経常収支の黒字は、国内の貯蓄超過に等しい?

economy/0442 / 371 レス / 2002/01/13〜2008/10/19

1 :素人:2002/01/13(Sun) 01:13
30 :Eb_D :02/01/02 23:45

 経常収支の黒字は、国内の貯蓄超過に等しいわけです。貯蓄超過とは、貯蓄と
投資との差額であり、一般に貯蓄超過のときは、景気が悪いといえます。日本で
も、バブルの時期(1980年代後半)には、経常収支の黒字は、額でも率(対
GDP比)でも、急減しました。また、IT関連で活況を呈していた米国も、経
常収支は赤字のままでした。

 少なくとも、日本と米国とに関する限り、経常収支は、景気のよいときには赤
字化し、景気が悪くなると黒字化するという関係が読み取れます。つまり、「日
本が貿易で黒字を稼ぎまくって、他国に失業を輸出している」といった議論は、
全くの事実無根・完全なデマであるといえるわけですね。

>経常収支の黒字は、国内の貯蓄超過に等しい
コレどうしても理解できないんだけど、わかりやすく説明してもらえませんか?

国内の消費が、基本的に外国製になれば貯蓄減少&貿易赤字だって
ありえるじゃないですか?
2 :名無しさん2002:2002/01/13(Sun) 01:16
つまりコレは、外国製品の比率が一定とした場合の話しですよね?
国内の消費の外国製品の比率が変化すれば、貯蓄と経常収支は
関連しないのでは?
3 :ドラエモン:2002/01/13(Sun) 01:20
所得=消費+投資+輸出-輸入

消費と投資を左辺に移項し、所得-消費を貯蓄と定義すると、

貯蓄-投資=輸出-輸入
4 :名無しさん2002:2002/01/13(Sun) 01:36
>>03
経済学で数式としてあるのは知っているのですが、どうしても納得できません。
ある程度連動するのは理解できるのですが

貯蓄が増えれば、輸出が増えるってのが、どうしても納得できません。

たとえば、仮に国内の消費活動すべてが海外製になって消費活動が同じ場合
貯蓄減少&輸出減、輸入増になるのでは?
5 :名無しさん2002:2002/01/13(Sun) 01:38
あれ?貯蓄減じゃオカシイだろ・・。
一時的に貯蓄増&輸出減、輸入増が起きる可能性はあるでしょう。
その後その状態が続けば、貯蓄減少になる。
6 :名無しさん2002:2002/01/13(Sun) 01:46
ん~なんかわけわからなくなってきてる・・。
なんかおかしいぞ、俺。

あ~なんか理解できてきた・・。
経常収支も貯蓄も基本的には、GDPに直接関係しないってことか。
ココに俺の思い込みが絡まってたらしい・・。

説明サンクスでした。
7 :ドラエモン:2002/01/13(Sun) 01:52
>>1 君も重症だな。もちろん経済学的内容は極めて重要だが、このレベルの話は自明の数式
操作の結果が「おかしく」見えたら、まずは自分の理解を疑いなさい。1+1=3には絶対に
ならないのだからね。

でもきっと納得しないだろうから、親切な爺さんが教えてやろう。

>>3に出てくる「消費」は国内生産物消費と輸入生産物消費に分けてもよい。それは投資につい
ても同じ。

総需要=国内生産物消費+輸入生産物消費+国内生産物投資+輸入生産物投資+輸出
総供給=国内生産物+輸入

こうしても、>>3の説明には何にも付け加えるものないだろう???
8 :名無しさん2002:2002/01/13(Sun) 02:02
いや、どうしても貿易黒字=好景気 みたいなのが頭に張り付いて
勘違いしちゃうんだよね。
詳しい説明どうもでした。
9 :名無しさん2002:2002/01/13(Sun) 02:11
ついでなので、貿易収支と貯蓄の経済に与える影響ってのを
語ってもらえると嬉しいなぁ。
10 :BUNTEN:2002/01/13(Sun) 06:50
>>07

私はとある教科書でその数式見て、自分の「常識」のほーをさっさと撤回しました。
それくらい強力だった。>数式
11 :BUNTEN:2002/01/13(Sun) 07:02
>>10は>>3の式のことですが、これ、いわば定義みたいなもんだから、反論のしようが
なかった。私の「常識」は、木っ端みじんに粉砕された。

逆に言うと、その程度のこともわかってなかったど素人だったわけだ。m(_@_;)m
12 :トトロ:2002/01/14(Mon) 15:10
>>07
ドラエモン先生。済学素人に、練習問題させて下さい。レーガノミックスのブレーン
だったDQNエコノミスト達も理解できなかったらしいので、1さん達が理解に苦しんで
おられるのも、無理は無いのかも(^^;

ここで輸出とは、資本輸出の事では無いのでしょうか?理解に苦しんでおられる原因は、
これを商品の輸出と思われているところに有るのでは?
貯蓄といっても、お金をただ遊ばせておく訳では無い。運用しなければ、ならない。
国内に投資機会が不十分なら、海外にそれを求めなければならない。だから、資本輸出。

経常収支=所得-支出で、国内に投資機会が大きければ、右辺の支出が大きくなり
経常収支は小さくなる。経常収支の黒字が大きいと言う事は、支出が小さい。
国内投資も冷え切っていると言う事で、景気が悪い事になる。
この時、アメリカで資金需要が大きければ、貯蓄のお金は国内でなくアメリカに輸出
される事になるから、アメリカでは経常収支が赤字方向にシフトされる事になる。

以上ですが、これで私に授業を授けてくれた先生から、何点くらい頂けるもの
でしょうか(w
13 :名無しさん2002:2002/01/14(Mon) 15:14
とにかく、経常収支と景気は、あまり関係ないと見るべきなんですよね?
赤字だろうが、黒字だろうが、それがミクロでどう需要や供給に影響するかを
考えなければいけないのでしょう。
14 :ドラエモン:2002/01/14(Mon) 15:23
>>12

経常収支を語ってるときの「輸出」とは財・サービス・要素所得(賃料・配当・利子・賃金)
全部の合計です。

景気と経常収支は関係ありません。世界景気が良くなって輸出の増加が起こり経常収支の黒字が
増加する場合は好景気ですし、逆にあなたの言うように国内で投資や消費あるいは政府支出が減
少して結果的に経常収支黒字の増加になる場合は不景気でしょう。
15 :トトロ:2002/01/19(Sat) 01:13
>>13>>14
感謝です。私に教えてくれた先生は、アメリカの攻撃的貿易政策について
の反対で、その時のアメリカの経済事情を前提に、経常収支の話を
されたのを、私の読み方が浅かったのでしょう。

以下は、素人考えかも知れないけれどの話です。

経済学の基本は、決して難しい
ものでは無く、いわば、「当り前。」の事。けれど、その当り前の事の
しっかりとした理解をする為には、徹底した訓練が必要だと、現在、
そう思っています。1~2度、読んだくらいで、わかった気になる事は
危険だろうと思っています。

素人は、経済学の基本を、しっかりと理解する事こそが重要だと思っています。
中級・上級は、プロに託すべきであり、素人は、踏み込むべきでは無い。
素人は、どのプロに託すべきかが、わかれば、それでオンの字。

私が言うのは、どうか?かも知れませんが、経済学部の学生さんにとっても、
「当り前の事。」と思える基本を、徹底訓練して理解する事は、大切な事では
無いのか?トンデモエコノミストは、基本の部分で、トンデモになっている
印象を受けるのです。基本の習得を疎かにして、上に進むから、トンデモに
なってしまうのでは無いかと言う気がしているのです。
16 :一般人:2002/02/05(Tue) 20:37
等式は実物についてで、一般の理解というのは貨幣が絡むので
こんがらがるというのは間違いでしょうか?
実物だけなら

貯蓄-投資=輸出-輸入

は理解できます
17 :ドラエモン:2002/02/24(Sun) 21:50
>>16

そういうこと。お金と物は逆に流れる。
18 :Eb_D:2003/01/12(Sun) 16:09
国際マクロ経済学の基本モデルと呼ばれるMundell-Flemingモデルに基づいて説明すれば、
貯蓄は資金の供給、投資は資金の需要ですから、国内で貯蓄が投資を上回る投資超過状態
となっているとき、国内では資金の供給超過となっています。資金が供給超過となれば、
資金の「値段」であるところの金利(利子率)が下がります。国際的に資金の移動が自由
であれば、自国(日本)の金利が世界金利より下がりそうになると、投資家がより高い
収益率を求めて日本から外国へ資金を移動させます。日本から外国へ資金が出て行けば、
資本収支は赤字化します(赤字といっても「損」ではなく、日本が外国へ資金を貸せば
赤字化します)。この資金の移動にともなって、国際金融市場(外国為替市場)では
自国通貨(円)が手放され、外国通貨(例えば,ドル)が買われます。つまり、円安・
ドル高が進みます。Jカーブ効果など無視すれば、円安・ドル高は輸出に有利・輸入に
不利に働きますから、経常収支(貿易収支)は黒字化します。

以上をまとめると、「国内の貯蓄超過-->国内の金利に低下圧力-->日本から外国
への資本(資金)流出=資本収支の赤字化-->円安・ドル高-->輸出増加・輸入減少
=経常収支の黒字化」となり、最初と最後だけ取り出せば、

  「貯蓄超過-->経常収支黒字」

となります。ご参考まで。

なお、国際収支表では、「経常収支+(外貨準備増減を含む)資本収支=0」という関係が
常に成り立っていますので、経常収支について議論されるのであれば、頭の隅にでも置いて
おかれるとよいでしょう。
19 :走る名無しさん:2003/01/12(Sun) 18:26
>>18

Eb_Dさんは、2chでの岩田スレで活躍していたEb_Dさんですよね。
ファンなので苺にもたくさんカキコしてくださーい!
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1010406605/-100
20 :走る名無しさん:2003/01/13(Mon) 03:31
この等式は中国にも当てはまるのですか?
21 :ドラエモン:2003/01/13(Mon) 13:19
>>20 当然。なぜなら定義だから。
22 :素人で悪かったな:2003/01/13(Mon) 13:59
先生方!!

所得=消費+投資+政府支出+輸出-輸入
消費=所得-貯蓄
よって
貯蓄-投資=輸出-輸入+政府支出

だと思うんですが、浅井信者の皆さんが分かってくれません。
僕は一日何回オナニーをするべきでしょうか?
23 :すりらんか:2003/01/13(Mon) 14:08
政府支出じゃなくて財政黒字ね.
あと,オナニーは控えめにした方がいいです.
24 :すりらんか:2003/01/13(Mon) 14:11
しかも間違えてるし……
経常収支≡(貯蓄-投資)+財政収支
だって
消費≡所得-税-貯蓄
だから
25 :素人で悪かったな:2003/01/13(Mon) 16:50
先生!ご指摘の通り税のパラメータ入れ忘れてへんちくに
なってますた。

所得=消費+投資+政府支出+輸出-輸入
消費=所得-税-貯蓄
貯蓄-投資=輸出-輸入+政府支出-税
ですた。

ところで、
経常収支=(貯蓄-投資)-(政府支出-税)
なので、
経常収支=貯蓄投資ギャップ-財政収支(黒字)だと
思うんですが、しょせん素人の浅知恵でそうか?
26 :走る名無しさん:2003/01/13(Mon) 16:51
すりらんかはオナニーのしすぎで振られたのか・・・
27 :歌舞:2003/01/13(Mon) 17:17
ウディ・アレンが『ハンナとその姉妹』でミア・ファローが演じる妻に「オナニーやめたら」といわれて、ウディが真顔で「ぼくのいきがいをとりあげないでくれ」というシーンがあった。
ウディみたいな才能あふれる椰子にはオナニー常習者が多いとか、飲み会で話したら、某不動産屋の同僚が「おれ、毎日してますよ」とえらい鼻息(まじに鼻息荒かった フンゴーという感じw)反応したのをおぼえている冬の午後。

きっといまでもしてんだろ。腎虚に気をつけて>>22
28 :オナニーマンセー:2003/01/13(Mon) 17:25
このスレは中学生に占拠されますた
29 :走る名無しさん:2003/01/13(Mon) 17:32
ここで苺で一番スケベな香具師も決定しよう
2ちゃんでスケベとして有名な歌舞か、オナニーのし過ぎでふられたすりらんかがツートップか?
何気にPK初級は風俗通いという噂が。
30 :レスター・クー・ハセガワ:2003/01/13(Mon) 18:11
経常収支=黒字力-赤字力
31 :走る名無しさん:2003/01/13(Mon) 19:12
城麻美にすぐさま反応した美青年・某殿下にいっぴょ
32 :走る名無しさん:2003/01/13(Mon) 19:13
経常収支=営業収支+営業外収益-営業外費用
33 :走る名無しさん:2003/01/13(Mon) 20:14
このスレは財務会計を語るスレになりますた
34 :走る名無しさん:2003/01/13(Mon) 23:33
経常収支=f(国際競争力)
35 :走る名無しさん:2003/01/13(Mon) 23:49
>>32 ネタか?
経常利益=営業利益+営業外収益-営業外費用
36 :走る名無しさん:2003/01/14(Tue) 06:18
Eb_D先生が降臨されたのにネタスレ化するとはなんとしたことだ
37 :・・:2003/01/14(Tue) 06:53
終わっちゃったんだよ。この掲示板。
38 :一夢庵:2003/01/14(Tue) 07:33
>>18Eb_Dさん(ご本人だと仮定して)、みなさん
Eb_Dさん。2001年末頃から2002年初頭にかけて2ちゃんねるで何度か相手を
していただき経済学に興味を持った者です。とにかくEb_Dさんが私を含めた
厨房ども相手にいろいろ教えてくださったのが今の私の勉強のきっかけです。

心よりお礼を申し上げます。

>>36
>Eb_D先生が降臨されたのにネタスレ化するとはなんとしたことだ

いや、まったくけしからんことです。
39 :走る名無しさん:2003/01/14(Tue) 12:26
>>37

そうか?
「終わらせたい」椰子がいるだけだろうw
40 :Eb_D:2003/01/14(Tue) 12:55
>14(ドラエモンさん)

 「景気と経常収支は関係ありません」というのは、一般論としてはその通りです。
小宮先生でしたか、経常収支の対GDP比を横軸に、失業率を縦軸にとってOECD
諸国について調べてみると、「失業の輸出」論が正しければ、右下がりの相関(経常
収支が赤字だと失業率が高く、黒字だと低いという関係)が見られるはずなのに、そ
うした明瞭な関係が読み取れないと指摘されていましたね。

 ただ、興味深いのは、日米両国に関していえば、「景気のよいときには経常収支が
赤字化し、景気の悪いときには黒字化する」という関係が見られることです。つまり、
「失業の輸出」論とは全く逆の事実が観察されます。自動車業界とか特定の産業分野
については成り立っても、米国全体として日本が失業を「輸出」したという事実はな
いといえます。

>15(トトロさん)

 「基本の習得を疎かにして、上に進むから、トンデモになってしまうのでは無い
かと言う気がしているのです」というお話、確かにそう思います。全国の大学にあ
またの経済学部があるのに、「貿易黒字は利益で、赤字は損だ」といった議論がこ
れだけ流布されているというのは、教員の責任といえるでしょう。

 ややこしい話は大学院なりでやればいいのであって、学部レベルでは素朴な疑問
を解く形で基本をしっかりやるのがいいと思います。残念ながら、数式やグラフを
黒板にズラズラ描くのに終始するような講義が多いのではないでしょうか(数学は
経済学を会得する上で強力な武器になりますが、「経済は文系」と思って入学して
きた学生諸君に数学を強いるのは不適切でしょう)。

>19(走る名無しさん)

 岩田スレでは、話が妙な方向にいって、結局途中で放り出してしまったんですけ
どね。ボチボチ書き込ませていただきます。
41 :走る名無しさん:2003/01/14(Tue) 18:51
>>40
賛成。
景気拡大の原因が外需の拡大ならば経常収支は黒字化、内需拡大ならば経常収支は赤字化
だけども、日米のような大国の場合には内需の影響が大きいので、景気と経常収支には
負の相関が現れがちだと思われ。
42 :ドラエモン:2003/01/14(Tue) 20:16
>Eb_Dさん@>>40,>>41

それは仰るとおりです。>>14での発言は、原理的に経常収支と景気の間に一定の(正の相関)
関係はないというだけの意味でした。
43 :Eb_D:2003/01/15(Wed) 11:17
>40(自己れす)

 1985年から1999年までの日本経済の場合、縦軸に経常収支の対GDP比、横軸に実質GDP成長率をとってみると、概ね右下がりの関係(負の相関)が観察できます。もう少し詳しくいえば、「80年代後半」「90年代前半」「90年代後半」の3期に対応して、両者の
負の相関が左下方にシフトしていく様子が分かります。
44 :Eb_D:2003/01/15(Wed) 11:25
>43(自己レス)

 一方、縦軸に完全失業率、横軸に経常収支の対GDP比をとってみると、経常収支の対GDP比2.5%辺りでループを描きながら、両者の関係が立ち上っていく様子が分かりま
す。

 もう少し詳しくいえば、1986から1990年には、経常収支の対GDP比が低下する中で完
全失業率は低下しています。1990年から93年にかけては経常収支の対GDP比が上昇する
中で完全失業率は上昇しています。1993年から1996年にかけては経常収支の対GDP比が
低下する中で完全失業率が上昇、1996年から1998年にかけては経常収支の対GDP比が上
昇する中で完全失業率が上昇、1998年から1999年にかけては経常収支の対GDP比が低下
する中で完全失業率が上昇しています。
45 :Eb_D:2003/01/15(Wed) 11:31
>44(自己レス)

 「実質GDP成長率と経常収支の対GDP比」および「経常収支の対GDP比と完全失業率」
の間に成り立っている以上を踏まえると、1980年代後半から最近までの日本経済に関
しては、「実質GDP成長率が上昇すると、経常収支の対GDP比が低下し、実質GDP成長率
が低下すると、経常収支の対GDP比が上昇する」という負の相関が観察されるが、
「経常収支の対GDP比と完全失業率」との間には、はっきりした相関は認められないと
いえそうです。
46 :走る名無しさん:2003/01/15(Wed) 16:29
age
47 :Eb_D:2003/01/16(Thu) 12:22
実質GNPと失業率との関係といえば、オークン(Okun)法則として知られる
経験則があって、黒坂・浜田の実証研究によれば、日本の場合、米国と比べ
てオークン係数が大きいことが知られていますね。

ただ、1990年代以降、日本の完全失業率も以前よりずいぶんと大きく変動
(上昇)しているので、今計測すると、オークン係数もかなり小さくなって
いるんじゃないでしょうか。
48 :走る名無しさん:2003/01/16(Thu) 21:55
オークン法則の実証って、最近だれかやってるの?

オークンのオリジナルだと、オークン係数は3で、黒坂・浜田だと28だった
かな?
49 :すりらんか:2003/01/16(Thu) 22:21
>>47>>48
ほい.
http://www.math.tohoku.ac.jp/~kuroki/Readings/krugokun.html
50 :走る名無しさん:2003/01/16(Thu) 22:49
>>49

ご教示、感謝!

