インフレ・ターゲティング導入の是非について
economy/0126 / 1029 レス / 2000/11/29〜2002/06/02
- 1 :経済学科:Lv.3:2000/11/29(Wed) 17:32
- ゼロ金利が解除されて以来、さっぱり議論が途絶えてしまってるように
思うのですが、現状下ではもはやインフレ・ターゲティングは
必要ないのでしょうか?
個人的には、
1中間目標を明確にする
2市場がそれに合わせて行動する
3合理的な期待が作られ、金融政策が行いやすくなる
という流れができるので、導入したほうがいいと思うのですが。
皆さんの意見をお待ちしています。 - 2 :ドラエモン:2000/11/29(Wed) 17:47
- 途絶えてるどころか、ますます重要性は高まっていると思います。ただ、君の考えは、
チョッとルーカス的で気に入らない(w
ケインジアン的には、必要な相対価格の調整をスムースに実現するにはやはり3%位の
インフレは必要だというのが根拠でしょう(反論は多いだろうが)。今のように、労働
分配率引き下げを貨幣賃金や消費者物価の引き下げ(これは名目負債額の固定性から負
の資産効果とかフィッシャー効果で景気を悪くする)無しに実現するには、マイルドな
インフレは必要です。 - 3 :Lucas-Wallace-Sargent:2000/11/29(Wed) 19:13
- あるコテハンですが、このスレではこのHNにて・・・
学部長ゼミのインゼミのお支度にお付き合いするのも、これで
2度目ですな・・・まぁ、学部長ゼミのインゼミの担当者に元
ネタを渡したけど、もう一度・・・
> 貨幣賃金や消費者物価の引き下げ
貨幣賃金の引き下げやCPIの引き上げ、のような気がする
のですが・・・
まず、動学的な非整合性の観点からいえば、1→2はいえる。
ドラエモンさんがおっしゃるように、政策担当者がルーカス
供給関数を想定することによって、インフレの社会的コスト
と引き換えに、短期的な生産の上昇を狙っていく。
ルーカス供給関数に従って考えると、非整合性を発生させる
インセンティヴって、けっこうあるような気がします。
まず、期待インフレ率はかなり低率である。つまり、少しの
インフレであっても、生産を増加できる。さらに、ルーカス
供給関数のマイクロファンデを辿ってみると、生産の増加は
一般物価水準の分散値について、減少関数になっており、そ
れが低いならば、生産の上昇幅は大きくなる。
つまり、ルーカス供給関数を前提とすれば、今の日本では、
非整合性が起きる条件は少なくない。
ちなみに、調整インフレに混同されるのは、迷惑らしい。
篠塚委員のペーパーにあったような・・・
そりゃ、インフレ期待によって、自己実現的なインフレが
起きてしまっては、困りますからね。
新しい日銀法の下では、かなりヤバイですね。
で、あとは、ショックに対する対応ですね・・・Rogoff
によれば、低率のインフレとの間には、トレード・オフがある
ようなので、あまりに低いインフレ設定もまた、よろしくない。
まぁ、理論的にはそんなところですが、トランスミッションの
メカニズムが何ともいえないので、2→3は??? - 4 :経済学科:Lv.3:2000/11/29(Wed) 19:52
- 早速のご返答ありがとうございます。
というか、よく理解しないまま質問してしまったことを
申し訳なく思ってしまいます。
僕の中では、「金融政策は十分な透明性を確保すべきだ」とかいった
なんとなくイデオロギー的な部分の議論でしか考えて
いなかったので・・・
だから、なぜインフレ期待が低い状態だと生産増が望めるのか、
といったあたり、あまりよく理解できませんでした。
申し訳ないですが、もう少し噛み砕いて説明して
いただけないでしょうか?
ちなみにこれはあくまで個人的な興味の中から出た
質問であって、なにかに使おうというわけではないので・・・
それと、トランスミッションの話とも関連するのですが
もしインフレを起こすとすれば
具体的にはどんな方法が取られるでしょうか?
長期国債の買い切りオペなどは、傍から見ればやっぱり
調整インフレっぽく見えてしまいます。
もし今やったとしたら、インフレ率が上昇する前に
信用の低下から国際価格下落&長期金利上昇を招いて
大変なことになったりしないでしょうか?
まぁそんなことにならないためのインフレ・ターゲティング
なのかもしれませんが・・・ - 5 :Lucas-Wallace-Sargent:2000/11/29(Wed) 21:04
- あまり気にしなくていいんじゃない? 私だって、しょせん、
おそらく、君とおなじ身分の人なので・・・
ルーカス供給関数は知ってるよね。
生産量=自然産出量+A(実際のインフレ率ー期待インフレ率)
で、現状において、期待インフレは小さいので、実際のインフレ率が
あまり高くなくとも、期待インフレ率を上回れば、右辺第2項は正と
なるので、自然産出量よりも、高いレベルの産出が達成される、とい
うことです。で、政策担当者としては、産出は多い方がよい、でも、
インフレはイヤだ、というトレード・オフがあります。しかし、その
ウェイトの置き方は、まったく違いますよね。いずれにせよ、期待
インフレを上げて、なお、それでも産出が減らない程度のインフレ率
とても、さほど大きくないので(期待インフレ自体が現状では充分に
低いことによる)、インフレのコストはあまり大きくないのです。
委任のモデルがあるのですが、これは産出よりもインフレにウェイトを
置いている考えの人に政策を委任して、インフレを抑えよう、というもの
ですが、むろん、中央銀行の独立性に対しても、密接にリンクしています。
なお、透明性ですが、それは、君がいった1→2のプロセスにおいて、
大きな役割を果たします。ルワンダの中央銀行の総裁が、今年から
ゼロ・インフレにします、なんてコミットメントしたって、だれも信じない
だろうから、ターゲットにしたインフレりつと、市場によるインフレ期待に
大きな乖離が生じますね。
君のいうとおり、買い切りオペなどが、有力ですね。制度的には、短期の国債を
整備するとか・・・ それから、長期金利は実質金利で考えるべきじゃない?
ゼロ金利は終わった、っていっても、名目利子率は相変わらず低い水準で硬直性
を見せているのだから、あとは、フィッシャー効果を考えて、名目利子率が実質
利子率と期待インフレ率の和であることから、インフレ期待を醸成して、実質の
利子率を下げることが、必要でしょう・・・ - 6 :ドラエモン:2000/11/30(Thu) 01:03
- >ルーカス先生
ごめん、貨幣賃金切り下げとCPI引き上げです。 - 7 :Lucas-Wallace-Sargent:2000/11/30(Thu) 12:45
- > ドラエモンさん
すみません。重箱の隅を突付くようで・・・
先生は勘弁して下さい。八日に分かりますが、
しょせん、学部の3年ですから・・・
> 経済学科LV3さん
で、補足ですが、3で言った一般物価水準の
分散値について減少関数になるのは、5での
Aにあたる係数のことでした。言葉足らずで
恐縮でした。 - 8 :Lucas-Wallace-Sargent:2000/11/30(Thu) 21:29
- http://www.imes.boj.or.jp/japanese/kouen/ki0011.htm
本日発表の日銀の論文ーーーご参照を下さい。 - 9 :ドラエモン@なげやりモード:2000/11/30(Thu) 21:53
- どうでも良いんだが、日銀の論文っていつでも積極的な政策を取る危険性を強調する奴ばっかり
なんだよな・・・。なんか、世界が勝手にぶっこわれてるんで、私たちは精一杯努力してるんで
すから外野は口出しなさんなっていうやつ。 - 10 :すりらんか:2000/12/01(Fri) 17:19
- >08
読みました.すごいねこりゃ.表題とホントの要旨が
完全に食い違ってる.なげやりドラさん風にまとめる
なら
「インフレターゲットいいと思うけど,理由はないが
なんかいまはやりたくない」
というところだろうか. - 11 :ドラエモン:2000/12/01(Fri) 18:46
- 2で言いたかったの再整理。
>労働分配率引き下げを貨幣賃金や消費者物価の引き下げ・・・無しに実現するには、
流動性トラップで金利が下がらなくなっている時に設備投資を増やすには、投資の限界
効率を引き上げなくちゃいけない。そんでもって、現在の労働分配率は80年代までの
60%前後から70%まで上がっているので、それを引き下げる必要がある。これを、
やたらな首切りと賃下げで行うと、物価が下がって逆効果になる可能性が高い。そうな
ら、物価を上げられれば、やっぱり労働分配率下げられる。 - 12 :すりらんか:2000/12/01(Fri) 23:41
- 調整インフレ/インフレターゲット論にルーカス供給関数はなじ
まないと思うのでちょっとひとこと.
両政策共通の利点としては
・労働賃金の下方硬直の是正
・期待インフレの変化による投資の増加
でしょう.生産要素が完全利用されている状態での
・インフレによる貨幣錯覚=>生産刺激
はこの場合どの程度重要かなぁ.
これらの政策への反論として「インフレきたらどうするんだ」
はかなり説得力が小さいように思う.
インフレ=>生産要素需要増=>コストプッシュインフレ
が懸念されるのは経済がもっと新古典派均衡にちかいとこに
ある場合だと思いますよ.
現在の状況下で想定されるインフレ政策へのあり得る反論は,
その主眼たる2点に絞られると思います.なかでもメジャー
なのは投資刺激への疑問だけど,これは大分前から繰り返し
ドラさんに反論され済みですね. - 13 :Lucas-Wallace-Sargent:2000/12/02(Sat) 19:21
- > すりらんかさん
ルーカス供給関数の不適当さについて、ご教示ねがえませんか?
たしかに、クルーグマンは、使ってなかったような気がします
・・・(トラップの話とかで) - 14 :ドラエモン:2000/12/02(Sat) 20:53
- >ルーカス氏
横レス失礼。ルーカスの供給関数は完全雇用前提だからではないの?最初からマクロ政策の
意味ないからね。唯一あるのは、インフレ率の安定化が資源配分上好ましいという含意だけ
でしょ? - 15 :すりらんか:2000/12/02(Sat) 23:40
- >ルーカス&どら氏
そういうことです.ルーカス供給関数で想定しているのは
新古典派均衡の世界.期待インフレとその食い違いが経済
を新古典派均衡からずらしちゃうわけ.もとの均衡はパレ
ート最適なんだからそこからの逸脱は悪いわけ.
実証上,ルーカス供給関数がサポートされるってな話を見
たのかもしれないけど,データからだけではルーカス供給
関数がサポートされたのか,ケインジアン流のフィリップ
スカーブがサポートされたのかを見分けるのはかなり複雑
な話なのです. - 16 :Lucas-Wallace-Sargent:2000/12/04(Mon) 00:34
- >ドラエモンさん&すりらんかさん
どうもありがとうございました。新古典の完全雇用の均衡を
前提とする議論では、今日の日本に対する導入について、
相応しくないですね。クルーグマンによるモデルはどうなの
でしょうか?
国際的な政策協調とインフレーション・ターゲッティングに
ついて、雑文を書いたのですが、これらを、相互に補完的な
ものとして捉えることは、妥当なのでしょうか? その方が
のぞましい、というラインで纏めてみたのですが・・・ - 17 :ぼけ老人。[ぼけ老人]:2000/12/04(Mon) 07:04
- ひさしぶりですなあ。
ひと仕事終わりましたので、
ちと遊びに来ました。
インフレ・ターゲティングについては、
SvenssonやWoodfordが精力的な研究結果を発表しとりますな。
国際政策協調とインフレターゲティングの関係に関する提言として、
Svensson(2000)、"The Zero Bound in an Open Economy: A Foolproof
way of Escaping from a Liquidity Trap,`` NBER Workingpaper 7959
がありますな。学術論文ですが、一般の読者も読めるように、テクニカルな章は
スキップしてもよいように構成されとります。クルーグマン論文に懐疑的な方は、
是非、ご一読を。極めて積極的な政策提言をおこなっとります。お薦めですぞ。 - 18 :ぼけ老人。[ぼけ老人]:2000/12/04(Mon) 07:21
- ふむふむ。
過去ログを読んだところ、ルーカス御大は、
Barro and Gordonのモデルを引き合いに出されておるようですが、
これはちと頂けませんな。あれは別にインフレ・ターゲティングを
正当化する理論とは言えません。あくまでコミットメントの重要性を
説くモノであって、政策ルールについてはなにもいっとりません。
インフレをターゲッティングしながら裁量的な政策をとれば、
インフレ・バイアスは起こってしまうわけですな。
委任のモデルにも言及されとりますが、Rogoffではなく、
Walsh(1995)のTarget level conservative central bankのモデルが
より優れておることを指摘しておきましょう。
中央銀行が社会的な最適水準を下回るインフレ率をターゲットしながら、
裁量的政策運営を行うと、最適な均衡が実現できるというものです。
これによれば、日銀はかなり低めの目標値を設定することが正当化されるわけです。
問題は、名目金利のZero lower boundです。この手の理論モデルでは、
まだほとんどまともに考慮されとりません。これがあるのと
ないのとでは、最適な金融政策ルールは全然、違ってくるわけです。
なかなか難しい問題ですなあ。 - 19 :@:2000/12/04(Mon) 07:30
- クルーグマンの"Its Baaack: Japan’s Slump and the Return of the Liquidity Trap."
のモデル途中までしかわからなかったです。
こういうのってやっぱ基礎なんでしょうか?
分かる方は短い説明しでいただけませんでしょうか?
内容はなんとなくわかったんですけど、モデル自体は難しいのでとばして読んでしまいました。 - 20 :すりらんか:2000/12/04(Mon) 10:54
- >ぼけ老人さん
ほんとにお久しぶり~お元気ですか? - 21 :ぺいぺい[ぺいぺい]:2000/12/05(Tue) 00:01
- > ぼけ老人さん
どうもありがとうございました。ところで、評判のモデルって、
インフレ・ターゲットに、どのような意味をもたらすのでしょうか?
