完全失業率は5%か?
economy/0330 / 20 レス / 2001/08/29〜2001/08/31
- 1 :名無しの夏の終わり:2001/08/29(Wed) 00:42
- 僕には、仕事が減ったようには思えない。
リストラをちらつかせ、不払い労働(=サービス残業)で労働力を確保しているように
思われる。
だから、これらを適正に摘発し、根絶すれば、失業率自体は下がるハズ。 - 2 :名無しの夏の終わり:2001/08/29(Wed) 00:47
- 上がると思うよ。
- 3 :名無しの夏の終わり:2001/08/29(Wed) 00:59
- ちょっと能天気な感じ
- 4 :1:2001/08/29(Wed) 01:44
- 脳天気ですか?
でも、現実の労働現場を見ると、明らかに、サービス残業が横行しているのは
事実です。
サービス残業は、対価負担の無い労働ですから、
それが確保される限り、企業は対価を負担してまで労働力を確保することはないのでは?
で、それが、失業を発生させているのも事実では? - 5 :1:2001/08/29(Wed) 01:51
- 因みに、僕は、女性労働者に対する需要が少ないのも、
サービス残業で一定の理解が可能と思ってます。
何故なら、男性労働者はサービス残業が可能ですが、
女性(特に、既婚で子持ちの場合)サービス残業が期待し難い、
それ故、男性は対価以上の労働を得ることが可能だが、
女性の場合、対価分の労働を得ることしかできない。
企業としては、対価以上の労働を得られる男性を好む。
と考えるからです。
では、何故、企業は女性にサービス残業を求めないのでしょうか?
簡単です。女性がサービス残業をすれば、
家事労働(子供の面倒等)を彼女の配偶者である男性が行わなければならない、
つまり、男性のサービス残業を期待できなくなるからです。
だが、女性にサービス残業を免除すれば、男性に安心してサービス残業を求めることが
可能になります。
だから、女性にサービス残業を求めないのです。 - 6 :名無しの夏の終わり:2001/08/29(Wed) 09:29
- 能天気とは思わないですが、
「サービス残業の根絶」+「その穴埋めのための新しい雇用」→「失業率の低下」
という議論は、最近「ワークシェアリング」やオランダ・モデルと呼ばれている話と
おおむね同じもの。
で、よく指摘されるように、これで労使合意ができるためには(特に雇用主側からの
合意のためには)、既存の被雇用者=インサイダーの賃金削減が必要になる。
逆に言えば、現在の賃金が「サービス残業」も含めての対価であり(と雇用主側は捉えて
いる)、それゆえ「サービス残業」を減らす代わりに賃金も下げる、という話を、
既存の被雇用者=インサイダーの側が認めることが必要になってくる。
1さんの話だと、「サービス残業=対価のない労働」という前提なので、
「サービス残業」を減らしても賃金は下げさせない、ということでしょうが、
これだと「ワークシェアリング」はほとんど無理になってしまいます。
この点をどうお考えでしょうか? - 7 :残業:2001/08/29(Wed) 13:26
- 時給¥500になるまで下がるでしょう。ならなければ、サービス残業がついて回ります。
もし時給を上げれば、就労人口をさらに引き下げるでしょう。
日本の経済再生は時給¥500です。いつなるかその時点から経済は急回復します。 - 8 :すりらんか:2001/08/29(Wed) 17:40
- 女性失業率の方はdiscouraged workerが顕在失業化してきている
というのもあるでしょう.したがって,統計的失業率の下限は上が
っていると見ておくべきです.とはいえ男性の5.2%もすごいです.
>不払い労働(=サービス残業)で労働力を確保しているように
>思われる。だから、これらを適正に摘発し……失業率自体は下がるハズ
サービス残業は基本給の引き下げが困難ななかで単位時間あたり賃金を下
げています.したがってその摘発は単位時間あたりの賃金を引き下げるこ
とすらできなくするわけですから失業自体は増加するでしょう.06さんの
ご指摘です.
