「円の支配者」について

economy/0299 / 98 レス / 2001/06/29〜2002/06/12

1 :。:2001/06/29(Fri) 00:28
読んだ方、感想を聞かせてください。
2 :みーく:2001/06/29(Fri) 01:33
日銀がちゃんと仕事してないっていう点は激しく同意した。
①80年代のバブルはプラザ合意以降、好況にもかかわらず米国の金融緩和に付き合わされたのでは?
②98年以降は銀行も従来の担保主義が崩れ、クレジットリスクに敏感になって貸出行動の基準が変わった
から窓口指導が意味をもっているのか?(そもそもまだあるのか?)
以上が疑問。
中銀の独立性を盾に自らの権益の維持が金融政策の最大の目的になってるっていうのはわかるけど、
最後のほうの陰謀史観はちょっとついてけんかった。
3 :みーく:2001/06/29(Fri) 01:36
訂正
①80年代のバブルを日銀が意図的に仕掛けたというのは、プラザ合意以降、好況にもかかわらず米国の金融緩和に付き合わされたという面があったのでは?
4 :ドラエモン:2001/06/29(Fri) 08:58
>プラザ合意以降、好況にもかかわらず米国の金融緩和に付き合わされたという

いや、87年は失業率ピークですから、85年末のプラザ合意から87年までは「好況」
だったわけじゃない。むしろ87年10月の「ブラックマンデー」でドルの信認が崩れ
るという恐怖がその後の金融緩和延長の原因。

ただ、若い人には理解しがたいだろうが、80年代前半というのは他国との比較ではうま
くいってたように見えるが、日本経済自体の問題は急激に拡大してた。不良債権の原因に
なる間接金融の重要性の低下もこの頃から本格化したし、金根巻とかいう本が大売れして
「マルキン・マルビ」という所得分配の急速な悪化の予感が社会を覆っていた。

また製造業の地方分散化による地方経済の活性化というプログラムもアジアシフトで挫折
し、大店法のような保護主義的アプローチが中心になってしまった。

「バブル」っていうのは、ある意味でそういう閉塞感を打破しようという情念の噴出でも
あったのだよ。失敗したわけだけど。

あと、この本の著者の過去の書き物読んだら分かるけど、ロジックはメチャクチャだよ。
ジャーデン首になったのも、彼の「流動性指数」とやらの中身を上司から問いつめられて
まともに答えられなかったのが原因と言われている。97年頃も「景気は良くなる」って
言ってたが流動性選好で現金需要伸びてただけなのにねぇ。
5 :名無し時々雨:2001/06/30(Sat) 12:32
日銀のシナリオなのかどうかはわからんが、今の流れである
「いわゆるグローバルスタンダード的なものへの反発感」には賛成するけどね。
6 :名無し時々雨:2001/06/30(Sat) 13:34
ナニワ金融道とドッコイだと思うな
7 :名無しの夏:2001/07/11(Wed) 00:23
>04さん
「流動性指数」の中身については97年の彼の論文の中にキチンと書いてありますよ。
だから、それが原因でジャーディンを首になったとは考えにくいですね。彼は、ジャ
ーディンは円満退社ですよ。
ロジックはメチャクチャだって言うけど、どういうふうにメチャクチャなんですか?
8 :ドラエモン:2001/07/11(Wed) 00:59
例えば下記の強気大予言は2000年10月31日の講演だけど、彼の1年先行する流動性指数
は3ヶ月後の景気後退を予言してないんじゃない?

>強気の見通し: 景気の全面回復が始まった
> プロフィット・リサーチ・センター チーフ・エコノミスト リチャード・A・ヴェルナー氏

>新しい日本の夜明けが始まる
>日本銀行のリフレーション政策が成長を促進する

出所 http://www.gmacjapan.com/nihongo/agenda-09.html
9 :名無しの夏:2001/07/11(Wed) 03:58
たしかに「流動性指数」は、イイカゲンナモノといわれても仕方ないですね。例の指数の正体は
業種別銀行貸出のトータルから金融・不動産・建設業への貸出を差し引いた部分の前年同期比ですからねー。で、例の指数が先行性を持っているのが84年あたりから96年くらいまで。その前後は全くダメ。確かに84-96年の間ではグランジャーの因果関係テストでも、例の指数がGDPの原因であるとの結果が出ますが、96年以降だと因果関係が逆転してるのです。(笑)それから、彼の論文の中では(07さんの言う97年の論文)グランジャー因果関係テストのラグが、どのように決定されているのか記述がない。例えばF統計によるとか、AkaikeIFCによるとか、何か都合の良いように書かれているような気がする。また、その中で、「M2CDの代わりに、例の指標を使うと貨幣流通速度がコンスタントになる」と書いてあるが、同じようにしてやってみても、彼の結果とは違う結果になりました。例の指標を使っても流通速度は時系列と共に下降してるのです。ちょっと怪しい気がします。彼の研究はアカデミックな観点からはとてもじゃないけど見られません。
10 :名無しの夏:2001/07/18(Wed) 23:28
>こっちはまともな民間エコノミストからプロ、プロ手前の院生がメインです

と言うから来てみたけど、閑古鳥が鳴いてますね。
皆さんお忙しいようで・・・・
11 :ドラエモン:2001/07/18(Wed) 23:30
>10様

いや、ここはマターリの人口過疎地帯でして(w)でも、2ちゃんのレスの70%位は読むだけ
疲れるでしょう???
12 :名無しの夏:2001/07/18(Wed) 23:51
>>11
確かにゴミカキコが多すぎ、ですね(藁
13 :すりらんか:2001/07/18(Wed) 23:53
あと2chは書き込みが多すぎてついていけない.暇なときちょっと見て
ちょっとレスしてってかんじで楽しく遊びたいにはここは向いてますよ.
1日に数回書き込むだけで超常連面してられます(爆).
14 :みーく:2001/07/19(Thu) 01:36
最近、水木楊の「エコノミスト三国志」って読んでたら結構面白くて、昭和19年に当時の渋沢敬三総裁がマル経のボス的存在だった大内兵衛を調査部の顧問としてかかえて、戦後に活躍することになる日銀エコノミストたちの師匠になり、戦後の一万田総裁らにも影響をあたえたんだと。
マル経における中央銀行制度って誰か知ってたら教えてください。ヴェルナーの本では窓口指導はナチの中銀制度から取り入れたって書いてあったけど、中国も公式には94年まで全く同じシステムだったんですよ。貸出増加枠管理制度っていってましたけど。旧ソ連は知らないけど、ヴェルナーがいうように窓口指導がそれほど強力なものだったとすれば、日本は金融政策の面では社会主義国だったのだ、ってならない?
(今窓口指導ってどうなっちゃってるんでしょうか?)
15 :2chからの留学生:2001/07/19(Thu) 17:36
ろくに経済は勉強した事がないんですけど
単純に考えて97年以降いきなり指数に狂いが生じ始めたというのは
金融規制緩和、オープンエコノミーの影響により効力を失ったというよりも
日銀が危機感を感じて数字もしくはシステムをいじくったと考える方が
何かすんなり飲み込みやすい気がするのですが・・・
90年代の変革の全容をつかんでいないのでよくわからないのですけど。
だって日銀がこの人をチェックしてないわけ無いでしょう。
だとしたらこの人の指標を無力化しようとするのは日銀にとって当然の政策のように思えます。