しかし、見事に並んでますねぇ~。ゴードンの教科書に載ってたアメリカの
計測例みたいです。

あれを見ると、日本の潜在成長率って、4%ぐらいかなという気がするんです
けど、失業率不変となる成長率だから、ってこういう見方は間違い?
51 :すりらんか:2003/01/16(Thu) 22:59
以前友人が直近のデータまで入れて控えめに見積もって3%と言ってましたが,
私自身はあまりちゃんとやったことがない話なので詳しくはわかりません.
52 :♪:2003/01/17(Fri) 02:53
>>49
これみると日本のマクロ経済政策のお粗末さを感じる。
石油危機以来年平均1%、30年で30%は損したと思う。
53 :走る名無しさん:2003/01/17(Fri) 05:39
石油危機以来の日本経済見てそんなふうに考えることになる理論っておかしいんちゃうの?
54 :ドラエモン:2003/01/17(Fri) 08:01
>>53存在する物は全て合理的であるってか?おめでてーな藁
55 :ドラエモン:2003/01/17(Fri) 08:30
>>53

妄言多謝。今朝の日経「大機小機」を読んで、ムカムカしていたときに書き込んでしまった。
どうも最近、誰かに引きずられて暴言が多くなってしまいました。すいませんでした。

しかし、80年代から足下まですりらんか>>51の言うように、3%程度の潜在成長率はあると
考えるのは、自然失業率が2%から3%に上がっていたとしても、なにもおかしくはないと思う。

第二次石油危機以降、バブル本格化した87年頃までの「繁栄」の時期も、実際は失業率は上昇
を続けていたし、インフレ率も低下傾向を続けていた。あの当時を、日本の実力と見るか、ある
いは「マクロ的な不完全稼働」だったと見るか。それによって80年代前半の経常黒字を構造的
と見るか、循環的と見るかも違ってくる。3%前後の潜在成長率を境にして世界の見方が全然違っ
てくるのは事実。
56 :すりらんか:2003/01/17(Fri) 10:28
>今朝の日経「大機小機」を読んで、ムカムカしていたときに
うーんこりゃひどいや.80年代以降の新しい大恐慌研究は言うまでもなく,
基礎的なデータすら全く見てない.戦前も日本は実質成長してるし……日
本語で読めるものも多いんだからせめて「事実」だけは押さえてから書い
てホスィ.最後の締めくくりも竹森本でおなじみの実証(これは戦後デー
タ)で反論可能な話だし.
57 :ドラエモン:2003/01/17(Fri) 10:51
>すりらんか氏@>>56

しかも、肝心の20年代が低インフレないしデフレの時期で、株価以外は先にスランプ
状態で、大恐慌で大崩した経緯も無視。金本位制は、アメリカは黒字国で実は金融政策
の桎梏ではなく、連銀の意図的な引き締め(バブル潰し!)も書いてない。

本当に、政策でイノベーションが促進できると思っているのだろうか?インフレ率を
コントロールできるなどインタゲ派の妄想だというなら、TFPかなんかを制御する方
が、遥かに妄想というべきだよねぇ(笑
58 :走る名無しさん:2003/01/17(Fri) 11:57
>桎梏

 すみません。読めません。(当然意味もわかりましぇん、、、、)。教えてくらさい。
59 :PK@初級コテハン:2003/01/17(Fri) 12:05
昔「大磯小磯」書いてた香具師=ドラえもん
60 :歌舞:2003/01/17(Fri) 12:10
>>58

しっこく
61 :走る名無しさん:2003/01/17(Fri) 12:10
>>58

「桎梏(しっこく)」は「束縛」という意味。

「金本位制はアメリカは黒字国で金融政策の桎梏ではない」というのは
「アメリカは黒字国なので金本位制は金融政策の束縛にはなってなかった」
という意味。

金本位制は保有している金の量の分だけ貨幣を発行できる制度なので、
金輸出が解禁されて、金がどんどん流出して、保有する金の量が減ると、
金融を引き締めなければいけなくなってしまう。

アメリカの場合は黒字国で金の保有量がどんどん増えていたので、
そういう束縛は存在しなかったということ。
62 :Eb_D:2003/01/17(Fri) 12:10
>58

 「桎梏」=しっこく

 意味は国語辞典で調べれば分かります。
63 :PK@初級コテハン:2003/01/17(Fri) 12:20
>>60-62
お次は、暇人の3連星か
64 :走る名無しさん:2003/01/17(Fri) 12:21
解らない漢字は、コピー→ペースト→infoseekツールバー検索でしょう。
65 :ドラエモン:2003/01/17(Fri) 12:31
ところで、「良い政策悪い政策」をちょっと読んでみた。やはり結論は、クルッグマン
同様に、90年代の生産性上昇は「原因不明」であり、黄金の90年代は僥倖(を、また
難しい字をかいてしまった>>58w 「ぎょうこう」と読んで、「ラッキー」という意味)
だということ。著者はブラインダー&イェレン(日経BP社)

つーことは、構造改革が成功したアメリカに学び、「大機小機」氏のようなイノベーション
促進政策をとるべしという話は、見事に崩壊したことになるわけだ。どうする構改派?
66 :ろしあんぶる:2003/01/17(Fri) 12:38
>ドラさん@>>65

イノベーションとか「モノづくりが大事」とか逝ってるヒトたちってほとんど精神論です
よね。
だから「少しでもチャンスがある限り、やるべきだ」ってことになっちゃいそうな気がし
ます(「運も実力のうち」とか言いそうww)。
67 :ドラエモン:2003/01/17(Fri) 12:49
>ろしあんぶる氏

もちろん「原因不明」なのだから、構造政策も市場原理に反しないものはどんどんやれば
よろしい。問題は、かつての小泉流に「景気が回復してしまうと改革の意欲がなくなる」
とかいう妄言さえ止めてくれれば良いのだよ。プロジェクトXの主題歌がNo.1ヒット
になるくらいだから、こういう主張に反論するのは得策ではない。リフレへの反対論を止
めさせることができるなら、あとはクルッグマンの不良債権処理ではないが「やりたきゃ
ドンドンやってくれ」で行くほうが得策。それに「心の狭い教科書馬鹿」というレッテル
貼りからも逃れられるよw。
68 :Eb_D:2003/01/17(Fri) 13:03
>66( ろしあんぶる)

>>イノベーションとか「モノづくりが大事」とか逝ってるヒトたちってほとんど精神論です

 そうですね。同じ人が「IT革命」とかいっていたりしましたが、方向が逆なんじゃ
ないかと・・・。

 かつての日本が製造業中心だったとしても、時代が変われば損業構造も変化するわけです。そこを無視して、「日本は未来永劫製造業で行くべきだ」というのは、経済成長とか国際分業の意味を理解しない議論でしょう。

 それとも、日本は未だに石炭を掘っていればよいとでも「モノ作り」論者はいうんでしょうかね?(謎なのは、西村和雄先生の学力低下論は「学力低下でモノ作りニッポン
が危ない!」という話になっていること。精神科医の和田秀樹さんがいうのならともかく、西村さんは経済学者でしょう?)
69 :歌舞:2003/01/17(Fri) 13:18
>>68

はげちゃびん同。

でも西村氏が精神論にいくのはよくわかります。彼のペンネームで書いた『知の方程式』なんかまるでオカルト本なんですよ。スピリッチュアリズム全開。
70 :ろしあんぶる:2003/01/17(Fri) 13:27
> ドラさん@>>67

往々にして、ああいうこと主張してるヒトたちはリフレ政策を「安易な逃げ」ってとらえ
てるんですよね。
おまえらそんなに景気回復させたくないんかと小1時間(略)。

「妄言さえ止めてくれれば良い」禿同です。
ただいかんせん精神論なんで、ロジックが通用しないのが難しいところです。
71 :ろしあんぶる:2003/01/17(Fri) 13:36
>Eb_Dさん@>>68

まったくおっしゃる通りと思います。
「モノづくり」とか逝ってるヒトには「じゃ明治精神を尊重して今から軽工業やりましょ
うか?」と問い詰めたいです。

面白いのは、彼らが日本の強みとして挙げている「品質へのこだわり」ってのも、戦前に
は見られなかったんじゃないかと思えるところです(高橋是清の自伝で、日本の産業の品
質の悪さを嘆いている記述がありましたよね)。

結局、自らの成功体験に基づくノスタル爺に過ぎない。
耄碌すんのは勝手ですけど、足ひっぱんのはやめて欲しいですね。

あと、景気悪いとあらゆることが「構造問題」になっちゃうから嫌ですよねー。
教育なんか最たるものだと思います。
72 :走る名無しさん:2003/01/17(Fri) 13:58
文部省の「ゆとりの教育」路線がアホだという意見は正しい。
西村のような馬鹿が問題だと言っていても
教育行政がひどいということが事実であることには変わりがない。

「西村氏がどんなに馬鹿なことを言っていても、
“ゆとりの教育”の名のもとで実施されている政策は誤りである」と考えるのか、
「西村氏が馬鹿なことを言っているから、“ゆとりの教育”批判も誤りである」
と考えるのかでは大違いなのだ。

流行させるべき言葉と考え方は「政策割当が間違っている」だと思います。
「構造改革で景気回復をはかるのは政策割当が間違っている」
「モノづくりも確かに大事だけどそれと景気回復を結び付けるのは誤りである」
などなど。
73 :ドラエモン:2003/01/17(Fri) 14:23
>ロシアンブル@>>70

>おまえらそんなに景気回復させたくないんかと小1時間(略)。

それは、そのとおりなんじゃないの?ペリクレスではないが、消費の外部性があるのを
認めざるを得ないのではと思う。俺が苦労しているのに贅沢するやつは許せんという奴。

高度成長だって反対論は強かった。経済成長は構造変化を招く。所得分配だけではなく
階層構造にもね。下層階級だと蔑視してた連中が、いい服を着て、いい物を食い、いい
教育を受けられるようになり、いい所に家を建てる。そんな「乱れた世相」は許せない
という感情ね。それは「痛みを伴った構造改革」だったのだが(笑)賃金の二重構造の
解消なんかその典型。閉鎖的な財閥系大企業と、町工場で、同一労働に同一賃金が支払
われるようになっちゃあ、特権意識は無意味になるわけだ。

正直言って、構造改革の美名の下、累進税率・相続税率の引き下げと消費税率の引き上げ
が行われるのを見、景気回復は構造改革の足を引っ張るなんて話を聞くと、構造改革の真
の姿が見えてこない?ちなみに、小泉氏は、高度成長政策に反対し安定成長路線を主張し
た福田派の人なんだよね(含み笑い
74 :愚者:2003/01/17(Fri) 15:11
>>18

「日本から外国へ資金が出て行けば、資本収支は赤字化」するんですか?
出て行くと言っても、外国にお金をくれてやるわけではありませんよね。
そういうのは、移転収支と呼んで経常収支に含まれるはずです。外国の国債
とか株式とか不動産を買うことですよね。すると、その分だけ、現金とか
当座預金とかが減少するから、手数料や税金を考えなければ、差し引きゼロで
資本収支は変化しないはずですが。

外国に製品やサービスを提供すれば、その代金として現金とか当座預金とかが
増えます。「経常収支+資本収支=0」は個々の取引でも成り立ってますよね。
個々の取引で成り立たないと全体でも成り立ちませんから。

経常収支の説明に資金の移動を持ち出さなければならない理由がわかりません。


ついでに言えば、貯蓄超過になるには、輸出等を増やして経常収支黒字にするしか
ないはずです。外国との取引以外は国全体の「貯蓄-投資」に影響を与えません。

誰かが消費や投資して「貯蓄-投資」を減少させても、その取引相手はそれと同じ
だけ「貯蓄-投資」が増加します、「貯蓄=所得-消費」なので。
両者での「貯蓄-投資」の合計は変わりません。したがって、国内に閉じている
かぎり、どんな取引をしても国全体の「貯蓄-投資」は変わりません。だから
閉鎖系では「貯蓄=投資」となります。国全体の「貯蓄-投資」に影響を与える
のは、外国との取引だけです。


いくら考えても上記のような結論にしかなりません。
納得できる経済学の本を読んだことがありません。経常収支と独立して
資本収支が赤字化するとか、外国との取引以外で国全体の「貯蓄-投資」に
影響するとかいうようなメカニズムを説明したものは見あたりません。
75 :ろしあんぶる:2003/01/17(Fri) 16:00
>>73

あー、ドラさん陰謀論はいってるー(冗談)。

いやでも冗談抜きに、実態はそんなもんなのかもしれない。
円は高いほど良いと思ってる総統wもいるし。
なんか儚くなってきたなあ・・・。
76 :Eb_D:2003/01/17(Fri) 17:04
>74

 うーん、Mundell-Flemingモデルの勉強をしてほしいとしかいえませんね。続きは
明日。差し当たり、小宮隆太郎先生の本でも読んで下さい。
77 :すりらんか:2003/01/17(Fri) 18:44
>Mundell-Flemingモデルの勉強をしてほしいとしかいえませんね
それはちょっと不親切では?すごくいいとこ突いてきたなぁと思います.
愚者さんは改訂前の国際収支統計ってご存じですか?知ってるか否かで
少し説明方針が変わってきます.
78 :走る名無しさん:2003/01/17(Fri) 21:02
>>74

>そういうのは、移転収支と呼んで経常収支に含まれるはずです。外国の国債
とか株式とか不動産を買うことですよね。

 そりゃ、資本収支に入るでしょ?

 国際収支表は、経常収支、資本収支、外貨準備増減の3つに大きく分け
られて、「経常収支」と「資本収支+外貨準備増減」とは、誤差脱漏を除
けば、一致するように作ってあります。
79 :走る名無しさん:2003/01/17(Fri) 21:09
>>78

 続き。で、経常収支は、貿易・サービス収支、所得収支、経常移転収支の3つに分
かれます。

 資本収支の方は、直接投資、証券投資、その他投資に分かれています。

 だから、外国の国債とか株式とか不動産を買うのは、資本収支に入るわけ。
80 :走る名無しさん:2003/01/17(Fri) 21:16
>>78

>ついでに言えば、貯蓄超過になるには、輸出等を増やして経常収支黒字にするしか
ないはずです。外国との取引以外は国全体の「貯蓄-投資」に影響を与えません。

 輸出を増やしてといっても、どうやって増やすの?貯蓄・投資バランスが変化しない
限り、輸出-輸入は1円だって変化しないよ?

輸出や輸入が先に決まって、それが所得に付け加わったり差し引かれたりするなんて
ことはない。

>外国との取引以外で国全体の「貯蓄-投資」に
影響するとかいうようなメカニズムを説明したものは見あたりません。

 リチャード=クーぐらいでしょ、そんなこといってんのはw
81 :愚者:2003/01/17(Fri) 21:21
>>76
Mundell-Flemingモデルを教えて欲しいと言っているのではなく、資本収支を
減少させる取引は、輸出等のモノやサービスを提供する取引だけではと
言っているのですが。外国の国債とか株式とか不動産を買っても、手数料や
税金を考えなければ差し引きゼロで資本収支は変化しないはずだと言っている
のですが。
輸出等のモノやサービスを提供する取引以外に資本収支を減少させる取引が
ありますか?
82 :走る名無しさん:2003/01/17(Fri) 21:38
>>81

76じゃないけど。経常収支は大雑把にいってモノの売り買い、資本収支はカネの貸し借り。
資本収支の赤字は貸した方が借りた方より多いとき。資本収支の黒字は借りた方が貸した
方より多いとき。
83 :走る名無しさん:2003/01/17(Fri) 21:46
それと、経済学で「投資」っていうのは、基本的に実物投資のこと。株を買ったりする
のは投機で、投資とはいわない。

所得から貯蓄した残りを投資すると言うのは、日常生活じゃ構わないが、経済の話をする
ときにその捉え方をしていると分からなくなると思われ。
84 :走る名無しさん:2003/01/17(Fri) 21:49
>>81

外国人が日本の国債とか株式とか不動産とかを買えば資本収支黒字は減る。
85 :走る名無しさん:2003/01/17(Fri) 21:52
>>84 訂正:黒字じゃなくて赤字。

外国人が日本の国債とか株式とか不動産とかを買えば資本収支赤字は減る。
86 :走る名無しさん:2003/01/17(Fri) 21:57
>>78

「経常収支」+「資本収支+外貨準備増減」=0

ってこと。外貨準備増減は政府や日銀がやっている資本取引だから、広い意味では
資本収支に含めて扱っていい。つまり、

「経常収支」+「(広義の)資本収支」=0

となる。これは、国際収支表がそうなるように作ってあるから、絶対必ずなる。
経常収支と無関係に資本収支だけ赤字になるとかなんとか、そんなことはあり得ない。
というか、あり得ないように作ってあるのが国際収支表。
87 :愚者:2003/01/17(Fri) 22:02
>>85
外国人が国債とか株式とか不動産とかを買う時に支払いで増える現金とか当座預金
の残高とかは、資本収支に含まれないとでも?
88 :走る名無しさん:2003/01/17(Fri) 22:12
あと、貯蓄という言葉も日常生活と違う意味で使われている。所得の中で財貨・サービス
の購入に使われなかった(支出されなかった)残りは全部貯蓄と呼ぶ。銀行に預けるだけ
が貯蓄ではなく、株を買っても、現金のまま持っていても、全部貯蓄という。

貯蓄とは、何らかの形で誰かにカネを貸すこと。当然、社会全体で見れば、貸した額と
借りた額とは等しい。社会全体でいえば、所得と支出は等しい。
89 :経済学初心者:2003/01/17(Fri) 22:25
>>85
>>87
74の愚者さんと同じ疑問を持っている者です。
>>85では愚者さんのおっしゃるように資本収支は変化しないのではと思うのですが??

米国人Aが日本人Bから日本国債を買ったとしますね。
米国人Aが日本国債と引き換えに支払った米ドルは日本人Bの手に渡る。
この時、日本の資本収支は米国人Aが持っている国債の分だけ対外債務が増加し、
同時に日本人Bの持っている米ドルの分だけ対外債権が増加している。
両者は同額なので、資本収支のトータルの変化はゼロ。

以上の理解は、どこか間違っているのでしょうか??
90 :走る名無しさん:2003/01/17(Fri) 23:13
中国も資本収支は赤字なの?
91 :♪:2003/01/18(Sat) 06:52
青字です。
92 :ドラエモン:2003/01/18(Sat) 09:03
>>89

経常収支がゼロの世界なら、当然資本収支もゼロだよ。君の説明には資産取引しか出てこないでしょう?
つまり、経常収支がゼロだということ。
それと、「資本収支のトータルの変化」は変な表現。
なぜなら、ここでいう「収支」とはストックの「変化額」だから。
93 :Eb_D:2003/01/18(Sat) 10:09
国際収支表は、複式簿記の原理で作成されているので、受取と支払への
二重記帳がなされています。

 複式簿記では、帳簿を左右に分割しています。慣例的に、左側を貸方、
右側を借方と呼びますが、貸し借りの意味はありません。

 複式簿記の基本原理は、現金が入ってくるときは左側に、出て行くとき
には右側に記帳するということです。また、現金の出入りの理由をなす事
柄は、現金が計上された欄の反対側に計上するというのも原則です。

 現金が入ってくるときも、出て行くときも、現金の増減を記帳するとと
もに、その理由となる他の財産や借金などの増減を帳簿の反対側に記帳し、
あらゆる取引を2つの側面から把握するのが、複式簿記という記帳方法で
す。

 複式簿記では、あらゆる取引が左右同額ずつの貨幣価値の計上によって
処理され、結果として最終的な合計額は必ず一致します。

 輸出は、財貨・サービス(モノと呼んでおきましょうか)を他国に提供
して、それと引き換えに金融資産(例えば、外貨)を手にするという取引
です。国際収支表では、このとき、経常取引の受取の側と資本取引の支払
の側に同額だけ記帳されることになります。

 他国の国債や株式を買うこと(資本輸出)は、自国の金融資産と他国の
金融資産とを交換することです。この場合、資本取引の受取の側と支払の
側に同額だけ記帳されます。

 ・・・というところまでは、OKなんでしょうか?
94 :Eb_D:2003/01/18(Sat) 11:25
予め断っておけば、簿記は取引の結果を示すものであり、国際収支表をいくら
いじっても、因果関係などは分かりません。

 「貯蓄・投資バランス=経常収支」という恒等式を、

 「貯蓄・投資バランス=>経常収支」とみるか、
 「貯蓄・投資バランス<=経常収支」とみるかは、どういう調整メカニズムを
想定するかの問題です。少なくとも、「貯蓄・投資バランス<=経常収支」を
正当化するようなメカニズムは存在しません。
95 :経済学初心者:2003/01/18(Sat) 11:29
>>92
ドラエモンさん、どうもありがとうございます。
私は経済学部出身ではありません。マスコミに煽られて(?)米国債をちょっとですが買って
しまい、為替レートの変動に興味を持ち、そこから経済学にも興味を持ってしまった者です。
経済学の入門書は読んでみたのですが、特に国際金融は難しくてよくわからない事が多いです。
苺はドラエモンさんをはじめ、皆さんのコメントを読んでいると大変勉強になります。
高等な議論の部分はほとんどわからないのですけど。。

で>>92ですが、
>経常収支がゼロの世界なら、当然資本収支もゼロだよ。
これはわかります。「経常収支」+「(広義の)資本収支」=0という所はわかっているつもりです。

>君の説明には資産取引しか出てこないでしょう?つまり、経常収支がゼロだということ。
資産取引だけでは(経常収支はゼロであり)資本収支もゼロという理解でよろしいのでしょうか?
>「資本収支のトータルの変化」は変な表現
言われて見れば変ですね。どうも経済学用語の基礎から勉強しないとダメみたいですね・・・。
96 :経済学初心者:2003/01/18(Sat) 11:42
>>93-94
Eb_Dさん、詳しい解説ありがとうございます。
愚者さんへの解説とは思いますが、僕も勉強させてください。

>>93は自分ではわかっているつもりです。(実はわかってないのかもしれませんが。)
>>94
>簿記は取引の結果を示すものであり、国際収支表をいくら
>いじっても、因果関係などは分かりません。
なるほど。確かにそうですね。自分はどうもその辺を勘違いしているようです。
97 :経済学初心者:2003/01/18(Sat) 11:59
自己レスすみません。
>>18を読み直してもう一度考えて見ると
>>95の
>資産取引だけでは(経常収支はゼロであり)資本収支もゼロという理解
はおかしいですね。(汗)
資産取引の結果、為替レートが変化して、経常収支も変化するわけですから、
当然資本収支も変化しますね。。
98 :経済学初心者:2003/01/18(Sat) 12:33
うーん、何かわかったような、わからないような・・・。
自分なりにまとめて見ると、
日本人が米国債を買った場合、国際収支表上は資本取引の受取の側と支払の側に同額だけ
記帳されるだけで、その簿記の原理だけを考えれば、資本収支はゼロですね。
でも実際にはその資産取引によって、為替レートが円安になる結果、経常収支は黒字と
なり、資本収支はその分赤字になる。
という理解でよろしいのでしょうか。
99 :ドラエモン:2003/01/18(Sat) 13:38
>>98 外債買ったから円安というわけではないよ。
100 :Eb_D:2003/01/18(Sat) 13:47
>74(愚者さん)

 他人のフンドシで相撲をとらせてもらえば、

>>そういうのは、移転収支と呼んで経常収支に含まれるはずです。

 これは、78で指摘されているように、資本収支に含まれます。

>>経常収支の説明に資金の移動を持ち出さなければならない理由がわかりません。

 国際収支表は結果を記録したに過ぎません。18で説明しているのは、

  「経常収支」+「(外貨準備増減を含む)資本収支」=0

となるメカニズムを説明したものです。国際収支表は

    「経常収支」+「(外貨準備増減を含む)資本収支」=0

となるように作ってあるのですから、なって当然です。

>>「貯蓄=所得-消費」なので。

 これも違うんです。88で指摘されているように、「所得の中で財貨・サー
ビスの購入に使われなかった(支出されなかった)残りは全部貯蓄と呼ぶ」
んです。ですから、「貯蓄=所得-支出」です。

 貯蓄は資金の供給です。社会全体でみれば、ある人の貯蓄は別の誰かの
借金ですから、所得と支出とは等しくなります。ただ、個々人をみれば、
所得が支出を上回っている人も、所得が支出を下回っている人もいます。
この所得と支出との差額(つまり、ネットの貯蓄)が個々人の財貨・サー
ビス収支となります。
101 :Eb_D:2003/01/18(Sat) 13:52
>74(補足)

 それと、

>>閉鎖系

は、地球全体で成り立ちます。日本だけで経済が閉じているわけではありません。
102 :すりらんか:2003/01/18(Sat) 14:19
話の流れが錯綜しててわからないんですが,愚者&初心者氏の疑問はM-F
モデルで金利格差に対して資本移動がおきる……というとき別に資本収支
(または資本収支+経常収支)の変化なんて起きようが無いじゃないか!
という疑問のような気がするんだけど違います?
103 :経済学初心者:2003/01/18(Sat) 14:26
>>99
>外債買ったから円安というわけではないよ。
日本人が外債を多く買えば円安になりそうですが・・・。
やっぱり違うんですか・・・。
どうやら僕はまだ全然わかっていないみたいですね・・・。
104 :経済学初心者:2003/01/18(Sat) 14:49
>>102
僕が出てきて話を錯綜させてしまい、すみませんです。
M-Fモデルで金利格差に対して資本移動が起きる・・・というとき、(国際収支表上は
資本取引の受取の側と支払の側に同額だけ記帳されるだけで、その簿記の原理から
考えてみると、)資本収支の変化なんて起きようが無いじゃないか!
と言うのが僕の疑問です。
105 :経済学初心者:2003/01/18(Sat) 15:24
僕の疑問を付け加えると、岩田規久男先生の「国際金融入門」(岩波新書)のp51には、
「資本取引だけで対外純資産は変化しない」と述べた上で、
「マクロ的なフローの国際金融とは、黒字主体である経常収支の黒字国から、
赤字主体である経常収支の赤字国への資金を融通する事である。この取引の結果、
経常収支の黒字国では対外債権が増加し、経常収支の赤字国では対外債務が増加する。
他方、ストックの国際金融は資本収支の構成を変化させることはあっても、
資本の純流入出を引き起こさないので、資本収支の金額を変化させることはない。
すなわち、各国の対外債権・債務の金額は変化しない。」
と言う記載があります。
以上は「資本取引だけでは資本収支は変化しない=経常収支も変化しない」
とも読めるのです。
これと野口旭先生の「経済対立は誰が起こすのか」のp93の記載、
「日本の経常収支が黒字になるのは日本が盛んに海外投資を行っているからだ」
という記載がどうも矛盾しているように思えてしまうのです・・・。
106 :ドラエモン:2003/01/18(Sat) 21:51
>>105

ストックというのはある時点(例えば月曜の午前10時丁度)に存在している資産の残高のこと。
資産の取引は瞬時に行えるから、市場の開いているこの時点で、国債を10億円売って、株を
10億円買ったとします。資産の残高の合計額はどうなります?増えも減りもしませんね?

