"ザ・モデル"で経済を語るスレ Part2

economy/0677 / 908 レス / 2002/11/24〜2007/02/27

1 :ドラエモン:2002/11/24(Sun) 03:21
一夢庵氏のpart1の続きです。
http://matari.ichigobbs.com/cgi/readres.cgi?bo=economy&vi=0545&rm=50

[目的]
このスレは"ザ・モデル"で経済をマタリーと語るためのスレッドです。
もともとは「ポストケインジアン」の以下の部分の続きです
http://www.ichigobbs.net/cgi-bin/readres.cgi?bo=economy&vi=0290&rs=139&re=457&fi=no

["ザ・モデル"とは?]
Real Business Cycle(以下、RBC)に不完全競争や粘着価格(価格硬直性)などを
取り入れたミクロ的基礎をもったマクロ経済学のモデルです。
(RBCに関してはローマー「上級マクロ経済学」の第4章などを参照)

[オンラインのテキストは?]
http://www.princeton.edu/~woodford/chapter1.pdf
http://www.princeton.edu/~woodford/chapter2.pdf
http://www.columbia.edu/~rhc2/gertler.pdf
http://www.rich.frb.org/pubs/eq/pdfs/summer2000/king.pdf
http://www.post1.com/home/hiyori13/krugman/krugback.pdf
http://users.hoops.ne.jp/ichi_m_an/ (←困った時の補足用)
 「我々は皆、ザモデリストだ」一夢庵
 "We all are the-model-ists." Ichi-mu-an
2 :晩秋の名無しさん:2002/11/24(Sun) 03:52
前スレ960
>なるほど、速水総裁あたりがRCCに出資したいと言っていたはずだが、
>そういう話が実現していればまさにザモデル提案に近付くことになるので
>非常に良かったと考えている方がいるということなのかな。

これだが、官僚同士はお互いその立場を分かり合う。そしてかばい合う。
このやり方だと、日銀の犯罪を上手い具合に隠してやろうとするわけだ。
だから、速見のおっさんも賛成してるんじゃないのか?
3 :一夢庵[一夢庵]:2002/11/24(Sun) 06:22
しまった。いつの間にかPart 2が(藁。BIG-Cさんとの約束が(藁

以下に、幻の>>1とそれに続く情報&リンク集を書き込みます(藁
4 :一夢庵[一夢庵]:2002/11/24(Sun) 06:22
>>1
ドラさん、ありがとうございます。
5 :一夢庵[一夢庵]:2002/11/24(Sun) 06:25
(以下、幻となった>>1です)
[目的]
このスレは「経済学は人類を幸せにしうる学問」(BIG-C)と信じながら
"ザ・モデル"を用いて経済をマタリーと語るためのスレッドです。

前スレは以下:
http://matari.ichigobbs.com/cgi/readres.cgi?bo=economy&vi=0545&rm=50
もともとは「ポストケインジアン」の以下の部分の続きです。
http://matari.ichigobbs.com/cgi/readres.cgi?bo=economy&vi=0290&rm=50
なお諸般の事情により「金子スレッド」とも関係があります。
http://matari.ichigobbs.com/cgi/readres.cgi?bo=economy&vi=0534&rm=50

["ザ・モデル"とは?]
Real Business Cycle(RBC)に不完全競争や粘着価格(価格硬直性)などを
取り入れたミクロ的基礎をもったマクロ経済学のモデルです。世間一般
では動学マクロ(モデル)と呼ぶようです。

以下の言葉を合言葉にマタリーと勉強&議論しましょう。

「我々は皆、ザモデリストだ」
"We all are the-model-ists."

なお、関連する情報を >>06-07 に載せます
6 :一夢庵[一夢庵]:2002/11/24(Sun) 06:26
[勉強したい時のオンラインのテキストは?]
Blanchardの講義録:
http://ocw.mit.edu/14/14.452/s02/lecture-notes/index.html
Benhabibの講義録:
http://www.econ.nyu.edu/user/benhabib/teaching.htm
Woodfordの本"Interest and Prices"の原稿:
http://www.princeton.edu/~woodford/
脇田成のマクロ経済学の原稿とリンク:
http://www.comp.metro-u.ac.jp/~wakita/paper/MPLCY.PDF
http://www.comp.metro-u.ac.jp/~wakita/pers.html
http://www.comp.metro-u.ac.jp/~wakita/umac_f.htm
New IS-LM関連:
http://www.rich.frb.org/pubs/eq/pdfs/summer2000/king.pdf
http://www.post1.com/home/hiyori13/krugman/krugback.pdf
困った時の補足用:
http://ichi-m-an.hp.infoseek.co.jp/

特にお奨めはBlanchardの講義録です。これを全部読めばザ・モデル入門編はほとんど
終わりという充実の内容です。
またBenhabibの講義録は経済成長のみですが、最近のモデルも取り上げられていて
興味深いです。
また、Woodfordの原稿は最近話題の"Fiscal Theory of Price Level"についても
取り上げられています。
脇田のページはいろいろな情報が凝縮されていて見ごたえがあります。また
「動学モデルの発展と土地本位制下の金融政策」 はザ・モデルの簡潔な要約になって
います。
7 :一夢庵[一夢庵]:2002/11/24(Sun) 06:27
[教科書は?]
まず、歌舞音曲さんと一夢庵は以下の本を読んでいます。
1. "Lectures on Macroeconomics," O.J. Blanchard, S. Fischer

その他にみなさんから以下のような本が推薦されました。
2. 「上級マクロ経済学」デビッド ローマー
 (ただし、翻訳は第1版です。原書は2001年に第2版が出ています)
3. 「マクロ経済学のパースペクティブ」脇田成
4. 「内生的経済成長論<1>,<2>」R.J.バーロ、X.サラ‐イ‐マーティン
5. "Recursive Macroeconomic Theory," L. Ljungqvist,T. J. Sargent
6. "Foundations of International Macroeconomics," M. Obstfeld, K Rogoff
7. "Macroeconomics of Self-Fulfilling Prophecies," R. E. A. Farmer
8 :晩秋の名無しさん:2002/11/24(Sun) 09:04
ドラエモンさん、一夢庵さん、乙~



と2ちゃんのまねをしてみるテスト
つ―か、苺でテンプレ初めて見た。
9 :甲斐たんラブ:2002/11/24(Sun) 12:18
お! 驚き。いつのまにか第二章になってるぞ。しかもドラエモンがスレたててる。藁

一夢庵さんの新リンクもなかなか使えますね。漏れは主にミクロ・社会保障専門なんでROMだけにします。
10 :歌舞:2002/11/24(Sun) 12:20
お! 驚き。いつのまにはPart2になってるぞ。しかもドラエモンがスレ主に。w

一夢庵さん、今月末までは超ハードなんですが、それからは余裕がでますからB.Fまたはりきってやりましょう。
11 :歌舞:2002/11/24(Sun) 13:40
一夢庵さんのリンク貼ってくれたBlanchardのHPの講義ノートとか参考文献読むと
現代マクロの最先端にいけそうですね。参考文献を至急集めてこのカキコにも役立てていきましょう。
12 :晩秋の名無しさん:2002/11/24(Sun) 14:06
チョイ意見がほしいのですが。
"Recursive"を読むのは、
『経済学・経営学のための数学』(岡田章)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492312986/
終わらしたレベルではやっぱ無謀ですか?
13 :12:2002/11/24(Sun) 14:08
>>12は数学のレベルってことで。
14 :歌舞:2002/11/24(Sun) 14:12
岡田さんの本は読んでないので責任おえませんが、それって確率過程とかフォローしてますか?
やはり確率過程と時系列分析はおさえないとあの本はちょと読めないと思います。

Recursiveはかなりテクニカルな部分が多いので、他のサージェントの二冊の教科書とその問題集、さらにLucasのRecursiveとその近刊の解答集なんかを手元においたほうがいいと思います。Recursiveでわからないところあったらここにカキコしてください。時間の許せる範囲で漏れを含めてみんなで答えてくれるでしょう。
15 :晩秋の名無しさん:2002/11/24(Sun) 14:43
RecursiveならStokey&Lucasはどうだろうか。そういえば、一無庵さんの>>07に
入っていないのは、なぜだろう。
Stokey & Lucas Recursive Methods in Economic Dynamics
16 :晩秋の名無しさん:2002/11/24(Sun) 14:45
Stokey-Lucasだけは辞めておけよー。
やりたきゃやってもいいけれども、マクロ屋には必要ないぜ。
17 :12:2002/11/24(Sun) 15:13
>>14-16 ありがとうございました。
それではとりあえずはエコノメにちゃんと慣れ親しんでから
挑戦ということにしたいとは思いますが、
悪名高きStokey&Lucasも参考として注文しておこうと思います。
18 :晩秋の名無しさん:2002/11/24(Sun) 20:00
>>16
読んだ俺がアホみたいじゃないか(泣
当時は、サージェント無かったんだよ。
19 :一夢庵:2002/11/25(Mon) 06:35
>>08 08さん、みなさん
> ドラエモンさん、一夢庵さん、乙~

僕はあまり「乙カレー」じゃないんですが(藁。とにかく皆さまこれから
もよろしくお願いします。

>>12-18 12さん、みなさん
>"Recursive"を読むのは(中略)終わらしたレベルではやっぱ無謀ですか?

いきなり1ページ目からマルコフ鎖ですからね。Recursiveを本屋で立ち読み
した時経済学のコーナーに物理学の本が置いてあるのかと思いました(苦藁

もし読まれる時が来たら、分からない点はこのスレに質問してください。
何かお手伝いできるかもしれません。

>RecursiveならStokey&Lucasはどうだろうか。そういえば、一無庵さんの>>07に
>入っていないのは、なぜだろう。

それは単純に僕が知らないからです(藁。次にリストをつける時には「やめておけよー」
というご意見とともに両論併記で記述させていただきます。
20 :一夢庵@:2002/11/25(Mon) 06:36
我らが京子タンがドラマ初主演らしいです。
http://www.zakzak.co.jp/top-xus/top2002112503.html

「ザ・モデル(動学マクロ)スレでなんではせきょーなんだ?」と
疑問に思った方(このネタを忘れてしまった方)は以下の記事を参照
http://www.zakzak.co.jp/we/people/people011201.html
(第4パラグラフの冒頭に注目)
21 :一夢庵:2002/11/25(Mon) 06:40
↑すいません。もちろんネタです。月曜日からヘビーなネタは避けたかったので。

#実はRBC批判ネタとかいろいろやりたいのですが、今やると僕が追いつけないので
#ネタ振りは徐々にします(苦藁
22 :"歌舞音曲":2002/11/25(Mon) 07:38
RBC批判ネタですか。漏れもいくつか意表をつくネタ用意してます。RBCもあれでんなあ、ザモデル風にいえば、情報の不完全性やら生産要素の硬直性やらをいれることができるとか威張ってましたが(ザモデルが)、やつ(ザモデル)のように「これこれとるとRBCだぞ、偉いだろう」なんてのは子供のすることですなあ。何を目的に経済学氏とるんでしょか。掲示板とはいえ恥ずかしいですなあ。とRBC批判ではなくこれはザモデル風人格批判ですぜ、もちろん。w
23 :晩秋の名無しさん:2002/11/25(Mon) 09:09
異なる前提条件が生みだす帰結の違いを比較するために、
共通の基盤モデルを用いるのは子供のすることなんですか?

海外のマクロ経済学者はみんな恥ずかしい子供になってしまいますが。

とマジレスしてみる。
24 :晩秋の名無しさん:2002/11/25(Mon) 09:13
ザモデル氏の本業は役人でしょう。
経済学は複数の政策提言を比較考量するためのツールだという考え方に共感してます。
25 :"歌舞音曲":2002/11/25(Mon) 10:16
>>23

あなたのいうことは正しい。僕の書き方が誤解させたのだろう。上の僕のカキコは、何を目的に経済学のモデルを語るのか、ということ。悪いが、共通のモデルで語れるのだぞお、と「だけ」いっているようではダメ。ましてやザモデル氏は、具体的な政策提言をまったく経済学に基づいて語っていないのである意味で「分裂症」。まあ、おまえもそうだろ! という批判は甘んじるが。藁
26 :非ケインジアン:2002/11/25(Mon) 13:52
>>25
それは貴君の理解不足でしょう。
資産の再分配効果が実体経済に対して非中立的な効果をもつのは、
資本市場に不完全性がある時です。
RBCでは、資産の再分配効果は中立的で景気対策になりえません。

だからこそ、ザ・モデル氏は不完全資本市場のモデルで不良債権処理を
正当化しているのだと思います。これは、結構、スタンダードな理解ですよ。
27 :ヒクソン・グレイシー:2002/11/25(Mon) 14:25
歌舞さん、非ケインジアンさん、私は少し考えが違う。
 不良債権処理の過程で、デフレはいっそう加速するから、それが借り手から貸し手への資産の再分配をさらに深刻化させ、バランスシートを悪化させる。つまり、不良債権を処理すれば、バランスシートは改善するし、それは不完全市場のモデルから素直に得られる結論と一般に言われているが、そうでないことを認識することが重要だと思う。
 これは、不完全市場のモデルの理解不足だと思う。なぜなら、不良債権処理がマクロ経済に対してどのような影響を及ぼすのかを考える必要があり、その点を考慮に入れると、不良債権処理によってかえってバランスシートは悪化する。
 だから、金融政策で資産価格を上げたり、物価を上げる政策がまず、第一に必要である。
不良債権処理はその後で十分。むしろ、資産価格や物価を上昇させれば、不良債権と言われている債権だって優良になりうる。
 不完全情報モデルでは、バランスシートが重要な役割を果たすが、だからといって不良債権処理が正当化されるわけではない。不良債権処理がマクロ経済に与える波及効果を十分考える必要があり、その波及効果はアクセルレーターモデルの極めて重要な点である。
 結論:不良債権処理はバランスシートを改善しない。量的緩和によって資産価格を上げたり、物価を上げる政策こそが、最も重要な政策だと思う。
28 :非ケインジアン:2002/11/25(Mon) 14:38
>>27
不良債権処理の方法によるでしょう。
債権放棄なら、貸し手→借り手への再分配になるのでは?
まあ、漏れは現実的な政策の帰結についてはよく分かりません。

理論的には、投資機会のない人から投資機会のない人への移転政策は、
不完全資本市場のもとにおいてプラスの効果をもつということです。
その意味で、やたら無意味に貯蓄しているお年よりから、若者への
移転政策も同様の理屈からプラスの効果をもつと思います。

もし、不良債権処理で、借り手のB/Sが悪化するのであれば、
それは不完全資本市場がsuggestする政策を実行出来ていないということでしょう。
29 :非ケインジアン:2002/11/25(Mon) 14:39
あ、失礼。
「投資機会の無い人からある人への移転政策」
が正しいです。
分かると思いますが。
30 :非ケインジアン:2002/11/25(Mon) 14:45
誰か吉川洋先生の「転換期の日本経済」を持っている人はいますか?
71ページに企業部門と家計部門の預貯金のデータがあります。
(純資産ではなく預貯金というのがちょっと納得できないですが)
これをみると、バブル崩壊直後から、企業部門から家計部門への大幅な
資産の移転が起こっていることが分かります。

吉川さんは、これをフィッシャーのデットデフレーションを持ち出して
景気にマイナスの効果があったことを主張してます。
しかし、現代の経済学者の標準的な解釈は、デット・デフレーションではなくて、
不完全資本市場のモデルを用います。まあ、この場合においては、結論は同じですが。

いづれにしろ、逆方向の資産の移転をしてやれば、景気にプラスだということです。
具体的な政策については勘弁してください。よく分かりません。
31 :晩秋の名無しさん:2002/11/25(Mon) 15:00
週刊東洋経済(最新刊?)で、吉川先生は銀行はシュムペーター的創造的破壊をつかさどるもの
であるから、不良債権処理は進めなければならないとおっしゃってましたよ。
竹森先生の本を読まれての発言だろうか?
32 :非ケインジアン:2002/11/25(Mon) 15:09
アメリカ最後のOLDケインジアンであるPeter Howittは、
シュンペタリアンのモデルも発表してますね。
クルグマンやらマンキウといった人たちは、ケインジアンを名乗ってますが、
ケインズ的なモデルをAERに載せたことはないので。
33 :外野:2002/11/25(Mon) 15:33
いや~、だんだん面白くなってきたぞ~
ヒクソン頑張れ!

不良債権処理問題は、最後にはステイグリッツの意見も聞いてみたいゾ!
S&Lの処理方法に対してマクロとミクロじゃ別の見解が述べてある。
韓国の不良債権処理も評価が高いが、ウォン安800→1300が成功のホントの理由じゃないか、とニッセイのエコノミスト櫨氏なんかは分析しているぞ!

この後の好論戦を期待するゾ
34 :歌舞:2002/11/25(Mon) 15:39
おっとと、だからさあ、非ケインジアンと同じようにザモデルも「まあ、漏れは現実的な政策の帰結についてはよく分かりません」で終ってんのよ。まあ漏れからみてだけどねえ。不良債権処理のRCCによる簿価甲斐きり(あ、変なのW)で企業は破たん処理だろ? で、これで漏れは失業も上昇するだろうし、そんな社会的ロスが簡単に解消するとは思えないわけ。でねえ、「いづれにしろ、逆方向の資産の移転をしてやれば、景気にプラスだということです。
具体的な政策については勘弁してください。よく分かりません。 」てえのはとてもよくわかるわけ(つまりあなたがそういう慎重な態度をとるのは)。でもザモデルの登場はまさに具体的すぎる政策提言とその理論的基礎づけのギャップが問題だったわけよ。これって漏れの理解不足じゃなくて、この板でザモデル論争みてた多数の率直な感想だけどね。違ってたらそのときいえば? たびたび似たような発言を漏れを含めて、みんなしてるし、そんでザモデルでできる政策はなにか? でこの板がたって、ヒクソンさん、一夢庵さんの示唆で、インタゲでいけそうだな、というところにきたんじゃないの?
35 :非ケインジアン:2002/11/25(Mon) 15:42
>>34
債権放棄でどうして失業率が上がるんです?
全然、分からないのですが。
36 :非ケインジアン:2002/11/25(Mon) 15:45
日銀出資と債権放棄なら、実質インフレターゲット以上の効果が期待できると
俺は思ってしまうのだけれど。
これは、不完全資本市場の理論モデルから考えて当然の帰結です。

ザ・モデル氏ではないけれども、インフレターゲットというのは、
はっきり言って、理論はないですよ。
37 :歌舞:2002/11/25(Mon) 15:46
あと非ケインジアンの吉川理論?を使った家計から企業への資産の移転=不良債権処理?で景気回復ってのはさすがにないだろう。情報の非対称性の問題を無視してるよ。そもそも借り手と貸してはシンメトリカルなのか?
38 :歌舞:2002/11/25(Mon) 15:48
おいおい、漏れの書き込みよくみろよ。債権放棄ではないだろ?
39 :歌舞:2002/11/25(Mon) 15:49
インフレターゲットに理論がない? ぷ。あるよ。不完全ながらね。正確に「不完全な理論しかない」といってほしいぞん。W
40 :非ケインジアン:2002/11/25(Mon) 15:49
>>34
やっぱり、貴君の言っていることは理解出来ません。
少なくとも俺には、日銀出資+債権放棄という政策は、理論モデルと
直結していると思う。
一方、インフレ目標の方がよっぽど経済理論から乖離していると思う。
例えば、伊藤T氏のインタゲ本を読んでも経済理論なんてこれっぽちもないでしょう?
理論と政策のギャップを言うなら、インタゲ派の方がよほど酷いと思います。
41 :歌舞:2002/11/25(Mon) 15:50
わりい、また夜にレスする。
42 :非ケインジアン:2002/11/25(Mon) 15:51
>>38
債権放棄+日銀出資がザ・モデル氏の提案ではないの?
(こういう政策論は、あんまり立ち入りたくないんだけどなー。)
43 :晩秋の名無しさん:2002/11/25(Mon) 15:51
厨房質問ですが、銀行はRCCに簿価で債権売って、債務者の方はおとがめなしですかい?
44 :歌舞:2002/11/25(Mon) 15:53
>>42 ちがうんだよ。昔のPKスレみてくれ。日銀出資+企業破綻処理+銀行の経営陣にはきついお灸だよ。
45 :非ケインジアン:2002/11/25(Mon) 15:54
>>43
RCC(産業再生委員会?)は、借り手企業の経営者の責任を追及すればいいでしょう。
従業員の雇用は守られるので、失業率が上がるという批判はおかしいと思う。

インタゲでは、全ての企業に債務者利得を与えるだけで、ゾンビ企業を
全くお咎めできないよ。
46 :非ケインジアン:2002/11/25(Mon) 15:57
>>44
いや、それはおかしい。
破綻処理をするのなら、日銀出資は必要ないでしょう?
債務超過でない限り、簿価買取で企業は存続できますよ。

ザ・モデル氏の提案について議論すること自体、そもそもどうでもいい。
俺としては、インタゲよりは、債権放棄+日銀出資の方がいいと思うし、
経済理論的に考えてナチュラルです。
47 :歌舞:2002/11/25(Mon) 15:58
産業再生委員会がどんな再建案をもっているかはザモデルは当然あの時点で知らない。また「借り手企業の経営者の責任を追及すればいいでしょう。従業員の雇用は守られる」なんてこともいってない。漏れではなく、確かドラエモンが聞いたと思うが企業破綻処理させて雇用とかどうなんの? という問いには非ケインジアンとは違い答えなかったと思う。でも漏れのザモデルの不満はわかっただろう? 漏れからみて肝心な点に答えてないから不満なんだよ。
非ケインジアンにアドバイスだけどザモデル案を十分おぼえていないようだから、漏れのザモデル批判にまどわされず、今日の書き込みの延長で今後議論しよう。
48 :歌舞:2002/11/25(Mon) 16:00
書き込みがかさなったが
<ザ・モデル氏の提案について議論すること自体、そもそもどうでもいい。>
禿げ同。

しかし上にも書いたがいまはこれまでまた夜来る。W
49 :歌舞:2002/11/25(Mon) 16:01
まだ数秒かけるW。個人的??理由で産業再生委員会がどんなもんだかを漏れは知らないので誰か簡潔に教えてちょ。
50 :非ケインジアン:2002/11/25(Mon) 16:04
>>47
そうでしたっけ。
そう言われて見ればそうかなーとも思います。

じゃ、ザモデル提案の企業破綻処理を債権放棄に置き換えて、
俺の具体的政策提言とします。
どう考えてもインタゲよりは、こっちがしっくり来る。

インタゲもダメと言ってるわけじゃないです。
実質的には、殆ど同じ効果だと思う。
きめ細かさの問題ではないの?モラルハザードが起きる度合いの問題というか。
51 :厨房:2002/11/25(Mon) 16:17
債権放棄の方がインタゲよりもモラルハザードが起きそうなんですが・・・
説明キボン
52 :非ケインジアン:2002/11/25(Mon) 16:24
>>51
だって、経営者の責任は追及するのが原則なので、
モラルハザードを軽減する余地があるでしょう。
現実問題としては、従業員の雇用とモラルハザードを切り離すのは限界があるかもしれません。

一方、インフレは全てのゾンビ企業に満遍なく債務者利得を与えます。
どう考えても、日銀出資+債権放棄(経営者の責任は出来る範囲で追及しますよ)が
優れていると思う。違いますか?

俺がケインジアンが嫌いな理由は、大雑把過ぎることです。
なんでもっと真面目に考えないのか見ていて嫌になる。
53 :晩秋の名無しさん:2002/11/25(Mon) 16:43
でもさあ、経営者の責任追及で問題すむのか? もし俺だったらザ・ケインジアン案が実現しそうだったらアホらしくて借金かえさんぞ。社員株主だったら共犯関係成立だ。笑
54 :厨房:2002/11/25(Mon) 16:44
>>非ケインジアン氏
ありがとうございます。
もう一つだけ厨房な質問をさせてください。

債権放棄は,放棄された者とされなかった者との間にものすごい不平等感が
沸き起こるのではないかと心配してます。
この点はどう思われますか?
55 :晩秋の名無しさん:2002/11/25(Mon) 16:45
ゾンビ企業の選定という市場に手をつっこむわけだけどその基準はいかに?
インフレをゾンビ企業も生き残らせるとはなっから仮定するのはおかしいぞ。インフレで業績が好調になったり、実質債務が軽減した企業が立ち直ればそもそもゾンビ企業じゃないだろ?
56 :55:2002/11/25(Mon) 16:47
でどう考えても「ゾンビ」と「非ゾンビ」をわけるのはいささか胡散臭い。繰り返すがリフレで生き残ったらゾンビ企業ではない、語義矛盾。
57 :ドラエモン:2002/11/25(Mon) 16:48
>非ケインジアン氏

>俺がケインジアンが嫌いな理由は、大雑把過ぎることです。

そう?俺なんか、人間が好い加減だから、大雑把なところが気に入ってるんだが。
役人が出てきて細かい精密なことをするのを見ていると、嫌になる。
金融政策批判の根本も同じ。日々の資金繰りを、FRBだってずいぶん細かいことをして
いるが、かつての日銀は微に入り細を穿ってコントロールしていた。毎月15日午後3時
に、全ての銀行の準備残高が目標値に寸分たがわず着地するとかね。そんな細かいことを
しているから、肝心の金融政策が見えなくなり、挙句に「これが金融政策だ」だなんて事
を言い出すんだよ。

だが、君の発言で良くわかった。悪人ケインジアンは、要するに好い加減な人種であり、
君やお仲間は、実に繊細な神経を持っているんだと思うよ。そのあたりの基本的な心情
の差が、経済政策や理論のあり方についての違いになってるんだな。俺が、使える時には
アバウトでもISLM使えりゃかまわんと書くと、君たちから見れば、なんといい加減な
オヤジかと思えるんだろう。納得した。
58 :ドラエモン:2002/11/25(Mon) 16:49
>>53

>ザ・ケインジアン案

じゃないだろう?非ケインジアンじゃないの?
59 :晩秋の名無しさん:2002/11/25(Mon) 16:50
>>58 泣く。そうでした。
60 :ドラエモン:2002/11/25(Mon) 16:56
>ゴキブリAll

週刊エコノミスト読んでたら、我らが名付け親にして宿敵山崎元(浜田先生が怒るぞ)が
「産業再生」をぼろ糞に貶してた。どんな奴にも一つくらい取り柄はあるな(爆
61 :晩秋の名無しさん:2002/11/25(Mon) 17:06
そりゃそうだよ、山崎たんのいいところは政府が「これゾンビ」「おまえ人間」とかわざわざわけるなんて嫌いなところだ。市場原理主義マンセー。爆
62 :歌舞:2002/11/25(Mon) 17:36
すこし戻ってきた。

誰かが書いたゾンビ説ごもっともだと思います。って実は漏れが忙しい合間に書いたんだが。藁
63 :歌舞:2002/11/25(Mon) 17:38
どう? ちゃんと名無しでもあとで告白するいいコテハンでしょ。違うか。藁
64 :晩秋の名無しさん:2002/11/25(Mon) 17:48
>>63
マジメに仕事シル!
65 :歌舞:2002/11/25(Mon) 18:26
仕事がいそがしいのにこんなことしてる俺アホですか?やはり。泣く

で、ここで非ケインジアン案への疑問たらたら。W 不良債権スレにも書いたので小文字でサゲで書いとく

いやいやそんな単純な原理で非ケインジアン案は正当化されないぞ。
すでに書いたがいくつか疑問がある。
1 まずこの案で何がしたいのか? 貴兄はリフレ政策がゾンビ企業も救ってしまう、そんなおおざっぱな政策はだめだという。では非ケインジアン案(う、韻踏んでるW)というのはゾンビ企業と非ゾンビ企業(ちなみにこのゾンビは本当にゾンビかという問題もある)をわけて、ゾンビは成仏させるのか? おおざっぱにいえば政府が不当に産業構造をゆがめるのではないか?
2 またゾンビがもしリフレ政策で生き残ったらゾンビではない。この点はどうか?
もし仮に企業家への純資産のトランスファーが景気にプラスの効果があるのだとしたら、まさにリフレ政策はこのことを支持する。しかもリフレ政策はゾンビ・非ゾンビの認定という市場に不用意に手をつっこむことはないが、他方で非ケインジアン案には資源配分を政府の介入でゆがめる可能性がある(1と2)。それにゾンビが再生機構で再生したらほんまにゾンビだろ。藁
とりあえずおおざっぱだがこんなところを疑問で出してみよう。
66 :歌舞:2002/11/25(Mon) 18:39
これは独白。だから不況で構造改革だ、とか社会改造だ、とか人間かえろよゴラァ って香具師はいやなんだよなあ。結局、それで声を大きくした香具師が得する(利権ゲットする)だけだ。

リフレ派はまじに経営者から官僚まで嫌われます。彼らのやる気に水をさしまくるからねえ。W
67 :歌舞:2002/11/25(Mon) 18:42
Thumb氏とか上のようなカキコは単純な図式でやだろうし、おまけに「そんなことでは勝てる論争も勝てなくなる」と心配しいてくれる人もつっこまないように。藁
68 :晩秋の名無しさん:2002/11/25(Mon) 18:56
しかし、どっちもどっちだな。
景気回復させろやってやつには、今歪めてるのは頭から消えてしまってるところが痛い。
今歪めてるから状況が悪いということも大きいんだろうにな。
69 :歌舞@まじに仕事しに逝きます:2002/11/25(Mon) 19:01
ヒクソンさんの話の裏面になるだろうけど、

もし非ケインジアンのいうように「資本市場での情報の不完全性が問題」でなおかつ「企業家への純資産のトランスファーは常に景気にプラスの効果があります。…かなりロバストな結論」ならば、漏れの支持する政策は

リフレ政策(インフレ目標コミットメントの当面の手段は長期国債甲斐きりでゴーW)+(岩田きくちゃん的)情報開示 だ。査定基準厳しくしたけりゃかってにしろ、そんなの知らん。藁
70 :晩秋の名無しさん:2002/11/25(Mon) 19:09
リフレ政策はなんのためなんだ?
71 :晩秋の名無しさん:2002/11/25(Mon) 19:16
需給ギャップを埋めて、失業を減らしたいのですが何か?
72 :晩秋の名無しさん:2002/11/25(Mon) 19:30
どういうメカニズムが働くか説明してくれ
73 :ドラエモン:2002/11/25(Mon) 19:34
>>38

>今歪めてるのは頭から消えてしまってるところが痛い。
>今歪めてるから状況が悪いということも大きいんだろうにな。

具体的に説明してください。古い人間から見れば、最近は昔に比べて遥かに規制緩和も
進み、「歪み」は少なくなっているように思えるのだが。もちろん、いつだって「歪み」
は減らす努力は必要だし、それには賛成だけど、現時点で最大の「歪み」ってのが、不況
とデフレによって引き起こされているようにしか思えないのだが?
74 :晩秋の名無しさん:2002/11/25(Mon) 19:46
歪みの最たるものは
企業が労働者(正規従業員)を雇うときのコストがばかっ高いこと

P.S.
そんなことよりドラエモン大丈夫か?
レスの引用数字がめちゃくちゃなのが連続してないか?
気をつけないと年なんだから危ないぞ。
まだ子供も小さいんだろうから気をつけろ
75 :ドラエモン:2002/11/25(Mon) 19:51
>>74

ご心配ありがとう。指に怪我して10キーの押し方が変だった。>>73の>>38は>>68に修正。

圧倒的多数の雇用を提供している中小企業では、そんなことないよ。高い大企業も、もう
ドンドンコスト削減し始めている。企業年金消滅なんて日常茶飯事じゃない。
76 :晩秋の名無しさん:2002/11/25(Mon) 19:59
年金だけ上げたけど、ってことね。リーマン雇うことのコスト
堂々と、厚生年金・健康保険無視してる中小企業はともかく
(分厚い企業年金は別にして)この手の負担は大きい。

リーマン雇うことのコストってことでは、
みずほの発表(最大20%賃金カット)も
小さいよね。それ位でいいってことはまだまだ
規制の恩恵受けてる証拠だよね。
77 :ドラエモン:2002/11/25(Mon) 20:05
だから、銀行員なんて超少数派に過ぎないだろう。いわゆる大企業に勤めている人は、
労働人口の20%以下のはずだ。公務員を入れても、「終身雇用」がある程度現実だった
のはぜいぜい労働人口の30%。今は、ここから大幅に下がっているよ。
78 :晩秋の名無しさん:2002/11/25(Mon) 20:07
だからその下がり方が足りないんだって
79 :ドラエモン:2002/11/25(Mon) 20:29
だから、大企業なんて雇用情勢全般には関係ないって。
80 :歌舞@よっぱらい:2002/11/25(Mon) 20:29
>>78 名目所得の切り下げ以上にデフレが加速するよ。
81 :晩秋の名無しさん:2002/11/25(Mon) 21:13
個別の価格と物価を区別できてないのと同じか。一事が万事(ww
82 :歌舞@お勉強マン:2002/11/25(Mon) 21:23
>>81 ああ、じゃあ、リーマンの賃金切り下げは大企業の問題でいいわけね。
83 :歌舞@お勉強マン:2002/11/25(Mon) 21:24
訂正

>>81 ああ、じゃあ、リーマンの賃金切り下げは大企業の問題でいいわけね。
↓
>>81 ああ、じゃあ、リーマンの賃金切り下げはごく一部の大企業の問題でいいわけね。
84 :81:2002/11/25(Mon) 21:28
>>82
79に対して肯定するレスだったの。酔っ払ってるからってそんなに怒らないで(藁
85 :歌舞:2002/11/25(Mon) 21:28
>81 一事が万事って、たいした理屈もいえずにポイントずれた煽りをいれるということレスか。藁
86 :歌舞:2002/11/25(Mon) 21:31
あああ、ごめんゆるして すんません、すんません。酔ってました。
87 :歌舞:2002/11/25(Mon) 21:35
すんません^∞ たぶんまさにゴキブリの性けん介にしてなんたらですね。欝陀

\sum_{k=1}^{∞ばかたり}u_k=歌舞

やった!Texできたぞ!!
88 :歌舞:2002/11/25(Mon) 21:50
しかしよく考えたけど、名無しで漏れの親類縁者そのほか嫁はん愛人28号なんかがカキコしていて、勘違いとか気にくわんとかで猛烈に攻撃したらたいへんだよなあ。
89 :ドラエモン:2002/11/25(Mon) 22:17
しかし歌舞音曲は、ザモデルスレ以外は条件反射だけで、レス付ける人だね。
ひょっとして、本当はバリバリの新古典派なんでしょう?(笑
余所のスレでのレスは、単なる余興とか(爆
90 :ドラエモン:2002/11/25(Mon) 22:17
あ、ここもザモデルスレだった。ゴメソ>歌舞
91 :晩秋の名無しさん:2002/11/25(Mon) 23:12
歌舞やドラエモンがこんなにザモデルスレ汚したら一夢庵氏泣くだろうなw
って今度は、ドラエモンがスレたてたんだからきにすることないか
92 :ドラエモン:2002/11/25(Mon) 23:22
>>91 実は、俺も気にしている。一夢庵氏には、別スレ立てて浄化するのが吉かと。
93 :ヒクソン・グレイシー:2002/11/25(Mon) 23:23
歌舞さん、非ケインジアンさんへ、27に加えて私の考えは次のようになる。
 結論:債権放棄はかえって信用収縮をまねくから望ましくない。さらに、資産の再分配が問題であり、資産の再分配を重視するのであれば、物価を上げるインフレ政策は資産の再分配を促す。つまり、インフレ政策には金融仲介機能を補完する働きがある。資本市場の不完全性を重視するのであれば、得られる結論は、個別企業の債権放棄ではない。量的緩和で資産価格を上げるか、インフレにするしかない。
94 :ヒクソン・グレイシー:2002/11/25(Mon) 23:24
債権放棄をするとかえって信用収縮をまねくメカニズムは次のようになる。
一回限りでない貸出契約を考え、貸手は借手の失敗が単に運が悪かったのか、あるいは借手が十分努力しなかったために生じたのか区別できないとする。(非対称情報が存在している)
 この状況では、一度債権放棄をすると、借り手は次に借りた際、将来返済ができなくなっても、貸手が失敗の理由を運が悪かったために生じたのか、あるいは努力しなかったために生じたのか十分把握できないことをいいことに、また債権放棄をしてもらえることを事前に予想し、現在十分努力しなくなる。つまり、債権放棄によってモラル・ハザードが生じる。すると、貸手は借手のこのようなモラル・ハザード行動を事前に予想し、そもそも貸し出しをしない。信用収縮が生じる。
 次にインフレ政策が資産の再分配を促すメカニズム
インフレによって損をするのは貸し手(家計)であり、得をするのは借り手(企業)である。このことは、まさにインフレによって資産が貸手から借手に移転することを意味する。資産の再分配が重要なのであれば、個別企業の債権放棄よりもインフレによって全ての借手が得をするほうが望ましい。これまでデフレによって、すべての借り手が損をしている点を十分考慮する必要がある。
 ゾンビ企業=悪い企業とあるが、デフレだから悪い企業になる点を認識することが重要だと思う。素直に考えれば、デフレが長引けば、売上はもちろん落ちるし、それまで良い企業だって悪くなる。インフレにすれば、今悪い企業と呼ばれていても、良い企業になるし、債権放棄の額だって減る。
95 :晩秋の名無しさん:2002/11/25(Mon) 23:31
>>94前半
インセンティブ上の問題を取り上げるときの典型的なモデルにつないだのはわかるが
インフレ政策か債権放棄かによる区別がこのモデルではついてないのではないのか?
96 :dell:2002/11/25(Mon) 23:35
>>95

債権放棄    モラル・ハザード⇒信用収縮 のメカニズムが生じる。
インフレ政策  モラル・ハザード⇒信用収縮 のメカニズムが生じない。
97 :晩秋の名無しさん:2002/11/25(Mon) 23:47
>>96
あっぽですか?
98 :非ケインジアン:2002/11/25(Mon) 23:50
>>65
インフレが、ゾンビ、非ゾンビの選別が出来るというのが全く理解出来ません。
インフレで生き残ったらゾンビではないというのは、一体、どういう理屈ですか?
ゾンビだろうとなんだろうと、債務者利得を受けます。
債務比率が重い企業ほど得をするではありませんか。
私には、インフレというのは、全てのゾンビにあまねく債務者利得を
与えるとしか思えません。

インフレ策=市場メカニズムの利用だと思っているのですか?
だとしたら、全く理解に苦しみます。

政府がゾンビ、非ゾンビの選別が出来るかと言ったら、たいして出来ない
でしょう。しかし、インフレ政策という最初から選別の努力を放棄する
やり方は経済理論的にも大雑把過ぎますし、政府に求められる役割としても
サボタージュです。
出来る限り、ゾンビ企業の経営責任を追及し、その上で債権放棄を
すべきでしょう。コーポレートガバナンスが悲惨な企業が日本には
たくさんあります。そこにメスを入れることは俺には必要だと思うわけです。
99 :dell:2002/11/25(Mon) 23:51
>>97

インフレ政策で モラル・ハザード⇒信用収縮 のメカニズムが生じる?
100 :dell:2002/11/25(Mon) 23:54
>>98

政府がゾンビ、非ゾンビの選別をすべきなのでしょうか?
101 :晩秋の名無しさん:2002/11/25(Mon) 23:56
債権放棄にしろインフレ政策にしろ
ある範囲にある借り手企業にとってどっちだって同じこと。

借り手企業が、単に、需要(価格)予測を誤っていて
だから、ダメになってるってだけだろうが。
インフレ基調にあると思っていっぱい借りて
デフレになったら助けてやるで、
何でモラル・ハザードの問題がおきないと考えられるんだ
102 :晩秋の名無しさん:2002/11/25(Mon) 23:56
101は99に対するもの
103 :非ケインジアン:2002/11/26(Tue) 00:02
>>94
まず、最初にいいたいのは、債権放棄によって引き越される可能性がある
モラルハザードは、原理的に必ずインフレ策でも同様に起こります。
もし、世界に借り手と貸し手がお互い一人づつであれば、二つの
政策は全く同じ帰結を引き起こします。
違いは、大雑把かどうかだけでしょう。

信用収縮云々の話ですが、ばかばかしくてレスする気がしません。
日銀出資を何度も何度もやると民間企業が予想すると本気で思うのですか?

インフレの資産は分配ですが、「全ての借り手が損をするのが望ましい」という
まさにこの点が360度逆に思う。全くコーポレートガバナンスが機能していない
悲惨な企業がたくさんある。そういう企業の経営者をなぜほうっておくのかが分からない。
物凄いモラルハザードだと思う。
彼らに今、ペナルティを与えなかったら、また同じ過ちを繰り返すと思う。
104 :非ケインジアン:2002/11/26(Tue) 00:04
インフレ策でもモラルハザードは起きますよ。
債務比率の高い人ほど恩恵を受けるのだから、当然でしょう。
105 :非ケインジアン:2002/11/26(Tue) 00:08
>>100
潰すか潰さないかの選別をしようと言うのではないです。
日銀出資で損失はカバーできるのですから、従業員の雇用は確保出来ます。

一定のルールに照らして、経営者の責任を追及するというだけです。
コンプライアンスさえも、なっていない企業がたくさんあります。
選別も何も、彼らはペナルティを受けて当然ですし、
経済理論的にも経営者(entrepreneur)は、モラルハザードを防ぐ意味からも、
出来る限り、モニタリングを強化されるべきだということです。
106 :dell:2002/11/26(Tue) 00:20
>>101 >>104

そうではなくて、インフレ策で「信用収縮につながるような」モラルハザードが生まれますか?
インフレになって債務者企業のバランスシートや業績が改善すると、銀行は逆にカネを貸さなくなるというのは、少々無理のある想定では?
107 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 00:27
インフレ策で生ずるモラルハザードと債権放棄で生ずるモラルハザードと
どう違うの?
勝手に違うって思ってるだけでしょ。
108 :dell:2002/11/26(Tue) 00:33
>>107

債権者ー債務者関係にとっては大違いでしょう。
債権放棄は貸借関係の変更であり、これによって債務者の債権者に対する信頼は大いに失われるでしょう。
しかし、インフレ策なら、それは債務者のバランスシート改善や業績向上として現象するため、債務者の債権者に対する信頼は保たれるでしょう。
109 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 00:40
>dell

>>98の
>インフレ策=市場メカニズムの利用だと思っているのですか?
>だとしたら、全く理解に苦しみます。

を受けて
>>100
>政府がゾンビ、非ゾンビの選別をすべきなのでしょうか?

ですか?意味不明です。
110 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 00:42
>>107
dellはRenegotiationがわかってないだけだろ。

とりあえず、このスレを荒らすな>dell
111 :非ケインジアン:2002/11/26(Tue) 00:47
>>108
はあ、そうなんですか‥。
112 :非ケインジアン:2002/11/26(Tue) 00:48
つーか、俺は、こういう人に対してどうレスをしたらいいのか分かないっす。
誰かに任せた!
113 :ドラエモン:2002/11/26(Tue) 00:49
>>107

インフレで生じるトランスファーは一律なのかね?需要のない生産物作っている企業には、
インフレによってもトランスファーなんか生じないだろう?

バブルの遺産の例で言えば、山奥のスキーリゾートホテルなんか、どう転んでも客は付かないが
都心のハイテクオフィスには客は付く。それによって資産価値の変化は全然違うだろう?
114 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 00:55
横レススマソ。話の流れが読めなくなってきました。
さっきから出てる「モラルハザード」って、情報の経済学なんかで
初歩的な例として持ち出される
「貸し手(銀行)が借り手(企業)の行動を十分に監視できないとき、
借り手は、努力水準を低くする誘因を持つ」
っていう話ですか? それとも他の「モラルハザード」ですか?
115 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 00:58
>>113
何言いたいの?
116 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 01:00
>山奥のスキーリゾートホテルなんか、どう転んでも客は付かないが
>都心のハイテクオフィスには客は付く。

この2つなら、山奥のスキーリゾート1、都心のビル10
としたら、他の条件を一定にすれば、インフレになっても
10対1に変わりないと思うのですが。相対的には一緒ではな
いしょうか。

資産価格が上昇するって言うドラエモンの意見はわかりますけど、
細かいところは疑問があります。ぜんぜん違うとしたら、またいびつ
に上昇しそうに思うのですが。それって問題ないのですか?
117 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 01:03
>>114
非ケインジアンは、そういう意味で遣っていると思います。
モニタリング強度を上げるべきだと言っていますし。
できる限りあげるべきだという文言には、とうぜん効率賃金的な
無駄をすべては排除できないというニュアンスもあると思います。

dellのカキコは、私には読解できません。何を言っているのか
わかりません。
118 :dell:2002/11/26(Tue) 01:04
>>111 >>112

>>108はごく普通の想定でしょう。
ただ、「経営者の責任論」が出てこないので、その点が不満なわけでしょう?
119 :ドラエモン:2002/11/26(Tue) 01:07
>>116

その1とか10というのは資産価値のこと?そうだとすると、ゴミはいつまでたってもゴミの
ままで上がりやしないよ(笑)だって、その提供するサービスが魅力がないから「ゴミ」なわけ
で、そうであればインフレでも需要は付かず、当然ながらキャッシュフローは増えず、その結果
割引現在価値としての資産価値は上がらない。それどころか、リフレ後半期には金利が上がって
益々資産価値が低下するかも(笑)リフレの過程で資産価格の相対価格も大きく変わる。
120 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 01:10
やはりdellはモラルハザードを理解していないことがわかった。
経営者の責任論ですか?
121 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 01:13
>その提供するサービスが魅力がないから「ゴミ」なわけで、

その例としてレジャー施設とオフィスビルはまずいと思う。

>そうであればインフレでも需要は付かず、

だって、こうだって言い切れるの?たぶん、あなたの言うように
景気がインフレ期待によって回復するなら、山奥のリゾートが
ずっとゴミっていう仮定は無理があると思うよ。
122 :歌舞:2002/11/26(Tue) 01:14
わりい、いま偶然おきた。眠い。ドラエモンが漏れを新古典派だとか(眠いが笑えた、いや泣くぞまじに。爆)、非ケインジアンが
リフレ政策でゾンビと非ゾンビの選別はできるとか(俺はそんなことは書いたか?)、
わけわからんカキコが猛烈に多い。あとやはりdellたんの整理がいまいちだぞ。というかその
間で煽る連中がうざい。

とりあえず一夢庵さんは喜ぶはずだ。なぜならみんなどんなものであれ以前のザモデル
論争よりもそれぞれのモデルないしモデルもどきで議論しているからね。
123 :歌舞:2002/11/26(Tue) 01:15
待てよ、ドラエモンとヒクソンさんのはだいたいわかった。非ケインジアンの一部も理解可能になってきた。もう少しで追いつく。
124 :dell:2002/11/26(Tue) 01:17
>>114

その話です。

債権放棄の場合、貸し手は、借り手のモラルハザードによる怠業を疑い、今後の融資を渋るようになるでしょう。
それに対し、インフレ策の場合、資産価格の上昇や総需要の増加が(借り手の)バランスシート改善、業績向上として現象し自力での債務返済が可能になるためするため、貸し手がモラルハザードを疑い今後の融資を貸し渋る誘因はないでしょう。
125 :ドラエモン:2002/11/26(Tue) 01:19
>>121

>その例としてレジャー施設とオフィスビルはまずいと思う。

なぜかわからん。しかし、これが気に入らないなら、都心のマトモなオフィスビルとペンシル
ビルでもかまわん。


>だって、こうだって言い切れるの?たぶん、あなたの言うように景気がインフレ期待によって
>回復するなら、山奥のリゾートがずっとゴミっていう仮定は無理があると思うよ。

ないよ(w)北海道の山奥のスキーリゾートまで出かける根性がある人は、今でもみんなヨーロッ
パアルプスくらい行ってるよ。
126 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 01:23
>>125
つまり、ドラエモンの仮定には、絶対あがらない資産があるってこと
ですか?
それがあるから、相対価格が変化した時に、インフレ率にしたがって
均等に変化しないで、いびつに変化するみたいな意味でしょうか?
127 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 01:26
dellの言っていることは、モニタリングが、あるときには完全になり、
あるときには、不完全になると都合よく適当に使い分けているような気
がする。
128 :ドラエモン:2002/11/26(Tue) 01:27
絶対に上がらないとまでは言わなくても、上昇率には大幅に差が付くだろう。そもそも、マイル
ド・インフレ政策が資源配分の改善を通じてサプライサイドにも好影響を与えるというゴキブリ
理論は、元来、こうした相対価格の速やかな調整を根拠にしている。いびつな変化大歓迎。
129 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 01:29
>>128 >>126です
速やかに調整されないから、いびつになるのではなくて、
速やかに調整されるから、いびつになるのですか?
厨房なので、場を乱してすみません。
130 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 01:29
いびつにしておいて、
大変だ大変だと騒ぎ、
もっといびつにするという構図だなw
131 :ドラエモン:2002/11/26(Tue) 01:30
というか、デフレ過程が資産・債務を含めた相対価格一定のママで起こっているなら、そもそも
問題なんか起こらない。デフレで歪んだ相対価格を直す効果がマイルドインフレにあるわけ。

もちろん、バブルの資産インフレも相対価格を大いにゆがめたのは事実で、それはそれで大問題。
132 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 01:32
Renegotiationはダメで、インフレだけに頼るのはなぜ?
133 :ドラエモン:2002/11/26(Tue) 01:34
面倒だから。
134 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 01:34
かつて日銀がマネーサプライのコントロールに失敗して
インフレ起こしたのが70年代と80年代後半とすると
歪んだ相対価格が直ったのかね?
今の問題としては何と何との間での相対価格が歪んでて
それがどう調整されると言いたいのかな?
135 :歌舞:2002/11/26(Tue) 01:35
まず大前提。漏れがいいたいことはヒクソンさんの27、93、94と同じだ。

次に非ケインジアンは少々悪意?で漏れの文意をゆがめてないか?
漏れの>>65への応礼>>98をみてみよう。

*<インフレが、ゾンビ、非ゾンビの選別が出来るというのが全く理解出来ません。>
そんなことは65には書いてない。「リフレ政策はゾンビ・非ゾンビの認定という市場に不用意に手をつっこむことはないが」と書いている。
*<インフレで生き残ったらゾンビではないというのは、一体、どういう理屈ですか?>これの
答えは65には書いてない。非ケインジアンに問いかけているからだ。そして漏れの<理屈>は、「ゾンビ企業=悪い企業とあるが、デフレだから悪い企業になる点を認識することが重要だと思う。素直に考えれば、デフレが長引けば、売上はもちろん落ちるし、それまで良い企業だって悪くなる。インフレにすれば、今悪い企業と呼ばれていても、良い企業になるし、債権放棄の額だって減る。 」というヒクソンさんのカキコで尽きている。ゾンビ企業と非ケインジアンがいっている企業もリフレの結果で、いい企業すなわち非ゾンビ企業になる可能性がある。まだ書くが嫁はんがパソコンを使うというしとりあえずいまはここまでにする。
136 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 01:36
132だけど、
>>133はマジレスか?それとも俺をバカにしているだけ?
137 :ドラエモン:2002/11/26(Tue) 01:37
>>134

何よんでんだ?70年代がマイルドインフレか?俺が相対価格調整上好ましいといったのは
大インフレじゃないぞ。80年代後半についても、

>バブルの資産インフレも相対価格を大いにゆがめたのは事実で、それはそれで大問題。

と明記してある。
138 :ドラエモン:2002/11/26(Tue) 01:38
>>136 マジレス。
139 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 01:38
しかし、インフレに相対価格のゆがみを除去する機能があったんだな。
絶対価格の上昇しない資産があるという仮定も変な気もするが。
140 :歌舞:2002/11/26(Tue) 01:39
>>98の悪意あるゆがみ
*<インフレ策=市場メカニズムの利用だと思っているのですか?だとしたら、全く理解に苦しみます。>→>>135にも書いたが、リフレ政策は市場にむやみやたらに手をつっこむものではないと言明しているだけである。ゆえにこんな<>で貴兄がいうことを考えるわけはない。

*<政府がゾンビ、非ゾンビの選別が出来るかと言ったら、たいして出来ないでしょう。しかし、インフレ政策という最初から選別の努力を放棄する>→ここが主戦場なわけね。
141 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 01:39
>>138
やぱり、ドラエモンとは意見が合わない。面倒だから?許せない。
142 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 01:40
銅鑼ちゃんは、マイルドなインフレにしても市場の調整原理は働くって言いたいんだろう?
デフレでは、潰れなくてもいい企業まで潰れてしまうと。
要するに、日銀・政府は安定したマクロ環境(過度のクラウディングアウトもなく、緩やか
なインフレの状況)を提供して、ミクロのことはミクロの市場原理に任せろって事だろ。
ゾンビ企業・非ゾンビ企業を見分けるのは、ミクロの仕事だと。
つまり、山奥のペンションは別に潰れようが潰れまいがそれは市場が決めることであって、
政府が選別することではないと。政府・日銀は安定したマクロ環境を提供した以上は、それ
以上手を出すなと。で、安定したマクロ環境を提供しきれていない政府・日銀は安定したマ
クロ環境をインタゲ+買い切りオペ増額で達成しろって言ってんだろ。
岩田センセとほぼ一緒の考えだろう。
143 :ドラエモン:2002/11/26(Tue) 01:41
なぜ?経済問題なんだから、なるべく簡単に片づけるほうが良いじゃない?
144 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 01:41
>>140
そのまとめもいいと思う。
主戦場では、ドラエモンは「面倒」だからでいいらしい。>>133、>>138参照
145 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 01:42
>>137
明記してあることはわかってる。
ただ、マイルドインフレへのコントロールがそんなに簡単じゃないってのが
わかっていてあんまり怪しい話するなよ。
「インフレターゲット」って一言言えば片付くわけじゃあるまい。
別スレで最近やってたように、期待を一気に変えることが重要とすれば、
そう簡単じゃないでしょ。
146 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 01:42
市場の調整原理はインフレでもデフレでも働くと思うのだが。
147 :ドラエモン:2002/11/26(Tue) 01:43
>>142

一カ所反論。

>マイルドなインフレにしても市場の調整原理は働くって言いたいんだろう?

