日銀国債買い切りでハイパーインフレは起こるの?

economy/0342 / 219 レス / 2001/09/09〜2002/09/07

1 :名無しSeptemberLove:2001/09/09(Sun) 15:37
日銀国債買い切りでハイパーインフレは起こるの?また、方法論や
金額よりけりだと思いますが、起こるとすればどのようなケースで
しょうか?
2 :ドラエモン:2001/09/09(Sun) 15:45
高橋財政で新発債の7割くらい直接引き受けして、マイナス10%のデフレがプラス3%
のハイパーインフレになってしまったのです(爆)

結局はアウトプットギャップの推定の問題。日本の完全雇用失業率は2%からせいぜい3%
くらいだから、失業率ギャップは2%から3%はある。オークン係数5として10%から
15%のアウトプットギャップがあることになる。それが正しければ、ハイパーインフレ
実現は少々難しい課題だね(w)

なお、インフレ分析の大家ケーガンの定義したハイパーインフレの定義は前月比50%の
上昇です。これはローマーとかでも踏襲されてる。あまり気楽にハイパーなんていうのは
インテリジェンスに疑問を持たれる恐れ大ですぞ。もっともマスコミで売ろうというなら
話は別だけどね。
3 :ドラエモン:2001/09/09(Sun) 15:52
なお、OECDの推計したアウトプットギャップはせいぜい1%とか2%くらいだったよ
うに思う。連中のアプローチは、結局は長く低成長が続くと、彼らの定義する「潜在GD
P」が低くなるように定義によってなってるから当然の結果。これってケインズ的な長期
の不完全雇用を先験的に排除した理論を陰伏てきに仮定している結果。もう10年近くも
前だけど、OECDから日本に来たミッションの連中とこの件で大喧嘩したことがある。
同僚は、お前が時代遅れのケインジアンだから恥かいたと怒ってが、クルッグマンの(イ
ンフレターゲットへの素朴な疑問スレの54レスに参照されてる)Baaaaack論文を読むと
儂もまんざら捨てたもんじゃないと自身を深める(自嘲)今日この頃。
4 :1(実はドキュン):2001/09/09(Sun) 16:09
>>3
銅鑼さんにカキコいただけYahyahyahです!
が、難しすぎます。(謝泣
投機市場において、日本国債や円が売り浴びせられ、金利急騰や極端な円安(日本経済に
害になるほどの)の可能性は無いのでしょうか?
あっ!つまり私は投機市場の考え方を知りたいのです。(ピカーン!
5 :1(実はドキュン):2001/09/09(Sun) 16:10
>>3
銅鑼さんにカキコいただけYahyahyahです!
が、難しすぎます。(謝泣
投機市場において、日本国債や円が売り浴びせられ、金利急騰や極端な円安(日本経済に
害になるほどの)の可能性は無いのでしょうか?
あっ!つまり私は投機市場の考え方を知りたいのです。(ピカーン!
6 :1(実はドキュン):2001/09/09(Sun) 16:10
>>3
銅鑼さんにカキコいただけYahyahyahです!
が、難しすぎます。(謝泣
投機市場において、日本国債や円が売り浴びせられ、金利急騰や極端な円安(日本経済に
害になるほどの)の可能性は無いのでしょうか?
あっ!つまり私は投機市場の考え方を知りたいのです。(ピカーン!
7 :1:2001/09/09(Sun) 16:15
>>3-5 スミマセン。重いので連打してしまい..スイマセン。
8 :ドラエモン:2001/09/09(Sun) 16:22
日銀の大規模な買い切りオペが実行された場合、考えられる現象の推移は次のようなものかなと
思う。反論・批判歓迎。

1)1氏の懸念通り、円が売られ債券も売られ大騒ぎになる。しかし、1ドル300円位になる
ならともかく、170円位になるだけなら屁でもない。長期金利も3%位にジャンプするかもし
れない。しかし、どちらも1ヶ月続かない。

2)インフレターゲットを新総裁(!)が約束しても、市場は信じないから長期金利はダラダラ
下げ始め、おそらく0.5%とかいう馬鹿げた水準まで低下するだろう。

3)しかし、徐々に新生日銀のコミットメントが理解され、デフレ懸念が徐々に後退するに従い
長期金利は上昇し始める。しかし、有効需要の増加はなかなか起こらず、一進一退を続けながら
ということになるだろう。
9 :1:2001/09/09(Sun) 16:37
>>8
金利は日銀が買い続ける意思を表明する事で下がらないのですか?
(170円や3%と具体的数字をだせる知性...うらやましい)
10 :ドラエモン:2001/09/09(Sun) 16:48
>1

こんなの知性とは言わず痴性と言うんです(マジ)アカデミックな人から見たらなんとずさんな
推計かと言われるような手法でも過去の経験で頑丈な奴を捜してきて、さらにエイヤッて決めて
るだけですから(笑)

>金利は日銀が買い続ける意思を表明する事で下がらないのですか?

だから最初は下がりますよ。(>>8のステージ2)だけど、そう言う政策がインフレが実現する
まで続くとみんなが思い始めれば、資金は外貨やモノあるいは株または土地にシフトし始めます
から、やっぱり債券は値下がり、金利は上がるでしょう。もっとも、高橋財政の場合には下がり
続けたんですがね(謎)
11 :1:2001/09/09(Sun) 17:08
>>10
有効需要の増加が確認されない状強でインフレを期待することは出来るのでしょうか?
12 :1:2001/09/09(Sun) 17:08
>>10
有効需要の増加が確認されない状況でインフレを期待することは出来るのでしょうか?
13 :ドラエモン:2001/09/09(Sun) 17:56
もちろん短期のインフレ期待は変化しないでしょう。「期待」してるのは長期のインフレ
期待。
14 :名無しSeptemberLove:2001/09/10(Mon) 10:14
国債を全部日銀が買っちゃえ。
そしたら銀行も買う物が無くて困って
頑張って貸出先を作るよ。
15 :野次馬:2001/09/10(Mon) 10:58
要するに、本質的な部分は、資金需要増を作り出すために、実質金利を引き下げたい。よって、デフレ抑制をする必要があり、そのための有効な手段の一つが日銀の量的緩和、ということかと。

そのマイナス効果として考えられるのが、国債価格の暴落と長期金利の上昇。その結果、この金利上昇が資金循環に引き上げ効果として作用してしまうのではないか、という懸念だと思うのですが。短期金利が低位ならば問題ないのかな。その辺が疑問。
この金利上昇が、1ヶ月かそこらで収束するものなのでしょうか?

なお、マンデル・フレミング的枠組みで言えば、金融緩和政策は為替レートの下落をもたらす(金融緩和→国内利子率<世界利子率→通貨の国外流出→為替の下落)ので、輸出増という帰結になるはずで、その限りではプラス効果ですね。
ただ、この場合も問題はやはり国内利子率の変動がどうなるか、ってことです。
16 :ドラエモン:2001/09/10(Mon) 11:35
実質金利に対して描かれたIS曲線が右下がりなら、期待インフレ率の上昇が全て名目
金利の上昇に吸収されるわけはない。さらに、流動性トラップ(LM曲線が水平)なら、
名目金利は一定のまま。

なんて書くと、ISLMなんてヘボイフレームワークで物言うなと批判されそうだが(w)
17 :1:2001/09/10(Mon) 13:19
銅鑼さんへ
>資金は外貨やモノあるいは株または土地にシフトし始めます
財政出動が効き始めることへの長期的期待という事ですか?(公共工事なら土地も上がりそう)
円安予想が資金を外貨に向かわせるという事ですか?

あと、ふと思ったんですけど円安は、財政出動の乗数効果を引き上げませんか?
国内のお金の循環が盛んになるイメージがあるんですけど。
(それとも海外資産が劣化してエライ事になるのかな?)
断片知識からのイメージばかりでスミマセン....
18 :ドラエモン:2001/09/10(Mon) 13:45
>1氏

>財政出動が効き始めることへの長期的期待という事ですか?

そうじゃなくて、クルッグマン流の長期インフレ期待の効果のことです。

>ふと思ったんですけど円安は、財政出動の乗数効果を引き上げませんか?

それを乗数効果と呼ぶかどうかは別にして、当然ながら拡張効果は大きいでしょう。
金融緩和無き財政出動の効果が減殺されるというマンデルフレミング効果の逆ですから、
(何でも『逆』つける阿呆な慣例から言うと)逆マンデルフレミング効果か???
19 :1:2001/09/10(Mon) 14:10
>クルッグマン流の長期インフレ期待の効果
....知らないのです。調べます。
円安は窓の外に沢山の使われない畑とヒノキ林と透明度国内三位の海をみてらふと思ったんですけど、外材より国産材が安くなるほどの円安って危ないですよね。(良く考えたら
20 :1:2001/09/10(Mon) 14:33
http://www.hotwired.co.jp/altbiz/yamagata/981020/document_02.html
銅鑼さんへ
こんなのありました(調べたことになるのか?....泣

私の頭の中...
「円はは将来価値が下がるぞどうしよう?」
「そうだ!他の資産に変えればイイ!」
「なんにしよう.....」
そこから先が巧くイメージが...なんとなく外貨が一番人気になりような...
21 :ドラエモン:2001/09/10(Mon) 14:35
>1殿

よそスレでも誰かがお勧めだった論文を読みましょう。
「流動性トラップの逆襲」というクルッグマンの論文は必読文献(藁)数学的な話しを
読み飛ばしても大体わかると思うよ。日本語訳は例によって山形氏が公開してます。
癖はある(ありすぎかも)が、間違ってはいないし、面白いから良いと思うよ。わからない所は、(30分位は自分でも考えてね)ここで訊いたら答えが返ってくる鴨。

http://www.post1.com/~hiyori13/krugman/krugback.pdf
22 :野次馬:2001/09/10(Mon) 14:42
>>17
>あと、ふと思ったんですけど円安は、財政出動の乗数効果を引き上げませんか?

これは引き上げません、というのが教科書的解釈です。
ケインズ的枠組みにせよ、多部門モデルにせよ、リアルの世界のお話ですので、名目レベルでのお話はインフレとして原材料及び産出量ともに効いてきますから、乗数効果という話のレベルでは中立です。(関数的には0次同次性ってヤツです。)

マンデルフレミングの枠組みでは、そもそも財政政策は効果がない、というのが結論です。

実際の乗数レベルで効いてくるのは、生産技術における原材料投入等での変化がインフレやデフレによって起こるような変化がある場合であり、またその様な乗数変化を「活かせるかどうか」は、需要サイドで投資や輸出等が増大するという変化が起こらねばなりません。
資金循環の増大によるインフレは、実質金利の低下を生み出し、資金貸出需要が増大し、投資増大に効いてくるという経路に従う限りにおいて、生産増加に貢献すると考えるべきでしょう。

資金循環が活発になると経済活動が回復するように一見思われるのは、経済主体の投資行動に反映する可能性が有り得るからです。そのような循環が生み出せれば当然回復に向かいますが、乗数レベルの変化の話とは差し当たり別物です。
23 :名無しSeptemberLove:2001/09/10(Mon) 15:00
>>21
有り難う御座います
がんばります
>>22
「乗数効果」を漠然とイメージしてちゃんと分かってないことが分かりました。
有り難う御座います。
円安になったら、国内の景気対策としての財政出動の効果は大きくなる。とは間違って
無いですよね!?
24 :名無しSeptemberLove:2001/09/11(Tue) 03:17
クルーグマンの日本関係のエッセイについては、黒木玄氏による良いまとめが
あります(山形氏による翻訳へのポインタ+α)。「流動性トラップの逆襲」も
このなかにはいっています。URL↓

http://www.math.tohoku.ac.jp/~kuroki/Readings/leapinthedark.html

はじめての方は「逆襲」を読むまえに、まずは「経済を子守りしてみると」
(Baby-Sitting The Economy) あたりから読みはじめるのがいいでしょう。
25 :ららら:2001/09/11(Tue) 07:37
>23氏

>円安になったら、国内の景気対策としての財政出動の効果は大きくなる。とは間違って
>無いですよね!?