しかし、今年一年掛けて1000万円貯蓄できたとしましょう。これによって、年末での資産の
残高は今年より1000万円増えます。(正確には、期間中の資産価格の変動で生じるキャピタ
ルゲインとロスがあるが、それは今は無視)
107 :すりらんか:2003/01/19(Sun) 13:37
>>104
現行の国際収支統計しか知らない場合には当然の疑問です.M-FモデルでのBP線は
「国際収支の均衡」を達成するY,rの組み合わせって説明するんですが,国際収支
=資本収支+経常収支と考えたときこれ均衡しないなんてことないじゃんと思っち
ゃう.国際収支って言うのは昔の国際収支統計での基礎収支またはアボーブ・ザ・
ラインのことをさしていると考えると良いでしょう.

http://www.tku.ac.jp/~sekiguci/bp-table.htm

などを参考にしてください.

>>105
野口先生のは文脈がわかりませんが,海外に投資する=国内で投資しない上に消
費もしない=貯蓄大=経常黒字ということなんじゃないかな?
108 :走る名無しさん:2003/01/19(Sun) 19:19
>>105
「資産の交換」を国際間でいくらやっても経常収支は変化しない。経常収支
が黒字化するのは、「対外資産を新たに獲得したとき」のみ。
それがストックとフローの違い。
109 :経済学初心者:2003/01/19(Sun) 21:55
>>106
>>108
ありがとうございます。僕はストックとフローの区別が付いていなかったようですね。
国際間で資産の交換をしても、それは単に交換するだけであって瞬時に行われ、残高は不変。
したがって資産の交換では、一定期間のフローの概念である資本収支は変化しないし、
もちろん経常収支も変化しないわけですね。
110 :経済学初心者:2003/01/19(Sun) 22:25
>>107
ありがとうございます。
野口先生の文は、僕がその意味するところを誤解していたようですね。

一定期間に生み出された国内総生産のうち、国内で投資も消費もされない部分が
存在すれば、それは貯蓄が投資を上回っているのと同義で、貯蓄超過状態である。
その状態では>>18にあるように、
国内の貯蓄超過-->国内の金利に低下圧力-->日本から外国への資本流出
=資本収支の赤字化-->円安・ドル高-->輸出増加・輸入減少=経常収支の黒字化
というメカニズムで経常収支の黒字が発生する。

野口先生の文脈は、以上のメカニズムの
日本から外国への資本流出-->経常収支の黒字化
の部分だけを切り出して述べていた部分と理解すればいいわけですね。
111 :走る名無しさん:2003/01/19(Sun) 22:48
「円安・ドル高-->輸出増加・輸入減少=経常収支の黒字化」という理解は誤り。
貯蓄超過ならば円高・ドル安になっても経常収支は黒字のままである。

経験的には、円高・ドル安になると1年半から2年遅れて貿易黒字が減り、
円安・ドル高になると1年半から2年遅れて貿易黒字が増えることが知られている。
しかし、その変化の幅は貿易黒字をゼロにしてしまうほど大きくない。
112 :経済学初心者:2003/01/19(Sun) 23:02
>>111
うぅ、また混乱してきた・・・。
確かに「貯蓄超過=経常黒字」は恒等式で、(為替レートとは無関係に)常になりたつ
関係なんですよね・・・。
113 :経済学初心者:2003/01/19(Sun) 23:03
>>107
国際収支統計のお話ですが、古い統計で考える(=資本収支を短期と長期に分ける)
と僕の場合、かえって混乱してしまいます・・・??
おそらく僕の疑問は、すりらんか先生の御指摘されるような、「M-Fモデルでの国際
収支の均衡」といった深いレベルでの疑問ではないような気がします・・・。
僕の場合は、ストックとフローの区別が付いていないってレベルの疑問のような気が
します。(汗)
114 :経済学初心者:2003/01/20(Mon) 07:30
>>111
>貯蓄超過ならば円高・ドル安になっても経常収支は黒字のままである。
これは>>3の恒等式
貯蓄-投資=輸出-輸入
から考えれば、為替レートとは無関係に必ずそうなるはずなんですよね・・・。

ただこの恒等式の因果関係を「貯蓄超過=>経常黒字」で説明しようと
考えると、そのメカニズムとして途中に為替レートの調整が介在しないと、
この方向での因果関係を説明できないのでは?って思えてしまうのですが?
115 :走る名無しさん:2003/01/20(Mon) 08:56
>>114
貯蓄-投資=輸出-輸入
の恒等式自体は固定制であろうが変動制であろうが成立するよ
だから「為替レートの調整」は関係ない
「因果関係」とは、恒等式ではなく、モデルの中で
どれが外生変数かどれが内生変数かを考えてみて言えること
116 :ドラエモン:2003/01/20(Mon) 09:07
まず申し上げるが、基本的に小宮・野口等に賛成で、クーの主張には同意できない。
が、為替変動と国内の貯蓄投資バランスは、短期では関係あるとすべきだ。

貯蓄投資バランスが為替変動と関係なくなるのは、企業貯蓄を無視しているからだ。
短期的に意図せざる企業の資金余剰が発生するなら、場合によっては為替変動で増加した
経常収支黒字と等しい企業貯蓄の増加が事後的に生じる事態は考えうる。

もちろん、こうした事態は数四半期程度の期間で解消する可能性が高いので、トレンドと
しての経常収支が、国内の貯蓄投資バランスによって決まるという言い方は正しいけれど
無批判にデーターを眺めると、必ずしもそうはなっていない場合が観察されるはずである。
117 :愚者:2003/01/20(Mon) 12:04
>100
>>>そういうのは、移転収支と呼んで経常収支に含まれるはずです。
>
>これは、78で指摘されているように、資本収支に含まれます。

だから、経常収支の一部である移転収支の変動と同時に資本収支も変動する
だけです。
そもそも、「外国にお金をくれてやる」場合は、債権が減少しますから、
資本収支は*黒字*化します。


>>>「貯蓄=所得-消費」なので。
>
> これも違うんです。88で指摘されているように、「所得の中で財貨・サー
>ビスの購入に使われなかった(支出されなかった)残りは全部貯蓄と呼ぶ」
>んです。ですから、「貯蓄=所得-支出」です。

??「支出=消費+投資」でしょう?
もし、「貯蓄=所得-支出」ならば、

 経常収支=所得-消費-投資-投資
     =所得-消費-投資*2

ということになりますけど?投資を2倍する根拠は何ですか?

 経常収支=所得-支出
     =所得-(消費+投資)
     =所得-消費-投資
     =貯蓄-投資

のはずですが。
118 :Eb_D:2003/01/20(Mon) 12:09
>111

>>「円安・ドル高-->輸出増加・輸入減少=経常収支の黒字化」という理解は誤り。
貯蓄超過ならば円高・ドル安になっても経常収支は黒字のままである。

 黒字化というのは、黒字の方へ向かう、つまり、当初赤字だったら赤字が減り、当初
黒字だったら黒字が増えるということです。


>>経験的には、円高・ドル安になると1年半から2年遅れて貿易黒字が減り、
円安・ドル高になると1年半から2年遅れて貿易黒字が増えることが知られている。
しかし、その変化の幅は貿易黒字をゼロにしてしまうほど大きくない

 あくまでも、Mundell-Flemingモデルに基づいた説明です。ご指摘のJカーブ効果
は、実際にはありますが、Mundell-Flemingモデルでは無視されています。これは、
モデルが現実の単純化である以上は避けられない制約です(縮尺1分の1の地図は
役に立ちませんから)。
119 :愚者:2003/01/20(Mon) 14:48
「経常収支+資本収支=0」が恒等式であれば、経常収支だけ変化するような
取引や資本収支だけ変化するような取引は不可能です。
また、「貯蓄-投資=経常収支」が恒等式であれば、国内に閉じた取引では、
「貯蓄-投資」は変化しません。
恒等式というのは、個々の取引についても成り立つからです。

「経常収支+資本収支=0」が恒等式ということは、個々の取引を取り出しても
「経常収支+資本収支=0」の関係が成り立つということです。

経常収支をA、資本収支をBとおくと。

         A+B=0

となります。
この状態から、経常収支をa、資本収支をb変化させる取引をすると。

 (A+a)+(B+b)=0

となります。
もし、右辺が0でなければ、「経常収支+資本収支=0」の関係を壊すような
取引ができることになり、「経常収支+資本収支=0」は恒等式ではないこと
になります。
右辺が0であれば。

 (A+a)+(B+b)=0
 (A+B)+(a+b)=0
 (A+B)+(a+b)=A+B
         a+b=0

となり、個々の取引についても「経常収支+資本収支=0」の関係が成り立つ
ことがわかります。
輸出すれば、経常収支を増加させ、その代金の分だけ資本収支を減少させます。
海外の資産を購入すれば、その資産については資本収支を減少させますが、
その代金の支払いは資本収支を増加させ、手数料や税金を考えなければ差し引き
資本収支は変化しません。
120 :愚者:2003/01/20(Mon) 14:56
「貯蓄-投資=経常収支」についてもNo.119同様です。
個々の取引についても「貯蓄-投資=経常収支」の関係が成り立ちます。
輸出すれば、所得が増える分、貯蓄が増え、経常収支と同じだけ「貯蓄-投資」
が増加します。
国内に閉じた取引では、経常収支に影響を与えないため、「貯蓄-投資」も
変化しません。企業や家計における「貯蓄-投資」は個々の取引において変化
しますが、取引の双方において「貯蓄-投資」が変化し相殺されるため、国全体
の「貯蓄-投資」は変化しません。
121 :走る名無しさん:2003/01/20(Mon) 21:47
>>119

事後で成り立つ関係でしょう?調整メカニズムの説明とは関係ない。因果関係
としては、「貯蓄・投資」->「金利」->「資本収支」->「為替レート」
->「経常収支」というルートになり、事後的に

「経常収支+資本収支=0」

が成り立つ。

国際収支表で示される事後で成り立つ関係をあれこれいじっても、調整メカ
ニズムは分からない。経済学は簿記じゃないんだからw
122 :2ちゃんの相場師あんど弁護士:2003/01/21(Tue) 00:27
>>121
これでほんとに正しいんでつか?
国際収支表の話は簿記と同じで,為替と無関係だと思うんだけど?
123 :経済学初心者:2003/01/21(Tue) 03:51
>>121-122
僕なりに考えて見ました。
「経常収支+資本収支=0」は事後的にではなく、常に成り立つのですよね。
(まさに恒等式ですから。)
短期的に個々の取引についていえば、愚者さんのおっしゃるように、輸出をすれば、
経常収支を増加させ、その代金の分だけ資本収支を減少させます。
この短期的・部分均衡的視点では、輸出入の差としての経常黒字が先に発生し、
その分だけ資本収支の赤字=対外債権の増加=超過貯蓄を生み出すことになります。

ただ利子率や為替レートによる調整も含めて、長期的・一般均衡的に考えれば、
国内総生産と内需の差(=貯蓄と投資の差)が先に決まり、それに一致する
経常黒字(=資本収支の赤字)が発生する(ように為替レートが決まる)という
調整メカニズムが存在する。

国内の貯蓄超過-->国内の金利に低下圧力-->投資家は国内資産を売り、
外国資産を購入しようとする(ちなみにこの時点ではストックの交換なので
まだ資本収支はゼロ)-->円安・ドル高-->輸出増加・輸入減少=経常
収支の黒字化=同額の資本収支の赤字化

以上私の考えのおかしいところの御指摘をどうかよろしくお願いします。
124 :Eb_D:2003/01/21(Tue) 13:17
まず、ある個人にとっての貯蓄とは、「所得のうちで財貨・サービスの購入
に支出されなかった残り」です。要するに、「所得-支出=貯蓄」ということ
です。

 次に、貯蓄と借金(債権と債務)とは裏表の関係にあり、社会全体でみれば、
貯蓄=借金という関係が成り立っています。借金をした人は借金した分を支出
に充てているわけですから、ここから、社会全体でみると、「所得=支出」と
いう関係が成り立っていることが分かります。

 むろん、この関係は社会全体をみた場合であり、個々人をみれば、所得が支
出を上回っている貸付主体や支出が所得を上回っている借入主体がいます。

 Aさんが20万円の所得から15万円を支出に充てたとすれば、Aさんは差
し引き5万円の貯蓄をしたことになります。逆にいえば、Aさん以外の人々は
5万円だけ所得を上回って支出できることになります。

 Aさんの場合、所得と支出との差額の5万円は、Aさん以外の人々の財貨・
サービスの購入に充てられたのであり、この5万円がAさんの経常収支黒字に
相当します。逆に、Aさん以外の人々にとってはこの5万円は経常収支赤字と
なります。

 以上から、社会全体でみれば、「所得-支出=財貨・サービス収支」という
ことです。

 「支出=民間消費支出+民間国内投資+政府支出」であり、「所得=民間消
費+民間貯蓄+政府収入」ですから、「所得-支出=財貨・サービス収支(経
常収支)」という関係と合わせて考えれば、

 (民間貯蓄-民間国内投資)+(政府収入-政府支出)=経常収支

というISバランス式が導かれます。
125 :Eb_D:2003/01/21(Tue) 13:26
>122( 2ちゃんの相場師あんど弁護士)

>>国際収支表の話は簿記と同じで,為替と無関係だと思うんだけど?

 簿記は終わった取引を記録しているわけですから、為替レートは登場しませんね。
で、どういうメカニズムが働いて経常収支や資本収支がある大きさになったのかも、
国際収支表をいくら検討しても分かりません。

 21の「経済学は簿記じゃないんだからw 」という指摘は、そういう意味では正し
いと思います。国際収支表を用いて経常収支と(外貨準備増減を含む)資本収支と
が金額として一致する(符号は逆)メカニズムを考えようとしても、それは無意味
でしょう。まさに、「一致するように作られている」わけですから。
126 :愚者:2003/01/21(Tue) 15:18
だから、「貯蓄・投資」を変化させる取引は、輸出入のような国外との取引
だけだと言っているんですが、他にもあるというなら示してみてください。
127 :愚者:2003/01/21(Tue) 15:21
>124
>       まず、ある個人にとっての貯蓄とは、「所得のうちで財貨・サービスの購入
>      に支出されなかった残り」です。要するに、「所得-支出=貯蓄」ということ
>      です。

「投資」は?
トンデモと呼ばれるような本でも「支出=消費+投資」を否定している本は
見たことがありませんけど。
# 定義なんだから噛みついても意味がない。
経常収支や資本収支といったマクロ的な数値について議論している
のですから、所得や支出、貯蓄も個人的なものではありません。
少なくとも個人的な所得や支出、貯蓄であれば、そう断るべきです。

企業の設備投資はもちろん投資に含まれ、投資は支出に含まれます。家計でも
住宅投資は投資に含まれるはずです。


>       (民間貯蓄-民間国内投資)+(政府収入-政府支出)=経常収支
>
>      というISバランス式が導かれます。

「民間貯蓄」と「政府支出」は独立ではありませんけど……。
政府支出の多くを占める公共工事が、建設会社やその従業員といった*民間*の、
貯蓄に影響を与えていないと思います?
128 :愚者:2003/01/21(Tue) 19:59
No.126の補足。
経常収支、資本収支はストックの変化をあらわしたものであり、フローです。
ですから、何らかの取引、やりとりが無ければ、各項目の値はゼロです。

「貯蓄-投資」がゼロでないなら、何らかの取引が行われたということです。
どういう取引を行って「貯蓄-投資」がゼロでなくなったのかということ
なんですが。

言うだけなら、「天からお金を降らせる」というのと同レベルです。
だから、どうやってそれを実現するのかということを問題にしているのです。
129 :走る名無しさん:2003/01/21(Tue) 21:17
>>126

あのさ、国際収支表ってのは、終わった取引を記録してるんでしょ?

それをあれこれいじって、経済のメカニズムが何かわかるわけ?何を問題にしてるんだ
か、見てて全然分からないけどねw

要するに、「貯蓄・投資バランスは貿易でしか増減しないから、リチャード=クーとか
が正しくて、経済学の教科書は間違い」ってこと?何がいいたいの?
130 :走る名無しさん:2003/01/21(Tue) 21:23
>>127

>>経常収支や資本収支といったマクロ的な数値について議論している
のですから、所得や支出、貯蓄も個人的なものではありません。

一国の経常収支だって、家計や企業や政府の意思決定の結果だよ。家計にだって経常収支
はある。

>>「民間貯蓄」と「政府支出」は独立ではありませんけど……。

民間と政府部門とを分けてるだけでしょ?この書き方は教科書にも出てるし、何が問題
なの?経常収支は、民間の貯蓄・投資バランスと政府部門の財政収支との和だってこと
でしょ?何を問題だと思うわけ?
131 :走る名無しさん:2003/01/21(Tue) 21:35
>>126

>>他にもあるというなら示してみてください。

だからさ、簿記じゃわからんといってるんだよ。終わってしまった取引を記録しただけ
じゃないか。借方と貸方が同じになるように作成するんだから。それと、経済のメカニ
ズムを同一視するのは、おかしいんじゃないの?

元の18だっけ?アレで説明されているのは、経常収支+資本収支=0になるメカニズム
で、あなたが問題にしているのは、国際収支表の作り方。全然別の話だと気付かないの
が不思議w
132 :愚者:2003/01/21(Tue) 21:50
>131
どういう取引を行えば「貯蓄-投資」がゼロでなくなるのか?
ISバランスが変わるのか?
と訊いているんですが。
変わると言うだけなら、「天からお金を降らせる」というのと同レベルです。
どんな不可能なことでも言えます。
だから、どうやってそれを実現するのかということを問題にしています。
133 :走る名無しさん:2003/01/21(Tue) 21:56
>>124

ここでいってる個人の場合の「支出」って、消費とイコールじゃないの?「財貨・サー
ビスの購入」って消費でしょ?

だったら、貯蓄=所得-消費になると思うけど?「支出」にしとかないと、何かマズイ
わけ?

貯蓄=所得-消費なら、所得=消費+貯蓄となるよね?

で、

貯蓄=所得-支出かつ支出=消費+投資だと、所得=貯蓄+消費+投資、

って、いいのかこれで??
134 :走る名無しさん:2003/01/21(Tue) 22:05
>>132

あなたの認識だと、外国貿易の存在しない閉鎖体系では、貯蓄・投資バランスは変化でき
ないことになるけど?マクロの教科書にそんな話がのってるのかね?自分の説明が変だと
思わないところが変

終わってしまった取引を記録しただけの国際収支表をいじくりまわしても、何も出ちゃ
来ない。不毛な議論だw
135 :走る名無しさん:2003/01/21(Tue) 22:16
>>133

うーん?違ったかな?

「所得は誰かの支出」だから、社会全体では「所得=支出」ってことだと、

「貯蓄=所得-支出」で、貯蓄=0?

わ、わからん・・・
136 :走る名無しさん:2003/01/21(Tue) 22:22
>>128

>>「天からお金を降らせる」というのと同レベルです。

Ed_Bは、2chでヘリコプタ-マネー政策唱えてなかったか?
137 :走る名無しさん:2003/01/21(Tue) 22:36
>>134

事前と事後を区別するのは、経済学の基本。簿記は事後しか扱えない。
138 :走る名無しさん:2003/01/22(Wed) 05:51
どうやったらISバランスが変わるのか、だぁ?

