経済特区はお好きですか?
economy/0544 / 40 レス / 2002/06/12〜2002/06/14
- 1 :歌舞音曲:2002/06/12(Wed) 09:56
- オリックスのトンデモ経済学教祖宮内義彦氏が率いる政府の総合規制会議が中心になり、中国の鄧小平を見習えとばかりに、全国に経済特区をおき、景気回復のバネにするそうです。沖縄にカジノ特区とか。僕はこのような経済特区構想は、中国デフレ説と同じ、中国ネタをもとに不況の真因から世論の目をそらし、さらには長期的にあらたな禍根を地方経済に残す悪政策ではないかと思っています。苺の皆さんはどうでしょうか? きれいなおねえさん、もとい経済特区はお好きですか?
- 2 :並盛梅雨だく名無しさん:2002/06/12(Wed) 10:44
- 2Get! (`へ´メ)えっへん!
- 3 :すりらんか:2002/06/12(Wed) 12:05
- きれいなおねえさんは好きですが,経済特区についてはわかりません.特に,
なんで地域限定的に規制緩和をしなければならないのかが.中国の場合は外見
上の社会主義の維持のための方策ということになるかと思うのですが,日本の
場合「なんで日本全国でやらんのよ」という感想しか出てこない.あるとすれ
ば将来の全国化まえのテストケースとしてということくらいではないでしょう
か?カジノ自由化は賛成だけど,公営競技の惨状を見ればそんなにたいそうな
もんでもないだろと思います(ただしパチから客を奪うので税収面でいいこと
はあるのかもだけど) - 4 :ドラエモン:2002/06/12(Wed) 12:22
- きれいなおねえさんは大好きですが,経済特区は大嫌いです。地域限定的に規制緩和を
する意図が、地域限定にすることにより生じる独占のレントの政治的な分配による補助金
行政になるのが明白だからです。公共事業が地方の土建屋を潤して怪しからんという人は
経済特区にも反対しましょう。はっきりいって、金を出さずに利権を生み出そうという
連中のセコイ窮余の一策に過ぎません。 - 5 :キスケ:2002/06/12(Wed) 15:20
- きれいなおねえさんは大々大好きです。以下04と同文。
- 6 :並盛梅雨だく名無しさん:2002/06/12(Wed) 16:28
- 途上国で外国企業誘致のためにやってる経済特区って
どういう効果があるの?
そこでの生産がGDPに換算されても、そのお金を本国送金されたらしまいじゃん。
雇用を生んで、いくらかの原材料(水、電気)を購入してくれることで
現地へお金を落とすくらいですか?
わかる人、説明きぼんぬ。 - 7 :並盛梅雨だく名無しさん:2002/06/12(Wed) 23:13
- 雇用を生んでくれるだけで、ぜんぜん違うんだよ。
ヴェトナムなんかを考えりゃわかるだろ。 - 8 :dell:2002/06/12(Wed) 23:34
- >>3 >>4
たしかに地域限定ではなく全国一律でやるべき、というのは正論かもしれませんが、全国一律となると政治的困難のために、規制緩和がなかなか進まないという事情もあります。
経済特区というのは、全国一律ではすぐには導入できないラディカルな規制緩和を進めるための仕組みなのではないでしょうか? まず、経済特区で実験的にラディカルに規制緩和を進めて、うまくいけばそれを全国に拡げるという考え方は、規制緩和を進めるための現実論としては、一概に否定し去るべきものでもないと思いますが・・・。 - 9 :並盛梅雨だく名無しさん:2002/06/12(Wed) 23:45
- >>07
じゃ、雇用を生んでるだけってことでよろしいか? - 10 :並盛梅雨だく名無しさん:2002/06/12(Wed) 23:52
- だけって、意味がわかりません。
- 11 :並盛梅雨だく名無しさん:2002/06/12(Wed) 23:52
- 経済特区を設けて、税制優遇措置をとる。
外国企業は部品を本国から調達し、組み立てだけ行い、製品は
全て海外で販売する。
この場合、川上、川下産業への波及が期待できないと同時に、
統計上はその国の「輸出額」および「GDP」に反映されるものの
それらのお金はいつか本国へ引き上げられる。
やっぱり、雇用を生んでるだけなんでしょうか? - 12 :並盛梅雨だく名無しさん:2002/06/13(Thu) 00:01
