないということで、これは学者にとってストレス
が少ないということでしょう。
だから、お気楽な経済学者は長生き・笑 - 282 :名無しさんの冒険:2004/02/29(Sun) 23:33
- 決着つかずに論争ばかりということは、「使えない」ということ。
- 283 :名無しさんの冒険:2004/02/29(Sun) 23:38
- >経済学では、トンデモ理論でも長生きするようです。
その長生きしているトンデモ理論って例えば何だ? 具体的に挙げてみそ。 - 284 :名無しさんの冒険:2004/02/29(Sun) 23:45
- トンデモ理論は人によるのが経済学。
ここでは反リフレ政策だが、
某所ではリフレ政策ってことかな。 - 285 :小林旭:2004/03/01(Mon) 01:30
- 284<=ここであれどこであれ、トンデモはトンデモ。
素人ながら言わせてもらうと、トンデモとは根本的なところで論理の破綻がある。
あるいは素人のほうが根本的にふみはずしてじはいけないキーポイントがわかっているのかな? - 286 :名無しさんの冒険:2004/03/01(Mon) 04:36
- >>267 NTT
経済学的に曖昧な「国際競争力」とか言わないで、規制緩和による競争政策は
NTTが持っている規模の経済性や範囲の経済性を損なうのでかえって効率的
ではないのではないか?、とかいう問題の立て方をしてみてはどうかな?
いちおうIOスレなんで、そのへんのことを押さえておくべきだと思うけど。 - 287 :名無しさんの冒険:2004/03/01(Mon) 09:25
- >>285
うんにゃ
そんな例はよそにもあるぞよ
ユークリッド幾何学(三角形の内角の和は180度)
非ユークリッド幾何学(三角形の内角の和は180度より大きい)
ユークリッド幾何学からみれば非ユークリッド幾何学はトンデモ
非ユークリッド幾何学からみればユークリッド幾何学はトンデモ
でも、どっちも正しい=論理の破綻がない
わかるかな - 288 :名無しさんの冒険:2004/03/01(Mon) 09:55
- たとえば、木村剛の有名なトンデモ発言、
「キャピタルフライトが起きると経常収支は赤字化する」
これは論理の破綻はないのか? - 289 :名無しさんの冒険:2004/03/01(Mon) 10:05
- 数学くわしくないからあれなんだけど、
>ユークリッド幾何学からみれば非ユークリッド幾何学はトンデモ
>非ユークリッド幾何学からみればユークリッド幾何学はトンデモ
これって数学者のなかでは一般的な見解? - 290 :名無しさんの冒険:2004/03/01(Mon) 13:33
- >>289
単なる>>278の、黒木掲示板では書けないタイプの恥ずかしい妄想。 - 291 :失業名無しさん:2004/03/01(Mon) 18:30
- 非ユークリッド幾何学には、三角形の内角の和<180度、ってのもあったと思う。
非ユークリッド幾何学における三角形の内角の和>180度と決めつけてる時点で
>>287はトンデモ。 - 292 :名無しさんの冒険:2004/03/01(Mon) 19:05
- ここ産業組織の板でしょ。
「日本企業の国際競争力を高めるため国家レベルで何らかの産業政策を行う」
はNGだけど、
「経済厚生をあげる為に何らかの産業政策(補助金等)を行う」と言い直せば
寡占や収穫逓増などがある文脈なら、産業組織論でよくある話だと思うけど。 - 293 :名無しさんの冒険:2004/03/01(Mon) 19:06
- 板じゃないです。スレだね。
- 294 :走る名無しさん:2004/03/01(Mon) 19:55
- キムタケ、この間ニュースステーションに出て
入り口と出口が決まったので年金改革は終わった
というのをとにかく批判していたな
妻はいくらもらえるんですかと聞いたら答えてくれなかったと
キムタケは民主党の若手とはつながりがありそうだ
金融庁との関係はどうなったのか気になるが今何してんだ??
一番気になるのは朝日の解説委員の黒々とした髪だったがww - 295 :名無しさんの冒険:2004/03/01(Mon) 23:40
- >>291
決めつけているとはいえんだろ。
三角形の内角の和<180度としても、>>287の論理は通っている。
もうちょいとレベル高くしたらどうかね。 - 296 :小林旭:2004/03/02(Tue) 01:07
- ユークリッド幾何学(三角形の内角の和は180度)
非ユークリッド幾何学(三角形の内角の和は180度より大きい)
287>
>ユークリッド幾何学からみれば非ユークリッド幾何学はトンデモ
>非ユークリッド幾何学からみればユークリッド幾何学はトンデモ
>でも^>、どっちも正しい=論理の破綻がない
>わかるかな
非ユークリッド幾何学にもいりいろある。球面の幾何学(リーマン幾何学:三角形の内角の和<180度)鞍面の幾何学(三角形の内閣の和>180度)。それ以外にも考えられるらしい。それぞれに公理体系があって、そのなかでは微塵も論理の破綻はない。非ユークリッド幾何学は、平面幾何学(ユークリッド幾何学)の中に球面幾何学の一部をもちこんだのではなく、かえってユークリッド幾何学が完璧な無矛盾な公理体系であることをきわだたせた。
トンデモというのは、平面幾何学の公理体系のなかで論を進めている最中に思いつきで球面幾何学の公理をもちだしたり、球面幾何学の公理体系のなかで論をすすめている最中に、そのときそのときの都合で平面幾何学の公理をもちだしたりしてもて、平気でいるようなことをいう。
非ユークリッド幾何学の開拓者として、ガウス(ちょっと否定的)、ボヤイ、ロバチェフスキーの苦闘、艱難辛苦を忘れないように。数学の世界でも”トンデモ”は掃いて捨てるほどいたが、彼等(ガウス、ボヤイ、ロバチェフスキー、リーマン)は”トンデモ”の対極に位置したことをおぼえておいたほうがいい。なぜならかれらは、非ユークリッドの公理体系で、ユークリッド幾何学の体系と同じく、無矛盾な公理体系が存在し得る事を証明したわけだから。くりかえしになるが、これはユークリッド幾何学の完璧な公理体系を裏から補強したわけだから。 - 297 :小林旭:2004/03/02(Tue) 01:56
- 話が大きくそれるので、上にかかなかったが、ガウス、ボヤイ、ロバチェフスキー、リーマンをもちだしたら、ヒルベルトに言及しないと、生半可なことになってしまう。
平面幾何学から見て、球面幾何学がトンデモではなく、球面幾何学の体系からみて、平面幾何学がトンデモではないことを、全ての(意味のある)幾何学を統合することによって体系づけた。 - 298 :名無しさんの冒険:2004/03/02(Tue) 02:15
- >>267>>286>>292
>「経済厚生をあげる為に何らかの産業政策(補助金等)を行う」と言い直せば
経済厚生というよりも、自国の厚生を高めるため、ということならそれは
「戦略的貿易政策」の話に近いと思う。このストーリーは国際経済学に産業組織論的な
アプローチを導入したもの、と自分ではとらえているわけだけど、比較優位だとか
と違って独占的競争の世界を国際的に想定しているわけですよね。その場合、
クールノーを想定するのかベルトランを想定するのかで補助金政策のインプリケーション
が異なってくる、というのが一つの面白い結論だと思う。
ただ、NTTの場合だと、他国の電話通信産業と競合してると言えるかどうか
曖昧なので、このようなゲームとしてとらえられるかどうか。個人的な印象と
しては、やはりNTTに対する規制は「国際競争力」なんてもの(?)とは
関係なく、国内の厚生を高める視点から競争政策を適用すべきだと思う。 - 299 :名無しさんの冒険:2004/03/02(Tue) 02:45
- >通信産業の国際競争力って具体的にどういうこと?
