マクロ経済学の学習方法

economy/0288 / 44 レス / 2001/06/13〜2001/07/19

1 :マクロ学び中@学部2年生:2001/06/13(Wed) 02:39
はじめまして。
みなさん、マクロ経済学をどのように勉強されましたでしょうか?(参考書について)
私は今2年生で、マンキュー→ステグリッツ(入門)→スティグリッツマクロ
というステップを踏みました。
自分としては今後パースペクティブ→ローマー(上級マクロ経済学)
というステップを踏もうと思っているのですが
先に勉強されてきた方々のご意見を伺いたいと思います。

教えてください!
2 :名無し時々雨:2001/06/13(Wed) 04:54
>>01
それで良いと思ふ。
頑張り給へ。
3 :名無し時々雨:2001/06/13(Wed) 15:59
君は学部2年の6月でそこまで勉強しているのか・・・。

すでに読んだ本を原書で読むというのもよいかもしれないな。
4 :ドラエモン:2001/06/13(Wed) 19:30
理論ばっかりじゃなくて応用もやってごらん。マクロ経済学は金融論の一部という凄い
意見もあるくらいでして(笑

冗談じゃなく、金融/国際金融とマクロの理論は相互に影響しあいながら発展してきた
ので、真剣にお勧めします。さし当たり、クルーグマン&オブズフェルドの後半なんか
如何でしょう?
5 :名無し時々雨:2001/06/13(Wed) 21:10
>>01

個人的には、初学者用の教科書をたくさん読むのって
時間の無駄なような気がします。(途中でつまらなくなる)

僕は、全部読んだ教科書は吉川先生のマクロの本くらいで、
あとは、ローマ―半分くらいとDPなどの数学の本を読んで
その後は、論文読んでますけど・・・
6 :名無し時々雨:2001/06/13(Wed) 22:17
スティグリッツマクロとパースペクティブの間に
ミッシングリンクがあるような気がします。
数学をやらないとだめです。たいした数学ではないですがね
7 :名無し時々雨:2001/06/15(Fri) 07:11
>>05
私もそれがイイ勉強方法だと思います。特に研究者として自立していく
心積もりがあるならば(1さんがどうかはわかりませんが)。最近の学
生は、教科書とかはじめから終わりまできっちり全部ちゃんと読まない
と論文が書けないと思っている人が多くて。まぁ、勉学の方法に王道は
ありませんけれど。
8 :名無し時々雨:2001/06/15(Fri) 08:46
次のステップに移る前にインドあたりを旅行して経済成長とは何かを自分なりに
考えるというのはいかがでしょう?
9 :BCKT@下手の横好き:2001/07/08(Sun) 03:06
新古典派とケインズ派の代表的なマクロ経済学の教科書というのは,
それぞれどんな本があるのでしょうか? (複数)
 (図書館などが利用できない素人でも
  入手可能性の高い方からのご紹介であれば,
  行人でございます。<(_ _)>)
10 :名無しの夏:2001/07/08(Sun) 03:33
新古典派・・・Recursive Macroeconomic Theory(Lars Ljungqvist, Thomas J. Sargent)
ケインズ派・・・Advanced Macroeconomics(David Romer)
      Lectures on Macroeconomics(Olivier Jean Blanchard, Stanley Fischer,
ケインズそのもの・・・現代マクロ経済学(吉川洋)
11 :すりらんか:2001/07/08(Sun) 14:08
10さんのは標準的な修士レベルむけテキストってとこですかね.

学部レベルで日本語ものだと
新古典派……バロー「マクロ経済学」(多賀出版)
ケインズ派……マンキュー「マクロ経済学」(?)
すごくケインズ……吉川洋「マクロ経済学」(岩波)
かしら?出版社はちょっとウソかも
12 :名無しの夏:2001/07/08(Sun) 14:51
マンキューのマクロ経済学は東洋経済 です。

