ハーベイロードからの提言 あるいはヲタの遠吠え

economy/0169 / 110 レス / 2001/02/09〜2001/06/06

1 :ドラエモン:2001/02/09(Fri) 11:01
私のような爺の世代のスターであった小宮御大は、かつてこう述べられた(と憶えてる)

「経済学者が責任を持って政策提言するということは、政治的実行可能性を斟酌してはならない。」

若い諸君は、絶対政治権力を握ったと仮定して、今どんな政策を打つことが、現下の経済危機克服の切り札になるとお考えか、ご意見を伺いたい。

小生の意見に関してはガイシュツで、「一か八かの量的緩和」+「全ての銀行を対象にした強制資本注入と強制リストラ」であるのだが・・・
2 :すりらんか:2001/02/09(Fri) 13:36
絶対政治権力を握ったら何を置いても「財政支出の支出先見なおし」でしょう.

銅鑼さんの
>「一か八かの量的緩和」+「全ての銀行を対象にした強制資本注入と強制リストラ」
は第2案はすごく有力だと思うけど,その順番は難しいところでしょう.リストラが先
行すれば,短期的な景況はさらに落ち込む.一方,資本注入からだとその後のリストラ
の強制は困難.結構,現政府が抱えるジレンマもこんなところに有るんではないでしょ
うか.第1案については,ずいぶん銅鑼さんと議論したところですね.これについては
とりあえずは「そんなに害の方を思いいたらないので一か八かではあり」ってところま
では説得されずみ.

まぁ,量的緩和への批判的コメントとしては,やはり投資意欲の問題と言うことになる
と思います.投資意欲の昂進なくして量的緩和に効果はない.よしんば,投資意欲があ
っても,金融仲介機関の貸出審査が健全化しないと,やはりうまくいかない.すると2
つの話はつながってくるでしょう.しかし,私としては,もう一つのルートとして直接
金融の充実と言うのも有りだと思うんですよ.例えば,小口株の自由化なんてのは直接
金融の各十の第一歩といえるかもしれません.
3 :ドラエモン:2001/02/09(Fri) 14:01
なお、「リストラ」ってのは銀行のリストラです。念のため。
4 :ドラエモン:2001/02/09(Fri) 14:59
本日ただいま、市場は「公定歩合引き下げ近し」という噂で盛り上がってます。
なんか、速水老人の支持した流動性供給対策というのが、資金繰りに窮した銀行への日銀信用
供与であって、その金利を下げてあげようという筋になってますが・・・

はっきり言って、ヴァカでないの?別に日銀からコメント無いみたいだからホントかどうか知りませんが、

1)資金繰りに困っている銀行があるとして、そこに資本注入して市場の信頼取り戻させるならともかく、
日銀貸出増やしても、文字通り焼け石に水だ。
2)そんな貸出増やすのと、国債の買い切りオペ増やすのと、どっちが「健全」なのか?
3)そもそも0.5%の公定歩合を0.25%に下げて、何が嬉しい?問題は金利じゃなくてアベイラビリティーだろう?

こんなことで市場が騙される(可能性は大ありだが。短期的には市場の方が大ヴァカだから)と
思ってるのかと思うだけで、絶望的な気分です(また宇津だ)
5 :ドラエモン:2001/02/09(Fri) 17:22
ODR下げは、0.125%だそうです。そして、0.375%とコールの0.25%の
間の金利で日銀貸出できる新制度作るとか・・・・
6 :ドラエモン:2001/02/09(Fri) 17:51
訂正 ODR下げ幅0.15%
7 :プロボーラー[プロボーラ]:2001/02/09(Fri) 19:36
若者でもないんですが、銅鑼先生よりは若いので(笑い)、絶対政権を握った立場で発言です。
1:ゼロ金利かどうかはともかく、国債の日銀買い入れ
2:ODA等の対外貸付を全て円建て化
3:(個人的には困るが)外為市場での円売り介入(120円まで)
以上が日銀に対する命令。
4:税制の見直しとして、扶養家族控除等の面倒なものは全部廃止。964税制も廃止。
5:社会保険料の一律返還(国債でも貨幣でもです)による年金支払いの世代間給付の解消。
6:老人医療を一般医療と統合の上、病歴による割増制度の導入。
7:地方交付税の廃止と所得税、法人税の地方税化。
8:財政投融資の廃止。
以上が大蔵、自治に対する命令。
9:農協の廃止。農業の株式会社化。農産品全ての自由化。他方政府による長期購入契約の維持、拡大。
10:中小企業庁の廃止。各種中小企業支援策の撤廃。基本的に通産省はいらん。
11:郵政事業のうち、保険、貯蓄業務の廃業。郵便事業は民営化。
以上は関係省庁。
はあ、つかれました。
8 :ドラエモン:2001/02/09(Fri) 19:52
>7の7?

地方税は、それこそ税収の安定化のため固定資産税+消費税じゃないの?
9 :新世紀名無しさん:2001/02/09(Fri) 19:59
一か八かの量的緩和つまり長期国債の日銀買い入れによる通貨量の増加
でインフレを起こすこと。
構造改革をおこなわずに、景気の回復を待つこと。
10 :ドラエモン:2001/02/09(Fri) 20:16
>09
違う。量的緩和、インフレ期待上昇で長期金利は(インフレ率より小さいが)上昇する。
それでゾンビ企業は破綻。自動的に構造改革進行。
11 :すりらんか:2001/02/09(Fri) 22:34
公定歩合下がったねー!!ついでに日銀貸出を大きくするような
ことも言ってます.というわけで銅鑼さんは忙しい頃かな?これ
でインターバンクで資金調達できないドキュソ行にも金融緩和の
効果が出るかもしれない……でも,これって銀行のリストラとは
逆の方向のような.

>7:地方交付税の廃止と所得税、法人税の地方税化。
これって,おそらく安定財源よりも地方間競争をって視点ですよ
ね.法人税を事業・事業所税と違って事実上の営業の中心違う,
名目上の本社所在地での徴収ということになったら,それこそ,
リベリア船籍みたいな市町村が出て,かなり法人税切り下げ競争
が起きそう.これを良いと取るか,悪いと取るかが議論の分かれ
目ですね(私は賛成).

ほんじゃ私からさらに提案!
・納税者背番号制の完全導入
・消費税のインボイス方式化
12 :平岡:2001/02/10(Sat) 01:38
消費税の増額は、消費意欲を低下させるのではないでしょうか?
地方税は、所得税に関しては所在地徴収ですが。
法人税は、営業所規模で課税されているそうです。

公定歩合の引き下げは、
公的年金が利率5.5%の運用をしなければならないのに破綻が確定的な状態の継続になります。
簡保にしても生保にしても同じことでしょう。銀行だけ得をするのでしょうか?
個人の預金貯蓄高は高いのですから、多少の犠牲を強いても、公定歩合を上げた方が、
逆に個人の消費意欲を刺激出来るのではないかとも思うのですが。
利息が付かないので預金の目減りを恐れて、倹約する個人が、
高金利により利息分を消費するように動く可能性も高いのではないでそうか。
これって、逆効果しか生まないのでしょうか?
13 :@:2001/02/10(Sat) 06:47
監査の強化、減税、量的緩和。
でも、消費税はそのまま。
14 :ドラエモン:2001/02/10(Sat) 16:44
>利息が付かないので預金の目減りを恐れて、倹約する個人が、

小野せんせいの分析の「正当性」を痛感するようなお話ですな(w
ただし、貯蓄性向の顕著な上昇が起こったのは超低金利が原因ではない。家計調査ベースでは
92年頃から、SNAベースでは98年。どっちも、バブル崩壊・金融システム不安が原因で
はあっても、低金利と直接の相関はない。

そもそも、マイナスの実質金利を目指す、我ら「インフレターゲティング派」ないし量的緩和
論者の目的は、元本の目減りを甘受するか、支出を増やすかを、国民に「強要」しようって訳
だから、その手の批判は何とかの面にかんとかですな・・・
15 :イナゾウ:2001/02/10(Sat) 19:59
じゃあ、こんなのはいかかがですか?。
・課税最低限の引き下げ
・控除主義から手当て主義への移行

 課税最低限は、所得税・相続税の両方に適用。所得税の方はイギリス並を
目標に。日本の国民負担率は36.9%(2000年)で「まだまだ増税の
余力が有る」のです!(藁)。でも、これに「財政赤字対国民所得費」を
加えた「潜在的な国民負担率」で見ると49.2%という数字となり、イギ
リスの国民負担率の48.9%(96年の数字しか無い...藁)と同レベル
になるのは偶然なのかしらん?。話の持っていき方が強引でスマンス(藁)。

 控除の廃止はプロボーラー殿と同じですけど、少子化対策に手当てを付け
てもいいかなあとも思います。インフラの整備の方が急務なのでしょうけど。
16 :イナゾウ:2001/02/10(Sat) 20:17
(訂正)×財政赤字対国民所得費
    ○財政赤字対国民所得比  失礼しました。宇都山車脳...(藁)。
17 :黄金虫:2001/02/10(Sat) 23:40
資本主義の不況(恐慌)の原因は、法人や個人の富(購買力)の集中の結果だと思います。
従って、最優先課題は購買力の再分配。その具体的手段は、消費税の「廃止」が一番効果的だと思います。
18 :平岡:2001/02/11(Sun) 01:31
消費税を廃止した場合、税収は、累進課税の増加になるのでしょうか?
それとも、イナゾウさんの指摘する課税最低限の引き下げになるのでしょうか?
手当て主義にした場合、批判の対象となった金券配布方式にならざるを得ないでしょうね。