この本読んでて何故こんな大事な事を一般向けの本で発表するのかな?って
不思議に思いながら読んでたのですが、途中で指標の信頼性がなくなったのねと納得しました。
いやはや人間ですね。
16 :Cipher:2001/07/19(Thu) 21:16
せっかく教えてくれたんだから こっちでも書いとこう

上で国債のことを書いていて疑問に思ったんだけど…。
金融緩和措置によってより少ないお金の供給でよりドラマチックな景気浮揚ができるとする。
そうすると国債ってーのは景気浮揚効果が少ないとすれば真の目的とはなんだろう?

お金の総供給量が100で お金以外の商品が 現物商品 株 不動産 預金で分けられている時、
国債を発行したら お金の分配の構図が変わるだけで 全体は変わらないよね。
お金の供給を増やすことによって それぞれに分配されるお金の絶対量が増えるとその絶対量が増えたものの値段は上がる。
これに国債を加えることによってお金の分配の絶対量を替わらない程度に保つようにすることができればそれぞれの値段が上がることは避けられる。
本来、景気回復に必要なのは金融緩和であって国債の発行は それに伴うインフレ圧力を軽減するだけの役割しかないのじゃないのかなあ?
それを大蔵省は取り違えて国債を増発したということ?
経済は専門でないので これで間違えてないか誰か教えてほしい。


それからピグー効果だけど、ピグー効果って結局、結果でしかないわけですよね?
過去、何遍も不況から立ち直ってきた歴史があるわけだけども
どの不況時にもピグー効果ってあったわけでしょ?
それが ある機会に 消費マインドが上向いてくるわけなんだけど
その転機って どうやって訪れたんだろう?
それが 新たな信用の創造によるものではないの?
17 :Cipher:2001/07/19(Thu) 21:30
>>09
「流動性指数」とGDPの先行性グラフっつーのは 「円の支配者」の
P350に出てくる 図9・2のことでせうか?
18 :すりらんか:2001/07/20(Fri) 00:06
『円の支配者』のおかげですっかりドキュソ扱いの量的緩和論者(しかも反対か
らの転向組)のすりらんかです.

>指標を無力化しようとするのは日銀にとって当然の政策のように思えます
「業種別銀行貸出」「金融・不動産・建設業への貸出」の数字をどう操作する
のか教えて欲しいです(爆).今日も知り合いと「統計にバイアスがある誤り
がある事を考慮するのは重要だが,それをもって『統計情報はウソ!』という
人がいるのは噴飯だ」とはなしていたところ.

>国債を発行したら お金の分配の構図が変わるだけで 全体は変わらないよね。
そんなことはないですよ.お金は使っても(持ち主が変わるだけで)無くなり
ませんから.

>本来、景気回復に必要なのは金融緩和であって国債の発行は それに伴うインフ
>レ圧力を軽減するだけの
いや,インフレ圧力がかかる事が重要なのですが…….さらに上の話しにも関連
して,民間のマネーの半分が国債買いに向かったとすれば,それにより得たマネ
ーを政府は使うわけですから,いずれにせよインフレ要因ではあると思いますよ.
19 :名無しの夏:2001/07/20(Fri) 01:45
>『円の支配者』のおかげですっかりドキュソ扱いの量的緩和論者(しかも反対か
らの転向組)のすりらんかです.

Dixitも金融緩和賛成だ。
お前も頑張れ。
20 :ドラエモン:2001/07/20(Fri) 01:54
横レス失礼>19

しかし、デフレ&不況&円割高という事実を前にして、効果に疑問を持つ人はともかくとして
何が何でも金融緩和反対してる人って日本以外にいないよね(w)

なんか、国内の論調では量的緩和論は守旧派の手先DQNということになってるが。もっとも、
前川レポートもポイント外しまくりの割には外国では人気あったけどね。

しかし、この問題ほど経済学者の意見の「内外価格差」の大きいテーマも少ないよな・・・
21 :スーパーバイザ:2001/07/20(Fri) 14:01
どうもはじめまして。2CHからやってきました。
22 :呼んだ人:2001/07/20(Fri) 22:31
どうもおよびしたもんです。
コッチのほうが、変な事を言うと突っ込む方がたくさん折られるので、
なんだ・・・氏みたいな、とんでもがこなくなるのでいいかとおもいまして(笑)
23 :すりらんか:2001/07/21(Sat) 00:13
>2chからの皆様方
『円の支配者』読んでないんで,どういう内容なのかわかんないんですが
方々で叩かれてますね.上にも書きましたが私は量的緩和消極賛成組です.
2chからの皆さんは『円の』は別として量的緩和自体にはどの様な考えを
お持ちですか?
24 :Cipher:2001/07/21(Sat) 00:46
.>>04
97年には実際に4%ほど名目GDPが伸びてるよん?
それに潜在成長率の鈍化から構造改革の必要を訴えたのがバブルを生んだ理由の1つって
書いてるのはドラエモンさんのいわれていることと一致してるんじゃないですか。