ではなく、

>マイルドなインフレに「すれば」市場の調整原理「が」働「きやすい」って言いたいんだろう?
148 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 01:44
こんな夜中にみんな平和だな
149 :114:2002/11/26(Tue) 01:45
ますます分かんなくなってきました。アタマ悪くてスマソ。
 モラルハザードを防止するためのモニタリングコストを金利に上乗せしようとすると、
今度は逆選択が生じますよね。解決策の一つは信用割当でしょう。もう一つは担保の設定、
ということだと思うのですが。もちろん「モラルハザード」も「逆選択」も「有限責任制」
のモトで生じる現象、というのが前提ですよね。
 たとえば岩田氏などは、マイルドなインフレが資産価格の上昇=担保価値の上昇(岩田氏は
「借り手の純資産価値」と表現しているが)をもたらし、モニタリングコストを低める、という
経路を想定しているが、これは分かりやすい。
150 :ドラエモン:2002/11/26(Tue) 01:45
>>146

だって、法定価格とか現実にあるわけだよ。下方硬直性のある奴が。裁判官の給料なんて
憲法で引き下げが禁止されている。引き上げ幅によってしか相対価格調整出来ないんじゃないの?
151 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 01:46
>>147
>マイルドなインフレに「すれば」市場の調整原理「が」働「きやすい」って言いたいんだろ
>う?
そりゃ納得できる。これは竹森俊平氏の本で明らかにされたことだな。反論の余地はない。
152 :114:2002/11/26(Tue) 01:46
うわ、レス書きながらアタマ抱えてる間に随分乗り遅れちゃったよ~(涙
153 :歌舞:2002/11/26(Tue) 01:47
おい、嫁さんが怒ってるゾン。おまえら、離婚したら責任とれよな。W(でも口実ができてちょびっとう・れ・ぴ・い W)。

>>140に書いた主戦場での発言で注目されるのは、>>103の非ケインジアンが「日銀出資を何度も何度もやると民間企業が予想すると本気で思うのですか?」だな。思うよ。というかその予想を排除できない。
154 :歌舞:2002/11/26(Tue) 01:48
くっそう、非ケインジアンの悪意だか歪んでるんだかわからん突込みへの応対で、ドラエモンたちに追いつけん。なんか間にいれちゃってごめんな>ALL
155 :非ケインジアン:2002/11/26(Tue) 01:48
>>113
フローの話は二次的でしょう。
ストックの実質の評価額が変わることによる所得移転効果の方が
圧倒的に大きい。そして、それは、ゾンビかどうかとは全く関係なく、
債務比率が高い企業に恩恵をもたらします。
おそらく、ゾンビがもっとも恩恵を受けるでしょう。

しかも、問題はゾンビ企業が残ることではなくて(どうせ従業員の雇用は
守る気ですから)、ゾンビ企業に巣食っているどうしようもない経営者に
逃げ道と「盗人に追い銭」を与えるということです。
156 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 01:49
>>150
経済やってる香具師にも
憲法を後生大事に不磨の大典にするやつがいるんだなw

最終的に、下方硬直性の存在を否定する気はないが、
除去可能な下方硬直性は除去する方がいいわな。
ひずみがあるからってもっとひずませようって発想が理解できんわ。
157 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 01:49
>>150
いきなり、裁判官の給料は枝葉末節だと思う。法定で価格が定められている
ものなんてそんなにたくさん無いでしょう。
158 :非ケインジアン:2002/11/26(Tue) 01:52
>>135
デフレの結果として業績が悪化した企業の経営者を追及する必要はないでしょう。
もっとトンデモないことをしてきた(している)経営者はたくさんいますよ。
彼らをインフレで助けてやることは経済理論的にも社会通念上もどう考えても
正当化できません。
159 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 01:52
相変わらずドラエモン炸裂中
160 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 01:53
>>145
>「インフレターゲット」って一言言えば片付くわけじゃあるまい。
>別スレで最近やってたように、期待を一気に変えることが重要とすれば、
>そう簡単じゃないでしょ。
ちょっと空気を読んでくれよwここではインタゲが有効かどうかの話はしていない。
緩やかなデフレと緩やかなインフレのどちらが市場の調整原理が働くかってことを
話してるんだ。また、市場の調整原理にマクロ政策を行うべき政府が手をつっこむべ
きか否か。
で、ゴキブリ派は緩やかなインフレのほうが市場の調整原理は働きやすいっていう結
論に達してるから、なんとしても緩やかなインフレを達成しろと言っている。
別にインタゲ&買いオペにこだわっているわけではない。まずはそこからがスジだろ
うって言っている。
で、あんたは緩やかなインフレ支持なんだろ?
だったら、ゴキブリ派の手助けをしなさいwリフレ策の手段についてはその後だ。
161 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 01:54
経営者の追及ってのは
法的責任が負わせられるような事由がなけりゃ無理だろ。
少なくとも、過失は必要ってことね。

でも、インフレで助けましょうってのは、十把一絡げに助けた-げるってことだね

どっちがいいんだろうね?
162 :ドラエモン:2002/11/26(Tue) 01:55
>>155

>ストックの実質の評価額が変わること

だから、どう変わるんだ?債権放棄じゃないんだから、インフレ期待で資産価格が変化するのは
その資産の生み出すキャッシュフローの現在割引価値の変化でしょう?客の来ない山奥のリゾート
の価格が、ジャンプなんかしないよ。
163 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 01:57
>>160
ユートピアを作るんならきちっとユートピアを作りなさい。
下方硬直性は制約として入れておいて、政策手段の制約は入れないってのもどうなのかね?
164 :ドラエモン:2002/11/26(Tue) 01:58
下方硬直性無い世界なら、そもそもマクロ問題なんか論ずる必要ないだろう>>163
165 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 01:58
>>162
でも、70年代にも「原野商法」(だっけ?)
ってあったし、80年代後半~90年代前半も
似たようなもんだろ
166 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 01:59
>>164
へぇそうなの?勉強になりますた。
167 :非ケインジアン:2002/11/26(Tue) 02:00
あとインフレというのは、無視できない相対価格の歪みを生むというのが
経済理論上のコンセンサスです。Woodfordなど参照してください。
それが一つのインフレのコストのひとつと言われているくらいなので。
普通、インフレをやれば、フローの意思決定は歪みますよ。
168 :非ケインジアン:2002/11/26(Tue) 02:01
>>162
債務者利得はどうなるんです?
債務は名目契約でしょう。
問題はそこですよ。
169 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 02:02
>>161
経営に失敗した経営者には刑罰を与えなければならないのか?
それは違うだろう。刑罰を与えるのは刑法に違反したときだ。これは警察・検察の仕事だろう。
失敗した経営者は、社会的制裁を受けるし、場合によっては金銭的制裁を受けることになる。
で、デフレの場合は制裁を受けないでいい経営者まで制裁を受けてしまうってことが問題。
てぃなみに、緩やかなインフレの方が市場の調整原理が働きやすいというの竹森センセがうまく
説明しているところだから、うpしておく↓

p.185表3-3に要約されています『創造的破壊シナリオの誤算』をうpしておきます。

『創造的破壊のシナリオの誤算』
1.「破壊」の誤算
 (1)「無益な破壊」が不況によって起こる。
 (2)不況時の「シュムペーター的破壊」は増加するが、その後は逆に減少する。
 # 「シュムペーター的破壊」↓
設備の老朽化による既存企業の「退出」。社会的に有益でなくなった生産主体が退出
して、新規参
入企業に道をあけわたす経済にとって有益な現象。
 # 「無益な破壊」↓
   通常であればまだ退出の年限に達していない既存企業が、不況の影響で損失を
被り、しかもそれを
   カバーするだけの外部資金が得られなくなって退出する場合。社会的にまだ有
用な企業が退出する
   望ましくないケース。
2.「創造」の誤算
 (1)不況により企業家の純資産が低下し、新規参入のハードルが高くなる。
 (2)不況からの回復期には、破壊に急速なブレーキがかかるので、創造の増加に
も歯止めがかかる。
170 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 02:03
>>169追加
ついでにp.181の文章もうpしておきます(>>80の詳しい解説です)。

『不況は旧体制を温存させる』
 99年に書かれた論文では、カバレロとハマーは、経済理論的な検討に先立って、ま
ず実証分析により事実の定型化を
試みている。この実証分析では、72年から93年までのアメリカ製造業における「雇用
破壊」と「雇用創造」のデータ
が分析されている。「雇用破壊」とは既存企業による解雇者数を指し、「雇用創造」
とは新規参入企業により創出された
雇用者数を指している。このデータをもとにパラメーターを計測し、その定常状態を
想定し、その定常状態に対してシ
ョックが与えられたときに、経済がどのように反応するかが分析できる。ショックが
「需要のマイナス・シフト」とい
う性格のものであれば、それは経済に対する「不況」の影響をシュミレートすること
になる。
 このような分析は、インパルス反応分析とよばれているが、これによって次のよう
な結果が得られる。まず、「不況」
が発生した時点で、「雇用破壊」は大幅に増加する。不況を受けて、既存の企業によ
る解雇が短期に集中して行われるた
めだ。一方、「雇用創造」も減少するが、その減少の程度は「雇用破壊」ほどではな
い。だが、ともかく新規参入も減少
する。
171 :非ケインジアン:2002/11/26(Tue) 02:03
>>162
なんか根本的に誤解してませんか?
俺が問題だと思うのは、ダメ企業というのは基本的に債務者比率が高い
ケースが多いでしょう?で、インフレが起これば、一番得をするのは彼らです。
それが問題だと言っているのです。
これは、経済理論的にも常識的にも無視できない問題でしょう。
172 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 02:04
さらに追加

 面白いのは、その次に起こることである。まず、「雇用創造」だが、これは「不
況」が終わってからしばらく経過して
それがなかった場合の定常状態の水準に戻る。しかし、いつまで経っても、決して定
常状態の水準を越えることはない。
したがって、新規参入によって創出された雇用が完全雇用に占める比率は、「不況」
がなかった場合と比べると低い値に
とどまる。つまり「創造的破壊」の考え方による予想とは逆に、「不況」によって新
ビジネスの勃興には歯止めがかかる
のである。
 一方、「雇用破壊」にはされに興味深い変化が起こる。先程見たように「不況」が
発生した時点で、「雇用破壊」は集
中して起こるがしかしその後、時間が経過すると今度は「不況」が起こらなかった場
合と比べて、「雇用破壊」は、はる
かに低水準でしか起こらなくなる。このため「不況」からの回復は、新規参入のラッ
シュによってではなくて、既存企
業による解雇が「不況」が起こらなかった場合にくらべて大幅に減少することによっ
て起こる。
 「雇用創造」の変化とあわせて考えればわかるように、「不況」によって、「既存
企業による雇用」の「新規参入企業
による雇用」に対する比率が上昇する。ここでも「創造的破壊」の論者が描くシナリ
オは裏切られている。「破壊」の結
果起こるのは、「創造」ではなくて、「旧態依然」とした体制の継続なのである。
173 :ドラエモン:2002/11/26(Tue) 02:04
>>165

ひょっとして、リフレ政策を資産バブル政策だと思ってない?味噌も糞も資産価格がなんでも
上がるという奴。そうであるなら、非ケインズ氏のいう話は理解できるわ。そんなの想定して
なかったもんで、すんません。でも、この状態では、起きないよ。
174 :非ケインジアン:2002/11/26(Tue) 02:06
>>169
刑罰はコンプライアンスの問題です。
実際、そこまでやっている問題企業も多いと思いますけどね。

それはそれでおいておいて、あくまで「経営責任」です。
これは、経営に失敗したら本来、株主から追及されるて当然のことでしょう。
だが、日本企業はコーポレートガバナンスが機能していない。
生損保の社員総会なんて身の毛もよだつ悲惨さですよ。
だからこそ、経営に失敗したら、「経営責任」をとらなければ
ならないのだという当たり前のルールをきちんと機能させることが不可欠です。
そういうこととデフレ対策は矛盾しません。
175 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 02:07
>>173
80年代半ばには起きないと思ってますた。
176 :非ケインジアン:2002/11/26(Tue) 02:07
>>173
全く違います。
177 :非ケインジアン:2002/11/26(Tue) 02:08
>>170>>171
その話は知っています。
ここでの議論と全く関係ないと思います。
178 :非ケインジアン:2002/11/26(Tue) 02:09
>>172の間違いでした。
創造的破壊の批判なら、他でやってください。
関係ないですから。
179 :非ケインジアン:2002/11/26(Tue) 02:10
>>175
確かに。そういう予想外のことが起こる可能性は排除できないですね。
でも、俺が問題にしているのは、そういうことではないです。
180 :歌舞:2002/11/26(Tue) 02:11
ドラエモンのサポートにまわる。10年前の旧式しかいま家庭内円満のために使えない(しかしうちの嫁班、何してんですかね。仕事中毒?w)。ゆえに打ち込みとリロードが遅いのでスマソ

>>167 woodfordは読んだよ。しかしインフレのコストはすでにドラエモンが書き込んでいると予想するが、リフレ派の主張する2-3%では深刻なコストではなく、むしろ雇用の改善など利得の方が多いというのが主張だ。そしてインフレのコストに相対的に重きをおく論者でもいまいったレベルのインフレにははっきりしたコストがないのが、立場をたがわず共通の認識ではないか?
>>168 名目契約の世界ガ問題なのはリフレ派も同じだ。ドラエモンが上で書いているが硬直性のない世界だったらこんな時間まで熱く議論しない。
181 :ドラエモン:2002/11/26(Tue) 02:12
>>175

いいえ、日銀も財務も意図的に起こしたのです。それは87年頃には明確に公言してます。
182 :非ケインジアン:2002/11/26(Tue) 02:13
>>169
>デフレの場合は制裁を受けないでいい経営者まで制裁を
>受けてしまうってことが問題。

だからデフレもインフレも出来れば避けるべきでしょう。
出来る範囲で、経営責任を追及すべきケースはした方がいい。
インフレという乱暴な手段にいきなり頼る理由はないでしょう。
183 :ドラエモン:2002/11/26(Tue) 02:15
2~3%のインフレを「乱暴」と言われても困る(w
184 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 02:17
>>182
>インフレという乱暴な手段
「緩やかな」インフレでっせ。
185 :非ケインジアン:2002/11/26(Tue) 02:17
>>180
インフレのフローの意思決定の歪みは俺もたいしたことないと思います。

そんなことよりも、借金をしこたま抱えて、悪あがきをしている
ダメ経営者たちに、盗人に負い銭くれてやることが問題だと思います。
そういう人たちがおかしな経営を続ければ、結局、また同じような危機につながると
思いませんか?
従業員の雇用を守り、ダメ経営者は追放する、当たり前のことを言っているだけなのに
なぜ、理解してもらえないのか、全く理解に苦しみます。
186 :非ケインジアン:2002/11/26(Tue) 02:18
>>183-184
乱暴というのは、インフレ率の高さではなくて、
ダメ企業も含めて、あまねく債務者利得を与えるという大雑把さのことを言っています。
187 :非ケインジアン:2002/11/26(Tue) 02:20
>>181
インフレターゲットをやるということは、今回も意図的ということでしょう。
まあ、話がズレてきてます。

俺が問題にしているのは、ダメ企業のダメ経営者をインフレで救ってやる必要はないし、
それは将来に禍根を残すに違いないということです。
188 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 02:20
>>185
大部分は賛成だけど
>従業員の雇用を守り、
ってのは政治的スローガンとしてはともかく本当にいるのかね?
189 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 02:21
>>186
デフレで債務者にあまねく損失を与えてますが?
190 :歌舞:2002/11/26(Tue) 02:21
>>171 僕は「ゾンビ企業」という概念には保留をつけている(というかヒクソンさんと同じでそういう区分けには反対。その理由は書いた)。しかしここでは違う角度でコメントする。非ケインジアンが>>171で書いたように、まさに腐りきった企業がリフレで生き残るということになったと「仮定」する。ただそのときの貴兄のいうリフレのコストは一面的だ。低インフレ経済がもたらすベネフィットを忘却している。
191 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 02:22
>>187
ところで、非ケインジアンはデフレ甘受派ではないよな?
192 :非ケインジアン:2002/11/26(Tue) 02:23
>>189
基本的には、ゼロインフレが望ましいでしょう。
俺はデフレにもインフレもどちらもよくないと思います。

インフレの方がマシだとは思います。
ですが、その前にやれることがあるということです。
193 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 02:23
インフレ政策はやめとけ派だろ
194 :非ケインジアン:2002/11/26(Tue) 02:23
>>191
違います。
デフレは嫌いっす。
195 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 02:25
ゾンビ企業の定義に認識の違いがないか?
ドラエモン、歌舞、非ケインジアン、ヒクソンはゾンビ企業・非ゾンビ企業の定義を明確にする
ように。
196 :非ケインジアン:2002/11/26(Tue) 02:25
>>190
低インフレがもたらすベネフィットは、債権放棄+日銀出資で十分、享受できます。
ゾンビ経営者(あくまで経営者です)に追い銭与えるコストを出来る限り最小化
しようとする政策と対比して、リフレ策はドミネイトされているというのが俺の主張です。
197 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 02:25
>>非ケインジアン
>デフレの結果として業績が悪化した企業の経営者を追及する必要はないでしょう。

業績の悪化の原因がデフレであるかどうかというのは
どうやって判定するんでしょうか?
銀行の業績悪化はデフレの結果ですか?
198 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 02:25
ところで皆さんは
マイルドインフレ>ゼロインフレ>マイルドデフレ>大インフレ>大デフレ>ハイパーインフレ
それとも
ゼロインフレ>マイルドインフレ>マイルドデフレ>大インフレ>大デフレ>ハイパーインフレ
あるいはそれ以外?
199 :歌舞:2002/11/26(Tue) 02:27
で、ダメ経営者を追放したいのなら会計基準の厳格化(やりたければやればいい。エンロン破綻でその手の知恵はアメリカで蓄積されてるだろう←やや招き猫調w)や情報の開示の徹底でいいではないか。
200 :195:2002/11/26(Tue) 02:27
>>190
そうね、ゴキブリ派はゾンビもなにもそれは市場が決めること派だからな。
ゴキブリ派のゾンビ企業の定義はいいや。非ケインジアンはゾンビ企業の定義を明確にしなさい。
201 :非ケインジアン:2002/11/26(Tue) 02:27
>>195
「ゾンビ企業」なんて本当はどうでもいいんです。
明らかに経営責任をとらなければならないのに、役員に居座って、
保身と非効率な経営を続けているダメ経営者を見逃してはいけないということです。
彼らを見逃せば、また同じ過ちを繰り返してしまうと思います。
202 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 02:27
>>199
どうもこの国ではそれが難しいらしい
203 :非ケインジアン:2002/11/26(Tue) 02:29
>>197
個別判断について、会計士なり司直なり、外部の監査が必要なんです。
日本の企業の大部分はね。
それをやらずにインフレでお茶を濁していいとは思えません。
204 :非ケインジアン:2002/11/26(Tue) 02:31
>>199
それを債権放棄をテコにすればやりやすいでしょう?
大事なことは、資産の再分配ですから。

大体、インフレにしてしまったら、会計基準の厳格化なんて言っても
誰も聞く耳もたなくなりますよ。
205 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 02:34
0時を回ったところで、103からなんだがすげぇな。
206 :非ケインジアン:2002/11/26(Tue) 02:34
日本経済に必要な処方箋は、資産の再分配とダメ経営者の追放です。
さらに雇用の確保も重要ですから、ここから導かれる政策は、
日銀出資による債権放棄+経営責任追求のセット、がストレートでしょう。

なぜ、インフレなのか理解出来ません。
207 :歌舞:2002/11/26(Tue) 02:35
ドラエモン寝るなよ。藁

>>192 ゼロインフレは望ましくない。上方バイアスとか無粋なことをいいたいのではない。低インフレが非線形なフィリップス曲線を前提にしたときに望ましいというAkerofたちの指摘もある。これは重要。まだ漏れも考えている途中だが、構造的失業としてみなされているもののうち「循環的な部分=構造化されきっていない部分」というものがある。
ソローの講演参照。その構造化されきっていない部分を構造化しないようにするためにも低インフレは必要で、ゼロインフレだとその利益は得られない。

すまん、ものすごくリロードが遅いのでたぶん話題に遅れてる
208 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 02:36
>大体、インフレにしてしまったら、会計基準の厳格化なんて言っても
>誰も聞く耳もたなくなりますよ。
やはりそうか、今日の昼ごろ2ちゃんのインタゲスレで内部情報として同じようなことを言って
いる香具師がいたが、日銀・政府・官僚はデフレを構造改革(ここでは会計基準の厳格化か)
するために使いたいらしい。これではっきりしたな。なぜ日銀がリフレ政策を拒み続けるのか
が。
209 :歌舞:2002/11/26(Tue) 02:38
非ケインジアンさんとドラエモンさん。日本にいるかどうかもわかりませんが、少なくとも漏れはトイレにおきてきて日本にいますのでもう寝ます。できれば今日の日本時間でまともな(日が照ってるか宵の口)にまた議論しませんか?
210 :非ケインジアン:2002/11/26(Tue) 02:41
俺も寝るっす。
みなさん、また次の機会に・・。
211 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 02:42
買う奴がいなければ価格は上昇しない。

リフレ政策は円建ての現預金を大量に保有している経済主体の
ポートフォリオを変化させることになるだろう。
ポートフォリオの組み替えを行なう経済主体は命の次に大事なお金で
どのような資産(株式、不動産、外貨、・・・)を購入するだろうか?
必死になってその資産の将来性について考えるはずである。
たとえば、リフレ政策に伴なう需要拡大によって景気が回復すれば
利益を大幅に増やすと予想される企業の株価はすぐに上昇するだろう。
リフレ政策の特徴はこのような市場の判断をあてにしていることである。
リフレ政策と同時に政府は、情報の非対称性などの市場の不完全性を
縮小する政策を同時に実行することが好ましい。

これとは対照的に、政府の企業選別による債権放棄政策は市場を歪めてしまい、
将来に過恨を残すことになるだろう。

様々な資産の将来性、不況のせいで苦しんでいる企業の将来性について、
投資家全員の判断の総意と日本政府のどちらが信頼できるだろうか?
命の次に大事なお金を動かす人たちの総意の方が信用できる。
212 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 02:48
>>211
それならば、無税国家誕生後に政府が何でも買います。カゴメはクルーグマンの過去の発言によ
りバブルとなるのであろう。
213 :招き猫@33:2002/11/26(Tue) 03:02
歌舞たん、dellたん俺を起こしただろ。
え~ん。なんだか眠れないから起きてきたら、ちょ~~~~~~びっくり。(*_*)
214 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 03:09
>>213
遅っw
でも、すりたん&一夢庵ちゃんも気付いてないみたいだし、明日また議論するって言ってるから
いいんじゃないw?
おやすみー
215 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 03:16
これはあれだな。
デフレのもたらす弊害に対する認識の違いがなかなか議論を進ませない理由らしい。
次の議論の際は、デフレをどれほど悪だと考えているのかを明確にしてから議論してくれ。
>>銅鑼、歌舞、非ケインズ、dell、ヒクソン、乗り遅れた招き猫、明日は現れるであろうすり
216 :215:2002/11/26(Tue) 03:17
>>銅鑼、歌舞、非ケインズ、dell、ヒクソン、乗り遅れた招き猫、明日は現れるであろうすり
+明日は現れるだろう一夢庵
217 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 03:23
日銀の債権放棄=一回だけインフレ基調にしてデフレに戻すって世界観か。

インフレ定常下ならインフレ予測はモラルハザードでもなんでもないじゃん、
そのためのターゲットもあるわけだし。加速度を足し算で考えるバカじゃないの。
218 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 03:28
どんどん本音をさらけ出して来ている非ケインジアン氏の発言の変遷を
眺めるとなかなか興味深い。

最初の方では「投資機会の無い人からある人への移転政策」を強調しながら、

>まあ、漏れは現実的な政策の帰結についてはよく分かりません(>>28-29)

というスタンスで、

>少なくとも俺には、日銀出資+債権放棄という政策は、理論モデルと
>直結していると思う。

とどの政策と理論モデルが直結しているかについて持論を述べていた(>>40)。

ところが、強調するポイントが「日銀出資+債権放棄」からどんどん離れて行く。
そのことを検証するために非ケインジアン氏の言葉を引用しておこう。

>借り手企業の経営者の責任を追及(>>45)

>経営者の責任は追及するのが原則(>>52)

>出来る限り、ゾンビ企業の経営責任を追及し、その上で債権放棄を
>すべきでしょう。コーポレートガバナンスが悲惨な企業が日本には
>たくさんあります。そこにメスを入れることは俺には必要だと思うわけです。
(>>98)

>全くコーポレートガバナンスが機能していない悲惨な企業がたくさんある。
>そういう企業の経営者をなぜほうっておくのかが分からない。(>>103)

《以下同じような発言ばかりなので略、並べてみると結構すごい》

非ケインジアン氏の強調のポイントは完全に「経営者責任の追及」の方に
なってしまっている。しかも市場経由ではなく、
政府が直接的に私企業の経営者をしばきあげることを求めているのである。
リフレ政策は経営者を罰しないから駄目だと言わんばかりの態度を取っている。

「現実的な政策の帰結についてはよく分かりません」という謙虚さだとか、
「日銀出資+債権放棄という政策は、理論モデルと直結している」のような
理論家的な発言はどこに行ってしまったのだろうか?

私は、「政府が直接経営者を罰する政策」と比べれば圧倒的に
リフレ政策の方が理論モデルに直結しており、実行可能性も高いと思う。
219 :招き猫:2002/11/26(Tue) 03:45
銅鑼さん、ゴメンね。テリトリーを侵して。
たぶん、もう、みんな寝ちゃったと思うので、お邪魔しないようにカキコして、すぐ消える。
俺は債権放棄であっても「リフレ効果」は起きると思う。もちろん額にもよる。50兆とかそんな程度なら全然意味ないが、誰かが言っていたGDPの半分にあたるような債権放棄と日銀引き受けがあると聞いたとたん、俺は必死になって土地を買いまくると思うからだ。

>>94ヒクソン・グレイシーさんへ
> 債権放棄をするとかえって信用収縮をまねくメカニズムは次のようになる。
>貸手は借手の失敗が単に運が悪かったのか、あるいは借手が十分努力しなかったために生じたのか区別できないとする。(非対称情報が存在している)→信用収縮が生じる。
この判断能力はこれまで支払ったコストに応じて上昇するんじゃないだろうか?モラルハザードと同時にエージェンシーコストの問題にも絡めた方が説得力があるように思う。貸し手が借り手をモニタリングする能力は一挙に行うリフレ政策では無理だ。だが、継続的な契約履行のもとでは培われていく。ところが、一回こっきりの猶予しか与えられないと、貸し手(日銀・政府)はモニタリング能力が低いため慎重にならざるを得ないと思う。

>>167 非ケインジアンさん
>あとインフレというのは、無視できない相対価格の歪みを生むというのが経済理論上のコンセンサスです。
これってまさしく「世間知」という気がする。アメリカが平均3%の物価上昇を行うと実質的に宣言している以上、日本が「ディスインフレ」にこだわれば、通貨価値が継続的に切り上ってしまう。この10年間の結果をもっと謙虚に受け止めるべきだ。あんたの頭は速見のおっさんと同じ。この国が滅びかけていることより、理論が大事か?
220 :招き猫:2002/11/26(Tue) 03:45
後、みなさんへ。上下の変動は出来るだけ小さい方がよい。世の中は、俺みたいな良心的不動産屋(エッヘン)ばかりではない。もし、極端なリフレ策を採れば買い占めに走る不動産屋は後を絶たないだろう。現在の日本は、家計部門に対するファイナンスのシステムが未整備だ。住宅金融公庫の二重貸付が全然無理だからな。おまけに、銀行はリテールに慎重なままだ。そうなったら、またまた、地価の値上がりに対して大きなブーイングが起きる。土地は非常に限られた資源だから、ファイナンス力のある主体が先に押さえ込んでしまう、ということを改善しないといけないんだ。その問題を解決するためにも時間が必要だ、と思う。だから、ゆっくりとしたリフレ策が、より社会に優しいと思う。じゃ、おやすみ。
221 :ららら:2002/11/26(Tue) 03:53
>>218
禿同。

非ケインジアン氏は創造的破壊とは無関係と主張しながら、完全にシュンペーター的だよね(笑)。

非ケインジアン氏は事業自体は成功する場合もあるし、失敗する場合もあって、
外的要因が悪ければ(つまり不況)失敗する確率はずっと高まるというふうには
考えないのだろうか?そして外的要因が安定しているときに、その企業が市場から
退出するべきかどうかを決めるのは市場の役割だと思う。
この意味で私は先にヒクソン・グレイシー氏が述べた見解に全く賛成なのだが。

で、できれば再交渉について、それがなぜ成功するのかということについて、
もうちょっと説明が欲しい。
222 :>>招き猫:2002/11/26(Tue) 04:06
>銅鑼さん、ゴメンね。テリトリーを侵して。
>たぶん、もう、みんな寝ちゃったと思うので、お邪魔しないようにカキコして、すぐ消える。

いつからそんな上品なことを言えるコテハンになったんだ 藁?
招き猫がそんなナイーブなこと言ってたら気持ち悪いぞ 藁藁藁
もっと気張らんかい!!!
223 :Thumb:2002/11/26(Tue) 04:19
>>218
>「経営者責任の追及」=しばきあげ
さらには>>221の
>=シュンペーター的というのも・・・
(まあ、何となく分かるが、それって完全にイメージ論じゃあなかろうか)
経営者の責任を追求する市場が機能していない時、どうすべきかってことになるのかな?

いずれも、ちょっと安直なイメージ的図式で安っぽくみえるますがね・・・。
構造改革論者の抵抗勢力というレッテルみたいな。
モデルの整合性ということに、どうして結びつくのか、読んでてよく分かりません。
もう少し議論を広げて下さいな。

非ケインジアン氏の論点がはっきりしてきたという点はそうだと思いますけど。
224 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 04:31
>>221
不況と言うのが天から降ってくる外的なものと見てしまってるのではないか?
不況とか好況ってのは、むしろ、cordination gameの均衡と見た方がいいのではないのか?
225 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 04:33
>>221
市場が機能してないから、問題なのだろう?
ブタのような一部の経営者を退場させる仕組みは、
今の日本の市場にはないし、法的にも難しい。
非ケインジアンは、従業員を守って経営責任を追求すべきものは
追求すると言っているだけだろう。
それを「しばきあげ」というなら、「モラルハザードまんせー」なのかと
聞きたいね。
226 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 04:36
>>218
アホさらしてるぞ。
リフレ政策に直結する理論モデルはないってことは、もう分かってるんだYO。
飛んでもな茶々はいれないでくれ。
227 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 04:42
>>218
インフレでもザモデル案でも、おおまかには、債権者から債務者への移転政策という面で同じ効果があるだろう。だから、共通している移転政策の面は論点から外れた。リフレとザモデル案の決定的な違いは、非ケインジアンが言うように、リフレの「おおざっぱさ」なんだよ。
だから、リフレにはブタ経営者を救済するという大きなコストがあって、それを無視出来ないということを強調してるんだろ。
過去ログ読んだが、歌舞も銅鑼も、ブタ経営者を救済してしまうというリフレのマイナス面について、ぜんぜん反論できていないように見えた。
228 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 04:58
>>227
ブタ経営者の定義は?
229 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 04:59
だって彼らは定義により、市場により淘汰された企業がゾンビ企業で、
その企業の経営者がブタ経営者なんだもん。
だから、どでかい市場介入やれば、いい経営者がたくさんできるって発想、
だからめちゃくくちゃな市場介入=インフレ政策やりたくて仕方ないんだよ
230 :cloudy:2002/11/26(Tue) 05:25
>>229
めちゃくちゃかどうかはともかくとして、ドラさん達のインタゲ案よりザモデル・非ケインジアン案
のほうが市場にぶちこむマネーの量ははるかに大きいのでは?「どでかい市場介入」はむしろ
ザモデル案の方だと思います。

あと、ザモデル氏は「おまけとしてインタゲもやる」と言ってました。そりゃ、100兆も200兆も
札を増やしてターゲット決めなかったら大変ですから当然ですね。
>>229さんはザモデル案にも反対ってことですか?
231 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 05:29
>>230
ザモデル案ってどれがザモデル案かもうわかんないんですけど。
どれを基準にしたらいいですか?
232 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 05:48
ザモデル案
http://matari.ichigobbs.com/cgi/readres.cgi?bo=economy&vi=0290&rr=149&fi=no
233 :一夢庵:2002/11/26(Tue) 06:14
>>214 214さん、みなさん
>でも、すりたん&一夢庵ちゃんも気付いてないみたいだし、

いや、昨夜、会社から帰ってから苺を見て驚愕しました(苦藁

「ええ!?今朝、>>20に京子たんがどうのとか書いたけど、なぜレスが
100を越えている?長谷川京子ってそんなに人気あったのか!?」などと(藁

しかし、「京子タン(*´Д`)ハぁハぁ」とかじゃないみたいなので「(分量が
多くて)追いかけられないな」とあきらめて寝てしまいました。
普通に会社員をしていれば、それが普通でしょう。

そして、朝起きて(つまり今ですが)、230を越えるレスに困っているというの
が実情です(苦藁
234 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 06:15
非ケインジアンさんが、日本でコーポレートガバナンス
が機能している、いないについて言及しているのは、非常に
共感できる。日本の経済システムの中にコーポレートガバナンス
が機能する仕組みが組み込まれていない(or名目的な制度上は組み
込まれていてもeffectiveになっていない)ならば、マイルド
インフレになろうがならなかろうが、そこを変えない限りは、
ガバナンスが機能しないことから発生する各種の問題点はそのまま残る。
 日本で、何故にコーポレートガバナンスが機能しないのか、
(その理由によって対処方法もかわると思うので)
そこも非ケインジアン氏には、切り込んでいって欲しい。
235 :歌舞:2002/11/26(Tue) 06:29
一夢庵さん、おはよう。お、cloudyさんも参戦してくれたんですね。

コーポレートガバナンスが機能しているしていないという問題と、それを解消するために産業再生機構のようなものを認めるかしないかは次元の違う問題>>227、234は非ケインジアン風に書くならばあまりに「おおざっぱ」。昨日のカキコを読んでいて、非ケインジアンが巧妙に「悪い経営者を叩いてなにが悪い」という共感を誘うようなレトリックに向かっているのに注意。そのような悪人叩く説みたいなものは、ペリの「満たされない社会感情」と同じで没論理的だ。だまされてはいけない。ザモデルは手持ちの札を明かさないでコテハンたちの手札をさらすような弁論術を試みたが(それは苺世論うけわるし)、今度は苺でペリのような社会感情訴求タイプがうけるので非ケインジアンはそのようなレトリックを採用しはじめている可能性もある。

漏れはレトリックはきわめて正しい論争手段だと思う。このカキコ自体もその一種だろう。しかし227、234はそのような点に無垢そうなので心配だ。
236 :一夢庵:2002/11/26(Tue) 06:41
>>229-232 cloudyさん、みなさん
232さんがすでに引用してくださっていますが、もう少し長く「ザモデル提案」を引用します。

http://matari.ichigobbs.com/cgi/readres.cgi?bo=economy&vi=0290&rs=149&re=194&fi=no
この議論の流れはぜひとも読んでおいていただきたいのですが、cloudyさんが的確に
指摘しておられるようにザモデル案の骨子は以下の2点に特徴があります。

1. 軽く50兆円を越えるお金を増刷する
  (実際に輪転機を回すわけではないと思いますが)
http://matari.ichigobbs.com/cgi/readres.cgi?bo=economy&vi=0290&rr=149&fi=no
2. 政府が企業の価格付け(プライシングをする)
http://matari.ichigobbs.com/cgi/readres.cgi?bo=economy&vi=0290&rr=160&fi=no

まず1. について検討しましょう。
例えば、小泉政権は2004年度中に不良債権処理を終わらせるといっていますので、
来年の4月(2003年4月)から日銀出資による不良債権の買取を始めたとして、
50兆円/24ヶ月=約2.083兆円/月
の通貨を新規に増刷することになります。かなり急激な金融緩和策だと思います。
(実際には「軽く50兆以上」なので、2.0833兆円以上を増刷だと思います)

次に2.についてですが、「民間証券会社にオークション」 という案も出ていますが、
財務大臣による「閻魔大王が必要」発言から推測すると「政府がプライシング」案が
有力のようです。日本は自由主義国家です。自由主義の国で政府が民間をプライシング
するようなことがあっていいのでしょうか(日本は社会主義ではありません)。

次に僕の意見を述べます。
237 :歌舞:2002/11/26(Tue) 06:42
おお、すまなんだ、気がつかなかった。漏れが寝てからもまだカキコしてる人が多くいたのか。

招き猫さん、いまこそ出番である。まじ(ヘンテコな配慮はおかしい)。Thumbさん、らららさんもいいつっこみだ。
>>218さんのカキコは漏れがいま書いた235を先取りしていたね。
さて朝のジョキングにいくか。でもねむ。
238 :一夢庵:2002/11/26(Tue) 06:53
「ザモデル提案」に関する僕の意見は以下の通りです。

1. 同じ金融緩和ならばインタゲの方が(インフレ率に合わせて)日銀の長期国債買取額を
調節できるので政策に柔軟性が高い。それに対してザモデル案は自由度が低い
 (これは強く強調したいのですが、一度不良債権処理を加速してしまうと止められま
 せん。たとえば、「マイカルは破綻したけど、ダイエーは存続している」ということ
 に疑問をもっている人は多いのではないでしょうか?企業Aを不良債権処理した場合、
 同じような業績の企業Bも処理せざるえないでしょう。これこそ「坂道を転がり落ちる
 ような」危険な政策だと思います。インタゲ案なら長期国債買取額で調整できます)

2. 政府がプライシングをするというが、そもそも正しくプライシングをできる人がどれ
 ほどいるのか疑問。また、これは明らかに大規模な政府の介入(50兆円規模での)です。
 また、政府が民間をプライシングするというのは民主主義国家で望ましいとは思いま
 せん。

以上の2点により「ザモデル」提案に反対します。(他の話はまた明日以降に)
239 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 08:56
>>234
激しく同意。
リフレ派(ゴキブリ?)は、そういう問題について全く答えようとしない。
インフレ起こせば、全部解決するというのは、単純過ぎる。
リフレは、あくまで滑り止めだろう。

>>238
政府がプライシングするの?
証券化して投信として売り出すのだから、プライシン愚は市場がやるのでは?
つまり、売れる値段で売って、足りない部分を日銀出資で埋めるんでしょ?
240 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 09:01
それにしてもリフレ派は、ブタ経営者を救済することについての
コストについて全く答えようとしない。
いわゆる大企業ですら、コーポレート・ガバナンスの現状が惨澹たる状態であることを
知らないとしか思えない。苺ってのは、意外に現実経済のことを知らないんじゃないか?
結局、バブル期の金融機関の暴走も、外部監査がしっかりしていればもう少しマシな結果に
なっただろうし、その後の不良債権の償却の仕方ももっとうまいやり方があった。
株主代表訴訟がもっと機能していれば、まっとうな経営陣に刷新されて、今より
マシな状態になっていた可能性はあると思う。
241 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 09:26
企業統治以上に民主主義が危機的だぞ・・・
242 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 09:29
>>240
コーポレート・ガバナンスの現状が惨澹たる状態だというのはドラ氏などもすでに
なんども認めていることだろう。
240はそれを政府が不良債権処理という形でやるべきだというのだろうか?

ぜひとも何をどうするればいいと思われるかを漏れのような厨房に教えてください
243 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 09:29
>>241
激しく同意
244 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 10:26
しかしおかしな議論になってるな。
インフレ政策やれば、不良債権がなくなるわけではないし、
加えて、
ここにいる人たちはどういう不良債権処理を考えているのか?
245 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 10:29
一番問題なのが、
不良債権の査定がインチキだということで了解は取れているのか?
要は、企業内部者がうその情報を企業外部に垂れ流しているという理解でいいのか?
246 :ドラエモン:2002/11/26(Tue) 10:35
何度も書くが、非ケインジアンとか>>235、>>239などは、なぜインフレ政策(といっても
わずかに2%から3%のインフレだが)によって、すべての「過剰債務」企業が救済され
ると思っているのだろう?地価にしろ株価にしろ、斑にしか上がらないに決まっているで
はないか。全ての資産が一律に上昇するバブル期のような現象がそう簡単に再現するとで
もいうのだろうか?

例えば、99年、2000年の「ITバブル」だって、確かに「IT」の中では味噌も糞
も一緒に上がった気配なしとしないが、株式市場全体では「二極化相場」と呼ばれ、一方
で大幅に上昇する株もあるが、他方にはぜんぜん上がらない株も物凄く多かったのだ。

経済が平均10%成長を続けていた高度成長期だって、大企業の倒産は結構起こっていた
のは山崎豊子の小説でも読んでみればわかるよ。今、大手企業の倒産が少ないのは、それ
が銀行のみならず経済全体に大規模な悪影響を与えることが懸念され、官民総掛かりで無
理やり押さえ込んでいるからだ。

とにかく、インフレでもキャッシュフローを増やせないブタ企業は金利支払い原資の調達
もままならない。インフレが実現して少し金利が上がるか、銀行のリスク許容度が上がる
か、あるいは他所によりよい収益機会があると銀行が思えば、銀行は情け容赦なく貸剥し
を決行し、そんな企業はお陀仏になると考えるのが普通ではないの?
247 :歌舞:2002/11/26(Tue) 10:45
しかし原始時代の議論かね。ブタ経営者を叩くとか叩かないとかそれと産業再生機構の正当化とどう関係があるのか? もしただ叩けばいいとか、叩けば日本はよくなるとか、リフレ派はぶた経営者の処分にコミットしていないと「感情」で議論するだけなら、このスレはふさわしくない。

繰り返すが、コーポレートガバナンスの問題と産業再生機構+日銀出資の問題はストレートに関係するものではない。ブタ経営者を政府がみつけて処分するならコーポレートがバンスの問題ですらない。
さらに>>245に端的に示されているが、不良債権の査定がいんちきだどうだ、という問題も日銀出資+産業再生機構の問題とは直接に関係しない。議論をやたら細部にそらすまやかしの議論だ。知的貧困w
>>244 リフレ政策ですぐに不良債権が消えてなくなることはない。戦前の経験でも立証ずみだ。しかしヒクソンさんが指摘した企業のバランスシート改善効果や全体の景況改善という至極まともな理由から新規の不良債権の発生に一定のしかも重要な歯止めがかかる。実際の不良債権処理の厳格化は話が別だ。その話題は別スレでやるべきだ。
248 :歌舞:2002/11/26(Tue) 10:53
ドラエモン>>246の指摘はおかしい。247をよくみよ。リフレ政策が魔法の杖だなんておもうわけない。怒
249 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 10:55
ひょっとして>>246の文中の>>235は打ち間違え?
250 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 10:58
>>247
いまなに問題にしてんの?
251 :ドラエモン:2002/11/26(Tue) 11:00
訂正

インフレでもキャッシュフローを増やせないブタ企業は『今だって』金利支払い原資の調
達もままならない。インフレが実現して少し金利が上が『れば、たちまち資金繰りに窮し
て倒産』。また、銀行のリスク許容度が上がるか、あるいは他所によりよい収益機会があ
ると銀行が思えば、銀行は情け容赦なく貸剥しを決行し、お陀仏。こう考えるのが普通で
はないの?
252 :ドラエモン:2002/11/26(Tue) 11:03
再度訂正

すまん>歌舞

>>246の>>235は、>>234の誤りでした。
253 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 11:04
どうでもいいが、
ブタ企業の定義が変わってきたな
254 :ドラエモン:2002/11/26(Tue) 11:04
>>251続き

もちろん、バブル崩壊後の資産価格下落を予見できず不良債権の積み増しを傍観しており
挙句に引当もせずに給料払っていた点で、銀行経営者が「馬鹿」なのは間違いない。だが
今後も同じことを続ければ、銀行だってジリ貧は間違いない。この株価でも東証の上場数
が史上最高を更新しているように、もはや間接金融から直接金融への動きは激しく進行し
ている。もちろん証券税制の改革で、この方向を一層促進することは望ましいし、それな
くしては不良債権の処理もままならないから、銀行もそれに反対できないので、どっちみ
ち進めざるを得ない。そして、そんなことは当の銀行員自身が一番よく分かっているよ。

銀行首になっても飯食う当てができれば、連中が今の経営陣に反乱を起こすことは目に見
えている。銀行の王者として君臨してきた興銀をごらん。できの良い奴から順番に逃げ出
している(もっとも逃げる先がこれまた業界トップという点はらしいとしかいえないが)

全般的な規制緩和と競争政策の強化があれば、馬鹿でも儲かるレントは消滅し、馬鹿は自
滅の道を歩む。あいつの責任を追及したいとか、こいつは許せないという感情は理解でき
るけど、そんなことはマクロ経済全体のパフォーマンス=日本国民全体の利益から見れば
マイナーなことだ。ジャック・ウェルチをごらん。優れたリーダーシップで6シグマとか
でGEを世界一効率的な大企業に仕立て上げた男であり、20世紀有数の経営者だと賞賛
されていた。だが、ハーバード・ビジネスレビューの(美人?)編集者を愛人にして提灯
記事を書かせ(?)、挙句に引退しても莫大な特権を会社から引き出し続け、今じゃあ
21世紀最悪の元経営者だ(笑

株主の代わりに政府がコーポレート・ガバナンスを発揮するなんて、できもしないし、望
ましくもないと思う。今だって、メガバンク国有化とか再生機構は財務・日銀の天下り先
だという根強い噂があるくらいだ(笑
255 :歌舞:2002/11/26(Tue) 11:06
ドラエモンは>>235でなんで漏れがリフレ政策で過剰債務一掃なんて考えてると思ったかわからん。ゾンビがリフレの恩恵で生き返ったらそれはゾンビじゃないというところか? しかしもともとそんなゾンビだとかゾンビじゃないとかは問題外で、ゾンビであれば市場が淘汰すればいいし、そのために市場の環境整備(情報公開の徹底や会計査定の厳格化)を漏れは主張しているだけだが。そういう主張が気に入らないのか?。

それはさておき、>>250

ずーっと上にかいた
<*<政府がゾンビ、非ゾンビの選別が出来るかと言ったら、たいして出来ないでしょう。しかし、インフレ政策という最初から選別の努力を放棄する>→ここが主戦場なわけね。 >

という非ケインジアンの発言の妥当性をめぐってのやりとりだよ
256 :歌舞:2002/11/26(Tue) 11:08
あ、リロードおそいのでどらのカキコみてないで上かいた。

今度はこっちがごめん>どらえもん

しかし熱くなってんね。ちょい漏れはさましてくるよ
257 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 11:28
>>255
>ずーっと上にかいた
><*<政府がゾンビ、非ゾンビの選別が出来るかと言ったら、たいして出来ないでしょう。しかし、インフレ政策という最初から選別の努力を放棄する>→ここが主戦場なわけね。 >
>という非ケインジアンの発言の妥当性をめぐってのやりとりだよ
ゾンビ、非ゾンビの選別って話は、観察可能な変数きちっと決めてどうルールを作るかという話でしょ。
会計制度をどう作るか、どう運用するかだよね。
まずは、これができる範囲のこともやってないからきちっとする。これが厳格査定ってことでいいんじゃないの?
その査定の上で、不良債権の買取につながるのは賛成反対はともかくわりと直接的だよね。
それに比べて、インフレ政策をお題目のように唱えるのって完全に思考放棄してるんじゃないの?
知的貧困w
258 :ららら:2002/11/26(Tue) 11:31
亀レススマソ。

>>224
>不況と言うのが天から降ってくる外的なものと見てしまってるのではないか?
>不況とか好況ってのは、むしろ、cordination gameの均衡と見た方がいいのではないの
>か?

別にcordination gameの均衡でも良いけれど、それを無能な経営者が引き起こすという話は聞いたことがない(笑)。
したがって、個々の事業主にとって環境(景気)は所与として考えた方が良いはずだ。

それからリフレ派はモラル・ハザードという意見も出ているが、ヒクソン・グレイシー氏がはっきり述べたように、ディスクロージャーにたいしては、情報の非対称性を軽減するという意味で非常に重要視している。従ってリフレ派=モラル・ハザードは成り立たないと思う。

で、なんどか出ているけれど改めて“ブタ経営者”を追求したい人は、
それが一体何なのか、あるいは誰なのかまたはそれがマクロ経済にどの程度
影響を及ぼしているのかきちんと定義して欲しい。

朝方書き込みをして“ブタ経営者”を追及していた人は、多分まだ若いのだろうけれど(笑)、彼らはなぜ自らが“ブタ経営者”になりかわろうとしないのだろうか?
むしろ“ブタ経営者”の支配する市場は正しい経営を知る者にとって、市場を奪う絶好の好機なのではないだろうか?

何?政府が“ブタ経営者”を守るからうまく市場を奪えない?
甘い甘い、そんなものを優秀な経営者などと呼ばないよ(笑)。
259 :ドラエモン:2002/11/26(Tue) 11:36
>>257

デフレ下でのキチンとした査定が、将来実現されるマイルドインフレ下での査定と同じに
なるわけ?普通に考えれば、優良債権は大幅に減少し、マイルドインフレ下では潰さない
ですむ企業も潰し、従業員も解雇しなきゃなんないでしょう?アジア通貨危機における、
IMFの政策と同じことにならないの?まして、当時のアジア諸国は対外借入の返済とい
う問題を抱え、IMFの条件を飲まなきゃ誰も金を貸してくれず、デフォルトは避けられ
なかったともいえない訳ではないので正当化できるかもしれないが、日本はそうじゃない
でしょう?