マクロ経済学の入門の教科書を読め。
何で読まないんだよ。人にカラむ前に読めよ。
まさか読んでも理解できなかったんじゃないだろうな。もしそうなら素直に
あきらめろ。
139 :愚者:2003/01/22(Wed) 08:55
>134
閉鎖系では、「貯蓄=投資」になるというのは、どんなマクロ経済学の
教科書にも載っていると思いますが?
140 :ドラエモン:2003/01/22(Wed) 09:31
>>139

事前と事後で貯蓄投資均等の意味は全然違いますよ。

貯蓄主体と投資主体が別であるという想定を置く限り、事前(計画という意味)で両者が
一致するのは特殊な条件が満たされた場合だけです。そして、事後的には(結果という意味)
計画外の(意図せざる)貯蓄(たとえば内部留保)や投資(たとえば在庫の滞貨)などが
生じて定義的に均等化するだけです。

事前での均等化は、市場均衡が成立している(総需要=総供給)場合だけです。
141 :すりらんか:2003/01/22(Wed) 10:54
いや,個々のレスを見る限りでは愚者さんは別におかしいこと言ってない
と思うんだけど……そして「でも,それは会計上」の話で経済学のメカニ
ズムが入ってないから「因果」みたいな扱いは出来ないよね,ってのもそ
の通りなんだけど,

何が論点になっているんですか?
142 :愚者:2003/01/22(Wed) 12:03
>140
>事前と事後で貯蓄投資均等の意味は全然違いますよ。

一応認識しているつもりですが。

事前では、いくらでも将来のことを予想して取り込むことが可能ですから、
恒等式における因果関係といった議論は意味をもちません。
ISバランスが経常収支を決めるのかそれともその逆かという議論をしている
つもりなので、事後の場合だけを考えればいいはずです。
そして、事後では、閉鎖系では、「経常収支=0」であり、「貯蓄=投資」です。
143 :Eb_D:2003/01/22(Wed) 12:22
>142(愚者さん)

 事後についてはあなたのおっしゃる通りですよ。ただ、それを記録した国際収支表
で因果関係(ISバランスが経常収支を決めるのかそれともその逆か)を論ずること
はできません。第一、金利も為替レートも登場しないんですから、調整メカニズムを
考えることはできませんよ。

 つまり、アプローチが間違っているのです。
144 :走る名無しさん:2003/01/22(Wed) 12:42
私には「事前」と「事後」という言い方はわかりにくい。

「事前」というのは、各経済主体の最初の予定のようなものですよね。
たとえ閉鎖系であっても、各経済主体が最初に予定していた貯蓄投資バランスを
すべて足し上げた結果はゼロにならなくても良い。

しかし、閉鎖系では実現されたマクロの貯蓄投資バランスは常にゼロになって
なければいけない。だから、市場での調整を通して、各経済主体の行動は
実現されるマクロの貯蓄投資バランスがゼロになるように調整される。
その結果が「事後」ですよね。

閉鎖系でない場合は、「事前」にマクロの貯蓄-投資がプラスであれば、
「事後」には経常収支黒字=資本収支赤字がプラスになるように調整が進む
というよな話をするためには、「事前」と「事後」とそのあいだの調整過程の
話を全部しなければいけない。だから「事後」の話だけでは駄目。
145 :2ちゃんの相場師:2003/01/22(Wed) 13:17
>>143
おいらもそう思うのである。
146 :2ちゃんの相場師:2003/01/22(Wed) 13:17
>>143
おいらもそう思うのである。
147 :走る名無しさん:2003/01/22(Wed) 13:23
>>Eb_Dさん
ちょっとここで質問。結局のところ!マンデル=フレミングモデルで金利差が生じた時に、資本収支・経常収支・国際収支はそれぞれどう変化するのですか?問題の発端はそこなのに解答が出されていないことが問題を混乱させる元になっている。
148 :2ちゃんの相場師:2003/01/22(Wed) 13:53
>>147
【前提】世界はアメリカと日本だけ
★アメリカ金利上げ。
⇒日本人アメリカ国債買う
⇒円を売ってドルを買う。そのドルでアメリカ国債の代金払う。
⇒①円安ドル高(為替の変動)。
 ②資本が流出して資本収支がマイナスになるが,
  その分,日本人が保有するドルが減り金融勘定は変わらず。
 (国際収支表)。
⇒①円安で経常収支黒字に。
 ②黒字額にあたる分は,代金としてアメリカの銀行に振り込まれ
  金融勘定の上では資本収支の赤字になる。
 ③経常収支+広義の資本収支=ゼロ(誤差脱漏を無視)。

 と思うんですが?しかし,「②資本が流出して資本収支がマイナスになるが,
 その分,日本人が保有するドルが減り金融勘定は変わらず。(国際収支表)」
 があやすぃ。
149 :2ちゃんの相場師:2003/01/22(Wed) 13:59
上の段の②は,「国債の代金は,経常収支黒字のドル預金から
支払うので,国債の金額だけの資本収支プラスと
国債代金分のドル預金マイナスだけの資本収支マイナスで
結局,資本収支変わらず」のほうがいいのかな?
150 :愚者:2003/01/22(Wed) 16:40
>143
あのですね。貯蓄超過と経常収支黒字は同時に起きるんです。貯蓄不足と
経常収支赤字は同時に起きるんです。

No.119やNo.120で、国内に閉じた取引では、経常収支に影響を与えないため、
「貯蓄-投資」も変化しないと言ってることが理解できていないようですから
こまかく説明しましょう。

例えば、Eb_Dさんが、10,000円でケータイを買ったとします。そのケータイの
仕入れ値は8,000円だったとします。この時、Eb_Dさん個人の「貯蓄-投資」は
10,000円減少します。売った店の側は、所得が2,000円増加しますから貯蓄が
2,000円増加します。在庫が8,000円減少しますから(在庫)投資が8,000円減少
します。従って、店の側の「貯蓄-投資」は10,000円増加します。

このように、一方の「貯蓄-投資」の減少と同じだけもう一方の「貯蓄-投資」
が増加しますから、双方が同じ国に属している場合、国全体の「貯蓄-投資」
に影響を与えません。
国全体の「貯蓄-投資」が変化するのは、輸出入など国外と取り引きした時だけ
です。
151 :愚者:2003/01/22(Wed) 16:45
>144
「事前」と「事後」とそのあいだの調整過程の話を全部するのなら、
日本だけではなく、全ての国を含めてモデル化しないといけませんけど?
152 :走る名無しさん:2003/01/22(Wed) 20:58
>>150

だからさ~。それは、取引が成立したのを記録したらそうなるって話でしょ?他の人達が
事前と事後を区別しろっていってる意味がわかんないのかな?

取引が成立した後でみれば、売った額と買った額とが一致するのは当たり前。だからと
いって、売れば買ってくれるわけじゃないでしょ?売りたくても売れ残れば、結果的に在
庫投資したことになるわけ。

事後だけみて、それが現実にそのまま起きてると考えていては、経済はわからないんじゃ
ないのかな?漏れはそう思うけどね。
153 :走る名無しさん:2003/01/22(Wed) 21:03
人は生まれたら、やがて死ぬ。これは事実。で、人類最後の日が来たら、そのとき
までに生まれた人と死んだ人の数は一致する。だからとって、生まれた人の数と死
んだ人の数がいつも一致するわけじゃない。
154 :走る名無しさん:2003/01/22(Wed) 21:08
>>153

へんな話すんなよ。それと事前・事後はなんの関係があんだよ!
155 :走る名無しさん:2003/01/22(Wed) 21:36
>>150

>国全体の「貯蓄-投資」が変化するのは、輸出入など国外と取り引きした時だけ
です。

輸入超過なら:貯蓄-投資がマイナスになって、輸出超過なら、貯蓄-投資がプラス
になるわけかい?結論だけみると、クー=赤羽=サロー説と同じだが、理屈は違うみ
たいだな。

あんたの理解じゃ、「自分の考えは正しいのに、経済学の教科書でそう説明している
ものを見たことがない。これは経済学が間違っている証拠だ」ってこと?だったら、
あんたはトンデモの仲間だよw

事後しか分からん国際収支表から経常収支と資本収支か一致するメカニズムを説明し
ようと思った時点であんたは終わってる。いい加減気がつくべきじゃないのか?
156 :走る名無しさん:2003/01/22(Wed) 21:37
>>150

>国全体の「貯蓄-投資」が変化するのは、輸出入など国外と取り引きした時だけ
です。

輸入超過なら:貯蓄-投資がマイナスになって、輸出超過なら、貯蓄-投資がプラス
になるわけかい?結論だけみると、クー=赤羽=サロー説と同じだが、理屈は違うみ
たいだな。

あんたの理解じゃ、「自分の考えは正しいのに、経済学の教科書でそう説明している
ものを見たことがない。これは経済学が間違っている証拠だ」ってこと?だったら、
あんたはトンデモの仲間だよw

事後しか分からん国際収支表から経常収支と資本収支か一致するメカニズムを説明し
ようと思った時点であんたは終わってる。いい加減気がつくべきじゃないのか?
157 :走る名無しさん:2003/01/22(Wed) 22:04
J国とA国しか存在しない状況を考える。

ケース1

 事前
 ・J国は貯蓄性向が高く、貯蓄を投資し切ることができない状況になっている。
 ・A国は貯蓄性向が低く、投資のための貯蓄が足りない状況になっている。

 事後
 ・J国は資本収支赤字になり、A国は資本収支黒字になる。

ケース2

 事前
 ・J国もA国も貯蓄性向が低く、投資のための貯蓄が足りない状況になっている。

 事後
 ・J国とA国の資本収支がプラスになるかマイナスになるかは不定である。

国家間の問題にしなくても、
お金を使わずに貯金をしまくっている奴は預金という名の債権を増やすだろうし、
稼いだ以上にお金を使っている奴は債務を増やすだろう。
これは経済学以前の常識で納得可能。

お金を使い切ることができない奴とお金が足りなくて困っている奴がいる状況と、
両者ともお金が足りなくて困っている状況では、事後の結果が違うのは当然。
これも経済学以前の常識である。

だから、事後の結果だけを見ようとする議論はお話にならない。
もちろんこれも経済学以前の常識。

愚者氏は何を疑問に思っているのだろうか?
疑問の述べ方に問題があるせいで皆に理解してもらえないのではなかろうか?
158 :Eb_D:2003/01/23(Thu) 12:02
>147

>>マンデル=フレミングモデルで金利差が生じた時に、資本収支・経常収支・国際収支は
それぞれどう変化するのですか?問題の発端はそこなのに
解答が出されていないことが問題を混乱させる元になっている。

 ご質問の趣旨が「Mundell-Flemingモデルの動作を国際収支表を用いて再現せよ」
ということであれば、ムリです。それができるのであれば、国際収支表で国際収支
の決定メカニズムが分かることになります。しかし、事後の記録に過ぎない国際収
支表では調整過程で何が起こったのかは全く分かりません。

 先に申し上げた通り、国際収支表から「貯蓄・投資が経常収支を決めるのか、そ
れとも、経常収支が貯蓄・投資を決めるのか」を解明しようというアプローチ自体
が間違っているのですから、国際収支表でMFモデルの動作を再現することはそもそ
も不可能です。
159 :Eb_D:2003/01/23(Thu) 12:20
>150(愚者さん)

>>あのですね。貯蓄超過と経常収支黒字は同時に起きるんです。貯蓄不足と
     経常収支赤字は同時に起きるんです。

 定義式を変形していけば出てくる恒等式なんですから、貯蓄・投資バランスが経常
収支に等しいのは当たり前です。問題は調整メカニズムでしょう?

 国際収支表のような、一定期間に既に行われた取引の記録を見ても、その取引の背
後で何が起きていたのかは分かりません。
160 :Eb_D:2003/01/23(Thu) 12:37
>157

>>愚者氏は何を疑問に思っているのだろうか?

 Mundell-Flemingモデルでは、「貯蓄・投資バランス」-->「世界金利からの自国
金利の乖離」-->「資本の国際移動=資本収支の変化」-->「為替レートの変動」-->「輸出入の増減=経常収支の変化」というメカニズムが想定されていますが、
「経常収支+(外貨準備増減を含む)資本収支=0」となるように作られた国際収支表をみる限り、資本収支だけが赤字になったり黒字になったりすることはあり得ません
(もし、なっていたら国際収支表の作り方が間違っていることになりますから)。

 国際収支表という結果の記録を見る限り、MFモデルのような調整過程は再現不能で
す。事後の記録だから当然なんですが、そこから「貯蓄・投資バランスの変化は外国
との取引以外では起きない」「資本収支が単独で赤字や黒字になるのはおかしい」と
いう方向に向かわれているようにお見受けします。

 そもそも、国際収支表で調整メカニズムを論じようというアプローチが間違ってい
るのですから、そこから先の話は無意味です。
161 :2ちゃんの相場師:2003/01/23(Thu) 13:37
>>160
んで,おいらの>>148-149の理解は,一応大丈夫なのかな?
162 :愚者:2003/01/23(Thu) 13:42
>152
>だからさ~。それは、取引が成立したのを記録したらそうなるって話でしょ?他の人達が
>事前と事後を区別しろっていってる意味がわかんないのかな?

「貯蓄-投資」がゼロ以外になっているというのは、何らかの取引の「事後」
なんですけど、それだけ特別扱いする理由は何でしょう?

「貯蓄-投資」が経常収支を決めるというのは、経常収支が経常収支を決める
というトートロジーになってしまいます。
163 :愚者:2003/01/23(Thu) 13:43
>155
「経常収支-(広義の)資本収支=0」は恒等式で、事前でも事後でも
成り立ちますけど。
164 :すりらんか:2003/01/23(Thu) 15:25
>ご質問の趣旨が「Mundell-Flemingモデルの動作を国際収支表を用い
>て再現せよ」ということであれば、ムリです。
不均衡状態での経済を会計的な手続きに基づいて記述することが出来ないと
言う趣旨でこれを書いているならばこれは誤りです.>>158後半は私には何を
言っているのかわかりません.政府・国外なしでS≡Iとなるために在庫投
資が調整項になっているのと同様に国際収支統計(旧の方がはっきりしてる
が)で何がバランス項目になっているか考えてみてください.
165 :すりらんか:2003/01/23(Thu) 15:52
>>148-149
アメリカの利上げ前,総合収支は均衡していたとしましょう.つまり,

経常収支+長期資本収支+為銀以外の短期資本収支=総合収支=0

です(以降第2・3項を便宜上旧資本収支と呼びます).誤差・外貨準備を無
視すると,このとき為銀による短期資本の取引はバランスしています.above
the lineを長期資本収支で引くことが多いのですが長短の区別はかなり恣意的
なのでやや下めに線を引きます.

アメリカの利子率が上昇すると「円を売ってドルを買」い,資本輸出を行う主
体が増えるため旧資本収支は赤字化します.この時為銀の資本収支は黒字です.
(ここで為替のフローアプローチと経常収支の弾力性アプローチを正しいとし
て)しかし,この様な取引は為替レートを円安へ向かわせます.すると経常収
支は黒字化します.するとより拡大した経常黒字と旧資本赤字が生じるため新
たな均衡では再び総合収支は均衡というわけです.

愚者さんの>>163は全くその通りです.しかし,それがバランスするのは為銀に
よる短期資本の貸借があるためです.受動的な資金の融通ではない,投資活動
と貿易活動がバランスするのは恒等式ではありません
166 :すりらんか:2003/01/23(Thu) 15:52
>>148-149
アメリカの利上げ前,総合収支は均衡していたとしましょう.つまり,

経常収支+長期資本収支+為銀以外の短期資本収支=総合収支=0

です(以降第2・3項を便宜上旧資本収支と呼びます).誤差・外貨準備を無
視すると,このとき為銀による短期資本の取引はバランスしています.above
the lineを長期資本収支で引くことが多いのですが長短の区別はかなり恣意的
なのでやや下めに線を引きます.

アメリカの利子率が上昇すると「円を売ってドルを買」い,資本輸出を行う主
体が増えるため旧資本収支は赤字化します.この時為銀の資本収支は黒字です.
(ここで為替のフローアプローチと経常収支の弾力性アプローチを正しいとし
て)しかし,この様な取引は為替レートを円安へ向かわせます.すると経常収
支は黒字化します.するとより拡大した経常黒字と旧資本赤字が生じるため新
たな均衡では再び総合収支は均衡というわけです.

愚者さんの>>163は全くその通りです.しかし,それがバランスするのは為銀に
よる短期資本の貸借があるためです.受動的な資金の融通ではない,投資活動
と貿易活動がバランスするのは恒等式ではありません
167 :すりらんか:2003/01/23(Thu) 15:57
だぶりました……

それにしても愚者さんの話を聞いて疑念が確信に変わりつつあるんだけど,93SNAの
国際収支しかおしえないでM-F教えるのって良くないですね.僕の個人的な意見とし
てはミクロ的基礎の無いモデルをまだ教えるのはよい情報整理府である限りにおいて
だと思います.んでIS-LMからAD-ASにかけてはよい(なんたって当てはまりいいし)
情報整理法だと思うけど,M-Fはあまり良い情報整理法とは言えないからあんまりこ
れを重要モデルとして教えるのはどうだろと思っちゃいます.
168 :2ちゃんの相場師:2003/01/23(Thu) 16:38
>>167
>>148-149は間違いなのかなあ?
 よくわかんないんだけど,項目が違うような気がすんだけど?
 総合収支とか?
 「愚者」さんの質問は,マンデルの説明そのものじゃなく,
 「アメリカ国債買ったら,資本収支は赤字になるだろ?」
 つうレベルの質問じゃないかな?
 そうすると,>>160が正しいように思うんだが?????
 岩田キクちゃんの『金融』(東洋経済新報社)のp.376-377の
 説明がいまいちわからん???
169 :走る名無しさん:2003/01/23(Thu) 21:21
>>167

>M-Fはあまり良い情報整理法とは言えないからあんまりこ
れを重要モデルとして教えるのはどうだろと思っちゃいます.

まぁ、MFなんか「ドマクロ」なのは確か。ただ、MF的な結論が導けるミクロ的基礎の
あるモデルはまだ確立されていないんじゃないかな?

「ドマクロ」の怖いところは、結論は大体正しいというところ。途中はヘンなのにw

MFの場合、80年代前半の米国の双子の赤字をきれいに説明できたことが復権のきっ
かけになったのは間違いない。他のモデルであれぐらい見事に説明してみせないと、
MFに引導は渡せないし、教育的配慮としてもMFを取り上げざるを得ないだろう。
170 :走る名無しさん:2003/01/23(Thu) 21:27
>>168

>「愚者」さんの質問は,マンデルの説明そのものじゃなく,
 「アメリカ国債買ったら,資本収支は赤字になるだろ?」
 つうレベルの質問じゃないかな?

そう思います。簿記の視点でマンデルの説明を見ると、何を
いってるのか分からないんで、「変じゃないの?」と尋ねてみたというところでは
ないでしょうか?

愚者さんも「マンデルの説明が聞きたいんじゃない」とおっしゃってましたし・・・。
何だか話がこじれてるんで。
171 :走る名無しさん:2003/01/23(Thu) 22:05
>>164

>>158後半は私には何を
言っているのかわかりません.

国際収支表の調整項目は外貨準備増減でしょ?別に、EbD氏は分かってるんじゃ
ないの?というか、出来上がった国際収支表をみても、調整課程は分からんと
いう話だと思うが?漏れにはそう読めたが、違うのか?
172 :2ちゃんの相場師:2003/01/23(Thu) 23:38
>>171
外貨準備増減は調整項目なのかな?
キクちゃんの『金融』読んでそうは思わないのだが???
今は固定相場と違うと思うのだが???

すり師匠かドラ師匠の啓示を待つ・・・
173 :すりらんか:2003/01/23(Thu) 23:58
>国際収支表の調整項目は外貨準備増減でしょ?
違います.通貨当局が外貨準備を全く持たない状態を想起してください.
174 :すりらんか:2003/01/24(Fri) 00:22
>>172
あれれ?>>148-149を読んでてっきり相場師殿はわかっててじらしてるのかと
思ってたんですが?もちろん外貨準備は調整項目ではありません.②は僕の
説明は資本の移動だけ瞬時におきて……という説明なのに対し,相場師さん
のは資本・為替・経常収支が同時に動いていく感じの説明になっているとい
う違い.

もちろん,僕の説明だと鞘取り可能な人が出るのでつつきたい人もいるでし
ょう.そう言う人には「均衡がバシャッっと決まる」流の説明も可能ですが
結局,経常収支・最広義の経常収支が同じだけ増えてバランスするという点
は同じはず.
175 :ドラエモン:2003/01/24(Fri) 11:32
>>172

資本移動が原因で為替レートが動くと考えるのが「普通」ではあるが、これ資産の市場を
近似的に記述するには、あまり適当とは言えないのだ。株価の動きを見ればわかるように
取引が行われなくても「気配値」は勝手に動くよね。資本の流れる方向と金額で為替レー
トが決まると考えると、何もお金が動かないで価格だけ勝手に動くのは理解できない。

資産価格は、生産の変化しない「瞬間」ごとに決定されると考えるのが、ストック均衡の
考え方(正確に言えば機首均衡)なんです。ですから、資産市場でまず為替レート、金利
が同時に「瞬間」に決まり、それによって期中の生産・消費・投資つまり経常収支が決ま
り、結果的に資本移動の金額が決まるという粗筋になる。
176 :2ちゃんの相場師:2003/01/24(Fri) 13:05
>>174-175
うーん,啓示が難解で…
解読の努力が必要かな。
キクちゃんの教科書を精読しよう。
177 :愚者:2003/01/24(Fri) 14:03
>159
Mundell-Flemingモデルは、「事前の貯蓄・投資バランスが事後の経常収支を
決める」調整メカニズムであるとおっしゃりたいのでしょうか?