つまり、インフレ・ファイターという名声を得られるか、それとも、
装っているに過ぎない、という捉え方をされるか、いずれかでしょう
が、ターゲットによって、どのようになるのでしょうか? - 22 :ぼけ老人[ぼけ老人]:2000/12/05(Tue) 10:06
- >すりらんか氏
ごぶさたですのう。
評判のモデルというのは、ローマーにものっとりますな。
私はあんまり好きになれませんがの。
中央銀行の意図がよく分からない方がインレ・バイアスが減るというわけですから、
インフレ・ターゲティングとは相性がよくないように見えますな。
クルグマンのモデルについては思い切って大雑把に言えば、
インフレ期待を上げて実質金利を下げなさいということですな。
どうですかのう。 - 23 :すりらんか:2000/12/06(Wed) 01:40
- >インフレ期待を上げて実質金利を下げなさいということですな
そのとおりでしょうね.モデルに則して話すならば,利子率があまり
にも低いとキャッシュインアドバンス制約が等号で満たされなくなる
(債券の方が有利だけど取引のためにしょが無く貨幣を持っているの
が常態なのにそうではなく,別に債券は有利でなくなる).こういう
状態でインフレ期待がおきる=貨幣保有にペナルティをかけてやる.
さらに仮定として将来は流動性の罠の状態にないならば,そりゃまず
いってんで貨幣需要は従来のカッシュインアドバンスの状態に戻る
=流動性の罠から脱出,という話です. - 24 :ドラエモン:2000/12/06(Wed) 01:44
- >すりらんか氏@23
そこで、金利あげると債券と貨幣の無差別性が崩れ、インフレ期待が生まれると主張してるの
が、飯台の先生なんだが、これってナァニだよね。 - 25 :すりらんか:2000/12/06(Wed) 01:50
- 利子ってのは代表的な資産の利回りですよね.たとえば,国債利回りとか
株の平均収益とか.人為的に動かせるンだぁ……ふぅん,じゃあ政策で株
の収益率挙げようぜ.
……景気循環はパレート最適な点の動きなんだから,何にもしなくていい
はずなんだから,はっきりいってよね. - 26 :ドラエモン:2000/12/06(Wed) 02:19
- 凄いのは、わしらの感覚では実質金利=名目金利-期待インフレ率は定義式だけど、せんせいに
とっては、(合理的期待均衡で)期待インフレ率=名目金利-実質金利が均衡条件なのです。
そして、ナゼか名目金利は政策だけで決まり(短期債しかないのね・・・)、実質金利は「当然」
自然率だから、名目金利上げれば期待インフレ率は上昇だぁ!!
これでゼロ金利解除の盤石の理論を得るのであった・・・
ところで、S政策審議委員は大変憔悴していらっしゃるそうです。その辺りは、金融政策スレで。 - 27 :ぼけ老人[ぼけ老人]:2000/12/06(Wed) 07:42
- >ドラ氏
ほほう。
それは面白いですな。
あのおばさんもそろそろ降参ですかなあ。
このまま景気が底割れするようであれば・・、
なかなか見物ですな(笑)。 - 28 :ドラエモン:2000/12/07(Thu) 02:11
- >ぼけ師
私は、あと3から6ヶ月で消費増え始めると見てますので、おばさんは助かりそうです。不本意
ながら。12月に入ってから深夜の首都高が、凄く混んでるんです。去年までは20日過ぎだっ
た混み方。顰蹙買うかもしれないが、堺屋氏はいい勘してるように思いますよ。 - 29 :名無しさん20世紀:2000/12/26(Tue) 14:46
- インフレターゲティングの是非を巡る、厨房大戦争。
http://piza.2ch.net/test/read.cgi?bbs=eco&key=976122778 - 30 :植田[植田]:2001/01/07(Sun) 02:09
- インフレターゲチングを主張する人に
実際の政策運営のもどかしさを知ってもらいたいですよ。
金融政策と金融調節が切り離されたものでない限り失敗は目に
見えてますよ。だいたいどうやってマネーをばら撒けばいいか
わからないのに、インフレ期待など育つわけない。でもこの主張、
アカデミズムにいる人の多くには分かってもらえないにかもしれません。
私も以前はそうでしたから。
でも私からみると、どうも、「結果」→「原因」、というふうに、
逆の経路から経済をみている人がアカデ界には多いように
思えて仕方ない。方程式が矢印ではなくイコールであらわされている
ことに原因があるんじゃないか、という素人っぽい意見を聞いたことが
あるが、なんかこれを言った人の気持ちが最近分かるなあ。
( 役に立った! | 元スレ ) - 31 :すりらんか:2001/01/08(Mon) 00:12
- クルッグマンってラジカルズに興味あったのかぁ,確かに
いわれてみればですね.ちょっと親近感.わたしは,
「白い猫でも黒い猫でもネズミを捕るのがよい猫だ」
なんで方法論は別にどっちでもかまわないと思うんです
けどね.
少し前にここで私と銅鑼さんでやってたのは,
・金利が下がったら投資はホントに回復するのか?
という話でした.ある意味銀行学派的ですね.私は
「回復せんだろ」だったのがちょっと銅鑼さんに説
き伏せられた感じ.
もう一つの期待インフレを操作できるかという話は
RomerのNewISLMでは期待インフレを所与として実質
金利を中銀が動かすという話をやっとりますがすごく
crudeでこれそのものには今ひとつ納得しませんが,
それほど無茶な話でもないと思いますが?
インフレ高進懸念による批判は私は無力だと思ってる
のでここではおいときましょう. - 32 :すりらんか:2001/01/08(Mon) 00:51
- なつかしの.
http://www.megabbs.com/cgi-bin/readres.cgi?bo=keizai&vi=0014
おっと,ここでは期待インフレなんておこせんのか?って言い切ってるね
わし. - 33 :ドラエモン:2001/02/06(Tue) 11:01
- かつて斎藤誠氏とゼロ金利解除はインフレ期待を形成するという論文を書いて
いた(ように見えるだけで、本当は違ったようだ)元日銀の渡辺努氏が、遂に
超円高の到来の可能性を指摘し、インフレターゲッティング政策の早急な導入
を主張してます。(日経、2月6日、経済教室) - 34 :すりらんか:2001/02/06(Tue) 18:46
- >銅鑼どの
読みました.日銀もかなり真剣に考え始めているのかもしれませんね. - 35 :ザク:2001/02/11(Sun) 10:44
- インフレターゲット論って、
「金を使わないで貯めていると損するぞ」と市民を脅して消費を促し、
貯蓄超過、需要不足の状態を解消しようとする政策だと思ってるんですけど、
仮にこの政策を導入して、難しい経済の話などわからない大半の一般人が、
「金を使わないで貯めていると損するな」と日常生活でしみじみ感じて、
実際に金を使い出すまで一体どれくらいかかるんでしょうね?
実際のところ、消費が本来活発な層は貯金がなくて借金まみれ、
もう枯れている年寄りが小金をため込んでいる状態では、インフレが起こっても消費が増えるとは
思えないんですが。
どう考えても死ぬまでに使い切れない金をため込んでいる年寄りから、消費が活発な若い世代に
金を移す方策を考えたほうがいいと思いますが。
例えば、平均寿命から計算して使えきれない金融資産を持っている老人には年金給付をやめて、
浮いた金で若い世代の社会保障負担を減らすとか。 - 36 :新世紀名無しさん:2001/02/11(Sun) 13:48
- >「金を使わないで貯めていると損するぞ」と市民を脅して消費を促し、
消費は関係ないんじゃないの? - 37 :ドラエモン:2001/02/11(Sun) 14:57
- マクロで言えば、小金溜め込んでる人から借金まみれへの所得移転だけど、駄目?>35
- 38 :新世紀名無しさん:2001/02/11(Sun) 15:26
- インフレターゲットのための通貨発行→資産価値の高騰→バブル→不良債権の
解消}→銀行の信用創造→金利の低下 →投資の増加
→実質資産の増加 →消費の増加
だと思うけど - 39 :すりらんか:2001/02/12(Mon) 01:33
- >ザクさん
内部ラグ,外部ラグの話ですね.確かに金融政策は外部ラグが長い.
でも,財政に期待できない以上,致し方ないかと.でも,
>もう枯れている年寄りが小金をため込んでいる
これはたしかに,インフレ政策の効果を弱めるでしょうね…….こう
なったらやっぱ相続税増税なんでない?ついでに国債も戻ってくるし
ね. - 40 :ドラエモン:2001/02/12(Mon) 01:39
- いや、それは年寄りの業突張り振りを過小評価(w
豊田商事事件とか知らない?ちょっとでも金利高いからって訳のワカラン金融商品に手を出す
老人は後を絶たない。つまり、金利弾力性高いんだよ、彼らのポートフォリオ行動。 - 41 :すりらんか:2001/02/12(Mon) 01:54
- >銅鑼どの
なるほど(w.でも,だからって消費には回らないような?
そこまで来ると「貨幣愛」の世界でしょうから.むしろ,
資本が海外に出ていく方向に転ぶんでは? - 42 :ドラエモン:2001/02/12(Mon) 02:00
- それはそれで、円安効果で結構なこと。アメリカバブル崩壊のストーリーが本当なら、渡辺努
先生じゃないが、ハイパー円高の脅威があり得る。 - 43 :ザク:2001/02/12(Mon) 04:12
- インフレターゲット論って、
実際にインフレを引き起こすのではなくて、将来10年ー15年にわたってインフレが続くと人々に
思いこませることじゃないんですか?
そう思いこませるには、実際にインフレを起こす必要があるけれど、
実際にインフレが起こった時、物価安定のために金融引き締めを行うかわりに、
「これが約束していたインフレです。この状態を続けるために金融引き締めはやりません」
と当局がアナウンスして、インフレを放置しなければならない。
インフレを起こすこと自体が目的ではない。
しかし、放置するなんてことを過去にやったことがないから、
これが難しいということではないのですか? - 44 :ドラエモン:2001/02/12(Mon) 12:29
- >旧式@43
>インフレを起こすこと自体が目的ではない。
>しかし、放置するなんてことを過去にやったことがないから、
1)実際にインフレを起こさなければインフレ期待は早晩消滅するから、やっぱりホントに起こさないとね。
2)3~4%を維持することなら80年代までは目標でこそあれ、「放置」などとは呼ばれなかった。 - 45 :名無しSeptemberLove:2001/09/22(Sat) 18:54
- 唐揚げ
- 46 :名無し体育の日:2001/10/05(Fri) 00:20
- 設備投資意欲は低い。しかし日々の仕事にお金が
必要だ。中小企業はこういうお金を借りたいのだが、
銀行は貸さない。日栄などすら貸さない。そのため
倒産したりする。
投資を上げようと実質利子率を下げても、設備投資は
起こらない。投資の限界効率が悪いから。 - 47 :ドラエモン:2001/10/05(Fri) 00:33
- >>46
だから、実質利子率をマイナスにすべく努力しようということですけど。クルッグマンは実質
利子率マイナスにせよと言ってるが、僕はやってみなけりゃわからんと思う。
でも、あなたの論旨よくわからん。最初の半分は「銀行は貸さない。日栄などすら貸さない。」
で資金供給に問題ありという話(もちろん運転資金のことだろうけど)で、後半は投資の限界
効率(資金需要)の話だ。どっちがメインですか?あるいは全体? - 48 :モリナガたくろう:2001/10/05(Fri) 00:35
- おはつです。
ここで話されているインフレターゲットって、
下記で言われている「2種類の主張」のうち、どちらのことですか?