>ドラエモンさん
私も、貯蓄性向の上昇と低金利の相関関係は、ないと思います。
貯蓄性向が高い現状で、高金利で、元本の増加を見込めた場合、
消費動向を刺激できるのではないかと言うことです。
この場合、退職した年金生活者が対象になってしまいますね。
19 :黄金虫:2001/02/11(Sun) 12:14
消費税による税収は、1%あたり約2兆円ですので10兆円の税収減となります。
基本的には公共投資の削減分を財源に当てる。構造改革を推進する上で、建設業界と自民党の癒着を断つ必要があるからです。
同時に実施するとしたら公務員の給与削減。廃止される消費税が5%なので4%ぐらい一律カット。これでも民間に比べればかなり恵まれている筈。
増税するとしたら、たばこ税。喫煙者人口を減少させ、将来の医療費を削減するためにも約2兆円分の増税。
健康保険に加えて介護保険という新たな財源を得たので、医師優遇税制は廃止。宗教法人の優遇税制も見直し。
異論もあるでしょうが、目的は購買力の再分配。公共事業削減は特定法人から一般国民への購買力の還元。公務員の賞与給与の削減は官民格差の是正。
公共事業の削減と公務員の賞与給与の引き下げで十分だと思います。

課税最低限の引き下げは、購買力の再分配の主旨に逆行しますのであり得ません。金券配布は、問題外です。
20 :プロボーラー[プロボーラ]:2001/02/11(Sun) 13:22
やっぱり悩ましいのは、資本主義的な社会が必然的に限界生産性命題を実現するような分配を行うように機能しようとするのに対して、限界消費性向が1よりちいさい点ですね。
前者に対して再分配強化で対応すれば、社会の活力を殺ぐことになろうし、後者に対して無策でいると累積的な有効需要不足が起きると。
富の蓄積なくしては豊かにならないし、使わなければ需要不足と。
アメリカではないですけどね、金持ちに新たな消費(支出意欲)が沸くような財(効用が高まるもの)を提供するってのが経済学的な解決法でしょうか。
例えば「寄付」財とか。名誉欲はあるでしょ、金持ちって。税金は払いたくないけど、こういう形なら社会への還元にインセンティブが沸くかも。
21 :プロボーラー[プロボーラ]:2001/02/11(Sun) 13:23
20:限界⇒平均
22 :プロボーラー[プロボーラ]:2001/02/11(Sun) 13:24
たびたび失礼⇒削21。
23 :黄金虫:2001/02/11(Sun) 17:30
消費税廃止に続いて、第二段。

公務員の給与・賞与・退職金の一部を国債・公債で支払う。あるいは、供託させる。
とにかく財政改革を推進するために、歳出削減しない場合のリスクを公務員各人が共有するような制度を即刻実施すべきだと思います。

更に、政策に携わるエコノミストをはじめ、政治家や国会議員、高級官僚、財務官僚、裁判官、知事、市町村長など、責任ある立場の人は無利子で償還まで売却できない特殊な国債を供託する。
少なくとも10年20年後に債権の価値が維持されているような政策を真剣に考えるはずです。

厳しいかも知れませんが、経済政策以前の財政改革の第一歩だと思います。
24 :平岡:2001/02/11(Sun) 17:57
国公立大学を全て民間に売却すれば72兆円の財源になります。
25 :祐美子:2001/02/11(Sun) 21:09
あら、結構なお値段ね
私大への援助カットでどのぐらい浮くのかしら?
26 :理財局:2001/02/12(Mon) 00:30
国有財産の現在額 95年度 87.2兆円(理財局国有財産総括課)
行政財産 48.1兆円
1)皇室財産 1.3兆 2)公共財産:公園など 1.1兆 3)公用財産:庁舎、防衛施設、学校、病院 32.3兆 4)企業用財産:国有林、郵政 13.4兆
普通財産 39.1兆円
5)政府出資等:特殊法人 30.8兆 6)土地 7.1兆 7)建物工作物など 1.2兆
*国有財産法に規定されている財産 *国有地は894万ヘクタールで国土の24% *現在額は95年3月末の固定資産税評価額による
27 :名無しさんのマーチ:2001/03/10(Sat) 00:19
景気対策として
土地の取引税をゼロにしてはどうでしょうか?
土地の取引が活発になり、値段があがるから、
不良債権も少なくなるかも。

塩漬けになっている土地を流動化させることが
景気対策には有効なのではないでしょうか?
どうでしょう。博学で聡明なみなさん
28 :名無しさんのマーチ:2001/03/10(Sat) 00:23
ゼネコンや銀行の株式やら社債を買って資本注入をしたりする
など間接的な手段ではなく、日銀法を改正して、日銀が土地を
買える様にして、建設途中で中断しているゴルフ場とかを
安く買って、それを企業にまかせてちゃんとしたゴルフ場にして
売るなんてことをすればいいのでは?
そのための資金は日銀だから、刷ればいいわけだし。
29 :名無しさんのマーチ:2001/03/10(Sat) 00:27
さらに株価対策は日銀が株式を買えばいいのだと思います。
長期国債しか買えないから、短期債を買える様にしようと
いうより、株式を直接買えば株価は上がるのではないでしょうか?

でも株価を上げたところで、銀行が持ち合い株を売り出すチャンスだと考える
だけだからしかたがないので株価をあげるために資金を注入するなんて
ことはやっても焼け石に水だと思います
30 :すりらんか:2001/03/10(Sat) 09:39
株価PKOとか政治家はすごくやりたいみたいだけど,わたしも29さん
同様,ほんとナンセンスな話だと思います.株価が上がるのは大変結構
だけど,なんで「結構」なのかを考える必要があるんではないだろうか.
31 :名無しさんのマーチ:2001/03/10(Sat) 18:49
実物経済が悪いので、金融とかをいじるのではなくて、
実物のことだけ政策やればいいのではないかと思います
32 :ドラエモン:2001/03/10(Sat) 19:10
>31
だから、君が独裁者になってやる「実物のことだけ」というのを書いてよ。
33 :名無しさんのマーチ:2001/03/11(Sun) 02:14
企業が潰れてもそのこと自体は全然気にすることもないと
思います。却って、不良債権を切り離してしまって、
余剰資本を処理してしまうことで、企業の中には収益が
よくなり、株式市場にも明るさが見えてくる銘柄が現れる
と思う。
 しかし失業者が増えるのは良くない。4年間職がなければ
大量に死んでしまう。(政府は人間の間引きをやってはいけない)
また消費が増えないから、失業者が安心して暮らせるように
する仕組みを作ることが必要でしょう。大企業の有能な営業の人
や、エンジニアや、いろんな職種の人が失業するので、その
人たちをうまく組み合わせて、公共の企業を作り、民間企業と競わせる
というのはどうでしょう。市場を重視した社会主義的な資本主義への
移行ですね。魅力的な企業をつくれるかどうかがポイントに
なるでしょう。失対労働政策を政府は行うことも可能ですが、
これを政府はやりたがらないそうです。昔、政府は直接雇用をして
公園の清掃とかしてもらっていたのですが、これは景気が良くなっても
えんえんと続くので今ではやりたがらないそうです。企業に雇用の
助成金を与えて、間接的に失対の政策をやっています。
34 :名無しさんのマーチ:2001/03/11(Sun) 02:15
しかし、失業者の生活保証のためという後ろ向きの政策ではなく、
新しい企業を作って、そこに国の研究所の持つ開発された技術を移転して
高収益をあげる企業をつくろうというのは前向きの政策なのでそういう
企業を作り、政府が直接運営してみてはどうかと思います。
 例として、金融商品の開発会社を作る。老人介護の企業を作る。

企業を潰すが先にあっていいはずがなく、人材のものすごく魅力的な
受け皿を政府が用意してから、企業を潰さなければならないでしょう。
失業してももっといいかもしれない、新しく、競争力のあり、働きながら
技術を身につけられる企業に勤めることが保証されていれば消費は
減ることはないでしょう。
 そのための原資は、企業に人頭税なりを課してとればいいのでは
ないでしょうか?
35 :名無しさんのマーチ:2001/03/11(Sun) 02:17
我先にとばかりに社員が企業を辞めたがるような魅力的な企業を作る
ように政府は工夫するべきだと思います
36 :名無しさんのマーチ:2001/03/11(Sun) 03:09
追加
政府が住宅公団かなにかに土地転がしをさせて
土地の価格を上げてみてはどうでしょうか?
37 :復活どきゅそ:2001/03/11(Sun) 15:39
意表を付いて刑法改正。
時効制度を無くす。
特別背任、横領、贈収賄の最低刑を10年、最高刑を死刑に。

さあ、バブル亡者の銀行じじいども、許永中とつるんでいくら設けたか分からん上に関空土砂でも大儲けした亀◎△香はじめ自民党、汚職官僚どもを片っ端からぶち込んで身包み剥ぎ取れ!

