学部生は経済学部に何を期待しているのか?
economy/0132 / 50 レス / 2000/12/04〜2001/01/08
- 1 :ドラエモン:2000/12/04(Mon) 22:04
- 私が学部生だったころは、いまだ学園紛争の余塵きえやらず、近経まっしぐらはそれ自身が、一種の反逆的な雰囲気がありました。しかし、それをすぐることはや四半世紀、近経やるのが当たり前の今日この頃、学部生の諸君はいったい何を経済学と大学に求めているのだろうか?
ご注意:ここは学歴板ではないので特定大学名やゼミ・教員名とかをネタに誹謗中傷あるいはアングラ情報の類は書かないこと。発見しだい、ふくやんにスレ削除を依頼します。
お願い:中年諸氏。変なレスを見ても当面放置しましょう。この板に来る程度の意識のあ
る学生の本音を聞くのは、決してむだではないでしょう? - 2 :ドラエモン:2000/12/04(Mon) 22:12
- 1では大言したが、僕らの頃も、公務員試験とか外交官試験とか、経済学(特に近経)やんない
と受からない公務員を目指す人は、完全に実利的理由で勉強してた。それはいまでも変わらない
だろうね。 - 3 :ショボい学部生:2000/12/04(Mon) 22:35
- テキスト読んでわからないところがあったらこっちから質問しに行く、
という形じゃダメなんですかね。
どの授業も完全ディスカッション制にするとか。
教科書なぞられても退屈だし。
教科書に書いてあることは簡単に触れる程度にして、書いてないことを
深くやるとか。
こんな考えだめですかねぇ。。。 - 4 :へなへな:2000/12/04(Mon) 22:46
- >03さん
わたしも、全く同感です。
あとは、マークシートでもなんでもいいから、達成度を計る細かなテストを毎回やるとか。
で、質問が出るたびに、ネット上にストックして 間違いやすい、勘違いしやすいQ&A集
ができあがれば、先生方も楽だとおもうのですけどね。 - 5 :Zarathustra:2000/12/04(Mon) 22:58
- >マークシートでもなんでもいいから、達成度を計る細かなテストを毎回やる
それでは受験勉強の延長じゃありませんか・・・.学問の達成度ではなく,
物事の多面的な考え方,論理的な組み立て方,本質の捉え方など,実社会で
生きてくる能力を養うのが大学の高等教育だと思います.どの学問を選ぶかは
本当に趣味のようなものだと思うのです.
もちろん,将来研究者を目指す人にとっては知識の詰め込みや体系的な学習が
ある程度必要だと思いますが,その人達を育てるための機関が大学という
わけではないでしょう.
教科書をなぞるだけの講義しかしないようなだめな教官が多いのは問題かもしれませんが. - 6 :ぺいぺい[ぺいぺい]:2000/12/04(Mon) 23:25
- 教育&技術のスレッドを2CH化させてしまい、猛省中です・・・
やはり、経済の現象に対する「見通し」ですね。それを、セオリー
と実証分析をフィードバックさせながら、見通せるという感覚です。
もちろん、そのレベルは、新聞の経済欄が読めるように、という程度
から、様々な人々がいると思われます。ですから、「見通し」を得た
という感覚こそ、求められるのです。大切なのは、教える方が、これ
は余力のある人だけで構いません、ということを、ハッキリとさせて
必須レベルとそうでないレベルのことに、メリハリをつけてやること
ではないでしょうか。 - 7 :へなへな@教育工学 大好きっこ:2000/12/04(Mon) 23:30
- >それでは受験勉強の延長じゃありませんか・・・.学問の達成度ではなく,
>物事の多面的な考え方,論理的な組み立て方,本質の捉え方など,実社会で
>きてくる能力を養うのが大学の高等教育だと思います.どの学問を選ぶかは
>本当に趣味のようなものだと思うのです.
