積極財政こそ財政再建の唯一の手段だ。
economy/0236 / 23 レス / 2001/04/16〜2001/06/02
- 1 :1:2001/04/16(Mon) 23:46
- 景気が回復すれば、もう公共事業は不要になる。
アメリカが軍事予算の削減と税収の増加で巨額の財政黒字になったように、
日本も公共事業予算の削減と、景気回復の税収増で財政再建は不可能ではない。
現在、日本は不況のため企業収益はきわめて低く、2000年度の株主総資本利益率
(ROE)は2%台。くわえて、多くの企業は経常利益の大きな部分をバブル崩壊
以来の不良資産の償却に充てるなど特別損失を計上しているので課税対象利益は
ますます少ない。ROEがアメリカ並みの10%以上とはいかなくても8%前後に
なったとすれば法人税収入は10兆円増えることになる。
もしそこまで経済が回復すれば当然、消費税や所得税、その他の諸税も増収となる。
もちろん、その頃にはもう景気対策は不要になるので、財政支出を抑えられる。
しかし、今、景気を冷やしてしまえば、それとは全く逆のことが起きる(実際に97年
の橋本内閣で起こった)そうなればこれまでの経済対策のために使われた税金が全て
無駄になるということは言うまでもない。
では、景気の回復は本当にやってくるのかというと、私は回復はそう遠くないと思う。
99年度のGDP成長率は0.5% そして、00年度は1.2%は確実といわれている。
確実にパンチが効いてきていると言える。実際、昨年の夏ごろには
マスコミやエコノミストは景気の本格回復だと騒ぎたてていたくらいです。
そのときの各民間シンクタンクがはじいた00年度の成長率は平均で2.2%で
中には3%近い予測もありました(→ニッセイ基礎研究所)
政府予測の1%をはるかに超えるほどの景気回復を一時的とはいえ、実感していたわけです。
あともう一息で、本当に自律回復軌道に乗るのではないでしょうか。
2003年度から公共事業予算の削減が可能になる、という政府見通しは
どうも本当かもしれない。なぜなら、実際に政府の経済見通しが当たっているからです。 - 2 :1:2001/04/16(Mon) 23:48
- もうひとつ、国債残高の問題について。
もし、物価の安定がこの先もずっと続くのならば、国債残高は相当減らさねばならないが、
何十年も物価の安定が続くのでしょうか。20世紀の歴史を見ても、物価は常に一定では
なく、急騰や微騰を繰り返している。仮に、日本経済の実質経済成長率が2%、物価上昇率
が5%という「微騰期」がくるとすれば、名目GDPは十年で二倍になり、
今ある国公債残高のGDP比率は約70%に低下する。 - 3 :すりらんか:2001/04/17(Tue) 01:47
- うん.賛成したいんですけど.難しいのは
>景気が回復すれば、もう公共事業は不要になる
っていうところ,ブキャナン=ワグナーを持ち出すまでもなく,現行の
政権・行政がつづくなら,景気回復で一息ついたときに本当に公共事業
削減を行えるだろうか?構造改革論は現状の日本経済への処方箋として
断じて間違っているが,今でなければ出来ない,今やら無ければ今後1
00年に渉っての足かせとなるという物事があるのではないか?膿だし
は今しかできないのではないか……と考えたりもします.
>あともう一息で、本当に自律回復軌道に乗るのではないでしょうか。
量的緩和+不良債権処理がどの様に進むのかによるでしょう.ただ,金融緩和が継
続された上で不良債権が処理されても,銀行業が一日千秋の担保主義を続けるなら
これはあやうい.地価が変な上がりかたしないと貸出の連鎖がスムーズに逝かない.
さらに,銀行業がまともなリスクテイカーになったとしても,本当に資金需要があ
るのか(つまり企業は投資したがっているのか)という問題がある.私は最後の点
はやや楽観視しているので,「不良債権」「金融緩和」「銀行業の復興」の3点セ
ットがあれば上手く行くと思う.ただし,不良債権の公的な処理(公的資金なり,
劣後化なり)は銀行に「あぶなくなったらまたやるよん」との考えをもたらし銀行
の復興を妨げてしまうかもしれない.結構前途多難と思います. - 4 :新学期名無しさん:2001/04/17(Tue) 19:32
- 景気は、いつのまにか気づいたら良くなっていたとか悪くなっていた
というようなものではないだろうか?(と感想)
不良債権がたくさんあった、前の橋本総理の時に景気が上向いてきていたり、
ニューエコノミーだと浮かれて騒いでいたのがいつのまにかポッシャってしまったり、
アメリカの景気が悪いときに日本の景気が良かったことや、日本の景気の悪いときに
アメリカの景気が良かったり、結局景気がリンクしていないし・・。
政策をやっても、期待を変えることを通じてしか景気に影響を与えられないのじゃ
ないのでしょうか(という感想)。所詮、政府支出はたいして大きくないんだし、
日銀の為替介入の規模も、市場全体から比べると微々たるものなんだろうし。
けっきょく木の芽が出るときは出る。出ないときはなにをやってもだめ。
せめて、寒風が吹いて芽を枯らしてしまわないように、紙のついたてでも建てて
あげるくらいしかできないんじゃないの? - 5 :すりらんか:2001/04/17(Tue) 21:16
- >けっきょく木の芽が出るときは出る。出ないときはなにをやってもだめ。
これがまさに,03で僕が書いた
>本当に資金需要があるのか(つまり企業は投資したがっているのか)と
>いう問題
なわけです.発芽条件のいくつかがかけているのか,種がないのかという
話.種がないということは無いんではないかというのが私の多少希望的な
観測. - 6 :新学期名無しさん:2001/04/20(Fri) 15:19
- 100兆円の借金などと小渕内閣を批判されていますが、その多くを占める
金融再生の枠組みに使った総計70兆円の予算案には野党民主党も賛成したんですよ。
当時、参議院は野党が多数でした。その予算が両院で賛成可決されている点を忘れてます。 - 7 :@:2001/04/22(Sun) 03:29
- 小泉さんに対する、意見ありますか?