野次馬さんはそんな風には言ってないと思うよ。
経済を論じる場合はその前提条件が常に鍵を握ってるんだけど、
円安になったらなぜ財政出動の効果が大きくなるのか?
(野次馬さんは一般には乗数効果は変わらないと述べてるよね)

もしかしたら暗黙裡に「円安は輸出を増やす=景気が良くなる」、
と前提しちゃってないかな?
だとすると、それは輸出-輸入=経常収支
という部分均衡を前提としていることになる(弾力性アプローチといいます)。
実際には経常収支は一国の総貯蓄と総投資の差額によって決定される。
よって輸出が増加するかは為替レートが決定するものではない。
(貯蓄投資バランス論)

もちろん実際には為替レートの影響はある。
が、一般にマンデル・フレミングモデルでは為替レートはモデルの中で内生的に
決定されるものであって、外生的に与えられるものではない。
クルーグマンは為替レートを外生的に与えるように
マス・アベニュー・モデルを作ったけど、
このモデル、日本人はなぜか大好きなんだけど、近年のクルーグマンは
マス・アベニューのマの字も言わなくなった(笑)。

国際経済を論じるときは、常にこの弾力性アプローチのわなが待っている。
はまるとトンデモになる(笑)。前川レポート、プラザ合意の失敗を考えればよい。
このわなにはまらないようにすることは非常に困難だけれど、
まずは為替レートを切り下げればいいというような議論にはおいそれと与しないことです。

で、ごく大雑把ですが、貯蓄投資バランスでは貯蓄のほうは
一般にあまり変化しないので景気のいいときは投資が活性化し、
経常収支が減る傾向があります。
また景気の悪いときはこの逆で国内投資が減るので経常収支は黒字化する傾向があります。
が、もちろん現在のように日本・アメリカ双方が
景気が悪い場合はこの限りではありませんが。
26 :ドラエモン:2001/09/11(Tue) 13:32
>ららら氏

いわゆる構造黒字赤字(小宮先生のクー批判の主題)に関する限り、仰るとおりです。し
かし、短期ではどうか?例えば企業の留保利潤も貯蓄ですよね。小宮先生が問題にしてい
るような期間ではこれは設備投資や配当に吸収されて大部分が家計の直接的な意志決定に
ゆだねられるのは確かです。しかし、数四半期の期間では「意図せざる貯蓄」となる可能
性もあるでしょう?特に今の日本のように企業が異様なほど設備投資抑制している場合に
は、なおのことです。

こういうケースでは、金融市場での期待の変化とかで円安が起こり輸出の拡大・円建ての
企業収益が拡大すると、それに見合った貯蓄が発生してしまう。結果的に経常収支が貯蓄
投資バランスを変化させる可能性は十分ある。

繰り返しますが、別にクー理論(構造黒字は円安の結果)を擁護はしてませんので誤解な
きように。
27 :1:2001/09/11(Tue) 13:56
>>25
「円安=輸入が減る=国内でお金が循環する」なんて考えちゃたのです。
28 :1:2001/09/11(Tue) 21:13
>>21
銅鑼さんへ
 「~逆襲」は頭がスポンジに成りそうになり、
>>24さんの
紹介いただいたURTを拝見したら、日銀総裁に「インフレが起こるぞ!」
とハッタリかまさせること、のような気が.....
需要は財政政策以外で起せないような...
29 :名無しSeptemberLove:2001/09/11(Tue) 21:35
量的緩和で小切手郵送もしくは、口座に直接振り込みで
消費需要が増えるまでどこまでも個人の貯蓄を増やさせるってのは
どうでしょう?

いわゆるヘリコプターマネーの実現なのですが、公共事業などのように
利権が絡まないので良い手段ではないかと思います。

ばら撒いても、貯蓄に回るだけって言う人が多いけど
それならば、どこまでも貯蓄させてしまえば、いつか消費を始めるのでは?
30 :名無しSeptemberLove:2001/09/11(Tue) 23:05
明日から戦争がはじまるので、景気は回復します。
31 :野次馬:2001/09/11(Tue) 23:14
それにしても世界中で自爆テロが頻発してますね。
32 :1:2001/09/11(Tue) 23:32
銅鑼さん...需要が・・需要が!
33 :ドラエモン:2001/09/12(Wed) 00:01
冗談言ってる場合ではない。ホントにある種の世界大戦が始まる。ニューヨーク
証券取引所は機能停止してる。WTCビルにはアメリカの最大手投資銀行である
モルガンスタンレーの従業員5千人くらいいたのではないか?あの一帯は金融セ
ンターで、この調子じゃ機能回復は容易じゃないだろう。円は急激に上昇してる
が、恐らく株価は急落、金利は急騰することになるだろう。実は、間もなくNY
に出張の予定だったが、恐らくキャンセルだな・・・。
34 :名無しSeptemberLove:2001/09/12(Wed) 00:26
>>33
とりあえず、戦争で石油需要が大幅に増加すれば、ハイパーインフレが現実のものとなるかもしれません。

いままでハイパーインフレは馬鹿にしてたのだが、まさかこういう形で需給バランスが大きく崩れるとは。
35 :へなへな[へなへな]:2001/09/12(Wed) 00:29
どらさん無事でしたか。
職業柄もNY出張中かもとおもってましたが、とりあえずはよかった。
世界恐慌突入か・・・。
米国ベア型投信持ってる私ですら、不安。
36 :ららら:2001/09/12(Wed) 00:34
>ドラエモンさん

やっぱりドラエモンさんは、この手の話は黙って見過ごしてはくれないんですね。
とかって思ってたら、もっと大変なことが起こっちゃてそれどころじゃない感じですね。
37 :名無しSeptemberLove:2001/09/12(Wed) 05:58
反動的なブッシュなら、世界大戦級の力の衝突は十分にあり得る。と、
同時に、この事件をもって、やはり世界の警察を自認するアメリカの
世紀は終焉を迎えたとみることもできる。とりあえず、銅鑼さんが無事
でよかった。
38 :ららら:2001/09/12(Wed) 16:14
>26←これ青くしてこの番号のウィンドウを開けられるようにする方法ってどうやるんですか?
   よければ誰か教えてください。

ドラエモンさん、一段落したところで仕切りなおしという感じですが・・・。
せっかくだからちょっと鍛えてもらおうっと(笑)。

ドラエモンさんが例としてあげたような短期でのレア・ケース、
「意図せざる貯蓄」&円安による輸入増加、企業収益の改善
という経路では、経常収支が貯蓄投資バランスに何らかの影響を与えてしまうと
考えても差し支えないと思います。

しかし通常の場合、国内の貯蓄や投資(主にこっち)も同じように何らかの変化を
しているわけで、ドラエモンさんが考えるような(為替レートの変化に起因する)短期での
経常収支側がもたらす変化は、国内での変化よりも大きくない限り
(必ずしもないとは言えませんが)無視しうる範囲のものであると考えます。

むしろ、私はこのような短期におけるノイズを修正するために
為替をターゲットとしたオペレーションを行うほうがよほど有害だと考えます。
この場合、まずどのような手段で為替をコントロールするかという困難があり、
次に、多分どのような手段を講じたところで、為替を自由に意図するような水準で
コントロールするのは不可能であると思われるからです(当たり前だけど・・・)。

私自身は国内での自律的な金融政策(緩和)の結果が、為替レートの減価につながる
という経路が一番現実的だと思います
(政策協調なんてありそうもないし、これもやっぱり有害でしょう)。
したがって、私的には為替の水準をコントロール可能であるとした、
マス・アベニューなんか最初から全然だめじゃんという感じです。
39 :ドラエモン:2001/09/12(Wed) 17:31
>ららら氏

ケインズの貨幣論での「利潤」概念と同じだけど、生産の増加を伴わないで(つまり賃金
支払いは増加しない)生じた「予期せざる」企業収入の増加は、「予期せざる」利潤にな
り、配当もされず内部留保に回る可能性大きいんじゃないですか?特に日本では。そうな
ら、投機家の期待の変化(強いアメリカとドルへの確信の崩壊とかで)で生じた円安は、
即時的に輸出企業の売上げ増加経由で同額の内部留保増加=貯蓄増加となり、投資が一定
なら経常収支変化と同じだけ貯蓄が変化して、貯蓄投資バランスが結果的に成立する。

もちろん、為替レート外生扱いは変なのはわかってますが、85年のプラザ合意に置ける
円ドルの大幅な水準調整なんて短期の一般均衡モデルで説明するより、外生的な為替変動
で説明した方がスッキリするんじゃないでしょうか?もちろん、そんなのばっかじゃない
から、マサチューセッツアベニューモデルが普遍的なものとは言わないけど。

しかし、見かけ上は実質実効レートと経常収支/GDP比率の動きは綺麗に先行・遅行関
係維持してるんで、つい使い過ぎちゃうんですよ(笑)まあ、ここら辺がアバウトな実務
エコノミストの限界でして(自嘲気味)
40 :ららら:2001/09/12(Wed) 18:50
>ドラエモンさん

もちろん、為替の変化の影響は小さくないと思われます。
が、為替の影響があるということと、為替を意図するようにコントロール
できるかどうかは全然別だと考えているのです。

85年のプラザ合意では政策協調により、ドル安・円高誘導に成功しましたが、
その当事者の意図していた以上にドル安が進んでしまい、
87年のルーブル合意に至ったのは周知のとおりです。
しかもアメリカの経常収支赤字は当初予定したようには減少せず、
その理屈付けのために、苦し紛れにのようにJカーブ効果が
表舞台に登場してきました。
現在、プラザ合意が政策として成功したと考えている人は少数でしょう。

いずれにせよ、以前よりクルーグマン自身が経常収支を改善するためには
かなり大きく為替レートを変化させることが必要であることを認めており、
そのこと自体がマス・アベニューの操作性の悪さを表していると思います。
これにJカーブ効果が(1年ぐらいは作用しつづけるはずだったけど)
作用するとなると、より一層為替をオペレーション対象と
するのは困難になると思われます(というか実際難しい)、
しかも短期であるほど!

貯蓄投資バランスは恒等式なので、本来何の因果も含んでいませんが、
マンデルはこれにあえて因果を含めて、最初に資本の移動があって、
実物はそれに引きずられる形で発生すると考えているようです。
41 :ドラエモン:2001/09/12(Wed) 19:21
>ららら氏

結論に置いて君とそんなに変わらないと思うんだけど。というか、政策当局者ならぬ我が
身では、マサチューセッツアベニューモデルの意味は、経常収支を制御する手段ではなく
為替レートから経常収支を予測する手段なのです。およそ1年半くらいのタイムラグがあ
るので、目の前の経常収支の拡大やら縮小を「構造的」と騒ぐ連中に対抗する手段になる。
今現在がまさにそうです。日銀の実質実効レート指数でみると去年は135位だったのが
今年に入って以来115位で大幅に円安に転じてます。恐らく今の経常黒字の急減も来年
になれば随分変わってくるはずなのです。ところが、世のエコノミストの大部分が構造的
要因で経常黒字減少を説明しようとして、あげくに金利にも上昇圧力が云々とかぬかして
ます。そう言う連中と闘うときに、MAMの示す経験法則は役に立つんですよ。
42 :ららら:2001/09/12(Wed) 19:28
>ドラエモンさん

なるほど、ドラエモンさんの意図するところはよくわかりました。
丁寧な回答ありがとうございます。
43 :1:2001/09/13(Thu) 02:16
>>38 らららさんへ
>27
>>27
>27
>>27
44 :ららら:2001/09/14(Fri) 00:26
>1さん
>>43

Thanks!
とりあえず聞いてみるもんだ。
あんたー、きっといいひとだよ(笑)。
45 :名無しSeptemberLove:2001/09/26(Wed) 23:22
>日銀が国債引き受けを宣言した時点で国債は確実に格下げされます。
>現在より2段階引き下げられるとリスク資産として扱われ、不良債権のように引当金を積まなくてはならなくなります

これってマジ?
46 :ドラエモン:2001/09/26(Wed) 23:48
マジです。でも、そういう会計基準を受け入れなければいけない理由はない。ドルなんて
腐るほどある。今の介入で益々増える。ムーディースがグチャグチャ言っても無視無視。
海外市場での業務なんかどうせ儲からないんです。この際撤退して何もコマリャしない。
47 :1:2001/09/27(Thu) 14:56
クルッグマン流のインフレよく分からないよ~(泣
財政出動の改革とか日銀買い切りの安全性とか貧富の差の話は大体わかるけど
これが今一歩わかんないよ~(泣泣
48 :ドラエモン:2001/09/27(Thu) 15:17
>1
Bacccccck!は(山形訳もある奴)は読んだ?何処が分からないか訊いてみ。
49 :すりらんか:2001/09/27(Thu) 15:24
>>48
KrugmanのBrookingsやつの訳ですか?
50 :1:2001/09/27(Thu) 15:51
「Bacccccck!」読んでません。
とゆうより存在をしりません。

(ひょっとして歩行者をはねる話ですか?)