目標は、毎回テストする事で復習によって知識を定着する事です。
マークでもいいとかいたのは、そうしないと教員側が絶対に反対するからです。
知識は必ずこまめに復習しないとものになりませんから。
多面な考え方というのは授業中に示せばいいだけで、マークだから穴埋め問題みたいな
発想とは思わないでいただきたいのです。
センターで数学がでてますが、マークだから数学と違うとはいえないし、数学として
間違っていたら絶対マークだった×です。
それと多面的な考え方を学ぶならば初めから、認知心理のクリティカルシンキング理論
を体系的に学んだ方がよほど使えると申し上げておきましょう。
あと、Zarathustraさんは、よく見たら山奥に居られた大賢者様だったのですね。
シュトラウスにテーマ曲まで作ってもらった・・・・。 - 8 :すりらんか:2000/12/04(Mon) 23:32
- >テキスト読んでわからないところがあったらこっちから質問しに行く、
>という形じゃダメなんですかね。
これは僕も大賛成.オフィスアワー+週1コマのTAセッションを全
授業に義務づけるべきですよね.(<あくまでやる気のある人向けの
対応)
>マークシートでもなんでもいいから、達成度を計る細かなテストを
>毎回やるとか
大学でテストは反対なんですよね.テストで計れない力の方が大学で
は(あくまで限定である!!)大きいですから(あくまで一定レベル
以上での話).それより先生がもっと生徒に質問する,ディスカスす
る方が重要だと思います.まぁ,漢字と公文のドリルはいずれやるよ
うになるかもしれませんが(凶笑). - 9 :ぺいぺい[ぺいぺい]:2000/12/04(Mon) 23:32
- あと、03さんの考え方には、わたしも反対ですね。
テキストを読むのなら、自分でやって、分からなければ、
先生に聞けばよい、というのは、かなり不安なものが
あるように思われます。式の意味を経済学的に解釈できず
単なる分かったつもりになっていたことが、教官の前で
プレゼンをやったことで、初めて分かったことが、わりと
あるのですが・・・(あくまで、わたしの体験談ですが)
さらに、ディベートも学部では、奨励しても、上限を設け
ておくべきですね。ディベートのために、色々な文献を
あたって、それを咀嚼することに、意味があるのであって
ディベート自体は、そのためのインセンティヴですね。
インゼミというものがありますが、それは典型でしょうね。 - 10 :すりらんか:2000/12/04(Mon) 23:35
- >目標は、毎回テストする事で復習によって知識を定着する事です
僕らのころはサブゼミとか自主サークルで教え合うことがこの役割を
果たしていたかんじだなぁ.今でもそういうのやってるのでしょうか?
先生に頼んで暇な院生あてがってもらうとより効果的. - 11 :すりらんか:2000/12/04(Mon) 23:39
- >ディベートのために、色々な文献を
>あたって、それを咀嚼することに、意味があるのであって
>ディベート自体は、そのためのインセンティヴですね。
その通りだと思います.知識が盤石ならけして口先の技術には
破れない(政治の世界とかはしりませんが).逆もまた真なり.
>式の意味を経済学的に解釈できず
>単なる分かったつもりになっていたことが、教官の前で
>プレゼンをやったことで、初めて分かったことが
それはほんといい先生に当たったと思いますよ.それ出来てない人
は多いです(含む私?).数学にエクスタシーを感じるという人は
マクロに向かないことだけは確かだと思う. - 12 :へなへな:2000/12/04(Mon) 23:50
- 知識が盤石であっても、実は相手のロジックを潰すテクニックには事欠きません。
一番簡単なのは、
あいての知識の前提条件の不備な部分を集中攻撃することで、その上に載ってる論理
すべてを崩壊させられます。
ソクラテスのように相手に喋らせたあと、相手が論理的に詰まるまで質問を繰り返し
潰してしまうというのもあります。
ディベートは賛成反対どちらに立っても、相手の論を打ち破るテクニックなのです。
なお、わたしは 「ああいえば@@」ってよばれてました。 - 13 :すりらんか:2000/12/04(Mon) 23:59
- >へなへな氏
知識が完全なら穴がないではなくて,知識が万全ならば舌も回る
(自信を持って反論できるから)ということで「強い」とおもい
ます.まぁ,ぼくも「ああいえば」のくちだから何とも言えない
けど,繰り返し論争するような場合,ボロはいずれ出ます.ゼミ
での討論あんかはその典型.逆にワンショットだと,もうそれは
ゲーム(ゲーム論でなくて)だから何ともいえないですね. - 14 :酩酊な学部生:2000/12/05(Tue) 00:03
- 無視されるの覚悟で書かせてもらいます。
はっきりいって学校の経済学の授業の目的は教師の意見と自分の知識を
比較することを目的としてます。言い換えれば、自学した物の補強として
授業を見てます。次に、経済学に対してですが、経済学が「科学」として、
生き残るかどうか楽しみでやってます。確かに、数学と言う言語を使い
いろいろなことを説明することを可能としてる点は科学と呼ぶにふさわしい
のかもしれませんが、経済学を専攻してない人(経済学を売り歩いてる人も
含めて)の意見に説明があやしい点では、まだ「科学」と呼ぶには不十分だと
思えてならないのです。以上です。 - 15 :すりらんか:2000/12/05(Tue) 00:03
- ソクラテスなんかがそこまで質問を続けられるのはやはり
自信といううらずけがあるからでしょう.自身がないと自
分のバカが質問をすることでばれるのではと思いそこまで
つっこめない.