基本的に「国際競争力」というのが曖昧で使う動機として怪しげなNGワードって
いうのはいいんだけど、実際の政策ではそうした言葉が厳密な定義もされず、それで
ひどく情緒的に使われてきてる、ということは事実だと思う。
ちょっと興味あったので、平成12年3月の電気通信審議会答申の中で検索したら
この言葉が乱発されてるって感じ。まあ大目に見てやれば、彼らは情報通信産業
全体の話というよりも、PCハード・ソフトウェアやインターネット関連のビジネス・
モデル特許といった個別財を想定してるみたいなんだけど、こうしたことが規制緩和と
どう関係するのかよくわからない。それを国の政策として推し進める、っていうのも
ちょっと違うんじゃないの?って気がする。
ttp://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/pressrelease/japanese/tsusin/000329j501_1.html - 300 :水原勇気:2004/03/02(Tue) 06:57
- リーマン幾何学:三角形の内角の和<180度 内角低め
鞍面の幾何学:三角形の内閣の和>180度 内角高め - 301 :岩田鉄五郎:2004/03/02(Tue) 12:35
- こどものころ はじめて「幾何学」という文字を見たとき「いくなんがく」と読んでしまいました
- 302 :名無しさんの冒険:2004/03/02(Tue) 17:50
- >>300
通常「リーマン幾何学」という言葉はそのような意味では使われません。
単に「リーマン幾何」と言う場合には通常「計量付きの多様体に関する幾何」
を意味します。「曲率が正の非ユークリッド幾何」を意味したい場合には
「リーマンの非ユークリッド幾何」と言う方が誤解が少ないでしょう。 - 303 :名無しさんの冒険:2004/03/02(Tue) 17:57
- >>302
それ以前の問題として、>>300は二つがひっくりかえっている。
球面上の三角形の内角の和>180度 ← こちらがリーマンの非ユークリッド幾何 - 304 :小林旭:2004/03/02(Tue) 23:52
- 303<=すみません、296ですでに逆になっている。さらに正確を期すならば、「曲率が正」、「曲率が負」の幾何学と分類すべきでしょうが、ただし論の本質はこれではないことを見抜いて欲しい。
- 305 :名無しさんの冒険:2004/03/03(Wed) 21:11
- >基本的に「国際競争力」というのが曖昧で使う動機として怪しげなNGワードって
>いうのはいいんだけど
国家単位の国際競争力と産業単位の国際競争力を混同してはならない。
前者は比較優位の観点からトンデモ的な理屈だが、後者は自然な概念。
「日本は農業生産において国際競争力に劣っている」と述べても不自然ではない。 - 306 :名無しさんの冒険:2004/03/04(Thu) 01:30
- >>305
なんか全体がすんっごく不自然なんですけど・・・ - 307 :名無しさんの冒険:2004/03/04(Thu) 06:20
- 国際競争力はどうでもいいんだけど、NTTの分割が規模の経済性、範囲の経済性から
見て経済効率を損なうのではないか、という議論だったらIOから見て意味のあること
だと思う。過去レスにあったように、その場合NTTが自然独占(費用の劣加法性)を
満たしているかが関心の的となる。かつてのAT&T分割論争を思い起こさせるよね。
自然独占のテストについては下のようなメモが参考になるよ。
http://www.econ.kyoto-u.ac.jp/~ida/2Kyouikukatudou/2Digakuinn/jyoukyuusemi/2003siryou/030320itou.doc
http://www.anna.iwate-pu.ac.jp/~takasima/utilities/textbook/chapt08.doc - 308 :名無しさんの冒険:2004/03/04(Thu) 06:27
- 下のリンクにもあるが、Evans&Heckmanのテストにあとからいちゃもんがいろいろ
ついたりして、自然独占かどうかという結論はいったりきたりでいろいろね...
