効果的な談合対策
economy/0345 / 22 レス / 2001/09/12〜2006/08/06
- 1 :名無しSeptemberLove:2001/09/12(Wed) 00:00
- 経済版にふさわしいか分かりませんが、
談合を絶滅する方法として効果的な方法があります。
談合で摘発された企業(法人)については、
当該法人に過去所属した叙勲者全員(死亡者を含む)
の勲章を剥奪すれば、
談合はなくなると思います。
どうでしょう? - 2 :ドラエモン:2001/09/14(Fri) 00:02
- 談合が問題なのが大企業だけなら多少は効果あるかも知れませんが、実際には中小の土建
関係で多いと言われてるんじゃないですか?
ただ、あなた自身書いてるように経済板での議論としては、まずは談合がなぜ利益になる
かを分析して、どういうルールのもとでは談合しなくなるかを議論すべきでしょう。まあ
それって自由競争が原則望ましいって当たり前の話になるだけですけどね。 - 3 :Gerard[Gerard Debreu]:2001/09/24(Mon) 23:07
- 結託のあるオークションはここんとこ結構研究されるようになってきましたね。
政府が罰を設けても(もちろん度合いによるが)正の確率で結託が生じる、
というまあ妥当な結論が出てきているようですが。
結託を検知できる確率は1じゃないので。当たり前か。
ただ、罰を厳しくすることでどれだけ費用対効果があるかな。
ふつーのオークションだと、主催者の最大収益と
参加者の効率性(最も高く商品を評価している買い手が落札する)が
保証されれば厚生的にはパレートの意味でいちおう問題ない。
したがって納税者の負担を最小にするという見地から、
談合は防止せねばならぬ対象になる。
ただ、公共事業の場合は主催者と参加者の評価が相関している可能性がある。
倫理的に問題のある表現かもしらんが、要は企業側だって納税者=労働者を抱えて
いるわけで、政府の目的を厚生の最大化とするなら、それを無視できなくなる
かもしれない。談合を擁護するとかそういうことじゃなくて。
もちろん談合は完全競争よりパレート的に劣るけれども、
それはそもそも完全競争を引き合いに出しての話だから、
オークションの環境で罰則を厳しくすることで厚生改善するかどうかは
自明ではないと思われ。まあそうであって欲しいけど。
IO専門じゃないのでなんとも。もちっと調べてみよっと。
( 役に立った! | 元スレ ) - 4 :野次馬:2001/09/25(Tue) 00:15
- >>03
IO的には、雇用誘発係数が最大になるなのですよ、おそらく。
公共事業か商業が雇用係数が最大ですから。 - 5 :ドラエモン:2001/09/25(Tue) 00:32
- >>04
IO違いと思われ。産業組織論でしょう。 - 6 :野次馬:2001/09/25(Tue) 00:59
- >>05
スマソ - 7 :すりらんか:2001/09/25(Tue) 12:43
- 現在行われている談合が維持できるのってやはり少数の業者の繰り返し
取引(?)だからですよね.教科書的には参加者のかずが多くなりさえ
カルテル行動は維持が難しくなる.非常に単純だけど参加資格について
ガイドラインを設け&許可ではなく届出制の性格を強くしていくのがも
っともフィージブルなものではないだろうか.Debreu先生ご指摘の通り
罰則ものは市場自体がちじんでしまいかえって暗黙の協調行動がとられ
やすくなるんじゃないだろうか. - 8 :名無しSeptemberLove:2001/09/27(Thu) 19:37
- 数だけじゃなくて、行政や政治家にも袖の下がわたっていて、
だれでも談合が行われていることは知っていても、証拠を
見つけるのが難しいし、談合を指摘することの利益が薄いので
誰も談合を暴こうとしないし、暴くと、暴力団に殺されたり
するから、触れようとしないというところではないですか?
警察だって、パチンコ屋の脱税の摘発に熱心ではないでしょう。
政府が国民の厚生を最大化しているなんて幻想ですよ。理論家の。 - 9 :ドラエモン:2001/09/27(Thu) 19:49
- >08
前半はともかく、最後の2行は経済理論に対する典型的な誤解ね。作業仮説として厚生
最大化を仮定して、そこから導き出された政府の行動と現実の行動を比較することで、
厚生最大化なんかしてないと言うことを暴露するのも経済理論の役割なの。
逆の例では、官僚機構は自らの厚生最大化を目的に行動してるという仮説を置いて、そこ
から導かれる行動が現実に合えば、官僚は公僕ではなく利権集団だって暴露できるわけ。
最大化・最適化・均衡といった概念は、規範的・道徳的な価値判断とは無関係なものです。 - 10 :名無しSeptemberLove:2001/09/27(Thu) 19:54
- 追加
そもそも、いわゆる経済学専門家というのは、政府の行動とか機能に極めて懐疑的なのが
普通であって、あなたの言うような幻想を抱いているのは少数派だなぁ。あ、ケインズ派
(それも大昔の)の楽観的な見方は数少ない例外だけど。 - 11 :Gerard[Gerard Debreu]:2001/09/28(Fri) 00:58
- >>8
多分
>ただ、公共事業の場合は主催者と参加者の評価が相関している可能性がある。
>倫理的に問題のある表現かもしらんが、要は企業側だって納税者=労働者を抱えて
>いるわけで、政府の目的を厚生の最大化<<とするなら>>、それを無視できなくなる
>かもしれない。談合を擁護するとかそういうことじゃなくて。
のことを指しておられるのでしょうが、私は政府が厚生の最大化を実際に目的にしている、
などということは言ってませんよ。
<<たとえ>>政府が厚生最大化を目的とする理想的なものであったと<<仮定しても>>、