ちなみに,経済学で嫌われる議論の仕方というのに「論点
ずらし」があります.これを始めると,悪くても引き分け
に持ち込める(笑).余所の分野の人の議論はこれが多い
気がするんですよね.学問のためには禁じ手にしといたほ
うがよい方法です. - 16 :すりらんか:2000/12/05(Tue) 00:06
- >はっきりいって学校の経済学の授業の目的は教師の意見と自分の知識を
>比較することを目的としてます。
どの講義でもそうでしょう.そして建設的な意見が出来たら先生に問うて
みて下さい.逃げるようならその先生は見切った方がよいでしょう.講義
では簡単のためにかなり重要な部分にも単純化を入れるので,議論だけで
判断してはいけない. - 17 :ドラエモン:2000/12/06(Wed) 01:20
- みなさん、ご意見ありがとう。
僕なりに整理すると、こうかな?
(1)教師はもったいぶらずに、教えるべき事をちゃんと教える。
(2)その一方、直接的なディスカッションとかプレゼンの機会を増やす。
こうだとすると、アメリカの分厚い入門書や問題集で基礎を短期に済ませ、後は
TAのサポートの付いた講義と、ゼミ(せいぜい10人くらいまでの)でセメスタ
に2回位はレポートが回ってくる感じであれば、学部教育はいいのかしらん? - 18 :某響印:2000/12/06(Wed) 10:21
- (嫌な言い方ですが)最近の大学生を見ていると,なかなか「基礎を
はじめにしっかり教える」ということが難しくなっている気がします。
もちろん,「何かをやるためには基礎が必要」ということをしっかり
認識している学生にはうまくいくのですが,ただなんとなく,受験勉強も
ほとんどやらずに入学してきた学生(今後は急速に増えるでしょう)を
相手にミクロ・マクロ経済学の「基礎」を教えようとすると,余程工夫
しないかぎり逃げ出しますし,工夫しても多少逃げ出す人数が減る程度
です。
そこで,「現実から入る」方法をとろうとするわけですが,そもそも
新聞を読む習慣もない,世間に対する興味もあまりない学生相手には
限界がありますし,またそういうことに教員全体の合意をとることも
難しいので,結局4年間で経済学嫌いの量産をしているだけかな,
と思ったりします。
それから,TAについてですが,昨今の大学院をめぐる環境を考えれば,TAを
有効に生かせるのはごく限られた大学だけでしょう。
この手詰まり状態を抜け出すには,いったいどうすればよいので
しょうか?試行錯誤を繰り返してはいますが,特効薬が見つからず,
結構悩んでいます。
なんかとりとめのない愚痴になってしまいすみません。 - 19 :名無し:2000/12/06(Wed) 20:22
- ちょっと本題からはズレてしまうかもしれませんが。
教授が平気な顔して「現実には興味ない」とか「私は現実には疎いので」
とか言うのを止めて欲しいです。特にゲーム系の教授。
学生側としては、そういう発言を授業中に聞かされると、かなり萎えてしまいます。 - 20 :天国と地獄:2000/12/06(Wed) 21:31
- >アメリカの分厚い入門書や問題集で基礎を短期に済ませ
難しいですね。そのためには学生の予習が必要ですが、
硬いことが嫌いな学生はそんなことは嫌がります。
また学生の中にはへんな思い込みを持っている人がいます。
「アメリカ=いろんな教養授業があって幅広く学べる」
という発想から、授業もいろいろつまみ食いができるような
軽く楽しく現実的な授業が海の向こうにはあると考えているのです。
どうなんでしょうねぇ。
半年で2駒か多くても3駒しかしんどすぎて取れないということを聞いたことが
あるのですが。天国は海の向こうにあるというのは宗教だけにしてほしい。