いまさら蒸し返してみるのも面白いかも。NTTでこういうテストしてる人とか
いるのかしら? - 309 :名無しさんの冒険:2004/03/12(Fri) 05:10
- かなり前に出た似たようなタイトルの契約理論の2冊
インセンティブ設計の経済学 伊藤秀史・小佐野広(編著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4326502436/ref=sr_aps_b_/250-1490418-1532208
インセンティブの経済学 清水克俊・堀内昭義(著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4641161917/ref=pd_sim_dp_1/250-1490418-1532208
って、どう? - 310 :名無しさんの冒険:2004/03/12(Fri) 15:39
- >>309
どう?って、目次を見ればわかるでしょうが… - 311 :名無しさんの冒険:2004/03/14(Sun) 05:55
- せっかくのネタフリなのに、一瞬で終わらせてどうする…。
- 312 :名無しさんの冒険:2004/03/16(Tue) 11:54
- 法学専攻で経済はぜんぜん素人もいいところなんですが、
309さんのあげた後者の本を読んで(読みやすい)
面白い(私にも通じる言葉で書いてあり、題材も興味深い)と思いました。
309さんの専攻とか、目的とかによって、
評価は変わるんじゃないでしょうか。 - 313 :名無しさんの冒険:2004/03/16(Tue) 21:50
- >>312
後者を呼んだことが幸せだったかも。
同じ系統でも、前者や柳川を読んでたら毛嫌い起こしてたかもしれない。
法学専攻の人なんかだと後者がよさそう。
経済専攻の人なんかだと前者や柳川がよさそうに思います。 - 314 :名無しさんの冒険:2004/04/07(Wed) 23:14
- 日本にはまだ少ない実証IO屋ですが、
去年から東大にこんな先生が赴任してるようですね。
http://www.e.u-tokyo.ac.jp/fservice/faculty/ohashi/ohashi.j/frontpage.ohashi.j.htm
なんか評判でも聞いた人いる? - 315 :名無しさんの冒険:2004/04/08(Thu) 00:52
- 気さくな人ですよ。コメントうまい。
- 316 :名無しさんの冒険:2004/04/25(Sun) 17:05
- 2004/01/28, 日本経済新聞
三菱電機は二〇〇五年一月までに、自動車部品の新工場を国内外に
五つ新設する。投資額は約百億円を見込む。エンジン周辺の電子部品や
カーナビゲーションシステムなどを増産、自動車の電子化に対応する。
同社の二〇〇三年度の自動車部品事業は約三千五百億円の見込みだが、
増産で二〇〇七年度には五千億円規模に拡大する。
一方、外国部のダイムラー株
は、前日比450円高の4850円と急騰した。
(共同通信)[4月23日20時20分更新]
三菱グループ全体がドボン?
ダイムラーの意図は? - 317 :名無しさんの冒険:2004/05/16(Sun) 02:32
- Laffontが亡くなったねえ。ショックだ。
- 318 :名無しさんの冒険:2004/05/16(Sun) 02:36
- 輝ける巨星が落ちたような気持ちだ...。
- 319 :名無しさんの冒険:2004/05/16(Sun) 02:40
- 彼の著作を読み直してみよう...。
- 320 :名無しさんの冒険:2004/05/21(Fri) 00:14
- ageときますよ。
- 321 :名無しさんの冒険:2004/05/22(Sat) 07:41
- Martimortとの共著の契約理論の教科書の続刊はどうなるんだろ?
まだ完結してなかったよな。Martimortさんだけで書くのか。
これでTiroleがいなくなったらこの分野のリーダーはどうなるのか。 - 322 :名無しさんの冒険:2004/05/26(Wed) 10:30
- >>317 まじ?
検索するとHPはふつうにあるが - 323 :名無しさんの冒険:2004/05/26(Wed) 10:34
- >これでTiroleがいなくなったらこの分野のリーダーはどうなるのか。
Tiroleまで殺すなよ - 324 :名無しさんの冒険:2004/05/27(Thu) 22:58
- 今月の1日。ガンだったらしいよ。「ノーベル賞候補」と言われながら思ったほど
大きなニュースにはなってないようだね。
http://news.yahoo.com/news?tmpl=story&u=/ap/20040514/ap_on_re_eu/obit_laffont_1 - 325 :名無しさんの冒険:2004/06/25(Fri) 08:55
- 最近、ラフォンの過去の論文をわりと読んでます。この際だから詳しい人語ろう!
(といっても盛り上がらんだろうなあ・・・) - 326 :名無しさんの冒険:2004/06/25(Fri) 08:56
- とりあえず、ラフォンの一番簡単な論文/難解な論文ってなんでしょう?、とネタふり。
- 327 :名無しさんの冒険:2004/06/25(Fri) 23:53
- 簡単なのはペーパーになっている本
アダムスミスとかマルクスとか書いてある - 328 :名無しさんの冒険:2004/06/27(Sun) 04:23
- 彼のpublishされた遺作(?)となるのはRandのやつかな?Tiroleやなんかと書いてるの。
晩年はネットワークの経済分析やってた印象が強いんだよね。 - 329 :名無しさんの冒険:2004/07/23(Fri) 02:58
- 微分ゲームをつかった、
IOの面白い論文って具体的にどんなのがありますか? - 330 :名無しさんの冒険:2004/09/02(Thu) 17:48
- EconLitか何かで調べてみれば?
- 331 :名無しさんの冒険:2004/09/03(Fri) 08:11
- IO実証って計量濃いですねぇ。
やっぱ数理統計からちゃんとやっとかないとつっかかりますかね。
Nevoとか若手研究者もそんな感じみたいだし。 - 332 :名無しさんの冒険:2004/09/03(Fri) 09:29
- Pakesあたりの方面だと、やっぱり確率過程とか必要なの?
Dobbの本嫁とかChapman-Kolmogorov方程式から明らかとか
平気で言ってるけどね。まあ、C-K方程式は直感的に理解可能。
本気でやるなら測度論のしょっぱな(σ-algebraの定義あたり)
からやり直しかな?このスレ使って勉強してみる?(笑) - 333 :名無しさんの冒険:2004/09/03(Fri) 09:31
- Dobb→Doobね。自分はKirlin-Taylorで十分だと思うけど。
ドーブはちとつらい。 - 334 :名無しさんの冒険:2004/09/03(Fri) 09:49
- >本気でやるなら測度論のしょっぱな(σ-algebraの定義あたり)
>からやり直しかな?このスレ使って勉強してみる?(笑)
おながいします。ついていきまつ - 335 :名無しさんの冒険:2004/09/03(Fri) 10:23
- Doob 値段高いね
でも332主催の自主ゼミ待ってまっせ~ - 336 :名無しさんの冒険:2004/09/03(Fri) 12:42
- Doob decompositionとかいうのなかったっけ?