こいつらが片付けば旧体制からの抵抗というのはなくなるので、ようやく構造改革に入れるでしょう。

P.S.山口組の宅見若頭を射殺した犯人の一人、中保喜代春は手記の中で中野会幹部の財津(逃亡中)に何で宅見をヤルのかを聞いた時に「宅見は許とつるんで金儲けばかりしている悪い奴」と言われたそうな。
をい亀◎、お前石橋産業事件で許のことを「おれの兄弟」って言ってたな。すると、宅見もお前の兄弟か?
経済学に関係なくてスマソ。でも、政財界の大掃除なくして経済政策などないと思う。
38 :へなへな:2001/03/11(Sun) 17:29
>37
確かにそうですけど、

はるか昔の賢人ソロンは言いました。
「法律はくもの巣に似ている。
小物はつかまり、大物は破って逃げる」

これほど法律の本質を突いた格言はないでしょう。

つまり、永遠に公正な社会なんてこない。
世界の本質は、不合理で不条理であるということです。
重要なのは、不合理や不条理を前提にしつつも、どうやってそのなかで
良い結果をだそうとするかではないでしょうか?

って、経済学じゃないなぁ。

PS
許についてかかれた「闇の中の許えいちゅう」ってのをよむと
大物フィクサーというより、大物詐欺師ということらしい。
個人的には魅力的な人物だとか。
39 :ドラエモン:2001/03/11(Sun) 21:10
>重要なのは、不合理や不条理を前提にしつつも、どうやってそのなかで
>良い結果をだそうとするかではないでしょうか?
>って、経済学じゃないなぁ。

そう?制約条件付き最適化問題って聞こえるんだけど?
40 :へなへな:2001/03/11(Sun) 21:26
ええ、発想は条件付最適化ですね。
対象が一般的な経済学じゃないですけど。
社会システムへの条件付最適化といえばいいのでしょうか。
あと、上のほうに資本の強制注入の話がありましたが、
週刊誌に、梶山氏が首相だったら
という記事が出てました。
それによるとかれは銀行への資本の強制注入を主張してたのだとか。
うーん、いがいとまともな人だったんだ。
41 :復活ドキュソ改めにわかポルポト:2001/03/12(Mon) 11:15
>38

いや、独裁者ですから(笑)

私が政権を取った暁には、自民党員(議員だけじゃないよ)
すべからくを即時処刑、官僚・役人には全員確率50%のくじを引いて
当たりを引いた奴は即時処刑、公的資金をやばげな(つうことは
ほとんどの?)銀行に強制注入したうえで、
注入した銀行の経営陣は15年に遡って即時処刑することを国民の皆様に公約致します!!
もちろん私財は全額没収、遺族には次の日からホームレスになってもらいます!!

・・・なんか、結構この公約、票を取れそうだな(笑)

そのうえで、所得税減税、課税最低限撤廃と消費税増税をセットでやったうえで、
公共事業の原則廃止全面見なおしを行い、浮いた財源を政策的投資と所得税、法人税減税
に当てます!!

とにかく、既得権益を徹底して破壊しなきゃ経済改革自体不可能です。
もう血を見ないことには収まらないと思うのですが・・・。
かんばっく226!!
42 :へなへな@マジレス:2001/03/13(Tue) 00:09
>にわかぽるぽとさん

大きな権力をもつ場合ほど慎重じゃなくてはだめじゃないかな。
もし、あなたが書いたことを実行したら、
一生絶対的権力をもちつづけなければならない。
たぶん、在任中暗殺を恐れて恐怖政治をおこない、
生きている限りは引退はできない。

つまり、権力を大きく振るう人間ほど、引退した後が怖い。
だから、絶対権力者は絶対に終身権力者にならざる得ない。
生きている間も身を守るため恐怖政治をすることになる。
まさに、ポルポト、スターリン、毛沢東、
ついでに途中で死んだ例としてはロベスピエールにならなきゃだめなわけ
(はっきりいって、迷惑なんだな(笑))

閉塞感を感じるのはわかるけれど、現在のシステムをとりあえず破壊しようという
考えはちょっとね。
ヘーゲルは
「現実的なものは理性的であり、理性的であるものは現実的である」
っていっていて、ま、半分ぐらいは正しいと思う。
43 :へなへな@マジレス:2001/03/13(Tue) 00:10
今あるものは歴史を乗り越えた重みがある。だから理性的だと。
もちろんだめな部分はある、しかし、簡単に壊すのではなく、手直しをしていけばいい。
というのが落ち着いた議論なのじゃないかな。

破壊するのは13日の金曜日のジェイソンでもできるけど
確実に手直しをするほうがずっと難しいが、安全でもあるため誰にでもできるわけではない
わけだよ。

破壊せずに結果を出すことこそ能力の証だと思うよ。
田中角栄の官僚操縦術としていわれるのでは、
「官僚の権限を奪うときは、代わりの権限を与える」てのがある。
つまり、制度を破壊して変えるのでなく、
制度を利用してもっともほしいものを手に入れるわけだ。
これが賢い人間がやるべきことじゃないのかな。

官僚や財界の問題は大部分が個人の問題というよりも制度によるインセンティブ
や抑止がうまくはたらかないということにあるとおもう。
システム問題を個人の問題に還元する限り絶対に本質を理解することはできないわけ。

問題のある人間でも、より良いシステムの中では問題がなくなることは多々ある
と考えるべきなんじゃないのかな。

世の中で一番たちが悪いのは「自分は正義だ」と言い切れるような人間なんだな。
お互い気をつけようよ。
44 :にわかぽるぽと:2001/03/14(Wed) 12:57
話の前提が絶対権力者ですから(笑)
絶対権力者としてはまず虐殺をやらんことには
収まらんでしょう。
まあ、自分の身の行く末なんて政治家は考えちゃいけないと
思うのですが、チョン・ドファンくらいの扱いで勘弁して
もらえたら御の字じゃないですか。つうか勘弁して下さい(土下座)

>今あるものは歴史を乗り越えた重みがある。だから理性的だと。

これについては至極賛成。但しもっと長いスパンでの話で。
現行体制はしょせん昭和17年からの官僚制と30年からの政治体制の
キマイラですから、歴史の重みなどは感じませんね。
そもそも、自民党って所得倍増計画以降、何かまともな事を
やったことありましたっけ?(所得倍増計画自体賛否が分かれるし)
政官一体となって利権の収奪戦をやり尽くしたあげくに
経済成長がそれを吸収できなくなっただけではないでしょうか?

私は難しいことはよく分からんですわ。ドキュソだし。ただ、
商売で間近から見たこともあり、、自民党と官僚組織の現場
がどれだけ腐りきっているかはよく承知しているつもりです。

>破壊せずに結果を出すことこそ能力の証だと思うよ。

今って、そんな悠長なことを言っていられる段階なんですかねぇ?
結果が出る頃には日本はアルゼンチンになってるんじゃないですか?(笑)
まあ、一番の問題は明確な10年20年先の展望を構想できる人間が
いないってことなんですが。人材育成制度が間違っていたのかなぁ・・・。
(続)
45 :にわかぽるぽと:2001/03/14(Wed) 12:58
>田中角栄の官僚操縦術としていわれるのでは、

私はこの男は全く評価しません。つうか腐敗と退廃の元凶だと思う。
「闇将軍」政治により日本の民主主義を破壊し、公共事業による利権を
とことん追求して後世に悪の手本を示した。特殊法人やそれに連なる「官僚一家」
企業が蔓延したのもそもそもこの男の責任だ。

>これが賢い人間がやるべきことじゃないのかな。

今必要なのは、賢い人間よりも蛮勇を振るえる人間じゃないかな?
小賢しい秀才は霞ヶ関にいくらでもいるじゃないですか。

>官僚や財界の問題は大部分が個人の問題というよりも制度によるインセンティブ
>や抑止がうまくはたらかないということにあるとおもう。
>システム問題を個人の問題に還元する限り絶対に本質を理解することはできないわけ。
これは当たり前の話なのですが、そもそもその制度を変えていくには
どうすれば良いのでしょうか?
民主主義の基本中の基本である一票の重みの格差すら放置して恥じない連中に
自己改革など出来るのでしょうか?出来ていれば日本はこんな体たらくにはないでしょ?システムを改革するには、システムにどっぷり漬かった連中を追放しなきゃ
始まらない。アメちゃんもやったでしょ、公職追放って。どうせならもっと
徹底的にやれば良かったのに。

>世の中で一番たちが悪いのは「自分は正義だ」と言い切れるような人間なんだな。

ま、そりゃそうなんですがね。
自分の言っていることが正しいとは実は自分でも全然思ってないんだけど。
でも、連中に自己改革なんて出来ないし、いびつな選挙制度の中では政権構造も
さして変わらないだろうってことには100万ペソ賭けてもいいですわ。
まあ、沈みゆくタイタニックと運命を共にするのも悪くないですかね。
46 :ドラエモン:2001/03/14(Wed) 19:38
確かに。議席配分を議会に変えさせるのは無理ね。本来は、最高裁(憲法裁判所)の管轄
(基本的人権の問題だから)なんだが、日本の法曹は既成権力に刃向かえないというか、
その一部だから駄目。後は、マスコミだよな。
47 :プロボーラー[プロボーラ]:2001/03/15(Thu) 16:20
20年後の日本がアルゼンチン説の方向に一票投じたいが、残念ながら人口が減っても、労働人口が減っても、まだまだ資本・労働・土地比率がアジア系。
だから、フィリピン説か。
あと、極論、移民流入で日本が変る(変えられる)という天からふってくる改革に一票。金融村はいうまでもなく、多くの製造業が事実上そうなってる。
変らないのは行政を含めた非金融サービス業。これを変えるには人と金を外国から入れるしかない。
余談ですが、にわかぽるぽとさんのメンタリティとへなへなさんのメンタリティの交錯って、九州?に赴任して餓死した裁判官の話を思い出させてくれました。
48 :へなへな@マキャベリスト:2001/03/15(Thu) 23:50
>まあ、自分の身の行く末なんて政治家は考えちゃいけないと
思うのですが。
いえ、思いがあっても、結果としてとんでもないことになることは
よくあるということです。権力を使うときは
「君主はライオンの勇気とキツネの狡猾さをもたねばならない」 マキャベリ
わけですから。

>そもそも、自民党って所得倍増計画以降、何かまともな事を
>やったことありましたっけ?
とりあえず、独裁者は出てないし、それなりに経済は動いてます。
それに、評価はどこと比較するかによって違うのでは?
どこの国の政府と比べて日本はだめなのでしょう?