卒業が厳しく、進学できない学生は低ランクの大学へ転がっていかなければ
ならないとすれば、地獄なのではないかと思うのですが。 - 21 :ドラエモン:2000/12/06(Wed) 22:22
- 知り合いの奥さんが、アメリカに住んでいたとき、旦那が私と同業なので試しにコミュニティー
カレッジに入って経済学を勉強してました。その教科書の分厚くてまだるっこしい事、恐るべき
もんでしたが、彼女曰く「何にも知らないんだから、これぐらい細かい事から書いてくれて丁度
良いんだ」ということでした。その程度の「向学心」があれば、あの手の本は何とかなるらしい。
天国と地獄氏は、ブランシャード&フィッシャーなんか思い浮かべてるんじゃないですか?(w
冗談はともかく、ベトナム難民とかの類もいっぱいいるコミュニティーカレッジでこれですから
これ以下まで程度を落とすのは、教養科目としても不可能でしょうね。その意味では、経済学を
学部の専門科目として教えるのが可能なのかどうかが問われてしまう。公認会計士も弁護士も、
とにかく資格試験というインセンティブの無い科目だけに、なかなか辛い物ありますなぁ。
(とかを大学に勤められなかったビジネスエコノミストがいうのは、みっともないか) - 22 :だめだめ学部生:2000/12/09(Sat) 05:59
- 数理モデルの役割について考えるような授業をしてほしいです。
僕はミクロやゲームを中心に勉強してきましたが、
周りの学生に違和感を覚えることがよくありました。
・まるで受験勉強のように詰め込むタイプ
・数学さえ使っていれば満足してしまうタイプ
などがそうです。
また、教科書や論文を読んで自分の中で疑問に思うこともあります。
現実世界と比較して妥当と思える仮定から、妥当と思える結論が
得られたとして、途中の(数学的)議論は妥当なのか(現実世界は
違う仕組みでできているのではないか)という疑問です。
定量的要素のほとんどないミクロ(ゲーム含む)の場合、
実証分析によるふるいもないので、マクロ以上にこういうことを
考えることが重要ではないかという気がしています。
僕としては、数理モデルで何ができて何ができないのかを
議論するような雰囲気が経済学部に欲しいです。
だから、数理モデルの意義に関する授業を学部3年くらいで
やってほしいです。 - 23 :すりらんか:2000/12/09(Sat) 09:24
- >22さん
それって結局は設定の問題なのでは?数学に哲学的意味を求め
ちゃ駄目よ.ありゃ道具.個人主義と最適化さえ妥当な前提と
みとめるならあとは数学は議論を論理的につなぐだけ過ぎない.
したがって
>僕としては、数理モデルで何ができて何ができないのかを
>議論するような雰囲気が経済学部に欲しいです。
というよりどんな数理モデルを適用すべきかとか,適当な目
的関数の形(っていうとそンなの考える必要な位くらい一般
的な設定ですすむべきだと数理経済学の人に怒られそうだが)
とかモデルのハンドリングを教えるべきということでは?そ
ういうのはやってる先生いると思うけど? - 24 :牛田モー:2000/12/09(Sat) 11:38
- >22
私は22さんの指摘はとても大事で,かつとても健全だと思います.
プロも含めて
経済学では他の数学を道具として使う分野の人たちに比べ
>・まるで受験勉強のように詰め込むタイプ
>・数学さえ使っていれば満足してしまうタイプ
という人がとても多いように思います.
そしてそれは,経済学における数学の使い方に
色濃く反映しています.
(アメリカでの大学院教育の仕方が原因だと思います)
数学を道具として使う
他の分野の人たちは
数学モデルを用いることの意義について
もう少し繊細であるような気がするのですが..