>>09
80年まではマネーサプライがGDPに連動していました。しかし80年以降 両者の関係が連動しなくなった。
つまり両者の関数が崩壊した。経済成長率がマネーサプライに連動しないということは通貨量を操作しても好ましい成長を達成することができない。
以上のような状況下でGDPに連動する指数を導き出したのが「流動性指数」です。
それゆえ この指数が84~96年という特殊な条件下でのみ有効に作用したということは何を意味するのか…。
96年以降は この指数の連動性が合わなくなってきているとのことですが、マネーサプライとは連動しているのでしょうか?
ちなみに 84~96年とは「円の支配者」の中で前川レポートによるバブルの演出をやったという10年間です。
25 :Cipher:2001/07/21(Sat) 01:01
.>>18 すりらんかどの
お金の総量を増やさずに国債を増発しても景気対策にはならないというのが「円の支配者」の論理です。
で結構、重要なポイントなので自分なりに理解したのですが…
お金の総量が変わらない中で国債を増発するとどうなるか?
国債を購入するのを銀行と考えると
国債発行→銀行が購入→政府が国債発行で入手したお金で公共工事
国債発行しなかった場合、銀行は国債を購入しないが、手元にある資金を寝かせておくわけにもいかないので 何かに投資。
つまり投資対象が変化するだけの話では?
それによって選られる変化は投資対象の違いによる乗数効果の違いだけで そう大きな効果は期待できないと思うのですが?
(当然、景気に跳ね返る効果が少ない分、インフレ効果もたかがしれている。)
ちなみに 小生、2chからきました。専攻は近・現代史で経済はその必要から独学してます。
26 :2chからの留学生:2001/07/21(Sat) 01:14
最後まで読んでいなかったので勘違いをしてしまいました。
97年以降リクイディティ指数が急に機能しなくなったのは
銀行の不良債権処理による会計上の異常によるもののようですね。
失礼しました。
27 :ドラエモン:2001/07/21(Sat) 02:02
>Cipher氏@24、25

「支配者」というかヴェルナー氏の書き物で一番胡散臭いのは、まさに「リクイディティー指数」とかいって、バブル三業種向け融資額を持ち出したりするところなんですよ。金融政策からバブルという因果関係より、バブル(その三業種の期待投資収益率の根拠無き上昇)から融資拡大という因果関係の方が本質的なんじゃない?

こう書くと「お前、量的緩和論者&日銀バッシャーなのに実物=>マネーという因果関係を主張しちゃ矛盾だろう!!」と非難されそうだが(笑)僕は今でも適切に支出先を選択した公共投資のほうが金融政策より強力だと思ってますが、ことデフレまで突っ込んだ上に財政赤字もこう膨れ上がると、量的緩和+インフレターゲットは絶対必要だと思ってる。
28 :スーパーバイザ:2001/07/21(Sat) 22:29
呼んだ人さん、すりらんかさん、ドラエモンさん、名無しの夏さんどうもはじめまして。
Cipherさんはじめまして。2chでは、議論しませんでしたね。

私は、経済学理論をこの本にぶつけることは、ナンセンスではないかと思っています。
理由は、日銀の内示を本当に知っている人で、どのくらいに人が、本当のことを話してくれるかが問題なのです。
みなさんは、日銀の外面や、公表論文等にて、日銀とは?と語られる。

事実、日銀の内示を突っ込んだ本は、ほとんど、出版業者から敬遠されるのが実情なのです。
出版されたかと思いや、読んで見ると、日銀の検閲があったかのように、「日銀は無能だった。」
という結論である。この本において、日銀において、自信をもって、反論できる(隠しとおせる)自信があるからです。
普通、経済学理論を学んで、MITか、ハーバード等に留学した人であれば、
完全にこの本の理論の矛盾点を指摘できると思う。ここまで、書くと、ほとんどの人は、
妄想癖じゃないか?と茶化されるのです。
理論で、隠し通せる自信があるから、この本が、出版されたものである。
多分、これが、日銀エリート出身者であれば、完璧にねじ伏されていたに違いない。
しかし、日銀は、はじめから、この本の内容は、読者が勝手に反論して葬むりさられるよ。と目論んでいたのです。
ところが、逆に経済を知らない人あるいは、少し勉強した人が、この本を読んだ時のことを考えなかったのですよ。
すると、買った人は、びっくりするくらいに納得してしまうのです。私に聞いてくるんです。
「この内容ってどう思う?」と「さあ、わかんないね。」
と答えるのです。この内容の本質を言うと、世間で知られていないことを肯定してしまうことになるのです。
私は、この本の内容には、全く、日銀の検閲はないと確信できます。また、事実を妄想的表現と受け止められることについて、
経済理論を一旦取り除いて、違った視線で、見てほしいのです。
ところで、私は、決して精神異常でも宗教的な偏見もなにもないのでよろしくお願いします。
29 :スーパーバイザ:2001/07/21(Sat) 22:38
>>23 すりらんかさんへ
量的緩和の実施は、大賛成ですが、中身の問題です。
当座残高を5兆から10兆にしたりとか、そのようなものではなく、末端の国民が、借入金を自由にできる。システムでないと意味がないということです。皆さんのご存知のとおり、
幾ら、量的緩和の実施といっても、末端の国民や法人に資金が流動しなければ、同じことである。だから、極論として、この本では、日銀自信が、民間名義の土地を直接購入しろということだと思うのです。その方法しか、本当に量的緩和において、資金が、末端にまで流れていかないということだと思うのです。いかがでしょうか?
30 :名無しの夏:2001/07/22(Sun) 11:24
>末端の国民が、借入金を自由にできる
そうではなくて、丹羽教授の主張される所得自体の供給でなぜいけないのでしょうか?
所得として供給し、その後の市場の分配は尊重する(所得格差、景気循環は容認)。
通貨過剰の際は、貯蓄で吸収する。その際貯蓄は、恒久的に0金利として、投資と明確に区別する。投資においては、市場原理を徹底する。

バブルの問題は、レバレッジであります。
そして銀行とは仕組み自体が、レバレッジそのものではないでしょうか。

マクロ経済政策が必要なのは明らかであるが、その目的は、不確実性と不公平さの解消にこそある。現行の財政金融政策は、その一つの方法でしかないのではないでしょうか。
所得として、通貨供給を行い公平な分配を事前に達成し、ストック通貨(資産)を安定的に増加させることで、不確実性を減少させる。その上で個々の取引においては、市場原理を徹底させるのが、良い方法ではないでしょうか。

現行では、マクロ経済政策担当者は、事実上原理的に不可能と考える経済計画化の任務を負わされているのではないでしょうか。
計画化に必要な、完全な情報の入手、正しい判断、そしてその迅速な実行は、経済全体において行うことは不可能ではないでしょうか。