>商売で間近から見たこともあり、、自民党と官僚組織の現場
>がどれだけ腐りきっているかはよく承知しているつもりです。

>今って、そんな悠長なことを言っていられる段階なんですかねぇ?
大丈夫です。いつでも経済はパレート最適(苦笑)

>私はこの男は全く評価しません。つうか腐敗と退廃の元凶だと思う。
>「闇将軍」政治により日本の民主主義を破壊し、公共事業による利権を
>とことん追求して後世に悪の手本を示した。特殊法人やそれに連なる「官僚一家」
>企業が蔓延したのもそもそもこの男の責任だ。
自分の利益を追求した合理的な営利活動と思いますが?
だれにとっても公共性などは幻想で、あるのは公共性という名前の私欲だけです。
本当jに公共性があるなら、自殺して財産をアフリカの難民に寄付すれば、
何十人も救えるとよく言うのですが、だれも自殺しません(笑)。

>今必要なのは、賢い人間よりも蛮勇を振るえる人間じゃないかな?
>小賢しい秀才は霞ヶ関にいくらでもいるじゃないですか。
上のマキャベリの言葉参照。
49 :へなへな:2001/03/15(Thu) 23:51
>システム問題を個人の問題に還元する限り絶対に本質を理解することはできないわけ。
>これは当たり前の話なのですが、そもそもその制度を変えていくには
>どうすれば良いのでしょうか?
どうしようもありません(笑)。

>民主主義の基本中の基本である一票の重みの格差すら放置して恥じない連中に
>自己改革など出来るのでしょうか?
基本的に「あらゆる政治体制は少数者による多数者への統治である」(G・モスカ)
なので、
民主主義自体は形式的なものです。
無駄なので私は投票に言ったこともないです。
さらに、民主主義といっても、よく知らない人がなんとなく投票してるだけですから
やっぱり形式なのですよ。
つまり、少数派が支配している姿をごまかす手段として民主主義というデコレーション
して、大衆の目をごまかしてるだけです。
ええ。私は民主主義者ですらありませんとも。

>まあ、沈みゆくタイタニックと運命を共にするのも悪くないですかね。
日本の行き先がだめならば、議論するより(議論しても現実は一切変わらない)
日本から出る準備をしたほうがいいと思うのです。

「自分がどうなるかは大切でも、日本がどうなろうと関係ない」
というのが基本スタンスです。
50 :にわかぽるぽと:2001/03/16(Fri) 12:10
>「自分がどうなるかは大切でも、日本がどうなろうと関係ない」
>というのが基本スタンスです。

という人がマキャベリを引用するのは矛盾していると思うが(w

>自分の利益を追求した合理的な営利活動と思いますが?
政
治家がそれやっちゃいかんでしょ。それは代議制の否定ですよ。

と、言いつつ、私も実は民主主義なんて便宜上のもので
どうでもいいと思っているんですわ。
その他のスタンスは貴殿とは正反対ですが。

祖国を見捨てる位ならともに泥沼に沈む方が良いです、はい。

まあ、やる気のない人には、その人がどれだけ優秀だろうが
どんどん出て行ってもらった方が良いような気もするし、
他人がどうしようと一向に構いませんが。

話がだいぶ逸れたのでこの話はここまでってことで。
51 :ドラエモン:2001/03/16(Fri) 13:23
厳しい論戦に水を掛けて申し訳ないが、一言感想を申し述べる。本当に熱烈な愛国心を
持つなら「ならともに泥沼に沈む」のは間違いだ。売国奴と罵られようと、混乱を乗り
越えて生き残らなければならないと思う。たとえアメリカの正真正銘の属州に転落しよ
うと、水爆戦争にでもならない限り、山河も民も残るわけで、それを何とかしなければ
ならないからだ。ともに泥沼に沈むのはセンチメンタリズムだと思う。

しかし、如何に高い知性と博覧強記、鋭い経済感覚を持ってコスモポリタンとして生き
ていける人であっても帰属する社会集団なしには精神の平衡は保てないと思う。中国人
やユダヤ人は、宗族や宗教という帰属集団が超国家的に存在しているから何処ででも生
きていけるが、我々日本人にはそれは無理だと思う。
52 :@:2001/03/16(Fri) 16:13
なんか心配になってきました。日本ってそんなひどい状況なんですか。
個人的には「ウサギとカメ」のウサギが眠ってる状況とにてるなあと思ってたんですが。
でもそう言えば、汚職汚職ってココ12,3年は次から次えと、よくもまあ
色々でて来るモンですよね。「ここ」ってとこで、ビシッできないとこが日本の悪いとこだと思う。
欧米はとことん悪くなる反面、ビシッやるときはやってきてるし。
ひょっとしたら、ぬるま湯が好きな民族かもしれない。というかぬるま湯状態を美徳としてる
とも見える。そう言うシステムはずーっと昔から変わってないようなきもするし。
53 :すりらんか:2001/03/16(Fri) 18:59
>「ここ」ってとこで、ビシッできないとこが日本の悪いとこだと思う。
>欧米はとことん悪くなる反面、ビシッやるときはやって
イギリスの首相とかみてるとウラヤマシイですね.帝國の全盛にディズレーリ
・グラッドストンあり,危機を迎えてチャーチルあり,落日にサッチャーあり.
私は90年代不況はかなりの部分政策不況だと思っている.一番「何かをすべき
」ときに政権党が定まらない……(別に首相個人の資質の問題ではないと思っ
ています).これはイタイですよ.選挙や政権維持のことをある程度気にせず
政策を行える状況(独裁とまでいかずとも良い,純粋な完全競争よりある程度
の不完全競争の方が経済が安定化する,みたいな話)があればだいぶ変わって
たんじゃないだろうか.
54 :にわかぽるぽと:2001/03/17(Sat) 14:54
「下部構造が上部構造を規定する」と言ったのは
マルクスだかエンゲルスだかでしたが(とへなへな氏風に始めてみる)、
現行の日本は上部構造が下部構造のあちこちにストローを突っ込んで
身動きを取れないようにしている状況で、上のリバタリアンの話じゃ
ないですが、これなら政府なんてない方がマシかも、と思う。

高度経済成長路線終了以降、国としての「方針」
みたいなものがないじゃないですか。戦後に国の大方針を
打ち出したのは吉田茂と池田勇人だけだった(角栄のアレとか中曽根のアレは
なしね。恥ずかしいから)。
現在の泥沼は池田路線が破綻したオイルショックの時点から
すでに始まっていたと思う。それでも、企業サイドの
自助努力と官僚による政策的調整で何とかなってた。

どうにもならなくなったのはここ10年くらいの話で、10年前に
何があったかを考えると、政治改革騒ぎなんだよね。長い政治的リーダーシップ
不在の中、官僚が政策的調整を行って時代の変化に対応しようとして
きたが、一連の騒ぎは結果として自民党政策調査会の権力拡大を
もたらしちゃった訳で(「政治主導」ってやつね)、これにより誰も
日本経済の向かう方向を決めたり、変な方に行きかけた時の調整も
出来なくなった。そもそも、この頃には官僚主体による政策的調整自体が
時代にそぐわなくなっていた訳で、官僚はびぼう策を繰り返したあげくに
国民の信頼を全く失ってしまった訳ですな。本来なら、オイルショック後に
大規模な方針転換がなされるべきだった。その頃自民党は何をしていたか?
角福戦争ですわ(爆)
55 :にわかぽるぽと:2001/03/17(Sat) 14:54
長くなりましたが、何が言いたかったかというと、国家としての大方針こそが
何より必要な訳で、この原則さえ決まれば、それに合わせていまあるものを
取捨選択していけばいい。でも、そんなこと自民党に出来ると思います?
一方で、現行の選挙制度では、自民党が政権を失うことはちょっとくらい
あっても、2大勢力の一方でなくなるようなことはまずない。あっても10年後
ですよ。その頃にはもう手遅れです。要するに、完全に手詰まりなんですよ。
だから絶望的になってるんです、はい。
56 :へなへな[へなへな]:2001/03/17(Sat) 18:25
>プロボーラーさん
> にわかぽるぽとさんのメンタリティとへなへなさんのメンタリティの交錯って、九州?に赴任して餓死した裁判官の話を思い出させてくれました
それは、戦後闇市を拒否して餓死した人の話ですか?
うーん、どのあたりが関係してるのでしょう?