だとすると、「貯蓄-投資=経常収支」という式は事前でも事後でも成り立つ
はずですから。
「事前の貯蓄・投資バランスが事後の経常収支を決める」ということと、「事前の
経常収支が事後の貯蓄・投資バランスを決める」ということとは表現が異なるだけ
で同じことを言っていることになるはずです。
「3つの辺の長さが等しい三角形は正三角形である」、「3つの角の角度が等しい
三角形は正三角形である」、どちらも間違いではありません。
178 :走る名無しさん:2003/01/24(Fri) 20:00
>>177

あんたさ、ウダウダいってないで、すりらんかさんの解説で疑問は解けたのかよ?

もともと、マンデルの話にゃ興味なかったんじゃないのw
179 :走る名無しさん:2003/01/24(Fri) 20:16
>>173

経常移転収支?
180 :走る名無しさん:2003/01/24(Fri) 20:32
>>177

愚者さんは、要するに、「貯蓄・投資バランス=>経常収支」というMFモデルを間違い
だといいたいわけ?だったら、論文でも書いて学会で報告すれば?物理学会にも、「私は
アインシュタインの間違いを発見した」とか主張する学者先生が毎回出るらしいしw

定義式こねくって、どちらも同じ?笑えるねぇ
181 :走る名無しさん:2003/01/24(Fri) 20:42
>>177

どういう調整のメカニズムなら、経常収支から貯蓄・投資バランスに影響するんですか?
金利や為替はどうなるんですか?あなたの説明は定義式とか恒等式しか出てこない。モデ
ルを立てずに議論するんじゃ、マクロ経済学以前でしょう?
182 :2ちゃんの相場師:2003/01/25(Sat) 23:04
>>174-175
おお,われらの仇敵日銀のホームページを見て理解できました。
お世話をおかけしました。ちなみに↓です。
http://www.boj.or.jp/wakaru/keiki/wbp.htm#a
183 :走る名無しさん:2003/01/26(Sun) 01:33
愚者のネタ本は、赤羽隆夫『日本経済探偵術』(東洋経済新報社、1997)だな藁

リチャード・クーの『投機の円安 実需の円高』ほどデムパじゃないにせよ、かなり
キてる本だね
184 :走る名無しさん:2003/01/26(Sun) 02:00
>>179

誤差脱漏。

旧国際収支表だと、金融勘定が調整項目。
185 :走る名無しさん:2003/01/26(Sun) 02:11
どーでもいいが・・・とはいわないが、「経常収支=貯蓄-投資」は事前にも事後にも
成り立つ恒等式だとすると、MF理論は間違いか?経済学者は小宮も含めて簿記が分か
らんということか?

にしては、赤羽も出発点の輸出や輸入の大きさは「産業の国際競争力で決まる」とか
いう陳腐な話しかしてないし。国際競争力の有無で黒字・赤字が決まるなら、日本と
オーストラリアとの間の貿易では日本が赤字で、オーストラリアとアメリカとの間の
貿易ではオーストラリアが黒字、日本とアメリカとの間の貿易では日本が黒字という
事実が説明できない(推移律に反する!)そもそも、バブルの絶頂期に黒字が減って、
不況になってから黒字が増えた事実を競争力で説明できるとは思えない。
186 :走る名無しさん:2003/01/26(Sun) 02:20
>>185
日銀のホームページを読んで,まずは国際収支の
理解を深めよう。
あとは,>>174-175をよく読もう。
187 :走る名無しさん:2003/01/26(Sun) 02:20
>>185

× オーストラリアとアメリカとの間の貿易ではオーストラリアが黒字
○ オーストラリアとアメリカとの間の貿易ではオーストラリアが赤字

間違えた。スマソ
188 :走る名無しさん:2003/01/26(Sun) 02:40
日本から米国に自動車を200万円分輸出した場合、自動車という財が海外に出ていくのと引き換えに、海外からは輸出代金というお金が日本に入ってくる。国際収支統計で表すと、まず自動車の輸出分(+200万円)が経常収支の中の「貿易収支」に含まれる「輸出」の項目に貸記される。

自動車の代金について、自動車の輸出を行った日本企業が米国に開設している当座預金口座に振り込まれたとすると、資本収支の中の「その他投資」に含まれる「預け金」が200万円増えることになる。この計上は、日本の対外金融資産が増加したとの考え方から、統計上、資本収支の中の「その他投資」の項目に△200万円と借記される。これは、国際収支統計を作成する際、対外資産の増加あるいは対外負債の減少に繋がる取引を負の符号(△)で表すことになっているため。そうした計上方法を採用することにより、「経常収支」「資本収支」「外貨準備増減」の3項目を合計すると、その収支尻は必ずゼロになる。
189 :2ちゃんの相場師:2003/01/26(Sun) 02:41
>>188
日銀のホームページね。具体例と数字が違うけど…
190 :走る名無しさん:2003/01/26(Sun) 02:44
>>188

要するに、「収支尻が必ずゼロになるように、そうした計上方法を採用している」って
ことなんじゃないの?それと、調整メカニズムなり、「貯蓄・投資が先か、経常収支が
先か」って話は関係あるの?
191 :走る名無しさん:2003/01/26(Sun) 02:54
>>190

日 本                  米 国
====================>自動車という財
                    (貿易収支の輸出)
                     200万円
自動車の代金というお金<============
(その他投資の預け金)
 △200万円

で、差し引きゼロ、ってのは分かるよね?
192 :走る名無しさん:2003/01/26(Sun) 02:57
>>191

それは分かるが、どこが俺の疑問の答えなんだ?借方と貸方を足したらゼロと
いうのは簿記の基本だろ?
193 :走る名無しさん:2003/01/26(Sun) 06:59
みんな簿記がわかってないで簿記って言葉を使い倒しているなあ。
194 :走る名無しさん:2003/01/26(Sun) 17:18
>>193

じゃあ、解説お願いします_(..)_
195 :すりらんか:2003/01/26(Sun) 17:25
>収支尻が必ずゼロになるように
って言うのが変な話で貸借均等は別に収支尻ではなくいつでも成り立つ.
そんなのはどうでもいい話で,「国際収支の不均衡」って言うのを考え
るときには「どこまで」で考えるという視点が重要.
196 :すりらんか:2003/01/26(Sun) 17:28
読み返すと>>195はとってもわかりにくい……

ひとつひとつの仕訳で貸借はバランスしている
→全てを足し会わせるとバランスしてるに決まってる!
→不均衡を考えるって言うのは何らかの一部科目(調整項目)を抜いて考えてるんだ

というかんじのことを書きたかったんですぅ.
197 :2ちゃんの相場師:2003/01/26(Sun) 18:27
>>196
簿記の勉強が役に立ってますね。
198 :走る名無しさん:2003/01/27(Mon) 00:27
>>196

MFだと、経常収支と長期資本収支とを合わせた基礎的収支で均衡を考えていたんじゃ
なかったかな?旧国際収支表の分け方だけど。
199 :走る名無しさん:2003/01/27(Mon) 00:57
>>184

 旧国際収支表でいうところの短期資本収支が調整項目だよ。

 ・・・にしても、現行の国際収支統計だと、愚者くんのような疑問が
出やすいかも知れないな。恒等式と均衡式とを混同するという間違い。

 旧収支表も知ってる赤羽隆夫が同じこというのは、アホだが(w

※赤羽の『日本経済探偵術』東洋経済は、中身はトンデモだが、小宮批評が
結構笑える。見かけたら立ち読みぐらいしてもいいかも?
200 :すりらんか:2003/01/27(Mon) 01:21
>>198-199
そうです.ただ,短期資本収支全てが受動的な項目というのはなんな
んで,為銀が存在した時代ならその短期資本収支を調整項目として説
明したのが>>165.現行の方式だとその他投資収支の一部に含まれて
いるということになるのかしらん?

>恒等式と均衡式とを混同するという間違い。
これ国民所得統計でもそうですよね意図せざる在庫投資は結構気を
つけて説明せんとあかんでしょう.
201 :ドラエモン:2003/01/27(Mon) 11:06
>>199-200

えっ?金融収支だろう?
202 :すりらんか:2003/01/27(Mon) 11:18
ぎゃ.俺もヤキが回ったか……総合収支までをabove the lineにすると
為銀の短期資本収支ってその下に入ってませんでしたっけ?
203 :ドラエモン:2003/01/27(Mon) 11:27
>すりちゃん@>>202

旧IMFのガイドラインの日本の解釈では、総合収支のビロウ・ザ・ラインは金融勘定
(金融収支)とよばれ、中身は為銀短期資本取引と、外為勘定・日銀などの公的機関の
対外金融取引。だから、間違ってないが、呼び名の問題だけ。
204 :愚者:2003/01/27(Mon) 13:21
>181

貯蓄-投資=(所得-消費)-投資
     =所得-消費-投資
 経常収支=所得-支出
     =所得-(消費+投資)
     =所得-消費-投資

であり、「貯蓄-投資」と経常収支とは同じものの別の名前のはず
だから同じになるのは当然。

>180

Mundell-Flemingモデルは、「貯蓄-投資=>経常収支」の関係をあらわした
ものではなく、「貯蓄-投資=>輸出-輸入(純輸出)」と見なせる場合の
調整モデルをあらわしたもののはず。
「経常収支=輸出-輸入」は事後では成り立つが事前には成り立たない。
この調整メカニズムを「貯蓄-投資」に一致するように「輸出-輸入」が
変化するという前提で説明したものがMundell-Flemingモデル。
205 :非経済系:2003/01/27(Mon) 17:32
H2(気)+1/2O2(気)=H2O(液)+286kj
この式はエネルギー収支からみて恒等式だから、
このH2Oを左辺に移行して、286kjはH2+1/2O2-H2Oだってことをいいたいの?
ちがうと思うけど。
206 :走る名無しさん:2003/01/27(Mon) 21:16
>>204

 まだいうか!って、感じだねw

 だから、恒等式と均衡式は違うとすりらんかさんも書いてるだろ?

 それと、あなたのMFモデルの解釈は、あなたのオリジナル?誰がいってるの?
ここまでくると、立派なトンデモだよ、メンタリティとしては。
207 :走る名無しさん:2003/01/27(Mon) 21:21
>>204

「輸出-輸入(純輸出)」を「経常収支」と便宜上呼んでいるだけだろ?
208 :走る名無しさん:2003/01/27(Mon) 21:25
ま、要するに、事前と事後、恒等式と均衡式との区別がつかないってこと。
入門書から勉強しなおしてもらうしかないわなw
209 :走る名無しさん:2003/01/27(Mon) 21:32
>>204

 老婆心ながら忠告させていただくが・・・

 すりらんかさんの議論に納得がいかないんだったら、具体的にどこがどうおかしいと
思うのか述べた方がいいだろう。自説の言いっぱなしでは討論にならない。
210 :どらえもん:2003/01/28(Tue) 12:46
http://bbssearch.naver.co.jp/search.naver?query=%A5%C9%A5%E9%A4%A8%A4%E2%A4%F3
211 :Eb_D:2003/01/28(Tue) 16:43
>>206

 愚者さんの説明は別におかしくないのでは?

  貯蓄・投資バランス-->金利-->資本収支
  -->為替レート-->経常収支

という伝達経路はいわば「論理的」なものであり、先行・遅行と
いった「物理的」な時間を意味しているのではありません。

 マクロ的な財貨・サービスの均衡条件の結果、所得水準と経常
収支の水準が同時に決定され、そうしたマクロ的なバランスとし
て決まった経常収支が国際取引とも整合的になるように為替レー
トが決まるのです。
212 :愚者:2003/01/28(Tue) 21:54
>205
これNO.204について言っています?
定義に基づいて変形しただけで移項なんてしていませんが。
定義に基づいて変形するのがまずいとしたら、「貯蓄」とか「投資」とかも
計算できなくなりますけど。

それとも。
経常収支=所得-支出
  支出=消費+投資
  貯蓄=所得-消費
といった定義が違うとでも言いたいのでしょうか?
213 :走る名無しさん:2003/01/29(Wed) 07:27
>>211

EbDさん。MFモデルのworkingの説明として、それでいいのか?あなたの説明と愚者さん
の説明では違うことのように俺には見えるんだが?

それと、論理的とか物理的とかは、たとえば、火山の噴火が予知されて住民が避難した
後に火山が噴火したとして、時間的な先行・遅行関係では避難が先で噴火が後だが、
それを因果関係に読み替えて、住民の避難が噴火の原因とかやってはダメということ
なのかな?何となくいいたいことは分かるつもりだが。
214 :Eb_D:2003/01/29(Wed) 10:53
>>213

 「論理的」「物理的」の区分については、あなたのご指摘の通りです。地価と
オフィスの賃貸料との関係も一例です。将来の賃貸料の上昇が予想されれば、現在の
地価が上がります。物理的な時間で見る限り、「地価-->賃貸料」という先行・
遅行関係が観察できます。しかし、そこから「地価が賃貸料を決めている」という
因果関係を想定することはできません。

 >>204との関係は再度考えてからお答えします。
215 :愚者:2003/01/29(Wed) 12:04
>206
> それと、あなたのMFモデルの解釈は、あなたのオリジナル?誰がいってるの?
>ここまでくると、立派なトンデモだよ、メンタリティとしては。

「貯蓄-投資<=輸出-輸入(純輸出)」という方向の作用を
考えなければならないケースは簡単に想定できます。一方的に
「貯蓄-投資=>輸出-輸入」という関係で決まるというのなら、
Mundell-Flemingモデルは間違いということになりますけど。

A、B2国からのみなる場合を想定すると。
A国の事前の「貯蓄-投資」とB国の事前の「貯蓄-投資」とは、
独立しており無関係です。「貯蓄-投資=>輸出-輸入」という
関係で一方的に決まるのであれば、A国の事後の「輸出-輸入」
とB国の事後の「輸出-輸入」は無関係となります。
しかし、事後においては、「A国の輸出=B国の輸入」かつ
「B国の輸出=A国の輸入」であり、したがって、
「A国の(輸出-輸入)+B国の(輸出-輸入)=0」
が常に成り立ちます。
これは、A国の事後の「輸出-輸入」とB国の事後の「輸出-輸入」
は無関係という条件と矛盾します。

「輸出-輸入」から「貯蓄-投資」が影響を受けることを否定すると
上記のような2国間モデルは説明できません。

Mundell-Flemingモデルは、資本移動が完全な小国開放経済という
仮定をおいており、輸入にも輸出にも何の制約もなく、輸入や輸出は
世界経済に影響を与えないと仮定しています。
何らかの制約がある時、「貯蓄-投資=>輸出-輸入」という関係で
一方的に決まるとは言えません。
216 :Eb_D:2003/01/29(Wed) 12:45
>>215

 教科書的なMundell-Fremingモデルは、「貯蓄・投資-->経常収支」という一方
方向を作用を強調する内容となっています。ちなみに、小宮先生のモデルは、新古典
派モデルとケインズ派モデルとの折衷です。

 連立方程式を立てて解けばいいので、あなたが指摘している点は問題にはならない
でしょう。実際、Mundell-Fremingモデルの2国モデルは「ある」んですから。

 なお、2国モデルの場合、政策効果は閉鎖体系の場合と小国の場合との中間になる
ことが多い。
217 :走る名無しさん:2003/01/29(Wed) 23:08
>>216

>>教科書的なMundell-Fremingモデルは、「貯蓄・投資-->経常収支」という一方
方向を作用を強調する内容となっています。

EbDさん。「強調」ってことは、経常収支から貯蓄・投資への経路も認めているという
ことなのか?

MFモデルは物価一定のケインジアン的モデルだから、総供給曲線は短期においては
右上がりであり、経常収支の変化による総需要曲線のシフトによって生産・雇用が増
えるだろうことは分かる。

おそらく小宮先生などが「失業の輸出」論を批判するのは、長期的には労働市場には
調整機能が働き、賃金・物価が伸縮的で、総供給曲線は総需要曲線との交点が自然失
業率に等しくなるところにシフトすると想定しているんだろう。
218 :ドラエモン:2003/01/30(Thu) 00:13
>>217

揚げ足取りかもしれないが、

>物価一定のケインジアン的モデル
>総供給曲線は短期においては右上がりであり

はまずいのでは?
219 :走る名無しさん:2003/01/30(Thu) 00:49
>>217

物価一定なら、総供給曲線は水平。これは極端なケインズ派の立場。不完全雇用が存在
しているから、物価は変わらず需要が増加しても生産・雇用が増える。

総供給曲線が垂直なら、総需要の増加は物価を上げるだけ。これは古典派の立場。

MFモデルは前者(水平な総供給曲線)の世界。だから、2国モデルでは自国の
拡張的金融政策が自国通貨価値の低下を通じて相手国の所得を減らす効果を持つ。
つまり、「失業の輸出」だ。

失業の輸出を否定するなら、短期では総供給曲線が水平か右上がりだが、長期では
垂直になるとか考えるしかないだろう。もっとも、MFモデルはかなり単純化した
モデルだから、これだけを根拠に「金融緩和は失業の輸出」とか論ずるのは無理が
あると思うぞ。
220 :走る名無しさん:2003/04/08(Tue) 13:06
ど素人ですが、全部読んでも理解できません。
どなたか優しくご教授願います。

海外へ投資した場合、資本収支は赤になるんですよね?
経常収支+資本収支=0だから、資本収支が赤になるということは
経常収支が黒になる要素が計上されるわけですよね?
どんな名目になるんでしょうか?

経常収支の内訳は、貿易・サービス収支と所得収支と経常移転収支ですが、
上記の場合はこの中で貿易・サービス収支に含まれるんでしょうか?
221 :走る名無しさん:2003/04/08(Tue) 16:57
>>220
see
http://www.ichigobbs.net/cgi/readres.cgi?bo=economy&vi=0696&rs=293&re=298
222 :すりらんか:2003/04/08(Tue) 23:21
>>220
というよりも経常収支の黒字がないと海外への純投資を増大させることが出来ない.
例えば,君が国内資産を手放してアメリカの株を買うとき
・他の日本人から買う
・アメリカ人から買う
というとき,これだけでは資本収支に変化はないことを確認してください(取引が
双方向的な点に注意)
223 :220:2003/04/09(Wed) 17:37
>221
ありがとうございました。

>222

資本収支が経常収支で決定されるのはわかりました。
ただ、ISバランスが経常収支を決定するってのがまだいまいち・・・(涙)

貯蓄超過⇒海外投資増大⇒金利↓⇒通貨↓⇒輸出増⇒経常収支黒字化

といった感じなんでしょうか?
日本の場合、通貨↓とならないのに経常収支が黒字だってことは、
ISバランスからくる通過↓圧力よりも、通貨↑圧力の方が強いからだと思うのですが、
その理由って一体なんなんでしょう。
それでも継続的な経常収支黒字が実現している所以はどこにあるんでしょうか?
224 :cloudy:2003/04/09(Wed) 23:37
>>223
> ISバランスと経常収支の関係
そんな難しい因果関係じゃないですよ。単純な足し算・引き算の話です。
マクロの教科書ならどれでも載ってるでしょ?どんな本を読んだのですか?
225 :走る名無しさん:2003/04/10(Thu) 00:44
>>220
「1分間経済学Q&A」 by 西村先生 をおすすめします。
226 :走る名無しさん:2003/04/11(Fri) 21:18
はぁ
227 :220:2003/04/11(Fri) 22:57
>>224

学部も出てないど素人なんですんません。

クルーグマンとかスティグリッツの啓蒙書を読んで刺激されたのですが、
内容がいまいち理解できなかったもんですから、
スティグリッツのマクロ経済学を買って読みましたが、
あれって教科書とは言わないんでしょーか。

貯蓄超過だから経常黒字なんだっつーのは、
どういう意味なんですかね。

ISバランスと経常収支に因果関係はないんでしょうか?
貯蓄超過だから経常黒字なのでもなく
経常黒字だから貯蓄超過なのでもなく
定義上両者は等しくなるようになっているだけなんでしょうか?

自分はもう退出した方がいいんでしょうか?
228 :220:2003/04/11(Fri) 22:58
>>225

さっそく読んでみます。ありがとうございました。
229 :走る名無しさん:2003/04/11(Fri) 23:03
>>227
君が理解できるぐらい噛み砕いて話すのは
有意義なことですよ。

素人と話す際に、どこがわかりにくいのか
確認できますので。

経常収支+資本収支=0

そして、本の場合外貨備蓄がどんどん溜まってる事を
お忘れなく。
230 :cloudy:2003/04/12(Sat) 00:14
>>227
スティグリッツマクロだと、154ページの「開放経済下における貯蓄・投資の恒等式」
あたりを読んでみてください。

マンキューマクロIだと158ページ「資本と財貨の国際循環」にズバリの説明があります。
スティグリッツは数式少ないので読みやすくはあるんだけどちょっと説明足りないと
感じることもありますね。
231 :monkey:2003/04/12(Sat) 00:48
>>227
ISバランス→経常収支でしょう。
例えば、日本と米国からなる二国モデルを考えてみる。
今、仮に日本が貯蓄超過であり、実際の輸出から輸入を差し引いた経常黒字額よりも大きいとする。
貯蓄超過とは資本収支が赤字であることを意味し、その赤字分に等しいドル需要が存在する。
一方で経常黒字は輸出代金として受け取ったドルのうち輸入代金として使用されなかったぶんであり、資本取引に対するドル供給となる。
したがって、貯蓄超過額>経常黒字であれば、ドル需要>ドル供給であり、名目で円安・ドル高
となる。両国のそれぞれの金融政策が一定であれば、そのもとで両国の物価が決まり、上記のように名目で円安・ドル高が起きれば実質でも円安・ドル高となる。そのため日本の輸出競争力は高まり、米国の輸出競争力は低下するので、日本の対米輸出は増加し、対米輸入は減少する。
かくして日本の経常収支はだんだん大きくなり、最終的には経常収支は貯蓄超過額と等しくなる

とまあ、これは長期的な完全雇用成長経路にあるときの経常収支の決定の話ですが。
誤りがあったらどうぞ指摘してください。
232 :ドラエモン:2003/04/12(Sat) 01:54
>>227

>>231と基本的に同じ意見だが、クー&赤羽vs小宮論争wでの小宮先生の主張は、趨勢的な
経常収支黒字の話であって短期の話じゃあない。意図せざる利潤(非自発的w内部留保)とか
意図せざる家計貯蓄の有る場合には、経常収支から貯蓄投資バランスという因果関係は存在
するわけで。
233 :cloudy:2003/04/13(Sun) 01:45
>>232
そうか、220さんは会計恒等式の話を聞いてたんじゃなかったんですね。

僕は「趨勢的な経常収支」の話は小宮本読んでてよくわからなかったのですが、
事後的な経常収支や資本収支でない、「意図的な」値というのは具体的には
何なんでしょうか。統計データのどこを見ればわかりますか?

