熱帯林伐採
economy/0198 / 51 レス / 2001/03/03〜2006/01/12
- 1 :わからん:2001/03/03(Sat) 17:08
- 日本では木材は植林し、何十年もかけて育て上げたものを市場に供給します。
一方、東南アジア諸国の場合、原生林を伐採し、そのまま市場へ供給します。
この場合、日本産の木材と途上国産の木材ではその育成にかかった費用が圧倒的に違うため、日本の木材は価格競争力を失い、林業は放棄され、一方、途上国では再植林がなされることも無く、山が禿山として放置されるという状況がおきてきます。
さて、これを経済学的に解くとすれば、このままの状況を続け、世界的に森林資源が枯渇してきた段階で、木材の相場が上昇し、途上国でも植林しても十分な儲けが得られる水準にまでなったとき、植林がおこなわれるようになり、山も木々で覆われるようになるだろうということになります。
しかしここで問題なのは、木を植えてから、商品価値をもつ木材を供給できるようになるまでには、やはり何十年という時間が必要だということです。
ということで、市場原理に任せていた場合、地球環境問題の一つとして挙げられている熱帯林伐採の問題は解けないということになりますが、如何でしょう? - 2 :ドラエモン:2001/03/03(Sat) 17:33
- 私のような年寄りが信奉している昔の経済学では、仰るとおりです。「異時点間の資源配分の
最適化は市場機構では実現でない」というわけです。しかし、この頃の「超」新古典派経済学
だと、たぶんそうは言わないでしょうな。 - 3 :Gerard Debreu[Gerard Debreu]:2001/03/03(Sat) 17:50
- そうですね。
将来の木材先物の市場が(実質的に)ある、とか、
将来の木材価格の上昇を予測して、木材生産に投資する、ということであれば
別ですけど。まあ現時点では現実的ではないですね。
(ただし後者は今後形成されていくかもしれないですが)
一つは市場不完備の問題。
もう一つは、森林資源の枯渇という事態が正確な予測として共有されてるか、という問題。
植林事業を成立させるための先物・権利市場の整備、なんつーのは可能なのかな? - 4 :ドラエモン:2001/03/03(Sat) 18:01
- >ドブリュー先生
ただし、植林だと契約期間が数十年だし(熱帯ではもっと短いか?)、土地の所有権とのからみ
があるし、それが国家主権とかグチャグチャ関係してきて、なんか怪しい金融商品みたいなもの
になりそうな気もするんですが。 - 5 :Gerard Debreu[Gerard Debreu]:2001/03/03(Sat) 18:28
- そうっすねー。いくらなんでも10年以上は長すぎますね。
それのリスクを最初から全部取るのはきつすぎる。
もうちょっとシェアする方法はないもんかな?
植林して4・5年ぐらいの森について、あと5年後に伐採できる権利とか? - 6 :わからん:2001/03/03(Sat) 18:43
- ということは、この問題については、制度学派や政治学(国家の利権が絡むから)の範疇と
いうことなんですかね?やはり、政策的な介入を行う必要があると。 - 7 :わからん:2001/03/03(Sat) 20:22
- やはり考えられるのは、途上国政府が伐採業者に「植林を義務づけ」ると同時に、木材の輸出に対して「輸出課徴金」をかけて、これを植林の財源とする。なんだかいかにもという政策ですが、こんなものになるのでしょうか。
ただ、マクロのレベルでなく、現実の問題として捉える場合には、森林の所有権の問題や、森林資源の管理主体の問題(国家なのか、業者なのか、地域住民なのか)などが入ってきますから、簡単な問題ではないのですが、あくまでも経済の土俵で考えると上のようになるのかな。
市場の力で解決しようと思えば言及されているように「先物市場の形成」とかになりますよね。 - 8 :すりらんか:2001/03/04(Sun) 12:07
- >制度学派や政治学(国家の利権が絡むから)の範疇
>政策的な介入を行う必要があると
この2つはべつに不可分じゃないでしょ?標準的な経済学に基づいて政
策的な介入について考えるのが常道かなと思うのですが.