http://www.boj.or.jp/ronbun/ronbun_f.htm
第1に、最近のわが国におけるインフレ・ターゲティングを支持する議論としては、内容が異なる2種類の主張があり、そのひとつである「調整インフレ政策」については、日本銀行として採りえない選択肢である。第2に、2種類の主張のもうひとつは、「物価の安定」に対する信認を高める枠組みとして、実際にいくつかの諸外国で行われているようなインフレ・ターゲティングのメリットを強調する考え方であり、そうした正統的なインフレ・ターゲティングについては、日本銀行としても検討の余地がある。 - 49 :ドラエモン:2001/10/05(Fri) 00:54
- もちろん2だけど、速水相殺は結局同じと言ってますよね。というか、信任とかコミットメント
を強調するのに、「効き目はないが政府や増すゴミ、似非学者がウザイのでしょうがないから
やってやる」と顔に書いて記者会見に出てきては、何をかいわんや・・・(ヤレヤレ)
むかし翁センセイ執筆の論文でも量的緩和は「マイルドなのは効き目はない」けど「強力なのは
暴走する」って言ってたでしょう。そこから類推するにインフレ目標も、結局は調整インフレだ
と思ってるんではないのかね。 - 50 :ニュース:2001/10/05(Fri) 01:38
- ブッシュ政権に近い共和党系シンクタンク「AEI」のジョン・メイキン研究員は「金融政策の対応が手ぬるい」と日銀のデフレ対策を批判。九月十八日に日銀が決めた公定歩合引き下げと一層の量的緩和について、「日本の加速的なデフレをくい止める努力を怠った」と分析したうえで、日銀の速水優総裁を「インフレが起きるかもしれないという非現実的な世界で方向を見失っている」と指摘した。
- 51 :モリナガたくろう:2001/10/05(Fri) 02:04
- >そこから類推するにインフレ目標も、結局は調整インフレだと思ってるんではないのかね。
ふむふむ。彼らはそう思ってるかもしれませんな。
実は自分もそう思ってます。
不肖私モリナガたくろうが総裁になったとして。(もちろん任期後に死刑になる。)
ゼロバウンドがあるのに、インフレターゲットは難しいですな。
「量的緩和」のポートフォリオ・リバランス効果はたいしたことない、
クレジットチャンネルは影響度合いが全く読めない。
そんな中で、例えば5%のインフレ率をピンポイントで狙え、といわれても困っちゃう。
ドラエモンさんはできますか? - 52 :モリナガたくろう:2001/10/05(Fri) 02:10
- ところで。
日銀の金融政策決定会合が約束している
「CPI除生鮮の前年同月比が安定的にゼロ以上になるまでは事実上のゼロ金利政策を継続する」
というのは立派なインフレターゲットではないでしょうか。
もちろん諸外国のインフレターゲットとは違う。
諸外国のインフレターゲットは政策反応が裁量だけど、日本のはコミットメントだよねん。
裁量解よりコミットメント解のほうが「偉い」らしいから、日本のほうが偉いですかね。 - 53 :名無し体育の日:2001/10/05(Fri) 02:12
- 伊藤隆敏、深尾光洋、星岳雄の3名が、伊藤元重、林文夫、奥野正寛、清水啓典と連名で、
不良債権処理とインフレ・ターゲットの同時推進を提言。
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20011004CEEI040404.html - 54 :モリナガたくろう:2001/10/05(Fri) 02:15
- (ご参考)
日銀の物価に関する研究会での渡辺努氏の発言。
http://www.boj.or.jp/seisaku/01/seisak_f.htm
まず、金融政策の運営方法について、2つの基準から分類し、報告論文の位置付けを確認したい。1つめの基準は「公開型/非公開型」である。これは、中央銀行が自らの損失関数に関する情報(目標インフレ率やGDPギャップ安定指向度)を開示しているかどうかということである。中央銀行がどのような損失関数に基づいて政策対応しているのかを民間部門が認知できれば、金融政策の不確実性が小さくなるので、当然、公開型の方が望ましい。
つづく。 - 55 :モリナガたくろう:2001/10/05(Fri) 02:16
- (つづき)
公開型はさらに「裁量型/コミットメント型」に分類される。裁量型とは、中央銀行が自らの政策対応について最適化を行う際に、それが民間部門の予想にどのような影響を与えるのかを考慮せずに政策対応することである。一方、コミットメント型とは、政策対応が民間の予想に与える影響を考慮して政策運営を行うことである。コミットメント型の政策運営の方が、それがクレディブルである限り、裁量型の運営よりも、経済厚生は改善される。
一方、日本銀行がこれまでに実際に採ってきた政策を、先の基準に基づいて分類すると、ゼロ金利政策が採られる前までの伝統的な政策運営スタイルは「非公開型、金利」に分類される。ゼロ金利政策は、「デフレ懸念が払拭されるまで」という形でゼロ金利を続ける期間をコミットしていたので、「公開・コミットメント型、金利」である。現在のリザーブ・ダーゲティングも「CPIが安定的に0%を上回るまで維持する」とコミットしており、これは「公開・コミットメント型、量」に分類される。つまり、日本銀行の実際の政策は、報告論文で扱った「公開・裁量型」をスキップして、「非公開型」から「公開・コミットメント型」に一気にジャンプしたのである。すなわち、報告論文では、実際に採られたことのない政策運営に分析の焦点をあてているため、実際の政策へのインプリケーションが限られてしまうのではないだろうか。 - 56 :モリナガたくろう:2001/10/05(Fri) 02:20
- >伊藤隆敏、深尾光洋、星岳雄の3名が、伊藤元重、林文夫、奥野正寛、清水啓典と連名で、
>不良債権処理とインフレ・ターゲットの同時推進を提言。
不肖モリナガたくろう や
意図的なトンデモ本で印税天国のベルナー氏は仲間に入れてもらえなかったのかしらん。
似た者どうしなのに。
それにしても林文夫大先生まで仲間に入っているとは。。。
有数のエコノメ学者として尊敬していたのに。。。 - 57 :プロボーラー:2001/10/05(Fri) 11:02
- 久しぶりに見たら、懐かしいスレが復活しつつ、活性化しているのに驚いた(笑).
インフレターゲット+不良債権処理ってのは普通の話なんだが,それを経済学者が2001年になってあえて提言しなきゃならんというところがなんとも悩ましいねえ。
でも、ターゲットは日銀自身が決めない方が制度的に良いね。だって、物価だけ財政と離れて決まるってのはおかしいし、それこそ政府のモラルハザードが起こるよね。物価(と併せて失業率か成長率がいいな。でも成長率は誤解を招くなあ。)は政府がターゲット水準を決めた上で、財政と金融の微妙な緊張感の基でマクロの運営が行われるってのが一番美しいなあ。 - 58 :すりらんか:2001/10/05(Fri) 11:35
- >>50
う~ん,しかし現在の日銀の緩和姿勢を十分だというエコノミスト,経済学者
って日銀周辺をのぞくとほんとに少数でしょう.
>>卓郎さん
いや,そのコピペがここでの議論にどう影響するのかよくわからないんだけど?
木村論文へのコメントでしょそれ?
>ゼロバウンドがあるのに、インフレターゲットは難しいですな。
>「量的緩和」のポートフォリオ・リバランス効果はたいしたことない、
>クレジットチャンネルは影響度合いが全く読めない。
それは(あなたなりの)結論でしょ?結論はそこにいたる理屈をこねてからにし
ましょうよ. - 59 :経済学科:Lv.4:2001/10/07(Sun) 06:14
- 久々にきてみたら、なんと1年近く前にたてた自分のスレがまたあがってきてて
びっくりしました。
しかも、途中からよくわからなくなってフェードアウトしてしまうという
不埒ぶり・・
レスいただいた皆さん、ありがとうございました。
マクロからすっかり離れてしまった今でもやっぱり導入したほうが
いいんだろうなぁとは思いますが、
みんながみんな成功すると信じてやろうとしない限りは
やっぱり実現は難しいのかなぁ、としみじみ思わなくもないですね・・。
これからも議論の盛り上がりを期待しています。 - 60 :名無し体育の日:2001/10/07(Sun) 16:19
- おまえ等、ちょっと聞いてくれよ。スレと関係大アリなんだけどさ。
つーかこのあいだ、日本橋の日銀行ったんです。日銀。
そしたらなんか人がめちゃくちゃいっぱいで入れないんです。
で、よく見たらなんか垂れ幕下がってて、「インフレ目標を設定せよ!」とか書いてあるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、インフレ如きで普段来てない日銀に来てんじゃねーよ、ボケが。
なんか親子連れとかもいるし。一家4人で日銀か。おめでてーな。
よーしパパ、ハイパーインフレ起こしちゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。
お前らな、日銀サブレやるからその入り口どけよと。
いいか日銀ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
こう、なんというかピーンと張りつめた空気が充満してUの字テーブルの向かいに座った調査役といつ喧嘩が始まってもおかしくない、
刺すか刺されるか!殺るか殺られるか!そんな非日常的な殺伐とした雰囲気がいいんじゃねーか。
女子供と経済学者は、危険だから出入り禁止にしろ!
で、やっと入れたかと思ったら、隣の記者が、「国債引き受けしないんですか」、とか言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、国債引受けなんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、国債、だ。
お前は本当に国債引受けして欲しいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、財政法知ってるって言いたいだけちゃうんかと。
日銀マンの俺から言わせてもらえば今、日銀マンの間での最新流行はやっぱり、
物価レベル・ターゲティング、これだね。
金融政策はやり尽くしたから物価レベル・ターゲット。これがプロの逃げ方。
物価ってのは漢字。インフレってのはカタカナ。これ全然違う。
で、それに舛添なんて糞食らえを付け加える。これ最強。
しかしこれを言うと次から調統局長にマークされるという危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まあお前らは、構造改革の痛みでも食らってなさいってこった。 - 61 :ドラエモン:2001/10/08(Mon) 00:09
- >>60
おしい。たまにしか日本橋本石町に行かないと言ってるくせに、日銀マンというあたりが(w)
それから、物価ターゲットは中原氏の提案みたいだから、ちょっと。
というわけで、75点あげます。 - 62 :モリナガたくろう:2001/10/08(Mon) 00:17
- >>ゼロバウンドがあるのに、インフレターゲットは難しいですな。
>>「量的緩和」のポートフォリオ・リバランス効果はたいしたことない、
>>クレジットチャンネルは影響度合いが全く読めない。
>それは(あなたなりの)結論でしょ?結論はそこにいたる理屈をこねてからにし
>ましょうよ.
理屈ですか?
不肖モリナガは無能ですから、理屈は全然わかりません。
ただ、自分では分からないということは分かってます。
金利のゼロ制約下におけるインフレターゲットの実現可能性について、
理屈を捏ねている議論を見たことありません。不肖モリナガは寡聞ですゆえに。
理屈を捏ねている論文をお教えくださいませ。 - 63 :不肖モリナガ:2001/10/08(Mon) 00:21
- >いや,そのコピペがここでの議論にどう影響するのかよくわからないんだけど?
不肖モリナガたくろうは「日本では“インフレターゲット”はもうやっとる。しかも裁量型をすっとばしてコミットメント型で。」というようなことを主張しております。似たようなことは学者先生も言っており、不肖モリナガの独りよがりではありません、という主旨であります。 - 64 :ドラエモン:2001/10/08(Mon) 00:23
- ぜんぜんインフレ起こらないなら、財政赤字の中銀ファイナンスでOKですよね。この世
は天国だ。そういう国は道義的に耐えられないというのは別にすれば、何も問題ないです
よね。だって、マネタイゼーションのコストはインフレなんだもの。議論の必要を認めな
いんだけどな。 - 65 :ドラエモン:2001/10/08(Mon) 00:25
- で、効果がないのは「コミットメント」が嘘だからでしょう。総裁の記者会見や、日銀幹
部のコメント(非公式に記者に話してるわけで、銀行証券の偉いさんにも同じ話をしてる
に違いない)を聞いたり見たりする限り、コミットメントを信じる馬鹿はいないなぁ。 - 66 :不肖モリナガ:2001/10/08(Mon) 00:28
- ちなみに。
「CPI前年比1000%をプラスマイナス900%ポイントの範囲内で実現せよ」というターゲティングなら不肖モリナガでも可能です。
3とか4とかいうような微妙すぎるのは無理です。
誰がやっても無理だと思います。可能なら可能である理屈を捏ねてくだされ。
いや! 岡本消費統計課長なら可能かも! CPIの数字を舐めればよろしい。 - 67 :不肖モリナガ:2001/10/08(Mon) 00:36
- >財政赤字の中銀ファイナンスでOKですよね。
えくざくとり、らいと!と思います。
財政のクレディビリティを喪失させることによってインフレをつくりだすのですよね。
それで年率1000%とかのインフレをおこすことは全く可能でありましょう。
でも、それでインフレ率を3とか4とかで収めることができるのか、疑問であります。 - 68 :不肖モリナガ:2001/10/08(Mon) 00:41
- >で、効果がないのは「コミットメント」が嘘だからでしょう。
日銀執行部の連中の真意がウソかホントかはどうでもいい話であると思います。
大切なのは世間でそれが信じられているかどうかです。
「CPI前年比が安定的にプラスになるまで事実上ゼロ金利政策」という程度のコミットメントですから、みんな信じていると思いますよ。
少なくとも不肖モリナガは信じてますけど、ダマされているのでしょうか? - 69 :ドラエモン:2001/10/08(Mon) 01:35
- なんかすれ違い酷いですね。
あなたは、インフレターゲットでインフレなんか起こんないと言ってるんでしょう?
だから、私は、その前提で財政赤字は幾らでも出せますと言ってるだけです。逆言えば、長期
にわたる量的緩和がこれディブルなら、早晩インフレ期待はプラスになると言ってるの。
ところで、高橋財政の前後のデータ見たことあります?新発債の直接買い切りやってマイナス
10%からプラス3%ですよ、インフレ率。何が1000%なんですか?第一次石油危機でも
高々前年比30%とまりだったのが、どうやって1000%なんていう妄想を正当化できるの
か、説明しなさい。それは主張しているあなたの側に挙証責任がある。
最後に、世間は日銀のコミットメントを信じてないのは短観の価格動向判断見ただけで自明。 - 70 :名無し体育の日:2001/10/08(Mon) 03:14
- >>61
60の日銀マンは、府中分館、つまり電算局勤務なのです。
だから日本橋本館はひさしぶりだったんです(笑)。
でも、日銀サブレじゃなくて、万円サブレだった、おしいなあ。 - 71 :名無し体育の日:2001/10/08(Mon) 05:52
- 急激なインフレって最大でどの程度がありえるのか。
なにが上がり始めるのか?
株なら前年比200%になっても全然不思議じゃない。
食料品などが前年比50%ならかなりビックリ。
10%程度なら、ああそうですかってレベル。
前年比1000%・・それまで政府も日銀も何もやらんのか?
大増税と引き締めで十分対応できると思うが・・。 - 72 :不肖モリナガ:2001/10/08(Mon) 11:09
- >前年比1000%・・それまで政府も日銀も何もやらんのか?
それまで政府も日銀も何もやらん、ということを市場に信じさせることでインフレがおきるわけです。
政府日銀が大増税や引き締めでインフレを潰すことを市場が知っていたら、もともとインフレはおきますまい。 - 73 :不肖モリナガ:2001/10/08(Mon) 11:11
- >70
>60の日銀マンは、府中分館、つまり電算局勤務なのです。
あなたもおしいです。
府中にあるのは電算局ではなくてシステム情報局でしょう。
確か、何年か前に名前が変わったはずです。 - 74 :ドラエモン:2001/10/08(Mon) 11:19
- >>72
翁=岩田とか、昔からアカデミズムと官界で論争になると、大抵出てくるパターンが、もの凄い
極論に飛躍する奴です。あなた、どうして1000%は信用されて3%は信用されないか説明し
てよ。前にも書いたと思うが、財政法違反でもマイナス10%からプラス3%だったんですよ。 - 75 :不肖モリナガ:2001/10/08(Mon) 11:22
- >なんかすれ違い酷いですね。
確かにひどいですね。
すれ違いがないようにゆっくりと。
>ところで、高橋財政の前後のデータ見たことあります?新発債の直接買い切りやってマイナス
>10%からプラス3%ですよ、インフレ率。
質問①
ドラエモンさんのインフレターゲット論のバックボーンになっている「理屈」というものは、
70年前のアナロジーなのですか?