たとえば、日本人が手持ちのドルでアメリカの会社の株を買ったら、その取引だけ
見ると会計上の資本収支は変化しないけれど、「意図した日本からアメリカへの投資」
ということになるのですか?そしてそれがいずれアメリカを経常赤字に、日本を黒字に
導くことになる、ということなのかな。
234 :cloudy:2003/04/13(Sun) 03:18
>>233
このスレの前の方ですりらんかさんが説明してましたね。

というわけで>>220さん、まずは会計恒等式を理解しましょう
(事後的な経常収支+資本収支=0)。
しかし恒等式だけにとらわれていると、「日本がアメリカにいくらドルを貸しても
借用書と現金の等価交換にすぎないので、資本収支が赤字になったりしない」
という結論になってしまいます。

そこで次に、外国に金を貸す行為そのものは会計上の資本収支を変化させないけれど、
それが続けばいずれ貸している国の経常収支を黒字化、借りている国の経常収支を
赤字化させ、その結果貸す側の資本収支を赤字にするというメカニズムを理解しましょ
う。これは >>165 等で説明されています。
235 :220:2003/04/13(Sun) 15:16
>>229

>君が理解できるぐらい噛み砕いて話すのは
>有意義なことですよ。

ありがとうございます

>>231

つまり為替レートの変動を通じて事後的に等しくなるということなんでしょうか?
だとすると疑問がわくのは、日本は継続的に円高になっているのに経常黒字なのはなぜでしょうか?
貯蓄超過でなければもっと円高になっていたはずだということでしょうか。

>>232

質問してもいいでしょうか?
機嫌悪くないですか?

>意図せざる利潤(非自発的w内部留保)とか
>意図せざる家計貯蓄の有る場合には、
>経常収支から貯蓄投資バランスという因果関係は存在するわけで。

これをもう少しわかりやすくお願いしたいのですが・・・。

>>234

>というわけで>>220さん、まずは会計恒等式を理解しましょう

(^o^)/ハーイ
教科書嫁の一言で終わりかと思ったのですが
みなさんとても親切で感動しました。
しかしもっと基礎をしっかりやらんとあかんみたいですね。
236 :ドラエモン:2003/04/13(Sun) 15:48
>>235

今、単純化の為に固定相場制を前提とし、さらに国内貯蓄=投資で経常収支がバランスした状態
を想定しましょう。ここで急に外国の景気が良くなって輸出が増えると、それが予見されていな
い場合、急には賃金や雇用は増加せず、見かけ上は生産性の上昇と利潤の急増が生じる。この利
潤は、需要の増加が予想されていない(一時的なものかもしれないと思われている)ために投資
の増加に結びつかず、一方で配当政策が安定配当志向なら、内部留保の急増を結果する。これは
貯蓄の増加である。

こうして、輸出増加の結果として貯蓄超過が生じて経常収支黒字が発生するという因果関係が
成り立つ。しかし、この輸出ブームが恒常的なものと認識されるに従って、利潤は正常水準に
戻り、投資は増加し、配当も増え、雇用と賃金が増加し、家計消費も増加する過程で、経常黒字
は(少なくとも部分的には)解消してゆき、残るのは貯蓄・投資行動で説明できる部分つまり
対外純資産の最適な蓄積経路で必要な経常黒字ということになる。
237 :ドラエモン:2003/04/13(Sun) 16:04
訂正

>一方で配当政策が安定配当志向なら、内部留保の急増を結果する

はミスリード。配当政策というより増加した利潤を「一時的なもの」と家計が見れば
恒常所得ではないから消費は増えず、貯蓄にまわる。どうも、すんません
238 :220:2003/04/13(Sun) 18:09
貯蓄超過額と国際収支表でいうところの経常収支ってピタリと一致するんすかね。
ここんとこですげぇ勘違いしている気がしてきた。
239 :ドラエモン:2003/04/13(Sun) 18:13
>>238

ごく僅かの概念上の差はある。特に、SNA(国民経済計算)体系は物のバランス(貯蓄投資)
と、資金のバランス(資本調達勘定)に結構大きな誤差がある。後者の資金過不足額の国内部門
の合計(海外部門の資金過不足)は、経常収支とほとんど一致する。
240 :220:2003/04/13(Sun) 18:16
>>236

すんごいわかりやすい説明でした。
ありがとうございました。
機嫌悪くなくてよかた
241 :ドラエモン:2003/04/13(Sun) 18:40
>>238

貯蓄投資バランスと資金過不足を整理したものはこれ。
http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/h15-nenpou/5supple/3is/3is_j.html

2001年度を例に取れば、国内経済主体の貯蓄投資差額は7兆2,841億円の貯蓄超過。
理論的にはこれが海外部門の超過の筈だが、実際の値は11兆5,192億円であって約4兆円の
統計上の不突合がある。で国際収支表での経常収支黒字は11兆9,126だから0.4兆円の乖離
ということになる。
242 :走る名無しさん:2003/04/13(Sun) 18:50
システム不調のときはsageで書いた方がいいんじゃねえか?
243 :奇人:2003/04/14(Mon) 14:48
>>223
>日本の場合、通貨↓とならないのに経常収支が黒字だってことは、
>ISバランスからくる通過↓圧力よりも、通貨↑圧力の方が強いからだと思うのですが、
>その理由って一体なんなんでしょう。

経常収支黒字(資本収支赤字)自体が通貨の上昇要因なんだけど。
いく通りかで説明できるけど、二つほど挙げると。

(1)経常収支黒字(資本収支赤字)は、将来における支払いの減少、
受け取りの増加を意味するため、通貨の上昇要因となる。
(2)経常収支赤字(資本収支黒字)は、デフォルト(債務不履行)の
リスクの増加を意味するため、通貨の下落要因となる。相対的に
経常収支黒字は通貨の上昇要因となる。

経常収支黒字(資本収支赤字)は、対外債務の減少、対外債権の増加
なので、将来において、高い確率で、債務による返済、利息等の支払い
の減少、債権による受け取りの増加が起きるであろうことを意味する。
これは、通貨の上昇要因となる。

経常収支赤字(資本収支黒字)は、対外債権の減少、対外債務の
増加なので、長期に渡って経常収支赤字が続き改善が進まなければ、
最終的には対外債務の返済が不可能となり(デフォルト)、通貨は
紙くずとなる。いきなり通貨が紙くずとなるわけではなく、デフォルト
リスクの増加にしたがって通貨は下落する。つまり、経常収支赤字が
続けば通貨は下落する。

経常収支だけで為替レートが決まるわけではないが、経常収支黒字
は通貨の上昇要因であり、経常収支赤字は通貨の下落要因である。


>貯蓄超過⇒海外投資増大⇒金利↓⇒通貨↓⇒輸出増⇒経常収支黒字化

海外投資と金利の因果関係が逆だと思うが。
まあ、これは摩擦抵抗がないと仮定した場合の運動のようなもので、
摩擦抵抗がある現実にすんなり適用できるかと言うと疑問の余地が
いくつかある。
244 :ドラエモン:2003/04/14(Mon) 17:54
つーかねぇ、経常収支黒字(フロー)より外貨建て対外純資産の方が重要というのが普通だ。

外貨建ての対外純資産需要=F(円建て資産収益率、外貨建て資産収益率、期待為替レート変化率)

というような需要関数を考え、期待為替レートの水準を与えて解くと、

為替レート=G(円建て資産収益率、外貨建て資産収益率、外貨建て純資産ストック)

となって、より多い外貨建て資産保有はリスクプレミアムを要求し、現在の円高(将来の為替
水準が所与なら、これからの円安による外貨建て資産の円換算期待収益率の引き上げ)を招く。
そして、経常収支黒字は、外貨建て純資産の増加額そのもの。
245 :奇人:2003/04/15(Tue) 12:30
>>244
>外貨建ての対外純資産需要=F(円建て資産収益率、外貨建て資産収益率、期待為替レート変化率)
>
>というような需要関数を考え、期待為替レートの水準を与えて解くと、
>
>為替レート=G(円建て資産収益率、外貨建て資産収益率、外貨建て純資産ストック)
>
>となって、より多い外貨建て資産保有はリスクプレミアムを要求し、現在の円高(将来の為替
>水準が所与なら、これからの円安による外貨建て資産の円換算期待収益率の引き上げ)を招く。

為替レートの変動リスクがあるから外貨建て資産にはリスクプレミアム
がそもそもあるはずだけど。
外貨建て資産が増えればリスクプレミアムの額も増えるわけで、円高
により、リスクプレミアムの率が変わらなければならない理由には
ならないと思うが。


リスクプレミアムを問題にするなら。
為替レートの変動リスクがあるから、ある程度までの金利差では海外
投資の増減は起きない。ある程度までの価格差では輸出入の増減は
起きない。と見なすことができる。
そういう意味で、 >>243 で、「摩擦抵抗がないと仮定した場合の運動
のようなもので、摩擦抵抗がある現実にすんなり適用できるかと言うと
疑問の余地がいくつかある」と言っている。
246 :奇人:2003/04/15(Tue) 12:31
>>244
>外貨建ての対外純資産需要=F(円建て資産収益率、外貨建て資産収益率、期待為替レート変化率)
>
>というような需要関数を考え、期待為替レートの水準を与えて解くと、
>
>為替レート=G(円建て資産収益率、外貨建て資産収益率、外貨建て純資産ストック)
>
>となって、より多い外貨建て資産保有はリスクプレミアムを要求し、現在の円高(将来の為替
>水準が所与なら、これからの円安による外貨建て資産の円換算期待収益率の引き上げ)を招く。

為替レートの変動リスクがあるから外貨建て資産にはリスクプレミアム
がそもそもあるはずだけど。
外貨建て資産が増えればリスクプレミアムの額も増えるわけで、円高
により、リスクプレミアムの率が変わらなければならない理由には
ならないと思うが。


リスクプレミアムを問題にするなら。
為替レートの変動リスクがあるから、ある程度までの金利差では海外
投資の増減は起きない。ある程度までの価格差では輸出入の増減は
起きない。と見なすことができる。
そういう意味で、 >>243 で、「摩擦抵抗がないと仮定した場合の運動
のようなもので、摩擦抵抗がある現実にすんなり適用できるかと言うと
疑問の余地がいくつかある」と言っている。
247 :ドラエモン:2003/04/15(Tue) 14:37
>奇人 危険回避度ってタームをご存知?
248 :奇人:2003/04/17(Thu) 12:56
>>248
>>奇人 危険回避度ってタームをご存知?

個人毎、企業毎にリスクに対する判断は違うからリスクが
大きくなるとリスクプレミアムの率も大きくなる、と
言いたい?
リスクが小さいうちはリスクプレミアムの率が少なくても
行動する者たちの分だけですむが、リスクが大きくなると
リスクプレミアムの率が大きくないと行動しない者たちの
分が必要になる、と言いたい?

間違いとは思わないが、それがどの程度正しいのか、リスク
プレミアムの率が一定であると近似できないほどなのかは、
個別に検証する必要があり、理論だけで決めつけられるもの
ではないと思うが。リスクプレミアムの率が0.001%向上
しなければならないとしても事実上無視できると思う。


まあ、いずれにしてもストックの変化を考慮すると、「経常
収支黒字は通貨の上昇要因であり、経常収支赤字は通貨の
下落要因である」ということになる。
249 :ドラエモン:2003/04/17(Thu) 13:03
>奇人

>個人毎、企業毎にリスクに対する判断は違うからリスクが
>大きくなるとリスクプレミアムの率も大きくなる、と
>言いたい?

単に「危険回避度」というテクニカルタームをご存知か?と訊いてるだけ。
250 :走る名無しさん:2003/04/18(Fri) 00:36
奇人氏は「危険回避度」というテクニカルタームを知らないの?
251 :走る名無しさん:2003/05/02(Fri) 23:07
>「危険回避度」というテクニカルタームを知らないの?
異端審問?
252 :走る名無しさん:2003/05/02(Fri) 23:13
異端審問って言うやつが異端審問
あなたはニュートンの運動方程式を知っているかとか日本国憲法の3台原則を
知っているかとかそれと同列の質問。
253 :走る名無しさん:2003/05/02(Fri) 23:40
>日本国憲法の3台原則を知っているか
やっべ
254 :走る名無しさん:2003/05/03(Sat) 00:38
>>252

木村竹中の魔女狩り?
255 :走る名無しさん:2003/05/03(Sat) 02:24
奇人氏は「奇人氏は「危険回避度」というテクニカルタームを知らないの?」
という質問が出たら黙っちゃいましたね。
もしも教科書を調べているなら立派だと思うのですが、
今までの経緯から見て新たな知識を勉強する気は全然ないようだ。
256 :走る名無しさん:2003/05/03(Sat) 06:05
経済学にいちゃもんつける人ってそういう人が多いよね。

経済学で恐ろしいのは、一応の地位をもっている人でも、平気でそういうことを
口にするところだな。経済学批判のために経済学を学ぶというのはよく理解でき
ない。
257 :3周年名無しさん:2003/06/11(Wed) 23:55
このスレ全部読んで一応理解できたと思うのでチェックしてください。
(S-I)≡(EX-IM)は会計恒等式である
(どうしても均衡しない部分はIの意図せざる在庫に入れて成立している)
この式のなかの変数のつながりを考えるには調整過程を考える
必要がある。
(日本(貯蓄過剰)Vs世界(貯蓄過小)
為替は固定、資本移動自由、金利固定とする)
貯蓄過剰国は国内で貯蓄が余っているので、それを貯蓄過小の世界に対して
資本輸出する。
(資金流出しているが、資本を輸出した代わりに債権や金融資産を手に入れたので
資本収支は代わらない=資産ポートフォリオの内訳がかわっただけ)
貯蓄過小=投資過剰の世界は、日本からの資本を利用して、
(世界と日本しかないから)日本から輸入する(日本は輸出する)
そのとき、日本は輸出するから経常黒字となる。
同時に代金を受け取るから資本収支は赤字になる。
従って、貯蓄超過=経常収支、経常収支黒=資本収支赤
まとめると(変化はフローが起こすのでフローに変えます)
貯蓄超過が増加して国内に余ってる。
→資本過小の世界に増加した超過分資本輸出
(ポートフォリオ内訳変化で資本収支変化なし)
→輸出された資本が利用されて輸出を要請される
→輸出して(経常黒)代金受け取る(資本収支赤)
→貯蓄超過=資本収支 経常収支黒=資本収支赤となる。
だとおもうのですが
正しいでしょうか?
258 :3周年名無しさん:2003/06/12(Thu) 17:42
>(S-I)≡(EX-IM)は会計恒等式である

SされてんのにIされてないのがあるとしたら、それは資本輸出という形で海外に出ている。
資本輸出は自国通貨を国際市場に供給する行為である。
供給されているということは、貰い手がないと価格が下がっていくことを意味する。
また、価格(為替レート)が下がる場合であっても、それによって需要が供給に追いつくから、事態が収拾するわけだ。
自国通貨が結果どうにかして需要される(超過供給を埋める)ということは、すなわち経常収支がその分増えるということである。
「会計恒等式である」という覚え方よりも、こういうふうに把握してね。

>どうしても均衡しない部分はIの意図せざる在庫に入れて成立している

「Sされた部分」のうち、海外へ向かわなかったものについては全て投資扱いにしている、ということね。
こうしてみると、「意図せざる在庫」は、経済学が学問として成立するために不可欠な概念だといえるね。

>この式のなかの変数のつながりを考えるには調整過程を考える

その「調整過程」にも、無数にパターンがあるはず。
なんとか分類できたとしても、それでアクチュアルな動きを捉えたことにはならないと思うから、俺はそんな徒労に終わりそうなことはよした方がいいんじゃないかと思う。
せっかく一本の数式でまとまってるんだから、それをそのまま使った方が効率いいよ。
259 :258:2003/06/12(Thu) 17:54
あと、>>257のその下の部分は内容的にオッケーだよ。
ただ、先に言ったとおり、ちょっちゅくどいし、現実の全パターンを織り込んだものだともいえない。
「数式は数式のまま見つめよう」を標語にしよう。

さてと、日本の貯蓄超過だけど、それは単に貯蓄率が高すぎて国内で投資するにも使い切れない、と覚えておいていいから。
しかし、「国内で投資しきれない」って、ホントなわけ?
それを裏付ける根拠はないんだし、社会はそもそも、合理的にいって十分な未来への投資をしていないのかもしれない。
そして日本の場合はね(その「投資不足」の問題があるとしてだ)、それは主に、株式投資の不足(88年が適正な水準だった)と、労働分配率の高さの問題なんだ。
あと、プラザ合意による為替レートの特異的な均衡が貯蓄超過を押し広げたところもある(それは暇があったら軽く論じとく)。
では、これで。
260 :3周年名無しさん:2003/06/13(Fri) 21:29
フォローありがとうございました。

>「Sされた部分」のうち、海外へ向かわなかったものについては全て投資扱いにしている、ということね。
はい。これだと、
たとえば、為替リスクを恐れて国内におきっぱなしになってる
ような場合が当てはまるのでしょうか?

>こうしてみると、「意図せざる在庫」は、経済学が学問として成立するために不可欠な概念だといえるね。
意図せざる在庫ですが、
教科書的には、
消費需要と供給がずれて「意図せざる在庫投資」で説明されていますが、
企業の投資の需要と供給がずれて投資財が余ってしまった場合も
「意図せざる在庫」なのでしょうか?

(とりあえず海外を考えない場合)
生産 C80 I20
支出 C80 I10 10の投資財あまり。
分配 C80+S20
「C80+I10+意図せざる在庫=C80+S20」
というように。

あと、
国民総生産の分配面の支出 C+S
国民総支出 C+I
で、調整されて等式に成るのは分かるのですが、
C+S=総供給 C+I=総需要
という説明があったのですがどうなのでしょう?
どうしてC+Sで総供給なのか混乱してます。

需要だと買い手、 供給だと売り手というイメージで
間違ってるのは確かだと思うのですが・・・・・・。

これだけ生産した=供給
これだけ売れた=需要
という需要供給とはちがうんですよね???
261 :3周年名無しさん:2003/06/13(Fri) 21:33
>さてと、日本の貯蓄超過だけど、
>それは単に貯蓄率が高すぎて国内で投資するにも使い切れない、と覚えておいていいから。
はい。

>しかし、「国内で投資しきれない」って、ホントなわけ?
>それを裏付ける根拠はないんだし、
>社会はそもそも、合理的にいって十分な未来への投資をしていないのかもしれない。
>そして日本の場合はね(その「投資不足」の問題があるとしてだ)、
>それは主に、株式投資の不足(88年が適正な水準だった)と、労働分配率の高さの問題なんだ。
たしかフローで考えるわけですから、株式投資されるというのは、
新株発行にお金が向かうわけですよね。
つまり、銀行にいったん滞留してから貸し出されるかどうかきまるのでなく、
家計から直に企業の投資へ結びつくわけですね。
(新株投資も貯蓄に分類されるのでしょうか?)

分配率の高さが問題だと、本来企業の内部に留保されて投資になる資金が
家計の所得にながれて貯蓄になってしまってるのでしょうか?


