ペリたんに『ゼミナール・ミクロ経済学入門』を読ませるスレ

economy/0676 / 722 レス / 2002/11/22〜2006/04/11

1 :晩秋の名無しさん:2002/11/22(Fri) 01:23
∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 (`・ω・´) < ペリたんガンガレ シャキーン
 (つ旦と)   \__________
 と_)_)
129: ぺリクルス  2002/11/21(Thu) 17:05
岩田氏の本読んでても疑問ばかりわいてきて先に進まないよ。
俺は君たちの生徒より絶対優秀で勉強熱心だから教えがいがあるぞ。

130: 晩秋の名無しさん  2002/11/21(Thu) 17:15
>岩田氏の本読んでても疑問ばかりわいてきて先に進まないよ。
それは良い兆候です。疑問をもたずに教授になった連中より遥かに素晴らしい。
………………………………………………………………………………
ペリたんが、岩田規久男教授の『ゼミナール・ミクロ経済学入門』
を読み始めました。みんなでさぽーとしましょ。
片手に『ゼミナール・ミクロ』持って集合だよ!

このスレは基本的に「ペリたん疑問書き込む→みんなで寄ってたかって答える」
という進行で行きましょ。ではペリたん、疑問を、どーーーそ!!!
2 :晩秋の名無しさん:2002/11/22(Fri) 01:27
∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ( ´・ω・) <  べりたんを改宗させましょう。ガンガレ シャキーン
 (つ旦と)   \______________
 と_)_)
3 :晩秋の名無しさん:2002/11/22(Fri) 02:15
ドラエモソを改宗させようよ。ダメだよアイツ!
4 :晩秋の名無しさん:2002/11/22(Fri) 02:20
∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 (`・ω・´) < シャキーンはこうだよ。微妙に眉毛が違うよ。シャキーン
 (つ旦と)   \__________
 と_)_)

詳しくは
http://aa.2ch.net/test/read.cgi/mona/1036405326/l50
5 :晩秋の名無しさん:2002/11/22(Fri) 02:28
うひゃ!
面白いスレ見っけ!!
6 :晩秋の名無しさん:2002/11/22(Fri) 03:12
このスレは、どのシャキーンが正しいかを決定するスレになりますた!
7 :歌舞:2002/11/22(Fri) 08:55
漏れの読みだと、ドラエモンの予言検討スレ?、そのスレの中のすりらんかへの煽り、漏れの不人気スレ、それにこのスレも、なんか微妙に違うが同じ香具師の作成じゃないのか?

ひとこといいたい。


  ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 (`・ω・´) < いいかげんにくだらねえスレたてんな!!。藁
 (つ旦と)   \__________
 と_)_)
8 :ぺリクルス:2002/11/22(Fri) 09:19
このスレ作ったのは俺じゃないからな。誤解招かないようにいっとくけど。
けれども、せっかくなので利用させていただこう。
9 :晩秋の名無しさん:2002/11/22(Fri) 14:40
この本、ダンボール箱にしまっておいたんだけど、いま引っ張り出してきました。
経済学部4年なのにまったくといっていいほど勉強してこなかった俺も参加させて
ください。たのしみ。ついていけるかな・・・
10 :すりらんか:2002/11/22(Fri) 14:42
絶対持ってたはずなのにみあたんないよ~.というわけで,
質問等はちょっと詳しめに書いてくださいね~.
11 :晩秋の名無しさん:2002/11/22(Fri) 16:08
>>04

  ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ( ´・ω・) < ごめんね。ショボーン
 (つ旦と)   \__________
 と_)_)
12 :晩秋の名無しさん:2002/11/22(Fri) 16:10
.∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ´・ω・) < みなさん、お茶でもどうぞ。
( つ旦O  \_____________
と_)_)
旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦
旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦
旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦
旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦
13 :晩秋の名無しさん:2002/11/22(Fri) 16:11
.∧_∧
( ´・ω・)      日    ∧_∧
( つ旦O        ヽ  (・∀・ )
と_)_)          ,-、(歌舞音曲)
旦旦旦旦旦旦旦旦旦. L  ̄  │     旦 旦旦旦旦旦旦旦旦旦
旦旦旦旦旦旦旦 旦     ̄  | |  旦 旦 .旦旦旦旦旦旦旦旦旦
旦旦旦旦旦旦旦 旦.      (__)  旦 .旦 旦 旦旦旦旦旦旦旦
旦旦旦旦旦旦旦旦旦  旦     旦.旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦
14 :晩秋の名無しさん:2002/11/22(Fri) 16:13
∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 (`・ω・´) < 歌舞タソ入室禁止 シャキーン
 (つ旦と)   \__________
 と_)_)
15 :ぺリクルス:2002/11/22(Fri) 17:46
ブルジョア経済学者のおかしさ(1)
「効用」のところを読んでいて、驚くべき箇所を発見してしまった。
ブルジョア経済学のご都合主義さをもののみごとにあらわしてしまっている
のである。(64ページ)

「この無差別曲線の凸性の仮定は次のように考えると現実的である。まず
Aでは、紅茶の消費量は比較的多いが、コーヒーのそれは比較的少ない。
このようなときには、紅茶の消費量が減っても効用の減少が小さく、
コーヒーの消費量が増えることにによる効用の増加は大きいと考えられる。
したがって、消費者はコーヒーの消費量を増やすためなら、紅茶の消費量
を大きく減らしても同じ効用が得られると考えるであろう。」

ブルジョア経済学者もこのように考えているのであれば、かつてのUtilitarianたち
が主張した所得配分の理論を原理的に批判できなくなるだろう。彼らは、お金持ちは
いっぱいお金を持っているから、一単位あたりの収入から得る効用は小さい。貧乏は
少ししかお金を持っていないから、一単位あたりの収入から得る効用は大きい。よっ
て、累進課税によって、より多く稼ぐものから多くの税金を取り、貧乏な人に配分す
れば社会全体の効用はより大きくなる、と主張した。

しかし、パレートに影響を受けたブルジョア経済学者たちは、AさんとBさんが全体で
10000円の収入を分配する場合、5000円と5000円に再分配するのが一番効用が大きい
であろうというUtilitarianの主張を退け、パレート効率の理論を論拠に、1000円と
9000円に分けたり、9000円と1000円に分けたりする場合でも5000円と5000円に分け
る時と同じように効率的となりうる、だからよいのだと言い返した。今のブルジョア
はこの主張を支持している。

ところが、自分が都合が悪いと思わない場合にはちゃっかり、「効用」の考え方を教
えているのがブルジョア経済学者である。こういうのを一般的に「ご都合主義」とい
うのだ。
16 :ぺリクルス:2002/11/22(Fri) 18:15
そもそも疑問なのは、この組み合わせと、この組み合わせは効用が同じだ
みたいに満足度を客観的に測れると考えているところが非現実的だと思うよ。
AとBの重さは同じですみたいな物理学的領域の話とは根本的に異なる。
なんか経済学の教科書って最初から最後まで宙に浮いた話を聞かせられている
みたいだよ。
17 :甲斐たんラブ:2002/11/22(Fri) 18:25
ペリクレス、でたあーーーという感じの疑問>>16だな。w

まあ、マルクス派の一部の欲望理論とはブルジョア経済学は違うからなあ。ブルジョア仲間だとそこはいいっこなしにしようぜ、となるか、または選択理論の最前線にふっとびそうな話だが
もちろん○のペリはそんなのおかまいなしだろうなあ。w まあ、漏れもブルジョアだから話すけど、もしAとBの「重さ」が質的に違うものだとしたら重要度に応じて順番をふらなくてはいけなくなるな。それっつうのは、非常に面倒な問題じゃあないか?
18 :甲斐たんラブ:2002/11/22(Fri) 18:40
うんでさあ、ペリクレスの「重さ」と漏れの「重さ」の順番づけが違うと、○であろうがブルであろうが、「社会」を構成的に考えるのは非常に難しくなる。○の一部ではみんな順番づけが似ているという処理をしてすます。ブルは「重さ」自体はないものとして処理する。もちろん後者はFishburnのサーベイ論文とかにあげられているようにいろんな模索はある。でも一般的には「重さ」は考えないという処理をしている。○もブルもその意味ではこの手の「重み」論議は抽象化して先にすすんでいるのよ。そしてここにこだわるかぎり実は「社会」を語ることはできない。もちろんペリもな。w
19 :ぺリクルス:2002/11/22(Fri) 18:56
>17
君がいっとることは意味不明だ。「重さ」に質的な違いがあるわけがない。例えば、A君と
B君が、体重計に乗ったとする。A君は50KGでB君が60KGだったとする。A君とB君は同じ体
重計で体重を量ったのだから、50KGと60KGは質的に同じだし、両者を比較することができる。

しかしだ。例えば、城麻美のAVを買ったときどれくらい満足したか、プッチモ二のCDを買っ
たときどれくらい満足したか、それを測定する機械などどこにも存在しない。たしかに少し
満足したとかすっげー満足したということは言えて、漠然と比較はできる。しかし、コーヒ
ー5杯紅茶5杯を飲んだときの満足度とコーヒー3杯紅茶7杯飲んだときの満足度は同じです
などと客観的に評価する「満足度測定器」はこの世には存在しない。
20 :甲斐たんラブ:2002/11/22(Fri) 19:05
おいおい、自分で使った比喩ぐらい責任もてよな。w(AとBの重さは同じですみたいな物理学的領域の話とは根本的に異なる。)

まあそれはさておき、だから「満足度測定器」がないのはいいとしてさあ、そうなると「社会」を論じることがとても難しくなる。漠然とでも厳格でもどっちでもいいが、順番をつけなくてはいけない。それが○の常道だろ? で、AとBの順番が違うとしてすますことはできないということだ。○ではとくにね。
21 :晩秋の名無しさん:2002/11/22(Fri) 19:06
ここは100年前にタイムスリップするスレですか?
22 :甲斐たんラブ:2002/11/22(Fri) 19:12
>>21

そうともいえんぞ。漏れの専門は社会保障論だから(あ、はじめて本当のこと書いた! すげええ w)ローマーなんかの議論にもろ直結すんぞ。もっともペリが最前線までいけるとは思えないので、ここはもっと基本的な認識を共有すべきだと考えている。
城麻美のAVとプッチモミのCDに対する満足度がAとBで違う(つまり選好対象に順番づけが行われている)とすると、それではいおしまいとはすまないということ。なんらかの集計を行うような「抽象化」をしないと議論は先、つまりペリが求める「社会」との接点は遠いということだよん。あんまし○ネタにふれるとドラとかが怒り出すかな。藁
23 :甲斐たんラブ:2002/11/22(Fri) 19:13
訂正

プッチモミ→プッチモニ なんという誤り。モミモミ w
24 :甲斐たんラブ:2002/11/22(Fri) 19:20
あ、急に不安になってきた。もちろん社会保障が専門だなんて大嘘なんで以降、揚げ足とらんように。藁
25 :晩秋の名無しさん:2002/11/22(Fri) 19:38
>>甲斐たんラブ
そうなんですか、くだらない茶々入れないでROMります。
それと、城麻美は年齢ばれまっせ。
26 :晩秋の名無しさん:2002/11/22(Fri) 19:49
甲斐たんラブに補足。甲斐たんって誰?

>満足したとかすっげー満足したということは言えて、漠然と比較はできる。しかし、コーヒ
>ー5杯紅茶5杯を飲んだときの満足度とコーヒー3杯紅茶7杯飲んだときの満足度は同じです
>などと客観的に評価する「満足度測定器」はこの世には存在しない。

うんうん、君の言っている事は至極もっともだ。漠然と比較できるというのが
序数的な効用と呼ばれるもので、べりチャンの言うように、重さみたいに測れ
てというのは、基数的な効用なのさ。

そして、効用ってのは、その裏側に選好というものがあって、客観的に
評価しているというよりは、その人それぞれの、例えばべりちゃん自身
のなかに、主観的に評価する基準があると考える。
それが「べりちゃんの「選好」」と呼ばれるオーダーで。それが一定の
条件を満たしていれば、べりちゃんの批判する効用というものが連続関
数として導き出せる。(甲斐たんの>>22)

ちなみに、測定するということが科学的な意味においていかに重要なことか
ということは、三島憲一の訳本で「近代の小道具たち」という面白い本がある
から読んでみ。まあ、でも、べりちゃんは測定すること自体を否定しないから
健全だな。

>あんまし○ネタにふれるとドラとかが怒り出すかな。藁

彼はすべての物事を対立させて考えないと気がすまない人だからな藁
27 :すりらんか:2002/11/22(Fri) 21:18
ぺり氏の気になっている点は基数的効用と序数的効用の問題.城麻美と
(ぺり氏は多分僕よりちょい年下くらいかな?)プッチモミ(なんかエ
ロい^^)の間で「どっちがうれしかった」かの優劣(または同じ)かが
わかればほとんど同じ話ができるんです.
28 :X-File:2002/11/22(Fri) 21:34
>>26
あのお方に決まっておろう!
真実はキャスアナ板にある。
29 :甲斐たんラブ:2002/11/22(Fri) 23:05
すりらんか殿下。それはちと物足りないと思う。ペリは○。例の「必要に応じて」原理の持ち主。辞書的選好とこちら側では片付けたい話がたぶん混在していると思う。
30 :極論野郎:2002/11/23(Sat) 00:42
社会的効用関数の話をしていいのはこのスレですか?
31 :甲斐たんラブ:2002/11/23(Sat) 00:46
そうです。どんぞ。
32 :晩秋の名無しさん:2002/11/23(Sat) 01:17
>例の「必要に応じて」原理の持ち主。

なにそれ?○系にはほんと疎いというか知らないので、>>26-27あたりの説明で
納得できないというのが、すこし理解できない。
33 :晩秋の名無しさん:2002/11/23(Sat) 01:26
甲斐洋子って人の写真を見た。おばさんじゃん。萌えている人はおじさんなのか?
34 :甲斐たんラブ:2002/11/23(Sat) 01:37
>>32

たとえばさあ、センの『福祉の経済学』にある鈴村の解説よんでみそ。
35 :ペリクリス:2002/11/23(Sat) 04:49
ペリたんになりすまして質問するためのテスト
36 :ペリクリス@偽者ですが何か?:2002/11/23(Sat) 05:05
んっ、できるな。
よし、ゼミナール・ミクロ入門を買ってくるか。
37 :2ちゃんの相場師:2002/11/23(Sat) 06:07
すれ内容自体は,100年前へタイムスリップだが,
城麻美は10年前へシュミーズ・スリップ。
38 :晩秋の名無しさん:2002/11/23(Sat) 06:10
個人のなかでは「満足度測定器」というのは次のような思考実験で行われる。まず、他の条件を一定にしておいて、「城麻美のAV」が手に入る状態と「プッチモ二のCD」が手に入る状態と、どっちかを選べ、と言われて、ペリたんは、どっちを選ぶ?もし、「城麻美のAV」と答えるなら、僕はペリたんの効用に
u(城麻美のAV) = 1,
u(プッチモニのCD) = 0
という数字を割り振る。この数字を効用という。効用は1 > 0という大小関係だけが重要で、1→100, 0→-30としても、1→0.5, 0→0.3としてもいい。この性質を「効用は序数的である」という。この思考実験を、ありとあらゆる状態の2つ組に対して行えば、(思考実験中に、「AよりBを選ぶ。BよりCを選ぶ。だけどCよりAを選ぶ。」みたいなサイクルが起きなければ)ペリたんの効用関数が完成する。この作業は僕(=観察者)がやるもの。別の人がやったら別の効用関数が作られるだろうが、ペリたんが同じ答え方をする限り、効用の序数的性質は変わらない。

ところが、社会の状態に対しては、誰に「選べ!」と問えばいいのか分からない。だから難問。

ところで、Fishburnの解説キボン>ラブやん
39 :黒木香:2002/11/23(Sat) 09:57
>>38
その3つに、わたくしが主演したAVを咥えましたところ、

城麻美>プッチモニ
プッチモニ>わたくし
わたくし>城麻美

という結果(つまりサイクルですわね)になりましたのでございますが、
この場合には効用関数は考えられないのでございますね?
40 :ぺリクルス:2002/11/23(Sat) 13:14
>おいおい、自分で使った比喩ぐらい責任もてよな。
>w(AとBの重さは同じですみたいな物理学的領域の話とは根本的に異なる。)

これはますますわからんぞ。満足度の場合、これは主観的な尺度で測られるもの
だから、Aの「満足度」とBの「満足度」では質的に異なってくるであろう。し
かし、AとBの「重さ」の場合、「質量*重力加速度」といった一定の基準で測る
うえに、同じ「体重計」で量るものだから、「質的」にも同じとみなされうるで
あろう。ちょっとしばらく「基数なんとか」と「序数なんとか」を考えてみるこ
とにするわ。

そういえば、俺の年代を計るにはニルヴァーナがある。カートコバーンは俺が中
学生の時に猟銃で脳みそぶち抜いて死んだ。俺もコバーンのように死にたいもの
だ。
41 :歌舞:2002/11/23(Sat) 13:21
批判する対象も良く理解できないのに騒ぎだすのは本当のバカ。なにかみんなに
かまわれて誤解しているがたちのわるいバカという認識をもてよ。w
42 :晩秋の名無しさん:2002/11/23(Sat) 13:34
脱糞陀
43 :ぺリクルス:2002/11/23(Sat) 14:21
>>38
しかし、「効用」の法則の中には「限界効用の減少」というものがあるよね。例えば、お金を
全く持っていない人が100円手に入れたときの満足度より、100円を持っている人が100円を手
に入れた時の満足度が小さくならないといけない。だから、満足度はその大小関係だけではな
くて具体的な満足度の大きさがわからないと、「効用」に関する理論が成立しなくなるのでは
ないだろうか。

>>41
君はシャキーンに立ち入りを禁止されているはずだが。それに、歌舞からは一度たりともまともな
反論をいただいたことがないな。君は人にちゃちゃいれることしかできんのかね。
44 :晩秋の名無しさん:2002/11/23(Sat) 14:29
>>43
限界効用は逓減しなくてもいい。もちろん、凹関数の方が
色々と都合はいい。とりあえず、無差別曲線の凸性があれ
ばよい。これを準凹という。

>>41おまえは歌舞タンではないのはわかっている。速やかに消えろ。
45 :ぺリクルス:2002/11/23(Sat) 14:42
>>44
うーーーーん。限界効用逓減の法則がなければ無差別曲線は凸型にならないと思うのだが。
それに、岩田氏もゼミナールの66ページで「限界代替率逓減の法則」を解説しているけれ
どもこの法則も、「限界効用逓減の法則」を土台にしているはずであるが。
46 :ベリクルス:2002/11/23(Sat) 14:53
u=xy
という効用関数を考える。
x=1、y=1のとき効用は1
x=2、y=2のとき効用は4
当然、これは直角双曲線なので、君が絵で見ている無差別曲線と
おなじ原点にむかって凸になっている。
47 :ベリクルス:2002/11/23(Sat) 14:54
x=3、y=3のとき効用は9
効用の増分は、3、5、・・・と増えているので
限界効用は逓減していない。
48 :晩秋の名無しさん:2002/11/23(Sat) 15:21
大学の経済学の教員って、とっても大変な仕事なんだね。
49 :ぺリクルス:2002/11/23(Sat) 15:26
>>44
あ、76―77ページに「いろいろな無差別曲線と最適消費」とあって、説明があったよ。

>>46、47
無差別曲線というのは、効用が同じ財の組み合わせの点の集合であって、U=XYの表す
式とは全く別物だと思うが。U=XYが凸であることと、無差別曲線が凸であることは
次元の違う話じゃないのか。それにしても君のHNは紛らわしいから変えてくれ。
50 :晩秋の名無しさん:2002/11/23(Sat) 15:55
>>49
ハンドルネームはキャップを使っているのかと思って確かめてみた。すまん。
出かけるのでこれ以上レスできない。他の人にタッチします。

無差別曲線が効用関数U=XYの曲面をXY平面の2次元に投影した等高線であるこ
とを説明させたいわけだな。それは絵がかけない掲示板では無理だ。

限界効用逓減というのは、財の消費量を増やしていった時に、その効用の増分が減って
いくことだけど、それは特に必要ない。>>46-47の例にあるとおり。

例えば、U=1としてXY=1となる点の組み合わせを、XY平面上に描いていけば、無差別曲
線になるぞ。きっと滑らかさは思いっきり足りないけど。
51 :ぺリクルス:2002/11/23(Sat) 17:38
>50
1=xy の式だけど、Xを1個しか持っていないときからXを2個持っている状態にすると、
同じ効用になるにはyを1/2個減るのに対し、xを2個持っている状態から3個にすると、
yを1/6個だけへらせばいいことになる。ということは、1=xyの効用関数(って言うのか?)
においては、限界代替率逓減の法則が働いていることになるよな。つまりは、この効用関数
においても限界効用逓減の法則が働いていることになるじゃないのかな。
52 :ぺリクルス:2002/11/23(Sat) 18:43
>すりらんか師匠へ
今日の課題
みんなは満足度の大きさの大小だけ分かればいいって言うけど、そうなると
教科書に書いてある内容がなりたたなくなると思う。なぜなら、「限界代替率
逓減の法則」とか「限界効用逓減の法則」が働いていることを確かめるには、
具体的な満足度の大きさがわからないといけないから。つまり「満足度測定器」
がないのであれば、とても非現実的な理論ということにならないだろうか。
>>44のように「限界効用逓減」「限界代替率逓減」がなくても無差別曲線が
書ける場合がある(岩田氏のテキスト76ページ参照)。このときは話はやや現実的
となる。すなわち、A,Bという二つのものがあったとき、(ア)AはGOODSだけど、B
はGOODSでもBADSでもない場合。(イ)消費者がAとBにまったく違いを感じない場
合だ。このときは、「満足度測定器」がなくても無差別曲線を描くことができる。
しかし、(ウ)AがGOODSでBがBADSの時は、「限界効用逓減」「限界代替率逓減」
が働いているときと同じように「満足度測定器」がないと、(ウ)を表現している
無差別曲線はまったくSFの話になってしまうだろう。
53 :晩秋の名無しさん:2002/11/23(Sat) 19:45
>>52
それを確かめるのが実験経済学。
54 :晩秋の名無しさん:2002/11/23(Sat) 19:46
第1点

誤 1=xyの効用関数(って言うのか?)
においては、限界代替率逓減の法則が働いていることになるよな。

正 1=xyの無差別曲線上
においては、限界代替率逓減の法則が働いていることになるよな。

第2点

誤 この効用関数
においても限界効用逓減の法則が働いていることになるじゃないのかな。

正 この効用関数
においては限界効用逓減の法則が働いていないということになるじゃないのかな。

なぜなら、>>47の例を見ると、限界効用は増えている。

つまりは、

>働いていることになるよな。つまりは、この効用関数

つまりは」という接続詞に、ものすごい飛躍がある。
なぜ、そんなところで「つまりは」などと言えるのか、
理解不能。

無差別曲線上での傾きと効用関数の傾きを混同している
ことが原因。微分積分の基本なので数学的に理解すべき。
55 :ぺリクルス:2002/11/23(Sat) 20:24
>>54
指摘ありがとう。ということは、U=xyという効用関数では、限界効用逓減の法則
が働いていないが、1=xyという無差別曲線では限界効用逓減の法則が働いている
ことになるのであろうか。
俺が、51で言いたかったのは
「1=xy の式だけど、Xを1個しか持っていないときからXを2個持っている状態にすると、
同じ効用になるにはyを1/2個減るのに対し、xを2個持っている状態から3個にすると、
yを1/6個だけへらせばいいことになる。ということは、1=xyの無差別曲線においては、
限界代替率逓減の法則が働いていることになるよな。つまりは、この無差別曲線におい
ても限界効用逓減の法則が働いていることになるじゃないのかな。」ということだった。

無差別曲線が凸型になるには、 「限界効用逓減の法則」がなければならないと思うのだ
が。その点は俺の解釈は間違っていないと思う。例えば、AとBの財にまったく消費者が
違いを感じなくて限界代替率は1となる(限界効用低減の法則を考慮する必要がない)場
合の無差別曲線は原点に対して凸型にはなっていないよな。
56 :ぺリクルス:2002/11/23(Sat) 20:29
>>53
それでは、その実験とやらで

飴玉の消費量 0   1   2   3   4
効用     0   5   9   12  14

みたいな現象が起こることが実証されているのか?されていなければ、効用の理論も机上の
論理つーことになっちまうわな。
57 :ベリクルス:2002/11/23(Sat) 20:38
>無差別曲線が凸型になるには、 「限界効用逓減の法則」がなければならないと思う
>のだ

これは根深い誤解だな。「限界代替率逓減」になっていれば、Quasi Concaveなので、
原点に向かって膨らんでいる無差別曲線になる。これは「限界効用逓減」ではない。
Mathematicaか何かもっていたら、z=xyをプロットしてみろ。それか、自分で微分して
関数の形状を確認してみろ。f(x,y)という関数を2次元平面にかけると思っている
だろ?そうとしか思えない。
58 :晩秋の名無しさん:2002/11/23(Sat) 20:48
無差別曲線上での傾きを、限界効用とは呼ばない。それは限界代替率。
59 :ぺリクルス:2002/11/23(Sat) 21:06
>>57
>「限界代替率逓減」になっていれば、Quasi Concaveなので、
>原点に向かって膨らんでいる無差別曲線になる。これは「限界効用逓減」ではない。

高校のとき10段階で数学の成績はいつも3か2で、赤点とっていつも再試験受けさせられて、
その上、模擬試験を受けたら数学の偏差値30台だったこの俺様が数学関係のソフトをもっ
ているわけがない。ましてや微分積分なんかできるわけがない。それでも、君が書いてい
る内容は岩田氏の書いていることと辻褄があっていないと思うぞ。

教科書の64ページには次のように書いてあるぞ。
「無差別曲線の凸性の仮定は、次のように考えると現実的である。まずAでは、紅茶の消費
量は比較的多いが、コーヒーのそれは比較的少ない。このようなときには、紅茶の消費量
が減っても効用の減少は小さく、コーヒーの消費量が増えることによる効用の増加は大きい
と考えられる。したがって、消費者はコーヒーの消費量を増やすためなら、紅茶の消費量を
大きく減らしても同じ効用が得られるであろう。」

なぜ、この場合に「紅茶の消費量が減っても効用の減少は小さく、コーヒーの消費量が増え
ることによる効用の増加は大きい」ということが起きるかといえば、それは「限界効用逓減
の法則」が働いているからである。すなわち、消費者がいっぱい紅茶を消費している場合に
一単位あたり消費量を減らした場合の効用の減少の大きさはとても小さく、消費者が少しコ
ーヒーを消費している場合に一単位あたり増やした場合には効用の増加の大きさはとても大
きいということだ。これが、「限界効用逓減の法則」の言い換えでなくてなんなのだろうか。
それゆえに、「限界代替率逓減の法則」は「限界効用低減の法則」の言い換えバージョンと
いうことになるのだ。よって、無差別曲線が凸型になるには、「限界効用逓減の法則」がな
ければならないと考えるのは自然だ。
60 :晩秋の名無しさん:2002/11/23(Sat) 21:18
<よって、無差別曲線が凸型になるには、「限界効用逓減の法則」がなければならないと考えるのは自然だ>

誤読と無理解でミクロ経済学を次々書き換えるペリクレス。もうひとつのジョーク 藁
61 :晩秋の名無しさん:2002/11/23(Sat) 21:28
57だが、

>それゆえに、「限界代替率逓減の法則」は「限界効用低減の法則」の言い換えバージ>ョンということになるのだ。

岩田さんの教科書にこんなこと書いてあるの?
それともベリクルスの創作?珍説だと思う。

というか、ちょっと君にデムパを感じてきた。
言葉だけで推論すると

>よって、無差別曲線が凸型になるには、「限界効用逓減の法則」がな
>ければならないと考えるのは自然だ。

という結論に到るのか。ふむ、すごいな。

私はさじを投げました。彼に偏微分と全微分をおしえて、
限界効用と限界代替率の違いを説明してあげてください。
62 :晩秋の名無しさん:2002/11/23(Sat) 21:30
57だけど、続き。

つうか、>>60とかつまらん事書いているなら、こんな簡単なことくらい
説明しろよ。もしかしてできない?アッポですか?

とりあえず、いままでスレを読んで、君の推論がまったく正しく
ないことを指摘しておくと、
U=xy
としたときに、>>51で君は同じ効用水準(U=1)のときに、その効用を
与える財の組み合わせを示した無差別曲線上で限界代替率逓減を
確認したと発言している。(これは正しい)

x=1、y=1のときに効用は1になる。U=xy=1×1=1
いまx=2に消費量を増やすと、U=2×1=2になる。
x=3に消費量を増やすと、U=3×1=3になる。
1,2,3・・・で限界効用は1,1・・となっている、限界効用は
逓減していない。yだけ増やした場合も同様。

x=1、y=1から、x=2、y=2に消費量を増やすと2×2=4になる。
x=3、y=3に消費量を増やすと3×3=9になる。
効用は1,4,9,・・・・、なので限界効用は3,5,・・・になっている。
逓減していない。

君の言うように、限界効用逓減が限界代替率逓減の言い換えだと
したら、いま君は>>51で限界大体率逓減を確認した効用関数で
限界効用逓減が成り立っていないという、この反例について
どう説明する。
63 :晩秋の名無しさん:2002/11/23(Sat) 21:32
57だけど、おれは○系という人々をほんとに知らないわけだが、
彼らはこんな出鱈目で支離滅裂な議論ができるのか?詳しい奴
教えれ。
64 :晩秋の名無しさん:2002/11/23(Sat) 22:13
確かに固定観念で歪んでる。
でも、中堅大学で生徒に教えるのも
反応はそんなに変わらない気もするよ。
65 :甲斐たんラブ:2002/11/23(Sat) 22:39
>>63
○系なんて近経がそうなように玉石混交だよ。漏れがたまたま授業時間があうのでとつた
学部のときの○の先生はひどかったなあ。『資本論』の逐語解釈。おもわず頭抱えた。まあ、試験は楽勝だったけどね。w

>>61 ペリにデンパを感じるのは遅すぎる。漏れも以降はすべてサゲで書く。w
66 :ぺリクルス:2002/11/23(Sat) 22:42
>>61>>62
君の説明はよくわかった。
「限界代替率逓減の法則」は「限界効用低減の法則」の言い換えバージョンというのは
俺の岩田氏の本の解釈ではあるが、次のような根拠にもとづいていっている。

例えば

(表1)
コーヒー

消費量 0     1       2     3     4     5
効用  0     20      29     34    38     40


(表2)
紅茶

消費量 0    1     2     3      4     5
効用  0    10    15     19     22     24


この表1と表2では限界効用逓減の法則が成立している。そして、
コーヒーと紅茶の組み合わせが1杯と5杯だと効用は44になる。
コーヒーと紅茶の組み合わせが2杯と2杯だと効用は同じく44になる。
コーヒーと紅茶の組み合わせが3杯と1杯だとこれも同じく効用は44になる。
しかし、コーヒーを1杯から消費量を2杯に増やしたときは犠牲になる紅茶の消費量は3杯。
コーヒーを2杯から3杯に増やしたときの犠牲になる紅茶の消費量は1杯だ。
つまり、限界代替率逓減の法則が起こっている。また、この紅茶とコーヒーの組み合わせの
無差別曲線を作ってみると、原点に対してトツになっている。
だから、俺は同じ無差別曲線上で考察すれば、「限界効用逓減の法則」と「限界代替率逓減
の法則」は表裏一体であると考えたわけだ。
57氏がいうように、異なる無差別曲線を比較して考えると、限界効用が逓減していなくても
原点に対してトツになっている曲線の集まりが存在する場合があると思う。しかし、結局、
一つ一つの曲線を確かめていくとその曲線の内部では「限界効用逓減の法則」が働いている。
俺が言いたいのはこういうことだ。
67 :ぺリクルス:2002/11/23(Sat) 22:45
>>64
へーー、じゃあ、俺も学費ためれば専大に入って野口先生に教えてもらえるかのー。
68 :晩秋の名無しさん:2002/11/23(Sat) 22:57
固定観念には反応してもいいけど。
中堅大学は別にペリを否定してるわけじゃないよ。
ぜひ教えてもらいなさい(W
69 :すりらんか:2002/11/23(Sat) 23:00
>ぺりくれす氏の誤解点
「限界効用逓減なら限界代替率逓減」というのと「限界代替率逓減なら限
界効用逓減」が同時に成り立つなら両者は同じもの.テキストなどでは限
界代替率を具体的に示すために前者の手法をよく使う(あくまで例なので
す).でもここから後者まで成り立っていると考えるのは飛躍.

必要条件と十分条件,必要十分条件は意外とわかってない人が多くて鬱.

限界代替率に関しては具体的な財で詳細に考えようとすると逆に難しいの
かもしれない.もっとざっくりと「同じものばかり買うよりも多様な消費
の方がよい」と考えて生産者理論まで考えてから戻った方がよい.昔迷い
猫氏にも繰り返したけど経済学は少なくとも前半部分をよんで多少の流れ
をつかまないと細かいところを理解するのは難しいよ.
70 :ぺリクルス:2002/11/23(Sat) 23:17
今日は最後の書き込み。
やっぱ俺がまちがっとたわな。その理由はスリランカ師匠のアドヴァイスも踏まえて
明日投稿する。では、みなさんグッナイト。
71 :ぺリクルス:2002/11/23(Sat) 23:26
ちょっと待ってよ。1=XYという無差別曲線を考えたとき、Xだけの効用がどれほどか、
Yだけの効用がどれほどか調べる方法ってあるの?
72 :晩秋の名無しさん:2002/11/23(Sat) 23:52
>>71
いや、だから、それが偏微分なんですよ。
73 :こーひーぶれーく:2002/11/24(Sun) 00:48
┃
 ┃
 ┃■
 ┃ ■■            甲斐タンラブの
 ┃   ■■■■        無差別ハァハァ曲線
 ┃       ■■■■■■
城┃             ■■■■■■■■■■■
 ┃
麻┃
 ┃ 通常、無差別曲線は、右下がりで、互いに交わらず、
美┃ 原点に対して凸、とされている。しかしその「右下
 ┃ がり」の程度は、タテ軸とヨコ軸にどのような財を
の┃ 組み合わせるかによって違ってくる。図は、タテ軸
 ┃ に城麻美のAVをとり、ヨコ軸にプッチモミのCD
A┃ をとった場合の、甲斐タンラブの無差別ハァハァ曲線を
 ┃ 描いている。追加的なプッチモミのCD1単位によ
V┃ って甲斐タンラブが得られるハァハァは、きわめて小さ
 ┃ く、同水準のハァハァを維持するために放棄してよい城
 ┃ 麻美のAVの量は少ない。
 ┃
 ┃
 ┃
 ┃
 ┃
0┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      プ ッ チ モ ミ の C D
74 :晩秋の名無しさん:2002/11/24(Sun) 07:53
>>73
頼む。芯でくれ。今すぐに。
75 :晩秋の名無しさん:2002/11/24(Sun) 09:27
「XとYの効用=Xの効用+Yの効用」と分離できるわけではない。
(できるときもあるが、できないときもある。)
たとえば、U=XYは分離できない。
よって、「Xだけの効用がどれほどか、Yだけの効用がどれほどか調べる方法」は存在しない。

ちなみに、偏微分、全微分という言葉だけ出して煙に巻くことは反対。
お前、全微分って言いたいだけちゃうんかと。
(しかも文脈に沿ってない。正確にはヘッシアンとふちつきヘッシアンの違いでしょ。)
76 :ぺリクルス:2002/11/24(Sun) 10:32
>>75
ありがとう。ということは、俺の意見は間違っていたことになるな。U=XYにおいて、「限界代
替率逓減の法則」は言えるけれども、「限界効用逓減の法則」は言えないことになるな。
というわけで、結論としては無差別曲線がトツ型になるには、必ずしも「限界効用逓減」が起き
ていなくてもよいということになるな。みんなありがとう。
77 :晩秋の名無しさん:2002/11/24(Sun) 14:26
>>75
logU=logX+logYってのはだめ?

>(しかも文脈に沿ってない。正確にはヘッシアンとふちつきヘッシアンの違いでしょ。)

いや、限界代替率逓減は全微分すれば出せるし、限界効用は偏微分すれば計算できる。
いまのところ、予算制約も出てこないし、なぜふちつきヘッシアンを考えないと
いけないのかよくわからない。正確にはヘッシアンではなくて、ヤコビアンではないか?

お前、ヘッシアンと言いたいだけちゃうんかと。

>>76
ベリ君、正しい結論に至ってよかったな。
78 :晩秋の名無しさん:2002/11/24(Sun) 14:34
>>74
頼む今すぐ芯でくれ。

>ベリ

>>73の言いたいことは原点に凸な無差別曲線としてここでは直角双曲線が
使われてきたけど、実際には>>73の図みたいな、いびつな無差別曲線もか
けると言いたいのだと思うよ。
79 :晩秋の名無しさん:2002/11/24(Sun) 14:43
>>78
例が許せん。
80 :ぺリクルス:2002/11/24(Sun) 16:24
現在、俺はようやく「予算制約線」のところまで行き着いた。69ページである。
しかし、ここでまたもや驚くべき記述を発見してしまった。

「予算制約線上の点は所得2万4000円をすべて使い切った場合の消費の組み合わせを
示している。」(69ページ)「1ヵ月の所得が2万4000円で、預貯金などの資産
を持っておらず、借金もしない消費者が消費可能な組み合わせは、図3-6の直線
ADと横軸と縦軸とで囲まれた白の範囲で示される。」(70ページ)

なんということだろうか!貯金ももっていない、その反面借金も嫌いだという人間
が、自分の稼いだ全ての金を全てコーヒーと紅茶につぎ込むという愚かなことをす
るとでもいうのだろうか?経済学部の人間はこんなバカバカしいたわごとを真面目
に受け入れてしまっているのだろうか?こういう記述をみて、「さすが岩田先生、
そのとおりでごぜーます」とうなずく人間は、経済学よりもソクラテスの哲学を先
に勉強したほうがよい。人間はまず周りを疑うことから始めなければならないので
ある。
81 :ドラエモン:2002/11/24(Sun) 16:28
先に貯蓄する分は除いてあるだけと解釈すればよいだけ。毎月給料を貰った日に貯蓄を決めて、
その分は除いて(例えば日割りして)買い物に出かける人が、スーパーでリンゴとミカンの買う
個数を考えている状態が、岩田氏(つーか、初歩の消費者理論)の状況設定なだけだ。
82 :晩秋の名無しさん:2002/11/24(Sun) 16:49
>>80
>しかし、ここでまたもや驚くべき記述を発見してしまった。
やばい、噴出してしまったwペリちゃんがツボになってきた。
いいなーこういうキャラ。しかも結構前向きなのがいいし、一つ一つにこだわる無駄さもいい。
よっしゃ、俺も色々教えてやるからな。勉強する子は好きよw
83 :晩秋の名無しさん:2002/11/24(Sun) 17:30
>>82
俺もつぼにはまってしまった。岩田ミクロを買いに行くかな。
岩田ミクロの売り上げ増の予感w
>>81
ドラエモン、君のカキコには愛がないよ。
>>80
ベリちゃん、貯蓄というのは異時点間の最適化の問題を含んでくるから、
初歩では出てこないと思うよ。>>81のカキコのとおり。しかし、その突っ
込みは良いと思うよ。
84 :晩秋の名無しさん:2002/11/24(Sun) 18:26
う~ん、何か感動的な展開ではないか。
良スレが誕生する瞬間が見れるのはここですか?
85 :すりらんか:2002/11/24(Sun) 18:28
ぺりくれす氏愛されてるなぁ.このままだとほんとにぺりくれす氏にタダで
学部教育を施す板になるなここ.っていうか学部1・2年生必読すれですよ
ねここ.じつは>>80は講義の時けっこう出る質問だったりする.答えは>>81
参照.現時点での資産/今後の所得はもう動かせないという設定の元で,最
適化問題を解く際に

1.各時点でX円使って最大の効用を得る組み合わせを考えておく
2.現時点資産込み+生涯で自分のものにできる額からいつ何円使うと生涯
全体での効用水準が最大になるか考える
3.各時点での最適消費額を決め財の内訳は1.の通り

という風に考えていくときのStep1を説明していると考えてください.こうい
うと2.に関し予想される突っ込みは「生涯所得なんてわかるか!」「いつま
で生きるかなんてわかるか!」「所得が最初から決まっているなどと言うのは
封建社会だ」というものだけど全2者については後ろの方の不確実性の章の話
題だからちょっと待つ!第3点はStep2が複雑化するだけのことです.


俺も今日見つからなかったら岩田ミクロ買おっと.
86 :晩秋の名無しさん:2002/11/24(Sun) 18:39
そういや大昔、「リカードの比較優位説」聞いたときには、
「なんということだろうか?イギリス人もポルトガル人も、
毛織物とワインだけで生活しているのか?ワインに肴はつ
けないのか?」って思たよ。
87 :ドラエモン:2002/11/24(Sun) 18:49
>>83

>ドラエモン、君のカキコには愛がないよ。

確かに、この半年ほど、愛のない叩き合いに否応なしに巻き込まれ(呼び込んだとも言うがw)
人間が荒んできたなぁ。反省します。
88 :DQN法学士:2002/11/25(Mon) 01:25
いいスレですね。これなら僕にも理解できます。
89 :晩秋の名無しさん:2002/11/25(Mon) 01:34
>>85
へー、学部でそんな質問する奴がいるのね。
貯蓄と消費の決定も例えば二期間モデルを使えば、
リンゴとバナナの消費決定と全く同じように扱えることを示してやれば?
縦軸を今日の消費にして、横軸を明日の消費にする。

因みに、静学的な財の構成に関する意思決定と
貯蓄総額の決定は独立になる(特殊なケースを除いて)も
見せてやれば少しは安心するかもね。
90 :晩秋の名無しさん:2002/11/25(Mon) 05:33
>>77
ヘッセ行列と凹(凸)関数、縁付ヘッセ行列と準凹(凸)関数の関係は次を参照:
http://www.econ.keio.ac.jp/staff/ito/pdf97/me97fuku.pdf
(バリアンやMWGにも載ってるはず。)ペリのついでにお前も勉強しろ。
君の言ってたのは、限界効用と限界代替率の具体的な計算方法の違いであって、
限界効用逓減と限界代替率逓減の違いではない。

分離可能かどうかは、ペリたんが具体的な効用の表示にこだわってたから、それに従ったんですが。
両辺logとっていいんだったら、おっしゃる通りです。
一般にseparableな効用を持つ条件はDebreuがやってる。
(2財のときがエグい条件で、3財以上だと簡単だったはず。)
91 :非ケインジアン:2002/11/25(Mon) 06:19
どうでもいい
92 :甲斐たんラブ:2002/11/25(Mon) 08:12
さてようやく岩田ミクロを今日手にいれるぞ。書店売れきれ続出の気配があるので心配だが。
書店で岩田ミクロを手にしてる香具師がいたら「苺ですか?」とかいわれそうだな。w
93 :ぺリクルス:2002/11/25(Mon) 08:44
今日は時間があんましないもんで、あんまり進んでいないし、もう少し問題点
を考察する必要があるな。

>>77
logU=logX+logY
こういう風にXとYを分離しても、結局この場合のlogU, logX, logYがそれぞれ
何を意味しているのかはっきしさせないとただU=XYという式を変形しただけで
意味がないんじゃないかな。 >>90はムズ過ぎてわからん。

>>88(銅鑼)
そんなら、ここの記述はそうとう誤解を学生に与える恐れがあるぞ。銅鑼氏は、
「先に貯蓄する分は除いてあるだけ」というけれども、教科書の説明では、
「予算制約線上の点は所得2万4000円をすべて使い切った場合の消費の組み合
わせ」「預貯金などの資産を持っておらず」とある。「貯蓄する分が除いてある」
のであれば、所得を全部使い切ったことにはならないし、預貯金などの資産も、
所得から貯蓄する分だけ除いた金額が存在していることになる。
結局、スリ師匠やその他の人が言っていることを鑑みると、予算制約線というの
は、「所得から貯蓄にまわす分を除いた金額を全部使い切る場合にコーヒーと紅茶
の購入の仕方がどのような組み合わせになるのかを表した線」ということになりそ
うだな。
>>86氏の言うように、コーヒーや紅茶だけ、毛織物とワインだけで人間が生きてい
けるわけがない。この点に関しては、最初は2財の組み合わせでどうなるのかを考察
し、この考察の結果を土台にして、3財の組み合わせ、4財の組み合わせ・・・X財の
組み合わせがどうなっていくのかを考察していくということなのだろうか。
94 :ぺリクルス:2002/11/25(Mon) 09:16
今日は、「コーヒー価格の低下による実質所得増加」(89ページ)まで進んだ。
ちなみに俺は古本屋でこのテキストを買ったので、1998年のヴァージョンだ。もし、今改訂版
が出ていたりするのであれば、皆が使っているテキストとは若干内容が異なるかもしれない。

実際、今日は時間がないもんで、もう少し考える必要があるのであるが、俺は以下の点につい
て頭を抱えている。(89ページ)

「相対的に安くなったコーヒーで相対的に高くなった紅茶を代替できる程度が大きければ大き
いほど、実質所得の増加は大きくなる。これは、コーヒーの紅茶に対する限界代替率の逓減す
る割合が小さければ小さいほど、コーヒーの価格低下による実質所得の増加は大きくなる。」

という点だ。コーヒーの価格が下落し、相対的に紅茶の価格が高くなるという現象がおきれば
実質所得が増加するというのはわかる。しかも、紅茶の価格が変わらずに、コーヒーの価格が
下落すると、一単位あたりの紅茶とより多くのコーヒーが交換できるようになることは容易に
察しがつく。ところが、そのことが、どうして「コーヒーの紅茶に対する限界代替率の逓減す
る割合が小さければ小さいほど、コーヒーの価格低下による実質所得の増加は大きくなる」こ
とを意味するというのであろうか。この点についてしばらく考えてみようと思う。
95 :甲斐たんラブ:2002/11/25(Mon) 09:52
<結局、スリ師匠やその他の人が言っていることを鑑みると、予算制約線というの
は、「所得から貯蓄にまわす分を除いた金額を全部使い切る場合にコーヒーと紅茶
の購入の仕方がどのような組み合わせになるのかを表した線」ということになりそ
うだな。
>

もしスリランカがそういうふうに「予算制約式」を一般的に考えていたらここの掲示板も終わりだ。W
岩田の本が手元にないので具体例がわからないが、予算制約というのはまさに予算(消費でも将来の消費である貯蓄でも予算制約の枠内の話でできる)の制約。例示として現在の消費しか考えていないなら、ペリの考えたものでもいい。ここは「予算制約とはいかん」という形で例示を一般化してはいけない。
96 :甲斐たんラブ:2002/11/25(Mon) 09:56
正直にいえば、すりらんかもドラエモンもちょいと頭の硬い学生に教えるには訓練がたりん。
まわりに頭のいいのがいすぎでは? 爆
97 :晩秋の名無しさん:2002/11/25(Mon) 10:00
岩田は、実質でも議論ができるのか?
名目でしかできんのかと思てた
98 :ドラエモン:2002/11/25(Mon) 10:04
>>97

はぁ?岩田が「実質金利」というと「現実は名目金利じゃ」と答えるのが、一部の日銀の
えらいさんですが?(w
99 :晩秋の名無しさん:2002/11/25(Mon) 11:19
今日もお勉強しようか。logを知ってることはいいことだ。
ついでに高校(理系)の微積分を復習してくれると嬉しい。特にx^n, log(x), √xの微分と合成関数の微分。
>>90 は今は無視して構わない。

>>94
コーヒー価格が安くなると、同じ消費だとお金が手元に余るね。それをどう使おうか?
コーヒー紅茶両方に今までと同じ比率で消費してもいい。
でも、限界代替率の減少幅が低ければ、せっかくコーヒーが安くなったので、
いっぱいコーヒーを買う(紅茶を少なくする)ほうがいい。
値段が安いから、かなり買える。これは実質所得の増加を意味する。

具体例で計算しよう。
(自分で数式を写して、無差別曲線も描くこと。
計算過程は省略しているから、自分で補完すること。分からなければ必ず聞くこと。)
今手元に岩田本がないので、実質所得の定義が不明だが、一応
「変化前の価格下で変化後の消費を行おうとすると何円余分にかかるか?」
を実質所得の増加量と定義しておく。

コーヒー消費量x個、紅茶消費量y個、
コーヒー価格2円、紅茶価格2円、所得4円から、コーヒー価格が1円に下がったとする。

1.効用がu(x,y)=min(x,y)のとき。(必ずコーヒー、紅茶1:1で混ぜて飲むやつ。)
変化前の消費量はx=y=1で、変化後の消費量はx=y=4/3。
変化後の実質所得は2*(4/3)+2*(4/3)=16/3。
これは、限界代替率が激減するケース。

2.u(x,y)=xyだとする。(1や3に比べると普通なやつ。)
変化前はx=y=1で、変化後はx=2,y=1となる。
変化後の実質所得は2*2+2*1=6。
これは、限界代替率がぼちぼち減少するケース。

3.u(x,y)=x+yだとする。(コーヒーと紅茶の違いが分からないやつ。)
変化前の消費量は(複数の最適解があるけどとりあえず)x=y=1で、
変化後はx=4, y=0。
変化後の実質所得は2*4+2*0=8。
これは、限界代替率がぜんぜん減少しないケース。

んで、16/3 < 6 < 8でしょ?
100 :晩秋の名無しさん:2002/11/25(Mon) 17:06
\documentclass{jarticle}
%hedder部分、文章全体の構成を決める。jarticleは日本語の
%articleというクラスの文章。
\begin{document}
%ドキュメントの始まり、HTMLとおなじ
%ちなみに%(半角)はコメント

コーヒー消費量$x$個、紅茶消費量$y$個、%行内で数式モードに入る時は$$を使う。
コーヒー価格2円、紅茶価格2円、所得4円から、コーヒー価格が1円に下がったとする。
%一行スペースを空けると、段落が変わる。
1.効用が$u(x,y)=\min(x,y)$のとき。(必ずコーヒー、紅茶1:1で混ぜて飲むやつ。)
%minは\min、ちなみに\maxはmax
変化前の消費量は$x=y=1$で、変化後の消費量は$x=y=\frac{4}{3}$。
変化後の実質所得は2\frac{4}{3}+2\frac{4}{3}=\frac{16}{3}。%分数は\frac{分子}{分母}
これは、限界代替率が激減するケース。

2.$u(x,y)=xy$だとする。(1や3に比べると普通なやつ。)
変化前は$x=y=1$で、変化後は$x=2,y=1$となる。
変化後の実質所得は$2\times2+2\times1=6$。%掛け算記号は\times,*のほうがわかりやすい。
これは、限界代替率がぼちぼち減少するケース。

3.$u(x,y)=x+y$だとする。(コーヒーと紅茶の違いが分からないやつ。)
変化前の消費量は(複数の最適解があるけどとりあえず)$x=y=1$で、
変化後は$x=4, y=0$。
変化後の実質所得は$2*4+2*0=8$。
これは、限界代替率がぜんぜん減少しないケース。

んで、$\frac{16}{3} < 6 < 8$でしょ? %等式はいった不等号の記号は\leと\ge

例$\frac{16}{3} \le 6 \le 8$

\end{document}%ドキュメントのおわり
101 :晩秋の名無しさん:2002/11/25(Mon) 17:07
訂正
誤 変化後の実質所得は2\frac{4}{3}+2\frac{4}{3}=\frac{16}{3}。%分数は\frac{分子}{分母}

正 変化後の実質所得は$2\frac{4}{3}+2\frac{4}{3}=\frac{16}{3}$。%分数は\frac{分子}{分母}

$$が抜けていた。
102 :晩秋の名無しさん:2002/11/25(Mon) 17:13
もういっこ訂正 打つ出し脳

誤 %minは\min、ちなみに\maxはmax
正 %minは\min、ちなみに\maxは\max

ちなみに、すべてのお呪いの前には\記号がいる。
例
ブレース(中括弧)を表示したい時は$\{$とか。
ブレースは閉じるのに利用されるので${$はダメ。
103 :晩秋の名無しさん:2002/11/25(Mon) 17:15
間違えてあげてしまいますた。>>100-102です。逝ってきます。
104 :晩秋の名無しさん:2002/11/25(Mon) 17:20
もう破れかぶれなので

x^n, log(x), √xの微分と合成関数の微分。
↓
$x^n, \log(x), \sqrt{x}$の微分と合成関数の微分。

追伸
>>100 私はあなたがTeX記号を知っていると思います。
ですので、おこらないでください。某コテハンがTeXを
使わないで数式を書き連ねるという荒業を繰り出さない
で済むように、TeX記法で書いてみました。
基本はHTMLと同じなので、ベリちゃんも覚えると主張の
場が広がりますw
105 :歌舞:2002/11/25(Mon) 17:30
おい。104、

<某コテハンがTeXを
使わないで数式を書き連ねるという荒業を繰り出さない
で済むように>

なんて酷い。藁
106 :キスケ:2002/11/25(Mon) 18:49
>>73 プッチモニです。揚げ足とり失礼。(>>23参照)
   (そーいつーは困った!!!!! <意味不明かな...)
>>94 ペリたんいい人説赤丸急上昇中
>ちなみに俺は...皆が使っているテキストとは若干内容が異なるかもしれない。
107 :晩秋の名無しさん:2002/11/25(Mon) 19:21
∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 (`・ω・´) < 記法を統一しませんか シャキーン
 (つ旦と)   \__________
 と_)_)
108 :晩秋の名無しさん:2002/11/25(Mon) 19:26
四則演算の記号
足し算 +
引き算 -
掛け算 *
割り算 / (分数もこれをつかう)

上付き添え字は ^ を使う
例:xの2乗
x^2

下付き添え字は _ を使う。
例:k番目の消費者の効用u
u_k
109 :晩秋の名無しさん:2002/11/25(Mon) 19:28
√は\sqrt{}
例:√2は\sqrt{2}
例:3√2は\sqrt[3]{2}