一番単純なのは,各国の森林面積に対人口比・対生産比基準を設定して,
その不足分・余剰分を取り引きさせることだと思います.森林管理その
ものについて国際的なルールを設定するのは難しいし,やるべきではな
い.管理の中身は各国政府が各国政府なりの方法で行う方がおそらく事
務的な手続きも簡易でしょう.排出権取引と同じ発想です. - 9 :名無しさんの冒険:2004/04/19(Mon) 23:15
- >>01
植林用サイトのみから木材供給を受ける時代が本格的に到来したようだね。(w - 10 :名無しさんの冒険:2004/04/27(Tue) 08:43
- 自然の恵みに感謝し,どう未来に引き継いでいくのか...Common Property
- 11 :名無しさんの冒険:2004/04/27(Tue) 20:45
- 鈴木あみは復活したのにDebreuは復活しないの?
- 12 :歌舞:2004/04/27(Tue) 21:01
- >>11 しかし、おまえもしっこいなあ。個人的ななにかがありそうだな。ぶきみな
やつw - 13 :名無しさんの冒険:2004/04/27(Tue) 21:21
- 変なのが釣れた(鬱)
- 14 :歌舞:2004/04/27(Tue) 23:01
- >>13 つうか、喪前がたえずDebreu粘着やしとして釣れまくっているだけなんだが?
すでに足掛け数年、異常だなw - 15 :名無しさんの冒険:2004/04/28(Wed) 00:15
- もしかして妬いてる?
- 16 :招き猫:2004/04/28(Wed) 00:29
- 経済学とははずれるんだけど、森林は素材としての資源であると同時に水生成
能力が高く、水資源とも密接に関係しているということも肝要かと。
中国経済の成長の一番のウィークポイントは、水資源。北京オリンピック開催
できるのか?っていう分析もあるくらい、水資源に困っている。
ようは価格の問題なんだけれども・・・ - 17 :名無しさんの冒険:2004/04/28(Wed) 18:42
- 黄河と揚子江から汲んできまひょ。
- 18 :名無しさんの冒険:2004/05/08(Sat) 20:11
- 追加的に書くけど,
原生林には動植物の”多様性”の確保といった重要な役割もあるみたい.
その多様性ってのが,種や形質上のdiversityだけじゃなくて,遺伝子レベルのdiversityまで問題になるらしい.
最近の研究では,「この遺伝子レベルの多様性によって全生物の生存環境が維持されている.」となっている. - 19 :名無しさんの冒険:2004/05/08(Sat) 23:37
- それって二十年以上前から言われているよね。
アマゾンの森林破壊が毎日数十の種を絶滅させて人類に深刻な影響を与えるみたいに。
あの頃は「核戦争による核の冬が人類を滅ぼす」
みたいなことがまともに議論されていたほどペシミシティックな時代だったけど、
環境問題についてはどうなんだろ? - 20 :名無しさんの冒険:2004/05/09(Sun) 01:14
- ロンボルクを読むにしくはなし。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4163650806/qid%3D1084032804/249-8967345-8474744 - 21 :名無しさんの冒険:2004/05/09(Sun) 01:57
- 黄河はかなり枯れてますけどね。
- 31 :名無しさんの冒険:2005/05/17(Tue) 09:24
- 宇沢って1回メインストリームで天下とっちゃったから駆逐しようにもできないいんだよな~
- 32 :名無しさんの冒険:2005/05/23(Mon) 10:08
- どのくらい海外の木材価格が上がったら日本の森林が競争力をもてそうなの?政府はどこまで考えてろのかな?