すりらんかさんに同感です
13 :ドラエモン:2001/07/08(Sun) 15:55
学部向けでバランスの良いのは、ホール&テイラーあたりでは?
14 :BCKT@下手の横好き:2001/07/08(Sun) 23:40
おお,お歴々にお答えいただき,どうもありがとうございます!
ところで,日本人経済学者の日本語で書かれたものとなると,
新古典派とケインズ派では,それぞれどんなものがありますか?
15 :名無しの夏:2001/07/09(Mon) 00:21
新古典派・・・故ぼけ老人
ケインズ・・・すりらんか、ドラエモン
(敬称略)
16 :15:2001/07/09(Mon) 00:24
2chの本もあることですし、
経済板@苺も、過去ログまとめて出版しては?(藁
17 :まだまだ:2001/07/09(Mon) 03:12
Sachs&Larrain の Macroeconomics in the Global Economy という本が
学部レベルではおすすめです。Mankiwより丁寧に書かれてあります。
Keynesian Economics をうまくとりいれ、New Classical の方もきちんと
カバーしてあります。あともうひとつは LSE からでているMacroeconomicsという本。
M.Perlman が書いています。これは LSE の Summer School 用に彼が書いたもので
完全な初心者向けに書かれてあります。非常に分かりやすいです。LSEでの3週間のコース用に
かかれているのでちょっと内容的にもページ数的にも薄いですがおすすめです。
18 :便乗質問:2001/07/09(Mon) 09:19
大学院進学希望者向けと題して
一年間でヒックスの「価値と資本」、ケインズの「一般理論」
をやる理論経済の講義があるのですが、これは受けておくべきでしょうか。
(院を目指すなら受けておくべきだとは言われました。)
ちなみに、講義で読んだandじぶんで読んだミクロ、マクロの入門経済学の本は中谷巌、伊藤元重
マンキュー、スティグリッツです。中谷のマクロが入っているのは、なぜかというと
僕は、公務員を目指しており、公務員試験に一番良いと聞いたので、それで読みました。
研究者を目指す気持ちは余りありませんが、公務員試験を受けている間
就職浪人するのもいやなので院に行こうかと思っています。
(真面目な研究者の皆様申し訳ありません。)
19 :名無しの夏:2001/07/09(Mon) 12:14
>>18
>ヒックスの「価値と資本」、ケインズの「一般理論」
いやぁ…それはいらないんじゃないかなぁ.って言うか多分に「学説史を専門とす
る院生になる人」むけな様な気がします.古典は面白いけどそれを「研究」するの
はどうだろう,というのが私の考えなモノで.
20 :すりらんか:2001/07/09(Mon) 12:24
19名前いれ忘れた
21 :ドラエモン:2001/07/09(Mon) 13:15
>すいりらんか殿

いや、>>18氏の言いたいのは「院試」のために、学部でやってる「一般理論+価値と資本」講義に出た方が良いかどうかでしょう?目的はどうあれ(というか、一時避難場所として院を使うならなおのこと)院試にでるなら出るでとっときゃ良いんでないの?

しかし、50年前ならいざ知らず、今時の時代に院試の対策で一般理論や価値と資本を読むような学校は有るのかね???なんか、現役時代の森嶋先生の所の入試みたい(藁)

でも、>>18氏へのラジカルな疑問(w)は残るわな。公務員試験の一時避難所にしては大学院はお金が掛かりすぎる。国Ⅰくらいなら予備校に通うとか通信教育受ける方が君のためにも、周囲のためにも良いと思うよ。
22 :名無しの夏:2001/07/09(Mon) 14:57
>21
>しかし、50年前ならいざ知らず、今時の時代に院試の対策で一般理論や価値
>と資本を読むような学校は有るのかね???
>なんか、現役時代の森嶋先生の所の入試みたい(藁)
これが笑い事じゃなかったりして(藁)。HPから受けた印象では,森嶋先生の
直弟子の某先生(某になってないか(藁))のミクロは価値と資本の世界みたい
ですよ。ゲーム論を取り入れようなんて姿勢がかけらもないのがいいね(爆)。
23 :名無しの夏:2001/07/09(Mon) 15:07
>18
便乗質問さんの予備知識だと,その講義についていけるかどうかは疑問。
まあ誰が講義するかにもよるんだが。
ヒックスの講義を理解するには価値と資本の数学付録に書かれていること
ぐらいは事前に押さえておいたほうがいい。
ケインズの一般理論の講義か。う~ん。公務員試験と二股かけるのはキツイ。
ヒックスの価値と資本とケインズの一般理論か,確かに森嶋の世界やね。(藁
24 :杉本栄一:2001/07/09(Mon) 18:53
まさか価値と資本を講義するような講義は、いにしへの頃よりなかったのでは?
(大学院で安井琢磨がやってたかもしれないのは(数学を使った拡張なので)別として)

いったい何をやるんですか?交換の一般均衡分析での図を使った安定性の分析?
生産の補完財について図をつかって説明する?