金融緩和がどうして投資に結び付くのかがイマイチ分からないのです。
51 :ドラエモン:2001/09/27(Thu) 16:08
これです。ガイシュツだけど(w)

http://www.post1.com/home/hiyori13/krugman/krugback.pdf
52 :1:2001/09/27(Thu) 17:06
>>51
勿論、読みました。(よみました)....

①インフレ期待の形成方法が良く分からない
②インフレのきっかけは財政出動?

こんなこと悩んでるんけど....(数式や専門用語はサッパリでした..)
53 :ドラエモン:2001/09/27(Thu) 17:34
インフレ期待の形成の具体的な方法はムヅイですね、実際。クルッグマン先生のご推奨は
南米のハイパーインフレの国から、インフレ抑制に失敗してくびになった総裁をリクルー
トしてくるという凄い馬鹿話だった(爆)

明確なインフレ目標の設定
これまで忌避してきた政策手段の実行(長期国債の大規模なオペの維持)
消費税やら投資減税の活用

といったとこでしょうね。
54 :1:2001/09/27(Thu) 17:58
>>53
なんとなく
「今度好況(インフレ)になっても、0%じゃなくて4%位にコントロールするんだよ総裁!じゃあね。」
と書いてあるように感じるのですが....
55 :ドラエモン:2001/09/27(Thu) 18:47
こっちに集約しません?

http://www22.big.or.jp/~15ch/readres.cgi?bo=economy&vi=0325&rm=50
56 :1:2001/09/27(Thu) 22:06
>>55
時間が前後しますが、了解しました!
HNは H1 に変更。
57 :やま:2002/02/22(Fri) 01:09
ハイパーインフレになると国は借金帳消しになりますけど、銀行は企業に貸した金や、
住宅ローンとか返ってくる金が目減りしてしまい、また破綻ですよね。
また公的資金投入でしょうか?この疑問どなたか答えてくださいませんでしょうか?
58 :名無しさん2002:2002/02/22(Fri) 01:36
>>57
ハイパーインフレを前提に話しが進むのですか?どの程度のインフレかわからないけど
とりあえずハイパーインフレになったら、現金、債務、債権全てリセットですね。
集めたお金も、ほぼリセットされるので
銀行自体が、なくなりますね。

もう一度、預金を集める所からやり直し。
59 :ドラエモン:2002/02/22(Fri) 02:03
>>57

ん?銀行は実質価値で預金保証してるわけじゃないから、破綻はしないよ。まあ、預金する人
少なくなるだろうけどね。それでも、ブラジルにもペルーにも銀行はあるよ。
60 :名無しさん2002:2002/02/24(Sun) 02:08
金利がフレキシブルに動くから、極めて短期(その負債の固定金利期間の間だけ)しかハイパーインフレーションの恩恵を受けられないんじゃないの?
61 :名無しさん日本語版:2002/03/30(Sat) 22:41
ただ今、日銀国債買い切りオペ10兆円/月、進行中・・・
62 :ドラエモン:2002/03/30(Sat) 22:44
>>61

ハァ?この間まで8000億で、今は1兆円。毎月10兆くらい買うと良いけど、そうはなって
ないのだ(藁
63 :61:2002/03/30(Sat) 22:46
>>62
スマソ。一桁間違えたyo!(w
64 :名無しさん日本語版:2002/03/30(Sat) 22:48
>毎月10兆くらい買うと良いけど

年に120兆。
おつりが出るぞぉ~!
65 :ドラエモン:2002/03/30(Sat) 22:59
>>64

そうでもないでしょう(まじで)。市中銀行の国債保有残80兆くらいらしいから、毎月10兆
買っていけば3ヶ月くらいで残存期間長めの国債全部買えるんじゃない?インフレターゲットを
やるなら、これくらいしなきゃ。半年でデフレ解消(藁

ちなみに、世界大恐慌当時のデータを見ると、本気でガムバレば、せいぜい半年でデフレは終わ
るよ。
66 :名無しさん日本語版:2002/03/30(Sat) 23:05
>半年でデフレ解消
すげぇ~!

>市中銀行の国債保有残80兆
残りは、誰が持ってるんでしょうか?
67 :名無しさん日本語版:2002/03/31(Sun) 19:55
デフレとインフレ本当に怖いのはどっち?
68 :ドラエモン:2002/03/31(Sun) 20:04
まあ、デフレ5%=インフレ50%くらいの破壊力でしょう。70年代半ばのインフレが30%
くらいだったが、いまほどメチャクチャになってない。大恐慌直前の長期不況でも3%デフレ位
だったわけですから。
69 :名無しさん日本語版:2002/03/31(Sun) 20:16
>まあ、デフレ5%=インフレ50%くらいの破壊力でしょう。70年代半ばのインフレが30%
>くらいだったが、いまほどメチャクチャになってない。
年配の方がおっしゃることに間違いはないんでしょうね。
ここまで来ると病気だろうけど・・・
70 :名無しさん日本語版:2002/03/31(Sun) 20:36
誰に「恐い」ということ自体がはっきりしてないから…
71 :ドラエモン:2002/03/31(Sun) 21:57
>>69

もちろん、僕は2~4%位のレンジを死守すべきだと思うが、「破局的な事態を招く」と
いうことを>>67のいう「恐い」と定義するなら、>>68に書いたことは、全然病気だとは思
わないけどね。

石油危機の後のインフレは、サプライショック+先行する過剰なマネー供給の合わさった
結果だから、インフレ沈静化の過程で産出量も大幅に低下し、酷いことになったのは確か
だ。しかし、ここで議論しているのは純粋のインフレとデフレだろう?だったら、5%の
デフレが実物経済に与える破壊的な影響は、10%位のインフレによる資源配分の悪化を
完全に凌駕すると思うよ。

だからこそ、ルーカス教授ですら、何が何でもデフレを止めろと忠告してるわけだから。
>>http://www.ichigobbs.net/cgi-bin/readres.cgi?bo=economy&vi=0464&rm=30
参照。
72 :Thumb:2002/03/31(Sun) 22:12
>>65
>半年でデフレ解消(藁)
一度、真顔でお伺いしたいと思っていたのですが(反論するわけではないですよ)、
資金をジャブジャブに供給しても、
政治家がBSEパニックの渦中に牛肉を食べて安全性を誇示するような感じで、
期待インフレが醸成されないこともないですかね。

デフレ、長期不況のhysteresisもあるかもしれないし。
73 :ドラエモン:2002/03/31(Sun) 22:26
>>Thumbさん

>反論するわけではないですよ

なんか、僕は偉く偏狭で、反論も許さない独裁者に見えますかねぇ(w

>資金をジャブジャブに供給しても、
>政治家がBSEパニックの渦中に牛肉を食べて安全性を誇示するような感じで、
>期待インフレが醸成されないこともないですかね。

その通りです。1932年に議会の圧力に屈した連銀は、猛烈な国債買いオペを決行し、過剰準
備を急激に増加させましたが、1年間は全然効果はなく、10%を越えるデフレが続いています。
しかし、翌年にルーズベルトが大統領に就任し、同時に連銀理事会議長も交代し、金本位制離脱
を決めて、リフレ政策を公式に開始して6ヶ月くらいで、前年比でインフレ率はプラスに転じて
います。

当時のGDPは、数年前のピークから50%減少しており、失業率も24%だったことを考える
と、さらに連邦+地方で財政は引き締め気味だったことを考えると、民間から信頼される指導者
の下で実行される本格的な政策転換は、驚くべき効果を短時間で実現することが分かります。
74 :Thumb:2002/03/31(Sun) 23:03
>>ドラエモンさん
>なんか、僕は偉く偏狭で、反論も許さない独裁者に見えますかねぇ(w
いえいえ、滅相な。いつも書き込みでお勉強させていただいております。
ただ、世間のご多分に洩れず、
私もバブルの頃が遠い昔のような話のように思える今日この頃ですもので・・・
不況が長くなると疑い深くなるものでしょうし(W)

ただ、60年以上前の当時と現代との違いと、政治的指導者の不在は現実の障壁としてあると考えるべきですかね。
75 :名無四月馬鹿:2002/04/02(Tue) 09:57
むしろ亀井さんに首相をやってもらってモラルハザードを連想してもらえればいいのでは(w
76 :ドラエモン:2002/04/02(Tue) 11:03
>>75

そうね。クルッグマンは「南米でインフレ起こした中銀総裁をスカウトしてこい」と薦めてる(笑
77 :R:2002/04/02(Tue) 19:35
改革の努力が実を結ぶまで、量的緩和を続けていく=速水日銀総裁

 [東京 2日 ロイター] 速水日銀総裁は、構造改革の努力が実を結ぶまで
量的緩和を続けていくとし、その間は長期金利は上昇しないだろうと述べた。
 衆院財務金融委員会で五十嵐委員(民主党)の質問に答えたもの。
 景気実態と長期金利の関係について、総裁は、「景気の回復に伴って長期金利が
上昇するのは全く問題ない」とする一方、「景気回復なしに金利が上がれば、景気を
下押しする効果をもつことは否定できない」と述べた。
 そのうえで、総裁は、景気回復を進めるような構造改革が進めば、「物価も自然に
上がる状況と考える。それには時間がかかるが、われわれとしては、改革の努力が実を
結ぶまで、量的緩和を続けていく。その間は、(長期)金利は上がらないだろう」と述べた。
(ロイター)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020402-00000802-reu-bus_all


>量的緩和を続けていく。その間は、(長期)金利は上がらないだろう

わかってるなら、国債買いオペで長期金利が上昇するとか言わないで欲しいもんだ・・。
78 :名無四月馬鹿:2002/04/06(Sat) 11:11
>1
これだけ資金需要が低迷していたら
インフレどころか
マネーサプライ増も困難では。
短資会社の日銀の預かりが上昇している
みたいだね。
資金が滞留するだけでしょ。
79 :ドラエモン:2002/04/06(Sat) 16:31
>>78

ダボダボになるほど緩和しても景気刺激効果も、デフレ阻止の効果もないのはなぜか?これが
クルッグマンをして「流動性の罠」モデルを開発させた理由なんです。彼も、97年か8年頃
に日本経済の危機を克服する手段は金融緩和しかないと言い始めた時は素朴マネタリズムに近
く量を出せばいいと主張してた訳ですが、その後のゼロ金利や「量的緩和」の効果を見ている
うちに、将来に渡りプラスのインフレが続くことを日本国民が確信しなければならないという
結論に達し、そうでない限り目先の緩和はほとんど効き目がないという根拠を明らかにしたの
が「流動性の罠」論なわけ。これについては、過去スレで大量に議論されてるから参照してね。
80 :78です。:2002/04/06(Sat) 18:40
>79過去ログはゆっくり読みます。
インフレターゲットで国民にインフレ期待が
根付くというのも根拠のない話のように
思います。
日銀にインフレを起す力がないのに
なぜ、インフレターゲットを信頼して
インフレ期待が起きるのでしょう?
81 :ドラエモン:2002/04/06(Sat) 21:04
いくら貨幣を発行してもインフレにならないなら、これはこれで誠に結構な話です。

その場合には、市場に存在する国債を最後の1円まで日銀が買ってしまいましょう。財政危機
も長期金利の上昇も起こらず、永久に財政赤字を続けられます。

もちろんそんな馬鹿な話はあり得ません。貨幣の発行を増やしていけば、100%確実にインフ
レになります。問題は、「日銀はインフレになるほど貨幣を発行しない」と誰もが信じている事
なのです。インフレを恐れている人が多い?本当なら、外貨や土地・金あるいは株などの価格が
上昇しているはずです。信じているけど「今は」インフレにならないだけ?なら、今の状態は、
貨幣バブルです。早急にバブル退治しましょう(笑)
82 :80です。:2002/04/06(Sat) 21:42
外貨建ての債務がなければ
日銀の力で永久に財政赤字を続けることも
できそうですが?
馬鹿な話でしょうか?
まー、これもデフレギャップが存在すること
を前提に話ているだけで
好況期に同じことをしたらインフレですね。

貨幣の発行を増やせば100%インフレに
なるかも不明です。

ハイパワードマネーの増加が
マネーサプライの増につながらない
可能性があります。
またマネーサプライが増加しても
貨幣の流通速度が低下するかもしれません。
83 :ドラエモン:2002/04/06(Sat) 21:44
>>80

だから、それならそれでいいんです。無税国家の誕生です。
84 :82です。:2002/04/06(Sat) 21:48
>83
長期的にはインフレになるので
無税国家は無理じゃない。

それに
財政赤字が拡大すれば
いずれ
対外収支も悪化しそうだし。
85 :ドラエモン:2002/04/06(Sat) 21:51
>>84

意味不明。インフレになるんでしょう?だったら、それで良いじゃない。
86 :すりらんか:2002/04/06(Sat) 23:08
銅鑼さんのは野口旭氏(悠紀雄とまちがえてはいけない!!)得意技
の論法ですね.これかなり強力で上手い「詰み」だと思います.イン
フレになるか無税国家になるかいずれにしても結構じゃん(もちろん
無税国家なんてあり得ないと考えているわけですが)というお話.