会計処理さえキチンとすれば、後の問題は自然に解決すると思うのこそ、「完全な思考
停止」なんじゃないの?(笑
260 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 11:41
情報の非対称性って話だけが一人歩きしていて
何についての情報の非対称性なのかがめちゃくちゃになってるな。
経営者がまともかそうでないかなんてことそんなもんわかるわけないが
わかる必要もない。
261 :スティグリッツ:2002/11/26(Tue) 11:41
企業が苦境に陥れば不良債権が増大する。ある金融機関が十件の貸し出しを見直せば、不
良債権が五件増えるという具合に、際限のない抗争のような状態になる。その果てにリス
トラがまだまだ徹底していないとの批判を受けることになるが、そもそも不況下では十分
には実行し得ないのだ。

需要全体を押し上げて企業が利益を上げられるようにする。債務者が借り入れの返済をし
て利益を確保でき、銀行も返済を受けて経営内容が改善するような方策、つまりどうした
ら成長を刺激できるかを問うべきであって、どうしたら銀行界をリストラできるかを問う
ては駄目だ。それは永遠に勝ち目のない戦いを挑むようなものだ。
262 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 11:43
>>259
デフレってドラエモンのポケットから出てくる都合のいい道具みたいだねw
263 :ドラエモン:2002/11/26(Tue) 11:47
>>262

俺だってインフレ率や失業率が3%台の頃は、銀行ハードランディングを主張していたん
だけど。預金保険機構を大規模にファンディングし、ペイオフ即時実行で破綻銀行を処理
せよと94年までは主張していた。信じないのは自由だが(爆
264 :ドラエモン:2002/11/26(Tue) 11:51
>>263訂正

×インフレ率や失業率が3%台

○インフレ率がプラスで失業率が3%台
265 :ヒクソン・グレイシー:2002/11/26(Tue) 11:56
非ケインジアン氏は、マクロのデフレを議論したいのか、ミクロの経営者問題を議論したいのか明白でない。私は資産デフレと物価デフレが日本経済の最大の問題であり、この2つのデフレを克服することこそが、今最も重要であると言っている。そのためには量的緩和で資産価格を上げるか、インフレしかないと言っている。ミクロの経営者問題を重視するのであれば、それを解決する経営者責任、情報開示などのミクロの政策をすればよいだけである。つまり、量的緩和によるインフレによって解決できない問題があるから、インフレ政策を否定している。経済政策の基本として、一つの政策=金融政策による量的緩和 で解決できなければ、解決できない問題に対して別の政策=ミクロの経営者責任、情報開示政策など を用いればよいだけである。
 非ケインジアン氏は、26、28では不完全情報を基礎(アクセルレーター理論が基礎にあるはず)に再分配政策を言っており、マクロの議論をしている。だから、私はそれに答えて27や93,94で書いたように、再分配政策を重視するのであれば、債権放棄はマクロ政策として得られる結論ではないと書き、インフレ政策こそが得られる結論であると書いた。ところが、途中からミクロの経営者問題に焦点を変えている。
266 :ヒクソン・グレイシー:2002/11/26(Tue) 11:57
非ケインジアン氏は、最大の問題は何だと考えているのですか?デフレだと考えているのなら、得られる結論は量的緩和で資産価格を上げるか、インフレしかない。経営者問題であれば、それを解決する別のミクロ政策を用いればよいだけである。特に非ケインジアン氏が書いているように、とんでもない経営をしている企業が分かっているのであれば、あおさらそういった企業に経営者責任などのミクロの政策をとればよいだけである。したがって、マクロのインフレ政策を否定することにはならない。経営を適切にしている企業にとっては、これまでのデフレによって実質債務が増加しており損をしている。デフレによってインフレとは反対の所得移転が生じている。インフレによってこれを無くすのは当然である。そもそも、インフレ派はだれも経営者問題を含めたミクロの構造改革を否定していない。こんなことは景気が良かろうと悪かろうとすべきことは明らかである。最後にインフレを否定する人達は、経済政策の役割分担を認識する必要がある。
267 :招き猫:2002/11/26(Tue) 12:01
歌舞たん、おさそい有り難う。話に着いていくのに苦労するなぁ。
>>263
>預金保険機構を大規模にファンディングし、ペイオフ即時実行で破綻銀行を処理せよと94年までは主張していた。

総量規制と日銀の急激な金融引き締め=新幹線の置き石
日本経済は100%墜落するって思った俺は変?

俺からすると、あの時行った政策の性で経済にゆがみが生じたんだから、経営者・銀行という、借り手の責任を議論するなら、その当時以降の政策に関わった人々は全員打ち首獄門じゃないのか?
268 :すりらんか:2002/11/26(Tue) 12:09
うわすごい.完全に取り残された…….いまからフォローアップします.
269 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 12:09
やっぱし新古典派は経済政策なんか企業業績や不良債権と関係なくて、経営者の問題だという抜きがたい信念があるな。
270 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 12:16
インフレ派の人には、デフレって何で起きるのか聞いておきたい。
271 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 12:18
>>268
すりさんおそいよw
しかし議論の続きが朝からはじまってるのにはビックリした。

>>266(ヒクソンさん)
>インフレ派はだれも経営者問題を含めたミクロの構造改革を否定していない。こんなことは景気
>が良かろうと悪かろうとすべきことは明らかである。
ミクロの構造改革とは何なのかを教えていただきたい。
272 :ドラエモン:2002/11/26(Tue) 12:24
>>270

不良債権が原因だと思っているんだろう?
273 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 12:34
>>270氏はアホか?確信犯か?
どっちにしてもあんた自身がデフレはなぜ起こっているかを答えるのが礼儀ってもんだろ。
単なる質問のレベルであれば、「くだらない質問スレ」にでも逝ってよし。

>>272
銅鑼ちゃんも律儀に答えてやる必要はない。また梯子はずしの用意をしてるなどと言われるだけ
だw

しかし今朝、歌舞タソが銅鑼ちゃんにキレた(誤って)のは面白かったw
俺は速攻でこれはリンク間違いだと気付いたぞw>>歌舞タソ
274 :甲斐たんラブ:2002/11/26(Tue) 12:34
歌舞にかわって再度反省するyo
275 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 12:46
>>273
インフレ派が自ら論理破綻に陥っていることは理解してるんだなw
そうであればもう少しおとなしくやったらどう?
276 :すりらんか:2002/11/26(Tue) 12:51
>「投資機会の無い人からある人への移転政策」
>いづれにしろ、逆方向の資産の移転をしてやれば、景気にプラス
が出発点ですね.移転がマクロ政策に基礎を与えるという点につい
てはここでは割と共通認識になってきている.で,その手法として

非ケインジアン氏は
インフレ策では効果がまんべんなく(若しくは債務比率の高い企業
に有利に)散ってしまう.これでは「上手い再分配」とは言えない.
より有効な再分配を計画できる不良債権処理・切り離し+銀行には
公的資本の強制注入の方がよい

という感じかと思います.これに対する反論は
>債権放棄はかえって信用収縮をまねく
>インフレにも選別能力はある
>そもそもミクロの問題に手を突っ込むのが変だ

などが上がっています.これに対し,非ケインジアン氏の>>158など
にもあるインフレでの不良企業の救済は許せないという倫理面での反
論はちょっと面白いところでして,私はこの手の反論に対しては銅鑼
氏が何度か言及されている「インフレ下の相対価格調整容易化」の問
題に加えて,「95年以降のデフレによって生じた再分配と逆のことを
やる」つまりは最も古い意味でのリフレーションについては「不良企
業救済」といった「正当性」問題からフリーではないかと思います.

また,デフレ自体が問題なのかデフレによって生じたものが問題なの
かについてこのスレでは後者に重点が置かれていますが,もし前者の
比重も無視できないならば直接的な解決法はデフレを止めることに他
なりません.貨幣の収益率の上昇が「何も生まないもの……ヴェルサ
イユ宮殿的資産としての貨幣」に資本を集中させる結果になっている
点が私は主要な問題だととらえているので直接的解決である「インフ
レ」の発生をどうしても第一に置くことになってしまいます.
277 :すりらんか:2002/11/26(Tue) 13:01
で,今朝あたりからはコーポレート・ガバナンスの問題に話が移って
きているようですが,これに関しては>>234さんの話が比較的面白い.
>マイルドインフレになろうがならなかろうが、そこを変え
>ない限りは、ガバナンスが機能しないことから発生する各
>種の問題点はそのまま残る。
これは全くその通りですし,まぁいつでも正当なガバナンスシステム
が機能する条件整備は重要です.で質問なのですが,日本は90年代ま
ではガバナンスシステムがしっかり機能していたんですか?このYes/
No次第でだいぶ話は変わってくる.
278 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 13:02
経営者が言いますた
「経営成績が悪いのは、景気が悪い(orデフレ)のせいです。
私はすばらしい経営を行ってきました。責任を追及される覚えはありません」
279 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 13:05
そういう言い逃れをさせないためにも、
景気には回復してもらわんと(W
280 :スティグリッツ:2002/11/26(Tue) 13:05
>>275
デフレの問題は非常に重要だ。日本をはじめ各国の懸念の対象は長らくインフレであり、経済学の思考パターンもインフレを抑制する方途に感心が集中していた。しかし、デフレの方がはるかに破壊的効果を伴う。デフレにより年々、負債が実質的に膨らんでいくため、黙っているだけでも政府、企業両部門ともバランスシートの内容が劣化していく。昨年、私と一緒にノーベル経済学賞を受賞したアカロフ教授も最近の研究成果の中で最適なインフレ率が存在すると主張している。それはゼロ以上の数値であって、ゼロではない。
281 :すりらんか:2002/11/26(Tue) 13:06
>インフレ政策やれば、不良債権がなくなるわけではない
というか不良債権が0の経済なんてあり得ないですから…….「○年か
けても返せない借金」という視点から不良債権の額を考えるとそれが非
常にcounter cyclicalで好況期にも無くなるわけではないことがわかる.
282 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 13:09
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20021126AT1GI018626112002.html

優良な財務内容装ったネット接続会社会長を逮捕

 東京地検特捜部と証券取引等監視委員会は26日、未公開株を公募する前に財務内容を良くみせかけた内容虚偽の有価証券届出報告書を提出したとして、インターネット接続サービス会社「エムティーシーアイ」(MTCI、東京・港)会長、早川優容疑者(52)を証券取引法違反(有価証券届出書の虚偽記載)容疑で逮捕した。
 調べによると、早川容疑者は1999年9月29日、同年10月30日に実施予定の未公開株公募に際し、会社の財務内容を優良に装うため、別会社に株式取得資金として約5億5000万円を投資しているようなうその記載をした有価証券届出書を関東財務局に提出した疑い。
 特捜部によると、MTCIは99年10月、1株256万円で937株を発行、計約23億9800万円を集めた。同社の計画では、4000株を公募する予定だった。
 同社は固定資産として5億5000万円の虚偽の計上をしたが、これは同社の固定資産の43%に相当するという。同社は現在、休眠状態という。 (12:16)

銀行さんもこうなってほすい。
柳沢から竹中に変わってちょっと竹中が吠えただけで不良債権増えるんだったら
どう考えたって粉飾やってんだろに
283 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 13:13
>>281
不良債権がどれだけあるかが直接の問題ではないでしょ。
不良債権の存在が適切に会計評価されないことによって、
経済主体の行動を歪めていることが問題で、
現状はその程度がかなり強烈過ぎるってことじゃないの?
284 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 14:01
>>275
のうがきはいいさ。
さあ、あんたがデフレの原因は何だと思っているのかを書いてくれ。
ちなみに返答は他スレ(リフレ関連スレ)に書き込んでくれ。
デフレの原因、リフレ策の内容にまではこのスレではまだ踏み込んでいない。
285 :招き猫:2002/11/26(Tue) 14:03
>>276 すりタソ>95年以降のデフレによって生じた再分配
この度の資産デフレ及びデフレの出発点はいつからなんだ?

俺の認識では、銅鑼さんが↓ここで説明している
http://matari.ichigobbs.com/cgi/readres.cgi?bo=economy&vi=0662&rr=22&fi=no
マッカラム・ルール
名目GDPとベースマネーの間で流通速度を定義し、その正常な変化率
(実際には4年の移動平均)を前提にして、目標名目GDPの増加に必要
なベースマネーの増加率を算出する。

に大幅な狂いが出たのは、90年の年央なんじゃないのかね?M1については89年に伸び率がマイナスにまで低下している。それまで、8~10%台のの安定的な伸び方をしていた、M2+CDもそれ以降急激に下落し、なんと92年にはマイナスにまで落ち込んでいる。

正常な変化率を完全に狂わせるような金融政策を行っておいて、経営者に「お前の能力がたりんからだ、コルァ!」と言われてもなぁ・・・
286 :招き猫:2002/11/26(Tue) 14:03
>>283
>経済主体の行動を歪めていることが問題で、
その通りだけど、その理由は不良債権のせいなのか?不良債権というのは結果であって原因じゃないぞ。
ヒクソン氏が言うように、マクロとミクロの問題がごっちゃになっているんじゃないのか?

>不良債権がどれだけあるかが直接の問題ではないでしょ。
これは、大きな問題だ。
日銀引き受けはザモデル氏が言うような50兆円程度なのか、生保も含めたGDPの半分というような巨額な数字なのか、どちらなのだ。
287 :招き猫:2002/11/26(Tue) 14:05
不動産(資産市場)に関わる人間として少し言わせてもらいたい。
1)資産価格の下落をなんとしても回避しないといけない。現状ではリスクを拾う人間がいなくなってしまっている。しかも銅鑼氏が言うように、資本出資国である日本では、現状の金融政策では外貨にすら資本逃避できない。

2)そのためには、リフレ策が絶対必要だ。日銀引きうけで債権放棄をさせる場合、その規模がどれくらいの物であるかを誰がどの様に定めるのだろうか?それによって、リフレが成功するかがかかっている。またあまりに行きすぎたリフレ策になってしまう可能性だってある。
少なくとも言えるのは、50兆やそこらでは現状のデフレは止まらないだろう。じゃ、いきなり250~300兆円日銀引き受けするのか?そんなことをすれば大混乱が起きるに決まっている。

3)この度のリフレ策とは全く違う意味で、今後の金融政策には一定幅のインフレ目標(暗黙であっても)が必要だ。そうでないと、資本市場がオープンな中で、世界最大の債権国の通貨である「円」が世界最大の債務国「ドル」&世界最大の成長国「元」に対して、年々3%の割合で通貨価値が切り上がっていくという事態は、不安定要因そのものなんじゃないのか?    以上
288 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 14:18
>不良債権の存在が適切に会計評価されないことによって、
>経済主体の行動を歪めていることが問題で、

歪んだ行動ってなに?
適切な損失処理がなされないということは、
 ・頭取、役員が首にならない
 ・行員が解雇されない。
 ・貸出先の経営者が首にならない
 ・貸出先の従業員が解雇されない
この辺りですか?

彼らが職を失わないでいることが、マクロ経済的な何かの制約になり得ているんだろうか?

B/Sから資産と引当金と資本をバッサリ落としたからといって、
その後の投資とか貸付とかの行動を活発に行えるようになる訳ではないから
成長分野に資源とか資金がいかない、ってのは無しだろ。
289 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 14:25
時価ベースで考えるって経済学的な発想が
身についてない人がいぱーいいるのね。
290 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 14:37
>>289
(資産-負債)価値を割引キャッシュフローで測ると、

不良債権処理で一部の資産(貸付債権)と引当金と資本をバッサリ落とせば
残りの(資産-負債)価値が上昇する

というのは本当ですか?
まじですか?
解説きぼん。

・・・このスレにレスするのはやはり気がひける。
なるべくロムろう。
291 :dell:2002/11/26(Tue) 19:40
>>120

ここまで読めば、非ケインジアン氏に対する>>118のレスがいかに正鵠を射ていたか明白になぅたでしょう。(笑)

>>127

>モニタリングが、あるときには完全になり、あるときには、不完全になると都合よく適当に使い分けているような気がする。

そういうことではなくて、モニタリングをいかに強化しようが、貸し手ー借り手関係には埋めがたい情報の非対称性が存在するということが前提です。 つまりモニタリングはいずれのケースでも不完全にしかなされ得ない。
従って、貸し手ー借り手関係においては、常にモラルハザードが発生する危険性があるわけです。
だからこそ、債権放棄は借り手のモラルハザードによる怠業の懸念を貸し手に想起させ、その後の貸し手ー借り手関係の成立に悪影響を及ぼすわけでしょう。


とりあえずこれから食事なので、インフレーデフレの議論については後ほど。
しかし、昨夜は3時、4時まで議論が続いていたのですね。風邪が流行ったりもしていますので、皆様くれぐれも体調をお崩しにならないよう老婆心ながら・・・。
292 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 20:20
>>291
心配するな、みんなモニタリング強度やプリンシパル・エージェントは知っているぞ。
君が気にしているカキコの周辺では>>114と>>117とか。
君が知っているという事実をみんなが知らなかっただけだな。共有知識の問題だな。
293 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 21:21
移動↓

ザモデルで政策論争
http://matari.ichigobbs.com/cgi/readres.cgi?bo=economy&vi=0679
294 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 23:15
>>292
ワラタ
板の雰囲気をついている
295 :晩秋の名無しさん:2002/11/27(Wed) 00:40
なんか今日は死んでるね。
昨日爺さんたち頑張り過ぎたのかな
296 :ドラエモン:2002/11/27(Wed) 00:43
インタゲ実現までは、死んでも死にきれぬ>>295 大体、今時の若いのとは根性が違う(w
297 :晩秋の名無しさん:2002/11/27(Wed) 00:46
↑ スマソ。ロビー見てなかった
298 :一夢庵:2002/11/27(Wed) 06:38
みなさん

僕はこのpart 2を見ていて、正直に言うと少し困っています。困ってしまった理由を
以下に説明させていただきます(以下の話は、僕が困っていることの説明であって
誰かが悪いなどと思っていることは絶対にありません。その点はご留意ください)。

1. 今までザ・モデル(動学マクロ)に基づいて議論をしてきましたが、
 part2ではどこまでがザ・モデルに基づくのか分からない(これは僕の
 不勉強もあると思いますが)ので、僕には理解できないことが多い

2. part 1の総括が何も行われていない
 part 1は5ヶ月以上に渡る長い議論なので、いろいろな議論がありました。
 せっかく議論したのですから、その成果をある程度まとめておいた方がいいと
 思っていたのですが、それをする前にpart2に移ってしまった。

以下の2点について以下に一つずつ述べさせてください。
299 :一夢庵[一夢庵]:2002/11/27(Wed) 06:41
[なぜ、ザ・モデルに基づく議論にこだわるか]

僕のザ・モデル(動学マクロ)に対する考えは以下のようなものです。
http://matari.ichigobbs.com/cgi/readres.cgi?bo=economy&vi=0545&rs=27&re=29&fi=no
>「ウソでもいいから、出発点となる理解の枠組みが欲しい」んですよね。

ウソでもいいからというのは少し誤解を生むかもしれませんが、その目指す
所は、以下のザモデル氏(だと思うのですが)の発言だと思ってください。

http://matari.ichigobbs.com/cgi/readres.cgi?bo=economy&vi=0534&rr=130&fi=no
>ザモデルを用いて、論理的に整合性のある仮説(ザモデルの複数のバージョ
>ン)をみなで示しあい、それらの優劣を(そのザモデルを構築した当人以外
>の)個々人の直感という検定手続きに照らし合わせるというやり方を好むし、
>この板でもそのような方法論こそが、建設的だと思っている。
>論理的に「おかしい」ものは、まず最初に排除してしまうことで、その後の
>議論が楽になる。

僕はリフレ派で、ザモデル氏は不良債権処理派なのですが、「お互いが議論を
行うには共通の理論的基盤がないとできない」という一点においては意見が
一致します。だから、今までザ・モデルにこだわって議論してきました。

今後もそうしたいと思います。ただし、こういう議論は時間がかかります。
大変ですが、ぜひとも今までと同じくご協力をお願いいたします。
300 :一夢庵[一夢庵]:2002/11/27(Wed) 06:42
[今までの議論の総括の必要性]
「ポストケインジアンスレ」に始まったザ・モデル論争は、その後「金子
スレッド」に続き、また今までの「ザモデルで経済を語る」スレを生み出
しました。

その過程で非常に多くの議論が行われました。そのほとんどは結論には至って
いませんが、それでも非常に多くの示唆を得ることができると思います。
part1では最後にできる限りその議論を総括したいと思っていました。

少し遅れてしまいましたが、これから始めたいと思います。これもまた長い
時間がかかりますが、ぜひともご協力をお願いします。
301 :一夢庵[一夢庵]:2002/11/27(Wed) 06:45
#などと言いつつ申し訳ないのですが、ご質問をいただいたので
>>239 239さん
>政府がプライシングするの?
>証券化して投信として売り出すのだから、プライシン愚は市場がやるのでは?

いや、ザモデル氏の案では政府がプライシングするんです。そこが彼の提案の
非常に重要なポイントの一つなのですが、それは以下のような理由によるもの
だと思います。

http://matari.ichigobbs.com/cgi/readres.cgi?bo=economy&vi=0290&rr=154&fi=no
>誰かが言っているが、どうせ日本で不良債権の流通市場など出来るわけがない。

「市場がない→政府が適切な価格にプライシングして民間証券会社に払い下げ」
ということになるようです。つまりザモデル氏の案は非常に驚くべきもので、
(簿価で考えてですが)不良債権の50兆円以上の官製相場(?)を人工的に作り
出すというものです。

彼がなぜあれ程までにコテハンを嫌い、まったく趣旨の違うスレッドを乗っ取
って目立たないようにしながらも、つねに「世間一般の評価はどうなのか」を
気にしつづけたのか。分かるような気がしませんか?

この点について彼が苺に登場しなくなって以来、ずっと彼が戻って来やすいように
黙っていたのですが、もう戻ってこないようなのでいいでしょう。

>こういうことをきちっとした理論モデルで示すことが出来るのよ。

彼にはもっといろいろ聞きたいことがあったのですが。。。
302 :FIGURE:2002/11/27(Wed) 07:33
一夢庵がんがれ
303 :晩秋の名無しさん:2002/11/27(Wed) 09:28
>>299
一夢庵さんには今後も地道にがんばってほしいな、と思いつつ、読んでて疑問に思った点の質問です(批判しようという趣旨ではありませんので失礼があったらご勘弁を)。

>僕はリフレ派で、ザモデル氏は不良債権処理派なのですが、「お互いが議論を
>行うには共通の理論的基盤がないとできない」という一点においては意見が
>一致します。だから、今までザ・モデルにこだわって議論してきました。
これも今後整理していただけるのかもしれないのですが、
「僕はリフレ派」といわれるのは、共通の理論的基盤の上でそういう結論に到達されているのか、それとも、最初に「僕はリフレ派」という結論が他の理由から導かれていてそれを共通の理論的基盤の上で議論しようと考えておられるのか、気になっています。
もしよければ少しご説明いただけると参考になります。
304 :晩秋の名無しさん:2002/11/27(Wed) 11:48
一夢庵さんの深い思いにお応えしているかどうか解りませんが
>>300 >part1では最後にできる限りその議論を総括したいと思っていました。
     >少し遅れてしまいましたが、これから始めたいと思います。これもまた長い
     >時間がかかりますが、ぜひともご協力をお願いします。
は是非お願いしたいと思います。
現在の錯綜した議論を整理する必要があることは間違いないでしょう。

以下↓は皆さんに間違っていたらご指摘いただきたいことです。
>>299 >僕はリフレ派で、ザモデル氏は不良債権処理派なのですが、「お互いが議論を
  >行うには共通の理論的基盤がないとできない」という一点においては意見が
  >一致します。だから、今までザ・モデルにこだわって議論してきました。

確認したいことですが「ザ・モデル案」もある種のリフレ案なのではありませんか?
彼は、50兆円の日銀引き受けを提案しています。これは、インタゲ派でも議論してきた「国債引き受け月額10兆円。半年でインタゲ終了」に非常に近接した数字です。ただ、インタゲ派はゆっくりと確実に、そして、その後もインフレを継続して行うことが重要と考えている事だと思います。ザモデル氏が、リフレ派集団である「苺」に書き込んだ理由は、理解を得られる集団だからと考えたからではないでしょうか?
305 :晩秋の名無しさん:2002/11/27(Wed) 11:54
現在、議論を拡大させているのは非ケインジアン氏の新たな提案、
>>46 >俺としては、インタゲよりは、債権放棄+日銀出資の方がいいと思うし、経済理論的に考えてナチュラルです。
>>50 >ザモデル提案の企業破綻処理を債権放棄に置き換えて、俺の具体的政策提言とします。
だと思います。

ザモデル案でも非ケインジアン案でも、インタゲ同様最低でも50兆円という大規模な日銀引き受けが必要だと言うことです。
ザモデル案とインタゲ案そして、新たな「非ケインジアン案」の差は、以下の二点に集約されませんか?

     1)日銀は市場から何を買うのか、国債か、不良債権か
     2)銀行や不良債権処理についてどういう対応を取るべきか

これらの議論の結果、重要な事は「リフレは必要である」という共通認識ではありませんか?
そして今後の問題点は

    リフレの規模と形式

に移っているという認識で私はとらえています。
その手法についての錯綜した議論を一夢庵さんが必ずや丁寧に整理してくださるものと期待しています。
違うんだよ!黙れ、厨房!というご指摘ありましたら、是非ともお願いします。
306 :晩秋の名無しさん:2002/11/27(Wed) 12:42
>>305
>「リフレは必要である」という共通認識ではありませんか?
これはそうだろうか?
非ケインジアンは「デフレは悪と考えるか?」との質問に「インフレでもデフレでもないゼロイ
ンフレの状態が望ましいと考えている」といっていた。
その後、歌舞音曲が「上方バイアスなどと野暮なことは言わないが・・・」としながらゼロイン
フレを否定していた。
非ケインジアンもデフレは悪だと考えているが、インフレの目標値の設定について(多分にイン
タゲ派よりの表現になるが)各人の認識、その是非について決着をつけるのが先ではないか?
307 :306:2002/11/27(Wed) 12:43
いや、よくよく>>305を読んでみると、>>306で書いた内容はほぼ同じようだw
誤読スマソ
308 :晩秋の名無しさん:2002/11/27(Wed) 13:20
http://www.emzshop.com/honpo/
http://www.emzshop.com/stirring/
309 :晩秋の名無しさん:2002/11/27(Wed) 13:26
歌舞、ヒクソン頑張れ~
65の歌舞、265,266のヒクソンの意見に対して、
非ケインジアン他は何も答えていないな。俺は基本的には彼らに説得された。
今回の論争は彼らの方が説得力があるぞ。
310 :歌舞:2002/11/27(Wed) 13:34
昼間はこのカキコだけになりそうだな。

一夢庵さん、昨日から出張にいっているのでなかなかフォローできませんが、とりあえず政策ネタは別スレに分離しました。で、いまブランチャードの講義ノートを拾い読みしていて、彼のリーディングリストにあるブランチャードのQJE論文とWoodfordのマクロ経済の展望論文をちょっと紹介しようと思います。仕切り直しに現代マクロの俯瞰図をみておくのもいいのではないでしょうか? たぶん日曜ぐらいに投稿できるでしょう。

Blanchard, O., "What Do We Know About Macroeconomics that Fisher and Wicksell Did Not?" QJE, November 2000, 115:4, 1375-1410.
http://econ-www.mit.edu/faculty/blanchar/filed/files/w7550.pdf

Woodford, M., "Revolution and Evolution in Twentieth-Century Macroeconomics," forthcoming in P. Gifford, ed., Frontiers of the Mind in the Twenty-First Century, Harvard University Press. (Available at

http://www.princeton.edu/~woodford/macro20c.pdf


これにsargent and Lucasの1978年論文と、Solow and Samuelson 1960論文、さらにホーゥイットの『新地平のマクロ経済学』の巻末論文を読むとなんか展望できた気になりそおうです。w
311 :晩秋の名無しさん:2002/11/27(Wed) 18:07
>>310

訂正そのいち: /filed/files/ → /files/files/

Blanchard, O., "What Do We Know About Macroeconomics that Fisher and Wicksell Did Not?" QJE, November 2000, 115:4, 1375-1410.
http://econ-www.mit.edu/faculty/blanchar/files/files/w7550.pdf

訂正そのに: macro20c.pdf → macro20C.pdf

Woodford, M., "Revolution and Evolution in Twentieth-Century Macroeconomics," forthcoming in P. Gifford, ed., Frontiers of the Mind in the Twenty-First Century, Harvard University Press.

http://www.princeton.edu/~woodford/macro20C.pdf
312 :キスケ:2002/11/27(Wed) 18:48
一夢庵さんガンガレ!!!!!!!!!
>>301 なーるほど。それはうっかり見過ごしていました。
彼が気にすべきは、トンデモ経済評論家からの評価のように思いますけどね。
(それが新聞の論調を左右し、ひいては世論を形成するので)
313 :一夢庵[一夢庵]:2002/11/28(Thu) 06:24
>>303 303さん
>「僕はリフレ派」といわれるのは、共通の理論的基盤の上でそういう結論に
>到達されているのか、それとも、最初に「僕はリフレ派」という結論が
>他の理由から導かれていてそれを共通の理論的基盤の上で議論しようと
>考えておられるのか、気になっています。

後者のほうです。率直に言うと僕の「リフレ派としての根拠」は
『デフレの経済学』(岩田著)です。今でも直観的にはそれで正しいと
思っているのですが、

1. 岩田本だけでは主張が論理的に整合性があるかどうか分からない
2. 他の意見の人と議論するには共通の理論的基盤が必要だと思う
ので、ザ・モデルを勉強しています。

(注:上の「論理的に整合性があるかどうか分からない」というのは
岩田本が怪しいというのではなく、数理モデルを使わないと僕が首尾
一貫して考えられないためです)
314 :一夢庵[一夢庵]:2002/11/28(Thu) 06:25
>>304-306 304さん、306さん
>確認したいことですが「ザ・モデル案」もある種のリフレ案なのでは
>ありませんか?

そうですね。おっしゃる通りだと思います。並べて書くと

リフレ案:長期国債買いオペ+インタゲによる金融緩和派
ザモデル案:日銀出資の不良債権処理による金融緩和派(インタゲはおまけ)

こんな感じになるのではないかと思います。

>ザモデル氏が、リフレ派集団である「苺」に書き込んだ理由は、理解を
>得られる集団だからと考えたからではないでしょうか?

ええ、そう思います。ただ、お互いの理解以前に、共通の理論的基盤で
議論が錯綜してしまったので、その点について残念に思っています。

それと一つだけ加えるとKiyotaki-Mooreのマネーに関する最新論文に
ついて「リフレ派にとって都合がいい」と書いてきましたが、これは
実は「ザモデル氏にとっても都合がいい」です(同じ金融緩和派なので)

#氏の代弁する必要があるとは思わなかったので、この点も今まで
#わざと書かなかったのですが。。。
315 :一夢庵[一夢庵]:2002/11/28(Thu) 06:27
>>310-311 歌舞さん、310さん
歌舞さん:
「ザモデル政策」スレをありがとうございます。
それとこの論文、僕も時間を作って目を通してみます。

310さん:
訂正ありがとうございます。

>>302 >>312 FIGUREさん、キスケさん
>ガンガレ
倒れない程度に頑張ります^^)

>彼が気にすべきは、トンデモ経済評論家からの評価のように思いますけどね。
>(それが新聞の論調を左右し、ひいては世論を形成するので)

そうですね。今思えば、あの「第一次『ザモデル』大戦」は氏による
「世の中説得のための」シミュレーションだったのかもしれません。
316 :一夢庵[一夢庵]:2002/11/28(Thu) 06:36
[今までの議論の整理について]
以下のような流れでまとめようと思っています。以下、
(1)題名と(2)扱おうと思っている項目です。

1. 第一次「ザ・モデル」大戦勃発 ~ザ・モデルとは何か~
2. ザモデル提案 ~日銀出資による不良債権処理とは何か~
3. クルーグマンはペテン師か ~It's Baaakのモデルを巡って~
4. "Evil is the Root of All Money" ~動学マクロの貨幣モデリング~
5. 居酒屋は人でいっぱいじゃないか(by純一郎) ~不況の定義とは~
6. 400戦無敗の男、出現す ~フィナンシャル・アクセルレーター~
(題名がふざけているのですが、内容はもちろん真面目にやります)

他にも「この話題はまとめておいた方がいい」と思いつかれたものが
ありましたら、教えてください。付け加えさせていただきます。
317 :晩秋の名無しさん:2002/11/28(Thu) 10:34
一夢庵さん、
6.にはヒクソンの名がホスィ

つう↓のは、いらんかな?
7.新種出現・非ケインズ案 債権放棄だ、コルッァ!
318 :晩秋の名無しさん:2002/11/28(Thu) 10:45
10秒で1億いかれて20インチのナナオのモニタを床にたたきつけたドラエモン、
オープン・フィンガー・グローブをはめて戦闘準備完了のヒクソン・グレーシー、
9歳のおさげ髪の綺麗な眼鏡っこのお面を歌舞った怪しい不動産屋。
この三人に囲まれるとかなり恐そうだな。

この三人と一緒にニコニコ楽しそうにしている一夢庵は結構すごいかも。
319 :晩秋の名無しさん:2002/11/28(Thu) 12:31
7.新種出現・非ケインズ案 債権放棄だ、コルッァ! ~第二次「ザ・モデル」大戦~
320 :晩秋の名無しさん:2002/11/28(Thu) 13:37
>>317 >>319
不完備契約の観点から、Renegotiationによって債務整理をせよというのが、
非ケインジアンの意見だろうと言っておこう。ドラエモンという爺は面倒
だからいらないとのたまいやがった。その結果、経営責任とかもいずれ取る
ことになるだろうというのは非ケインジアンの想像の範囲だろうと言ってみる。
とりあえず、全文解読する能力ない奴はまとめるなよ。藁
321 :晩秋の名無しさん:2002/11/28(Thu) 17:26
歌舞さん、一夢庵さん、皆さん、一夢庵さんが>>06で紹介くださった、
脇田さんの「動学モデルの発展と・・」について、ちょっと質問させてください。

脇田モデルは『現金制約アプローチ並びに「制限された参加者」』が前提条件ですよね。
>担保融資が中心的である場合には、金融政策は土地価格の変化率を
>考慮しないといけないことが本モデルでは示されている

地価の回復を目的とした金融政策を行うことは、
>企業が土地を担保として過剰に使用すると、家計の土地保有が圧迫され、
>経済厚生の低下をもたらす。ゆがみを放置して、ただ地価の上昇を期待
>させると経済厚生の低下をもたらす。
と結語で述べておられますが、問題を解決するには、

前提条件である
「家計は現金制約下にあるため、現金財並びに土地を消費するためには前もって貨幣の保有が必要」p23&(20)家計の予算制約
を改善することが、この結論から導き出されること何じゃないんですか?
脇田モデルの限界点も良ければ、解説してください。お願いします。
322 :"歌舞音曲":2002/11/28(Thu) 23:08
あ、スマソ。いままできずきませんでした。ちょっと脇田論文を仕事場に置いてきたので明日以降の返事になりますね。お待ちください。
323 :一夢庵[一夢庵]:2002/11/29(Fri) 07:57
>>317-320
非ケインジアンさんの案はまだこれからも検討していきましょう。僕は基本的
にはヒクソンさんと歌舞さんの意見と同じなのですが、不完備契約というのは
面白そうですから、お勉強という意味でもやってみましょう。

#「ザ・モデルで語る」で扱うかは考えないといけませんが。

>>321-322 321さん、歌舞さん
今日は少し時間がないので、また明日に
324 :"歌舞音曲"@ニセかもよ:2002/11/30(Sat) 08:30
>>321

今日の夜返事するので待っててね。ラブ
325 :"歌舞音曲":2002/12/01(Sun) 01:30
>>321

なんだよ、ひょっとして招き猫じゃないのか?。じゃあ、まだ時間もらっていいよね。ちょっと飲みすぎで頭痛い。
藁 あとコテハンにしちくれ。名無しだと真剣に対処しようかなあ、と妙な気おこしちゃうから。
爆
326 :Fortune Cat:2002/12/01(Sun) 10:43
>>325
おほほほ、歌舞たんも解ってなかったんですねぇ。
>じゃあ、まだ時間もらっていいよね。
えっ~~~、と言いつつ、予定がちょっと延期になったから、一寸時間ありますわよ。
もう、少しお待ちいたしますわ。おほほ。
327 :晩秋の名無しさん:2002/12/01(Sun) 16:49
歌舞の答えは、七誌も期待しているぞ
328 :一夢庵[一夢庵]:2002/12/01(Sun) 20:20
>>321-327 みなさん
脇田論文にある土地本位制モデル(以下、脇田モデル)について歌舞さんがまだしばらく
時間がかかるようなので、その露払いとして一夢庵の感想を述べさせていただきます。

[結論]
モデルは特に問題がないようだが、結論の導き方には問題がある。

[問題点の指摘]
(問題の個所)
>そこでいずれにせよどこかで監視コストを負担しなくてはならないが、
>土地を使うことで歪みが集中していた、と言えるわけである。このよ
>うな歪みを放置して、ただ地価の再上昇を期待することは経済厚生の
>低下をもたらすことになる。
(脇田論文p.27より引用:脇田モデルの結論部分)

問題点は以下のとおり:
1. 脇田モデルの中では「歪み」なる概念は登場しないし、定義もされていない

2. それにも関わらず、結論部分でいきなり「歪み」なる未定義の概念を使用して
 結論(「ただ地価の再上昇を期待することは経済厚生の低下をもたらす」)を
 導いている点が問題である

ちなみにモデルを素直に解釈すると「地価が上がる→消費が増える」[VIII節(26)式]、
「地価が上がる→企業が資金を調達しやすくなる」[VIII節(1)式]ことが分かります。

[本日の教訓]
「モデルに基づいて議論をすべき」と考える人はこういう(未定義の概念を突然
導入して結論を自分の都合の良いように誘導する)ことをしてはいけません。
#そんなことしてしまうとモデルを立てる意味がないですからね。
329 :晩秋の名無しさん:2002/12/01(Sun) 20:58
>>328
ちょっと一夢庵さんにしては軽率だな。
頼むから、ミクロのやさしい教科書くらい読んどいてほすい。
330 :晩秋の名無しさん:2002/12/01(Sun) 23:31
>>329
苺の善人一無庵さんに失礼だろ。俺は君が軽率だと思う。
Social Optimalと比較するときは、普通Social Optimalも計算してみせるものだ。
もしかして、Social Optimalがファーストベストだと勘違いしているのか?それ
にしても自明ではないと思うが。それともモデル解いたことないとか。
まあ何でも良いんだけど。やさしい教科書には出ていないと思うけどな。
331 :招き猫:2002/12/01(Sun) 23:43
>>328   一夢庵さん、お返事ありがとうございます。
>脇田論文にある土地本位制モデル(以下、脇田モデル)について歌舞さんがまだしばらく時間がかかるようなので、
ここが、一夢庵さんのスレじゃなかったら、晩ごはんまだ~~、って思わずAAを放り込むところでした(爆

一夢庵さんは、この脇田さんの設定「制限された参加者のモデル」とkiyutaki-mooreとの違いについてどの様に考えておられるのでしょうか?
脇田さんの設定は、前スレ892,893↓で私が現場で携わっていて感じる問題意識と一致いたします。
http://matari.ichigobbs.com/cgi/readres.cgi?bo=economy&vi=0545&rs=892&re=893&fi=no
家計は資金の調達に置いて制約条件下に置かれている、ということです。
「家計は現金制約下にあるため、現金財並びに土地を消費するためには前もって貨幣の保有が必要とする」(p23)
この場合、重要なポイントは家計が企業部門に比べて、地価下落の影響度が小さい事だと思います。

住宅地も下落していますが、民間住宅の需要のピークはバブル崩壊後6年もたった1996年(消費税増税直前)にあるのが解ります。また、その幅も1975~2001年の26年間で、91%~149%であり、設備投資データ(74%~226%)と比べて際だった変化が起きたとは言えないのではないかと思います。
設備投資は1975~1990年までは、ほぼ一貫して上昇していますがバブル崩壊後は非常に上下変動を繰り返しており、明らかに地価の下落の影響を受けていると思われます。
332 :招き猫:2002/12/01(Sun) 23:46
つづき
>1. 脇田モデルの中では「歪み」なる概念は登場しないし、定義もされていない
私は、脇田モデルの「ゆがみ」概念を
「貨幣は担保を持った主体に優先的に供給されて、それにつれて金利は変化し、分配上の問題を引き起こす」p23
ととらえたのですが、どうですか?

>モデルは特に問題がないようだ
そうであるとしたら脇田モデルによって導き出される以下の結果は非常に重要だと思います。
●「担保付き貸出が一般的な場合、金融政策は土地価格変化率を考慮しなくてはならいことが、本モデルでは示される。」
●「本来、実効利子率iをターゲットにしなければならないが、中央銀行は表面利子率rを見てしまう場合、実質率率の変動が生じることが示されている。この状況はバブル崩壊後の金融政策が意図した以上の引き締め効果を持った理由となると考えられる」

以下は素直に反対のメカニズムが働きますか?
>ちなみにモデルを素直に解釈すると「地価が上がる→消費が増える」[VIII節(26)式]、
>「地価が上がる→企業が資金を調達しやすくなる」[VIII節(1)式]ことが分かります。
地価が下がる→消費が減る
地価が下がる→企業が資金調達しにくくなる。
333 :招き猫:2002/12/01(Sun) 23:48
>「モデルに基づいて議論をすべき」と考える人はこういう(未定義の概念を突然導入して
>結論を自分の都合の良いように誘導する)ことをしてはいけません。

というより、この脇田さんの頭は「企業=悪」になっていると思います。企業は導管体にすぎず、社会の生産をにない、富を生み出す大切なシステムであり、それが破綻し続けることが社会にとって大きな損失であると言う危機感が薄すぎると思います。家計がどんなに土地を持とうが、導き出されたモデルが正しければ、負のメカニズムは大変な問題を引き起こすに決まっています。

銅鑼さんの書き込みを読んでいて思ったのですが、このまま企業の資金調達が困難な状況で、構造改革のなのもとに規制緩和だけがどんどんすすんだらどうなるでしょう。一番恐ろしいのは、インフラです。電力自由化の中で、現在安定的に電力を供給している電力会社が価格競争のために経営危機となったとき、我々はどのように対処したらいいのでしょう?電力会社は資金調達できるんでしょうか?
このようなことを考えて、いま慄然としているのです。
334 :ドラエモン:2002/12/02(Mon) 00:10
>>333

既存の巨大電力会社の資金調達が困難なら、新興企業の資金調達はもっと大変ですから、既存電
力の脅威になるような可能性は小さいでしょう。
335 :晩秋の名無しさん:2002/12/02(Mon) 00:20
>>333
まあカリフォルニアにでも逝ってくることだね
336 :招き猫:2002/12/02(Mon) 01:07
>>334
ソーラーや自家発電機器の価格低下→家庭及びオフィス系の電力重要が一気に低下→巨大電力会社の収益、損益分岐点を割る→不良債権化
と言うような想定は?現在の電力会社ってトコトン高コスト体質でしょう?

銅鑼さんの予測だとインタゲ近いから大丈夫かぁ・・・
でも、日銀総裁が田中直毅だと・・・鬱
337 :ドラエモン:2002/12/02(Mon) 01:11
>>336

1)電力問題 ないない。カリフォルニアの電力危機はそう言う問題ではないよ。
2)直毅 これもないない。もう、だれでも良いんじゃない?選択肢がないんだから(w
338 :晩秋の名無しさん:2002/12/02(Mon) 01:15
<336
御自分が割って出られるがよろしいかと。
339 :名無しさん:2002/12/02(Mon) 01:58
当たり障り無いの人物のほうが胃にはやさしいかと
340 :一夢庵[一夢庵]:2002/12/02(Mon) 07:08
>>329-330 329さん、330さん
>ちょっと一夢庵さんにしては軽率だな。
>頼むから、ミクロのやさしい教科書くらい読んどいてほすい。

ご指摘ありがとうございます。確かにまだミクロ経済学を勉強したことがないので、
勉強不足は否めません。良い機会ですので、勉強したいと思っています。
以下、少し質問をさせてください(回答をいただくのは329さん以外でも構いません)

[「ミクロのやさしい教科書くらい読んでね」というアドバイスについて]
1. この問題(脇田論文で僕があげた問題)に関して知りたい場合、
 ミクロの教科書の中でどのような部分を特に注意して読めば良いでしょうか?
 (気をつけるべきキーワードなど)

2. ご推薦の本は何かありますか?
 (今ちょうどスティグリッツ「入門経済学」を読み始めたので、例えば
 その「ミクロ経済学」編などで良いでしょうか?)

もしよろしければ、アドバイスをいただけると非常にありがたいです。

>苺の善人

いや、善人ではないです。。。それはともかく弁護ありがとうございます。しかし、
上に書いたようにちょうどいい機会なので、ミクロも勉強してみようと思っています。
341 :一夢庵[一夢庵]:2002/12/02(Mon) 07:17
>>331 招き猫さん

問題が少し複雑のようなので一つずつ確認させてください。招き猫さんの問題意識は
いかのような点から出てくるように思われるのですが。

1. 企業の場合
 →日米ともに土地を担保にして資金調達が可能である
2. 家計の場合
 →米国では家計は土地を担保にして資金調達が可能、しかし日本はそのような
  仕組みがないため資金調達(少なくとも土地を担保にした場合)に制限がある

2.の家計の資金調達の違いから地価と景気を分析する理論は日米で異なるべきではないか
(また日本における商業地と住宅地の地価の変化の違いなどにも現れる)

第一歩としてこのように理解したのですが、いかがでしょうか?
342 :晩秋の名無しさん:2002/12/02(Mon) 08:46
>>340
上では失礼なことを書いてしまってすみませんでした。
>1. この問題(脇田論文で僕があげた問題)に関して知りたい場合、
> ミクロの教科書の中でどのような部分を特に注意して読めば良いでしょうか?
> (気をつけるべきキーワードなど)
「資源配分の効率性」「厚生経済学」といったところだと思います。

>2. ご推薦の本は何かありますか?
一夢庵さんにお薦めするのはちょっと気が引ける
(式でただ書きゃいいものを直感的説明と称してグラフ使ってダラダラ書いてて読みにくい)
のですが、かつ、もうふるいのですが、日本のテキストでは、いまだに、
奥野・鈴村「ミクロ1・2」(今回の話に関係するのは、ミクロ2)だと思います。
あと、スティグリッツであれば、入門もいいのですが、「公共経済学」なんかが役に立つと思います。
といって、以上、手元にないまま書いてますので、どなたか補足ないし訂正お願いします。
343 :招き猫:2002/12/02(Mon) 11:39
>>341 一夢庵さん
>問題が少し複雑のようなので一つずつ確認させてください。
>第一歩としてこのように理解したのですが、いかがでしょうか?
   伝え方が下手で申し訳ありません。<(_ _)>ほぼ、その通りです。

>2.の家計の資金調達の違いから地価と景気を分析する理論は日米で異なるべきではないか
  ファイナンスの仕組み(=制約条件)や家計や企業などの状況(=経済主体行動)によってメカニズムは異なると思うのです。その点をもっと重要視すべきでは?脇田モデルで土地本位制下における金融メカニズムというものも重要な視点だと思います。

>米国では家計は土地を担保にして資金調達が可能、しかし日本はそのような
>仕組みがないため資金調達(少なくとも土地を担保にした場合)に制限がある
  これが非常に重要だと思うんです。アメリカの家計部門は赤字ですよね。
  家計の最適消費を目指すためには、この問題を解決することがポイントなんじゃないでしょうか?