- やっぱり「だけ」ってのわかりません(経済問題から雇用をむしできるの?)。
どういう意味なのか教えてください。
あと、それだけでもありません。
中国のように、きちんと仕事のノウハウを学ぶことも可能だし、
外資系の企業から得られる収入はそれだけで波及効果を持つでしょう。
むしろ、いったい何がご不満なのか教えてください。
11氏が言ってるのは、別に経済特区ということではなくて、
海外企業の誘致全般に対してですよね。 - 13 :並盛梅雨だく名無しさん:2002/06/13(Thu) 00:06
- 雇用に大きな意味があることは理解しています。
ただ、雇用と少しの原材料(水、電気など)以外の購入以外に
どんな効果があるのか、あまり思いつかないので、、、
雇用だけだと、1ヶ月1万円の賃金で1000人雇う企業でも
月1000万円の経済効果になってしまいますよね。
統計上だと膨大な生産額が計上されているのに、、、 - 14 :並盛梅雨だく名無しさん:2002/06/13(Thu) 00:16
- 基本的に現在の開発経済学では、トダロに代表されるような、海外企業の誘致を含めた
輸出主導型の経済発展を奨励しています。
実際にアジアの多くの国はこの戦略で経済発展に成功していますし、
アジアの経済成長をみれば、雇用の創出がいかに多くの問題を解決し、
継続的な経済成長に寄与したかは議論の余地がありません。
それは、南米型の輸入代替戦略の失敗からもきわめて明瞭な
ことです。
もう一度伺いますが、雇用の重要性を本当に理解していますか? - 15 :並盛梅雨だく名無しさん:2002/06/13(Thu) 00:25
- 私の知りたかったのは、雇用以外の効果なんです。
例えば、プランテーションを持つある国の総輸出額に占める農産物の割合は10%であるのにたいし、この10年の間に工業製品(外国企業によって生産されたもの)の占める割合が5%から60%へと急上昇しています。
この場合、この統計をどう読んでいいのか迷ったものですから。
なぜなら、雇用の数で言うと、輸出向け作物の雇用者数が工業製品製造部門の
10倍以上いるのです。賃金は2倍程度の違いがあるにせよ。
雇用に着目すると、むしろ輸出額それ自体はあまり意味がないということなのでしょうか? - 16 :並盛梅雨だく名無しさん:2002/06/13(Thu) 00:39
- 言いたいことは、多少わかりましたが、問題は対外的な取引額というよりも、
雇用の増加がその国の経済厚生を改善しているかどうかでしょう。
割合から言えば腑に落ちないかもしれませんが、とにかく海外企業の誘致が
無かった場合よりも生活水準が改善していると考えられれば、当面は問題ありません。
クルーグマンが良くする話ですが、ナイキの問題があてはまるかもしれません。
アジアに進出したナイキの工場では、賃金が先進国に比べればずっと安い上に
労働環境も悪いものでした。
このことを人権問題としたグループがアメリカにいましたが、
クルーグマンは、先進国と同じ環境をアジアで要求されたら、ナイキはアジアに工場を
作ったりしないことを良くわかっていて、ナイキを擁護しました。
11氏の言っていることもこのナイキを批判したグループに近いのではないでしょうか。
途上国にとって、白だろうが黒だろうがねずみを捕まえてくれりゃー、
それでいいのです。 - 17 :並盛梅雨だく名無しさん:2002/06/13(Thu) 00:53
- ありがとうございます。
誤解されたかもしれませんが、私はむしろ、積極的に企業誘致を進めるための
論拠が欲しかったのです。雇用以外だと何があるのだろう?って。
例えば「ああ野麦峠」という話がありますが、工場で働く主人公たち置かれた環
境が悲惨だったとはしても、その工場へわざわざ大量の人たちが働きに来ていた
というのは、その人たちを送り出している農村の生活の方がもっと悲惨であった
ことの表れだと思っていますので。
同じ意味で、海外進出企業に対する否定的イメージはありません。純粋に、雇用
以外の効果はもっとないかなーと思っていたのです。
原材料をその国内で調達できるまでになれば、より経済効果が高くなるわけですが、
まだまだ、そのレベルに達している国は多くないようですね。 - 18 :歌舞音曲:2002/06/13(Thu) 05:54