Σは\sum
1、添え字なしの場合
例:k人の所得Yを足す
\sum Y_k
2、添え字あるの場合
例:k=1からnまでu_kを足す
\sum_{k=1}^{n}u_k

∫は\int
1、添え字なしの場合
例:\int f(x) dx
2、添え字あるの場合
例:f(t)を0からtまで積分
\int_{0}^{t} f(t) dt

はどうでしょうか。全部TeXでコンパイルが通るので・・。
注意 行内で数式を書く時は$$でくくる
別行で数式を書く時は
\[
f(x)
\]
みたいにかくとよし。

これで歌舞タンもTeXを知ってしまったわけだが。
110 :晩秋の名無しさん:2002/11/25(Mon) 19:32
上に出ている\max,\minも\sumや\intのように _ を使えば
最大化最小化する変数を表現できる。

例:効用関数u(x)をxについて最大化する
\[
\max_{x} u(x)
\]
111 :晩秋の名無しさん:2002/11/25(Mon) 19:35
ところで、>>1はどこに行った?
112 :歌舞@よっぱらい:2002/11/25(Mon) 20:32
わあーーーーい。口ばっかで手がでないTexを知りました。サンキュー感謝。
113 :晩秋の名無しさん:2002/11/25(Mon) 22:11
補足 IMEで書ける記号のTeXによる記法(ガイシュツは除く)

矢印とか

⇔\Leftrightarrow  ∞ \infty ± \pm
→\rightarrow   ÷ \div
←\leftarrow
↑\uparrow
↓\downarrow

集合・論理記号

∪ \cup ∈ \in ∀ \forall
∩ \cap ⊆ \subseteq ∃ \exists

不等号の類

≠ \neq
≦ \le
≧ \ge

ギリシャ文字
Δ \Delta
π \pi プロダクトの場合は\prod これは\sumと同じ用法で書ける。

文章の構成については>>100
記法については>>108-110

歌舞タソガンガレ
114 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 00:20
>>111へ

  ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ( ´・ω・) < >>1です。ショボーン
 (つ旦と)   \__________
 と_)_)

スレ立ての時間見てもらえれば分かるように、平日はROMする時間しかなくて、
まとまったカキコは週末の夜だけなのです。ゴメソ。スマソ。
ほとんど、スレ立て逃げみたいですね。
で、>>1はどうしたらよいのだ?やぱ~り仕切ったほうがよいのでか?
115 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 01:46
∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 (`・ω・´) < >>1もガンガレ シャキーン
 (つ旦と)   \__________
 と_)_)
116 :99:2002/11/26(Tue) 02:09
勝手にTeX化サンクス。
でも一番大事なやつを忘れてる。\TeX と\LaTeX だよ。
歌舞たんもTexでなくTeXね。

ペリたん、今日はここに登場してないみたいだけど、宿題だ。
「コーヒー価格が上がったときについて論ぜよ。」
解答をここに書き込むように。
117 :ぺリクルス:2002/11/26(Tue) 12:16
俺的には>>108の記法が望ましいと思うが。TeXとやらは文字化けしているように
しか見えん(汗)
>>116 宿題。。。。俺の一番大嫌いなものだ。。。とりあえず、あと数時間後
にまた来る。
118 :ぺリクルス:2002/11/26(Tue) 12:30
ところで、TeXの利点ってなんなの?Σとかって機種依存文字だったけか。
119 :甲斐たんラブ:2002/11/26(Tue) 12:32
>>118 とりあえず漏れがみんなに迷惑かけない(ストレスかけない)表記法だよ。爆
120 :すりらんか:2002/11/26(Tue) 13:15
まぁ学部生や現在大学と関係ない人への参入障壁を高くしてもしょうがないし
TeXは別にいいんじゃない?第一ゼミナールでそんな大した数式出てこんでしょ.
121 :cloudy:2002/11/26(Tue) 13:25
>>118
数式が綺麗に書ける。もちろん、そのためにはTeXで処理して結果をpsなりpdfなりにしないと
綺麗にならないけど。それと、TeX知ってる人同士では数式の意味のあいまいさを除去できる。
(この点ではたとえばMathematicaとかMACSYMAでもいいわけだが、たぶんTeXの方が理解
できる人口が多いでしょう)
122 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 15:13
>>108->>110です

>>117
>>108ぐらいを統一してみんなが認識していれば、
いいのではないかと最初に書きました。
上付きの添え字と下付の添え字だけでも書き方を一緒にして
おけば、便利ではないかなと思いました。

>>119
>>109->>110はついでに書きました。他のスレで悩んでいた
のを見かけたので、主に甲斐たんラブ専用です。

>>120
そういう意図はありませんでした。普通にIMEで書き込むと
意味の取りづらい数式の時にのみ、TeX風に書けばわかり
やすいんじゃないかと思って>>109を書きました。

ベリちゃん指定の教科書を持っているわけではないので、
勝手にミクロの教科書を想像して最低限必要そうな記号を
書いてみました、すいませんでした。

>>121
>TeX知ってる人同士では数式の意味のあいまいさを除去できる

>>109で√とΣと∫だけをわざわざ書いたのは、こういう意図でした。

>>113
補完してくれてどうもです
123 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 19:37
>>118-119

ペリの疑問は正しい。
ここでは無理して TeX でコンパイルできるコードを書く必要はないと思う。
たとえば、「\sum」と書くよりも「Σ」と書く方が見易いし、参入障壁も低い。
「α」「β」と書く代わりに「\alpha」「\beta」と書く必要もないと思うし、
「∈」「∫」「∂」を「\in」「\int」「\partial」と書く必要もないと思う。
どれも機種依存文字ではないのでこれで問題はない。

しかし、下付きの小さな文字だとか、上付きの小さな文字をどう表現するかの
規則は決めておいた方が便利。あいまいさを除去することはやはり大事だろう。

というわけで、俺個人の意見は、無理して TeX のコードで書かない方が良いが、
例外的に以下のルールだけは使って良いことにするというものだ。

(1) 上付きと下付きの文字は「^」や「_」を使って書くことにする。
(2) 上付き・下付きの文字が複数にわたる場合は { } で囲む。

例1.「c_t」=「c に下付きの t」

例2.「e^{-θt}」=「e の右肩に -θt (函数としては exp(-θt) に等しい)」

例3.「∫_0^∞ u(c_t) e^{-θt} dt」
   =「函数 u に c に下付きの t を代入したものかける exp(-θt) を
     t = 0 から t = ∞ まで積分」

のように書いたりするのが良いというものだ。
124 :ぺリクルス:2002/11/27(Wed) 00:22
>>99

「相対的に安くなったコーヒーで相対的に高くなった紅茶を代替できる程度が大き
ければ大きいほど、実質所得の増加は大きくなる。これは、コーヒーの紅茶に対する
限界代替率の逓減する割合が小さければ小さいほど、コーヒーの価格低下による実質
所得の増加は大きくなる。」


「限界代替率の減少幅が低ければ、せっかくコーヒーが安くなったので、いっぱい
コーヒーを買う(紅茶を少なくする)ほうがいい。値段が安いから、かなり買える
。これは実質所得の増加を意味する。」

頭わるくてすまんのう。これがわからなくていま考え中。今日は宿題には答えられ
んかもしらん。
125 :ぺリクルス:2002/11/27(Wed) 00:40
>>99氏が言っているのは、コーヒーを一単位増やしたときに減らさなければなら
ない紅茶の量が少ないのであれば、コーヒーが安くなったときにコーヒーの消費
量を増やすのがいい、ということだろうか。それならば、あたりまえの話という
ことになるが。
126 :ぺリクルス:2002/11/27(Wed) 00:55
<結局、スリ師匠やその他の人が言っていることを鑑みると、予算制約線というの
は、「所得から貯蓄にまわす分を除いた金額を全部使い切る場合にコーヒーと紅茶
の購入の仕方がどのような組み合わせになるのかを表した線」ということになりそ
うだな。>

と考えるのがどこが間違っていると言うのだ。>>81のドラエモンの主張:
先に貯蓄する分は除いてあるだけと解釈すればよいだけ。毎月給料を貰った日に
貯蓄を決めて、その分は除いて(例えば日割りして)買い物に出かける人が、ス
ーパーでリンゴとミカンの買う個数を考えている状態が、岩田氏(つーか、初歩
の消費者理論)の状況設定なだけだ。

からは、俺のようにしか解釈できないはずだ。
127 :ぺリクルス:2002/11/27(Wed) 01:03
>>125はやっぱ違うな。とほほ
128 :晩秋の名無しさん:2002/11/27(Wed) 01:36
>ベリちゃん

>>99の問題はまだ考えない方がいいと思う。一気にスルツキー方程式とか
意識していそうだ。代替効果とか所得効果とかまだ出てきてないのでは。
その教科書もっていないからよくわからないんだけど。

貯蓄は、給料貰った日にお金預けてとか考え出すと、利子がどうとかとか
すごく難しそう。面倒なので、ガキの使いを考えるといいと思うよ。
小遣い貰って、これでみかんとりんご買ってきなさいみたいな。
129 :ぺリクルス:2002/11/27(Wed) 01:54
>>128
じゃあ、俺が思っている疑問点ってのはスルツキ-方程式を学ぶと解決できるん
だね。

それにしても、俺が考えているのは、「効用」に関する理論がきちんと実験で
実証されているのかということだ。実証されているかどうかもわからんような
理論を学習しているというのは、かなり不安だ。
130 :99:2002/11/27(Wed) 03:13
>>125
そう、コーヒーが安くなったらコーヒーの消費量を増やすこと自体はあたりまえの話だ。
(所得効果>0を仮定するね。ここつっこまないでね。)
じゃあ、どの程度増やすのか?
「コーヒーの消費量を増やす程度」が「無差別曲線の凸っぽさ」で決まるというのはあたりまえではない。

もし無差別曲線が激しく凸だったら、あまり消費をコーヒーに偏らせすぎると効用が下がる。
コーヒーの限界的な効用が下がってくるとも言い換えてもよい。
ここんとこ意識してもう一度考えてみたら?

頭で考えるだけでなく、グラフと数式も使おう。中学・高校数学で十分だ。

貯蓄の疑問もいいポイントだ。
どら氏>>81, すり氏>>85 の解説もすばらしいが、
僕は>>83 のように異時点間の消費選択と見るのが好きだ。(同じことだけど。)
まずは、コーヒーと紅茶が違う財なのと同じように、
今日のコーヒーと明日のコーヒーも違う財だという認識を持とう。

実験もいいポイント。他の人の解説を待て。(スマソ)

>>128
スルツキー方程式まで待たなくてもいいんじゃないかしら?だって、
理由1.
スルツキー方程式は少し高級。
理由2.
あらかじめ簡単なケースで代替効果を知ることも教育的。
理由3.
包絡線定理から、限界的には実質所得の増加は「無差別曲線の凸っぽさ」に依存しない。
だから、限界的な効果を見るスルツキー方程式はここではミスリーディング。
131 :ぺリクルス:2002/11/27(Wed) 21:36
>>99
泣きたくなってきた。。。「実質所得の増加は「無差別曲線の凸っぽさ」に依存しない」と
いうのはよくわからない。グラフをいっぱい書いてみたけど、どう考えても限界代替率の
減り具合が小さいほど無差別曲線は凸っぽくなる。
岩田氏は「コーヒーの紅茶に対する限界代替率の逓減する割合が小さければ小さいほど、
コーヒーの価格低下による実質所得の増加は大きくなる」と言っている。ということは、
無差別曲線が凸っぽくなればなるほど、コーヒーの価格下落による実質所得の増加が大きく
ならないといけないのではないだろうか。

「無差別曲線が激しく凸だったら、あまり消費をコーヒーに偏らせすぎると効用が下がる。」
というのも意味がわからない。無差別曲線の同一線上であれば、どこの点をとっても効用は
同じだし、効用を最大化させるニ品の組み合わせは、予算制約線との接点で1つに定まるから、
そもそも、コーヒーに消費を偏らせるか偏らせないかは問題にならないように思う。

つーーか、何かいているのか分からなくなってきたぜ!!!!!!今日はカロリーメイトしか
食ってないから何も考える気力がない。
132 :ぺリクルス:2002/11/27(Wed) 21:43
明日は、泊り込みで出かけるからしばらく来週までみんなとはお別れだ。岩田氏の本は持って
いって読んでおくから。進めたい人は、自生的秩序で、勝手に進めていってくれ。
133 :晩秋の名無しさん:2002/11/27(Wed) 22:09
消費者の効用関数U=xyとし、予算制約をp_x*x+p_y*y=Mとする。費用最小化問題を解
いて、支出関数Mを求めると、包絡線定理によって、∂ M/∂p_x=X財の補償需要。
y財の場合も同様。

てなことを言いたいのだと思うんだけど。なんか難しいよね。
134 :晩秋の名無しさん:2002/11/27(Wed) 22:12
>どう考えても限界代替率の
>減り具合が小さいほど無差別曲線は凸っぽくなる。

うん、俺もそう思う。
135 :晩秋の名無しさん:2002/11/27(Wed) 22:18
>「無差別曲線が激しく凸だったら、あまり消費をコーヒーに偏らせすぎると効用が
>下がる。」というのも意味がわからない。無差別曲線の同一線上であれば、どこの
>点をとっても効用は同じだし、効用を最大化させるニ品の組み合わせは、予算制約
>線との接点で1つに定まるから、
>そもそも、コーヒーに消費を偏らせるか偏らせないかは問題にならないように思う。

これはね、ベリタンの躓いたところがわかった。

>>99は予算制約線を主眼にして考えているから、無差別曲線を固定して
しまったベリタンはそこで迷路に入ってしまっている。

予算制約を主眼にして考えてみ。予算制約線は、xy平面の右下がりの
直線でかけるでしょ。たとえば、p_x=1,p_y=1としたらx+y=予算
みたいな傾き-45度の直線でしょ。

続く
136 :晩秋の名無しさん:2002/11/27(Wed) 22:24
x財を紅茶、y財をコーヒーにしてみる。

すると、予算制約線の直線の左下側(原点を頂点にした三角形の領域)
の内部の財の組み合わせは、ベリタンにとって購入可能なすべての
組み合わせを表現していることになる。

ためしに、コーヒーをいっぱい買う組み合わせを考えてみ。
その点を通る無差別曲線は、予算制約内で最大の効用を与える組み合わせ
よりも下側(つまり原点に近い方でしょ?)だから、

>「無差別曲線が激しく凸だったら、あまり消費をコーヒーに偏らせすぎると効用が
>下がる。」

ってことかな。

個人的な感想としてはベリタンのカキコはつぼなので、岩田を読んで感想と質問
を書いてくれ。それをみんなで答えるってのが>>1の意向だったと思うよ。

宿題はやめにしない?つまんないよ。
137 :晩秋の名無しさん:2002/11/27(Wed) 22:26
効用ってのはあるのかっていうベリタンの疑問なんだけど、
予算制約内のどの点を購入する組み合わせにするのかって問題を
考えたら、無差別曲線みたいなもんがいると考えるといいかも。
138 :晩秋の名無しさん:2002/11/27(Wed) 22:56
おれも昔「効用」概念でつまづいたが、ヒックスの「価値と資本」読んだら
非常によくわかった。あれは非常に優れた本だ。
139 :すりらんか:2002/11/27(Wed) 23:21
>>126
予算制約「線」にこだわってはいけない.例えばリンゴ(x)・ミカン(y)・す
いか(z)の3財モデルでは予算制約は線では表せない.この,

リンゴ購入額+ミカン購入額+すいか購入額=予算総額

としたときに「すいか購入額」と仮定すれば,xyの2財について

リンゴ購入額+ミカン購入額=予算額(すいか購入分は除く)

として2次元に書くことができるわけです.つまり予算制約線というのは,

P_xX+P_yY+…いろいろ…+貯蓄=M

という複雑な予算制約「式」を2次元平面に書くために単純化した末に出て
きたものと考えると良いでしょう.だから歌舞氏が指摘の通り「予算制約式
というものはすべからく>>126のようなもの」とは言えないわけです.
140 :晩秋の名無しさん:2002/11/28(Thu) 01:00
>ヒックスの「価値と資本」読んだら

こういう古典に疎いんで、もしよかったらさわりをちょっと教えてください。
141 :2ちゃんの相場師:2002/11/28(Thu) 03:28
>>140
マクロのIS-LM曲線のところ読めよ。
それでヒックス征服・・・・・・??
142 :晩秋の名無しさん:2002/11/28(Thu) 04:04
oioi
143 :晩秋の名無しさん:2002/11/28(Thu) 05:34
「価値と資本」というのは一般均衡理論に関する本でして。
ISLMがでてくるのは別の論文です。確か「ケインズ氏と古典派」とかいうやつ。
144 :晩秋の名無しさん:2002/11/28(Thu) 05:39
実際読んでみるのが一番かと。
上巻の30ページまででもいいから。


岩波文庫版は絶版だけど、図書館に入ってると思います。
145 :名無しさん:2002/11/28(Thu) 06:01
rironnbakaridekeizaiwakaru?
146 :99:2002/11/28(Thu) 07:44
>>131, >>134
ん?僕の説明が変か?心配なってきた。

「限界代替率の減り具合が小さいほど無差別曲線は凸っぽくなる。」か?
例えば限界代替率が全く減らない状況を考える。
これは、無差別曲線が直線ってことと同値。全然凸っぽくない。
逆に、U=XY は限界代替率が減るけど、無差別曲線はわりと凸っぽい。
多分ペリたんの逆
「限界代替率の減り具合が小さいほど無差別曲線はまっすぐになる。」
が正解。

1つのグラフに、無差別曲線を何本も書け。
1つの効用関数は無差別曲線「群」を定める。
147 :99:2002/11/28(Thu) 07:45
>>130 後半のスルツキー方程式については、初心者は無視していいよ。
学部3, 4年の人は分からないとダメだよ。

価格がpからp^1に変化したときの実質所得の増加量は、
p・x(p^1,I)-p・x(p,I)≒Δp・D_p x(p,I).
(Δp=p^1-pとおいた。D_pは各価格で偏微分して縦に並べたもの。)
あと、p・x(p,I)=Iが恒等的に成り立つから、両辺pで微分して、
x(p,I)+p・D_p x(p)=0.
よって、実質所得の増加量は、
-Δp・x(p,I).
これがスルツキー方程式の所得効果の項にかかるんだったよね。
(包絡線定理関係ないじゃん。アホか>オレ。>>133 さん、解読ありがと。)
148 :"歌舞音曲":2002/11/28(Thu) 23:11
ペリ単って、非ケインジアンなのかね? 爆

それだったら面白いね。
149 :晩秋の名無しさん:2002/11/30(Sat) 00:12
77ページに、いろいろな無差別曲線が出てるけど、
X軸・Y軸の両方がバッズである無差別曲線がない!
なぜだ!?
150 :ぺリクルス:2002/12/02(Mon) 18:32
「効用」のところでつまずいてしまい、なかなか先に進むことができない。

まず、悩むのは「基数的効用」と「序数的効用」だ。経済学の「効用」の理論は、
「序数的効用」に基づいているとされている。つまり、効用の大小だけがわかれ
ばいい、という考え方だ。ところが、「限界効用逓減の法則」を言うためには、
効用の大小だけではなく、具体的な効用の大きさを客観的に測れなければならな
い。すなわち、効用の大小だけではなく、消費する量が増えるほど単位あたりの
効用の増加が逓減していることが言えなければならないのだ。であるから、「限
界効用逓減の法則」は「基数的効用」に基づいているのである。

第二に疑問なのは、テキスト89ページの例の記述である。限界代替率の減り方が
小さいほど、商品の価格低下による実質所得の増加が大きくなるというのが理解
できないでいる。>>146が言うように、「限界代替率の減り具合が小さいほど無
差別曲線はまっすぐになる。」のである。つまり、完全補完財の組み合わせにお
いて、価格低下による実質所得の増加がもっとも大きくならないといけない。
しかし、俺がグラフで確かめてみてもそれを確認することができなかった。

ここのあたり、他の皆にも考えてもらいたい。
151 :ぺリクルス:2002/12/02(Mon) 18:38
>>139 すりらんか師匠

「リンゴ購入額+ミカン購入額+すいか購入額=予算総額

としたときに「すいか購入額」と仮定すれば」

というところの、日本語の意味がわからんよ。
152 :晩秋の名無しさん:2002/12/02(Mon) 19:21
>「限界効用逓減の法則」は「基数的効用」に基づいているのである。

そうだよ。
153 :ぺリクルス:2002/12/02(Mon) 19:24
岩田氏のテキストで言えば、6ページに相当するのであるが、以下の俺の過去の発言について、
経済学の立場からすればどのように俺の発言に答えることができるのであろうか???

「単純に経済学は多くの場合「嫉妬心」みたいなのは無いとして話を進めて
いく.他人はどうあれ自分がどれだけ財を得たかが重要」というふうに、人間を利己
的・合理的存在としてとらえているのはあまりにも底の浅い人間分析と言わねばなる
まい。」という点についてであるが、利己的・合理的とは、効用や利益を最大化しよ
うとして行動することを意味する。経済学はこのような利己的・合理的な人間や企業
を仮定して理論を構築しているのであるが、人間はこれほど単純な存在ではないとい
うことを俺は言いたいのだ。パレート最適にしても、この理論においては個人は孤立
的な存在であり、利己的であり、他人とはいっさい社会的関係をもたないことを想定
して論じられているのである。
しかし、現実の人間は心の中にエゴイズムだけではなく「共感」「良心」「自己犠牲」
のような感情ももっているのである。フリードマンのように理論に没頭しすぎて空想
と現実を逆さまに見てしまうようになると、「企業はただ金儲けだけしとりゃーいいん
だよう。金儲け以外のことを考えるのは偽善じゃ」とも考えるようになってしまうのだ。
これが、理論バカの怖いところである。
154 :ぺリクルス:2002/12/02(Mon) 19:28
>>152

だとしたら、「効用」も客観的に測定できるという前提のもとに「限界効用逓減の法則」
が語られていることになるな。だったら、社会科学だから実験はいらないという言い訳は
通用しない。客観的に測定できるという前提で「効用」が語られているのであれば物理や
科学のように「実験」によって実証されなければならないということになる。
155 :すりらんか:2002/12/02(Mon) 22:12
おかえり~<ぺりたん

>「効用」のところでつまずいてしまい、なかなか先に進むことができない。
マンキュー経済学の章立てを疑問に思っていたがなるほど理にかなってい
るのだなぁ.
>「限界効用逓減の法則」は「基数的効用」に基づいているのである。
これはその通り.基数的効用と序数的効用の変換関係がわかってしまえば,
具体性の高い基数効用は使い勝手がよいのでよく用いられるというわけで
す.たとえば,課税の効果のように金額表示が割と容易なものなどの部分
的な分析などには便利というわけです.

>限界代替率の減り方が小さいほど、商品の価格低下による実質所得の増加
>が大きくなるというのが
>>146さんがせっかく直線の無差別曲線の例を出してくれているので,その
ときに(購入シェアが高い方の製品の)価格低下がおきたらどうなるか考え
てみると良いですよ.

>>151
全くその通り.ごめんね.「すいか購入額を一定(外生)とすれば」とい
う意味で書きました.3次元(やもっと高次元)の図を2次元に便宜上落
としたものが無差別「曲線」だという説明をしたかったのです.

>現実の人間は心の中にエゴイズムだけではなく「共感」「良心」「自己犠
>牲」のような感情ももっているのである。
これは繰り返しになるがパレート最適の考え方は別に利己的個人を必要と
しない(っていうかパレート基準は経済学スペシフィックな用語ではない).
効用関数に共感なりなんなりを入れればよいだけ.でもそういうのが入っ
ても企業側の利潤最大化が満たされれば出てくる「現象としての」経済の
状態に大きな差はでない.「企業は利潤最大化主体か?」という疑問は生
産者理論にはいったらきっちり詰めますので楽しみにとっといてください.
156 :99:2002/12/03(Tue) 08:14
基数的効用は「うそも方便」ということであきらめて、先に進むのがいいんじゃない?
基数的効用は「うそ」だが、分かりやすいからみんな使ってる。
でも、理論的にまじめに話すときは、効用といえば、序数的効用をさす。
限界効用も「うそ」だが1種類の財だけで考えられるので、
2種類以上の財を同時に考慮する限界代替率より分かりやすい。
だから、教育上の配慮として、入門用の教科書には「うそ」を書いてる。

まあ、余剰分析が登場したら、また一緒に悩みましょう。
157 :99:2002/12/03(Tue) 08:30
あと、「パレート最適の考え方は別に利己的個人を必要としない」という
すり殿下のコメント、理解できてる?

個人の効用自体がどういう財を対象として定義されるかは議論の対象ではない。
効用関数の中に、他の人の消費量を入れてもいいし、いれなくてもいい。
経済学で効用というのは、ペリたんの考えている意味よりも、ずっと中立的。
そして、中立的な効用を用いて、パレート最適という概念は定義される。

どんな場合に「個人は利己的だ」と考えて分析することが適当かどうかは、また別の話。
ペリたんはこっちを議論したいのに、
パレート最適という無関係な概念を持ってくるから、混乱する。
158 :晩秋の名無しさん:2002/12/03(Tue) 14:41
基数的効用概念を使わないと不確実性の経済学が作れないんじゃないの?
159 :すりらんか:2002/12/03(Tue) 14:59
>>158
NM効用の話ですね.いたいとこつかれた……さぁどうしよう.まぁ
不確実性の章に入ったところで援軍を呼ぶことにしますです.
160 :いなば:2002/12/03(Tue) 15:04
すんません158は私でした。
NM効用における基数的効用概念の復活は、要するに「効用の異時点間(個人内)比較」を可能にするための仕掛けでしたね。
この辺哲学の人格同一性問題とその倫理学的含意の議論(「自己パターナリズム」とか)と通じるのだ。
161 :晩秋の名無しさん:2002/12/04(Wed) 03:01
期待効用理論の効用は、一応基数的と呼ばれるけど、
ないーぶな基数的効用(「俺にとって城麻美のAVは174[utils]だよ。」みたいなの。)とは
一線を画していると思う。

期待効用も、原理的には2つのくじの間の選好関係の表現にすぎない。
もしその選好がある種の性質(特に独立性公理)を満たすならば、
「効用の期待値」で書かれる「きれいな」効用関数を持つ。
そういう「きれいな」効用関数の中では、効用が基数性を持つと言える。
しかし、それ以外の「きちゃない」効用関数でもおなじ選好は表現できる。
そいつらには基数性のへったくれもない。

いなばさん、「要するに」以下の話とか、人格同一性とかの解説きぼんぬ。

(スレ違いかも。ペリたんが効用から先に進まないから、こんなことに…。ペリたん、がんがれ。)
162 :晩秋の名無しさん:2002/12/04(Wed) 12:06
ミクロで効用の所は最初の躓きの石だな。初めて、学んだ時、何か嘘くさいと
思ったのだが。逆に言うと、ここで躓かない人というのは、どういう人なのか、
良く分からない。
163 :いなば:2002/12/04(Wed) 12:25
「自己パターナリズム」というのは「なんでいまの自分が将来の自分の心配をしてあげないかんのか?」という疑問を解くための概念。「将来の自己」が「いまの自己」とはある意味別の存在とみなされているわけです。つまり「自己同一性」というのは自明のことではなく、それ自体説明を要する何事かと考えられているわけ。

かつては「自我とは二次的構築物であって、自然な事実的存在ではない」というのは社会学者の十八番だったが、現在では認知科学者の十八番だ。
http://www.dan.sperber.com/individ.htm

激しくスレ違いスマソ。ぺりたんはどこだ?
164 :晩秋の名無しさん:2002/12/04(Wed) 12:30
>しかし、それ以外の「きちゃない」効用関数でもおなじ選好は表現できる。
>そいつらには基数性のへったくれもない。
えっ?
165 :ぺリクルス:2002/12/04(Wed) 15:44
さて、みなには心配をかけてしまった。俺は基本的には土曜日と日曜日以外は
時間があまりない。であるから、俺が平日いなくても週末には現れるので心配
しないように。

ところで、俺は今108ページまですすんだところだ。
いくつか疑問点が挙がっている。

(1)限界代替率逓減の割合が小さいほど価格低下による実質所得増加が大きくなる
というのがどうしても証明できない。なにか、いい方法があったら教えて欲しい。
これを解いたら理解できるという例題を出してくれてもいい。

(2)限界効用逓減の法則は「基数的効用」に基づいているという。それならば、
俺が当初問題にしていた「効用を客観的に測定するマシーン」がなければ、こ
のような主張ができるはずがない。もしくは、心理学などの分野でかくてきな
実験方法が考案されており、この法則が実験によって確かめられていなければ
ならない。
166 :ぺリクルス:2002/12/04(Wed) 15:44
(3)91ページのギッフェン財を説明している図はおかしい。あの無差別曲線の
傾きの調子だと、異なる無差別曲線が交わってしまうだろう。U1とU2の曲線は
途中で切れていて適当にごまかしてあるが、これは初心者を混乱させるような
図だ。

(4)価格が低下すると需要が低下するようなギッフェン財はマレであると91ペ
ージあるが、こんなもんはこの世にたくさん存在する。たとえば、100円ショ
ップに売っているような化粧品ときちんとした化粧品店の高い化粧品であれば
どちらを女性が好んで買うかは一目瞭然である。個人的な話であるが、俺は安
いシャンプーを買わないことにしている。頭がはげる原因になるからだ。ここ
の諸君も薬局に売っているシャンプーと100円ショップのインチキ臭いシャンプ
ーでは前者のほうを必ず買うであろう。

(5)108ページで、労働価値説的な部分を発見してしまった。「週10時間を労働
投入量1単位とする」とあるのである。もし、この労働投入量一単位あたりに
含まれる投下労働時間に生産物によって違いがなければ、マル経を笑うことが
できなくなるであろう。

132ページまではやところぶっ飛ばしていこうと思う。
167 :すりらんか:2002/12/04(Wed) 16:48
じゃぁ主に週末進行って事でいこう.
(1)
については直線のケースの例はピンとこなかったかな?
(2)
は既に解説済み>>155に書いたように「変換の方法」さえしっかりし
ていれば問題にはならない.
(3)
山の地図を見ておくれ.等高線は「このまま行くとまじわっちまう
じゃないか」と見えてもそうならないどっかで間隔が変わるだけ.第
一徹底して序数効用なら間隔自体全然問題にならない.
(4)
本日一番のおいしい質問だ.ギッフェン財の定義に関して多くの入門
書は確かに不親切.ぺりたんの理解するところでのギッフェン財をも
う少し詳しく書いてみて.
(5)
というかマル経は特殊な生産関数に限定した主流派経済学という部分
があるといわれる.ここいらの話は僕は若者なので詳しくない.
168 :晩秋の名無しさん:2002/12/04(Wed) 20:52
生産関数をF(K,L)って書くのは、やっぱり○経の影響なんですかね。
169 :晩秋の名無しさん:2002/12/05(Thu) 11:39
まいった。スレについていけない。
170 :初冬の名無しさん:2002/12/05(Thu) 12:52
>>168
おぬし、○経を知らんな。F(K,L)は、○そのものからは出てこない発想。ただ意外にマルクス自身は固定資本をきわめて詳細に議論しているが。

>>167
主流派の立場からすると、レオンティエフ型の生産関数(KとLが完全補完的)を仮定すると○の命題が導出できる、ということですね。
171 :甲斐たんラブ:2002/12/05(Thu) 13:32
>>170

そうでしゅ。固定的生産係数はマルクス考える上では重要でしゅ。
172 :晩秋の名無しさん:2002/12/05(Thu) 13:46
>山の地図を見ておくれ.等高線は「このまま行くとまじわっちまう
>じゃないか」と見えてもそうならないどっかで間隔が変わるだけ.第
>一徹底して序数効用なら間隔自体全然問題にならない.

無差別曲線と効用関数も話が出てきて以来、ベリ君はこの点がまだ
理解しずらいみたいですね。誰かが、プロットしろ!と書いていま
したけど、たしかにその通りなんですね。
すりらんか氏の言うように地図の等高線はいい例ですね。
173 :ぺリクルス:2002/12/05(Thu) 17:26
>>167
(1)について、くどいようで申し訳ないが、「無差別直線が直線になったときに、もっともコ
ーヒーの価格低下による、実質所得の増加が大きくなる。」とすると、図4-4で考えた場合に、
所得効果がC-C’以下にならないといけないということだろうか。代替効果はコーヒーの価格
が低下してもあたかも実質所得が増加しなかったときの移動であるから、限界代替率の逓減の
割合が小さくなればなるほどコーヒーの価格低下による実質所得が大きくなるかどうかを確認
するときには、無視していいものだと思う。
174 :ぺリクルス:2002/12/05(Thu) 17:32
>>167
ギッフェン財は、下級財(所得が上がると需要が減る財)で、なおかつ価格が下がると需要が
下がるような財だ。100円ショップに売っているようなものは全部下級財であることは、明々
白々であるが、よくよく考えてみると薬局に売っているシャンプーや化粧品と100円ショップ
に売っているシャンプーや化粧品は別の財であるし、100円ショップの財に関しても需要の法
則は成り立っていると思うから、俺の批判は的外れであったということになるであろう。
175 :ぺリクルス:2002/12/05(Thu) 17:45
今日は112ページまで進んだ。
176 :ぺリクルス:2002/12/06(Fri) 15:40
いま、118ページまで進んだ。なんか、しょーもない説明が続いているような
気がする。。。132ページからは大量の爆弾を投下するのでよろしくう
177 :走る名無しさん:2002/12/07(Sat) 03:17
>>174
そう、ギッフェン財とは、ものすごい下級財のこと。
ペリたんのいうとおり、
100円ショップの化粧品と高い化粧品は「別の財」とみるのがいいと思う。
高い化粧品は上級財だからギッフェン財ではない。
100円ショップの化粧品は下級財かもしれないけど、
そもそも全所得に対する化粧品への支出額は小さいから、
価格の低下(100円→80円)による実質所得の増加は大したことない。
だから、もし所得効果があっても小さいので、ギッフェン財とは言えない。

>>173
ペリたんは所得効果と代替効果を理解してるみたいね。いいかんじ。
あとは、ほんと細かい話だ。確認のため、
・実質所得の定義は?(消費のバスケットを変化前の価格で評価するのか、変化後か?)
・代替効果の定義は?(実質所得を一定とするのか、効用水準を一定とするのか?)
を書いてくれると答えやすい。(手元に教科書がないんだ。スマソ。)
178 :ぺリクルス:2002/12/08(Sun) 04:42
>>177

ありがと。

「実質所得」というのは、所得の購買力のことを表していて、財の価格の下落
によって購入できる財の個数が増加すれば「実質所得が増加した」といえるし、
逆に、財の価格が上昇して購入できる財の個数が減少すれば「実質所得が減少」
したといえる。

「代替効果」というのは、二つの財の購入の組み合わせを考えた場合に、価格の
変化によって、相対的に高くなった財の購入量は減少し、相対的に安くなった財
の購入量は増加するという減少であると思う。

>価格の低下(100円→80円)による実質所得の増加は大したことない。
>だから、もし所得効果があっても小さいので、ギッフェン財とは言えない。

これはよく理解できんなあ。というのも、所得効果の定義がよく理解できと
らんから。
179 :ぺリクルス:2002/12/08(Sun) 04:44
訂正
「代替効果」というのは、二つの財の購入の組み合わせを考えた場合に、価格の
変化によって、相対的に高くなった財の購入量は減少し、相対的に安くなった財
の購入量は増加するという現象であると思う。
180 :すりらんか:2002/12/08(Sun) 04:50
実質所得についてはもう一歩つっこんで今までより効用が高い(効用が嫌い
ならいままでより「望ましい」)消費が可能になったなら実質所得増加とい
う風に考えると良いです.

代替効果はそのとおり.

>>価格の低下(100円→80円)による実質所得の増加は大したことない。
>>だから、もし所得効果があっても小さいので、ギッフェン財とは言えない。
>これはよく理解できんなあ。
例えば江戸時代の町人にとり米の値段が下がるならこれは実質所得を大きく
引き上げるだろう.なんたって支出シェア馬鹿高だから.現代の例で言えば
家賃が半額になったら「すごく生活に余裕が出る」と感じるよね.でも缶ジ
ュースが50円になったところでたいして「余裕が出た」とは感じないよね.
181 :走る名無しさん:2002/12/08(Sun) 08:22
整理のためのヒント:
「所得効果」=「価格変化が何円分の実質所得の増加を引き起こすか」
         ×「実質所得が1円増えたときに消費をどう変化させるか」
182 :ぺリクルス:2002/12/08(Sun) 12:10
>>181
所得効果は、簡単に考えると、「全体効果から代替効果を抜きにした時の効果」というふうに
俺は理解していた。しかし、頭が悪いせいもあってそれが経済学的にどういう意味を持つのか
いまいち分からずにいた。今の理解では、代替効果というものは、コーヒーと紅茶といったよ
うなニ財の価格比が変化した場合に、変化前と同じ効用を保つような予算制約線がどのような
ものかを考慮している。それに対して、所得効果は代替効果を考慮した上に、価格下落後に所
得が増加したときと同じ効果がどのようなものであるかを考慮している。よって、代替効果を
考慮後の予算制約線を平行移動した予算制約線が、価格下落後の最適消費点に接する線になっ
ている。ところで、>>173はあってるの?誰かおしえてくれーーーー!!!

>>181のヒントは全然意味がわからん。親切に教えてくれるのはありがたいけど。
183 :走る名無しさん:2002/12/08(Sun) 12:24
厨房の割り込みですが
実質所得の上昇とデフレ下での実質GDPの増加はどう関係するんでしょうか?
184 :すりらんか:2002/12/08(Sun) 13:10
>>173
本屋で見あたらなくてテキストが手元にないのでごめん.所得効果に
ついて正しい理解に到達したようなので,説明すると……直線の無差
別曲線ではXYどちらかの財しか買わない.もしXだけを購入してい
るときにX財の価格が下がったら支出シェア100%の財が安くなる
わけだからこれは所得効果大きいよね……ということです.

>>183
GDPデフレーターはパーシェ指数です.今期の総支出をパーシェ指数
で割ると出てくるのは何だろう……と考えてみてください.
185 :ぺリクルス:2002/12/08(Sun) 15:00
>>184
「無差別直線が直線になったときに、もっともコーヒーの価格低下による、
実質所得の増加が大きくなる。」というのは、イメージとしては、>>184の解説
でだいたい解決したと思う。ただ、俺は数学をほとんど勉強した経験がないので、
俺の理解は厳密さを欠いてはいるが。>>184の話は、>>180の米の話と関係あるの
かいな。
186 :ぺリクルス:2002/12/08(Sun) 15:37
>177
なんか、最近は質問ばかりで調子が悪い。。。132ページからは、徹底的にブルジョア経済学
の弱点をついていくつもりだ。楽しみに待っていて欲しい。91ページのギッフェン財の図は
よく考えてみると大変奇妙奇怪だ。代替効果だけ見ると、価格の変化によって相対的に価格が
高くなった財の消費は減少し(Y財)、相対的に価格が低くなった財の消費は増加している(X財)
これは、代替効果に関しては需要の法則が成立していると言うことだ。

それなのに、所得効果を加味して考えると、全体効果としては、相対的に価格の増加した財の
消費が増加し、相対的に価格の低下した財の消費が減少してしまっている。全体効果で考える
と、需要の法則に反している。つまり、代替効果と全体効果では矛盾する法則が働いていると
いう意味不明な現象が起こっているのだ。

さて、ここで疑問がある。図4-5においてはX財がギッフェン財なのであるが、Xの価格が
減少すると、代替効果はプラスの方向に働いている。しかし、所得効果が代替効果よりも大き
くマイナスの方向に働いている。教科書の91ページにおいては「所得効果が代替効果よりも
大きいと、下級財の需要量は減少する。」という財をギッフェン財であると説明されている。
もし、所得効果が、代替効果と逆方向(マイナス)にではなく同じ方向(プラス)に、代替効果
よりも大きく働いていたとしても、その財はギッフェン財であると言えるのであろうか??
187 :走る名無しさん:2002/12/08(Sun) 15:59
ぎっふぇん財は実証的には存在しない財と聞いたことがあります。
ここの人はデータが大好きなので、ぎっふぇん財は妄想ということ
で片付けないのが不思議です。
188 :ドラエモン:2002/12/08(Sun) 16:37
>>187

もともとマーシャルがギッフェンという人の書いたアイルランド農民の悲惨な生活水準に関する
話を、主体均衡の図式で説明できるという例として取り上げたらしい。だが、ギッフェンの報告
自体が嘘だったようだ。その意味では、君の言うように「妄想」と片づければ終わりだろう。

だが、捻って考えると(笑)、ある意味で含蓄に富んだ事例ではある。つまり、まっとうな効用
関数と最適化行動「だけ」では、需要の法則を「自明の命題」としては導出できないことの例だ
からだ。好意的に解釈すれば、この図式の説明範囲が広いことになるが、普通の科学的命題の価
値に関する考え方からすれば、追加的な公理に加えて仮説を導入しないと、経験的な命題を導出
できないことになり、消費者均衡モデルの「弱点」を示すとも言える。
189 :ドラエモン:2002/12/08(Sun) 16:38
訂正

×追加的な公理に加えて仮説を導入しないと
○公理に加えて追加的な仮説を導入しないと
190 :走る名無しさん:2002/12/08(Sun) 16:49
>つまり、まっとうな効用関数と最適化行動「だけ」では、
>需要の法則を「自明の命題」としては導出できないことの例だ
>からだ。

まあ、その通りなんですが、いつも最後には観察されたことが無いですが、何か?
とか言っている人が言うと、inconsistentですね。
191 :走る名無しさん:2002/12/08(Sun) 16:51
>徹底的にブルジョア経済学の弱点をついていくつもりだ

誰かさんみたいにミイラとりがミイラにならない程度に頑張れよ(笑
192 :走る名無しさん:2002/12/08(Sun) 17:11
>>190に聞きたい。どこがどう inconsistent なのか説明してくれないか?
193 :ドラエモン:2002/12/08(Sun) 17:12
>>190

あれ?逆じゃない?

リカード効果の存在する可能性は論理的には反論出来ないが、実際はほとんど観察できないとか
今の経済変動のドミナントな要因ではないだろうと僕がデータで主張することと、ギッフェン財
が存在しうるが、実際には無視するだろうという話は、矛盾しないんじゃない?
194 :ぺリクルス:2002/12/08(Sun) 19:21
ああ、質問ばっかは腹たつけど>>185>>186についてスリランカ大総帥をはじめ、どなたか
新切な人教えてくれ。現在、125ページまで進んだが、費用曲線の箇所は数学アレルギーも
災いして結構吐き気をもようした。125ページだけれども、「短期限界費用曲線は平均可変
費用と短期平均費用の、それぞれ最小値を通る曲線である。」とあるが、なんでだ???
図から見れば、原点からひっぱった直線が、STCやVCと接するところで、SMCがSACやAVCと
交わっているのであるが、これが数学的に何を意味しているのかわからん。
はやく132ページに到達せんかの。今は教科書読んでいるだけでつらい。。
195 :ぺリクルス:2002/12/08(Sun) 19:26
1つ気になるのだが、ここのブルジョア諸君も、最初は経済学の教科書読むときは結構悩むの
かね。なんか、みんな「楽勝だったぜ!」とか感じていたとしたら、かなり自分は悲しい現実
に置かれていると思うのであるが。小田急線で、「ゼミナール」読みながら涙を流している男
を見かけたら、励ましてくれ。
196 :走る名無しさん:2002/12/08(Sun) 19:52
その教科書をもっていないので、的外れかもしれませんが、

TCの接線の傾きがMCです。これが、接している点での傾き、つまり微分です。
一方、原点からひっぱっている直線の傾きがACです。

TCの形状は、ぎゅーっと増えて、だらだらっとして、またぎゅーっと増えて
という形状をしていると思います。

最初にぎゅーっと増えているところで、いっぱい接線を引いてみてください。
接線の傾きは、徐々に小さくなっていくと思います。
後半でぎゅーっと増えているところで、いっぱい接線を引いてみてください。
接線の傾きは、徐々に大きくなっていくと思います。
真ん中の平坦なところでは、傾き0つまり横に水平な接線が引ける点があると
思います。
つまり、その傾きのうごきをあらわしたものが、MCカーブです。

ACは原点から、ひっぱって、TCと交わる直線の傾きです。ACカーブのつくり方も
MCカーブのつくり方と一緒です。原点からひっぱった直線の傾きは、やはり、
どんどん減っていきます。

原点からひっぱっても一回だけ、TCと接する、つまりMCと傾きが同じACがある
と思います。後半でぎゅーっと増えているところです。そこでACの傾きが
最小になります。

さらに、そこではMCとACの傾きは一緒です。それがACカーブとMCカーブの交わる
点です。

これでいいですか?頑張ってください。

>>192
君に答える義務は無い。
197 :走る名無しさん:2002/12/09(Mon) 09:55
>>194
少し違う方法で説明をしてみます。(分数がうまく書けるかな?)
高校理系用の微積の教科書or参考書の「商の微分」の項を復習しておいてください。

xを生産量、C(x)を費用関数とする。(短期費用/長期費用、どちらでもいい。)
定義より、
         C(x)
平均費用: AC(x) =-----
          x
限界費用: MC(x) = C'(x).
x = x^* において平均費用が最小になるとする。このとき、
        x^* C'(x^*) - C(x^*)
0 = AC'(x^*) = -------------------
          (x^*)^2
となるので、
           C(x^*)
MC(x^*) = C'(x^*) = ------- = AC(x^*).
            x^*

C(x) = F + VC(x) (F:固定費用、VC(x):可変費用)であることに注意すれば、
可変費用にかんしても類似の性質が成り立つ。

ペリたん。みんな最初は辛かった。しゃーない。
あと、数学アレルギーは早めに直しとけ。
198 :ぺリクルス:2002/12/09(Mon) 10:23
>>196>>197サンキュー。俺も自分なりに考えてみたが、俺なりの答えは次だ。
教科書121ページ
「平均可変費用(AVC)は、短期限界費用(SMC)が平均可変費用よりも小さい限り、生産量の
増加とともに減少するが、短期限界費用が平均可変費用よりも大きくなると、生産量の増加
とともに増大する。
短期平均費用と短期限界費用との間にも平均可変費用と短期限界費用と同じような、次の関
係が存在する。すなわち、短期平均費用(SAC)は限界費用(SMC)が短期平均費用よりも小さい
限り、生産量の増加とともに減少し続けるが、限界費用が短期平均費用よりも大きくなると、
生産量の増加とともに増大する。」
この理由により、SACとAVCの値が最低になった点で、SMCと交わる。以後、SMCがSACやAVC
よりも大きい値をとるようになると、SACやAVCの値も増加に転じる。
なぜ、原点から引いた直線が図5-5のB、Cと接するところで、SMCがSAC,AVCと交わり、なお
かつSAC、AVCの値が最低になるかといえば、これらの点で、SMCの値と、SAC,AVCの値も等し
くなるからである。
199 :ぺリクルス:2002/12/09(Mon) 10:25
あと、>>185>>186への回答もよろしく。
200 :走る名無しさん:2002/12/09(Mon) 10:41
>>181 補足。

例えば、化粧品が100円→80円に下がったとする。
今まで化粧品は毎月10個買っていたとしよう。
すると、安売りのおかげで毎月10×(100-80)=200円得することになる。
この分だけ所得効果が生じて、化粧品をもう1個余分に買ったり、ジュースを飲んだりできる。

もし、毎月1000個買ってる奴がいたら、そいつは安売りで1000×(100-80)=2万円も得をする。
(もともと10万円も払ってる時点で、かなりアホな奴だが。)
こうなると、もっと高級な化粧品にシフトしてみたり、タクシーに乗ってみたり、
ちょっとうまいものを食ってみたり。かなりいろんなことが変わる。

>>186
>もし、所得効果が、代替効果と逆方向(マイナス)にではなく同じ方向(プラス)に、代替効果
>よりも大きく働いていたとしても、その財はギッフェン財であると言えるのであろうか??

言わない。ギッフェン財は下級財の特殊ケース。
201 :ぺリクルス:2002/12/09(Mon) 12:53
>>200
ありがと。なんか、>>186は絶望的な質問をしているね。「所得効果が、代替効果と逆方向
(マイナス)にではなく同じ方向(プラス)に、代替効果よりも大きく働いていたとしても、そ
の財はギッフェン財であると言えるのであろうか」というのは、定義上どう考えてもギッフ
ェン財と言えるわけがない。なぜなら、価格低下によって需要量が増えてしまうことになる
から。。。

でも、ギッフェン財においても、代替効果だけを考えれば需要の法則は働いているといえる
のかな?ここのへんは解決しないでいる。
202 :ぺリクルス:2002/12/09(Mon) 13:21
さて、ついに132ページに到達した。いきなり、なんじゃこりゃーー??と思うような文章
に初学者諸君はぶちあたることになるであろう。それは、農業・漁業・一次金属生産が完全
競争市場の典型的な例であると言うのだ。ふざけるんじゃねー。
まず、売り手はプライス・テーカーであろうか?そんなわけはない。有機農業をやっている
農家の売っている野菜は、スーパーで売っている野菜よりも高い。しかし、買う人はいるの
である。国産の牛肉は輸入肉よりも高い。しかし、国産の方がいいという人もいる。よって、
完全競争市場の条件である「売り手はプライス・テーカーである」という条件を満たしてい
ない。
第二に「取引される財・サービスは同質的」であろうか???んなわけはない。ヒラメとサ
バは同質的か?にんじんとキャベツは同質的か?常識的に考えて同質ではないのである。し
かも米1つとってみても、農家は品種改良とかして日々商品の差別化に取り組んでいる。
コシヒカリとアキタコマチが同質だといったら農家は怒るのではないだろうか。
203 :ぺリクルス:2002/12/09(Mon) 13:22
第三に「買い手は売り手の財・サービスの質についてよく知っている」か??そんなはずは
ない。スーパーに売っているものなんて、いったいどういうふうに作られ、いったいどうい
う農薬が使われて栽培されたか消費者はあまり知らない。「わしズム」の三号を読んでもら
いたい。アメリカの農産物はポストハーベストのような恐ろしい栽培法で野菜を作っている。
しかし、日本の消費者はそれも知らずに安いからといって喜んでスーパーでそのような野菜
を購入しているのである。日本の農家はそのような価格破壊的なアメリカの農産物輸出に対
抗するために同じようなことをしなければならないのだ。まさに「The Menace of
Competition」という文字が脳裏を掠めるような話である。
第四に「売り手である完全競争企業は当該の産業に自由に参入したり、その産業から退出し
たりすることができる」と岩田氏はいうが、岩田氏は農業や漁業のことを知っているのか?
農業も漁業もきちんとした技術や土地の基盤というものが必要である。田んぼも畑もきちん
と手入れせずにほったらかしにすれば、草がボーボーはえてきて農業基盤が破壊されていく。
いったん破壊されたものをもう一度元に戻すにはものすごい手間とお金が必要なのである。
漁業にしても、あーやめた!あ、やっぱもう一回やってみよ!と気軽に退出したり参入した
りできるものでもあるまい。
204 :すりらんか:2002/12/12(Thu) 19:35
>農業・漁業・一次金属生産が完全競争市場の典型的な例であると言うのだ
うーんそんなこと書いてあるの?それは確かに例としては良くないです.
っていうか僕としては完全競争市場はあくまで作業仮説だと思う.
205 :↑:2002/12/12(Thu) 22:42
向こうで商品市場とか挙げてなかったっけ?
206 :すりらんか:2002/12/12(Thu) 22:59
商品をあげたのはこれらのうち市況商品になるやつ.国際的に同質もしくは格付け
容易な商品(じゃないと相場にならない)は国際規模で「値が荷を呼ぶ」ってのが
あるから完全競争的.多分テキストもそれが念頭にあってだと思うけど一次二次産
業全般のように書いてあるなら言い過ぎ.
207 :走る名無しさん:2002/12/12(Thu) 23:28
向こうの話の疑問は、
資産市場における価格調整を、完全競争的かどうかというところに求めていた点なんだが・・・
208 :走る名無しさん:2002/12/13(Fri) 04:20
>>200
>でも、ギッフェン財においても、代替効果だけを考えれば需要の法則は働いているといえるのかな?