一般理論をやる授業もこれまでなかったのでは?(と書きながら塩野谷九十九なら
やっていたのかも。春秋社から一般理論の解説本が出てますね。)

あ、そうだ。岩波のカルチャースクールで、昔ワルラスの純粋経済学要論や
一般理論を読む講義があったんでしたね。出た人います?本になってますね。
(でもカルチャースクールなので、本をそのままはやっていなかったのでは?)

中山伊知郎 なら、クールノーの富の数学理論を授業でやっていただろうし、
シュンペーターの経済発展の理論は、東畑一郎でも授業でやっていたのかなぁ。
25 :名無しの夏:2001/07/09(Mon) 18:55
あ、ちなみにまじめにとってもらっては困るので。

杉本栄一はジョークです。たぶん草葉の陰から苺ちゃんねるを見ていることでしょう
26 :名無しの夏:2001/07/09(Mon) 18:59
>25
杉本栄一ネタが通じるのはドラエモンさんぐらいです。(w
他の人達は大杉栄とごっちゃにします。
27 :ドラエモン:2001/07/09(Mon) 19:48
な、なんと私はそんな人知りません(大嘘)>26氏

「近代経済学の理論構造」全三巻でしたっけ?おなつかしや。おかげで随分遠回り(泣
でもワンブリッジの荒ゼミで3年次一般理論やってたのは確かだと思うよ。講義じゃないけど(藁
28 :おーい >>18氏:2001/07/09(Mon) 19:53
検索エンジンで検索かけたら、出てきたけどもしかしてここの大学?
だったらやめとけ(ワラ

http://www.s.fpu.ac.jp/oka/kougi99.htm
29 :名無しの夏:2001/07/09(Mon) 20:07
>27
『近代経済学の解明』だったのでは?
「近代経済学の理論構造」は安井・熊谷・福岡では?
30 :ドラエモン:2001/07/09(Mon) 22:05
>29氏

いやだな、あなた同世代だね(爆)実は夕飯食ってる間に「そうそう『近代経済学の解明』で、
『理論構造』は安井・熊谷・福岡だった!苺で訂正出さねば」と思ってたんですよ(笑)

中年の話題でスマソ>若い人all
31 :名無しの夏:2001/07/09(Mon) 22:23
>30
ははは。(汗
実は私もあの3巻を無理して読んだ口だったのです。
大学1年の頃だったかな。だから当然理解できなかったけど。
でもまあ戦後直後の日本の経済学の雰囲気の一端が確かに伝わってきたな。
杉本さんのの 近経とマル経の切磋琢磨という提唱に対し,安井さんがかなり
醒めた見方をしてました。その後の展開を見ればどちらの見解が的を得ていた
かはまあ明らかだが。
32 :ドラエモン:2001/07/10(Tue) 08:48
>31

僕も勝手に「解読」してたんですが、厨房心にも限界代替率は無思想で良くないみたいなこと書いてあったのには興醒めでした。まあ、ああいうレベルと比較すれば森嶋さんあたりの(当時としては)頭抜けた偉さが解りますよね。
33 :名無しの夏:2001/07/10(Tue) 13:06
>32
 杉本さんのお弟子さんといえば宮崎・伊東。コンメンタールではこの二人にお世話に
なったな。でも言っちゃあ何だけど,コンメンタールの解説読んでも一般理論自体を
判った気はしなかったな。結局コンメンタールは通俗本なんだと思う。>>伊東さんの
お弟子さん達に怒られそうだが(w)。
 70年代までに出てたマクロ関係のテキストは理論的にはIS=LM分析の話で日本人
の研究者がマクロ理論が日本のデータをどの程度まで説明できるかという問題意識が
火星の酸素なみに希薄だった。これでケインジアンとマネタリスト論争とか言っても
ほとんど宗教の世界。極一部だが,最近は日本のマクロのテキストで日本のデータを
積極的に取り入れてあるものが出てきたのはいいこと(でも相変わらずほとんどが
マクロの素人で実証分析の心得のない人達が書いたとしか思えないゴミ本)。
34 :ドラエモン:2001/07/10(Tue) 20:02
>コンメンタールは通俗本なんだと思う。

