ポートフォリオ選択の仕方

economy/0153 / 4 レス / 2001/01/10〜2001/01/10

1 :羊:2001/01/10(Wed) 19:13
ポートフォリオ選択のさまざまなことがらについての
スレッド
2 :動的資産選択紹介1羊:2001/01/10(Wed) 19:21
マートンの単純なモデルは 国債(安全資産)と株式(危険資産)
の二つの資産を考えることで容易に説明できる。安全資産とは収益率に
不確実性がない資産だ。それに引き換え危険資産は収益率がブラウン運動と
いう確率過程にしたがっていると考える。
 さて無限時間に渡って生存し、効用の期待割引現在価値合計を最大に
する投資家は、最初に与えられた資産合計(賦存は国債、株式の
どちらで与えられても可)を国債と株式への振り分け方を変える
ことができる。
 また資産は毎時点でいくらか消費する。資産そのものは投資家
にとってなんの価値ももたない。消費のみが価値を持つのである。
よって投資家は無限時間に渡る消費からの効用の期待現在割引
価値合計を最大にするように、毎時点の消費量、毎時点の国債、
株式量を決めようとする。
 毎時点で株式の収益率は確率的に変動する。
このときどのように消費、それぞれの資産を決めればいいのだろ
うか?
 答えは単純なものだ。各時点の資産合計の時間を通じて不変な
固定割合を消費、国債、株式にまわそうというのが答えだ。
ポートフォリオの構成を固定するのが良い。
どの構成に固定するかは考えないといけない。
これがマートンの答えだ。
 だがこの答えがでるのは取引費用がないという現実的ではない
仮定に依存している。
3 :例:マートン白山羊の場合1羊:2001/01/10(Wed) 20:13
例:
  マートンという名の白羊さんは資金運用が上手だと自分で思っている。
 白羊さんにも関わらず、1万円札をむしゃむしゃ食べてしまわないだけ
 立派だ、と思っていたら、白羊さんは現金を手にすることがないらしい。
 白羊さんの首にはプラスチックのVisaCardが下がっている。

 白羊さんは今日、銀行に一万円持っている。
 (注:国債と書いたが銀行の預金としましょう)
 動物園のお客さんが落としたお金を動物園の園長さんが
 白羊さんの名義で預金してくれたからだ。
  こんなことはよくある。だから羊さんは資金運用にも手慣れたものだ。
 羊さんは次のように呟いた。

 株を買おう。なんでも
ソニー株は値上がりするそうだ。人相の悪そうな人間が
僕の小屋の前で話していた。
 ソニー株1枚4000円ね。残りは6000円。
 クレジットカードで白い紙の晩御飯を食べましょう。1000円ね。
 結局4割を株、1割を食費、5割を銀行の預金で持つことになるだろう。
4 :続き例:マートン白山羊の場合1羊:2001/01/10(Wed) 20:14
次の日になった。

 白山羊さんは驚いた。ソニー株が8000円に値上がりしていたから。
 そして
 羊さんはこの日の予定を呟いた。
  銀行預金5000円、株8000円、昨日1000円使ったから
 締めて1万2000円の総資産だ。昨日と同じ割合でいこう。
 ソニー株を信託にして小口化して売って、結局1万2000円の
  4割の4800円を株で持とう。5割の5100円は銀行預金に
 しよう。つまり100円分だけ追加預金ね。今日の食費は1割の
 1200円。昨日よりリッチだ。うれしいな。
  このようにマートン白山羊さんの資産運用の秘訣は、
 その日の資産の1割を消費し、5割を銀行預金し、4割を株で運用することだ。
 白山羊さんのルールオブサムだということだ。白山羊さんの真似を
 すれば誰にだってうまくいく。きっとそうさ。
  明日の夕方にはお互い顔を合わせて、「やったね」って親指
 を立ててにこやかな笑いを上げたいものですね