中央銀行制度そのものに、限界は明らかではないでしょうか。
銀行業において、利益追求のみが目的とされるのなら、バブルは必至だと考えます。
崩壊直前までは、利益をあげることが可能であるから。
一方物価安定だけが、通貨の番人の仕事でしょうか。
物価安定に最も適した通貨制度は、価値×量一定の通貨制度であり、判断者は必要ありません。
ただし、デフレ気味となるのではないでしょうか。
31 :へなへな[へなへな]:2001/07/22(Sun) 11:37
久々に見た2chの関連スレッドのほうははなんか電波が・・・・・。
あんまりかかわりたくないけど、量的緩和がアメリカを利するとか・・・。ふぅぅぅ。
32 :ドラエモン:2001/07/22(Sun) 12:46
スーパバイザ氏へ

端的に言って、経済理論でこのテーマを論ずることがナンセンスだというお立場なら、当方は
特に申し上げることはありません。バブルやデフレといった経済現象と、それに対する経済政策
を取り扱う以上経済理論は過去の蓄積の集大成なのであって、それを適用してはいけないような
問題ではあり得ないからです。

あと、こういう質問は意図に置いて露骨かもしれないが、あなたが2ちゃんでお書きになってい
るなかに「大ボス」なる物がでてきますが、それはフリーメーソンとかユダヤの長老ナンチャラ
のことなんでしょうけど、そういうことを取り扱うのが「支配者」を論ずる前提なら、たしかに
経済理論もへったくれもありませんな。

まあ、マクロ経済学はユダヤ人であるリカードに始まり、ホモの変節漢ケインズ、ユダヤ人サム
エルソン、クラインなどなどの「学問」ですから、それにはまってる僕なんかは「日本人の顔を
したユダヤ人」なんでしょうけどね(嗤)
33 :へなへな[へなへな]:2001/07/22(Sun) 13:21
え、銅鑼さんフリーメイソンじゃなかったの?
2ch生活安全課の手を逃れてジャージー諸島に逃げたときにかいてませんでした
?(笑)
34 :スーパーバイザ:2001/07/23(Mon) 21:42
>>名無しの夏さんへ
>バブルの問題は、レバレッジであります。
>そして銀行とは仕組み自体が、レバレッジそのものではないでしょうか

これについてもう少し聞かせてください。
>>銅鑼さんへ
楽しい人だ。

>それにはまってる僕なんかは「日本人の顔を
>したユダヤ人」なんでしょうけどね(嗤)

私は、ユダヤ人の友人がいます。すごく、勤勉で日本人に敬意を表してくれます。
すごく、人間的に好きです。すごくまじめですしね。
昔ね、私も銅鑼さんのような経済オタクみたいに言われたことがあって、
数名の前で、私が、経済理論を並べたの。すると京○○の稲○氏に言われたの。「それがどうした?それで、明日の株価よめるのか?
明日の為替、よめるのか?」って。どきっとして、帰ってきた経験がある。何の会か忘れたけど、
答えられなかったんだよね。
その言葉以来、私も言うのです。「それで、明日の株価わかるのか?為替よめるのか?」って。
そして、「出来ます」と言った奴で、「10本でシュミレーションしてみろ。」って言ったら、3日もたなかった。
結構、学歴は、位置橋大だったと思ったけど、1週間でいつの間にかいなくなったんだよね。
説得に1ヶ月かかったけど、でも今は、バリバリやっているようです。
数十人いましたよ。でも、ほとんどの人は、潰れましたけどね。成績上がらずに。理由が「厳しい現実です」って。
どう思います?今の若い人は?
35 :スーパーバイザ:2001/07/23(Mon) 21:50
ごめん追加です。
経済オタクはいい意味でですよ。銅鑼さん。
36 :@:2001/07/23(Mon) 21:51
株価は経済学とはちょっとかけ離れてるような気がする。
短期の為替もそう。経済やってて株の世界にのめりこむ人は
経済学にもともと、あまり関心が無かったんじゃないかな。
37 :名無しの夏:2001/07/23(Mon) 23:19
>「それで、明日の株価わかるのか?為替よめるのか?」

まともに経済学やってたら、学部でレベルでも
「できるわけないじゃん」
と反応するのが正常だと思うが。
38 :名無しの夏:2001/07/24(Tue) 07:15
>まともに経済学やってたら、学部でレベルでも
>「できるわけないじゃん」
>と反応するのが正常だと思うが。

学部生には、「できる!…かも?」くらいの若さがほしいなぁ
39 :名無しの夏:2001/07/24(Tue) 12:04
個人的に株価は、経済学よりも心理学の分野に近い気がする。
40 :名無しの夏:2001/07/25(Wed) 02:33
経済の知識を前提にしての心理学と統計学かな・・・
経済学そのものは株価とはほとんど関係ないかも。
41 :A氏:2001/07/25(Wed) 05:40
毎日200兆円を超える余剰資金が行き交っている。
3日で日本のGDP匹敵額だ

ところで、財政政策はR.メドリーが探りを入れに来る。
以前の日本では
補正予算はいくらだ?何兆円だ?公共投資ばらまきはいくらなんだ?
としきりに聞かれた、とO橋氏は言っていた。
R.メドリーから彼のボスであるジョージ・ソロスへ、
そしてその情報は(日本円で1,000万円~2,000万円で)ヘッジファンドへ売られる。
これは事実なのです。
この巨大な余剰資金を前に、経済学は無力だ。
今の世界経済は人為的すぎるのだ。
つまり、現代経済学とはこの人為を追求する学問と捉えても良いと思う。
42 :@:2001/07/25(Wed) 06:56
数字自体は知らんから何ともいえんけど、その手のトリック
でだまされる人はここには、おらんでしょう。
ヘッジファンドは勝てる相手としか喧嘩せんしね。
ショックは一時的にしか起こせないから、経済的小国
のバブルを狙うしかない。しかし、アメリカのハイテク・バブル
相手に空売りして膨大な損したらしいのに馬力あるなぁ。
43 :A氏:2001/07/25(Wed) 08:05
訂正
O橋氏 → O原氏
44 :ドラエモン:2001/07/25(Wed) 09:45
あははは、今時マクロヘッジファンドなんか持ち出してもだれも驚かないよ>41