>何故、企業は女性にサービス残業を求めないのでしょうか?簡単です。
>女性がサービス残業をすれば、……男性が行わなければならない、つ
>まり、男性のサービス残業を期待できなくなるからです。
これは駄目です.ミクロとマクロを混同しています.全ての夫婦が同じ
会社で働くという世界でしか成り立ちません.
>経済再生は時給¥500です。
これはデフレ均衡の考え方ですね.ただし,財・労働市場ともにデフレ
時に(それが相当の大きさになるまで)切り下げられない.そのときに
生じるロスは非常に大きいです. - 9 :1:2001/08/30(Thu) 01:24
- >>06
ご指摘、ありがとうございました。
確かに、私の中では、企業経営者がサービス残業を含めて労働対価を考えている
ということは頭にありませんでした。
ただ、ご指摘のワークシェアリングを採用する等、諸外国の失業対策を導入する場合、
もっとも基本にある、労働時間と労働対価を1対1対応させる必要がある、と考えて、
このような意見を述べました(それが確保されなければ、ワークシェアリングを名目に
賃金切り下げをしながら、シェアするはずの労働時間をサービス残業でまかなう、という
ことになり、賃金の切り下げ損になると思ったのです)。
ただ、サービス残業は労働基準法違反ですので、本来、刑事罰をもって摘発可能なのでしょうが。
>>08
女性を巡る論点ですが、私は、夫婦が同一企業で就業することを前提しなくてもよいと思ってます。何故なら、社会全体として家事・育児=女性との考えが一般的で、また、現行制度のように、育児休業等、女性が育児をしながら労働しやすい制度が採用されているなら、企業はミクロとマクロが一致していると前提して行動することが可能だと、思っているからです。 - 10 :1:2001/08/30(Thu) 01:24
- >>06
ご指摘、ありがとうございました。
確かに、私の中では、企業経営者がサービス残業を含めて労働対価を考えている
ということは頭にありませんでした。
ただ、ご指摘のワークシェアリングを採用する等、諸外国の失業対策を導入する場合、
もっとも基本にある、労働時間と労働対価を1対1対応させる必要がある、と考えて、
このような意見を述べました(それが確保されなければ、ワークシェアリングを名目に
賃金切り下げをしながら、シェアするはずの労働時間をサービス残業でまかなう、という
ことになり、賃金の切り下げ損になると思ったのです)。
ただ、サービス残業は労働基準法違反ですので、本来、刑事罰をもって摘発可能なのでしょうが。
>>08
女性を巡る論点ですが、私は、夫婦が同一企業で就業することを前提しなくてもよいと思ってます。何故なら、社会全体として家事・育児=女性との考えが一般的で、また、現行制度のように、育児休業等、女性が育児をしながら労働しやすい制度が採用されているなら、企業はミクロとマクロが一致していると前提して行動することが可能だと、思っているからです。 - 11 :名無しの夏の終わり:2001/08/30(Thu) 08:14
- レベルの低い話ですが会社をリストラされた人の中には、
仕事をさせない(会社の掃除をさせる等)、
体力的精神的にきつい仕事を次々と与える、
あらぬうわさをたてる(うわさの発信源は社長であったり、それにつながろうとする人)
そういったことで会社をやめた人が多数存在します。
完全失業率5%という数字は信用できません。
もっと数字が大きいと思います。
自主退社の8割はリストラによるものと思われる。
ある人の話ですが社長よりやめるようにお願いされてやめたのに
退職理由が自主退職となっていたそうだ。 - 12 :政治学者の卵?:2001/08/30(Thu) 10:10
- >>11
前半4行が、なぜ
>完全失業率5%という数字は信用できません。
>もっと数字が大きいと思います。
につながるのか、よくわからないのですが?
嫌がらせによる退社でも、自主退職でも労働市場にとどまる限り
失業率の増加に結びつくのではないですか? - 13 :名無しの夏の終わり:2001/08/31(Fri) 03:37
- >>11
しかし、よく分からないのは、何故、日本の労働者は裁判を活用しないのか?
あと、労働組合は何をやっているのか?