質問②
ドラエモンさんの70年前の解釈は以下のとおりですか?
「高橋財政によるデフレ脱出できたのは、日銀の国債引き受けのおかげである。
満州事件費を中心とした財政支出の拡大は関係ない」 - 76 :不肖モリナガ:2001/10/08(Mon) 11:27
- >1000%なんていう妄想を正当化できるのか、説明しなさい。
何か気に障りましたか? 品がある対応を期待しています。
>あなた、どうして1000%は信用されて3%は信用されないか説明してよ。
中央銀行がデタラメやって、財政のクレディビリティを失墜させれば
1000%を「信用」させるのは可能であります。
ひらたい話が90年代のロシアと同じような状況にもってければ1000%も可能であります。
もちろん経済厚生上それが望ましいかどうかは論外ですが。 - 77 :不肖モリナガ:2001/10/08(Mon) 11:40
- >3%は信用されないか説明してよ。
ゼロ金利制約のもとでは、インフレ率3%を実現する政策手段が存在しないからです。
そんな素晴らしい政策手段は、無能な不肖モリナガには思いつきません。ホント馬鹿で厭になっちゃう。
有能なドラエモンさん、教えてください。
具体的にどのような金融政策ルールを設定したらインフレ率が3%になるんですか?
もちろん財政とのポリシーミックスはなし、ですよ。今議論しているのは金融政策ルールですから。
以上イヤミな言い方してしまいましたが、私がいいたいことは「貴方にも分からないでしょう」ということです。 - 78 :ドラエモン:2001/10/08(Mon) 12:29
- >モリナガさん
実は、余所で経済アルカイーダの掃討作戦をやってたものですから、精神が荒廃してまして、品のない書き込みをしてしまいました。ご免なさい。
戦後というか、まあ石油危機以降なんでしょうけど、「現代」といえる世界で、デフレからインフレに制御した経験は誰にもないわけで、なにを言っても妄論だと批判されるのは仕方ないかもしれませんね。ですから70年前の事例を持ち出す必要が有ったんです。だって、それ以降デフレに陥るようなドジな先進国経済他にないんですもの。
高橋財政を持ち出した最大の理由は、マイナス10%からの脱出というもの凄い効果(出入り13%)のあった政策なんだから、制御困難論が正しい限り、ハイパーになったはずじゃないのと
言う疑問ですな。マイナス1%をプラス3%にする程度のマネタリーなショックで、あれよあれよと言う間に1000%へぶっ飛ぶ理由がわからない。
そういうと、出鱈目な量的緩和で財政節度が失われとか仰るんでしょうけど、当方は財政支出のことなんか何も言ってませんけど。あなたの言うとおり、ここでは金融政策の話をしてるんで。 - 79 :ドラエモン:2001/10/08(Mon) 12:30
- >77
>有能なドラエモンさん、教えてください。具体的にどのような金融政策ルールを設定したらインフレ率が3%になるんですか?もちろん財政とのポリシーミックスはなし、ですよ。今議論しているのは金融政策ルールですから。
>以上イヤミな言い方してしまいましたが、私がいいたいことは「貴方にも分からないでしょ?う」ということです。
いや、一行目を読むと、あなた同様に僕も不愉快ですね(笑)具体的な政策は、既にクルッグマンによって繰り返されているでしょう。
1)即日、総裁を更迭する。彼がいる限り、長期のインフレ政策へのコミットメントは不可能。
というか、そんなステートメントを出しても誰も信じない。
2)目標インフレ率を3%から5%位の幅に設定し、コミットメントを明確に宣言する。
3)それが達成されるまで、国債新発額2.5兆の相当部分(今は6000億)を毎月買うと宣言し、即日実行。さし当たり2兆円くらい毎月買ったらどうでしょう。
4)あとは期待の短観の価格動向判断DIでも眺めながら、逐次買い切り額を増やしていくしかないでしょうね。
5)こういう政策は、もしかすると全然効果ないかもしれません。仰るとおりに。でも、そうなら害もないわけです。今の状態で拱手傍観してるよりは全然ましだと思いますよ。 - 80 :ドラエモン:2001/10/08(Mon) 12:35
- 理論的に言えば、マクロの価格変動が、超過需要要因+期待インフレ率で決まるが、ある程度以上の超過供給がある状態では超過需要要因は一定になるらしいというケインズ派の想定です。つまり、GDPの10%から15%くらいの大規模なデフレギャップのある世界では、デフレはほとんどデフレ期待だけできまってるんだという想定です。だとすると、そこに直接働きかける以外に、今のデフレは克服できないということ。インフレターゲット付き量的緩和は十分条件ではないでしょうけど、必要条件ではあります。
- 81 :不肖モリナガ:2001/10/08(Mon) 14:03
- >当方は財政支出のことなんか何も言ってませんけど。
>あなたの言うとおり、ここでは金融政策の話をしてるんで。
じゃあ。
高橋財政は、その名のとおり財政政策がメインの政策ですので、ここでの議論には関係ありませんね。
関係のないものを持ち出すのは、話が混乱するのでやめてくださいませ。 - 82 :不肖モリナガ:2001/10/08(Mon) 14:03
- >ある程度以上の超過供給がある状態では超過需要要因は一定になるらしいというケインズ派の想定です。
いやあ、初耳です。不肖モリナガ勉強不足です。
で、その想定は、なんというジャーナルのなんという論文が主張してるのですか? - 83 :不肖モリナガ:2001/10/08(Mon) 14:04
- ご提案の政策案は「プラスの需要ショックが将来発生しても金融政策でオフセットしませんというコミットメントを信じてもらうための“決意表明”としての長国買い切りオペ」ということですか?
>5)こういう政策は、もしかすると全然効果ないかもしれません。仰るとおりに。
この点については意見が一致したということで、よろしいですね。
>でも、そうなら害もないわけです。
害がでるリスクは当然あるわけですよね。
そのリスクの「確率分布」はどうなっているのか知っていて、
そのうえでの御主張であればもっともでありますが、
そうではありますまい。
>今の状態で拱手傍観してるよりは全然ましだと思いますよ。
「政策が手詰まりだから、破れかぶれのデタラメな政策でもいいから試してみましょう」
という御主張とお見受けしましたが、その通りですか? - 84 :ドラエモン:2001/10/08(Mon) 14:48
- >>81
デフレをインフレに押し上げるような政策は、制御不能なインフレを引き起こすというのが、あ
なたの主張でしょう。その意味で、高橋財政はれればんと。
>>82
ケインズ派のマクロの教科書読めば、右側で水平になるフィリップス曲線は普通に出てくるでしょう。要するに賃金の下方硬直性とか粘着性と言うだけだから、昔から常識。
>>83
>プラスの需要ショックが将来発生しても金融政策でオフセットしませんというコミットメントインフレターゲット付いてるわけですから、目標レンジ上回れば当然引き締めます。
>害がでるリスクは当然あるわけですよね。
だって、この政策じゃ、インフレなんか起こらないと主張してるのはあなたでしょう。インフレしか害なんてあり得ないじゃないですか。 - 85 :名無し体育の日:2001/10/08(Mon) 15:03
- >>不肖モリナガ
過去にインフレ目標を設定した上で
インフレ化させて制御不能のなった例などあるのですか?
自分の知ってる限りでは、デフレ下でのインフレターゲットから
ハイパーインフレ(年1000%)になった例は知りません。
>>前年比1000%・・それまで政府も日銀も何もやらんのか?
>それまで政府も日銀も何もやらん、ということを市場に信じさせることでインフレがおきるわけです。
>政府日銀が大増税や引き締めでインフレを潰すことを市場が知っていたら、もともとインフレはおきますまい。
目標値を設定してあるのだから、それを超えるようなら
インフレを潰すのは当然でしょう。
とりあえず政府と日銀が金融の引き締め政策をやればインフレが抑えられるのは
納得してるのですか?
それならば、インフレを恐れる理由は、政府と日銀が信用できないって事ですか? - 86 :ドラエモン:2001/10/08(Mon) 15:19
- >>モリナガさん
>「政策が手詰まりだから、破れかぶれのデタラメな政策でもいいから試してみましょう」
>という御主張とお見受けしましたが、その通りですか?
違います。確かにインフレ政策の効果は分からない事があるのは事実。しかし、今のデフレを
放置すれば絶対に、ある種の破局に陥る。嘘か本当かは知りませんが、この1年くらいメディ
アを通して流れてくる「日銀内部情報」の類は、もう民間債務を直接買うしかないという高官
の発言を繰り返してる。つまり、国債大規模買いオペは不可だが、株とか土地(不動産投信)
あるいはCPをオペの対象にするとかいう話です。
これこそ、モラルハザードの極地。その弊害たるや国債大量買い切りなんか足下にも及びませ
ん。そんな事態になるまで拱手傍観する方が「破れかぶれのデタラメな政策」だと思う。 - 87 :プロボーラー:2001/10/08(Mon) 15:40
- 長いラリーですな。ところで、モリナガさんて日銀の人?
イギリスって物価ターゲットやってたと思うんだけど、ああいうのはダメなの?あと、ゼロ金利下でのターゲットって春先にNBERWPで2本くらい出てたと思う。 - 88 :名無し体育の日:2001/10/08(Mon) 16:09
- >>83モリナガ
量的緩和反対論者は、大抵そうだが、
「なにが起こるか分からないから、怖いから止めておこう」
という感情論だけだと思う。
具体的にどういう不安があるのか、説明すべきだろう。
そして、その想定している最悪のシナリオが、現在の状況よりも
さらに悪いという根拠を示して欲しい。
出来ないなら、下らない議論は止めて、
「なんとなく不安です」とだけ書くように。 - 89 :名無し体育の日:2001/10/08(Mon) 16:10
- >>83モリナガ
量的緩和反対論者は、大抵そうだが、
「なにが起こるか分からないから、怖いから止めておこう」
という感情論だけだと思う。
具体的にどういう不安があるのか、説明すべきだろう。
そして、その想定している最悪のシナリオが、現在の状況よりも
さらに悪いという根拠を示して欲しい。
出来ないなら、下らない議論は止めて、
「なんとなく不安です」とだけ書くように。 - 90 :不肖モリナガ:2001/10/08(Mon) 17:50
- >88,89
なんとなく不安です - 91 :不肖モリナガ:2001/10/08(Mon) 18:04
- >ところで、モリナガさんて日銀の人?
日銀には知人は多いですけど。自分、彼らに洗脳されちゃったのかな。
>イギリスって物価ターゲットやってたと思うんだけど、ああいうのはダメなの?
イギリスはまだゼロ制約の呪いにかかっていないから、いいんじゃないでしょうか。
>あと、ゼロ金利下でのターゲットって春先にNBERWPで2本くらい出てたと思う。
ゼロ制約の論文はたくさん出てきていると思います。
が、不肖モリナガは要旨しか読んでません。
NBERWPというのは、ひとつは去年のSvenssonのopeneconomyのやつですか?
もうひとつはなんですか? - 92 :不肖モリナガ:2001/10/08(Mon) 18:14
- >85
>自分の知ってる限りでは、デフレ下でのインフレターゲットから
>ハイパーインフレ(年1000%)になった例は知りません。
「例」を知るも知らないもないと思いますよ。
だって、インフレターゲットってのは1990年代に登場してきたんですよね。
1990年代でデフレなのは日本国だけです。
だから「デフレ下でのインフレターゲット」なんてもの自体が存在してなかったんですが。
85の人は、何かを書き違いしているか、基礎知識が欠落しているか、のどちらかだと思いますが、どちらですか? - 93 :不肖モリナガ:2001/10/08(Mon) 18:17
- >デフレをインフレに押し上げるような政策は、制御不能なインフレを引き起こすというのが、あなたの主張でしょう。
のんのん。過去ログ読んでください。
私の主張は、
「ゼロ金利制約のもとで」デフレをインフレに押し上げるような「金融」政策は、制御不能なインフレを引き起こす
というものです。 - 94 :ドラエモン:2001/10/08(Mon) 18:23
- >>93
ゼロって言っても短期だけでしょう。長期は1.4あります。有効需要に影響するのは、長期実質
金利でしょうから、それほどゼロ金利制約が劇的な違いを引き起こす理由が分かりません。
そう言う論文あるなら、教えてください。 - 95 :不肖モリナガ:2001/10/08(Mon) 22:29
- >>82
>ケインズ派のマクロの教科書読めば、右側で水平になるフィリップス曲線は普通に出てくるでしょう。要するに賃金の下方硬直性とか粘着性と言うだけだから、昔から常識。
てっきりニューケインジアン型のフィリップス曲線の話かと勘違いしました。
従来型のフィリップス曲線の話だったのですね。
従来型のフィリップス曲線は、もともと理論的根拠を持たない「思いつき」(または経験則)でありますので、それをもとに議論するというのは無理がありますでしょう。が成り立ちません。 - 96 :不肖モリナガ:2001/10/08(Mon) 22:31
- >>害がでるリスクは当然あるわけですよね。
>だって、この政策じゃ、インフレなんか起こらないと主張してるのはあなたでしょう。
>インフレしか害なんてあり得ないじゃないですか。
不肖モリナガの主張は、繰り返しになりますが、
「通常の金利チャンネルではインフレはおこらなさそうだけれども、
財政のクレディビリティを失墜させるようなデタラメな金融政策ならばインフレはおこりうる」
と主張しているつもりですが。
そうやっておこったインフレのことを「害」と考えるてるんですけれども、ヘンですかね。 - 97 :ドラエモン:2001/10/08(Mon) 22:40
- >フィリップス曲線
別にニューだろうがオールドだろうが、同じでしょ。右側の方で水平に近けりゃ結果は同じ。
>財政のクレディビリティを失墜させるようなデタラメな金融政策
だって、あなたがここでの議論には財政関係ないって言ってるのに? - 98 :ドラエモン:2001/10/08(Mon) 22:45
- ところで、>>94の質問に答えてください。これが、あなたの論点の最も重要なポイントでしょう。
- 99 :名無し体育の日:2001/10/08(Mon) 23:21
- ありゃ,まだこんなことやてんですか?権威主義的なこというのも嫌だけど,決着付いたんじゃないんすか?