- 337 :名無しさんの冒険:2004/09/03(Fri) 22:26
- Doobって
これのこと?↓
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0387940553/qid=1094217843/sr=1-31/ref=sr_1_0_31/250-4251220-3941815
それともこれ?↓
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0471523690/qid=1094217780/sr=1-12/ref=sr_1_0_12/250-4251220-3941815 - 338 :名無しさんの冒険:2004/09/08(Wed) 10:46
- >>337
Ericson and Pakes (1995) RES, 53-82
"Markov-Perfect Industry Dynamics: A Framework for Empirical Work"
で参照されてるDoobのことならば、"Stochastic Processes"の方。
p.59の注12に、「((2)式の期待を与える)この分布はチャップマン=
コルモゴロフ方程式を使えば明示的に書ける。Doob(1953,p.88)を参照。」
と書かれているね。 - 339 :名無しさんの冒険:2004/09/08(Wed) 10:54
- ちょっとズレるけど、マルコフ過程の話と上で出てきてる不完備契約の
話ってどこかつながるところがあるのだろうか?もし契約時に立証不可能な
将来の不確実要因が確率過程によって決定するのならば、それを契約に
組み込むなんてことできないかしら?そういう研究ってこれまであるの? - 340 :名無しさんの冒険:2004/09/15(Wed) 10:05
- >Doob 値段高いね
>でも332主催の自主ゼミ待ってまっせ~
Doobとか言ってるけど、手にしたことあるの?経済学生向けの数学の教科書じゃ
ないんだよ?SLPじゃ駄目なの?マクロの人は「みんな」読んでるんでしょ?
もしそれでも足りないっていうんだったら、Kolmogorov and Fominでも読めば
いいし。まあ足りないってことはないって思うけどねえ。 - 341 :名無しさんの冒険:2004/09/15(Wed) 10:23
- あと、確率過程とか言ってるけど基本は不確実性下の動学問題の話なんだから、たぶん
ベルマン方程式とかがちゃんと理解できているか、の方が大切な気がするんだけど。
とりあえず、Jovanovic(1982) Econometrica, pp.649-670 あたりから読んでみたらどう?Pakesなんかよりはるかにわかりやすいし。 - 342 :名無しさんの冒険:2004/09/17(Fri) 06:01
- 需要関数の推定って難しくない?差別化されてるからBLPを使おいとしたら
家計者以外の変な需要者が数多く存在することがわかり、そいつらは無視できないほど
たくさんか買うので、うまく推定できない・意味不明だ。たすけてください。 - 343 :名無しさんの冒険:2004/09/17(Fri) 14:04
- 産業組織は理論が主流だと思っていたのだが実証もあったのか。
どういうことがやられているの?金融の実証とはまた違うのですかね。 - 344 :名無しさんの冒険:2004/09/19(Sun) 01:07
- New IO に対して古くからある方の IO も現場ではまだまだがんばってる感じだね。
おそらく上の需要関数や費用関数の推定とかがそうなんじゃない?
あと最近では、New IO (ゲーム理論)の理論的枠組みを実証分析に応用する
New Empirical IO (NEIO) もさかんになってきた。このスレにもそういう人が
色々書いているよ。 - 345 :経済数学スレの283:2004/09/25(Sat) 14:49
- SuttonのMarket Stuructureの実証アプローチが、Carlton&Perloff "Modern
Industrial Organization"の最新版(5版)で取り上げられてるみたいよ。
これって結構メインストリームに受け入れられてきたってこと? - 346 :名無しさんの冒険:2004/09/26(Sun) 06:20
- C&Pの最新版持ってないんで、Suttonの参考論文が何か教えて。
- 347 :名無しさんの冒険:2004/09/30(Thu) 08:37
- >>346
レス遅れますた。
やっぱり1991年の本がメイン。あとは1998年の本と1989年の論文(EER)。
他は比較的最近のワーキングペーパー(著者はSuttonじゃない)くらいだったと思う。
あと、最新版は5版じゃなくって4版ですた。 - 348 :名無しさんの冒険:2004/10/15(Fri) 12:38
- あげ
- 349 :名無しさんの冒険:2004/12/02(Thu) 00:29
- 【募集】契約理論勉強会
条件:最低3人集まること。
テキスト(予定):「契約の経済理論」(伊藤秀史・有斐閣)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/464116181X/qid=1101914844/ref=sr_8_xs_ap_i1_xgl/249-1969927-0887553
あ、歌舞は必ず参加するように。3日坊主は許さん。 - 350 :名無しさんの冒険:2004/12/02(Thu) 00:45
- ちなみに「顕示原理(revelation principle)」については、>>175-188あたり。
著者はモラル・ハザード(隠された行動)分析の専門のようだが、とりあえず、
最初の逆選択(隠された行動)のモデルから始めるのがよろしいかと。
まず、何か質問があればお受けします。 - 351 :名無しさんの冒険:2004/12/02(Thu) 00:55
- >>349
>あ、歌舞は必ず参加するように。3日坊主は許さん。
なんかネタか知らんが、以下のとおりである模様。
http://www.ichigobbs.net/cgi/15bbs/economy/0233/911