- >>08
僕は銅鑼さんと同じですね。dellさんの意見もわからないではないですが、規制緩和
という政府の介入活動の縮小という目的が、経済特区の許認可という政府の介入の拡大に
なってしまっているところが「異常」ではないでしょうか? - 19 :並盛梅雨だく名無しさん:2002/06/13(Thu) 14:01
- 1.あるべき姿:全面規制緩和
2.現状:全面規制
3.経済特区:一部緩和(=割当)
2と3はどっちがお好き? - 20 :歌舞音曲:2002/06/13(Thu) 18:22
- >>19
それはあまりいい設問じゃないね。 - 21 :並盛梅雨だく名無しさん:2002/06/13(Thu) 19:20
- 通りすがりですが、
道州制みこした大掛かりな地場産業興しって考えられませんかね? - 22 :ポチ:2002/06/13(Thu) 20:13
- >>21
規制緩和を使った地域興しって、リゾート法を思い出してしまう。
まったく違う話なんかもしれんけど・・・・。
構造改革特区が内発的な地域発展につながるのならいいが・・・。 - 23 :歌舞音曲:2002/06/13(Thu) 21:13
- >>22
確かに規制緩和された地域が成功するかしないかはわかりませんが、すればそれはそれでいいでしょう。
問題はその点にあるのではなく、規制緩和が本末転倒していることにあります。
この経済特区が現実化しそうなのは、官庁の利権が拡大するというインセンティブがあるからでしょう。そこに注目すれば、この経済特区を足場に戦略的に全面緩和に結び付けるという発想がいかに危険なもの(砂上の楼閣)かわかります。
おそらく経済特区を申請する地方自治体はひきもきらないでしょう。新たな利権のパイプをつくりだす。まさに「善意(笑い)の改革者が悪政をなす」というパターンの典型といえましょう。 - 24 :歌舞音曲:2002/06/13(Thu) 21:23
- で、この経済特区ネタこそ、実はもうひとつの「産業政策」論です。産業政策自体も個々のケースが成功する場合もあればしない場合もある。すればいいこともあるでしょう。その個々の産業政策の成功不成功とは違う問題が重要になります。重要な問題とは政府の規制や指導によって、なんらかの規制レントが発生している可能性があるのだから、これをどう評価するかです。個々の産業政策が成功するかしないかは結果の話ですから、その問題と規制レントをどう評価するかは違う問題で、この区別が産業政策を評価するさいに重要です。よく個々の産業政策の成功や不成功をもって、産業政策の是非を論じる議論がありますが、そのような問題は重要ではないと僕は考えます。だから経済特区が実施されて、ひょっとしたら地域経済に活性化をもたらすケースも出てくるかもしれないが、基本的にはこの「規制緩和」の仮面をつけた規制レントの発生は適切に問題視すべきだと思うのです。
ただし規制レントの発生=悪、という見方も慎重に議論すべきだと思います。一例ですが堀内昭義氏の批判がありますが、Stiglitzのように規制レントをレントシーカーが消費するのではなく、再投資にあてることで、経済厚生が改善される効果があるかもしれません。 - 25 :ドラエモン:2002/06/13(Thu) 21:42
- 大体、特区が成功したら、そこに適用された規制緩和を全国区に広げることは事実上不可能に
なる>>19 理由はレントが無くなるから。レントを上限として規制緩和制限派の議員にキック
バックが発生する。
つまり、選択対象は
1)きれいなおねえさん
2)あんまりあれなおねえさん
3)病気持ちのきれいなおねえさん
なのだ。 - 26 :ポチ:2002/06/13(Thu) 21:47
- きれいなおねーさんなら、病気もちでもいいっす。
個人的には・・・。
でも、経済特区はうさんくさいかも。 - 27 :dell:2002/06/13(Thu) 22:59
- >>18
確かに「異常」かもしれませんが、>>19のような選択を迫られているのではないかという視点なんですけどね、一つは。
それと、御指摘のように「経済特区」は官庁の利権拡大につながる一面がありますが、経済特区を申請する地方自治体が次々出てくることにより、結果的に「利権屋」が、規制緩和を全国津々浦々に広げてくれるのではないでしょうか?