いえる。
代替効果だけなら、いかなる財であっても、自分自身の価格の低下→需要の増加。
無差別曲線を書いて納得してね。
少し難しい言葉だと、スルツキー行列(=代替行列)の(半)負値定符号性と呼ばれる。

>>202-203
1つ目「プライステーカー」に対する反論はよく分からん。もう一度説明してくれ。
それ以外は、ペリたんの主張はもっともだと思う。

ところで、完全競争のディフェンスの仕方は僕も知りたいです。
作業仮説(議論の出発点としてとりあえず採用する仮定)という逃げ方もいいですが、
やっぱり「いくつかの市場は完全競争で1次近似できる」ことの説明がほしいです。

「石油」がいけるんでしたっけ?他にいい例は何ですか?
「完全競争度」みたいなもので各市場を1列に並べるとどんな感じになりますか?
209 :走る名無しさん:2002/12/13(Fri) 13:25
べりちゃん

プライステイカーっつうのは、価格を見て、それを所与にして買っていると
いう意味だよ。
値段が安い財を買うという意味ではないよ。もちろん、値段が安い財の方が、
需要が多いという意味ではない。

完全競争市場では、だれも一人の力では価格を操作できないから、全員、
テイカーになってしまう。もちろん、本当の世界は、企業は価格を決めれるし、
消費者だって言い値で買うわけではない。

たとえば、買い手にとって財の価値をQとして、pを売り手のつける価格としたら、
買い手がp払って買ったあとの財はQ-pになる。すると、pを決めるという問題は、
Qをどうやって分け合うのかという交渉の問題になる。
Nash Barganingとかがその解の例になる。

それとワルラジアン均衡との関係はよく知らんので、甲斐たんラブにお任せ。

>>208
石油がいけるなら、商品ってなんでもいけそうな気もする。ディフェンス
なんてしなくてもいいような気もする。完全競争ってそんなに重要?
210 :ぺリクルス:2002/12/13(Fri) 16:27
>>208
>代替効果だけなら、いかなる財であっても、自分自身の価格の低下→需要の増加。

サンクス。要するに、代替効果はギッフェン財でも普通に働いているけど、ギッフェン財は
もっと金持ちになったらこんなもん消費してられっかーという類のものなんだろうな。そう
考えると、江戸時代や戦国時代のヒエやアワというのはギッフェン財ではないだろうか。
農民にとってヒエやアワは主食で欠かすことができないものであったが、普通はあんな不味
いものを喜んで食べる人間はいないだろう。すこしでもお金が浮いたらもっとうまいものを
食いたいと思うのが人情であろう。というわけで、ヒエやアワの価格が低下すると代替効果
は働いているが、所得効果を考えるとすっげーーー下級財なのでギッフェン財になってしま
うと思うのであるが、いかがであろうか。
211 :ぺリクルス:2002/12/13(Fri) 16:41
さて、132ページの問題の箇所には次のように書かれている。
「完全競争市場の典型的な例としては、農業や漁業(ただし、規制は存在しないとする)あるい
はある種の1次金属生産に従事する企業などがあげられる。たとえば、野菜や魚を供給する農家
や漁師は、卸売市場で決定された価格を与えられたものとして受け取り、その供給量を決定して
いるという意味で完全競争企業である。農家も漁師も彼らが供給する野菜や魚の量を制限するこ
とによって、その価格をつり上げることはできない。それは、個々の農家や漁師の供給量が市場
全体のそれに比べてごくわずかであるために、その供給量を制限しても市場全体の供給量に対し
てごくわずかな影響しか及ぼすことができないからである。」

この前とは少し視点を変えて批判するが、この記述は学習者に非常に大きな誤解を与える。
なぜならば、農家や漁師は日々、商品の差別化に取り組んでいて、いわば「擬似寡占状態」を
作りだして少しでも高い値段で商売して利益を上げようとしているからである。
消費者のほうでもただ価格だけを見て購入しているのではなく、健康のことなども考えて高い
値段でも有機農法で生産された野菜を消費することもある。つまり、農業でも漁業でもプライ
ステーカーとして者を売っているわけではないし、消費者のほうでもプライステーカーとして
物を買っているわけではないと俺は思う。
212 :すりらんか:2002/12/13(Fri) 16:45
>ところで、完全競争のディフェンスの仕方は僕も知りたい
>「いくつかの市場は完全競争で1次近似できる」ことの説明
完全競争の市場均衡(もしくは企業行動)までいったら「理論
的に」やります.

>というわけで、ヒエやアワの価格が低下すると代替効果は働い
>ているが、所得効果を考えるとすっげーーー下級財なのでギッ
>フェン財になってしまうと思う
「価格が低下」すると生活に余裕が出来てヒエアワじゃないもの
も食べるようになり需要低下というわけですね.かなり前に銅鑼
様が出した「アイルランドのジャガイモ飢饉」の話はまさに同じ
話の「価格が上昇したとき」の話です.
213 :ぺリクルス:2002/12/13(Fri) 16:49
133ページでも
「現実の経済においては、完全競争の条件を満たす市場はそれほど多くはない。その条件を
ほぼ満たす例としては、価格が規制されていない場合の農業や漁業の生産市場、財・サービ
スがほぼ同質的である場合の中小企業や小売業の生産物市場、規制が存在していない分野に
おける短期金融市場(銀行間の資金の貸借市場などをいう)や証券市場、外国為替市場などが
あげられる。」とある。

すり師匠のいうように完全競争市場が作業仮説にすぎないのであれば、これはトンでも発言
になってしまうであろう。とくに証券市場、外国為替市場が完全競争市場つーーのにはぶっ
たまげる。株価や円相場は一刻一刻変動していておよそその価格が安定するということはな
い。どう考えても株価や円相場が安心して腰をすえるような均衡価格は存在しないのである。
非常に日々荒れ狂っているような市場に完全競争市場のモデルを当てはめようとするのは新
古典派と同じ暴論とみなさなければならないであろう。
214 :ぺリクルス:2002/12/13(Fri) 16:56
>「アイルランドのジャガイモ飢饉」の話はまさに同じ話の「価格が上昇したとき」
>の話

って何??
215 :ぺリクルス:2002/12/13(Fri) 17:12
今日の質問。
個々の完全競争市場が直面する需要曲線は、横に一直線になっているのに、市場全体での
需要曲線を考えると価格に需要量が反比例する直線になっているのはなんで?
216 :ぺリクルス:2002/12/13(Fri) 17:14
訂正(テキスト134ページについての質問)

個々の完全競争市場→個々の完全競争企業

市場全体→その産業の市場全体
217 :ドラエモン:2002/12/13(Fri) 17:27
>ペリ

1)価格の激しい変動と完全競争均衡は、両立する。激しく変動する均衡があるだけ。
2)アイルランドの貧農は小麦を食う金がないので、普段はジャガイモを食っているが
ジャガイモの値段が上がって金に余裕ができるとジャガイモ食うのを減らしてパンを食う。
これがギッフェン財の語源。
3)水平なのは「主観的な」需要曲線だから。つまり、競の結果最後には成立した値段で
売りたいだけ売れることが保証されているので、競売人が提示した価格に対しては、その
値段で売りたいだけの量を申告する(つまり、あたかも需要曲線が水平であるように)
だが、それが本当に売れる保証はない。需給量が合わなければ、競売人が別の価格を提示
し、それに対して需給量を申告する。この繰り返しの最後に「均衡」が実現されるという
フィクションを「新古典派価格調整メカニズム」と言ってよい。ただし、株式市場などは
このフィクションと「あまり」違わない市場だから、「ほぼ」完全競争市場であると岩田
氏はいっているのだろう。
218 :走る名無しさん:2002/12/13(Fri) 17:53
>>214

アイルランドのジャガイモの話は>>188でドラエモン氏がちょっとだけ触れている。
http://matari.ichigobbs.com/cgi/readres.cgi?bo=economy&vi=0040&rs=3&re=32&fi=no
にも現在のこのスレと関連の話題あり。
219 :ぺリクルス:2002/12/13(Fri) 17:54
>>217 銅鑼さんくす

(2)普通、貧農が普段ジャガイモを食っていて、ジャガイモの値段が上がると金に余裕がなく
なっちゃうんじゃないのか。ジャガイモの値段がパンよりも高くなって、貧農が仕方なくパン
を食うようになったという話なら筋がとおっているが。「ジャガイモの値段が上がって金に余
裕ができるとジャガイモ食うのを減らしてパンを食う。」というんじゃあ、ジャガイモはギッ
フェン財の例でもなんでもないことになっちまうだろう。

(3)成立した値段で売りたいだけ売れるとなんで保証されるんだ?意味不明だ。均衡価格では
売り手の売りたい量と買い手の買いたい量が一致しているわけだから、企業が「主観的に」売
りたい量だけ売ろうと思ったって売れ残っちまうことだって考えられるわけだろう。それに、
「主観的」といってもこれは供給者側からの視点なのに、供給曲線ではなくて、需要曲線にな
っているのはおかしな話だ。
220 :ぺリクルス:2002/12/13(Fri) 18:03
>需給量が合わなければ、競売人が別の価格を提示し、それに対して需給量を申告する。この
>繰り返しの最後に「均衡」が実現されるというフィクションを「新古典派価格調整メカニズ
>ム」と言ってよい。

この「新古典派価格調整メカニズム」というのは、ありとあらゆる初歩的な教科書に記載され
ているけれども、どうしてケインジアンの人までありがたがって教えてるのかね。フィクショ
ンとわかっているのに金を払って学校に来ている生徒に教えるというのは詐欺師のやることで
はないのか?ここのBBSの人は新古典派嫌いが多いと思うが、自分が詐欺師になっていてもい
いから教えてもいいという人の集まりなのか?
221 :ドラエモン:2002/12/13(Fri) 18:06
>ぺり

2)
ごめん。君が正しい。逆だぁああああ。ただでさえ苦しい生活が余計苦しくなって、
ジャガイモしか食えなくなるが正しい。スンマソ。

3)
均衡価格とは、売りたいだけ売り、買いたいだけ買った時に、需給が一致する価格として
定義されている。だから必ず売れるし、買える。不均衡では売れ残り、買え残り(?)が
生じるるが、それは実行されないと仮定されている。

なお、供給側からみて「売れるかどうか」は、その供給する財に関する「需要」が決める
わけだから、「企業から見た需要」=「主観的需要曲線」が意味を持つ。
222 :ぺリクルス:2002/12/13(Fri) 18:18
>>221 銅鑼速攻でどうも

(2)ジャガイモの話はわかったけれども、これはジャガイモの価格が下がった時の話ではなくて
ジャガイモの価格が上がったときの話だよね。価格が上昇すると需要量が増加するような財も
ギッフェン財だという例であげてくれたのかな?

(3)ああ、理解できたけれども、同じ値段でどれだけ売っても全部売り切れると思い込んでる
企業というのもマヌケだよな。つーことは、経済学者は「主観的需要曲線」を考えているとき
はマヌケな企業を想定しているということだな。
223 :走る名無しさん:2002/12/13(Fri) 18:26
ああ、よかった。銅鑼が(2)書いたときわが目を疑ったが。藁
224 :ぺリクルス:2002/12/13(Fri) 19:14
>>222
なんかアホなことを書いている気もするがコメントよろしく。
そんでは、また明日。
225 :走る名無しさん:2002/12/13(Fri) 20:36
ぺリクルスはネタキャラであることが確定だな
226 :歌舞:2002/12/13(Fri) 20:38
>>225 hagedo でもまあ、マタリーしている源泉だからいいんじゃない? あ、もちろんこの
板全体が歌舞の自作自演という通説は崩せないがね。わら
227 :走る名無しさん:2002/12/13(Fri) 20:46
>>225
ネタにしても
当初○経スレの乱立させたのは
なぜなんだろうか?
もしかして別人(w
228 :ぺリクルス:2002/12/13(Fri) 20:48
>>222にもコメントよろしく。

やっぱもう少し書き込みすることにした。
135ページにも、はあ?と思うような記述があるのだ。岩田氏は読者の念頭に置く様な多くの
財の市場は完全競争市場ではないという。しかし、
「完全競争市場の条件が厳密に満たされていない場合でも、分析目的によっては完全競争市場
分析を適用することによって、その本質的な側面に対する理解を一層深めることが可能である
場合が少なくない。」というのだ。
完全競争市場の条件が満たされていない自動車、家庭電気製品、オーディオ機器、衣料品、
食品、薬品、化粧品、住宅にも完全競争市場のモデルが適用できるというのは詭弁だ。条件が
満たされていないのに、そのモデルを適用できるといわれても、なにがなんだかさっぱり意味
不明である。
229 :ぺリクルス:2002/12/13(Fri) 20:51
>>227
あのなあ、俺は当初からマルクスからは多くを学べるが完全ではないといってきているはず
なんだがな。それに、俺が今までに具体的にマルクス経済学について言及したことがあった
か???俺が述べてきたのは「共産党宣言」や「空想より科学へ」に示されている世界観で
あって、そういう社会分析については今でもかなり鋭く突いている部分があると思うがね。
230 :すりらんか:2002/12/13(Fri) 23:58
>完全競争市場の条件が満たされていない自動車、家庭電気製品、
>オーディオ機器、衣料品、食品、薬品、化粧品、住宅にも完全
>競争市場のモデルが適用できるというのは詭弁だ。
じつはできてしまう場合があるんだ.その話は不完全競争の後の方が(すくなく
とも部分均衡の後の方が)理解しやすい.それまでは作業仮説だと思って置いた
方楽というわけ.
231 :ぺリクルス:2002/12/14(Sat) 01:42
>>222にもコメントをくれ~

とりあえず、新古典派糾弾スレからこちらへ重要なものを移動させておく。

岩田氏の「ゼミナール」135ページには恐るべきブルジョア経済学のデマゴーグ
が吐露されている。

「完全競争市場の条件を満たさない不完全競争市場で達成される成果を、完全競争
市場で達成される成果と比較して、その成果を改善する方法を考えることが可能に
なる。」そして、それが、「完全競争市場分析の意義」なのだという。

さて、諸君。考えてみたまえ。完全競争市場は、この世に条件を満たすような市場
がなく、スリランカ将軍によれば「作業仮説」にすぎない。ドラエモンによれば、
「フィクション」なのである。しかし、ブルジョア経済学者は、完全競争市場の条
件を満たさないような不完全競争市場さえも改造してどこまでもフィクションにす
ぎぬ完全競争市場へと近づけようとするのだ。
232 :すりらんか:2002/12/14(Sat) 01:53
>(2)価格が上昇すると需要量が増加するような財もギッフェン財だ
そう.(代替効果・所得効果計の)需要曲線が(負の所得効果のせいで)
右上がりになってるのがギッフェン財というわけです.

>(3)ああ、理解できたけれども、同じ値段でどれだけ売っても全部売切れ
>ると思い込んでる企業というのもマヌケだよな。
これは市場全体に比べて遙かに小さい1企業にとってはその企業にとって
可能な範囲の生産の変化では全体的な価格に影響が無いという風に考えて
ください.
233 :ぺリクルス:2002/12/14(Sat) 01:56
>>232

なるほどねー。あなたは将来日本を担う教師になるYOOOOOOOOOOOOO
234 :ぺリクルス:2002/12/14(Sat) 02:00
>>232

あと、1つ確認だけど、ギッフェン財においては代替効果がマイナスの方向に働くと、所得効果
はプラスの方向に働くということでいいんだよね?まことにくどくて申し訳ないのだが。
235 :走る名無しさん:2002/12/14(Sat) 02:26
>>234
いいよ。それは、ギッフェン財(ジャガイモ)の価格が上がったときだよね。
236 :走る名無しさん:2002/12/14(Sat) 02:43
>>202, >>211
ペリたん、「プライステーカー」を誤解してるよ。
「品質を見ずに価格だけを見て行動する」という意味ではない。
「プライスをセットするんじゃなくてテイクする」という意味。
価格支配力がない、ともいう。

消費者1人1人はとても小さいので、
「もし自分が大量に買えば値段は少し下がる。」
という効果を考えないこと。

これは、個別供給曲線が水平ということのもうひとつの含意。
(1)その値段でしか買えないが、
(2)いくらでも買える。

>>209 (前半)も参照のこと。
237 :ぺリクルス:2002/12/14(Sat) 07:48
>>236 いくつか疑問がわいたのであるが。

>プライステイカーっつうのは、価格を見て、それを所与にして買っていると
>いう意味だよ。

わかった。でも、買うことだけに限定されるのかな?売る側もプライステーカーに含まれる
よね?

>完全競争市場では、だれも一人の力では価格を操作できないから、全員、テイカーになって
>しまう。もちろん、本当の世界は、企業は価格を決めれるし、消費者だって言い値で買うわ
>けではない。

こういうのが経済学の仮定の意味のわからないことだよな。現実の世界ではテイカーではな
くてメーカーにもなりうるし、現にメーカーであるわけだ。それだったら、完全競争市場な
ど最初から考えずにベルトラン均衡などを出発点にして経済学を論じ始めればいいものを。

>個別供給曲線が水平ということのもうひとつの含意。

「個別供給曲線」は「個別需要曲線」と同じなのか?教科書では、「主観的で」「供給者側
から見た需要曲線」が図に出ている。
238 :ぺリクルス:2002/12/14(Sat) 07:50
「主観的で」「供給者側から見た需要曲線」が図に出ている、というのは横に水平な個別
需要曲線のこと。ちなみに。
239 :走る名無しさん:2002/12/14(Sat) 13:08
「個別供給曲線」も同じ(というか逆というか)意味のつもりで使いました。
買い手からみた主観的な供給量のこと。
テキストに載ってなかったらごめん。たぶん一般的に通用する用語だと思うけど。
240 :走る名無しさん:2002/12/14(Sat) 13:41
>>237
>こういうのが経済学の仮定の意味のわからないことだよな。
>現実の世界ではテイカーではなくてメーカーにもなりうるし、
>現にメーカーであるわけだ。
>それだったら、完全競争市場など最初から考えずに
>ベルトラン均衡などを出発点にして経済学を論じ始めればいいものを。

いい疑問だと思う。でも、これは答えにくいし、人によって答え方も違うと思う。
以下は、ゲーム理論寄りの回答です。

1.伝統的な経済学は、「誰がどのように価格を定めるか」に
完全に論理的には答えられない。言葉による説明で納得するしかない。

2.市場を考えず、1人対1人の関係から理論を組み立てようとすると、異様に難しい。
Econometrica(理論経済学の一流の専門誌)に論文が載ってしまう。
こんな本もある(読む必要はない。):
Douglas Gale, Strategic Foundations of General Equilibrium: Dynamic Matching and Bargaining Games
http://www.econ.nyu.edu/user/galed/books.html
(ベルトラン競争でもまだ不完全。消費者はプライステーカーと仮定されている。)

3.ベルトラン競争を含め、寡占競争の理論は前世紀末に急速に発展した。
その結果、様々な結果が市場の細かな構造に依存することが分かった。
しかも、その構造は観察可能じゃないことが多い。
つまり、寡占競争の理論は(今のところ)頑健ではない。
そんなものを基礎にもってこれない。
経済理論の頑健性と実証研究の方法について論じた本(僕も苺で教わりました。):
John Sutton, Marshall's Tendencies: What Can Economists Know?
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0262692791/qid=1039837860/sr=1-2/ref=sr_1_0_2/249-5325528-3371539

4.教育上、完全競争を先にやるほうがいい(と伝統的に考えられている)。
例外(ゲーム理論を先にもってきて、オークションを市場の基礎付けに用いる。):
梶井 厚志、松井 彰彦、ミクロ経済学 戦略的アプローチ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4535552029/ref=pd_bxgy_text_1/249-5325528-3371539


追記1:ミクロ実証やマクロとの係わり合いを論じられていません。
追記2:「2」のような研究を総称して「ナッシュプログラム」と呼びます。きっと。
241 :走る名無しさん:2002/12/14(Sat) 14:46
>>240
>追記2:「2」のような研究を総称して「ナッシュプログラム」と呼びます。きっと。

Barganing and Marketっつう言葉も聞いたことある。

>>237

>わかった。でも、買うことだけに限定されるのかな?売る側もプライステーカー
>に含まれるよね?

うん、そうだよ。みんながテイカーってことっす。

どっちもが言い値を言い合って価格が決まるとか考え出すと、
オークションとか交渉とか色々ある。
242 :非ドマクロイスト:2002/12/14(Sat) 15:07
.これ、歌舞たんでしょ?.
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
わかりやすい。岩田先生って本来はミクロマンじゃん, 2002/11/24
投稿者 ブー太郎   東京都 Japan
某掲示板で話題のこの本(笑)。すかさずROMしていたわたしも
購入することにした。実は以前、図書館から借りて最初のほうを読んでいて
これはつかえるとおもった。

友人のケインズにもすすめよう。あ、もう知ってるか。爆 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532130301/qid=1039827884/sr=1-2/ref=sr_1_2_2/249-7960209-4293111
243 :ぺリクルス:2002/12/14(Sat) 16:56
>>240
岩田氏の本のゼミナールの後に何を学習しようか迷っているんだけどさ。

(1)戦略的アプローチ
(2)The Armchair Economist by Steven. E. Landsburg
(3)Fair Play by Steven. E. Landsburg
(4)Exploring Macroeconomics by Robert L. Sexton
(5)Basic Economics by Thomas Swell

のうち、どれが一番いいかね?ってか、結局自分で読んでみないことには決められないが。
244 :ぺリクルス:2002/12/14(Sat) 17:00
あと梶井 厚志、松井 彰彦ってのは、新古典派?
245 :ぺリクルス:2002/12/14(Sat) 17:06
>>239

立て続けに質問ばっかでほんと調子悪いのだが、ある財の市場全体で考えると、客観的にみた
需要曲線と供給曲線が描けるのに、個別の需要曲線や供給曲線になると「主観的」なものに
なってしまうのだろうか?それに、なぜ供給者から見た「主観的供給曲線」、需要者から見た
「主観的需要曲線」ではなくて、供給者から見た「主観的需要曲線」、需要者から見た「主観
的供給曲線」になってしまうのだろう?
246 :ぺリクルス:2002/12/14(Sat) 17:21
>>239

しかも、この話は非常に矛盾している。なぜ、社会全体で見た需要曲線が価格に反比例し、
供給曲線が価格に比例しているかといえば、個別で見た需要曲線や供給曲線も同じ傾向性
を持っているからである。個別で見た需給曲線がそのような性質を持っているからこそ、
個別需給曲線の総計である需給曲線も「需要曲線は右下がり、供給曲線は右上がり」とい
うふうになるのである。

長年の人類の歴史の間、売買を繰り返してきた生産者と消費者は当然、上記のような需要
と供給の法則があることを十分認識しているはずである。それなのに、いざ「主観的」と
なると横一直線というふうになってしまうのは、いくら定義上の問題とはいえ、分析の仕
方に欠陥があると言わねばならないだろう。

あと、疑問に思うのだが、「主観的供給曲線」を総計し、「主観的需要曲線」を総計した、
社会全体の「主観的需給曲線」も横一直線になっているのであろうか?

あーーーーー、もう質問ばっかで腹立つぜ。しかし、経済学の人間分析については新古典派
糾弾スレで批判するのでよろしく。
247 :走る名無しさん:2002/12/14(Sat) 19:04
>長年の人類の歴史の間、売買を繰り返してきた生産者と消費者は当然、上記のような需要
>と供給の法則があることを十分認識しているはずである。
質問。
需給の法則てのは、「長年の人類の歴史の間、売買を繰り返してき」て
身に付ける(認識する)ようなものなのでしょうか?
248 :ぺリクルス:2002/12/14(Sat) 19:21
>>247

いや実は俺はつい最近、ワルラスの調整過程だけではなくマーシャルの調整過程というものも
経済学に存在することを知ってしまったのである。つまり、経済学では価格に反応して生産者
が販売量を決めたり、消費者が価格に反応して購入量を決めたりしている他にも、企業が量を
調整して価格に影響を与えようともするということを想定しているということを知ったのであ
る。

生産者は売りすぎれば価格が下がるということを知っている。それゆえに、「主観的に」どこ
まで販売量増やしても(無限大に増やしても)、均衡価格で売れば売り切れると考えるのはマヌ
ケとしか思えないのである。消費者の方でも、企業全体がいっせいに生産量を好きなだけ増や
し続ければ企業側に価格低下による利益低下が起こるであろうからそんなことはしない、と知
っているはずである。

客観的に見たある財の市場に関する需給の法則というのは、「長年の人類の歴史の間、売買を
繰り返して身に付ける」といったたぐいのものではない。しかし、「主観」というのは経験に
よって認識するものである。よって、「主観的需要曲線」や「主観的供給曲線」が横一直線と
いうのはマーシャルの調整過程を鑑みて、俺には納得のいかないものなのである。
249 :走る名無しさん:2002/12/14(Sat) 21:36
ぺりちゃん、あんまり新古典派とか何とか気にせずに動学まで一気にやっちゃいなよ。それから、
いろいろイチャモンつけた方がいいよ。それじゃなかなか捗らないでしょ。
250 :走る名無しさん:2002/12/15(Sun) 02:19
>ワルラスの調整過程だけではなくマーシャルの調整過程というものも
>経済学に存在することを知ってしまったのである。

ベルトランだけではなくクールノーというものも経済学に存在することも
知っておくといいぞ。
251 :ドラエモン:2002/12/15(Sun) 03:03
>ぺり

マーシャルの調整過程は、生産に時間が掛かるだけで、基本的にワルラスの調整過程と同じ。
ある時点で生産量は既に決まっていて、その量で需給が均衡するように価格がワルラス過程で
決まると考えてかまわない。その均衡価格が、限界費用に等しくなる「方向へ」生産量の調整
が生じる。このため、次ぎに市場が開くときには生産量が変わり均衡価格も変わる。
252 :走る名無しさん:2002/12/15(Sun) 05:02
>>244

1.梶井さんのページ:
http://www.iser.osaka-u.ac.jp/~kajii/

「よくある質問FAQに答えて」は、ペリたんのツボにはまるかも。
http://www.iser.osaka-u.ac.jp/~kajii/FAQ.htm

「電子メールでの質問にかんする掟」もおすすめ。
http://www.iser.osaka-u.ac.jp/~kajii/please_read_first.htm
このスレでのペリたんの質問が好印象なのは、
>質問がはっきりしていて,さらに自分なりの答え,自分の考えがそれに添えてある
からだと思う。

2.松井さんのページ:
http://www.e.u-tokyo.ac.jp/~amatsui/index_j.html
253 :ぺリクルス:2002/12/15(Sun) 12:41
>>251

え、ワルラス調整過程では価格に反応して需給の量が決まるのに対し、マーシャル調整過程で
は需給の量に反応して価格が決まると思っていたのだが、違うのかー。マーシャルの調整過程
の場合も、需要量と供給量が一致するまで販売は一切行われないと仮定されているのかね?
254 :ドラエモン[ドラエモン]:2002/12/15(Sun) 14:01
>ぺり@>>253

モデルを論理的に突き詰めて、厳しい仮定を置く代わりに全く曖昧な点を取り除くのが、ワルラ
ス的(ワルラスのやったことがそうだったわけではないが、そうしたいと願っていた)な方法論
です。ですから、彼の議論は貨幣も信用も生産もない消費者だけの交換の世界から始まり、そこ
に生産を持ち込み、貨幣と信用を持ち込み、非現実的だが完全に分かった世界を徐々に現実的な
世界に近づけようとした。

これに対して、マーシャルの方法論は、生産が存在し、最初から貨幣を媒介に交換の行われる事
を自明の前提にしてスタートする。

両者の違いは、ワルラスの方法論に従うと、原則的に言えば(もちろん二分法の成立で貨幣を捨
象してよい条件を求めて、その仮定の下で国際貿易を論じたりはする)理論が完成しないと実用
に供することは出来ない。だが、マーシャルの方法では一番プリミティブなモデルでもそれなり
に現実対応物を持っており、注意すれば観察される現象の説明に直接用いることが可能なように
出来ている。

だが、マーシャルの方法には当然ながら隠された仮定が沢山あって(貨幣の限界効用一定とか)
それが問題にならない範囲で「上手に」使わないと、訳の分からんことになる。

さて、調整過程の話だが、これもそう。マーシャルの「原理」に書いてあったと思うが、彼の想
定する世界は、(冷蔵庫のない19世紀では)今日中に売らないと腐ってしまう「魚」の市場を
想定している場合と、貯蔵の利く小麦の市場とが、使い分けられていたように思う(不確かw)

********* で、ここからが>>253の回答(笑)***********

マーシャル調整過程は、各時点でのワルラス均衡の達成を前提にして、その均衡の移動のプロセ
スを「調整過程」と呼んでいる。だから、マーシャル的な均衡が達成されていない状態でも取引
は常に実行されているのです。

( 役に立った! | 元スレ )
255 :ドラエモン:2002/12/15(Sun) 14:05
ごめん。>>254***前3行は、無視してください。嘘ではないが、これを調整過程に関連して
議論するには、仲買人とか流通在庫、ホートレイとか小谷清など話が拡散するので(ゴメソ)
256 :ぺリクルス:2002/12/15(Sun) 14:55
>>254 銅鑼とはんくす

なるほど、ということは「ワルラス的調整過程で価格決定→その均衡価格に向けて供給者側が
生産調整」ということが考えられているわけね。しかし、ワルラスの価格理論では、需要量と
供給量が一致していないと「売買」は行われないと想定されていたはず。それなのに、マーシ
ャルの価格理論では、ワルラスの価格理論を土台にしているにもかかわらず、需要量と供給量
が一致していないのに「売買」が行われるというのは矛盾のような気がするけど。。。
257 :ぺリクルス:2002/12/15(Sun) 15:19
>>256

供給量は価格に反応して決まるというのはわかる。しかし、需要量に関しては、価格だけでは
なく、実際に店頭に並んでいる商品の量にも反応しているように思う。

人間は、ひねくれ者なので、いっぱい物がありふれているときには値打ちを感じなくても、
物があまりない時には希少価値を感じて値打ちを感じるということが起きる。よって、値段
だけではなくて、量に反応して価格を決めるということも起こるであろうと考えられる。

よって、供給者側から見た「主観的需要曲線」が均衡価格の値で横一直線というのはおかし
いのではないだろうか、と疑問を感じる。この横一直線である理由は、企業が「均衡価格で
売れば、どれだけ俺らが供給したって買ってくれるわい」と思っているからである。

しかし、この横一直線は理論上、個別の企業側が供給量を∞に増やしても均衡価格で売れば
売り切れるということを意味する。しかし、例えば全国各地の店で、均衡価格売られている
といえども、トマトが山積みされるということが起これば、消費者がトマトに値打ちを感じ
なくなって、トマトを欲しいと思わなくなるということが起こるであろうという現象が想像
されるのだ。

よって、「主観的需要曲線」はある一定限度までは一直線にのびていても、途中から低い価格
でしか売れなくなってくるというふうになっていなければおかしいと思う。

>>252が親切にも

http://www.iser.osaka-u.ac.jp/~kajii/FAQ.htm

を紹介してくれたが、解決には至らなかった。
258 :走る名無しさん:2002/12/15(Sun) 15:29
梶井さん「よくある質問FAQ ミクロ経済学」
http://www.iser.osaka-u.ac.jp/~kajii/FAQ.htm#microeconomics
から、少し長いけどコピペ:

====(コピペ開始)====

質問:「競争企業は、もし市場価格で売れば、売りたいだけの数量を売ることができる(ような需要曲線に直面する)」ということですが、この考え方には理論的にも現実的にもおかしいように思います.なぜなら個別の企業が、価格P*において自分が獲得できる需要量が分かっていないか,あるいはわかっていながら売りたいだけの数量を売ろうとするという妙な行動をとることを前提としているからです.
259 :258のつづき:2002/12/15(Sun) 15:30
回答:「市場価格で売れば、売りたいだけの数量を売ることができると考える」ということが完全競争というモデルの仮説です.ついでに言えば,完全競争モデルでは,企業は現在の「相場」の元では,売ろうとしただけの需要があると信じて行動すると言うことです.完全競争モデルの問題意識の一つは,個々の企業が全体の需給のことはまったく考えなくても,市場全体でバランスがとれるのだろうか,ということです.よって,「市場価格で売れば、売りたいだけの数量を売ることができると考える」ような,極端に自己中心的な企業を前提としても,市場がバランスし,効率性が保たれる,というのがミソだと思います.
さて,この「仮説」が妥当かどうか,は実際にどのような分析に使われるか,ということによります.ただし,忘れてはならないのは,経済理論は現実の抽象化だということです.現実は複雑すぎるので,あえて,現実とは違っていると知っていながら,大雑把な仮説をおいて,簡単化して考えるものです.現実にあわせて理論を複雑にしていけばよい,という性質のものではありません.例えば,ある特定の人がそうは動かない,私はそうは考えない,という感覚から,単純な分析に役立つ仮説を捨ててしまうとすれば,それは本末転倒といえましょう.

====(コピペ終了)====

これでペリたんが納得するかどうか…

僕も疑問がわいてきた:
1.完全競争が妥当かどうかの判断はどうやるの?
2.妥当でなかったら、代替案はなに?寡占競争?
260 :ぺリクルス:2002/12/15(Sun) 15:53
今日は137ページへの批判を書いておこうと思う。

(1)137ページには「費用にはあらゆる支出の他に、機会費用のうち、貨幣支出を伴わないもの
も含まれることに注意しておこう。機会費用は代替費用(alternative cost)とも呼ばれる。
たとえば、企業のオーナー(株式会社であれば、株主)が自己資本で購入した機械に対する報酬
は、機会費用として費用に含まれる。」

とある。これは意味不明だ。たとえば、株主がA社に投資して、A社がその資金を設備に投資し
たとしよう。その設備投資から得られた株主への報酬は配当金という形で貨幣による支出とな
る。これは機会費用ではない。
261 :ぺリクルス:2002/12/15(Sun) 15:53
(2)「現代の多くの法人企業では経営者と企業のオーナー(株主)とは別人であるので、経営者
やその家族の労働報酬も給与・賞与等として費用に計上されて利潤が計算されている。」

これこそアングロサクソン的企業観ともいうべきものだ。日本の多くは、経営者とオーナーは
分離されていない。日本の企業の大多数を占める中小企業においてはオーナー=経営者という
ケースがほとんどなのである。こういったサブリミナル効果で、株主マンセーの経営じゃない
といけないよーというマインドコントロールが行われていくのである。

「経営者やその家族の労働報酬も給与・賞与等として費用に計上されて利潤が計算されている」
とあるけれどもそれは実態を表していない。ついこの前まで、経営者はストックオプションで、
ぼろぼろぼろ儲けをしていたが、経営者の手にしていた自社株は費用に計上されていなかった
のである。そういった形で、名目上は岩田氏のいうとおりにアングロサクソン企業は機能して
いることが期待されているが、実態は経営者=大株主、自社株の入手は費用に計上しないとい
うことが公然と行われていたのである。理論馬鹿の経済学者(とくに竹中や中谷)にはこういう
ことがわかっていない連中が多い。

「利潤計算にあたっては、経営者やその家族の労働を他の機会に投入したならば得られたであ
ろう収入のうち、最大のものを機会費用として控除する必要がある。」ともあるが、これも机
上の論理のように感じる。オーナー経営者はべつに経済学者でもなんでもないから、機会費用
を厳密に計算することなどできるわけがない。プロの経済学者でも「If」の世界を考えて正確
な機会費用を計算することなどできはしないだろう。総収入から機会費用を控除していないか
らといって、利潤が過大評価されていると言われても実際の経営者は困るだけではないだろう
か。
262 :ぺリクルス:2002/12/15(Sun) 16:01
>>261
上のストックオプションの話はアングロサクソン企業のこと
263 :ドラエモン:2002/12/15(Sun) 17:04
>ぺり@>>256

>なるほど、ということは「ワルラス的調整過程で価格決定→その均衡価格に向けて供給者側が
>生産調整」ということが考えられているわけね。

違う、違う。一定の生産量で競売で価格が決まるところはワルラス過程で、そこで実際に価格が
決まり取引も行われる。問題は、その価格が限界費用と一致していない場合に、「明日」の生産
は、ワルラス過程の終わった「今日」より増えたり減ったりする。その新しい生産量の下で、ま
たワルラス過程が実行され、「明日」の均衡価格が決まるの。だから、ワルラス過程での価格変
化は観測不可能(単なる競売の呼び値)だが、マーシャル過程で変化する価格は実際に取引がお
こなわれた価格。
264 :ドラエモン:2002/12/15(Sun) 17:45
但し、↑は一解釈であって、学説史上で正しいかどうかは知らないよ。
265 :走る名無しさん:2002/12/15(Sun) 21:44
>>252
>2.松井さんのページ:
>http://www.e.u-tokyo.ac.jp/~amatsui/index_j.html
>『慣習と規範の経済学』ができあがりました。
>あと、1週間から10日ほどで(おそらくごく限られた)書店に並びます。

これは買いかな。
266 :ぺリクルス:2002/12/16(Mon) 00:37
ナッシュ均衡に興味をもったので、そこまで早く進みたい。なので、>>257>>260>>261に
コメント欲しい。
267 :走る名無しさん:2002/12/16(Mon) 00:53
>>265
クロネコブックサービスで注文しますた
268 :ぺリクルス:2002/12/17(Tue) 11:46
>>260-262にコメントよろしく。

>>261について、次のようはコメントをもらった。

==================================
経済学の費用は機会費用だから、アホなバカでは到底計算しきれない。
機会費用ってのは、あれをしたらこうなるというトレードオフを色々
考えないといけないから大変だよ。全部を計算しきれないし、不確実性
をどう評価するのかという問題とも関わってくるから難しいことこの上ない。
===================================

よって、「利潤計算にあたっては、経営者やその家族の労働を他の機会に投入し
たならば得られたであろう収入のうち、最大のものを機会費用として控除する必
要がある。」というのは理論上は言えても現実的には難しいのではないかね。
269 :ぺリクルス:2002/12/17(Tue) 11:51
>>257にもコメントよろしく。
270 :走る名無しさん:2002/12/17(Tue) 14:48
>>268
現実的に企業の利潤をどう計算するかは会計学の問題だよ。
この板にも会計学に詳しい人いたよ。
271 :ぺリクルス:2002/12/17(Tue) 20:39
ところで、歌舞は岩田氏のゼミナールもってんのか?
272 :歌舞:2002/12/17(Tue) 20:51
>>271 買ったよ。w
273 :ぺリクルス:2002/12/17(Tue) 21:10
じゃあ、歌舞。>>173とテキストの87ページに関して、コメントくれ。

「無差別直線が直線になったときに、もっともコーヒーの価格低下による、実質
所得の増加が大きくなる。」とすると、図4-4で考えた場合に、所得効果がC-C’
以下にならないといけないということだろうか。代替効果はコーヒーの価格が低
下してもあたかも実質所得が増加しなかったときの移動であるから、限界代替率
の逓減の割合が小さくなればなるほどコーヒーの価格低下による実質所得が大き
くなるかどうかを確認するときには、無視していいものだと思う。」

俺は
実質所得の増加=所得効果の大きさ*商品の価格
と解釈しているがこれが間違っていないかどうかについても教えて保水
274 :歌舞:2002/12/17(Tue) 21:42
ぺりたん、お誘いはうれしいが、いま漏れは年末のどたばた仕事+財政の物価水準理論の付け焼刃的勉強で大忙しだ。噂では離婚の危機ともいわれている。w バリァン・シャピロの本をやるときにまた誘ってくれ。ミクロでもそっちの話題は興味深々。
275 :経験者:2002/12/17(Tue) 22:05
離婚は、辛いですよ…
そろそろ一周年だな。
276 :airi:2002/12/17(Tue) 22:06
つきあい悪いわね。
277 :龍円たんラブ:2002/12/17(Tue) 22:10
airiちゃあーーん。らぶ
278 :ぺリクルス:2002/12/17(Tue) 22:14
なんか、費用曲線のところをやっていると腹がたつばかりだ。数学的な美しさは追及されてい
ても現実味がないからである。
>>261の一部に関しては、会計学の成果によって解決されるというものの、依然として
>>257-262のような不満が残っている。

他にも、費用曲線で設備にかかる費用が固定費用として考えられているのもおかしい。どれだ
け生産量を増やしても設備にかかるお金が、まったく物を作らないときと同じということは非
現実的である。ふつう、商品を作る量を増やせば増やすほど器械も老朽化が早くなるし故障も
起こりやすくなる。

理論上は、生産量を∞に増やしても固定費用は一定とされるのだろうが、普通は∞を作れば、
機械は使いすぎでぶっ壊れるから、設備費用は増加するだろう。
279 :経験者その2:2002/12/17(Tue) 23:04
>>275
えっ?そう?
離婚は楽しいよ。しっかり遊べるし。もっと早くすれば良かった。
280 :走る名無しさん:2002/12/17(Tue) 23:35
>>265
http://www.toyokeizai.co.jp/CGI/kensaku/syousai.cgi?key=newbook&isbn=31317-6
宣伝とはいえ「将来名著となるべき」って。。。スゲェー
281 :走る名無しさん:2002/12/18(Wed) 00:55
今日は143ページまで頑張ってみたが、利潤最大化のためにP=MCとなるような生産量を企業が
選ぶという点や、操業停止点が理解できずに終わった。かなスィ-のう
282 :走る名無しさん:2002/12/18(Wed) 08:47
>>278
そだね。費用=固定費用+可変費用、と分解するのはやりすぎかもしれん。
短期vs長期、の分離も単純化のしすぎかもしれん。
ただ、違いが明確になって、分かりやすいでしょ?

費用には2種類ある。
生産量に対して比例的に増える部分(可変費用)と、
それほど影響されない部分(固定費用)。

固定費用に該当する部分は短期的には調整しにくく、長期的にのみ調整される。

もちろん、世の中のものがこれで分類できるとはいえない。
でも、設備の老朽化にも、使いすぎというより、時代遅れによる部分もあるだろうし、
それに、使おうが使うまいが毎日メンテナンスしなきゃいけない場合もあるだろうし。
やっぱり、設備は「どっちかといえば」可変費用より固定費用だよ。
283 :走る名無しさん:2002/12/18(Wed) 09:07
>>274
じゃあ、年が明けたら(or慰謝料の交渉が終わったら)
シャピロ+バリアンにしますか?
でも、確かモデルを明示的に書いてない本だったと思うから、
IOを一度勉強したことのある人でないと、きついかも。
字面をなぞるだけになってしまう。

(ペリにはまだ早いかも?自分で挙げててなんですが。)
284 :ぺリクルス:2002/12/18(Wed) 09:52
>>282

だいたい、生産者が同じ価格で∞の製品を売っても売り切れると仮定されていたり、短期に
∞の製品を作っても設備費が固定されていると仮定されているのは、まったく現実の抽象化
ではない。

わかりやすいのは数学的に理屈づけて説明しやすいようにあえて世の中を捻じ曲げて簡略化
しているからであって、人間の経済活動を抽象化したのではない。
「使おうが使うまいが毎日メンテナンスしなきゃいけない場合もあるだろうし。」というこ
とからは、「やっぱり設備は固定費用だ」という結論とは逆に「設備は可変費用だ」という
結論が導き出されなければならない。なぜなら、製品を大量に作れば作るほど、機械をより
稼動させることになるからメンテナンスの必要性も高まるからである。

ほったらかしにしてある機械にかかるメンテナンス費と∞の製品を作っている機械にかかる
メンテナンス費が同じであるというのは、よっぽど馬鹿なら納得するはずだが、まともな能
力をもった人間なら「ハア?」と思わなければならない。
285 :ぺリクルス:2002/12/18(Wed) 10:01
俺はおそらく、日本で経済学を学習している青年の中でもっとも疑り深い部類に属するであろ
う。世の中で経済学を学んでいる大多数は、公務員試験に受かりさえばいいという感覚でやっ
ているから、理屈よりも効率よく問題を解けるようにすることを目指すのである。

であるから、本来は経済学の講義などでは俺の言っているような疑問が次から次へと教師に浴
びせかけられなければならないはずであるが、試験病に侵されている学生どもは思考停止状態
にあるのである。

ここに書き込んでいる教師たちが、心から日本経済学を学ぶ学生たちに思考力を身につけさせ
たいと思っているなら、スリ師匠のように根気強く俺に付き合い続けなければならない。もし
俺がゼミナールを読了すれば、ここのスレは日本最強の初心者向けスレッドになるであろう。
それゆえに、俺の読書に日本の経済学者が協力するということは日本の経済学の発展に寄与す
るのである。

俺がゼミナールを終えれば、次は歌舞の意志を引き継いで戦略的アプローチをやる。このよう
に不屈の精神(これは資本主義に対する憎悪によって支えられているのだが)で経済学に取り組
んでいる俺は、決して途中で物事を放り出したりはしないのである。
286 :ぺリクルス:2002/12/18(Wed) 10:15
>>282
あなたのことを馬鹿と言っているのではないので、怒らないでくれよ。疑問をもたない学生を
馬鹿といっているのだから。
287 :↑:2002/12/18(Wed) 10:15
君ははじめっからストラテジックな思考の持主のようだ。
偉大な妖怪=甲斐婆龍円歌舞の遺志をついでやってくれw
288 :走る名無しさん:2002/12/18(Wed) 11:11
経済学の間 ~ミクロ経済学編~
http://www2.nasicnet.com/~tell-g/mikuro.html
ミクロ経済学で日常を見る♪
http://www2.nasicnet.com/~tell-g/mikurode.html
経済学の間♪
http://www2.nasicnet.com/~tell-g/keizai.html

こんなページを見つけた。お勧めの本に竹中本とリンクがギャルゲー多いのがアレかもすれないけど,
289 :ぺリクルス:2002/12/18(Wed) 13:20
>>288

最近は経済学のことばかり考えていて吐き気がしてきた。288君は「経済学の間」を紹介して
くれたのはありがたいが、俺の問題の解決になるどころか、余計に錯乱が増してしまった。

例えば、「ミクロの間」では「費用」は「機会費用」の意味に限定されている。しかし、岩田
氏の教科書では137ページにあるように「費用にはあらゆる支出の他に、機会費用のうち、貨幣
支出を伴わないものも含まれることに注意しておこう。」とある。つまり、岩田氏のテキスト
においては「費用=一般的な意味での支出+機会費用」と考えられているのである。

常識的に考えて、可変費用とされる人件費や固定費用とされる設備費を「機会費用」と考える
ことはできない。なぜならば、人件費や設備費は製品の生産に必然的に伴う支出であって、
製品の生産によって犠牲となった利益とは根本的に異なるものだからである。人件費や設備費
は、製品を作らずに銀行にお金を貯金しておいて得られた利息といった「機会費用」とは全く
異なるのである。それゆえに「経済学の間」で費用の意味を機会費用だけに限定するかのよう
な記述がしてあるのはおかしい。

あとここで、気になることがあるのだが、費用曲線がゼミナールで説明してあるときに、機会
費用がどのように「固定費用」や「可変費用」に分類され、また、どのように費用曲線に反映
されているか、どこにも説明がない。「固定費用」はあたかも設備費だけを反映して直線にな
っているように説明され、「可変費用」はあたかも人件費だけを反映して逆S字型曲線になって
いるかのようだ。例えば、「機会費用」の「利子」が「固定費用」なのか「可変費用」なのか
何の説明もない。これは学習者を混乱させるばかりであろう。
290 :ぺリクルス:2002/12/18(Wed) 13:31
それから、「経済学の間」の供給の原理(2)」において
「現実世界では普通過剰に供給されればその値段は下がるという現象がおきる」と書いてある
ではないか!!!
だから、俺が「主観的需要曲線」が理論上、企業が∞売っても、均衡価格で売れば売り切れる
と予測するということが、経済学の理論で想定されているのがおかしいといったのである。
俺が、「経験」を反映すれば、「主観的需要曲線」が横に永遠に一直線に伸びるはずがないと
いったのは、長年の人間の経験を通して、企業が「現実世界では普通過剰に供給されればその
値段は下がるという現象がおきる」ということを学習しているはずだからである。
客観的な法則性は、人間の経験があろうとなかろうと変化するものではない。しかし、「主観」
といった心理的なものは「経験」を反映して変化するのである。だから、主観的需要曲線が横
一直線だと考えられているのは到底認めがたいことである。
291 :ぺリクルス:2002/12/18(Wed) 13:34
>>270
教科書の117ページをよく読むと「実際の会計的な企業利潤の計算においては、
利潤はこのような貨幣の支払いを伴わない機会費用を差し引いては計算されて
いない。そのため、自己資本をより多く用いる企業の利潤は過大に評価される
傾向がある」と書いてあるから、総収入から総費用を差し引くときには、機会
費用が無視される傾向があるということだろうと思う。
292 :走る名無しさん:2002/12/18(Wed) 13:57
>総収入から総費用を差し引くときには、機会費用が
>無視される傾向があるということだろうと思う。

無視されるというより、そもそも認識すらしていない
ケースもあると思うよ。セックスする時にゴムをつけ
ない香具師とか。
293 :走る名無しさん:2002/12/18(Wed) 14:17
>>284
>だいたい、生産者が同じ価格で∞の製品を売っても売り切れると仮定されていたり、

>>290
>だから、主観的需要曲線が横一直線だと考えられているのは到底認めがたいことで
>ある。

上の質問に未だ誰も回答していないわけだけど、俺の理解が間違っているかも
しれないけど、仮定として、瞬時にすべてが調整されるわけだから、その瞬間
の均衡価格でその瞬間に全部売れるなら、いくらでも売れると思います。
もしおかしかったら指摘してください。

>>290
>短期に∞の製品を作っても設備費が固定されていると仮定されているのは、

いろんな費用の勘定科目を知っているのかもしれないですが、経済学の費用
というのは、可変かどうかだけです。
短期においては可変ではない費用が存在し、長期においてはすべての費用が
可変です。設備を短期において可変ではないと書いているのは、その人の考え
だと思います。というか揚げ足取りくらいにしか思えない。

>>289
>常識的に考えて、可変費用とされる人件費や固定費用とされる設備費を「機会費用」>と考えることはできない。

人件費も機会費用だと思います。一人しか雇えない時に、歌舞たんとベリたん
のいずれを雇うかという問題を考えましょう。歌舞たんを雇えば、ベリたんは
雇えないわけです。
収入(歌舞たん)-費用(歌舞たん)
収入(ベリたん)-費用(ベリたん)
で利潤が決まります。

いい加減堂々巡りも飽きたので先に進もうよ。
294 :ぺリクルス:2002/12/18(Wed) 14:40
>>284
について少し訂正。
「生産者が同じ価格で∞の製品を売っても売り切れると予測すると仮定されていたり」という
ことが言いたかった。
君は飲み込みが早いかもしれないが、俺は理解が遅い上に、きちんと理解しないと先に進めな
いから、気長に付き合ってくれ。君にはあげ足取りに見えても俺は真面目にやっている。
295 :ぺリクルス:2002/12/18(Wed) 15:00
>>290
については納得した。短期的に「可変」とみなすか「固定」とみなすかは人の解釈によって
違いがあるが、長期で見れば全部「可変」であるから、結局同じだということだね。さんくす。
296 :銅鑼:2002/12/18(Wed) 15:19
>ぺり

競売人がいて価格をつけている限り、売れないなどという事態は起こらないと仮定してな
んら問題はない。なぜなら、競売人の仕事は申告された需給量が一致するまで値段を調整
することであり、実際に取引の行われる段階では定義によって売りたい量は買いたい量と
完全に一致しているからだ。競売人が株のようないい加減(俺のようであってもいいが)
な奴でないかぎり、取引の実行を宣言したときには確実に売りたいだけ売れるのだから、
競売人のフィクションを認める限りにおいては、こうした定式化には何の問題もない。
競売人を殺すと何が起こるかは、「入門」では扱えないということだ。
297 :ぺリクルス:2002/12/18(Wed) 15:34
>>296 最近はいっぱい道具を出してくれる銅鑼へ

そういうことなら、「主観的需要曲線」は需要量Xが0から∞まで連続な直線にならずに、
オークションで価格がさだまった時には「主観的需要点」ともいうべき、各々の企業が
売りたいと思っている量の一点に収まらなければならないはずではないだろうか。
298 :ぺリクルス:2002/12/18(Wed) 16:24
>>293
なんか、「機会費用」については、合点がいかんのう。

図6-3によれば、総収入はTR=P*Qで定義されておる。つまり、総収入はただ貨幣収入として
考えられている。岩田氏のテキスト117ページや137ページを参照すると、岩田氏はただ「費
用」を考えるときには、「機会費用」を含めて考るように指摘しているだけだ。

しかも、「機会費用」というのはセカンドベストのことだから、すべての他の可能性として
考えられる金や資源の使い道を機会費用として総収入から控除していったとしたら、この世
に利潤を上げている企業など存在しなくなってしまうだろう。

俺的な解釈では、「ある財の生産を生産することによって、犠牲になった資金の使い道」と
いうことだ。例えば、ある財を生産するのに必要なある費用を、もし銀行に預けたままにし
ておいたとしたら得られた「利子」なんかは「機会費用」として考えてもいいだろう。
299 :走る名無しさん:2002/12/18(Wed) 16:59
>>298
書き方がおかしかった。それから煽ったみたいですまない。

実際に支払う費用と、頭の中で計算する費用が一緒くたになっていた。すまそ。

機会費用をいっぱい計算しても、実際のところ、最後に実際に雇うのはベリたん一人
なら、実際に支払う費用はベリたん一人分の給料だと思うのだが。

費用を考える時には機会費用も考えようということを、実際に発生する費用は別にし
て考えるってことですね。そうだと思うというかそういう風に俺は理解していたんだな。でも会計学を知らないので実際のところ、これ以上はよくわからない。
たぶん人件費として費用に計上されるのは、雇っている人に支払う給料だけだと思う。
300 :銅鑼:2002/12/18(Wed) 17:23
企業の利潤定義式に出てくる「費用」は、機会費用そのものであって、会計費用ではない
ぞよ。会計は会計、行動を決定するのは、たとえ主観が入っていても「経済的費用」でな
ければならず、つまり「機会費用」なのだ。
301 :ぺリクルス:2002/12/18(Wed) 17:36
>300
まったく理解不能だ。機会費用というのは value of next best alternative ってこと
でしょ?じゃあ、企業がベストの選択だと思って使った人件費や設備費などの費用は、
機会費用ってことにならないじゃん。
302 :便乗人:2002/12/18(Wed) 18:02
ベリたんに便乗して勉強してます。
間違っているであろう理解を言ってみるので、訂正をお願いします。

生産者が∞に製品を売れるということについては、短期で価格支配力のない
企業を前提にすればそんなに不自然ではない。市場で示された価格で自分の
製品はいくらでも売れるということ。だからといって企業が無限に生産をす
るかというとそうではない。通常の逆S字の総費用関数のもとでは、利潤最大
となる生産量は現実的な水準に決まる。生産を無限に行い、設備が傷むこと
を気にする必要はない。
303 :便乗人:2002/12/18(Wed) 18:08
機会費用については、いい指摘だと思う。
現実の企業会計は機会費用を計算してない。似たような計算はGDP統計の
帰属計算でやっているくらい。
岩田氏の頭には、自己資金で設備投資をしたときと銀行借入で設備投資を
したときの違いがあると思う。銀行借入の場合は支払利子が費用として
計上されるが、自己資金では何の費用も生じない。しかし経済学的に言えば
その自己資金を銀行に預ければ得られたであろう利子は機会費用として
計上しなくてはいけない。
304 :ぺリクルス:2002/12/18(Wed) 18:20
>>302

俺はまだ損益分岐点とか操業停止点とかやってる最中なんで、なんとも言えんけど、結局の
ところ、企業は製品を作りすぎちゃってもだめだし、作らなすぎてもだめで、P=MCとするよ
うな量を生産すると思う。

設備に関しては「固定」とみなすか「可変」とみなすかは人それぞれだろうけど、結局のと
ころ長期で考えれば全部「可変」になっちまうわな。だから、まあ俺もそうすると設備も
「固定」と見なしていいかなとは思い始めている。

で、いまだにわからんのは、「主観的需要曲線」が何のためにテキストに導入されているか
ってこと。この曲線は「生産者は売りたいだけ売れる」ということを表しているらしいが、
そうすると、生産者は利潤最大化を目指すと仮定されているのなら、P=MCとなるところの量
一点にならないとおかしいんじゃないかな、と思う。まあ、いずれにせよ、前とは若干は
「主観的需要曲線」の見方は俺的に変わってきてはいる。
305 :ぺリクルス:2002/12/18(Wed) 19:36
>>304
今、必死で144ページに取り組んでいるが、平均可変費用が価格よりも高い時には、企業は
生産量を0にして、操業を停止する。
306 :走る名無しさん:2002/12/18(Wed) 19:38
293=299です。

>>300-301

目的関数 生産
制約条件 費用
だから、最適化されたポイントでは、結果として機会費用も考慮されているんだと
思う。消費の問題を考えていた時も、みかんをけずったらりんごがどれだけ増やせ
るって話をしていた。解釈的には>>300とも言えるのではないかな。

一つ気づいたのは、ベリたんは機会費用は生産者理論にしか出てこないと勘違い
しているかもしれない。費用という言葉に惑わされ過ぎているかもしれない。

消費者理論でも
目的関数 効用
制約条件 予算
表面的に言葉が違うだけ。結局全部、制約付の最適化問題。

あと、ベリたんは時間が流れていない世界で時間が流れている状況を無意識に
考えているかもしれない。今の状況は静学だから。動学ではないよ。すべては
同時に決定されている。これ重要だと思います。

今日は3回も書いてしまった。新記録だ。もう書かないでおこう。
307 :すりらんか:2002/12/18(Wed) 19:45
>P=MCとなるような生産量を企業が選ぶ
あと1個つくるとMC円かかる一方でP円収入がある……MC>Pなら後1個
つくれば損,逆ならば得というわけで生産量を変えるはずだ.だから
「ここだ」という生産量ではP=MCになってるっちゅうわけ.