>ちょっと急で申し訳ないがブラジルに移住することになったので、苺はしまい汁。 - 352 :名無しさんの冒険:2004/12/03(Fri) 00:03
- p42 (1.20)式の導出が分からない。
(1.16)~(1.19)より、どうして(1.20)になるのか? - 353 :名無しさんの冒険:2004/12/03(Fri) 00:06
- p124 脚注(10) F(2)[v]=・・・と次の式も導けない。
- 354 :名無しさんの冒険:2004/12/03(Fri) 00:08
- p183 (4.27)も分からない。
- 355 :わくわくさん:2004/12/04(Sat) 01:22
- おじゃまします。とりあえず、>>352だけでいいですか。
まず、(1.16)~(1.19)の導出はいいわけですね。一応、補足しておけば、
不等号制約下の最適化問題だから、これら一階の条件以外に、
λ_0[U_0-U ̄]=0
λ_i[U_i-U_{i-1}-u(x_{i-1},θ_i)+u(x_{i-1},θ_{i-1})]=0
(i=1,・・,N)
が必要となります。しかし、p_i>0なので、解を出す前に、(1.18)と(1.19)を
見ただけで λ_i>0となることがわかり、よって制約式はすべて拘束的(等号で
成り立つ)だということがわかります。(λ_i>0であれば、相補性によって、
上のすべての[]がゼロとなってなければならないから。) - 356 :わくわくさん:2004/12/04(Sat) 01:38
- あとは単なる計算だと思います。(1.18)と(1.19)の両辺をすべて足し合わせれば、
λ_0=Σ_{j=0}^{N}p_j
が得られます。これと、(1.18)の一番目、
λ_1=λ_0-p_0
より、
λ_1=Σ_{j=0}^{N}p_j-p_0=Σ_{j=1}^{N}p_j
となります。同様に、このλ_1を(1.18)の2番目に代入すれば、
λ_2=λ_1-p_1=Σ_{j=1}^{N}p_j-p_1=Σ_{j=2}^{N}p_j
以下、まったく同様に逐次的に残りのλも求まります。結局、
λ_i=Σ_{j=i}^{N}p_j (i=0,・・,N)
となり、確率分布を
F_{i-1}=Σ_{j=0}^{i-1}p_j (i=1,・・,N)
F_{-1}=0
と定義すれば、(1.20)のように表記することができるわけです。 - 357 :名無しさんの冒険:2004/12/05(Sun) 23:45
- 問題(P''n)から
L=・・・のラグランジュ式、xとUで微分して4つの式を出した。 - 358 :名無しさんの冒険:2004/12/05(Sun) 23:46
- クーンタッカーの条件、相補スッラク性も分かる。
- 359 :名無しさんの冒険:2004/12/05(Sun) 23:49
- (1.18)と(1.19)の両辺をすべて足し合わせれば、
λ_0=Σ_{j=0}^{N}p_j ??? - 360 :名無しさんの冒険:2004/12/05(Sun) 23:50
- λ_i=Σ_{j=i}^{N}p_j (i=0,・・,N)
そうですね - 361 :名無しさんの冒険:2004/12/05(Sun) 23:53
- 分布関数がF_{i-1}=Σ_{j=0}^{i-1}p_jだから
1ー・・・になる
>>359のことと(1.16)と(1.17)は無駄? - 362 :名無しさんの冒険:2004/12/06(Mon) 04:22
- 質問の意味がわからん。質問者は「どうやって(1.20)が導出されるの?」って聞いているの?
それとも「(1.20)は(1.18)と(1.19)を使わなくても自明だ」と主張したいの? - 363 :名無しさんの冒険:2004/12/06(Mon) 04:27
- (1.18)と(1.19)の(n+1)本の等式より(n+1)個のλがユニークに決まるでしょ?
Fは単に表記の問題。あと、(1.16)と(1.17)はλを求めるこの時点では使ってないよ。
教科書の計算が疑わしいんなら、自分で全部足し算の形にして確かめてみては? - 364 :名無しさんの冒険:2004/12/06(Mon) 04:32
- つーか、
>>352
>p42 (1.20)式の導出が分からない。
>(1.16)~(1.19)より、どうして(1.20)になるのか?
の人と上の人は別人なのか。
>λ_i=Σ_{j=i}^{N}p_j (i=0,・・,N)
>そうですね
が理解できれば、>>352の疑問はすでに解決しているのだがw - 365 :名無しさんの冒険:2004/12/06(Mon) 05:24
- (1.18)と(1.19)の(n+1)本の等式より(n+1)個のλがユニークに決まるでしょ?
そうですね。
λn=pn→λn-1=λn+pn-1=pn+pn-1+・・・・=Σ
こうでした。
1.18と1.19から1.20を出した
OK - 366 :名無しさんの冒険:2004/12/06(Mon) 05:29
- 352は解決
p252
g(0)=(2σ√π(1-ρ))^-1
正規分布だと思うけど? - 367 :名無しさんの冒険:2004/12/06(Mon) 05:31
- p225
(5.25)も? - 368 :名無しさんの冒険:2004/12/06(Mon) 05:33
- p210~命題5.1は以下のように解釈できる・・・・
分かりません。 - 369 :名無しさんの冒険:2004/12/06(Mon) 05:35
- p135 (3.44)も?
記号が抜けてない? - 370 :名無しさんの冒険:2004/12/06(Mon) 05:38
- p216
(IC4’)
C’の’が抜けてないか? - 371 :名無しさんの冒険:2004/12/07(Tue) 23:58
- 契約・契約と流行しているけれど他にもいろんなモデルがあって
自分にあった分野を見つければいいと思う。 - 372 :名無しさんの冒険:2004/12/08(Wed) 00:00
- 最近、松村敏弘(東大社研)先生の論文も面白そうに思えるようになった。
- 373 :名無しさんの冒険:2004/12/08(Wed) 04:39
- たとえば、どれがおすすめ?