82さんの発言は
1.これもデフレギャップが存在することを前提に話ている
だけで好況期に同じことをしたらインフレですね。
-->ということは常にデフレギャップが続く(と信じられている)
ならば無税国家が誕生,そうでないならちゃんとインフレ起きる
(ちなみにいつかインフレ起きるかもと思われれば今インフレし
ます)
2.貨幣の発行を増やせば100%インフレになるかも不明
-->これはデフレギャップがけして消えないかもよ?といっている
だけ……繰り返しになるけどだとしたら無税国家誕生
3.ハイパワードマネーの増加がマネーサプライの増につながらない
可能性があります。またマネーサプライが増加しても貨幣の流通
速度が低下するかもしれません。
-->ならばいくらでも買いオペ出来るわけだからやっぱり無税国家
誕生……

と完全に旭理論に封じられています.

ちなみに私も通常の金融調節の局面で貨幣乗数・流通速度が固定で
……という議論が完全に成立するとは言いませんが大まかな幅では
やはりマクロの物価水準は貨幣的現象と考えて良いのでは.
87 :すりらんか:2002/04/06(Sat) 23:12
ちなみに,旭理論に対して(けして賛成しないし……というか無茶無茶だと思うが)
論理的な矛盾点なく出せる反論は意外にもハイパー・インフレ論だけなのではない
かと思う.ただしハイパーインフレ論は別方面から論破できると思うけど.
88 :名無四月馬鹿:2002/04/07(Sun) 00:25
>>87
旭理論はどの辺が無茶苦茶なのですか?
89 :ドラエモン:2002/04/07(Sun) 00:40
>>88

すりらんか氏の()内は、旭理論ではなく、()の後のハイパーにかかっているんじゃない?
90 :すりらんか:2002/04/07(Sun) 01:33
>>88さん
うわ.たしかにすごく修飾被修飾がとりづらいですね~スマソ.
銅鑼さんの指摘通り()はハイパーインフレを修飾させたつも
りでした.訂正サンクス.
91 :84です。:2002/04/07(Sun) 03:55
無税国家って
そんなに良い話なの

結局、どういう形で
政府、家計、企業の間で
GDPの配分するかという
問題であって
税だと、負担を実感できるという
だけではないかなー。
無税国家じたいは確かに不可能ではなさ
そうですね(笑)
ただ、財政赤字を永遠に続けることは
できそうにないなー。
対外収支が悪化するから
これは無税国家とは別の問題ではないかな。
92 :91ですけど:2002/04/07(Sun) 04:03
補足だけど
常にデフレギャップがあるなら
無税国家誕生だと思います。
ハイ
93 :91ですけど:2002/04/07(Sun) 05:06
もう一つ補足で
デフレギャップがない状態で
買いオペをやったら
資金需要が旺盛なので
ハイパーインフレだと思います。

要はマネーサプライは
デフレ期には資金需要が決め
インフレ期にはハイパワードマネー
が決定すると思います。

ですから、デフレ期であれば
買いオペをいくらやってもOKです。
無税国家の誕生です。
しかし
デフレからインフレへの転換は
日銀の政策とは別の理由で決まりそうです。
つまり期待の変化だと思います。

インフレ期でもハイパーインフレを気にしないなら
買いオペを継続することも可能です。

ただ、無税国家とはいえ
財政赤字の拡大による、対外収支の悪化は起こると
思います。

無税国家にして
国内の資金でファイナンスできる程度の国債を
消化していくのは可能ではないかなー。
でも、それがメリットがあるとも思えない。
結局はGDPを企業、家計、政府の間で
どう配分するかの問題だから。
94 :91ですけど:2002/04/07(Sun) 10:04
結局、無税国家をつくると
財政規律が失われる。無税国家なので政府としての赤字は考えなくていいが
対外収支の悪化、国家としての赤字を増大させる可能性がある。
(アメリカは基軸通貨国なのでOK)
財政政策が金融政策に規定される。また、その逆もおこり政策の自由度がなくなる。
メリットはあるか?
政府としては増税などという遠まわしな手段をとる必要がない
しかし
国民経済としては、GDPが増加するわけでもないから、なんのメリットもない。
95 :すりらんか:2002/04/07(Sun) 11:45
というか旭理論は背理法です.無税国家の部分はレトリック
であって帰結ではないとおもいますよ.

さらに細かな点を上げると(というかオフパスなんだけど)
>デフレギャップがない状態で買いオペをやったら
>資金需要が旺盛なのでハイパーインフレだ
デフレギャップがない状況で買いオペをやった例はありますが,
ハイパーインフレにはならなかったはずですが(ギャロッピン
グ・インフレにはなったが).というかそんなことが生じうる
ならそれを確率的に読み込んだ分今インフレがおきるでしょ?

>財政規律が失われる。無税国家なので政府としての赤字は考え
>なくていいが対外収支の悪化、国家としての赤字を増大させる
>可能性がある。
デフレギャップが無くなる状況なら財政を拡大させる必要はな
いわけです.それを超えて財政がめちゃめちゃやるってのは「
政府が国民のコントロールを完全に離れている」時にしか起こ
らない.ある程度の(インフレ課税の生じない)打ち出の小槌
状態のシニョリッジでファイナンスする財政赤字が引き起こす
(ちなみに既発国債を買う部分はフローとは切れてます)対外
赤字が円相場を全く変化させないという想定もおかしい.円安
にふれますからやっぱりインフレするんですよ.
96 :すりらんか:2002/04/07(Sun) 11:55
訂正
>デフレギャップがない状況で買いオペをやった例はありますが,
>ハイパーインフレにはならなかったはずですが
この部分は規模が全然違うだろという反論が当然出るでしょうから
取り下げます.
97 :ポチ:2002/04/07(Sun) 12:07
>95
>デフレギャップが無くなる状況なら財政を拡大させる必要はな
>いわけです.

そうですか、いったん拡大した予算は既得権化するので
必ずしもそうとは言えないし
税という形をとるから、収支の均衡を意識して
既得権化による予算の拡大を防止することができる
ように思うけど。

>対外赤字が円相場を全く変化させないという想定もおかしい.円安
>にふれますからやっぱりインフレするんですよ.

対外赤字というのは、超長期の視点ですよね。
貨幣供給がインフレにつながるというのは
長期の視点としては有効だと思います。
(これは前から言っています)
短期的な景気対策として、日銀が買いオペで
デフレをインフレに転換させる力はない
ように思いますが
いかかがでしょう。
98 :ポチ=91:2002/04/07(Sun) 12:08
ポチは91です。
国債のスレッドと間違えた。
これからはポチとします。
99 :ポチ:2002/04/07(Sun) 12:14
結局、私の言いたいのは、
買いオペがインフレにつながるのは
いつのことかわからない長期の話で
短期的効果は薄いと思う。

短期的にはインフレに導けない日銀の
インフレターゲットによるアナウンス効果は
疑問があるし

仮に効果があるとしても

インフレ期待が起きれば金利の上昇だってある。

また、投資へのエネルギーが低下するなかで
実質金利が低下しても、投資の増につながる保証もない。
インフレはいったん起きると、止めるのが困難であること
を考えれば
リスクに見合うリターンがあるとも思えない。
100 :ドラエモン:2002/04/07(Sun) 12:32
デフレは現状のように「いったん起こると止めるのは困難」ですが?インフレは、金融引き締め
と財政支出削減で割と簡単に実現するが。

そもそも80年代にインフレ退治が大変だったのは「インフレ期待」の退治が、中央銀行の断固
たる反インフレ政策のコミットメント無しには困難だったことの帰結であるというのは、今では
定説でしょう。インフレターゲットによるデフレ克服という話は、それをデフレ局面に適用して
いるだけで、基本的には完全にオーソドックスな話です。
101 :ポチ:2002/04/07(Sun) 13:54
97番訂正です。
対外不均衡は財政赤字が原因でおきるので
無税国家であるか否かとは無関係な話でした。

ついでに

>100

>デフレは現状のように「いったん起こると止めるのは困難」ですが?
>インフレは、金融引き締め
>と財政支出削減で割と簡単に実現するが。

確かにデフレを止めるよりは、
インフレを止めるほうが簡単でしょうね。
この割と簡単という表現をどうとらえるか
の問題だけど
決して少ないリスクではないと思います。
102 :名無四月馬鹿:2002/04/07(Sun) 14:24
数年経ったら「あのときのキチガイじみた金融緩和のおかげで・・・」となっていることを予想
103 :ポチ:2002/04/07(Sun) 14:47
101わかりにくいので補足だけど
デフレギャップ化ならば、買いオペやりまくても
マネーサプライは増加しないし
対外収支の不均衡には直接つながらなないだろう。
民間の収支が減少しているから

長期でみれば、インフレ期待に転換した場合は
円の大量供給が起きるという原因での円安、インフレはある。

しかし
私が対外不均衡がおきるとしたのは
無税国家でも、永遠に赤字が拡大できるわけでは
ないとい話であり

これは無税国家でなくても同じ理屈で
買いオペとは無関係の話題であり

スリランカさんの

>対外赤字が円相場を全く変化させないという想定もおかしい.円安
>にふれますからやっぱりインフレするんですよ.

この指摘はあてはまりません。
インフレ期待が起きればマネーサプライ増と
インフレが起きるので円安になると思います。
104 :ポチ:2002/04/07(Sun) 14:51
101に補足だけど
景気対策は財政政策を中心に行えばいいのであって
そのほうが確実な効果があり
投資のエネルギーの減少する中で
インフレによる実質金利の引き下げがおきても
これまでの金利低下局面でもたいして
投資が力強い回復を見せなかったように
あまり景気浮揚効果は望めんでしょう。
あえてインフレリスクを取るまでもない。

これは
インフレターゲットのアナウンス効果を
肯定した場合の議論で
その効果じたいに疑問が残る。
105 :ドラエモン:2002/04/07(Sun) 15:14
>ポチ

この手の話は「僕はこう思う」をいくらやり合っても意味なし。データを調べる以外なし。
財政政策が有効な不況は、消費関数や投資関数が、普通の意味で安定している場合(消費が
可処分所得と安定的な関係を維持しているor企業収益やキャッシュフローと設備投資が安定
した関係を維持している)だが、いまは、まさにここがガタガタになっているのが最大の問題。

その原因を追及していった結果が、クルッグマンのインフレ政策であり、今日多くの経済学者が
賛同しているインフレターゲット。
106 :すりらんか:2002/04/07(Sun) 16:00
(逆はいざ知らず)長期で生じるが短期では生じない価格変化と
いう考え方は完全に矛盾しています.落ち着いて考えましょう.

実質金利が90年代は過剰に高止まっていた点に関しては実証論文
がごっそりある&不連続で一回限りの政策変化が無効でコア・イ
ンフレレート変化には影響力があるという考え方も導けるモデル
はあるので,ポチさんの経済学の知識の概要を教えてもらえれば
うぷします.

