好きな経済学の本
economy/0563 / 30 レス / 2002/07/05〜2002/07/11
- 1 :俺の名無しさん:2002/07/05(Fri) 20:48
- 経済学に関する本で、好きな本、お勧めの本は
なんでしょう。内容もプラスして紹介してくださいな。 - 2 :俺の名無しさん:2002/07/05(Fri) 21:35
- >>1
『大前研一 新資本論』・・・マクロ的、理論的根拠は薄い気がするが、ミクロ的な見解は現場のコンサルティングをやっていた経験を元に言われていることなので、かなり参考になるものです。 - 3 :俺の名無しさん:2002/07/05(Fri) 21:39
- 伊藤元重 マクロ経済学
中谷巌のマクロ経済学が分かりずらかった(日本の経済分析があやふやになっているところがあったから)ので購入したのですが、日本の経済分析もちゃんとやってあり、わかりやすい内容になっているでお勧めですよ。 - 4 :俺の名無しさん:2002/07/05(Fri) 22:19
- 中谷マクロ第3版を読むなら,MankiwのMacroeconomics(邦訳あり,マクロ経済学)を読みなさい.元ネタだから.ちなみに第2版の元ネタは,ドーンブッシュ,フィッシャーね.
- 5 :俺の名無しさん:2002/07/06(Sat) 00:12
- 岩田先生もお薦めです。
- 6 :ポチ:2002/07/06(Sat) 01:33
- Jロビンソン 異端の経済学(ドラエモンさん、ごめん。)
なぜなら
「経済学を学ぶのは経済学者に騙されないため」だからです。
JMケインズ 「雇用・利子及び貨幣の一般理論」
今、読書会をやっています。ぜひ参加してください。 - 7 :俺の名無しさん:2002/07/06(Sat) 01:37
- 新しい産業国家 ガルブレイス
苺では人気薄なガルブレイスなので、書いてみた。 - 8 :2ちゃんの相場師:2002/07/06(Sat) 06:07
- 『相場師列伝』(東洋経済新報社)
2.26事件で空売りした「山種」や
スターリン暴落を予言した「独眼流」の
「桐一葉落ちて天下の秋を知る」という
名言は,マンキューやステイグリッツ
の教科書には出てこない,血沸き肉踊る
物語です。 - 9 :すりらんか:2002/07/06(Sat) 21:04
- まぁ,古典ならもちろん『一般理論』です.近年の本(といってもちと古いけど)
でというコトになると難しいんだけど,理論っぽいのでは『貨幣経済の道学理論』
(小野善康),日本経済ではちと古いけど『日本経済とマクロ経済学』(吉川洋)
でしょうか.啓蒙書なら好きっちゅうかおすすめなのが大物では岩田規久男,中堅
では野口旭両氏の本でしょうか.経済小説では『赤いダイヤ』かな(藁) - 10 :俺の名無しさん:2002/07/07(Sun) 13:33
- 梶山はエロくていいぞ。
- 11 :俺の名無しさん:2002/07/07(Sun) 17:40
- ガルブレイスは主流は経済学から見ればトンデモだからな。
しかし、それでも一定の地歩をアメリカ経済論壇に築いているし、尊敬されて
いるところに、アメリカ経済学会の懐の深さを感じる。 - 12 :歌舞音曲[歌舞音曲]:2002/07/07(Sun) 22:25
- 勢古浩爾の『まれに見るバカ』かな。この中の小室直樹バカ論はそれなりにバランスがとれたバカ論である。最近は、経済学ネタには反応できずに(どうも阪神が8連敗してから不調)、苺で昔書いた小室直樹の本とか買ってしまって積読している。経済学トンデモ本というのがあるそうだが、経済学バカ本とか経済学バカ一代とかあってもいいかもしれない。あなたにとって経済学バカ本はなんですか? オレは水野和夫の『所得バブル崩壊』、立ち読みして脳細胞が破壊された。
- 13 :歌舞音曲[歌舞音曲]:2002/07/07(Sun) 22:27
- たぶん、水野の本は伝染(うつ)るとおもう。
- 14 :ポチ:2002/07/07(Sun) 23:02
- >>11
ガルブレイスがトンデモなら、正統派も充分トンデモ足り得るように思う。
切り口と視点の違いであって
自らの手法以外を受け入れないというのもどうだろう。
ガルブレイスを面白いか、面白くないかというだけの視点で見れば面白い。
最近のピースミルな経済学にはない、グランドセオリーがある。
しかし
決して科学的とは言えないけどね。 - 15 :cloudy:2002/07/07(Sun) 23:41
- 中学生のときに親父の本棚からくすねて読んだ
「パーキンソンの法則」(C.N.パーキンソン著、至誠堂)
経済学というより社会学、というか英国風ジョーク本だが。
巷にあふれてる経済トンデモ本よりはるかに面白い。 - 16 :Thumb:2002/07/08(Mon) 00:18
- ここで誰も挙げそうにない本を。
この板の主流派が毛嫌いしそうな「レクサスとオリーブの木」(Tフリードマン 草思社)。
今の米国の体たらくからすると、笑える部分もあるが、
自分と違う考え方の著者が諧謔あふれる文章によって、等々と超楽観的なグローバリズム
の進展を説く同書を読んでみると、逆説的、マゾヒズム的に面白い。
いや違うだろう・・・という思いを押し止めてさせてしまうような筆致がいい。
自分と違う考え方の本を読むこともいい体験だと思われる。
何より、著者のぐいぐい読ませるための文章に力量を感じさせる。
バブルの宴まっさかりの頃の米国ジャーナリストの誇大な確信は、