>生産者が同じ価格で∞の製品を売っても売り切れると仮定されていたり
これは需要制約はあるんだけどそこに達する前に費用がかさみすぎて
そこまでは作らないというのの単純化と考えると良い.市場需要曲線は
右下がりなんだけどその下がり方はものすごくゆっくりで(例えば1万
個売ると1円値下がりとかなのに)自分の生産能力はせいぜい10個かそ
こらならこの人にとっては(つまり主観的需要曲線は)ほとんど水平と
いうわけです.

>短期に∞の製品を作っても設備費が固定されていると仮定されているの
>は、まったく現実の抽象化ではない
設備費というのはあくまで例で,「変わらない部分」があるそれを固定
費用というというもの.
308 :ぺリクルス:2002/12/18(Wed) 20:31
>>306、>>307 とはんくす

>>301の機会費用に関する疑問についてはどうかなあ?静学・動学つーのも、まだ動学やってな
から違いがいまいちちょっとわからん。

>市場需要曲線は右下がりなんだけどその下がり方はものすごくゆっくりで(例えば1万
>個売ると1円値下がりとかなのに)自分の生産能力はせいぜい10個かそこらならこの人
>にとっては(つまり主観的需要曲線は)ほとんど水平というわけです.

というのはキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!だったよ。一見水平に見えても超近似的な水平
であるということだね。

>設備費というのはあくまで例で,「変わらない部分」があるそれを固定費用というというも
>の.

ということは、なにを「固定」とみなすか、なにを「可変」とみなすか解釈に違いがあっても
いいということだね。仮に「固定費用」の存在しない費用曲線であっても、損益分岐点と操業
停止点が一致してしまうという点だけ考慮すればあとは同じつーことかな???

ところで、機会費用の代表格にあげられている「利子」というのは「固定費用」と「可変費用」
のどちらに含めるべきだろうか?

なんか質問ばっかだけど、答えてもらえるとうれしい。
309 :好意の第三者:2002/12/18(Wed) 21:17
308:へ 少し整理したり、図解してくれ
310 :ぺリクルス:2002/12/19(Thu) 18:37
>>309

「整理」ということほど、俺の大嫌いなことはないのだ。身の回りの整理整頓も大嫌いだし、
なにかゴチャゴチャしたものをキレイにまとめるのも嫌い。だから、第三者君が自分でゼミ
ナール買ってきて読みながら自分でまとめるのが一番よいと思う。

>>308

「主観的需要曲線」は超近似的な水平な直線ということだが、生産者にも消費者にも価格支配
力がないといっても、超微妙には個々の生産者が生産量を変化されることによって価格に影響
を与えたりするということだろうか?
311 :ぺリクルス:2002/12/19(Thu) 20:17
さて、153ページをいま読んでいるところであるが、岩田氏が何の説明もせずに通り過ぎようと
している箇所があるのだ。

152ページには二つの矛盾する記述があるのだ、価格P2で、供給曲線は操業停止点となるとい
う。岩田氏は「価格P2のときはP2=SMCとなるX2を、それぞれ供給しようとする」と言っている
のにもかかわらず、すぐ数行後には「価格がゼロからP2までは、供給量はゼロであることを示
す」といったりしているのだ。企業は製品を供給するのかせんのかどっちなんじゃーーーい!

俺が経営者だったら、作っても利潤が-FCで、作らなくても利潤が-FCなら作らないことを当
然選択する。というより、よっぽど働いていないと申し訳なくて生きていけません、というワ
ークホリックの人の集まった企業であれば別だが、普通は生産を停止するのだ。

もしくは、操業停止点において、操業を停止すると従業員をみんな辞めさせないといけなくなる
から、ものを作って従業員を雇ったままにしていたほうがいいと判断する可能性もあるから、操
業停止点でものを作るか作らないかは二者択一ということだろうか。そのへんのところ、ちゃん
と説明を書いておいてもらわんと、初学者は混乱する。
312 :ドラエモン:2002/12/19(Thu) 21:22
>ぺり

それは岩田さんがチョンボだな(笑)正確には「P2では操業するかしないか決まらない」が
正しい。
313 :走る名無しさん:2002/12/19(Thu) 21:57
>>308
>ところで、機会費用の代表格にあげられている「利子」というのは「固定費用」と
>「可変費用」のどちらに含めるべきだろうか?

べり型のレイバーやドラエモン型のレイバーを雇う。
雇わないで銀行に預ける。

いまのところ、下の選択肢は考えずに、単ににべり型レイバーと
ドラエモン型レイバーを雇うのにかかる費用を考えている。

消費の時には、利子は考えなかったでしょ。
りんごやみかんを買う。
買わないで貯金する。は後回しになったはず。

いまのところ、利子は考えなくていいと思う。
314 :ドラエモン:2002/12/19(Thu) 22:04
利子費用

銀行借入は金利決まっているから固定費用、社債での調達の場合流通市場では債券が売買されて
金利は変わるが発行体の利子費用はやっぱり固定。
315 :ぺリクルス:2002/12/19(Thu) 22:22
>>301
機会費用というのは value of next best alternative ってことでしょ?じゃ
あ、企業がベストの選択だと思って使った人件費や設備費などの費用は、機会費用
ってことにならないじゃん。

というのが、俺の機会費用と費用に関する根本的な問題として残っているから、誰
かコメントして欲しい。現在155ページまで進行したが、ここでも岩田氏は「供給
曲線を導くときには、機会費用のうち貨幣支出を伴わないものも費用に含めて考え
なけられならないことが理解されたであろう」と微妙な表現をしている。

やはり、「費用は機会費用そのもの」ということではなくて、「費用=貨幣支出を
伴うもの+機会費用」というふうにゼミナールの教科書では説明されていると思う。
316 :ぺリクルス:2002/12/19(Thu) 22:34
115ページに「農産物以外の産業での労働の限界生産性の上昇が大きいために、そこでの賃金の
上昇が大きい国ほど、大きくなる。それに対して、農業以外の産業での限界生産性の上昇が低い
ために、賃金の上昇が相対的に低い国ほど、その農産物の上昇は小さくなる。そのために、前者
の国の農業は後者の国の農業に比較して競争力を失うのである。」とある。

俺は、ここでアメリカ合衆国のことを考えてしまった。アメリカは農業で働く人口は全体の労働
者からすればからなり割合が小さい。しかし、アメリカは世界でも有数の農業輸出国である。
そう考えるとここの節で岩田氏が言っていることはメチャクチャになってしまうのだ。
317 :ぺリクルス:2002/12/19(Thu) 22:39
>>316
154ページと155ページで岩田氏が書いていることに疑問をもつのであるが、そのことについて
はまた明日書く。じゃあ、おやすみ。。。
318 :走る名無しさん:2002/12/19(Thu) 22:40
>やはり、「費用は機会費用そのもの」ということではなくて、「費用=貨幣支出
>を伴うもの+機会費用」というふうにゼミナールの教科書では説明されていると
>思う。

そう思うよ。アメリカに旅行に行くのにかかる費用は、
旅行代金+旅行期間のアルバイト代だと思う。
319 :ぺリクルス:2002/12/19(Thu) 22:57
>>316
は155ページへの訂正

>>318
やっぱそーだよね。

>企業の利潤定義式に出てくる「費用」は、機会費用そのものであって、会計費用ではない
>ぞよ。会計は会計、行動を決定するのは、たとえ主観が入っていても「経済的費用」でな
>ければならず、つまり「機会費用」なのだ。

と銅鑼氏が言っていたのはどうゆーことなのだろうか。>>318の「旅行代金+旅行期間のアルバ
イト代」にしても「実際の会計費用+value of next best alternative」として費用が換算
されている。
320 :ぺリクルス:2002/12/19(Thu) 22:59
>>313-314
意見が食い違っているのだが・・・どちらが正しいのだ??
321 :ドラエモン:2002/12/19(Thu) 23:04
お金を生産に使わないで別のことに使う場合の貨幣価値が会計費用であり、これも機会費用の
一部を形成する。
322 :ぺリクルス:2002/12/19(Thu) 23:20
>>321
会計費用というのは、企業や個人が行為を選択したときに伴う貨幣支出のことだと思っていた
けど定義上違うみたいだな。

俺が言いたかったのは、「旅行代金+旅行期間のアルバイトの給料」としたときに、旅行代金
は「機会費用」ではないということ。

なぜなら、実際に自分の行為として選択したことによる支出であるからである。自分がある行
為を選択したことによって犠牲にされた「機会費用」ではない。しかし、旅行代金はこの場合、
機会費用ではなくても、支出なのだから「費用」に含まれている。まあ、この場合には生産と
か行って利潤を考えているケースではないので「費用」という用語を使うのには問題があるか
もしれないが。
323 :走る名無しさん:2002/12/19(Thu) 23:44
ぺリ、勉強するのは良いことだが、一度質問ばかりしないで、1ヶ月くらい自分の頭で
考えてみてはどうか?ミクロの本に書いてあることは、定義の問題もあるし、内容も
もちろん間違っていない。
たいてい自分の理解不足から、最初は本の方が間違っていたり、おかしいと思うようになる。
疑問をもつのはいい事だが、自分の頭でしっかり考えて、自分で解決することは
最も大事。そうしないと、常に人に頼らないと解決できなくなるよ。
自分で解決できる力をつける訓練をしてはどうか?
324 :ぺリクルス:2002/12/20(Fri) 00:03
>>323 の問いに答える(1)

そだな。考えることも大事だな。しかし、俺は「機会費用」については俺の質問じゃなくて
意見を書いているつもりだ。そうして、批判を受けることで自分が理解を強制できるのであ
ればそれはそれで意義があることかと思う。

もし俺が今、経済学の基礎的な事項ではなく最先端の内容を学習しているのであれば、人に
聞かずに自分の力で考えるであろう。しかし、今俺がやっているのは、おそらくもはやとう
の昔に解決済みで答えがでている内容なのである。すばやく問題を解決して次のステップに
進めるのであれば、質問を繰り返すこともある意味妥当である。

「考える訓練になるから自分で考えろ」というのは、最近の教師のよくいうことだ。そのく
せ授業中に質問がなかったりすると「最近の学生はやる気がない」と言ったりするそうだ。
質問をすることは悪いことではない、と俺は思う。

さて、俺は今まで、そこらへんの大学生が思いつくような質問はしてきたつもりはない。そこ
らへんの学生なら機会費用についても「機会費用ってなんですか???」ってな感じにとどま
るであろう。そういった内容なら人に聞かずに教科書を読んで自分で考えればよいのである。

しかし、俺の場合は「機会費用とか○○ということではないだろうか?」という自分の意見を
書いている。これは俺の結論なのだから、これ以上考えても進歩はない。もし、俺の結論が間
違っていたとしたら、次のステップでさらに躓き、次のステップでさらに躓き、そして最後に
は経済学を放り出してやめてしまうであろう。
325 :ぺリクルス:2002/12/20(Fri) 00:09
>>323の問いに答える(2)

そもそも俺の質問している内容の多くは、教科書には明確に答えが書いていない。書いてあっ
たとしても、より高度な専門知識をもっている人間なら読み取れるようなもので初学者には多
くの場合、解答が覆い隠されているようなものである。

俺がここで何がおかしいと思うのか、どこが漠然としているのか、その思考の経過を書き、そ
れが解決に向かっていく軌跡を残していくことも重要な意味がある。俺がもし自分だけ経済学
を学びさえすればいいと思っているなら、わざわざそのような面倒くさいことはしないのであ
る。俺がこのスレに常に注目が集まるようにさまざまな工夫をしているのは、後々、経済学を
やろうとしている青年がここのスレを見つけたときに多くの発見をできると思うからである。
俺のゼミナールをここのスレを通じて読了しようとするということは俺の数少ない使命の1つで
あると考えているのである。
326 :ぺリクルス:2002/12/20(Fri) 00:16
>>323の問いに答える (3)

俺はここで銅鑼やスリ師匠、その他大勢のナナシ氏との交流は、本来、大学の講義室の中で
行われるべきことであると思うのだ。日本人の大学の講義室では、教師が一方的にしゃべり
続けるだけで、生徒は質問もせずノートをとり続けるだけだという。それは、教師が生徒に
「自分で考えろ」という暗黙の圧力をかけていると同時に、「変な質問がなるべくならない
ほうがいい」という教師の恐怖感があいまってそのような雰囲気が作られていると思うので
ある。

しかし、ここの読書会では、俺はズバズバと重箱の隅をつつくような質問をし、それに多く
の人が答えるというスタイルをとっている。ここのスレでは意見をいい、問題を提起し、教
師が生徒に解決の糸口を与えるという本来教室で行われるべきことがなされているのである。

俺がもし、自分の疑問は自分だけで解決しようとすればどうなるであろうか?そうすれば、
このスレはおそらく一週間以内に撃沈し、スリ師匠や銅鑼などのボランティア精神溢れる教
師たちの努力は水の泡にあるであろう。そのようなことはあってはならないのである。
327 :走る名無しさん:2002/12/20(Fri) 00:19
ペリたんは正しい!
頑張れ!
328 :ぺリクルス:2002/12/20(Fri) 00:21
>>323

もし、俺がくだらない、そこらへんの程度の低い、しかもやる気がなくて、レポートの締め切り
が迫っているときに、あわててBBSに書き込みをするような学生がするような質問を俺がしてい
るのであれば、そのように指摘してくれればいいのである。例えば、ゼミナールの××ページ
をもう一回読んで考えろ、みたいにだ。

そうすれば、俺も考える訓練ができるし、本当にこの貴重なスレにとって意味のある質問と意
味のない質問との選別がなされるのである。
329 :走る名無しさん:2002/12/20(Fri) 00:23
ぺリ、自分の意見を言うのと、書いてあることを理解できるかどうかは全然違うよ。
自分の意見を言うのは別にいいけど、書いてあることに関しては、なぜそうなのか
をしっかり自分で考えて、理解できるように訓練したらどうか?
書いてあることが現実的かどうか、はあとで考えればいいよ。
たいてい経済学の本には非現実的な例が多い。
それは、理論とは こうゆう風に考える、ということを言うためであって、
必ずしも本にある具体例が現実的じゃないかもしれない。
330 :ぺリクルス:2002/12/20(Fri) 00:42
>>329

自分で考えて、明らかに理解に至るにはものすごい障壁があるから、俺は意見を書いているの
である。

例えば、機会費用はゼミナールで「もし他の機械(opportunity)に運用したならば得られた
であろう利益のことを、機会費用(opportunity cost)という」と定義されている。
また、中谷氏は「痛快経済学」の中で、「ある選択をした結果、あきらめることになった消費、
もしくはそれから得られたであろう満足」と定義している。

ここで、銅鑼は「あらゆる費用は機会費用である」と述べたので、俺は機会費用の理解にいた
る超えがたい壁にぶちあたったのである。すなわち、ある人がものを生産するときに固定費用
と可変費用にお金を使ったとしよう。この場合、銀行に預けたままにしておけば得られた利子
が機会費用として換算されるならわかる。なぜなら、固定費用や可変費用に投資することを選
択したことによって犠牲にされた利益だからである。

しかし、固定費用や可変費用は費用として換算されるのにもかかわらず、何かを選択したこと
によって犠牲になった利益や満足や消費などではないのだ。なぜなら、その企業にとって選択
した行為そのものだからである。俺はそれが「機会費用」だといわれても大きな論理的矛盾が
あると感じているから、これ以上前に進みようにも進みようがない。
331 :ぺリクルス:2002/12/20(Fri) 00:45
>>329
あと、具体的に俺の書き込みのどこが、考え方が不十分のままなされているのか具体的に
指摘して欲しいのだが。
332 :"歌舞音曲":2002/12/20(Fri) 00:48
いや、漏れはペリのミクロにつきあう時間がないので申し訳ないが、最初は
ペリの狙いも意図も不明だったが、自分の理解を率直にカキコすることこそ
掲示板ならではだ。しかも漏れもふくめた当初の糾弾Wを乗り越えたのだから
まさに「怪人」の称号に値するよ。 これほめてんの w
333 :走る名無しさん:2002/12/20(Fri) 00:51
>>323 >>329
てゆうか説教好きなのわかるんだけどさあ、ベリクルスが質問したら
答えないといけないってenforcementは無いわけよ、みんな、漏れも
たまに書いているけどさ、自分が掲示板覗いたときに気が向いたら、
カキコするわけ。

ベリクルスに答えたくない香具師は答えなくていいわけよ。そんで
誰も答える気が無いなら、ベリクルスは放置されるわけよ。

放置されてないってことは、カキコしている香具師は、なんか答える
ことでメリットがあるんだろう。

おまえのような香具師って、結局何がしたいの?説教垂れたいだけか?
334 :走る名無しさん:2002/12/20(Fri) 00:52
利子分だけじゃなくて、固定費用+可変費用も機会費用に入ってるのが
ぺリは納得しないのか?
335 :走る名無しさん:2002/12/20(Fri) 00:53
ソクラテス、プラトンの著作は対話によって書かれているという事実すら知らない
タコな香具師は消えれ。
336 :ドラエモン:2002/12/20(Fri) 00:57
>ぺり

何が分からないのか分からなかったが、ようやくわかった(笑
機会費用とは、ある物を得るために失ったものであるのは分かるな?
そして金銭的費用は、あるものを得るために失ったお金の額だ。これ機会費用の定義に合うだろう?
337 :走る名無しさん:2002/12/20(Fri) 00:58
>>334
おれは、生産者理論になって、いきなり利子とか言い出したことがすこし
混乱していると思う。無差別曲線が等量曲線になっただけなんだから、利
子は今のところ無視していいと思うんだけど。

経済学の費用は機会費用も含めるってのが俺の理解だったんだけど、機会
費用だけしか認めないってのは、俺もすこしよくわからない。

旅行費用=旅行代金+旅行期間中に失うアルバイト代(+たぶんその他諸々w)
はおかしいの?
338 :走る名無しさん:2002/12/20(Fri) 01:00
>そして金銭的費用は、あるものを得るために失ったお金の額だ。これ機会費用の定義>に合うだろう?

ふむ、そうやって、定義にあてはめて納得するわけだな。
339 :走る名無しさん:2002/12/20(Fri) 01:08
>>338
「定義に当てはめて」るんじゃなくて、
「リカーシヴにそうなって(定義に合って)」るんでしょうが。
(をっと寝たに混じれ酢ってのを久しぶりにやったな)
340 :走る名無しさん:2002/12/20(Fri) 04:36
機会費用とは何か?

例)バイト(日給8000円)をさぼってコンパ(5000円)に行った。
 このときのコンパの費用は?
 ⇒経済学的な費用は
   \8000(機会費用)+\5000(費用)=\13000

例)自分の持ち家に住む費用は?
 ⇒その家を他人に貸したなら得られたであろう収入(帰属家賃)が月々の費用。


経済学での費用=ある行為のために犠牲になるモノ・コト・カネの総計
341 :走る名無しさん:2002/12/20(Fri) 06:22
ぺリは

>「機会費用」というのはセカンドベストのこと (>>298)
>機会費用というのは value of next best alternative ってことでしょ? (>>301)
>機会費用というのは value of next best alternative ってことでしょ? (>>315)

としつこく言っているが、ぺリが何を言いたいか理解した方はいるか?

人の意思決定は通俗的な意味での「費用」だけではなく機会費用をも考慮したもの
になるのは当然だろう。

たとえば、>>340氏が出している例のように、同じ5000円のコンパに行くにしても、
その時間に割りの良いバイトが入っているのと、そうでない場合では、
金銭的な損得計算が全然違う。

我々はそういう判断をいつも自然にやっている。

割りの良いコンパが入るかどうかは時と場合によるが、
普段から我々は常に何かを得るために必ず何かを失なってしまうことを
当然のことのように考慮に入れている。

いきなり言葉の意味にこだわるのではなく、
人の損得計算の仕方をどのように単純化して数学的にモデル化できるか
について自分で色々考えてみれば
納得するまでの時間を少し節約できるようになるかもしれない。

単純化には、良い単純化と悪い単純化があって、
コンパの費用として5000円しか考えないのは悪い単純化であり、
そいつがその5000円のコンパに行ったせいで
金銭的に何を失うかをすべて考慮に入れるのは良い単純化である。

もちろん、金銭だけではなく、他のもろもろの要素をモデルに取り込むこともできる。
目的よってモデルをうまく使い分ければ良いのである。
342 :すりらんか:2002/12/20(Fri) 07:04
機会費用については>>336の銅鑼さんの話じゃないが,金銭の支出を
伴うものだけが費用って訳じゃないんだ,という意図で解説がなされ
ていることが多いと思う.だから>>340

経済学での費用
=ある行為のために犠牲になるモノ・コト・カネの総計

という感じで理解をして進むのがよいのじゃないだろうか.

>「考える訓練になるから自分で考えろ」というのは、最近の教師のよ
>くいうことだ。そのくせ授業中に質問がなかったりすると「最近の学
>生はやる気がない」と言ったりするそうだ。
これはまぁその通り.ワロタ(藁
343 :走る名無しさん:2002/12/20(Fri) 09:34
話戻してゴメン。(機会費用は難しそうだから僕は沈黙します。)

>>314
利子費用は可変費用じゃない?
200万円借りたら100万円借りたときの大体2倍の利子を払う。
固定費用は銀行と取引を始める手間とか、
社債発行に必要な法的手続きとか。
(具体的にはどんなのか知らないけど。)

僕は固定費用と可変費用を、
C(x) = F + cx (x ≠ 0),(x:なんかのアウトプットの量)
    0    (x = 0)
と書いたときの F と cx だと考えてる。
銀行の例では、x を借りる金額とすると、
c = 1 + r(r:利子率)、F:貸し借りに必要な手間。
(x は借りる日の日本円、C(x), F, cx は返す日の日本円で測った額。)

ドラ様の分類と違うっぽいけど…
344 :便乗人:2002/12/20(Fri) 11:00
>>340 機会費用について

> ⇒経済学的な費用は
   \8000(機会費用)+\5000(費用)=\13000

漏れの理解では経済学的費用は8000円だと思う。
コンパに行くという選択をするか否かはコンパに行くこと
で得られる効用とそれによって失われるであろう効用の最大の
ものとの比較で決定される。コンパに行くか否かをそのコンパ
代だけで判断する人はいない。アルバイトをすることで得られる
効用(厳密には8000円から労働による不効用を引くべき)との比較
でコンパの方の効用が大きいから皆コンパに行く。

#べりたんの質問は興味深いものが多い。このまま続けてほしい。
345 :便乗人:2002/12/20(Fri) 12:42
ゴメン。344は間違い。
コンパの効用=コンパで楽しんだこと-5000円
アルバイトの効用=8000円-労働による不効用
コンパにもバイトにも行かず寝てた効用=睡眠から得られた満足
コンパの効用>アルバイトの効用>睡眠の効用とすると、
コンパの経済学的費用=5000円+アルバイトの効用

>経済学での費用=ある行為のために犠牲になるモノ・コト・カネの総計
だと睡眠の効用まで合計するような気がして混乱した。
分かってないのがバレたw
346 :走る名無しさん:2002/12/20(Fri) 15:48
まず、矛盾しないように機会費用をうまく定義しようと考え
るのが転倒した考えだと思う。

ただし、ドラエモンは元○経なのできっとそういう風にしか
考えられないとも思うので、仕方無いと思う。
歴史は発展段階に基づくと定義して、無理やり日本の歴史に
あてはめてしまうような人々が史的唯物論者だ。

費用の計算には、トレードオフを計算しようという考え方が、
経済学的な費用の考え方だということで、皆さん合意している
はずなのに、実際のトレードオフの計算例を持ち出してきて、
、機会費用の定義の矛盾点をつつきあって何か面白いのだろうか。

ベリたんの強調するポイントは
>>341氏の言うように、
>人の意思決定は通俗的な意味での「費用」だけではなく機会費用をも考慮したも
>のになるのは当然だろう。
ということだと思う。でも理解している香具師がいないのかというのはイヤミだと
思う。>>340氏の例以前から、同じような例はずっと出てきている。>>290以降を見
るとわかる。
347 :走る名無しさん:2002/12/20(Fri) 15:53
↑>>289でした、すいません。
348 :走る名無しさん:2002/12/20(Fri) 18:18
ぺりの質問に答えるの連中も、おまえたち自身がよくわかってなくて、
ちゃんと答えてやらないから、ぺりもわからんのだぞ。
素人に答える以上、難しくないだからちゃんと答えてやれよ。
349 :走る名無しさん:2002/12/20(Fri) 19:00
>>293、>>299、>>306で身の程をわきまえず出てきて、混乱の一因をつくって
しまった者です。

>>348
機会費用は抽象的に定義されているから、意外と実際の費用の計算例に当て
はめて考えるのは難しいと思う。
トレードオフの構造をどこまで正確に把握しているかにすごく依存している。
>>345みたいに細かく考えていくと気が狂いそうになる。

便乗人=歌舞たんだと思っているんだけど、歌舞たんが失調気味になる理由は
わかりました。ちなみに、俺も素人だから、俺とベリたんの間のカキコは素人
同士の会話だ。>>348もプロなら偉そうに御託を並べていないで、俺も説得しれ。

>ベリたん
俺的におすすめなのは、スティグリッツの初級の教科書のトレードオフや機会
費用の説明です。でも俺も、費用は、実際の支出と機会費用をわけて理解して
いて、費用=実際の貨幣支出+機会費用というベリ説に説得されてしまったの
で、また混乱を引き起こすかもしれない。とりあえず、費用は全部機会費用と
して定義できるように、機会費用を定義できるというのは俺にはレトリックく
らいにしか思えない。

とりあえず、>>341氏の意見は理解できました。>>346氏も書いてますが、
トレードオフの計算が意思決定において重要なポイントだと思う。
俺の読んだスティグリッツの教科書にもそう書いてあった。

どうでもいいけど、

>答えるの連中
>難しくないだから

外国人の日本語みたい。
350 :便乗人:2002/12/20(Fri) 19:14
>>349

>便乗人=歌舞たんだと思っているんだけど

歌舞たんの名誉のために、否定しときます。
昔勉強したことを便乗して復習している通りすがりです。
351 :走る名無しさん:2002/12/20(Fri) 22:51
新人コテハンのほとんどが歌舞に見えてしまうのは仕方がないだろうな。
それより気になるのが「ベリたん」。「ベリたん」ではない。「ぺリたん」だ。
352 :走る名無しさん:2002/12/20(Fri) 23:43
たしかに「ペリたん」だ。間違えていた。スマソ。
353 :走る名無しさん:2002/12/21(Sat) 01:01
>>352

実は「ペリたん」でもない。「ぺリたん」が正しい。
「ぺリクルス」の最初の「ぺ」はひらかな。
354 :ぺリクルス:2002/12/21(Sat) 01:33
さて、まもなく俺は年末年始で忙しくなり、自宅に帰らなくなるので、
少なくとも1月7日~1月10の間までまったく書き込みができなくなるであろう。
とりあえず、岩田氏の「ゼミナール」と「戦略的アプローチ」は持って出て、
読んでおくので、ここで共に学習している諸君も学習を欠かさないでおいてほ
しい。もちろん、俺がいない間に知的好奇心に燃える学生諸君が勝手に進めち
ゃっても結構だ。いずれにせよ、俺が戻ってくれば、俺は俺のペースで進めて
いくが。ここのスレは「自生的秩序」が基本である。学習の進め方に方にはま
ったやりかたはない。

「機会費用」についてはどうやら二通りの考え方があるようだな。
生産という行為と可変費用や固定費用への支出を不可分とみなして、企業が
選択した行為とみなす立場。それと銅鑼氏やスリ師匠のように、生産という
行為を選択した行為と、可変費用や固定費用を支払わないでお金を保有した
ままにしておくこと、利子による収入を得るという行為を比較して、前者を
選択したから、後者はすべて機会費用とみなしてしまう立場だ。

「費用」は「機会費用そのもの」と考えなければ経済学の理論そのものが崩
壊するようなものであれば、どちらの解釈が正当であるのかはっきりさせな
ければならない。しかし、ただたんに解釈上の違いであれば、2通りの考え方
があるという理解をしておこうと思う。
355 :走る名無しさん:2002/12/21(Sat) 01:44
ぺリ、答えは後者の立場だ。
答えは一つしかない。前者は間違い。
356 :ぺリクルス:2002/12/21(Sat) 01:47
>>354
少し訂正。「生産という行為を選択した行為」は「生産という行為を選択したことに
よる収益」ということがいいたかった。つまり、企業は「生産という行為による収益」
と「可変費用や固定費用への支出、利子による収入」を比較して前者を選択している
から後者が「機会費用」になってしまうということだ。

しかし、生産を行わなくても固定費用は支払わなくてはならないから、費用そのもの
が機会費用になるということならば、費用は「企業が企業活動を行うという行為を選択
したことによる機会費用」と考えたほうがより正確かもしれない。

>>349

俺はスティグリッツの「principle of microeconomics」も注文した。かなり背伸びを
しているが、これは英語の本だ。「ゼミナール」と「戦略的アプローチ」を終えたら、
次はスティグリッツを15chでやる。スティグリッツは新古典派と戦っている人だから、
おそらくクルーグマンのように日和見な態度ではなく、福祉政策や所得分配にもきちん
と理解を示している人であろう。ブルジョア経済学を粉砕するために原書で理論武装す
るのである。
357 :走る名無しさん:2002/12/21(Sat) 01:51
採り得る選択肢の中から
それを選択したことによって
他の選択肢をあきらめざるをえなかったことが
機会費用の考え方だということを理解してほすい
358 :走る名無しさん:2002/12/21(Sat) 01:53
ぺペ
大きさが違う!こんなこと知っているなんてすごいな!
正直、感動した。
しかし、すごくいいモニターつかっているんだろうな。
スレ違いでsage
359 :走る名無しさん:2002/12/21(Sat) 01:56
結局、モデルの上ではcなので、とりあえずcを引いておくではダメなのかな?
360 :ぺリクルス:2002/12/21(Sat) 02:08
>>310の

「主観的需要曲線」は超近似的な水平な直線ということだが、生産者にも消費者にも価格
支配力がないといっても、超微妙には個々の生産者が生産量を変化されることによって価
格に影響を与えたりするということだろうか?

という問題に考え方を聞かせて保水。教科書では、各企業は全市場の規模から考えると超
微小な存在であるから、どのように供給量を設定してもオークショナーから与えられた価
格でものを売ると仮定されている。

しかし、全市場で考えれば結局、需要曲線は右下がりなのである。それゆえに、スリ師匠
がゆーように、企業が直面する「主観的需要曲線」も超超微小な規模で右下がりになって
いなければならないのだ。それゆえに、俺は教科書的に「完全競争市場における企業には
価格支配力はない」という説明はかなり学生を困惑させるものだと思うのである。

「完全競争市場における個々の企業にも超超超微小な範囲で価格支配力がある」といった
説明のなされかたが、されるべきである。
361 :走る名無しさん:2002/12/21(Sat) 02:11
ぶっちゃけ、消費者にも無かったから、企業にも無いということだと思います。
362 :ぺリクルス:2002/12/21(Sat) 02:35
先日の「ゼミナール」の154ページから155ページの話だが、11章とも関連しているし、ア
メリカの農業の話とも関連しているから、そこを終えてからまた戻って考え直してみよう
と思う。よって、いまは保留にしておく。

>>361

スリ師匠も>>307で言うように「市場需要曲線は右下がりなんだけどその下がり方は
ものすごくゆっくりで(例えば1万個売ると1円値下がりとかなのに)自分の生産能
力はせいぜい10個かそこらならこの人にとっては(つまり主観的需要曲線は)ほとん
ど水平というわけです.」といったことだから、「企業には価格支配力がほぼないと
みなしてよい」ということでしょ?」企業には価格支配力が無いといいきってしまう
のは言い過ぎ。

オークショナーに与えられた価格で企業がP=MCとなるように生産量を設定しても、
価格にまったく変化を与えることなく全部売りさばくことができると仮定されている。
しかし、理論上は企業が与えられた価格で∞の生産量を設定しようとするかもしれな
いのである。そうすれば、需要量も∞でなければ、もう一度セリをやりなおして価格
を設定しなおさなければならなくなる。そういった観点からも「主観的需要曲線」や
「主観的供給曲線」といったものが完璧な水平であるかのように書かれているのには
語弊がある。
363 :ぺリクルス:2002/12/21(Sat) 02:52
現在、163ページを読んでいるのであるが、「長期」の定義に関して確認しておきたい
ことがある。

岩田氏の定義によれば、「長期とは、生産要素の価格と利用可能な技術とを一定として、
企業があらゆる生産要素の投入量を見直して、その投入量を自由に変化できるような期
間」とされている。

ここで、「生産要素の価格と利用可能な技術とを一定」とする意味をはっきりさせてお
きたいと思った。

これは、生産要素の価格と利用可能な技術が変化している状況を考えると、企業は常に
本来短期で固定費用の範疇で考えられている生産要素の費用も一刻一刻変化することに
なり、「短期」「長期」といった理論上の区分がなくなってしまうからだと思うが、い
かがだろうか。
364 :走る名無しさん:2002/12/21(Sat) 02:56
>>362

企業にも消費者にも価格支配力がほぼないとみなしてよいということですか?

∞需要したり生産するってどういうことなのか考えてみました。100個の
企業があるとして、1個の企業でも∞生産したら、あとの企業が全員1兆個
ずつ生産してもゴミみたいな存在になってしまう。
∞生産できる人や∞需要できる人がいたら、その人はすべてを支配できる神み
たいに思えてきました。
そもそも∞生産したり、∞需要するという選択をするためには、どういう
生産関数や費用関数、効用関数や予算制約をもっていればいいんでしょうか?

そもそも、企業や消費者の数は何人なんでしょうか?誰か教えてください。
365 :走る名無しさん:2002/12/21(Sat) 03:01
利用可能な技術が一定というのは生産関数のパラメーターが変化しないという
意味だと思います。たとえば、投入量xとして生産関数をA*xとしたら、Aが変化
しないという意味だと思います。違っているかもしれません。
366 :ぺリクルス:2002/12/21(Sat) 03:15
>>363
なんか、今日はまともな日本語が書けんのー。

「これは、生産要素の価格と利用可能な技術が変化している状況を考えると、企業は常
に本来短期で固定費用の範疇で考えられている生産要素の費用も一刻一刻変化すること
になり、「短期」「長期」といった理論上の区分がなくなってしまうからだと思うが、
いかがだろうか。」

は

「これは、生産要素の価格と利用可能な技術が変化している状況を考えると、短期で固定
費用の範疇で考えられている生産要素の費用も一刻一刻変化することになり、「短期」
「長期」といった理論上の区分がなくなってしまうからだと思うが、いかがだろう
か。 」

つーことが言いたかった。パラメーター云々は数学の偏差値30~40台だった俺にはわか
らん。
367 :ぺリクルス:2002/12/21(Sat) 03:38
>>364
俺は、「企業や消費者には☆ほぼ☆価格支配力がない」とみなすべきだと思う。

∞需要するというのは、市場の中に一人でも∞のお金を持っていて、無差別曲線と
予算制約線が永久に接することがない人がいるケースを考えればいいと思う。

∞生産するというのは、固定費用さえ投入して、どれだけ生産量を増やしても可変費用
のかからないケースを考えればいいと思う。たとえば、∞の奴隷を強制労働させること
ができる企業がいると想像すればいい。

完全競争市場における生産者や消費者は無数と定義されていると思うが、ゼミナール
では説明を簡略化させるため、157ページでは完全競争企業が2社しかない場合が設定
されていたりする。
368 :ぺリクルス:2002/12/21(Sat) 03:45
>>364

しかし、実際には∞の金を持っている人間などいないし、∞の奴隷を強制労働させられ
る企業もこの世には存在しない。よって、理論を現実の抽象化としたければ、「主観的
需要曲線」や「主観的供給曲線」が完全な水平であることはありえない。
369 :走る名無しさん:2002/12/21(Sat) 03:47
"In the long-run, we are all dead." という有名な言葉がある。

大きな撹乱が続いたり、失政が続いたりすると、調整期間が終了せず、
「長期」が永久に実現しない可能性もありえる。

実際に「長期」と呼んで良い状態が実現するか、
実現するとしてもどのくらいの期間を「長期」とみなせるか、
などなどはケースバイケースで考えなければいけない。
370 :走る名無しさん:2002/12/21(Sat) 04:07
>よって、理論を現実の抽象化としたければ、「主観的
>需要曲線」や「主観的供給曲線」が完全な水平である
>ことはありえない。

つーか、完全に水平ではないという言葉の意味するところは、
価格
|
|____________ ←ここまでは水平だった、実はここらへんから先は知らん。
|
|
|__________________数量

といった感じだな。
371 :ぺリクルス:2002/12/21(Sat) 04:30
>>362

>オークショナーに与えられた価格で企業がP=MCとなるように生産量を設定しても、
>価格にまったく変化を与えることなく全部売りさばくことができると仮定されている。
>しかし、理論上は企業が与えられた価格で∞の生産量を設定しようとするかもしれな
>いのである。そうすれば、需要量も∞でなければ、もう一度セリをやりなおして価格
>を設定しなおさなければならなくなる。そういった観点からも「主観的需要曲線」や
>「主観的供給曲線」といったものが完璧な水平であるかのように書かれているのには
>語弊がある。

つーのはどうも錯乱したことを書いているので書き直す。∞の需要と∞の供給があると
きにしか、「主観的供給曲線」もしくは「主観的需要曲線」が完全な水平にならないと
いうことだな。俺が言いたいのは。

しかし、ある財の市場全体では、供給曲線は右上がりで、需要曲線は右下がりであり、
交わったところで価格が決まっていると説明されている。

もし、「主観的供給曲線」もしくは「主観的需要曲線」が完全な水平ならば、価格は決
まっているのに、需要曲線と供給曲線が永久に交わっていないという矛盾した状態が起
こることになる。

>>370もの図式も初心者に誤解を与える。各企業が直面する主観的需要曲線というのは、
「ここまでが水平だった」ということは言えない。財を少しでも(たった一個でも)生
産して市場に出せば、ものすごーーーーーーーく微小に価格に影響を与える。

ちなみに、「主観的需要曲線」という用語はどんな教科書にも登場していないと思う。
銅鑼氏の造語で、>>221で説明されている。
372 :"歌舞音曲":2002/12/21(Sat) 05:36
>>371 ぺりたん。「主観的需要曲線」は銅鑼の造語じゃないよ。銅鑼にフォローしてもらったほうがいいよ。
373 :ドラエモン:2002/12/21(Sat) 15:08
をい、君等、本当に秀才なのか?なんか、もの凄く不安になってきたぞ。機会費用が分からない
んじゃ、もの凄く問題だぞ。僕の出自がどうだとか、そんな問題じゃないぞ。経済学で言う費用
は、全て機会費用であり、その一部が金銭費用に過ぎない。おれが言っても信じないようだから
ミクロ専門家の言葉を聞け。山崎昭なら良いだろう?

http://www.google.co.jp/search?q=cache:jd67KTAbHFUC:wakame.econ.hit-u.ac.jp/~koho/2undergrads/2_1studyF/study2.html+%E6%A9%9F%E4%BC%9A%E8%B2%BB%E7%94%A8%E3%80%80%E8%AA%A4%E8%A7%A3&hl=ja&ie=UTF-8&inlang=ja

>機会費用は、もし自分がそのことをしなかったならば、どれくらいのことを別になし得たかを
>金銭的に計算した費用です。留学の場合の機会費用は、実際の費用だけでなく、卒業が1年遅
>れたことで、1年早く一流企業に就職した場合と比べて一生の所得がどれほど少なくなったか
>ということも含みます。

ここに明確に、「機会費用とは、実際の費用だけではなく、・・・」って書いてあるぞ。つまり
君等が誰かに教わった経済学では、実際の費用の他に機会費用があると言うことになっている様
だが、機会費用はそれ全てを包含するのだぞ。
374 :ドラエモン:2002/12/21(Sat) 15:12
ついでに、スティグリッツの経済学にも、

>何かの資源をある用途に用いるとき、そのためにあきらめたお金と時間の両方を合わせたものを機会費用と呼ぶ。

と書いてあるぞ。
375 :ドラエモン:2002/12/21(Sat) 15:26
改めてネットで検索してみると、確かに直接的金銭的費用の「他に」機会費用があって云々とい
う文書が沢山あるらしいことはわかった。だが、これは、それを書いた連中が経済学の厳密な理
解をしていない証拠に過ぎないぞ。俺が「経済学の厳密な」なんて言うと一笑に付されるかもし
れないが、君等の学校で一番良くできるミクロの先生に訊いてみなさい。絶対に俺の言うのが、
正しいと分かるはずだ。まあ学校にもよるかもしれんが・・・
376 :走る名無しさん:2002/12/21(Sat) 15:49
>何かの資源をある用途に用いるとき、そのためにあきらめたお金と時間の両方を合わ>せたものを機会費用と呼ぶ。

そのあわせる両方ってのは、あきらめたお金と時間だと読めるのですが?

それに、誰もドラエモン説を否定してないと思います。機会費用を
全部の費用に当てはめることができるように定義できることを否定した
言明は無いと思うのですが。ちなみに、私は、あなたの指している秀才
君ではありません。ここでミクロを勉強している一市民です。
377 :走る名無しさん:2002/12/21(Sat) 15:51
>絶対に俺の言うのが、
>正しいと分かるはずだ。

これが、とにかく言いたい事だというのはよくわかります。
378 :ドラエモン:2002/12/21(Sat) 15:51
>>346を見て味噌。杞憂ならそれでOK。
379 :走る名無しさん:2002/12/21(Sat) 15:57
>>341を見るべきだと思うのですが?>>346は>>341の引用だと思います。
380 :ドラエモン:2002/12/21(Sat) 16:01
全ての費用は機会費用だと書いたら、>>346は、

>ただし、ドラエモンは元○経なのできっとそういう風にしか考えられないとも思うので、仕方無いと思う。
>歴史は発展段階に基づくと定義して、無理やり日本の歴史にあてはめてしまうような人々が史的唯物論者だ。

と言ってる。これが、根本的にミクロ経済学を理解していない証拠な上に、俺の過去をネタにして無意味な批判を行っている証拠に見えるのは、ヒネた根性の証拠かな?
381 :走る名無しさん:2002/12/21(Sat) 16:04
>>339さんの意見がとても的を射ていると思います。

339: 走る名無しさん  2002/12/20(Fri) 01:08
>>338
「定義に当てはめて」るんじゃなくて、
「リカーシヴにそうなって(定義に合って)」るんでしょうが。
(をっと寝たに混じれ酢ってのを久しぶりにやったな)
382 :走る名無しさん:2002/12/21(Sat) 16:06
>これが、根本的にミクロ経済学を理解していない証拠な上に、
>俺の過去をネタにして無意味な批判を行っている証拠に見えるのは、
>ヒネた根性の証拠かな?

後者は事実でしょうね。
前者の根本的に理解していない証拠となるというのがわかりません。
その引用部分のどこがミクロ経済学を理解していない証拠になるのか
私にはよくわかりません。
383 :"歌舞音曲":2002/12/21(Sat) 16:09
>>378 ここの「秀才」君の中にはちょっとゲームとか実験経済学とか心理学系とかやりすぎて
「機会費用」への批判のしすぎで、「機会費用」自体を「奇怪費用」(でたーーーああ、おやじギャグ)とみなしている椰子もいるみたいだぽ。

「機会費用」への批判は、自信はまったくないが、西村周平の『応用ミクロ経済学』になかったっけ?

もちろん、このスレでいきなしそんな「高等」テクを披露して、初心者レベルの「機会費用」の説明がごちゃごちゃになるのは解せない行為でもある。
384 :走る名無しさん:2002/12/21(Sat) 16:11
>ただし、ドラエモンは元○経なのできっとそういう風にしか考えられないとも思うの>で、仕方無いと思う。

この文章中に出てくる、「きっとそういう風に」という指示語は、>>346さんの
>まず、矛盾しないように機会費用をうまく定義しようと考え
>るのが転倒した考えだと思う。

を指しているのだと考えられます。転倒していると書いていますが、
>>346さんのカキコ全体を読めば、機会費用という概念を否定している
わけではないと思うのですが。
385 :走る名無しさん:2002/12/21(Sat) 16:15
>もちろん、このスレでいきなしそんな「高等」テクを披露して、初心者レベルの
>「機会費用」の説明がごちゃごちゃになるのは解せない行為でもある。

ぺリクルス自体が壮大なネタであるという罠。
しょせん、そのネタの中で遊んでいる香具師に
しかすぎん。
386 :385:2002/12/21(Sat) 16:20
ぺリクルス自体が壮大なネタだと思うのは、凡庸な
漏れは初級の教科書を読んであれほど疑問を繰りだ
せないからだ。
387 :走る名無しさん:2002/12/21(Sat) 16:30
ミクロの秀才君たちはマクロだけではなくミクロの議論でも銅鑼に負けているのか?
388 :385:2002/12/21(Sat) 16:45
てゆうか、わざわざつまらん蛇足をいれて、ドラエモン
を不必要に刺激している。やめときゃいいのにね。
で、勝ち負けはどっちなんだ?どうでもいいけど。

>何かの資源をある用途に用いるとき、そのためにあきらめたお金と時間の両方を合
>わせたものを機会費用と呼ぶ。

スティグリッツにはこんなこと書いてあるんだな。ちょっと
勉強になりますた。
389 :385:2002/12/21(Sat) 17:03
Q: What's the difference between a finance major and an economics major?
A: Opportunity Cost
390 :ドラエモン:2002/12/21(Sat) 17:09
別に勝つとか負けるはどうでも良いんだけど、経済学徒なら「費用と聞けば機会費用」なのが
俺の修士論文の副査の師匠(な、なんとミクロ屋w)が、毎度のように唱えていた「院生の見
分け方」なのだ。

マクロは概念規定が曖昧だが、経験的事実に寄りかかる「ゴキブリ系」つまり儂のような椰子も
辛うじて生息しているが、ミクロは厳密な定義が命の公理系だゾよ。費用の一部に機会費用があ
るだなんて言ったら、それこそかつてのオープンゼミで小宮御大辺りから再起不能になるほど爆
撃される事になるんではないか?(伝聞だがw)
391 :385:2002/12/21(Sat) 17:20
思うんだが、費用関数として抽象的に定義するわけだか
ら、結局F+c(x)みたいな定式化をするわけだろ。それで
問題解いちまえば、その費用の中身は全部機会費用です
とか実は一部違いますとか、どうやって確認するのよ?