>プラザ合意による為替レートの特異的な均衡が貯蓄超過を押し広げたところもある
>(それは暇があったら軽く論じとく)。
>では、これで。
なにとぞよろしくおねがいします。
262 :名無しさんの冒険:2006/02/12(Sun) 22:53
mundell-flemingモデルについての説明を詳しく教えているページがあったら教えてください・・
お願いします。
263 :名無しさんの冒険:2006/02/12(Sun) 23:48
>>262
マクロの教科書に載ってる説明じゃ足りない?
264 :名無しさんの冒険:2006/02/13(Mon) 00:27
>>267
書き込みどうもです。
資料が何もなくて。。明日までには理解しないといけなくて困ってます。。
マクロの教科書で検索してみてチャレンジしてみます・(*ノд`*)・
265 :名無しさんの冒険:2006/02/13(Mon) 00:54
ttp://www.nikkei.co.jp/neteye5/tamura/index.html

基軸通貨ドルへの円の依存、従属の裏返しであり、ドルによる世界支配
266 :銅鑼衣紋:2006/02/13(Mon) 10:30 ◆va4qsJNk0c
>>262

これからはgoogleで検索してから質問してね。
267 :名無しさんの冒険:2006/02/15(Wed) 01:23
>>265
奇怪な記事。
中国の外貨準備のうちドルは50%もないよ。
268 :名無しさんの冒険:2006/05/05(Fri) 16:16
「余剰ドルの偏在が世界経済の波乱要因となりうる時代に、すでに、入りつつある」
http://red.ap.teacup.com/sekiseimarx/
269 :名無しさんの冒険:2006/05/05(Fri) 16:37
波乱といっても緩くドル安になるだけじゃないの?
270 :名無しさんの冒険:2006/05/05(Fri) 16:39
>>267
http://interceptor.blog13.fc2.com/blog-entry-408.html
   ↑
ここでは「中国は外貨準備高の60-70%を米国債を中心とするドル建て資産で運用している」
って書いてるんだけど、どこを見れば正確なことが分かりますか?
271 :名無しさんの冒険:2006/05/05(Fri) 17:10
>>269
268のブログ記事は世界インフレの時代が訪れつつあると言ってると思うのだが。
272 :名無しさんの冒険:2006/05/06(Sat) 04:27
うーん…
273 :名無しさんの冒険:2006/05/06(Sat) 11:16
素人の糞ブログの自己宣伝かな。それとも、叩いて欲しいんかな?
「成長著しいBRICs諸国に世界のカネとモノが流れ込んで、さらなる成長を促進している」
外貨準備高が著しく増えてる中国は資本赤字・貿易黒字だろ。資本は流出してるしモノも輸出超過。基本的な経済知識がないことがこれだけでわかる。

>>271
日本を除けば先進国はずっとマイルドインフレだろ。
インタゲを採用してる(米国以外)・採用しそう(米国)な以上、今後もマイルドインフレのまま。日本の金が「還流してくる」とか「過剰流動性」いうやつはまずトンデモ。
274 :名無しさんの冒険:2006/05/08(Mon) 14:01
キャリートレードって、つまりは二国間の実質金利差にベットする投機戦略でしょ?
問題は為替の絶対的な水準じゃなくて、投資期間における為替の変化率だよね。
275 :ドラエモン:2006/05/08(Mon) 14:21 ◆va4qsJNk0c
しかし、つい1年かそこら前には「世界デフレは不可避」だなんて言ってた人が多いわけ
だが、いつの間にか「世界インフレは不可避」だもんなぁ。少しは物を考えれば良いのに。
276 :名無しさんの冒険:2006/05/08(Mon) 16:11
マル経の人って、みんな「ドルのタレ流し⇒世界インフレで資本主義破綻」みたいなこと言って
ませんでした?
やっぱりマル経=トンデモ?
277 :ドラエモン:2006/05/08(Mon) 16:22 ◆va4qsJNk0c
いやあ、昔の○型は遙かに賢くて、戦後資本主義は本来なら破綻しているべき段階まで
発展しながらも、ケインズやフィッシャーの奸智に長けた政策を体制にビルドインして
恒久的インフレ経済に転換し、余命をつないでいると言ってたのだよ。当然、デフレが
起これば経済危機が再燃するのはそこから導かれる帰結だわな。

で、○型の立場?からすれば、デフレが起こったのは遂に日本主義の実体が明らかに
なったわけで、社会主義革命が起こる絶好の機会だったはず。残念なのは(笑)、
デフレの起こった瞬間に社会主義国の大部分が消滅したことだわなぁ・・・

別の可能な解釈は、恒常的インフレ経済が資本主義を延命しているのは、それが搾取を
強化し資本の有機的構成の高度化により低下しなきゃならんはずの利潤率を押し上げて
いるのだがら、デフレは論理的には搾取率の低下を意味し、労働者・人民による資本家
に対する収奪を可能にしたというところだろう。この筋からすると、デフレマンセーと
いう結論になる。確かに現金もってるが、土地や株を持ってる資本家・プチブルはデフレ
で大打撃をうけたので「収奪者が収奪される」日がやってきたのかもしれん。残念なのは
結局は低所得労働者が失業というもっとも過酷な現実に直面しなきゃならなかったこと。

結局、駄目な経済学をいくら掻き回しても、駄目な結論しか出てこないということじゃ
ないのかね。
278 :ドラエモン:2006/05/08(Mon) 16:32 ◆va4qsJNk0c
>>277

× 日本主義の実体
○ 資本主義の実態
279 :ドラエモン:2006/05/08(Mon) 16:34 ◆va4qsJNk0c
>>277

× 確かに現金もってるが、土地や株を持ってる資本家・プチブルは
○ 確かに現金もってるが土地や株は持っていない労働者がデフレで得をし、持ってる資本家・プチブルは
280 :BUNTEN:2006/05/08(Mon) 20:48 ◆AJjh6nwp8w
>>277

>デフレが起これば

つか、インフレ・デフレのメカニズムを解明した「ケインズやフィッシャーの奸智に長けた政策を体制にビルドインして恒久的インフレ経済に転換し、余命をつな」ぐことが可能になったはずなわけで、にもかかわらずデフレにしてしまう某国中銀はアホちゃうか、というお話では?

幸か不幸か○方面からそーゆーツッコミは…俺がしてることになるのか? (嘘)
281 :ドラエモン:2006/05/08(Mon) 21:15 ◆giBWulmBYE
>BUNTEN同志@>>280

いや、金融資本の走狗あるいは本丸に見える防虫吟は、実はプロレタリアート解放の前衛で
腐敗したケインジアン独占資本主義を体制内から破壊する、真の構造改革の旗手だとか(爆
282 :名無しさんの冒険:2006/05/08(Mon) 21:27
実際はリフレ派の内ゲバでリフレ穏健派の防虫吟を粛清しようと息巻いている連中が
ネットで過激なことを言って、連合赤軍しているだけでしょ。
どっちももはやリフレ派なんだから、ネットでリフレ派と名乗る山籠もりの人たちの
ばらつきの方が、日銀対リフレ派の構図よりももっと大きいと思うが。
283 :ドラエモン:2006/05/08(Mon) 21:56 ◆giBWulmBYE
リフレ穏健派ってのは、経コラ的チープマネー派ではなく国債買いオペによるリフレを
主張し、財政支出も統合政府レベルで水準維持程度に押さえるという僕のことでしょう?
ゲゼル深尾とか、債務放棄&強制資本注入ザモデルとか、過激派が多いからねぇ。
284 :すりらんか:2006/05/08(Mon) 23:38 ◆G3b0eLLP4o
いまや「インタゲ」は穏健派らしいですからw<公社債情報
その意味では銅鑼殿とここに来たころとは隔世の感ではある.
285 :名無しさんの冒険:2006/05/09(Tue) 02:23
2006.5.16
週刊エコノミスト
インフレ・デフレは通貨現象 日銀は責任ある政策を
浜田宏一
野口旭「エコノミストたちの歪んだ水晶玉」
「日本経済は、デフレが貨幣的現象であることに目覚めた当局が、金融政策を主眼とす
る需要喚起政策をとることで蘇生したという野口氏の論旨は、きわめて説得力に富む。
」
「ただ、野口氏の、不良債権問題は不況の原因ではなかったとか、構造問題も不況には
関係なく、マクロ需要不足を解消した政策だけが有効だったなどという極端な主張にま
ではついていけない。」

浜田先生は野口氏を過激派といっていますな
286 :ドラエモン:2006/05/09(Tue) 11:42 ◆va4qsJNk0c
浜田先生はイエールにお帰りになって日本のトンデモから身を避けると本来の穏健派に
戻るのは有名。もともと、この方は「論理的可能性を考え抜くのが経済学者の使命」と
いう、確かに学問の王道を行く方だから。

ところが、日本に帰ってきて防虫吟とか罪武昭とかのトンデモを聞いてると切れちゃって
過激派(w)の儂から見ても「そこまで言うかw」というくらい言っちゃうのよね。
2003年の明大での特別講演なんか、聞いててハラハラするほどだったらしい。

「価格上昇は必ず需要を減少させる」と野口さんが言えば、当然ながら本来の浜田先生
は「でもギッフェン財もあるし、その価格上昇が恒常的か一時的かによって効果は違う
のであって、そうした断言にはついていけない」といってるようなもんだな。

池尾さんのコンテスタブルマーケットによる輸入デフレ説を批判した岩菊氏の爆撃に
対しても、堀さんとわざわざ論文書いて「場合によっては輸入デフレも起こりうる」と
言ってたしね。

これ、趣味の問題。そもそも事実として不良債権処理が景気回復を引き起こす経路の
はずの銀行貸し出しの増加は、回復開始の2002年から3年後に起こっているわけで
自他共に過激派である儂が2000年頃ここで散々主張していた通りになっとるしね。
287 :名無しさんの冒険:2006/05/12(Fri) 01:41
やっぱり世界インフレがやって来るぞ。
http://red.ap.teacup.com/sekiseimarx/
288 :名無しさんの冒険:2006/05/12(Fri) 08:27
>>287
へえ。そりゃ日本にとってはありがたいことだね。
289 :名無しさんの冒険:2006/05/12(Fri) 08:37
>>288
返しオモロくてコーヒーふいたじゃん
330 :名無しさんの冒険:2006/05/27(Sat) 11:49
香港と香港以外の中国が別の経済主体として扱われてるように、
ニューヨーク市とそれ以外の米国全体を別に扱えば、
ニューヨーク以外の米国は大幅な貿易黒字になって、貿易問題は
「解決」するとクルーグマンが書いてましたね。
331 :名無しさんの冒険:2006/05/30(Tue) 06:10
アメリカの“双子の赤字”について
http://red.ap.teacup.com/sekiseimarx/
352 :名無しさんの冒険:2006/07/14(Fri) 23:38
>>348
短期だと金利引下げは経常黒字を増やしましたっけ?
353 :名無しさんの冒険:2006/07/14(Fri) 23:57
>>348 通貨安で輸出が増えるんだろ・・・
354 :名無しさんの冒険:2006/07/18(Tue) 09:42
>>351-353
で、
・貿易黒字は景気にとってよいことである
・マンデル=フレミングモデルは間違いである
のどちらなんでしょうか?
355 :ドラエモン:2006/07/18(Tue) 09:45 ◆va4qsJNk0c
>>354 黒字自体ではなく、輸出増加は景気刺激的。
356 :名無しさんの冒険:2006/07/19(Wed) 13:21
黒字が増える≠輸出が増える
通貨安で輸出(外需)が増えれば、需要不足解消に貢献するが
それが黒字に直結するわけでわ無い。
貿易は黒字でも、資本が赤字になるので。
最終的にも黒字ならば、通貨高になってしまう。
357 :名無しさんの冒険:2006/07/19(Wed) 13:48
>>356
> 貿易は黒字でも、資本が赤字になるので。
> 最終的にも黒字ならば、通貨高になってしまう。
意味が分かりません。
・通貨安で輸出が増えて輸入が減ったとき、経常収支黒字が増えない場合があるんですか?
・貿易(経常収支)が黒字なら資本収支が赤字なのは当たり前だと思いますが、他の場合があるんですか?
・貿易が黒字だと、マネーサプライにかかわらず通貨高になっちゃうんですか?
358 :名無しさんの冒険:2006/07/19(Wed) 23:48
>貿易(経常収支)が黒字なら資本収支が赤字なのは当たり前だと思いますが

経常収支が黒字なら、資本収支が赤字ってあたりまえ?
(経常収支+資本収支=0)って?
そうじゃないでしょ。
359 :名無しさんの冒険:2006/07/20(Thu) 00:17
>>358
経常収支+資本収支(含む外貨準備増減)=0
ですよ。あ、誤差脱漏はありますが。
360 :名無しさんの冒険:2006/07/20(Thu) 00:28
>>359
(含む外貨準備増減)でしょ。
外貨準備が増減して、初めて0になるわけですよ。

外貨準備を増減させない場合、為替が変動するわけですよ。
361 :cloudy:2006/07/20(Thu) 00:34 ◆zDdVtKDoo6
>>360
外貨準備が変化なしなら、外貨準備増減=0ですから、
経常収支+(狭義の)資本収支=0
となります。

一度このスレを1から全部読んでみてください。同じような質問と答に満ちていますので。
362 :名無しさんの冒険:2006/07/20(Thu) 00:52
>>361
×経常収支+(狭義の)資本収支=0
○経常収支+資本収支+外貨準備増減=0

でしょう。

んで。

経常収支+資本収支=外貨準備増減

でしょう。

外貨準備増減で調節しないような場合を考えたら?
363 :cloudy:2006/07/20(Thu) 01:04 ◆zDdVtKDoo6
なんか変な人が来ちゃったみたいですね。私は退散します。
364 :名無しさんの冒険:2006/07/20(Thu) 01:09
>>18: Eb_D  2003/01/12(Sun) 16:09
国際マクロ経済学の基本モデルと呼ばれるMundell-Flemingモデルに基づいて説明すれば、
貯蓄は資金の供給、投資は資金の需要ですから、国内で貯蓄が投資を上回る投資超過状態
となっているとき、国内では資金の供給超過となっています。資金が供給超過となれば、
資金の「値段」であるところの金利(利子率)が下がります。国際的に資金の移動が自由
であれば、自国(日本)の金利が世界金利より下がりそうになると、投資家がより高い
収益率を求めて日本から外国へ資金を移動させます。日本から外国へ資金が出て行けば、
資本収支は赤字化します(赤字といっても「損」ではなく、日本が外国へ資金を貸せば
赤字化します)。この資金の移動にともなって、国際金融市場(外国為替市場)では
自国通貨(円)が手放され、外国通貨(例えば,ドル)が買われます。つまり、円安・
ドル高が進みます。Jカーブ効果など無視すれば、円安・ドル高は輸出に有利・輸入に
不利に働きますから、経常収支(貿易収支)は黒字化します。

以上をまとめると、「国内の貯蓄超過-->国内の金利に低下圧力-->日本から外国
への資本(資金)流出=資本収支の赤字化-->円安・ドル高-->輸出増加・輸入減少
=経常収支の黒字化」となり、最初と最後だけ取り出せば、

  「貯蓄超過-->経常収支黒字」

ってことですよ。
365 :名無しさんの冒険:2006/07/20(Thu) 01:13
>>363
等式ですとしか説明できないなら、退散しててください。

>>364
最終的には、そうゆうことです。
366 :357:2006/07/20(Thu) 14:37 ◆MtB/CfIVdE
外貨準備増減なんて、政府部門の資本収支を便宜上わけてあるだけだと思いますが、
まあ、じゃあ >>356が「通貨安で輸出(外需)が増えれば、需要不足解消に貢献するが
それが黒字に直結するわけでわ無い。
貿易は黒字でも、資本が赤字になるので。」と言ってるのは、
「通貨安で輸出が増えるときには資本が赤字になるが、それ以外の時には外貨準備
高増減のために資本が赤字にならない。」という意味だとしましょう。
それでもやっぱり理由が分かりませんね。

他の2点についてはいかがですか。

>・通貨安で輸出が増えて輸入が減ったとき、経常収支黒字が増えない場合があるんですか?
>・貿易が黒字だと、マネーサプライにかかわらず通貨高になっちゃうんですか?
367 :名無しさんの冒険:2006/07/21(Fri) 01:18
>・通貨安で輸出が増えて輸入が減ったとき、経常収支黒字が増えない場合があるんですか?
>・貿易が黒字だと、マネーサプライにかかわらず通貨高になっちゃうんですか?
無いよ。よく読んでみ、輸出が増えれば経常黒字が増えるけど
(経常収支+資本収支)の合計が黒字になるわけじゃないって言いたかっただけ。
それが「最終的にも黒字(+)ならば」って部分。

そんで、その黒字の分だけ為替介入しないと、為替で調整されるって事。

簡単に言えば

貿易黒字が増えると、その分の資本赤字を必要、さもなくば為替により調整される。
そこで、為替に介入(外貨準備増)すると為替の調整を回避できる。
これが、最近の中国の行動。


そして、為替介入の原資を中央銀行に引き受けさせると結果として金融緩和を伴う。
368 :名無しさんの冒険:2006/07/21(Fri) 11:45
>>367
為替介入するかどうかなんて関係なく、マネーサプライによって為替レートは
決まるのではないですか?

中国は資本移動の自由が無いので違いますが、M=Fモデルは資本移動が自由
という前提なので、金融政策と為替レートの操作を独立して行うことはできません。
単に金融緩和すれば為替レートも動くので、介入とか外貨準備高とかを考える
必要は無いでしょう。(資本収支+外貨準備増減)を広義の資本収支と考えて
差し支えないのでは?
369 :名無しさんの冒険:2006/07/21(Fri) 13:01
鶏と卵で意味としては同じ
資本移動の自由がなくても、最終的に結果は、同じ
370 :名無しさんの冒険:2006/07/21(Fri) 15:38
>>369
> 最終的に結果は、同じ
ってのは、結局「金融緩和すれば輸出が増えて、経常収支も最終的には
黒字が増えて、景気がよくなる」ってことでよいですか。

中国の金融政策がそれほど緩和的でありつづけてたとも思いませんが。
371 :名無しさんの冒険:2006/07/21(Fri) 16:43
>>370

その解釈で大正解です。

中国は、非常に緩和的な政策を続けてきた
それと同じだけの生産性拡大をしてた

だから高度成長が可能になったわけ



生産だけ増やしてたら、すぐにデフレ不況ですよ。

だから中国が為替介入(金融緩和)やめたら、すぐにデフレです。
他の手段で、金融緩和しない限りね。
372 :名無しさんの冒険:2006/07/21(Fri) 18:28
>>371
ようするに為替介入で通貨安→経常黒字→経済成長とおっしゃりたいのでしょうか。
重商主義そのままの発想に見えますが。

じゃあ、なぜアメリカや韓国は経常収支赤字なのに日本より高い経済成長を続けて
いるのでしょうか?
373 :名無しさんの冒険:2006/07/21(Fri) 19:51
>>372

違う、供給>需要なら、金融緩和(為替介入でも可)って事

アメリカとかは、供給<需要 だから違う。
374 :名無しさんの冒険:2006/07/21(Fri) 20:21
>>373
> アメリカとかは、供給<需要 だから違う。

えーと、供給と需要は事後的には均衡してますよね。

潜在成長率以上の成長をしているという意味?
だったら、それは、昨年来の利上げ局面だけの話を言ってるのでしょうか?

アメリカの経常収支赤字はもう20年以上つづいてるし、ほとんどずっと
実質3%以上の成長をつづけてるのですが?
375 :名無しさんの冒険:2006/07/21(Fri) 21:19
>>374
アメリカは慢性的に供給が足らない。
そのぶん日本が生産している。

日本とアメリカをトータルで見ればわかる。

貿易の額から最近だと、中国も含める必要があるだろう。


だから別に、経常収支が黒字がいいとか
赤字だから悪いとかじゃない。


成長するには、需要と供給を共に上げる必要があり
需要不足なら金融緩和して成長するし
供給不足なら生産性向上したら成長するってだけ
376 :名無しさんの冒険:2006/07/22(Sat) 13:16
なんだ、PKかよ。まじめに相手して損した。
377 :名無しさんの冒険:2006/07/22(Sat) 14:51
>>375

なかなか分かりやすいね。
今も需要不足の日本が利上げって意味分からんな。
378 :名無しさんの冒険:2006/07/22(Sat) 21:22
>>375
ほんとにそういうトンデモ思考はいい加減やめろよ、PK。
379 :名無しさんの冒険:2006/07/23(Sun) 21:38
>>378
歌舞かお前 w
380 :名無しさんの冒険:2006/07/23(Sun) 21:41
違う、お前を討伐するチーム、名づけて「うんこちんちん隊」だw
381 :名無しさんの冒険:2006/07/26(Wed) 21:47
>>337
日本の厨王銀行総裁が、キチガイだから
449 :名無しさんの冒険:2007/03/14(Wed) 21:26
>>444
>公的部門をどのように定義するのか。

日銀郵貯簡保社会保障基金(年金積立金)など。

>郵貯に利子を払わない,日銀に利子を払わないということを前提に6割の数字を出しいるのでしょうが・・・。

日銀の利益は国庫に納められる。郵貯簡保の株主は国。これの利益も国に還流する。もちろん預金者に払う分もあるが銀行であれ郵貯であれ一部は税金でピンはねすることになる。公的年金の積立金で国債買った分だって利払いが増えれば国の資産も増えるだけ。払わないと言ってるわけではなくて、国債利払いの半分以上が政府が政府自身に払うような形になってると言いたいわけだ。プライマリーバランスだって政府全体で見ればすでに黒字だし。

>そもそも,利子の支払が必要とされずファイナンスが行われる状況で,国債の発行が必要なのか考えてみて下さい。

将来インフレ抑制するときに売りオペが可能となる。日銀が札刷ってばら撒かくだけだとあとで貨幣量調節がやりにくい。単に帳簿上でわかりやすくするためでしょ。
最近は利上げしちゃったみたいだけど。
450 :名無しさんの冒険:2007/03/14(Wed) 21:40
どうでもよいが、郵貯は公的部門じゃなくて金融仲介部門だぞ。
451 :名無しさんの冒険:2007/03/14(Wed) 22:09
郵貯も公的部門に分類されてるはずでは?
財務省とかの統計では政府の中に含めてあったし。
452 :名無しさんの冒険:2007/03/15(Thu) 00:48
>>451
つ http://www.boj.or.jp/type/exp/stat/faqsj.htm#1-08

真ん中の預金取り扱い部門の中に郵貯が含まれています。
453 :名無しさんの冒険:2007/03/15(Thu) 03:07
年金も真ん中(金融仲介部門)の中段の「保険・年金基金」の部門に含まれている。
資金循環統計の内訳を見ていくと、「うち公的年金」という表がある。
それによれば、公的年金の純資産は200兆円以上計上済みである。

これを政府の資産450兆円の内数になっているとか言うやつがいるから呆れる。
454 :名無しさんの冒険:2007/03/15(Thu) 06:48
土居がまたでてきてるのかよw
455 :名無しさんの冒険:2007/03/15(Thu) 21:47
>>452

郵貯が金融仲介機能があるから公的部門に含まれないとみなすのはおかしいでしょ。
http://www.mof.go.jp/jouhou/kokusai/saimukanri/2004/saimu02b_10.pdf
http://www.mof.go.jp/singikai/saimukanri/tosin/ksk151125_s07.pdf
財務省の資料では政府などに含まれてるし公的部門とみなしてる。郵貯の利益が増えれば国の利益になるわけで国の財政見る上では民間銀行と同じ扱いには出来んでしょ。

>>453

政府の資産に含めるのは当然だろう。年金積立金の運用益で資産が増えるほど将来負担が減る。国債の利子があがっても年金積立金の運用益も上がるわけで。財政を考える場合民間が持ってる分だけ気にすればよい。たとえば、全国債を公的年金部門が保有してる場合、国債の利息が上がったら将来負担が増えると言えるか?
公的年金で国債買うのは社会保険料の一般財源化(&将来税収を年金財源化)でしかない。こんな帳簿上の存在は実体経済に影響ないでしょ。全ての国税収入を一般会計の財源から年金の特別会計の財源に変えて、特別会計の剰余金で買った国債を一般会計の財源にするという行為を毎年繰り返して政府債務を増やし続けた場合財政が破綻すると思う?
456 :名無しさんの冒険:2007/03/15(Thu) 23:21
経済学として、公的かどうかと

法的に、公的かどうかは

違います。
457 :名無しさんの冒険:2007/03/16(Fri) 03:10
>>455
郵貯は、「金融仲介機能がある」というレベルではなく、
存在自体が金融仲介機能そのものです。
年金も基金として存在しており、金融仲介機能そのものです。

公的・私的部門は縦軸。資産・仲介・負債は横軸。>>452の図の
ように整理すれば、金融仲介部門と公的部門を同一レベルで論じる
事自体がナンセンスであるとおわかりいただけるのではないかと
思うのですが。

>郵貯の利益が増えれば国の利益になるわけで国の財政見る上では民間銀行と同じ扱いには出来んでしょ。

へ?政府が優先株を持っていた時期のりそな銀行は公的部門になるのですか?
日本興行銀行は、みずほ銀行になって、公的部門から外れたのですか?