今後の米国経済の凋落(?)における歴史的文献になるかもしれない(笑) - 17 :プロボーラ−[プロボーラ]:2002/07/08(Mon) 01:30
- 「レクサス〜」は読んだことあるよ。大体同じような印象。Tフリードマンはジャーナリストとしてグローバリゼーションという概念を整理して伝えるという大きな仕事をしたけど、決定的に論理構成が帰納的なんだよねえ。それも、自分の旅行!記をもってして一般化しようとするから「おい、おい、それは違うだろう」ってね。でも、アメリカ人的だから、その辺を織り込んで読めば、OK。
( 役に立った! | 元スレ ) - 18 :俺の名無しさん:2002/07/08(Mon) 12:01
- どこかでドラエモン氏も挙げてたけど、
アンドレスキー『社会科学の神話』だな、
絶版になってだいぶ経つから古本屋でも見かけないけど。
でも、劇薬だから、厨房には「取り扱い注意」ね
(あと、真面目過ぎる人もね。経済学辞めてしまうから(笑)) - 19 :俺の名無しさん:2002/07/08(Mon) 12:07
- 今の時代真面目な人間はいない
だからゲーム論が流行る
マルクスの流行った時代(ドラえもんの時代)と違う - 20 :俺の名無しさん:2002/07/08(Mon) 14:00
- 行政組織が当然のようにゲームに参加するのは最悪なんだよ
- 21 :ドラエモン:2002/07/10(Wed) 09:49
- >>18
「社会科学の神話」は、経済学やめちゃうリスク(w)より、他の分野の社会科学研究者
に、遥かに破壊的な効果をもっているんではないの?この本が出版されたとき、日経の書
評欄に西部氏が「これをいっちゃーおしめーよ」と書いてた。レヴィ・ストロースの研究
が、ある時期から曲がり始め、構造主義がトンデモに転落してゆく軌跡が大笑いだったね。
まあ、黒木さんの大好きなソーカル本と同じ系統に属する本だ。ただ、ソーカルは自然科
学の研究者だったから比較的禁欲的で、明示的にはトンデモ社会科学の「形式的側面」だ
けを批判したわけだが、アンドレスキーは自分が社会学者だから、社会学周辺に関しては
内容に踏み込んで破壊的な爆撃を繰り返しているのが違いだけど。 - 22 :俺の名無しさん:2002/07/10(Wed) 14:01
- >21
たしかに社会学のほうが被害は甚大だけど、経済学にもあてはまるでしょう。
それに数理社会学や社会システム論なんかは、
普通の社会学者から「可哀想な人を救えるのか」と常にプレッシャーがかかるが、
左翼がお亡くなりになってからの経済学には、そんな圧力はないし。 - 23 :ドラエモン:2002/07/10(Wed) 14:06
- >>22殿
この件に深入りすると、例の筋から爆撃される恐れ十二分(笑 しかし、仰るとおりで、
数理化したから偉いのかという、言ってはいけないお約束のせりふを、平気で破るからね
筆者は(爆 - 24 :俺の名無しさん:2002/07/10(Wed) 14:22
- 追加
本はいっぱい出てるけれども、数理社会学や社会システム論を専攻してる人は、
社会学者全体の中では、極少数。それに数理社会学者だって、
いつもモデルや統計資料とにらめっこしてるんじゃなくて、
「社会調査」or「潜入調査(文化人類学)」に出て
市井の人々と言葉を交わして、
自分でデータを集めなきゃならんのよ(データが無いから)。
そこがエコノミストとの大きな違い。 - 25 :いなば:2002/07/10(Wed) 14:41
- そりゃ計量社会学>24
経済学の場合と違い、ほとんどの数理社会学者は計量社会学者をかねてるようだけど、それでも一応区別はあるはずだ。 - 26 :俺の名無しさん:2002/07/10(Wed) 15:11
- 兼任してるのが健全だと言ってるんですが?
経済学やめちゃうリスクを上げるために、書籍紹介^^;
マクロスキー『レトリカル・エコノミックス』
長いのを読むのが面倒な人はダイジェスト版が、journal of economic literatureにあります。
JEL版(McClosky, the rhetoric of economics)の翻訳は『季刊 現代経済学』という
廃刊された雑誌にあります。
(この雑誌は経済学部のある大学には必ずあります。図書館によっては、検索するとき「季刊」が不要の場合も) - 27 :俺の名無しさん:2002/07/10(Wed) 15:14
- >>26
その本はむしろ男をやめちゃうリスクを上げるかもよ - 28 :いなば:2002/07/10(Wed) 17:27
- あなたが「健全」と言ってるのは、計量経済分析をやる人の多くが既存のデータベースにおんぶにだっこであるのに対して、計量社会学をやる人はたいがい自分で汗をかいてデータベースを作ってる、ということでしょう?>24
趣旨自体には賛成です、もちろん。
しかし、ほとんどの数理社会学者は(社会学界における人材不足のせいで)計量屋をかねてるが、すでに計量ツールがある程度パッケージ化されてることもあって、逆は必ずしも真ならずのような気がする。 - 29 :俺の名無しさん:2002/07/10(Wed) 17:52
- 違います。コンピュータを使う手前の話です。
例えば、社会調査で、調査票を創りだすところです(現実には安直なんだけど)
どうやって観測するか自分で考える=すなわち現実からのfeedbackがある
という点です。 - 30 :俺の名無しさん:2002/07/11(Thu) 16:25
- 「現代経済」のマクロスキーの翻訳は院生時代の某ゲーム理論家(東大)という罠。