結局、あんたの言うように、費用と聞けば機会費用と答
えるみたいな表面的な「踏み絵」やるしかねえんだろう
けど、機会費用の定義が無ければ、費用関数を定義でき
ないなら大問題だわな。そんなことねえだろ。

彼らのバイブルであろうMWGの索引を見たんだが、
Opportunity Cost載ってなかったぜ。 それに奴ら
も機会費用自体を否定しないのに、何がそんなに
気に入らないんだ?
392 :ドラエモン:2002/12/21(Sat) 17:36
>>391

>機会費用の定義が無ければ、費用関数を定義できないなら大問題だわな。

会計費用を計算するには機会費用として費用を考えることは重要ではない。しかし、経済主体の
行動を説明するために費用関数を持ち出すなら、それは機会費用を記述するものでなければ意味
はない。だから、経済的費用を機会費用と把握することは、経済学では、決定的に重要。

で、MWGに出てこないのは、恐らく学部レベルの話題で、敢えて取り上げるに値しないと
著者達が思っているからだろう。なぜなら、機会費用を会計的費用とは別に論ずるのは意味が
ない(まさに僕が言ってることだ)から。MWGにとっても「費用とは機会費用」だと言うこっ
ちゃがな。
393 :385:2002/12/21(Sat) 17:40
>だから、経済的費用を機会費用と把握することは、経済学では、決定的に重要。

だから、これをヤツラが否定したのか?
394 :便乗人:2002/12/21(Sat) 18:51
機会費用を批判や否定している人はいなかったと思う。

ただぺリたん(ずっと間違えててゴメン)が、
TC=wL+rKの何処に機会費用があるかという疑問(漏れの理解)
に対して、すべての費用は機会費用であるというような回答では
分かり難いと考えていろいろ書いてきた人がいただけだと思う。

漏れの解釈では、この投資プロジェクトの次に収益をあげたであろう
投資プロジェクトにwL+rK円を投資したときの収益Rを考慮して
TC=wL+rK+Rが機会費用を考慮した経済学的な費用であるという
もので、Rは生産量の変化に影響されないので固定費用とみなす。
したがって操業中止点などの分析には影響を与えるが、利潤最大化
では本質的な問題ではない。

こういう2分法で考えるとどこが問題なのか出来れば教えてほしい。
395 :ドラエモン:2002/12/21(Sat) 19:09
うーん。なんか話が錯綜してるが、企業行動を考えるときに必要な費用を、会計費用+機会費用
と定義するペリ的な理解が根本的におかしいということを言いたいだけなんだが・・・

あえてそういう立場をディフェンドするなら、会計費用+(会計費用でカバーされない)機会費用
というわけかたなんだろう。
396 :"歌舞音曲":2002/12/21(Sat) 19:28
現代マクロ経済論争より錯綜してしまっている。藁

>>395の後半、それディフェンドしちゃうの? 初心者には罪な事になるよ?(それ以上のレベルの人は自己責任で各々適当にやればよし)。
397 :走る名無しさん:2002/12/21(Sat) 20:26
>>396

http://www.geocities.co.jp/Milano-Cat/8395/dora97.jpg
398 :走る名無しさん:2002/12/21(Sat) 21:30
うまく言えないのですが、銅鑼さんの編み出した理解
>会計費用+機会費用
なら
>会計費用+(会計費用でカバーされない)機会費用
となる。はおかしいかなと思います。

>>339氏の言うように、たぶん銅鑼さん以外の人々は、
機会費用という概念をトグルしているだけでしょう。

toggle
同一の操作で2つの状態を交互に切り替えること。
たとえば、スクリプトモードの日本語とRomanを切り替える
[command]+[space]の操作。
399 :走る名無しさん:2002/12/21(Sat) 21:55
【基礎】『スティグリッツ入門経済学』を読もう!
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1031838690/194
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1031838690/204

経済学的費用=(総)機会費用=会計費用+機会費用みたい。
400 :走る名無しさん:2002/12/21(Sat) 21:56
個人的にはサンクコストの方がはるかに厳しいんですけど、
サンクコストはなぜ話題にならないんだろう。
401 :ドラエモン:2002/12/21(Sat) 22:09
>>398

>うまく言えないのですが、銅鑼さんの編み出した理解
>>会計費用+機会費用

ではないよ。これは、他の人がそう言っているというだけ。それをあえて正当化したいならば、

>>会計費用+(会計費用でカバーされない)機会費用

なんだろうと書いただけ。本来は、経済学的費用は全て機会費用であるという原則が正しい。
402 :走る名無しさん:2002/12/21(Sat) 22:10
ドラさん、大学院と働いているのってどっちが大変?
今、迷ってんだけど。どっちにしようか。
403 :走る名無しさん:2002/12/21(Sat) 22:16
>>>会計費用+(会計費用でカバーされない)機会費用
>なんだろうと書いただけ。

いや、だから、そうならないだろう、と言っているのだと思われ。
404 :走る名無しさん:2002/12/21(Sat) 22:18
会計費用+機会費用 => 会計費用+(会計費用でカバーされない)機会費用
という理解になるのが変じゃないかと言われているのだと思われ。
405 :ドラエモン:2002/12/21(Sat) 22:39
>>402

大変とか楽とかを基準にして物を考えたことがないので、答えにくいね。

偉そうな物言いで申し訳ないが、自分が止むに止まれずやりたくなることに出会えるまで
ジタバタするしかないと思う。それだけ思い詰めてやっても駄目な物は(僕のように)駄目。
けれど、なかには気楽にやって上等な結果を出せる人もいる。人生は、そういうもの。
406 :走る名無しさん:2002/12/21(Sat) 22:48
銅鑼は
 >会計費用+(会計費用でカバーされない)機会費用
という表現によって、
 機会費用=会計費用+(機会費用-会計費用)
の右辺を言い表しているが、
何度も繰り返し「左辺のみを言えば十分だ」と言っている。
407 :ドラエモン:2002/12/21(Sat) 22:54
余計な解釈を与えたので混乱を招いたとすれば済まない。あやまります。

ただし、>>300で僕が初めて機会費用に言及した時点で、経済学的に意味のある費用
は、全て機会費用であると明言している。>>406式に言えば、左辺だけで良いという
ことに他ならない。
408 :走る名無しさん:2002/12/21(Sat) 22:59
そうか、ありがとう,ドラさん。
やっぱ、働いた方がおもしろい?これから大学院考えてるけど、理由は単純。投資銀行特に、投資銀行部門とか経済調査部門とかで
働きたかったからゴールドマンとか受けたけど、全然ダメ。
説明会で話聞いてておもった。学部じゃまともな分析なんかできなさそうだし、だめかなと。
MBAとかとれば普通、通用する?あるいは、ほぼ確実にそういったところで働ける?
409 :ドラエモン:2002/12/21(Sat) 23:32
>>408

別に、働いた方が面白いとは言ってないよ。僕も出来れば研究生活を続けたかったのが本音。
で、投資銀行は当分は厳冬期が続くから、どうかな?それとエコノミストやりたいならMBA
は関係ない。MSは必須。
410 :すりらんか:2002/12/21(Sat) 23:41
実家に帰ったりしてるうちになぜかこのすれが荒れている…….年末年始は
僕も忙しいのでちょっと休憩しましょうね(ただし大方の予想通りこんなは
ずじゃなかったのに24日は今のところ暇だ……悪かったなクソ)

で機会費用についてだけど,閉じた体系では銅鑼さんの言うとおり費用とは
すべからく機会費用です.外部がある場合には>>340が暫定的な理解としては
便利だと思う.ここらの話はせめてMy Loverぺりたんがエッジワースボック
スとかやってから「実はね」と解説すれば良いんじゃないかな.
411 :好意の第三者:2002/12/22(Sun) 00:06
408: 走る名無しさんへ
就職する.そしてその会社・組織に進学させてもらう.
数は少ないかもしれないけど、どうでしょうか。
学部じゃまともな分析なんかできなさそうだし、だめかなと。
MBAとかとれば普通、通用する?あるいは、ほぼ確実にそう
いったところで働ける?といった発想にはうなずけないけど
412 :ドラエモン:2002/12/22(Sun) 00:10
>すりちゃん

「すべからく」はヤメレ。「すべからく・・・すべし」であって、単なる「全て」の文語表現
ではないぞよ。呉氏によれば、教養の有無を測るリトマス試験紙だそうだ。君にないとは言わな
いが、お互い詰まらんことで恥をかかないように気をつけよう。

ちなみに僕の知り合いのエコノミスト1名、通信社の金融担当記者1名が、それぞれに、日経の
市況面のコラムを「おおいそ・こいそ」だと思っていて、信じ込んでいた。だれもなおしてやら
なかったそうだ。世間は冷たいぞ。
413 :走る名無しさん:2002/12/22(Sun) 00:11
そうか、ドラさんわかった。今風呂に入りながら決めた。
卒業は今年止めだ。MAとるぞ。そして、エコノミストをめざそう。
就職活動で野村とかいろいろエコノミストがいたけど、寝る暇あんま
なさそうだったけど、嬉しいそうだったな、みんな。
よほど、懐が暖かいんだろーなとおもった。懐はそんなにいいの?
まードラさん、とりあえずMAとる。あと、MA以外どうやったらエコノミストになれる?
414 :走る名無しさん:2002/12/22(Sun) 00:11
∧_∧   >>1-410
( ´・ω・) みなさ~ん、お茶が入りましたよー。仕切りなおしてGO!!
( つ旦O ∫∫∫∫∫∫∫∫∫∫∫∫∫∫∫∫∫∫
と_)_) 旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦
415 :走る名無しさん:2002/12/22(Sun) 00:20
すりたんの恋愛の機会費用を計算中です。
振られたということは、サンクされたと
いうことでしか?
416 :ドラエモン:2002/12/22(Sun) 00:26
>>413

風呂に入ったくらいできめんなよ(笑)

いっとくけど、組織に属する「エコノミスト」は、衰退産業・構造不況業種であることを理解し
てね。基本的には、規制産業のレントの対顧客還元の手段として飼われていたわけで、レントの
消滅しつつある現在、儲けに直結しないエコノミストは、徐々に邪魔者にされる運命にある。

ただし、そういう付加サービスが減った分だけ、中立的な立場からの経済情報取得というニーズ
も徐々には(遅いのだけど)増えている。多分、僕だって最後は「銅鑼ネコ経済研究所」とか
いうような会社を作って、ネット経由で情報サービスするとかいう羽目に陥るような気もする。

実際、アメリカには、この手のちび会社が随分あるよ。大手のシンクタンク屋(ウォートン・
エコノメトリックス、チェース・エコノメトリックス、データリソーシズ)は衰退して1社に
なってしまった(DRI-WEFA)。製造業、商業銀行のエコノミストは全滅状態。あとは
投資銀行だが、これも減少傾向。一時は、マクロ・ヘッジファンドが最後の行き先かと思われ
た時期もあったが、マクロ系ファンドは壊滅状態。
417 :便乗人:2002/12/22(Sun) 00:36
漏れは自分が錯乱していた原因がわかった。銅鑼は正しい。
ぺりたんの言う機会費用をずっと(会計費用でカバーされない)機会費用
と解釈していた。混乱の起因は>>318の例。
アメリカ旅行の経済学的費用はお金(旅行代金)についての機会費用と
時間についての機会費用(アルバイト)の合計になる。これを実際の支出
+機会費用と誤認してしまって、機会費用の定義が混乱した。コンパの例も
同様。
418 :走る名無しさん:2002/12/22(Sun) 00:44
ドラさん、せっかく決めたんだから、あんまり悲観的なこと言わないでくれよ。
もう一回風呂入って決めなおそうかな。まー卒業は今年止めだ。
MAとって、懐の暖かいとこで働けば、気持ちも暖かくなるだろー。
やっぱり懐が重要だな。ドラさんは懐暖かいかい?

経済情報サービスの会社は日本にたくさんある?これからたくさんできるでしょ?
まーニーズがないと話にならないから。
419 :走る名無しさん:2002/12/22(Sun) 00:55
機会費用難しくてわからなくなりますた。
420 :走る名無しさん:2002/12/22(Sun) 00:59
修士逝って働いても
懐は温かくならないと思われ。
就職できる企業も制限されてくるだろうし。
懐が重要だと思うなら止めとけ。
時間の無駄。
421 :走る名無しさん:2002/12/22(Sun) 01:04
修士行く機会コストを考えよということだね。
422 :ふところ、ふとっころ、ふとこーろ:2002/12/22(Sun) 01:16
懐だな。やっぱり。ほとんどの人間にとって、
これ以外人間を幸せにするものはほとんどないな。
ドラさん、懐さえあったかくなれば、そしてちょっとくらい、素人よりも
まともな分析できればいいんだ。
423 :ドラエモン:2002/12/22(Sun) 02:16
>>418

別に悲観的なことは言ってないよ。単に事実を言ってるだけだよ。確かに現時点では投資銀行に
潜り込めば、20代で日本の普通の会社の40代くらいの給料は貰えるだろう。問題は、人生が
長いと言うことだ。そして、好むと好まざるとを問わず、少なくとも専門職の世界はアメリカの
様な流動的な労働市場になることは間違いないと思う。80年代の初めからアメリカ人のエコノ
ミストに友人は多いが、会った最初と今の時点で同じ組織に属しているのは20人くらいの友人
でゼロだよ。大学教師・米州開発銀行・調査機関・保険会社なんてぐあいで4つや5つ動いてる
連中ばっかりだ。時に懐暖かかったり、寒かったり、時期によって随分違うみたいだ。

まあ、これを逆に言えば、これから専門職社会に変わる以上、今は正しい>>420の意見に従って
いるんじゃ、後で後悔する可能性も高いと言うこと。何と言っても、職業選択も投機であり、人
の「裏をかく」のじゃなきゃ、超過リターンはない。もちろん、破綻の危機も背中合わせだけど
ね(笑)
424 :すりらんか:2002/12/22(Sun) 03:45
>銅鑼殿
ご指摘さんくす.ついでに「大磯小磯」も実は何年か前2henで指摘
されて気づきました……恥の多い人生を送っています(藁
425 :走る名無しさん:2002/12/22(Sun) 09:15
>>423
>職業選択も投機であり、
専門職といわずともそうですよね。
繊維・鉄鋼・…
この流れでいえば、金融の栄華は長い方の気さえしますね。
すると、エコノミストは結構食い扶持があったりして・・・
426 :走る名無しさん:2002/12/22(Sun) 09:55
「機会費用を考える」とは「外部機会の便益を0に基準化する」操作のこと。
だから、機会費用なんて考えなくても
(つまり、外部機会の便益を0に基準化しなくても)
別に困らないと思うけど。
機会費用が経済学にとって必須の概念とは思えない。

「コンパの費用がいくらか?」という問いはナンセンスな問いだと思う。
max(労働の不効用+8000円、コンパの効用-5000円)という問題を解くことと、
max(0、コンパの効用-労働の不効用-13000円)という問題を解くことは同値。

前者の立場にたつか、後者の立場にたつかは、
(どっちつかずでこんがらがったりしない限り)各自の好みの問題。
僕は前者の立場(=「いわゆる機会費用」を含めない立場)のほうが、
すっきりしていて分かりやすいと思う。

操業停止点:収入=機会費用
よりも、
操業停止点:収入-直接的費用=外部機会
と理解するほうがすっきりしていると思う。
いかがですか?
427 :走る名無しさん:2002/12/22(Sun) 10:18
>>424

大丈夫。以前、外岡氏の前で「いやあ、あの『きたきこう』よかったですよねえ」。それを聞いていた某「おやじ的思考」氏、「時代がかわると題名の読み方もかわっちゃうんだな」としみじみ。

いまだにトラウマです。爆
428 :418:2002/12/22(Sun) 12:02
ドラさん、
>20代で日本の普通の会社の40代くらいの給料は貰えるだろう
最高だね。やっぱ懐が満足しないと、やる気もでね-し。
懐路線まっしぐらのために、まずはMAだ。

でだ、経済分析とかエコノミストになるには、大学院で何を身に付けたら大丈夫?
とりあえず、これだけはやっとけ、みたいなの?
あと、めちゃくちゃなこと言わない分析者、例えば金利上げろ、みたいな
とんでもねーこと言わないためには?
429 :ドラエモン:2002/12/22(Sun) 13:03
>>418@>>428

もう少し付き合ってあげるから、

就職支援室@いちごえびす~マターリ~
http://matari.ichigobbs.com/cgi/readres.cgi?bo=economy&vi=0657&rm=30

に移動しよう。スレ荒らしすぎ。
430 :ドラエモン:2002/12/22(Sun) 13:30
>>426

問題は、企業行動を決定する極大化すべき「利潤」を、収入-費用と定義するとき、収入は
あくまで販売価格・販売数量だから、残りは費用に含めなければならないということではない
のかね?
431 :走る名無しさん:2002/12/22(Sun) 15:12
「大磯小磯」ってどう読むのですか?
432 :走る名無しさん:2002/12/22(Sun) 16:45
346です。
>ドラエモン
揶揄するつもりはなかった。あれは蛇足だった。すまない。
たんにRigorousに考えることと杓子定規に考えることは違う
と言いたかった。
>ぺリクルス
モニター解像度のせいにしておくが、名前を見間違えていて
すまない。一番最初だけ平仮名というのも凝っているな。
それも気づかなかった。
>便乗人
歌舞たんと勘違いしてすまない。

機会費用の騒動は終わったと思うので謝るだけにしておく。
sage
433 :ドラエモン:2002/12/22(Sun) 19:01
>>432

そんなに謝るなよ。最近はそういう人少ないんで、なんか裏があるかと勘ぐっちゃうよw。
でも、機会費用ごときでこれほど盛り上がるとはおもわなんだ。というか、こういう話の方が
盛り上がるのかもしれない。その意味では、ぺリクルスの貢献は大きいな。
434 :426:2002/12/23(Mon) 03:51
やべ、僕は祭りに取り残されたらしい。

>残りは費用に含めなければならないということではないのかね?

そうしてもいいし、そうしなくてもいい、というのが僕の主張です。
費用のうち「いわゆる機会費用」の部分は
「いわゆる機会費用」が利潤として生じた元来の選択肢の利潤に残しておけばいい、
と思います。
たとえば、独占市場なら
max(max_x [P(x)x - C(x)],他の市場に出たときの利潤)
みたいに。

そんなに変ですか?僕は少数派なのかな。

だって、ドラさんは、「その他の選択肢」が無限個あったら、
「次によい選択肢」が存在しないかもしれないから、
機会費用が定義できないかもしれないなんて、心配しませんか?(冗談です。)

それに、「次によい選択肢による利潤」を計算するときの費用の定義は何ですか?
機会費用(「次の次によい選択肢による利潤」を含む)は使わないと思うんですが、
どうするんですか?(少しまじです。)
435 :ペリクルス:2002/12/26(Thu) 07:56
さて、俺がしばらくいない間に、このスレもすっかりすたれてしまっていて、
少しがっかりした。俺をどうやらネタあつかいしている連中もいるようだが、
俺はいたってマジメであるとだけは断言しておこう。

俺は今日はしばらく某所からネットにつないでいるが、明日からはまた一週
間近く消えることになろう。

「機会費用」についてはどっちが正しいのかね。すっかりわからなくなって
しまつたが。
436 :ペリクルス:2002/12/26(Thu) 08:58
>>251

銅鑼氏によれば、ワルラス調整過程とマーシャル調整過程は基本的に同じというこ
とであるが、岩田氏の206ページの解説によれば全然違うものであると思う。

ワルラス調整過程は「超過需要が存在すると価格が上昇し、超過供給が存在すると
価格が低下して、需要量と供給量が一致するという均衡メカニズム」である。

このワルラスの調整過程だと、供給者の売りたいと思っている価格と消費者の買い
たいと思っている価格が一致していないと売買は行われない。そして、この場合の
調整過程というのは「価格主導」である。

一方、マーシャルの調整過程というのは「需要価格が供給価格を上回ると、供給量
が増え、逆に、供給価格が需要価格を上回ると、供給量が減少する調整」である。

この調整だと、供給者が売りたいと思っている価格と需要者が買いたいと思ってい
る価格が一致していなくても売買は行われている。この場合の調整過程は「生産者
主導」の調整過程である。

本来、俺が言及した内容とは関係はないが、以上のような疑問を俺はもった。
437 :ペリクルス:2002/12/26(Thu) 09:16
さて、今日のネットは少々金がかかっているので一時中断する。具体的なテキストに関する
問題点は今のところ100個以上たまっているのだ。それは、おそらく1月6日か7日ころから、
このスレであげていくことにしよう。現在、俺は234ページまで読み進んでいる。

とにかく、「主観的需要曲線」と「主観的供給曲線」が水平とどのテキストに書かれている
のもおかしい。このことをスリ大師匠以外、俺に同意してくれる人がいないことに疑問を持
っている。
438 :ペリクルス:2002/12/26(Thu) 11:29
170ページの図7-3についてだが、少し文句を言っておきたいことがある。
俺は、最初、長期費用曲線(LTC)がどうして原点を通っているのかわからなかった。それゆえに
ずっと考えているうちにものすごい時間を浪費してしまったのである。
明確な説明がないのだが、どうやら答えは177~178ページに書いてあるようである。

長期で考えた場合、操業を停止したままで何も作らないでいると、固定費用にかかるお金が
もったいないということになる。それゆえに、長期にわたって生産物の価格が操業停止点にお
ける価格を下回っている場合、企業はその産業から退出してしまう。それゆえに、LTC曲線は
原点を通るということだ。

こういったことは専門家からすればあたりまえのことであえて説明するまでもないことと切り
捨てられるのであろう。しかし、俺のようなアホな読者はこういうことにも悩むのである。
であるから、一級の入門書を目指すなら、LTC曲線がどうして原点を通るのかということにも
きちんと説明を書いて欲しいものである。
439 :ペリクルス:2002/12/26(Thu) 12:03
>>437
銅鑼にお願いだが、銅鑼氏も「主観的需要曲線」「主観的供給曲線」が水平であると本当に
思うのかどうかコメントを欲しい。

話は変わるが、P172についての「規模の経済」「規模の不経済」について言いたい事がある。

鉄道業が規模の経済が相当強く働く理由として分割不可能性があげられている。しかし、客を
増やせばすぐに電車の車両を増やさねばならなくなる。駅だって、客の数が増えればすぐに大
きくしたりせねばならない。身体障害者のためにエレベーターを作ったりもせねばならなくな
るであろう。

電車の車両が増えれば、レールも信号も増やさねばならなくなる。つまり、分割不可能性が、
鉄道会社がばかでかい理由としてあげられているが、この際あまり関係ないだろう。規模の
経済が強く働くか働かないかの違いは要は「ばかでかくするメリットがあるかないか」という
点にしかないと思うのである。

たとえば、理髪店など馬鹿でかくしたところで、あまり分業もできないし、かえってお客が店
内を移動するのに手間がかかるばかりである。それゆえに、小さい理髪店が乱立することにな
る。その反面、鉄道会社は馬鹿でかくすればするほどサービスも拡充できるし、分業もすすめ
られる。それゆえに伝統的な会社ほど強く、新規参入が難しい。
440 :走る名無しさん:2002/12/26(Thu) 12:17
>>435
>「機会費用」についてはどっちが正しいのかね。すっかりわからなくなって
>しまつたが。
どっちってのは何と何を指している?
返答如何によっては「もう解決してしまった」と言わざるを得ないが。
441 :ペリクルス:2002/12/26(Thu) 12:22
テキストを持っている人に確かめたい事がある。テキストの212ページに、
「相対価格がPx0/Py0であるとすると、AとBの予算制約線は共に直線ZFで示される」とある。

しかし、直線FZを延長して「Aの財Xの消費量」を示す軸と交わる点をGとした場合、AとBの
予算制約線は直線FGになるべきであると思うのだ。なぜなら、AがYを売ってXを購入するこ
とも考えられるからである(実際、効用を高めるためにそういうことをしないとしても)。

それとも線分ZFではなく直線ZFとあるから、直線ZFは直線FGも含んでいるということであ
ろうか。。。
442 :ペリクルス:2002/12/26(Thu) 12:24
>>440
銅鑼氏の機会費用の考え方とそうでない人の考え方。
443 :走る名無しさん:2002/12/26(Thu) 12:41
>>442
そうでない人の考え方とは具体的にどんなもの?
444 :走る名無しさん:2002/12/26(Thu) 14:29
>>443
お前みたいな書き方する奴ってすごく嫌い。
445 :すりらんか:2002/12/26(Thu) 16:45
>規模の経済が強く働くか働かないかの違いは要は「ばかでかくするメリットがあ
>るかないか」という点にしかないと思うのである。
いや全くその通りなんじゃないかな?その理由の一つがテキストにも上がってる
(初期投資の)分割不可能性でしょう.
446 :便乗人:2002/12/26(Thu) 17:32
機会費用に関しては、銅鑼氏に折伏されますたw

以下自己流の納得。
経済学的に費用とは全て機会費用のことである。
機会費用は会計的費用とそれでカバーされない機会費用に分解できる。
機会費用は貨幣的支出に関するものと時間に関するものに分解できる。
しかし、経済学的費用=貨幣的支出+機会費用という解釈は明確に間違い。

#ちなみに岩田ゼミ・ミクロでは固定費用=サンクコストらしい。
447 :ペリクルス:2002/12/26(Thu) 17:36
>>443

はっきりいって機会費用についての議論はあまりりかいしていない。ただ、銅鑼氏
の解説を「固定費用や可変費用も生産による収入と引き換えに犠牲にされた支出で
あるから機会費用」と解釈している。だから、すべての費用は機会費用と考えられ
ると思う。

しかし、俺的には実際にはどれだけ時間がたっても会計的な利潤を企業がだしてい
ることに言い訳するために「いやあ、長期で利潤0でも会計的に企業が利益を出し
ているのは、費用は機会費用だからよ」と言っているようにも感じられる。
448 :走る名無しさん:2002/12/26(Thu) 17:56
そういえば、サンクコストはどうなったんすか?俺はサンクコストだけは
どうも納得できない。納得した方が精神的に健やか人生を送れるのは間違い
ないんすけど。やり直すときに、それまでやったことをしばらく考えて、
あきらめるのはDQSなんですかね。
掲示板にはサンクコストを理解できない人いっぱいいると思うんですけどね。
449 :ペリクルス:2002/12/26(Thu) 18:13
>>445

でも、鉄道業のレール軌道、信号、駅のスペースといったものは分割不可能といっても、
「生産量がある水準に達するまでは、労働などの生産要素のように増やす必要はない」と
いったものではないと思うが。なぜなら、お客を増やせば上記のような生産要素はすぐに
増やしていかなければならなくなるからだ。だから、分割不可能性が規模の経済が強く働
く理由になっているのはおかしいと思う。

それから、仮に分割不可能性が規模の経済の原因となるなら、図7-4(a)のLAC曲線が連
続的となっているのはおかしい。たとえば、電力会社や鉄鋼業などのでは施設が増えない
のに人員だけを増やしていくと言うことはあまりない。

よって、分割不可能性が規模の経済の原因となるというのなら、「小規模生産」「中規模生産」
「大規模生産」と大きく生産規模が分断されているから、LAC曲線もブツブツと分断された不連
続なものにならないとおかしいのではないだろうか。
450 :すりらんか:2002/12/26(Thu) 21:04
>>449
では数値例から行こう.
・レール・駅などの設置に100円
・乗客1人増えるごとに管理費施設増設費が1円
という場合には平均費用は1円にむかって下がり続ける.固定費用の
ところでもつまずいていましたが,固定費用は「費用のうち固定的な
部分」であってそれ以外ではない……つまり「鉄道業のレール軌道、
信号、駅のスペース」のうち最小限度のものは分割不可能であり,そ
れが規模の経済を生みうる.増設費用等は(同様にレール等に関する
ものであっても)可変的な費用だ.この最小単位のための固定費が可
変費用(とその逓増性)に比して相対的に大きいならそれはある程度
の生産水準まで平均費用が低下し続ける原因となるのです.

また,分割不可能性と連続性についてですが,初期投資の規模は連続
的でもいいのです(もちろん不連続的でも良い……ただしFC水準が不
連続でもLACはなめらかではなくなるだろうが不連続にはならない).
分割できないってのは一度規模100の駅を作ってしまったら1足して101
の規模にするというわけには行かない(またははじめから101の規模の
ものを作る時必要な額と100の規模で作るときの差よりもより多くの費
用がかかる)というお話.
451 :走る名無しさん:2002/12/26(Thu) 21:05
>>447
>銅鑼氏の解説を「固定費用や可変費用も生産による収入と引き換えに犠牲にされた
>支出であるから機会費用」と解釈している。だから、すべての費用は機会費用と考
>えられると思う。

いや、大間違い、というか「」内の意味がよくわからない。
その「固定費用や可変費用」には別の(次善の)利用法があり、
当該利用法から得られる利潤を犠牲にしている。したがって、
その「固定費用や可変費用」、ひいてはすべての費用は機会費用
である、と理解するのが正解。

>>444
オマエモナー+しょーもなさ炸裂
ぼく(>>339=>>406)はもう、「銅鑼の機会費用の解釈(もクソもない定義)と
その他の人の解釈」に関しては決着がついていると判断している(というか
そもそもどうしてこんなことが議論に発展するのかわからなかった)ので、
ペリたんがいったいどのような点で決着がついていないと考えているのかを
明らかにするよう求めた、というわけ。

P.S.
ペリたんは本当にいい椰子だということがわかったよ。
最古パスなりに
452 :走る名無しさん:2002/12/26(Thu) 22:20
444だけど

あれは議論というか、暇つぶしにわざとやっていた感が
ある。さんざんやっておいて、さくっと引き上げたとこ
ろから、特にそう感じる。
便乗人が引っかかった>>318の例も作為的。

君はきっと素直で良い香具師だろうね。
453 :451:2002/12/26(Thu) 22:53
>>452
なるほど。確かにわざとくささありありだ。
ぺリたんも現に誤解している(つまり、立場がどうしたとか、
解釈の問題としてしまっている)状態なわけだし、冬厨の季節
でもあるということもあり、正しくないことをフォローしてし
まっている>>318みたいなのは有害だと思うなぁ。
して、すべてがネタだとすると、ぼくも銅鑼も見事のせられてしまっているな。
それと少々閣下してしまってスンマソ(というか逝ってくる)。
454 :走る名無しさん:2002/12/26(Thu) 23:14
>>453
別に謝る必要ないよ。
455 :走る名無しさん:2002/12/26(Thu) 23:50
>>426と>>434については
はどうなったの?
かなり納得できて感心したんだけど。
456 :走る名無しさん:2002/12/27(Fri) 00:15
うん、おれもあの理解すっごく納得した。わかりやすかった。

というか、おれは機会費用をどう定義すれば矛盾が無いのかとい
うことが、利潤最大化問題を解くのに本質的に影響が無いような
気がするので、ネタにされたのはわかる気がする。
457 :走る名無しさん:2002/12/28(Sat) 21:49
主観的需要曲線はほんとは水平ではなく、ちょびっと右下がり。
でも、「モデル」を解く際は、完全に水平であるとみなして解く。
だから、期末試験で「以下の経済の均衡を求めよ」と問われたら、
「ちょびっと右下がりだから云々」と答えれば、ペケ。

(ここで、「モデル」は完全競争モデルのことを指す。)
458 :457:2002/12/28(Sat) 22:01
>>437, >>439
ボクはスリさんでもドラさんでもないです。
>>457 は「概ね同意に一票!」という意味でした。
459 :便乗人:2003/01/02(Thu) 21:05
お正月age

>>441 211-212頁

>それとも線分ZFではなく直線ZFとあるから、直線ZFは直線FGも含んでいる
>ということであろうか。。。

これがまさしく答えだと思います。線分ではなく直線なので、直線ZFもFGも
同じもの。
460 :便乗人:2003/01/02(Thu) 21:12
>>457

主観的需要曲線は均衡状態では水平であると考えて間違いはないと思います。

均衡状態では均衡価格より1円でも高ければ全く商品は売れません。
また1円でも安ければ売りたいだけ売れますが、均衡価格でも同じように
売りたいだけ売れますから価格を低くするだけ損です。
このような状態を表現しているのが水平な需要曲線だと理解しています。
461 :457:2003/01/02(Thu) 22:28
>>460
水平だね。うん、いいよ。その考えに反対しているわけではない。

僕の強調したいことは、
モデルをどのように組み立てるか、と、
モデルの中の仮定は何によってサポートされる(されない)か、
を分離しよう、ということ。

完全競争モデルではプライステーカーを仮定する。
これに異論はない。それが完全競争モデルの中の仮定の1つだから。
(460の説明は、プライステーカーの仮定を個別需要曲線に言い換えたもの。)

それに対し、モデル(の仮定)がディフェンスできるかどうかは、
モデルの仮定や帰結と、そのモデルで分析したい現実との間の対応、とか
モデルと、それと類似のモデルとの対応、とかを見る必要がある。
こっちははるかに難しい問題。

スリさんは、完全競争によって分析したい現実が
「市場への参加者がとても多い状況」なのを鑑み、
lim_{n→∞} n企業間のクールノー競争 = 完全競争
という対応によって、完全競争モデルをサポートしようとしている。
この立場に立つと、
「個別需要曲線はクールノーモデルでは微妙に右下がりだけど、
nがとても大きい世界では、その右下がりは無視できる。
よって、完全競争モデルでは個別需要曲線が水平と仮定してもよいだろう。」
という説明が意味を持つ。

完全競争モデルの内部で、その仮定を説明することはできない。堂々巡りにすぎない。
462 :ペリクルス:2003/01/03(Fri) 03:32
>>460、>>461
なんか、主観的需要曲線が企業が売りたいだけ売れるってことをいいたいだけだったら、
余計な混乱を招かないためにも、主観的需要曲線は、水平な直線ではなくて、その企業
が均衡価格で売りたいと思っている供給量の一点だけにさだまるべきだと思うんだけど。
463 :ペリクルス:2003/01/03(Fri) 12:01
岩田氏の217ページについてであるが、「大国の仮定」「小国の仮定」つーーのがよくわから
ん。
「この国の輸入量が世界全体の輸出量に占める割合がある値を超えれば、価格P1よりも高い
価格でなければ輸入できなくなるであろう。そのときこの国が直面する外国からの輸入曲線
がある水準を超えると、右上がりになる。この場合、この財Xの財の輸入について大国であ
る。」とある。

しかし、なぜ大国の輸入が価格に影響を及ぼすのかがいまいちはっきりしていない。
考えられる可能性としては、

(1)大国は輸入する量の調整を大規模に行うので、簡単に超過需要や超過供給を生じさせる
ことができ、価格に影響力を与える。

(2)大国は大規模に輸入を行うので、輸入量が増加するにつれて財に希少価値が生じて価格
が上昇し、輸入曲線は右上がりになる。

というのが考えられるが、みなの考えを聞かせて欲しい。
464 :ペリクルス:2003/01/03(Fri) 16:06
現在、234ページまで進んだところだ。ちょっと確認しておきたいことがある。
234ページに
「独占企業の長期における利潤を最大にする最適生産量は、長期限界費用曲線LMCと限界収入
曲線MRとが交わる点Aに対応するX1である。このとき、独占企業は短期平均費用曲線SAC1に
対応する量の固定的生産要素(短期でみたときの)を選択している。」
とある。しかし、SAC1というのは固定的生産要素だけでなくて、可変的生産要素も含んでい
ないといけないのではないだろうか。
というのも、P1×X1からSMC1×X1をひいたものが利潤になるから、費用のなかには当然固定
的生産要素のほかに可変的生産要素が含まれていなければならないからである。
465 :ペリクルス:2003/01/03(Fri) 17:31
現在、237ページの「ラーナーの独占度」のところをやっている。ブルジョア諸君はどこまで
学習が進んでいるであろうか?俺の手元にはすでに「戦略的アプローチ」がある。
はやく俺と一緒にここのBBSで「戦略的アプローチ」に取り組みたいと思っている諸君は俺の
このゼミナールを読破するという偉大な事業に協力することをお勧めする。

>>464について少し訂正をしておく。「P1×X1からSMC1×X1をひいたものが利潤になるから」
というのは、「P1×X1からSAC1×X1をひいたものが利潤になるから」の間違え。

さて、主観的需要曲線が水平なのか水平じゃないのかが話題になっているが、ここで決定的な
記述を紹介しておこう。

ゼミナールの237ページには次のように書かれている。
「完全競争市場においては、企業が直面する需要曲線は水平線であるから、それが直面する
需要の価格弾力性はマイナス無限大である。」とあるのだ。
もし、主観的需要曲線が完全な水平線であるなら、需要の価格弾力性を求める式
Ed=��X/X÷��P/Pの分母は0になるはずである。よって、この場合は需要の価格弾力性は
もとまらなくなるはずである。主観的需要曲線が微小に右下がりであるからこそ、一企業が
直面する主観的需要曲線における需要の価格弾力性は−∞になるのである。
466 :便乗人:2003/01/05(Sun) 17:04
>>461

論理的には、確かに1、2、3、たくさんの順番で理解するのがいいような
気がします。つまり、独占、寡占、クールノー均衡、完全競争市場均衡
の順で説明した方が確かにスジが通っているような気がします。

ペリたんが企業の直面する需要曲線は右下がり(生産量に依存する)で、
その利潤最大化条件がMR=MCであり、完全競争市場ではラーナーの独占度
がゼロに近づく結果として、P=MCとして企業の供給曲線が導出される、と
いう形で理解しているなら、これ以上は何も言うことはありません。

>>465
漏れはずっとゼロで割ると無限大になるのが定義だと誤解していたことに
気づかされた。正しくはゼロで割るというのは定義できない。
・・・しかし経済学では水平な需要曲線の価格弾力性は無限大と習うんだ
よなあw やはり上記のような説明の方がスジが通っているかもしれません。
467 :ぺリクルス:2003/01/07(Tue) 08:41
>>462-464に誰かすり師匠のように経済学に詳しくてやさしい人はコメント
してくれーーーー!!

それから、幾点か完全競争市場に関する投稿で気になったものがあった。

>>461

「スリさんは、完全競争によって分析したい現実が「市場への参加者がとて
も多い状況」なのを鑑み、lim_{n→∞} n企業間のクールノー競争 = 完全競
争という対応によって、完全競争モデルをサポートしようとしている。」と
ゆー記述があった。

もちろんクルーノー競争は寡占企業による競争だから、企業は多少の価格支
配力をもっているということになる。で、企業数を∞にしたケースが完全競
争市場であると定義した場合には、完全競争にあえて私欲のない競人の存在
を想定しなくてもよいということになるのだろうかね?
468 :ぺリクルス:2003/01/07(Tue) 09:04
>>466の便乗人氏の「ペリたんが企業の直面する需要曲線は右下がり(生産量
に依存する)で、その利潤最大化条件がMR=MCであり、完全競争市場ではラ
ーナーの独占度がゼロに近づく結果として、P=MCとして企業の供給曲線が導
出される、という形で理解しているなら、これ以上は何も言うことはありま
せん。」という投稿も気になった。

ゼミナールの238ページには「独占企業が直面する需要の価格弾力性が小さ
ければ小さいほど、ラーナーの独占度は大きくなり、価格は限界費用を大
きく上回るようになる。需要の価格弾力性が小さいということは、独占企業
が供給している財・サービスと密接な代替財が存在しないことを意味する。」

とある。完全競争市場では「生産物の同質」が仮定されているから、ちょー
ーーーーーーーーー密接な代替財が存在していることになる。それゆえに、
需要の価格弾力性が-∞になり、P=MCになるとも考えることが出来る。

とすると、「多数の生産者の存在」という完全競争市場の仮定を想定する場
合にはクルーノー競争の企業数nを∞に飛ばせばいいということになり、
「生産物の同質」という完全競争市場の仮定を想定する場合には、ラーナー
の独占度が0になるような場合を想定すればいいということになる。

であるから、結局は初学者を悩ます大きな原因となる完全競争市場における
競人というのは想定しなくてもいいようなものではないだろうか?
469 :ぺリクルス:2003/01/07(Tue) 09:07
>>467>>468

ちなみに、「競人」というのは、完全競争市場のプライスメーカーであるオークショ
ナーのことね。
470 :ぺリクルス:2003/01/07(Tue) 09:54
岩田氏のテキストはこれでもかというほど緻密に書かれているので初学者が助けられ
ることがひじょーに多いが、逆に俺のようなアホが限られた時間を無駄にしてしまう
ようないい加減な説明も多いのが確かである。

たとえば、テキスト40ページでは、需要の価格弾力性は

点E0での需要の価格弾力性=需要の変化率÷価格の変化率=(X1-X0)÷(P1-P0)

と定義されている。それなら、上記の

「独占企業が直面する需要の価格弾力性が小さければ小さいほど、ラーナーの独占度
は大きくなり、価格は限界費用を大きく上回るようになる。需要の価格弾力性が小さ
いということは、独占企業が供給している財・サービスと密接な代替財が存在しない
ことを意味する。」

つー書き方はおかしいんじゃないかね。「独占企業が直面する需要の価格弾力性が小
さければ小さいほど」じゃなくて「独占企業が直面する需要の価格弾力性の絶対値が
小さければ小さいほど」としなくてはならない。そうじゃないと、需要の価格弾力性
が-∞である完全競争市場のラーナーの独占度が0であることの説明がつかなくなる。

それから、242ページのダンピング(差別価格)の説明における記述はもっと俺を混乱
させる。

「E1とE2は負であることに注意すると、|E1|<|E2|である。すなわち、企業の最適
生産量での需要の価格弾力性は、国内市場よりも外国市場のほうが多きい」とあるの
である。しかし、テキスト40ページでは絶対値抜きで需要の価格弾力性を定義している
のだから、「企業の最適生産量での需要の価格弾力性は、国内市場よりも外国市場のほ
うが多きい」とゆーのはおかしいんじゃないだろうかね。
471 :ぺリクルス:2003/01/07(Tue) 10:33
テキスト252~255ページの自然独占のところは長いことかなり苦しんでいるので
マジで助けて保水。

253ページに「社会厚生が最大になる点は価格と限界費用が等しくなる点Eであり、
そのとき生産量はXc、価格はPcになる。」とある。

(1)社会厚生というのは市場全体の生産者余剰と消費者余剰を足したものであった。
独占企業の場合は一社しかないので、その独占企業のLMC曲線とその企業が直面する
主観的需要曲線に囲まれた部分を最大の社会厚生とみなしてもよいのか?

(2)独占企業の生産量の決め方は完全競争市場と異なるのに、LMC曲線と主観的需要
曲線に囲まれた部分を最大の社会厚生とみなせるのはなぜか?

それから、255ページには「面積GEPcと面積ICEPc(平均費用と価格の差から求められ
る赤字)とは等しい」とあるが、図9-8を見る限りではどー考えても同じ面積ではない
のだが、他の読者諸君はどう思われるであろうか?

あともうちょいで、寡占企業とゲーム理論にたどりつく。そーすれば、戦略的アプロ
ーチの前準備ができるようになるぞ。
472 :ぺリクルス:2003/01/07(Tue) 10:42
以前にも同じかみこみしたけど>>251に関して銅鑼氏にコメント求む。

銅鑼氏によれば、ワルラス調整過程とマーシャル調整過程は基本的に同じというこ
とであるが、岩田氏の206ページの解説によれば全然違うものであると思う。

ワルラス調整過程は「超過需要が存在すると価格が上昇し、超過供給が存在すると
価格が低下して、需要量と供給量が一致するという均衡メカニズム」である。

このワルラスの調整過程だと、供給者の売りたいと思っている価格と消費者の買い
たいと思っている価格が一致していないと売買は行われない。そして、この場合の
調整過程というのは「価格主導」である。

一方、マーシャルの調整過程というのは「需要価格が供給価格を上回ると、供給量
が増え、逆に、供給価格が需要価格を上回ると、供給量が減少する調整」である。

この調整だと、供給者が売りたいと思っている価格と需要者が買いたいと思ってい
る価格が一致していなくても売買は行われている。この場合の調整過程は「生産者
主導」の調整過程である。
473 :ドラエモン[ドラエモン]:2003/01/07(Tue) 11:33
>>472

以前のカキコを注意して読んで欲しいものだ。

マーシャルの前提にする世界は、生産に時間がかかり即時に生産量が調整できないことと在庫がないことで特徴付けられる。

この世界では、ある時点で市場で供給される財の量は一定である。その一定の供給量(図
では垂直に立つ供給曲線で表される)に対して需要曲線は普通に右下がりだ。ここでワル
ラス的な調整が完了する。このときに成立する価格を「需要価格」と呼んでいる。

だが、時間をかければ生産量は調整できる。その場合には、いわゆる供給曲線が右上がり
で描ける。問題は、その供給曲線の上の点を即時に選択・実行することができないことだ。

さて、先に「需要価格」を説明したが、このときにも仮想的な供給曲線は存在している。
実際の生産量は前期に決まっており今期には変更できないので今期の価格は需要価格と
なるわけだが、その価格が仮想的な供給曲線の左側にあるなら次期には生産量をふやす
ことによって利潤を増加させることができるし、右側にあるなら減少させることで利潤
は増加する。本当はこれだけで「マーシャル的」調整過程は完全に説明で生きる。ペリ
は図を書いて確認すべし。つまり、マーシャルの調整過程はワルラス均衡の連鎖という
ことになる。ワルラス均衡への収束過程は競売人のせりの過程であり実現しない仮想の
プロセスだが、マーシャル的な調整過程は(各期におけるワルラス均衡の成立を前提に
する限り)歴史的な時間の中で実際に取引を伴いながら進行する過程であるという相違
がある。

問題は「供給価格」という概念だ。これ自体は、以上に説明したように本来は不要な概念
なのだが、マーシャルが説明の便宜上導入したため、岩田氏もそれを踏襲していると考え
るべきだろう(そうしないと、通俗的な説明を必要とする「試験」に落ちるからw)。

「供給価格」については、次のレスで書くことにする。

( 役に立った! | 元スレ )
474 :ドラエモン:2003/01/07(Tue) 12:44
復習

供給曲線とは、ある価格の下で利潤を極大にする生産量を、価格=生産量の平面に描いた
ものである。つまり、本来は「価格」が与えられて初めて「量」が「決まる」あるいは
「決意する」関係を描いたものだ。ところが、それを「歴史的時間」に適用するためには
生産量が瞬間的に調整可能であるという仮定が必要となる。マーシャルが考えた問題は、
この部分により現実的な想定を置いた「調整過程」を導入することだ。もちろん、各時点
における「需要価格」の成立するプロセスはワルラスの競売人という「非現実的」な仮定
を必要とするのだが、生産が瞬間的に調整できるという想定よりは害は少ないと考えたと
いえる。実際、マーシャルが明示的に、腐ってしまい貯蔵できない財である魚(当時は冷
蔵庫なかったからねw)を引き合いに出し、今日捕ってきた魚を今日中に売り切ってしま
う状況を想定するといっている。それが鮮魚市場で取引される過程は、まさに競売買過程
であり、ワルラス的調整過程を想定しても大きな誤りではないといえるだろう。
475 :ドラエモン:2003/01/07(Tue) 12:50
さて、たとえ魚を捕ってくる漁師を考えたとしても、もう少し早く出港して、もう少し
長く漁場に居座り、もう少し多くの魚を捕まえるといった調整は可能だ。あるいは、船
に船員を多く乗せて余計に魚を捕まえるという状況を考えてもよい。つまり、ある値段で
魚が売れるなら、利潤を極大化する漁獲量(生産量)というものを考えることができるの
である。つまり、今日の漁獲量は昨日の出港前の決意で決まってしまうから変えられない
けれども、明日の漁獲量は、今日市場で成立する「需要価格」を見てから変更することが
できるということだ。生産調整に時間が掛かるという「事実」をこのようにして導入して
いるのである。
476 :ドラエモン:2003/01/07(Tue) 13:27
長くなってゴメソ。いよいよ「便宜的」に導入された「供給価格」の話に移ろう。

単に「ある生産量の下で利潤を極大化する価格」などと理解すると大きな間違いを犯す。
なぜなら、この定義に従うと、無限に高い値段を「供給価格」と呼ぶことになってしまう
からだ。あくまでも、完全競争市場において「売れてしまった値段の下で利潤を最大にす
る」という行動には変わりないのである。つまり、「供給価格」自体には意味はないと言っ
て良いのだ。あくまでも、供給曲線が成立した価格・数量の組み合わせ(これは需要曲線
の点である)の上を通っているのか、下を通っているのかが問題なのである。もし通常の
右上がりの供給曲線が、ある期に成立した価格・数量の組み合わせよりも上を通っている
のであれば、次期の生産量は今期よりも少なくなるし、下を通っているのであれば多くな
るのである。そして、需要曲線の上を毎期の均衡点は辿りながら、供給曲線に向かって
調整が進行することになる。

マーシャルが経済学を教えようとした相手である、ケンブリッジの学生は、平均的には
富裕なブルジョア階級の子弟ではあるが、知的能力において飛びぬけた人たちではなかっ
た。このため、多少は曖昧だったり概念的に問題があっても、なんとなく(w)直感に
訴える表現方法を必要としたらしい。「これだけ生産するなら、もっと高い値段じゃな
いと困るよね?」といった感覚に「供給価格」という言葉はよく当てはまるということ
なのであろう。
477 :ドラエモン:2003/01/07(Tue) 13:34
おまけ(いや、我ながら粘着w)

以上のように書くと「銅鑼は留保価格という概念を知らない厨房だな」と判断する秀才君
が必ず居ると思う(笑)留保価格は、貯蔵可能なストックに関しては成立するが、明日に
は腐ってしまう「マーシャルの魚」には適用できない概念であることに注意されたい。で、
こう書くと「賃金についても留保価格はあるだろうが!労働はフローだぞ!ゴラァ!!!」
と怒る秀才君もいるだろうw。でもそれは「人的資本」というストックの話だと答えてお
こう。
478 :走る名無しさん:2003/01/07(Tue) 13:55
>>464
意味不明だよ。

『ゼミナール』には、
「このとき、独占企業は短期平均費用曲線SAC1に
対応する量の固定的生産要素(短期でみたときの)を選択している。」
とある(らしい)。この文意をまず読み取ろう。

1.「対応する」の意味について

固定的生産要素を1つ決めると、短期費用曲線が1つ定まる。
つまり、1つの短期費用曲線と1つの固定的生産要素が「対応」している。
(「単射とは限らない」とか細かいことは言わないでね。)

補:
固定的生産要素をいろいろ変化させると、
何本もの短期費用曲線「群」が描ける。
各生産量について、短期費用(+短期でみたの固定費用)の最小値を選ぶことで、
長期費用曲線が描ける。
(ある生産量を生産できる固定的生産要素は何通りもある。
そのうち、費用が最小になるような固定的生産要素を選ぶ。)

2.独占企業の選択すべきもの

独占企業は、固定的生産要素と、その固定的生産要素のもとでの生産量を選ぶ。
分析者(ペリたんや僕ら)は、
独占企業がどのような生産量を選ぶか、だけでなく、
どのような設備を使うか、にも興味がある。
479 :走る名無しさん:2003/01/07(Tue) 14:02
>>470
需要の価格弾力性の定義は、本によって違うと思う。
『ゼミナール』の弾力性の定義にさらにマイナスを付けて、
(ギッフェン財以外では)弾力性が正になるように定義している場合もある。
みんな、いいかげんなのだ。気にしないで。
480 :走る名無しさん:2003/01/07(Tue) 14:22
>>471

> (1)社会厚生というのは市場全体の生産者余剰と消費者余剰を足したものであった。
> 独占企業の場合は一社しかないので、その独占企業のLMC曲線とその企業が直面する
> 主観的需要曲線に囲まれた部分を最大の社会厚生とみなしてもよいのか?

みなしてよい。
一般に、
 Xだけ生産したときの社会厚生=
  生産量=0と生産量=Xという2本の直線と、
  限界費用曲線、需要曲線によって囲まれる台形の面積
が成り立つ。
ただし、限界費用曲線が需要曲線より上にあるときは、
面積にマイナスを付けて計算する。

(符号付面積については、高校で習ったはずの、
積分と面積の対応について思い出してほしい。)

> (2)独占企業の生産量の決め方は完全競争市場と異なるのに、LMC曲線と主観的需要
> 曲線に囲まれた部分を最大の社会厚生とみなせるのはなぜか?

社会厚生は、
「どのような生産量が社会にとってどの程度望ましいか」をはかる指標であって、
経済の物理的条件(=技術、選好)と生産量のみで決まる。
決定された生産量(結果)だけが重要であって、
その生産量を誰がどのように決めるか(プロセス)とは、無関係である。
いってしまえば、計画経済でも社会厚生は定義できる。

社会厚生とパレート最適性は類似の概念である。

> それから、255ページには「面積GEPcと面積ICEPc(平均費用と価格の差から求められ
> る赤字)とは等しい」とあるが、図9-8を見る限りではどー考えても同じ面積ではない
> のだが、他の読者諸君はどう思われるであろうか?

テキストがないから、分からない。すまそ。
481 :好意の第三者:2003/01/07(Tue) 15:06
475: ドラエモンさんへ
ニシンにしろハタハタにしろ採りすぎたから大衆魚から高級魚に変わってしまったんだ
いわしだってそうじゃないか
直線ではなく平面で考えてもらいたいよ
482 :走る名無しさん:2003/01/07(Tue) 18:10
common pool問題は別途考えよう。
483 :便乗人:2003/01/07(Tue) 19:45
>>463

小国の仮定は需要曲線を導出したときに家計をプライステイカーと
して扱ったのと同様の仮定。つまり、小国は世界市場の均衡価格で
買いたいだけ買える。ところが大国ではそうは行かない。大国の輸入
量に従って世界市場の均衡価格が決まる。詳しくは国際経済学の本を
参照した方がいい。
484 :便乗人:2003/01/07(Tue) 20:07
>>468

独占企業が直面する需要曲線の価格弾力性が絶対値で大きくなる
のは密接な代替財が存在する場合である、というのは、独占企業
がコーヒー市場を独占していても紅茶市場が完全競争であれば、
コーヒーの価格を釣り上げようとしても需要が紅茶に奪われてし
まう割合が大きいということ。

各財市場は独占的競争を除いて、完全に同質な財の市場として
定義されている。だから、

>とある。完全競争市場では「生産物の同質」が仮定されているから、ちょー
>ーーーーーーーーー密接な代替財が存在していることになる。それゆえに、
>需要の価格弾力性が-∞になり、P=MCになるとも考えることが出来る。

は間違い。あくまで市場にどれだけ多くの企業が参入してきているかが
ポイント。

#岩田ゼミ・ミクロでは競売人の仮定は出てこないと思うのだが?

>>470
経済学者は弾力性と聞くと絶対値を思い浮かべる習性があるw
価格を縦軸にとっても違和感を感じなくなると経済学が身について
きた証、というのと通じるものがある。
485 :便乗人:2003/01/07(Tue) 20:21
>>471

>それから、255ページには「面積GEPcと面積ICEPc(平均費用と価格の差から求められ
>る赤字)とは等しい」とあるが、図9-8を見る限りではどー考えても同じ面積ではない
>のだが、他の読者諸君はどう思われるであろうか?

面積GEXcOと面積ICXcOの同一性から定義的に成り立っている。
つまり面積ICXcO=LAC*生産量=(総費用/生産量)*生産量=総費用
面積GEXcO=LMCをOからXcまで積分=(総費用を微分)を積分
=総費用

#図が悪いのは認める・・・。
486 :好意の第三者:2003/01/07(Tue) 21:06
age
487 :ぺリクルス:2003/01/08(Wed) 06:37
>>473 銅鑼氏

なるほど、やっとでわかった。銅鑼氏がワルラス調整過程とマーシャル調整
過程が基本的に同じであると言ったのは、マーシャルの調整過程においても
「ある時点で市場で供給される財の量は一定である。その一定の供給量(図
では垂直に立つ供給曲線で表される)に対して需要曲線は普通に右下がりだ。
ここでワルラス的な調整が完了する。このときに成立する価格を「需要価格」
と呼んでいる。」というワルラス調整過程のプロセスが短期的には成立して
いるからだね。

そう考えると、俺が>>472で「マーシャルの調整過程というのは「需要価格が
供給価格を上回ると、供給量が増え、逆に、供給価格が需要価格を上回ると、
供給量が減少する調整」である。この調整だと、供給者が売りたいと思って
いる価格と需要者が買いたいと思っている価格が一致していなくても売買は
行われている。この場合の調整過程は「生産者主導」の調整過程である。 」
といったプロセスもワルラス調整過程の連鎖であると考えることができるね。
488 :ぺリクルス:2003/01/08(Wed) 06:57
>>478
俺はすっげー小難しく考えていたけど、おかげですっきり理解できたよ。
つまりは、テキストの170ページのように生産規模を変化させると、その
規模に対応して無数のSTC曲線が描けるということを言い換えたもの
であると考えればいいわけだね。

言い換えると、ひとつの短期平均費用曲線の生産規模を選択すれば、そ
れに対応した固定的生産要素の大きさが定まるということをテキストの
234ページ:「独占企業は短期平均費用曲線SAC1に対応する量の固定的
生産要素(短期でみたときの)を選択している。」の箇所は言っている
わけだね。
489 :ぺリクルス:2003/01/08(Wed) 08:11
最近は、どうやら長期と短期の話が頭で混乱して整理がつかなくなってきているので、
今日はいままでやったところをもう一度おさらいしてみようかと思う。

>>480
俺は社会厚生をゼミナールでやったときは「完全競争市場の効率性」との関連でやった。
それゆえに、社会厚生とは供給曲線と需要曲線、生産量=0で囲まれた三角形の面積の
ことであると思っていた。

しかし、独占企業においてはP=MCで生産量が決められているわけではないので、限界費
用曲線が供給曲線になっているわけではない。だから、独占企業についても

Xだけ生産したときの社会厚生=
  生産量=0と生産量=Xという2本の直線と、
  限界費用曲線、需要曲線によって囲まれる台形の面積

と定義される理由がいまいちわからない。
490 :ぺリクルス:2003/01/08(Wed) 08:28
>>484
>#岩田ゼミ・ミクロでは競売人の仮定は出てこないと思うのだが?