インフレターゲット論支持派
経済学者 クルーグマン、バーナンケ(プリンストン)、フィッシャー(MIT)、
岩田キクオ(学習院)、伊藤隆敏(一橋)、深尾光洋(慶應)、野口旭(専修大),
伊藤元重(東大)、北坂真一(神戸大学)、林文夫(東大), ポール・サムエルソン
(MIT)、マネタリスト一同(メルツアーその他大勢),渡辺努(一橋)マッカラム
(カーネギーメロン)、IMF、ブラインダー、テイラー、ドンブッシュ
民間エコノミスト 森永卓郎(三和総研)
政治家・政策当局者 原田泰(内閣府)、山本幸三(衆議院)、桝添要一w、
(植田和男(東大・日銀政策委員)),へいぞう、浜田宏一(イエール、内閣府)
マスコミ 読売新聞
インフレターゲット論反対派
日銀・海外中銀 翁邦雄(日銀金融研究所)、ティットマイヤー(ドイツ連銀前総裁)
速水優(総裁)
民間エコノミスト・評論家 水谷研治(東海)、木村剛w(利殖コンサルタント)、
クー尊師、斉藤精一郎、幸田真音www
経済学者 小宮隆太郎(青学)、香西泰(東洋英和)、黒木祥弘(大阪府立大学)
マスコミ 朝日新聞w、毎日新聞w
インフレターゲット論懐疑派 吉川洋(東大)、池尾和人(慶大)、小林慶一郎・
加藤創太(経産省グループ)、小野善康(阪大),細野・杉原・三平(旧経企庁グ
ループ)、日経新聞 - 100 :名無し体育の日:2001/10/08(Mon) 23:33
- >だって、インフレターゲットってのは1990年代に登場してきたんですよね。
一部の物価でターゲットをやった例は、あります。
それがインフレターゲットと呼ばれていなかっただけです。
制御不能ではありません。
インフレが制御不能ならば、どの国でもハイパーインフレになってるのでは?
根拠も無く、ただ不安ってだけなら、口を出すべきでは無いし
議論するだけ無駄。 - 101 :不肖モリナガ:2001/10/09(Tue) 00:23
- >99
このリスト、なんかデタラメじゃない?
特に。海外中銀をひとまとめにしてる時点でトンデモですな。
ただ一点、気になる点が。
>民間エコノミスト 森永卓郎(三和総研)
不肖モリナガのご本尊って「エコノミスト」だったんですか。これは意外。てっきりトンデモ本作家かと思ってました。
いすれにしても、ここんところにwを付けなくて良いの? - 102 :不肖モリナガ:2001/10/09(Tue) 00:25
- >だって、あなたがここでの議論には財政関係ないって言ってるのに?
ほへ? 日本語読めますよね。
私が書いたのは「もちろん財政とのポリシーミックスはなし、ですよ。今議論しているのは金融政策ルールですから。」
ですよ。
「財政とのポリシーミックスはなし」と「財政関係ない」というのではエライ違いですのう。 - 103 :不肖モリナガ:2001/10/09(Tue) 00:25
- >それほどゼロ金利制約が劇的な違いを引き起こす理由が分かりません。
??? これ、おっしゃる意味がよく分からないです。トンチンカンなレスになるかもしれませんが取り敢えず。
ごく普通の金融政策のフレームワークを考えれば、金融政策のinstrumentは短期金利ですよね。
短期金利がinstrumentであるうちは、普通のフレームワークの中で考えればよいので金融政策の効果のほどは誰でもイメージできる。
そのinstrumentがゼロ制約に直面していれば普通のフレームワークが使えないので、劇的な違いが引き起こされるのは当たり前田のクラッカーだと思いますけれど。
不肖モリナガ、何かヘンなこと言ってますか?
ちなみに、普通のフレームワークというのは、Rotemberg and Woodford(1997 NBER Annual)、Clarida,Gali,Gertler(1999 JEL)とか例を挙げたらキリがないですが、ISとASとロス関数ないしはMPのアレです。皆さんご存知の通りでしょうが念の為。
>有効需要に影響するのは、長期実質金利でしょうから、
これも意味がよくわかりません。
IS曲線(もちろんOPIMIZATION-BASEDの)は、差分にして書けば短期実質金利が出てくるし、レベルで書けば長期実質金利が出てきますよね? 短期実質金利は関係ない、という御主旨は意味不明です。 - 104 :不肖モリナガ:2001/10/09(Tue) 00:27
- >一部の物価でターゲットをやった例は、あります。
おおっ。知りませんでした。具体的に教えて下さいませんか? - 105 :名無し体育の日:2001/10/09(Tue) 00:54
- 徳川吉宗と新井白石は、米の価格をターゲットとして通貨増発した。
高橋是清は、完全にインフレターゲットをやりました。
どちらも制御不能になってません。
>インフレが制御不能ならば、どの国でもハイパーインフレになってるのでは?
>根拠も無く、ただ不安ってだけなら、口を出すべきでは無いし
>議論するだけ無駄。 - 106 :不肖モリナガ:2001/10/09(Tue) 01:08
- 100さんと105さんは同一人物じゃないですよね?
105さんはJOKEですよね。 - 107 :不肖モリナガ:2001/10/09(Tue) 01:09
- >根拠も無く、ただ不安ってだけなら、口を出すべきでは無いし
>議論するだけ無駄。
ちなみに不肖モリナガは「根拠も無く、ただ大丈夫ってだけなら、口を出すべきでは無いし議論するだけ無駄。」なんて不遜なことは申しません。 - 108 :不肖モリナガ:2001/10/09(Tue) 01:20
- 99のリストのトンデモぶりの検証です。
>インフレターゲット論支持派
>(植田和男(東大・日銀政策委員))
植田さんは以下の講演禄をみてわかるように「インフレターゲット論支持派」とはいえないでしょうよ。だから括弧にくくられているの?
少なくとも「植田先生を森永卓郎と並べるとはケシカラン!」と植田氏の弟子さんたちは怒るべきでしょう。
流動性の罠と金融政策 (2001年9月29日 植田和男講演)より抜粋
http://www.boj.or.jp/press/koen133.htm#0305
インフレーション・ターゲティングについて、私自身は、景気やインフレ率が正常な水準に戻った後であれば、一つの政策オプションになりうると考えている。これに対して、現在のようなデフレ下でも、日本銀行がゼロインフレの達成目標時期を明示すれば、経済主体のインフレ期待が上昇するため金融緩和効果を発揮するはずであるとの主張がみられる。しかし、私は、景気を刺激するための金融政策手段が限られている現状では、こうした達成目標時期を明示しても、市場の冷ややかな反応を招くに止まり、政策手段とならないどころか金融政策に対する信認を失わせる結果となるのではないかと懸念している。加えて、先にみたように、企業・家計のインフレ期待は上昇しない一方、債券市場では長期のインフレリスクを気にするといった反応となれば、かえって事態を悪化させるリスクもありえよう。 - 109 :名無し体育の日:2001/10/09(Tue) 01:25
- >105さんはJOKEですよね。
???
>根拠も無く、ただ大丈夫ってだけなら、口を出すべきでは無いし議論するだけ無駄。
ハイパーインフレにならない根拠。
・根拠1
今がデフレだからです。
・根拠2
インフレを抑える手段があるからです。
で?ハイパーインフレになる根拠は? - 110 :名無し体育の日:2001/10/09(Tue) 01:41
- >>109
全くそのとおり。
モリナガ訳わからん。
普通に考えればいいじゃん。>モリナガくん。
ゼロ制約だぞ。下限制約だぞ。
金利上げることは出来るだろ?
なんで、インフレを抑制出来ないの?
全く理解出来ない。
大抵の人間は(多数の学者も含め)、>>109のように考えるだろうし、
第一、理屈が通っている。 - 111 :苺ファンA:2001/10/09(Tue) 05:34
- 不肖モリナガって、人をこばかにしたような不快な野郎だな。
金利のゼロ制約下におけるインフレターゲットの学術論文ないっていってるが、
出てるじゃないか。
それこそ逆に、デフレから突然1000%のハイパーインフレになるなんて
学術論文、どこのだれが書いてんだ。
木村剛のトンデモ小説くらいしか見たことないぞ。
本当にそう考えているのなら、こんなところでわめいていないで、
自分で英語で論文書いて世界に問うてみろよ。
一生トンデモ扱い確実だぞ。
だいたいインフレターゲット反対派って小宮以外ろくな学者いないじゃないか>>99。
小宮だって小宮浜田論争以来沈黙してるから、この範疇に入らんだろう。 - 112 :すりらんか:2001/10/09(Tue) 14:09
- >てっきりニューケインジアン型のフィリップス曲線の話かと勘違いしました。
>従来型のフィリップス曲線の話だったのですね。
>もともと理論的根拠を持たない「思いつき」(または経験則)でありますの
えーと,なんかよく言われるニューケインジアン型のフィリップス曲線ってのは
従来型にインフレ期待やインフレ錯誤項がくっついた(後者がついたのはHybrid
と言ったりもする)ものですから,伝統的モデルを否定するとニューケインジア
ンの定式化も危うくなります.ついでに,従来型はその登場時に理論的基礎が弱か
ったというだけで,今も無根拠と言うことではないです.ついでにどっちで考えて
も同じだってのは銅鑼氏指摘の通り.
とこまかい指摘をして,
・ハイパーインフレにならない根拠
貨幣的なインフレというのは,
①現金を刷る量が極端な場合
②貨幣創造がものすごく活発になる
③円への信頼が揺らぐ場合
①のケースは定義によりその気になればすぐコントロールできますね.②のケース
はハイパーンフレには結びつかない(だって貨幣を欲しい人がいるから創造が活発
化するんだもん).不換紙幣ってのは政府(政府+日銀の連結で)の負債が流動性
として機能するという制度ですから,結局は財政破綻(懸念)時にのみ③は起きる
と言うことです.しかし,インフレ・ターゲット,国債の中銀引き受けが(国債発
行の累増をともなわず)に行われたときに,それが財政破綻懸念を高める根拠はな
いでしょ?国債をもっともっと出すという意味ではなく,M供給の効率的手段の一
つとしてそれが行われるならば,それがハイパーインフレにつながる毛何はありま
せん.(ついでに国債増発時の財政破綻の可能性については別すれ参照のこと) - 113 :すりらんか@誤変換:2001/10/09(Tue) 14:11
- 毛何->懸念
- 114 :不肖モリナガ:2001/10/09(Tue) 23:08
- >なんかよく言われるニューケインジアン型のフィリップス曲線ってのは
>従来型にインフレ期待やインフレ錯誤項がくっついた(後者がついたのはHybrid
>と言ったりもする)ものですから,伝統的モデルを否定するとニューケインジア
>ンの定式化も危うくなります.
仰っておることは、独特な見解ですね。
通常は、純粋フォワードルッキングのフィリップス曲線(=ニューケインジアン型)にバックワードルッキングな企業をぶらさげたのが、ハイブリッド型。
例えばGali and Gertler(1999 JME)の後半を読み返してくださいませ。
>ついでにどっちで考えても同じだってのは銅鑼氏指摘の通り.
傾きが左右逆ですけど。同じだなんて発想がなんで生まれるのか不思議。 - 115 :不肖モリナガ:2001/10/09(Tue) 23:22
- >>105さんはJOKEですよね。
>???
JOKEじゃなかったのですか。
いきなり暴れん坊将軍なんですもん。
あまりのことに度肝を抜かれました。素晴らしい。
暴れん坊将軍は基本的にデフレ政策ですんで、インフレ愛好家の皆さんとは度逆ですな。
高橋財政はインフレターゲットだったという新説も拝聴させていただきました。
井上財政は物価(金価格)ターゲットであったが、高橋財政はそれを放棄した、という理解が一般的ですよね。
いやはや。 - 116 :ドラエモン:2001/10/09(Tue) 23:35
- >>モリナガさん@114
なんか凄い専門家なんですね。私なんか20年前で頭脳冬眠してますから、驚くばかりです。
で、伺いたいんですが、
>傾きが左右逆ですけど。同じだなんて発想がなんで生まれるのか不思議。
というのは、横軸=失業率、縦軸=賃金上昇率ないしインフレ率で「ニューケインジアン型のフィリップス曲線」
といのは、右上がりなんですか? - 117 :すりらんか:2001/10/09(Tue) 23:43
- >森永氏
112のHybridうんぬん前後は全く私の間違い.汗顔の至りです.でもH
ybridのひとつの例は(yは需給ギャップ)
π=βπe+(1-β)π-1+αyt+ε
ですよね.第3項は別に従来型とかわらんと思うんだけど? - 118 :不肖モリナガ:2001/10/09(Tue) 23:53
- >というのは、横軸=失業率、縦軸=賃金上昇率ないしインフレ率で「ニューケインジアン型のフィリップス曲線」といのは、右上がりなんですか?
従来型は
横軸=実質限界費用、縦軸=インフレ加速の関係で右上がり。
NK型は
横軸=実質限界費用、縦軸=インフレ加速の関係で右下がり。
という意味で左右逆といったつもりなんですが。
横軸は理論的には実質限界費用です。
実質限界費用は産出ギャップと基本的に比例するとされていますが、ホントの関係は今のところ知りません。Clarida,Gali,Gertler(1999 JEL)は「実質限界費用と産出ギャップの差は価格ショックであると解釈できる」というようなことで誤魔化していました。 - 119 :ドラエモン:2001/10/10(Wed) 00:29
- >>118
横軸を限界費用は分かりましたが、縦軸はインフレ率なんですか?