それどころじゃないでしょう。総供給曲線(雇用・名目総供給)の「反り方」が生産関数
の三回微分に依存するんだけど、それを巡っての議論なんか書いてあって、読者をミス・
リードしたとしか言いようがない(と言って、読んで時間無駄にしたことを嘆く)
35 :名無しの夏:2001/07/10(Tue) 20:19
伊東さんはともかく宮崎さんはどういう評価なんですか?
36 :名無しの夏:2001/07/10(Tue) 20:52
>35氏
>それどころじゃないでしょう。総供給曲線(雇用・名目総供給)の「反り方」が生産関数
>の三回微分に依存するんだけど、それを巡っての議論なんか書いてあって、読者をミス・
>リードしたとしか言いようがない(と言って、読んで時間無駄にしたことを嘆く)
恨み骨髄ですね。(w
でもトンデモ本というのは言いすぎでしょう。(爆
伊東さんも反数理経済学主義者の割りにどうでもいい数学的(なんだろうな一応)ポイント
に拘るんだな。全然記憶ないですね。その部分。読み飛ばしていたか?
コンメンタールって,一般理論で判り易い部分(ミクロの初歩的知識とIS=LM
分析で理解可能だという意味で通俗的部分)はしっかり書いてあるけど,慎重に吟味
すべき論点(例えば貨幣賃金率の切り下げにより失業は解消するのかという本質的
論点)は避けて通っていたような記憶があるけど,どうでしたっけ?通俗本という
ニュアンスは以上のことに尽きますけど>>伊東・宮崎両先生に厳しすぎるか?
私の記憶に誤りあれば通俗本扱いは撤回いたします。
 ということで何本ということにしたら宜しいでしょう?(w
一般理論に詳しいドラエモンさんのご意見期待してます。
37 :名無しの夏:2001/07/10(Tue) 23:25
岡という人、パシネッティのスラッファの解説本訳した人じゃ
なかったですか?
38 :名無しの夏:2001/07/11(Wed) 15:57
>34
コンメンタールは、貨幣的な側面はあまり触れていないな。そういう意味で、ポストケインジアンの側から評価しても今一な気がする。
39 :ドラエモン:2001/07/11(Wed) 16:45
>36

つーか、賃金単位の話しで誤魔化された様な気がしますね。やっぱり何事も陽表的に分析
すべきで、賃金単位みたいな陰伏的な概念は良くないですよ。
40 :マクロな苺:2001/07/12(Thu) 05:38
>>06
メチャメチャ遅いレスでスイマセンが、ミッシング~を埋める一つとして
武隈愼一『マクロ経済学の基礎理論』(新世社)はどうでしょうか・・・。

結構数学使ってマクロやってると思うんですが・・・ってもう遅いですか書評
頼んでも。

でも武隈さんってミクロ特化じゃなかったんですね。
41 :名無しの夏:2001/07/14(Sat) 01:43
40さん、それをやるなら西村和夫のミクロ経済学読んでからにすると
かなり良いと思う。今自分で大学院一年を三段跳びくらいで越えようと
しているけど、40さんのあげられた本は完全に暗記するならベストだけど、
血の気の多い自学者にはちょっと簡単過ぎなのでは無いでしょうか。
 後これは便乗なのですが、ロールズの正義論の数学的定式化をしている論文が
ありましたら、教えていただきたいです。
42 :マクロな苺:2001/07/15(Sun) 14:30
>>41 レス有難うございます。
>大学院一年を三段跳びくらいで超えようと

スゴイですね飛び級入学が何かで、さらにM1を一年で終わらせよう、としているのですか?
43 :41:2001/07/19(Thu) 00:19
上の文章を訂正します・・・読みにくい文を書いて、申し訳ありません。

スゴイですね、飛び級入学で学部三年からいきなり院ですか?それとも修士を一年で終え
ようとされているのですか?
44 :43=42=40:2001/07/19(Thu) 00:21
あわわ・・・上の名前、41でなく42です。スイマセン!