金融政策の態度変換が急激な変化をもたらす点については大恐慌
期の日米に前例有り&インフレターゲットでのデフレ退治につい
ても90年前後のスイス等に実例有り.

銅鑼さんの
>財政政策が有効な不況は……まさにここがガタガタになっている
という状況を何とかするためにもとりあえずデフレバイアスの強
い金融政策は放棄されねばならないというのも私の以前からの主
張です.
107 :ポチ:2002/04/07(Sun) 16:32
>長期で生じるが短期では生じない価格変化と
>いう考え方は完全に矛盾しています.

単純にマネーサプライの増が、
資金需要にも規定されるので
資金需要の旺盛な場合は
買いオペの効果が現れる。
現状は買いオペの効果はないだろう。
長期的に見れば期待の変化もありうるの
で
マネーサプライ増もあり得ると考えたのです。
108 :ポチ:2002/04/07(Sun) 16:37
>105
とすると、インフレターゲットをやると
消費関数や投資関数が安定するのですか?
そのあたりがよくわからない。

インフレがおきても
名目金利が上昇するから、
実質金利がどれだけ下降するか
保証はないなー。
ましてや、それで
投資のエネルギーのなくなった
状況を克服できるとも思えない。
企業は投資をしないのは金利の
問題だろうか?
109 :ドラエモン:2002/04/07(Sun) 16:43
>>107

いま、現金需要もの凄く旺盛ですよ。95年位から平均すれば毎年現金通貨流通残高は5%から
10%位増えてんじゃないですか?名目消費がこれだけ駄目で、現金需要がこんなに増えるのは
異常な事態です。まさに流動性の罠にはまった状態と言うことです。

で、流動性の罠というと、ケインズを表面的にしか読んでないと、金融政策が無効になるじゃな
いかと反論するでしょう。ところが、一般理論を良く読むと恐ろしいことに、ちゃんとかいてあ
るのですよ。中央銀行が(景気が良くならないうちに)どうせ利上げするだろうから長期金利は
下がらないって。ケインズの場合には長期金利が一定以下に下がらないのが問題でしたが、今の
日本ではデフレ期待(その結果としての期待長期金利)が、どうせ中銀は景気悪くてもちょっと
した口実で利上げしたがっているという我々みたいな連中の批判がそのまま一般理論にも書いて
あるわけ。

2000年8月、世界中がアメリカITバブル崩壊の帰結を固唾を呑んで見守っている最中に、
利上げに転ずるその不動の信念・断固たる決意を目の当たりにすれば、デフレ期待が沈静化する
はずもないのは自明でしょう。
110 :ドラエモン:2002/04/07(Sun) 16:52
インフレ期待が上昇する場合、不完全雇用経済では実質金利は絶対に低下します。どんな理論で
も、実証研究の結果でもそうなります。そうならないと思っているのは、齋藤精一郎とか、木村
某とかいったデムパ系の人だけ。トービンからルーカスまで、この辺りについては意見の一致を
みている。反対してるのは、日銀イデオローグだけ。

デフレ期待は自動的にバランスシートを悪化させ、資産効果を通じて消費性向、投資性向を低下
させる。資産はデフレで減少するが、債務は一定なので、名目純資産はデフレで減少。問題は、
デフレ率>名目資産減少率なら実質資産価値は上昇するけど、そうはならないということ。また
なったとしても、債務者と債権者で投資率・消費率が最初から違うので、分配効果を考えれば、
やはり消費関数も投資関数もデフレで下ぶれは経験的事実。
111 :ポチ:2002/04/07(Sun) 16:54
>中央銀行が(景気が良くならないうちに)どうせ利上げするだろうから長期金利は
>下がらないって。

塩野谷祐一のでいくと何ページ。

>Lデフレ期待が沈静化する
>はずもないのは自明でしょう。

インフレは将来のマネーサプライより
現在の物価水準に影響されると思うけど。
112 :ドラエモン:2002/04/07(Sun) 17:00
本はオフィスのあるので今は分からない。長期利子率の説明のところ。

フィリップス曲線は、大幅な失業率の状態では水平に近づく。つまり、インフレ率はインフレ
期待によって支配的に決まってくる。期待形成に緩い意味での合理性を認める限り、インフレ
ターゲット付き量的緩和はデフレを止める最も直接的な手段。
113 :ポチ:2002/04/07(Sun) 17:02
>いま、現金需要もの凄く旺盛ですよ。

企業が債務の圧縮していないかなー。
量的緩和のわりには
広義流動性も増加していないように思うけど。

>インフレ期待が上昇する場合、不完全雇用経済では実質金利は絶対に低下します。

それは、そうだけど
インフレ期待が名目金利を上昇させるのも事実だと思う。

>デフレ期待は自動的にバランスシートを悪化させ、
>資産効果を通じて消費性向、投資性向を低下
>させる。

これも確かにそうだけど、
財政政策だってバランスシートを改善しそうだけど。
投資性向が低いのは期待成長率の低下ではないかなー。
一つは長い景気低迷、もう一つは潜在GDPの成長率の低下
この辺りをなんとかしないと
民間需要の根本的な回復はないと思うなー。
114 :ポチ:2002/04/07(Sun) 17:05
>インフレ率はインフレ
>期待によって支配的に決まってくる。

インフレ期待が将来のマネーサプライよりも
現在の物価水準の影響の方が大きいという
ことはないかなー。
115 :名無四月馬鹿:2002/04/07(Sun) 17:05
>113
すでにこの辺でインフレ・ターゲットに反対する明確な理由は
ないんじゃないの?
ほとんどなんくせに近い。
116 :ポチ:2002/04/07(Sun) 17:22
そんなことないけど。
117 :ドラエモン:2002/04/07(Sun) 17:22
潜在成長率下がっている証拠は、実はほとんどない(藁
下がっているなら、こんなに失業率は上がらない。99年や2000年に2.5%位も
成長したが失業率は下がっていない。構造主義者のキャンペーンを鵜呑みしているマスコミと、それに妥協する経済学者が悪い(w

名目金利少し上がるのは良いじゃない。実質金利下がればよい。深尾先生曰く、今の名目
超低金利じゃ保険会社が破綻する。劣後債などで銀行に資本供給している保険会社が破綻
したら金融システム全滅。名目金利を少し上げられるようにインフレ期待を形成すべきだというのが深尾説なくらいだ。

現金需要の話は、日銀のマネーサプライ統計見てね。
118 :ポチ:2002/04/07(Sun) 17:35
>117
>潜在成長率下がっている証拠は、実はほとんどない

とすると、実際の潜在GDPはどれくらいですか?

>99年や2000年に2.5%位も
>成長したが失業率は下がっていない。

もともと、企業内失業が多いのではないかい。
119 :名無四月馬鹿:2002/04/07(Sun) 17:44
>118
>もともと、企業内失業が多いのではないかい。

こういうのは、やっぱり難癖をつけてるのに近いんじゃない?
どうしてそう考えるのかをちゃんとデータなり裏づけをつけるなりして
語らないと、ただの思いつきに過ぎないよ。
他の人は、こんな思いつきでも親切に付き合ってくれるからって
それにぶら下がってるだけじゃ、単なる教えて君でしょう。
120 :ポチ:2002/04/07(Sun) 17:47
http://www.boj.or.jp/siryo/siryo_f.htm

量的緩和が始まった昨年3月からの推移に着目すると
M2+CDは順調に増加しているように見えるが
広義流動性はイマイチだなー。
即効性という意味では、広義流動性は劣るけど
金融自由化で資金の移動が激しくなっているので
広義流動性のほうが指標としては正確だと思う。
121 :ポチ:2002/04/07(Sun) 17:51
>119
企業内失業については400万人やら500万人やら
推定数字があるが
根拠のあるデータなどないのではないかい。
だからといって
企業内失業の話題をしてはいけないということには
ならない。
どこが難癖か意味不明。
122 :ポチ:2002/04/07(Sun) 17:53
それに、日本の場合
終身雇用のため、不況期にまず企業内失業が
増加するのは周知の事実ではないかい。
123 :名無四月馬鹿:2002/04/07(Sun) 17:56
>120
足元ジャブジャブで効果が無い(M2+CDは足元じゃないから、それだけでも
効果が全く無いとは言えないとは思うけれど)
という議論なら、日銀の金融政策そのものが問題であったという
議論が他スレでさんざん議論されているので、
まずはそっちを見てください。
124 :ポチ:2002/04/07(Sun) 17:58
わかりました。
125 :ドラエモン:2002/04/07(Sun) 18:00
企業内失業を考えると実際にはもっと大量の失業者がいるという話であれば、ますます僕に有利。

潜在成長率とは、失業率を動かさないで持続できる成長率である。もし現実の成長率>潜在成長率
であれば、早晩労働不足に陥って成長は持続できなくなるからね。つまり、よく世間でいう潜在
成長率が低下して失業率が上がっているという説は、純粋デムパである。

さて、90年代以降の平均成長率は1%そこそこだが、もし潜在成長率が1%なら、失業率は上昇
しなくて済んでたはず。99/2000年の2.5%成長でも失業率が下がらなかったのは、もっと
成長率が高くないと失業率を下げられない=潜在成長率は2.5%より高い公算が強いという意味。
これに企業内失業まで加えれば、益々3%潜在成長率仮説は補強される。
126 :名無四月馬鹿:2002/04/07(Sun) 18:03
>121
>企業内失業の話題をしてはいけないということには
>ならない。
企業内失業がマクロにどこまで影響力があるのかを
議論せずして、企業内失業があるから失業率が下がらない
なんてのは全くのナンセンス。。

どこが難癖ではないのか全く意味不明(藁。
127 :ポチ:2002/04/07(Sun) 18:16
>126

意味不明。
128 :名無四月馬鹿:2002/04/07(Sun) 18:31
>127
企業内失業の存在が失業率を下げない可能性を
漠然と述べただけでは、事実として証明されたことには
ならないということ。

自分の理屈をきちんと証明できなければ、
それはただの思いつきに過ぎないと言っているんですよ。
(スレの無駄遣い)

少なくとも対等の立場で議論をする気ならば、
ごく当たり前のことだと思うけれど。

というわけで、
どこが難癖ではないのか全く意味不明(藁。
129 :ポチ:2002/04/07(Sun) 18:52
>益々3%潜在成長率仮説は補強される。

確かに財政白書の1%台という数字はにわかに
信じ難いし
3%くらいのほうが納得はいくな。

そうなると
バブル期との比較となるけど
バブル期も同じ発想なら
バブル期の成長率が5%台だから
潜在GDPの成長率が5~6%としても
当時とくらべれば低下はしているようにも
思う。
130 :名無四月馬鹿:2002/04/07(Sun) 18:57
>128
お前も結構スレの無駄だぞ。
他人にごちゃごちゃ言うのが難癖という
意味なら
まさにお前じゃないか(笑)
131 :ドラエモン:2002/04/07(Sun) 19:05
>>129

80年代は4%で、90年代以降3%が良いところだと思う。労働時間の短縮が年に1%位は
あったし、人口伸び率の低下もあるからね。
132 :ポチ:2002/04/07(Sun) 19:07
>131
勉強になりました。
133 :名無四月馬鹿:2002/04/07(Sun) 19:18
>130

>お前も結構スレの無駄だぞ。
>他人にごちゃごちゃ言うのが難癖という
>意味なら
>まさにお前じゃないか(笑)

てーか、お前だろ(藁。
134 :名無四月馬鹿:2002/04/07(Sun) 20:44
>133
目くそ、鼻くそだろ。
お前ら。
135 :どんたく名無しさん:2002/05/08(Wed) 02:01
日銀の国債を買う議論がありますが、これは日本を亡くす議論です。
日銀のバランスシートの極端な劣化、信用低下を招きます。
つまり日銀が国債を無制限に買うことは財政の赤字を縮小する意思がないと
評価され、結果的に市場は債権を売り、長期金利が上昇します。
136 :すりらんか:2002/05/08(Wed) 07:44
>>135氏
これ多分僕あたりへのエサ?日銀がなんでバランスシート気にする必要が
あるんか分からない.それにもしB/Sを気にするなら政府との連結で考え
ないのはおかしい.さらには「政府はほっとくと経済情勢無視の拡張財政
を続けるのに対し日銀はしっかりとした政策運営をする」という「政府無
能日銀有能」論はどうも納得行かない.軍事独裁政権でもない(形式上は
日銀より遙かに民主的な)政府・国会に対して持ち出す論点ではないetc.
137 :どんたく名無しさん:2002/05/08(Wed) 15:52
>日銀の国債を買う議論がありますが、これは日本を亡くす議論です。