「インフレ加速の関係で」何が「右上がり」なんですか? - 120 :ドラエモン:2001/10/10(Wed) 01:04
- あと、追加でもう一点。
要するにモリナガさんは、ゼロ金利制約下でインフレ期待を形成する唯一の手段は
赤字国債の日銀引き受けで財政破綻懸念を引き起こすルートだけだと言うけですね。
でも、今のデフレ+ゼロ成長では、どっちみち財政は破綻する(名目成長率>金利
条件が成り立ってないから)わけですよね。
つまり、何やっても、もう財政破綻とそれに伴う国家債務不信任(金利急騰+ハイパー
インフレ)は不可避だと言うことになるんですね。 - 121 :ドラエモン:2001/10/10(Wed) 01:11
- あとがき(w)
僕が想定してるような、当面は財政支出の水準を固定した上での、既発債の大量買い切りでは
財政破綻懸念を生み出せないでしょうから、当然ながらインフレ期待も形成できないという訳
ですね。 - 122 :不肖モリナガ:2001/10/10(Wed) 01:24
- 誤解のなきように書きなおしますと。
「従来(NAIRU)型フィリップス曲線は
横軸=実質限界費用と縦軸=インフレ加速が正の関係であることを示している。
NK(ニューケインジアン)型フィリップス曲線は
横軸=実質限界費用と縦軸=インフレ加速が負の関係であることを示している。」
これでよろしいでしょうか。
縦軸はインフレ加速Δπであって、インフレ率πではありません。
縦軸をインフレ率πで考えたいならば。
従来型については、縦軸をπにできるかどうかは知りません。できないんじゃないでしょうか。
一方、NK型であれば縦軸をπそのものにするのは容易です。
すなわち、NK型を先へ先へと展開してゆけば
横軸=無限先までの実質限界費用の割引現在価値 と
縦軸=現在のインフレ率そのもの が
「正」の関係にあることが導かれます。
以上、Clarida,Gali,Gertler(1999 JEL)ご照覧。 - 123 :ドラエモン:2001/10/10(Wed) 01:35
- >>122
了解。期待インフレの項を除いた部分のはなしなわけですね。 - 124 :名無し体育の日:2001/10/10(Wed) 02:06
- >>不肖モリナガ
>暴れん坊将軍は基本的にデフレ政策ですんで、インフレ愛好家の皆さんとは度逆ですな。
そうです、倹約主義で供給拡大を推し進めます。
インフレを過去に抑えた経験から
インフレ策など全く相手にしなかったようです。
これは、今の政府日銀と全く同じ状況です。
しかし、デフレで苦しみ、最後その過ちを認め
思い切った通貨の増発をしました。
新しく鋳造された「天文金銀」は、それまでの貨幣の2倍に相当する量でした。
それは、当然国の財源として利用し市場に流通させ
その結果デフレを止め、米の価格下落も止めたのです。
彼は言っています。
「上に立つ者は、下の者に贅沢をさせる事でうまく行く」と
歴史はお嫌いですか?ちょっと古い話では、参考になりませんか? - 125 :名無し体育の日:2001/10/10(Wed) 07:31
- >>122
間違いではないが、Classical Phillips Curveと
New Keynsian Phillips Curveの本質的な違いは、
そういうことではない。>モリナガ
状態変数(predetermined variable)と操作変数(jump variable)って分かるかい?
当期のインフレがこの二つのうち、どちらなのかで、モデルの解・帰結が全然違ってくる。
そこが本質。
因みに、New Keynsian Phillips Curveがどうやって導かれているか、
本当に理解しているのか?
Calvo-Yunタイプ・スタッガード・プライスと言って、メニュー・コストと
monopolistic competitionの本での最適化行動から導出できる。
最適化行動の結果だから、当期のインフレ率はjump variableになる。
したがって、New Keynsian Phillips curveのモデルでは、流動性の罠均衡と
そうでないハッピーな均衡と複数均衡の可能性が考えられる。 - 126 :名無し体育の日:2001/10/10(Wed) 07:36
- >>122
つづき。
で、インフレ・ターゲットをコミットすることは、
ベターな均衡を実現する手段として、問題ないと思うが
いったい、どういう根拠でハイパーインフレになるのか、
説明してもらいたい。>モリナガ - 127 :名無し体育の日:2001/10/10(Wed) 07:41
- >>ドラエモン
Gali Cralida Gertlerを持ち出されたくらいで、モリナガ如きを、
専門家扱いとは情けない。
JELなんぞ、某国中銀の糞企○室でも引用して論文を書く。
本質を分かっていなくても読めるサーベイに毛が生えたようなペーパーだ。
あれを引用して、いっぱしの専門化気取りのヴォケがのさばりはじめていて、
不愉快極まりない。
アンタまで乗せられてどうする。
米軍に負けず、しっかり爆撃してもらいたい。 - 128 :名無し体育の日:2001/10/10(Wed) 07:42
- うーん、一気にたくさん書いたので誤字だらけになってしまった。
ま、見逃してもらいます。 - 129 :ドラエモン:2001/10/10(Wed) 10:17
- >>127
いや、別に載せられたわけじゃなくて、単純に自分の読んでないもん読んでる人には敬意を表す
る事にしてるわけです(w)しかも、最近、インフレ派で固まっちゃってつまんないじゃないで
すか。モリナガさんの登場で、再び議論が活性化するかもしれないでしょう。
でも、>>125を見ただけで分かるのは、20年前とやっぱりそんなに違ってないのねということ
ですな。あの頃も、モーテンセンなんかの均衡フィリップス曲線と、フェルプスの不均衡フィ
リップス曲線の両方が提起されてて、グチャグチャな状態なうえ、両者の根本的な相違を理解し
てる人はほとんどいなかったものね。 - 130 :名無し体育の日:2001/10/10(Wed) 12:06
- http://www.federalreserve.gov/pubs/feds/1998/199827/199827pap.pdf
- 131 :ドラエモン:2001/10/10(Wed) 13:18
- 不肖モリナガ氏がニューケインジアンなのは良く分かりました。だから複数均衡は普通で、
恐らく今のデフレ均衡から多少の摂動では抜け出せないけど、大規模な摂動があれば抜け
だせて、インフレ均衡にシフトできる。しかし、必要な摂動がでっかいから、そのインフ
レ均衡は1000%とかにならざるを得ない。という話しなんですね?
ヒョットして、以前から時々出てきて、小林・加藤をもっと読めとおっしゃていた人です
か?彼らも、なんか同じような事言ってたような気もするんで・・・ - 132 :名無し体育の日:2001/10/10(Wed) 16:06
- http://www.mof.go.jp/f-review/fr59.htm#honda
- 133 :不肖モリナガ:2001/10/11(Thu) 02:15
- >状態変数(predetermined variable)と操作変数(jump variable)って分かるかい?
いやん。全然分かりません。何でお勉強すればいいか、参考文献を教えていただけたら嬉しいです。
ニューケインジアン型フィリップス曲線ってのは、独占的企業の最適化の1階の条件を対数近似して階差をとれば一応導出できるもんですが、それは表面的な問題であって、深層はそんな単純なものではないっちゅうことですな。
ただ、ニューケインジアン型フィリップス曲線の導出してる論文の中で一番ちゃんとしていると私が思ってるのは Rotemberg and Woodford (1998 NBER TechnicalWP) なんですが、そこにはjump variableとか何とかは出てこなかったです。
とにかく興味深々であります。
ファンダメンタル解かどうか、ということかしらん。(想像)
とにかく参考文献をご紹介くださいますようお願いします。
>Calvo-Yunタイプ・スタッガード・プライスと言って、メニュー・コストと
>monopolistic competitionの本での最適化行動から導出できる。
これは違うんじゃないでしょうか。
Yunのほうは元論文を読んでないから知らないけど、
Calvo(1983 JME)のほうは「価格改定できない確率」は天から降ってくるパレメータの扱いであって、メニューコストを前提としているわけではない。
ただ、Calvoのモデルも、メニューコストのモデルも、結果として同じ型になるというだけ。
ということではなかったですかね。
きょうは寝るので他へのレスはまた明日さしあげます。 - 134 :名無し体育の日:2001/10/11(Thu) 03:06
- >>133>モリナガ
キミはどうも、どうでもいい揚げ足とりが好きな人で議論を本質から外すくせがある。
知識を自慢したいだけなら、他でやりなさい。
Calvo-YunとWoodford-Rotembergも、価格変更にコストがかかるという前提で
(改訂出来ない制約にかかるラグランジュ乗数がコスト))全く同じ。
メニューコストも天から降ってくるものだろう。
解釈はどうとでも作れる。
しかし。
もっと本質的には、キミは、なぜ金利の下限制約(上限ではなく)があるときに、
インフレが制御不能なのか、大好きな理論モデルを使って解説するという義務がある。
それが、キミがここでやるべきことだ。
豆知識自慢は、2chに逝きなさい。
もし、本気で理論モデルからゼロ制約を考えたいなら、
Benhahib-Uribe-Schmittgroheの一連の論文(AER, JET, JPE)を読む事を薦める。
が、ここで豆知識自慢は禁止。いいね(笑)? - 135 :すりらんか:2001/10/11(Thu) 12:48
- 私がとんだ無知をさらしたせいで,ちょっと議論がずれちゃいましたね.しかし,インフ
レ加速ではなく,インフレそのものを縦軸にとった時に,需給ギャップの係数が90年代に
入り下がっている,フィリップス曲線が水平化しているというのしばしば指摘される話で
すが,これが量的緩和の進行がハイパーインフレに結びつくという話とどのような形で結
びつくのでしょうか(純粋に質問)?
または,もりなが氏の話は銅鑼さん指摘の,
>複数均衡は普通で、恐らく今のデフレ均衡から多少の摂動では抜け出せないけど、大規模
>な摂動があれば抜けだせて、インフレ均衡にシフトできる。しかし、必要な摂動がでっか
>いから、そのインフレ均衡は1000%とかにならざるを得ない。
といったように,何らかの複数均衡の話だという理解でよいの?もしそうなら,個別主体の
戦略変数が価格で,安定均衡まわりで戦略的補完性のあるモデルを想定しているのですか?
だとしたら,大幅なインフレ政策を行わずにインフレ化させる方法もあるということになっ
ちゃうよ? - 136 :atmark:2001/10/12(Fri) 08:32
- フィリップスカーブ関係(需給ギャップとインフレ)が安定してる
とすると需給ギャプはかなり大きいという結論になるんですが
需給ギャップの推定方法は確立されてないので、推定された需給ギャップが
間違ってるのか、係数自体が変ってるのかの結論は数値的に証明するのは
難しいですよね。 - 137 :名無し体育の日:2001/10/12(Fri) 14:36
- 経済セミナー11月号斎藤誠連載より・・・
「最悪のケースは、(中略)日銀が長期国債の買い切りオペを無謀に展開することだろ
う。(中略)それでは、貨幣鋳造収入(シニョリッジ)からの実質的購買力を無にする
ような暴力的インフレ(ハイパーインフレーション)が起きてしまう。」 - 138 :名無し体育の日:2001/10/12(Fri) 15:38
- >>137
無謀にやるからだろ・・。
それは日銀の能力次第さ。 - 139 :すりらんか:2001/10/12(Fri) 17:03
- >@さん
>需給ギャップの推定方法は確立されてないので、推定された需給ギャップが
>間違ってるのか、
そうなんですよね.detrendやHPでこれが潜在GDPですってのは「そりゃちがうだ
ろ」と感じるし,かといって失業率をつかうのもちょっと……一応
http://www22.big.or.jp/~15ch/readres.cgi?bo=economy&vi=0354&rm=30
でも問題提起しました.
>>137さん
それどういう文脈ですか?長期国債の累増がないケースでもそうなるってはなし
ならかなり無理がありと思うよ.さらに138さんの言うとおり「日銀受けで国債
乱発」をどうして防げないのか全く意味がわからん. - 140 :R:2001/10/12(Fri) 19:14
- “次の一手について、議論はあったか”との質問に対し、竹中担当相は、「ない」と答えたうえで
オペの手段も別の手段を考えるなど、新しい政策フロンティアを
真剣に考えなければいけない状況がくるかもしれないと発言。
----
この発言は、何を意図してるのか・・ - 141 :ドラエモン:2001/10/14(Sun) 22:05
- >R氏@140
ねー、前から言ってたようにトンデモ政策発動の可能性上昇ですよ。
デフレからハイパーインフレにジャンプするというのは全然可笑しいと思うけど、こと金融政策
なら、
「デフレ放置のヌルヌルゼロ金利」=============>「日銀資金で不良債権処理」
という不連続なジャンプは、起こりうるよ(欝) - 142 :すりらんか:2001/10/15(Mon) 00:07
- 何で国債は駄目で他の資産ならいいのかたのむから誰か説明してくれませんか?
自身の意見でなくて「だれだれがこう言ってた」情報でもいいですから.もしか
して,政府のせいで構造改革が頓挫するがおきるのは許せないので自分の手で構
造改革をつぶそうやろうってこんたんか? - 143 :名無し体育の日:2001/10/15(Mon) 00:31
- >>142
へいぞうの言動はこれに近そうですね。
「ぼろぼろにしたのは日銀のせい」という言い訳作りのため
としか見えませんね。 - 144 :名無し体育の日:2001/10/15(Mon) 00:33
- 間違った経済政策で「政権の身内」にまで被害がきてるということでは・・
でも政策自体は正しいと信じている。。 - 145 :名無し体育の日:2001/10/15(Mon) 00:45
- しばらくすれば
「あのときの日銀のとんでもない金融緩和によって・・・」
といわれることだけは確かでしょうからね。 - 146 :名無し体育の日:2001/10/15(Mon) 14:33
- でもやっぱり、有力な反対論って聞かないよな。
斎藤精一郎なんて「奇策・愚策」の一点張りだし。
デフレの要因を輸入品の価格低下から「やむを得ない」ものとするのは楽観的過ぎないか - 147 :すりらんか:2001/10/15(Mon) 14:39
- >>146
ダイヤモンドでしょ?斉藤精一郎と野口逝男がなんか書いてたね. - 148 :野次馬:2001/10/15(Mon) 14:45
- クルーグマンの言うようなIS-LMからの「流動性の罠」的説明や
マンデル・フレミングのような枠組みや
植草、岩田のような整合性のある説明などは、反対論の側から聞かないよね。
井上なき後の高橋是清でさえも、インフレ政策だったのに。
ハイパーインフレを主張して警告を発する人は、ひょっとして日本の戦時期にインフレになった「経験」に基づいて反対しているのかな。 - 149 :名無し体育の日:2001/10/15(Mon) 14:47
- >>147
そうそう。彼はある意味で一貫しているよね(藁
日銀出身だし - 150 :ひねくれもの:2001/10/16(Tue) 22:07
- はじめまして2chからやって来ました。
>>148
ハイパーインフレになるとは思いませんが、
株・一部の不動産等の資産が上昇する可能性は大きいのでは?