- 33 :名無しさんの冒険:2005/05/27(Fri) 21:25
- >>31
駆逐しないでやってちょ - 34 :憲兵:2005/05/27(Fri) 21:59
- 駆逐しちゃだめだよ。
- 35 :名無しさんの冒険:2005/05/31(Tue) 08:45
- >>28
賢い学部生たちは、森林への応用がはっきりと認められた場合だけ、抽象的な方法や原理を進んで学ぼうとする。多くの学生は理屈を好まず、難解な方程式を分析したり、若い時代をコンピューターの端末を見つめて無駄に過ごすのではなく、森林を歩くために林学の道を選んだのである。 - 36 :名無しさんの冒険:2005/06/02(Thu) 07:54
- 日経5/30朝刊:「CO2吸収,間伐が有効」"森林総研まとめ-木の成長15%促進"
- 37 :名無しさんの冒険:2005/06/02(Thu) 09:54
- うそっぽいね。36の情報は。
間伐される木も生きてるんだから、酸素だしとるじゃろ。言っているのは、切られなかった
木の成長のみ。 - 38 :名無しさんの冒険:2005/06/02(Thu) 11:46
- >>37
あ、守旧派ハケーンw 勝ち組の権利拡大=構造改革=間伐www - 39 :名無しさんの冒険:2005/06/02(Thu) 14:16
- >>3133 34
我が青春のウザワズ2セクターモデル!あのスーパースターだった宇沢先生はどこにいってしまわれたんだ(T。T)
今こそ、いちごの力を結集して宇沢先生をトンデモ洗脳から解き放ちましょう!!!! - 40 :名無しさんの冒険:2005/06/02(Thu) 15:17
- 取り合えず、同志社へ行って酒飲んで来い
- 41 :名無しさんの冒険:2005/06/02(Thu) 21:22
- ttp://www1.doshisha.ac.jp/~rc-socap/event/20050530.html
ドラエモンよ。森嶋はイギリスで逝ってしまったが、私は京都で生きているぞ。 - 42 :名無しさんの冒険:2005/06/03(Fri) 01:55
- それにしても、宇沢先生、
なんで同志社(京都)を終の棲家として選ばれたんだろうね?
あのご高齢になって、今更、東京を離れることに
辛さなり違和感なりは無かったのか知らん?
それとも宇沢先生、感覚的にはまだ30代…?? - 43 :名無しさんの冒険:2005/06/03(Fri) 09:19
- >>42
宇沢の気持ちが解らんのは、枯れてないからだ。
枯れたからこそ京都だし、東京という俗世間が疎ましいんだろ。
東京の時間の流れは速すぎて深い事、長期のトレンドを考えるには、ノイズが多すぎるんだ。 - 44 :名無しさんの冒険:2005/06/03(Fri) 09:59
- 名義貸しの御神輿だから京都に行くのは月に一・二回でじゅうぶんなんでない?
- 45 :名無しさんの冒険:2005/06/04(Sat) 00:59
- 宇沢先生って、実際に講義を受けもたれてるのかねえ。
もっているとしたら、何の授業だろう。やはりマクロ経済学? - 46 :名無しさんの冒険:2005/06/17(Fri) 21:07
- >>35
いくつかの手痛い失敗によってこのことがわかってから,我々は,応用例に入る前に方法論や原理を扱った講義を2回以上しないような教授法を採ることにした.実際,出来る限り方法論と応用を同時に展開するように,つまり事例として与えられた問題を解くためにその方法が必要とされるという形にした. - 47 :名無しさんの冒険:2005/06/21(Tue) 19:58
- >>45
マクロやゲームから環境に入った人は、
そそもそも各論(森林・漁業・穀物・動植物・化石燃料 etc.)には興味薄で、
つまりミクロ的基礎学力が欠落しているから、
最終的な逝き場所としては思想か宗教か社会規範しか残されていないw
この種の研究を米国のキャンパス用語では”ブラーブラーブラー”と呼ぶww - 48 :名無しさんの冒険:2005/06/22(Wed) 06:56
- 環境問題そのものへの興味関心が薄かった。
- 49 :名無しさんの冒険:2005/06/23(Thu) 09:08
- 社会的共通生物資本:
顔が魚で,体が鳥で,足が馬で,尻尾が木で,屁が酸素で,息がCO2で,糞が廃棄物からなる生物資本の環境分析聞かされてもニャ - 50 :名無しさんの冒険:2005/07/09(Sat) 07:36
- 社会的共通資本って結局Local & global commonsとことだよ。
Dr. Uzawaの特許じゃないと思う。
7月7日(木)の日経新聞夕刊で街路樹の剪定(センテイ:the pruning of tree branches)の記事
が載っていたけれど、町並みや景観も環境要素になるね。
アメリカでは商業用の森林ですら、場所によっては、景観が重視され、
景観を損ねるような、例えば"モヒカン"刈りが、出来ないケースがある。 - 51 :名無しさんの冒険:2005/07/09(Sat) 14:28
- コースの定理じゃね?