俺は昔本屋で立ち読みしたとき、高校生向けの経済学の新書で完全競争市
場のセリ人は、実際は存在しないものだということが書いてあったのを見
たことがある。それを読んだとき経済学ってけっこーいい加減なもんだな
と思ったものである。

たしかに岩田氏のゼミナールには「セリ人(あるいは競売人)」に関する説
明はない。しかし、企業と家計をプライステーカーと想定した場合に、一
体誰がプライスメーカーなんだろうか?と疑問をいだく初学者は実際に多
いと思うのである。もし、>>467で俺が、

「『スリさんは、完全競争によって分析したい現実が「市場への参加者がと
ても多い状況」なのを鑑み、lim_{n→∞} n企業間のクールノー競争 = 完全
競争という対応によって、完全競争モデルをサポートしようとしている。』
とゆー記述があった。

もちろんクルーノー競争は寡占企業による競争だから、企業は多少の価格支
配力をもっているということになる。で、企業数を∞にしたケースが完全競
争市場であると定義した場合には、完全競争にあえて私欲のない競売人の存
在を想定しなくてもよいということになるのだろうかね? (一部変更)」

と書いたようなことがいえるのであれば、俺の悩みも晴れるのである。
491 :ドラエモン:2003/01/08(Wed) 11:26
>>487

前半は、ご理解頂けたようで、長レスのかいあったようで嬉しい限り。

しかし、後半は頂けない。需要曲線と供給曲線の交点で均衡が決まる以上、どっちが主導
的だなんて議論はできない。どっちも対等に市場で向き合っているのだ。主導的うんぬん
という話が出てくる可能性があるのは「ケインズ派」の世界である。たとえば労働市場で
は、企業は有効需要に見合った労働を需要できる(する)が、労働者はその賃金で働きた
いだけ働けなかったりする可能性がある。その一方、生産物の市場では買い手は欲しいだ
け需要するが、売り手の企業はその物価で本来は売りたいだけ売れていないかもしれない。
こういう場合には「需要者が主導する」という言い方は可能である。ただし、これを言う
と、ここでも(というか、90年代以降の世界ではw)僕のようにトンデモの烙印を押さ
れる危険がある。ともかく、ミクロ経済学の入門段階で競争均衡を論じている段階では、
「主導性」などという概念はまったく出てくる余地はないよ。
492 :走る名無しさん:2003/01/08(Wed) 18:32
>>489
パレート効率性のときと同じような誤解をしてる。

社会厚生とは、財をX単位取引することで得られる社会全体の嬉しさ、
つまり、X単位消費することで得られる消費者の効用(をカネで計ったもの)から、
X単位生産することに費やす生産者の費用を引いたもの。

限界的に1単位消費することで得られる消費者の限界的な効用(をカネで計ったもの)は、
需要曲線の高さで表現され、
限界的に1単位生産することに費やす生産者の限界的な費用は、
限界費用曲線、つまり供給曲線の高さで表現される。
よって、
 X単位生産することの社会厚生
  =生産量=0、生産量=X、需要曲線、供給曲線で囲まれた台形の面積
となる。

誰がその「嬉しさ」を享受するのかは問わない。
また、どのように生産量が定まるか(完全競争のようにP=MCか、独占のようにMR=MCか)に
よらず、定義される。
いざとなれば、独裁者が生産量を決め、独裁者がそれを各消費者に分配する世の中でも、
社会厚生は定義できる。

社会厚生は、生産量の函数。
「(外部性がない、などの条件のもと)社会厚生は、
完全競争市場で定まる生産量において最大化される。」
は定理。
493 :ぺリクルス:2003/01/09(Thu) 04:55
さて、>>490の俺のコメントにレスを頼みたい。

「俺は昔本屋で立ち読みしたとき、高校生向けの経済学の新書で完全競争市
場のセリ人は、実際は存在しないものだということが書いてあったのを見た
ことがある。それを読んだとき経済学ってけっこーいい加減なもんだなと思
ったものである。

たしかに岩田氏のゼミナールには「セリ人(あるいは競売人)」に関する説明
はない。しかし、企業と家計をプライステーカーと想定した場合に、一体誰
がプライスメーカーなんだろうか?と疑問をいだく初学者は実際に多いと思
うのである。もし、>>467で俺が、

「『スリさんは、完全競争によって分析したい現実が「市場への参加者がと
ても多い状況」なのを鑑み、lim_{n→∞} n企業間のクールノー競争 = 完全
競争という対応によって、完全競争モデルをサポートしようとしている。』
とゆー記述があった。

もちろんクルーノー競争は寡占企業による競争だから、企業は多少の価格支
配力をもっているということになる。で、企業数を∞にしたケースが完全競
争市場であると定義した場合には、完全競争にあえて私欲のない競売人の存
在を想定しなくてもよいということになるのだろうかね? (一部変更)」

と書いたようなことがいえるのであれば、俺の悩みも晴れるのである。」

ところで、ここで俺は二つのことを問題にしたいのだ。

(1)クルーノー均衡は「複占」の分析のためのモデルなのに、企業数をどのようにして
∞として考えることができるのか。

(2)クルーノー均衡では相手企業の生産量は一定と考えて利益最大化を図ると仮定され
ているが、完全競争市場においてもそのような仮定の状況が実現していると考えること
はできるのか。
494 :ぺリクルス:2003/01/09(Thu) 05:25
>>492
お絵かき版の14403を見て欲しい。
http://www22.big.or.jp/~15ch/oekaki/picture.cgi

消費者余剰(つまり消費者が交換によって得られる利益)というものは、俺のかいた図
の3角形αγP1の部分にあたる。つまり、「限界的に1単位消費することで得られる消費
者の限界的な効用(をカネで計ったもの)」というのは「需要曲線の高さ」で測られ
るのではなくて、「P1からγまで引いた点線から需要曲線までの高さ」で測られるの
ではないだろうか。

だから、消費者余剰について「限界的に1単位消費することで得られる消費者の限界
的な効用(をカネで計ったもの)は、需要曲線の高さで表現され」るというように
書かれると俺には理解不能となってしまうのであるが。
495 :ぺリクルス:2003/01/09(Thu) 08:18
262ページには独占的競争の長期均衡について学習している。
しかし、ここの長期均衡の説明はちとおかしいのではないだろうか。
今までのところでは新規参入があると、需要曲線はシフトせず供給曲線のほうが右に
シフトすると説明されてきた。しかし、ここでは需要曲線が左にシフトして独占的競
争は均衡にいたるとされている。

新規参入があると供給曲線がシフトする場合と需要曲線がシフトする場合とどういう
ふうに場合分けがされているのかはっきりさせてもらいたいものである。
496 :ぺリクルス:2003/01/09(Thu) 08:29
最近になると独占企業、独占的競争企業、寡占企業の「価格支配力」という言葉がよく
わからなくなってきている。価格支配力というのは、どのように価格コントロールの力
を意味しているように思っていた。しかし、短期だけを考えるとどうもそうとは思えな
い。

完全競争市場の場合は、競売人の提示した価格において企業は好きなだけ物を売ること
ができ、その価格のもとで利益最大化を実現していた。しかし、価格支配力があると仮
定されている下での企業は、自分で価格を設定できると言っても、自分の好きなだけの
物を売ることはできない。なぜなら、売りすぎると需要曲線にそって価格が低下してし
まうからである。

しかも、結局は独占企業であっても、MR=MCとなるような生産量でしか物を売れないの
であるから、需要や価格にコントロールされてしまっているようなものである。むしろ、
短期だけで考えれば、プライステーカーである完全競争市場のほうが自分が売りたいと
思っているだけ物を売れるのだから有利に聞こえてしまう。
497 :ぺリクルス:2003/01/09(Thu) 09:00
265ページには次のような記述がある。

「製品差別化が参入障壁を築くに至るためには、それまでに製品イメージやブランド
名を高めるための大量の広告・宣伝の蓄積があるのが普通である。広告。宣伝活動は
規模の経済が大きい。したがって、広告・宣伝の規模の経済もまた寡占を形成する要
因となる。」

とある。広告・宣伝の規模の経済といった場合、テキスト172ページの生産量Xの部分
にあたるのは広告・宣伝の量と考えて間違いないか?また、広告・宣伝に規模の経済
が強く働くのは、最初に莫大な広告・宣伝費でブランドを築いた後は、比較的安い費
用で効率性を低下させることなくどこまで広告・宣伝を増やしていけるからであると
考えてもよいか?

単純な質問の形式になってしまったが、俺の確認のために答えてくれるやさしい人が
いてくれると助かる。
498 :走る名無しさん:2003/01/09(Thu) 09:22
>>496

『ミク戦』の最初の方を読んでみたら?
499 :ぺリクルス:2003/01/09(Thu) 09:31
277ページのところの屈折需要曲線のところでもはっきりさせておきたいことがある。

「耐久性のある新製品については、消費者たちに製品が行き渡るまでの間は、市場
全体の需要の価格弾力性は大きい。そのため、ライバル企業がたとえ自社の価格引
き下げに追随することを考慮しても、個々の寡占企業が直面する需要の価格弾力性
の絶対値が1よりも大きい可能性が存在する。
この場合は、需要曲線が現行の価格で屈折する度合いが小さくなるので、限界収入
曲線が不連続になるところでの不連続幅が小さくなる。したがって、技術進歩等に
基づいて限界費用が大幅に低下すれば、価格も大きく低下する。」

まず第一に確認したいのは、なぜ耐久性のある新製品は、普及するまでは価格の弾
力性が大きいのかということである。もちろんここの価格弾力性が大きいというの
は「需要の価格弾力性の絶対値が大きい」とゆーことであろう。

俺はなぜこのような現象が起こるのかということについて次のように推察した。
耐久性の高い製品が普及する前はたくさんの消費者がその製品を買いたいと思って
いる。しかも、消費者たちは同じ製品ならなるべく安いものを買いたいと思ってい
るはずである。それゆえに、需要の価格弾力性の絶対値は大きくなる。

しかし、ひとまず普及してしまうと、消費者は長い間その製品をいらないと思うよ
うになる。だから、価格が高かろうが安かろうが対して買いたいと思う人がいなく
なってしまう。それゆえに、需要の価格弾力性の絶対値は小さくなるであろう。

このような考えは間違っていないであろうか?

第二に確認したいことは「したがって」という言葉の前後に因果関係があるように
は思えないということである。不連続幅がたとえ大きいとしても、限界費用曲線が
大幅に低下して下にシフトし、MR曲線と交わるようになれば、価格は大きく低下す
る。だから、「したがって」以下で「価格が低下しやすい」と書かれているならわ
かるが、「価格も大きく低下する」と書かれているのはおかしいのではなかろうか。
500 :走る名無しさん:2003/01/09(Thu) 10:07
500
501 :走る名無しさん:2003/01/09(Thu) 11:22
>>493
>(1)クルーノー均衡は「複占」の分析のためのモデルなのに、企業数をどのようにして
>∞として考えることができるのか。

えっとですね。たしか記憶によれば、N企業のクルノー競争という問題を
解いてですね。それで出てくる解の企業数をですね、N->∞にするんです。

>(2)クルーノー均衡では相手企業の生産量は一定と考えて利益最大化を図ると仮定され
>ているが、完全競争市場においてもそのような仮定の状況が実現していると考えること
>はできるのか。

完全競争では、相手の企業の生産量は、直接には考えないです。
価格しか見えないですから。だから、企業数だけ一緒にしたって
微妙に違うと思うんですね。

それからですね、相手の生産量を一定にして利潤最大化をはかるというのは
すこし変です。私の理解では、相手の生産量を所与にしてそのもとでの利潤
最大解を与える生産量は最適反応と言ってですね、その最適反応と最適反応
が一致するのがですね、2企業のクルノー均衡なんです。
502 :492:2003/01/09(Thu) 13:30
>>494
僕は、消費者はカネを払わず、生産者はカネを受け取らないと仮定した。
つまり、生産者は消費者に無償で財を渡す状況を考えている。

たとえカネの受け渡しがあったとしても、
社会全体のカネの総量は一定なので、社会全体のうれしさも一定。
だから、社会厚生を考えるさいは、カネの受け渡しはないものとして考えてもよい。

もちろん、カネの受け渡しがあると考えてもよい。
そのときは、消費者の支払い以外に、生産者の収入も考慮すればよい。
(結局、この2つがキャンセルする。)
503 :走る名無しさん:2003/01/09(Thu) 14:00
>>495
独占的競争のときは、よく似た財をうる企業が多数いる。
需要関数・供給関数は、1つの企業Aにとってのものを指す。
他の企業Bが参入してくると、Aの供給曲線は不変だが、
消費者はBの財も少し買いたくなるので、Aへの需要は減少する。
つまり、Aの需要曲線は左に動く。

それに対し、完全競争だと、
需要関数、供給関数は、市場全体のものを指す。
あらたに企業Bが参入してきても、市場全体の需要曲線は不変。
ただ、各価格のもとで、企業Bの分だけ多く供給されるので、
市場全体の供給曲線が右にシフトする。
504 :ぺリクルス:2003/01/10(Fri) 06:33
>>496

ミク戦には「価格支配力」についてゼミナール以上にくわしく説明している箇所は
ないよ。

だいたい、「価格支配力」といっておきながら、独占企業でさえ結局のところ利益
を最大にするためにMR=MCとなるような生産量を決め、その生産量を売り切ることが
できる価格を需要曲線を見ながら決めている。よって、独占企業でさえも、価格を
好き勝手にコントロールすることができず、需要曲線に支配されて価格を決定して
いるのである。

よって、完全競争市場の企業には価格支配力がなく、独占企業には価格支配力があ
るという書き方はどう考えてもおかしいのである。

そもそも、完全競争市場でも近似的にはP=MCとなる生産量を売って利益最大化を測
るとされているが、結局は直面している需要曲線は微小に右下がりなのであるから、
実際には独占企業と同じようにMR=MCで生産量を決めているのである。

それにもかかわらず、独占企業には価格支配力があり、完全競争企業には価格支配
力がないと一方的に学生に押し付けるのは学生に混乱を与えるだけである。
505 :ぺリクルス:2003/01/10(Fri) 06:58
いちいち礼は言っていないが毎回、答えてくれるブルジョア経済研究者の
人たちに感謝している。

社会正義のために日々邁進している俺に協力したいと考えているインテリ
の人は>>497と>>499にもコメントしてほしい。

>>501
>N企業のクルノー競争という問題を解いてですね。それで出てくる解の企業
>数をですね、N->∞にするんです。

ゼミナールの282ページには「19世紀のフランスの経済学者A.クルーノー
(1801-1877)は、寡占の一つである複占について、次のようなモデルを
定式化した。」つーふうに説明してあるよ。クルーノー競争は複占の分
析なんだから、企業数は2でしかありえないでしょう。それを2つしか
ない企業数を∞にふやすその方法論つーのは一体どういうものか、また
どのような本を読めば解説してあるのかとゆーことに興味があるね。

>相手の生産量を一定にして利潤最大化をはかるというのはすこし変です。

変かなあ?ゼミナールにはクルーノー均衡は「自分が選択した供給量に対
して、ライバルが供給量を変更しないという期待の下に、各々の企業が供
給量を決定するという仮定」を前提していると282ページに書かれているよ。

それから、完全競争企業は価格だけを見て生産量を決定するということだ
から、やっぱりクルーノー競争とは本質的に異なるよね。

「完全競争によって分析したい現実が「市場への参加者がとても多い状況」
なのを鑑み、lim_{n→∞} n企業間のクールノー競争 = 完全競争という対応
によって、完全競争モデルをサポートしようとしている。」

とゆうことを、スリ大将軍は完全競争とクルーノー競争の根本的な違いを克
服させながら、どーゆーふうに説明するのかね。
506 :ぺリクルス:2003/01/10(Fri) 07:21
>>503

ありがとう。よく理解できたよ。

でも、独占的企業が直面する需要曲線が左にシフトして利潤が0になり、長期均衡
になるというゼミナール262ページの説明はおかしいと思うよ。
なぜなら、シフトした需要曲線は1つの企業Aにとってのものでしかないから。他の
似たものを作っている独占的企業の利潤も0であるとは限らないし、これからも似た
ものを作ろうと参入してくる企業が存在することは十分想定しうる。
だから、LAC曲線と需要曲線が接して利潤が0になってからもまだ需要曲線が左にシフ
トしつづけ、利潤がマイナスになる可能性もあるわけだ。

だから、独占的競争で利潤が0になったら「長期均衡」であると説明するのはおかしい
と思う。
507 :ぺリクルス:2003/01/10(Fri) 07:46
>>502

しばらくゆっくり考えてみる必要があると思うが、とりあえず疑問点をもう一度あげて
おこうと思う。俺の今の段階では「カネの受け渡しがあると考えてもよい。そのときは、
消費者の支払い以外に、生産者の収入も考慮すればよい。」というパターンで理解して
いる。

「消費者はカネを払わず、生産者はカネを受け取らないと仮定した。つまり、生産者は
消費者に無償で財を渡す状況を考えている。」という設定の下に社会厚生を理解するの
は俺の今の知識では無理だ。

ところで、俺の当初の疑問をもう一度あげておく。テキスト253ページには「社会的厚生
が最大になる点は価格と限界費用が等しくなる点Eであり、そのとき生産量はXc、価格は
Pcになる。」とあるが、そのことが数学的にどのように証明されうるのだろうか、という
ことである。

さまざまな人のヒントでアホな俺でも図9-8でどのように社会的厚生を測るのかというこ
とは理解できた。しかし、価格Pcで社会的厚生がMaxになることが理解できない。

そろそろ俺の数学的知識で経済学をやっていくのも限界になってきているように思う。
もう一度中学生の数学からやりなおすかな。
508 :ぺリクルス:2003/01/10(Fri) 10:33
最近は、経済学に打ちのめされてかなりへこんでいる。少しすすのにもものすごい
エネルギーを消費してしまうのだ。

俺は今、296ページまで進んでいるところだ。俺はいま、労働需要曲線をやっている。
いささかおかしいと思うのは、図11-2においてd0=dX/dNとなっていたり、図11-3に
おいてd0=P0*dX/dNとなっていることである。

しかし、図11-2や図11-3において需要というのは縦軸の図11-2におけるW/Pや図11-3
におけるWではないのである。図11-2や図11-3の労働需要というのは労働投入量Nでな
ければなるまい。

また、図11-2や図11-3において機械の投入量が増大すると上に労働需要曲線がシフト
すると書かれている。しかし、これも理解できない。

機械の投入量が増えれば当然、限界生産物は増大する。よって、図11-1におけるW0/P0
の大きさは大きくなる。よって、総生産曲線と傾きW0/P0の直線が接する点は左にシフ
トしなければなるまい。つまり、労働投入量は減る。だから、図11-2における労働需
要曲線は下にシフトしなければならないのではないだろうか。

図11-3についても同様である。機械の投入量が増えればP0*dX/dNの値は増える。よっ
てW0の値も増える。だから、図11-1におけるW0/P0の大きさは大きくなるであろう。
よって、同様に労働投入量は減るのである。だから、図11-3においても機械の投入量
が増えれば労働需要曲線は下にシフトしなければならないと思う。

しかし、俺の上記の内容が正しければテキストが間違っていることになってしまうが、
そういうわけはあるまい。だから、俺の書いていることのどこかに間違いがあるはず
なのである。それを今は必死になって探しているところだ。
509 :走る名無しさん:2003/01/10(Fri) 12:52
>>504

ぺリは言葉尻にこだわりすぎ。

独占企業は価格を好き勝手にコントロールできる。
好き勝手やることが許される立場の独占企業の経営者が
売れそうもない法外な値段を付けて自分のところの商品を売るのも自由だし、
儲けが出そうもない安値で売るのも自由である。
独占企業なのでその商品の市場価格はその企業の売値で決定される。

しかし、利潤を最大化したければ需要曲線を見なければいけない。
単にそれだけのこと。

しかし、もしも同じ商品を取り扱うライバル企業が登場したならば、
その商品の市場価格は自分の会社が付けた価格だけでは決定されなくなる。

『ミク戦』の物語はまさに独占企業のように振る舞うパン屋の話から始まる。
そのパン屋は「限界収入=限界費用」となるように価格を決定する。
しかし、そこにライバル企業が現われたときに何が起こったか。
510 :走る名無しさん:2003/01/10(Fri) 13:06
>>509 (>>504)
MR=MCなんて本質的には何も重要ではないですね。
利潤を最大化するときに一階条件を求めるので、
その式をMR=MCとか名づけているだけだと思って
います。

重要なのは利潤最大化問題ですね、その最大化
のときに何を変数として考慮するかが重要です。

一人だったら、数量でも価格でもなんでもいいですし、
競争相手が出てきたら、相手の数量や価格も考えない
といけないというだけです。
511 :走る名無しさん:2003/01/10(Fri) 13:08
上のカキコは

>しかし、利潤を最大化したければ需要曲線を見なければいけない。
>単にそれだけのこと。

これに同意しているという意味です。需要を見て利潤を最大に
するということですね。
512 :すりらんか:2003/01/10(Fri) 16:56
遅れすスマソ

>>471>>489
独占下の総余剰について
MC線の下側の面積はその生産量までのVCです.つまりはFCの様に
今やどうやっても動かせない部分(サンクされた部分)を除外し
てそこまでの生産にかかるコストですね.で,需要曲線と横軸で囲まれる面積は
「もし」その財が何の追加的費用もなく作れるものだったときどのくらい「うれ
しいか」です(>>492参照).だから競争状態にかかわらずDCとMCで囲まれる部分
を余剰(うれしさ計)と考えるわけ.
513 :すりらんか:2003/01/10(Fri) 16:56
>>493
(1)(2)の疑問は誤解でして,クールノーが始めに提示したモデルは複占モデルで
も,現在では(ロジックが同じだから)N企業寡占産業の数量競争モデルを「クー
ルノーモデル」と読んでいます.そして,その際の均衡概念はNash均衡.「相手
企業の生産量は一定と考えて」云々っていうのは爆撃覚悟で非常に単純化して言
うならば「Nash均衡の求め方」であって均衡概念ではないです.

>クールノー極限で完全競争をとらえるときプライスメイカーは誰か?
>価格支配力ってなによ?
数量競争だと「誰が価格づけしてるの?」って疑問はわきますね.で,これは(
捜したけどどのスレかわかんない)で僕が完全競争プライステイカーか否かって
話をしてたことがあるけどあそこに回答が書いてある.どのスレか誰か覚えてま
せんか?結論だけ言うと生産能力を制約された価格競争(なので当然価格は企業
がつける)でも結果は同じになるのでプライスメイカー云々の話はクリア.

で,価格支配力については少なくとも僕は「価格支配力=市場価格に影響を与え
うる」ことと考えているし講義でもそう説明している(つまりは最適じゃない価
格付けをして経済全体へいんぱくとを与え得るか否か).
514 :便乗人:2003/01/10(Fri) 17:54
>>513 たぶん「初学者の皆様へ」スレ
515 :503:2003/01/11(Sat) 06:16
>>506
>シフトした需要曲線は1つの企業Aにとってのものでしかないから。他の
>似たものを作っている独占的企業の利潤も0であるとは限らないし、

きっと『ゼミナール』では、
すべての企業が対称的であることを暗に仮定してる。
その仮定のもとでは、他の企業の利潤は必ず0になる。

もし仮定していないならば、ぺリの主張

>だから、LAC曲線と需要曲線が接して利潤が0になってからもまだ需要曲線が左にシフ
>トしつづけ、利潤がマイナスになる可能性もあるわけだ。

は正しい。
そのときは企業Aは市場から退出するだろう。

最終的には、
1.市場に残っているすべての企業の利潤は0以上、かつ
2.企業が新たに参入したとしても得られる利潤は0以下
という状況が長期均衡である。

1は、参入している企業が退出したがらない条件、
2は、そのほかの企業が参入したがらない条件である。
516 :走る名無しさん:2003/01/11(Sat) 06:21
>>507

> さまざまな人のヒントでアホな俺でも図9-8でどのように社会的厚生を測るのかというこ
> とは理解できた。しかし、価格Pcで社会的厚生がMaxになることが理解できない。

もう少し考えろ。
生産量がXc以外の場合の社会厚生の図をお絵描きすること。
517 :ぺリクルス:2003/01/11(Sat) 07:45
>>509>>513

俺は言葉尻じゃなくて本質にこだわってるぞ。

すり師匠は「価格支配力=市場価格に影響を与えうる」とゆーことだったら、完全競争
市場の企業にも価格支配力はあることになる。たとえば、完全競争市場でオークショナ
ーが提示した価格で需要と供給が一致しなければ売買そのものが行われることがない。
存在している企業で、「俺はもっと安値でたくさん売りたいんだ!」と言うやつがいて、
少しでも超過供給が生じていたり、俺は「俺はもっと高値で売りたいんだ!」という売
り惜しみをするやつがいて超過需要が生じていれば、売買が行えないのである。よって、
完全競争市場でも「価格支配力=市場価格に影響を与えうる」と言えちゃうだろう。

それから、本質的には完全競争市場も独占企業の価格の決め方も変わりはない。
完全競争市場で各企業が直面する需要曲線も、微小に右下がりである。この右下がりが
ものすごく微小だから、MR曲線もほぼ直面する需要曲線と一致してしるとみなされてい
るが、実際は完全競争市場においてもP=MCではなくてMR=MCで生産量を決めていると考え
てもいいのではないかと思う。

独占市場と完全競争市場のただ一つの違いは、長期的には参入障壁のために利潤を確保
できるか、それとも利潤が新規参入で0になってしまうのかというくらいである。
518 :ぺリクルス:2003/01/11(Sat) 08:03
>>513

クルーノー競争の話題はおそらくここで行われていると思う。
(リンクできているかどうかは不明であるが)

http://matari.ichigobbs.com/cgi/readres.cgi?bo=economy&vi=0040&rs=833&re=881&fi=no

俺の今のレベルでは理解は難しいが「ミク戦」の186ページでのちのち詳しくやること
になろうかと思う。しかし結論としては、クルーノー競争の企業数を∞にしても、プラ
イスメーカーは企業のままであるということをスリ師匠は言っているのであろう。

しかし、先日も指摘されていたが、クルーノー競争においては企業は相手の生産量を見
ながら自分の生産量も決める一方、完全競争市場では価格だけを見ながら企業は生産量
を決めるとゆー違いがあるから、クルーノー競争の企業数Nを∞に飛ばしたからといって
クルーノー競争=完全競争とは言えないということが投稿してあった。

すり師匠の「スリさんは、完全競争によって分析したい現実が「市場への参加者がとて
も多い状況」なのを鑑み、lim_{n→∞} n企業間のクールノー競争 = 完全競争という対
応によって、完全競争モデルをサポートしようとしている。」という考えを支持する人
は、上の指摘にどのように答えるのかね。
519 :ぺリクルス:2003/01/11(Sat) 08:35
>>512>>516
やっと、理解できた。サンクス。つまりは、価格Pc、供給量Xcの時は、消費者余剰
はHEPcで、生産者余剰は-GEPcとなる。よって、社会厚生はHEGとなり、このとき
社会厚生はMaxとなるわけだな。アホなことを考えていて理解に時間がかかった。

>>512のスリ師匠の思考法は俺の理解を余計妨げるので、俺はあくまで

社会厚生=消費者余剰+生産者余剰

で理解していこうと思う。
520 :ぺリクルス:2003/01/11(Sat) 08:47
>>515

とゆーことはゼミナールで紹介されている独占的競争のモデルは相当非現実的な
モデルだな。

長期で参入してくる企業は最初に差別化を行って利潤を生み出した企業と、まった
く同じSMC曲線とまったく同じSAC曲線を持ち、さらには全く同じ需要曲線に直面し
ていることになる。

それは、参入してくる企業が、似たようなものを作っている独占的企業であるどころ
か、もともと差別化を行っていた企業を完全に真似をして参入してきていることを意
味している。つまりは、特許も著作権も鼻糞みたいな世界が仮定されていることにな
るだろう。

以前、「生産物の同質性」は独占的企業を除いて仮定されていると言っている人がいた
が、結局のところ、完全競争、独占、独占的、寡占のいずれの市場においてもゼミナー
ルでは「生産物の同質性」が仮定されてしまっているということではないかね。
521 :ぺリクルス:2003/01/11(Sat) 09:00
>>297に誰かコメントくれ。

俺は主観的需要曲線なるものがなんらかの意味を持っているとはまったく考えていない。
価格が定まった時点で、もはやオークショナーに企業は自分の売りたい生産量を提示し
ており、それ以外の生産量で販売しようとは考えていないのである。

売りたいだけものを売れるということをいうために「主観的需要曲線」を教科書にのせ
ているなら、学習者に無用な混乱を与えるだけだ。そんなものは削除してしまったほう
がいい。
522 :ぺリクルス:2003/01/11(Sat) 09:29
>>508で書いたことを一晩中考えたが、やはり俺の考え方に変わりはない。

労働需要曲線における需要量はd=N(労働投入量)でしかありえず、テキストの294
ページでd=dX/dNとなっていたり、296ページでd=P*MPLとなっているのは奇妙
だ。

岩田氏の書いているようにd=dX/dNとなったりd=P*MPLとなったりするなら、
機械の導入で労働生産物が増加すれば、労働需要曲線が上にシフトすると言われて
もふむふむなるほどですね、と答えられるが、そうではないから納得がいかない。

しかも、図11-1から解釈すると、どーー考えても機械を導入すると労働需要曲線が
上にシフトするというのはおかしい。

図11-1では、総生産曲線TPと傾きW0/P0の直線が接したところで、最適な労働投入量N0
と、そのときの生産量X0が定まることが図式されている。

W/P=dX/dNのとき、機械の導入で、単位あたりの労働投入量で生産できる生産物の量
が増大すると、当然W/Pの値は増大する。TP曲線の傾きも大きくなることであろう。

そうすると、図11-1だと、W0/P0の大きさは大きくなり、さらにTP曲線の傾き(という
か、盛り上がり方)も大きくなることであろう。そうすると、機械導入前に接していた
時の労働投入量である本来のN0の位置も左にシフトすることであろう。

それが意味することは、同じ実質賃金率のもとでの労働投入量は減るということである。
であるから、労働需要量は機械を導入すると下にシフトしなければならない。

しかし、この考え方は岩田氏のテキストの内容とは全く反対である。誰か、俺の解釈を
批判してくれ。そうしないと、先に進めない。
523 :走る名無しさん:2003/01/12(Sun) 03:28
>>520
案の定、同質と対称を混同している。

うまい棒は、種類が違えば味も違うから同質じゃないけど、
「ほかのすべてのうまい棒の価格がpのときに、
うまい棒チーズ味の価格をp'にしたときの需要は、
うまい棒たこやき味の価格をp'にしたときの需要と同じ」
という意味で、対称的。
524 :ぺリクルス:2003/01/12(Sun) 07:03
>>518-522に誰かコメントくれ。>>523コメントありがとー!

どうも、最近はこのスレの人気にも陰りが出はじめているのではないかと思うのだ。
しかし、このスレが近い将来に完結すれば、ここの15chにとっては金字塔になる
出来事となるのである。そのことをブルジョア諸君はしっかりと肝に銘じておいて
いただきたい。

>>523

それはおかしいんじゃないか?たとえば、うまい棒わさび味とか、うまい棒パセリ味
とか出しても、うまい棒チーズ味ほど売れるわけが無い。それと同じように、似たよ
うな商品だからといって、君の言うような「対照的」であるとは限るまい。

当然、うまい棒チーズ味とうまい棒たこやき味には人気に差が存在するはずなのであ
る。よって、「対照的」であるためには、常識から考えて「同質的」でなければなる
まい。
525 :走る名無しさん:2003/01/12(Sun) 08:07
>うまい棒チーズ味とうまい棒たこやき味には人気に差が存在するはずなのである。

効用関数が対称的(例えば、チーズ味X、たこやき味Yの効用がU(X,Y)=XY)なら、
(同じ価格のもとで)人気に差はでない。
たとえ効用関数が非対称的でも、人によって好みに違いがあるから、
チーズ味好きとたこやき味好きが同数いれば、人気に差はでない。

>「対照的」であるためには、常識から考えて「同質的」でなければなるまい。

なんだその常識は?
まずは定義の違いを理解しろ。
その次に、うまい棒以外の適切な例を自分で考えろ。
(うまい棒は実際1企業で作られているから、独占的競争の例としては不適切だ。)

>>508, >>522は図や変数の定義がないから分からない。
526 :ぺリクルス:2003/01/12(Sun) 09:07
>>508と>>522について (1)

お絵かき掲示板
http://www22.big.or.jp/~15ch/oekaki/picture.cgi
を見て欲しい。
14474は図11-1、14475は図11-2、14476は図11-3をあらわしている。

W0は名目賃金率
P0は企業の生産物Xの価格
Xは生産物
Nは労働サービスの投入量

テキスト296ページには次の公式が紹介されている。
(1)価格=限界費用 P=MC=w/MPL
(2)労働の限界価値生産物=名目賃金率 (P・MPL=w)
(3)労働の限界性産物=実質賃金率 MPL=w/P
527 :ぺリクルス:2003/01/12(Sun) 09:17
>>508と>>522について (2)

労働需要曲線のシフトに関して297ページには次のようにかかれている。

「いま、この企業が供給している財に対する市場の需要が増大して、価格PがP0からP1
に上昇したとしよう。労働の限界価値生産物MVPLは増大するから、労働需要曲線は図
11-3のd1のように上方にシフトする」

「この企業が投入する資本(機械など)が増えたり、企業の技術が進歩したりすれば、
任意の労働投入量における労働の限界生産物(dX/dN)は増大する。したがって、これ
によっても労働の需要曲線は上方にシフトする。同様に、この企業が投入する土地
サービスの量が増大すれば、労働の限界価値生産物も増大するので、労働需要曲線は
上方にシフトする。」

「なお、図11-2のように、縦軸に実質賃金率をとって労働需要曲線を示す場合には、
生産物の価格Pが変化しても、労働需要曲線はシフトしない。たとえば、名目賃金率w
を一定として、Pが低下することは、実質賃金率の上昇を意味する。したがって、その
場合には、労働需要曲線はシフトせず、その曲線上に沿って労働需要量が減少するこ
とになる。それに対して、機械の投入量が増大したりして、労働の限界生産物が増大
するときには、労働需要曲線はd0からd1のように上方にシフトする。」
528 :走る名無しさん:2003/01/12(Sun) 09:26
機械の投入によって、図11-1の生産曲線全体が上にシフトすることに注意せよ。
例えば、X=√N から X=2√N へ。
529 :ペリクルス:2003/01/12(Sun) 14:30
>>528

>そうすると、図11-1だと、W0/P0の大きさは大きくなり、さらにTP曲線の傾き
>(というか、盛り上がり方)も大きくなることであろう。そうすると、機械導入
>前に接していた時の労働投入量である本来のN0の位置も左にシフトすることで
>あろう。

と>>522に書いていたけど、、、、
ばかですた。実際にきちんと図をかくと、>>528のように機械が導入されて
総生産曲線が、X=√N から X=2√Nのように変化すると、同じ実質賃金率の傾き
をもつ総生産曲線の接線と総生産曲線が接するところにおけるN(労働投入量)は、
左ではなくて右にシフトしていたすた。

よって、機械の導入によって労働需要曲線が上にシフトするとゆーのもおかしく
ありませーーーん。お絵かき掲示板で図示しよーかと思ったけど今はセーブちゃん
とされないから、文章だけで説明しとく。

>>497、>>499、>>517も読んでコメントしとくれ。
530 :ペリクルス:2003/01/12(Sun) 15:18
>>528
アホな俺でもいちおー数学は使ってみたじょ。

W0/P0(実質賃金率)を1とする。
X=√Nのとき、dX/dN=1/2√Nであるから、傾き(実質賃金率)が1の接線との接点は、
(N,X)=(1/4、1/2)である。

機械の投入量が増大してX=2√Nとなったとする。dX/dN=1/√Nであるから、傾き1
の接線との接点は、(N、X)=(1、2)である。

よって、機械の増大によって、同じ実質賃金率のときの労働投入量Nも1/4→1と増大して
いる。
531 :ペリクルス:2003/01/13(Mon) 07:34
>>525

俺が>>520で
>長期で参入してくる企業は最初に差別化を行って利潤を生み出した企業と、まった
>く同じSMC曲線とまったく同じSAC曲線を持ち、さらには全く同じ需要曲線に直面し
>ていることになる。
と書いたのは間違っていないよな。

なぜなら、「最初に差別化を行って利潤を生み出した企業」の直面する需要曲線が、「最初に
差別化を行って利潤を生み出した企業」のLAC曲線と接したときに「長期均衡」となるとある
からである。

しかも「対照的」という仮定のもとにこの「長期均衡」が達成されるなら、消費者たちは、み
な対称的(例えば、チーズ味X、たこやき味Yの効用がU(X,Y)=XY)な効用関数を持っていると
いうことになる。

いずれにせよ、ゼミナール263ページの独占的企業の長期均衡が非現実的なモデルであること
も間違いないであろう。
532 :走る名無しさん:2003/01/13(Mon) 07:53
そこは間違っていないが、
「特許も著作権も鼻糞」が間違ってることは分かっただろうか?
533 :ペリクルス:2003/01/13(Mon) 08:21
>>532

参入してくる企業はLAC曲線も同じ、消費者に「最初に差別化を行って利潤を生み出した企業」
の商品と対照的な効用関数を持たせるような商品を販売するということだな。しかし、それは
著作権や特許の話とは別であるということだね。

でも、ひとつ確認しておきたいことは、「ある2財に関する消費者の効用関数が対称的」である
場合には、「その2財はよく似ている」とみなしてもよいのかどうか、ということである。
534 :走る名無しさん:2003/01/13(Mon) 08:38
「よく似ている」の定義が分からない。
うまく定義すれば、対称的、という意味になろうし、
へたに定義すれば、同質的、という意味になるだろう。
なにを確認したい?

効用関数が対称的ということは、u(x,y)=u(y,x)ということ。
これは、財が同質的(ある関数vによって、u(x,y)=v(x+y)と表されること。)
よりも弱い条件。
この違いが分かるだろうか?

こういう議論が苦手ならば、自分で具体的な財の例を挙げろ。
「○○という財と△△という財について、
消費者の効用関数は(ほぼ)対称的だが、
●●という財と▲▲という財については、対称的とはいいがたいと思う。
なぜなら…。」
「△△という市場は独占的競争の典型例だといえる。なぜなら…。」
そうすれば、議論しやすい。
535 :ペリクルス:2003/01/13(Mon) 12:13
>>534
>この違いが分かるだろうか?
うーーん、正直ってまったくわからん。

コメという財と小麦という財について、消費者の効用関数はほぼ対称的だが、
コメと城麻美の写真集は対称的とは言いがたい。

なぜなら、コメも小麦も一般的に日本においては同程度に食材として用いられるような財
であり、同じ価格であれば同じくらいの消費がなされる。

それに対して、コメと城麻美の写真集は、主食のコメにくらべてたんなる嗜好品にすぎない。
城麻美のファンを除けば、城麻美の写真集から満足をえる人間はいない。よって、たとえ価格
が同じであっても、全体の傾向を見ればコメのほうを多く消費するであろう。

ゲーム機市場はほぼ独占的市場であると言える。プレーステーション2を発売しているのは
SONY一社しかない。しかし、マイクロソフトはXボックスを出してゲーム機市場に参入してき
た。マイクロソフトはプレーステーション2を発売しているわけではないが、マイクロソフト
とSONYは需要を奪い合っている。
536 :走る名無しさん:2003/01/13(Mon) 12:39
>効用関数が対称的ということは、u(x,y)=u(y,x)ということ。
>これは、財が同質的(ある関数vによって、u(x,y)=v(x+y)と表されること。)
>よりも弱い条件。

例えば

1、u(x,y)=xy

xy=yx <-双曲線

log xy = log x + log y <-直線<-x+y

2、u(x,y)=x^2 y

x^2 y ≠ y^2 x

log (x^2 y) = 2log x + log y <-直線

ではないでせうか。
537 :ペリクルス:2003/01/13(Mon) 15:26
テキスト324ページまで進んだが、疑問点にぶつかっている。ところで、最近はスリ師匠から
レスをいただくことがずいぶん少なくなった。スリ将軍はさいきんお忙しいとお見受けする。

さて、テキスト324ページには、
「転用費用がゼロという仮定のもとでは、土地サービスの使用料である地代がたとえゼロでも、
土地サービスがL0だけ供給されるのは、土地サービスの機会費用がゼロであるためである。」
とある。

しかし、転用費用がゼロでなおかつ土地サービスの使用料もゼロであれば、土地を空き地にし
ておくメリットがないにもかかわらず、土地を貸すメリットもない。だから、この場合に、あ
えて土地をL0だけ貸し出す合理的な理由もないのである。

だから、上記の引用のようなことが言われるのもきっちりとした理由のないことと思う。
538 :ペリクルス:2003/01/13(Mon) 17:10
現在、テキストの326ページに取り組んでいる。
労働のところに関しても同様のことを書いたけれども、326ページの「企業iの土地の限界価値
生産物曲線をd1とすると、これが企業iの土地サービス需要曲線になる。」とある。
しかし、労働に関しても土地に関しても、限界価値生産物が需要なのではない。労働投入量や
土地サービス量が需要量なのである。
よって、限界価値生産物曲線を需要曲線と呼ぶのはおかしいと言わねばならないだろう。
539 :走る名無しさん:2003/01/13(Mon) 17:51
>537
勿論地代がゼロに等しいときには、貸そうが貸すまいが土地持ちにはどちらでもよいのだから、その疑問はごもっとも。
しかし、地代がほんの少しでもゼロを超えているが、限りなくゼロに近い場合、例えば月1円、のような場合には、土地はL0だけ供給される(これはわかるよね?)。この「月1円」ってのは単なる例であって、これを「年1円」「10年1円」・・・のように、ずっと小さくしても、やはり土地はL0だけ供給される。このように、「地代が『ほとんど』ゼロ」であれば引用部分は成立する。単にそれを簡便に書いているだけだと思ってしまうのがいいのではないだろうか。
540 :539:2003/01/13(Mon) 18:02
改行忘れた。スマソ

>538
d1を限界価値生産物と捉えるときと、需要曲線と捉えるときでは
読み方が違うのだ。1つヒントをだすと、限界価値生産物曲線は、
ある要素量に対する限界価値生産物を書いたもので、需要曲線は、
ある価格が与えられたときの需要量を描いたものであるということ。
この読み替えは個人的に面白いと思うので、もうちょっと考えてみて。
541 :534:2003/01/14(Tue) 01:01
>>535
コメと小麦は対称的でない気もするが、まあいいだろう。だいたい合ってる。

ゲーム機市場は数社しかいないから、寡占市場として分析すべきだと思う。
ソフトの市場のほうが独占的市場のいい例だと思う。
(どちらも右下がりの需要曲線に面するから、境界は微妙だけど。)

ソフトは差別化されてるが、おおむね対称的だろう。
各ソフトメーカーは、右下がりの需要曲線に面しながら価格を付ける。
正の利潤がでるようなら、別のソフトメーカーも参入してきて、
ソフトの種類は増え、個別の需要曲線は左にシフトしていく。
最終的に、(固定費用を引いたあとの)利潤がゼロになるところで、
ソフトメーカーの参入は止まり、長期均衡となる。

>>536
すまんが、意図が分からん。だからどうだというのだ?
542 :ぺリクルス:2003/01/14(Tue) 09:31
>>539

簡便な表現といっても学習者にはひじょーに誤解を与える表現だと思うね。
でも、土地を貸し出すときの機会費用が0であるという状況では、地代が0よりわずかでも
大きければ土地サービスを提供することが有利になるから、供給量がL0になることは、
理解できる。

しかし、地代が0の時には、「土地を貸し出すか貸し出さないかは決まらない」と書く
ことがより正確であろう。
543 :ぺリクルス:2003/01/14(Tue) 09:42
>>540
「限界価値生産物曲線は、ある要素量に対する限界価値生産物を書いたもので、
需要曲線は、ある名目賃金率や地代が与えられたときの需要量を描いたものである」
と読みかえができるのなら理解できるよ。

生産物の価格が変化してしまうと、限界生産物曲線もしくは労働・土地サービス需要曲線
はシフトしてしまうので、「ある価格が与えられたときの需要量を描いたもの」とは言え
ないであろう。
544 :ぺリクルス:2003/01/14(Tue) 09:51
>>540
完全競争市場の時に学んだ需要曲線では因果関係は「価格→需要量」といった方向に
しか働いていなかった。

しかし、労働需要曲線の場合は、「地代or名目賃金率→土地サービス需要量or労働投入
量」といった因果関係と、「土地サービス需要量or労働投入量→限界価値生産物」と
いった因果関係の、二種類の因果関係が需要曲線で表現されているというわけだね。
545 :ぺリクルス:2003/01/14(Tue) 10:31
テキスト327ページでつまずいてなかなか先に進めなくなっている。

お絵かき掲示板の14518を見て欲しい。
http://www22.big.or.jp/~15ch/oekaki/picture.cgi
図12-2では、農産物を生産している企業iは、最大限利用可能な土地サービスがLiになる
ような土地を所有している。土地サービス市場では、農産物の価格をP0を与えられたもの
として、名目地代がr0に決定されている。

以上のような前提のもとに、テキスト327には次のようにかかれている。

「自己使用する分をL1よりも少なくして、その少なくした分を他企業にr0で賃貸すると、
曲線diによって表される帰属地代(自己使用したときの土地の限界価値生産物)の方がr0
よりも大きくなる。したがって、自己使用分をL1よりも少なくすることは企業iにとって
不利である。」

しかし、どうして不利になってしまうのか、いくら考えてもわからん。誰かヒントくれ。
546 :走る名無しさん:2003/01/14(Tue) 10:41
自己使用をLとする。
人に貸した分の利益は、r_0×(L_i - L)の長方形。
自分で使った分の利益は、L=0, L, r=0, 青で囲まれた台形。
これを足したものを最大にしたい。
あとは、L < L_1のときの図をかけ。
547 :ぺリクルス:2003/01/14(Tue) 11:21
>自分で使った分の利益は、L=0, L, r=0, 青で囲まれた台形。

つーことは、やっぱり土地サービス量が、限界価値生産物を決定するという因果関係が
成り立っているという理解でいいのね。
それにしても「自分で使った分の利益は、L=0, L, r=0, 青で囲まれた台形」というこ
となら、

「自己使用する分をL1よりも少なくして、その少なくした分を他企業にr0で賃貸すると、
曲線diによって表される帰属地代(自己使用したときの土地の限界価値生産物)の方がr0
よりも大きくなる。したがって、自己使用分をL1よりも少なくすることは企業iにとって
不利である。」

という書き方はおかしいと思うんだけど。

「自己使用する分をL1よりも少なくして、その少なくした分を他企業にr0で賃貸すると、
曲線diによって表される帰属地代(自己使用したときの土地の限界価値生産物)の方がr0
よりも大きくなる。つまり、r=r0、L=L2(L2は自己使用する分を少なくした後の自己使用
する土地サービス量)、限界価値生産物曲線で囲まれた面積だけ損をすることになる。」
したがって、自己使用分をL1よりも少なくすることは企業iにとって不利である。」

ここまで書いていないと、ゼミナールの説明は文章として完結していないと思うが。
548 :走る名無しさん:2003/01/14(Tue) 12:48
慣れてくれば、面積を見なくても分かるようになる。
限界価値生産物曲線は土地の需要曲線だから。
549 :ペリクルス:2003/01/14(Tue) 14:41
>限界価値生産物曲線は土地の需要曲線だから。

錯乱してきた。
>>540の言っていることと、>>548の言っていることはどっちが正しいんだ?
550 :ペリクルス:2003/01/14(Tue) 15:27
>>542-544にぜひぜひコメントをしてほしい。このスレはオールナイト日本と同じである。
オールナイト日本はリスナーからのFAXやメールがなければ番組が成り立たない。それと、
同じようにこのスレも俺が一人相撲をしていても成り立たないのだ。

>>1に書いてあるように俺は「君たちの生徒より絶対優秀で勉強熱心だから教えがいがある」
のである。大学の教師は俺を実験台にしてどのように教えれば生徒が理解するかを試すこと
がある。俺もまた欲深き拝金主義者を征伐し、労働者のアソシエーションを創造するという強
いインセンティブがあるので必死に経済学を学習する。よって、教師諸君にはもっと積極的に
投稿して欲しい。銅鑼氏のようなエコノミストは俺一人を説得できぬようで世論を動かすこと
はできまい。
551 :ドラエモン:2003/01/14(Tue) 15:46
>ぺり@>>550

>>544へのコメント

因果関係は、価格から数量なのは同じ。何度もみなが繰り返すように、プライステイカー
の仮定があるのだから、当然ながら価格が与えられて初めて目的関数(消費者なら効用、
企業なら利潤)を極大化する数量が決まる。

要素需要の場合、わかりにくいのは、生産量の決定(その企業の供給決意)と、生産要素
需要の決意は、同じものの裏表だからではないか?生産物の市場で、与えられた価格に対
して生産量を決めるときに隠れているのが生産要素の価格だが、逆に要素需要を決定する
時には、生産物の価格が隠れていて、要素価格だけを問題にしている(ように見える)。
しかし、本当は、生産物価格と要素価格が与えられると、最適な生産量と要素投入量が、
同時に決まるのだ。

で、オールナイトフジって、僕が学部の頃の番組じゃないのか?今でもやってるの?
僕が見てた80年代初めには(20年前嗚呼)、MTV全盛で、マイケル・ジャクソン
のスリラーのビデオやらシンディー・ローパーvsマドンナとか白熱してた頃だ。もう
みんな「ナツメロ」だよね(笑)年は取りたくないものですなぁ・・・
552 :ペリクルス:2003/01/14(Tue) 15:55
>>549
まあ、要するに完全競争市場で、短期の供給曲線がP=MCであるから、限界費用曲線=供給曲線
となっているようなもんかね。
553 :すりらんか:2003/01/14(Tue) 16:39
>労働需要曲線について
おそらくシフトと線上の変化,最適条件式と定義式が混同されているんでは
ないかと思います.資本設備の増大が労働の実質限界生産を上昇させるとき
に,「仮に」実質賃金が代わらなければより多くの労働者を雇いたい.とい
うことは資本増大後の労働需要量は前に較べて大きい……これが労働需要関
数の右シフトです.
554 :走る名無しさん:2003/01/14(Tue) 17:43
>>550
>俺は「君たちの生徒より絶対優秀で勉強熱心だから教えがいがある」

勉強熱心なのはその通りだが、残念ながら優秀とは言えない。
あと、ぺリに教えてくれている方々も経済学教師であるとは限らない。
単なる経済学ファンが教えてくれているのかもしれない。
勉強熱心なのは良いことだが、優秀ではないことを自覚した方が良い。

優秀ではないが勉強熱心な生徒であれば教えがいがあるのは確か。
本当に優秀だとみなされてしまうと、「この程度のことも理解できないのか」
と言われてお終いになってしまうだろう。
だから、優秀であることが本当に楽しいことかどうかはわからない。
漏れは皆でわいわいがやがや楽しめる能力の方が
優秀なことよりは大事なことだと思う。
555 :ペリクルス:2003/01/14(Tue) 19:37
>>554
ずいぶんとはっきり物をゆー人だねえ。まあそれはいいとして、俺がここでわきあいあいと
楽しんでいるということは、はっきりと嘘であると断言しておこう。
俺は言わば「敵を知る」ためにここにいるのである。銅鑼氏やスリ師匠はあまりにも心が広
すぎるので、敵に塩を送るようなことをずっと続けてくれているわけだ。俺はここで経済学
をやっていると、「敵を愛せ」だとか「片方の頬をぶたれたらもう片方を差し出せ」つーの
はこういうことではないかと感じるときがしばしばある。もう一度はっきりさせておくが、
俺がここで書き続けているのはプロレタリアートの戦いのためである。

俺はいつも労働者を見つめている。その背後には国家があり、その背後には社会正義がある。
俺にとって、「労働者」「国家」「社会正義」は三位一体で切り離せないものなのだ。
それゆえに、俺にはいつも余裕がない。常に緊張感を保った偉大な闘争なのである。
556 :ペリクルス:2003/01/14(Tue) 20:11
さて本題に移るとしよう。現在はテキストの341ページまで進み、12章を終えたところである。

テキスト338ページにおいては、地代r0のとき、tの土地保有税が課せられたとき、税引き後
地代はr0-tになるとある。
しかし、実際には税が課せられて価格が低下するわけでもない。だから、ここでは税が課せられ
たときの実質的な地代はr0-tとして考えてもよいといった程度のことであろうと思われる。
簡単なことではあるが、一応確認しておきたい。
557 :ペリクルス:2003/01/14(Tue) 20:18
>>551
銅鑼氏さんきゅー。あくまで、因果関係は、「生産物価格 and 要素価格 →労働投入量 or
土地サービス需要量」となるわけね。それだと余計にd=労働価値生産物とかいう書き方が
テキストでされてんのはおかしいと思うけどな。労働価値生産物が需要を決めているわけだか
ら。オールナイト日本はラジオ番組で深夜に放送されている。
558 :ドラエモン:2003/01/14(Tue) 20:37
>ぺり

おおおお、オールナイトニッポンの方か。てっきり、秋本奈緒美のフジの方かと思ったぞ。
TVの方は、AVコーナーとか(以下略

で、均衡条件が要素価格=価値限界生産力と書かれていて、限界生産力が価値を決めるように
見えるのが疑問なのか?そうであるなら、ある意味いい線行ってる疑問だ。良く、独占資本の
親玉どもが、あっ違った、経団連とか日経連のリーダーの皆さんが、賃金の生産性基準という
ことをいう。彼らの言い分は、生産性=>賃金だから、恐らくペリの潜在意識にこびり付いて
いるのだろう。

だが、要素価格=生産物価格・限界生産物は、限界生産物が要素投入量の関数だから、これを
ひっくり返せば、要素投入量=D(要素価格、生産物価格)という関係に書き換えられるのだ。
均衡条件を因果関係と読んではいけないのだよ。

ただし、要素供給量が一定であり市場均衡の成立を前提にすると

均衡要素価格=価値限界生産物(ただし要素需要量は一定とされた要素供給量に等しい)

だから、「あたかも」一定の要素供給量の価格は価値限界生産物で「決まる」というように
読めるわけだ。生産性で賃金が「決まる」ということだな。でも、その前提は市場均衡。
559 :ペリクルス:2003/01/14(Tue) 22:22
>>558

>均衡条件が要素価格=価値限界生産力と書かれていて、限界生産力が価値を決めるように
>見えるのが疑問なのか?