もしそういう状況になれば、真面目に労働するよりも、
可能な限りの借金をして価格の上昇する資産を買いあさるのが
正しい(合理的)行動になるのでは?
そんなんで本当に日本経済はまともになるの?
確かにそれで傷ついたB/Sは回復するというメリットは
あるのかもしれないけど、最終的にはいつか来た道。
間抜けがババをつかんで苦しむことになるのでは? - 151 :植田[植田]:2001/10/16(Tue) 22:32
- 他のスレッドでも議論がなされているけど、
余程のインフレを起こさない限り、インフレターゲティングの
効果がでないもの。その効果を保つためには、常にインフレが
加速していないといけない。理論的にはこれがハイパーインフレ
になるという意見のバックにある考え方。インフレが加速するのを
止めるとコールドターキーが発生する可能性があるというのが
反対論者の意見。もちろん、国家債務や為替政策サイドから批判する
人もいる(道徳的観点から反対という人もいる)。インフレを加速させないで
インフレターゲットに何を期待するのか、その問いに答えてください。
( 役に立った! | 元スレ ) - 152 :名無し体育の日:2001/10/16(Tue) 23:16
- >>151
インフレターゲティングは、通常インフレ下の状況でのインフレ管理を指向するものなのでは?
現状の日本のように、デフレ下においてターゲティングを行うのはレアケースではないのか。
だから「インフレが加速する」ということの理論的根拠って何ですか? - 153 :植田[植田]:2001/10/16(Tue) 23:33
- 仕事の隙間に開いているので、ぶっきらぼうな言い方で申し訳ないですが、
152さんのような考えの方に言っているのではなく、インフレターゲティング
イコール、(実質)インフレ調整論者に投げかけた言葉です。私も152さんの
ように、デフレ下のターゲットは困難を極めると思います。
それと、どなたに答えていいのかわからないので、一時的でもいいから名前を
付けていただくと助かる。
あと、インフレが加速する根拠は何?と聞かれていますが、加速するのではなく、
期待よりもインフレを加速させなければ投資や消費が増加するメカニズムが
逆回転してしまうことです。インフレが必然的に加速するとは思いません。
起こせるか起こせないかは別次元の話。起こせなければ(あるいは起きなければ)、
インフレ効果(?)が逆回転するということです。理論的根拠とかを説明する
以前の問題です。
( 役に立った! | 元スレ ) - 154 :植田[植田]:2001/10/16(Tue) 23:39
- あと、誤解ないように、
ハイパーインフレ論者の多くは、一旦、ある程度のインフレが加速すると
止まらない、という理論(思想?)を持っている(ことが多い)。それは
現実には正しいのかはなってみないと分からない。過去の経験が極端だから
こそ。この意見と私の先の文意は違いますからね。
( 役に立った! | 元スレ ) - 155 :152:2001/10/16(Tue) 23:52
- >>153
time consistincyのお話なのですか?
ルールか裁量かというお話で、期待インフレ以上にインフレを起こすことでGNPを作り出す
という。
ある一定のインフレを作り出すにはインフレを「加速させる」ことは事実でしょうが、ハイ
パーインフレ論は、インフレの制御不可能性のほうに力点があると思うので、そこの「不可
能性」の根拠が薄弱だと感じるのですが。
制御可能ならば、デフレ下で困難だろうがどうだろうが、金融政策としては可能ですから。 - 156 :植田[植田]:2001/10/17(Wed) 00:16
- time inconsistincyですか、古めかしいような懐かしい響き。
感慨にふける場合ではないですね。
勿論、インフレを食い止めることは困難なことではないでしょう。
これは私も含め、馬水論者でも認めるところです。ただ、「制御」可能かまでは
責任が持てないところですが、制御した時の逆効果が問題なのです。
それに、常態でさえ日々の資金調節はデリケートなもの。無理してインフレ期待を
高めている時の「制御」とはどういうものを指すかは知りませんが、仮に制御して
しまえば、インフレの効果はなくなってしまうのでは??
( 役に立った! | 元スレ ) - 157 :152:2001/10/17(Wed) 00:25
- time inconsistencyのスペルミスでした。すみません(汗。
インフレの「制御」が完璧に可能であるかのような、先ほどのカキコは確かに
私の言い過ぎです。
ただ、「制御してしまえば、インフレの効果」がなくなるというよりも、現在
の実質金利の高止まりを緩和し、資金需要や投資需要を喚起するところでイン
フレを制御することが、インフレターゲティングの要諦ではないですか? - 158 :名無し体育の日:2001/10/17(Wed) 00:26
- age
- 159 :優ちゃん:2001/10/17(Wed) 00:54
- 東京 10月16日(ブルームバーグ):日本銀行の速水優総裁は16日午後の定例記者会見で、「国債を増発すれば、次世代に負担を残すことになる。それよりは国の資産の売却で歳出を埋めていく考え方もあるし、やるとすれば今ではないか」と述べ、これまでより踏み込んだ政策提言を行った。インフレターゲットや当座預金残高など、この日の総裁発言から、残された選択肢を検証した。
「テロ事件後の潤沢な資金供給は、資金決済の円滑さと金融市場の安定性を確保して、金融緩和効果の途切れない浸透を図るうえで、大きな役割を果たしていると思っている。しかし、欧米の金融市場と違って、日本では10月に入ってもなお不安定な情勢が続いているように思える。そういうもとでは特定の目標を設けず、流動性需要の変動を踏まえて柔軟かつ潤沢に続けていくことが適当であると判断している」
「金融機関が資金仲介機能を果たしてないなかで、また、非金融部門でも資金分配が機能していないなかで、わたしどもだけがいくらカネを増やしても、流動性が出るだけだ。構造改革なり、財政面の税制や構造改革関連の補正とかいったことが機動力になって民間が動き出して初めて、緩和の効果が出てくる」
「それ(流動性供給)だけをやれやれと言われても、そうですかといって動くわけにはいかない。モノの方の動きが動き始めれば、情勢をみて、新しい資金の供給もあり得ると思うが、今の段階では、もう少しみていくのが良いのではないかというのが、先日の決定会合の多数決の判断だ」 - 160 :優ちゃん:2001/10/17(Wed) 00:56
- 量的緩和の枠組みはひとまず“棚上げ”に
日銀は3月、当座預金残高を金融調節方針のターゲットとする量的緩和に踏み切ったが、8月の追加緩和の効果も踏まえ、量的緩和の効果には極めて否定的な見方に傾きつつある。何より、効果が全くないとみられる政策を続けることで、市場の信認を失うことを日銀は強く恐れている。
テロ事件をきっかけとした資金需要の高まりに対応するため、下限を設定した事実上のゼロ金利政策に移行したことで、当座預金残高ターゲットはひとまず“棚上げ”されたとみるべきだろう。今後、景気が一段と悪化しても、3月に導入した枠組みのもとで、当預残高目標の下限を引き上げるという選択肢が今後、自動的に発動される公算は小さい。 - 161 :優ちゃん:2001/10/17(Wed) 00:56
- 短期的に非伝統的な手段に踏み切る可能性は極めて限定的
「インフレターゲットについてのわれわれの考え方は変わっていない。インフレ率を高めるために、さまざまなリスクや副作用に目をつむって、あらゆる政策手段を導入するつもりは全くない。戦前のスウェーデンの例を引く人もいるが、あれは、そういう方向を打ち出そうとしているときに金解禁になり、そういうことはやらないで、為替の方で動いていった。デフレ下で採用したときの帰結は、さらに流動性が増えるかもしれないが、物価上昇につながっていくかどうかは極めて疑問だ」
日銀にとってインフレターゲットへのハードルは、今年3月に量的緩和に踏み切ったときより遥かに高い。短期の名目金利がゼロ%のとき、デフレ下でインフレターゲットを達成するには、1)国債の大規模な買い入れ、2)社債や株式など長期民間債務の買い入れ、3)外貨建て債券の買い入れ--といった非伝統的な手段しか残されてない。しかも、これらを実施してもターゲットが達成できる保証はない。
「量的緩和を一層拡大して『何でもあり』政策を推進するのも1つの考え方だが、このような政策は突き詰めれば財政政策と変わりない」(モルガン・スタンレー証券の佐藤健裕エコノミスト)。それだけに、日銀だけで行うには限界があるし、政府や国会の関与なしに、独断でやれることではない。短期的にみて、日銀が三木利夫審議委員のいう「不健全な領域」に踏み込む可能性は、今のところ極めて小さいとみるべきだろう。 - 162 :優ちゃん:2001/10/17(Wed) 00:57
- 崖ふちに追い込まれたことで、捨て身の政策提言に比重
「民間需要を引き出し、デフレを防止するために、適切な財政支出の果たすべき役割は極めて大きいと思う。構造改革を急ぐ必要があるが、効果が出るまでには財政支出はやはり出ていくものだ。その財源を国債に持っていくとすれば、次世代にさらに大きな負債を残すことになる」
「そういう方法でなく、英国でサッチャーがやったように、国の資産を売却し、売却代金でこれらを賄う。日本でも国が持っている資産で、不動産や証券、特殊法人で売れるものがあれば売って、歳出を埋めていく。サッチャーがやったのはまさにこれだった。考え方としてはそういう前例もあるし、やろうと思えば今やるべきだと思う」
「個人的見解」と断ったうえでの発言だが、中央銀行総裁が不動産や証券、特殊法人まで挙げて、財政支出の財源ねん出には、国が保有する資産の売却が望ましいといった見解を表明するのは極めて異例だ。伝統的な政策発動手段をほぼ打ち尽くし、崖ふちに追い込まれたことで、捨て身の政策提言に比重を移しつつあるとみることもできる。 - 163 :優ちゃん:2001/10/17(Wed) 00:58
- 「モノのほうが動き出せば、新しい資金供給もあり得る」
「金融機関が資金仲介機能を果たしてないなかで、また、非金融部門でも資金分配が機能していないなかで、わたしどもだけがいくらカネを増やしても、流動性が出るだけだ。構造改革なり、財政面の税制や構造改革関連の補正とかいったことが機動力になって民間が動き出して初めて、緩和効果が出てくる」
「それ(流動性供給)だけをやれやれと言われても、そうですかといって動くわけには行かない。モノの方の動きが動き始めれば、情勢をみて、新しい資金の供給もあり得ると思うが、今の段階では、もう少しみていくのが良いのではないかというのが、先日の決定会合の多数決の判断だ」
日銀が非伝統的な手段に踏み込むかどうかは、つまるところ、経済情勢をどう判断するかに行き着く。メリットとデメリットを比較考量したうえで、その経済情勢のもとで、メリットが上回ると判断すれば、実施されることになる。ただ、仮に大規模な国債買い入れ増額を行うとしても、野放図な財政支出が行われている状況では、デメリットの方が大きくなる。 - 164 :優ちゃん:2001/10/17(Wed) 00:58
- 捨て身の政策提言は非伝統的手段に向けた条件闘争か
速水総裁はこの日の会見で、整理回収機構(RCC)の機能強化に細かな注文をつけるともに、「日銀はこれまで預金保険機構を通じ、RCCには金を出したことがあるし、今後もそういう形で金を出すことは十分あり得る」と言明。不良債権処理の促進に、自ら関与する姿勢をあらためて鮮明にした。
ほとんど意味のない一段の量的緩和、強まるインフレターゲット導入の圧力、政策発動余地として残されているのは非伝統的な手段だけ--。こうした状況のもとで、日銀は残された非伝統的手段の発動に向けて、“条件闘争”に入ったとみるべきかもしれない。 - 165 :名無し体育の日:2001/10/17(Wed) 03:56
- つまりこれ以上は、日銀だけではどうにもならん
政府が財政出動しろって事か?
しかし、国債の買い入れを増額できない理由はなんだ?
暴落を本気で恐れてるのか?? - 166 :名無し体育の日:2001/10/17(Wed) 13:25
- >>153
期待よりも実際のインフレを加速させないと云々、のくだり、意味不明。
classicalなフィリップス曲線(期待錯誤のみが実質的影響力を持つ)のことを
言っているのか。(だとすれば、time inconsistencyという誰かの指摘は
結構、的を射ている。)
質問自体が意味不明なので、あまり答えようがないが、
インフレ目標論者は、2~5%程度のモデレートなインフレが
定常均衡にはなりえないと、考えていないということ。
中長期的に、貨幣は中立だと思っていないのか?
もし、答えがイエスなら、インフレ率の定常均衡値は、
べつにどこでもいいだろう。
(現在のインフレ水準から、仮に3%までインフレが進めば、
その過程では、インフレは加速していることになるが、それが何かいけないのか?)