経済学ではプロも含めてそういう状況なので,
22さんが望むような授業のできる人はほとんどいない,
というのが現状だと思います. - 25 :へなへな:2000/12/11(Mon) 22:38
- 東大出版会の
「計量社会科学」
「社会科学の理論とモデル」(5巻ぐらいでてます)
あとはこのあたり。
https://bookweb.kinokuniya.co.jp/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=9860140480&USID=%64%32%61%64%66%30%35%61%37%35%32%36%54%34%56%67%72
https://bookweb.kinokuniya.co.jp/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=9920339024&USID=%64%32%61%64%66%30%35%61%37%35%32%36%54%34%56%67%72
経済学というより、社会科学における数理モデルをじっくり考えたいなら読んで損はないですよ。 - 26 :へなへな:2000/12/11(Mon) 22:44
- >僕としては、数理モデルで何ができて何ができないのかを
>議論するような雰囲気が経済学部に欲しいです。
>だから、数理モデルの意義に関する授業を学部3年くらいで
>やってほしいです。
わたしも同感でした。
なんだか、出来上がった料理(モデル)を見せられて解説されるより。
どういう現象をどういう手順でばらして、それをモデルとして組み立て直すかという
過程をきっちりと出来るような授業ってないんですよね。
わたしの場合は、上に挙げたような社会科学の汎用のモデルの勉強をやってみました。 - 27 :名無しングエルス:2000/12/11(Mon) 23:32
- >へなへなさん
前から疑問に思ってたんですけど、いったい何冊の本を読んでるんですか?
何か秘密の方法でも有るんですか? ・・全くスレと関係ない話で申し訳な
いのですが非常に気になったので・・ - 28 :すりらんか:2000/12/11(Mon) 23:41
- >27
私も同感.なぞの博覧強記ですよね. - 29 :22:2000/12/12(Tue) 00:28
- すりらんかさん、牛田モーさん、へなへなさん、レスありがとうございます。
>すりらんかさん
>個人主義と最適化さえ妥当な前提とみとめるなら
そこから得られるものをどう解釈したらよいのでしょうか?
ここが僕にとっての疑問なのです。
>へなへなさん
>なんだか、出来上がった料理(モデル)を見せられて解説されるより。
>どういう現象をどういう手順でばらして、それをモデルとして組み立て直すか
>という過程をきっちりと出来るような授業ってないんですよね。
僕も同じことを感じました。
こういうことを考えるためにも、数理モデルで何を明らかにできるのか
を明確にしておかなければならないんでしょうね。
あと、本の紹介ありがとうございました。
「社会科学の理論とモデル」シリーズは僕も何冊か持ってます。面白いです。
ところで、僕は経済学(特にミクロ)に対して、学ぶのに苦労する割には
「これが何になるのだ?」という虚しさを常にどこかに感じてしまいます。
同じく実学でない物理を学んだときの方がしっくりくるものがあって
満足できます。
この原因は、定性モデルで何をするのか、ということが自分の中で
まだはっきりしていないからだ、とも思います。
この辺がもっとはっきりすれば、経済学を学びたい学生がもっと増えたり、
経済学の地位が上がったりするような気もしますが、どうでしょうか? - 30 :ドラエモン:2000/12/12(Tue) 00:51
- 学問ってみんなそうだけど、教科書に書く時って、結論出てることを整理して説明するよね。
だから、最低の算数できると当たり前のことが、なんで仰々しく定理とか法則とかいって出て
くるんだろうなんて思う。
ところが、いわゆる「現実」というに直面すると、「他の条件は一定」とか全然成立してなくて
グチャグチャの混沌と格闘することになる。教科書にでてくるような確立した議論てのは、そう
いう修羅場でも「うまく使えば」何度も乗り切ってきた道具なわけだ。
だから、道具一式揃えて現実と対決するのが、一番面白いし勉強になる。ところが、道具一式を
揃えるのに時間がかかるのが問題なのだよ。
こういうと、理系の人に怒られるだろうが、経済(社会科学)の対象は、複雑さにおいては自然科学
よりたちの悪い対象なうえに、理論も不完全だから、実戦に突入するのに時間を食う事になる。 - 31 :へなへな:2000/12/12(Tue) 08:23
- >27さん
本の読書スピードが速いのが秘密かもしれません。
別に大金を積んで教室に通う必要はないでしょう。
SRR
http://www.office-srr.com/
日本人平均が一分間1200字で、普段から本を読む人だと2400ぐらいって
いいますね。
わたしは大体 一分間 1万字ぐらいです。
一万字を超えると、なんなか下がらなくなります。
ただ、訓練は単調の極みなので、大金を払って義務感で速読教室に通うのも手かと。
イメージとしては、高速道路で始めは目が慣れなくて、景色がものすごいスピードで
ながれますけど、だんだん慣れてくると、そんなにスピードを感じなくなる。
あんな感じです。
そのほか、視野拡大訓練をしてると ある日突然、一ページ全体が目に飛び込んでくる
という感じですかね。そうすると、複数行まとめて読めます。
同じ教室に通ってた小学生は、どうも写真的記憶力が開花したらしくて、
ページを映像として頭に入れていたみたいでした。
子どもの方がものすごく上達が早いのも特徴です。 - 32 :ドラエモン:2000/12/12(Tue) 13:24
- >31
それ知ってる。昔、ミシガン大学が出した本で「大学での勉強の仕方」とかいうハウツー
本を読んだら、少なくと1パラグラフを一度に見ろ(読め)って書いてあったね。そして
最終的には1ページ一気読みが目標だったと思う。僕も試してみたんだが、数式の入って
る経済学の本を読むようになって自然に忘れちゃったなぁ・・・。 - 33 :27:2000/12/12(Tue) 15:59
- >へなへなさん
やっぱりそう言う秘密があったんですか(w
2ちゃんの数学板でちょっと話題に上がってたけどなんか胡散臭そうで。高いし。
それにしても1分間で一万字は凄いですね!リンクありがとうございます。今積読状態で泣き
入っていたのでやってみます。スレからはずしてしまい申し訳無いです。 - 34 :名無しングエルス:2000/12/12(Tue) 20:37
- 具体的に速読の練習はどのようなことをやるのですか?
- 35 :名無しングエルス:2000/12/13(Wed) 00:57
- 大学受験の時に「大学への数学」の広告に載ってた、「1ヶ月で英語の偏差値が
みるみる上がる」ってやつを試したら本当にそのとおり伸びた(もともとは60前後).
SIMってやつ.勉強法には王道は全然ないんだなと実感した.
学問にも王道はないのかな.すごい人って何気に変な勉強の仕方してたりして.
速読はちゃんとやってみれば結構本当に効くんだと思う.でもその気力がない.
雑感でした. - 36 :名無しングエルス:2000/12/13(Wed) 09:14
- へなへなさんのリンク先だと、
1、眼の物理的能力の向上(眼の認識視野を広げる)
2、黙読を止める訓練をする。
って事みたいです。やっぱり地道な訓練が必要なようです(泣
でも今一分間で700字ぐらいだから三千字になるとして4倍以上の効率!
やってみようか真剣に考慮中。 - 37 :牛田モー:2000/12/13(Wed) 21:41
- 速読のコツは,読みたいところを素早くみつける勘と,
どーでもいいところをすっとばす思い切りのよさだとおもふ.
おっと,これ速読じゃねーや. - 38 :すりらんか:2000/12/13(Wed) 23:14
- >モーさん
それは速読ではない逝ってよし!ナンチッテ.でもそういう
コツがないと専門の論文読むときはキツイですよね.かとい
ってAbstruct&Concluding Rmkだけ読むってのは裁定の読み
方だし.サーベイはムダに数並べてあるヤツが多い.こうい
うとこでの情報交換はやっぱじゅうようかもね. - 39 :通りすがりの者:2000/12/14(Thu) 11:40
- 2chのあらゆるスレッドをぼけーっとスクロールしてたら自然に能力が開花したりして。。。(藁
- 40 :名無しングエルス:2000/12/14(Thu) 20:10
- 数学の本や経済学の計算ばかりの論文を速読できればいいですね。
というか、いろんな概念が飛びまわって、ついには他人のささやき声が
耳の奥で聞こえるようになるかも? - 41 :名無しングエルス:2000/12/15(Fri) 19:22
- 大学に求めるものは単位だけではなく、充実した授業、やりがい、知識では
ないでしょうか?新聞を解説して「国際競争力が日本にはなくなってきているから
産業政策を行い、規模の経済を持つ戦略的産業(とりわけIT産業)に重点的に
補助を与え、国際的な優位を達成しなければならない」とかわかったような
わからないような、根拠があるような、ないようことをスローガン的に話すのでは
なく、あたりまえのことを楽しく、理解できるように手間をかけて先生が教えてくれると
楽しめるのではないでしょうか? - 42 :イナゾウ:2000/12/15(Fri) 20:24
- 僕が今取ってる「経済学史」の先生は、理論中心ではなく、例えば
哲学者としてのアダム・スミスの「道徳感情論」を引き合いに出して、
市民社会での富と徳のバランスの問題(富国貧国論争)とかを取り上
げてますねえ。
「ほら、小渕前首相が昔に言ってた『富国有徳』って言葉は、この辺から
由来があるんだよ」など。
今まで無味乾燥というより記号に等しかった「スミス」とかの歴史上の
経済学者に肉付けがされていったというか、人間的な親しみを感じられる
ようになったので、非常に教え方の上手い先生だと思います。やっぱり、
学部の教育に求められるのは、学生に「自分でも勉強してみようかしらん?」
と思わせる「動機付け」が一番大事だと思うのです。
この辺からも、「研究者」と「教育者」は全く違うと言えるのではない
でしょうか?。特に学部レベルにおいては。 - 43 :名無しングエルス:2000/12/15(Fri) 21:37
- 動機付けは必要でしょう。ただ動機付けを与えようとして輪郭だけ
話してくれるのではなく、がっちりした勉強を僕はしたいです。
だから忙しい授業はどちらかというとありがたいです。 - 44 :牛田モー:2000/12/17(Sun) 00:43
- >この辺からも、「研究者」と「教育者」は全く違うと言えるのではないでしょうか?。
全く違うというよりは,私は次のように思います.
大学レベルでは,
いい研究者であることが,いい教育者であるための必要条件だと思います.
魅力的な研究をしてこそ,その分野の本当の面白さが分かるのであり,
そうなってはじめて学生にもその面白さが伝えられる.
ただし,あくまで必要条件にすぎないということです. - 45 :植田[植田]:2001/01/07(Sun) 15:37
- 学部生の時は、基礎的なものを授業でする必要はない。
基礎的なものは、独学のほうが身に付くもの。
それよりも、自分で独学をする誘因をつくってあげることが大切。
少しでも他のゼミ生に差をつけたいとか、教授をギャクンといわせたいとか、
そんな一見つまらない感情が、向学心をのばすのだから。
そのためには、ゼミで論争とまではいかないが、なにかのテーマについて
議論を続けることが役立つはずです。昔は、ケインジアン対マネタリストなんて
構図があったから、話題には事欠かなかったけれど、最近は学部生が議論しやすい
テーマが減ってきているような気がする。
ゼミの指導教官が、積極的に論議を喚起しているような人であることが重要。
その情熱は、きっと学生に伝わるはず。
できれば、ある程度のレベルに達した学生には、個人指導も必要。
学説史などはなかなか独学が困難な分野。ただ、歴史とか学説史を避けて
通っては、大事なところで全体感を掴めない研究者になってしまいます。
そこらあたりは指導者の力量と配慮が必要。
学部生のうちに、幅広い教養を積んでもらいたいものです。
( 役に立った! | 元スレ ) - 46 :ろくでもない一言(謙遜):2001/01/07(Sun) 17:08
- >ある程度のレベルに達した学生には、個人指導も必要
ある程度のレベルに達した学生 は放っておいても
勉強ができるはず。できないならそれだけの学生だということ
勉強はするけど、自分ではできないロボット学生っているから。
(僕の周りに一人いてウザイ)
教えすぎは良くないね。勉強するインセンティブを持たせる授業
をするということには同意できますね - 47 :すりらんか:2001/01/07(Sun) 23:33
- 学部生のうちは自分で勉強だととんでもないあさって
な方へいっちゃったりするから結構個別指導いるかと
もおもうけど? - 48 :ろくでもない一言(謙遜):2001/01/08(Mon) 19:41
- 教科書があるから、
「あれとあれとあれね。その順で読めばいいよ。
数学?チャン読んでね。それ以上は必要ないからね。」
という具合で十分だと思います。 - 49 :ろくでもない一言(謙遜):2001/01/08(Mon) 19:45
- あと、おもしろい学生は勉強をしている学生というのと
違う。本質的に頭のいい学生というのは、ちゃんと会話
ができて、とんでもない学生ではなく、
(たとえばほかの先生を誹謗中傷せず、つまり○○先生は
××大学出身だから偉くないとかわけのわからないことをいわず)
気持ちのいい学生ですね。僕の周りの1人はとんでもない学生なので
付きまとわれて弱っています - 50 :ろくでもない一言(謙遜):2001/01/08(Mon) 19:47
- おもしろい学生=本質的に頭のいい学生
です