> 如何に高い知性と博覧強記、鋭い経済感覚を持ってコスモポリタンとして生き
ていける人であっても帰属する社会集団なしには精神の平衡は保てないと思う。中国人
やユダヤ人は、宗族や宗教という帰属集団が超国家的に存在しているから何処ででも生
きていけるが、我々日本人にはそれは無理だと思う。

私の場合は帰属する集団は家族でしょうか。
大衆社会論者だから大衆社会とは距離をおいていますし。
結局は、私に効用をもたらす社会集団には帰属するが、
どこにうまれたかとかのランダムに決まる社会集団に盲目的に
帰属するつもりはないです。


>@さん
>ぬるま湯が好きな民族かもしれない。というかぬるま湯状態を美徳としてる
とも見える。そう言うシステムはずーっと昔から変わってないようなきもするし。

「失敗の本質」ダイヤモンド社という、組織論で有名な本に
日本軍の組織の欠陥が、そのまま戦後の日本の組織に引き継がれている
という議論をしています。
その意味で、ながらく同じ問題を抱えているようです。
57 :ドラエモン:2001/03/17(Sat) 19:00
>大衆社会論者だから大衆社会とは距離をおいていますし。結局は、私に効用をもたらす社会集団には帰属するが、
>どこにうまれたかとかのランダムに決まる社会集団に盲目的に帰属するつもりはないです。

これは、行動科学に造詣の深いへなへな氏の発言とは思えない(笑)。我々の意識構造が、ランダムに決まった出自の社会の文化に
よって深層意識なり無意識の領域で規定されているのは自明ではないだろうか?君の方こそ、日本では独立した社会集団として機能
してこなかった「家族」を意識的に帰属集団として「選択」できるという「人間行動の自律性」を前提にする過ちを犯してはいないか?

なんて、どうでもいいんだけど、僕自身を含めて、失敗を繰り返すこの国の馬鹿馬鹿しさに嫌気がさして逃げ出したくなる人が増える
可能性は確かに否定できないよな。マジで宇津だ。
58 :へなへな@合理的経済人[へなへな]:2001/03/17(Sat) 23:13
>これは、行動科学に造詣の深いへなへな氏の発言とは思えない(笑)。我々の意識構造が、ランダムに決まった出自の社会の文化によって深層意識なり無意識の領域で規定されているのは自明ではないだろうか?
確かに、そうです。

しかし
>君の方こそ、日本では独立した社会集団として機能してこなかった「家族」を意識的に帰属集団として「選択」できるという「人間行動の自律性」を前提にする過ちを犯してはいないか?
私が家族といったのは自分で作るほうですね。
「私を作ったほうの家族」は財産を生前相続してくれたら、
あとは彼らにはリア王てき世界が待ってるみたいですよ(笑)
(リア王の教訓:生きてる間に財産を渡してはいけない。渡したら子供は親を捨てる)
ま、親だから大切にするとか、自分の子供だからかわいいとか、そういう
思考停止した発送は縁がないです。
私の役に立つかどうかがすべてです。
結局造ったほうの影響は、本を読むことぐらいでしょう。
本の影響のほうが強いです。

そのいみでは、私が準拠しているのは社会集団より、書庫なんです(藁)
59 :プロボーラー[プロボーラ]:2001/03/18(Sun) 07:23
裁判官の話を思い出したのは、「社会に対して抱く規範的な姿と現実の乖離に対する心情」と「個人の生存に要する様々な社会への依存性」の間にあるねじれを感じたからです。
へなへなさんの「書庫」に詰まっているものはどんなものだか分からないけど(笑)、所与のものとして与えられた民族や血族のしがらみと個人の精神世界や物質世界の自律性の葛藤について書かれた小説とかないですか?
日本の国や社会がどうなっても(どうあっても)個人が大事であるという見方は、諸国民の富的に幸せな結末を生みそうだけど、道徳感情論的な感性が欠けてる気がするわけです。
社会的変数⇒個人効用のルートが無ければOKだけど、実際にはあるからPoliticsなんだと思うんです。このあたりって以前にもやり取りがあったような気がしますね。
60 :へなへな[へなへな]:2001/03/22(Thu) 01:23
>裁判官の話を思い出したのは、「社会に対して抱く規範的な姿と現実の乖離に対する心情」と「個人の生>存に要する様々な社会への依存性」の間にあるねじれを感じたからです。
私は、社会に抱く規範的な姿はないです。今そこにあるのが現実ですべてです。
で、社会に依存するのはそのとおりですね。私はぜんぜんねじれてはいないつもりですが・・。

> 所与のものとして与えられた民族や血族のしがらみと個人の精神世界や物質世界の自律性の葛藤について>書かれた小説とかないですか?
いろいろあるのですが、とりあえず思いついたのが
山崎豊子「華麗なる一族」でしょうか。
まったく古さを感じない経済小説です。


>日本の国や社会がどうなっても(どうあっても)個人が大事であるという見方は、諸国民の富的に幸せな結>末を生みそうだけど、道徳感情論的な感性が欠けてる気がするわけです。
どうあってもというよりも、どんなときでも生き残るしぶとさを身に付ける

あと、道徳感情論は、進化心理学に踏み込んだ私には、単に進化の過程で生まれた利他的行為の一つであって、それ以上でも以下でもないのですよね。
つまり、「得なら守るし、邪魔なら破る」ただそれだけの価値しか認めません。

>社会的変数⇒個人効用のルートが無ければOKだけど、実際にはあるからPoliticsなんだと思うんです。このあた>りって以前にもやり取りがあったような気がしますね。

個人→(すごく細い事実上ない)→社会的変数→(結構太い)→個人効用
だとおもうのですよ。

つまり、事実上期待値がゼロである、「個人→社会的変数」に労力をつぎ込むよりも
個人的効用を高めるほうに労力をつぎ込んだほうが合理的なのではないでしょうか。

もちろん、自分で政界転進をするというてもあるのでしょうが・・・・。

プロボーラーさんは、個人→社会的変数 の期待値が実質ゼロなのに
労力を使いたいですか?
61 :ドラエモン:2001/03/22(Thu) 02:52
>へなへな氏

昔、西部某も同じようなこと言ってたよん。
62 :プロボーラー[プロボーラ]:2001/03/22(Thu) 05:02
うーん。何となく微妙なすれ違いを感じますが。ちなみに西部某はいつ頃の彼ですかね。
1)ねじれ
これは議論がねじれているという意味なので、へなへなさんがねじれているということではありません。
で、ぽるぽとさんとの間に社会認識のねじれがあるということです。
2)小説
山崎豊子さんの本は聞いたことがあります。読んだこともあるかもしれませんが。小生がイメージしていたのはガルシアマルケスとかラテン系の
ものでしたが。
3)道徳感情論
不勉強なので進化心理学を知らないんですが、つまりで書いてあることは、ホッブス以前の社会のような気がするんですが。
何がどう進化しているんでしょう。私はcivil societyという単語が未だに概念としては不可欠なものだと言っている学者が多いと思うんですけどね(例えばPattnam)。
4)個人→(A)社会→(B)個人
Aの関係が事実上ないに等しく、Bの関係が大きいのは観察される事実としてはその通りだと思います。
それに、他の事情に等しい場合、個人効用を高めることに労力をつぎ込むほうが合理的なのもその通りだと思います。
でも、そういう「割り切り」っていうのは、局所的には合理的かもしれないけれども、広域的には政治的独裁やらを生み出す非合理なんだと思うんですけどね。
ドイツの悲劇について誰かが似たようなこと書いてましたね。私生活に埋没することを悪いとは思いませんが、私生活の自由を維持する社会を作るための社会的活動は必要(悪かも無駄かもしれんが)だということだと思うんですがね。
リベラルであるためには、(矛盾するが)デモクラシーが必要だということです。
63 :@:2001/03/22(Thu) 18:50
れす遅れてます。ごめんなさい。でも、話しが難しくなってきて…。
>へなへなさん、すりらんかさん
64 :へなへな[へなへな]:2001/03/22(Thu) 23:25
>
3
)道徳感情論
不勉強なので進化心理学を知らないんですが、つまりで書いてあることは、ホッブス以前の社会のような気がするんですが。
何がどう進化しているんでしょう。私はcivil societyという単語が未だに概念としては不可欠なものだと言っている学者が多いと思うんですけどね(例えばPattnam)。

進化心理の前に・・・

私の世界観の源は非常に素朴なところからきています。
小さいころからずっと 善、悪 という価値判断とはなにかということが頭から離れませんでした。
中学生のころ「人間を殺すと悪で、おいしく牛や豚を殺して食べるのは悪ではない」
ということについて、最も簡単な解答を思いつきました。
「牛や豚は言葉もしゃべれない、権利も主張できない、力も権力もない。
それにたいして、人間は圧倒的優位性を持っている。
「相手を殺す=悪」ならば、「動物(植物)を殺して食べる=悪」のはずだがそう考えない。
おそらく、人間が牛や豚を殺して食べるのを悪とよばないのは、人間が生きるために必要だからである。
したがって、善悪とは「自分達」に都合の良い悪いで決めているものであるため「普遍性はない」
だから、私も「人間らしく」善悪の判断は「自分」に都合の良い悪いできめてもよい。
と言う結論を出しました。
65 :へなへな[へなへな]:2001/03/22(Thu) 23:26
さらに、派生する問題として、社会の本質は権力闘争であり、其れを生き抜くために
時には戦い、時には協調しているのである。
したがって、社会の本質はどれほどソフィスティケイトされたとしても、
ホッブズいわくの「万人の万人に対する闘争」「人は人に対して狼である」
という自然状態が基本なのであると判断しました。