>>557のd=労働価値生産物は労働の限界価値生産物の間違えね。すまん。
俺は、ある一定条件下において、W/P=dX/dNという法則が成立するということには何の疑問
ももっていない。「労働の限界価値生産物」から「価値」という言葉は連想しない。

「だが、要素価格=生産物価格・限界生産物は、限界生産物が要素投入量の関数だから、これを
ひっくり返せば、要素投入量=D(要素価格、生産物価格)という関係に書き換えられるのだ。
均衡条件を因果関係と読んではいけないのだよ。」

とゆうことはちょっと理解できない。要素投入量=D(要素価格、生産物価格)の表現が何を意
味しているか分からないからだ。
560 :ペリクルス:2003/01/14(Tue) 23:04
>>541
ちょっと、俺の独占的企業と寡占企業の理解が間違っているかもしれないので
心配になってきたぞ。俺は、「各財市場は独占的市場を除いて完全に同質な財の
市場として定義されている」と理解してきた。

しかし>>541氏によればゲーム機市場は寡占市場であるという。ところが、俺が例
に出したXボックスやプレイステーション2は差別化が行われており、同質ではない。
しかし、ゲーム機市場は独占的市場のように企業の数は多くなく、むしろ寡占企業
のように数社だけが競争している状況である。

だから、ゲーム機市場は寡占市場として扱うべきか独占的市場として扱うべきかの
明確な区分ができないと思う。
561 :走る名無しさん:2003/01/14(Tue) 23:09
横レスで悪いけど、ずっと気になってきたので、
独占的市場ってのは、独占的競争市場のことだよね?
562 :ペリクルス:2003/01/14(Tue) 23:16
>>561
そそ、すまん。独占的市場は独占的競争市場の間違え。って、どれくらい間違えてきたんだ
ろう。。。
563 :540:2003/01/14(Tue) 23:18
ぺり氏>>543,549
そうそう、540で書いた「価格」とは「『その要素の』(実質)価格」或
いは「価格体系」と読んでくれ。

だが549を見るに、それでも通じていないように思える。548と、540にお
ける自分の書き込みは何も対立していない。かと思いきや、559を見ると、
今度はちゃんと通じているようにも思える(藁)。なぜだ。

W/P=dX/dNが分かっているのならば、書き換えてW=P*dX/dNとすれば、
右辺はどこかで見たはず(藁)だ。プライステイカーの企業は、価格体系
(P,W)が与えられたときに、この式を満たすように労働量を選ぶ。(これ
は、558でドラ氏が触れていることだ。因果関係は、価格体系→要素量。)
そのような労働量は、視覚的にはどのようにしてわかるだろう?労働量と
限界価値生産物のグラフを書いて、今度は限界価値生産物→労働量と見れ
ばよい。(これが>>540で書いた、限界価値生産物曲線の「読み替え」。)
つまり、
 要素価格(=限界価値生産物)→(その価格体系で企業にとって最適な)要素量
と読むのだが、これは要素需要曲線になっていることが分からないだろうか?
564 :541:2003/01/15(Wed) 06:20
僕は教授じゃない。しょぼい大学院生。
ここで評判の悪いゲーマーだから、僕のカキコは眉に唾つけて読んでくれ。

>>561
僕も間違ってた。ごめん。Monopolistic competitionだね。
それにしても奇妙な言葉。形容矛盾じゃないの?

>>560
独占的競争モデルは、差別化された財をめぐる多くの企業間の競争を表現したモデル。

寡占モデルは、少数の企業間の「戦略的」競争を表現したモデルの総称。
(「戦略的」の意味はまだわからなくてよい。『ミク戦』を待て。)
財は差別化されててもいいし、差別化されてなくてもいい。

「各財市場は独占的[競争]市場を除いて完全に同質な財の市場として定義されている」
というのは、変かもしれない。
でも、どこまでが1つの市場か?なんて、ハッキリしたもんじゃないから、
別にどうだっていいんじゃない?

ある市場を分析するときにどちらのアプローチをとるのかは、
(もしぺりが経済学で論文を書くことになれば)非常に悩ましい問題だ。
もちろん射程範囲が違うんだけど、これも境界ははっきりしない。
分析目的の違い(どういう現象を説明したいか?)とか、
自分の好みとか、解きやすさとか、ギョーカイでの流行りすたれとか、
そんなもので決まるんだと思う。
565 :ぺリクルス:2003/01/15(Wed) 10:26
>>563

>要素価格(=限界価値生産物)→(その価格体系で企業にとって最適な)要素量
>と読むのだが、これは要素需要曲線になっていることが分からないだろうか?

分かったけど、今分からないのはなんで俺がこんな疑問を持っていたのかわから
なくなったww 最近はどうもカップラーメンとハンバーガーしか食っていないの
で思考力が低下している。
566 :ぺリクルス:2003/01/15(Wed) 10:29
>>564

なんだか、いつもレスしてもらって悪いね。俺が論文を書くことはおそらく生涯にない
であろうと予測される。まあ、機関紙やビラを書いたりすることはあるだろうけどね。

>「各財市場は独占的[競争]市場を除いて完全に同質な財の市場として定義されてい
>る」というのは、変かもしれない。でも、どこまでが1つの市場か?なんて、ハッキリ
>したもんじゃないから、別にどうだっていいんじゃない?

本当にどうでもいいんだろうか。そうすると、「同質的」と「対称的」がどう違うかと
か考えたことが意味なくなっちゃうけどな。
567 :ぺリクルス:2003/01/15(Wed) 10:40
>>563
いちおー確認だけど、d=p×dX/dNと書かれている場合には、需要が限界生産物という
意味ではなくて、需要曲線は限界性産物曲線と一致しているといった意味を表してい
るんだよね?
568 :便乗人:2003/01/15(Wed) 11:09
>>560 >>566

漏れが間違った認識を植えつけたかもしれないので、修正。

227頁の表9-1に簡潔にまとめられているように、寡占市場の場合は
製品差別化がある場合とない場合がある。クールノーの複占モデル
(282頁)は製品差別化の無いケース(漏れはこれが念頭にあった)。

財の定義は現実には非常に困難だと思う。100円ショップの化粧品と
高級ブランド化粧品を同じ化粧品という財として分析するのは間違
っているが、どのような財も多かれ少なかれ細かな違いを持っている
ので、同質な財の市場など現実には特殊な例くらいしかないだろう。
だから独占的競争市場はある意味一番現実的な市場と言えると思う。

最近気になっているのが、需要曲線を因果関係として述べている記述。
需要曲線(供給曲線も)は価格を所与として導出された最大化の条件を
価格に沿って記述したもので、因果関係というのとは違う気がする。
価格と数量はあくまで需要と供給の均衡点で同時に決まる相互依存関係
と考えるべきではないか。
569 :走る名無しさん:2003/01/15(Wed) 12:13
>>564
>ここで評判の悪いゲーマーだから

悪くない、悪くない。「ゲーム論」への攻撃に関しては、
わけのわからない長文を書いていた名無しの厨房やら歌舞たんの方が評判悪い。
歌舞たんは本当は味方になってくれそうなゲーム理論家まで敵にまわそうとしている。
570 :走る名無しさん:2003/01/15(Wed) 12:54
>ぺリクルス

独占的競争市場は、君の認めるブルジョア経済学者のスティグリッツ先生の
超有名なモデルがあります。したがってですね、スティグリッツ氏の書いた
教科書を読めばですね、大先生が雄弁に簡潔に語っているので必読ですね。
571 :ペリクルス:2003/01/15(Wed) 13:33
>>499の屈折需要曲線について誰か教えてくらさい。
572 :ドラエモン:2003/01/15(Wed) 13:38
>>568

>最近気になっているのが、需要曲線を因果関係として述べている記述。
>需要曲線(供給曲線も)は価格を所与として導出された最大化の条件を
>価格に沿って記述したもので、因果関係というのとは違う気がする。
>価格と数量はあくまで需要と供給の均衡点で同時に決まる相互依存関係
>と考えるべきではないか。

それは、仰るのが正論というか厳密な表現だと思います。変数が相互依存して同時決定
しているシステムに、安易に「因果関係」などという言葉を持ち込んだのは迂闊でした。

ただ、システムの場合には、外生変数を「因」、内生変数を「果」と読むのが、入門者
にはわかり易いような気もしますが、如何でしょう?プライステーカーというシステム
には、価格が外生変数で、需給量が内生変数なのだから。
573 :ペリクルス:2003/01/15(Wed) 14:02
ゼミナールの346ページまで進んでいるところである。

「資本サービス市場は完全競争市場であると仮定し、資本サービスの供給企業の目的が、
利潤の最大化にあるとすれば、その企業は資本サービスの賃貸サービスの賃貸価格とその
長期限界費用とが一致するまで、資本サービスを供給しようとする。すなわち、資本サー
ビスの賃貸価格をrで示すと、r=(i+δ)qとなるように、資本サービスを供給する。」
とある。ここでiとは利子率で、δは資本消耗率である。

俺が確認したいのは、資本サービスはいくら供給量を増やしても労働者を増やさなくてもよい
と仮定されているのかどうかということである。もし、このような仮定がないということなの
であれば、

r=(i+δ)q+w*dN/dkとならなければならないと思う。(kは資本サービス量)。
574 :ペリクルス:2003/01/15(Wed) 14:54
>>573
ほんとに、最近はちょーーしが悪いぜ。ちょっと確認しておきたいけど、経済学では土地サービ
スや資本サービスを供給するほうは、まったく労働力を使わずに供給量を増やしていけると仮定
されているんだよね?
575 :七年殺し:2003/01/15(Wed) 20:17
>>574 いまの段階のレベルではそうでつ。
576 :走る名無しさん:2003/01/16(Thu) 02:32
>>566
こちらこそ勉強させてもらってます。

「市場」については口がすべったかしら。
「財」の同質性、対称性については、理論上は厳密に定義できると思うけど。
(便乗人さん>>568のいうように、実際上は完全に同質な財は世の中に存在しないのだろうけど。)

>>499>>571
僕がレスしないのは、よく知らないから。

たしかチロルの教科書に
「屈折需要曲線はとうの昔に廃れた理論じゃ。世迷いごとに過ぎん。」
とあった気がします。
たしか、どこで屈折するかがアドホックに決まっているのが、
気に入らなかったんだと思います。

そんなこんなで、屈折需要曲線についての議論は知りません。
577 :ぺリクルス:2003/01/16(Thu) 06:51
>>575で七年殺し君が言っていることは信用してもいいのかな?

テキスト347ページからなかなか前進しないでこまっとる。

「建設業では、産業全体で、ビルやマンションなどの資本財の生産が増加すると、熟練
労働者などが不足して彼らの賃金が増加するため、長期平均費用は逓増する傾向があ
る。この場合には、資本サービス供給産業全体が資本財を購入しようとすると、資本財
の価格qは上昇する。」

とある。これは感覚的には「はい、そうですね」と簡単に言えちゃうようなことである
が、いざ図をきちんと使って説明しようとすると俺には自信が無い。

まず、
(1)賃金が上昇するのはテキスト311ページの図11-8において、労働需要曲線が右にシ
フトし、実質賃金率(名目賃金率)する。
(2)次に、賃金が上昇すると、テキスト176ページ図7-5における、LAC曲線が上にシフ
トするので、資本財の価格qは上昇する。

俺が心配なのは、(1)で労働需要曲線が右にシフトすると言えるのかどうか?というこ
とが第一点である。
テキスト297ページでは労働需要曲線が変化する理由として「(1)生産物の価格P、また
は(2)労働の限界生産物(dX/dN)のいずれかが変化すれば、シフトする」と述べている。
しかし、「熟練労働者などが不足」というのがシフトの理由として使えるのかどうか
不安である。

第二点目に心配なことがある。
この考え方だと、(ア)賃金があがる(イ)資本財の価格が上がる(ウ)限界価値生産物が
あがるので労働需要曲線が上にシフトする(ア)賃金があがる、とゆーふうに、
(ア)→(イ)→(ウ)→(ア)→(イ)→・・・というふうに、永遠に資本財の価格と賃金が
上がりつづけてしまうのではないだろうか、ということである。
578 :ぺリクルス:2003/01/16(Thu) 07:22
もう一つテキスト347ページには
「長期供給曲線は長期平均費用の最小点を結んだ曲線であり、長期平均費用の最小点は
長期限界費用に一致する。」と書いてあることである。

まずはっきりしないのは、「長期供給曲線は長期平均費用の最小点を結んだ曲線であ
り、」と書かれているが、長期平均費用の最小点と何を結んだ曲線かまったく不明で
あるということである。

それに、テキスト179ページによると、完全競争市場において、すべての企業の費用曲線
が等しい場合、市場に新規企業が参入してくるので、利潤の消滅するLAC曲線の最小点(つ
まり、長期平均費用と長期限界費用の一致する点)のところで価格が決まるとされてい
る。このことを、「長期供給曲線は長期平均費用の最小点を結んだ曲線」と表現できる
わけではない。

企業ごとに技術差がある場合はなおさらである。この場合は、テキスト183ページに書か
れているように、「長期市場供給曲線は各企業の長期平均費用の最小点で水平な直線部分
と、それよりも上方の長期限界費用曲線を各企業について水平方向に合計したものからな
り、水平部分を持った右上がりの曲線LSになる。」とある。これは「長期供給曲線は長期
平均費用の最小点を結んだ曲線」というものとはまったく異なるのではなかろうか。
579 :ぺリクルス:2003/01/16(Thu) 10:02
>>576
>たしか、どこで屈折するかがアドホックに決まっているのが、
>気に入らなかったんだと思います。

その点はぜんぜん疑問に思わなかったけど。市場に存在している寡占企業たちが売って
いる価格のところにおいて屈折しているんでしょう。

市場に存在しているある企業が値上げしようとしても、他の企業は値上げには追随しな
い。そうすると、値上げでその寡占企業は大幅に客を失うことになるので、需要曲線は
緩やかになり、需要の価格弾力性の絶対値は大きくなる。

一方で、ある企業が値下げしようとすると、他の企業もお客を奪われないように値下げ
に追随することになる。そうすると、思ったよりもお客を獲得できないので、需要曲線
は急になり、需要の価格弾力性の絶対値は小さくなる。

俺は以上のように理解しているので、屈折需要曲線がどこで屈折するかについては疑問
を思っていない。ごく自然な寡占企業同士の価格競争を表現しているモデルであると思
う。
580 :2ちゃんの相場師:2003/01/16(Thu) 10:16
>>571
酢イージー(元○経)の学説だから,よく勉強するやうに。

それにしても「ぺり」たん,熱心だな?
581 :ぺリクルス:2003/01/16(Thu) 10:26
>>580
あたりまえだ、俺は生半可な気持ちでゼミナールを読んでいないからである。君たちの
頭の中で、今は俺が勉強熱心であるという程度の評価にとどまっているのであろう。し
かし、あと数年もすれば君たちは俺に恐怖と慄きを感じることになるであろう。
万国のプロレタリアートよ、立ち上がるときがきた!
582 :走る名無しさん:2003/01/16(Thu) 10:47
屈折需要曲線がすっきり逝くあたりまだまだ勉強が足りん証拠だよ。
頑張れよ。
583 :ドラエモン:2003/01/16(Thu) 10:49
>>580 スウィージーは元近景で、それから丸に天候だぞよ。
584 :ドラエモン:2003/01/16(Thu) 11:04
>>582

そうかい? 不完全情報市場での価格の粘着性を説明するには良いモデルだと思うけど。
もちろん、初期値が空から降ってくるのは気持ち悪いのは分かるがw
585 :ペリクルス:2003/01/16(Thu) 12:08
すり師匠が多忙につきカキコできないので、銅鑼氏を特別非常勤講師に任命する。よって、
>>577>>578にコメントくれ。わかりにくかったら、表をつくったり書き直したりする。
586 :走る名無しさん:2003/01/16(Thu) 13:06
>>585 銅鑼の時給は高いぞ。ぺリは払えるのか?
587 :すりらんか:2003/01/16(Thu) 16:30
まぁ,全くカキコ出来ないって程忙しくないので簡単に答えられる話はやや
遅レスになるけど僕がやるよ.

>>577
第一点目はおなじみシフトと線上の変化の問題もからむところ.部分均衡分析
である産業Aの生産が増大するってのはその背後に「Aへの需要増大」がある.
ってことは同じだけAを作ってても収入は大きい.ってことは(同じ水準の労働
投入量に対応する)労働の限界生産性は高い.すると「もっと労働者を雇いた
い」わけだ.これは労働市場とは違うとこでおきた変化で労働需要が増えてる
……ってことは労働需要関数の右シフト.そうするとみんな人を雇いたい=労
働者などが不足=労働供給曲線状の変化です.

ちょっと第2点目はもう少し説明して欲しい.
588 :すりらんか:2003/01/16(Thu) 16:31
>>578
>「長期供給曲線は長期平均費用の最小点を結んだ曲線であり、」と書かれてい
>るが、長期平均費用の最小点と何を結んだ曲線かまったく不明であるというこ
>とである。
ちょっと現物がないからわからない.潜在的なサプライショックの水準に応じて
様々な長期平均費用線が引けて……というはなしなのかなぁ.銅鑼殿現物もって
ます?

>屈曲需要曲線
>ある企業が値上げしようとしても、他の企業は値上げには追随しない。
というのはなぜか=他企業のインセンティブから考えずに,単に仮定していると
いうのが不満点でしょう.でも,サーチ活動を考えるとでMankiwとかがほぼ同じ
結論が導けるって示した論文が80末あたりにあったよね?たしか.
589 :走る名無しさん:2003/01/16(Thu) 17:42
http://www.e-mansion.co.jp/campaign/index.html
590 :ペリクルス:2003/01/16(Thu) 18:34
>>587
すり師匠、いつもありがとう。

>部分均衡分析である産業Aの生産が増大するってのはその背後に「Aへの需要増大」がある.
>ってことは同じだけAを作ってても収入は大きい.ってことは(同じ水準の労働投入量に対応
>する)労働の限界生産性は高い.すると「もっと労働者を雇いたい」わけだ.これは労働市場
>とは違うとこでおきた変化で労働需要が増えてる……ってことは労働需要関数の右シフト.そ
>うするとみんな人を雇いたい=労働者などが不足=労働供給曲線状の変化です.

この師匠の説明には納得のいかないことがいくつかある。
>同じだけAを作ってても収入は大きい.
という点であるが、完全競争市場においては、超過需要を生じたままでは売買がなされないと
仮定されているはずである。需要が増大したときに、生産者が供給量を増やすから収入が増大
するのではないだろうか。
それに、労働の限界生産物というのは、限界的に労働投入量を増やしたときにどれほどの生産
物を作れるのかということを表している。生産物の需要の大小によって変化する値ではないと
思う。
機械の増大によって限界生産物が増大するというのは極めてわかりやすい。なぜなら、機械の
増大によって、一単位の労働投入量によって作られる生産物も増大するのはごく自然なことで
あるからである。
591 :便乗人:2003/01/16(Thu) 18:53
>>572 因果関係

>ただ、システムの場合には、外生変数を「因」、内生変数を「果」と読むのが、入門者
>にはわかり易いような気もしますが、如何でしょう?プライステーカーというシステム
>には、価格が外生変数で、需給量が内生変数なのだから。

ペリたんのように日本語の意味に厳密な初学者に因果関係という言葉を
安易に使うのは危険だと思います。それに上記の意味で因果関係を定義
するなら、IS/LM分析で「政府支出が国民所得を決定している」みたいな
因果関係が正しいことになり、不都合の方が大きいと思います。

ペリたんも自覚しているみたいだけど、そろそろ簡単な微分・積分を使った
ミクロの本くらいを読んだ方が混乱が少ないような気がします。経済学の共通言語
は数学ですが(経済学の本質が数学というわけではないと思ってます)、
ペリたんは日本語に囚われすぎてモデルを誤解してしまう傾向にあるようです。
誰か初歩から数学の解説があるミクロの本をご存知ないでしょうか?
592 :ペリクルス:2003/01/16(Thu) 19:26
二点目に関しては俺はかなり混乱しているので、もう一晩ゆっくり考えてみようと
思う。

ただし、俺が賃金が増加すれば長期平均費用曲線が上にシフトすると言っていたの
は完全な誤り。岩田氏が言っているのは、「建設業では、産業全体で、ビルやマン
ションなどの資本財の生産が増加すると、熟練労働者が不足して彼らの賃金が上昇
するため、長期平均費用は逓増する。」ということだった。

つまりは、建設業がどんどん需要の増大にあわせて一斉に生産を増やしていくと、
労働者が不足して賃金が増大していき、平均費用が上がっていく。だから、LAC
曲線は逓増していく。ということを言っているに過ぎなかった。

でも、第一点目の疑問で書いているように、生産物の需要が増加すると労働者の
賃金が増加する理由を今の俺はきちっと説明できない。
593 :すりらんか:2003/01/16(Thu) 21:47
うん.確かにぺりたんは日本語に敏感でこっちも勉強になる.
>>590
>労働の限界生産物というのは、限界的に労働投入量を増やしたときにどれほどの
>生産物を作れるのかということを表している。
企業の利潤最大化問題をもう一度考えて欲しい.自社製品の価格がPx,物価水準が
P=1のとき企業の利潤最大化条件はPx×労働の物的限界生産性=wです.w円払って
人を一人やとってMPL分の追加的生産が出来てそれを売ると「Px×労働の物的限界
生産性」の収入.収入の方が多けりゃ増産・すくなけりゃ減産.初級テキストで
はその産業のみにかかる相対的なショックはないとして解説される(つまりPx=P)
わけです.

>需要が増大したときに、生産者が供給量を増やすから収入が増大する
結果としてはその通りですが「需要関数がシフトして供給量一定なら価格上がる
じゃん,じゃぁもう少し供給しても(費用の)元が取れるな~」というわけで増
産するわけです.
594 :すりらんか:2003/01/16(Thu) 21:54
>>591
禿道.ぺりたんのためにはその方がいいと思います.

でもまぁ岩田ミクロも2/3まで来たしいっそ全然数学使わないでどこまで行け
るか実験してみたいってのもあるんですよね.岩田ミクロ終わったら少し数学
的な説明も使うって感じにしようかと思うんですが如何?
595 :2ちゃんの相場師:2003/01/16(Thu) 23:12
>>583
そうでちた。

でも,限界収入曲線が窓開けてるのはやだな・・・
596 :ぺリクルス:2003/01/17(Fri) 11:12
>生産物の需要が増加すると労働者の賃金が増加する理由を今の俺はきちっと説明できな
>い。

このことは、W=P×dX/dNのうち、需要が増加するとPが上昇するので名目賃金率が上がる
からと解釈できるのではないかと思う。もちろん生産者も需要が増大したときに生産量
を増やすと利潤を増大することが出来るので、生産量を増やす。

>>593の「需要関数がシフトして供給量一定なら価格上がるじゃん,じゃぁもう少し供給
しても(費用の)元が取れるな~」は意味がわからん。お絵かき掲示板の14552をみて欲
しい。需要関数は右にシフトしたときに、供給量が一定であれば売買は行われない。
なぜならば、完全競争市場のモデルでは、競売人が提示した価格に対して供給者の供給量
と消費者の需要量が一致したときに初めて売買が開始されると仮定されているからである。

需要が増加したときに供給者が生産量を増大させれば利潤を増やすことは容易に理解
できる。俺は、需要が上がったときには、生産者は供給を増やし、価格も上昇する。
すると、P=MCで生産者は供給しているのでMCも増大する。SMC=w×dN/dXであるが、限界
生産物は需要の変化によっては変化しないので、wが増大する。俺は、需要の増大が、
賃金を上げる理由を以上のように考えた。

それなので、すり師匠が>>587で

>部分均衡分析である産業Aの生産が増大するってのはその背後に「Aへの需要増大」があ
>る.ってことは同じだけAを作ってても収入は大きい.ってことは(同じ水準の労働投入
>量に対応する)労働の限界生産性は高い.

というのは理解しがたい。「労働の限界生産性」というのはdX/dNのことであると思う
が、この値は機械の増大などによって変化するものであって、需要の変化で変わるもの
ではないと思う。
597 :ぺリクルス:2003/01/17(Fri) 11:13
なんども紹介したけど、お絵かき掲示板はここ↓
http://www22.big.or.jp/~15ch/oekaki/picture.cgi
598 :ぺリクルス:2003/01/17(Fri) 11:29
>>578で引用したテキスト327ページの
>「長期供給曲線は長期平均費用の最小点を結んだ曲線であり、長期平均費用の最小点は
>長期限界費用に一致する。」
というところに関してだが、前後の部分も一緒に引用して書いておこうと思う。誰か解読
してくれ~

「ただし、完全競争市場を仮定しているから、資本財産業が費用逓増型であっても、資本
サービス供給企業全体ではなく、個々の資本サービス供給企業が資本財の購入を増やす
だけであれば、資本財の価格は変化しない。
なお、7-2節で述べたように、長期供給曲線は長期平均費用の最小点を結んだ曲線であ
り、長期平均費用の最小点は長期限界費用に一致する。したがって、資本サービス供給
曲線LSの各点は資本サービスの長期平均費用であるとともに長期限界費用でもある。
ここでは、利子率を一定として資本サービス供給産業による資本財の購入(これを投資
という)を考えたが、16-2節(432~436頁)では、利子率が変化する場合の投資について
説明する。」
599 :ぺリクルス:2003/01/17(Fri) 11:39
あと、一つ確認しときたいことがあるけど。。。
需要が増大して価格が上昇し賃金も上昇したとき、価格と賃金は同程度に上昇(価格が
2倍になれば、賃金も2倍になる)わけだから、実質賃金率は変化しないよね???

>>594
まあ、人体実験しても文句言わないのはこの世で俺くらいしかいないだろうから、ど
んどん実験やってつかーさい。ミク戦やるにはどうせ数学が必要になってくるけどね。
600 :走る名無しさん:2003/01/17(Fri) 11:48
>>599

ミク戦もどちらかと言えばできるだけ難しい数学を避けるという方針で書かれてまつ。
数値的実例やグラフや図をできるだけ利用するという方針で書かれてまつ。
601 :走る名無しさん:2003/01/17(Fri) 13:04
チロルさん自身の説明:
Maskin, E. and J. Tirole,
A Theory of Dynamic Oligopoly II: Price Competition, Kinked Demand Curves, and Edgeworth Cycles,
Econometrica 56, 1988, 571-600
交互に価格を決めるベルトラン競争においてマルコフ完全均衡を求めると、
屈折需要曲線が説明できるみたいです。

ちなみにこれは三部作の1つで、IIIだけEuropean Economic Reviewです。
602 :走る名無しさん:2003/01/17(Fri) 13:33
岩田の真意はわかりませんが、
>>499
>しかし、ひとまず普及してしまうと、消費者は長い間その製品をいらないと思うよ
>うになる。だから、価格が高かろうが安かろうが対して買いたいと思う人がいなく
>なってしまう。それゆえに、需要の価格弾力性の絶対値は小さくなるであろう。
という説明だけではまずいと思う。

需要の価格弾力性(の絶対値)は、価格が1%増えたときに需要が何%減るか、
を表したもの。
需要変化の「比」を見るのだから、一般には
需要減⇒需要の価格弾力性(の絶対値)減
とはいえない。

耐久財特有の議論が必要かもしれません。
今日はパソコンが1万円で売ってて、
明日には8千円で売られると消費者たちが予想してたとしましょう。
みんな8千円なら買うけど、
今日1万円で買うやつは、今日まじで使いたいやつだけです。
そこで今日の価格を20%引きの8千円にすると、
明日買う予定だった人まで買うので、すごい需要が期待できます。
でも明日8千円から20%引きの6400円にしても需要はまったく増えない。

ん?明後日に6400円で買う予定だったやつがいればいい?よく分かんなくなった。
603 :ドラエモン:2003/01/17(Fri) 13:37
>>601

うーむ。Sattonもそうだったが、どうも純マクロよりも、New IOとかいう分野の人の方が
話が通じそうだなぁ。
604 :すりらんか:2003/01/17(Fri) 16:34
>需要関数がシフトして供給量一定なら価格上がるじゃん,
>じゃぁもう少し供給しても(費用の)元が取れるな~
供給を換えないと言うことは供給曲線が現在の供給量で垂直ならば……
という様に解釈していただきたい.あくまでも供給曲線は潜在的な均衡
点の軌跡なのです.

>「労働の限界生産性」というのはdX/dNのことであると思う
相対価格の変動がない世界では物的な限界生産性と実質賃金が等しいと
考えればよいが,個別の生産物にマクロの物価水準とは異なる価格変化
が起きうる世界ではそうはいかない.前者での最適条件はMPK=W/P,これ
はP・MPK=Wから導かれている.式の上では同じだけどMPK=W/Pは言葉で考
えたとき企業のインセンティブから考えた最適条件ではないのであんま
り僕は好ましくないと思う.相対価格変動があるときには特に金額では
かった労働の限界生産性(労働の限界価値生産:その財の価格×労働の
物的限界生産性)と名目賃金を比較するという視点が必要.

>>599はまさに相対ショックがないときの話.
605 :走る名無しさん:2003/01/17(Fri) 17:08
Sutton, John
606 :ドラエモン:2003/01/17(Fri) 17:40
はは、ばれた>>605 気づいたときには手遅れ。ハズカシ・・・
607 :走る名無しさん:2003/01/17(Fri) 17:44
>>603 >>605 「すっとんきょう」と唱えれば間違わずにすむ。
608 :ペリクルス:2003/01/17(Fri) 18:16
>>604
>>需要関数がシフトして供給量一定なら価格上がるじゃん,
>>じゃぁもう少し供給しても(費用の)元が取れるな~
>供給を換えないと言うことは供給曲線が現在の供給量で垂直ならば……
>という様に解釈していただきたい.あくまでも供給曲線は潜在的な均衡
>点の軌跡なのです

なんだかマーシャルの調整過程を思い出してしまった。でも、マーシャルの調整過程では、
供給曲線が潜在的な均衡点の軌跡つーわけでもないしなあ。
特別の断りがない限り、ワルラスの調整過程のように、短時間で価格の変化に応じて供給量
を変化させられる市場を想定しているのかと思ったけど、俺の勘違いだったかな。
609 :ペリクルス:2003/01/17(Fri) 18:50
「需要が増大して価格が上昇し賃金も上昇したとき、価格と賃金は同程度に上昇
(価格が2倍になれば、賃金も2倍になる)わけだから、実質賃金率は変化しない」
ということが言えるのだったら、俺の「需要が増えれば、名目賃金が上昇する」
のメカニズムについて俺が>>596で書いたことは間違っていなかったことになる
のであるが。W=P*dX/dNだと、需要が上がると価格が上昇するから、名目賃金率
も上昇するということになる。

そうすると、今度は、実質賃金率が変化しなくなるので、総生産曲線が変化しな
いかぎり最適な労働投入量も変化しなくなるので、「需要が増えれば、名目賃金
が上昇する」場合には労働投入量を増やさないということになる。こりゃ、おか
しいぞ。頭混乱してきたーーー
610 :すりらんか:2003/01/17(Fri) 18:53
>短時間で価格の変化に応じて供給量を変化させられる市場を想定しているのかと
極限まで期間を短くとれば供給曲線は垂直になります.

元々の疑問を思い出して下さい.価格上昇圧力が全くないなら増産するインセンテ
ィブも無いはずです(P=MCで生産してるときにPが変わらないんだから).価格上
昇圧力があるから増産する……その結果P上昇とQ上昇が観察される.

ジェボンズではありませんがホントはこの話は時間的な順序をつけられません.た
だ企業側のインセンティブに注目してとりあえずの「因果」を考えるとこういう説
明があると考えてみてください.
611 :すりらんか:2003/01/17(Fri) 18:59
>>609
企業側は名目(金額)のレベルで労働1単位投入の費用(W)とそれが売れた
ときの収入(PxMPL:Pxは自社製品の価格,MPLは労働の物的限界生産性)が等
しくなるようLを決めます.労働者は金額に換算した労働の限界不効用(PMDL:
Pは物価指数,MDLは実質労働限界不効用)と賃金が等しくなるように労働供給
を行いたいわけです.

労働需要曲線:MPL=w/px
労働供給曲線:MDL=w/p

です.ここでpxとpが同じだけ変化する場合,pはそのままでpxのみ上昇する場
合で,縦軸にpx横軸にLをとった図でどうなるか考えてみてください.
612 :ペリクルス:2003/01/17(Fri) 19:14
>>602
岩田氏はテキスト275ページでは、

「他のライバル企業は、この企業が価格を現在のP0よりも引き上げるときには、自らの販売量
を増加させようとして、価格引き上げには追随しないが、この企業が価格を現在のP0よりも引き
下げるときには、自らの販売量が減少しないように、直ちに価格引下げに追随する。」とある。

岩田氏はここで需要の価格弾力性という概念を使っているわけではない。しかし、P0よりも高い
価格では需要の価格弾力性の絶対値は大きくなり、P0よりも低い価格では需要の価格弾力性の絶
対値は小さくなっている。このことは、P0よりも価格を引き上げれば大幅にお客を失い、P0よ
りも価格を引き下げても、価格競争が激化して思ったりもお客を獲得できないと言うことを表し
ていると思った。俺の解釈はおかしいかね?
613 :ペリクルス:2003/01/17(Fri) 22:34
テキスト347ページの「長期平均費用の最小点は長期限界費用に一致する。したがって、
資本サービス供給曲線LSの各点は資本サービスの長期平均費用であるとともに長期限界
費用でもある。」を解読するために、テキスト178ページの「費用一定産業の長期市場
供給曲線」を復習したところ、いくつか不審点を発見した。

まず第一点は、図7-6で、LMC曲線とLAC曲線が交わるところにおける生産量がx0で
あり、企業数n0をかけた市場全体の生産量がX0であるのに、LS曲線がX0よりも少な
い生産量でも価格P0で生産を行っているように図示していることである。
全ての企業の費用曲線は同じであると仮定されているので、市場全体の生産量がX0
よりも少なければ、市場の全ての企業が長期で赤字になっていることになる。この
状態だと、全ての企業はその市場から退出することになるので、生産量がX0よりも
少ないときには市場全体の生産量は0にならなければならないはずである。

第二点目は、テキスト180ページに「既存企業は一時的に工場規模を拡張するが、
長期的には再び向上規模を当初の水準まで縮小している。」とあるが、そんなわ
けはない。市場の企業全体が工場規模を拡張し、価格が下落してP0からP0´に
価格が下落するとする。そして、LAC曲線と企業が向上の規模を拡大していった
ときのSAC曲線が接するところにおける生産量をx´とし、その時の企業数をn´
とする。そのときの市場全体の生産量をX´とすると、x´*n´=X´となる。
市場全体の生産量がX´となったときに価格P0´で各企業の利潤が0になれば、
各企業が価格P0´でx´生産している状態が長期均衡の状態になるのである。
企業が規模を縮小しなくても、全ての企業の費用曲線が同じという仮定のもと
では、企業規模を拡大した状態のままでも長期均衡になる。
614 :ペリクルス:2003/01/17(Fri) 22:41
訂正
(誤)価格が下落してP0からP0´に価格が下落するとする。

(正)価格が下落して図7-6の価格P2からP0´に下落するとする。
615 :ペリクルス:2003/01/17(Fri) 23:03
>>611の参考のためにリンクしておく。
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/sixstars/macro-18.htm
616 :ペリクルス:2003/01/17(Fri) 23:04
>>611の参考のためにリンクしておく。
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/sixstars/macro-18.htm
617 :ペリクルス:2003/01/17(Fri) 23:24
>>611に答える前に、ひとつ質問させてほしい。
すり大先生は>>587で、

>部分均衡分析である産業Aの生産が増大するってのはその背後に
>「Aへの需要増大」がある.ってことは同じだけAを作ってても収
>入は大きい.ってことは(同じ水準の労働投入量に対応する)労
>働の限界生産性は高い.

と書いているけど、需要が増大するとTP曲線(総生産曲線)にも変化が起こると
いうことかな?すなわち、ある労働投入量に対する生産量が増加するということ
であろうか?こういうことがもし言えるということであれば、俺が>>609で悩んで
いる疑問も氷解するのであるが。
618 :すりらんか:2003/01/18(Sat) 12:12
>需要が増大するとTP曲線(総生産曲線)にも変化が起こる
TP曲線の縦軸を名目(○円)で書くならば価格変化に応じてTPも変化します.
619 :ペリクルス:2003/01/18(Sat) 15:41
>>618
じゃあ、俺の勘違いかな。縦軸にX(生産物の生産量)で考えていたから。
620 :ペリクルス:2003/01/18(Sat) 20:55
>>611
>労働需要曲線:MPL=w/px
>労働供給曲線:MDL=w/p
>です.ここでpxとpが同じだけ変化する場合,pはそのままでpxのみ上昇する場
>合で,縦軸にpx横軸にLをとった図でどうなるか考えてみてください.

ここらへんのところは、古典派の第一公準や古典派の第二公準とかかわってくるところみたい
で、俺はまだちゃんと勉強していないから間違っているかもしれない。

(1)pxとpが同じだけ変化する場合。

PxとPが同じだけ上昇するとする。実質賃金率が低下するので労働需要は増加し、労働供給は減少する。そうすると、労働の超過需要が生じることになる。すると名目賃金率が増加し、労働の
需要と供給が均衡することになる。

PxとPが同じだけ減少するとする。実質賃金率は上がるので、労働需要は減少し、供給は増加
する。超過供給が生じて、名目賃金率は減少し、労働の需要と供給が均衡する。

(2)pはそのままでpxのみ上昇する場合

Pはそのままなので、労働供給は変わらない。Pxが上昇すると、労働需要は高まり、超過需要が
生じることになる。そうすると、名目賃金率が上昇することになる。逆に、PはそのままでPxが
下落すると、名目賃金率は下落する。
621 :ペリクルス:2003/01/18(Sat) 21:10
>>612の屈折需要曲線について、>>613の長期供給曲線について誰かコメントしてくれ。
今の俺ははっきりいってレベルが低い。しかし、これから俺がレベルアップしていけば、どん
どんレベルの高い本を扱っていくようになる。それゆえに、今のうちから俺の偉大な事業に協
力することは、将来は自分自身の利益になるということを、ここのブルジョア諸君は自覚すべ
きである。俺の利益は諸君の利益であるということを身をもって感じるべきである。

俺は涙と血の汗でもって「需要が増大して生産物の価格と生産量が上昇したとき、名目賃金率
が上がるとともに、労働投入量も上がるか?それとも労働投入量は変わらないか?」というこ
とを考えた。1日半の間、ものを食べているときも働いているときも考え抜いたが、結論として
は、「需要が増大すると、生産量は増加する。生産物の価格も増加する。名目賃金もあがる。
しかし、労働投入量は変わらない」ということだった。これが>>609への俺の結論である。

間違っていたら、ボコボコに批判してほしい。
622 :すりらんか:2003/01/18(Sat) 21:16
>古典派の第一公準や古典派の第二公準
といっても単に労働需要曲線と労働供給曲線のことですから別立てで考えなく
てもいいですよ.(1)のケースは全ての財の価格が×倍になるケース……デノ
ミのケースを考えるとよいでしょう.縦軸が金額で書かれていればたしかに需
要曲線供給曲線とも上シフトしますが別に雇用量が変わるわけではないという
わけです.
623 :すりらんか:2003/01/18(Sat) 21:20
おっと入れ違い.
つまりは>>609は「価格と賃金は同程度に上昇」という点で(1)のケースの話に
なっている……したがって「値札が変わるだけで」何もおきないというわけ.
624 :ペリクルス:2003/01/18(Sat) 21:42
>>623
もちろん、俺が>>609で引用した、
「需要が増大して価格が上昇し賃金も上昇したとき、価格と賃金は同程度に上昇
(価格が2倍になれば、賃金も2倍になる)わけだから、実質賃金率は変化しない」
の「価格」とゆーのはある産業の生産する生産物の価格ということだよ。とゆーのも俺は
「物価」とか言われてもマクロ経済をやったことがないからわからないからね。

それでも、なお>>621の「需要が増大すると、生産量は増加する。生産物の価格も増加する。
名目賃金もあがる。しかし、労働投入量は変わらない」という結論が正しければ一件落着と
いうわけだけどね。
625 :すりらんか:2003/01/18(Sat) 21:54
ワンポイントだけまずい.>>624が
>「名目」需要が増大すると,生産「額」は増大する……
なら全く正しい.しかし,技術環境に変化がないときに労働投入が
一定ならば生産「量」は増えようがない.
626 :ペリクルス:2003/01/18(Sat) 22:06
>>613には>>614の訂正があるから、>>613-614セットでよんでくらさい

ちょっと話が変わるけど、
>>610のように、
>極限まで期間を短くとれば供給曲線は垂直になります.
と言えるんだったら、どんな市場についてもマーシャルの調整過程があてはまる
ことになるね。

それにしても、
>供給曲線は潜在的な均衡点の軌跡なのです
は意味がわからんけど。
627 :ペリクルス:2003/01/18(Sat) 22:13
>>625
がーーん。だったら、俺の結論でもって、テキスト347ページの「建設業では、産業全体で、
ビルやマンションなどの資本財の生産が増加すると、熟練労働者などが不足して彼らの賃金
が上昇するため、長期平均費用は逓増する傾向がある。」という現象を説明できないね。

トホホ。

ところで、「名目需要」だとか「生産額」つーのは、ただの「需要」や「生産量」とは
どのように違う概念なのかね。テキストでは見たことのない言葉だけれども。
628 :ペリクルス:2003/01/18(Sat) 23:58
今日は、一つ質問しておきたいことがある。「ワルラス均衡」という言葉だ。
この用語の意味は、「ワルラス調整過程の結果として決まった価格において需要量と供給量が
均衡している状態」ということであると俺は解釈している。
俺は今まで「完全競争市場」「独占市場」「独占的競争市場」「寡占市場」を学んできた。
この中でワルラス調整過程の働いているモデルは「完全競争市場」であった。だから、「ワル
ラス均衡」が実現する市場というのは「完全競争市場」であると思う。

しかし、実際の経済には「外部性」というものが存在する。だから、新古典派でさえもワルラス
均衡は実現しないと考えているということになるのであろうか?
629 :走る名無しさん:2003/01/19(Sun) 09:00
>>612
おかしくないよ。
ぺりの書いたのが屈折需要曲線の背後にある標準的なストーリーだよ。
そんでTiroleという経済学者は、
追従するとかしないとかいう行動まで含めて説明した、ということ。
630 :走る名無しさん:2003/01/19(Sun) 09:26
>>613-614
1点目:できれば図が欲しい。毎度ながらすまない。
2点目:図だけでなく、なぜ工場規模の拡張という話になったのか、
    その原因のところも教えて欲しい。

以下、1点目が、
「供給曲線が水平な部分と右上がりな部分があるが、水平な部分は変だ。」
とぺりが主張しているとして、答える。

変ではない。

供給曲線は、価格Pに対して各企業が利潤を最大にするように行動した結果、
Xだけ生産するとき、(X,P)をプロットしていったもの。

P_0のとき、参入退出は無差別になるのだから、
市場にいる企業数は、0からn_0の間の整数のどれか。

参入した企業は各社x0だけ生産するのだから、市場全体の生産量は
0, x_0, 2x_0,..., n_0 x_0 = X_0
のうちのどれか。

1目盛りx_0がとても小さいと仮定すると、
上の生産量をプロットしたものは(0,P_0)と(X_0,P_0)を結ぶ水平な線分になる。
631 :ペリクルス:2003/01/19(Sun) 13:06
>>630
こんかい図をつくってみたものの、そうとう汚い図になったので、分かりにくかっ
たら指摘してほしい。お絵かき掲示板の14597と14599を見て欲しい。

http://www22.big.or.jp/~15ch/oekaki/picture.cgi

俺の説明だけだとわかりにくいから、テキストの178ページから181ページまで
次の投稿で数回にわけて引用しておく。
632 :ペリクルス:2003/01/19(Sun) 13:36
テキスト179ページ 費用一定産業の長期市場供給曲線 (1)

次に、長期における市場全体の供給曲線を導こう。それは以下に示すように、短期市場供給曲線
から推察されるのとはちがって、必ずしも、個々の企業の長期限界費用曲線を水平方向に合計し
たものとは限らない。

まず初めに、当該産業の全ての企業の技術(生産関数で示される)が同じであり、産業全体が供給
量を増大させても賃金などの生産要素の価格は変化しない場合を考えよう。この前提のもとで
は、全ての企業の費用曲線は同じである。生産要素の価格が変化する場合と技術格差が存在する
場合については次項以下で扱う。なお、ここで全ての企業というときには、既存企業だけではな
く、この産業に参入する可能性がある潜在的な企業も含めて考える。

図7-6(a)は、いま問題にしている財の市場を示したものである。S_0は当初における短期の市場
供給曲線、D_0は同じ当初における市場需要曲線である。価格は両者の交点で決定され、P_0で
ある。
633 :ペリクルス:2003/01/19(Sun) 13:55
テキスト179ページ 費用一定産業の長期市場供給曲線 (2)

図7-6(b)には、この市場における代表的な企業Aの長期と短期の費用曲線が示されている。価格
がP_0のとき、企業Aの利潤を最大にする生産量はx_0である。このとき、価格は企業Aの長期平
均費用に一致しているから、利潤はゼロである。すなわち、代表的企業は(b)の点A´で示され
る状態にある。この産業の他の既存企業も同じ費用曲線を持っていると仮定しているから、同じ
ようにx_0だけを生産しており、その利潤もゼロであり、また損失も被っていない。したが
って、どの既存企業もこの産業から退出しようとはせず、どの潜在的企業もこの産業に参入しよ
うとはしない。市場がこのような状態にあるとき、長期均衡状態にあるという。既存企業の数を
n_0とすると、市場全体の供給量はn_0*x_0(=n_0・x_0)になり、これは図7-6(a)の均衡需要
量X_0に等しい。
634 :ペリクルス:2003/01/19(Sun) 14:11
テキスト180ページ 費用一定産業の長期市場供給曲線 (3)

さて、ここで需要が何らかの要因で増大し、市場需要曲線がD_1にシフトしたとしよう。価格
は図7-6(a)で、短期的に、市場短期供給曲線S_0に沿ってP_1まで上昇する。このとき、図7-6
(b)で、企業Aは短期的には工場規模を拡大することはできないので、短期供給曲線SMC_0に沿っ
て生産量をx_1まで増大させる。つまり、企業は点A´から点B´に移動する。他の企業も同様
であるから、市場全体の供給量はn_0・x_1になり、それは価格P_1のもとで市場の需要と供給
とが等しくなるX_1に等しい。つまり、(b)の個々の企業の短期限界費用曲線SMC_0を既存の全
ての企業について水平方向に合計したものが(a)の短期の市場供給曲線S_0である。
635 :ペリクルス:2003/01/19(Sun) 14:29
テキスト180ページ 費用一定産業の長期市場供給曲線 (4)

価格P_1は企業Aのx_1での短期平均費用よりも高いから、正の利潤(超過利潤)が発生している。
しかし、正の利潤が存在しても、しばらくの間は潜在的企業は参入してこないとしてみよう。そ
れに対して、既存企業は工場規模を拡大して、供給量を増やすにつれて、短期市場供給曲線は右
にシフトし、価格は需要曲線D_1に沿って低下する。いま、短期市場曲線がS_1までシフトし、
価格がP_2まで低下したとしよう。このとき、既存企業は工場をSAC_1に対応する規模にまで拡
張して、P_2=SMC_1=LMCとなるx_2を生産している。この既存企業の調整過程は図7-6(b)におい
て、長期的に、点A´から曲線LMCに沿って点C´に移動したと考えることができる。このときの
長期平均費用はx_2のときの短期平均費用曲線SAC_1上の短期平均費用(点E)に一致する。SMC_1
を企業全体で合計するとS_1になる。したがって、n_0・x_2は市場全体の均衡需給量X_2に等し
くなる。
636 :ペリクルス:2003/01/19(Sun) 14:54
テキスト180ページ 費用一定産業の長期市場供給曲線 (5)

しかし、この状況では価格は依然として長期平均費用よりも高いから、正の利潤が存在する。
したがってやがては、この正の利潤の獲得を目指して、潜在的企業がこの産業に参入してくる。
企業数の増加につれて、短期の市場供給曲線はさらに右にシフトし、価格は低下する(完全競争
市場の短期供給曲線は全ての個別短期供給曲線を水平方向に合計したものであることに注意)。

このような新規企業による短期市場供給曲線の右へのシフトに伴う価格の低下は、正の利潤が
消滅するまで続く。正の利潤が消滅するのは、短期市場供給曲線がS_2まで右にシフトし、いっ
たん上昇した価格が需要が増大する前のP_0に戻るときである。このとき、既存企業も参入した
企業もSAC_0に対応する工場規模を選択して、x_0を供給している。つまり、既存企業は一時的
に工場規模を拡張するが、長期的には再び工場規模を当初の水準まで縮小している。当初と異な
るのは、この産業に存在している企業数が増えていることである。
637 :ペリクルス:2003/01/19(Sun) 15:17
テキスト180-181ページ 費用一定産業の長期市場供給曲線 (6)

増加した企業数をn_1とすると、各企業数はx_0を供給しているから、n_1・x_0は市場全体
の需給均衡量X_3に等しくなる。いいかえれば、企業の短期供給曲線SMC_0を水平方向に企業数
n_1だけ合計したものが、新しい短期市場供給曲線S_2になる。

以上のようにして、正の利潤が消滅して、参入と退出がやむとき。市場は再び長期均衡に達
する。当初の長期均衡においては、価格はP_0で供給量はX_0であった。需要曲線の右への
シフトに対して、市場はシフトした需要曲線上を矢印の方向をたどって短期的に対応する。こう
した短期的調整を経た長期においては、価格は再びP_0にもどり、X_3が供給されている。

いま述べたような需要曲線の右へあるいは左へのシフトを無数に考え、それらの長期均衡点を
結べば価格P_0で水平な直線LSが得られる。この長期の価格と供給量の関係を示す直線LSが長期
市場曲線になる。このように、長期市場供給曲線が水平な産業を費用一定産業という。
638 :ペリクルス:2003/01/19(Sun) 16:07
>>630
俺の疑問の第1点目は少し書き換える必要がある。
俺の疑問は、図7-6(a)(お絵かき掲示板の14597)で、LSが市場全体の生産量がX_0よりも少ない
時でも価格P_0で供給していることを示しているということである。わかりにくい作図になって
申し訳ないが、図7-6(b)(お絵かき掲示板の14599)によると、代表的企業の生産量がx_0よりも
少ないとき、長期平均費用はP_0よりも大きくなっている。よって、図7-6(a)で市場全体の供給
量がX_0よりも少ないときには、価格はP_0よりも大きくならなければならない。もし、価格が
P_0のままだと、各企業の利潤はマイナスになってしまうから企業は市場から退出せざるをえな
くなるであろう。

>2点目:図だけでなく、なぜ工場規模の拡張という話になったのか

についてであるが、生産物の価格がP_0よりも高くなると、当初価格P_0のもとでx_0の生産量を
作っていた時と違って利潤を獲得できるようになる。そうすると、短期的には工場を増やせない
企業は長期的には利潤を拡大させようとして工場の規模を拡大させる。しかし、他の企業も一緒
に工場の規模を拡大させて生産量を増加させるので、価格が当初よりも下落してしまい、利潤拡
大が思ったよりもできなくなる。

俺が疑問なのは、>>632のように「当該産業の全ての企業の技術(生産関数で示される)が同じで
あり、産業全体が供給量を増大させても賃金などの生産要素の価格は変化しない場合」という仮
定のもとでは、工場の規模を当初よりも拡大させたままの状態で、なおかつ価格がP_0よりも高
い状態で、全ての企業の利潤がゼロになる長期均衡状態になりうると思った。

しかし、「当該産業の全ての企業の技術(生産関数で示される)が同じであり」ということが、
新規参入企業については言えず、なおかつ、新規参入企業がもともと市場に存在した企業と
同じLMC曲線とLAC曲線を持っているということであれば、長期均衡の価格はP_0でなければ
ならないということは理解できるのであるが。
639 :630:2003/01/20(Mon) 06:44
>>638
1つ目は>>630で答えになってないか?
個別の企業の生産量がx_0のままでも、
市場に入っている企業数を変化させれば市場全体の供給量は変化するぞ。
640 :630:2003/01/20(Mon) 07:03
2点目はペリの間違いで、岩田が正しい。

まず、
>「当該産業の全ての企業の技術(生産関数で示される)が同じであり」
と
>新規参入企業がもともと市場に存在した企業と同じLMC曲線とLAC曲線を持っている
は同じ意味だ。
技術が同じということは、工場規模が同じ、という意味ではなく、
もし同じ工場規模ならば短期費用が同じ、という意味。
すなわち長期費用が同じ、という意味。

ペリの状態の場合、
工場規模を元の状態に縮小した企業が参入すれば正の利潤が得られる。

ながながと引用してくれて、ありがとう。
岩田の説明は、短期と長期の変化の違いがうまく書かれていて分かりやすいと思う。
641 :ぺリクルス:2003/01/20(Mon) 08:41
>>639、>>640、了解し、理解した。ありがとう。
642 :ぺリクルス:2003/01/20(Mon) 20:47
最近では経済学の内容もだんだんと難しくなってきてなかなか先に進まなくなって
いる。今は、よきアドヴァイザーがもっとも必要な時期である。皆がもっと積極的
にこのスレに参加してくれることを期待したい。このスレは経済学を学ぶ青年にと
って財産になるのだから。

>>626 「マーシャルの調整過程」「供給曲線」について
>>627 「名目需要」について。(生産額=価格*生産量だと俺は解釈している)
>>628 「ワルラス均衡」について。

>>626-628にコメントしてもらえると、ひじょーーーに助かる。

あと三点、確認しておきたいことがある。

第一点目。七年殺し氏が言っていたことであるが、土地サービスの供給者、資本サ
ービスの供給者はどれだけサービス供給量を増やしても、供給者側が必要とする労
働量は増えないと今の段階では仮定されているとのことであるが、これは正しい認
識であろうか。

第二点目。
テキスト347ページには、「建設業では、産業全体で、ビルやマンションなどの資本
財の生産が増加すると、熟練労働者などが不足して賃金が上昇するため、長期平均費
用は逓増する傾向がある。」とあるが、すりらんか師匠にさんざんアドヴァイスして
もらったものの理解できないでいる。誰かもっとヒントくれ。

第三点目。
テキスト347ページから348ページのところに「長期供給曲線は長期平均費用の最小
点を結んだ曲線であり、長期平均費用の最小点は長期限界費用に一致する。したが
って、資本サービス供給曲線LSの各点は資本サービスの長期費用曲線であるととも
に長期限界費用でもある。」という点についてである。俺は、この文章は、長期で
は代表的企業は長期限界費用=長期平均費用の価格において利潤ゼロの状態で生産
するようになるから、その生産量に企業数をかけた点を結んでいくとLS曲線になる
ということを言っているのだと思う。
643 :ぺリクルス:2003/01/21(Tue) 14:30
>>642の二点目について(1)

>>642の第二点目、、「建設業では、産業全体で、ビルやマンションなどの資本財の生産が増
加すると、熟練労働者などが不足して賃金が上昇するため、長期平均費用は逓増する傾向があ
る。」ということについてカキコしておく。

お絵かき掲示板の14633を見て欲しい。
http://www22.big.or.jp/~15ch/oekaki/picture.cgi
これは、テキスト293ページの図11-1「実質賃金率と最適な労働投入量」を一部改変したもの
である。

企業は実質賃金率と限界生産物が等しくなるように労働投入量を決める。この図によると、横軸
に労働投入量を、縦軸に生産量を測った場合のTP曲線(総生産曲線)が変化しない場合、実質賃
金率も変化しなければ労働投入量も変化しない。

さて、すり師匠によれば>>593に書いてあるように「初級テキストではその産業のみにかかる相
対的なショックはないとして解説される(つまりPx=P)」とのことである。つまり、>>622にス
リ師匠が書いているように「全ての財の価格が×倍になるケース……デノミのケース」である。

以上のことを前提にすると、俺が>>620に書いたように「PxとPが同じだけ上昇するとする。実
質賃金率が低下するので労働需要は増加し、労働供給は減少する。そうすると、労働の超過需要
が生じることになる。すると名目賃金率が増加し、労働の需要と供給が均衡することになる。」
という現象が起こることになる。そうすると、つまり、俺のテキストのレベルでは>>609のよう
に「需要が増大して価格が上昇し賃金も上昇したとき、価格と賃金は同程度に上昇(価格が2倍に
なれば、賃金も2倍になる)わけだから、実質賃金率は変化しない」ということが言えちゃうわけ
だ。
644 :ぺリクルス:2003/01/21(Tue) 14:42
>>642の二点目について(2)

さて、お絵かき掲示板の14633の図によれば、機械の導入などによって工場の生産力が上がった
りしなければ、実質賃金率が変化しない限り、労働投入量も変わらないのだ。

ところが俺が>>621のように書いたところ、すり師匠は>>625で「技術環境に変化がないときに
労働投入が一定ならば生産「量」は増えようがない.」とレスしてきた。 このことは上記のこ
とと完全に矛盾する。お絵かき掲示板14633によれば、名目賃金の上昇と価格(上記に書いたよ
うにある生産物の価格が上昇すれば、それと同時に他の生産物の価格も上昇する)が同程度に変
化するのだから、実質賃金率に変化はない。だから、利潤最大化の原理によれば労働投入量にも
変化がないのだ。
645 :ぺリクルス:2003/01/21(Tue) 14:54
>>642の二点目について(3)

企業がどのように生産量を決めるかというと、それはP=SMC(今のテキストでは、完全競争市場
であると前提されている)にしたがって生産量を決める。ここで生産物価格が上昇すれば、当然
企業は利潤最大化の原則に従って生産量を増やしている。>>643-644によれば、生産物価格が上
昇すれば名目賃金は上昇するものの、実質賃金には変化がないから、労働投入量には変化がなか
った。

つまり、すり将軍が>>625で「技術環境に変化がないときに労働投入が一定ならば生産「量」は
増えようがない.」と書いたのとは違って、俺の思考では「技術環境に変化がなく、労働投入量
が一定でも、生産量は増える。」と結論がでてしまっているのである。

よって、俺はすり師匠とは全く違う結論でもって「建設業では、産業全体で、ビルやマンション
などの資本財の生産が増加すると、熟練労働者などが不足して賃金が上昇するため、長期平均費
用は逓増する傾向がある。」という現象を理解しているのだ。それゆえに、どこで俺が根本的な
勘違いをしているのか指摘してくれるよう、皆にお願いしたいのである。

もう少しで、俺は「パレート最適と生産効率性の関係」「外部性」「不完全情報」など、経済学
で最もおもしろそうな領域の単元に行き着く。ぜひ、この偉大な事業に皆が協力してくれること
をお願いしたい。前にも話したように、このスレはオールナイト日本と同じである。みなの参加
がないと成り立たないのである。
646 :すりらんか:2003/01/21(Tue) 16:37
第2点
建設業
=ビル・マンションなどの供給者
需要増大に対して生産増で対応
=ビルの需要曲線が右シフト
=価格上昇(利潤上昇)をねらって供給能力増大・参入
=ビルの供給曲線が右シフト(1)
=建設労働者の需要が増大
=建設労働者市場での労働需要曲線の右シフト
=建設労働者賃金の上昇
=「仮に」同じだけの生産をするならいままでより金がかかる(2)

より右に位置するビル需要曲線に対し,需給均衡点は右上に来る.
元々の点と変化後の点を結ぶと右上がり……LACの逓増

すべての価格が同時に変化するときにはなにもおきない.これは「明日から
今日の100円を1000円と呼びます」と逝っても何もおきないのと同じ.問題は
上に書いたようにある産業(の産品)に対してのみ需要変化(とそれによる
価格変化)が生じている場合.そしてこの価格変化は「完全には」名目賃金
に影響しない.くりかえすが賃金も10%,生産物価格も10%上がるときには何
もおきない.
647 :走る名無しさん:2003/01/22(Wed) 11:57
>>628

>しかし、実際の経済には「外部性」というものが存在する。だから、新古典派でさえもワルラス均衡は実現しないと考えているということになるのであろうか?