あたしゃこれでもソロス本人以外なら、その筋の有名人何人も会ってたけど、ロシア危機
でボディーブローをうけ、ドットコムバブル崩壊でアッパーカットを受け、今じゃあ壊滅
状態だよ。
もちろんアメリカ株の下落で、本来のヘッジファンドは増えてるが、マクロタイプはもう
時代遅れ。
この辺りの惨めな敗北が経済学を蔑視した相場師の限界だと言うことに関しては、クルッ
グマンせんせいのエッセイに詳しい(嗤)虎が猫に化けて尻尾を巻いて逃げてく所なんか
挿し絵が可愛いいよ。
45 :ドラエモン:2001/07/25(Wed) 10:35
追加

メドレーとかG7グループとかの情報は、ヘッジファンドに限らず日本の金融機関も大枚
叩いて買ってます。有効活用できるかどうかは別だけどね。
46 :Cipher:2001/07/25(Wed) 11:08
経済と相場は別物ですからね。
おいらが そういうこといわれたら
「相場を当てることは経済の能力と関係ない。でもチャレンジしますっ!」
っていうなあ。
47 :Cipher:2001/07/25(Wed) 11:30
損した人には悪いけどLTCMは笑いましたね。
ノーベル経済賞とった2人の経済学者をいれててあの大失敗ですから。
(もっともこのノーベル経済学者は客寄せ看板でしたが)
NHKの「金融革命」で このノーベル経済学者が自分のオプション理論で
相場はって損していたって話を聞いた時は 不謹慎だけど笑っちゃった。

為替相場の目先の動きは物理学のブラウン運動なんだそうです。
これは 学者の論文でなしに、実際にシステム開発して為替専門で儲けてる人(それが仕事ね)がいってました。
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/5174/s2nf.html
↑これ おもしろい(笑
48 :@:2001/07/25(Wed) 11:54
そういえばタイガ―ファンドも、清算したんですよね。
一年前ぐらいにニュースで見た。
ひょっとしてドラさんもそういうので、ぼろ儲けしたことアル人?
49 :スーパーバイザ:2001/07/25(Wed) 18:39
朗報です。私の知人とヴェルナー氏と対談されたみたいです。
近日、対談書記を発表するそうです。
知人の印象は、すごく真面目な人だったそうです。
この板に登場してもらえるように、メールしておきました。一応ね。
50 :スーパーバイザ:2001/07/25(Wed) 18:54
>>38 名無しの夏さんへ
>学部生には、「できる!…かも?」くらいの若さがほしいなぁ
そうです。私もそう思うのです。「絶対にできる!」くらいの根拠のない迫力。

これにはつづきがあります。
「経済学は、結局、マスターベーションだ。」と違う人からも言われた(みんなが知っている著名人)
なぜですかと理由聞くとね。「すでにでている結果について、好き勝手に理論をのべて、自己満足している。」
とね。「他人に対して、何の配慮もなく、理論をならびたててる。相手が理解しているしていないなど、考えてない。」
だといわれた。
「どうもすいません。」としか言いようがなかったです。事実、そうなんですものね。
しかし、私は、少なからず、経済を勉強した(みなさんよりは劣っているが)ひとりとして、
過去の偉大な先生理論を重視するより、自己理論を考えてほしい。そして、最後には、
事実を追求してほしいことなのです。
マスターベーションだけでは、相手は満足してくれませんからね。
すいません。例えがちょっと下品でしたね。申し訳ありませんでした。
51 :@:2001/07/25(Wed) 20:01
>「経済学は、結局、マスターベーションだ。」と違う人からも言われた
2chで?とおもう、私は結構痛い人間なんでしょうか?
52 :ドラエモン:2001/07/25(Wed) 20:10
賽の河原の石積みじゃないんだから(藁

過去の蓄積抜きに凡人たる我々がオリジナリティー爆発させたらトンデモエコノミスト
へまっしぐらじゃないですか?
53 :へなへな[へなへな]:2001/07/25(Wed) 20:53
>銅鑼師匠

暴景気探偵氏みたいにですか?
(私は彼が好きです。トンデモな事を言っていることもありますけどね)

まえに、吉川先生の本に、景気探偵氏の名前見てびっくり。
あと、「マクロ経済学のパースペクティブ」のインデックスにも景気探偵氏の
なまえがあったなぁ。インデックスって「A」で始まるから一番に目に付く(笑)
54 :へなへな[へなへな]:2001/07/25(Wed) 20:59
>「経済学は、結局、マスターベーションだ。」と違う人からも言われた(みんなが知っている著名人)
>なぜですかと理由聞くとね。「すでにでている結果について、好き勝手に理論をのべて、自己満足している。」
>とね。
別に著名人がいおうが関係ないでしょう。
重要なのは、誰が言うかではなく、正しいかどうかです。


>「他人に対して、何の配慮もなく、理論をならびたててる。相手が理解しているしていないなど、考えてない。」
>だといわれた。
>「どうもすいません。」としか言いようがなかったです。事実、そうなんですものね。
べつに同でもいいことでは。
経済学の問題でもなく、単に説明した人の問題です。

>しかし、私は、少なからず、経済を勉強した(みなさんよりは劣っているが)ひとりとして、
もうしわけないけど、トンデモ経済本をたくさん読みませんでした?
きちんとした教科書をやった方には見えないのですけど。

>過去の偉大な先生理論を重視するより、自己理論を考えてほしい。そして、最後には、
>事実を追求してほしいことなのです。
まあ、経済学史のようにえらい先生の学説をえんえんと解釈している人がいますが
それは一部です。
55 :S:2001/07/25(Wed) 23:56
先日は餃子ごちそうさまでした。
56 :Cipher:2001/07/26(Thu) 08:36
ある相場で儲けてる人の話
「お医者さんとか学者さんは大損させてもどうたらこうたら言ったら納得するらしい。頭で理屈つける奴は儲からん。インテリは頭入れ替えないとだめ。」
57 :へなへな[へなへな]:2001/07/26(Thu) 08:54
>>56
相場は頭のよさでもかてるし、頭が悪いゆえにかつこともでいます。
58 :スーパーバイザ:2001/07/26(Thu) 22:04
>>へなへな氏
もし間違っていたすいません。現実の世間をどういうものかわかっていないのでは?

>別に著名人がいおうが関係ないでしょう。
>重要なのは、誰が言うかではなく、正しいかどうかです。

では、あなたに聞きます。正しいということを判断するのは誰ですか?
著名人?、ノーベル委員会?、大学の先生?どうですか?
へなへな氏自身が、正しいと判断するのではないのでしょうか?(それが少数派意見であっても、
異端理論であっても。とんでも理論であっても)
自分が正しいと思ったら、あくまでも、自分の主張を通すのが、
経済学者たる所以ではないでしょうか?