私は好きですけど、彼。
正直で堅物そうなところが、今の政治家らしくないし。
ちゃんとしたアドバイザーがつけば、良しと言う感じがします。 - 8 :新学期名無しさん:2001/04/22(Sun) 04:06
- 残念ながら彼の経済のアドバイザーは竹中ぺー蔵です。
- 9 :新学期名無しさん:2001/04/22(Sun) 08:06
- とちくるったような超緊縮財政をやらなければ、
誰が総裁やってもいいような気がします。 - 10 :@:2001/04/22(Sun) 15:22
- 竹中さん話面白いじゃないですか。
経済学者としては知らないけど、落語家だったら一流。 - 11 :ドラエモン:2001/04/22(Sun) 20:14
- >>08
やっぱり、ぺー蔵氏は、YKKのアドバイザーですか? - 12 :ぺいぺい[ぺいぺい]:2001/04/22(Sun) 20:41
- 赤字の要因を、景気とプロサイクリカルな循環的な要因と、構造的な要因とに
分解したときのことを、今年の『経済白書』がやっていたような・・・
たしか、自立的な回復の軌道に乗ったとしても、構造的な要因によって、赤字
の解消に至らない、っていうことでした。 しかも、構造的な要因のウェイト
が、発散しない最大の要因が、長期国債金利の低下だというのだから、危うい
なんてもんじゃないですよね・・・
すりらんかさんの、投資の機会がある、ない、という議論ですが、企業の生産
関数としては、生産要素が代替的なCES(コブダグラスなど)を仮定してる
のでしょうか? UVカーヴの右シフトなど労働市場でのミスマッチを考えて
みると、生産要素にH(人的な資本)を入れて、その欠乏を仮定すれば、企業
の生産関数が、レオンチェフ型だったりすれば、企業の費用最小化から、資金
の需要は、ほとんど消えるような気もするのですが・・・
あまり纏まりのない議論で、すみません。
( 役に立った! | 元スレ ) - 13 :すりらんか:2001/04/26(Thu) 11:22
- 生産に絶対必要な技術者ががいて,その数と比例したかたちでしか
設備の設置が行われないという話ですよね.その技術者がいないか
ら,投資をしても仕方がない.単一企業については十分ありそうで
す.ただ,マクロの生産関数としては,ちと仮定がきつすぎるきが
します.Hではなく通常のLの大量投入で十分生産拡大が可能な部
門もあるだろうし. - 14 :へなへな[へなへな]:2001/04/27(Fri) 00:36
- >@さん
竹中さん話面白いじゃないですか。
経済学者としては知らないけど、落語家だったら一流。
じゃあ、林家一門に入門したら
林家ペーの弟子として
「林家ぺいぞー」
をなのるのでしょうか。 - 15 :すりらんか:2001/04/27(Fri) 00:44
- 座布団一枚(藁)
- 16 :新学期名無しさん:2001/04/27(Fri) 01:18
- IT講習会の補助券を考えたのは竹中という人なんですか?
- 17 :@:2001/04/27(Fri) 01:45
- なるほど。(笑)<ぺいぺいさん
竹中さん人気ないんですね。話し面白いし、マスコミにちゃんと対応できる
人のような気がするんですが、どうなんでしょう。
経済学者としては分かりませんが、はなしがおもしろいというのは
政治の世界では有効だとおもうし、所詮庶民は(わたしもふくめて)
ホントの経済の話しなんか聞いても分からないし。 - 18 :新学期名無しさん:2001/04/28(Sat) 05:55
- へいぞうは当時の橋本首相に財政再建を入れ知恵して深刻な不況を招いた張本人。
第二次橋本ショックがくるのは間違い無い。 - 19 :新学期名無しさん:2001/04/29(Sun) 05:02
- 橋龍の頃はケインジアンっぽくなかったか?>へーちゃん
- 20 :新学期名無しさん:2001/04/29(Sun) 15:07
- 財政再建入れ智恵できるほど当時から大物だったんですか?
(官僚の入れ智恵だったのでは?)
今日のなんとかプロジェクトでは、
「銀行に資本注入することが大切だといっていたのではないですか?」
と問われると、「あのときは確かにそれは大切だったが、時代が変わった」
と言っておられました。風の流れを敏感に読み取る柔軟性を持った方
であることが人気の理由の一つなのでは?
」 - 21 :すりらんか:2001/04/29(Sun) 23:44
- >風の流れを敏感に読み取る柔軟性を持った方
>であることが人気の理由の一つなのでは?
座布団一枚! - 22 :連休名無しさん:2001/05/01(Tue) 19:31
- 新聞には小泉首相が
「支持率は下がる一方だろうが、50パーセントを下回らないように政策を
行っていきたい」と言ったとあったけど、支持率をにらみながら政策を行うと
いうのはちょっと間違っていやしないかな?
国民に痛みを求める財政再建をやっていると、支持率は50パーセントを下回らない
どころか、つめたいアヒルになったときの前前政権のようになるんじゃないかな? - 23 :名無し時々雨:2001/06/02(Sat) 19:54
- 税収がさくねんとくらべて3兆円高かったらしい。企業業績の
アップと支払う郵貯の金利の低下が原因とか。
新卒の求人数があがったりしているし景気はよくなってきてたんだ。
財政赤字も景気循環の一側面だということかな。