  脇田論文が主張する「家計の土地保有が圧迫され、経済厚生の低下をもたらす。」のを防ぐには、企業部門が衰退していくのを座視するのではなく、家計に対するファイナンスの仕組みを改善することによって、「家計の土地保有が拡大する」ことを考えるのが正しい解だと思うんです。脇田モデルは中途半端なんですよ。

  脇田モデルを改善することが出来ませんか?
  家計の制約条件の設定を変更すると何が起きるでしょうか?
344 :晩秋の名無しさん:2002/12/02(Mon) 15:21
>>340
とりあえず、適当に教科書の独占のところだけ読
んでおけばいいと思います。
厚生のdead weight lossを歪みと呼んでいるので
はないかと思います。でも計算しないで損失が発
生していると言っているなら、確かに怠慢だと思
います。

いやに猫が熱心なのはどういう風の吹き回しだろうか。
歌舞タンならずとも疑いたくなるなw
345 :ゴキブリアン:2002/12/02(Mon) 16:39
>>344
人間の知的好奇心はとめどない
346 :晩秋の名無しさん:2002/12/02(Mon) 17:08
>>344
ひどい。
意図的にそういう無茶苦茶なことをいってるのか?
347 :招き猫:2002/12/02(Mon) 23:47
>>346
ありがと。 >>344 は表現はマイナスだけど、評価は+だと思っているよ。

>>345
好奇心も確かにある。でも、もう一つはリフレが近いと思うからだ。
所得の上昇より、地価の上昇が高いと、脇田さんの言うことが起こる。
そうすると、また家が買えないと騒ぎ出すだろう。
もう、バブルとバブル崩壊は沢山だ。

でもその問題を解決し、消費を最適化することが出来れば、日本は非常に安定した国
になることが出来ると思う。

日本独特の「土地本位制」と「担保主義」は使いようによっては、とっても良いシステム
だと思うんだ。
348 :一夢庵[一夢庵]:2002/12/03(Tue) 07:30
>>343 招き猫さん
>脇田論文が主張する「企業が土地を担保として過剰に使用することは、
>家計の土地保有が圧迫され、経済厚生の低下をもたらす。」

という脇田論文の主張に関してですが、僕には一つ分からないことはあります。

脇田論文では「宅地」「商業地」という区別がないので、企業が土地を買うと
それはすなわち家計の土地保有を圧迫します(国土が一定の広さだと暗黙に
前提されているので)。

しかし、実際には宅地と商業地は用途がかなり違うはずなので(招き猫さんの
主張のとおり少なくとも価格の変化の仕方はかなり違うようです)
http://www2.tochi.mlit.go.jp/cgi-bin/ssearch/ssearch?MD=5&FN=tc01%2Ftc01.sgm&ZI=fa1.27

企業が宅地を買うせいで家計の宅地購入を阻害するという状態はよく起こる
ことなのでしょうか?(←これは単純に質問です。僕が不動産売買を知らないので)
349 :一夢庵[一夢庵]:2002/12/03(Tue) 07:31
>>342-346 みなさん
アドバイスありがとうございます。適切な教科書を探してみます。
350 :晩秋の名無しさん:2002/12/03(Tue) 11:13
脇田論文読むよりむしろ、清滝ムーアの方が世界的論文だしいいと思うけど。
脇田論文では地価の決定も内生的に決まってない。
だから金融政策で地価をちゃんと扱えないと思うけど。
351 :晩秋の名無しさん:2002/12/03(Tue) 11:43
Kiyoaki-MooreのCredit Cyclesはインターネットで自由には手には入らないので、
一夢庵氏はそもそも論文の存在自体をしらないのでは?
352 :晩秋の名無しさん:2002/12/03(Tue) 12:00
>>351

さすがにそれはないと思う。知らないはずがない。
でも、どなたか "Credit Cycles" の解説をして下さると、
一夢庵さんだけではなく、皆嬉しいと思う。
ROMしているだけの私もそうなのだが、皆、一夢庵さんに負担かけすぎ。

個人的には脇田論文にどのような欠点があるかに関する議論の続行も希望。
欠点のあるモデルを皆がどのように批判するかを見せて頂ければ色々勉強になる。
http://matari.ichigobbs.com/cgi/readres.cgi?bo=economy&vi=0641&rr=792&fi=no
http://matari.ichigobbs.com/cgi/readres.cgi?bo=economy&vi=0641&rs=796&re=798&fi=no
を見るとモデルの定式化以外の点でも問題があるようですね。
353 :晩秋の名無しさん:2002/12/03(Tue) 12:35
歌舞でしゅ。外からのカキコなので名前欄には書かん。

清滝・ムーアのクレジットサイクル論文は一夢庵さんは知ってるよ。w
とりあえず脇田論文(気乗りうすでいまいち読んでいない)でいいのでしょう。清滝・ムーアの97年論文の方はそのうちだれかがカキコするでしょう。

それよりも漏れは「価格調整関数」のアドホック性に頭かかえてます。謎
やっぱ、不完全雇用にはとりあえず目をつぶって、フィナンシャル・アクセレータで考えるのがいいのかなあ? バランスシート効果+政策レジーム転換+貨幣供給の効果、全部OKだもんなあ。とりあえず雇用の問題は目をつぶるのが吉か。むむむむ。
354 :晩秋の名無しさん:2002/12/03(Tue) 22:14
>>353

歌舞先生!
清滝・ムーアのクレジットサイクル論文を説明してくれませんか?
355 :一夢庵[一夢庵]:2002/12/04(Wed) 06:43
今日は時間がないので以下簡単に:
>>350-354 みなさん
>さすがにそれはないと思う。知らないはずがない。

一応、名前だけは知っています。PKスレでザモデル氏が「Credit Cyclesがどうのこうの」
と書いていたので。ただ、モデルの詳細は>>531さんが書いてくださったようにインター
ネット上で論文が手に入らないので、知らないです。

ただし、櫻川さんの「金融危機の経済分析」にそのモデルの話が書いてありましたので、
いずれは勉強してみたいと思っています。

>皆、一夢庵さんに負担かけすぎ。

気を使っていただいてありがとうございます。といっても僕は趣味でやっているだけ
なので、あくまでも出来る範囲で。。。に過ぎません。
356 :招き猫:2002/12/04(Wed) 17:56
>>348 一夢庵さん
まず、一つ大きな誤解が。商業地も宅地の一種です。
細かく言えば地目は宅地以外に、田、畑、塩田、鉱泉地、池沼、山林、牧場、原野、墓地、境内地、運河用地、水道用地、用悪水路、ため池、堤、井溝、保安林、公衆用道路、公園、雑種地、以上21種です。

住宅地か商業地かを定めているのは都市計画法で用途が定められ、様々な建築の制限が課せられた結果なのです。
用途は、「第1種低層住居専用地域」 「第2種低層住居専用地域」 「第1種中高層住居専用地域」 「第2種中高層住居専用地域」 「第1種住居地域」 「第2種住居地域」 「準住居地域」 「近隣商業地域」 「商業地域」 「準工業地域」 「工業地域」 「工業専用地域」の12種類があります。

重要なポイントは、住宅地には特別な場合を除いて商業施設は建たないが、商業地には住宅が建設できる。尚かつ商業地の建ぺい・容積は大きいので、大量の住宅面積が供給可能である、と言うことです。
また人が住環境として何を求めるかと言うこともポイントです。静けさ・景観や子供を養育するに相応しい環境を求められる方は公害が良いかもしれませんが、情報や通勤などの生活の利便性を求める場合には商業地の住宅というのは非常に高機能なので、需要は大きいのです。

>国土が一定の広さだと暗黙に前提されている
これ自体は正しいと思います。
ただ、国土と「宅地」は異なります。

国土を開発することによって新しい宅地の供給は可能です。
宅地を供給するには道路や上下水などインフラの開発コストがかかります。
裏を返すと、開発コストをかけさえすれば宅地の供給能力には制約は存在しないですし、ある意味鉄道や道路網の開発も含めたコストが宅地の最低価格とも言えるかもしれません。ですから、デフレで開発コストが下がれば、宅地の価格は低下するはずです。
357 :招き猫:2002/12/04(Wed) 17:58
>主張のとおり少なくとも価格の変化の仕方はかなり違うようです
住宅のニーズは、大きく変化していないと思います。特に2000年くらいまでは、所得が下がっていないのでローン破産が起きるのはステップ返済を利用していた場合に限ると思われます。企業部門に起きているようなファイナンシャル・アクセルレーター・メカニズムは、家計部門にはそれほど大きく影響していないのではないでしょうか?にも関わらず、住宅地の価格が下落している理由は、先ほどの商業地にニーズにあった住宅が建設できるからです。商業地の価格が下落することによって、住宅地の価格が下落していると思われます。

>企業が宅地を買うせいで家計の宅地購入を阻害するという状態はよく起こることなのでしょうか?
はい。例えば、企業保有していた社宅やグラウンドなどの福利厚生施設は、一等地が多かったのですが、これは保有するだけで含み益が出て、担保価値が高まります。ですから、高度利用をする必要がなかったのです。
358 :招き猫:2002/12/04(Wed) 17:59
>>350
>脇田論文読むよりむしろ、清滝ムーアの方が世界的論文だしいいと思うけど。
世界的であるかどうかより、どのモデルが日本の現実に即しているか、ということが意味があるのではないでしょうか?
1)土地本位制
2)家計にはアクセルレーターメカニズムが働いていない
この二点が重要だと思います。

土地本位制があるからこそ、銀行は担保主義を重要視してきたのです。
また、土地本位制については、前スレで少し書かせていただきましたが、相続税だけが物納という形で納税が可能であり、その価格というのは路線化で評価決定される。この経路を通じて土地本位制は機能しています。日銀券と同様の政府への支払いの決済機能を果たしているわけです。
ただ、重要なポイントは法人税は物納できません。つまり、不動産の取得の動機が、法人と個人では異なる、つまり企業と家計では異なるのです。

また、日本ような精緻な路線価格制度を採用している国は存在しないのではないでしょうか。このシステムは「太閤検地」にまで遡る仕組みです。外的侵入や戦乱が少なかった日本でこそ成立したと思われます。日本人は、侵略戦争の繰り返しであった大陸諸国とはことなり、土地の付加価値力を増すことが豊かさの源泉と考えてきた時代が、数百年続いてきました。その伝統の結果のように思います。

>脇田論文では地価の決定も内生的に決まってない。
>だから金融政策で地価をちゃんと扱えないと思うけど。
以上の点などから考えて、地価決定のメカニズムをモデリングすることは出来ませんか?
359 :一夢庵[一夢庵]:2002/12/05(Thu) 07:13
>>356-358 招き猫さん
ありがとうございます。勉強になります。時間がないので少しだけ:

>以上の点などから考えて、地価決定のメカニズムをモデリングすることは
>出来ませんか?

出来るかどうかまだ分からないのですが、もしモデリングが出来たとしたら
研究者もしくは学生だったらそのアイディアを苺に書いたりせずに黙って
自分で論文を書くような気がします。おそらくそれが普通だと思います。

まあ、僕には関係ないので、何か思いついたら書いてみます。少しお時間を。
360 :招き猫:2002/12/05(Thu) 10:04
>>359一夢庵さん
お伝えできて良かったです。
頑張ってください。
361 :歌舞:2002/12/05(Thu) 11:50
ん? 小野モデルは日本語ヴァージョンは確かに首尾一貫しない価格調整関数
で議論してるけど、onoのMoneyInterest,and Stagnetionでは完全予見で
なおかつ即時調整型の話を第8章でしているね。これでよさそう。独白

となると残るは、貨幣保有の限界効用が正であるという仮定(これがザモデルが前
いってた掟破りなところか??)という点を認めるかどうかなんだろうね。
362 :歌舞:2002/12/05(Thu) 13:35
上の斧モデルの限界のひとつ=価格調整関数とJumpの話の不整合→英語版では回避、という筋書きでいいのかな?>すりらんかさん。ドラエモンは「口きかん」らしいのでお尋ねしときます。藁
363 :晩秋の名無しさん:2002/12/05(Thu) 17:06
>>362
なにしたの歌舞ちゃん?どうして銅鑼ちゃんが口きいてくれないのw?
364 :ななな・なんでだろー:2002/12/05(Thu) 17:28
歌舞ちゃん、小野モデルはいいから、清滝・ムーア最新論文説明してほしい。
歌舞ちゃんが言ってたように、リフレの根拠となるひとつのコンプリート
なモデルじゃないの。
365 :歌舞:2002/12/05(Thu) 17:47
>>363
http://matari.ichigobbs.com/cgi/readres.cgi?bo=economy&vi=0641&rr=687&fi=no

の前後をみよ。藁
366 :歌舞:2002/12/05(Thu) 17:51
清滝・ムーア論文は「文章だけコース」、「数式展開付与コース」があるよ。前者は簡単。清滝氏がいろんなところでわかりやすく書いてくれてるし、そのアイディアの核心部分は竹森氏の『論戦』の不良債権処理のところにある。後者となるとやっかい(数式の展開がやたら面倒)なので時間ががかるし、TeX的記法でなければ早いが、有志諸君のご助力を無にしたくないのでそいで書くと思うとプレッシャーが 爆
んで、どっち?
367 :晩秋の名無しさん:2002/12/05(Thu) 18:07
まずは「文章だけコース」からお願いします。
368 :あほです:2002/12/05(Thu) 19:09
2ちゃんで勝手なこといってるあほです よくここ読ませていただいております
難しくてついてけません それはいいんですが かぶさんとどらさんて仲悪いんですね
人間ドラマが見えておもしろかったです できれば 議論をたたかわせてるとこがみたいのですがだめでしょうか・・・・また 贅沢いわせてもらえるなら あほにもわかりやすくしてもらえると幸いです、 勝手なこといいましたのでスルーでおながいします
369 :なんでだろ~なんでだろ~:2002/12/05(Thu) 20:10
数式にしてくれよ~。たのむよ~歌舞ちゃん。
文章だったら自分でも読めるし。
370 :晩秋の名無しさん:2002/12/05(Thu) 20:56
あのー、こんなのみつけました。
http://matari.ichigobbs.com/cgi/readres.cgi?bo=economy&vi=0158&rm=50
371 :歌舞@のびた:2002/12/05(Thu) 21:09
お、おひさ。あほです氏。そうそう、ドラエモンがもし同じ小学校とかにいたら漏れはドラエモンじゃなくジャイアンだと勘違いしたろうねえ。爆
372 :なんでだろ~なんでだろ~:2002/12/05(Thu) 21:14
歌舞ちゃん、清滝・ムーアだけじゃなくてバーナンキ・ガートラーもたのむよ~。
清滝・ムーアとバーナンキ・ガートラーモデルはどこがちがうの?
竹森本では同じ感じがした。
373 :晩秋の名無しさん:2002/12/05(Thu) 22:46
>>371
諧謔のある理論家の築いた土台を、デマゴーグの勉強家が軒をとろうとしている
ように思えるんだが。
374 :晩秋の名無しさん:2002/12/05(Thu) 22:48
>>369
いや、まずは文章から・・・
そして数式へと・・・普段、苺についていけない私も付いていければと・・・
375 :PK@初級コテハン:2002/12/05(Thu) 23:03
歌舞は、スネオの役回りにあたるのか
376 :歌舞:2002/12/05(Thu) 23:04
>>373 う、そうれはするどいぞお。藁

諧謔のある理論家→ドラ
デマゴークの勉強家→漏れ

だろ? 結構あたってるぞおお。w
377 :晩秋の名無しさん:2002/12/06(Fri) 02:26
>>376
というか、
リフレ論者 対 ゴキブリ・イデオロギー煽動者という
構図なんだが。
378 :歌舞:2002/12/06(Fri) 07:11
漏れが扇動者でしゅか? まあ、そうかもしれないけど、この掲示板程度の扇動であれば周りの知人たちを扇動したほうが効率的かも? ww
379 :歌舞:2002/12/06(Fri) 07:19
ところでまじめな理論の話をしなくてはいけない。扇動者として考えるに、リフレ理論をザモデルから構築していくさいにキーポイントは、金融システム(金融仲介機関)の安定性・不安定性を正ないし負の外部性としていれるのはどうかなあ、と考えるところまで来たように考えている。いわば、ザモデルがむかし重視していたB.Fの2.4の調整費用の議論をさらにすすめていく方策として上のようなことを考えているのレス。まだ方向だけレスけどね。
380 :歌舞:2002/12/06(Fri) 07:25
金融システム(金融仲介機関)の安定性・不安定性を正ないし負の外部性としていれるということは、もとがザモデルたるラムゼイモデルだから要するに非ゴキブリたちが考えるサプライサイド的な問題の中で金融システムの不安定性=不良債権問題を考える(もちろん斧モデルのように需要サイドを組み込んだものにすることもできる)ことになる。不良債権問題を負の外部性としていれた貨幣いりのラムゼイモデルでもリフレ理論が正当化されることをしめせればとりあえずの終点になる。
381 :歌舞:2002/12/06(Fri) 07:40
ちょっとくだらないこと考えたが

ドラエモンの諧謔は、やはりましな経済学を?な人相手に論ずることの一種のニヒリズムのかなたから生まれているのだろう。
他方、
歌舞のキャラである一発ジョークは、経済学を?な人相手に論ずるというよりも、主にギャル(お、死語)やら熟女をくどくことのじょうねちゅから生まれている。だから正確には扇動ではなく煽情でありゅ。漠漠
382 :晩秋の名無しさん:2002/12/06(Fri) 10:40
竹中平蔵研究会
企業のバランスシート問題と設備投資行動
http://web.sfc.keio.ac.jp/~s99420ns/debt.pdf
383 :招き猫:2002/12/06(Fri) 10:59
ちょっと貼り付けさせてね。ごめん。

――中央銀行共催リサーチ・コンファレンスの概要――
http://www.boj.or.jp/down/siryo/data/kmr02j06.pdf
Kiyotaki and Moore(1997)によると、外生的な生産性ショックが発生すると、企業の収益状況が悪化し、手元資金が不足する可能性が生じる。しかし、企業には担保制約があるため、必ずしも追加的な融資を受けることができない。実体経済活動の低迷を受けて資産(担保)価値が下落すると、借入はさらに困難となり、企業活動は一層阻害されるという悪循環に陥る。Kiyotaki and Mooreは、これを「クレジット・サイクル」と呼んだ。

クレジット・サイクル理論においては、実体経済で生じた小さな生産性ショックが金融市場における資産価格変動を媒介として大きなショックに転化する経路のみならず、負のショックが銀行貸出や企業活動にフィードバックする経路も存在する。
ただし、これら一連の研究は、代表的個人・企業(銀行)を前提とした、いわばマクロ的な枠組みに基づいて行われている点に留意する必要がある。
マクロ的な枠組みに基づく分析は、経済部門間の資金フローをフォローするという観点からは、非常に有益であるものの、タイプの異なる経済主体間の戦略的な相互作用や、市場構造の特殊性についての配慮を欠いている点に限界がある。
384 :歌舞:2002/12/06(Fri) 11:03
そういえば、竹中は設備投資の研究がすきであったな。
385 :招き猫:2002/12/06(Fri) 11:33
高崎経済大学論集
マクロ経済モデルにおける設備投資関数と金融市場 中野正裕
http://www1.tcue.ac.jp/home1/k-gakkai/ronsyuu/ronsyuukeisai/43_3/43-3nakanom.pdf
Kiyotaki and Moore(1997)のモデルでは、貸手が債務返済の遅滞や貸し倒れの危険を未然に防ぐ手段として、借手に担保の供与を求めるケースを考えている。このモデルでは、Bernanke and Gertler のモデルと同様、一時的な生産ショックは借手のキャッシュ・ポジションを改善する。それによる新投資によって地価が上昇し、担保価値が上昇するため借手は追加的な資金調達が可能となり、地価上昇と投資増加が継続する。しかしながら債務が蓄積を続け、借手の利払いに手許資金が充てられるようになると、投資資金が不足し、投資は減退する。こうしたメカニズムは Minsky(1986)の金融不安定性仮説とも関連するところが多い。また非対称情報が存在しない場合にも、担保をともなう契約という形で信用を通じた投資の循環的変動が説明可能なことを示した例として興味深い。このように、非対称情報や契約の実施に伴う困難さがエージェンシー問題を通じて企業や家計の投資資金調達を制約するメカニズムが定着しつつあり、投資決定モデルに多様な金融変数を取り込むことのミクロ的基礎付けが進んでいる。しかしながら、こうした分析の帰結をマクロの景気循環へのインプリケーションとして今後説得的に適用していくには、さらにこれらのフレームワークを完結した一般均衡のレベルに高めていく必要があろう。
386 :招き猫:2002/12/06(Fri) 11:36
>>348
ちゃんとしたお勉強もしているのに、どうして木村剛だったんだろうね?
387 :>>招きちゃん:2002/12/06(Fri) 12:50
>>386のリンク先は>>384の間違いでしょ?

なんでsageてんの?
388 :晩秋の名無しさん:2002/12/06(Fri) 12:52
>>385
この人、分かってないで書いているのがバレバレだな。
389 :晩秋の名無しさん:2002/12/06(Fri) 12:55
偽科学者言いたい放題、青山「助教授」と同列
390 :晩秋の名無しさん:2002/12/06(Fri) 12:55
インターネット詐欺師ロスのクリスチョンキムに同じ
391 :招き猫:2002/12/06(Fri) 13:02
>>387>>さん、そうそう歌舞たんへのお便り
自習の最中だったもんで・・こんなのも、あり。

流動性資産と企業行動
http://www.ritsumei.ac.jp/~khori/liquidassetandfirm.pdf
さらに[28]Kiyotaki and Moore (1997) は土地のような企業が保有する資産の価格が内生的に変動し、その変動が企業の内部資金の変動につながり、その結果、設備投資や生産に影響を及ぼすことを示している。[28]Kiyotakiand Moore (1997) のモデルで土地は生産要素とともに担保としての役割を果たしているが、正の生産ショックが発生し、それが一時的なものだとしても、企業のキャッシュフローの増加は土地の需要を増加させ、その結果、土地の価格は上昇する。地価の上昇は担保価値の上昇を意味するので、企業はより一層の借り入れが可能になるために投資が増加して、そして生産が増加するという持続的なショックを生み出すのである。

しかしながら資本市場の不完全性と景気循環に関する実証研究を行うことは必ずしも容易ではない。その理由は生産性や内部資金が受けるショックやその変動の特定化が困難であるからである。例えば内部資金に対するショックが生産に対して持続的なショックを与えることが観測されたとしても、そのショックがもともと持続的なものならば、このようなショックの伝播経路は資本市場の不完全性を前提としない新古典派的な経済モデルで説明可能である。このような問題は設備投資の実証研究における問題と同種のものであるが、特定化可能なショックとして多くの場合に用いられるのは次節で説明する金融政策の変更である。
392 :ヒクソン・グレイシー:2002/12/06(Fri) 13:38
招き猫さん、貴重な情報をありがとうございます。
391で紹介してくれた論文は、最近の実証論文で、面白そうなので読んでみます。
他にもありましたら、紹介してください。宜しくお願いします。
393 :招き猫:2002/12/07(Sat) 00:20
ヒクソンさん、お役に立てて何よりです。
様々な意見を比べてみることも大切かと思いましたもので調べてみました。
↓これは、PDFにはアクセスできないのですが、htmlで読むことができるようです。
◎不良債権問題の経済学  理論と実証分析の展望
http://www.google.co.jp/search?q=cache:ELkHMffVUbQC:www.geocities.jp/b25876/profile/NplSvy.pdf+Kiyotaki+and+Moore&hl=ja&lr=lang_ja&ie=UTF-8

◎ケインズと現代経済:資産価格の視点からの展望  本多佑三
http://www.mof.go.jp/f-review/r45/r_45_083_104.pdf
より具体的には地価・株価の下落が,担保価値の下落を通じて貸し出し額を減少させ,景気を低迷させた,とOgawa(1994)および鈴木=小川(1997)は報告している。ここでは資産デフレを例をとって説明したが,資産インフレについても同様の論理が成り立つ。図1で見たように,一般に資産価格と景気には強い正の相関があるので,資産価格の変動は,実物経済の変動を増幅する傾向がある。
この点について,Kiyotaki and Moore(1997)はさらに,土地(あるいはその他の資産)が企業の生産要素であると同時に借り入れ担保に用いられる経済をモデル化した。彼等のモデルでは,借り入れ能力の上限と資産価格の両者が相互に作用し合うことにより,生産者の純資本(net worth)を減少さぜる一時的なショックが,長期間存続することになり,しかも増幅されることになる。

◎高度化した資本市場におけるリスクと流動性:マーケット・メーカーとアービトラージャーの役割  斎藤誠
http://www.mof.go.jp/f-review/r51/r_51_005_027.pdf
394 :招き猫:2002/12/07(Sat) 00:22
ところで、ヒクソンさんは、>>383にあるように、Kiyotaki and Moore(1997)の研究が

>代表的個人・企業(銀行)を前提とした、いわばマクロ的な枠組みに基づいて行われている点に
>留意する必要がある。マクロ的な枠組みに基づく分析は、経済部門間の資金フローをフォロー
>するという観点からは、非常に有益であるものの、タイプの異なる経済主体間の戦略的な相互
>作用や、市場構造の特殊性についての配慮を欠いている点に限界がある。

という指摘があることについては、どの様にお考えですか?
395 :走る名無しさん:2002/12/07(Sat) 01:06
age
396 :ヒクソン・グレイシー:2002/12/07(Sat) 01:41
招き猫さん、394の質問ですが、私は問題ないと思っています。

kiyotaki and moore など、どのモデルでもそうだと思いますが、
1つのモデルであらゆる現象を説明する必要はないと理解しています。
特に、マクロモデルはそうだと思います。

私の理解では、経済モデルは「似顔絵」のようなもので、その人の特徴=分析者が強調
したいことだけに、焦点をあててモデルを組み立てればよいと理解しています。
kiyotaki and moore モデルでは、景気循環を説明する上で、土地が生産要素であると同時に、借り入れの際の担保として機能する状況を分析対象にしてるのだと思います。
397 :歌舞:2002/12/07(Sat) 02:08
>ヒクソンさんへ。たしかに経済モデルは「似顔絵」だねええ。ヒクソンさんの似顔絵はどんなかなああ? 藁藁
398 :招き猫:2002/12/07(Sat) 13:57
>>396  ヒクソンさん、お返事ありがとうございます。
>私の理解では、経済モデルは「似顔絵」のようなもので、その人の特徴=分析者が強調
>したいことだけに、焦点をあててモデルを組み立てればよいと理解しています。
確かにおっしゃるとおり、実証分析があってはじめてどのモデルが有効かを判断できるということですね。
で、日本の場合は土地担保を重要視しているkiyotaki and mooreが重要だというご判断ととらえて良いですか?

>kiyotaki and moore モデルでは、景気循環を説明する上で、土地が生産要素であると同時に、
>借り入れの際の担保として機能する状況を分析対象にしてるのだと思います。
もう一つ質問させて下さい。ファイナンシャル・アクセルレーター・メカニズムでは、kiyotaki and moore モデルでも、BGモデルでも資産価格が下落すると信用制約が働いて、企業は資金調達に行き詰まるわけですよね?

日本のような土地担保主義の間接金融中心の資金調達システムであっても、アメリカのような直接金融中心の資金調達メカニズムであっても、一反ファイナンシャルアクセルレーター・メカニズムがマイナス方向に働くと、総需要の収縮が資産の収益性の低下をもたらし、さらに資産価格の下落をもたらす、というメカニズムに至ると考えて良いでしょうか?

それを抜け出すには、金融緩和を中心とした総需要を拡大させる公的部門の介入政策以外に道はないとお考えですか?
非常におおざっぱな議論で申し訳ありません
399 :走る名無しさん:2002/12/07(Sat) 16:21
ザ・モデルスレで似顔絵は拙いぞ
鯨は魚だでもいいのかッ
400 :ヒクソン・グレイシー:2002/12/07(Sat) 18:39
招き猫さん、KMモデルとBGモデルは、厳密にはかなり違います。
これは、モデルが非対称情報を強調するのか、あるいは契約の不完備性を強調するのか
ではなく、分析の上でも違うし内容も違います。

内部資金モデルのBGモデルと資産価格モデルのKMモデルは、理論的な意味で内部資金をモデルで扱うのか、資産価格を扱うのかによって、分析上かなり違う。
KMモデルのメインは、論文中のfull model以降だと思う。KMモデルはタイトルの「クレジットサイクル」の特に「サイクル」部分を言いたいのだと思う。
BGモデルではこの「サイクル」は言えない。これは論文のfull model以降です。
面白いので論文を読んでみてください。

しかし、日本経済を考える上では、その違いはたいして重要ではないと思う。
論文にも何度も書いてあるように、KMモデルとBGモデルの問題意識は、小さなショックが
大きな景気の変動を生み出すのはなぜか です。
そして、それを説明するのに、バランスシートが重要な役割を果たしているのではないか と
言うことです。だから、純資産や担保価値を重視している。

 私の理解では、資本コストやアクセルレーターを重視するのであれば、資産価格を上げる政策=インフレ政策(所得再分配政策も含んでいます)しかありません。

 歌舞さんや非ケインジアン氏との議論でも書きましたが、債権放棄は得られる結論ではない。インフレ政策を否定し不良債権処理を重視する政策も得られる結論ではない。
インフレ政策こそが得られる結論です。
401 :招き猫:2002/12/07(Sat) 19:47
>>400 ヒクソンさん
>資本コストやアクセルレーターを重視するのであれば、資産価格を上げる政策=インフレ政策(所得再分配政策も含んでいます)しかありません。
明解な説明ありがとうございました。良くわかりました。

>面白いので論文を読んでみてください。
解りました。努力してみます。

ヒクソンさんは「資産価格を上げる政策=インフレ政策」を採った場合の副作用については、どの様にお考えなのでしょうか?
>>321の脇田さん↓問題意識は
>企業が土地を担保として過剰に使用すると、家計の土地保有が圧迫され、
>経済厚生の低下をもたらす。ゆがみを放置して、ただ地価の上昇を期待
>させると経済厚生の低下をもたらす。
重要だと思うのです。

前回のバブルの時には、企業や銀行取引の経験のある個人が銀行から資金調達することによって実物資産を買い続け、結果として不動産の高騰が起こりました。そのせいで資金調達にハンデのある給与所得者から、大変な不満が巻き起こりバブルを崩壊させるきっかけになったと思います。

以前のような事態を起こさないためには、銀行が個人・リテール部門の拡充を図り、給与所得者に向けた使途制限のない不動産担保ローンや所得を担保とした様々なローンを開発することが重要なのではないかと考えています。また、土日にローンの話が出来たり、夕刻をすぎても業務を受け付けられるような実務的な問題も重要かと。
給与所得者やこれまで資金調達の難しかった人たちにサービスを拡大する(ある意味のハンデキャブを取り除く)ことが、今後の不満を爆発させないためのポイントのように思います。いかがでしょうか?
402 :ヒクソン・グレイシー:2002/12/07(Sat) 23:20
歌舞さん、招き猫さん、
卒業した大学の図書館になかったのですが、次の論文を私は興味があって読みたいのですが、持っていませんか?あるいは手に入れるためにはどこに行ったらよいのでしょうか?
日銀とかにありますかね?
よく参考文献にあるので、我々のアクセルレーターの理解を深める意味でも重要だと思います。

Gertler,Mark and R.Glenn Hubbard,"Financial Factors in Business Fluctuations," Federal Reserve Bank of Kansas City,Financial Market Volatility,1988

招き猫さん、脇田論文の存在を知りませんでした。どの論文ですか?
403 :歌舞:2002/12/07(Sat) 23:25
>>402

ヒクソンさん。その論文はHubbardの編集した論文集の中に収められている記憶があります。これから数十分ほど待ってください。所在など確認しましょう。
404 :ヒクソン・グレイシー:2002/12/07(Sat) 23:37
招き猫さん、脇田論文を読んでいないので、適切に答えられませんが、
招き猫さんが書いた
>企業が土地を担保として過剰に使用すると、家計の土地保有が圧迫され、
>経済厚生の低下をもたらす。ゆがみを放置して、ただ地価の上昇を期待
>させると経済厚生の低下をもたらす。
の答えは、kiyotaki and moore論文の223ページの図に答えがあります。

また、今の日本経済を考えるのであれば、kiyotaki and moore論文のfull modelまでの部分と、Spilloversの所を読めば、十分だと思います。それだけでも十分大変です。
本来ならfull modelの部分がメインなので、理論的に好奇心があれば別ですが。
405 :招き猫:2002/12/08(Sun) 00:05
>>404  ヒクソンさん、お返事ありがとうございます。
>kiyotaki and moore論文の223ページの図
Journal of Political Economy ,105,211-248 の Credit Cyclesですね?
うーん、あるかな~。明日図書館に行って来ます。

>脇田論文の存在を知りませんでした。どの論文ですか?
一夢庵さんが紹介してくださった↓これです。
http://www.comp.metro-u.ac.jp/~wakita/paper/MPLCY.PDF
406 :歌舞:2002/12/08(Sun) 00:14
ちょっと手間取った。webcatで検索しました。ヒクソンさんの母校の図書館の司書に相談するかして以下の大学から貸与サービスを利用されるのがいいでしょう。NBERのWPの古い番号にもあるかもしれない。

Financial market volatility / a symposium sponsored by the Federal Res
erve Bank of Kansas City, Jackson Hole, Wyoming, August 17-19, 1988. -
- (BA22376091)
[Kansas City, Mo.] : Federal Reserve Bank of Kansas City, [1988]
xxix, 261 p. ; 23 cm. -- (Federal Reserve Bank of Kansas City sympos
ium series ; 1988)
注記: Includes bibliographical references
著者標目: Federal Reserve Bank of Kansas City


--------------------------------------------------------------------------------

所蔵図書館 2

神大経研 図書 332.1-837-2 s081000088172*
樽大 233368
407 :ヒクソン・グレイシー:2002/12/08(Sun) 00:24
歌舞さん、わざわざありがとうございます。
よく引用されているわりに、探すのが面倒な論文ですね。
いずれにしても、この論文にはアクセルレーターの重要な性質を実証分析しているみたいなので。
全く関係ありませんが、今日のKー1見ました?やっぱりボブ・サップは面白い!
408 :歌舞:2002/12/08(Sun) 00:28
ヒクソンさん。やはりNBERのワーキングペーパーにありました。Working Paper 2758 です。
所蔵先は豊富でしょう。

K-1は今日のは見てないです。仕事がつまりすぎ 藁
409 :走る名無しさん:2002/12/08(Sun) 00:53
いまアジア経済はそんなに忙しいのか
うーん好景気だなw
410 :Thumb:2002/12/08(Sun) 03:09
>やっぱりボブ・サップは面白い!
パワーで押すボブ・サップはマクロによるリフレ政策かもしれませんね。
しかしね。彼の試合では総合格闘技でのノゲイラ戦(サップ善戦も敗戦)も面白かったですよ。
サップのパワーも、柔術のマスターには最後に腕ひしぎにからめとられてしまう。
直感的比喩で申し訳ないですけど、インタゲには関節技がないように思えるんですけど。
411 :走る名無しさん:2002/12/08(Sun) 16:00
ボブ・サップはギャグがよくわかっているぞ。
彼は自分のキャラをバラエティ番組で活かす術をよく知っている。
たとえば、11/26のぷっすま出演。あれは笑えた。ボブ・サップ最高。
検索エンジンで検索してみてもぷっすま出演の評判は非常に良い。

Thumbは政治経済に関する話もつまらないがそれ以外の雑談も全然駄目だな。
412 :走る名無しさん:2002/12/08(Sun) 18:47
macro dynamics マクロ動学。HTMLでもここまでできるんです
http://members.aol.com/tomochikak/dynamics.html
413 :歌舞@勉強家のデマゴークラブ:2002/12/08(Sun) 19:10
>>412

へえええ。北岡さんも頑張るねえ。同朋だね。藁。

ちょっと最近は疲れていて小休止だけど、ちょっとB.Fの前に清滝・ムーアの数式カキコをするであろう。お楽しみに。
414 :走る名無しさん:2002/12/08(Sun) 19:25
The <sub> tag is used to cause the enclosed text to be subscripted,
or slightly lowered. Code.

SOMETEXT<sub>YOUR TEXT HERE</sub>.
415 :走る名無しさん:2002/12/08(Sun) 19:26
The <sup> tag is used to cause the enclosed text to be superscripted,
or slightly raised.. Code.

SOME TEXT<sup>YOUR TEXT HERE</sup>.
416 :走る名無しさん:2002/12/08(Sun) 19:27
歌舞タン、お願いですから、Tagだけはやめてください。
>>412のページのソースを見ましたが、人間には解読でき
ませんでした。
417 :ヒクソン・グレイシー:2002/12/08(Sun) 20:28
招き猫さん、401での招き猫さんの質問に対してですが、私の主張は、あくまで

マクロ政策としては、どう考えても資産価格を上げる政策=インフレ政策しかない。
資産価格を上げることとバブルとは全く違う。
マクロ政策を考えると、インフレ政策に反対して、債権放棄を主張したり、不良債権処理を主張したりするのは、理論的に整合的でない。
債権放棄政策はかえって信用収縮をまねくし、不良債権処理によってバランス
シートは改善するどころか、かえってバランスシートは悪化する。

私は「期待」の部分を除けば、金融政策の波及経路はバランスシートを通じて
であり、これは資本コスト理論、アクセルレーター理論の本質だと理解している。
今の日本経済にとって必要なのは、「期待」を変える政策か、バランスシートを改善する
政策しかありえない。それには、インフレ政策しかない。
これらの結論は、私が特にBGモデル(1989、1990)、KM最新モデル(1997、2002)論文を読んで得られた結論である。
418 :走る名無しさん:2002/12/08(Sun) 21:13
上のほうにあるんだろうが、
>債権放棄政策はかえって信用収縮をまねくし、不良債権処理によってバランス
>シートは改善するどころか、かえってバランスシートは悪化する。
って本当ですか?
419 :Thumb:2002/12/08(Sun) 22:37
>>411
ノゲイラ戦見てないな。
田舎の人かな。
それと、国語力をもっと磨こうね。
420 :走る名無しさん:2002/12/08(Sun) 23:09
>>419
恥晒し
421 :歌舞@勉強家のデマゴークラブ:2002/12/08(Sun) 23:25
こりゃこりゃ、喧嘩すんな。藁
422 :走る名無しさん:2002/12/09(Mon) 00:31
歌舞に諌められるようじゃ焼きが回ってるなw
423 :招き猫:2002/12/09(Mon) 00:59
ヒクソン・グレイシーさん、お返事ありがとうございます。私も本日、KM論文を手に入れました。苦手の英語と睨めっこしつつ、ご紹介の図を眺めています。

>>417 >マクロ政策としては、どう考えても資産価格を上げる政策=インフレ政策しかない。
非常に明解なお答えだと思います。>>287,>>331-333,でも、述べていますがこの意見に全面的に賛成です。ヒクソンさんの解説や、竹森氏の「経済論戦は甦る」での説明にあるKMモデルに従えば、担保となっている地価を上昇させる以外に企業の投資を増やす事は出来ません。

ファイナンシャルアクセルレーターメカニズムに起因する企業の投資の減退を公共事業で補うことは、財政上限界に来ています。ところが地価が下がり続ける間は、需要の減退を埋めるために財政出動しないといけません。しかし、このメカニズムは永遠に続くことになっていますから、永遠に財政出動が求められることになります。そのようなことは絶対に不可能です。ですから現在の日本にとっては、インフレが最も正しい答えだと私も思います。
424 :招き猫:2002/12/09(Mon) 01:01
>資産価格を上げることとバブルとは全く違う。マクロ政策を考えると、インフレ政策に反対して、債権放棄を主張したり、不良債権処理を主張したりするのは、理論的に整合的でない。

私が問題視しているのは、リフレが行われたときに起きる土地の上昇と所得水準の上昇の乖離です。ヒクソンさんもおわかりのように金融緩和がインフレ期待を引き起こすことに成功すると、まず資産価格から上昇を始めます。つまり、地価と株価が上がることが条件なのです。そして、景気が回復し、失業率が低下し、最後に物価と所得水準が上昇するのではないでしょうか?所得水準が上がるよりもずっと早く資産価格の方が上昇するでしょう。そうなったとき、住宅が買えないと言う不満がまた拡がってくるのではありませんか?

リフレが起きて2~3年後に直面すると予測される問題を今から議論しておくべきだと思うのです。かって、バブル期と言われた時代には、マンションを購入するのにあたって、年収の7~8倍のローンを組まなくては家が買えないと言うことが起きたのです。
しかも、今はあの時よりもっと複雑です。バブル期に住宅を買った人たちは、高値づかみをしたまま、売るに売れずローンを払い続けています。本来ならば、地価の上昇に従って、ローンが目減りし、今頃もっと大きな一戸建てに転居することも可能だったにもかかわらずです。

「自民党金融調査会の物価と金融に関するワーキングチームは、日銀の金融政策について、インフレターゲットを導入すべきだとの意見で一致した。相沢座長がきょう官房長官にこの点を申し入れるという。 」というニュースも出ましたが、リフレに関しては導入は時間の問題であるように思います。
425 :招き猫:2002/12/09(Mon) 01:03
>債権放棄政策はかえって信用収縮をまねくし、不良債権処理によってバランスシートは改善するどころか、かえってバランスシートは悪化する。
>私は「期待」の部分を除けば、金融政策の波及経路はバランスシートを通じてであり、これは資本コスト理論、アクセルレーター理論の本質だと理解している。
>これらの結論は、私が特にBGモデル(1989、1990)、KM最新モデル(1997、2002)論文を読んで得られた結論である。

先の問題とは別に、もう少し、この問題を整理できればと思います。今回は興味の向くままに、KMモデルをネット検索しました。
また歌舞さんがふれておられた竹森俊平さんの「経済論戦は甦る」も、KMモデルとBGモデルを詳しく紹介しています。読み手によって、これらのモデルも随分解釈に差があることが良くわかりました。竹森氏の結論では債権放棄も富の移転の一形態として正しい経路になっています。私は納得していませんが・・・

ヒクソンさん、良ければ竹森さんのどの論点が一番の問題点かご指摘いただければ幸いです。
ちなみにBGモデルのバーナンケも「日本の金融危機」に寄せている論文で、金融政策に基づく総需要の拡大
  1)インフレ目標付きゼロ金利
  2)円安誘導
  3)貨幣発行による移転給付
を言明していますね。これは、ヒクソンさんと同意見ですよね?
426 :一夢庵[一夢庵]:2002/12/09(Mon) 07:32
すばらしい議論が続いていますね。だんだんと僕もK-MのCredit Cyclesを読んでみたく
なりましたよ。
427 :歌舞:2002/12/09(Mon) 10:28
>一夢庵さん。または」all

どなたか有志で動的計画法のクイック習得法をつくっていただけないでしょうか?

熱烈募集中。
428 :走る名無しさん:2002/12/09(Mon) 10:34
アンタ、今までDPも分からず、偉そうな議論してたんかい!?
429 :走る名無しさん:2002/12/09(Mon) 10:40
>>427
http://www.econ.keio.ac.jp/staff/ito/lecture/
ここらへんで勉強するどうっすかね?>諸先輩方
430 :歌舞:2002/12/09(Mon) 10:42
おいおい、変分法とか動的計画法とかまじめにやったら大変だぜ。「わかった」なんて気楽にはいえんぞ。まじに。「偉そう」なのはわかる 爆
431 :歌舞:2002/12/09(Mon) 10:44
>>429 おお、すげえええ。これは便利。これで漏れの友達も助かるであろう。w
感謝
432 :走る名無しさん:2002/12/09(Mon) 10:46
>>430
またいい加減なことを。
DPはともかく、変分法はどう拡大解釈しても簡単だぞ。
簡単な問題しか扱わない(扱えない)からな。
相変わらず、ブラフが常套手段のようだ。
433 :歌舞:2002/12/09(Mon) 10:49
そうかなあ? Transversality Conditionの扱いなんて結構
最近まで論争してたぜ。
434 :走る名無しさん:2002/12/09(Mon) 10:57
>>433
そりゃ、変分法の限界に挑戦してるからでしょう。
さっさとハミルトニアンに行けばいいだけの話。
変分法自体は、難しいわけがないです。
もう遥か昔に完成した(そしてもう使われない?)ツールだから。
435 :歌舞:2002/12/09(Mon) 10:58
>>434 だから「まじめにやったら大変」と甲斐たんだよ。日本語ぐらいわかれ。
436 :走る名無しさん:2002/12/09(Mon) 11:07
>>435
日本語分からないのはそっちでしょう。
それは変分法をまじめにやったことにはなりません。
変分法が想定しないような問題に当てはめようとしているだけですから。
変分法をまじめに研究していたかつての人たちに失礼です。
437 :歌舞:2002/12/09(Mon) 11:11
>>436 「それは変分法をまじめにやったことにはなりません。」→そうかな? なにをもって「まじめ」「まじめ」じゃないということになるのか漏れはまったくわからん。

無限時間の中で終端条件の十分条件を考えるのが「まじめ」ではないわけね?
438 :歌舞:2002/12/09(Mon) 11:13
あ、スマソ

終端条件の一文→Transversality Coditionを無限時間の中で考えるということが「まじめ」でないわけね
439 :走る名無しさん:2002/12/09(Mon) 11:14
>>437
出た。
いるんだよねえ。
横断性条件を十分条件だと思っている人。
さすが崩れw。

素直に「知ったかしました。ごめんんさい」って言ったら?
440 :歌舞:2002/12/09(Mon) 11:17
>>439 おいおい書き間違えで足ひっぱんなよ。まあいつも「知ったか」してんのは認めるが w
441 :歌舞:2002/12/09(Mon) 11:18
ところで「横断性条件を十分条件だと思っている人」ってそんなにいるのか? あまり見かけんが?
442 :走る名無しさん:2002/12/09(Mon) 11:18
>>440
はいはい。あとはご自由にどうぞ(藁。
443 :走る名無しさん:2002/12/09(Mon) 11:19
結局、歌舞はもてあそばれ、442は何も具体的なことは書かない馬鹿であったか。ふう。みてて損した。
444 :走る名無しさん:2002/12/09(Mon) 11:19
>>441
カッコワルイ
445 :走る名無しさん:2002/12/09(Mon) 11:20
>>443 歌舞?
446 :走る名無しさん:2002/12/09(Mon) 11:20
そして最後はいつもの自作自演で終了
447 :歌舞:2002/12/09(Mon) 11:21
じゃないよ。名無しではかかない。でも実質七氏という異論もある w
448 :走る名無しさん:2002/12/09(Mon) 11:21
分かり易過ぎ(藁
449 :走る名無しさん:2002/12/09(Mon) 11:22
>>445 443だけど歌舞じゃないのであしからず。
450 :走る名無しさん:2002/12/09(Mon) 11:23
必 死 だ な
451 :走る名無しさん:2002/12/09(Mon) 11:24
でもまじに442は何かちゃんと書けば。ぜんぜん何がいいたいのかわからないYO!
変分法まじめにやるってどういうこと?
452 :歌舞:2002/12/09(Mon) 11:27
>>451 漏れも知りたいが、聞いても教えてくれないだろうからw 黒木氏にでも聞きにいくかな。でもあそこは非匿名が条件か。んんん。
453 :走る名無しさん:2002/12/09(Mon) 11:28
変分法というのは、とっくの昔に完成された手法なので、
どの教科書にも全く同じことが書いてある。
どういう問題に対してどうやって使うか完璧に分かっている。
それをただ勉強すればいいだけ。まじめも何もない。
俺が言った真面目な変文法というのは、変文法を作った人たちくらいの意味しかないよ。

一方、DPは、一応、70年代くらいまでは工学では結構、さかんに研究されていた。
いろいろと難しい問題もまだ残っていることは確か。
だからこそ、コレという標準の教科書もない。
454 :歌舞:2002/12/09(Mon) 11:29
まさか勘ぐりだけど、漏れに変分法と動的計画法のカキコをさせるための誘導でしゅか? 爆

確かにTransversality Condition関連は一度きちんとやりたいと思ってたけど。テキストじゃあなあ。あ、これ独白で、自作自演じゃないのでね。w
455 :走る名無しさん:2002/12/09(Mon) 11:32
とことんカッコ悪い香具師だな。
口数減らした方が身のためと思われ>歌舞
456 :歌舞:2002/12/09(Mon) 11:36
>>453 確かに変分法独自の問題ではないんでしょう。Transversality Condition関連は。でも後付の問題ではあれきちんと考えると直面する課題ではあるんじゃないの?

変分法がいつ完成されたか漏れは知らないが、その昔、大学の数学の授業でなんだか汎関数のオンパレード?みたいな論文を読まされた経験がある。みんな70年代のものだったな。記憶ちがいだったらスマソ
457 :走る名無しさん:2002/12/09(Mon) 11:40
DPには例えばどんな問題が残っているのですか?

当方「value functionがboundedならBellman operatorがsupノルムで縮小写像」
という話はどっかで習いましたが、それ以上は知りません。

Boundedを外すってことですか?
それとも連続時間にして確率もいれちゃうと急にホットになるのですか?
それとももっとこんぴゅてーしょなるな話ですか?
458 :歌舞:2002/12/09(Mon) 11:41
>>455 まあ、カッコはどうか知らんが。「口数減らした方が身のためと思われ」>いやだんよんーべええー
459 :走る名無しさん:2002/12/09(Mon) 11:50
>>457

歌舞やめとけ。むこうはただの冬房だよ。それにしてもサムイ。
460 :走る名無しさん:2002/12/09(Mon) 11:53
自作自演王国
461 :歌舞:2002/12/09(Mon) 12:18
>>460 だから七氏は漏れじゃないって。自作自演もしてないってえの。藁 やるときは「生活に喘ぐ@あっはん2号」でも出すよ。
462 :走る名無しさん:2002/12/09(Mon) 12:20
自作自演晒しage
463 :走る名無しさん:2002/12/09(Mon) 12:27
歌舞たん、一夢庵さんのお勉強スレを荒らしたらダメでちゅ

め(-_-メ)
464 :歌舞:2002/12/09(Mon) 12:29
すんまちぇん。

とか書いたらまた自作自演といわれるね。藁

一夢庵さんこの借りはまとめて近々かえしまsu
465 :走る名無しさん:2002/12/12(Thu) 22:43
自作自演の歌舞たんはまだか?
466 :走る名無しさん:2002/12/12(Thu) 22:57
債権放棄の話とかどうなったんだ?
>>423 >>424 >>425の招き猫の話の後、わけがわからん話になってないか。
どうなったんだ?
467 :歌舞:2002/12/12(Thu) 23:04
失敬な。自作自演なんかしてないもんねえ。藁
まあ統合失調症ぎみなのは認めるがね。w
468 :走る名無しさん:2002/12/12(Thu) 23:26
やったぁ、歌舞たん演技中!
後は一夢庵氏の出現を待つ
469 :ヒクソン・グレイシー:2002/12/13(Fri) 01:03
招き猫さん、423-425でのご質問ですが、竹森氏の本を今読んでいます。
招き猫さんの質問は2章で議論されている点とかなり関係している。
全部しっかりと読んだら返事しますが、招き猫さんは竹森氏の本のどの部分が
納得いかない点ですか?そして、それはなぜですか?

あと、kiyotaki and moore 論文223ページの図から答えがわかりましたか?
470 :走る名無しさん:2002/12/13(Fri) 02:34
横レススマソ。Kiyotaki & Mooreの「日本語による解説」であれば、
竹森本の他に、柳川範之『契約と組織の経済学』第12章があります。
ただし、(注)によれば、柳川氏は、清滝「貨幣と信用の理論」
岩井・伊藤『現代の経済理論』所収、に基づいて解説していると
のことです。
471 :"歌舞音曲":2002/12/13(Fri) 14:08
「とのことです」かやはり語尾に特徴が 藁かつ謎

それはさておき、くだらない質問にも書いたけど、公約をそろそろ果たすときが近づいたYO

KMの97年の論文の解説である。できればくだらない質問スレの912を読んでおいてもらえるとうれしい。KMモデルも基本的にはY=c1+c2+Iで説明をすることが直感的には可能だと思う。KMではスムージングする主体は資産家である。この人は一応、土地を生産要素にして自分で作ったものをたべたり貯蓄(貸し出し)したりする。スムージングしない主体の役割をもっているのは企業家である。『現代の経済理論』をみて以下説明をしようかなあ、でも面倒そう。藁
472 :BIG-C:2002/12/13(Fri) 14:50
>>歌舞さん
『現代の経済理論』とは岩井克人・伊藤元重両御大編集による東京大学出版会発行のものですか?
473 :甲斐たんラブ:2002/12/13(Fri) 15:15
そうでええす・
474 :招き猫:2002/12/13(Fri) 15:58
>>469  ヒクソンさん
>招き猫さんの質問は2章で議論されている点とかなり関係している。
>招き猫さんは竹森氏の本のどの部分が納得いかない点ですか?
債権放棄という事がやはり納得行きませんよね。
私も借金を営々と返済してまいりました。来年完済です。
別に放蕩したいわけではありませんが、この10年間の苦労は何だったのかと
考えざるを得ませんよね。

>そして、それはなぜですか?
まじめにやった人間がバカを見る、それでは社会の規律とか、社会正義とは何かと考えこんでしまいます。
ちょっととらえ方が間違っているかもしれませんが実物資産を保有する主体が大きな価格変動(リスク)を受けて、借り手→貸し手への富の移転が起きていると思います。今回の再分配は貸し手→借り手への修正でしょう。

債権放棄案は
a.最も分配を沢山受けるもの
「債権放棄」とは、借りすぎたために、負担に耐えきれなくなった借り手
b.その次に得をするもの
借り手の債権を放棄し、政府からその分資金を注入する主体
c.分配の損害が少ないもの
一般の預金者、政府負担金のみ
d.最も負担の重いもの
債権を放棄してもらえず、一方的な負担者

と言うことではありませんか?再分配の格差が開きすぎですよ。
475 :招き猫:2002/12/13(Fri) 15:59
>あと、kiyotaki and moore 論文223ページの図から答えがわかりましたか?
はい、と言いたいのですが、ちゃんと理解できているのでしょうか。ちょっと自己不審(笑)
あの図では縦軸は土地の限界産出量、横軸が土地に対するfarmarsの需要ですよね?
で、土地の収益性が高くなればなるほど、そのニーズが高くなり集合体から、farmarsへ移転が促される。

この後は、歌舞さんのお話とかぶるので、上記の理解が間違っていたら訂正下さい。
476 :招き猫:2002/12/13(Fri) 16:00
"歌舞"たん、  くだらない質問すれから、引っ張ってきましたが・・
http://matari.ichigobbs.com/cgi/readres.cgi?bo=economy&vi=0566&rr=912&fi=no
>>912
>財政でも金融政策でもスムージンする主体からしない主体に富の再配分が
>行われれば、投資増→総所得=総生産の増加が実現できる。
>非ケインジアンの理屈もこのロジックに基づく。

これが、竹森本の貪欲ケチケチ婆から金を強奪することの正当性で?
んで、スムージングしない主体から、する主体への再配分のミスですよね?
>>471>のKMではスムージングする主体は資産家である
これって、farmarの事ですかね?で、この行動が投資家的ってことですか?
私は、不動産やだ!って思ったんですが・・・

このKMモデルと実際の経済で異なる処は個人と法人では土地の保有コスト及び税制度が違う。→行動が異なる
お金の借りやすさが個々人でことなること(経済主体で予算制約に格差)が存在することです。その結果、
その分析抜きで、KMモデルでは地価を上げることが企業の投資活動を促すことであり、総需要を拡大させることである。だから、地価は上げないといけない、という議論に突っ込むと道を誤ると思います。

まず、何より経済成長のためには、正しい議論でもfarmarsに土地を買い占められてしまうと、大多数のGatheresは付加価値力の高い土地という富を失うと言うことになるのではありませんか?異なる経済主体間に横たわる予算制約の問題を解消することは、ある意味消費をスムージングすることになるのではないでしょうか?
477 :すりらんか:2002/12/13(Fri) 16:09
>資産家である これって、farmarの事ですかね?
いや逓減しない生産技術を持っている方(確かFarmar)が企業家のアナロジー
逓減する技術しか持っていない方(Gathererかな)が無能な資産家のアナロジー
だったとおもう.
478 :招き猫@家老気味で寝ぼけている:2002/12/13(Fri) 16:25
>>477 すりたんへ
うううん・・。謎?>>471>KMではスムージングする主体は資産家である。この人は一応、土地を生産要素にして自分で作ったものをたべたり貯蓄(貸し出し)したりする。

farmarもGathererも土地は生産要素として保有し、土地を担保として資金調達するという同一線上で行動している。両者の違いは、賢い=farmaeかお馬鹿かという違いだけですか?
479 :歌舞:2002/12/13(Fri) 16:26
>>477 そうそうそうです。

>招き猫氏。申し訳ないが何をいっているのか全然わからない。僕なんかもBlanchard Kahn定理がどうのとか平気で書くけどその裏では「やばし! simsの論文なんかわからんし、Mathlabなんかもっとしらん」とか詐欺みたいになってる。爆 というわけでまず基本が大事だと思う。
480 :歌舞:2002/12/13(Fri) 16:28
>>478 賢いか賢くないかはしらない。同じくらい賢いと思う。もってる技術が違うと考えるほうがいい。
481 :歌舞:2002/12/13(Fri) 16:36
ああ、あとKMモデル(いま手元にあるのは『現代の経済理論』のもの)には招き猫が書いたような総需要の増加→総生産の増加という論理はない。このモデルでは生産性へのショック(技術的なものだけでなく、金融政策のショックでも可)によって信用循環が生じるのだが、それはいってみれば所得の再配分の結果として生じているにすぎない。
482 :歌舞:2002/12/13(Fri) 16:42
いま蔵からKMモデルの1997の原論文をひっぱりだしてきた。w

この論文の最初のフロチャートをみればだいたいいわんとしていることがわかると思うyo
483 :歌舞:2002/12/13(Fri) 16:51
481を補足すると、KMモデルがいいところはいろいろあるんだろうけど、わずかなショックが持続的に景気循環を振幅させることがキーになる。有名な話だけどRBCモデルの初期のいくつかのタイプ(全部はしらんので限定つき表現にする)は、大恐慌のような長期にわたるはげしい景気の振幅を説明するのにかなり大きな外生的ショックを必要とした。しかしKMモデルはそれを回避していて、そのメカニズムのキーが資産制約されてる主体とされてない主体の間の所得の再配分というメカニズムなんだろうね。
484 :招き猫:2002/12/14(Sat) 08:05
>>479: 歌舞たん  >申し訳ないが何をいっているのか全然わからない。
ちょっと整理をするね。現在の俺の問題意識は、以下のもの

  KM論文のP223の図の理解。また現実の日本経済に落とし込んでみたらどうなるか?