http://www.iss.u-tokyo.ac.jp/~matsumur/HPJA.html - 374 :名無しさんの冒険:2004/12/08(Wed) 06:33
- 講義「寡占理論」の参考文献なんか役に立ちそう。
- 375 :名無しさんの冒険:2004/12/10(Fri) 05:55
- >講義「寡占理論」
検索してみたけどわからなかった。それって出版された本なの? - 376 :名無しさんの冒険:2004/12/10(Fri) 09:32
- もう一度よく探してください。
たしかに「教科書」を書かれるといいですね。
「丸山・成生」くらいしか説明書がないかもしれません。
やっぱり伊藤の教科書は難しい。 - 377 :わくわくさん:2004/12/12(Sun) 04:01
- 最初の問題が解決したようなので、2番目の>>353について、
私も統計苦手なので、わかる範囲で説明させてください。m( )m
目的は、脚注10)のF_(2)(v)を求めることです。このF_(2)(v)の
意味は、確率変数θ_(2)の分布関数、つまりP(θ_(2)≦v)のことです。
θ_(2)はN個のθのうち、上から2番目に大きい要素(確率変数)です。
一方、vの分布関数はF(v)です。このとき、P(θ_(2)≦v)は
二項分布にしたがい、
P(θ_(2)≦v)=Σ_{k=N-1}^{N} NCk F(v)^{k} (1-F(v))^{N-k}
であらわされることがわかります。(NCkはNからkを選ぶ組み合わせ。) - 378 :わくわくさん:2004/12/12(Sun) 04:17
- どうして一般的に
P(θ_(N-j+1)≦v)=Σ_{k=j}^{N} NCk F(v)^{k} (1-F(v))^{N-k}
となるのかは、さすがにここでは煩雑になるので、統計学の教科書で「順序統計量」
を調べて理解してください。
簡単に言えば、伊藤の教科書にも書いてあるように、θ_(2)というのは、下から
N-1番目に大きい要素の確率変数で第N-1順序統計量のことなのですが
(上から数えているか下から数えているかに注意!)、これは、ある変数vに
対して、θ≦vとなるようなθが自分も含めてN-1個存在することと同じことです。
そこで、θ≦vとなるようなθの数の確率変数をYとすれば、それは、独立性により、
Y=Z_1 + Z_2 + ・・・ + Z_N
(ただし、Z_jは、θ≦vならば1、θ>vならば0となるような確率変数)に
したがうことになる。この種の確率変数は上記の二項分布にしたがうことが
知られています。(ここで、伊藤の表記によるθ_(N-j+1)は第j順序統計量。) - 379 :わくわくさん:2004/12/12(Sun) 04:26
- そこで、いまは、θ_(2)ですから、Y=N-1、つまり、j=N-1として、
P(θ_(2)≦v)=Σ_{k=N-1}^{N} NCk F(v)^{k} (1-F(v))^{N-k}
となるわけです。そこでΣをほどいてやると、
=NC{N-1} F(v)^{N-1} (1-F(v)) + NCN F(v)^{N}
で、当然NC{N-1}=N、NCN=1ですから、
=NF(v)^{N-1} (1-F(v)) + F(v)^{N}
となり、10)の最初の等式が導出できるわけです。 - 380 :名無しさんの冒険:2004/12/12(Sun) 14:04
- F_(2)(v)は確率変数θ_(2)の分布関数、つまりP(θ_(2)≦v)のことです。
θ_(2)はN個のθのうち、上から2番目に大きい要素(確率変数)です。
一方、vの分布関数はF(v)です。
このとき、P(θ_(2)≦v)は「二項分布」にしたがい、
P(θ_(2)≦v)=Σ_{k=N-1}^{N} NCk F(v)^{k} (1-F(v))^{N-k}
であらわされることがわかります。(「NCk」はNからkを選ぶ組み合わせ。)
そうなんですか。分布関数の表現式は分かりませんでした。 - 381 :名無しさんの冒険:2004/12/12(Sun) 14:10
- P(θ_(N-j+1)≦v)=Σ_{k=j}^{N} NCk F(v)^{k} (1-F(v))^{N-k}
となるのかは、統計学の教科書で「順序統計量」を調べて理解してください。
θ_(2)は、「下」からN-1番目に大きい要素の確率変数で第N-1順序統計量のこと
これは、ある変数vに対して、θ≦vとなるようなθが自分も含めてN-1個存在することと同じことです。
そこで、θ≦vとなるようなθの数の確率変数をYとすれば、それは、独立性により、
『Y=Z_1 + Z_2 + ・・・ + Z_N』
にしたがうことになる。
この種の確率変数は上記の二項分布にしたがうことが知られています。
森棟の教科書でも詳しい説明がない。 - 382 :名無しさんの冒険:2004/12/12(Sun) 14:16
- そこで、いまは、θ_(2)ですから、Y=N-1、つまり、j=N-1として、
P(θ_(2)≦v)=Σ_{k=N-1}^{N} NCk F(v)^{k} (1-F(v))^{N-k}
となるわけです。
そこでΣをほどいてやると、
=NC{N-1} F(v)^{N-1} (1-F(v)) + NCN F(v)^{N}
で、当然NC{N-1}=N、NCN=1ですから、
=NF(v)^{N-1} (1-F(v)) + F(v)^{N}
となり、10)の最初の等式が導出できるわけです。 - 383 :名無しさんの冒険:2004/12/12(Sun) 14:19
- 神戸大学の先生が書いた「基本統計学」には順序統計量がない。
森棟の本にも二項分布で説明していない - 384 :名無しさんの冒険:2004/12/13(Mon) 01:34
- この程度のことは、中学・高校の確率や組合せを復習すれば、全部自分でできるよ。
2番目に大きなθが v 以下である確率は、
1. N-1 個のθが v 以下であり、残りのθが v より大である事象の確率と、
2. 全部のθが v 以下である事象の確率
を足したもの。1と2の事象は排反なので、足せる。
1の確率は N F(v)^{N-1} (1-F(v)) で与えられる。
最初の N は、最大となるθの選び方が N 通りあるから。
F(v)^{N-1} は、N-1 個のθが v 以下となる確率、
1-F(v) は、残りのθが v 以上となる確率。
全部独立なので、掛け合わせられる。
2の確率は F(v)^N で与えられる。 - 385 :名無しさんの冒険:2004/12/13(Mon) 02:54
- >>384の説明は簡潔で良いですね。
教科書にも順位統計量と書いてあったから
本人は二項分布を使った公式が頭にあって説明しているのかな? - 386 :わくわくさん:2004/12/13(Mon) 05:38
- 私も>>384の説明は簡潔で素晴らしいと思った。こちらからもお礼をいいたいぐらい。
実は最初、こういう説明を試みたんだけど、面倒臭くなって一般的な第j順位の話に
した。まあ、オークションの話なんだから、>>384の説明で理解できれば十分かも。 - 387 :わくわくさん:2004/12/13(Mon) 05:42
- >>385
というか、>>384の話自体が二項分布の話です。
いずれにせよ、質問者が納得したのならこれも解決したのかな?
あと、上の質問者は納得できたのかどうかはっきりさせるために
ステハン(仮のハンドルネーム)を使ってくれるとうれしいです。 - 388 :名無しさんの冒険:2004/12/13(Mon) 12:49
- いろいろ分かってありがたいですわ。
気が向いたときでいいですよ。 - 389 :384:2004/12/13(Mon) 13:37
- そんな褒めていただくほどでもないです。
ちなみに僕の説明方法も、やろうと思えば任意のjの式(わくわくさん>>378)に一般化できます。
N - j + 1 個の背反な事象にうまくわけて考えてみてください。
ところで、これはfirst/second price auctionの話なのでしょうか?
j ≧ 3 のj-th price auction(例えばthird price)の純粋理論的な興味は少ないですが、
実験経済学的には重要な試金石になりえますよね。
例えば、実験的に観察される入札額が、リスク中立下での理論的予言から乖離していた場合、
(一般に理論値よりオーバービッドしがち(でしたっけ?))