(注)
いちおう、動物の権利ということで、アニマルライツ論争というのがあります。
オーストリアの哲学者ピーターシンガーが中心人物です。
内容は、人権論を徹底して動物にも適応するという究極の権利派です。
私は、動物の権利について考えて見たこともない愚昧な人権派より論理的に
一貫しているという意味でシンガーの議論を支持します。
(内容は支持しないが、論理の一貫性は評価する)
シンガーの著書は「実践の倫理」ほか邦訳多数。
66 :へなへな[へなへな]:2001/03/22(Thu) 23:27
>どらえもんさん
>昔、西部某も同じようなこと言ってたよん。
ええ、彼の論理をパクリました。
一時「西部萌えぇぇぇ」(笑)なじきがあったのです。
いまの私が伝統・公共性重視の西部に影響されたなんて信じてもらえないでしょうか。
(ひねてるところは十分影響があると認めてもらえるでしょうけど)

>プロボーラーさん
2)小説
山崎豊子さんの本は聞いたことがあります。読んだこともあるかもしれませんが。小生がイメージしていたのはガルシアマルケスとかラテン系のものでしたが。
マルケスだと短編しか読んだことないです。
(マルケスの本じたい入手するのが難しいような)


>4)個人→(A)社会→(B)個人
>私生活に埋没することを悪いとは思いませんが、私生活の自由を維持する社会を作るための社会的活動は必>要(悪かも無駄かもしれんが)だということだと思うんですがね。
>リベラルであるためには、(矛盾するが)デモクラシーが必要だということです。 。
 これは卑怯ですが、私以外の人がやってくれると思ってます。
私の生き方は、みんなが私の生き方とちがうから成立しているわけでして・・・合成の誤謬でしょうか
67 :プロボーラー[プロボーラ]:2001/03/24(Sat) 07:00
>へなへなさん@65&66
中々面白いですね。私も大昔に善悪の基準とやらの怪しさやらに時間を費やした記憶があります。アングロサクソンの人と話をしていると、人間とその他の生き物は綺麗に(というよりは聖書で)分離されてるので、
こういうことを考えるのはアジア、ラテン、その他の人なんでしょうね。連中はイルカは友達だから殺しちゃダメとか言いますから(真顔で)。イルカで生活している人はどうすれば良いんでしょうね。
で、善悪や軽重の判断を自分ですることは、私としても異論のないところです。へなへなさんのいうように「基準の普遍性」はありませんが、基準の捉え方の普遍性はある程度「個人主義」ということで固まってきているんではないでしょうかね。
価値判断の主体を個人に置くことに合意した場合、次の問題は、複数の人間の個人選好が互いに独立ではないところでしょう。社会の本質がアナーキーであることを認めることにはやぶさかではありません(少なくとも多くのところはアナーキー的ですから)が、
アナーキーな状態での最適化を目指すよりも社会契約を取り交わすほうが合理的だということで200年くらい来たわけです。もちろん、日本の場合に、そんな社会契約を明示的に取り交わしたことなどありませんが(これが究極の問題のようにもおもうが)。
さらに、小生も含めて、社会契約(的)やシステムを所与のものとして生まれてきているわけであって、社会契約行為を覚醒的に行ってませんから、へなへなさん的な方向もありかなとは思います。
が、そうは言っても政治的な過程にこれだけおかしなことが散見されるところに(本意ではなく)生まれてしまった以上、「万人の万人に対する闘争」の最高傑作としての政治に変化を求めるのはすこぶる健全だと思います。
(かといって何かしているかとえば何もしてませんが)。

(余談)
マルケスの本はもうないんですか。小生は10年ちょっと前に購入したんですけどね。残念。ねっとりした本です。
68 :名無しさんのマーチ:2001/03/27(Tue) 00:37
西部某って何かと異端視される(本人もそれを望んでいるかもしれないが)けど
、昔Econometric societyのWorld congressで報告してたぐらいだから元々はバ
リバリの主流派経済学者だったんでしょ?
69 :ドラエモン:2001/03/27(Tue) 01:23
そう。人的資本で教育の効果を含んだ新古典派成長モデルの拡張みたいなことして教職を得、
その後に本家帰り。
70 :へなへな[へなへな]:2001/03/28(Wed) 00:29
ちょっと改心。

先週の金曜に某所に行く前にじつはお財布を落としていた。
数万入っていた。念のため交番に紛失届をだしておいたがあきらめていた。
そして、今日。ポストを見ると警察からの通知が・・・。
ちゃんと警察に届けてくれたそうである。

ああ。利他的行動。
ちょっと精神的に癒された
へなへな@利己的
でした。
71 :すりらんか:2001/03/28(Wed) 00:48
>へなへなさん
すごーい.よかったですね.でも,へなへなさんの日頃の持説
を知っていたら届けてくれなかったかも(爆).
72 :@:2001/03/28(Wed) 10:27
へなへなさんの64はするどいと思う。
「イルカ殺すのは反対」なんていってる人は牛が歌ったり踊ったり
するようになれば、ベジタリアンになるんかな。
欧米は経済的に余裕があるので、
「可愛い動物を保護するという、かっこよさ」>「実費」
なんでしょう。でも、牛より人間のほうが
絶対的に偉い(頭がいい)なんてホントなのかな?
個人的経験では、そうでもないみたい。でも、牛は美味しいから
食べますけど…。
73 :プロボーラー[プロボーラ]:2001/03/28(Wed) 13:18
へなへなさん@70
まあ、改心することはないんじゃないですか(笑)。
利他的な人がいたという解釈でも良いですけど、「長期的にみて」自分が落としたときに返してもらいたい(返ってくる社会が欲しい)から、
そういう行為の積み重ねをすることが自己利益に適うという解釈はどうですか?無限回の繰り返しゲームです。
余談だけど、諦めつつも、警察に「念のため」届けるところが好感持てます(笑)。
74 :名無しさんのマーチ:2001/03/28(Wed) 21:34
交換ではないから、返したんです
おそらく犯罪は、潜在的な資産の認識があるんです その回復として犯罪が起こる
ゼロの状態から交換の意識無く資産を獲得すると、潜在的に負債を認識してしまい
居心地が悪いんでしょう
75 :すりらんか:2001/03/28(Wed) 23:12
>74さん
なんか,未開社会での贈与交換みたいな話ですね.負債意識とかに
関する話って,「貨幣は皆がそれを貨幣として振る舞うという理由
のみに於いて貨幣である」という話が一番純粋な形で出てる感じで
面白い.
76 :chap.11:2001/03/30(Fri) 16:13
現在の日本の経済状況からかつての日本経済の状況(高度成長期あるいはバブル期とかでは
なく、それなりの経済成長するという意味程度)に転換するのは不可能です。
 むしろ縮小均衡していく経済状況と捉え、いかになめらかに縮小させて
いくかに注力すべきである。
 均衡点に達した時、初めて経済が動き出します。
みんな、あきらめましょう。あきらめを知り、足るをしるです。
でも足るを知るものが・・・
77 :@:2001/03/30(Fri) 18:00
日本ってやっぱ収縮していくんですか。
クルーグマンのなんかそんなこと、におわしてたけど、
ヨーロッパ諸国よりはまだまだ成長の余地ありって感じするんですけど。
78 :ドラエモン:2001/03/30(Fri) 18:13
縮小するのが運命=供給能力の低下=完全雇用でも低所得なんですけど。
大規模な失業を抱えて、低所得なのは上の関係の成立していない証拠。
79 :へなへな[へなへな]:2001/03/31(Sat) 00:26
>まあ、改心することはないんじゃないですか(笑)。
ちょっと謙虚なポーズをとっただけです(自爆)
私は、個人的に世の中の人はたいていはいい人だと思います。
ただ、自衛のために徹底的にリアリストになる必要を感じるので理論武装してるのです。

>利他的な人がいたという解釈でも良いですけど、「長期的にみて」自分が落としたときに返してもらいたい(返ってくる社会が欲しい)から、
>そういう行為の積み重ねをすることが自己利益に適うという解釈はどうですか?
そういうよりも、例の進化心理学風に考えると
利他的行為を行う個体の集団のほうが、利己的な個の集団よりも、生き残る可能性が高い
くなります。
そして利己的な個の集団を淘汰し、利他的行為を行う個の集団が生き残ると、利他的行為
という行動パターンが増加していく。
したがって、ある程度の利他的行動を持つということは進化の過程で優位性を持つゆえに
広まっていったと考えます。
つまり、個体として考えるのでなく、集団として考えることで別のもが見えてくるのです。

ただ、進化心理学はあくまで「後付けのお話」の域をでません。
そのために、社会生物学論争で社会生物学を人間に応用する人間社会生物学は「お話」だと
批判されました。
(進化心理学は人間社会生物学の発展形で、いまはかなり受け入れられています)

>無限回の繰り返しゲームです。
無限回の繰り返しゲームというと。薬害エイズを思い出します。
企業は無限回の繰り返しゲームをするのですから、ああいうおろかなことをするのは
まったくばかげています。もしやるのであれば、有限回の繰り返しゲームで最後の一回
でやり逃げするのであればわかるのですが・・・。

>余談だけど、諦めつつも、警察に「念のため」届けるところが好感持てます(笑)。
(笑)
80 :へなへな@生物学的還元主義者[へなへな]:2001/03/31(Sat) 00:38
ちょっと続き。

上に書いたように、進化心理(人間社会生物学)は人間の社会行動や心理形成の
生物学的な基盤を扱うため、
社会行動をあつかう社会科学全般(経済学、政治学、社会学など)の基盤になる
べきであるといえるとおもいます。