つまり、「悪意の利権屋が善政をなす」ことになる可能性が高いと思うのですが・・・。
>>25
>規制緩和制限派の議員にキックバックが発生する。
おそらく、そうでしょう。
しかし、規制緩和制限派より、新たな利権作りになる経済特区拡大派の「利権屋」の方が多数派を占める可能性が高いのではないでしょうか?
つまり、経済特区がドンドン拡大する形での規制緩和拡大は有望だと思います。しかも、実験的な思い切った規制緩和も行いやすいし・・・。
理想的かどうかはともかく、現実的には捨てたものではないと思いますよ。 - 28 :如山:2002/06/13(Thu) 23:22
- 特区なんてせこいこといわず、
地方分権ドンドンというのはだめなのでしょうか? - 29 :ドラエモン:2002/06/13(Thu) 23:58
- >ポチ
君の発言を読んでて分かるのは、要するに政府日銀の現在の政策に基本的に賛成ということだよ
ね?だから良いとか悪いとか関係なく言ってるんで気を悪くされると困るんだけど。 - 30 :ドラエモン:2002/06/14(Fri) 00:00
- あ、ごめん。dell氏の>>27を君の発言だと勘違いした。でもdellさんもお珍しい。政府の政策
に賛成することもあるんだ・・・ - 31 :dell:2002/06/14(Fri) 00:12
- >>30
それはもちろんありますよ。
ちなみに、今までの小泉内閣の政策で良かったと思う事、
1.NYテロ事件直後の為替介入(但し、もっと大規模に目立つようにやって、それこそSHOW THE FLAG を図るべきだった)
2.株の空売り規制(但し、この効果に慢心して本格的なデフレ対策を怠るようでは全くダメ)
3.ハンセン氏病訴訟への対応
1、2に関してはここでは異論が多いようですが、私はそれなりに評価しています。 - 32 :並盛梅雨だく名無しさん:2002/06/14(Fri) 00:40
- >2.株の空売り規制
これなんて最悪の政策だと思うけどね。
あまり効果の内容にもできていたようだけど、
実際はその後の金融庁の各金融機関への締め付けは相当なもののようで・・・
でもこんなものやるから株価は塩漬け状態。
塩爺だけで十分なのに・・・ - 33 :歌舞音曲:2002/06/14(Fri) 03:28
- >>31
利権屋が多数をしめるかどうかはかなり疑問ですね。「希望者多数につき、当選者は以下の方にしぼらせていただきます」というのが、規制レント維持には欠かせない手法ですからね。経済特区というものが量的な制約なく存在するのではなく、ひとつの「象徴」として政治的に利用され、なおかつあくまでも「例外」になる(ならざるをえない)のが、この仮面をつけた規制緩和の真相だと僕は踏んでますけどね。その意味ではハンセン病のケースもまったく同じです。
話はずれるけど、小泉政権の最大の貢献は、どんなに人気のある政権ができても、それだけでは何も事態は好転しないことがよくわかったことと、構造改革を主張するのがかなり恥ずかしい面々だということがわかったこと、竹中が意外としぶとい「政策ブローカー」であることが証明されたこと、など反面教師のそれのオンパレードからの教訓ということにいまのところ尽きます。 - 34 :歌舞音曲:2002/06/14(Fri) 14:08
- >>31
dellさん、やはり「正義の味方」は悪いことをします。下をご覧ください。ショワッツ!
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020614-00000839-jij-soci - 35 :歌舞音曲:2002/06/14(Fri) 14:08
- >>31
dellさん、やはり「正義の味方」は悪いことをします。下をご覧ください。ショワッツ!
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020614-00000839-jij-soci - 36 :歌舞音曲:2002/06/14(Fri) 14:09
- う、ミスった。スマソ
- 37 :ポチ:2002/06/14(Fri) 20:07
- >>30
量的緩和に賛成はしてないよ。 - 38 :並盛梅雨だく名無しさん:2002/06/14(Fri) 21:15
- 「悪魔の味方」はいいことをするのでしょうか?
- 39 :歌舞音曲:2002/06/14(Fri) 21:22
- >>38
デスラー総統とか? あるいは『ベルセレク』? - 40 :並盛梅雨だく名無しさん:2002/06/14(Fri) 21:50
- 「われわれは皆悪人だ」