以下のものを参考文献としている
1.竹森本  2.>>391で紹介した「流動性資産と企業行動」Hoi and Ando論文
これでどうだろう。

KMモデルは、土地担保に基づいて資金調達している経済を対象にしている
資金調達のためには土地保有が前提となっている=資本市場は不完全
参加者はつねに資金調達に直面している。

ちなみに、 Hori and Andoからは
1. 企業の流動性資産の保有比率に影響を与えるのは売上高である
2. 流動性資産と設備投資の間には関係性がある
3. 2の結果から企業は流動性制約に直面している可能性がある。
4. 企業の設備投資は金利との因果関係は観測されない
5. 金融政策が設備投資に波及する経路は、貸出チャンネルが重要
ということがポイントとされている。
485 :招き猫:2002/12/14(Sat) 08:07
俺は、この図のファーマーを自分のこと「不動産屋」としてとらえ直してみた。というのも、土地を生産要素として保有しつつ、担保としても利用するからだ。レントの収益性が問題であると言う意味で、まさしくそう言う話だと思う。

隣接する全く同一の賃貸住宅を例に取れば、タダの大家Gと賢い不動産やFに区別される。
Fは、空室を防いだり、収益を向上させるために、ペット可能マンションやウィークリー・マンションなど様々な工夫をする。もっと事業家ならば、いっそのことすべて改装して、痴呆専用のグループホームにするかもしれない。両者とも、資金は担保を元に借り入れを起こしているとしたら、空室率の高くなるにつれて価格が下がり、収益性が悪化し続けるGはいつか借金が返せなくなる。そこで、倒産。銀行はその不動産を不良債権処理を行い、資産運用が上手なFの処に物件を案内してくる。しかも、融資の案件込みで。
収益性を高める=生産性を上げる事の出来るFがどんどんと土地を買い占めてしまう、じゃないの?

と言うことの疑問を持っている。
ヒクソンさんは図の縦軸は社会全体の生産性の向上、マクロの中で起きることだからそう心配ないと考えてる?いずれ何処かで均衡点に達すると。

それと、もう一つ。
バブル期には、明らかに資金調達力に格差が生じてる。企業と個人では信用力に格差がある。
このメカニズムで行けば、担保価値が上昇すれば、Fは明らかに資金調達力がGよりも格段に大きくなる。それは、どういう行動をとらせるか、簡単に予想がつく。以上の点を踏まえておくべきだ。
486 :龍円たんラブ:2002/12/14(Sat) 09:02
>招き猫氏へ。ひとこと。上の問題意識をわざわざKMモデルで語る必要はない。再度書いてこれで終わりにするが、KMモデルにひきつけての招き猫氏の話はまったくわからない。もちろん問題にしたいところはわかるが、わざわざKMモデルでやる必要はないよ。あのモデルはきちんとフォローした人ならばわかるように、とても頑強というか安易な微修正を許さないモデル。

むしろ招き猫の485に書いてあるような話は普通のミクロ経済学の教科書程度のセンスでかたがつく。たとえば、クルーグマンの「経済を子守りすると」とかランズバーグの「ランチタイムの経済学」みたいなセンスね。

自分が説明したいことをなるべく簡単で自分でも十分扱える範囲の手法で話したほうが、KMモデルをつかうよりもよほどまわりは「すごいなあ」と納得し感心もする。確かにKMモデルだろ土地の担保価値などの話がでているのでとびつきたくなるのはわかるが、それではダメ。
487 :龍円たんラブ:2002/12/14(Sat) 09:22
で、土地の担保価値を動学マクロの中にいれて
考えるととても難しい。どのくらい難しいかというと漏れが龍円ちゃんとデート
できるぐらいむずかしい。w

そんなわけで「自分のいいたいことを一番わかりやすい(=自分で扱えるもの)もので説明する」。これは漏れの考えるザモデルで経済考える際の一番重要な点だyo.

>>485 の最初のケースはただGがサンクコストを理解できないための破滅。(スティグリッツの『入門経済学』参照)。なぜGは空き家が目立つ事業を放棄して別な事業に資金をふりむけることができなかったのだろうか? 一方でFはそうではない。その差はなにか(もう書いたけど) そこを考える。

後半のケースは問題設定自体をよく考え直すこと。ただ単に資金制約の話なのかどうか? あるいは資本市場の不完全性の話なのか? ここらへんはスティグリッツの『ミクロ経済学』を読む。

以上。KMモデルの話を蒸し返してもヒクソンは相手するかもしれないが漏れはもうしない。
488 :一夢庵[一夢庵]:2002/12/14(Sat) 10:51
>>469-487
僕にはK-MのCredit Cyclesが分からないので、静観していましたが、一つだけ
感想があるので述べさせてください。>招き猫さん

[前提]
ある現象を理解するためにモデルを使って考えるというのは非常に有効な手段
だと思います(それはこれまでにも何度か強調してきました)。ただし、
二つほど留意点があると思っています。

[留意点]
1. 理論で考える際に、どのような理論を用いるか「オッカムの剃刀」という
 原則を使った方がよい

 オッカムの剃刀:「 まったく同じ予言をおこなう2つの理論が手元にあったときには、
 単純なほうの理論が、よりよい理論である。 」
 http://www-ccce.kek.jp/People/morita/phys-faq/ockham.html
 http://village.infoweb.ne.jp/~fwhs9405/history/ockham.html

2. 理論はその論文に書いてあること「しか」言えないので、勝手に拡張するのはまずい
(次に続きます)
489 :一夢庵[一夢庵]:2002/12/14(Sat) 10:54
(続き)
1.
まず、1.についてですが、例えば「賢い土地保有者と賢くない土地保有者がいる場合に
世の中で何が起きるか」という問題を考えるために、K-MのCredit Cyclesの理論を
持ち出すべきかどうかが課題です。

歌舞さんの>>486の
>自分が説明したいことをなるべく簡単で自分でも十分扱える範囲の手法で
>話したほうが、
というのは「オッカムの剃刀」に沿った意見だと思いますので、歌舞さんの
意見に一夢庵も賛成です。

2.
次に2.についてですが、例えば理論の中に「賢い」「賢くない」という概念が
使われているのならともかく、使われていないならば勝手に拡張して導入する
のは少しまずいです。

[補足]
招き猫さんに少し文句を言っているような形になってしまいましたが、僕は招き猫さんの
猛勉強には敬意を払っています。今後、何かのご参考になればと思います。
490 :走る名無しさん:2002/12/14(Sat) 14:31
>「賢い土地保有者と賢くない土地保有者がいる場合に
>世の中で何が起きるか」という問題

この問題はどう考えても情報の経済学とかミクロで片がつくような気がする。
部分均衡でいいと思う。
491 :招き猫:2002/12/14(Sat) 15:43
歌舞たん、一夢庵さん、いろいろとアドバイスありがとう。

でも、なんかどんどん変な方向に行くなぁ。
俺は別に全然Kiyotaki and Moore にこだわっている訳じゃないんだよ。
>>404 で俺の質問↓に対してヒクソンさんが、
>企業が土地を担保として過剰に使用すると、家計の土地保有が圧迫され、
>経済厚生の低下をもたらす。ゆがみを放置して、ただ地価の上昇を期待
>させると経済厚生の低下をもたらす。

Kiyotaki and Moore の223pの図に答えがあると指示してくれた。
それに基づいてこの図を現実に落とし込んだとき、こういう理解で正しいのか?
ってたずねているんだよ。それへ答えは良くわかったけどさ。
492 :招き猫:2002/12/14(Sat) 15:44
俺は研究者じゃないし、研究者になりたいわけでもない。経営者にしかすぎないんだよ。
もちろん、将来的には市場から直接資金調達してアセット・マネージャーとして成功したい
と考えているから、経済の深いところまで勉強したいと思ってる。

>>321 で始めたことだけど、一番知りたいことは

経済主体間で資金調達力の格差が非常に大きいのではないか。
  1.上場企業  市場から直接資金を調達できる。
  2.中小企業  土地を担保として銀行から資金を調達する。
            担保価値の枠内でしか資金調達出来ない。資金の制約を受けている。
  3.家計     一定の流動資産と勤続年数があって初めて、資金を借りることが出来る。
            使途制限のない資金の貸出枠はほとんど無く、金利は極端に高い。
このままでリフレが始まったら、バブル期の蒸し返しになる可能性は捨てきれないのではないのか。

と言うことなんだ。それについて、何をどの様に説明するのか、は俺の仕事なのか?
こういう状態で、リフレが起きたとき、どういう事が起きるか「モデリング」する方法は無いの?ッてことなんだ。
493 :龍円たんラブ:2002/12/14(Sat) 17:58
>>492

FA理論でいけば「バブルの蒸し返し」は理論的可能性としてありうる。ただしそういう発想はまったくインタゲを理解していないように思えるのでがっくしくるのも事実。dellも同じようにわずか10-20年円の円安を過大にさわぎすぎである(まあ、dell氏はそれを知ってて強調しているふしがあるがw)。

そのようなデフレが深刻なときにデフレ終焉後のリスクを過大に評価するのは、日銀のドエコノミストたちとさしてかわらない(深尾氏よりはましだが 藁)。マッカラムルールでもFRBの修正テイラールールでも最適なマネーサプライを維持するかぎり「バブルの蒸し返し」はそう簡単にはおきない(絶対おきないとはいわない。ただしこの可能性を強調しすぎるのはバタフライフリークとかわらないw)。またリフレ政策の担保が、長期国債の買いきりオペだとすれば、たしかに一部の資金が土地に流れる可能性はあるが、前もどこかで書いたがそれが急激に土地だけに資金が流入する理屈が漏れにはまったく見えない。

それと>>492の資金調達の差異はKMモデルで説明されている。しかし、前もいったが対極で理解に誤りそうなのでこのKMモデルで招き猫に説明しようとは思わない。むしろいまの前半に書いたことをみればマクロ的には「バブルの蒸し返し」はマネーサプライのコントロールにかかっていることがわかる。そうならないためにインタゲも必要になる。まあ、いまダウンロードしたばかりだが、デフレと資産デフレの二頭立てで考える小林慶一郎の立論がデフレ終焉後のリフレ策により資産デフレへの帰趨を考える上で興味深いかもしれない。もちろん小林氏のたいがいの立論に漏れは懐疑の思いを抱いている。
494 :ヒクソン・グレイシー:2002/12/14(Sat) 21:47
招き猫さん、私が竹森本で納得いかない点の一部です。まずは債権放棄の部分。ロジックは面白いです。これは実はミクロ金融で有名な話。ちなみに理論的基礎はHart(1995)の本。

結論:竹森氏の「債権放棄は景気にプラスの効果をもたらす」という主張は間違いである。BG90年論文とミクロ金融契約理論から得られる結論ではない。竹森氏の債権放棄の議論にはミクロ金融契約理論からすると論理矛盾がある。
BG90年モデルとミクロ金融契約理論から得られる結論は、資産価格を上げる政策=インフレ政策である。債権放棄は景気にプラスの効果をもたらすどころか、かえって借り手のモラル・ハザードを引き起こす。その結果、信用収縮をまねき景気にマイナスの効果をもたらす。
495 :ヒクソン・グレイシー:2002/12/14(Sat) 21:48
竹森氏はBG90年モデルに基づいて、債権放棄は景気にプラスの効果をもたらすことを主張している。まず、BG90年モデルの特徴は次のようになっている。
BG90年論文の特徴は、過少投資と過大投資が同時に生じる点である。例えば、借り手の純資産が減少すると、利益を生むプロジェクトが投資されなくなる一方で(過少投資)、他方では非効率な投資が増える(過大投資)。反対に、借り手の純資産が増加すると、過少投資、過大投資のいずれも改善される。これがBGモデルの特徴である。
496 :ヒクソン・グレイシー:2002/12/14(Sat) 21:48
竹森氏は債権放棄を正当化する理由に、債権放棄はBG90年モデルにおける純資産の増加と同じ効果をもたらし、景気にプラスの効果を与えるからであるという。しかし、この結論はBG90年論文「だけ」から得られる結論であって、1)債権放棄がそもそもなぜ発生するのか、2)あるいは債権放棄することで借り手、貸し手の行動がどのように変化するのかといったミクロ金融契約理論の視点がない。このミクロ金融契約理論からの視点は極めて重要である。この理由はのちほど。
497 :ヒクソン・グレイシー:2002/12/14(Sat) 21:49
そもそもBG90年モデルのように純資産を重視するのであれば、資産価格を上げる政策を主張すればよいだけである。それによって、過少投資、過大投資は改善する。金融契約理論からすると、1)竹森本の債権放棄政策を正当化する理由には論理矛盾があるだけでなく、2)債権放棄は借り手に望ましくない影響を与える。
ちなみに>>94で説明したように、債権放棄は借り手のモラル・ハザードを生む結果、かえって信用収縮をまねく。これが2)の借り手に望ましくない影響を与える部分である。
498 :ヒクソン・グレイシー:2002/12/14(Sat) 21:50
さて1)はどうか?
竹森氏は本のP200ページで債権放棄を正当化する理由を説明しているが、ミクロ金融契約理論の有名なロジックからすると、この正当化の理由には論理矛盾があることがわかる。竹森氏はP200の特に「今後に見込まれる・・・」を理由に債権放棄を正当化している。そして、まさにこの部分で論理矛盾が生じるのである。
さて、どうゆうロジックで論理矛盾が生じるのか?
もちろん竹森氏が基礎にしているミクロ金融モデルが書いてないのでわからないが、でも有名なロジックな上にかなり現実的なロジックなので大丈夫でしょう。
申し訳ないが、今日はここまで書くので力尽きました。
499 :走る名無しさん:2002/12/14(Sat) 22:25
ヒクソン・グレイシーはちょっと調子こいて書きすぎてないか?
Hart1995からどうやってそういう結論になるんだ?
500 :走る名無しさん:2002/12/14(Sat) 23:09
>>499は非ケインジアンか?

ヒクソン・グレーシー氏のような冷静な説明はこのスレに適している。
>>499氏のような口調での議論はザモデルで政策論争スレでやってもらいたい。
http://matari.ichigobbs.com/cgi/readres.cgi?bo=economy&vi=0679&rm=50
経済学の前提と現実のずれスレでもいいぞ。
http://matari.ichigobbs.com/cgi/readres.cgi?bo=economy&vi=0029&rm=50
「確認」は終わってないようだな。
501 :招き猫:2002/12/14(Sat) 23:39
ヒクソンさん、非常に丁寧なお返事ありがとうございます。
ヒクソンさんの説明を読みまして、現在のアメリカの株式市場がイメージされました。
>>494
>BG90年モデルとミクロ金融契約理論から得られる結論は、
>資産価格を上げる政策=インフレ政策である。債権放棄は
>景気にプラスの効果をもたらすどころか、かえって借り手の
>モラル・ハザードを引き起こす。その結果、信用収縮をまね
>き景気にマイナスの効果をもたらす。

直接金融が中心の経済システムですと、ディフォルト=債権放棄になってしまいますよね。ヒクソンさんの説明ですと、モラル・ハザードが横行すると資本市場全体で信用収縮が起きる。エンロン以降アメリカで起きている事態はこれにあたると思うのですが、いかがでしょうか?
もし、竹森氏の言うように債権放棄でも景気にプラスの効果があるとしたら、アメリカはそう言った債権放棄によって信用収縮することなく直ちに景気回復していくことになる。

こういった理解でよろしいですか?
502 :招き猫:2002/12/15(Sun) 00:03
>>493 龍円たんラブたんへ
主体間で資金調達の条件が異なる以上、問題は必ずいつか発生するよ。
インフレターゲットは永遠に続くことが前提だからね。誰だってインフレヘッジが出来て収益も確保できる資産は欲しいはずだから。その時に資金調達の手続きに差があれば苦情が出て当たり前。
もちろん、すぐ起きるわけじゃないことも確かだと思うけど。
503 :ヒクソン・グレイシー:2002/12/15(Sun) 00:19
招き猫さん、>>492が招き猫さんの関心点だったんですよね。すっかり忘れてしました。

竹森理論の矛盾はこれからが本番だったので非常に長く、おまけに途中で終わっている文章
を書いて申し訳ありません。竹森理論の矛盾に関しては、お互い専門家でもないし、興味が
なければ別に議論しなくてもいいかもしれません。

招き猫さんがおっしゃるように、個人も企業も資金調達手段が増えるのはいいと思う。
まさにこれからは、銀行にとって証券化やデリバティブがメインでしょうから、リスク分散が最も重要になるんじゃないでしょうか。そうすれば、個人、企業にとって資金調達が増えるんじゃ
ないでしょうか。私は、個人や企業にとって様々な資金調達手段があったり、リスク分散ができるという意味では、直接金融の場を広げるのは良いんだと理解してます。

しかし、新聞なのでは直接金融の方がいいだ、というような、どちらか一方議論に聞こえます。
私にはそもそもなぜ、間接金融よりも直接金融の方が望ましいのかは全く理解できていません。
経済主体にとって、アクセスできる場が広がる意味でなら、両方あるわけですから上にも書いたように理解できます。

この点実務家の招き猫さんは、現場を見ていてどうお考えですか?
あと、招き猫さんはバブルが再び起こるような議論されていますが、どうしてでしょうか?
504 :すりらんか:2002/12/15(Sun) 00:30
>ヒクソン氏の債権放棄効果への言及
債権放棄が一回限りのプロセスならばそれが有効な所得再分配になる限りにお
いて有効な再分配効果は持ちます.これがモデル外の状況を静態的にとらえす
ぎているというのがあなたの主張の中心かと思います.これなんかは債権放棄
が行われたことがあるorそれが公的に支援されたことの(KMの普及バージョン
なんかでも記されているの債務軽減交渉での交渉力)への影響としてとらえる
ことが出来るんではないだろうかと思います.

でも僕はもう一つ問題があるんじゃないかと思うそれは「有効な所得再分配に
なる限り」の部分だ.フリーキャシュフローが正なのに信用制約とはこれ如何
にってのが前からの僕の持論だけど,債務軽減交渉が要される企業ってそのう
ちどの程度がfarmerなんかいなという問題.
505 :dell:2002/12/15(Sun) 00:40
>>493

いやいや、マッカラムルール(w どうり140-150円のレンジでおさまるのかどうか、感覚的に必ずしもそうとは思えないので懸念しているのです。まあ、これは一種の相場観のようなもので理屈らしい理屈はないのですけれどね。
でも、歌舞さんは本当に140-150円レベルの円安ですむと考えているのですか?
スレの趣旨とズレた議論なので、あえてsage。(しかもヒクソン氏のまともな議論の後なので恥ずかしい)
506 :龍円たんラブ:2002/12/15(Sun) 00:42
「債務軽減交渉が要される企業ってそのう
ちどの程度がfarmerなんかいなという問題. 」

KMモデルでは個々の企業の技術はてんでんばらばら。で、おまけに投資機会は確率で与えられている。ここですりらんか殿下がいう「債務軽減交渉が要される企業」というのは投資機会をもっている企業ということになると思う。再交渉する当事者(資金の貸してであれ、政府であれ)この情報を知っている必要があるのではないか? ただ単に確率の分布を知っているだけではダメポでしょうね。
507 :招き猫:2002/12/15(Sun) 00:47
>>503  ヒクソンさん、お返事ありがとうございます。
ああ、やっと俺の危機感に対する理解者が出来た。正直ウレビイ(^_^)v
疲れ気味なので、お返事はまた今度。

竹森論文に関しましては、ヒクソンさんの解説を聞きたい方は多いはず。
みなさん、建設的な討議が出来ると考えておられます。
ゆっくり、少しずつで良いんじゃないですか?
508 :龍円たんラブ:2002/12/15(Sun) 00:48
あ、dell氏、マッカラムルールを笑ったな。ザモデルや銅鑼に怒られるぞ。藁

すむと思うよ。ざっと計算しただけだけどね。そのうち計算の仕方も教えますよ。インフレ率は2%でやるのだぽ。
509 :龍円たんラブ:2002/12/15(Sun) 00:51
ただ単に確率の分布を知っているだけではダメポでしょうね
↓
ただ単に全体の確率分布を知っているだけではダメポでしょうね
510 :龍円たんラブ:2002/12/15(Sun) 00:59
>>502 ああ、わかった。資本市場の不完備という問題だね。それは重要だけども、とりあえずKMモデルともFAモデルともストレートには関係しない。別な問題だよ。

『日本の資本市場』とかベンチャーの資金調達についての『エコノミックス』論文とかがあったはずだ。岩田菊ちゃんも『金融政策論議の争点』でこの問題をとりあげていたし、また違う観点で『東洋経済』だかに寄稿してないか?
511 :ヒクソン・グレイシー:2002/12/15(Sun) 01:51
>>504のすりらんかさんへ、コメントありがとう。とりあえず
>>債権放棄が一回限りのプロセスならば、
この点についての私の理解。すりらんかさんがおっしゃっている第2点「有効な所得再分配になる限りは」の部分はのちほど。

債権放棄の議論で重要なのは、「1回限り」というのは、合理的な経済主体には信じてもらえないということ。もし、債権放棄が政策で強制されたら、また過剰債務問題や不良債権問題が深刻になったとき、また債権放棄されることを貸し手が合理的に予想するはずである。
特に、日本の政府のようにころころ主張が変わったり、今のように深刻な不況期であれば、過剰債務問題や不良債権問題が再び大きく取り上げられる可能性は十分ある。この10年を見ればまさにそうだと思う。ずっと不良債権問題が山場を越えたと政府が言ったと思ったら、また大変だと騒いでいる。
 つまり、「1回限り」というのは、合理的な経済主体には信用してもらえない。その上特に日本では妥当しないと思う。
512 :ヒクソン・グレイシー:2002/12/15(Sun) 01:52
また、勉強不足もおおいにあるが、私の理解では、そもそも負債契約や負債の優先順位を守ることがなぜ重要なのかは、借り手のモラル・ハザードを防ぎ、借り手を規律づけるためであったと思う。債権放棄によって負債の優先順位は保たれないことになる。その結果、借り手のモラル・ハザードを生むことになる。

 たしかに債権放棄は借り手を助けることになりうるかもしれない。しかし、インセンティブの観点からすると、重要なのは債権放棄などの事後の問題ではなく、事前の問題を重視すべきで、債権放棄をすることで、「借り手を規律付ける負債の役割」が機能しなくなるのは望ましくないと思う。
513 :ヒクソン・グレイシー:2002/12/15(Sun) 01:53
あと、すりらんかさんには関係ありませんが、そもそも竹森本など、なぜ債権放棄で再分配政策を主張するのかが理解できない。竹森氏などは、債権放棄はバランスシート改善と同じ効果をもたらすから、景気にプラスの効果を与えるという。彼らの理論基礎はバランスシート効果など、一般にアクセルレーターを期待しているわけである。

 だったら、なぜ問題が多すぎる(個人的には全くよくないと思うが)債権放棄政策ではなく、景気にプラスの効果を与えるメカニズムが同じなのだから、資産価格を上げる政策を主張しないのか理解できない。インセンティブの観点からしても得られる結論は、インフレ政策だと思う。
514 :歌舞:2002/12/15(Sun) 10:30
>>513 竹森本を読んだり、非ケインジアンと論争?したりして思ったことはまずその点。
所得の再配分効果でKMモデルのように有効需要モドキで総所得をあげるのも、またドマクロゴキブリ理論で金融政策で総所得をあげるのも経済的な意味は同じというのはまあいいとして、前者にはいろんな「面倒」でしかもいろんなモラルハザードの余地が生まれる。後者はそんなことはない。

そこで根深い疑問が実は竹森本にはある。これをいうと反論するむきがいるだろう。要するに竹森氏もなんらかのモラリストだということだ。いなば先生のいう意味でのモラリスト。その傍証で、漏れなんかハタと立ち止まっちゃたけど「野口逝く雄の緒論がむねのすく思いがする」と書いたところ。たしかに野口の話はわかりやすい面もある。しかし「胸のすく思い」がするよりも胸焼けがする。もし単純明快がいいなら長谷川慶太郎や浅井のほうがよほど「胸がすく」にちがいない。

つまりなんらかのいなば的モラリストではないと前者の枠組みを支持する根拠はない。
515 :歌舞:2002/12/15(Sun) 10:39
補足。漏れやヒクソンさんから見ると514の前者はモラルハザードの巣窟の可能性ありありにみえる(ましてや現実世界ではこれに産業再生機構とかいうのまでつく)。

しかし後者をとらず、前者をとる人の価値観には、514に書いたように後者のドマクロ理論のほうがよほどモラルをそこねると映るのだろう。しかしその理屈はわからない。
516 :招き猫:2002/12/15(Sun) 11:49
>>514-515  ちょっと教えて欲しいんだが
>漏れやヒクソンさんから見ると514の前者はモラルハザードの巣窟の可能性ありありにみえる
ちょっと確認させて欲しいんだが、前者は↓
>所得の再配分効果でKMモデルのように有効需要モドキで総所得をあげる
ととらえて良いか?
それだとKMモデルにも否定的見解なのか?
俺は数式のことは良くわからないけれど、竹森本やヒクソン解説>>495-498から
BGモデル 債権放棄は純資産の増加と同じ効果をもたらし、景気にプラスの効果を与える
KMモデル 担保の増加をもたらす、資産価格の上昇が重要であり、それにはインタゲしかない
ととらえているんだが、違うのか?

後、>>501で聞いたことの意味は、BGモデルのバーナンケがそのものが現在起きている資産市場の縮小に対して「債権放棄」ではなく、インタゲで対応しようとしてることが重要だ、ってことなんだ。それは、単に総資産さえ増えたら何でも良いとはバーナンケも考えているからだろ?
517 :招き猫:2002/12/15(Sun) 11:51
>>516
誤 単に総資産さえ増えたら何でも良いとはバーナンケも考えているからだろ?
正 単に総資産さえ増えたら何でも良いとはバーナンケは考えていないからだろ?
518 :歌舞:2002/12/15(Sun) 12:33
ああ、補足するとKMモデルをまた借りして経営者たたくとかモラル
ふりまわす一方で、きちんとレントとってる非ケインジアン風の理屈
への揶揄であって、ほんまもののKMモデルとは別口。
519 :歌舞:2002/12/15(Sun) 12:36
それと招き猫の問題意識の核心部分は先にもかいたけど
ここの巣窟の用語でいえばむしろ構造改革ネタだ。だから何度も
いうがKMとかBGモデルにこだわる必要はない。
正直いってそこがわからないと学者になれないとかそういう以前に
だめだ。
520 :歌舞:2002/12/15(Sun) 12:44
そういった意味ではヒクソンさんも罪作りだぞ。ここまで議論をひっぱってんだから藁
どうもドラエモンはきずいていたで静観していたようだが、
招き猫の問題意識はリフレ政策とは直接には関係ない(もちろん
リフレ政策を支持するしないとは無縁という意味。招き猫はりフレ派だと
思う)。資本市場の改革の問題だと思うのでこれはインフレ下でもデフレ
下でも問題である。もちろんデフレ下の方がより問題は深刻だ。だからリフレ
政策にシンパシーをもつのはわかるが、ドマクロでもKMでBGでも招き猫の求める
答えはこれらの理論にはない。だから傍目からみると余計なものを混在させているよう
に見えるし、招き猫からは「なんでこの問題がわからないのよ」となる。
魚屋に車を買いに来てもたぶん売らない。

だから上にあげた岩田の論文やらからはじめるべきだろうね。マクロよりもミクロの
話。
521 :歌舞:2002/12/15(Sun) 12:49
いや、もちろんマクロとも関連しているが、それは難しいしたぶんいままでの経緯
では間違って理解する可能性が高い。むしろミクロ的な話だとわりきって(これぞゴキブリw)、その手の話を読んでいくのがいいだろう。
522 :招き猫:2002/12/15(Sun) 13:52
>>503 ヒクソンさん、
>私にはそもそもなぜ、間接金融よりも直接金融の方が望ましいのかは全く理解できていません。
直接金融か、間接金融かって言うことは、基本的には「資本コスト」でどっちが安くつくのか、「コスト」がかからないのかと言う問題なのではありませんか。
もう一つは、直接金融の方が破綻の処理が簡単ですよね。エンロンもワールドコムも今話題のUAもあっという間です。ディフォルトすればそれまでです。その瞬間に債権放棄が強制的に行われてしまう。その一方、会社の方は建て直しが早い。でも、それって大変なモラルハザードですよね。だから、監査が厳しい。しかし、エンロンのように監査会社がぐるになったら防ぎようがない。
今年アメリカが大騒ぎした事は、まさしくエージェンシー・コストの話だったと思います。そして、ヒクソンさんが抱いておられるお考えは正しく今日的な問題であると思いますよ。直接金融ついては、おそらく銅鑼さんが私などより深い見識お持ちだから、別のところでぜひ質問してみて下さい。
523 :招き猫:2002/12/15(Sun) 13:53
>しかし、新聞なのでは直接金融の方がいいだ、というような、どちらか一方議論に聞こえます。
日本が極端に偏った間接主体の金融システムになっているからでしょう。逆にアメリカは直接金融主体。欧はその中間です。せめてヨーロッパの水準まで引き上げたい、との事のようです。これもコストの問題としてとらえると、日本の金融システムが担保主義に乗っ取った間接金融中心のものであったため、一反担保である土地の価格が下がり始めると、どんどん担保価値が目減りしていく。つまり、おそろしいほどエージェンシー・コストがかかる仕組みであることが解ったからでではないですか。

日米欧とで言えば、日本の金融の特殊性はどうして起こったのか、ということが問題だと考えます。アメリカで資金を調達できると言うことは、担保が無くてもお金が集められる。人も企業の信用力が問題でしょう。

例えば、アメリカではクレジットカードを何枚か持っていて、事故を起こさないことで利用額の上限が拡がっていくはずです。また、不動産を担保にしてローンを組み、きちんと返済が続いていくと設定担保に余裕が出来る。そうするとあなたのローンはいくらいくら余裕がありますよ、とお知らせが来る。
それを元にリフォームや別の利用ができる。資金調達が簡単だし、金利も低い。それが結果的には消費の拡大に役立っているのではないでしょうか?
524 :招き猫:2002/12/15(Sun) 13:53
ヒクソンさんはHori and Andoを読まれましたか?ここでは嫌われている斎藤さんが関わっているので問題はあるかと思いますが、私はこの論文は非常に面白いと思います。推定結果の考察p18はこうあります。

「日本企業は資本市場の不完全生を前提として投資・生産活動を行っていた可能性を示唆している」

つまり、日本では上場企業以外は、常に資金制約下にあり、人も企業も土地を担保としていなければ、資金調達出来ない仕組みになっている、と言うことだと思います。そう言う制約下の中では、人も企業も流動性を確保するための財として「土地」を保有する行動に出るのではありませんか?
これを考察しているのがKMモデルだと思います。生産要素や消費財として利用しつつ、尚かつ流動性の調達手段として保有する。
525 :招き猫:2002/12/15(Sun) 13:54
>あと、招き猫さんはバブルが再び起こるような議論されていますが、どうしてでしょうか?

先のような状況下であれば、>>358などでも書きましたが、擬制的な土地本位制下であることと不動産にかかる税が保有と売却の二重課税になっているが、買い換え特例などのように税制で課税を免れる余地が与えられている。それが結果的には資産選択権をゆがめて、さらに土地に対するニーズを高めているからです。そう言った制度や首都圏への機能集中は、バブル時とちっとも変化していません。それどころか東京の機能集中はさらに強まっています。

歌舞さんがこれは構造改革ネタだと言っておられますが、おそらくそうなのでしょう。
ただ、これはインタゲ派のウィークポイントだと思いますよ。だって、かって地価の上昇のせいでマクロ経済の順調な運営を潰しちゃったんだから。

敵を知り、己を知れば、百戦危うからず。
どっちにせよ、この議論はここでは終わりにしましょう。ミクロの話だそうですので。
526 :一夢庵[一夢庵]:2002/12/15(Sun) 17:30
スレ主なのにすっかり影の薄い一夢庵です。正直に言うと最近の高度な
話題のほとんどに付いていけてません。

そういう状態は悲しいわけですが、僕と同じく話題に付いていけない人は、
ここで焦ってもしょうがないので、じっくりと腰を落ち着けて基礎力を
つけていきましょう。

[Blanchard-Fsicher Section 6.2]
僕のお勉強はBlanchard-FischerのChapert 6のSec 6.2がやっと終わりそうな
所まで到達しました(まだ完全ではありませんが)のでPDFをupしました。
http://ichi-m-an.hp.infoseek.co.jp/consumptionSavingUnderUncertainty.pdf

[今後の予定]
まだかけていない部分を次の日曜日までに埋めて、一度Chaper 10のLucasの
Asset Pricing Modelをやってみたいと思います(ザモデル氏推奨だったので)。
それからsection 6.3のInvestmentをやってからChapter 7のRBCに入りたいと
思っています。
527 :歌舞:2002/12/15(Sun) 19:10
ただ、これはインタゲ派のウィークポイントだと思いますよ。だって、かって地価の上昇のせいでマクロ経済の順調な運営を潰しちゃったんだから。
>

ひとこと。ほかのみんなが何もいわないのが不思議だが、この認識があるかぎりリフレの李の字もわかっていない。最初から勉強してホスイ
528 :dell:2002/12/15(Sun) 19:37
>>527

招き猫氏が言っているのは、地価を上昇させるなということではなくて(というより招き猫氏は地価上昇歓迎派の最右翼の一人でしょう)、地価が上昇した時の「庶民」の怨嗟の声に対する対策も考えておかないと、また80年代好況の後の90年代不況のようなことの繰り返しになるぞということだと思いますよ、政治経済的に。
まあ、構造改革ネタだし、このスレの趣旨とは少しはずれているのかもしれませんが・・・。
529 :歌舞:2002/12/15(Sun) 19:45
招き猫さあ、もうリフレ派やめたら? なんてね。漏れもよく銅鑼に「おまえ、実は新古典派すきなんだろお」とか七氏に「よろいのしたからみえるのは…」とかいわれているからまあ諦めずに?調教するか。

まず単純にいって「因果関係」が逆だろ?

地価上昇→マクロ経済の順調な運営

ではなくて

マクロ経済の不順な運営→地価上昇

だろ? その認識がないとなぜ招き猫は80年代は構造原因説でバブルの生成を説明し、90年代はマクロ経済政策の不順でのバブルの消滅と停滞の持続を説明するというダブルスタンダードになる。いっておくが、調子にのって「インタゲ派のウィークポイント」とか書いているがwここの板で時間を潰すゴキブリはいざしらず、世間で有名なリフレ派はこの問題とまさに格闘してきたんだよ。そしてそういう格闘に対していまのトンデモエコノミストとその周辺(いま思いついたのはJMMの村上龍の独白だ「日本には当時、土地しか資金の運用先がなかったからバブルはおきた」というものだ。招き猫はJMMを愛読したほうがいい。藁)どもの解釈だ。かれらはもちろんその構造原因説を80年代はおろか今日まで敷衍しているけどね。

バブルの生成とその消滅については、例のFRB論文を読み、そのあとに岩田『金融政策の経済学』を読めよ。
530 :歌舞:2002/12/15(Sun) 19:49
<まず単純にいって「因果関係」が逆だろ?

地価上昇→マクロ経済の順調な運営の破綻

ではなくて

マクロ経済の不順な運営→地価上昇>

スマソ
531 :一夢庵[一夢庵]:2002/12/15(Sun) 19:52
>>524-529 招き猫さん、Dellさん、歌舞さん

まあまあ、マタリーと話をしましょう。

このテーマに関してはせっかくあるのですから「ザモデルで政策論争」に
移行してはどうでしょうか?
532 :ヒクソン・グレイシー:2002/12/16(Mon) 21:05
>>522->>525
招き猫さん、丁寧なコメントありがとうございます。
非常に勉強になりました。また、面白い話題があったら議論しましょう。
533 :走る名無しさん:2002/12/17(Tue) 00:18
リュウエンちゃん
http://matari.ichigobbs.com/cgi/readres.cgi?bo=economy&vi=0679&rr=262&fi=no
>合理的バブルを扱う上で参照する基本的な差分方程式の説明からはじめよう。
>   yt=aE[yt+1|t]+cxt (1)

>価格のレベルは次期の価格レベルの期待値と現在の名目貨幣ストックに依存してきまる
>(1)式からt+1時点の形にして、それの時点tにおける期待値をとる。
>  E[yt+1|It]=aE[E[yt+2|It+1]|It]+cE[xt+1|It]=aE[yt+2|It]+cE[xt+1|It]

>これを(1)式をt+1時点にしたものに代入すると
>      yt=a^2E[yt+2|It]+c{aE[xt+1|It]+xt}
>t時点までこれをやると((1)式をt+2時点までにしたものにするとだいたい方向性はわかるのでおためしあれ)
>yt=a^(T+1)E[yt+T+1|It]+c{Σa^iE[xt+i|It]} (Σの上下の表記は下はi=0、上は大文字のT)。

このtの話はどこでしたらいいの?
534 :龍円たんラブ:2002/12/17(Tue) 00:39
「このt」じゃなくて「この手」ですか? ここでいいですよ。
535 :走る名無しさん:2002/12/18(Wed) 12:36
sage
536 :ヒクソン・グレイシー:2002/12/19(Thu) 01:03
歌舞さん、金融政策とバブルの関係に関してですが、
マネーサプライとバブルの因果関係に関する
理論的論文を、ご存知でしたら教えてください。
537 :"歌舞音曲":2002/12/19(Thu) 01:58
>ヒクソンさん。お待たせしました。

ご存知かもしれませんがやはり一番包括的なのは小川一夫・北坂真一『資産市場と景気変動』ですね。論文としてはその本に掲載されているものをご覧いただくといいと思います。あとは『日本の金融危機』の中の地主・黒木・宮尾論文、それに『バブルと金融政策』の白川・翁らの論文、『平成バブルの研究』上の深尾論文などが役立ちそうです。専門論文や日銀の80年代のマネーサプライ動向の分析評価もこれらの本の参考文献にあると思います。大して役だたず スマソ
538 :好意の第三者:2002/12/19(Thu) 06:12
"歌舞音曲"さんへ
どこに情報源をお持ちで、
うらやましい限りです.
539 :走る名無しさん:2002/12/19(Thu) 06:25
>>538

歌舞たんは経済学部の大学院を出た崩れの暇な不動産屋。
動学マクロの洗礼を受けた世代らしい。
崩れた後も経済学関係の本を買い漁りまくっている。
ネット上もくまなく探索し、論文をダウンロードしまくっている。

経済学に関する話相手が欲しくて苺に居座っているが、
調子にのりすぎてヤシの注目を集めまくり、
苺経済板の品位と質を落とすことに貢献した。
そのせいで銅鑼たんに口をきいてもらえなくなった。
歌舞たんと銅鑼たんの衝突は最近の苺経済板では風物詩の一つになっている。
540 :走る名無しさん:2002/12/19(Thu) 06:41
歌舞たんは
経済学系大学院を出た崩れの暇な不動産屋、
を語る30代後半の経済学者(アジア経済専攻)。
親が不動産屋で、その金で30位まで食わせてもらった。
家業は継がないことになったが、不動産屋を営業してるフリをしている。
大学院入院当初、Blanchard-Fischerで動学マクロの洗礼を受け、
少しヒマになった昨今、そのノスタルジアに浸ってる。

といったところじゃないか?
541 :走る名無しさん:2002/12/19(Thu) 06:45
>>540
>親が不動産屋で、その金で30位まで食わせてもらった。

漏れは今も親に食わせてもらっているんだと思う。
だから苦労人の銅鑼は歌舞を気にいらないんだろうな。
542 :走る名無しさん:2002/12/19(Thu) 06:50
すりらんかさんは教え方がうまうから
予備校の講師とかで、かなり稼いでそうだな
543 :走る名無しさん:2002/12/19(Thu) 07:02
>すりらんかさんは教え方がうまうから
>予備校の講師とかで、かなり稼いでそうだな
かつて、貧乏院生(だったかどうかは本当は知らないが)の頃、
予備校講師で稼いでいたらすい
544 :走る名無しさん:2002/12/19(Thu) 07:46
ところで、
銅鑼は家庭円満、
歌舞は離婚寸前、
すりは失恋直後
ネット中毒の3人でもこうも違うのはなぜ?
545 :走る名無しさん:2002/12/19(Thu) 08:12
3にんとも俺よりか賢いのは間違いなさげ@経済学部4年
546 :走る名無しさん:2002/12/19(Thu) 08:14
3にんとも俺よりか年寄りなのは間違いなさげ@経済学部4年
547 :"歌舞音曲":2002/12/19(Thu) 10:57
ヒクソンさん、この以下の論文にあげられた参考文献一覧が包括的なようですよ。

http://www.mof.go.jp/jouhou/soken/kenkyu/ron029.pdf
548 :走る名無しさん:2002/12/19(Thu) 12:05
銅鑼は円満と見えて、熟年離婚定年離婚に持ち込まれるのを気をつけなければならない
549 :走る名無しさん:2002/12/19(Thu) 12:27
熟年離婚の銅鑼、家庭内離婚の歌舞、クリスマス直前に失恋のすり、
誰が一番悲惨だろうか?
550 :銅鑼:2002/12/19(Thu) 18:49
>>549 俺の離婚の危機とザモデルによる政策分析がどう関連するんだ、ゴラァ!!

>同居期間20年以上の熟年夫婦の離婚は、85年と比べ98年は約2倍に増えていま
>す。この増え方は、離婚全体の増加率の2倍にもなります。しかも、そのほとんどが妻
>からの申し立てによるものです。
>私どもシニア ライフ アドバイザーが開催している「シニア電話相談」でも、定年を迎
>えた夫を持つ妻の悩みは日毎に多くなっています。

だが、↑だそうだ。どこでもかみさんが逃げようとしてるんだな(涙
551 :ヒクソン・グレイシー:2002/12/19(Thu) 21:23
>>547 歌舞さん、いろいろ教えて頂いてありがとうございます。
前回歌舞さんに所在を教えて頂いた、NBERのペーパーを読みました。
政策に使えるかどうかは別として、非常に面白い論文で、アクセルレーターがもつ重要な性質=非線形性に関して、実証してました。

それにしても、歌舞さんは現在FTPLを勉強されてるみたいで、尊敬します。
とうてい僕にはできません。
先日の日経教室でも渡辺努氏が議論してましたが、どうも現実的でない政策提言に思えました。
渡辺氏も少し前は、フローとストックのデフレが問題である、という議論してましたが、また最近変わったんですかね?
552 :533:2002/12/20(Fri) 00:28
>>534 龍円さん
いやいや、tです。

>>533 t→t+1 において
>E[yt+1|t]は時点tにおけるyt+1の期待値。
>ytは次の期のyの期待値とxに依存する。期待形成のあり方は合理的期待。

これがインタゲの最も重要なポイントととらえて良いですか?同時に

>ここでの合理的期待とは、期待が時点tに利用可能な情報に基づくyt+1に利用可能な情報に基
>づくyt+1の数学的期待値に等しくなることを意味する。さらに合理的期待をもつ主体は
>(1)式でしめされるモデルとそのパラメーターを知っている。さらに総ての個人は同じ情報を保有する。

この情報の共有化が重要であると。以上のようなとらえ方で良いですか?
553 :"歌舞音曲":2002/12/20(Fri) 00:39
>>551 ヒクソンさん、人がわるいぞよ。藁 FTPLを勉強してるけど、もともとこのモデルはSidrauski型のモデルなんですよ。だからヒクソンさんのようにFA知ってれば理解するのはすぐだと思いますよ。

渡辺さんのも「財政破綻」という言葉はあまりよくないですが、いってることは単に横断性条件をみたさないということであって、政府の異時点間の予算制約が事後的にも
破綻しているというわけではないのです。たぶん。先の小林論説のように政府の実質財政余剰S
が決まると、政府の予算制約をみたすためにはインフレ率Pが従属して決まらなくてはいけない(すなわち事後的には横断性条件をみたす)。ここで小林さんも渡辺さんもインタゲ前提にしているインフレ率だけの操作可能性みたいなものに疑問を呈しているのでしょう。こういったFTPLについてはその疑問をこれからマッカラムなんかの批判論文を読んで理解するつもりです。

年寄りなのでちびちびやりますよ。w
554 :"歌舞音曲":2002/12/20(Fri) 00:46
>>552 こんばんは。tでよかったのですかそれは申し訳ない。

インタゲといいますか、デフレ期待からインフレ期待をうながすような「政策レジーム転換」
には期待のありかたがJUMPしなくてはいけないので、比喩的にいえば過去にひきずられるような適応的な期待ではなく、合理的期待でないとまずいと思います。

情報の共有化もいいと思います。経済主体は理論上はすべて合理的期待ではないとまずいですね。

とりあえずのスタンダードな理解ではないかと思います
555 :533:2002/12/20(Fri) 15:15
そのtですが、ここ↓での銅鑼さんの意見
http://matari.ichigobbs.com/cgi/readres.cgi?bo=economy&vi=0679&rr=295&fi=no
>金融政策は効果の出るまでタイムラグがある。
http://matari.ichigobbs.com/cgi/readres.cgi?bo=economy&vi=0679&rr=297&fi=no
>情勢によるけどね。長期投資のウェイトが高い局面ではラグは伸びるでしょう。
>特に建設投資ブームだったバブルのころは特にそうだったんじゃない?

これって、tとt+1の単位を月単位なのか、年単位なのかどの様にとらえるか、って
いう話だと思うのですが、そういう理解でよろしいか?
556 :"歌舞音曲":2002/12/20(Fri) 15:22
>>555 tとt+1ってあくまで理念的な時間だから、月か年単位と簡単にオーバラッツプしてもしかたがないのではないの? 特に参照されているところはバブルの話で、銅鑼さんの「金融政策は効果のでるまでタイムラグがある」というのとは話が違うと思いますよ。

それぞれの事例ごとに理念的時間をどう現実の時間とすりあわせていくかが問題だと思います。
557 :一夢庵[一夢庵]:2002/12/21(Sat) 06:58
>>536-537 ヒクソンさん、歌舞さん
#歌舞さんはいつも一夢庵に出来ないフォローを数多くありがとうざいます。

ヒクソンさんの趣旨に沿っているかどうか分からないのですが、
最近、一夢庵が見つけた興味深いWorking Paperがあったのでご紹介します
"Imperfect Capital Markets and Nominal Wage Rigidities," Carlstrom
and Fuerst
http://www.clev.frb.org/Research/Workpaper/2002/WP0205.pdf

Abstractが"Shoud Monetary Poicy Respond to Asset Prices?"
金融政策は資産価格に対する責任を有するべきか?問いかけから始まっており
ヒクソンさんをはじめ皆さんにとっても興味深いのではないかと思います。
K-MのCredit Cyclesのモデルを基本にしたもののようです。ご参考になれば。
558 :一夢庵[一夢庵]:2002/12/21(Sat) 07:08
今まで「これまでの歴史をまとめる」と言いつつ時間がなくてなかなか出来ません
でした。お詫びに簡単にこれまでに我々が勉強したモデルについて簡単にまとめ
ましたので、書いておきます。(Blanchard-Fischerのお勉強は除いています。
またそれぞのモデルのポインターは過去ログをご参照ください)

[Krugmanによる"It'baaack"(New IS-LM)モデル]
Ramseyモデル+Cash-in-advanceモデルの異時点間の労働供給の代替を利用して
リフレ政策(インタゲ政策)を正当化しようとするもの

[Open EconomyにおけるAdjustment Costモデル]
Ramseyモデル+adjustment costs+海外から資金供給が行われるモデル。
Tobin qが導入されている

[Carstrom-FuerstによるAgency Costモデル]
資本市場の不完全性を考慮に入れたモデル。企業家の内部資金の低下がその後
継続的に景気を悪化させるというモデルBernanke-Gertlerのモデルの発展形。
このモデルによりフィナンシャル・アクセルレーターの概念が導入された
559 :一夢庵[一夢庵]:2002/12/21(Sat) 07:12
(続き)
[Kiyotaki-MooreによるMoneyモデル]
投資機会のあるなしと資本の流動性に制限を加えて貨幣のモデル。このモデルに
よりリフレ政策(インタゲ政策)で設備投資が増加するという仕組みが導入された

そして、次に一夢庵が興味を持っているテーマ:

[Carlstrom-FuerstによるImperfect Capital Marketモデル]
"Shoud Monetary Poicy Respond to Asset Prices?"
金融政策は資産価格に対する責任を有するべきか?