「他人の意見に同意!」 「私もそう思う」「誰々理論に共感」というものは、
最低なレベルだと思います。(私的にですけど)
そういう人が、このレベル高い15CHには、おられないと思いますが。
59 :スーパーバイザ:2001/07/26(Thu) 22:05
>>へなへな氏へ
あなた自身、小さい頃から、きちんとした教科書で勉強されたと思います(経済学を含めて)、
その内容とは、多数の人が阿鼻叫喚する理論こそ、正しいという勉強してきませんでしたか?
どうでしょうか?
それで、自己主張ができますか?本当に自分の思った理論を経済のプロである、
15CHのこれで、発表できますか?

お題「今の世界不況の根源そして、どうしたら景気がよくなるか?」を答えてみてください。
200字以内。
誰かの理論を用いずに自分自身で、思ったことだけをのべてみてください。「私はこう思う」論文をね。
(楽しみにしてます)
60 :スーパーバイザ:2001/07/26(Thu) 22:06
>>へなへな氏へ
著名な方が言った内容の裏には、現実に起こっている経済状況は、旧経済理論では、
解決できないということを意味しているのではないでしょうか?
旧経済学は、なんの役にたたないということを、おっしゃったのだと思いますよ。
>「経済学の問題でもなく、単に説明した人の問題」
というのは、全くの視点の違いであります。そのように捉えられたなら申し訳ないです。
私の説明不足でした。(15chという高いレベル用に投稿したつもりなのですが・・・)
要するに、彼らの言いたいことは、自分の頭で考えて、行動し、もっともっと旧経済理論や、
他人の経済理論を考え、それ以上に応用しろと言っておられるのです。
61 :スーパーバイザ:2001/07/26(Thu) 22:06
>>へなへな氏へ
それから、もう一つ、レベルを下げて言うと、今の日本において、正しいということを決めるのは、
多数派意見であり、権力者が言ったことが、正しいということ。今の世間ではそうなんです。
「社長が黒と言ったら、それが、白でも、黒と答える一般社員」
がほとんどではないでしょうか?
少数派意見は、異端意見、トンデモ意見と言われる(私はこのトンデモ意見は大歓迎です。少なくとも、
個人的な意見があるからである。それが、現実かどうかは別として。)
すいません。低レベルな投稿をしまして。本当に申し訳ないです。
62 :スーパーバイザ:2001/07/26(Thu) 22:12
だからといって、この本は、とんでも本というのではありませんから。
63 :名無しの夏:2001/07/26(Thu) 22:15
>>58-62

電波警報発令中!!
以後マジレス厳禁
64 :スーパーバイザ:2001/07/26(Thu) 22:17
了解!!
65 :へなへな@ディベート系出身[へなへな]:2001/07/26(Thu) 22:47
マジレスしようと思ったけど、なんか63氏にくぎをさされたのでやめときます。
また荒らしたとか言われるもんね。
66 :名無しの夏:2001/07/27(Fri) 01:37
「理論物理学は、結局、マスターベーションだ。」
「すでにでている実験結果について、好き勝手に理論をのべて、自己満足している。」
67 :理論物理学出身:2001/07/27(Fri) 07:05
>>66
あなたは理論物理学を勘違いしている。
実験結果について理論を述べると言うよりも、
実験結果があろうが無かろうが、理論的にこうなる!
と頑なに信じるのが理論物理学者。
但し、実験結果と理論が異なる場合は何故違ったかを好き勝手に理屈付けます。
68 :へなへな[へなへな]:2001/07/27(Fri) 07:33
理論が付くと経済学も物理学も妄想度が飛躍的に上がるわけだw
69 :理論物理学出身:2001/07/27(Fri) 09:00
>>68
物理学は妄想ではありません。
導き方に間違いがなければ結果は絶対正しい。
理論で分からない事(まだ明らかにされていない自然界の法則)を発見しようとするときは
仮説を立て、実験によって正しいかどうかを検証します。
こちらは帰納的ですが、理論物理学は演繹に該当する事が多いです。
仮説≠妄想 です。

どちらにしても、物理学の発達で生活が豊かになります。

ところで経済学の目標って何ですか?
ただ予想することが目標なんですか???

経済学にとってThe Goalとは何か?
誰か教えてください。お願いします。
70 :atmark:2001/07/27(Fri) 11:13
理系の人から見たら経済学ってインチキっぽく見えるんだろうなぁ。
でも、経済学の発達だって生活豊かにしてきたおもうんですよね、現実的な意味で。
いや、文学とか芸術とかはそうじゃないって言うわけでもないですけど。
71 :名無しの夏さん:2001/07/27(Fri) 11:58
>>名無しの夏さんへ
>バブルの問題は、レバレッジであります。
ガルブレイスによれば、いわゆるバブルとは、結局以下で生じるとのことです。
金融の天才の出現。そしてレバレッジ。

株式市場が乱高下していたとしても、その資金源が、銀行でなければ、株価大暴落があったとしても
金融恐慌にはならないと考えます。自己資金で、交換によって全取引が終了するのなら、取引数に違いは生じたとしても、全取引に使用可能な資金量は変わらない(ゼロサム)であると考えます。
(参加者が一定で、外部から資金投入がない場合。)
レバレッジではないとは、自己資本で、交換により取引を行うということだと考えます。

>そして銀行とは仕組み自体が、レバレッジそのものではないでしょうか
銀行は、預金の創造又は信用の創造を可能とする。
銀行が仮に一億円の預金を持っていたとする。すると貸し出し可能の総額はいくらか?