たしか、社会生物学の父であるE・O・ウィルソンが
「社会科学は社会生物学的人間観によって再構成されなければならない」
という内容を述べていましたが同感なのです。

一度、このようなメタな視点をしってしまうと、社会科学の方法論や人間観のずれや
だめさが気になって仕方なくなります・・・。
81 :@:2001/03/31(Sat) 01:23
ということは、やはり生産能力は十分成長できるってことですよね。
でも、需要がなく生産=消費の均衡がずっと下のほうにあるんではないか?
というのが、収縮という結論にいたるようです。(自信ないけど…)
今のデフレが、過剰な生産に対する調整と見るか、長年の円高に
よる(対ドルの)価格変動に対する調整かでかなり意見が
違ってきます。私は後者ですが、一般的にも後者ですよね。
82 :ドラエモン>@:2001/03/31(Sat) 01:49
80年代の平均成長率は4%はあったけど、労働力人口の伸びは1%位だろう。つまり生産性
上昇率で3%はあったわけだ。90年代以降の人口が横這いでも3%、減っても2%と言うと
こじゃない。実際には90年代の平均成長率は1%しかないわけ。そのうえ失業率が着実に上
昇してんだから、過剰能力は自明だ。
83 :@:2001/03/31(Sat) 05:28
ドラエモンさんも収縮していくと考えてらっしゃるんですか...。
過剰能力=>収縮と簡単に結び付けると、おこられそうだけど。
84 :新学期名無しさん:2001/03/31(Sat) 13:36
ケインズ的数量的な世界観から古典的価格的な世界観に欧米が徐々に移行して
いったのを見逃した日本が、資産価格までも一挙に変動させるツケを払ったのが
プラザ合意
85 :ドラエモン:2001/03/31(Sat) 14:30
>84
そういういくら議論してもケリの付かない「高尚な」理念のお話は、街のエコノミストに任せま
しょう(藁

経済学やってるなら、天上界から地面におりてきて、インプリケーションが丸見えのモデルを
武器に、殴り合わないと駄目よ(爆
86 :@:2001/03/31(Sat) 14:42
ドラえもんさんの意見がうまいこと読めません。
将来的に(今のことではないということです)人口が減って需要が落
ち込むから収縮に向うのか、供給がおちてそうなるのか?(これもまた理念の
問題かもしれません)そんな考えが頭に浮かんできます。
それと、どらさん怒ってないですよね…。なんかまずい事かいたかなぁ。
87 :ドラエモン:2001/03/31(Sat) 15:10
怒ってなんかいませんよ。特にこの1年ばかり2chや弐編とかを見るようになってからは、
我ながら人格が丸くなってきたと感心しているくらい。

@氏の86の議論への回答は「良くわからない」です。人口減るのは確かに需要減退要因で
すけど、世帯当たりの「人口」は昔の四分の一くらいだけど、消費は増えてるでしょう?
世帯を国家に置き換えても同じになる可能性は十分あるんでないの?

で、@氏の議論で本当に問題なのは「長期的な経済の衰退」と言うのが「持続可能な衰退」
であるためには「供給側の縮小」が絶対に必要だということがわかってないようだと言うこと。
供給側が縮小しないで需要側だけが落ち込んでると、必ずどこかに不均衡が累積し、長期的に
維持できないようなことになる。80年代は経常黒字(但し政治的な物で経済的な物ではなかったが)、
90年代は財政赤字といった具合。

で、供給サイドは、生産性上昇率が急落する理由が無い、それどころかリストラや流通合理化、
規制緩和で徐々に生産性は向上しているはず。だとすると、需要が追いつかない限り、美しい
衰退なんかできこないのだよ。
88 :@:2001/04/01(Sun) 03:26
よかった。まさかドラえもんさんと議論するほどの器ではないんですが、
ドラえもんさんもクルーグマンのように長期的には収縮ってみてるのかな?
と思っただけなんです。意外な感じしましたから。
89 :chap.11:2001/04/02(Mon) 04:20
問題なのは物価水準の下落なんです。つまり名目と実質の乖離なんです。
経済を把握すべき物差しが縮小しているです。
そのことが経済状況の認識に齟齬を生じさせてしまっている一要素でもありうるのです。
 本来なら政策として名目と実質をすり合わせるようにすべきではあるが、
五年におよぶ低金利政策はまったくといっていいほど効果はなく、公共事業もしかり。
 物価水準を人為的に操作することは不可能です。
現実の経済はどうしても名目上で経済活動をせざるしかない以上、
ある程度それ(物価水準の下落)を前提に経済政策、社会制度を作り上げるしかないんです。
特に公的部門がその状況に適応できていない。
 そこに今の日本の最大の問題がある。
90 :@:2001/04/02(Mon) 05:51
>物価水準を人為的に操作することは不可能です。
でも、日銀の役目って物価を安定させることだから不可能
とまでは、いいきれないのではないでしょうか。
下げるのが難しいのは分かるが、あげるのが難しいとは
ちょっと意外。たしかに円安になれば政治的な問題が
浮上するのは分かるけど。
91 :へなへな[へなへな]:2001/04/02(Mon) 08:20
>chap.11さん
よこれすですけ「chap.11」て某国の倒産法から取ったやつですか?
92 :chap.11:2001/04/03(Tue) 04:42
>@さんへ
もちろん日銀を含め中央銀行の役割として物価水準の安定を目指すのは当然ですし
インフレファイターとして名を馳せたブンデスバンクをみれば第一に物価安定をめざし、
ときの政権と人悶着を起こしたのは有名です。実際、今の日銀は物価の安定をターゲットに
しているのは明らかです。
 ただ今まさに今の日本の経済状況では日銀ができることすべてやってしても物価の
安定に結びつかないのです。そこが問題であると私は主張したいのです。
 それと、
  >物価水準を人為的に操作することは不可能です。
 という言葉の意味は中央銀行が行なう金融政策が物価安定には寄与しない、無効であるという
つもりでいったのではなく、実際の物の値段、サービスの価格を調べ、集め、まとめて出来た
抽象化された経済数値、つまり消費者物価、卸売物価、あるいはGDPデフレータ、などを
ある目的のために操作することなど、不可能だと言いたかったのです。
 ちょっとおかしく感じるかもしれませんが、ただデフレ対策と称して、
中央銀行に過剰な負担を負わしてるよういるようにしかみえないのです。
そしてそれが可能であるかのように喧伝されていることが問題と感じています。
ほかの存在が果たす役割を中央銀行におしつけ、中銀の本来の役割から逸脱させられています。
すべき存在がすべきことから逃れようとしすぎです。
 中央銀行の物価安定政策は基本的にマネーをいじるだけです.それを通じて物価に対して
影響を及ぼそうとするしかないのです。中央銀行はオールマイティではありません。
 あと、為替と日銀ついては、政治、世相(特にバブル期について)にまで敷衍して
書きたいことがやまのようにあるけど割愛します。


>へなへなさんへ
当たりです。
93 :ドラエモン:2001/04/03(Tue) 09:54
>ほかの存在が果たす役割を中央銀行におしつけ、中銀の本来の役割から逸脱させられています。

では、価格統制とかが必要なわけですな・・・。
94 :@:2001/04/03(Tue) 10:46
>ちゃっぷさん
すべき存在とは内閣とか行政のことかな。そうだとすれば、なるほどとおもう。
でも、やはり日銀は責任ありです、私の感覚としては。日銀がホントに独立
していれば、やはり物価は日銀の責任。戦時とか非常事態でインフレなんてことに
なればしょうがないけど、「円が足りない」っていってるときに、インフレが
恐いなんていってる(日銀が)のを聞くと、ちょっと疑問を持ちます。
ドラえもんさんがどっかで書いていたように、必要なのは物価の先高感(違ったらすみません)
だとおもいます。一時的ではなく、これからも物価が上がるまで、どんどん供給増やしまっせ~って
いう姿勢が必要。少なくともお給料が増えると思えるぐらいは必要だと思うんです。
そして、それができるのは、日銀だけですし。
それとバブルのころの話しは面白いですね。この議論がはっきりすれば、↑に書いてる社会制度
もうまく変更できるかもしれない。特にわたしはダブルの頃の話しあまり知らないから、
バブル関係レスは注意してよんでます。
95 :すりらんか:2001/04/03(Tue) 13:56
>実際の物の値段、サービスの価格を調べ、集め、まとめて出来た抽象化された経
>済数値、つまり消費者物価、卸売物価、あるいはGDPデフレータ、などをある目的
>のために操作することなど、不可能だ
これは逆なのではないですか,相対価格体系に手を突っ込むことは日銀にはできな
い,という話なら全く納得ですが,集計的な物価水準には影響を与えられると思う
のですが…….マネーの量のコントロール(これができないという話ならわからん
でもないのですが)ができた上で,物価水準が動かせないというのは,いかなる意
味においても数量説が妥当しないということになる.それはちょっと受け入れがた
い説明という気がします.