[謝辞]
ここまで来れたことを多くの皆さまに感謝いたします。
560 :走る名無しさん:2002/12/21(Sat) 08:29
Carstrom-Fuerstの話は
(フリー)キャッシュフローの動きと整合的なのでしょうか?
561 :一夢庵[一夢庵]:2002/12/21(Sat) 09:11
#僕への質問なんて珍しいです。。。
>>560 560さん
>Carstrom-Fuerstの話は(フリー)キャッシュフローの動きと整合的なのでしょうか?

かならずしも整合的ではないと思います。そもそもC-Fでは企業家が内部資金を
貯めこまないように、わざと企業家の効用関数が線形[βC_t]になるようにして
いるからです。

むしろフリーキャッシュフローについて考えるにはK-Mの貨幣モデルの方が
適していると思います。

もし、どうしてもC-Fで考えたいというご要望ならば、たとえば以下のように
考えてみるというのはどうでしょうか?

1. 企業家の効用関数をlog(c)などに変えて、資金を貯めこむようにする
2. それにも関わらずに内部資金nがあまり増えない状況を考える
 (たとえばお金を貯めこんでも保有資産から得られる利益が急激に
  減ってしまうので、総額として内部資金nはあまり増えない、など)
3. 結果として貸し出しも増えず、投資も増えない

今、短い時間に考えたので、穴だらけアイディアですが。。。つめて考えると修論
くらいにはなるかもしれません。アイディアが欲しい方がおられたら差し上げます。
562 :一夢庵[一夢庵]:2002/12/21(Sat) 09:20
>>561
[念のため補足]
>アイディアが欲しい方がおられたら差し上げます。

これは本当ですが、もしそのアイディアを指導教官のところに持っていって「そんな
低レベルのアイディア持ってくるな」と怒られても僕に文句を言わないでくださいね。

#僕は工学部卒なので経済学部でどのようなレベルが要求されるか知らないので。。。
563 :"歌舞音曲":2002/12/21(Sat) 10:26
>>562 ちょいまった。そのアイデァ漏れ予約! 藁
564 :↑:2002/12/21(Sat) 10:41
しかし実名で論文は書けない罠(w。
謝辞に「アイデァをご提供いただいた一夢庵氏に感謝しる」???
ありえまっしぇん!
565 :走る名無しさん:2002/12/21(Sat) 10:48
じゃあauthor=いちごびびえす(論文作成スレ)として論文を書いてみるが世濾紙。
566 :ヒクソン・グレイシー:2002/12/21(Sat) 11:18
一夢さん、元気ですか!元気があれば・・・
 フリーキャッシュフローの動きは、大企業、中小企業、零細企業など小さい企業に
分ける必要があると思いますが。まずそもそも、大企業は対象外でしょう。これは、
モデルを考えてもそうです。
 問題は、中小企業や零細企業など小さい企業のキャッシュフローの動きが重要だと思います。
日本でもこういった企業のなかでは、キャッシュフローが少なくて信用制約受けてる企業は
存在していると思います。短観のアンケートは参考になりませんか?
 私は、重要なのは信用制約を受けている企業が仮に全く存在していない状況を考えても、
資産価格を上げる政策こそが必要であると思う。資産価格が上がれば、期待実質資本コスト
が低下し、投資が増加する。そうすれば、時間を通じた波及効果がある。
 私は、期待の部分を除けば、金融政策の波及経路の出発点は経済主体のバランスシートの変化を通じてであると理解しています。したがって、極端な状況を考えて、信用制約を受けている企業が全く存在していなくても、波及経路はあくまでバランスシートだと思う。今の日本で信用制約を受ける企業が全くなく、アクセルレーターによって景気が拡大しなくとも、期待実質資本コストの経路で景気は拡大する。資産価格を上げる政策を否定する理由にはならない。

あと、BGやCarstrom-Fuerstの議論はミクロ金融で定義されている信用割当のモデルでは
ありません。彼らのモデルでは企業家は銀行から借りようとすれば、借りられるモデルです。
借りたいのに借りられないモデルではない。しかし、その点は非常にテクニカルな話で、キャッシュ・フローが投資の意思決定の際に重要な役割を果たすという意味では、あまり重要ではありませんが。
567 :ヒクソン・グレイシー:2002/12/21(Sat) 11:59
歌舞さん、一夢さん、第2の点に関して、是非批判的なコメントください。
フリー・キャッシュフローの点に関して
1: デフレだから預金として保有していた方が得だから、というのが一つ。
2: もう一つは、やはり情報の非対称性やホールドアップ問題が原因ではないかと思う。
 企業が流動性資産を保有するのは、投資機会がめぐってきたときに、情報の非対称性やホールドアップ問題が原因で銀行から必要な資金を借りられない可能性があり、企業は将来のそういった状況を考えて、流動性資産を保有するのではないかと思う。
 規模拡大の投資ではなくて、在庫投資などの運転資金の場合も同じだと思う。特に、今の日本のように、借り手のバランスシートだけでなく、貸し手のバランスシートも悪化している状況では、将来投資や運転資金のための必要な資金が必要となったときに、借り手が必要な資金を借りられない可能性は十分あると思う。そのことを借り手は事前に予想するはずである。その結果、いま流動性資産を増やす。
 この場合も、やはり非対称情報やホールドアップ問題が根本的な原因だと思う。こういった状況では、企業は信用制約を受けているのと同じで、今期最適な投資水準を達成できない可能性が十分あると思う。
568 :招き猫:2002/12/21(Sat) 11:59
そうか、良くわかった。ヒクソンさんありがとう。

「期待実質資本コスト」

これが金融政策にとって最も重要だと言うことだね。
ホントの実質金利はこれだととらえて言いかな?
569 :ヒクソン・グレイシー:2002/12/21(Sat) 12:14
>>568 招き猫さん
そうです。バランスシートの変化によって、期待実質資本コストが変化するのは、
既存株主が株式投資する際に求めるリスクプレミアムが変化するからです。
リスクプレミアムがバランスシートによって変化するのは、ミクロ経済学の不確実性の経済学の部分で、絶対的危険回避の議論です。簡単にいえば、持っている資産が多ければ、それだけリスクを積極的にとれると言うことです。だから、株式投資する際にもとめるプレミアムも低下する。期待実質資本コストが低下する。
非対称情報であれば、このプレミアムは外部資金プレミアムです。バランスシートの改善によって、この外部資金プレミアムが低下するからこそ信用制約が緩和するわけです。
570 :ヒクソン・グレイシー:2002/12/21(Sat) 12:32
>>567 の
>この場合も、やはり非対称情報やホールドアップ問題が根本的な原因だと思う。こういった状>況では、企業は信用制約を受けているのと同じで、今期最適な投資水準を達成できない可能性>が十分あると思う。
に加えてさらに重要と思うことは、デフレがさらにこの問題を深刻化させていると思う。そう言う意味では、デフレが根本原因だと言える。
571 :招き猫:2002/12/22(Sun) 00:03
>>569 ヒクソンさん、お返事ありがとうございます。
ヒクソンさんのお話を、現実に置き換えてみるととてもわかりやすい。非常に納得がいきます。
資産価格の下落額がバランスシートを通じて資本コストを引き上げている訳ですね。

>資産価格が上がれば、期待実質資本コストが低下し、投資が増加する。
>そうすれば、時間を通じた波及効果がある。
>期待の部分を除けば、金融政策の波及経路の出発点は経済主体の
>バランスシートの変化を通じてであると理解しています

資産価格が下落している現在は期待実質資本コストが非常に高い。
その結果投資が減少している。資産価格が上昇すればそれが改善されるということですね。
572 :招き猫:2002/12/22(Sun) 00:04
>既存株主が株式投資する際に求めるリスクプレミアムが変化するからです。
>持っている資産が多ければ、それだけリスクを積極的にとれると言うことです。
>株式投資する際にもとめるプレミアムも低下する。期待実質資本コストが低下する。

転換社債を例にとれば良くわかりますよね。株価が上がっている場合は、社債として発行しても株式に転換されるから返済する必要がなく、配当だけ払えば言い訳ですよね。

>非対称情報であれば、このプレミアムは外部資金プレミアムです。
>バランスシートの改善によって、この外部資金プレミアムが低下するからこそ信用制約が緩和するわけです。
現在銀行が保有している株式とは、まさしくこれにあたるでしょうか?
非対称情報下にあって、資産価格の下落によってリスクプレミアムが高まっている。

以上のような理解で正しいですか?
573 :一夢庵[一夢庵]:2002/12/24(Tue) 07:40
>>566-572 ヒクソンさん
>>567
>歌舞さん、一夢さん、第2の点に関して、是非批判的なコメントください。

反応が遅れてすみません。うまく批判的なコメントが出来るかどうか
分かりませんが、やってみますので、少しお時間をください。
574 :某コテハン:2002/12/24(Tue) 08:28
>ヒクソンさん。漏れも同じで掲示板は今日くらいしか書き込む余裕はないので
あしからず。来年6日くらいには復帰しますので。
575 :歌舞:2002/12/27(Fri) 01:03
↑ とかいってまた復活して買いてら。w

しかし以前、横断性条件を軽んじる発言をする椰子がいたが、そんなことはないじゃないか、あの
あとかなり勉強してるが非常に熱いテーマじゃないか!

ここで勉強の成果はみせる段階ではまだないが、なかなか面白いいんだぞ。横断性条件の必要条件って。
576 :一夢庵[一夢庵]:2002/12/31(Tue) 08:50
[最近のザ・モデルの教科書]
「産業組織」スレで"Lectures on Macro"(Blanchard-Fischer)が古いという
話になっていましたが、Kiyotaki先生は授業で"Recursive Macroeconomic
Theory"(Ljungqvist-Sargent)をお使いのようです。
http://econ.lse.ac.uk/courses/ec414/M/
577 :ヒクソン・グレイシー:2002/12/31(Tue) 11:44
歌舞さん、一夢さん、招き猫さん、
今年は沢山議論していただき、大変勉強になりました。来年も批判的なコメントなど、議論してください。

歌舞さん、不良債権のところで、日本の中小企業の9割が銀行借り入れ、あるいは内部資金
で投資をファイナンスしていると議論されていましたが、現在中小企業や零細企業などの
内部資金は大企業のように豊富なんでしょうか?もちろん、運転資金(在庫投資)のための資金操りに困っている企業は沢山存在していると思いますが、平均的には豊富なんでしょうか?
データは中小企業白書からですか?
578 :歌舞:2002/12/31(Tue) 12:20
中小企業の内部資金のイメージは「ヒクソンさーーん、まじまじに返すから出世払いでお金かしてええーーん」というものです。豊富なわけはありません。マクロ的にみれば数兆円のキャッシュフローを抱えていますがほとんどが債務の返済にあてるためだと思われます(ここらへんは『中小企業白書』(今年度版)が具体的な数字をあげている)。

僕の中小企業関係のデータは招き猫にいわれてから集めだしたものなのでぜんぜん調査が
足りません。『中小企業白書』と国民生活金融公庫のHP上のデータ、それに藪下・武士俣の本です。
579 :歌舞:2002/12/31(Tue) 12:30
最初から Recursive Macroeconomic
Theory"(Ljungqvist-Sargent
にいくと何がなんだかわからないでしょうね。僕もMathlabのテキストを先週購入した
ばかりだし、完全にわすれてた計量や確率過程のお勉強も最近はじめたのですが、それでも
リハビリと準備などで半年ぐらいはかかるかもしれない。Eviewsも手にいれる予定。

B.Fはここには載せてないけど(さすがに時間がない)ほぼ再読は終了して手書きのレジュメは相当程度用意できた。公約があるので思い出したようにテキストを貼るかもしれないけど一夢庵さんの動向にあわせてフォローしていく所存。
580 :歌舞:2002/12/31(Tue) 13:36
中小企業の金融理論については、別スレでやすひろさんも誉めてた以下の論文がネットで入手可能。いまからざっと読んでみる

http://www.boj.or.jp/down/siryo/01/kwp00j11.pdf
581 :ヒクソン・グレイシー:2003/01/04(Sat) 14:49
一夢庵さん、明けましておめでとうございます。今年も沢山議論してください。

 一夢さんが、「需要創出型イノベーションによる景気回復」のところで、
資源配分の効率性と景気回復の関係を議論されていますが、私も一夢さんの意見と
同じで、インフレ政策こそが資源配分の効率性をもたらし、景気にプラスの効果を
与える政策であると理解しています。
 これまで何度も議論してきたように、私は資本コスト理論やアクセルレーター
理論の本質は、まさに効率的な資源配分をもたらす点にあると思います。
 つまり、二つの理論からすると、インフレ政策が景気にプラスの効果を与える
メカニズムの本質は、効率的な資源配分をもたらすからこそであると理解しています。
この効率的な資源配分をもたらす部分こそが金融の本質なんではないだろうか。
582 :一夢庵[一夢庵]:2003/01/04(Sat) 21:52
>>581 ヒクソンさん
あけまけしおめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

>これまで何度も議論してきたように、私は資本コスト理論やアクセル
>レーター理論の本質は、まさに効率的な資源配分をもたらす点にある

そうですね。僕自身もそう思っているのですが、もう少し明示的に
分析をしてみたいと思っています。それに関しては>>557の論文が
ヒントになるのではないかと思っています。
583 :一夢庵[一夢庵]:2003/01/20(Mon) 07:11
Sec 6.3の作成を開始しました。

[Blanchard-Fischerお勉強PDF Section6.3]
http://ichi-m-an.hp.infoseek.co.jp/investmentUnderUncertainty.pdf

#いつものことですが、うんざりするほど計算をする必要があります

[補足]
(1) Sec 6.2に関してどうしても2点分からないことが残ってしまったので、
 もし分かる方がおられましたら教えてください。
(2) 一応、Chapter 7に入りました。が、"Modified Golden Rule"の記述が
 分からずに頭を抱えています(苦藁
584 :歌舞:2003/01/20(Mon) 08:36
>>583

一夢庵さん。SE\ec6.2の不明二箇所はわかりますので後刻カキコします。たぶん、期をずらして引き算すればでてくるのでは?

第7章の修正された黄金律のところは「寄り道:不確実性の下での修正された黄金律」ですか?
それもわかるような気がします。ここらへんの確率入ったラムゼイモデルはJMEのCampbellの1994論文の方がわかりやすいかもしれない。いま実は読んでいるw

でもこのCampbell論文をもっとまとめて誰でもわかるようにwしてくれたのがローマーの本の実物景気循環の章でしょう。ローマーの本は専門家ではなくて、ざっと現代マクロの概要を無理なく知るには最適でしょう。
585 :走る名無しさん:2003/01/20(Mon) 09:32
歌舞たんの代わり。

(49)の右辺は、e_tじゃなくe_{t+1}では?
C_{t+1}を決めるとき、Y_{t+1}、つまりはe_{t+1}を観察しているんでしょう?

二つ目の個所は、(49)を何度か使って
E(C_{t+i}|t) = C_t + iασ^2/2
と、t期以降の予算制約E(A_T|t)=0を書き直した
E(C_t + C_{t+1} + ... + C_{T-1}|t) = A_t + E(Y_t + Y_{t+1} + ... + Y_{T-1}|t)
を使えば、出てくると思います。

一つ目は、歌舞さんのいうとおり、
\sum_i (1+r)^{-i} [E(Y_{t+i}|t) - E(Y_{t+i}|t-1)]
= ε_t
+ \sum_i \sum_j [1/(1+r)]^i ψ_j [E(Y_{t+i-j}|t) - E(Y_{t+i-j}|t-1)]
と1期ずらしておいて、
シグマの順番をちょちょいとずらします。(積分の変数変換みたいに。)

すなわち、表記の簡単化のため
x_{i-j} = E(Y_{t+i-j}|t) - E(Y_{t+i-j}|t-1)
とおいて、i-j=nとおけば、
\sum_i (1+r)^{-i} x_i
= ε_t + \sum_i \sum_j (1+r)^{-i} ψ_j x_{i-j}
= ε_t + \sum_n \sum_j (1+r)^{-n-j} ψ_j x_n
= ε_t + \sum (1+r)^{-j} ψ_j \sum_n (1+r)^{-n} x_n
となります。最後は、
\sum_i (1+r)^{-i} x_i = \sum_n (1+r)^{-n} x_n
に注意すれば、おしまいです。

(ほんとは、上の議論でi, j, nのとりうる範囲をごまかしています。
でも、i-j<0のときx_{i-j}=0なので、
あらかじめ、iもnも(0からでなく)-∞から∞としておけばなんの問題ありません。)
586 :一夢庵[一夢庵]:2003/01/21(Tue) 07:11
>>584 歌舞さん
>たぶん、期をずらして引き算すればで

う、その方法(585さんからもご指摘がありましたが)はすでに歌舞さんから
「B-Fで頻出の計算方法」として教えていただいていましたね。忘れてました
かなりはずかすぃ。

>第7章の修正された黄金律のところは「寄り道:不確実性の下での修正
>された黄金律」ですか?

そうです。そうです。具体的には式(8)(9)がどういう理由で出てくるのかが
分からないという時点でつまずいてしまっています。

>でもこのCampbell論文をもっとまとめて誰でもわかるようにwしてくれた
>のがローマーの本の実物景気循環の章でしょう。

さっそくローマーを見てみます。
587 :一夢庵[一夢庵]:2003/01/21(Tue) 07:14
>>585 585さん
歌舞たんの代理をありがとうございます。今夜計算をフォローしてみます。
これからもよろしくお願いしますね。

>(49)の右辺は、e_tじゃなくe_{t+1}では?
>C_{t+1}を決めるとき、Y_{t+1}、つまりはe_{t+1}を観察しているんでしょう?

確かにそうですね。本文がe_tになっているのですが、e_{t+1}が正しいようですね。
僕自身は本文につられて間違っていましたが。。。
588 :歌舞:2003/01/21(Tue) 16:46
>>585さん、ありがとさん。まだ二日酔いが治らんw

では(8)と(9)式の導出。
労働限界生産力が不確実なケース。

労働の限界生産力は、MPK_t=aU_tK_t^(a-1) である。これは(1)式からでてくる。

対数をとると(8)式になる。

lnMPK_t=lna+lnU_t+(a-1)lnK_t
lnMPK_t=lna+u_t+(a-1)k_t

(7)式を用いると

k_t+1=b+ak_t+u_t=b+a(b+ak_t-1+u_t-1)+u_t
=b(1+a+a^2+…)+u_t+au_t-1+a^2u_t-2+…

k_t=b/(1-a)+u_t-1+au_t-2+a^2u_t-3+…

これをlnMPK_tの式に代入する。

lnMPK_t=lna+u_t+(a-1){b/(1-a)+u_t-1+au_t-2+a^2u_t-3+…}
=lna+u_t-b+(a-1){u_t-1+au_t-2+…}

これに
b=ln(a/1+θ)=lna-lm(1+θ)を代入する。

すると
=ln(1+θ)+(u_t-u_t-1)+a(u_t-1-u_t-2)+…

ラグ演算子を用いる(第5章appendix参照)。

=ln(1+θ)+{1+aL+a^2L^2+…}(u_t-u_t-1)

1=(1-aL){1+aL+a^2L^2+…}なので

=ln(1+θ)+(1-aL)^(-1)(u_t-u_t-1) (9)式。

以上です。
589 :歌舞:2003/01/21(Tue) 16:50
訂正
b=ln(a/1+θ)=lna-ln(1+θ)を代入する。

それと添え字のt-1とかt-2のあとに+がついてるときは添え字ではないです。おわかりとは思いますが。
590 :一夢庵[一夢庵]:2003/01/23(Thu) 07:34
>>588-589 歌舞さん
ありがとうございます。今週末にもう一度Chapter 7に挑戦してみます。
591 :歌舞:2003/01/23(Thu) 17:43
一夢庵さん。ラグ演算子についてはSargentのMacroeconomic Theoryがわかりやすいですね。
592 :ヒクソン・グレイシー:2003/01/23(Thu) 22:58
歌舞さん、大瀧先生の次の論文は短期、中期、さらには長期の問題を考える上で
個人的に非常に重要だと思ってます。
http://www.e.u-tokyo.ac.jp/cirje/research/workshops/macro/macropaper01/otaki.pdf
593 :歌舞:2003/01/23(Thu) 23:53
>>592

大瀧さんの問題意識はとても好きですね。彼の問題意識も実はザモデル氏とか斎藤誠氏みたいにislmと現代マクロの二元論への批判なんですが、やろうとしている方針はまるでドラエモンw。個人的にはとても勉強になります。大瀧さんの『景気循環の考え方』とソロー・ハーンの共著は中期マクロの建設には必読でしょうね。
594 :歌舞:2003/01/24(Fri) 00:17
そうそう、昨日、足立氏の『マクロ動学の理論』のマランヴォーの賃金の硬直性を
いれた中期マクロ動学モデル(といっても銅鑼衣文の知ってるマランヴォーの後の論文なんか)の解説よんでたら、足立さんも中期は「8-10年」ぐらいを目安にしているとか書いてたな。

ドラエモンは80年代後半のマランヴォーとか知ってます?
595 :ドラエモン:2003/01/24(Fri) 01:17
その頃は、もう苦界に身を沈めた後でして・・・
596 :一夢庵[一夢庵]:2003/01/25(Sat) 07:25
本屋でこのスレを見ている方なら興味を持つこと間違いなしの本を見つけました。

"Knowledge, Information, and Expectations in Modern Macroeconomics:
In Honor of Edmund S. Phelps"
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0691094853/qid=1043440279/sr=1-1/ref=sr_1_2_1/250-2429631-9961831
なんったって執筆者一覧がすごい。

The fifteen chapters are by the editors and by Daron Acemoglu, Jess Benhabib,
Guillermo A. Calvo, Oya Celasun, Michael D. Goldberg, Bruce Greenwald,
James J. Heckman, Bart Hobijn, Peter Howitt, Hehui Jin, Charles I. Jones,
Michael Kumhof, Mordecai Kurz, David Laibson, Lars Ljungqvist,
N. Gregory Mankiw, Dale T. Mortensen, Maurizio Motolese, Stephen Nickell,
Luca Nunziata, Wolfgang Ochel, Christopher A. Pissarides, Glenda Quintini,
Ricardo Reis, Andrea Repetto, Thomas J. Sargent, Jeremy Tobacman,
and Gianluca Violante.

Commenting are Olivier J. Blanchard, Jean-Paul Fitoussi, Mark Gertler,
Robert E. Hall, Robert E. Lucas, Jr., David H. Papell, Robert A. Pollak,
Robert M. Solow, Nancy L. Stokey, and Lars E. O. Svensson. Also included
are reflections by Phelps, a preface by Paul A. Samuelson, and the editors'
introduction.

#もうこれだけでお腹一杯。
597 :一夢庵[一夢庵]:2003/01/25(Sat) 09:00
>>585 585さん
Sec 6.2に関して教えていただいた部分の計算をPDFに追加させていただきました。
ありがとうございました。

[今後の予定]
歌舞さんが"Modified Golden Rule"の部分について教えてくれたので、Chap7も半分
くらいまでは何とか乗り越えられそうな気がしてきました。Chap7に挑戦しながら、
少しずつSec6.3のPDF作成も続けます。
598 :歌舞:2003/01/25(Sat) 12:16
>>596
一夢庵さん、情報感謝。しかし最近本代がばかにならんなw
599 :一夢庵[一夢庵]:2003/01/25(Sat) 17:45
>>598 歌舞さん
> しかし最近本代がばかにならんなw

まったくです。実はそのせいで>>591でいただいたアドバイスを黙って
やり過ごしていたりします。本代だけで破産しそうです(藁
600 :一夢庵[一夢庵]:2003/01/30(Thu) 06:20
B-FのSection 7.1のお勉強PDF作成を開始しました。

[Blanchard-Fischer Section 7.1]
http://ichi-m-an.hp.infoseek.co.jp/realBusinessCyclesAndProductivityShock.pdf

まだ一番最初のOLGに対する生産性ショックの部分しかないですが、今後
順次作っていきます。
601 :おきゅきゅきゅきゅ~@ここでCMでつ:2003/03/14(Fri) 16:50
ただの広告かきこでつ。

★☆外国語で書かれた本や雑誌の情報交換スレ☆★
http://life.2ch.net/test/read.cgi/world/1046896204/l50

外国語でかかれた本(分野問わず)の情報交換にお使いください。
読んで面白かった本の紹介、新刊案内、今話題の本、etc

外国語の本はどこへ行ってもいやがられるので、難民スレとして立てました。
分野や言語は問わずですが、原則日本語訳がないのを条件にしてます。
うまく軌道に乗れば「スペイン語圏から見た国際関係」の良書など
教えてもらえるかなあと、捕らぬ狸のなんタラです。

関連スレ
ペーパーバック読んでる人のスレッド3
http://academy.2ch.net/test/read.cgi/english/1042278638/l50
甘く切なく愛しい、お勧め恋愛小説ありますか?
http://academy.2ch.net/test/read.cgi/english/1012614753/l50
読みやすい洋書ある?
http://academy.2ch.net/test/read.cgi/english/1027531523/l50
■洋書を読んで英語の勉強■
http://academy.2ch.net/test/read.cgi/english/1029694445/l50
E.H. CARR <危機の二十年>読もう
http://society.2ch.net/test/read.cgi/kokusai/1040999306/l50

メガビからの移転がどのように行われるのかはわかりませんが、このスレのさらなる
発展を祈っておりまつ。
いつかこのスレに参加できるようになりたひ。
602 :歌舞:2003/03/14(Fri) 21:13
megabbsに結構重要なカキコを残してしまった。どうしましょ?
603 :走る名無しさん:2003/03/14(Fri) 21:21
>>602
これですかw?

380  名無しさん   2003/03/14(Fri) 13:18

俺は勉強大嫌い
604 :歌舞:2003/03/14(Fri) 21:27
>>603

??

でもちょっとワラタ。

いや、名無しさんとすりたんの第8章の書き込みだよ。あれこっちにコピペしようと思うんだが意外に大変
605 :走る名無しさん:2003/03/17(Mon) 07:38
>>601 601さん
>このスレのさらなる発展を祈っておりまつ。

ありがとうございます。

>>601-604
>megabbsに結構重要なカキコを残してしまった。どうしましょ?

個人的にはURL(URI)を張っておけばOKと思っているんですが(←怠け者)。
実際にmegabbsからログをもらって苺の過去ログにつなぐのはかなり
手間なんじゃないかと思います。まあ、ログのフォーマットを見てみない
となんとも言えないですけれども。
606 :一夢庵[一夢庵]:2003/03/17(Mon) 07:41
#↑605は一夢庵です。とりあえずURL(URI)を張っておきます

"ザ・モデル"で経済を語るスレmega板
http://www.megabbs.com/cgi-bin/readres.cgi?bo=keizai&vi=1044094615&rm=100
607 :一夢庵[一夢庵]:2003/03/17(Mon) 07:49
http://www.megabbs.com/cgi-bin/readres.cgi?bo=keizai&vi=1044094615&res=44
の話題を以下のPDFの2ページ目に付け加えておきました。まだ内容を
整理していないので、次の土日には整理する時間があればいいなぁと
思っています。。。

[Blanchard-Fischer Sec. 8.1お勉強PDF]
http://ichi-m-an.hp.infoseek.co.jp/bkModel.pdf

現在、サーバがメンテ中です(本日の午前10時まで)のでご注意下さい。
608 :歌舞:2003/03/18(Tue) 12:15
一夢庵さん。着実に進行中ですね。僕は体調が不十分+忙しいのでここしばらく「掲示板から」は遠ざかりぎみですが、それでもこのスレだけはまめにフォローしますんで。

で、歌舞はいったい何をすればいいんだっけw
609 :一夢庵[一夢庵]:2003/03/19(Wed) 23:39
>>608 歌舞さん
>着実に進行中ですね。

いや、そんなことないです(汗。どんどんと進捗が遅くなるばかりです。とはいえ、
Blanchard-Fischerは何としてでも最後まで行きたいと思いますので、歌舞さん
をはじめ、皆さんこれからもよろしくお願いしますね。

>で、歌舞はいったい何をすればいいんだっけw
これですよ!これ↓!
http://www.megabbs.com/cgi-bin/readres.cgi?bo=keizai&vi=1044094615&res=24

でも、体調が戻ってから(4月に入ってから)にしてくださいね。
それまでにはもう少しChap8を進めておきます。
610 :一夢庵[一夢庵]:2003/03/25(Tue) 07:23
最近、ぺリクルスさんに押されて「ザモデル」スレの影が薄いです。
と言っても、一番の原因は一夢庵がサボっているせいなんですが。

言い訳をしますと、年度末はやっぱり給与所得者は忙しいです。
この時期は人事異動が多くて職場も混乱してたりするのでm(_ _)m

などという言い訳は適当にしておいて、以前から「ザモデルを立てた
後はどうすれば現実の経済を語ることが出来るのだろうか」と思って
いたのですが、最近、こんなPDFを見つけました。
"The role of simulation methods in macroeconomics"
http://www.ucm.es/info/ecocuan/anc/ser.pdf

Chapter 8がある程度進んだら、CalibrationやSimulationについても
みんなでお勉強してみましょう。
611 :ぺリクルス@政治ネタ厳禁:2003/03/25(Tue) 08:49
ちょっと出かける前に、、、
え、一夢庵氏って院生じゃなかったの?じゃあ、証券会社か銀行の社員か、シンクタンクの
研究員だな。
612 :走る名無しさん:2003/03/25(Tue) 13:52
>>611
それさえもじぇんじぇん違うってことは前スレ見ればわかる。
スレ汚ししてねぇでさっさと未苦戦終わらせてマクロの入門書ぐらい読めBarro
613 :走る名無しさん:2003/03/25(Tue) 23:20
>>612

そういう貴殿が汚してるよ。あ、そうか。なんかこのところ去年の夏や冬の残響があるなと
思ったら、いまは春休みか。
614 :一夢庵[一夢庵]:2003/03/26(Wed) 23:02
>>611-613 ぺリクルスさん、みなさん
まあまあ、みなさん、マタリーといきませう。

一夢庵は証券会社も銀行もシンクタンクとも関係ありません。自己紹介は
http://www.ichigobbs.net/cgi/readres.cgi?bo=economy&vi=0545&rr=3&fi=no
http://www.ichigobbs.net/cgi/readres.cgi?bo=economy&vi=0044&rr=239&fi=no
615 :キスケ:2003/04/30(Wed) 13:47
一夢庵さん、元気ですか?保全ageのついでに、
有権者>政治家>政党>政府>日銀のprincipal-agent modelの話の続き。
どうも私が書き込むとレスが付かないので、こっちでまとめますね。

私はこの分野に土地勘がないので、以下の本が一夢庵さんの目的に合っているか
は分かりません。一夢庵さんは謙遜されてましたが、先行研究と差別化できれば
修士論文になると思いますよ。一夢庵さんには経済の修士号は不要な訳ですが。
まずは定番の
Handbook of Macroeconomics (数年おきに出るのでvolumeに注意)
http://www.cba.uiuc.edu/ruizhao/econ405/handbook.htm
高い!ので、母校の大学図書館で借りるのがよいかと。
このVolume 1c, Chapter 22の内容紹介は
http://www.elsevier.nl/hes/books/15/1c/022/151c022.htm
616 :キスケ:2003/04/30(Wed) 14:09
同じ人の単行本は
Torsten Persson and Guido Tabellini
(http://www.iies.su.se/%7Eperssont/)
(http://www.igier.uni-bocconi.it/whos.php?vedi=327&tbn=albero&id_doc=177)
"Political Economics," MIT Press, 2000, $30.00 (paper)
http://mitpress.mit.edu/catalog/item/default.asp?ttype=2&tid=3671

Princetonからうちに来た新刊紹介には、以下の2冊がありました。
Allan Drazen (http://www.tau.ac.il/~drazen/papers.html)
"Political Economy in Macroeconomics," 2002, $35.00 (paper)
http://pup.princeton.edu/titles/6819.html

Laffont and Martimort
(http://www.idei.asso.fr/English/ECv/CvChercheurs/PageEcvLaffont.html)
"The Theory of Incentives," 2002, $29.95 (paper)
http://pup.princeton.edu/titles/7311.html
うーん、どれもしっくりきませんねー。微妙に一夢庵さんの関心とずれていると
思います。本屋で立ち読みしてみてください。
617 :一夢庵[一夢庵]:2003/05/01(Thu) 00:29
この会話はキスケさんと一夢庵の以下の話の続きです:
http://www.ichigobbs.net/cgi/readres.cgi?bo=economy&vi=0728&rr=210&fi=no
http://www.ichigobbs.net/cgi/readres.cgi?bo=economy&vi=0728&rs=228&re=229&fi=no

>>616-617 キスケさん
いつもありがとうございます。本来ならば僕自身がこのスレをageなきゃ
いけないはずなのですがm(_ _)m

>有権者>政治家>政党>政府>日銀のprincipal-agent model

最近やっとなのですが、インタゲについてより深く考えるには

(1) それぞれのプレイヤーがどのようにしたらマイルドなインフレを
 実現する/容認するというインセンティブを持つようになるかと、
(2) 政府+日銀の政策がどのようにすれば信任されるか
 の問題に帰着されるのではないかと思うのですが、

それを分析するにはゲーム理論の枠組みを学ぶべきなのでないかと
感じるようになってきました。

まあ、キスケさんのおっしゃる通り、5つもプレイヤーが登場する場合を
解けるのかは問題ですが^^;
618 :キスケ:2003/05/06(Tue) 14:00
一夢庵さん、おひさ!
一般には、以下の2つは一致しません。
・「親分>子分>チンピラ」モデルの結論
・「親分>子分」モデルと「子分>チンピラ」モデルの結論の合成
これは、子分とチンピラが共謀して親分に嘘を付いたり、親分とチンピラが直接
交渉したりする可能性があるからです。
金融政策だと、日銀と財務省(or 自民党)が共謀して国民に嘘を付く可能性がある
ので、一般にはやはり5段階を同時に分析するモデルを組む必要があります。

でもうまい言い訳があれば、「国民>政治家>=政党」と「政党>財務省・日銀」
に分けて分析しても苦情が来ないかもしれません。(これは分け方の一例)
3段階ゲームなら、既存の研究成果を組み合わせるだけで分析が完了するかも。
この先の細かな話は分かんないです。 後は宜しく! -> 専門の人
619 :一夢庵[一夢庵]:2003/07/06(Sun) 20:11
>>618 キスケさん
長くご無沙汰して申し訳ありません。ここ2か月ほどずっと考えて
いたのですが、毎朝、通勤電車に揺られて会社に行かねばならない
中年サラリーマンの悲しさで、しばらくはこのテーマ(国民+政治家
+政党+財務省+日銀を入れたモデル)に取り掛かれそうにありません。

しかし、キスケさんから提案いただいたテーマは非常に興味深いと
感じています。いずれ取り組んでみたいと思っていますが、今しば
らくは動学マクロ理論にお時間をくださいませ。
620 :一夢庵[一夢庵]:2003/07/06(Sun) 20:14
さて、以前の書き込みからかなり時間が経ってしまったのですが、
その間に一つ良い本が出版されました。
"Monetary Theory and Policy(2ed)",Carl E. Walsh,
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0262232316/qid=1057478923/sr=1-1/ref=sr_1_2_1/250-1039714-2786616

中身はMIUやCIAばかりで我らがザモデル氏(通称)なら「MIUや
CIAはダメだと教えただろうが!」と怒り狂いかねないものです
が、Kiyotaki-Mooreの最新の貨幣モデルは難しすぎるので、一夢庵
のようなおバカにはこのレベルがお似合いのような気がしてきました。

そのため、Walsh本(2ed)を再開するBlanchard-Fischerのお勉強の
副読本にできればと思っています。
621 :梅雨空の名無しさん:2003/07/06(Sun) 22:57
>>620
とりあえずは、CIAでもMIUでも「触ってみる」ことには賛成です。
ISLMや45度線の議論から、まずは抜け出すことが重要ですから。
「とっかかり」は、なんでもいいでしょう。

自分でモデルを解いてみれば限界も分かってくるはずです。
622 :梅雨空の名無しさん:2003/07/06(Sun) 23:04
>>621
でも一夢庵さんの場合は、45度線やISLMの毒牙にかかってないと思われw
623 :梅雨空の名無しさん:2003/07/07(Mon) 00:58
>>622
そう。毒牙というより麻薬か。
心地よいばかりで何一つ進歩がない。
麻薬中毒患者こそが、CIAでもいいからきちんと自分で解いてみることが必要。
624 :一夢庵[一夢庵]:2003/07/07(Mon) 07:34
>>621-623 皆さん
>45度線やISLMの毒牙
それを言うなら、お恥ずかしながらそもそも経済学自体の知識が欠けています。。。

まあ、CIAにしてもMIUにしても今までどおりセコセコと解いてPDFにしていきます。
ぼちぼちと再開しますので、長い目で見守っていただければと思います。
625 :一夢庵[一夢庵]:2003/07/07(Mon) 07:39
ついでと言っては何ですが、このスレの当初の教材であったWoodford先生の"Interest and
Prices"も出版間近のようですね。

"Interest and Prices: Foundations of a Theory of Monetary Policy"
,Michael Woodford
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0691010498/qid%3D1057530596/250-1039714-2786616

また、Sargent先生のページを見るとRMT 2edの原稿が。諸先生方相変わらず
お元気のようです。
http://www.stanford.edu/~sargent/
626 :キスケ:2003/07/09(Wed) 20:07
いやー、苺も遂に2ch化が行き着きましたね。
レスの半分は馬鹿丸出しの煽り(しかも自覚が無い)、1/4はドラ氏の反論。
ドラ氏の辛いところは、
馬鹿な煽りを無視すると「反論できないんだろ」と言われてしまうこと
and 第三者がそこだけを見て「なんだゴキブリも大した事無いな」と
勘違いする可能性がゼロではない事
and 勘違いされると日本経済にとって損失である事
かな。

私はもともと偶にしか来ていなかったので、今後はステハンになろうと思います。
627 :キスケ:2003/07/09(Wed) 20:15
一夢庵さんには釈迦に説法ですけれど、意味のある思考実験を行うには何らかの
基準で現実を抽象化する事が必要ですよね。で、その際に「許される」基準は
何かと言うと、良く分からないんですよ。
学者の世界ならreferee and editorの頭の中にその基準があるわけですが、
これも時代によって大きく変化するものですしね。
私個人の感想では、(5段階モデルを自作するのではなく)3段階の
Principal-Agent modelの先行研究を日本の現状に当てはめるだけでも、
十分に面白いのではと思います。
628 :一夢庵[一夢庵]:2003/07/10(Thu) 07:16
>>626 キスケさん
>私はもともと偶にしか来ていなかったので、今後はステハンになろうと思います。

キスケさんまでもステハンですか(溜息。最近の歌舞氏のmegabbsへの流出とい
い少し寂しいです。できればこれからもコテハンでお願いしたいのですが^^;

とは言え、ステハンでも多分、キスケさんからのコメントなら分かるとは
思います。とにかくこれからもよろしくお願いします。

>私個人の感想では、(5段階モデルを自作するのではなく)3段階の
>Principal-Agent modelの先行研究を日本の現状に当てはめるだけでも、
>十分に面白いのではと思います。

そうですか。といっても一夢庵の場合、まずはゲーム理論を勉強しないと
いけないのですが^^; "Advanced Microeconomic Theory"という本はすでに
買ってあるので、この辺りからなるべく早く基礎固めに入らないと。。。
629 :一夢庵[一夢庵]:2003/07/10(Thu) 07:24
Walsh(2ed)の最初の部分を読み始めたのですが、Introの中で"OLGを扱わない
理由"について書いている所が少し面白い(←その言い訳の書き方が)です。

[OLGを扱わない理由]
1. すでにSargent(1987)などの教科書にうまくまとめられている
2. 金融政策などを考えるには2期モデルでは短すぎる
3. RBCと比較する場合、OLGだとやり難い
4. (3.とほぼ同じ)
5. OLGでは貨幣の役割として"the store of value"は記述できるが
 "the medium of exchange"は扱えない

一夢庵の感想としては5.の理由だけで十分な気がするんですが^^;
630 :歌舞:2003/07/10(Thu) 08:15
やはり俺が出て煽りもあきれる猛烈煽りでいくしかないな。だいたい俺がまったくカキコを
やめたのはドラエモンが「おまえのせいで荒れだした」と現状認識を誤ったわけわからんことを
いうせいだ。キスケさんの指摘の通り、むしろドラエモンの存在が煽りを加速化しているということがどうも本人は自覚していない(しかもドラエモンに「黙ってろ」というわけにはいかないジレンマも理解していないw)。
ドラエモンの煽りへの無視ないしたまに攻撃+歌舞の下っ端煽りへの猛烈逆煽り+すりたんはじめ有志のナイスフォローが、この苺の大衆化にふさわしい防御だと思うのだが。
631 :梅雨空の名無しさん:2003/07/10(Thu) 08:32
今の問題は煽りがどうこうより
MMやすりらんかに元気がないせいだと思われ。
でもこの連中は、もうすぐ夏休みで元気になるさ。
仕事がたまってなきゃだけどねw
632 :梅雨空の名無しさん:2003/07/10(Thu) 14:59
>>630
消えな。
633 :梅雨空の名無しさん:2003/07/10(Thu) 15:03
>>632
まああんまりいじめるなよ。
動学的整合性ってわからないやつなんだからw
634 :梅雨空の名無しさん:2003/07/10(Thu) 16:23
>>632
はいはい2ちゃんに帰ってね(ハート
635 :歌舞:2003/07/10(Thu) 17:18
>>633 そうそう、よくわかってるよ 爆乳w
>>634 はげ同

>>632のようなレスは弱い弱すぎる。淋しいんだね~~www で、「消えろ」しかいえんの?
経済学しらいでもかけることがあってよかったね~~ww>>633さん、無駄ですよ。>>632のような椰子には「動学的整合性」の意味さえもわからんですから 爆爆カキコ
636 :一夢庵[一夢庵]:2003/07/10(Thu) 19:57
>>630-635 皆さん
歌舞さんも含めて皆さん、熱を入れてやっておられる所を非常に申し訳ないのですが、
このようなやり取りは出来ればロビーなどでやっていただけないでしょうか?
637 :数値入門者:2003/07/14(Mon) 01:30
RBCなどをシミュレーションする際に使うソフト、Matlab、に関してお教えください。

RBCなどのDSGEモデル(ザ・モデル?)の妥当性を検証する場合には、シミュレーションをしますよね。
私は、Matlabを学校で使っていますが、現在、自宅用に学生版の購入を考えています。
しかし、学生版がどの程度、機能的に制限されているのかがよく分からないため(配列が何文字以内に制限されているといった情報は販売元ホームページでも調べられますが、それが経済問題を解く際に実際にどの程度の制限になるかというのがよく分からない)、購入を迷っています。
もし使われている方がいれば、「学生版に不自由を感じるかどうか」というのをお教えいただければと思います。
学生の演習時における不自由さというよりは(多分このレベルなら不自由さはないでしょう)、実際の研究問題を解く際に使う時に、機能制限がきつ過ぎる(きつ過ぎない)という観点で教えて頂ければと思います。

例えば、discrete space modelでは、変数をdiscretizeした時に、行列が非常に大きくなってしまう場合などがありますが、学生版では不自由を感じることはないでしょうか?
理工系用のソフトなので、経済学の問題では、たとえ学生版とは言え、制限一杯まではいかないような気もするし、いってしまうような気もしているのですが。

スレの趣旨にあっていない質問かもしれませんが。
すみません。
念のため、前もって謝っておきます。
638 :一夢庵[一夢庵]:2003/07/14(Mon) 07:53
>>637 数値入門者さん
Matlabに関してのご質問ですが、確かに購入しても学生版の制限で使えないと困ります
よね。しかし、あいにく一夢庵はMatlabに詳しくないので、どなたか詳しい方はいらっ
しゃいませんか?
639 :一夢庵[一夢庵]:2003/07/14(Mon) 07:57
余談ですが、ザ・モデル(動学マクロ理論/DSGE)でシミュレーションをするにはどうするか
という話題になると以下のPDFがよく話題になるようですね。

http://www.kellogg.nwu.edu/faculty/rebelo/htm/kprnew.pdf
640 :梅雨空の名無しさん:2003/07/14(Mon) 08:43
>>637
フリーのMatlabクローンはいくつかあるよ。Windowsで動かしたいならscilabがよかったと思う。
641 :数値入門者:2003/07/14(Mon) 09:30
一夢庵さん。
PDFを早速ダウンロードしました。
1988年のKPRの方は読んだことがありましたが、こちらの方は知りませんでした。
目を通してみたいと思います。
どうもサンクスです。

梅雨空の名無しさん。
scilabやoctaveのことは聞いたことがあります。
ただ、commandをまた一から覚え直すのは避けたかったのです。
matlab学生版なら99ドルで、matlab commandをそのまま使えるというのはいいなと思ったのですが。
学校では、matlabのフルバージョンが使えて、自宅用はそのサポートという位置付けのつもりですし。
情報を頂いたのに、すいません、わがままで。
いずれにせよ、ご回答サンクスコです。
642 :数値入門者:2003/07/14(Mon) 13:09
637の質問についてです。
とりあえず解決しました。
マクロ数値計算に強いと思われる研究者の方に(面識なし)メールを送って、親切にも回答を頂くことができました。

その方によると次のようなことでした。
・経済学への使用では、professional版とstudent版にはあまり差はない
・購入の際には、optimization toolboxとstatistical toolboxも買っておくと良い
とのことです。

ここでは、(当然ですが)教えて下さった方の名前は挙げませんし、また異論のある方もいらっしゃるかもしれません。
ということで、あくまで参考までということですが。>シミュレーションに興味のある学生

なんだか、自分で質問して、自分で答えてしまいましたね。
すいません。
自作自演?
643 :梅雨空の名無しさん:2003/07/14(Mon) 13:12
そういう意味じゃなくて、最近営業による自作自演が横行してる。金融ゼミナールでも、Mathematicaの関係者が自作質問しておいて、結局はMathematicaにしますというもの。危機感がつよいんだろうなあ。そのうち、SASもでてきそうな気がするな。
644 :一夢庵[一夢庵]:2003/07/15(Tue) 07:10
>>642-643 数値入門者さん、皆さん
どうやら解決したみたいで良かったですね。個人的にはなるべくフリーソフトを
使うようにしているのでMatlabやMathmaticaのような高価なソフトには最近、
ぜんぜん縁がありませんが。。。

>最近営業による自作自演が横行してる。危機感がつよいんだろうなあ

少し野次馬的な興味なのですが、MathematicaやSASなどのパッケージソフトは
最近はあまり売れていないのですか?一夢庵がまだ学生だった頃(10年程前)
はMathematica(当時ver 1.2か1.5)は飛ぶ鳥を落とす勢いだったのですが。
645 :数値入門者:2003/07/16(Wed) 00:20
>644
現在、米国東海岸のとあるPh.D.コースにいます。
全体的な状況はわかりませんが、とりあえずこの学校の状況を書いてみたいと思います。

mathematica, sasはどちらも宿題を解く際には使いませんでした。

mathematica的なものとしては、むしろmapleを使う傾向がみられます。
私はどちらも使わないので、違いはよく分かりませんが。
ただ、matlab command とmaple commandの間には互換性があるようなので、その意味ではmapleの方が使いやすそうな
気はします。
また、matlab自身に解析的なcommandが組み込まれるようになったので、これによりmathematicaに触れる機会はさらに遠ざかっているように思います。

計量経済学の宿題では、eviewsとmatlab (or gauss)を使い、sasは全く使いませんでした。
どういう原理で推定値を求めているのかを確認しながら計算を行う時はmatlab (or gauss) でプログラムして計算。
とにかくとりあえず推定値さえ分かれば良いという時にはeviewsを使っていました。
まあ、両者の値を比較するということもしますが。
ということで、sasは出番がありませんでした。
ちなみにeviewsはアホみたいに簡単に答えが出るので、学習上において非常に危険な香りが漂いますが、便利なことは確かに便利なんですよね。

以上、自分の周りはこんな感じです。
他の学校の様子(他っていっても私がどこにいるか分からんではないか)、あるいはもっと全体的な使用状況を知っている方がいらしたら、また教えて下さい。
646 :いなば:2003/07/17(Thu) 17:35
横レススマソ。
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1058422762/l50
無茶なスレ立てるな。
647 :梅雨空の名無しさん:2003/07/17(Thu) 21:48
>>646
さらに無茶な展開が起こる鴨?
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1058422762/18
648 :一夢庵[一夢庵]:2003/07/17(Thu) 21:54
>>646-647 いなばさん、647さん
温かい目(それと長い目)で見守りましょう^^)
649 :一夢庵[一夢庵]:2003/07/17(Thu) 22:24
>>645 数値入門者さん
いろいろとありがとうございます。一夢庵の知っている時代は老舗のSASやMathematicaは
向かうところ敵なしだったのですが、今では他の勢力も追いついて、いやむしろ使い勝手
ではそれらを越えているものもあるのですね。「おごる者は久しからず」と言ったところ
でしょうか?