筆者が読んだ本には、以上に対する答えとともに銀行の仕組みは、バブルの論理と同じと説明してありました。いかがなものでしょう。
72 :名無しの夏:2001/07/27(Fri) 14:19
経済学の the goal は、今でも経世済民なんではなかろうかね?
73 :教えて下さい:2001/07/29(Sun) 02:54
本屋で『円の支配者』とたまたま出会いました。読んでみて
「なるほどそういう訳か、この本はすごい」とすぐに感動して
しまいました。経済学の素人の中には私のような感想を持った
人も多いのではないかと思います。(あの 立花隆 さんでさえ、
この本をかなり誉めておられます。)
 しかし、この掲示板をずっと読んでいると、その感動もどん
どん醒める一方です。経済学の議論は生半可な神学論争より難
解で「本当のところは私のような門外漢には分からないのだ。」
と言うことだけ分かりました。ただ、最後に一つだけどうして
も知りたいことがあるので、突然ですが書き込ませていただき
ます。それは『窓口指導』についてです。
 著者の言うとおり、『窓口指導』を通じて、日本の産業界全
体への融資額の総量や、分野別の融資額の量、場合によっては
個々の企業に対する融資額を、日銀がほぼ完全にコントロール
して来たのかどうかということです。これらがもし日銀のコン
トロール下にあったのなら、それはいつ頃のことか? 現在も
行われているのか? この件だけでも著者の言うことが真実な
のかどうかが知りたいのです。
 この掲示板の常連の皆さんのご意見(真実はなかなか分から
ないことでしょうから、予想でもかまいません)を是非とも聞
かせて頂きたくお願いいたします。
(2chの常連の人に15chで聞いてみたらと紹介されまし
たので、あちらと全く同じ文章を再投稿させていただいており
ます。)
74 :atmark:2001/07/29(Sun) 03:14
立花隆 さんって頭いいんだろうけど(本読んだことないんで)
言ってることには時々???って感じる時があります。
数年前テレビで、「国の赤字を減らすために、ハイパーインフレ起こすんではないか?」
みいな事いってました。よくは知らない人だけど、本が売れてるって聞くたびに
そのことを思い出します。
75 :スーパーバイザ:2001/07/29(Sun) 08:53
銅鑼さんへ
2CHのスレでみたのですが、
>以前は金融系のエコノミストだった。
と書いていましたが、現役ではないのですか?
76 :スーパーバイザ:2001/07/29(Sun) 09:01
>>72
経済学のThe Goalは、無い。簡単にいうと、答=問題、この問題をこじつけるために、
優秀?な経済学者等たちが、喧喧諤諤している。それも莫大な時間とコストと労力をかけて。
その問題が、多数派によって、完成され、資料として保存される。しかし、後にその問題が、
おかしいということに気がつく、そして、また問題に手を加えられる。
その繰り返し。永遠に。
77 :ドラエモン:2001/07/29(Sun) 15:08
>75

まだ首にはなってないんですけどねぇ。いわゆる「市場関係者」とかいうケッタイな種族ですが
なにか?

>76

そういう意見をお持ちなら、ここにカキコするのは無意味でしょう(w)ここは、目の前で起こ
る経済現象を、可能な限り首尾一貫した論理で説明したいというタイプの人のための掲示板です
から。

まして国富調査もやらないし、中銀はマクロモデルももってなくて、マクロ経済政策がアンケー
ト調査で行われたりする(短観とかね)国ですから、「それも莫大な時間とコストと労力」なんて
どこの国の話ですか???
78 :ドラエモン:2001/07/29(Sun) 15:37
>73氏

>著者の言うとおり、『窓口指導』を通じて、日本の産業界全体への融資額の総量や、分野別の>融資額の量、場合によっては個々の企業に対する融資額を、日銀がほぼ完全にコントロール
>して来たのかどうかということです。これらがもし日銀のコントロール下にあったのなら、そ>れはいつ頃のことか? 現在も行われているのか? この件だけでも著者の言うことが真実な
>のかどうかが知りたいのです。

第二次大戦前に「総動員体制」というのが出来てます。それを引き継いで戦後も通産省が物資の
動員計画さながらの産業政策を立案し、それに資金の割付を行う手段として融資の割り当てがお
こなわれてました。そう言う事実は、経済学者の間では自明のことでしたから、どんな本を見て
もみんな書いてありますよ。ただし1960年代までの話ですがね。

資金供給を割り当てられるということは、裏返して言えば、今の金利の下で資金需要が供給を上
回っているということです。逆なら割り当てなんか意味を失うことになる。つまり、設備投資の
意欲が強いことが、割り当てが意味を持つ条件なのです。

1980年代に入って以降は、乾いた雑巾を絞るようなリストラの成果(?)で、輸出大企業は
資金余剰主体あるいは直接調達可能になり、銀行貸し出しの依存する必要は無くなってしまいま
した。その結果、銀行の経済支配は実際には終わり、銀行は構造不況業種に転落していたのです。
同時に、日銀も、足りない資金を勿体ぶって割り当てるという利権を失っていたわけです。しか
し、そこで登場したのがいくら金があっても足りない「バブル三業種」。銀行は此処に金を貸し
生き延びようとした。裏には、地方経済活性化をリゾートとかに依存しようと狙った自民党の思
惑(民活路線田舎版ね。ヘイゾー氏はこの件に絡んでると思うけどね)やらが渦巻いてた。

で、バブル崩壊。その時に最も激烈な効果を発揮したように見えるのが「三業種融資規制」で、
「支配者」理論の最も説明力の高い局面でしょう。
79 :みーく:2001/07/29(Sun) 17:00
>76
ここでヴェルナーの本が「と」扱いされてるのはリクイディティ指数などのテクニカルなアプローチのいかがわしさと、稀有壮大な陰謀史観の結論で、それは僕も賛成だけど、窓口指導に関するジャーナリスティックな検証については認めてあげてもいいような気がする。
少なくとも97年頃まで窓口指導が存在したのは事実で、銀行に大してかなりの強制力をもっていたことは以前日銀関係者の友人から確認したことはあります。窓口指導が完全に機能してれば日銀がマネーサプライを直接管理できるということで、すごいことなのだけど、それが完全だったのかどうかは良くわかりません。たとえば池田政権の所得倍増計画は大蔵サイドの発案で、日銀は消極的だったけど、結局は高度成長を支えるだけのマネーが供給されてる。何らかの日銀の陰謀があったかどうかっていうのは、その辺が検証されてからでしょうね。
80 :みーく:2001/07/29(Sun) 17:17
>73 だった。ごめん。

陰謀云々っていうのは、個人的には、日銀が窓口指導という強力なツールをもちながらも、アホな政策ミス積み重ねてってつじつまが合わなくなったのを、日銀は有能であるという前提のもとに無理やり説明付けようとするから、って気がする。
81 :ドラエモン:2001/07/29(Sun) 17:33
>みーく氏@80