この乖離は被験者のリスク回避度のみによって説明される、という仮説を立てることができます。
この仮説は、いろいろな架空のオークション・ルールを試してみることで反証可能となります。
Kagel, Rothのハンドブックにいくらか書いてあったと思いますのでご覧ください。 - 390 :名無しさんの冒険:2004/12/13(Mon) 23:55
- >>「auction」?「実験経済学」?
伊藤秀史の「契約の経済理論」
あれもこれもできないから興味があればこの本に関して話をして下さい。 - 391 :名無しさんの冒険:2004/12/14(Tue) 05:18
- つか、いきなりオークション理論だと人が寄り付かないかもなあ。
とりあえず、最初の章の簡単な逆選択モデルから始めない?
上の質問者もそれなりのレベルの人だと思うけど、もう少し簡単な
ところから始めてもいいかもしれないな。(マクロ主力の苺板だし。) - 392 :名無しさんの冒険:2004/12/14(Tue) 08:12
- 最近オークション理論の本が立て続けに出版されたようだし
伊藤の本にも少し解説があるけどちょっと難しそう。
僕も質問する側で答える力がないから、適当に書いて下さい。 - 393 :名無しさんの冒険:2004/12/14(Tue) 15:24
- 教科書読むなら新しくスレ立ててやれば?
- 394 :名無しさんの冒険:2005/03/16(Wed) 12:27
- 過去10年間で一番重要なIOの論文は、何の疑いもなく、
Barry, Levinson, and Pakes (Econometrica 1995) です。 - 395 :名無しさんの冒険:2005/03/16(Wed) 12:32
- 綴り間違えた。
Berryだった。 - 396 :名無しさんの冒険:2005/03/16(Wed) 17:53
- 僕も「産業組織論」を薦める。
時間ができればShyの教科書も読む。 - 397 :名無しさんの冒険:2005/03/18(Fri) 13:46
- >>396
某所からShyのexerciseの解答集を入手したので、Shyは買うことにします - 398 :名無しさんの冒険:2005/03/27(Sun) 23:39
- 単なるミクロやゲームの応用としてではなく、
産業組織論独自の顕著な成果というのは何なのでしょうか?
たとえば、アカロフのレモンのような画期的な概念は産業組織論からは、
生み出されているのでしょうか?
初心者ですいません。どなたか教えてください。 - 399 :ケイブマン(引きこもり男):2005/03/28(Mon) 01:42
- もう少し、まともな教科書を読んでから判断せえよ。
- 400 :名無しさんの冒険:2005/03/28(Mon) 23:28
- >>397
某所などではなくちゃんとしめせhttp://www.ozshy.com/ - 401 :名無しさんの冒険:2005/04/05(Tue) 23:56
- 産業組織論の役立つサイト情報
http://web.iss.u-tokyo.ac.jp/~matsumur/HPJA.html - 402 :名無しさんの冒険:2005/04/05(Tue) 23:57
- http://web.iss.u-tokyo.ac.jp/~matsumur/readingOT2004.pdf
- 403 :名無しさんの冒険:2005/04/05(Tue) 23:58
- http://norick.sakura.ne.jp/
- 404 :名無しさんの冒険:2005/04/05(Tue) 23:59
- http://norick.sakura.ne.jp/lecture/io2005sch.pdf
- 405 :名無しさんの冒険:2005/04/20(Wed) 04:26
- >>398 言いたいこと分かる。
産業組織論として独自の分野なのか?
単なるゲーム理論の応用だからゲーム理論の勉強すればいいのか?
契約理論と産業組織論は違うのか?同じなのか?
結局、全部勉強するにしてもアレコレできないし・・・ - 406 :名無しさんの冒険:2005/04/20(Wed) 04:29
- やっぱり「応用ミクロ経済学」として考えて勉強することになるのかな?
- 407 :名無しさんの冒険:2005/04/20(Wed) 05:01
- そもそも「素」の産業組織論というのはいまのものとは違うと思う。
いわゆるSCPパラダイムというやつで、ミクロ理論に立脚しない
市場分析の一般論という感じ。いわゆる「新しい産業組織論」では
ゲーム理論による市場分析がメインフレームとなる。その前に
寡占理論が企業行動分析に使われるようになったが、これを「新」に
含めるかどうかは人による。
ということは、「独自の分野」としての産業組織論はSCPパラダイム?
ということになるが、そう考える人は今ではまずいないだろう。
認識としては、産業組織論のテーマを分析する理論的道具として
ミクロ理論、ゲーム理論や契約理論がある、と考えればよいと思う。 - 408 :名無しさんの冒険:2005/04/20(Wed) 05:02
- もっとも実態は「New IO = 応用ミクロ」なのだが。
- 409 :名無しさんの冒険:2005/04/20(Wed) 15:33
- 「素」の産業組織論=SCPパラダイム。
「新しい産業組織論」=ゲーム理論による市場分析。
「寡占理論」は以前のクールノー均衡がゲーム理論のナッシュ均衡と同じ解概念だから
寡占理論⊂新しい産業組織論
結局、「New IO = 応用ミクロ(ミクロ・ゲーム・契約)」ということか。
MWGに出てくること全部勉強せんなんな。 - 410 :名無しさんの冒険:2005/04/20(Wed) 15:52
- VarianのMicroeconomic Analysisは簡潔な良書でも説明が足らない。
MWGのCh12 Maker Power、Ch14 The Principal Agent Problem
サッと勉強して直接論文を読んでいくほうがいいかもしれない。
TiroleやShyの産業組織論、伊藤の契約理論・・・
教科書ばっかりやっていたら全然前に進めない。 - 411 :名無しさんの冒険:2005/05/06(Fri) 16:06
- ゲームがなんぞの新しい制度と組織を生み出したのかよ?