>ちなみにeviewsはアホみたいに簡単に答えが出るので、学習上において非常に
>危険な香りが漂いますが、

確かに原理を知らずに使っていると危険な側面があることは否定できませんが、
とは言え、皆さんの場合はプログラムの専門家や特定のソフトのプロフェッシ
ョナルになることが本来の目的ではないのですから、使い勝手も重要ですよね。
この辺り、なかなか難しい課題ですよね。
650 :無茶なスレの1:2003/07/19(Sat) 01:03
です。
>>646-648
こんなところで話題になっているとは・・・(汗
いなば先生、一夢庵さん、名無しさん(そして他のコテ
ハンの方も)も良かったら遊びに来て下さい。
生温かくそして長い目で宜しく御願いします。

参加者だけでは問題が解決せずここに聞きに来る事が
あると思いますが宜しく御願いします。
651 :一夢庵[一夢庵]:2003/07/19(Sat) 07:44
>>650 無茶なスレの1さん
ぜひとも頑張ってください。何か手伝えることがあれば(時間が許せば)、お手伝い
します。

補足:一つだけ。すでにかなり気を使っていただいているようですが、2ちゃんから
 大量に人が苺に流入してくると混乱してしまうので、その点だけは留意していただ
 けると非常にありがたいです。
652 :一夢庵[一夢庵]:2003/07/19(Sat) 07:59
最近、シミュレーションに関するPDFのURL(URI)ばかり貼り付けてますが、調べて
みるといろいろと面白いものが出てくるもので。

MatlabとかMathematica、simulationなどというといったキーワードとで検索して、
ザ・モデル(動学マクロ理論/DSGE)の数値シミュレーションの手法を比較している
PDFを見つけました。

"Comparing Solution Methods for Dynamic Equilibrim Economies"
http://www.econ.upenn.edu/~jesusfv/comparison_march31.pdf

もし、「ザ・モデル(動学マクロ理論/DSGE)を作ったんだけど、数値シミュ
レーションはどうしようかなぁ」と悩んでいる人がおられたら、読んでみると
面白いかもしれません。

[補足]
このPDFにも記述がありますが、場合によってはmatlabやmathematicaの機能を
使って計算した方が良いという場合もありますね。いろいろ検討する価値はある
のではないかと思います。
653 :梅雨空の名無しさん:2003/07/19(Sat) 12:27
ふーむ。この人数学者かもしれないが、統計学者ではないね。
上の"Comparing Solution Methods for Dynamic Equilibrim Economies"の末尾のdensityのグラフだが、面積が1じゃないぞ。そうしてだ? もう1つ3次元の怪しいグラフもあるが、某ソフトウエアで解析中。
654 :梅雨空の名無しさん:2003/07/19(Sat) 13:04
>>653
数学の人に密度関数のグラフなんか書かせた日には
うるさくてたまらんぞw
655 :一夢庵[一夢庵]:2003/07/19(Sat) 23:14
>>653-654 653さん、654さん
>もう1つ3次元の怪しいグラフもあるが、某ソフトウエアで解析中。

面白いことに気がつかれましたね。何か分かったらまた教えてください。
656 :無茶なスレの1:2003/07/20(Sun) 03:05
>>651 一夢庵さん
了解しました。何か不味い書き込みでもありましたら速攻で言ってください。
すぐに、削除願いを出します。

皆さん、スレ違いなレスお許しください。
657 :一夢庵[一夢庵]:2003/07/21(Mon) 06:52
>>656 無茶なスレの1

あまり神経質になる必要はないかもしれないのですが、もし何かあった時
にはよろしくお願いいたします。
658 :一夢庵[一夢庵]:2003/07/21(Mon) 06:53
[Walsh "Monetary Theory and Policy" Sec 5.3 お勉強PDF]
http://ichi-m-an.hp.infoseek.co.jp/walsh/rigidities.pdf

お勉強PDFの作成を再開しました。まだ、Taylorモデルの部分しかあり
ませんが、それだけでも興味深いと思います。近日中にCalvoモデル
(これも面白い)を追加して、Chap5のメインである"A New Keynsian
Model for Monetary Analysis"に入りたいと思います。

これからものんびりやっていきますので、よろしくお願いします。
659 :一夢庵[一夢庵]:2003/07/21(Mon) 06:55
[今後の予定]
"Monetary Theory and Policy" (Walsh)の第2版がちょうど出版されて
旬なので、しばらくはこれを中心にお勉強を続けたいと思っています。

手始めにChap 5の"Nominal Rigidities"の部分から初めて、当初は
Sec 5.4の"A New Keynsian Model for Monetary Analysis"の理解を
目標としたいと思います。このモデルは本書の中心となるもので、
本文によれば近年のNew Keysianの出発点だということです。

#「俺は"New Keynsian"なんか嫌いだ」という方もおられるかと思い
#ますが、とりあえずは「お勉強」といことで見逃してください。

これが終わったところで、少しChap 2のMIUの章とChap 7"The credit
Channle of Monetary Policy"を復習してから、Chap 8の"Time
Inconsistency"の問題を勉強してみたいと思っています。

おそらくこの辺りまでで今年は終わりだと思います。来年初頭に
Chap 11の"Policy Analysis in New Keynesian"かChap 6の"Money
and the Open Economy"をやってから、Blanchard-FischerのBubble
の章やChap 9に戻ることになるのではないか考えています。
660 :一夢庵[一夢庵]:2003/07/21(Mon) 06:57
>>657
>>>656 無茶なスレの1さん
敬称をつけ忘れてしまいました。ごめんなさい。
661 :梅雨空の名無しさん[ザモデル]:2003/07/21(Mon) 15:10
目のつけどころがいい。
Sticky priceから、きちんとnew IS/LMを導出したのは、
YunのJME論文だけ。いまだにYun以上に厳密にnew IS/LMを
解説している論文はない。
にもかかわらず、不当な扱いを受けていて、Kingだとか、
Galiだとか、果てはClaridaだとか宣伝が上手いだけで
適当にごまかしている連中に騙される日本人研究者が
多過ぎて憂慮していたところ。

YunをきちんとまとめたのがWalshの最新版。
私は読んでないけれども(Yunを読んだから)、
今から、new IS/LMやるなら必須の文献。
662 :一夢庵[一夢庵]:2003/07/21(Mon) 17:26
>>661 661さん
>目のつけどころがいい。
>Sticky priceから、きちんとnew IS/LMを導出したのは、YunのJME論文だけ。

情報をありがとうございます。勉強になります。正直に言うと一夢庵が
Walsh(2ed)を選んだのはまったくの偶然で「目のつけどころがいい」訳
では全然ないのですが、そう言っていただけると心強いです。

>にもかかわらず、不当な扱いを受けていて、Kingだとか、Galiだとか、果ては
>Claridaだとか宣伝が上手いだけで適当にごまかしている連中

New IS/LMというと他にはMcCallum and Nelsonなどもいるのですが、661さんの
目から見てMcCallum and Nelson辺りの評価はどうなのでしょうか?
もし、お時間があったら教えていただけると幸いです。
663 :一夢庵[一夢庵]:2003/07/22(Tue) 06:52
>>662 以下、自己フォローです。
>New IS/LMというと他にはMcCallum and Nelsonなどもいるのですが、

ちなみにこれのことです。McCallum先生のページからリンクされています。
http://www.gsia.cmu.edu/afs/andrew/gsia/bm05/w5875.pdf
664 :一夢庵[一夢庵]:2003/07/23(Wed) 07:29
自己フォローです。>>658 のPDFをこれで一応完成とします。Section 5.3自体は他にも
興味深い話題もあるのですが、この後のNew Keynesianモデルを学ぶにはCalvoモデルを
知っていれば十分なのでこの程度で前に進みます。

Section 5.4も非常に面白いです。すでに我々はBlanchard-FischerのBlanchard
-Kiyotakiモデルを少しかじっているのですが、ここ15年でどのように進歩した
のか、少し見えてくるかもしれません。

[補足]
予定ではChap 4を読まないようなことを書きましたが、時間があれば一部は読んで
みたいと思います。というのはこの章でFTPLを扱っているのでそれを中心に。
665 :一夢庵[一夢庵]:2003/07/25(Fri) 07:43
先刻ご承知のように、現在Walsh(2ed)の"5.4 A New Keynesian Model"を読もうとして
いる(←まだ読んでいない)のですが、昨夜、Walsh(2ed)をパラパラとめくっていて
このモデルではoutput gapも扱えることが分かりました(式(5.63-64)の辺りです)。

数理モデルというものは適切に仮定を放り込んでやればどんな結果でも出せるとは
分かっているのですが、こうなると何でもありな気がしてきました。いずれにして
も本格的に読む日が楽しみです。
666 :MM:2003/07/25(Fri) 09:05
>>665 そのwalshの話はキスケ氏がすでにAER論文を紹介ついでに言及していた。
667 :一夢庵[一夢庵]:2003/07/25(Fri) 21:04
>>666 MMさん
>そのwalshの話はキスケ氏がすでにAER論文を紹介ついでに言及していた。

お恥ずかしながらすっかり見落としていました。これですね↓。
http://www.ichigobbs.net/cgi/readres.cgi?bo=economy&vi=0758&rr=21&fi=no
http://www.ichigobbs.net/cgi/readres.cgi?bo=economy&vi=0758&rr=28&fi=no
http://www.ichigobbs.net/cgi/readres.cgi?bo=economy&vi=0758&rr=29&fi=no

MMさん、ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。
668 :一夢庵[一夢庵]:2003/07/27(Sun) 09:44
[Walsh "Monetary Theory and Policy" Sec 5.4 お勉強PDF]
http://ichi-m-an.hp.infoseek.co.jp/walsh/newKeynesian.pdf

お勉強PDFの作成を開始しました。まだほとんど内容がありませんが。
とりあえず5.4.2まで読んだのですが、new Keynesian Phillips curveが
実証的にダメらしいのはなんとなく分かりました。
669 :一夢庵[一夢庵]:2003/07/30(Wed) 23:25
[Walsh(2ed)のSec 5.4のNew Keynesian Modelの特徴]
New Keynesian modelの基本形のお勉強がやっと終わりました。
一夢庵の理解ではこのモデルには以下のような特徴があります。

(1) Sticky price(粘着価格)である
(2) new Keynesian Phillips curveが導出できる
(3) Outputギャップ(GDPギャップ)が扱える
(4) Expectational IS curveというIS curveモドキの式が導出できる
(5) Taylorルールが自然な形で導入できる

全般的に言えば、苺で「ドマクロ」といわれるマクロ経済学に非常に
近い理論体系(頑張って近づけた?理論)になっているというのが
一夢庵の感想です。

(つづく)
670 :一夢庵[一夢庵]:2003/07/30(Wed) 23:30
(つづき)
[New Keynesian Modelの課題]
しかし、今までいろいろと教えていただいた内容をまとめると、New Keynesian Modelは
以下のような挑戦を受けていますようです。

(1) New Keynesian ModelにTaylorルールを導入すると物価の
  非決定性を排除できない(Benhabibらによる)
(2) New Keynesian Phillips curveはあまり実証的に芳しくない
(3) Sticky Priceモデルではdisinflationで景気が良くなると
  怪しげな動作が起こる・・・らしい(Ballによる:ただし
  現物の論文を一夢庵は未見)

これらの批判はNew Keynesian Modelに対する非常に強い批判であるような気がします。New Keynesian Modelは危機の淵に立たされているのかもしれないという感じがしてな
りません。

[補足]
以上、怪しげな理解に基づいていますので、誤りを発見された方はご教授ください。
671 :梅雨空の名無しさん:2003/07/31(Thu) 00:18
NKにケチつけるなんて、一ちゃんも偉くなったもんさねぇ
672 :梅雨空の名無しさん:2003/07/31(Thu) 20:48
改善点は、
>(4) Expectational IS curveというIS curveモドキの式が導出できる

あたりだな。

>(3) Sticky Priceモデルではdisinflationで景気が良くなると怪しげな動作が起こる

よくわからんが、これは超長期モデルのバックアップさえあればクリアできそう。
残りはチョイ苦しいと思うがね。

>New Keynesian Modelは危機の淵に立たされているのかもしれないという感じがしてなりません。

はまだ結論を出せる話じゃないでしょ。
673 :一夢庵[一夢庵]:2003/08/01(Fri) 07:06
>>672 672さん
コメント、ありがとうございます。今日は少し遠いところへ出張で行かねばならない
ので、時間がありません。明日以降にお返事させていただきます。
674 :一夢庵[一夢庵]:2003/08/04(Mon) 22:19
今、元気がないので、以後、コメントいただいても返事が遅くなるかも
しれません。あらかじめ、謝罪させていただきます。

>New Keynesian Modelは危機の淵に

というのはまったくの勇み足でした。すみません。ただし、New Keynesianに
いくつのかの課題があるのは(672さんもすでによく分かっておられるように)
間違いないようで、Mankiw先生が以下のような興味深いものを書いています。

"The Inexorable and Mysterious Tradeoff Between Inflation
and Unemployment"
http://post.economics.harvard.edu/faculty/mankiw/papers/royalpap.pdf
中で"The failure of new Keynesian Phillips curve"という節を設けて
三つの点を上げてなぜ"failure"なのかを説明しています。

これを読んで、なぜMankiw先生がsticky infomationを考えたのか少し
分かったような気がします。しかし、Walsh先生の本でこのMankiw先生の
論考のことがまったく無視されているのは何故なのでしょうか。。。
675 :梅雨空の名無しさん:2003/08/04(Mon) 23:20
>>671
お前が200%間違っている。
いっちゃんは正しい。

Mankiw-Reisの
「Sticky priceなんてやめようぜ」
という論文がQJEに出ているのを知らんのか?
676 :梅雨空の名無しさん[ザモデル]:2003/08/04(Mon) 23:57
>>674
とりあえず、New ISLM(=sticky price)を理解することは
それでそれで必要だから。現状では、やはり、bestのworkhorse modelと
言わざるをえない。
・・というのが好意的な解釈。
677 :梅雨空の名無しさん:2003/08/05(Tue) 00:36
>>674
一夢庵さん、元気をお出しくださいませ。
夏の暑さになんぞ負けてるときじゃありませぬぞW
678 :一夢庵[一夢庵]:2003/08/05(Tue) 07:21
>>675-677 皆さん
しんどい時の助け舟&励ましは本当にありがたいです。

>「Sticky priceなんてやめようぜ」という論文

これですね。"Sticky Information Versus Sticky Prices"(versusとは挑戦的な)
http://www.economics.harvard.edu/~rreis/STICKY105.pdf
実は、>>674の論文の話もこの"versus"に載っていたのです。

>現状では、やはり、bestのworkhorse modelと言わざるをえない。

分かっていて言っておられると思うのですが、理由がそれだけならば何も問題は
ないですよね。しかし、やはり釈然としないですね。

>一夢庵さん、元気をお出しくださいませ。

ありがとうございます。これからもぼちぼちと行きます。
679 :梅雨空の名無しさん:2003/08/05(Tue) 08:52
workhorse modelか?
すりらんかも七誌で書くんだねw
NK(なんと隠微な響き)にどこまでもこだわる姿勢が哀すい
680 :すりらんか:2003/08/05(Tue) 13:29
ん?676は僕ではないですよ.まぁ似たような感想ではあるんだが(w
Sticky Priceの実証的なパフォーマンスの悪さは1.金融政策の効果が即
時的,2.予期されたディスインフレーションは好況をもたらす.という
ところ.一方,観察される事実は金融政策の効果にラグがあり,ディス
インフレはいつも不況をもたらすというもの…….Mankiw and Reisはこ
れ解決したと言っているが正直かなり怪しげな感じ(←これは僕の個人
的な感想ではなく678のリンク読めばみんな同じ事感じると思う).最終
的に出てくるのは超昔ながらのPhilips Curveだし…….2.に関してはむ
しろ価格調整系とは違うメカニズム(それこそFAなど)を入れて考える
べきなところなんじゃないかと思います.
681 :一夢庵[一夢庵]:2003/08/05(Tue) 23:12
>>680 すりらんか師匠

おお、久しぶりの登場、ありがとうございます。今後もよろしくお願いします

>2.に関してはむしろ価格調整系とは違うメカニズム(それこそFAなど)を入れて

なるほど。その辺りもいずれあらためてやりますので、その時にまたいつもの
ように的確なツッコミをお願いします。
682 :梅雨空の名無しさん:2003/08/06(Wed) 00:10
無理だと思われ
683 :すりらんか:2003/08/06(Wed) 08:39
>>682
禿同(w
それにしてもSticky Infoモデルは妖しい……すごく上手くデータをトレース
できちゃうところとかが特にね(w 何か別の理由があって現象面のみをみる
とパフォーマンスがよいのだと思うんだが,それが何なのか(またはホントに
正しいモデルなのか!?)ゆっくり考えてみたい気もする.
684 :梅雨空の名無しさん[ザモデル]:2003/08/06(Wed) 14:16
Sticky Infoはカリブレーションしにくいから、恐らくそれほど普及しないと思う。
MankiwもCEA入って忙しいだろうから、普及活動も出来ないだろうし。

もう少し、カリブレーションしやすい形にすれば、概念的には面白いけど。

あと、sticky priceから導出するのはASであって、IS-LMの方ではないよ。
685 :梅雨空の名無しさん:2003/08/06(Wed) 17:50
批判するのは簡単だが、自分でsticky info並のモデルはなかなか作れない
って、俺自身もなー
686 :梅雨空の名無しさん:2003/08/07(Thu) 02:08
sticky infoって、何ですか?
かいつまんでいうと、「情報がなかなかいきわたらないから
価格が硬直的」というようなことをいっているんでしょうか?
687 :一夢庵[一夢庵]:2003/08/07(Thu) 07:22
>>686 686さん
不親切なようですが、簡単なモデルですので、ぜひ>>678のモデルを読んでみて下さい。
(いや、本当に簡単なんですよ!びっくりするほどです)
688 :梅雨空の名無しさん:2003/08/09(Sat) 14:12
一夢庵氏

もし、WoodfordのTextのpdf持っていたら、
こっそり、HP上に上げていただけませんか?
特にCH.1-3

10月になったら買うけど、なくて困っているです。
689 :梅雨空の名無しさん:2003/08/10(Sun) 18:45
>>688 WoodfordのText("Interest and Prices")
ちなみに、Barnes&Noble.comでは20%引きの$52。International Air Mailを使っても、変な手数料を復活させたAmazon.co.jpよりも\1,000は安くなるはず。
そして、9月1日には発送とのこと("This part of your order will ship by Monday, September 01, 2003.")なので、9月半ばには手に入りそうだが…
BNのサービスを信頼しすぎるなとだけは言っておく。
690 :一夢庵[一夢庵]:2003/08/10(Sun) 20:22
>>688-689 皆さん
残念ながらWoodford先生のPDFはもう消してしまいました。かなりHDDの容量も食って
ましたので。お役に立てなくてすみません。
691 :MM:2003/08/10(Sun) 23:00
暑中お見舞い申し上げます。笑い WoodfordのPDFはあるけどね。確かに重い。
692 :688:2003/08/12(Tue) 06:22
>>689
Danke! I've ordered on BN.

>>690
Don't be sorry. Thanks, anyway.
693 :梅雨空の名無しさん:2003/08/12(Tue) 10:22
こんなの見つけますた。
お探しのものはこれでしょうか。

http://www.courses.fas.harvard.edu/~ec2410j/

何故かChapter5だけ無いんですけど、まあしょうがない。
694 :693:2003/08/12(Tue) 12:40
補完。
chapter5とchapter8はここからダウンロードできるみたい。

http://www.business.uiuc.edu/seppala/econ421/
695 :688:2003/08/13(Wed) 02:20
>>693
どうもありがとうございます。早速ダウンロードしました。
696 :一夢庵[一夢庵]:2003/08/16(Sat) 22:53
>>693-695 693さん、688さん
>こんなの見つけますた。

おお、すばらしいです。お礼が遅れてすみません。688さんに限らず一夢庵も
参考にさせていただきます。
697 :一夢庵[一夢庵]:2003/08/16(Sat) 22:57
実は仕事で詰まっていて、時間が取れないでいるので、いつものごとくURL(URI)を
貼り付けてごまかさせてください。。。

http://www2.bc.edu/~ghironi/monesyll.html
"This web page is an outgrowth of the syllabus of the second-year, Ph.D.
course in Monetary Economics that I taught at Boston College in the Fall
of 2001."とありますから、元はボストン大学の授業用のサイトのようですが、
さすがにPh.Dになるにはこの程度は論文を読みこなさねばならないのですね。
698 :689:2003/08/28(Thu) 10:20
さて本日、BNから件のWoodfordが発送されたわけですが、無事に
届いてくれましょうかねぇ。しばらくは手をつけられずに本棚の
飾りになってしまいそうですが、楽しみです。
699 :一夢庵[一夢庵]:2003/08/28(Thu) 23:17
>>689 689さん
お知らせをありがとうございます。本が届いてまた何か面白いことを発見され
たら教えてください。今のところ、Walsh(2ed)だけで手が一杯ですが、一夢庵
としても大いに興味があるのですが、いずれは手にとって見たいところです。
700 :688:2003/09/01(Mon) 05:49
届きました。思っていたより分厚かったです。
701 :689 in Japan:2003/09/10(Wed) 23:42
昨日(9/9)届きますた。感想は上に同じく、ぶ、ぶ厚い…(Walsh 2nd.ed.よりも!)。
Hotなトピックであり、先生の序文も熱いですが、ひとまず運命は>>698のとおり。
う~む、Evans and ほにゃらか も読んでおいたほうがよいのかも、って大変杉。
702 :残暑名無しさん:2003/09/11(Thu) 18:56
森永卓郎って、なぜああいいう誰が見ても真剣に書いていないと思われる駄文を
連載する仕事がいっぱいあるんだ?誰か強力な縁者や師匠でもいるのか?

いつ読んでも、森永の文章は危なさを感じる。
703 :歌舞:2003/09/11(Thu) 19:43
>>702
関係ないスレに書かないように
704 :残暑名無しさん:2003/09/11(Thu) 22:39
>>698-701 皆さん
一夢庵も今日、本屋でWoodford先生の本を手に取ってみました。本当に分厚いですね。
しかし、本当にWoodford先生の力作ですから、いずれは皆で読みたいですね

>>702-703
歌舞さん、ありがとうございました。
705 :残暑名無しさん:2003/09/11(Thu) 23:40
crawfordは評価されてる人?
706 :残暑名無しさん:2003/09/12(Fri) 07:39
評価なんか自分で決めれ
707 :名無しさんの冒険:2003/11/14(Fri) 19:29
このスレを挙げてみるテスt
しかし、ザ・モデル尊師は最近来ないね。
MMタソまで来てないような気もするのは何故?
708 :いなば:2003/11/14(Fri) 19:41
座モデルせんせいより一夢庵氏だ!
709 :名無しさんの冒険:2003/11/14(Fri) 19:43
一夢庵氏はとっても忙しいんですもん。
710 :名無しさんの冒険:2003/11/14(Fri) 19:48
つうか、すりらんか、みんな忘れてねえ?
711 :ドラエモン:2003/11/14(Fri) 20:21
>>710

最後に登場したとき、YahooBBがどうしたと言ってたろ? それじゃあないのか?
カキコできなくて、見てるだけでフラストレーション溜まりまくりだったりしてw
712 :歌舞:2003/11/14(Fri) 21:08
自分でいうのもなんだけど、ドラとか漏れやいなばちゃんとかじゃあ、個性つよすぎるからなあ。すりたんがいてくんないとバランスのいい運営ができんよ。

一夢庵ちゃんもたまには勉強の成果報告シル!
713 :走る名無しさん:2003/11/14(Fri) 21:52
まっちぽんぽはどうしたんだ?
正直ドラ以外はコテハンでもなんでもないだろう、
17: 岩田規久男と愉快な仲間達 これだって
便所の落書きwなんだから
ドラエモンと愉快な仲間達でいいだろう
714 :歌舞@まっちぽんぽ:2003/11/14(Fri) 22:39
>>713 なんだよ、へんな文章だな。意味とれねえよお~にいちゃんw

ドラ以外はコテハンでもなんでもないってよお、おいおい、いくらなんでも「歌舞」なんて
名前でいきてないぞ。「いなば」はありだがな 爆

おめめくりくりの10歳のメガネっこよん~いや~~んw
715 :名無しさんの冒険:2003/11/14(Fri) 22:57
>>712
一夢庵さん、株板に書いてたよ。
へなへなさんの立てたマクロスレで見た。
716 :歌舞@まっちぽんぽ:2003/11/14(Fri) 23:03
なに? 盟友の漏れを置いて逃亡だと。いや~~~ん
717 :一夢庵[一夢庵]:2003/11/15(Sat) 08:56
株板にちょっと書き込んだら、なんか晒しアゲされてる。。。
>>712
>一夢庵ちゃんもたまには勉強の成果報告シル!

最近、あまり勉強してないんですが、Iowa Sate Univ.のTesfatsionという先生の
ページにあるLucas Critiqueに関する資料(授業で使ったもののようです)は
読みました。また、それをまとめてPDFにしてアップしましょうか。
718 :一夢庵[一夢庵]:2003/11/15(Sat) 09:00
歌舞先生に言われたので、久しぶりに:
Tesfatsion先生の講義録のページ
http://www.econ.iastate.edu/classes/econ606/tesfatsion/syl606t.htm

この中に"Notes on the Lucas Critique, Time Inconsistency, and Related Issues"
http://www.econ.iastate.edu/tesfatsi/luccrit.pdf
結構、分かりやすいと思います。今までは銅鑼師匠の解説を通してしかLucas批判を
知らなかったのですが、このPDFのおかげで少しだけ分かったような気になれました。
719 :一夢庵[一夢庵]:2003/11/15(Sat) 12:58
>>718 自己フォローです。
"Notes on the Lucas Critique, Time Inconsistency, and Related Issues"を
勉強して作っている覚書を入力し終わったところまでアップロードしました。

[ど素人が学ぶLucas批判]
http://ichi-m-an.hp.infoseek.co.jp/lucasCritq.pdf

正直に言うと、今まで出来ている部分よりも後の部分が重要(Lucas批判を簡単な
モデルに適用して説明している)なので、その部分も時間が出来次第、作成します。
720 :????:2003/11/15(Sat) 19:13
>>718
???????????????????????????????????????????
??????????????????????????log????????????????????
????????????????

http://www.sigmath.es.osaka-u.ac.jp/~n-funao/mathematica/math/046.html
721 :ネコブタ:2003/11/15(Sat) 19:23
上のが化け猫だったら、G5の日本語がタコなのですいません。
情報幾何では時系列をフーリエ変換して、パワースペクトルを主要区間でログで押さえつつ考えるが   なんて。
おまけに超入門の紙芝居をりんくした。
岩波統計科学のふろんてぃあ5の、時系列で自転車をこぐ石黒サーベイも楽しい。
722 :歌舞@まっちぽんぽ:2003/11/16(Sun) 18:14
おお! 二日ぶりに戦線復帰したが、一夢庵大佐の書き込みがw

あいかわらず精がでますなあ~。

漏れはちょっと経済学から離れていまは健康法に凝ってますよ。
みんな、家帰ったらうがいと手洗い励行ね! おまけに鼻すすぎもわすれずに! デロ~ンw
723 :走る名無しさん:2003/11/16(Sun) 19:34
鼻うがいはいいぞ 風邪ひかん 慣れるまでは痛いがw
724 :名無しさんの冒険:2003/11/16(Sun) 20:29
kabu なんでまたそんなことしとると?
725 :名無しさんの冒険:2003/11/16(Sun) 21:48
SARS患者?
726 :一夢庵[一夢庵]:2003/11/17(Mon) 07:49
>>719 のPDFはとりあえずの完成とします
>>721 ネコブタさん、甘利先生の情報幾何ですね。時間がないので、この話題はまた。
727 :一夢庵[一夢庵]:2003/11/23(Sun) 21:53
>>362 インフレーションターゲッティングに興味のある方々へ

"Books on the Web, Inflation Targeting"
http://www.nber.org/books/inflation-targeting/

とりあえずインタゲについて勉強する際の出発点にはよいのではないでしょうか?
728 :一夢庵[一夢庵]:2003/11/23(Sun) 23:09
さて、>>727の論文をざっと見て思うのですが、やはり基礎知識としてNew Keynesianの
New IS-LMのお勉強は避けては通れないようですね(それに賛成か反対かはともかくと
して)。まあ、あくまでも最低限の知識に過ぎませんが。

以前、作りかけて途中で止まっているWalsh(2ed)のChapter 5の"A New Keynesian Model
for Monetary Analysis"のお勉強PDFを再開しようかと思います。
729 :一夢庵[一夢庵]:2003/11/30(Sun) 13:10
New Keynesian Phillips curveとforward-looking IS curveの導出までが
終了しました。PDFの方の更新はまだ途中ですが、次の日曜日までには
最後までやっておきます。

なお、New Keynesianの金融分析モデルの基本がある程度分かってきたので、
皆さん一緒にWalsh(2003)の最新の部分であるchapter11 "Policy Analysis
in New Keynesian Models"に進みましょう。まだ読み始めたばかりですが、
非常に興味深い内容です。
730 :一夢庵[一夢庵]:2003/11/30(Sun) 13:42
ちょっと雑談なのですが、>>721でブタネコさんが書いてくださった情報幾何に
ついてなのですが、以下のサイトが比較的分かりやすいかと思います。
http://ds9.jaist.ac.jp:8080/ResearchData/sub/98/kin/Ig/toc.html

一夢庵が院生の頃(10年近く前ですが)、この辺りをやりたかったのですが、
指導教授に「お前のような出来の悪いやつはサラリーマンになれ」と言われ
て泣く泣く就職したのでした。しかし、情報幾何の学問的広がりは今でも
あこがれですね。あこがれるばかりで年寄りになってしまいましたが。。。
731 :一夢庵[一夢庵]:2003/11/30(Sun) 20:46
#しばらくsageで話を進めます。まじめに勉強を希望される方はご配慮ください

午後、少し時間があったのでChapter 11をざっと見てみたのですが、非常にすばらしい
と思います。というのはWalsh(2ed, 2003)で扱われている様々な理論がNew Keynesian
modelsを使って統一的に理解できるようになっています。Chapter 11自体がWalsh(2ed,
2003)の縮小版とでもいうような感じです。

そこで、まだぜんぜん内容がありませんが、以下のPDFでまとめていきます。
[Policy Analysis in New Keynesian Models]
http://ichi-m-an.hp.infoseek.co.jp/walsh/NKPolicy.pdf

なお、Chapter 11に関しては式の展開にはこだわらず、モデルの含意重視でいきます。
732 :名無しさんの冒険:2003/12/01(Mon) 18:30
ラムゼーモデルを改訂して、オイラー方程式から消費成長率のトレンドを探ってみます。

kを効率労働当りの名目資本ストック、f(k)を効率労働当りの名目産出、ρを主観的割引率、xiを投資ウェイト、ri(t)を銘柄iの名目収益率、pを一般物価水準とおく。

もし (∑xiE[ri(t)])/p(t) = f`(k(t)) ならば、
C.(t)/C(t) = π(t) + {(∑xiE[ri(t)]/p(t))} - ρ
が消費の中長期的経路(トレンド)を決定する。
しかし、 (∑xiE[ri(t)])/p(t) > f`(k(t)) である状況がしばらくの期間続いた場合、
個人(市場)の期待利子率が経済の自然な利子率を上まわることになるため、
割引率低下の影響と同じように貯蓄超過が発生して経済を不況に仕向ける要因となる。

これに意味があると思われるでしょうか?
また、簡潔にリスクを期待収益率に絡めたいのですが、どういう形をとるのがいいでしょうか?
733 :一夢庵[一夢庵]:2003/12/02(Tue) 00:02
>>732 732さん
疲れて帰ってきてさすがに経済学のことを考えるのは大変なので、週末までお時間を
いただければと思います。

#強制ではありませんが、できればsageでお願いいたします。
734 :名無しさんの冒険:2003/12/02(Tue) 17:01
>>733
了解です。
735 :一夢庵[一夢庵]:2003/12/07(Sun) 12:36
>>732 732さん
遅くなってすみません。あまり有益なアドバイスができないかもしれませんが、
"ザ・モデル"スレを使ってくださってありがとうございます。

>C.(t)/C(t) = π(t) + {(∑xiE[ri(t)]/p(t))} - ρ
この部分は
http://ichi-m-an.hp.infoseek.co.jp/ramsey.pdf
の式(23)に物価を考慮に入れたものであろうかと思います。これは、微分形
なので、ごく短期の関係を表したもので、消費の中長期の経路(トレンド)を
決めるのは少し難しいのではないかと思います。

また、Rmaseyモデルは基本的には情報非対称性が問題にならないような長期を
考えているので、「 (∑xiE[ri(t)])/p(t) > f`(k(t)) である状況がしばらく
の期間続」くことが想定しにくいように思います(つまり、個々の企業の銘柄
の収益率が自然利子率を超えると、新規にその銘柄を買う人たちが増えてしま
い超過した収益はなくなってしまうのではないかと思います)。
736 :一夢庵[一夢庵]:2003/12/07(Sun) 12:46
しかし、発想は非常に面白いと思いますし、新しいモデルを考えようという
意欲がすばらしいと思います。

ところで、RomerのAdvanced Macroeconomics(上級マクロ経済学)の消費の章
をみると、Comsumption CAPMというモデルがあり、そこで"The Equity Premium
Puzzle"というものが紹介されいますので、何かの参考になるかもしれません。

また、現在のザ・モデル(=Dynamig Stochastic General Equilibrium = 動的
マクロ経済学)では市場が不完全な場合について研究するのが主流であるそう
です。そのため、その分野についても少し調べてみられてはいかがでしょう
か?
737 :732:2003/12/14(Sun) 15:23
>>735-736
お忙しいところ、丁寧に診ていただき、本当にありがとうございました。

>ごく短期の関係を表したもので、消費の中長期の経路(トレンド)を
>決めるのは少し難しいのではないかと思います。

う~ん。中長期のトレンド決定は、短期の関係式からは直接は導けないんですね。
とりあえずこの短期の関係式が有用だとして、ここから逸脱しないとしても、さらに
十分条件を引っ張ってこれないとトレンド決定には至れないということですか。
奥が深いですね(汗)。

>「 (∑xiE[ri(t)])/p(t) > f`(k(t)) である状況がしばらく
>の期間続」くことが想定しにくいように思います(つまり、個々の企業の銘柄
>の収益率が自然利子率を超えると、新規にその銘柄を買う人たちが増えてしま
>い超過した収益はなくなってしまうのではないかと思います)。

あ。これは気が付きませんでした。
無意識のうちに、情報の非対称性を導入してしまっているわけですね。
これが分かっただけでも儲けものです! ありがとうございました!
738 :732:2003/12/14(Sun) 15:38
>>736
>発想は非常に面白いと思いますし、

これだけ雑だったのに誉めていただいちゃってますね。
ありがとうございます(^^;
発想は当てずっぽうというか、当てはめ、知識の横断でやってしまっています。
それ以上深い発想がどういうものなのか、今の私には分かりません。

>新しいモデルを考えようという意欲がすばらしいと思います。

いや、やろうとはするのですが、こうしてすぐに穴が無数に見つかってしまうし、
全体を見通すというか、理論世界を俯瞰することがまだできませんから、
詰めどころか半ばまでにも行くことができず、日常の勉強に埋没してしまいます(笑
ちょっかい出そうとする度に修行の足りなさを痛感させられます。まるで恋愛です。

>Comsumption CAPMというモデルがあり、そこで"The Equity Premium
>Puzzle"というものが紹介されいますので、何かの参考になるかもしれません。

これもありがとうございます。
リスクの評価方法に悩んでいたので、CAPMなら望むところです。

>現在のザ・モデル(=Dynamig Stochastic General Equilibrium = 動的
>マクロ経済学)では市場が不完全な場合について研究するのが主流であるそうです。

先ほどの情報の非対称性のこともあるし、どうやらそこが主要な関心になりそうです。
本当に有意義なご教示をくださって、感謝の念に耐えません。
普段からこのスレで勉強になった分も含めて、ありがとうございました。
739 :一夢庵[一夢庵]:2003/12/15(Mon) 07:45
>>736 732さん
失敗しないのは何もしない人だけですよ(多分)。失敗から学ぶように努力を
されれば、急速に実力をつけていかれると思います。

#一夢庵の知る限り、失敗を恐れず、かつ失敗から学ぶ人は例外なく優秀に
#なるので(もともと優秀なのではなく)、732さんもそうだと思います。
740 :732:2003/12/15(Mon) 15:03
>>739一夢庵さん
温かいご指導をいただき、まことに感謝です。

>失敗から学ぶように努力を

肝に銘じておきます。
ところで「市場の不完全性」の分析道具は全てミクロ方面から
持ってくることになるので、しばらくミクロを修行してまいります。
まずMWGをざっと復習して発想どころが落ちていないかを検査してから、
I.O.とファイナンスにしばらく粘着してこようと思います。
いろいろためになることをご教示いただいて、ありがとうございました。
741 :一夢庵[一夢庵]:2003/12/16(Tue) 22:29
>>740 732さん
>温かいご指導をいただき、

いや、偉そうなことを書いてごめんなさい。一夢庵自身はぜんぜん偉くもなん
ともありません。まだまだ勉強を始めたばかりの初心者に過ぎません。よかった
らこれからも一緒に勉強をしていただければと思っています。

それと、一夢庵は働いていてあまり勉強をする時間が取れないので、しばらく
はマクロに特化して勉強するつもりなのですが、やはり市場の不完全性の議論
は避けられないと思っています。

そこで、Walsh(2ed)のChaper 7が市場の不完全性を入れたモデルの紹介になって
いるので、そこをまとめてみようかと思っています。moral hazardやadverse
selectionからはじまりKiyotaki-MooreのCredit cyclesやCarlstrom-Fuerstの
モデルなどが簡潔に解説されていて興味が尽きません。

また、お時間のあるときにツッコミをいれに来てくださいね。
742 :一夢庵[一夢庵]:2003/12/21(Sun) 08:03
さて、そろそろA New Keynesian Model for Monetary Analysisの基本形の
お勉強の終わりが近づいてきました。ザモデル(動学マクロ理論)ではこの
後にCalibration(パラメーター推定)を行って、操作変数を状態変数で表す
形に変形してシミュレーションをするみたいですが、素人にはとても力及
ばぬところなので、パスします。

少し興味深いのはザモデルでのシミュレーションではインパルス応答
が用いられることが多いようです。これはシステムの同定が終わった後に
そのシステムに一単位のインパルスを入力してシステムの動作を確認する
制御工学などで古くから用いられる方法なのですが、それと同じものを
経済学で応用しているのは興味深いと思いました。

昔、工学部で学生時代に習ったのと同じ内容を経済学でも発見して一夢庵
としては妙に懐かしいです。
743 :一夢庵[一夢庵]:2003/12/22(Mon) 06:46
Simulationなのですが、今までに見つけたものをまとめます。
URL(URI)を貼っておきますので、各自ご参照ください:

1. King, Plosser, Rebelo
http://www.kellogg.nwu.edu/faculty/rebelo/htm/kprnew.pdf

2. Burnside
Craig Burnside, "Notes on RBC models and GMM,"
http://www.worldbank.org/research/ftp/rbc.zip
(zip形式という方式で圧縮されています)

3. Christiano
http://www.clev.frb.org/research/workpaper/1998/Wp9804.pdf

4. Ryo Kato
http://aa4a.com/kato/

5. Uhlig
http://www.wiwi.hu-berlin.de/wpol/html/toolkit.htm
744 :名無しさんの冒険:2003/12/22(Mon) 10:13
一夢庵氏>sageないで、ageでやってください
745 :名無しさんの冒険:2003/12/22(Mon) 11:53
なんだー、生きたモデルでないのだ。
746 :名無しさんの冒険:2003/12/22(Mon) 16:40
すげぇな。
20日間もsage進行とは
747 :一夢庵[一夢庵]:2003/12/23(Tue) 08:28
>>744-746 皆さん
ザ・モデル(動学マクロ理論)に興味がある方はスレが下がっていても見てくれるで
しょうから多少下がっていてもあまり不都合を感じていなかったりします。

個人的には静かに勉強をしたいのであまりにも下がりすぎたらたまに一夢庵が上げる
くらいでご容赦いただけると幸いです。
748 :一夢庵[一夢庵]:2003/12/27(Sat) 07:50
Chapter 11を読むために時間非整合性の問題のについて知る必要があるよう
なので、Walsh (2003, 2ed)のChapter 8の読んでみました(最初の部分だけ
ですが)。以下にまとめていきます(本格的に作るのは年明けです)。

[Barro-Gordonモデル(最初の方だけ)お勉強PDF]
http://ichi-m-an.hp.infoseek.co.jp/walsh/barroGordon.pdf
749 :一夢庵[一夢庵]:2003/12/27(Sat) 08:48
去年の7月頃にザ・モデル(動学マクロ理論=Dynamic General Equilibrium)
のお勉強を始めてから約一年半が過ぎました。年末ですので、あまりまとまり
がありませんが、少し覚書を書いておきます。

[ザ・モデルお勉強の今日まで(2002年7月頃から2003年12月末まで)]
A. 基本事項
1. 現代マクロ経済学の主流はミクロ的基礎を持つ動学マクロ理論=Dynamic
General Equilibriumである。著名な教科書としてBlanchard and Fischer、
Ljungvist and SargentやD. Romer、Walsh、Woodford(以上出来る限り
ABC順に列記)など多数ある

2. 合理的期待形成仮説は現在では非常に広く受け入れられており、これは
数学的には条件付期待値として表されるため、理論を構成するには非常に
好都合である

3. 合理的期待形成仮説を受け入れるならば、Lucas批判は回避しがたい
750 :一夢庵[一夢庵]:2003/12/27(Sat) 08:50
>>749 からの続き

B. モデルのいくつかに関して
1. 粘着価格を考慮するモデルとしてはNew Keynesianのモデルがある。
金融分析を行う際にはNew Keynesianモデルが用いられることが多い

2. また、資本市場の不完全性を考慮に入れたザ・モデルも多数発表され
ている(Kiyotaki and MooreのモデルやCarlstrom and Fuerstのモデルなど
多数ある)

3. 貨幣のモデルとしてはMoney in the UtilityやCash in Advanceなどが
ある。本来は無効用である貨幣(貨幣は食べられない)を効用関数に入れる
Money in the Utilityが適切であるかどうかに関しては依然として議論が
ある。Kiyotaki and Mooreは彼らの最新貨幣理論でこの課題に挑んでいる。

4. Kydland and Prescottによって時間非整合の問題が指摘されてから、
時間非整合の問題を回避する手法がいろいろと提唱されている。ターゲッ
ティングレジーム(一例としてはインフレーションターゲッティング)
などはそれらの手法のうちの一つである[ターゲッティングレジームでは
中央銀行の損失関数の中にターゲットを設定し、損失関数の最小化を行う]
751 :一夢庵[一夢庵]:2003/12/27(Sat) 09:00
[今後の予定と課題]
1. 予定
 年が明けたらBarro-Gordonのモデルをまとめて、その知識をもとにWalsh
  (2003, 2ed)のChapter 11をまとめたいと思います。それが終わったら
 資本市場の不完全性があるモデルをもう一度やりたいと思っています。

 また、その他の興味深いテーマとしてopen economy (Obstfeld-Rogoff)や
 FTPL(Fiscal Theory of Price Level)やIntrument Rule(Taylor Ruleなど)
 などがあります。

2. 課題
 まだ少し先になりますが、スレが900を超えたらPart 3への以降の相談をし
 ましょう。出来る限り>>1には有益な情報を盛り込みたいので、いろいろと
 アドバイスをお願いすると思います。
752 :一夢庵[一夢庵]:2003/12/27(Sat) 09:30
Barro先生のEconomic Growthの改訂版が出るみたいですね。

"Economic Growth," Robert J. Barro (著), Xavier Sala-I-Martin (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0262025531/qid=1072484922/sr=1-1/ref=sr_1_2_1/250-8801449-8786636
753 :名無しさんの冒険:2003/12/27(Sat) 14:20
先月あたり、丸善@日本橋へ行ったときには平積みになってましたね。 >バロサラ2nd.
(ぼくはchapters.indigo.caで一月前に注文したんだけど、まだ届いていないぞゴルァ。)
754 :一夢庵[一夢庵]:2003/12/29(Mon) 07:12
#sage進行に戻します。ご容赦を

>>753 753さん
2edすでにならんでいましたか。情報をありがとうございます。時間があったらこの
辺りの話も勉強したいのですが(内生的経済成長論とかお勉強のネタとしては楽し
そうなんですけどね)、なかなか時間が取れなくてそのままになっています。
755 :一夢庵[一夢庵]:2003/12/29(Mon) 07:13
ジョージ木公本さんのご紹介のeconphd.netからリンクがあった
のですが、ザモデル(DGE)のシミュレーションには以下のPDFも
参考になるかもしれません。

"Solving the growth model by linearizing the Euler
equations," Pual Klein
http://www.ssc.upenn.edu/~vr0j/ec714-98/cookbook.pdf

ジョージ木公本さん、ご紹介をありがとうございます。
756 :一夢庵[一夢庵]:2003/12/29(Mon) 07:17
これが今年最後の書き込みになります。お正月は黒電話しかない田舎に戻ってしまう
ので、苺に戻ってくるのは来年の5日頃になりそうです。

それでは来年もザ・モデルスレをよろしくお願いいたします。皆様、良いお年を。
757 :赤い眼鏡:2003/12/30(Tue) 22:13
一夢庵氏殿、良いお年を。

Welcome to Economics, Money, and Fun
http://www.geocities.com/gaganeda/
758 :一夢庵[一夢庵]:2004/01/03(Sat) 23:03
>>757 赤い眼鏡さん
最初の紹介をありがとうございます。このサイトを作った方はマクロ専門のよう
で、マクロ経済学者のサイトへのリンクが充実していて便利ですね。
759 :一夢庵[一夢庵]:2004/01/03(Sat) 23:05
>>758 自己フォロー
>最初の紹介
「サイトの紹介」の間違いです。年初から情けないタイプミスを。とほほ。。。
760 :赤い眼鏡:2004/01/04(Sun) 19:25
一夢庵氏殿。

新年明けましておめでとうございます。
このスレッドを必ずチェックしてます。
今年も応援しますよ。

では。
761 :一夢庵[一夢庵]:2004/01/06(Tue) 07:40
>>760 赤い眼鏡さん
>今年も応援しますよ。

ありがとうございます。一夢庵は工学部を10年ほど前に卒業した経済学
素人でマクロ経済学の勉強を始めたばかりですが、素人は素人なりになん
とか今年も頑張りたいと思っています。

これからものんびりとしかし着実に勉強していきますので、よろしく
お願いいいたします。
762 :赤い眼鏡:2004/01/06(Tue) 21:45
一夢庵氏殿。

私は、学部生です。
しかしながら、向上心だけはあります。
つまりは、このスレッドのファンです。
763 :一夢庵[一夢庵]:2004/01/07(Wed) 22:42
赤い眼鏡さん、これからもよろしくお願いいたします。

さて、自分で書いた文章をコピペするのはなんだ間抜けですが:
11: 一夢庵  2004/01/07(Wed) 22:40
>>09-10 ソウルな男さん
「R&Dに基づいた経済成長モデルにおける模倣と競争」向山敏彦
http://www.mof.go.jp/f-review/r46/r_46_087_109.pdf

"Human Capital, Ideas, and Economic "Growth," Charles I. Jones
http://emlab.berkeley.edu/users/chad/Rome100.pdf

などから始めてはいかがでしょうか?それと、D. Romerの教科書の第3章は
まとまっていて良いと思います。一夢庵自身は経済成長はあまり勉強して
いないので、この程度では参考にならないかもしれませんが。
764 :一夢庵[一夢庵]:2004/01/12(Mon) 07:01
Barro-Gordon (1983)による時間非整合のモデルに関するPDFを完了とします。

さて、このモデルは中央銀行とprivate agentsが1期のゲームをするという
モデルなのですが、このモデルにおいては中央銀行に裁量的政策を許すと
インフレバイアスが生じてしまいます。このインフレバイアスを避けるため
にルール(たとえばインフレターゲット)の導入が必要になります。

これを学んで、以前キスケさんが「ゲーム理論の研究者は必ずしも反インタゲ
ではない」と言っておられた理由の一端が理解できた気がします。
765 :一夢庵[一夢庵]:2004/01/14(Wed) 19:42
>>731 などでWalsh (2003, 2ed)の第11章はすばらしいと書いて
きましたが、世の中には同じようなことを考える人がおられる
ようで、amazon.co.jpに以下のようなレビューを見つけました。

>レビュアー: goshi-   岐阜県 Japan
>初版では第8章が当時の最先端の研究を紹介しており、それは
>筆者の得意分野でもあったが、今回は追加された第11章が同様
>の役割を果たしている。第11章で紹介されている理論、特に
>金融政策の歴史依存性は金融政策を考える上で
>今後必要不可欠なものになるだろう。金融経済理論を学ぶ学生
>はもちろんだが、中央銀行の政策当事者にここに書かれている
>内容をぜひ理解して頂きたい。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0262232316/qid%3D1058769967/sr%3D1-2/ref%3Dsr%5F1%5F2%5F2/250-8801449-8786636

11章が重要であるという点に関してこのレビューに同感です。
766 :一夢庵[一夢庵]:2004/01/14(Wed) 19:47
Chapter 7の"Adverse SelectionとMoral Hazard"の部分のお勉強PDFの
作成をはじめました。

[Adverse SelectionとMoral Hazardお勉強PDF]
http://ichi-m-an.hp.infoseek.co.jp/walsh/ASandMH.pdf
767 :一夢庵[一夢庵]:2004/01/14(Wed) 19:48
下がりすぎるとちょっと不便なので、久しぶりに上げます。
768 :名無しさんの冒険:2004/01/16(Fri) 04:09
一夢庵さん

スレの内容と関係ないことでの質問、お許しください。
>>766で使われているinfoseekのHPはフリーのホームページだったりしますか?
誰でも登録すれば、以下で書いたような目的で使えたりするのでしょうか。
http://ichigo.shitaraba.com/cgi/readres.cgi?bo=economy&vi=0852&rr=112&fi=no
769 :一夢庵[一夢庵]:2004/01/16(Fri) 07:34
>>768 768さん
>>>766で使われているinfoseekのHPはフリーのホームページだったりしますか?