>ただデフレ対策と称して、中央銀行に過剰な負担を負わしてるよういるようにしか
>みえないのです。
確かに,日銀への集中砲火状態は行き過ぎに感じるところもあるのですが,日銀の目
的は,「物価の安定を図ることを通じて国民経済の健全な発展に資することと」です
から,物価は手段ではないでしょうか?
96 :プロボーラー[プロボーラ]:2001/04/03(Tue) 21:02
財政デフレという点を考えてみると、GDPが潜在成長以下で動いているときに財政支出比率が動かないってことは、デフレに荷担しているわけですね。低金利政策や公共事業が無効だったという前に、本当に低金利だったか、本当に公共事業したのか、という点も問うべきでしょうね。
なんだかIIEのポーセンみたいだな(笑)。
97 :へなへな[へなへな]:2001/04/03(Tue) 23:13
>プロボーラーさん
本当に低金利だったか、公共事業したかというのは
どういういみですか?
98 :chap.11:2001/04/04(Wed) 05:24
>すりらんかさんへ

>これは逆なのではないですか
この意味を”実際の物の値段、・・・ ・・・不可能だ”が、
”実際の物の値段、・・・ ・・・可能だ”と解釈します。
まず、言いたかったのは、今まさに今の日本経済の状況をみて
物価水準に影響を及ぼすのは難しいと言いたかったのです。
金融論や金融政策における理論として主張したかった訳ではありません。
@さんにもご指摘されたように”物価水準を人為的に操作することは不可能です。”
という件も同様です。
繰り返しになりますが、私の言いたいことの前には‘今のまさに今の日本経済の状況‘という
言葉がつきます。けっして一般化して捉えないでください。

 あらためて言います。今の日本経済の問題は物価水準の下落です。しかしながら
金融政策、財政政策、何をもってしても、このことに歯止めがかかりません。だからこそ
今の日本経済状況(物価水準の下落)にあった社会の仕組み、経済政策を打つべしと主張するんです。
 すりらんかさんが、相対価格体系という言葉を使っているので正直に言いますと、
消費者物価等の後に、株価、地価と入れたかったのですが、しかしながら消費者物価と株価とでは
明らかに性質を異にし、違和感がありますので外しました。
自分なかでは今の金融政策、財政政策にはまさに株価対策、地価対策を含み、それを行えば、
景気はよくなるという`幻想`あたえ、結局はある特定の集団に対する便宜供与に
過ぎないのではないかと不信感をもっています。
もちろん今の金融政策、財政政策を100%否定しません。でもそれだけではほとんど不可能です。

>物価は手段ではないでしょうか
これは主義主張の類になるかもしれませんが、はっきりいいます。ちがいます。中銀の目的は
物価の安定です。
99 :chap.11:2001/04/04(Wed) 05:26
続き

>プロボーラーさんへ

するどいです。
>本当に低金利だったか
このところは僕の考える物価水準の下落と大いに関係してきます。
>本当に公共事業したのか
これはまったく違う観点からですけど、公共事業の体をなしていたかどうかを考えると
そのとうりだと思います。

>IIEのポーセンみたいだな
これなんですか? スイマセン

キョウハキツカタ
100 :プロボーラー[プロボーラ]:2001/04/04(Wed) 10:49
低金利という話は物価込み、対外金利込みでということです。アメリカとの相対金利を見たときに十分に低いかどうか、物価を勘案した実質金利がどうか等、
金利一つをとっても色々とあるわけです。
公共事業は、予算ではなく決算ベースで見たときに留保額(大体1-2割)分未消化が癌です。私は公共事業の妥当性(質)を問う(chap11さんね)ことも重要ですが、
有効需要のコンポーネントとしての短期的な部分について、まずは問題にしてます。
質的なサプライサイドの話になると、無駄だという費用便益的な話がメインですが、需要不足という点で言えば、それが何に回ろうが、出した分だけ需要創出するわけです。
仮に、産出が低下しているにも関わらず、政府支出比率が一定だということは、スタビライザーになってないわけですね。もし、政府が合理的に動くのであれば、不況期にこそ公共事業を行い、好景気に増税をするという
ことが合理的になりますわね。学部の教科書レベルの話ですが、そういうことってどうして大蔵省に理解されないんだろうか。
IIEのポーセンというのは、ワシントンにあるシンクタンクにいる髭を生やしたオジサンです。
101 :すりらんか:2001/04/04(Wed) 12:43
>chap11さん
>この意味を”実際の物の値段、・・・ ・・・不可能だ”が、
>”集計的の値段、・・・ ・・・可能だ”と解釈します。
のミスタイプですよね?

言いたいことは何となく分かってきたと思うのですが,ちょっと
気になるのは,今までのカキコを見ると,「(現状の日本では)
物価水準の制御は不可能だから物価水準の制御は不可能だ」とし
か言っていないのではないですか?私の方も繰り返しますが,そ
の理由は何でしょう.日銀がマネーをコントロールできない(こ
れは私は大いにありえる話と思う)からですか.それとも別の理
由ならばちょっと説明が欲しいのですが?
102 :chap.11:2001/04/05(Thu) 03:56
>すりらんかさんへ
おっしゃるとうりです。
そして一番おそれていた質問をしてきました。
 すりらんかさんの問いにたいして、他人様を納得させる決定的な根拠が、はずかしながら
見つかりません。
 ひいて言うならば物価水準の操作が出来るのは閉鎖経済のなかだけの事。でもこんなの答えに
なってません。

 でももしかしたら私の言っていることが間違っているのかもしれません。無理やり、
物価水準は操作できないといって、難癖つけて、現実の政策の恩典にあずかれない者の
ひがみかもしれません。

 勘弁してください。
103 :nanasisan:2001/04/05(Thu) 16:27
>>100

そういや、実質レベルの金利水準は日米で大して差がない
(年4.5%程度)という話を去年の夏ごろにどこかで聞いた
ことがあります。

とすると、これ以上名目金利を下げようのない日本の
ようなケースでは、円相場をもって調整されるべき
なのでしょうか??
104 :すりらんか:2001/04/05(Thu) 23:33
>無理やり、物価水準は操作できないといって
いや,その点ではなくて,chap11さんの話が,マネーをコントロールでき
ても物価水準は×という流れだったものですから反論をしたのです.量的
緩和をやっても効果は薄いという論者はそこそこいる.馬を水辺につれて
いって無理矢理のますことは出来ないという議論です.私は純理論的には,
一理ある話だと思っているのですが,政策実行面では是非やるべきだと思
う.だって大きな副作用が思いつかないもの.ここいらは今週の東洋経済
に岩田先生が簡潔に書いてますので見てみたら如何ですか?

>日本のようなケースでは、円相場をもって調整されるべき
というよりも,金利差があるならその差を裁定するような為替レートの変
化期待が形成され,その将来の期待に対して現時点での為替も変化する.
実質金利を名目金利より小さくするために人為的に行いうるものといった
らやはりインフレでしょう.
105 :通りすがり:2001/04/06(Fri) 13:46
>実質金利を名目金利より小さくするために人為的に行いうるものといった
>らやはりインフレでしょう.

どっちが先かという話のような気もするんですが、為替を円安に誘導して、輸入財(コスト側)
からインフレ(期待)を醸成していくという政策は問題があるのですか?
106 :マサル:2001/04/06(Fri) 15:21
やはりセーフティネットだな。
107 :ドラエモン>106:2001/04/06(Fri) 18:10
直接効果だけだと、150円くらいの円安を当分続けないと、CPIの上昇は望めない
そうです。ただ、支出にまつわる経済行動に永続的な影響を及ぼすのは長期期待インフ
レ率であって、目先の現実のインフレ率ではない。目先の期待インフレの効果は消費税
引き上げ前の3ヶ月くらいに起こった消費の急拡大とその後の急速な反動で、均してみ
ると、プラスじゃないですよね。だから、どうやって期待インフレ率を引き上げるかが
ポイント。その見地からすると、速水総裁や日銀の懐疑論者はコマッタチャン。
108 :ふーばー:2001/06/06(Wed) 22:50
大上段に振りかぶって、経済学的にも根本的な以下の改革はどうでしょう。
銀行システム、完全雇用、財政赤字、再分配は、市場メカニズムに反する制度である。よって代替の成立を持って、廃止する。それらの目的自体は、資本主義の目的である成長と、又市場の根幹をなす自発的な分業の、基盤である公平な分配を達成する為の重要な制度ではあります。が、資本主義原理に反する制度であると考えます。基本的には、自由な経済活動による成長、自発的な分業の維持による拡大均衡の達成を目的とした資本主義原理的な改革案であります。
私案は以下です。
109 :ふーばー:2001/06/06(Wed) 22:52
1、中央銀行を含めた銀行制度の廃止=レバレッジ、通貨の重複所有の禁止。(淘汰を例外なしに厳密に実行すればよい)
 元本保証制度の廃止、全て投資として一括処理
2、完全雇用政策の放棄=労働市場の完全市場化
3、財政均衡の遵守=財政赤字の禁止、国債発行の原則禁止
4、再分配を止め、市場による分配、財政均衡正統政府の分配を尊重=累進課税の廃止
  フラットタックス、目的税への転換
5、自由貿易の堅持=補助金は、情報公開かつ税金からのみ、安全保障長期的投資の観点
  でのみ行う。従って、補助金産業の運営は、一定収入の保証の上で効率向上目的で行う。

銀行を中核とした金融制度の最も重要な機能は、決済、仲介、リスクの分散ではなく、信用の創造であると考えます。
よって、銀行制度の廃止の代替として、通貨の新規供給を価値安定かつ安定的に行うことにより、通貨ストック自体を増加させる方法に変更させます。

以上を行う為のセーフティネットとして、義務教育を終了しかつ犯罪者以外の国民に
基本所得を保証する。基本所得は以下の代替を可能とするものとする。
失業保険、生活保護、年金、基本的医療保険、奨学金、家庭内経済活動に対する一定の評価、
狭義の預金保護。
つまり年間の新規に供給される通貨量は、
基本所得×義務教育を終了しかつ犯罪者以外の国民となる。
基本所得の実質価値の維持を持って通貨価値の安定を図る。
(すなわち通貨価値の安定は、インフラの供給力とリンクする)
110 :すりらんか:2001/06/06(Wed) 23:21
HNから察するとネタですか?