何で、助けてくれない組合に組合費を払ってまで加入しているのか?
よくわからない。
誰か、教えてください。「 - 14 :名無しの夏の終わり:2001/08/31(Fri) 08:59
- 経済学ってホント役に立たないね
- 15 :ドラエモン:2001/08/31(Fri) 13:41
- >14
つまらん煽りだな。近代医学で癌治せないなら、あなたは加持祈祷に縋るのかね(藁) - 16 :名無しの夏の終わり:2001/08/31(Fri) 14:13
- >リストラをちらつかせ、不払い労働(=サービス残業)で労働力を確保しているように
>思われる。
就業時間内で仕事を捌ききれない社員が悪い。
自分の能力と(残業を含めた)労働量が自分の賃金に見合わないと思うなら、
転職しなよってことだよね。
がんばろう。 - 17 :ドラエモン:2001/08/31(Fri) 15:00
- >16
明示的・暗黙的にしろ、契約は契約でないの?その人を採用した時の契約を反故にしてい
る以上、文句が出るのは当然だ。ただし馘首できないから虐めて追い出すのが過剰な労働
者保護の結果生じているのは事実だろう。労働者の業務分担が明確なら、当該職種の必要
が無くなった時点で首にするのは致し方ないが、日本のようにそれが明確でないと、アメ
リカ式の割り切りと保護(必要な仕事をキチンと契約通りにこなしている労働者は馘首で
きない)すら通用しない。その意味で、デフレ下の不況というマクロ環境はミクロの構造
問題を激化させているのは間違いない。 - 18 :06:2001/08/31(Fri) 15:03
- >>9 (10) =1
ご返答ありがとうございました。
確かに、懸念されているむちゃくちゃなことをするような
いわば「前近代的」経営者が多数いることも日本経済の現実でしょうね。
話はややそれますが、経済学の傾向として、そういった法律違反や詐欺、
会社でのいじめといったあまりにも自明な「前近代」的な要素というのは、
一旦、分析の枠組みからはずして(もちろんその場合「前近代」的な悪弊は
根絶すべきだ、という意見にはまともな経済学者はすべて賛成です)、
むしろ分析の焦点は、非常に大雑把に二分して言えば、
・近代的なルールのもとで経済がどのようにうまく機能するか=新古典派
・しかし、現実にはなぜそううまく機能しないのか=ケインジアンなどなど
という点に議論が集中する傾向はあります(こうした傾向を識別していないと
14みたいな経済学厨房の煽り思考しかできなくなってしまいます。(w)
さらに、後者の「経済がうまく機能しない」場合の分析ツールを使って、
一見「前近代的」に見える要素も議論に取り込んでいく方向性もあります。
例えば、90年代以降のアメリカ・ラディカル派などは、労働契約の不完備性を
雇用主と被雇用者間の力関係の非対称性に結びつけようと議論しています。
アメリカの〇経といわれるラディカル派などを挙げると怪訝な顔をされる方も
ネット掲示板では多く居られるかもしれませんが(w、
これは日本の〇経と似て非なるものですのでご勘弁ください(w。 - 19 :06:2001/08/31(Fri) 15:22
- おっとっと、計らずも、労働契約の話にまで及んでますが、
ラディカル派の労働契約の不完備性の議論を例としてあげる必要は
なかったですね(w。
具体的にはドラエモンさんが言われているような話です、
どうも失礼いたしました。 - 20 :ドラエモン:2001/08/31(Fri) 19:34
- >06さん
まあ、宇野経済学じゃないが、労働市場を「市場」として処理するのはどの国でも問題が
あるのは確かですね。亡くなった石川経夫さんもラディカル派の影響が強くかつ労働問題
に関心持ってらしたように思います。マーグリンとか懐かしい(涙)
でも、マルクスの遺言「ブルジョア経済学の内在的批判」に忠実なら、行くべき道は複雑
系とかなんとかじゃなくて、この手の道ですよね。大体、ロールズの正義の話とか、法の
経済分析とか、所得分配とか、ラディカル派の出る幕は幾らでもあるように思うけどねぇ。