非破壊検査してるだけじゃん。 - 412 :名無しさんの冒険:2005/05/06(Fri) 17:40
- ↑ゲームが理解できない香具師ハケ~ンw
- 413 :名無しさんの冒険:2005/05/06(Fri) 20:12
- ↑
理解出来てるつもりになってるアポン - 414 :名無しさんの冒険:2005/05/08(Sun) 10:16
- >>412-413
見苦しいからそういうのは2chに行ってやってくれ。 - 415 :名無しさんの冒険:2005/05/08(Sun) 14:20
- >>414
同じようなレスを他スレにも張りまくってる>>411の方がよっぽど嵐。 - 416 :名無しさんの冒険:2005/05/19(Thu) 11:55
- >>416
番号以外、なにも見えないのはなぜ? - 417 :名無しさんの冒険:2005/05/19(Thu) 11:57
- あれ?もとの416が消えてる・・・。
- 418 :名無しさんの冒険:2005/07/24(Sun) 05:05
- 先ほど伊藤の契約理論を読了した。
これは難しい。
もう教科書から卒業して論文中心にしたい。 - 419 :名無しさんの冒険:2005/07/26(Tue) 09:50
- >>418 あの本は意外に不親切だからなあ。
教科書として失格なのは、載っている練習問題が少ないからだ、と言ってみる。 - 420 :名無しさんの冒険:2005/07/26(Tue) 13:07
- 著者のHPに載っているみたい。
あれは教科書というより、著者が多数の論文を読んで頭の中で抱え込んできたものを
吐きだした感じ。 - 421 :名無しさんの冒険:2005/08/09(Tue) 11:37
- なぜにシカゴはleverageは成功しないと言うのか。成功している例はいくらでもあるように思うのですが。
- 422 :名無しさんの冒険:2005/08/10(Wed) 02:01
- Cabralの編集した論文集をペラペラ見た。
- 423 :名無しさんの冒険:2005/08/10(Wed) 09:13
- >>422 どうでしたか?
- 424 :名無しさんの冒険:2005/08/10(Wed) 20:36
- 製品差別化、参入、R&D、二段階ゲーム、繰り返しゲーム
代表的な論文を選んで読んでみる。 - 425 :名無しさんの冒険:2006/02/02(Thu) 05:13
- NEIOあげ。
- 426 :名無しさんの冒険:2006/02/04(Sat) 07:08
- http://topics.kyodo.co.jp/feature19/archives/2006/02/post_159.html
堀江前社長ら再逮捕へ 特別利益計上も粉飾
ライブドアグループの証券取引法違反事件で、東京地検特捜部は3日、同社2004年9月期決算などを粉飾したとして、同法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の疑いで、前社長堀江貴文容疑者(33)と前取締役宮内亮治容疑者(38)らを今月中旬に再逮捕する方針を固めたもようだ。
再勾留始める段階で、すでに次の再逮捕か?
検察大丈夫かよw
全然事件固められてなさそうだね - 427 :名無しさんの冒険:2006/02/04(Sat) 07:09
- >>426はスレ違いですた
- 428 :名無しさんの冒険:2006/02/07(Tue) 17:36
- 混合寡占の論文を最近よく目にしますが、産業組織論ではホットな話題なのでしょうか?
- 429 :名無しさんの冒険:2006/02/22(Wed) 09:33
- >>428
そうだよ。 - 430 :名無しさんの冒険:2006/02/23(Thu) 23:47
- >>428
もうやることないんじゃないか? - 431 :名無しさんの冒険:2006/03/04(Sat) 12:12
- >>428
ホットというか、寡占理論の応用なので論文作りやすいんでは。
寡占の理論なのでやることは幾らでもあるが、限界生産性は確実に低くなっていると思う。
混合寡占の論文は流行の民営化政策と結びつけることができるから、有る意味でホットな話題の気がする。ただ大したことはないが。 - 432 :名無しさんの冒険:2006/03/13(Mon) 22:29
- 寡占の理論でやられてきたことを混合寡占にすれば何でもできそうな
気がするのは俺だけ?ただもうやることなさそう。 - 433 :名無しさんの冒険:2006/04/01(Sat) 11:50
- amazonからお知らせメールが来てたけど、サラニエの契約論の
教科書の第2版が出たらしい。最大の目玉はマルチ・エージェントを
扱うことで、コモンエージェンシーの議論も盛り込まれてるようだ。
このスレでいろいろ言われてることがこういう教科書レベルまで
落ちてきた感じだね。 - 434 :名無しさんの冒険:2006/06/13(Tue) 20:55
- そろそろageときますねえ。
- 435 :名無しさんの冒険:2007/01/19(Fri) 11:59
- ageそろそろage
- 436 :名無しさんの冒険:2007/01/26(Fri) 04:14
- いい洋書は
Modern Industrial Organization
シカゴ学派に偏っているという香具師もいるが。
ハーバード
シカゴ
オーストリア
学派でやっぱハーバードが支持されている気がする。 - 437 :名無しさんの冒険:2007/06/03(Sun) 01:40
- この分野で日本人で有名な先生って誰ですか?
- 438 :名無しさんの冒険:2007/06/03(Sun) 17:11
- この分野ってどの分野?
- 439 :名無しさんの冒険:2007/06/03(Sun) 17:16
- 柳川 範之
ttp://www.e.u-tokyo.ac.jp/fservice/faculty/yanagawa/yanagawa.j/frontpage.yanagawa.j.htm - 440 :名無しさんの冒険:2007/06/03(Sun) 17:19
- 小田切宏之
ttp://www.econ.hit-u.ac.jp/~kenkyu/jpn/staff/introduction/PO_odagiri.htm - 441 :名無しさんの冒険:2007/08/29(Wed) 13:15
- 冒険でしょ?でしょ?
で10万枚
何故CD、特にシングルCDが売れなくなったか - 442 :名無しさんの冒険:2007/09/23(Sun) 21:16
- 犯罪者のホームページ
http://www.lastsong2007.com/regist4.php - 447 :名無しさんの冒険:2009/07/15(Wed) 19:53 ID:cNV7NimAWeFv
- 最近応用ゲーム理論としてのこの分野は
あまり生きのいい話を聞きませんね?
松村先生の産業組織研究会も(メールリストには入ってますが)
他分野からの報告者が増えてきたように思いました。
皆さん最近のこの分野についてどうお考えですか。