たしかに、日本国債のムーディーズやS&Pによる格付けは下がっていますが、
それ以上に信用力が高く、かつ流動性の高い債券がありますか?
そんなこといったら、日銀は公開市場操作ができなくなりますよ。

>日銀がなんでバランスシート気にする必要があるんか分からない.
えっ?日本銀行券は日銀にとっては負債に相当するもの。
日銀は日本の金融システムの要です。そこがバランスシートを気にせずに
不良資産を抱えれば、紙幣価値の暴落を招きかねません。
いくらデフレが深刻だからといって、一国の中央銀行の価値を
貶めてインフレに持っていこうというのは、邪道といわざるを得ません。
138 :どんたく名無しさん:2002/05/08(Wed) 15:54
↑下から二行目、価値ではなく「信認」に訂正します。
139 :外野:2002/05/08(Wed) 17:25
日銀の過度に保守的な政策運営がデフレ期待を促進させてこれだけ酷いことになっている
のに、「信認」を云々してさらにデフレ期待を促進させようとする理由が分からない。
140 :ドラエモン:2002/05/08(Wed) 17:25
>>137

今は金本位制じゃないよ。貨幣の裏付け資産なんてもともと何もない。お札を日銀に持っ
ていっても、新しいお札に代えてくれるだけ(笑 ん?優良企業の発行した手形やCP?
それも、日銀券と容易に交換できるから「優良」なんですけどねぇ。
141 :どんたく名無しさん:2002/05/08(Wed) 18:32
中央銀行勘定は、
貸出+有価証券(国債など)+対外資産(資産)
=銀行券+日本銀行当座預金+政府預金(負債)
となっています。
142 :dell:2002/05/08(Wed) 19:23
>>136
>日銀がなんでバランスシート気にする必要があるんか分からない.

全くその通りだと思うのですけれど、それを言うと「日銀も一民間企業だから」と言い出すトンデモが必ず出てきます。現日銀総裁もこれを言った事があるし、共産党あたりもこう言ったりするのを聞いた事があります。また、現実問題、日銀も株を店頭公開していたりするから始末が悪い。
そもそも、我が日銀は何で株式会社として店頭公開などしているのでしょう?
143 :どんたく名無しさん:2002/05/08(Wed) 20:02
>>142

あんたがトンデモ。

日銀は株式会社ではなく、特殊法人。
店頭市場で取引されているのは、出資証券。議決権などはなし。
144 :dell:2002/05/08(Wed) 20:17
>>143
いやいや、議決権がないことは先刻承知です。
でも、何故株式を発行し、店頭公開までする必要があるのか? ご存知ですか?
145 :どんたく名無しさん:2002/05/08(Wed) 21:42
>>143
創立当初は株式会社だったらしいよ。
貨幣博物館に日銀の創立時定款が展示されているけど、株式会社らしかった。
資本金は設立時1億円でそのまま増資せずに来ているという話を聞いたけど本当かなあ。
146 :どんたく名無しさん:2002/05/08(Wed) 22:09
>>144
株式ではなく(マーケットでは俗称として日銀株と呼ばれているが)あくまで出資証券。
民間出資分を公募にしたから、店頭市場で取引されている。なぜ、公募にしたかは知らない。
でも、そのおかげで、マーケットの日銀に対する評価が分かるというメリットがある。
147 :どんたく名無しさん:2002/05/08(Wed) 22:33
ペイオフ解禁を目前に控えて、ここしばらく短期国債の入札額が募集額の200~300倍、ときには600倍を超える日もあるという。空前の国債バブルが続いて、利率はほとんどゼロに近い。それでも入れ食いで売れてしまうところがこの国のすごいところだが、もし今後長期金利が上がると、国債の含み損で銀行は大変なことになりそうだ。
極端な円安誘導やインフレターゲット論を掲げる人たちは、このあたりをどう考えているのだろうか。影響は軽微と考えているのだろうか。よくわからない。
148 :すりらんか:2002/05/08(Wed) 23:25
>貸出+有価証券(国債など)+対外資産(資産)
>=銀行券+日本銀行当座預金+政府預金(負債)
これイコールじゃないよ資本の部が抜けてる.それはさておき,
これに一般政府を連結させてやると日銀保有の国債・政府預金は
消えて無くなるそうすると,負債は(日銀以外の保有する)各公
債・現金・日銀当座となる.まぁ,流動性の元ネタですね.でこ
このポートフォリヲを変えてやる(長期債から日銀当座とか,短
期債を日銀当座にかえるのはほとんど流動性供給とは言えない).
これがどう日本崩壊なのか分からない.
149 :dell:2002/05/08(Wed) 23:28
>>147
インフレターゲットが採用されれば、おそらく金融機関は保有国債のデュレーションを下げる方向で動くでしょう。従って長期国債には売り圧力が掛かりましょうが、ターゲット目標実現のために日銀は国債買い切りオペを増やすわけですから、これに吸収されて、長期金利が急上昇する展開は考えにくいと思います。長期金利が本格上昇に転ずる頃には、売るべき長期国債はほぼ売り尽くされている(長期国債のかなりの部分が日銀保有となる)展開が一番考えられるのではないでしょうか。(もちろん、金融機関も全ての長期国債を売り尽くすわけではないでしょうから含み損ゼロとはいかないでしょうが・・・)
また、長期金利が本格上昇に転ずる頃にはデフレ脱却が果たされているので(そうでなければ日銀が買い切りをやっている中で長期金利が上がる理由がない)、株や不動産の含み損が大幅に減少ないし含み益が生まれるため、金融機関にはむしろかなりプラスになると思われます。
150 :ドラエモン:2002/05/08(Wed) 23:58
>>147

この話も随分書いたなぁ。今、マイナス1%のデフレがプラス3%のインフレになって、名目
長期金利が5%になるとすると、例えば1.5%の流通利回りの長期国債は約30%減価する。

全銀ベースの保有国債は80兆円弱だから、24兆円の損失になる。ところが、実際の保有国債
の平均満期(ディユレーションと言っても良いけど)は4年くらい。10年債で24兆円の損が
でるとして、コールがゼロのママなら、実際の損失は24X4/10で10兆円くらいなもんだ。

で、毎年一行当たり数兆円の不良債権追加処理をしているのを考えると、資産価格の下落が止ま
り、保有株式の価値が上昇(この3月も日経平均が1万円を割らなかっただけで『危機』は生じ
ないで済んだくらい大きい)すれば、全銀ベースで10兆円の評価損くらい屁でもないだろう。
151 :どんたく名無しさん:2002/05/09(Thu) 22:01
つーか、満期まで持ち続ければ問題ないんでしょ?
152 :ドラエモン:2002/05/09(Thu) 22:06
いや、銀行のバランスシート評価は間もなく時価会計になりますから、期末の市場価格で
保有債券の価値を計算し、評価損益を計上しなければならない。そして、そのよって自己
資本比率とか計算すると、例によって問題が出ないわけではない。しかし、その場合は、
国債だけは償還価値で評価して良いって特例認めりゃ良いんだよ。
153 :dell:2002/05/09(Thu) 22:39
>>152
>>150でドラエモンさん自身指摘されるているように、40数兆円の保有株式の上昇でBIS規制はクリアできるでしょう。それに、銀行も馬鹿ではないのだから、日銀の長期国債買い切りオペに積極的に応札するなどしてデュレーションの短期化を図るでしょうし・・・。
「特例」とかまで考えなくても・・・。
154 :どんたく名無しさん:2002/05/09(Thu) 22:51
>日銀の長期国債買い切りオペに積極的に応札するなどしてデュレーションの短期化を図るでし
>ょうし・・・。

そこで相場を張るような銀行が世界に伍すような投資銀行の姿なのでしょうがね・・・。
駄目な子は管理して、自信を失わせないようにして、親の言い付けを守らせていくしかないか・・・。
155 :137:2002/05/11(Sat) 00:13
>>148
すりらんかさんは、日銀はバランスシートのポートフォリオ(資産構成)を
気にすべきじゃないと言っておられるのですね。
それでしたら、納得できます。
私は、日銀は財務内容、とりわけ貸出資産の健全性に十二分に気を配るべきだと
考えています。
日本銀行の行う金融政策に対する信認が揺らいでいて、
これは非常に困ったことですが、
日本銀行の財務内容に対する信認が揺らぐのというのも
これは重大な問題だと考えます。
山一證券に対する日銀特融約1500億円が未回収のままになっていて、
これをどこが負担するのか?という問題に決着がついていないのですが
(政府が負担するという線が有力になっているようですが)、
これはやはり政府が負担すべきでしょう。
156 :ドラエモン:2002/05/11(Sat) 21:45
日銀の財務内容?だったら交付国債でもなんでも政府が出せばいいんでしょう?不換紙幣制度の
下で、潜在GDPというか国民の生産力以外に、貨幣の裏付けなんかありませんよ。
157 :どんたく名無しさん:2002/05/11(Sat) 21:54
内容はないようってわけですか?

古いギャグだ・・・。
158 :すりらんか:2002/05/11(Sat) 22:02
>日本銀行の財務内容に対する信認が揺らぐのというのも
>これは重大な問題だと考えます。
もし気にするとしたならならば(僕はこれにすら懐疑的),重要なのは政府
+日銀の連結バランスシートであって日銀のそれではない.バランスシート
を気にするっていうのは日銀の信任の形成の「行われよう」が民間企業同様
になされているといいたいわけでしょうから……ある会社の子会社の財務内
容を見るとき「親会社と連結するのはおかしい」という人はいないんじゃな
いかしらん.
159 :すりらんか:2002/05/11(Sat) 22:05
>山一證券に対する日銀特融約1500億円が未回収のままになっていて、
>これをどこが負担するのか?という問題に決着がついていないのですが
>(政府が負担するという線が有力になっているようですが)、
という言い方からも分かりますが,日銀系の人ってなにか日銀は政府部門で
はないと思ってたりするみたいなんですよね.あたかも日本政府がなくなっ
ても日銀は関係ないみたいな……かなり意味不明なそれこそ関東軍的発想だ
と思います.
160 :招き猫@いちご初心者:2002/05/11(Sat) 22:15
ドラえもんさんへ、
>>150
>資産価格の下落が止まり、保有株式の価値が上昇
どれくらいのインフレ率で、資産価格の上昇がはじまりますか?
土地に関してはいかがですか?
161 :ドラエモン:2002/05/11(Sat) 22:17
>すりらんか殿

いやいや、大日本帝国は潰れ帝国陸海軍は消滅したが、財務省も日銀も生き残った。一部の人の
意識では、自分の帰属する組織は日本国とは関係なく永遠に不滅なのは自明の事実ではないの???
162 :ドラエモン:2002/05/11(Sat) 22:19
>招き猫殿

1930年代の日本のデータでは、デフレ反転の直後に地価も株価も上昇し始めてます。
163 :招き猫@いちご初心者:2002/05/11(Sat) 22:25
ドラエモン氏へ、ありがとうございます。
実は、地価と物価上昇率との関係についてちょこっとレポートを書こうかと考えています。
良ければ、目を通していただけると在りがたいのですが・・・
164 :dell:2002/05/12(Sun) 00:46
>>163
おっ、これは注目。
165 :どんたく名無しさん:2002/05/13(Mon) 01:42
>>164
dellさん、こんばんわ。
某代議士ルートで例のお手紙のやりとりを、HPに掲げてちょっくら煽ってみようという
作戦です。うまくいくかどうかは解らないのですが・・・
平蔵先生も実はインフレターゲット賛成論者だと思います。
しかし、現内閣の中では小泉さん・塩川さん財務省も大反対。
けれど物価以外に長期金利や失業率・資産価格といったような指標について、経済主体
として日銀にも責任があるということをはっきりと主張することが出来るのは、内閣と
議会だけだと思うのです。日銀法改正まで待てそうもないですし・・・
取りあえず、内閣・議会と日銀が3~4%の率でインフレのアコードを結べる事ができ
たらしめたものです。
せっかくやるからには、出来る限り理論武装したいと考えています。