そうです。infoseekのフリーのホームページです。考えておられているような用途で
使えると思います。一夢庵が知っているフリーのホームページサービスとしては以下の
ようなものがあります。

http://isweb.www.infoseek.co.jp/
http://geocities.yahoo.co.jp/
http://www.excite.co.jp/homepage/

利用規約などを読んで、気に入ったものを利用されれば良いと思います。
770 :一夢庵[一夢庵]:2004/01/18(Sun) 18:12
あまり勉強の本筋とは関係のない話なのですが、McCallum先生が1935年生まれ
で今年で御歳69才なのは皆さんご存知でしたか?
すごいというかなんというか、ちょっと感動してしまいました。
http://wpweb2k.gsia.cmu.edu/faculty/mccallum/vita.pdf
(birth dateがvita.pdfの右上に書いてあります)

さて、そのMcCallum先生の授業のPDFもありました。
http://wpweb2k.gsia.cmu.edu/faculty/mccallum/course.html
内容は標準的なMIUとOLG with Moneyの話です。
771 :一夢庵[一夢庵]:2004/01/18(Sun) 21:25
Adverse Selection(逆選択)に関するPDFはこれで完成とします。
来週はMoral Hazard部分を作成します。
772 :名無しさんの冒険:2004/01/20(Tue) 16:46
一夢庵さん
Ljung-Sargentのpp54-55の式展開がうまくいかんのですが、もしよかったら教えて
いただけませんか?
773 :一夢庵[一夢庵]:2004/01/21(Wed) 20:59
>>772 772さん
>Ljung-Sargentのpp54-55の式展開がうまくいかん

ということはlinear quadratic DP (一夢庵はOptimal Regulatorと習った)に
おける最適入力とリカッチ方程式の導出ができないということですか?
今、ちょっと見てみたけれどもさほど難しくはないような(などと書くと怒ら
れるかもしれませんが、内容はとても標準的なものだと思います)。

どこらへんから分からなくなりますか?もし、どうしても分からないという話
でしたら、次の土日にでも導出したものをTeXで作っていつものようにPDFにし
てみます。
774 :名無しさんの冒険:2004/01/22(Thu) 21:19
馬鹿ですみません。お願いします。
775 :明日試験なんです:2004/01/22(Thu) 22:12
あの~!労働の限界生産力と実質賃金がなぜ等しいのか教えてもらえますか?
776 :名無しさんの冒険:2004/01/22(Thu) 22:23
限界生産力が実質賃金に等しくなるまで雇用量を増減させることが利潤極大化の条件だからだが・・・

しかし、そんな質問はクダ質のスレでやれば良いんじゃないか?
777 :一夢庵[一夢庵]:2004/01/23(Fri) 06:45
>>775-776 775さん、776さん
まず、776さん、代わりにお答えいただきありがとうございます。775さん、こういった
種類の質問はできれば質問スレでお願いします。
778 :一夢庵[一夢庵]:2004/01/26(Mon) 06:39
>>772-774 772さん
pp. 54-55よりもpp. 56-58のstochastic optimal regulatorの方が一般的
なので、そちらの計算を示しました。非常に大雑把な計算しかしていません
が、ご参考になればと思います。

[Ljungqvist-Sargent chapter 4 お勉強PDF]
http://ichi-m-an.hp.infoseek.co.jp/ljungSarg/optimalRegulator.pdf
779 :名無しさんの冒険:2004/01/26(Mon) 09:21
ありがとうございます。お手数をおかけしてすみません。
780 :一夢庵[一夢庵]:2004/01/29(Thu) 07:29
昨夜、やっとWalsh chapter 11における金融政策のtimeless perspectiveと
history-dependencyの部分まで到達しました。これこそがNew Keynesianによる
金融政策分析の現時点での到達点といえるかもしれません。

今後、金融政策について議論をされる方はNew Keynesianに賛成する方も反対
する方もこの辺りを出発点にされるといいのではないでしょうか。
781 :一夢庵[一夢庵]:2004/01/31(Sat) 19:59
なんとか、という感じですがChapter 11を読み終わりました。まだいくつか
分からない部分も残っていますが、これからTeXにまとめていく中でもう少し
考えてみたいと思います。

ここまでまじめに勉強をした方ならば、Svensson and Woodfordの以下の論文
はなんとか理解できると思います。比較的新しいので、こちらもご一読を。
http://www.nber.org/books/inflation-targeting/svensson-woodford4-14-03.pdf
782 :&:2004/01/31(Sat) 20:04 ◆xcZmIh9zgw
Svenssonウォッチャー(嘘)の一夢庵です。Svensson先生の新作です。

Jeanne and Svensson, 2004, "Credible Commitment to Optimal Escape from
a Liquidity Trap: The Role of the Balance Sheet of an Independent
Central Bank," http://www.princeton.edu/~svensson/papers/js.pdf
783 :一夢庵[一夢庵]:2004/01/31(Sat) 20:06
>>782 は一夢庵です。最近、WebブラウザーをMozilla 1.6にしたのですが、
それがちょっと悪さをしているようで、たまに名前が文字化けしてすみません。
784 :一夢庵[一夢庵]:2004/02/02(Mon) 07:54
New Keynesianのお勉強がある程度一段落ついたので(PDF作成は途中ですが)、
ぜひ次に進みたいと思います。

個人的にはChapter 7をほそぼそとやりながら、Obstfeld-Rogoffモデルなど
のOpen Economyに進むのが面白いのではないかと思っています。
785 :一夢庵[一夢庵]:2004/02/04(Wed) 07:12
昨夜、Walshのchapter 6をざっと眺めてみました。

一つ分かったのですがsection 6.2がObstfeld-Rogoff(1995, 1996)モデルの
解説にあてられているのですが、section 6.7にNew Keynesianモデルを
open economyに拡張したClarida, Gali, and Gertler (2001, 2002)の紹介
があります。

今まで我々はNew Keynesianモデルに焦点を当てて勉強してきましたので、
つながりからいってもClarida, Gali, and Gertlerをお勉強の題材としたい
と思っています(比較的新しいモデルですので、もしかしたらObstfeld-
Rogoffの教科書 (1996)にはこのモデルの紹介はないかもしれません)。
786 :一夢庵[一夢庵]:2004/02/07(Sat) 07:19
さてOpen Economyのお勉強を始める前に:

すでに一度ご紹介しましたが、以下のサイトはNew Open
Macroeconomicsを勉強する方には便利だと思います。
http://www.geocities.com/brian_m_doyle/open.html

また、Clarida, Gali, GertlerモデルはAERに出たもの
ですが、そのPDF版がGaliのサイトにあります。
http://www.econ.upf.edu/crei/people/gali/pdf_files/cggaer01.pdf
787 :一夢庵[一夢庵]:2004/02/08(Sun) 10:29
Adverse SelectionとMoral Hazardに関するお勉強PDFは一応完成とします。
788 :一夢庵[一夢庵]:2004/02/15(Sun) 07:05
あまりに下がりすぎると不便なので、久しぶりに上げることにします。
[Section 6.5お勉強PDF]
http://ichi-m-an.hp.infoseek.co.jp/walsh/openEconomy.pdf

やっとopen-economyに入りました(内容はまだほとんどありませんが)。
Chapter 11のPDF作成ものんびりと継続していきます。
789 :一夢庵[一夢庵]:2004/02/15(Sun) 08:36
またsage進行に戻します。今後も静かに勉強を続けたいと思いますので、
よろしくお願いいたします。

興味深いsyllabusがありました。日銀での研修に使われたようです。
http://pweb.sophia.ac.jp/~y-takeda/2003BOJADMACRO.pdf
790 :名無しさんの冒険:2004/02/15(Sun) 11:27
日銀の人が最近書いた論文で、New Keynesian Modelにlearningを導入した最近の研究のサーベイがあるのを見つけました。learningは合理的期待を修正したもののようですね。この分野については、日銀もかなりの先端研究をフォローしているようですね。
http://www.boj.or.jp/ronbun/04/wp04j04.htm
791 :一夢庵[一夢庵]:2004/02/15(Sun) 12:48
>>790 790さん
まず、情報をありがとうございます。

日銀内部にザ・モデル(動学マクロ理論)が分かる方が多くおられるという
のは長い目で見ると非常に頼もしいことだと思います。問題なのは総裁や
審議委員の先生方がその重要性をきちんと認識してくれているかどうかですが、
今すぐに日銀総裁を代えられない以上、長期的な視点で考えようと個人的
には思っています。

Learningは非常に興味深いですから、CGGのopen-economyの話が終わったら、
このlearningの話もぜひ一緒にやってみましょう。
792 :一夢庵[一夢庵]:2004/02/15(Sun) 12:55
>>790-791 自己フォローです。

そういえば、我々の前の教科書であったBlanchard-FischerのChapter 5に
learningの節(Section 5.5)がありますね。1989年の頃からlearningの項を
設けておいたBlanchard先生はさすがです。
793 :名無しさんの冒険:2004/02/16(Mon) 00:54
>>791
実際の金融政策を実行するのに、最先端なんて不要よ.
そんなもの使ったら、人体実験になってせまう.
みんなが知っているもので十分よ.
794 :名無しさんの冒険:2004/02/16(Mon) 01:02
>>793
そう、貨幣数量説で十分。
795 :名無しさんの冒険:2004/02/16(Mon) 02:06
>>794
それをいうならIS-LM、Mundel Fremingで十分なのではないの?
796 :名無しさんの冒険:2004/02/16(Mon) 02:56
>>795
もちろん、それを知っているに越したことはない。マクロの教科書で十分。
797 :一夢庵[一夢庵]:2004/02/16(Mon) 07:19
>>793-796 皆さん
>実際の金融政策を実行するのに、最先端なんて不要よ.

ご意見をありがとうございます。実はまったく同じことを株板でへなさんに
教えていただきました。そういうご意見があることは認識いますので、
将来的にはご意見についていろいろと考えてみたいと思っています。
798 :名無しさんの冒険:2004/02/16(Mon) 21:20
>>797
最先端を「勉強」しておくことは必要でしょう。
ですから、日銀金融研究所があるのす。
「最先端なんて不要」というのは、実務でという意味でしょう。
政策委員会では必要ないということです。
799 :名無しさんの冒険:2004/02/16(Mon) 21:39
>>798
日本の学者がフォローしていれば、あえて日銀が自分で勉強する必要
はないかもしれませんが、現状はそうなっていないということじゃな
いですかね。国内を見渡して、この分野(金融政策の理論)の先端を
押さえている学者は、ほとんどいないのが現状のように見えますから。
800 :名無しさんの冒険:2004/02/16(Mon) 21:59
>>799
いや、やはり学者とは別に日銀も自分で勉強する必要はあると思いますよ。学者に頼る以前に、どの学者に頼るのかとか、そもそも話が通じるのかという問題がいつもあるから。金融政策の理論の最先端であるアメリカでもFRBは自前のエコノミストを抱えていますし、めぼしい中央銀行は自前のエコノミストを抱えていて、そのうちどれくらいの比率かは知らないけど、やはり勉強は継続している。以前、どら氏が自前のエコノミストは絶対必要とおっしゃっていたのに同意しますね。
801 :名無しさんの冒険:2004/02/16(Mon) 22:13
>>800さん
そう言われるとその通りですね。日銀プロパーのエコノミストには是非頑張って
もらいたいですね。勉強の成果がそのまま政策に反映されるかどうかはともかく、
勉強が十分でなかったために政策を誤るというようなことは、出来るだけ避けて
もらいたいですから。
802 :名無しさんの冒険:2004/02/16(Mon) 23:46
>>801
勉強が必要ないなんて、誰もいえないでしょう。
どんどん勉強してもらいたいです。
803 :一夢庵[一夢庵]:2004/02/17(Tue) 07:17
>>798-802 皆さん
ぜひとも一緒に日銀に負けないように我々も勉強を続けましょう。
804 :名無しさんの冒険:2004/02/17(Tue) 23:22
>>803
一夢庵さん、いい人だね。
さあ、勉強だ。
805 :名無しさんの冒険:2004/02/18(Wed) 00:42
日銀マンはペーパー書いてない大学教官よりもはるかにできるよ.
キンケン日銀マンはペーパー書いてるからな.
806 :名無しさんの冒険:2004/02/18(Wed) 03:28
マル系が大半な大学教官と比較してどうする
だいたいキンケン日銀マンはペーパーを書くのだけが仕事だろうが
それも税金でやっているんだから、少しは日本のために役立つ研究をしろよな
組織防衛のための理論武装じゃなくて
807 :一夢庵[一夢庵]:2004/02/18(Wed) 07:12
>>804-806 皆さん
>一夢庵さん、いい人だね。

何度も書いてきましたが、それは決定的に間違っているのですが。。。

それとできれば皆さんsageでお願いできればと思います。
808 :名無しさんの冒険:2004/02/18(Wed) 22:17
大学教官もペーパー書くの仕事だけどな.どっちが偉いか、
ぺーぱー書いてるキンケンマンに決まってるだろ.
809 :名無しさんの冒険:2004/02/18(Wed) 23:16
そろそろ、勉強を再開せんか?一夢庵さん、よろしくお願いします。
810 :名無しさんの冒険:2004/02/19(Thu) 03:43
>>808
大学教員の給料は教育活動と事務活動に対して支払われている
実際これをさぼったら減給される
だけど、研究をしてもしなくても給料は増えも減りもしないから
日本の大学の大学教員の大半は研究をしていない
そういう連中と比較して偉いとかいって喜ぶなといっているんだよ
811 :名無しさんの冒険:2004/02/19(Thu) 05:51
もちろん大学教員の中にもどんどんペーパーを書く人はたくさんいる
最近は院生急増で厳しいから、少なくとも入職時には査読ペーパーを書いている
キンケンマンはどこに書いているの? インハウス・ジャーナルがほとんどじゃないの?
それが悪いといっているんじゃない。キンケンマンと大学教員なんて比較が無意味ということ。
812 :一夢庵[一夢庵]:2004/02/19(Thu) 07:13
>>809 809さん
>そろそろ、勉強を再開せんか?

そうしましょう。

皆さんは >>790 のsurvey論文はご覧になりましたか?非常に興味深いと
思います。今まで我々は民間部門も中央銀行も経済に関するモデルは
よく分かっていると仮定してきましたが、実はそれが本当に正しい
かどうかは議論の必要があるわけで、その意味でもlearningに関する
知識は必要だと感じました。

以下 >>790 の文献リストを見ると以下のような本があるようです。
Learning and Expectations in Macroeconomics
George W. Evans (著), Seppo Honkapohja (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0691049211/qid=1077141873/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/249-0933735-6418727

[参考URL(URI)]
http://www.uoregon.edu/~gevans/
http://www.valt.helsinki.fi/raka/seppo.htm

特にEvans先生のページにある
"Expectations in Macroeconomics: Adaptive vs. Eductive Learning"
http://www.uoregon.edu/~gevans/geafseweb.pdf
は入門に良いのではないかと思います。
813 :一夢庵[一夢庵]:2004/02/19(Thu) 07:22
>>812 自己フォロー
上に上げたpdfよりも以下の方が入門には良いかもしれません。
Rational expectationからlearningの話まで短い中でうまく
取り上げているようですね。
http://www.uoregon.edu/~gevans/isb304053.pdf
814 :名無しさんの冒険:2004/02/19(Thu) 09:52
>>811 日銀のしとのざーっと読みました。
流動性の罠に陥る可能性は、現実の日本を考えたときはこの論文の設定のほとんど
は妥当ではないでしょうね。不完全知識はさておき、日銀のテイラールールでも
なんでもない超恣意的日銀流理論での政策失敗ですからね。
815 :名無しさんの冒険:2004/02/19(Thu) 23:02
HP増やしてもMSが増えないんだったらインフレをどうやっておこすの?
マネーが増えてはじめて物価は上げると思うが、マネー自体が増えないでしょ.
816 :名無しさんの冒険:2004/02/19(Thu) 23:03
>>815 そういう典型的な質問は「リフレ質問スレ」ですること
817 :名無しさんの冒険:2004/02/19(Thu) 23:03
日銀が直接企業とでも取引するのか?それなら分かるが.
818 :名無しさんの冒険:2004/02/19(Thu) 23:59
↑マネーは増えませんよ.インフレは起きませんよ.マネーが増える理由を説明してないもん.
819 :名無しさんの冒険:2004/02/20(Fri) 12:54
リフレいう人たちは確かにマネー増えるところ説明してないね。
それには賛成だよ。
820 :名無しさんの冒険:2004/02/20(Fri) 13:44
>>815-819(816氏を除く)
というコトで、「リフレ質問スレ」で。
821 :名無しさんの冒険:2004/02/20(Fri) 18:01
>>15
その前にBMの指標に問題がありすぎる。あれは単に中央銀行の負債を表しただけ。
大切なのは市中金融機関の保有貨幣量。およびその増減。
市中金融機関もまたBS上、負債+資本に対応した何らかの資産を持っている。
とりあえず、それを政策目標となる貨幣の指標としよう。
この額は不況下ではクレジットクランチの影響でまず総額自体が伸び悩むし、
さらに収益率の悪化に伴い伸び率も抑えられる。

この伸び悩む新通貨指標=市中金融機関の資産残高&伸び率にターゲットを絞って
金融政策を行う。つまり、オークン法則に基づく“あるべきGDP”と同じことで、
あるべき市中金融機関の資産残高を達成すること、および将来的にもその伸び率を
一定の値に保つようにすること、これが金融政策の舞台となる。
822 :名無しさんの冒険:2004/02/20(Fri) 18:09
では、いかにして市中金融機関の資産残高を増やすか。
これは実に単純なカラクリで、中央銀行が市中金融機関の資産残高の一部を流動性に
換える。市中金融機関は流動性を何らかのプラスの収益率のある資産に換える。
ここで他の市中金融機関に預金すればそこで信用創造が発生しているし、
債券を買えば債券を希少にするし債券価値も上がるし、株を買えば株価が上がるし、
外国の資産を買えば円安になる。
ここで必要なのは、将来にわたって日銀当座の金利が債券金利や市中金融機関の
預金金利を越えないようにすることと、将来にわたり市中金融機関の
「資産保有→流動性保有」変換(金融政策)を目標に合わせて継続してやることだ。
もし仮に将来にわたって継続せず、むしろ逆流させるようなフシを見せれば、
将来的に、債券の割高感や株の過剰な高さ、円の過剰な安さ、過剰な信用創造が
見積もられることになるため、金融機関は決して積極的にこれらの資産を購入せず
(あるいは預金せず)、安全な日銀当座預金に逃げてしまうだろう。
また、市中の預金金利や債券金利が日銀当座の金利より低くてもいけない。
823 :名無しさんの冒険:2004/02/20(Fri) 18:19
それでは、その条件を満たすと、どうなるか。
まず、最低限債券を希少にし、信用創造が行われることはわかるだろう。
しかも、信用残高が先の擬似オークン法則に従って一定水準になり、なおかつ
十分な増加率を達成するまでこの[資産→流動性]の金融政策は続くことになる。
そして、債券が希少になる以上、購入対象は{預金、株、土地、外貨建て資産}に限定
されてきて、かつ預金とは信用が創造され、道の先で別の対象{株、土地、外貨建て資産}
が購入されることになる。
そこで、金融機関は期待収益とリスクを見ながら株、土地、外貨を購入することになる。
それは確実に起こる。
ここでのポイントは“早い者勝ち”であり、購入が遅れれば遅れるほどこれら資産の
購入価格は上昇してきてしまうため、この政策が確定してすぐに、あるいは最初の
[資産→流動性]変換が起きてすぐに、これらは急激に購入され、特に為替レートに
多大な影響を与える。しかも、その動きは[資産→流動性]変換の政策が「終わる」と
予測される地点まで続くことになる。
824 :名無しさんの冒険:2004/02/20(Fri) 18:27
為替レートが切り下がったり株価が上がれば国内投資誘引になり、
株価や地価の上昇は各経済主体のバランスシートを改善する。
しかも、それらは経済が金融政策([資産→流動性]変換)が続く限り継続し、
その金融政策が指定している水準で恒久化する。
故に、国内投資誘因は絶対的なものとなる。
また、円安や景気の回復は各企業主体の収益率を改善し、これら主体の内部留保の
積極活用の誘引となり、なおかつそれは一定水準まで保証される。
そうして資金需要が増大していけば、金融機関も有利な交易条件を
設定できるようになり、金融機関の収益率も改善していく。
そして、信用創造の再生・活発化も進み、
経済はマネーサプライ増大をもってして景気を完全回復させる。

結論:マネーサプライは増やせるし、景気が回復していくにつれて物価上昇率も上がる。
単純に円安だけでも輸入物価上昇要因だしね。
825 :PK:2004/02/20(Fri) 18:28
PK
826 :名無しさんの冒険:2004/02/20(Fri) 20:56
>これは実に単純なカラクリで、中央銀行が市中金融機関の資産残高の一部を流動性に
>換える。市中金融機関は流動性を何らかのプラスの収益率のある資産に換える。

プラスの収益の資産に換えるというが、銀行が換えないから問題なんではないのか?
そもそも換える理由を説明してよ。
それn日銀当座の金利ってないだけど。機会費用のことでも、コール金利ゼロだから
限界条件変わらんからプラスの収益を生む資産に投資する理由ないK度。
827 :名無しさんの冒険:2004/02/20(Fri) 21:00
>それでは、その条件を満たすと、どうなるか。

その条件が満たされないんだよ。収益のある資産に換えない限りな。
828 :黄金街:2004/02/20(Fri) 21:01
>>826 リフレスレにしたほうがいいぞ
829 :名無しさんの冒険:2004/02/20(Fri) 21:02
収益のある資産に変換するなら苦労し寝ーよ。まねーだってがんがん増えるだろうしな。
830 :名無しさんの冒険:2004/02/20(Fri) 21:06
>これは実に単純なカラクリで、中央銀行が市中金融機関の資産残高の一部を流動性に
>換える。市中金融機関は流動性を何らかのプラスの収益率のある資産に換える。
これをちゃんと説明しねー限りお前さんの話は意味がない。当たり前だから。
831 :名無しさんの冒険:2004/02/21(Sat) 00:18
>>826,827,829,830
>プラスの収益の資産に換えるというが、銀行が換えないから問題なんではないのか?
>そもそも換える理由を説明してよ。

あなたアホですか?
とりあえず、リフレスレに行け。
832 :名無しさんの冒険:2004/02/21(Sat) 12:35
勉強を再開しましょう。では、再び一夢庵さんお願いします。
833 :名無しさんの冒険:2004/03/18(Thu) 21:57
最近でたNew ISLMモデルのガッツのあるバージョン

http://www.research.stlouisfed.org/wp/2004/2004-003.pdf

一夢庵読んだ?
834 :一夢庵[一夢庵]:2004/03/20(Sat) 16:47
>>833 833さん
>一夢庵読んだ?

いえ、ぜんぜん知りませんでした。情報をありがとうございます。ざっと
見てみるとますます読者泣かせの複雑なモデルになっているような気が。。。

ところで、一夢庵の近況なのですが、夏まで仕事でシステム納入がいくつか
重なってしまって一夢庵の職場では「死の行進」(←プロジェクトがどうしよう
もなくひどい状況になっていることをこう言います)をやっています。そのため、
しばらくあまり苺には顔を出せないかもしれません。あらかじめお詫びします。
835 :名無しさんの冒険:2004/03/20(Sat) 21:55
あのー非常に恐縮なんですが、>>6のBlanchardの講義録というのがDLできないようで
どなたかもってる方でうpおねがいできないでしょうか?
最近ダイナミックシステムについて勉強しててようやく上級マクロに入っていけそうなので
よろしくお願いしますm(__)m
836 :名無しさんの冒険:2004/03/20(Sat) 23:31
>>835 PDFファイルなのでうpできないけども。
837 :835:2004/03/20(Sat) 23:42
>>836
そうですか。そのPDFは重いですかね?どこかのうpローダーでできるといいんですが・・
838 :一夢庵[一夢庵]:2004/03/21(Sun) 00:03
Blanchard先生の講義PDFのURL(URI)が少し変わったようですね。
今では以下のところからダウンロードできます。
http://ocw.mit.edu/OcwWeb/Economics/14-452Macroeconomic-Theory-IISpring2002/CourseHome/index.htm
839 :835:2004/03/21(Sun) 00:27
>>838一夢庵さん
ダウンできました。ちゃんと探せば見つかる所にあったようで恐縮です。
今後ここで話されていることも理解できるようになればと思います。
ありがとうございました。
840 :cxz:2004/03/24(Wed) 04:17
,,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,
     /、 |l|l l|l| / ゙ヽ、_
    /  、ヾヾ川川 //  ヽ
   / ミン゙        ヾニ ヽ
   /;;::           :::;;;;  |
  /彡:           :ミニ l
  | 彡,.三ニ=、  ,.=ニ三、 :ミ三 |
  ヽ /シ.-ー .;  :.. ー-,ッ ヾ ,.l
    i   ̄ _{  }__  ̄   Y l
    ヽ  ,.`-、_,-‐'ヽ、  / } 〉
    i`‐'/ ,=ニニ=、 ー  i_/
     i i <‐l‐l‐l‐l‐> ;  |
     ヽヽ `ニニニ' /  /
      ヾ、_`  ´ ノ_,/   <アッアッアッアッ山田君>>462さんに一枚やんなさい!
841 :赤い眼鏡:2004/03/26(Fri) 06:06
一夢庵 氏への質問です。。

“ルーカス批判”前提をした上で、
“日本におけるGDP、無論、前年比較ではなく“経済成長理論”として、GDP縮小”を、
加えて云えば、
“ポール・グルッグマン” 氏の分析を

→“どのよう”に分析しておられますか?

参照URL
一夢庵のプログラム置き場
http://ichi-m-an.hp.infoseek.co.jp/
The new Paul Krugman website
http://www.wws.princeton.edu/~pkrugman/
Macroeconomic Theory II
http://www.princeton.edu/~svensson/und/504/504p1.htm
http://www.princeton.edu/~svensson/und/504/504p103.htm

International Monetary Theory and Policy II, Part 1
http://www.princeton.edu/~svensson/und/554/554p103.htm
International Monetary Theory and Policy II, Part 2
http://www.princeton.edu/~svensson/und/553/553p2.htm

Monetary Policy Rules in Open Economies
http://www.geocities.com/monetaryrules/mpoe.htm

INTERNATIONAL ECONOMICS SECTION
http://www.princeton.edu/~ies/index.html
http://www.princeton.edu/~ies/seminars.htm

Robert J. Barro
http://post.economics.harvard.edu/faculty/barro/barro.html

赤い眼鏡@レジスタンス
842 :赤い眼鏡:2004/03/26(Fri) 06:10
>>841は、誤。

正
一夢庵 氏への質問です。。

“ルーカス批判”前提に、
“日本におけるGDP、無論、前年比較ではなく“経済成長理論”として、GDP縮小”を、
加えて云えば、
“ポール・グルッグマン” 氏の分析を

→“どのよう”に分析しておられますか?

参照URL
一夢庵のプログラム置き場
http://ichi-m-an.hp.infoseek.co.jp/
The new Paul Krugman website
http://www.wws.princeton.edu/~pkrugman/
Macroeconomic Theory II
http://www.princeton.edu/~svensson/und/504/504p1.htm
http://www.princeton.edu/~svensson/und/504/504p103.htm

International Monetary Theory and Policy II, Part 1
http://www.princeton.edu/~svensson/und/554/554p103.htm
International Monetary Theory and Policy II, Part 2
http://www.princeton.edu/~svensson/und/553/553p2.htm

Monetary Policy Rules in Open Economies
http://www.geocities.com/monetaryrules/mpoe.htm

INTERNATIONAL ECONOMICS SECTION
http://www.princeton.edu/~ies/index.html
http://www.princeton.edu/~ies/seminars.htm

Robert J. Barro
http://post.economics.harvard.edu/faculty/barro/barro.html

赤い眼鏡@レジスタンス@@親指
843 :一夢庵:2004/05/05(Wed) 07:10
現在、Sargent大先生のHome Pageにあの"Recursive Macroeconomic Theory"
第2版の原稿がアップロードされています。(後で「一夢庵氏、原稿をupして
ください」と言われても*絶対に*しませんので[尊敬するSargent先生に訴え
られたくないから]、欲しい人は今のうちにダウンロードしておきましょう)。
http://www.stanford.edu/~sargent/

いや、しかし、Ljungvist-Sargent両先生、太っ腹!感動しました。
844 :一夢庵:2004/05/05(Wed) 08:28
L-Sをざっと見ましたが、なかなか意味のある改訂であると思います。大雑把に
DGE(ザ・モデル)の概観(と言ってもL-Sから見た概観)を記述した新第一章
などの新しく加えられた内容も充実していますが、旧版からある章もかなり
内容が改訂と追加がなされており、すばらしいと思います。

いくつか思ったことは

1. New KeynesianのMonetary Analysisモデルはほぼ完全に無視
2. Inflation TargetingやMonetary Policy Ruleはなし(Taylorなどは登場せず)
3. Credit CyclesのようなHeterogeneous Agentsモデルはなし
4. Open Economyモデルは扱っているが、Rogoff-Obstfeldのモデルはなし

DGE時代の今でさえ、Neo-ClassicalとKeynesianの対立を垣間見るようでその点
は非常に不満が残ります。そのような対立を越えるためのDGEだと思うのですが。

このような視点から考えると偏りのない勉強のためにはLjungvist-Sargent
(2ed)とWalsh (2ed)の併用が良いのではないかと思います。
845 :名無しさんの冒険:2004/05/05(Wed) 21:49
>>844
>いくつか思ったことは
>1. New KeynesianのMonetary Analysisモデルはほぼ完全に無視
>2. Inflation TargetingやMonetary Policy Ruleはなし(Taylorなどは登場せず)
>3. Credit CyclesのようなHeterogeneous Agentsモデルはなし
>4. Open Economyモデルは扱っているが、Rogoff-Obstfeldのモデルはなし
>DGE時代の今でさえ、Neo-ClassicalとKeynesianの対立を垣間見るようでその点
>は非常に不満が残ります。そのような対立を越えるためのDGEだと思うのですが。
気持ちはわからんでもないけど無理あると思われ
846 :一夢庵[一夢庵]:2004/05/04(Tue) 19:43
>>842
まず、Krugmanの分析はNew Keynesianのモデルですので、基本的に短期分析を
行うものです。そのためKrugmanの分析を用いて経済成長を論じることはできま
せん(長期的に見て貨幣は中立のため)。経済成長に関する長期分析としては、
資本を増やすか労働力を増やすか、生産性を向上させるしか方法がありません。
847 :一夢庵[一夢庵]:2004/05/05(Wed) 07:10
現在、Sargent大先生のHome Pageにあの"Recursive Macroeconomic Theory"
第2版の原稿がアップロードされています。(後で「一夢庵氏、原稿をupして
ください」と言われても*絶対に*しませんので[尊敬するSargent先生に訴え
られたくないから]、欲しい人は今のうちにダウンロードしておきましょう)。
http://www.stanford.edu/~sargent/

いや、しかし、Ljungvist-Sargent両先生、太っ腹!感動しました。
848 :一夢庵[一夢庵]:2004/05/05(Wed) 08:28
L-Sをざっと見ましたが、なかなか意味のある改訂であると思います。大雑把に
DGE(ザ・モデル)の概観(と言ってもL-Sから見た概観)を記述した新第一章
などの新しく加えられた内容も充実していますが、旧版からある章もかなり
内容が改訂と追加がなされており、すばらしいと思います。

いくつか思ったことは

1. New KeynesianのMonetary Analysisモデルはほぼ完全に無視
2. Inflation TargetingやMonetary Policy Ruleはなし(Taylorなどは登場せず)
3. Credit CyclesのようなHeterogeneous Agentsモデルはなし
4. Open Economyモデルは扱っているが、Rogoff-Obstfeldのモデルはなし

DGE時代の今でさえ、Neo-ClassicalとKeynesianの対立を垣間見るようでその点
は非常に不満が残ります。そのような対立を越えるためのDGEだと思うのですが。

このような視点から考えると偏りのない勉強のためにはLjungvist-Sargent
(2ed)とWalsh (2ed)の併用が良いのではないかと思います。
849 :名無しさんの冒険:2004/05/19(Wed) 12:42
イチ夢ではないが、コメント。

日本では、大手ソフトウエア会社や漫画家などの団体のクレームを受けて実に法律を
超えて警察は動くが、これは著作権保護で動いているのではなくて「特許権」や
狭い意味での「著作権」(お金の絡んでいるものだけ)を取り締まっているだけで
ある。例えば、A教授がBの書いたものを盗んで論文雑誌に投稿しても、逮捕され
ないばかりではなくて、それをチェックする能力や独立した権力を持つものがいない
ので、盗作かどうかの判定もされない。コモンズ議論以前の問題である。

また、電話の世界では、裁判所の令状と立会いが必要であるが、インターネットの
場合は、盗聴が日常的に警察権力のみならず、それに準じたもの、それにソフト
ウエア会社によって日常的に行なわれている恐さがある。
850 :赤い眼鏡:2004/05/05(Wed) 21:21
>>849は、誤。訂正です。

“ユー”が、抜けていました。申し訳ないです。

正
×→Washington University in St.Lois
○→Washington University in St.Louis

宿題が、沢山あるので、
しばらく、私も、覗かない、ようにします。

すみません。
“ユー”が抜けていました。お邪魔しました。
851 :名無しさんの冒険:2004/05/05(Wed) 21:49
>>848
>いくつか思ったことは
>1. New KeynesianのMonetary Analysisモデルはほぼ完全に無視
>2. Inflation TargetingやMonetary Policy Ruleはなし(Taylorなどは登場せず)
>3. Credit CyclesのようなHeterogeneous Agentsモデルはなし
>4. Open Economyモデルは扱っているが、Rogoff-Obstfeldのモデルはなし
>DGE時代の今でさえ、Neo-ClassicalとKeynesianの対立を垣間見るようでその点
>は非常に不満が残ります。そのような対立を越えるためのDGEだと思うのですが。
気持ちはわからんでもないけど無理あると思われ
852 :名無しさんの冒険:2004/05/05(Wed) 21:58
一夢庵さあ、何人もの有志で赤い眼鏡削除依頼で頑張ってるのに
相手にしちゃまずいだろう。いくら人がよくてもだめだぞ、そんじゃあ。
853 :名無しさんの冒険:2004/05/05(Wed) 22:00
<気持ちはわからんでもないけど無理あると思われ >

なにが「無理」なのか、日本語がよめん
854 :ドラエモン:2006/07/20(Thu) 09:46 ◆va4qsJNk0c
JERの最新号は「日本の失われた10年特集」です。
親玉は林先生のようで、まさにザモデルによる失われた10年の実証研究論文
の特集号。林、齋藤、宮川、堀(雅)、ブラウンを初めとする代表的な動学マクロ
の研究者の論文と、コメントばかりの特集号。昔出た岩田・宮川のアカデミック版
(ただし金融政策は最後の一本だけでRBCよりな印象はあるが)。

内容はおいおい読んでいくが、現時点で気づいたことは二つ。

1)日本経済の実証分析だけで特集号が組めたこと自体、素晴らしい成果。
2)林先生の謎のグラフが、2%トレンドからの乖離であることがわかった。

必読であろう。
855 :名無しさんの冒険:2004/05/05(Wed) 22:31
赤い眼鏡さんをはじめとした皆さん
一夢庵としは静かに勉強したいと思います。余計な争いに巻き込まれるのは
ご免なので、ホームページを削除しました。今まで作成したPDF等もすべて
削除しました。
856 :ドラエモン[ドラエモン]:2006/07/20(Thu) 11:36
>>855

失礼。ザモデルによるではなく、RBC派を中心とした実証分析ですな。
あと、最後の金融政策の論文は硬直価格モデルのカリブレーションでしょう。

( 役に立った! | 元スレ )
857 :名無しさんの冒険:2006/07/20(Thu) 12:01
>>856
アブストラクトしか読んでませんが、そうでしょうね>最後の論文。
日本の経済学界でDSGEモデルの特集が組めるのなら、どれだけ素晴らしいことかと思います。30代ではそこそこいるんですけどね。
858 :ドラエモン:2006/07/20(Thu) 13:36 ◆va4qsJNk0c
>>857

マンキューのエッセイ読んだ?別に、これだけで鬼の首取ったようなことは言わないけ
ど、これって僕の知ってる範囲での平均的な認識と一致している。アメリカでも、やっぱ
り、こんなもんなんじゃないの?もちろん、良いか悪いかは別の話だけど。

http://d.hatena.ne.jp/svnseeds/20060719
859 :名無しさんの冒険[ザモデル]:2006/07/21(Fri) 09:08
>>858
ざっと読みました。
このエッセイからどういうメッセージをよみとったのですか?
860 :名無しさんの冒険:2006/07/21(Fri) 10:17
自分の感想を最初にいうのが礼儀。まったくこの人なにかがおかしいねw
861 :名無しさんの冒険[ザモデル]:2004/05/06(Thu) 07:31
>>860
>え! いくら漏れでも赤い眼鏡のわけないだろ。ヒドイぞお ガン泣~
いやいや、赤い眼鏡たたきをしてるのが歌舞だと思ってたということ
まあ、とろい話はこの辺でやめてLSに戻りまひょ
862 :名無しさんの冒険:2006/07/21(Fri) 10:38
>連邦準備のスタッフには最良の若いPh.Dたちがいるし、共和党と民主党両政権下の大統>領経済諮問委員会は国内最高の研究を行っている大学から才能ある人々を引き入れてい>るのだ。

アメリカがウラヤマシス
863 :名無しさんの冒険:2006/07/21(Fri) 10:40
>>861 野次じゃなく、おまえがうざいといいたいんじゃないのか?
864 :名無しさんの冒険:2006/07/21(Fri) 11:14
>>863
読解力なさすぎ。
865 :名無しさんの冒険:2006/07/21(Fri) 11:20
第三者だが、つまらない応酬するよりも、>>859がマンキューの論文をどう読んだかを
書いたほうが、礼儀以前に話がすすむように思うよ。

なぜこのスレなのか疑問なのだが、要するにへんな人がすべての経済学者が
DGEを前提に論文や政策も提言すれば? ということをいっているわけなのかな。
それに対するアンチテーゼにマンキューの論文がどうしてなるのかちょっとわからん。

言語や分析枠組みの統一と、エンジニアと科学者の分業の話はとりあえず無関係だから
866 :ドラエモン:2006/07/21(Fri) 11:26 ◆va4qsJNk0c
>>859

むかしむかし(笑)、ここで大騒動やったわけですが、その際に「まあ、経済政策とか
普通の人(含むマクロ専攻ではない経済学者)がマクロ経済理解するなら、ISLMとか
AS-ADのフレームワークで、取りこぼしがあるのは事実だし、それが重要かもしらん
けど、十分今でも使えるし、実際使ってるでしょう?」という僕の主張に対して、そんな
のは時代遅れで理論家はもちろん、政策実務家も、SDGE以外は使わない。時代遅れは
すっこんでろ」という批判があったわけです。

まあ、批判を受けてから僕の方はゴソゴソと少しは勉強し直しているわけですが、この
エッセイを読む限り、科学としてのマクロ経済学ではSDGEが完全に支配権を握って
いるけど、エンジニアは依然として古いモデルで考えているし、使っているという風に
よめるということ。

繰り返すが、それが良いとか悪いとかではない。実際、僕自身もあれ以降はもうISLM
を表に出すことはなくなった(現世の話)のは事実であり、受けた批判の中身の部分は、
相当受け入れたのだけど。だが、事実としては、ISLMでチャイチャイというのが多い
わけだし、バローの教科書はアメリカ(東海岸だろうが)でもあまり使われていないらし
いし、ドマクロの最高峰(笑)ブランシャールも人気あるみたいだねぇ、というのが事実
として認めるのかどうかということ。
867 :名無しさんの冒険[ザモデル]:2006/07/21(Fri) 11:55
>>866
そうそう。
最初からちゃんと自分の言葉で書いてくれれば>>859みたいには
書かなかったです。遠慮はしないで下さい。

私の感想は二つです。
868 :名無しさんの冒険[ザモデル]:2004/05/19(Wed) 12:42
イチ夢ではないが、コメント。

日本では、大手ソフトウエア会社や漫画家などの団体のクレームを受けて実に法律を
超えて警察は動くが、これは著作権保護で動いているのではなくて「特許権」や
狭い意味での「著作権」(お金の絡んでいるものだけ)を取り締まっているだけで
ある。例えば、A教授がBの書いたものを盗んで論文雑誌に投稿しても、逮捕され
ないばかりではなくて、それをチェックする能力や独立した権力を持つものがいない
ので、盗作かどうかの判定もされない。コモンズ議論以前の問題である。

また、電話の世界では、裁判所の令状と立会いが必要であるが、インターネットの
場合は、盗聴が日常的に警察権力のみならず、それに準じたもの、それにソフト
ウエア会社によって日常的に行なわれている恐さがある。
869 :名無しさんの冒険[ザモデル]:2006/07/21(Fri) 11:59
もうひとつ、私が意図的に触れなかったことがあります。
>>865の視点と関連しますが、おそらく以下のような話は
面白いのでしょう。

( 役に立った! | 元スレ )
870 :名無しさんの冒険[ザモデル]:2006/07/21(Fri) 12:02
中西部系エコノミストのステレオタイプは、エコノミストのパブリケーション数は軍人にとっての勲章の数と同じであり、AEAで圧倒的なプレゼンスを誇り、「エンジニア的」政策を生業とするものに「キミたちは頭が悪いからそういう仕事をしてるのだろう」と心の中で見下した気持ちを持っています。
東海岸のステレオタイプは、パブリケーションもしますが比較的政策指向が強く、AEAよりもNBERが大好きで、シカゴ系マクロ経済学者を「仕事が出来ない社会不適合者」と見なし、面接に来るPh.D.に対して、「ここは大学じゃないから」などと言ったりします。

もちろん目一杯誇張した表現ですからそのまま受け取らないで下さいよ。
前者の方が後者よりもミクロ的基礎付けを重視すると言っていいでしょう。

( 役に立った! | 元スレ )
871 :名無しさんの冒険[ザモデル]:2006/07/21(Fri) 12:07
マンキューがどちらのサイドに近いかは知っての通りです。
東海岸的立場から「エンジニア的エコノミストは大切だ」という教訓を導き出すことはごく自然なことです。私自身それに強く同意しています。

しかし、私は敢えて日本人の「エコノミスト」にこのことを言ってきませんでした。
マンキューが挙げている「エンジニアとして活躍している経済学者」のCVを見たことがありますか。
グリーンスパンはともかく、その大部分が日本の最も業績あるマクロ経済学者(しかも象牙の塔に篭っている)より、はるかに業績=パブリケーションを持っていると言う事実です。DSGEで業績を上げたうえで(少なくともよく理解した上で)その限界を指摘しているということです。

「エンジニアも大事」などと日本人マクロ・エコノミストが言うのは、要するに北朝鮮で「日本でも食べるのに困っている人もいるんですよ」と言うのと同じなんですよ。それは一面で真実ですが、多くの人を不幸にし、一部の既得権益を守ることにつながる欺瞞だと私は思いますね。

( 役に立った! | 元スレ )
872 :名無しさんの冒険:2006/07/21(Fri) 12:23
なんだyyaudaかw
873 :歌舞:2004/05/19(Wed) 14:54
というわけで、このザモデルスレ。
過去ログ(特に第一番)をみればわかるように、漏れも昔は書き込んだもんです。
で、一夢庵の代りはなかなか難しいが、それでも最近は官僚でなおかつ海外ピーエッチデーを捕ったらしいので、たまに漏れが主宰してみるといってみるテスト。
874 :名無しさんの冒険:2006/07/21(Fri) 12:26
しかし、私は敢えて日本人の「エコノミスト」にこのことを言ってきませんでした。

すみませ~ん、本名でも明らかにしないかぎり、ただの壮大な妄想だとしか思えませんよw
875 :ドラエモン:2006/07/21(Fri) 12:26 ◆va4qsJNk0c
はぁ、僕は挑戦労働党の党員というところか(嗤

でも、マンキューがポンコツモデルの財政政策の適用で例示しているのは、つい3年か
4年前のブッシュ政権で彼がCEAの委員長をやっていた時の話で、くりんとん時代の
話ではないですが。
876 :ドラエモン:2006/07/21(Fri) 12:36 ◆va4qsJNk0c
しかし、やっぱりあなたが来ると面白いわ(笑)

冗談抜きで、ノート取りながら教科書や論文読むのを50過ぎて本格的に再開したのは
あなたのお陰。感謝してます。
877 :名無しさんの冒険:2006/07/21(Fri) 12:39
>>871
梶ピエール氏のところでコメントしてた人?
http://d.hatena.ne.jp/kaikaji/20060720#c1153413869
http://d.hatena.ne.jp/kaikaji/20060720#c1153427170
878 :名無しさんの冒険:2006/07/21(Fri) 13:51
>>871
>それは一面で真実ですが、多くの人を不幸にし、一部の既得権益を守ることにつながる欺瞞だと私は思いますね。

ここ詳しく。
879 :名無しさんの冒険:2006/07/21(Fri) 14:55
銅鑼衣紋がなんでこの>>871のレスを面白がるのかまったくわからない。内容がほとんどなく、留学経験のある人間がよく使うジャーゴンをもてあそんでいるだけなんだが。ひょっとして銅鑼衣紋はそういう人がまわりにいないのか? 基本的に慶応の某ゼミの学生は書き込み禁止、といってるのと同じ水準で、マンキューの論説とは比べることができない(誹謗してるのではなく、中味がないので本当にできないだけ)レスなんだが。
880 :名無しさんの冒険:2006/07/21(Fri) 15:01
>>877
人付き合いまで心配するとか教育ママのようだw
881 :名無しさんの冒険:2006/07/21(Fri) 15:52
>>879
ドラエモンのザモデル病だろ。ほっとけよ、やつらしい文章だとどんな糞みたい
なのでも高級カレーにみえるらしいから プゲラ
882 :ドラエモン:2006/07/21(Fri) 15:52 ◆va4qsJNk0c
そうね、ph.d.の友達は何人もいるけど、日本人はいないな、確かに。

でも、ある水準以上の知能があると、自分の主張を強烈に打ち出してコミットする人が
少ないから、日本はつまらんのだが、彼は違うので楽しいよ。

常に退路を断って討ち死に覚悟で戦場に現れるタイプは大好き。今回はマンキューを
時代遅れと切って捨てたのが清々しい。諸君、私は戦争が好きだ(以下略
883 :名無しさんの冒険:2006/07/21(Fri) 15:57
↑ ほらなぁw
884 :名無しさんの冒険:2006/07/21(Fri) 16:24
ザモがくると盛り上がるな
885 :名無しさんの冒険:2006/07/21(Fri) 17:33
梶ピエールさんのとこのコメント主はザモじゃないでしょう。

<マクロ経済学で頻出する均衡という言葉>

なんて不用意なこと書かないでしょう。むしろ全体からは経済物理学系のアンチ経済学に匂いさえ感じる
886 :名無しさんの冒険:2006/07/21(Fri) 18:34
通行人です.>>871の「日本人」のエコノミストって言う表現が気になる~w
>>871の見ているエコノミストは「アメリカ人」だけなのか? 世界の英知が
集まる国としての「アメリカ」と人材輸出国としての「日本」を比較してもねえ.

アメリカと日本の比較をするなら,アメリカとフランス,アメリカとブラジルの
比較データもほしいねえ.あと,国籍なんかもw そんなに国籍って意味ある概念かしらん?
887 :名無しさんの冒険[ザモデル]:2006/07/22(Sat) 11:48
>>877
別人です。
私はそこに行ったことがありません(今はじめて見ました)。

( 役に立った! | 元スレ )
888 :名無しさんの冒険[ザモデル]:2006/07/22(Sat) 12:02
>>875
さすが、あいかわらず議論の展開が上手いですね。

おそらく承知の上で議論しているのだと思いますが、
私は「ポンコツが使われていない」とは言っていません。
私自身、仕事では必要に応じて「ポンコツモデル」を使います。
指摘した事実は「DSGEモデルの利用は爆発的に拡大している」
ということです。

後は現場の話ですが、要するにアメリカでは局長級(あるいは地区連銀総裁)
くらいまでが、それなりにDSGEを理解した上でエンジニアをやっている
ということです。
最終的にボードや(あるいはマンキューが大統領に?)レクするときは、
言葉のプレゼン勝負ですから、もはやどんなモデルを使っていようと
アウトプットは見た目上、区別などありません。
シニア・エコノミスト級がどういう意識で政策立案しているかが興味深い
と思いますよ。そして、彼らは10年後にはもっと上の立場になっている
ということです。ポンコツモデルが完全に絶滅するとは思いませんが、
今後その役割が拡大するとも思えません。

( 役に立った! | 元スレ )
889 :名無しさんの冒険[ザモデル]:2006/07/22(Sat) 12:12
>>882
私は平和主義者のつもりですが、危険分子とみなされたようで、
追放処分の身です(笑)。
後続の若者たちのためにも、討ち死にはしても犬死はしないようにと
思っています。

マンキューほど業績をあげていないので「時代遅れ」と言う資格は
自分にはありませんが、フロンティアの研究者(主に若者)の中には
そう言う人が幾らもいるでしょう。
ただ私は、Mankiw=Reisモデルは良い指針を示した優れた研究だと思っています。

( 役に立った! | 元スレ )
890 :名無しさんの冒険[ザモデル]:2006/07/22(Sat) 12:16
>>886
私は日本経済を憂えているので、日本経済が学ぶべき側面を持っている国との
比較にしか興味がありません。なぜフランスとブラジルなのかは分かりませんが、
たとえばカナダ、イタリア、英国、スカンジナビア諸国、ニュージーランドあたりの
中央銀行の(マクロ系の)リサーチ水準は非常に高いですよ。むろんECBもです。

( 役に立った! | 元スレ )
891 :ドラエモン:2006/07/22(Sat) 13:15 ◆va4qsJNk0c
バーナンキ、ミシュキンレベル>>>>>>>>>>>>>>>>>>>ポンコツレベル

は事実でしょう。でもね、

日本の現実>>>ポンコツレベル

なの?本当は、

ポンコツレベル(たとえばブランシャールのドマクロ版)>>>(越えられない壁)>>>日本の現実

なんじゃないの?一挙に越えられない壁を二つも超えられるのかね?せめてポンコツ
レベルまで引き上げることが重要だと思うんだけどねぇ。
892 :名無しさんの冒険:2006/07/22(Sat) 14:04
>>887 やはりね。ザモ氏ではないと判断したのであっちには
厳しく対処しときますた。
893 :名無しさんの冒険:2006/07/22(Sat) 14:49
オッカムの剃刀
894 :名無しさんの冒険:2006/07/22(Sat) 17:20
>>892
でもさぁ、仮に批判が体をなしていればおkでポジション及びバックグラウンド
なんかはどうでもよくね?と思うんだが。まぁなにこれ?ってのがなにをしたい
のかがいまいちわからんが、なんとなく親指臭がする、後述の妙なところで英語
使いたがるところとか。

あと、韓リフ先生が引っかかっているレイマンってのは普通にlaymanだと思うが、
素人を煙に巻くといいたいところをわざわざレイマンとするのは普通じゃないw
895 :名無しさんの冒険:2006/07/22(Sat) 18:13
ブランシャールのテキストはそんなにドマクロかなあ。ミクロ的な主体の行動から数式で体系を描いたわけではないけれども、あそこのis-lmの記述はミクロ的な行動と整合的な話が中心に思えるけれども。例えば邦訳だと最初の労働関係の話なんかはAS-ADレベルでのミクロ的基礎の話なわけでさ。別にドマクロテキストとは到底思えないわけで。

ドマクロテキストがあるとしたらやはりサミュエルソン・ノードハウスみたいなのじゃないの?
896 :ドラエモン:2006/07/22(Sat) 18:47 ◆va4qsJNk0c
>>895

あれくらいで手を打って貰えれば、昔、ここであんなに揉めなかった(笑)。

当時の定義?では、IS曲線をGDPコンポーネントの和で表す時点でドマクロ認定で
オイラー方程式以外は却下という感じ。で、GDPの変動の理由を述べるに当たっては
内生変数であるコンポーネントの話をすればルーカス批判でアウト、ディープパラメータ
変化以外は認めないという感じだったわけよ。
897 :名無しさんの冒険:2006/07/22(Sat) 22:11
>>891
日本の現実か何かという問いかけはごもっともです。
ピンきりですからね。確かに下を見ればきりがないです。

だからこそ、進む方向を示すことも大事ではないですか。
青臭いですかね。
898 :名無しさんの冒険[ザモデル]:2006/07/22(Sat) 22:19
>>896
ちょっと言いすぎです。
DSGEでもGDPはコンポーネントの和で定義で表しますよ。
もちろんオイラー方程式とセットですが。

ISの解釈として、財市場の一掃条件(制約条件式)として扱う、
つまり生産が決まってそれをコンポーネントに分けるという
イメージが正しいと言いました。
「ケインジアン」ないしは有効需要の原理的に「消費が増えたから
生産が増えました」という逆の読み方はミクロ的基礎付けがない
空論だと言ったのです。

この話はもうやめておきましょう。

( 役に立った! | 元スレ )
899 :名無しさんの冒険:2006/07/22(Sat) 22:39
DSGEでもGDPはコンポーネントの和で定義で表しますよ。
もちろんオイラー方程式とセットですが。

そうね、それがBF2.4節で、かの植田和男本にまで援用されて政策の基礎をなして
たとはねW 恐れ入りましたw
900 :名無しさんの冒険:2006/07/22(Sat) 23:35
>>899
彼は私などより10年以上昔からBFを愛読してきた人です。
BFはミクロ的基礎付けを扱った最も古い正統派テキストの
一つですから、内容が被っても不思議はありません。
901 :名無しさんの冒険:2006/07/23(Sun) 00:07
>>899
その植田和男本とは、「ゼロ金利との闘い」の第8章かな。それを読む限り、
BF2.4のモデルは生産性ショックが事後的な過剰設備と株価下落と経常黒字増加をもたらす
ことを説明するのに使われているだけで、金融政策とはあまり関係がないようだが。
902 :名無しさんの冒険:2006/07/23(Sun) 00:29
>>900 じゃあ、植田氏と僕は同期 爆

>>901 だってあなたの説明とちょうど逆の効果として、不良債権処理が株価あげる経路の話だから金融政策とどこまでいえるのか未知。
903 :名無しさんの冒険:2006/08/09(Wed) 02:55
>>894
ググればわかるだろ。哲学者の田島という人のブログのコメント欄に稲葉とか言う胡散臭いのが
「マクロ経済学を虚心に勉強しろ」 なんてやっていたんだな。
それで中国経済が専門なんて言ってるどん臭い「専門家」を相手にして
同じことを真似してみせただけだろうな。「レイマン」も田島氏の用語。

それにしてもこのいちごエビスから漂う湿気たオヤジ臭が耐えられん。
それでも>>899ぐらい誠実なやつがたまにいるのか。
まあこれくらいで有難がられて伝説になるのかな、日本の経済学の現状では。
DSGEぐらいのもんでいいんですか。そんならまた論文書きやすよ(w
904 :名無しさんの冒険:2006/08/15(Tue) 08:48
>>903
DSGEでパブリケーションを持っている日本人は数人しかいないですよ。
もしあなたがそのレベルの論文を書いている人なら、確かにここは
オヤジ臭がするでしょう。

でもね。日本の学界も一部を除けば同じじゃないですか。
オヤジ臭い研究(と呼べるかどうかも不明)がたくさんあるように
思いますが。
905 :名無しさんの冒険:2006/08/15(Tue) 09:28
ええー数人はちょっとひどいんじゃね?
906 :名無しさんの冒険:2006/08/15(Tue) 09:38
>>905
そうですか。
最近急速に増えてはいますが、それでも10人いないと思いますよ。
907 :名無しさんの冒険:2006/08/15(Tue) 11:44
僕のわきの下からは「夏の香り」がするけど。何か?
908 :名無しさんの冒険:2007/02/27(Tue) 14:13
救済しとこう