談合防止の規範的根拠は必ずしも自明ではない、と言っているだけです。
(入札者が個人ではなく企業である場合)
( 役に立った! | 元スレ ) - 12 :Gerard[Gerard Debreu]:2001/09/28(Fri) 01:13
- 公共経済学では、まずはベンチマークとして
厚生最大化をする政府からスタートすることが多いです。
それは別に実際に政府がそうである、なんてことを言ってるんじゃない。
(ベンチマークそれ自体を実証的モデルとして提示していると勘違いされることが多い)
�,修離戰鵐船沺璽�のもとでまず結果を出し、それを現実と対比させる。
そこで何が違っているかを検証するのがまずスタートポイントで、
そのあとで政府に利権追求の動機を入れてやって、ベンチマークからの乖離を見るのが
まあ常道。
�△泙燭發Π貶�では、「例え政府が厚生最大化を企図したとしても」なおファーストベスト
が達成できないことがあることを示す。
動学的不整合性の問題がまさにそれで、これが解決できなかったが故にオールドケインジアンが
衰退した訳ですから、このように敢えて理想状態を仮定してそこから背理を導くというやり方は、
>ケインズ派(それも大昔の)の楽観的な見方
とはむしろ正反対のものと言えます。
( 役に立った! | 元スレ ) - 13 :名無しSeptemberLove:2001/09/28(Fri) 01:21
- 談合の場合だと、
「政府が厚生最大化を企図」したら
「談合防止の規範的根拠は必ずしも自明ではない」
という結論が導かれる可能性があるかもしれないけど、
「政府に利権追求の動機」入れてやると
逆に「談合防止の規範的根拠は自明になる」
気がするが。 - 14 :名無しSeptemberLove:2001/09/29(Sat) 13:30
- 許認可権の独占的供給者である
唯一の官庁は、民間が事業を行うことで得られる利潤から
上前をはねるのは、あたり前のことだと思いますがねぇ。
上前をはねてもそれが一括税的なはね方なら、経済の
資源配分に影響をおよぼさないし。だから、
社会的厚生最大化のときの資源配分と、官僚が経済主体で
あるときの資源配分を比較しても同じでしょう。
同じだから、公務員が公僕であるとはいえないのでは? - 15 :すりらんか:2001/09/29(Sat) 13:46
- 理屈が繋がってませんよ.
許認可を必要とする業種が限定されている以上,マクロの経済環境で
Lump Sumな影響しか与えない介入の方式など存在しないでしょう.
100歩譲ってそれが可能としても,官僚側に一括タイプの許認可行
政を行うインセンティブがないでしょう.したがって前半部分は
「資源配分に影響しない許認可権方式をとるなら資源配分に影響しない」
といっているだけです.ついでに公務員が公僕かどうかは彼らの
目的関数に,社会厚生が入っているかどうかの問題(うーん入っ
てないかもなぁ^^). - 16 :名無し体育の日:2001/10/01(Mon) 19:54
- 利益とか収入とか売上とかとは無関係に、一人天下りを受け入れると
いう契約はLumpSumじゃないのかな?
どれだけの量の事業規模かを決めるのは業者でも、許認可権を与えて、
その業者に独占のレントを与えるのは官僚なので、フランチャイズ制
の、親玉みたいに、搾取して雀の涙だけのうまみを業者に与えながら
資源配分が最適な契約を業者との間で結ぶことはありえるのではないですか? - 17 :すりらんか:2001/10/02(Tue) 01:09
- >利益とか収入とか売上とかとは無関係に、一人天下りを受け入れると
>いう契約はLumpSumじゃないのかな?
天下りが必要な業者・業種への「固定税」であって「一括税」ではない
です. - 18 :名無し体育の日:2001/10/03(Wed) 19:41
- すりらんかさんの行ったテストでの僕の解答
天下りが必要な公共事業は、政府がやらなければフリーライダー問題
から誰もやろうとしないor公共財の社会的便益は広く多くの人が
同時に享受できるなどの理由から社会的に常に行うのが望ましい
事業といえる。社会的最適化を行うとき常になんらかの公共事業を
行うことが最適となる。このような事業において、固定税として
業者から取られている、公務員の天下りコストは、一見固定税の
ように見えるかもしれないが、ただの剰余の業者から公務員への
移転にすぎないのだ
さて何点でしょう? - 19 :すりらんか:2001/10/04(Thu) 00:47
- あぁ,そこまで深読みしてませんでした.たんに許認可&天下り
が有る産業は一部だから,それは経済全体への一括的な課税では
ないでしょって言いたかっただけです. - 20 :名無しさんの冒険:2005/06/05(Sun) 21:43
- 類似トピ
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=2000211&tid=cl9ga4n8ybaa&sid=2000211&mid=1 - 21 :名無しさんの冒険:2006/08/05(Sat) 19:49
- http://www.amazon.co.jp/gp/product/4087470911/250-8616518-6939424?v=glance&n=465392
中身は知らないけど、副題が既に引っかかる。
談合って「日本的」なわけ? - 22 :名無しさんの冒険:2006/08/06(Sun) 02:14
- >>21
例えば欧州の方が何事もギルド的にガッチリ組み上がっているようですけどねえ。ア
メリカもロビイングとコネ・プレゼンで動いている国ですし。
談合を破壊した挙げ句がシンドラーのエレベーターや殺人プールだった!? とか余
り短絡的に考えない方がいいのだろうとは思いますが・・・。