これは意味不明だよ。均衡が実現しないって、あんた…

経済学者は、外部性のある経済では
(政府の適切な介入がないならば)ワルラス均衡が実現すると考えている。
しかし、ワルラス均衡配分はパレート最適でないため、
(政府に適切な介入ができると考える)一部の経済学者は、
ワルラス均衡を実現すべきでないと考えている。

均衡はポジティブな概念「何が実現するか?」で、
最適性はノーマティブな概念「何を実現すべきか?」だ。
648 :走る名無しさん:2003/01/22(Wed) 12:25
>>642

1点目>>573-575:
2つ以上の財を考えるのは難しいから、単純にするための仮定。
仮定が適当かどうかは分析対象に依存する。
土地を貸すのに労働はいらんだろ。
ペリは「資本サービス」の具体例として何を考えている?

3点目>>578 >>588 >>598:
自信はないが、ペリの解釈(=技術差がない場合の水平なLS曲線)で
いいんじゃないかしら。
649 :ぺリクルス:2003/01/22(Wed) 17:12
>>646 (1)
すり師匠ありがと。

うーん、だんだんわかってきたと思うんだけど、「=価格上昇(利潤上昇)を
ねらって供給能力増大・参入」という点について依然として幾点か疑問が残った。
ちょっと整理して書いておこうと思う。

a. 価格が上昇しても短期的にはSMC曲線にそって生産量を拡大できるが、そのこと
は考慮しなくてもいいのか?

b.>>618で「TP曲線の縦軸を名目(○円)で書くならば価格変化に応じてTPも変化
します.」とスリ師匠は書いていたが、これはどういったケースについて言及して
いたのか?俺が問題にしていた、「建設業では、産業全体で、ビルやマンションな
どの資本財の生産が増加すると、熟練労働者などが不足して賃金が上昇するため、
長期平均費用は逓増する傾向がある。」という文の中に「供給能力増大」というこ
とが含まれているなら、価格上昇によって、縦軸に生産量、横軸に労働投入を測っ
た場合のTP曲線にも変化があるということではないのか。
650 :ぺリクルス:2003/01/22(Wed) 17:16
>>646 (2)

それにしても重て-なー。十回書き込みして一回成功すればいいくらいだぜ。

c.「価格上昇(利潤上昇)」とあるが、企業は価格は変化しないであろうという
目論見のもとに、利潤を上昇させようとして供給能力を拡大するのではないのか?
(実際は産業全体が供給量を増やしていくので価格は下落してしまう)企業は価格
上昇を狙って供給能力を増大させるのではないと思う。

d.このケースでは、費用一定産業のように、供給能力の規模を拡大させる以前の
規模で新規参入してきて、テキスト180ページにあるような「既存企業は一時的に
工場規模を拡張するが、長期的には再び工場規模を当初の水準まで縮小している」
といった現象は起こらないのか?この場合、当然、賃金は上昇以前の水準まで下落
してしまうのか?

e.>「そしてこの価格変化は「完全には」名目賃金に影響しない.」とあるけど、
生産物価格の上昇が名目賃金に影響するということを、「建設業では、産業全体で、
ビルやマンションなどの資本財の生産が増加すると、熟練労働者などが不足して賃
金が上昇するため、長期平均費用は逓増する傾向がある。」という文が含んでいる
のではないのか?
651 :ぺリクルス:2003/01/22(Wed) 17:36
>>648

土地を貸すのに労働はいらない、資本サービスを提供するのに労働はいらない、といっても
サービスの取扱量が増加していけば労働がもっと必要になってくるのではないだろうか、と
俺は疑問に思った。

例えば、K氏の家が小さな不動産屋を経営していたとする。K氏の店では今のところは土地の
取り扱いの件数も少ないから、家族に仕事をまかせっきりで経済学の勉強にいそしむことがで
きる。しかし、K氏の家の店がこれから不動産の取り扱いの件数を増やしていこうとすれば、
K氏も電話の受け取りとか接客とかにかり出されて経済学をなかなか勉強させてもらえなくな
るであろう。このような、どこかで起こっていそうな光景を俺は想像していたのである。

「資本サービス」の例としては、岩田氏は343ページで、船舶、航空機、建設機械、コンピュー
ター、工作機械、ロボット、スーパーのショーケース、レジスター、自動車、店舗、ビルを
あげている。この中でやっぱり一番俺がしっくりイメージできるのは店舗やビルだ。日常で、
しばしば「テナント募集」とか「貸しビル」とかみかけるからね。
652 :すりらんか:2003/01/22(Wed) 17:59
歌舞さんがゼネコンの社長令嬢(wだったらともかく,町の不動産屋が行
っているのはサービス業です.資本サービスの提供というときは持ってる
土地を(手続き等丸投げで)貸す・株を買う・銀行に金を貸す(預金する)
なんてのを考えた方がよいです.

>>649>>650は明日まで待ってちょ.
653 :すりらんか:2003/01/24(Fri) 07:50
>>649-650
a
需要の変化が一時的であればSMCにそって価格上昇・生産拡大がおきるだけだけど,
ここは生産側の調整が利くような期間に渉って需要曲線がシフトしたケースの話と
思います.

b
あっ!まじですまん!ぺりたんは資本設備などを所与とした労働1要素の生産関数
で考えてるんだったね.それなら長期費用曲線は資本設備などの増強を考慮して書
かれているから,「その時の資本設備の元で労働を何単位入れるといくつ財が出来
るか」という意味での生産関数は変化する!!混乱させる元になってしまった……

c
これは考え方次第.全企業が需要増大を指をくわえてみているなら価格上昇だけ.
でもそんなケースでは「自分だけいままでより多く作る」と利潤は増える.だから
「指をくわえてみてる」はナッシュ均衡じゃない.実際の現象として生じるのでは
なく「仮に○○なら」と考え,それでは矛盾しているから「そうではない行動がと
られる」という手順で僕が説明しているだけ.

d
これは産業全体での需要曲線右シフト(増大)に対して参入より先に供給能力の拡
充が出来るという事を仮定しているのだろう.参入が生じると個別企業にとっての
需要は元に戻る.しかし,この時産業の合計生産量は増えているだろう……したが
って労働需要は増大して……という点は同じと考えられる.

e
これはちょっとわからない.僕の話は単に全く同じだけ生産物価格と名目賃金が上
昇するって訳ではないという意味で書いたモノです.
654 :ぺリクルス:2003/01/24(Fri) 17:05
>>653

a. OK、納得したよ。

b.ということはテキスト347ページには「建設業では、産業全体で、ビルやマンションなどの
資本財の生産が増加すると、熟練労働者などが不足して彼らの賃金が上昇するため、長期平均
費用は逓増する。」とあるけど、長期平均費用が逓増しているのは賃金が上昇するためだけで
なく、「生産力の増強」で規模の不経済が生じているからだね。つまり、長期平均費用が上昇
する理由は「賃金の上昇」+「規模の不経済」つーわけだね。

c.もし全企業が需要の増大にもかかわらず増産しなければ、市場全体の供給曲線は垂直になっ
て、利潤はやや増加するもののもっと利潤を増やせる可能性を逃すことになる。だから、増産
を選ぶということだろうか。ナッシュ均衡はまだ俺は寡占のケース(AさんはBさんがCという行
為をすると思ってDという行為を選択し、BさんはAさんがDという行為をすると持ってCという行
為を選択するとき『ナッシュ均衡』になる)しか理解していないから、完全競争市場のケースで
はどういうふうに理解すべきなのかよくわからない。

d.でも、この場合は、価格も参入で低下して労働者に賃金はらうのに費用がかかってしゃー
ないから労働者を企業は解雇するようになり、労働需要も元に戻るんだよね。その結果は、
価格は需要増加時の時から需要増加前の状態に戻り、実質賃金率も名目賃金率も元に戻り、
ただ需要増加前に比べて企業数が増えた状態ということになるという理解でいいかなあ。

e.なるほど、市場全体ではなくて、ある特定の市場において生産物価格が変化した状態
ならば、全く同じだけ生産物価格と名目賃金が上昇するのではないわけね。でもそうする
と、実質賃金率が変化するから労働投入量も変化するって話になるなあ(この場合は、も
ちろん名目賃金の変化のほうが生産物価格の変化よりも大きくないといけないけど。)
655 :ぺリクルス:2003/01/24(Fri) 17:08
訂正

e.の最後は逆だった。名目賃金の変化の方が生産物価格の変化よりも小さくないといけない。
そうしないと、労働投入量が増えないから。この場合のケースだと、企業は需要増加に伴って
生産量を増加させようとするから、労働投入量を増やす必要がある。
656 :すりらんか:2003/01/25(Sat) 15:36
>>654
b. そういうことです

c. ナッシュ均衡の定義にしたがって考えてみましょう.自分だけ戦略を変えて得
する様な状況がナッシュ均衡でないことだけはたしかでしょ?

d. よく考えると労働市場での賃金決定に影響を及ぼすような(大きな)産業で収
穫一定と言うこと自体があり得ないですよね.費用のうちの賃金が作るほどに上
昇しちゃうわけですから……限界費用なり平均費用が一定ではいられない.

e(訂正版)その通りです.
657 :ぺリクルス:2003/01/26(Sun) 08:16
>>656 2日前から風邪ひいて、つらいぜ

c.いまいちなぜナッシュ均衡がでてきたのかわからないなあ。利潤が増大して需要曲線が右に
シフトしたとき、ある企業は「他の企業は増産を行わないで自分だけが増産して儲ける」という
もくろみのもとに増産するするわけでしょ。この企業はこのようなナッシュ均衡が成立すると
想定しているのだと思う。しかし、実際は市場全体で増産が行われるため生産物の価格が下落し
てしまい、思ったよりも利潤が増えなかったり、ましてや利潤がまったく増えなかったというこ
とも十分起こりうる。このような状況はナッシュ均衡というよりも囚人のジレンマ状態にあると
思う。書いていること混乱してるかな???

>>654のdは俺は「費用一定産業」を想定して書いていたけどスリ師匠に俺の本意が伝わったか
どうかいまいちわからない。俺は、

需要増大→需要曲線の右シフト→産業全体で増産と供給能力増大→生産物の価格が下落→新規
参入業者は既存企業の増産前の価格で参入してくる→さらなる生産物価格の下落→既存企業の
利潤がマイナスになる→既存企業は労働者を解雇し始め、供給能力を縮小する→既存企業の名
目賃金と実質賃金は需要増大前の状態に戻る→産業全体では需要増大前よりも企業数は増加し
ている

とゆーことを言いたかった。しかし、テキスト178ページの費用一定産業の説明では「当該企
業の全ての企業の技術(生産関数で示される)が同じであり、産業全体が供給量を増大させても
賃金などの生産要素の価格は変化しない場合を考えよう。」とあるから、俺は頓珍漢なことを
言っていたかもしれない。賃金が市場の供給量の増加に伴って増加する場合であれば、新規参
入企業は需要増大まえの生産物価格よりも高い生産物価格でもって参入してくるということに
なると俺は解釈しなければならないかもしれない。
658 :ぺリクルス:2003/01/26(Sun) 08:38
テキスト352ページに「資本財を価格qで購入し、その購入した資本を自己使用し、その他の生
産要素としては可変的な労働だけを投入している個人企業を考えよう。この個人企業は過去に
貯蓄した資金(これを自己資本という)で資本財を購入するとする。個人企業はこの資本金を利
子率iの定期預金で運用することもできるものとしよう。したがって、この資金の機会費用は
利子率iである。」とある。

しかし、「この資金の機会費用は利子率iである」とゆーのは自己資金1円あたりの機会費用が
iつーことを言ってるんだよね?
659 :ぺリクルス:2003/01/26(Sun) 08:58
テキスト352ページに「企業は所有している資本1単位に対してr_0の報酬をあげているから、
投入された資本サービス全体の報酬総額は面積r_0EK_0Oになる。」とある。わざわざ確認す
るまでもないかもしれないが、念のために俺の解釈を書いておく。

資本サービスの需要側のSMCはr_0*dK/dXである(r_0は賃貸価格、Kは資本サービス投入量、X
は生産物の生産量。ただし、労働の投入を一定とする)。資本サービスを投入して生産される生
産物の価格をPとすると、P=SMCから利潤最大化の条件はP=r_0*dK/dXとなる。この式を変形す
ると、r_0=P*dX/dKとなる。この意味は、資本サービスを一単位あたり投入したときに得られる
収入がr_0であることを示している。テキスト352ページのケースの場合、使用している資本サ
ービスの投入量はK_0である。よって、この企業のこの資本サービスを使用することによる収入
は、K_0*r_0となる。よって投入された資本サービス全体の報酬総額は面積r_0EK_0Oになる。
660 :ぺリクルス:2003/01/26(Sun) 09:34
テキスト353ページを読んだが、俺はいまだに「機会費用」の概念を理解していないことが
判明した。

テキストには「資本財の購入のために使われた自己資本の1円当り機会費用は利子率iであり、
この機会費用は企業の生産量の水準にかかわらず発生する固定費用である。投入される資本
サービスはK_0であるから、固定費用の総額はiq*K_0になる。」とある。

この場合、固定費用に含まれているのは、ここでは価格qの資本財をK_0購入したときに、犠
牲となる銀行からもらえる利息分だけである。なぜ、実際に資本財をK_0購入したときに実際
現金で支払うq*K_0を固定費用に含まないのであろうか?

俺的な解釈では固定費用はiq*K_0+q*K_0=(i+1)q*K_0とならねばならないはずであるが。
661 :ぺリクルス:2003/01/26(Sun) 15:57
ある程度のところまで進んだので、昔にわからなかったところを一箇所解決しておこうと思う。

テキスト154ページに「欧米先進国や日本のように産業化が著しく進んだ国では、製造業などに
おける労働の限界生産性の増大が著しく、そのためそれらの産業での賃金が他の産業部門に比べ
て高くなる、この、他の事情を一定として、労働の限界生産性(あるいは、限界生産物)が増大す
ると、賃金が上昇するという因果関係については第11章で説明する。」

この理由は生産物の価格をPとすると、P=w*dN/dXで、これをwについて変形するとw=P*dX/dN
になり、dX/dNの値が製造業で増大したからだと考えられる。しかし、製造業における機械化
が生産物の価格にどのように影響を与えるのかということについてはここでは度外視されてい
る。

さて、ここで二つほど疑問が残った。

(1)アメリカ合衆国においては、製造業の方が産業化で賃金が高くなり、多くの人が製造業の
ほうで働くようになっている。そして、他産業における賃金上昇で農産物供給曲線が左シフト
し農産物価格が上昇しているにもかかわらず、アメリカ合衆国は製造業の分野では輸入国に転
落し、農業の分野では世界でも有数の輸出国になっているのか?

(2)テキスト360ページでは「なぜ、アメリカの農村風景は人がまばらなのか」という解答とし
て、岩田氏はアメリカの農業は資本集約型であるからだと答えている。それにもかかわらず、
農業よりも製造業で賃金上昇が大きいのは、農業の産業化よりも製造業の産業化のほうが著し
かったからか?
662 :走る名無しさん:2003/01/26(Sun) 20:12
もしかして岩田氏が間違っているのかもしれない。

(1) 実証データによれば、実はアメリカでは農業の労働生産性向上率は他産業の
それを上回っている。本間正義「農業問題の政治経済学」および速水=神戸「農
業経済論」によれば、農業の実質労働生産性/全産業(農業を含む)の実質労働
生産性は、1975年を100とすると1995年には147に改善している。アメリカは工業
よりも農業に比較優位を持つようになってきているので、工業が輸入産業化し、
農業が輸出産業化するのは当たり前といえる。ちなみに、ほとんどの先進国にお
いて、「農業の労働生産性の伸び率>工業の労働生産性の伸び率」という式が成
り立っている。岩田氏の本を読んでないので確かなことはいえないが、認識に間
違いがあるのではないか?

(2) データ出所不明につきコメントで差し控え。アメリカで、農業よりも製造業
の方が賃金上昇率が高いなんて事実はあるのか?そもそも、先進国において、農
業の「賃金」なんていうPreciseになりえないデータを持ち出すのはよろしくない。
自作農の「賃金」を計測するのはとても難しいぞ。
663 :ぺリクルス:2003/01/26(Sun) 20:31
>>662 (1) さっそく有益な情報をありがとう。>>662氏のデータが正しければ、俺が疑問に思
っていたことも半分解決する。

岩田氏はゼミナールの154ページで次のように書いている。
「欧米先進国や日本のように産業化が著しく進展した国では、農業の機械化や肥料等の改善及び
品種改良などが進み、その生産性も発展途上国に比べて相当に高い水準にある。しかし、それに
もかかわらず、欧米先進国や日本では、農業は他の産業に比較して縮小しつつあり、その縮小を
止めるために農産物の生産に対して補助金を与えたり、貿易を制限したりして、農業を保護して
いる。こうした現象が起こるのはなぜであろうか。この問題に対する解答は、以下に示すよう
に、この章で説明した機会費用と生産要素価格の上昇による供給曲線の上方シフトとによって与
えられる。」
664 :ぺリクルス:2003/01/26(Sun) 20:42
>>662 ゼミナール154ページ
「欧米先進国や日本のように産業化が著しく進んだ国では、製造業などにおける労働の限界生産
性の増大が著しく、そのためそれらの産業での賃金が他の産業部門に比べて高くなる、この、他
の事情を一定として、労働の限界生産性(あるいは、限界生産物)が増大すると、賃金が上昇する
という因果関係については第11章で説明する。他の産業で賃金が高くなるとき、日本のように家
族労働中心の農業についても次のようなことが生じる。家族労働に頼っている場合、農家の世帯
主はその家族に賃金を支払っているわけではない。しかし、農村に工場ができて、そこで働く賃
金が高くなれば、家族のうち両親や長男以外は農業を離れて工場に働きに出るようになる。ある
いは都市に出て行って働いた方が一層高い賃金が得られるならば、次男以下は農村を離れて、
サラリーマンになるであろう。農家の世帯主も都市で働く場合の賃金が高くなれば、出稼ぎに出
るであろう。」
665 :ぺリクルス:2003/01/26(Sun) 20:51
>>662 (3) ゼミナール154-155ページ

「これらのことは、農家が機会費用という経済学の用語を知らなくても「家族労働を農産物の
生産に投入した場合に得られる収入」と「家族労働を他の機会(工場や都市での仕事)に投入し
たならば得られるであろう収入」とを常に比較することによって、家族労働をいずれに投入す
べきかを考えながら行動していくことを示している。工場や都市での仕事から得られる収入は
農産物生産における労働の機会費用に他ならない。労働の機会費用が上昇したために、家族労
働者が農業を離れることは、農業においても労働者をひきとめておくための賃金が上昇したこ
とを意味する。」
666 :ぺリクルス:2003/01/26(Sun) 21:01
>>662 (4) ゼミナール155ページ

「したがって、農産物生産における家族労働の機会費用が増大することは、前項で説明した当該
産業で賃金が上昇した場合と同じ効果を持つ。すなわち、産業化が進み、経済成長が進んで農業
以外の産業における賃金が上昇することは、図6-7のように農産物の供給曲線をS_0からS_1に上
方にシフトさせるのである。その結果農産物の価格は上昇して、農産物の需給量はX_0からX_1
に減少し、農業は縮小する。以上から、供給曲線を導くときには、機会費用のうち貨幣支出を
伴わないものも費用に含めて考えなければならないことが理解されたであろう。」
667 :ぺリクルス:2003/01/26(Sun) 21:08
>>662 (5) ゼミナール155ページ

「このような農産物価格の上昇は、農業以外の産業での労働の限界生産性の上昇が大きいため
に、そこでの賃金の上昇が大きい国ほど、大きくなる。それに対して、農業以外の産業での限
界生産性の上昇が低いために、賃金の上昇が相対的に低い国ほど、その農産物の価格の上昇は
小さくなる。そのために、前者の国の農業は後者の国の農業に比較して競争力を失うのであ
る。」
668 :ぺリクルス:2003/01/26(Sun) 21:19
よって、>>662氏の意見を踏まえれば、日本やドイツのような国には岩田氏の述べているような
ことは言えても、アメリカやフランスのような農業輸出国にはあてはまらないことであると思
う。

ここで、1つ問題にしたいことがある。>>662氏によれば「農業の実質労働生産性/全産業(農
業を含む)の実質労働生産性は、1975年を100とすると1995年には147に改善している。」で
ある。すると、他の事情の変化を踏まえても、アメリカの農家の賃金の上昇は他の産業よりも
大きいことも考えられる。よって、岩田氏の「機会費用」の考え方によれば、他の産業で働く
ことによって得られる労働者の収入よりも、農業で働くことによって得られる収入の機会費用
の方が大きくなることも十分考えられる。しかし、実際はアメリカにおける農業従事者はもの
すごく少ない。

この理由は、360ページのコラムに書いてあるようにアメリカの利子率がものすごく小さくて、
資本集約型の農業になっているから、人手があまりいらないということが言えるであろう。
しかし、他の産業よりも賃金の上昇が大きいのに、他の産業よりも労働の需要が少ないという
ことがはたしてありうるのかということが疑問だ。
669 :ぺリクルス:2003/01/26(Sun) 21:22
>>657-660にも俺の大事なカキコがあるので読んでくらさい。
670 :走る名無しさん:2003/01/26(Sun) 23:51
>>657 ぺリたん
勉強させてもらってます。私も風邪を引いて2週間倒れた。体お大事にね。
時間があれば昔とった杵柄でアメリカ農業の実質生産性を調べてみたいのですが、ちょっと大変そう。
もし成果報告できる見通しが立ったらレスしますね。
671 :走る名無しさん:2003/01/27(Mon) 05:56
>>660
1年後、資本財を売り払ってqK_0円を取り返せるから。
資本財は1年間レンタルするだけだということに注意しよう。
672 :ぺリクルス:2003/01/27(Mon) 09:04
>>671

レスありがとう。
そうなのかあ。そういうのってちゃんと説明を書いといてもらわないと読者は理解できないよ
うな気がするんだけど、、、でも資本サービスの自己使用の事例として352ページに鉄鋼業に
おける溶鉱炉があげられているのはおかしい気がする。溶鉱炉を買って一年間自己使用した後
売り払ってしまう大ばか者はこの世にいないから。溶鉱炉の例でも固定費用=利子費用総額で
説明されているが、これは奇妙だな。

それから、資本サービスに関しては1年くらいでは短期とみなされるから資本の消耗率δは無視
してもよいということだよね。
673 :ぺリクルス:2003/01/27(Mon) 09:06
>>670
よろしゅうたのんます。
674 :ぺリクルス:2003/01/27(Mon) 10:03
>>660と>>672で前提となっていることを補足しておこうと思う。
テキストの352ページには、
「いま、資本財を価格qで購入し、その購入した資本を自己使用し、その他の生産要素としては
可変的な労働だけを投入している個人企業を考えよう。この個人企業は過去に貯蓄した資金(こ
れを自己資本という)で資本財を購入するとする。個人企業はこの資金を利子率iの定期預金で運
用することもできるものとしよう。したがって、この資金の機会費用はiである。(中略)
さて、短期においては、この企業が利用する資本サービスK_0は固定的生産要素であり、資本サ
ービス以外の固定的生産要素はないものとする。なおここでの議論では資本消耗は本質的ではな
いので資本の消耗率δをゼロとして話を進める。」とある。
これらが>>660や>>672の話の前提条件。
675 :走る名無しさん:2003/01/27(Mon) 10:12
>>672
奇妙ではない。
溶鉱炉は1年後もまだ使えるから、その分の価値を費用から引く必要がある。
実際に1年後売らなくても、売ったとしていくらになるかを考えることには意味がある。

資本減耗については、ペリの言うとおりだ。ここでは無視している。
もし年率δ=100%なら、ペリの式が正しい。
676 :ぺリクルス:2003/01/27(Mon) 14:20
>>657にはスリ尊師にレスをお願いしたい。
>>658は機会費用に関する確認
>>659は資本サービス全体の報酬に関する確認
>>657-659へのレスをお願いしたい。

>>675
サンキュー。よくわかったよ。資本サービスではこういう思考法を使わないといけないという
ことね。

最近は内容がむつかしくなってきて他力本願になりつつあるところがあるが、俺も自分自身で
十分に考えているつもりなのでよろしくお願いしたい。なお、スリ師匠やそのた大勢の七氏の
もとで俺とともに学びたいという知的好奇心旺盛な青年諸君を24時間いつでも募集している。
このスレは全てボランティア精神で成り立っている。世の中には授業料も払うことなしに、こ
れほどまで経済学を学ぶことは不可能である。このスレはマザーテレサやダライラマのように
心広い人々によって支えられているのだ。特に、経済学部にいる学生がこのスレに参加するこ
とは大いに有意義である。俺のようなたんなるフリーターでも経済学をここで学んでいるのだ
から、諸君がこの機会を利用せずにはおられないだろう。
677 :すりらんか:2003/01/27(Mon) 15:12
>>657
c.ぺりたんの言ってることもおかしくないんだけど,おそらく疑問は「ナッシ
ュ均衡」「囚人のジレンマ」の定義をまだ勉強してないから生じてるんだと思
う.ゲームやるときにまとめて解説します.

d.に関する部分も正確に理解しようと思ったらゲームなどの知識と時間を明示
的に含むモデルが必要.需要曲線・供給曲線の単純な話は非常に無時間的だが
参入・退出は非常に動学的な問題だ.ぺりたんの想定は「参入よりは既存企業
の能力拡大が早い」という想定だが,既存企業が「どうせ参入してきてかえっ
て損をする」行動をとるとは考えづらい.

このすれの始めの方と比べるとぺりたんの話が厳密になってきている……明示
的な「モデル」を想定した話をするレベルに来ているかもしれない.
678 :ぺリクルス:2003/01/27(Mon) 15:26
テキスト362ページに、

「資本の賃貸価格を一定として、賃金が上昇するとし、今後もその水準が維持されるとしよう。
労働と資本の相対価格(w/r)は上昇するので、等費用曲線の傾きの絶対値は大きくなる。その
結果、同じ生産量X_0を生産する場合には、費用を最小にする資本と労働の比率は点AのK_0/N_0
から点BのK_1/N_1に変化する。この効果を資本と労働の相対価格が低下したときの代替効果と
いう。代替効果は相対的に安くなった資本サービスに対する需要を増やし、相対的に高くなった
労働サービスに対する需要を減らすように作用する。しかし、賃金が高くなったため、資本で労
働を代替しても、同じ生産量X_1を生産するときの限界費用も、ともに増加する。」

とある。資本で労働を代替しても、同じ生産量を生産するときの総費用が増加するというのは容
易にわかる。なぜなら、点Aから点Bに資本と労働の比率が変化したとき、等費用曲線とK軸との
切片の値が増加しているからである。

しかし、資本で労働を代替しても限界的に増産するときの限界費用がどうして増加すると言える
のだろうか?
679 :ぺリクルス:2003/01/27(Mon) 15:48
>>677

まだまだお褒めにあずかるのは早い気もするけどな。やっぱりdに関するところは俺の考えて
いることはおかしかったと思う。「費用一定産業」は「産業全体が供給量を増大させても賃金
などの生産要素の価格は変化しない」ことを前提にしているけど、「たとえば、建設業では、
産業全体で、ビルやマンションなどの資本財の生産が増加すると、熟練労働者などが不足して
彼らの賃金が上昇するため、長期平均費用は逓増する傾向がある」というのは賃金の変化を
前提としている。

俺の「新規参入があったら生産物価格はどうなるか?既存企業の生産能力はどう変化するか?」
という疑問に答えようと思ったら、もうちょとレベルアップが必要なようだね。

>ぺりたんの想定は「参入よりは既存企業の能力拡大が早い」という想定だが,既存企業が「ど
>うせ参入してきてかえって損をする」行動をとるとは考えづらい.

とゆーことを考えると、費用一定産業のところの説明であった「既存企業は一時的に工場規模
を拡張するが、長期的には再び工場規模を当初の水準まで縮小している」というような既存企
業の行動は不合理ということになるね。
680 :ぺリクルス:2003/01/27(Mon) 16:06
>>661-670にあるアメリカ農業についてのカキコも読んでみてくらさい。
681 :すりらんか:2003/01/27(Mon) 16:24
そんなに褒めてないから安心して.最初が凄すぎたのだ(w

>>678
生産技術(inputとoutputの数量関係)に変化がないならば,追加的な1コを
作るのに必要な資本サービスの値段はまんま,労働の値段は高いのだからその
1コを作るのに要される費用は増大する.

>>679
>費用一定産業のところの説明であった「既存企業は一時的に工場規模を拡張
>するが、長期的には再び工場規模を当初の水準まで縮小している」
これは調整費用が全くないならあり得る話で,おかしいのはすりたんの話に
出てくる「既存企業の利潤がマイナスになる」の部分.

需要増大
→参入が来るまで既存企業は今まで以上に生産し利潤を稼ぐ
→新規参入
→一社当たりの利潤はいままで通り(元にもどる)

という話ならばわかる.
682 :ぺリクルス:2003/01/27(Mon) 17:04
>>681

>>678について

話はそんなに単純じゃないと思うけどな。生産技術に変化がないままを想定して、
SMC=r*dK/dX+w*dN/dXとできるんだったら、すり師匠の言っているとーりになるだろうけど。
しかし、費用最小化の条件ではMPL/MPK=w/rとならないといけない。>>678では賃貸価格は
一定で名目賃金率が上昇する話がされている。そうすると、費用最小化の条件から、MPLが増
えるか、MPKが減るか、MPLが増えると同時にMPKが減るかのいずれかの変化がおきないといけ
ないことになる。

だから、MPKやMPLの変化もふまえると、SMC=r*dK/dX+w*dN/dXのようなことはいえなくなる
と思うんだが。

>>679について

「費用一定産業」の説明では「調整費用もゼロ」が仮定されているんだね。有益な情報ありが
とう。
683 :ぺリクルス:2003/01/27(Mon) 22:26
最近は質問病に侵されているが、かねてからずっと疑問に思っていたことがあるので聞いてみ
たい。俺もあと数年後にはここで立派に議論できるまでに成長することが目標である。俺の労働
者のための闘いは始まったばかりなのである。

>本間正義「農業問題の政治経済学」および速水=神戸「農業経済論」によれば、農業の実質労
>働生産性/全産業(農業を含む)の実質労働生産性は、1975年を100とすると1995年には147に
>改善している。アメリカは工業よりも農業に比較優位を持つようになってきているので、工業
>が輸入産業化し、農業が輸出産業化するのは当たり前といえる。

アメリカにおいては農業における労働生産性の伸びの方が製造業における労働生産性の伸びより
も大きいので、アメリカの産業は農業に特化してきているということだと思う。比較優位説によ
れば、一方の産業に特化すればもう一方の産業は衰退する。であるから、アメリカが製造業の分
野で輸入国になったとゆーことは、すなわち製造業の衰退を意味するのであろうか?
684 :走る名無しさん:2003/01/28(Tue) 06:00
そもそも「衰退」ってなんだ?

こういう「便利」な単語を中心に議論するのは全く持ってオペレーショナルな
結論になりえないし、為にするだけの雑談になってしまうので、この質問には
返事を用意しません。意図をもう少し具体化してくれ。
685 :ぺリクルス:2003/01/28(Tue) 16:06
>>684

野口旭教授の「経済対立は誰が引き起こすのか」とゆーちくま新書から発行された本の第三章
148ページには「特化とは、一国経済全体が、相対的に生産性の低い比較劣位産業を切り捨て、
比較優位産業にシフトすることである。」とある。

>本間正義「農業問題の政治経済学」および速水=神戸「農業経済論」によれば、農業の実質労
>働生産性/全産業(農業を含む)の実質労働生産性は、1975年を100とすると1995年には147に
>改善している。アメリカは工業よりも農業に比較優位を持つようになってきているので、工業
>が輸入産業化し、農業が輸出産業化するのは当たり前といえる。

が意味することは、アメリカの産業において、工業(製造業)が「切り捨て」られて、農業に
「特化」がなされているとゆー現象が起きていることを意味する。このような労働力の効率的
な配分がなされることによって、アメリカ経済に占める工業(製造業)の比率が低下してきてい
る。俺はこの現象を「製造業の衰退」という言葉で表現した。

ただし、上記の意見とは違って、ポール・クルーグマンの「良い経済学 悪い経済学」(もち
ろん野口旭教授は上に書いたことではなくて、クルーグマンの見解を支持しているだろうが)
によれば、「製造業が経済に占める比率は縮小しているが、貿易はこの縮小をもたらしてい
る主因ではない」という。それでは、何が大きな原因かというと、国内の支出に占める工業製
品の比率が低下してきているからだという。つまり、農業に特化したから、アメリカ国内経済
における工業(製造業)の比率低下が起きたという考えとは全く異なる。

いずれにせよ、アメリカの工業(製造業)のアメリカ経済における役割が低下しているのは確実
だろう。その原因として他に原因があるとすれば、アメリカの工業(製造業)が安い賃金を求め
て海外に工場を移転してしまったとか、より収益性の高いサービス産業にシフトしてしまった
とか、西部邁氏がいうようにアメリカの株主資本主義に基づいた経済が「物つくり」を必要と
する工業(製造業)に向かなかったとか考えられると思う。
686 :ドラエモン:2003/01/28(Tue) 16:18
>ぺり

君、労働者のために闘うのは一瞬忘れて自らの快楽・満足だけを追及する無批判な消費者
になって思考実験してみてくれ。貧乏なうちは、テレビや冷蔵庫かって喜んでいるだろう?
だが、だんだん金回りがよくなってくると、なにがほしくなる?画一的な大量生産の産物
(工業製品)から、徐々にサービスへ欲望がシフトするのがイメージできないか?

つまり、工業製品よりサービスの方が上級財ってわけだよ。
687 :ぺリクルス:2003/01/28(Tue) 18:16
>>686

でもそう考えると、アメリカがどうしてあんなに日本の車,重機,VTR,半導体,などの工業
製品を買ってくれるのか説明がつかなくなるよ。2001年に日本はアメリカに総額126473.3(100
万アメリカ・ドル)の輸出が行われたが、そのうち92%が工業製品だ。

工業製品よりサービスの方が上級財だから、クルーグマンのいうようにアメリカ国民の支出が
医療、旅行、娯楽、法律サービス、ファーストフードに移り、アメリカの製造業がアメリカ経
済で果たす役割が低下してきていると言えるのなら、どうしてアメリカが日本からずっと大量
の工業製品を買い続けてくれるのかということが説明つかなくなる。
688 :ぺリクルス:2003/01/28(Tue) 18:23
>>668の↓の疑問はよく考えればありうる話だ。
>他の産業よりも賃金の上昇が大きいのに、他の産業よりも労働の需要が少ないという
>ことがはたしてありうるのかということが疑問だ。

農業の機械化が進んで労働の限界生産物が増大し賃金が上昇すると同時に、オートメ化が進ん
で今まで人力でやっていた部分を機械で仕事できるようになる。だから、「他の産業よりも賃
金の上昇が大きいのに、他の産業よりも労働の需要が少ないということ」は十分ありうること
である。しかし、このことは、>>663-667では説明できないことだと思う。
689 :ぺリクルス:2003/01/28(Tue) 18:38
>>688で、なんか俺は変なこと言ってるなあ。人手がいらなくなるなら、労働の限界生産物が
あがっても名目賃金率が上がるわけがない。それにしても、労働需要曲線というのは、オート
メ化によって労働の限界生産物があがっても需要曲線が上方にシフトしないこともありうる、
ということを考慮にいれていなかった。

>>688で俺が疑問にしているようなことはもっと上級の経済学で学習することであろうか。
690 :technopolis:2003/01/28(Tue) 18:52
どうでもいいけどカートコバーンが死んだ時、俺は中2でした。
ペリクルス頭いいなぁ。マジで。
691 :走る名無しさん:2003/01/28(Tue) 19:55
>ペリクルス頭いいなぁ。マジで。

え?
692 :ぺリクルス:2003/01/28(Tue) 20:01
>>682に誰かコメントしてちょ。

参考までにアメリカのGDP統計のデータをのせておく。(これは>>687を書くときに参考にした
ページに紹介されていたページの中にあったもの)
http://www.bea.gov/bea/newsrel/gdpnewsrelease.htm

これ見ると、アメリカの製造業が1999年から2001年にかけて輸出量も企業利益も大きく減らし
ていることがわかる。その原因をぜひとも解明してみたいものだ。

>>691
PKであることが判明
693 :走る名無しさん:2003/01/28(Tue) 20:22
>>692
PKとは恋人のようですな
694 :走る名無しさん:2003/01/28(Tue) 20:35
>>690
ホントにどうでもいいけど同い年ハケーン
695 :technopolis:2003/01/28(Tue) 21:20
つーかペリクルスってオレと同い年なんじゃないの?
696 :走る名無しさん:2003/01/28(Tue) 21:29
おれはカートコバーンと同い年だ。
697 :ぺリクルス:2003/01/29(Wed) 16:46
さて、これ以上ここで人の年齢の話をしても仕方がない。ここでは年齢を問わず、
わきあいあいとできるところがいいのだ。

>>658 機会費用についての確認
>>678-682 にある限界費用について
>>683-687 の貿易に関する話題(特に銅鑼氏にレス期待)
>>688-689 の労働需要曲線について

みなのレスを期待している。ここのスレはみなの参加に依存している。
もう少しすすむと生産効率性とパレート最適の関係について学習する。そうすれば
パレート最適についての理解も深まることであろう。
698 :すりらんか:2003/01/29(Wed) 20:30
ごめん.昨日から全然熱がさがらない……っていうか悪化してて難しいこと
が全然考えらんない.お昼に点滴打ったし薬もらったから明日・明後日には
何とかなると思う.しばし,まってちょ.
699 :ドラエモン:2003/01/29(Wed) 20:55
>ぺり@>>687

需要サイドではサービスが相対的に増加し、供給サイドでもソフトウェアや
CPUデザインのような分野に比較優位が生じているということだな。PC
を使うサービス労働は増えるから、インテルのCPUをつんだPCをアジア
で組み立てて輸入するのが正解というわけ。で、ウィンドウズの著作権と
PCで一番高い部品CPUで儲けるわけだ。
700 :走る名無しさん:2003/01/30(Thu) 03:09
簡単なとこだけでスマソ。
>>658
そだよ。その1円を誰かに貸したら1年後得られたであろう利益を手放した費用。
701 :ぺリクルス:2003/01/30(Thu) 04:38
>>699

銅鑼氏の主張に疑問があるのだが。「良い経済学 悪い経済学」の68ページには次のように
書かれているぞ。

「アメリカ国民が収入のうち工業製品に支出する部分の比率を20年前より低下させた理由は、
じつに単純である。財が相対的に安くなっているのだ。1970年から90年までの20年間に、財
の物価はサービスの物価に対して、22.9パーセント下落している。この間、数量ベースの購
入量で見ると、財とサービスの比率はほとんど変わっていない。財が相対的に安くなったのは、
サービス業にくらべて製造業の生産性伸び率が高かったからである。生産性の上昇が、消費者
物価の低下をもたらしたのだ。」

数量ベースでの購入量で財とサービスでの比率に違いがないとゆーことは、需要サイドでサー
ビスが増加したとはいえないのではないか。

それに日本からものすごく大量に工業製品を輸入するかというと、それはアメリカ国内に工業
製品への需要が高いからである。それに、日本車に関して言えば、部品でもエンジンでもだいた
い日本製のものを使っているし、半導体なんかはコンピュータでいえばCPUに相当するような部
品だろう。なんでアメリカはこういったものを国内で生産しようとせずにわざわざ輸入するんだ
ろうか。>>699の銅鑼氏の説明には日本からの輸入の場合はあてはまっていないと思うが。
702 :ぺリクルス:2003/01/30(Thu) 05:10
銅鑼氏にいくつか教えてもらいたいことがある(俺も結構調査しているのだが)。

(1)アメリカはCPUなどの部品や自動車のほかに製造業のどういった分野で強いのだろうか?
(2)また、どういった製造業の財を輸出しているのか(自動車以外)?
(3)どうして生産性の改善は製造業でずっと進んでいるのに、アメリカではサービス産業の
ほうが収益性が高くなるのか?
(4)サービス産業でも製造業と同じようにオートメ化が進んでいる。それなのに、
http://www.marubeni.co.jp/research/3_pl_ec_world/020626nozaki/hombun.html
を見てもわかるように、どうしてサービス産業での雇用の方がずっと伸び方が大きいのか?
703 :ぺリクルス:2003/01/30(Thu) 05:11
>>698
俺も風邪にやられているが、スリ師匠もしっかり養生してくだされ。
>>700
さんくす
704 :すりらんか:2003/01/30(Thu) 13:23
とりあえず熱だけは我慢できるとこまで下がった…….

>>658(機会費用)
そのとおり.1円の資金を「寝かせる」ことで暗にあきらめているのがその
利子分である「i円」というわけ.なんでq円の方は入れないのか?について
は>>671

>>678-682(限界費用)
「SMC=r*dK/dX+w*dL/dXとできるんだったら」という問いは変でいつでもそう
できる(単なる算数だ).ぺりたんの疑問はw/rの変化でdK/dX,dL/dXが変化す
るだろうというもののはずだ.ここで背理法で考えてみよう.あと一単位作る
ために「いままでよりより多くのKと少ないL」を用いることで「今までより低
い費用」で追加的1単位を生産できるとするならば(要素価格変化前にくらべ
安くなったモノはないのだから)wが上がる前にも同様の事が言えるはずだ!こ
れは「費用最小化の結果としての費用関数」という考え方に矛盾する.したが
ってそんなことはない!

>>688
これはそんなに変な話ではなくて労働人数と土地の組み合わせが固定的なら十
分起こりえるだろう.例えば「1haに1人以上いても意味がない」「土地総量に
変化無し」「資本増大」みたいな感じで考えてみてね.
705 :3周年名無しさん:2003/06/12(Thu) 21:09
karaage
706 :3周年名無しさん:2003/06/12(Thu) 21:49
ゼミナール ミクロ経済学入門
p.44『需要曲線上での需要の価格弾力性の変化』について質問させて下さい。

>先に、需要の価格弾力性は、需要曲線D1D1では小さく、需要曲線D2D2では大きいと述べた。しかし、
>それは厳密な表現ではなく、厳密には「点E0点においては」という条件付でいわなければならない。
>それは、需要の価格弾力性は同一の需要曲線上でも変化するからである。
>・・・・・・
>需要曲線が直線の場合にはその中点でEd=-1になり、それよりも小さい需要量の点では│Ed│>1、
>それよりも大きい需要量の点では│Ed│<1になる。
とありますが、需要の価格弾力性が同一の需要曲線上でも変化するのはなぜですか?
p.45の図2-7(需要曲線上での需要の価格弾力性)の点A、点B、点Cにおける需要の価格弾力性
の計算を実際にやってみると、需要の価格弾力性が同一の需要曲線上で変化することを確認できるのです
が、直感的には(現実の経済の動きとしては)、なぜこのようなことが起こるのですか?
私は、「中点よりも小さな需要量の点というのはつまり、財の価格が高い点ですので、価格が高くなれば高
くなるほど、その財を購入可能な消費者が大きく減少するため、需要の価格弾力性が大きくなっていて
(>1)、中点よりも大きな需要量の点というのはつまり、財の価格が安い点ですので、価格が少々上昇し
ても、その財を購入可能な消費者の数はそれほど減少しないためである。」と勝手に解釈しているのですが、
この理解はトンデモでしょうか?
707 :ドラエモン:2003/06/12(Thu) 22:54
>>706

>需要の価格弾力性が同一の需要曲線上でも変化するのはなぜですか?

と質問されても困る(笑) 需要の価格弾力性が一定であるような需要関数を数学的に求めて
みればいかが?要するに、D=A・Pexp(η)なんだけどね。η(イータ)が弾力性ね。
つまり、この関数形以外のものはすべて、その曲線上で弾力性が変化するんだが・・・
708 :706:2003/06/12(Thu) 23:10
>>707
数学的には分かります。
現実的にはどういった理由で・・・?という質問だったのですが、ここは、そういうこととして
先に進みまする。
銅鑼様レスありがとうございました。
709 :名無しさんの冒険:2004/10/21(Thu) 05:18
久々のage
710 :青空:2004/10/22(Fri) 04:51
なんか上がってるんで、一年以上前の質問に対する俺流のお答え。

弾力性、っていうのは、まあ簡単に言えば、あるもんの割合で測った変化に対する
別のもんの割合で測った変化、だと考えればよい。だから需要の価格弾力性の場合は、
価格が1%上昇したことに対する需要の○%の減少、という言い方をする。
そしてその「割合」っていうのは、変化前の量を基準として測ること。したがって、
その変化前の量がどこかで当然その割合も変わってくる。

需要の価格弾力性だとε=|(ΔD/D)/(ΔP/P)|と定義できるわけだが、
需要量が相対的に小さい点では割合で測った需要の変化(ΔD/D)は相対的に大きく
評価される(Dがもともと小さいからね)。したがって決まった1%の価格の変化に
対するεは相対的に大きく評価されることになる。逆は逆。

したがって、そのテキストの記述どおり(と言ってもわしはその本読んだことも
ないんでいまテキトーなこと書いてるんだが(笑))、需要曲線上の需要量が
小さい点では需要は弾力的となり、大きい点では非弾力的となるんだ。
711 :青空:2004/10/22(Fri) 05:03
あ、上のは直線の需要曲線の場合ね。

ついでに弾力性が一定となるような曲線がどのような形状でなければならないか、
上の推論から想像してみることはとてもよい頭の体操となる。

需要量の相対的に小さい点(左の方)は直線の場合は弾力的なんだから、その
需要曲線の需要の変化は直線の場合よりも小さくなければならない。一方、
需要量の相対的に大きい点(右の方)は直線よりも弾力的であるように需要の
変化は大きくなければならないことになる。

したがって、上で銅鑼が言っているように、理論的には指数関数と呼ばれる
ようなカーブを描くことになるのね。
712 :曇空:2004/10/23(Sat) 00:42
青空よ.おいおい,>>707のドラちゃんの需要の価格弾力性一定の関数例は
間違ってるんだぜ.マクロもミクロもできないんじゃ・・・
713 :名無しさんの冒険:2004/10/23(Sat) 00:54
>>712 ん? 青空=すりらんか の発言でいいように思うが。
青空、いいかげんにみんなわかってるんだから元のコテハンに戻せw
714 :名無しさんの冒険:2004/10/23(Sat) 01:54
>>713

うんにゃ。弾力性一定ならD=AP^(-η)だぜw 銅鑼が間違い。
715 :名無しさんの冒険:2004/10/23(Sat) 08:56
青空=すりらんか はドラエモン擁護というバイアスがつねにかかってるので
大目にみてやれw
716 :青空:2004/10/24(Sun) 06:24
>>714
ま、一般的な形がそうだと言うわけで、指数関数は銅鑼もあたしも例として挙げている
だけなんだけど。初心者スレなんだから>>710>>711のような説明の方が重要なわけで、
そういうのはここでは間違いだ間違いだと言い立てるほどのこともないだろう。
717 :わくわくさん(青空):2004/10/24(Sun) 06:42
>青空=すりらんか

この前は銅鑼氏と間違えられたがいま私はすりらんか氏ということになっている
らしい(笑)。ま、それならそれを演じきるのもおいしいかもしれないが、
そりゃやっぱり本人たちに多大な迷惑がかかるので、そろそろ匿名にもどります。

「青空、青空教室」というのは歌舞氏がよく言う青空教室はむしろ大切だろって
意味で、期間限定の捨てハンドルでちょっとくだけたキャラを演じたお遊びだった
わけね。それ使ってちょっと板をstimulateしてみようかな、と。ほんとごめんなさいね。

ちなみに私は郵政スレ
http://www.ichigobbs.net/cgi/15bbs/economy/0943/
の676、681です。
718 :歌舞:2004/10/24(Sun) 12:02
>>717 青空氏、ステハンで活躍キボン。そろそろ郵政スレも郵貯問題の苺的
決着が近い?ので、郵便や保険などよりミクロン・産業組織論的ノリが必要なので
よろちくw
719 :名無しさんの冒険:2005/05/10(Tue) 11:27
あげ
720 :名無しさんの冒険:2005/05/11(Wed) 08:56
>>714の出した需要曲線が,弾力性一定(イータ)なのはわかる。
しかし,>>707がなぜ弾力性一定なのかわからん。
両辺対数とって微分したら,イータは消えちゃうんじゃないか?
なぜイータが弾力性なの?おれ,なんか基本的な勘違いしてる?
721 :名無しさんの冒険:2006/04/11(Tue) 06:37
懐かしいので あげ
722 :ドラエモン:2006/04/11(Tue) 09:14 ◆giBWulmBYE
>>721

すんません。あれは僕の間違い。あの定義は、利子率なんかの場合に使うことがある特殊な
定義。(たとえば投資の「利子弾力性」は、普通の定義-dI/dr・r/Iではなく
-dI/dr・1/Iとするやつ)つまり、利子率が2%から4%になるときの投資の
弾力性を、その時生じる投資の増加率/100%じゃなく、分母に2%(=4-2)を
持ってくるもの。

どちらにしろ、上の方の議論では間違いでした。すんません。