違うでしょ。預かり金会計は金融仲介部門で、歳入・歳出、収入・支出に該当
するものが公的部門でしょ。

>政府の資産に含めるのは当然だろう。

という事は、政府の金融資産は年金分をいれて700兆円という事になります。
純負債は150兆円ほどにまで低下して、GDP比で30%程度になります。
つまり、日本は財政規律がとれた財政優良国家という事になりますね。
458 :名無しさんの冒険:2007/03/16(Fri) 04:04
最新のデータではないけれど、国のバランスシートについてはここを見よう。
http://www.mof.go.jp/jouhou/syukei/fs/1808.htm

平成16年度 連結貸借対照表 (郵貯、年金債務等をすべて含む)
http://www.mof.go.jp/jouhou/syukei/fs/1808_01c.pdf

金融資産以外の国有財産(不動産など)が資産に含まれているので、
金融資産だけで見たければそのへんをさっぴくこと。

国際比較する際は、他国のデータには年金債務などは含まれていないのでそこのとこ注意。
459 :名無しさんの冒険:2007/03/16(Fri) 20:50
>>457
>へ?政府が優先株を持っていた時期のりそな銀行は公的部門になるのですか?
>日本興行銀行は、みずほ銀行になって、公的部門から外れたのですか?

国が全株持ってたのならそうとららえたほうがいいのでは?国有時に利益が上がれば国が売るとき株の売却益が増えるでしょ。将来民営化されるかもしれないとしても国営企業は公的部門に含めて何の支障もない。たとえば上場企業の株を国が全部買い占めた場合上場企業が利益を上げても国の財政には何の関係もないとみなすのが正常といえる?

>預かり金会計は金融仲介部門で、歳入・歳出、収入・支出に該当するものが公的部門でしょ。

じゃあなぜ財務省は郵貯簡保年金も公的部門に含めてるの?
それに金融仲介部門だと公的部門にならないともいえないでしょ。両方の性質があると捉えるのは駄目か?

>つまり、日本は財政規律がとれた財政優良国家という事になりますね。

そういうこと。そもそもデフレの癖に財政規律を気にするほうがおかしい。まだまだ謝金が少なすぎるからデフレが終わらない。使い道は熟慮すべきだが財政赤字を減らすべきじゃない。
460 :名無しさんの冒険:2007/03/17(Sat) 02:27
>国が全株持ってたのならそうとららえたほうがいいのでは?国有時に利益が上がれば国が売るとき株の売却益が増えるでしょ。

営利を考えたら、公的部門とはいえませんね。
というか、君は多分、財政投融資が民間部門だと知ったらショックを受けるだろうな。

>じゃあなぜ財務省は郵貯簡保年金も公的部門に含めてるの?

あのさ、国の貸借対照表なんて、国際的にオーソライズされていない
とりあえず作れとうるさい奴が多いから作ってみましたなんてのを
持ち出して何が言いたいのかわからん。

それとな、郵貯と簡保と年金にはな。制度を動かしている連中がいるんだ。
連中の費用は公的部門だ。

これらは良い悪いの問題じゃなくて、そういう統計にすることをBISやIMF
みたいないろいろな国際機関で決めているってことだよ。
461 :名無しさんの冒険:2007/03/17(Sat) 08:21
>>460
>営利を考えたら、公的部門とはいえませんね。
>というか、君は多分、財政投融資が民間部門だと知ったらショックを受けるだろうな。

財務省は財投も公的部門に分類してるはずでは?
それに運用益が国の利益になるなら公的部門とみなすほうがいいでしょ。
利益を考えたら公的でないというのはあなたの価値観の問題でしょ。国営企業でも特別会計でも利益が上がったりするのが現実。

>とりあえず作れとうるさい奴が多いから作ってみましたなんてのを
持ち出して何が言いたいのかわからん。

だから公的部門とみなしてもおかしくないだろって言いたいんだが。

>それとな、郵貯と簡保と年金にはな。制度を動かしている連中がいるんだ。連中の費用は公的部門だ。

別に制度を動かしてる連中がいないとは言ってないんだけど。何を言いたいのかわからん。費用も公的負担で利益黙認ものならやっぱっり政府の一機関とみなすほうが妥当では?
462 :名無しさんの冒険:2007/03/17(Sat) 09:49
「法的に」公的かなんて、この文脈ではどうでもいい話。あんまり話をそらすのはやめよう。
要は、経済的に政府と一体とみなすべきかどうか。

国債を持ってる部門が日銀・一般政府と一蓮托生なら、それは実質的に債務とはいえない。
463 :名無しさんの冒険:2007/03/17(Sat) 11:22
もともとの話はインフレになると利払いが膨れ上がって大変になるって事への反論だったし。
国に全株保有されてる銀行が国債100%持ってる場合考えるとわかりやすい。
国債の利息がどれだけ巨額でも実質的な利払いは税引き後の預金利息。銀行の利益は株配当という形で国庫へ行く。
この場合ドーマーの定理も国債利息でなく預金利息で見ないと正確にならないはず。
日銀が保有してる場合は全部国に還流するけどこの場合は預金利息分は還流しないから日銀保有の場合と民間銀行保有の場合の中間的なものと捉えたほうがいいかも知れんけど。
国営銀行の場合は国債利息が上がれば預金利息も上がるだろうけど、公的年金の場合は運用益が増えても年金給付は増えないから、政府と一体とみなせそう。
でも国債利息が増える場合はインフレだろうから年金給付も社会保険料も増えるので単純にはいえないか。預金利息は長期金利より短期で決まってるから、国債金利があがっても預金利子が増えるともいえないし。
464 :名無しさんの冒険:2007/07/23(Mon) 20:46
貿易収支の黒字と貯蓄、投資の関係について教えていただけませんか?
面倒だとは思いますがよろしくお願いします。
465 :名無しさんの冒険:2007/07/23(Mon) 21:43
>>464
このスレを最初から読んで、まだ理解できないところがあったら
どこが理解できないか教えて。
466 :名無しさんの冒険:2007/07/23(Mon) 22:30
このスレを見てわからないことがいくつかあるので、教えてもらえると助かります。
経常収支=所得ー支出の所得とは国民所得のことでいいのでしょうか?
あと、貿易収支の黒字は経済収支の黒字と同じと考えていいのでしょうか?
説明よろしくお願いします。
467 :名無しさんの冒険:2007/07/23(Mon) 23:01
>経常収支=所得ー支出の所得とは国民所得のことでいいのでしょうか?

かつてよく使われた国民総所得(GNP)のかわりに、最近は国内総所得(GDP)を
使うことが多いです。「世界中に住む日本人の経済活動」ではなく「日本国内
の経済活動」を主に対象にしているわけですね。

>あと、貿易収支の黒字は経済収支の黒字と同じと考えていいのでしょうか?

経常収支には、貿易収支のほかにサービス収支・所得収支・経常移転収支を
含みます。(それぞれの説明は、たとえばwikipedia参照)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E5%8F%8E%E6%94%AF%E7%B5%B1%E8%A8%88

ここ数年は、貿易収支の黒字より所得収支の黒字の方が大きくなっています。
468 :名無しさんの冒険:2007/07/23(Mon) 23:11
>>467
説明ありがとうございます。
あと2つ質問いいでしょうか?
貿易収支の求め方は、経常収支の求め方とは違うのでしょうか?
違う場合、求め方も説明してもらえると助かります。
あと、貿易収支を減らすと、国民貯蓄が増えると友達から聞いたのですが
これは、あっているでしょうか?
質問ばかりで面倒おかけしますが、よろしくお願いします。
469 :名無しさんの冒険:2007/07/24(Tue) 10:13
>貿易収支の求め方は、経常収支の求め方とは違うのでしょうか?
「違う」というか、貿易収支・サービス収支・所得収支・経常移転収支を求めて
合計すると経常収支になるんだけど。

>貿易収支を減らすと、国民貯蓄が増える

合ってません。このスレにも書いてあるしwikipediaにも書いてあるけど、
国内貯蓄-国内投資=経常収支
で、
・貿易収支でなくて、関係あるのは経常収支だから違う。
・経常収支が減ると、貯蓄が(投資と比べて)減るから逆。
・因果関係としては、貯蓄と投資→経常収支の方向だから逆。
470 :名無しさんの冒険:2007/07/24(Tue) 20:35
>>469
とてもよく理解できました。
説明ありがとうございました。
471 :名無しさんの冒険:2007/07/28(Sat) 05:28
>>469
>因果関係としては、貯蓄と投資→経常収支の方向だから逆
多くの経済学者がそう信じているようだけど、それは間違い。論理的に成り立たない。
472 :ドラエモン:2007/07/28(Sat) 11:15 ◆va4qsJNk0c
>>471

多くの経済学者は、長期的には、貯蓄投資行動が経常収支とは関係ないから、因果関係は
ISからBPだと考えているが、短期的つまり有効需要の原理が作用するような期間では、
主に意図せざる貯蓄の変化を通じて、BPからISへの因果関係が存在することを否定はして
いないがねぇ。

で、どこが論理的に成り立たないわけ???
473 :名無しさんの冒険:2007/07/28(Sat) 14:04
経常収支が赤字でも別に問題ない?
474 :ドラエモン:2007/07/28(Sat) 15:45 ◆va4qsJNk0c
>>473

変動相場制では原則的にそうです。経常収支の累積額とは純国民金融資産ですから、あれば
それなりに役立つが、国際金融市場で借り入れ制約がなければ不要な物であり、より投資収益
率が高ければ実物資産を保有した方が良いでしょう。
475 :名無しさんの冒険:2007/07/28(Sat) 16:42
>国際金融市場で借り入れ制約がなければ不要な物であり

これは、具体例で言うと今のアメリカは日本とか中国とかが米国債をどんどん買ってくれるから
経常収支が赤字でも問題ないということでいいんですか?

>より投資収益率が高ければ実物資産を保有した方が良いでしょう。

というのは、日本が利回り5%の米国債買う金で日本にトヨタの工場作れば5%以上のリターンが
期待できるならそっちに金使った方がいい(その代わり経常収支の黒字が減る)
という意味でしょうか
476 :名無しさんの冒険:2007/07/28(Sat) 16:43
なんか日本語が変だ・・・
477 :ドラエモン:2007/07/28(Sat) 17:20 ◆va4qsJNk0c
>>475

要するに、経常収支赤字というのは国際金融市場からの借り入れですから、貸し手に満足ので
きる収益(金利や配当)を払って行けるなら別にネットの借り入れ国であっても困らないわけ。
確か、カナダとかオーストラリアは建国以来の経常収支赤字国だとかいう話ですが、別に破綻
してない。企業を考えれば分かりますが、企業は原則的に株式を含め「余所から」の資金を取り
続けていますが、ちゃんと利子・配当を払えて成長が続いていれば破綻しませんよね。ある企業
の手元資金から借り入れ控除して黒字じゃなきゃ破産したりしない。

>日本が利回り5%の米国債買う金で日本にトヨタの工場作れば5%以上のリターンが
>期待できるならそっちに金使った方がいい(その代わり経常収支の黒字が減る)

投資のリスクと、為替変動を無視すれば、仰るとおりです。事業機会が豊富な国は5%なんて
ケチなアメリカ国債の金利なんかより、国内投資で10%も20%も儲けられるので経常赤字
になるのが普通。逆にアメリカから5%で借りられれば御の字でしょう。

ただし、これはここで以前に話題にしたように、国内投資機会が無茶苦茶に豊富なはずの中国
なのに、なぜ経常収支が黒字なのかは、良く分からない話。日本が10%成長していた高度成長
の時期は、末期を除き、均してようやく収支トントンか赤字だったと思う。首都高速道路やら
新幹線の建設費を世界銀行から借りていた位ですから。なのに、なぜ中国は黒字なのかが、良く
わからんのよ。
478 :名無しさんの冒険:2007/07/28(Sat) 17:38
高度成長期の日本って輸出しまくって経常収支真っ黒だと勝手に思い込んでた!
勘違いしてたところが分かった感じです。ありがとうございました。
479 :名無しさんの冒険:2007/07/28(Sat) 18:37
http://www.meti.go.jp/topic/mitilab/m4310j.html
「カナダの継続的経常収支赤字:過去と現在」
カナダの経常収支は有史以来今日まで基調的に赤字を継続させてきた。黒字
期は大恐慌時や深刻な不況時と戦時のみであり、赤字が常態となっている。

著者はアノ…須田美矢子さん

ただし、近年(1990年代後半以来)は財政収支も経常収支も黒字が続いているそうです。

オーストラリアは、1959年以降の統計が
http://www.abs.gov.au/AUSSTATS/abs@.nsf/DetailsPage/5302.0Mar%202007?OpenDocument
にのってますが、1972-1973だけ経常黒字で、あとはずっと経常赤字のようです。
480 :名無しさんの冒険:2007/07/28(Sat) 20:57
>>477
ところで初心者ですが、
国際経済学についての初級、中級の理論に関する本、おすすめは何ですか?
あと読み物とか1,2冊をば、おちえて
481 :名無しさんの冒険:2007/07/28(Sat) 21:04
そういえば、国際収支周りをきちっと説明している教科書ってある?
国際金融じゃ金融によりすぎだし、国際経済学でもないし、マクロの開放系も
モデル化されすぎているし。マクロの開放系やってI-Sバランスを理解してから
制度面のフォローアップって結局自分で情報集めてやるしかないような気もする。

国際収支周りにトンデモが多いのは、そういう面もあるんじゃね?
482 :名無しさんの冒険:2007/07/28(Sat) 21:04
外貨準備金に関する質問なのですが、
外貨準備資産は政府証券(FB)の負債ときっちり(為替差額も含めて)バランスしていると
聞きました。

そうすると、外貨準備は実質的に民間が持っていると思ってよいのでしょうか。
だとすると、広義の資本収支に、民間の資本収支と別建てで外貨準備を加えると
二重計上になってしまう気がするのですが。
483 :名無しさんの冒険:2007/07/28(Sat) 21:12
>>482
民間の保有しているFBは、海外との資本取引じゃないでしょ。
あくまで、国内(財務省)との取引だ。

ところで、為替差損益がある時点で、きっちりバランスするはずもないかと。
484 :名無しさんの冒険:2007/07/28(Sat) 21:18
>>482
> そうすると、外貨準備は実質的に民間が持っていると思ってよいのでしょうか。

Why?
「日本政府はいろんな資産を持ってるけど、いっぱい国債もかかえている。
そうすると、皇居などの国有財産は実質的に民間が所有していると思ってよいのでしょうか。」

というのと同じぐらいバカげた質問に見える。
485 :名無しさんの冒険:2007/07/28(Sat) 21:22
>>481
古いけど小宮隆太郎「貿易黒字・赤字の経済学」は?
http://www.amazon.co.jp/dp/4492391940
486 :名無しさんの冒険:2007/07/28(Sat) 21:33
>>483
>為替差損益がある時点で、きっちりバランスするはずもないかと。

為替差益や金利差で、円建てで見た外貨準備が膨らんだ際には、年度末までにその分だけの
FBを発行してバランスさせることが財政法で定められていると読んだのですが、デマでしょうか。

ttp://gaikoanzenhosyo.blog4.fc2.com/blog-entry-501.html
”財政法”では国の歳入と歳出を日本円の現金で計上することを定めているので、外貨準備を使って外債などに投資して得た利息収入を外貨のままで計上できないことになっており、外貨で得た金利収入で円を買うと外為市場に影響を与えてしまうのでそれも避け、結局、利息で増えた分の外貨に見合う額のFBを発行して円を調達し、それによって歳入を計上している。

http://today.reuters.co.jp/investing/FinanceArticle.aspx?type=marketsNews&storyID=2007-05-24T030814Z_01_TK3166225_RTRIDST_0_JAAESJEA960.XML
外貨準備高の伸び(利息収入)と為券残高の伸びが同歩調をとる背景には財政法のルー
ルがある。財政法は国の歳入と歳出を日本円の現金で計上することを定めている。
 例えば、外貨準備でドル建て利息収入を得た場合、ドルを売却し円に現金化して歳入と
して計上する必要が生じる。しかし、これだと政府が市場でドル売り/円買い介入を実施
したのと同様の効果が生じ、相場に少なからぬ影響を与える。
 そこで政府は外貨建ての利息収入に見合う額の為券を発行して歳入として計上している
。これが外貨準備と為券がほぼ同歩調で増加する仕組みだ。
487 :名無しさんの冒険:2007/07/28(Sat) 21:50
>民間の保有しているFBは、海外との資本取引じゃないでしょ。
>あくまで、国内(財務省)との取引だ。

まあ、そうなんですが。。。
FBの中でも外国為替資金証券(為券)の残高がぴったり外貨準備と対応してるなら、
いわば兌換紙幣を持ってるのが実質的に金を持ってるのと同じになるような意味で
為券を持ってるのが実質的に外貨を持ってることになるんじゃないかと思ったんですが。
488 :名無しさんの冒険:2007/07/30(Mon) 16:00
>>469

>国内貯蓄-国内投資=経常収支
>・貿易収支でなくて、関係あるのは経常収支

正しくは、
国内貯蓄-国内投資=貿易収支+サービス収支
じゃないんですか?
489 :名無しさんの冒険:2007/07/30(Mon) 18:49
>>488
所得収支・経常移転収支も入れてやれ。
経常収支=財・サービス収支+所得収支+経常移転収支だな。

>>485
良くわからないんだけど、FB発行して円現ナマを手に入れたら、
いくらFBと外貨準備がバランスしていると言い張っても、結局
その円の分は資産超過になってバランスしないでしょ。
外貨ポジションはバランスさせているけど、円資産まで含める
とバランスしていないって事じゃね?
490 :名無しさんの冒険:2007/07/30(Mon) 18:59
マンデル・フレミングモデルで、経常収支とすべきところをEx-Imとして
いるのは、当時は所得収支もサービス収支も大きくなかったから、輸出
関数・輸入関数を簡単にあらわすために簡素化したため。所得収支まで
含めると、利子・配当所得が絡んできてモデルが複雑になってしまうから。

でも、そろそろ誰かがマクロの教科書は書き直した方が良いのではないか
と思ったりもする。
491 :名無しさんの冒険:2007/07/31(Tue) 03:00
>>489-490 さんくす
じゃあ、Ex-Imに対応するのは、財・サービス収支だけじゃなくて経常収支全体で
いいわけね。

>>485
引用した文章には「利息」って書いてあるよね?
ドル建てで利息がついて、ドル資産が増えてしまった時には、それにバランスする
円債を発行しなきゃならないということでは。で、手に入れた円の現金を「利息収入」と
して計上して歳入に繰り入れる。翌年度に残るのは、簿価でドル資産とバランスする円負債。

為替差損益については、いちいち値洗いして現価でバランスさせるなんてしてないんじゃ
ないかな。ドル売りして差益が実現した時点で、円建てで計上すればすむ話でしょ。
492 :名無しさんの冒険:2007/07/31(Tue) 03:23
つまり、特別会計という枠の中で、単年度会計の中で余剰金が残らない
ようにしているという会計テクニックの話でしょ。
493 :名無しさんの冒険:2007/07/31(Tue) 03:33
それだけじゃなくて「予算・決算はすべて円建てでやらなきゃいかん」という制約の
なせる業。
494 :名無しさんの冒険:2007/08/17(Fri) 10:34
>>477
思い切り亀レスですが,中国の場合は経常収支の黒字→(民間)資本収支の
赤字ではなく,経常収支黒字+資本収支黒字→外貨準備増加ですね。
495 :名無しさんの冒険:2007/08/17(Fri) 19:19
>>494
>経常収支黒字+資本収支黒字→外貨準備増加

「外貨準備」は広義には資本収支に入る。
資本収支のうち、単に政府部門を分けているだけ。
496 :名無しさんの冒険:2007/08/24(Fri) 13:44
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497 :名無しさんの冒険:2008/04/12(Sat) 15:36
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498 :名無しさんの冒険:2008/10/19(Sun) 00:28
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