皆様からなんらかの形で指導いただけると在りがたいのですが。
166 :R:2002/05/13(Mon) 01:51
竹中さんは、30兆の制限も政治的意味合いの物だとちらっと言ってたからね。
金融政策も、毎回さらに一歩踏み込んだ政策をと日銀に注文してた。
インフレターゲットも賛成みたいだし、今回の税改革もできるだけ投資減税とか
需要対策の減税をしたいみたいだけど、財務省、日銀、自民税調など
なかなかうまくいかないみたいですね。
167 :ぱっぱらぱー:2002/05/13(Mon) 20:07
投資減税によって企業者活動をバックアップすることに真意があるのでしょうか。
竹中平蔵氏はライトなシュンペテリアンかもしれませんね。
以前、日経新聞のやさしい経済学-20世紀の経済学の巨人たち-で
シュンペーターを担当していましたし。
168 :dell:2002/05/13(Mon) 21:45
>>165
いや、日銀法を改正せずに「内閣・議会と日銀が3~4%の率でインフレのアコードを結べる事ができたら」などとあまり考えない方が良いと思います。
実際、日銀は「資金需要がない中で、3~4%のインフレに誘導する事は困難」と強く抵抗するでしょう。そして、最終的な落とし所は、ターゲット未達時の日銀の責任を問わない事を条件に(というより、現在の日銀法のままでは日銀に対していかなる責任も問えない)0%のインフレターゲティングで合意ということになるでしょう。その帰結は、現在と同じスタンスでの金融政策運営が続けられ、デフレは続き(そもそもインフレ指標の上方バイアスを考慮すれば、0%のターゲティングというのはインフレターゲティングではなく1%程度のデフレターゲティングだ!)、ターゲティングは達成されず、しかし日銀は全く責任を取らずそれどころかターゲティング未達を根拠にインフレターゲティング政策がいかに不毛な政策であるかを喧伝しさえするでしょう。
要するに、日銀法を改正しなければインフレターゲティングの実行は担保されないのです。
さいわい、竹中大臣も日銀法改正には積極的なので(日銀の独立性は政策手段の独立性に限定されるべきというのが持論)、やはりここから攻めるべきではないでしょうか。

それから、都市部の容積率緩和をもっと積極的に推進するよう呼び掛けてはいかがでしょう。これについては、構造改革派の政治家も理解してくれると思いますよ。
169 :どんたく名無しさん:2002/05/14(Tue) 01:27
>>168
>それから、都市部の容積率緩和をもっと積極的に推進するよう呼び掛けてはいかがでしょう。これについては、構造改革派の政治家も理解してくれると思いますよ。
dell氏も、実は政治家がインフレターゲティングを主張するときの胡散臭さは感じているのかな?
170 :招き猫:2002/05/14(Tue) 01:33
>>168
dell氏へ
>都市部の容積率緩和をもっと積極的に推進するよう
これって諸刃の剣です。容積アップは、オフィスも住宅も供給面積アップに繋がりますから。
171 :招き猫:2002/05/14(Tue) 01:36
つづき。
日銀法改正は絶対必要ですか・・気が重いなぁ。今が、すごく重要なんですよね。

近々、レポートのHPアップしますのでご批判下さい。
実名さらしちゃうことになるんだわ・・
黒木さん頑張ってるし。
172 :どんたく名無しさん:2002/05/14(Tue) 01:41
>>171
楽しみに待ってるよ
173 :どんたく名無しさん:2002/05/14(Tue) 02:48
>>170
容積率緩和すれば、良い場所の地価はさらに上昇して
悪い所は、さらに下降するだけでしょ。
とりあえず建替需要とかで経済は活性化すると思われる。

金融緩和しても地価のバブルになるだけって言う人も居るから
その辺の事も将来的には考えておくとかね。
174 :どんたく名無しさん:2002/05/14(Tue) 03:50
dell氏は容積率緩和って話になると「サプライサイダー」なんだね。
175 :どんたく名無しさん:2002/05/14(Tue) 04:11
>容積率緩和
地価は車や家電なんかと違って、希少資源だから
176 :どんたく名無しさん:2002/05/14(Tue) 05:42
車や家電だって、希少資源でしょ。
177 :どんたく名無しさん:2002/05/14(Tue) 07:25
十数年前のバブルの絶頂期でも、土地や株は高騰したけど、他の耐久財の価格は安定してたのよ。
178 :どんたく名無しさん:2002/05/14(Tue) 08:48
http://money.lycos.co.jp/business_news/story.html?q=14bloombergto7283547&ct=2&sct=1

イイ!
179 :招き猫:2002/05/14(Tue) 12:55
>>177
ちがうさ。1990年には3.8%のインフレになってる。この15年間に購買力平価が170→171円へと上がった(円安)になったのはこの年一年だけだよ。あれだけの金融緩和と資産価格の上昇がなければ、日本は1985年のプラザ合意直後にとんでもないデフレに陥っていたのさ。
180 :ドラエモン:2002/05/14(Tue) 13:03
>>179

まあ、湾岸戦争による原油価格上昇もあるから、ある程度は割り引いて考える必要はある
が、確かに4%に近づくインフレ率になった。だから、労働市場の逼迫と合わせて考えれ
ば、90年夏(?)の利上げは当然だったかもしれない。僕らも、株価低下の効果を過小に
考えていたしね。だが、91年の春に湾岸戦争終わって原油価格急落した以降のコール金利
の高止まり(高止め!)は、明らかに締めすぎだった。毎日QUICKのボード眺めなが
ら、暗澹たる気分だったよ・・・
181 :招き猫:2002/05/14(Tue) 17:54
>>180
俺は車の中で「総量規制」の二ユースを聞いた。聞いた瞬間冷や水を浴びたようになった。
思わず言った言葉が「新幹線に置き石だ。破壊的脱線が起きる」ということだった。

俺の親父は賢い奴でバブルの時、不動産を転がすことを大反対した。
俺は周りがさんざん儲けているのを指をくわえて横目でみていた。
でも、あの時は感謝したね。親父に。
周りは次々倒れていったけど、おかげで今は高利回り不動産が次々市場に出てくるからな。
でも、いい加減ドル購買力平価の下落を止めないと日本はホントに滅びてしまうよな。

「速見」っていう日銀総裁を5年も据えている日本という国は、知的水準の低さ故に、無知故に滅ばざるをえないんだろうか。何故、あんな男が中央銀行の総裁なんだろう。
奴には、失業者やホームレスや自殺者の増加というような社会的問題を共感する能力がひとかけらも無いんだろうか?その事に心痛めることはないんだろうか?

そういう人間が中枢に存在していることがこの国の衰退を象徴しているようで、俺はひどく悲しくなるよ。
182 :招き猫:2002/05/14(Tue) 18:08
それはそうと、さっき2ちゃんで面白い書き込みをみた。
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1021305062/104-111
111 :名無しさん :02/05/14 04:07
そうか無税国家か。
素晴らしいな。
何時の間にか社会構造が進歩してたんだな。


で、日銀が月額3兆円まで買いオペ増やしたらプライマリーバランスがとれるんだよな。
6~7兆円まで行くとほんとに無税国家だよ。
固定資産税を廃止して、日銀が地方債を買い取ればいいのか?
ついで、法人税と所得税を大幅に減税したら、オールokか?
183 :dell:2002/05/14(Tue) 21:33
>>174

別に私は規制緩和には(特に需要創出型の規制緩和には)反対ではありませんよ。
ただ、大きなデフレギャップを抱える中で、マクロ政策を放棄し、「~を潰せ」式の供給削減策を断行しようという意見には絶対に賛同できないだけです。
184 :招き猫:2002/05/14(Tue) 22:33
ドラエモン氏へ
>>180
http://www.paj.gr.jp/html/graph/3-6.html
重箱の隅をつつくようで、申し訳ないのですが原油価格の上昇が日本経済に与える影響ってどんどん小さくなっていませんか?
この年の輸入数量は2億3848万kl=15億バレル 1バレル=17ドル、1ドル=145円とすると
この年の原油輸入総額はおおよそ、3兆7000億円です。この時って、上昇したのは僅か2月ですし、価格も2倍程度です。仮に平均して30%価格が上昇したとしても1兆円です。GDPの割合から考えても、物価を押し上げる能力なんてあんまり無いんじゃないでしょうか?
石油ショックの時の影響で原油価格の上昇=インフレと過敏に反応しすぎること在りませんか?
185 :ドラエモン:2002/05/14(Tue) 23:01
>>184

もちろんそうですよ。でも>>180で書いたように失業率が2%まで下がっていたことは無
視できないと思います。80年代ちょっと手前くらいから、日本の完全雇用失業率は、
大体2%くらいなもんです。これを下回るようだと、加速的なインフレへ突入する危険
があると言って良いでしょう。僕を需要馬鹿だと罵る人も多いけど、この辺りくらいの
「良識」はあるんだけどね(笑
186 :どんたく名無しさん:2002/05/14(Tue) 23:36
未だに2%を基準にしていろいろ言ってりゃ仕方ないよ。
187 :招き猫:2002/05/14(Tue) 23:37
ドラエモン氏は、インフレ率をどの程度と考えてるんですか?
188 :ドラエモン:2002/05/14(Tue) 23:42
>>186

あのな若いの、87年に3%越えたときも全部構造失業率だってみんな騒いでたんだぜ(藁
なのに91年ころにはまた2.1%まで4%を越えるインフレ無しに到達したんだよ。構造失業
率ってのは不景気には上昇し、好景気には低下するのかね(爆

一回くらいは、小野旭の労働経済学の教科書でも読んで、吉田和夫当たりのいい加減なUV分析
批判でも読んでから出直しといで。
189 :歌舞音曲:2002/05/15(Wed) 02:16
>>186、188

いや、ドラエモンさん。せっかく読むのですから、吉田和男はまずいです。時間が無駄に。いくら若いとはいえ、学なり難しですから。

で、石川経夫氏の『所得と富』(岩波モダンエコノミックシリーズ)をお勧めします。関連文献をみればUV分析批判への展望もひらけるでしょう。
190 :ドラエモン:2002/05/15(Wed) 02:28
>歌舞音曲氏

>>188に書いたのは、小野先生が吉田&遠藤論文という、この手の物では古典的な分析を、批判
しているだけではなく、UVアプローチの背後にある暗黙の論点まで批判しているからです。
決して吉田論文をよめというわけではない。
191 :歌舞音曲:2002/05/15(Wed) 08:10
そうでしたか。失礼しました。いずれにせよ、吉田論文はダイジェストでしればいいということで。

小野さんの本は読みやすいですね。小野さんが紀要に書いている明治から昭和初期にかけての労働市場の歴史的分析も、ニューケインジアンの効率賃金仮説を適用したらどんな含意が得られるかなど挑戦的なものが多いです。
192 :いなば:2002/05/15(Wed) 11:00
『所得と富』品切れだよ。図書館で読んで。遺稿集『分配の経済学』なら売ってるが。
193 :歌舞音曲:2002/05/15(Wed) 14:04
いい本なんだけどねえ。品切れか。
194 :どんたく名無しさん:2002/05/16(Thu) 01:51
http://web.nikkei.co.jp/news/main/20020515CF1I083515.html

ムーディーズ、イタリア国債格上げ・日本、単独最下位

 米系格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスは15日、イタリアのユーロ建てと外貨建ての長期債格付けを「Aa3(ダブルAマイナスに相当)」から「Aa2(ダブルA)」に一段階引き上げると発表した。欧州単一通貨ユーロ導入に伴う一連の公的債務の削減努力を評価した。

 これまでイタリア国債は日本国債と並んで先進7カ国(G7)の中で最低水準の格付けだったが、この結果、日本は「単独最下位」となった。しかもムーディーズは日本国債をシングルA格に引き下げる方向で現在最終調整中。ほかの先進国との格差拡大は必至の情勢だ。(ロンドン=佐藤大和)
195 :どんたく名無しさん:2002/05/16(Thu) 03:03
>>192-193