そもそも、なぜ、デフレ下ではインフレ・ターゲッティングが出来なくて、
インフレ下では出きるのか?その非対称性はどこから来るのか分らん。
説明になってないだろう。
昨年の金融研究所コンフェランスに出席した、スベンソンに分るような形で
説明してくれ。日銀は例の、Foolproof way of escaping Liquidity Trap
(猿でも出来る流動性の罠からの脱出法)に対して、答えてないんだぞ。 - 167 :名無し体育の日:2001/10/17(Wed) 13:28
- ちょっと言葉が足りなかった。
貨幣の中立性を(長期的に)認めるのなら、
インフレ率3%が定常均衡という状況はなんの不思議もないだろうということ。
なぜ、永遠にインフレが加速しつづけると考えるのか? - 168 :名無し体育の日:2001/10/17(Wed) 13:33
- 「量的緩和を一層拡大して『何でもあり』政策を推進するのも1つの考え方だが、このような政策は突き詰めれば財政政策と変わりない」(モルガン・スタンレー証券の佐藤健裕エコノミスト)。それだけに、日銀だけで行うには限界があるし、政府や国会の関与なしに、独断でやれることではない。
---
日銀単独で実行できないねぇ・・。
国債の買い入れは、とりあえずまだできるだろ。 - 169 :名無し体育の日:2001/10/17(Wed) 21:54
- 日銀単独で出来ないなどというのは詭弁だよな。
だいたい日頃は「日銀の独立性」ってことを盛んに言ってるじゃねーか。
要するに、金融政策に失敗した時の責任を誰も取りたくない、ってのが本音だろ。 - 170 :名無し体育の日:2001/10/17(Wed) 22:38
- 速度と加速度の問題。
2パーセントがフラット・・・。
摩擦による減少などの外部要因を含めて、
・・・すら理解したくないとすれば、
1パーセントの加速ですら、永遠に速度が上がって逝く
数字的には・・・光速は超えることはできないのに。
世界から見ると、コンマの世界では後ろに加速しているのだ。
地動説はこれだから困る、宇宙にロケット飛ばす精密制御の
時代だろ。 - 171 :名無し体育の日:2001/10/17(Wed) 23:10
- アポロ1号かの、月面着陸をアメリカ人の3割が、作った嘘映像
だと信じているという記事をどこかで読んだ。
月面着陸する技術を持っているのに、その後は、木星に無人
宇宙船を送りだすことや、地球の周りで宇宙船を作ったり合体
させたりすることしかできなかった。こんな科学の進歩の
遅さが信じられないという気持ちを誰だって持つだろうからだ。 - 172 :植田[植田]:2001/10/17(Wed) 23:56
- >>166
論理に対して批判しているわけではないが、
言いたいことが文章に詰まりすぎて文意が解釈できない。
まず、お名前が不明であるため、過去の書き込みから貴方の理論的な
支柱が読み取れないために、貴方がどのような論点をもって書かれて
いるかが分かりにくい(自問自答しているのではないかと思ってしまう
個所がある)。きっとその前提がみえれば、ある程度、私も
文意を汲み取ることができるでしょう。的外れな受け答えになってしま
ったならば失礼。
>期待よりも実際のインフレを加速させないと云々、のくだり、意味不明。
>classicalなフィリップス曲線のことを
>言っているのか
古めかしい議論ですね。でも私が言ったのはもっと古い議論なのです。
金利を通じた効果を考えた場合ですが、実質金利がインフレ期待によって
下がるのは名目金利が少なくとも一定であることが前提。市場にインフレ
が持続するという期待が浸透した場合、インフレ分のリスクプレミアムが
金利に反映される。投資面からみた効果が限定的と言ったまで。非整合性
の議論のように、出し抜きのことを言っているのではない。
>質問自体が意味不明なので・・・・
これはいずこの部分の質問が意味不明と言っているのかが不明確。
少なくとも153では私は質問していない。
>そもそも、なぜ、デフレ下ではインフレ・ターゲッティングが出来なくて、
>インフレ下では出きるのか?その非対称性はどこから来るのか分らん。
>説明になってないだろう。
勘違い甚だしい。インフレ上でインフレターゲットができるというのはどの
部分からの解釈か。調整インフレとインフレターゲットを混同されてないか。
( 役に立った! | 元スレ ) - 173 :名無し体育の日:2001/10/18(Thu) 00:08
- 今日(10月17日)付の日経に、大和総研のエコノミストの意見が出てましたね。
マネタリー・ベースの増加とマネーサプライ増の関係は極めて強いので、日銀は
その努力をすべきだと。
でも、マネタリー・ベースの増加ってそのままマネーサプライに反映するんじゃ
なかったの?と思っていたのだけど、懐疑論者は「新規貸出需要がないんだから、
マネーサプライに直結しない」ということを主張していたのですね。
(現象面では確かにそのような事実があるように思われ。)
で、このエコノミストはマネー供給関数なるものを推計して、過去の事実からし
てそんなことはない。マネタリー・ベースの増加があれば、必ずと言っていいほ
どマネーサプライは増加する、と主張してましたな。
(このことは、あまり自明のことではなかったのですね。)
ところで、昨日の記事では、京大の吉田和男氏が、「インフレターゲティングよ
りも、マネーサプライターゲティングだ」みたいなことを言ってましたが、これっ
てまともな議論なの?
マネーサプライというのはもともと政策変数なんだから、制御変数として扱うの
は当たり前じゃないかと思ったのですけどね。
だから、吉田氏のはちょっとトンデモ君に聞こえたのですが。 - 174 :すりらんか:2001/10/18(Thu) 01:00
- >植田さん
ホントお久しぶりです.んで,いきなり反論なのですが,インフレが実質的な生産
の増加をもたらすためにインフレの加速が必要という考え方はあくまで「期待錯誤
フィリップス曲線」に基づいた考え方ですよね.不肖モリナガ氏の話にも出てきま
したが,
超オールドケインジアン型=期待インフレも減ったくれもなく,賃金は下方硬直的
だから,インフレは実質賃金を引き下げ雇用を刺激し生産を上昇させる.
期待錯誤型(従来型?)=期待錯誤が雇用を刺激する.インフレ期待をより大きな
インフレで裏切らない限り生産は刺激されない.
ニューケインジアン型=加速的なインフレはかえって「今のうちの価格変更」を有
利にするため効果は薄い.マイルドなインフレは企業の価格据置を合理的なものと
する.
というわけで,加速度的なインフレ無しでは生産刺激効果がないというケースはあ
くまで経済に生産余力が無く(生産余力=MC線の傾斜緩やかと硬直性については
Ball and Romerあたりが詳しい),期待錯誤によってしか生産が刺激されないとい
う限定的なケースでの話しで,現在の日本経済への適用可能性は低いと考えるので
すが如何ですか?(>モリナガ氏:私が考えていた「従来型」は上のオールドケイン
ジアン型です.加速度的なインフレが生産刺激の要件では無いという意味でオール
ドケインジアン型はニューケインジアン型日か威徳調を持っていると思いますが如
何ですか?) - 175 :脇井英司:2001/10/18(Thu) 04:04
- >>和男氏
>>166は私。私の書きこみは、>>125,127,134など。
私の主張は、SvenssonのThe Foolproof way of escaping liquidity trap
とほぼ同様と考えてもらっていい。「調整インフレ」「インフレ・ターゲット」
「量的緩和」「為替レート・チャンネル」等、別に区別していない。
本質的に重要なことは、2、3%のインフレ率の定常水準を宣言して、そこに到達
するまで、為替でも国債でもなんでも買うということだ。
(その手段として、為替ペッグを利用せよというのがスベンソン論文の主旨。
念のために言っておくが、現状から2,3%のインフレにもっていくには、
その過程で必ず、インフレ率は2%以上になる。それを調整インフレと
呼びたければ呼べばいいだろう)
日銀は、すぐに「論点整理」などと称して、仔細な解釈論やら手続き論に
逃げようとするが、勘違いはそちらの方だろう。呼び方など、どうでもいい。
好きなように呼んでもらって構わないが、私の主張(=和男氏への質問)はただ一つ。
為替ペッグは議論の本質ではないが、スベンソン流の「調整インフレ」処方について
日銀がどう考えるのか、「為替は財務省の専管事項」以外の答えを聞きたい。
なお、スベンソン論文は、日銀金融研究所のwebに掲載されていることを付記しておく。 - 176 :脇井英司:2001/10/18(Thu) 04:14
- 公平のため、私の基本的な立場を追記するが、
「調整インフレ」単独で、景気回復を引き起こせるとは私も考えていない。
しかし、これが我が国経済にどのような害悪かを広く国民が納得するように
説明出来ないのなら、これを実行しないことは、日銀の官僚的怠惰だと思われる。
日銀は独立性を維持したいのなら、「調整インフレ」が「効き目がない(不確実)」だの、
「財政規律が損なわれる(→なら為替ならいいのか?)」だの、「ハイパーインフレに
なる」だの以外のまともな論陣を張れということ。
素人相手に、日銀のB/Sが毀損するだの言っているのを聞くと泣けてくる。
IMFを含め、海外の学者・専門家は日銀の説明に全く納得していないことを再認識するように。
独立性にあぐらをかいて、説明義務を怠っていると、取り返しのつかないことになる。 - 177 :名無し体育の日:2001/10/18(Thu) 19:23
- 日銀のB/Sが毀損する・・・。
日銀からこんな事言われたら
法改正したくなるよなぁ・・。 - 178 :すりらんか:2001/10/18(Thu) 23:19
- >日銀のB/Sが毀損する・・・。
そうそう.B/Sなんてもちだすんなら政府+日銀連結で考えろって思う. - 179 :植田[植田]:2001/10/18(Thu) 23:30
- 吉田和男と和男氏(私のことか?)の名称が
偶然近くに出ていたので一瞬はっとしたが。
丁寧な書きこみに対して時間をかけてお答えすべきてあるが、なかなか
そうもいかないので乱筆で恐縮。
まずはすりらんか氏。こちらこそご無沙汰です。
まず、ご意見をみながら感じたのですが、「生産」が増える
増えない、という「生産」は、実務家と研究者で認識が違う
ことが多いので、どのようなものをイメージされているのか
を定義していただくと助かる。実務化は需要と供給の何れかで
ものをいうことが多いですが、インフレを供給の側面から捉え
ているのかなと感じたのですが。ひとつお聞きしたいすりらんか氏。
インフレが需要を刺激するとした場合、それはどの需要項目を
お考えでしょうか。私は、インフレ期待が確固たるものになった時点で
実質金利が低下しなくなると指摘している、名目金利が高まるから。
企業の資金調達コストを通じても企業の設備投資マインドを殺ぐことに
なる。この点についてどうお考えでしょう。個人消費についてはどう
お考えか。この点に関してインフレが消費を刺激すると思われますか。
相当高いインフレ目標を設定すれば話は別です。この点が難しいところ。
どの程度のインフレに対して個人消費が反応するか。どうしても企業より
も非合理的な部分が大きいでしょうし、それだけに、反応が遅く一旦火が
付けば大きな原動力になるでしょうが。
生産が増えるのは需要が増えるから、という前提で書いたですが、
すりらんか氏、如何でしょう。
( 役に立った! | 元スレ ) - 180 :植田[植田]:2001/10/18(Thu) 23:31
- それから脇井氏、
>日銀は、すぐに「論点整理」などと称して、仔細な解釈論やら手続き論に
>逃げようとするが、勘違いはそちらの方だろう。
これをどう解釈すべきか。これは日銀に向けられたものか、私にか。文末の
勘違いは「そちら」という文言も気になる(いったいどちら)。
>私の主張は、SvenssonのThe Foolproof way of escaping liquidity trap
>とほぼ同様と考えてもらっていい。「調整インフレ」「インフレ・ターゲット」
>「量的緩和」「為替レート・チャンネル」等、別に区別していない。
>本質的に重要なことは、2、3%のインフレ率の定常水準を宣言して、そこに到達
>するまで、為替でも国債でもなんでも買うということだ。
「本質的に重要」といわれても、「聖書に書いているから」とでもいうのか。
あなたの主張に懐疑的な人に対して、「本質的に重要」という説明はないでしょう。
そもそも、インフレが各財、サービスに浸透するスピードの違いとかは考慮されて
いるのか。価格粘着性についての議論の高まりはそういった論点で行われている。
為替については、いろいろ議論はあるが、日本銀行が金融政策面からこれを支援する
とすれば、財務省の徹底介入のプロセスが錯乱されないように金利面から支援を
続けることでしょう。マッキノンも指摘するように、超過準備が溢れている下での
非不胎化の議論は二義的な重要性しか持たない上、妥当性にも欠ける。
( 役に立った! | 元スレ ) - 181 :脇井英司:2001/10/19(Fri) 10:03
- >>180
日銀は世間の視点からズレ過ぎている。
「価格粘着性に関する議論の高まり」というが、そんなものは、
内向きの企画室采配の御用会議内で「高まって」いるに過ぎない。
「本質的に重要」と言うのは、日銀が反論しなければならない点という意味。
「非不怠化」は、本質的ではないと言ったはず。やる気がないのか、
わざと論点を逸らしているのか、と疑りたくなる。
そんなことは、どうでもいい。
なぜ、真面目に答えようとしないのか本当に理解に苦しむ。
質問はただ一つ。
「なぜ、2~3%のインフレ目標を宣言して、そこに到達するまで、
無制限に国債買いオペ等の量的緩和措置をとる、ということを拒否するのか?」
ということ。
私自信、IMFの職員や海外の大学教授から、この質問をされて答えに窮している。
是非、回答を教えてもらいたい。 - 182 :R:2001/10/19(Fri) 12:14
- >「なぜ、2~3%のインフレ目標を宣言して、そこに到達するまで、
> 無制限に国債買いオペ等の量的緩和措置をとる、ということを拒否するのか?」
何故でしょう?財政規律を失うから?それは政府を信用していない
選挙で選ばれ国民の総意であるはずの政府をつまりは国民を信用していないって事ですか?
日銀は、政府よりも権限があるのか?
最低でも、インフレが加速して止められなくなるみたいな事を
理由にあげるのだけは止めて欲しい。
自らインフレを制御できない無能さを示してどうするのだ?
デフレも止めるインフレも止める、それが中央銀行だろうが・・。 - 183 :名無し体育の日:2001/10/19(Fri) 13:14
- >>182
然り.
日銀の某室某氏は、この不況・デフレ下に「日銀はゼロ・インフレを達成した」と
言い放っていた。失業率5%、10年間のゼロ成長、企業倒産年間1万件以上、
これでