銀行とは何だろうか

economy/0129 / 13 レス / 2000/12/02〜2000/12/04

1 :すりらんか:2000/12/02(Sat) 00:14
銀行とは何だろうか?

日本の銀行の問題点は何か?
銀行業自体が経済に対して果たして行くべき(期待される)役割
とは何なのでしょうか.
2 :すりらんか:2000/12/02(Sat) 00:17
2chみての思いつきスレなんだけど,日本の銀行業は
危機的な状態だと思います.短期的にはそれこそ日々
語られていることだし,例え何らかのアクロバットで
足元の危機をやり過ごしても,旧来の日本の銀行の営
業活動は情報化の進展,自由化,とともにどんどん大
して重要でないものになっていくと思われます.
3 :へなへな:2000/12/02(Sat) 00:22
>すりらんかさん

重要でないものになっていくとは、直接金融にシフトして、
アメリカの商業銀行のような短期貸付けをする存在になるという事ですか?
4 :すりらんか:2000/12/02(Sat) 00:40
そうですね.もっと極端には企業間信用の決済機関になっちゃうとかね.
または,S&Lみたいなものになっちゃうとか.

教科書によると銀行は情報生産産業ってことになってる.ある意味究極の
リスクテーカーだよね.それを大数の法則でカバーする.そういう風にな
っていかないと銀行が,重要なものとして,残っていく道はないようにお
もうけどいかが?
5 :Gerard Debreu[Gerard Debreu]:2000/12/02(Sat) 02:58
質問なんですが、逆をとって、
なんで日本では直接金融が普遍化しなかった(この前提が誤りでしたらご指摘ください)
のでしょうか?

政策の結果?技術的な問題?それとも単に選好の問題?
どうなんでしょう?
6 :名無しングエルス:2000/12/02(Sat) 05:31
確か戦前は直接金融が中心だったはず。
戦時中にいろいろあって間接金融中心になったって
経済史の授業で教わった記憶があるけど
忘れちった。
7 :すりらんか:2000/12/02(Sat) 11:04
>Debreuさん
>技術的な問題?それとも単に選好の問題?
この2つだったりすると面白いんだけど,やはり政策的問題でしょう.
間接金融中心の方が金融調節が利きやすいですから.でもそのおかげ
で高度成長期の銀行には「おいしい草刈り場(=優良上場大企業)」
があったわけですよね.でも80年代の自由化と同時に彼らはごっそり
銀行の客じゃなくなっちゃった.日本の銀行の現況は,ここでうった
次の一手のせいと思うんですよ.
8 :Gerard Debreu[Gerard Debreu]:2000/12/02(Sat) 14:22
なるほど。6さん、すりらんかさん、ありがとう。
私自身はもう間接金融に乗っかりっぱなしの一消費者だから、
いまさらマーケットとファンダメンタルについて合理的認識を持とうという
努力もインセンティブも欠けるんですけれども。
だからまあ、リスクテイカーとしての銀行の役割は残るんでしょう。
とはいえこれは貯蓄側の論理だから、
投資側(特に優良企業)に間接金融を用いるインセンティブがなければ、
致し方ないですね。
9 :すりらんか:2000/12/03(Sun) 00:03
>だからまあ、リスクテイカーとしての銀行の役割は残るんでしょう。
でも80年代の銀行はこの方向には動かなかった.リスクがない(と思
われていた)担保主義に向かうことで,審査能力を育てると言うこと
を怠ったわけですね.それが結果として土地さえあればの神話を強化
する結果になった.これの帰結は明確ですね.
10 :へなへな:2000/12/03(Sun) 21:35
でぶりゅーせんせいの 日本ではなぜ直接が育たなかったかを裏返して、
アメリカではなぜ直接が育ったかについて考えてみます。

アメリカの場合、大恐慌時代に青春を過ごした世代が隠退するまでは
企業の負債は蛇蝎のごとく嫌われていたそうです。
つまり、間接金融からの借り入れはさけて、自己資本である株式市場からの調達
重視だったと。

で、その大恐慌世代が引退した時期から、アメリカ企業のオーバーボローイングが
はじまったようです。(これは社債などの直接ですけど)

その意味では、大恐慌世代が間接金融を嫌ったという見方も出来るのでは?
で、その世代の引退時期と、負債によって企業を買収するLBOを駆使した
戦略を取ったKKRの登場時期が一致しているのです。

大恐慌世代の隠退とKKRの台頭。
健全財務から、借り入れをいとわない積極財務への転換・・・。

参考「マネーゲームの達人 金融帝国KKRの物語」 ダイヤモンド社
KKRって JRJナビスコを乗っ取って、切り売りした金融グループとしても有名ですよね。
hpもあったはず。 それに関して「野蛮な来訪者」っていう本があったはず。
11 :ドラエモン:2000/12/03(Sun) 21:45
↑うむ、それはあり得る。だいたい、アメリカでも大恐慌までは大部分の商店がパパママストア
だったそうですが、大恐慌中に価格破壊みたいなことになり、ディスカウントショップとか、
広域的なスーパーマーケットチェーンストアが台頭して、今日のような流通形態が確立したとい
う話しをきいたことがある。70年ぶりの先進国での金融恐慌といい、それに先行するリゾート
開発バブル(アメリカではフロリダ)とかを見ても、今の日本は70年遅れでアメリカの後を、
おってるのかもしらんね・・・。
12 :名無し:2000/12/04(Mon) 02:34
管理通貨制度は・・・
戦前と戦後は枠組みがまるで違うのでは・・・
戦後は、需要管理政策で少なくとも40年は、経済的に格段に安定した時代だったし
13 :ベルリン帰り:2000/12/04(Mon) 02:35
銀行が産業信用を与える国は、ドイツと日本であるが、
いずれも支店制大銀行があり、振替決済網による銀行間信用が発達している。
これが銀行による信用供与・信用創造を強力かつ安価にしている(いた)と思われる。
アメリカは、州の規制でパパママショップ型の単立銀行が多く、それらは証券販売所にもなっており、
モルガンなどの投資銀行を幹事行とする証券コンソーシアムに入っていたようだ。