岩波のあのシリーズは品切れが多いね。
マクロはともかく(藁
岩井先生の「不均衡動学」も品切れです。
196 :どんたく名無しさん:2002/05/16(Thu) 03:15
ああいうタイプのマクロいいかげん誰か書かないかな?
ステレオタイプな45度線、IS・LMよりずっとよかったけどな。

これから書くなら、動学的非整合についての言い訳としての、あやしいインタゲを入れたマクロのテキストかな?といって、そんなもん書くやつはいないかな・・・
197 :どんたく名無しさん:2002/05/16(Thu) 03:20
>>196

J・サックスの読んどけは?
198 :どんたく名無しさん:2002/05/16(Thu) 03:24
>>196
君にはこれが向いてるYO
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4896340795/qid%3D1008907582/250-7411625-9193057
199 :ドラエモン:2002/05/16(Thu) 09:03
>>196

>言い訳
>あやしいインタゲ

あんたさ、その書き方は説明無しに誰でも知ってる常識だという書き方だな。いったい、
どこの学校の書き方なんだよ?残念ながら、そんな高級な経済学を教わってる連中は此処
にはいないぜ。馬鹿マクロ厨房のスクツだけに、マンキューとかスティグリッツとかテー
ラー&ホールとかいったクダラネー教科書しかしらねーんだよ。あんたみたいな偉い人は、
主張の根拠をヴァカにでも分かるように説明するか、さもなきゃヴァカを無視してカキコ
止めるのが賢明だぜ。
200 :どんたく名無しさん:2002/05/16(Thu) 09:21
200
201 :どんたく名無しさん:2002/05/16(Thu) 09:34
>>197
サックス=ラレーン読めってことですね。了解。

>>198
ステレオタイプな45度線、IS・LM分析語ってるマクロ・テキストも程度の低さが同じってことかな。

>>199
マンキューその他って、45度線、IS・LM分析使ってるの?
それにしても、マクロのテキストのねたでふったのに、インタゲってきくとそんなに反応するのは病気だよ。
202 :ドラエモン:2002/05/16(Thu) 10:47
>>196=201

そうだよ。病気で厨房なの。そんなこと、ここのマクロ話を読めば歴然だろうに。
何が面白くてわざわざこんなスクツにカキコするんだか?ひょっとして厨房啓蒙?
203 :招き猫:2002/05/16(Thu) 12:44
教えて欲しいのですが、ドラッカーが「断絶の時代」の
Ⅱ-1-2「グローバル通貨の必要性」を書いていますが、この理論の例えば
金本位制度の限界や、基軸通貨の問題などは、誰の業績ですか?
この問題について、研究するには何を読めば良いでしょうか?
204 :ドラエモン:2002/05/16(Thu) 13:01
>招き猫氏

オープンマクロ(昔は国際金融論といった?)の入門書として、面白く読めて、かつ為に
なるのは、クルーグマン&オブズフェルドの「国際経済学」の邦訳第二巻第4部国際マク
ロ経済政策でしょう。なんか、毎度クルーグマンばっかりで笑っちゃいますが、彼ほど錯
綜した議論を非専門家にも興味深く読ませる教科書を書ける人も少ないのでしょうがない
(笑

ただし、訳者が平蔵氏なのと、新版の訳が翻訳者不明?とかいう話でよくわからんのが
難点です。旧版は、新世社「国際経済 理論と政策」II、1996年、定価4000円。下巻だ
けでも600ページもあって腰が引けますが、読んで面白いので大丈夫だと思います。
205 :招き猫:2002/05/16(Thu) 13:45
ドラエモンさんへ、
早速ありがとうございます。

翻訳・・・平蔵先生なんですね。平蔵先生って、重要な研究もされていたわけですね。
でも、どうしてサプライサイドにたった経済政策へ走っていったんだろう  (謎

早速ネットの本屋と図書館にあたってみます。
206 :どんたく名無しさん:2002/05/16(Thu) 14:40
東洋経済2月号でインフレリスクを計算してあるよ。
207 :招き猫:2002/05/16(Thu) 14:51
東洋経済って、月刊だったか?週刊じゃないのか?
http://www.iptp.go.jp/reserch/monthly/m-serch/finance/1997/no107/19.html
この程度のインフレリスクなら、インデックス化によってヘッジ出来る。
教科書(スティグリッツ)レベルの解説本で理解できるよ。

詳しい中身きぼん。
208 :どんたく名無しさん:2002/05/17(Fri) 07:15
クルーグマン&オブズフェルドはⅠからきちっと読むといい。
2部門モデルとして、マクロに応用すれば、だいぶ考え方は変わる。

クルーグマンがいやなら、Obstfeld=Rogoffって教科書もあっただろし。

いずれにしても怪しい妄想から解放されるでしょう。
209 :ドラエモン:2002/05/17(Fri) 10:00
>怪しい妄想

って、デフレ下でのインフレターゲットでしょう(w じゃあ、Obstfeld=Rogoffもだめだよ。
だってRogoffは(以下略
210 :招き猫:2002/05/17(Fri) 11:25
日銀とか、あっちこっちで調べてきた。きた。きた。
1970年代前半のマネーサプライは平均22~23%
1970年代後半のマネーサプライは平均12~13%
1980年代前半のマネーサプライは平均8%
1980年代後半のマネーサプライは平均10%
それが、90年代は一挙に平均2~3%に落ちている。

もし、日本の潜在成長率がもっと高くて、80年代前半のマネー供給がややきつめすぎ、後半の9~10%のマネー供給が正しいとしたら、不足するマネー供給量は600~700兆円にもなる。ちょっと、ちょっと驚き。
211 :招き猫:2002/05/17(Fri) 11:36
そうかー、日銀って貨幣価値2倍にしちゃったんだ。
212 :招き猫:2002/05/17(Fri) 12:42
電波なら、電波と言ってね。

正しいマネーサプライが10%と仮定すると、現在の不足量に追いつくのに年15%の水準まで上げて20年かかります。
現在のマネーサプライ671兆円。
年100兆円、月額8兆円の買い切りが必要と言うことですか?
213 :ドラエモン:2002/05/17(Fri) 12:54
>招き猫氏

買い切り額とマネーサプライ増加の関係は、今は極端に低下しているので(貨幣乗数と
いうやつ)、当面はそれ位買いきりを増やさざるを得ないでしょう。というか、それでも
だめかもしれない。要するに動かしたいのはマネーではなくて、物価そのもの。それが
動かないなら動くまで、そしてインフレ率が目標範囲に入ったらやめてよいということ。

だから「単なる量的緩和」から、「インフレターゲット付量的緩和」に進化(過激化?)
したわけです。
214 :一夢庵:2002/05/17(Fri) 13:09
>>210

>日銀とか、あっちこっちで調べてきた。きた。きた。

実は、今読んでいるドラさんお奨めの岩田御大「日経を読むための基礎知識」に
マネーサプライ変化率の経緯に関して記述がありました。

「日本銀行は70年代半ばからマネーサプライの増加率を15%程度から
徐々に引き下げ始め、80年代の前半には7~8%で安定させるような
マネーサプライの安定を重視する金融政策を採用した。
ところが、日本銀行は88年ごろからそうした金融政策を放棄して、
90年終わりまでマネーサプライを10%台前半で増えるにまかせ、
その後91年からは一転急激にその伸び率を引き下げ、さらに、
92年の後半からは減少しつづけるのを放置した。
こうしたマネーサプライ変化率の乱高下が資産価格の乱高下を
生んだ要因である(p.15-16)」

以上、[日経を読むための経済学の基礎知識<改訂3版>](1994年4月発行)

何かのご参考になれば。
215 :どんたく名無しさん:2002/05/17(Fri) 13:44
マネー=実質GDP+インフレ率+マーシャルのKの分解(金融ビジネス2月号P68)
実績------
  dM/dt=dy/dt+dp/dt+dk/dt(以下全て同様)
1980I-1997I:6.6%=3.4%+1.5%+1.7%
1997II-2001II:3.3%=0.5%+(-0.8%)+3.6%
%97年以降、マネーサプライの伸びが半減。マーシャルのKの変化率が倍増。物価下落。
---------------
前提:潜在成長率1.8%、ギャップ6%、
ケース1:マーシャルのKがN年でトレンドに戻った場合。
1年:3.3%=8.2%+1.5%+(-6.4%)
2年:3.3%=4.9%+0.8%+(-2.5%)
3年:3.3%=3.9%+0.4%+(-1.0%)
ケース2:マーシャルのKは一定でマネーをトレンドに戻した場合。
1年:6.6%=8.2%+(-1.5%)+0.0%
2年:6.6%=4.9%+1.7%+0.0%
3年:6.6%=3.9%+2.8%+0.0%
(結論)
ハイパーインフレなんか起こらない。
216 :招き猫:2002/05/17(Fri) 16:38
>>213-215
ドラエモンさん、一夢庵さん、某氏、お返事ありがとうございます。
岩田先生の本は手元にある物からもう一度読んでみます。

流動性の罠から出るために、一時的に流通速度を加速させる「預貯金税」と2~3年後に交換比率が100:98程度のデノミいかがですか?
つまり、その日まで旧紙幣を持っていると交換手数料を2%取られるんです。
そうすれば、タンス預金はないでしょう?でも、国会通らないだろうなぁ。


そのデノミ直後は流通速度が、低下するでしょうから日銀は多い目の買いオペと当座預金の積み増しを行えば良いわけです。2年間もの間、日銀が月々5~6兆円も国債を買えば間違いなく変
わってきますよね。
217 :招き猫:2002/05/17(Fri) 16:52
>>214
>「日本銀行は70年代半ばからマネーサプライの増加率を15%程度から
>徐々に引き下げ始め、80年代の前半には7~8%で安定させるような
>マネーサプライの安定を重視する金融政策を採用した。
>ところが、日本銀行は88年ごろからそうした金融政策を放棄して、
>90年終わりまでマネーサプライを10%台前半で増えるにまかせ、
>その後91年からは一転急激にその伸び率を引き下げ、さらに、
>92年の後半からは減少しつづけるのを放置した。

確信を持っているわけではないのですが、この岩田先生の考えていることですら、金融緩和策と
して厳しすぎるというのは、言い過ぎですか?

つまり、80年代前半の7~8%のマネーサプライが低すぎたため、プラザ合意直後にびっくり
するような円高にふれた。実は、日本はその直後にデフレに陥る可能性があった。
そこで行った金融政策は実は正しく、市場に放出されたマネーは、まず資産価格の水準訂正とい
う形で一定まで行き渡り、その後初めて穏やかな物価上昇へ向かう流れに乗る仮定であった。

そう言う仮説は成り立ちませんか?
潜在成長率に見合うマネーが供給されないとき、物価はすぐにプラスになるのではなく資産価格の水準訂正がおこり、その後に物価が上昇し始める。
もし、層ならばこの後も日銀が買い切りオペを称しよう増やしたところで、物価が大きく影響を
受けるまでに相当実物資産が上がってくると言うことだと思うのですが?
218 :招き猫:2002/05/17(Fri) 16:56
>もし、層ならばこの後も日銀が買い切りオペを称しよう増やしたところで、物価が大きく影響>を受けるまでに相当実物資産が上がってくると言うことだと思うのですが?

もし、そうならばこの後も日銀が買い切りオペを少々増やしたところで、物価が大きな影響を
受けるまでに、そうとう実物資産が上がってくると言うこと。
219 :名無し不審船:2002/09/07(Sat) 20:50
コピペ

1932年、不況に怒った米議会は、連邦準備銀行に担保資産として従来は認められていなかった国債の保有を許した。翌月からは、嫌がる連銀をシバキ上げて数ヶ月で保有残は2倍以上に増えた。しかし、連銀議長も大統領も構造改革馬鹿なのでデフレは止まらなかったが、33年にルーズベルトが大統領になり、連銀議長がリフレ派に交代、6ヶ月で10%のデフレは3%のインフレになった。以上。

なお、アメリカは金本位制自体は通貨供給の制約ではなかった!第一大戦後、世界中からアメリカに金の流入が続き、本来ならもっと緩和できるほど金保有はあった。だから戦後のブレトンウッヅ体制の下での金ドル為替本位制復帰自体は、通貨供給の引き締めを意味しなかった。

http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1031372660/16