- 52 :名無しさんの冒険:2005/07/30(Sat) 22:52
- 老齢成熟化した森林はCO2を吸収するどころか排出するから
結局Old-Growth熱帯雨林の価値は
生物多様性とエコツーリズムと集水域としての価値から構成されることになる
シンクロナイズド・ローテーション・フォレストにすればCO2吸収率はアップし
また集水域としての機能は維持されるが
残念ながらこの場合生物多様性とエコツーリズムとしての価値が失われる - 53 :名無しさんの冒険:2005/10/22(Sat) 07:18
- 海水と真水が混ざり合う地帯で成長するマングローブの森が
日本へ輸出するエビの養殖場を作るために伐採されているらしい
森林管理に漁業管理の知識が必要になる良い例だ
ところで
鹿とアーバン・フォレストの件があって
日本の奈良の鹿の例を外人さんに紹介してあげたら
訪日したいと言う
エライことになっちまった - 54 :相場師:2005/10/22(Sat) 12:12
- 森林の再生は日本の場合杉林の伐採→下草の育成→小学生などによる
体験学習での多種多様の苗木の植え込み→森林の再生森林を再生するのは
よく知識人達が100年かかると言いますが実際は10年で出来るのです。
これだけ多くの国民が杉林で迷惑かけている以上思い切って伐採するべきだ。
又杉林の場合下草が生えていない為水の吸水能力はありません。 - 55 :木こり:2005/10/25(Tue) 01:37
- 54はどこで読まれたか、お聞きになられたか、研究されているのか良く
分かりませんが、また、森林とはどの程度のものを言われるのか知りませんが、
植林しても10年くらいではとても森林とはいえません。
杉林も適切に管理(間伐など)してやれば光も林の中に差し込むようになり
下草も生えます。結果、広葉樹林とその保水力はあまり差がないという研究
もあるやに聞きました。 - 56 :名無しさんの冒険:2006/01/10(Tue) 08:55
- 冬場雪に閉ざされる北国では
木質バイオマス(燃料チップ)の原料である間伐材は
春夏秋の間に収穫しなければならないようだね
それにしても今シーズンの北日本の雪はスサマジイ
ついでだけど
昨今の国際政治情勢を鑑みると
代替燃料の多様化が日本の国家戦略として必要になってきている気がする
中国やインドのエネルギー消費量の急拡大や
旧ソ連圏と中東の政治的不安定性
代替エネルギーとしての触媒発生水素や燃料電池や核も大切だけど
木質バイオマスや風力発電、また旧来からの水力発電などは
予想外に日本に適合したエネルギー源だと考えられるようになった
今年のキーワードは
日本の国家戦略としてのエネルギー源の多様化
になるのでは?
フランスやノルウェーなんかシタタカだよ
特に北欧なんかは燃料が安定供給されないと
国民が寒さで凍死してしまうから
まさしく国家戦略
いざというとき頼りになるのは
案外木質バイオマスのような原始的な方法だったりして - 57 :名無しさんの冒険:2006/01/10(Tue) 13:07
- PKですが、エネルギーは官僚が懸命にやっているので、文句を言いません。
今は、インタゲ馬鹿の撲滅と親中派の根絶が、危急の課題です - 58 :名無しさんの冒険:2006/01/12(Thu) 13:09
- 風力発電が日本海沿岸で予想外に健闘している.
最初は日本に根付かないのではないかと考えていたのだけど...
http://www.geocities.co.jp/NatureLand/1582/
発電効率を上げるための日本のモーター技術ってスゴイらしいよ.
なんでもコイルの巻き方に特許があるらしい.
それから軸摩擦をゼロにする技術と超伝導技術を組み合わせると
ものすごく高効率な風・水力・木質バイオマス発電装置が出来るらしいよ.
超ハイテク発電用モーターの出現を期待したいね. - 59 :名無しさんの冒険:2006/01/12(Thu) 19:05
- 森林は10年あれば再生します。その根拠は東京は戦争して丸こげ
になりました。その時知識人は例のごとく木が生えてくるのは100年
係ると言われていました。しかし実際に東京は昭和32年位には木は
生えてました。嘘だと思うのなら昭和32年前後の写真を見てください
木は生えています。 - 60 :BUNTEN:2006/01/12(Thu) 23:52 ◆AJjh6nwp8w
- >>58
リンク先見たけど発電機の話ってどこかよくわからんかった。教えてくれるとありがたい。