御意。好意的に解釈すれば、ヴェルナー氏はゲルマン的論理性で日本の現象を見ると、そういう
陰謀以外で解釈できなかったと言えないこともない(w)こういうのを、贔屓の引き倒しという。
82 :スーパーバイザ:2001/07/29(Sun) 18:47
銅鑼さんへ。
日本の経済学というのは、
仮説構築力ですね。知識はベースとして必要ですが、その上で、
自分なりの仮説をたて、検証し、また仮説を再構築し、再度検証
していくことをグルグルやっていくと、らせん状に真理に近づい
ていくのです。
というものでは。
83 :名無しの夏:2001/07/29(Sun) 18:48
結局不況の問題は、金融部門の不採算性と
日銀の調整不足、民間のお祭りバブル
政府の無責任性って結論になるのか?
84 :へなへな[へなへな]:2001/07/29(Sun) 22:54
>>83
いや、つきつめると需要が足りないことです(苦笑)
85 :名無しの夏:2001/07/29(Sun) 23:41
>>84
そこは、金を刷ってばら撒くしか方法は無いと思う。
構造改革と信用創造、両方を進めるべき。
86 :名無しの夏:2001/08/02(Thu) 01:36
http://www.adpweb.com/eco/eco176.html
日銀の独立性を否定してるけどどう思う?
日銀の政府からの独立は、民主主義の否定だって言われれば
確かにそのとおりだと思うのだが?
87 :ドラエモン:2001/08/04(Sat) 02:17
>86

アメリカでも議会にはなぜ連銀が独立しているか疑問を抱いてる議員は結構一杯いる。クルッグ
マンは、アメリカの景気変動はほとんど金融政策の結果なのに、国民はその事実さえ知らされて
いないというか知らないと強調してる。

結局、通常の国家権力に関する三権分立主義と同じように、財政と金融が独立して、相互牽制し
たほうが民間経済にとって好ましいかどうか何だろうと思う。

あ、もちろん、中銀がインフレファイターとしてバイアスを持っている方が動学的非整合性を避
けられるとかいう話の方が、正統な解釈なんでしょうけどね。
88 :迷い猫:2001/09/20(Thu) 21:59
レスを読ませて頂いていて、疑問に思った事が有ります。私、素人だから
読み落としているのかも知れませんけれど、『日銀による信用創造』について、
言及されていないのでは無いかな?と。
 経済学に知識の深い方達には、敢えて、論ずるまでも無い事なのでしょうか?

 信用創造って、お金を作り出す事って、書いてある。銀行とは、預かったお金を
貸し出すところで無く、お金を作り出すところで、作ったお金を貸し出すところ
だって。
 素人には、資金が足りなければ、日銀がお金を印刷して、幾らでもくれてやれば
いい。みたいにも読めてしまう。
 こんなの、アリなのかなと思えてしまうのですけれど・・・?
89 :名無しSeptemberLove:2001/09/20(Thu) 22:40
>>88

他スレまで荒らすなよな。
90 :名無四月馬鹿:2002/04/17(Wed) 01:50
age
91 :招き猫@IQ20以下の業界:2002/06/11(Tue) 17:25
どうして、@イチゴには「猫」が沢山出没するんですか?

猫の泉があるのかな?
92 :並盛梅雨だく名無しさん:2002/06/11(Tue) 19:16
あやしねこ
93 :招き猫@IQ20以下の業界:2002/06/11(Tue) 20:04
これを上げたのには、一つ二つ、みなさんへのおたずねが・・

1)間接金融中心の日本の信用創造・直接金融中心のアメリカの信用創造、このとらえ方は正しいですか?

ヴェルナー氏は「金融投機家」の行動を非常に厳しく捉えておられました。
彼のとらえ方は確かに一面的なようにも思いますが、その一方で世界の経済成長率が3%である
とき、投機家達が30%もの利回りを求めて市場において利ざや稼ぎをすることは、世界の富を
かき集め、豊かなものはより豊かに、貧しい人々はますます苦しくなることではないですか?

資本は、一定量まで膨らむとますます自ら太ろうとする「資本の論理」が在るように思います。
課税を逃れるために国境を越え、上下変動が起きないと利ざやが稼げないとき、わざとあちらこちら
で争乱を巻き起こす。
最近のパレスチナや印パ紛争などは、わざと大きく報道しているのではと思ったりします。
紛争そのものは、仕方がないとしても「報道」にはどうも疑問を感じてしまう今日この頃です。
国債の問題、三月危機説もどうもそんな風に感じてしまう私の陰謀論は考えすぎでしょうか?

2)金融投機家は存在しますか?
3)金融投機家の動きは、世界の経済にとって+でしょうかマイナスでしょうか
94 :ドラエモン:2002/06/11(Tue) 22:27
1.信用創造は銀行(預金・貸出し兼営機関にしかできない。
2.存在します。
3.プラスのときもマイナスのときもある。石油危機で日本が滅びなかったのはある意味で
投機家のお陰。
95 :並盛梅雨だく名無しさん:2002/06/12(Wed) 00:42
>>91
フロイトによると猫の夢というのは、「力への意志」(周囲の人を威圧し、支配すること)
らしいがな(藁)
96 :並盛梅雨だく名無しさん:2002/06/12(Wed) 01:11
>>95

昔、どっかの掲示板で話題になってたんだけど
(黒木さんだったかな)
ある荒らし方がまとめてあるHPに
学問系のMLや個人掲示板を手っ取り早く潰す方法として
一見中立を装いつつも、それとなく、しつこく煽り
管理人が業を煮やして反撃してきたら、こんどは言論弾圧だと騒ぎはじめる
ということが書いてあった(藁
97 :ドラエモン:2002/06/12(Wed) 01:21
>>96

御意。最近、変な女の子のAAのスレとか、訳のワカランのがいくつか立ったので削除願いを
出してすぐに消して貰ったのだが、その恨みかな?なんか、話の内容はからっきし分かってな
いくせに煽りばっかり旨い奴が、言論弾圧とか叫んでいるのを見るにつけ、その筋ではという
疑念が強まる一方ですな。今度は、IP取って貰ってアクセス禁止措置でも頼んでみようか?
98 :招き猫@IQ20以下の業界:2002/06/12(Wed) 12:21
ドラエモンさん、お返事有り難うございます。
>>94
>1.信用創造は銀行(預金・貸出し兼営機関にしかできない。

素人の素朴な疑問です。
アメリカは貯蓄の少ない国ですよね?
ベースマネーも日本の半分くらいと聞いています。
この10年のアメリカの株価上昇は、何よってもたらされたのでしょうか?
デリバティブの残高111兆ドルはアメリカのGDPのざっと12~13倍くらい。
これは、信用創造ではないんてしょうか?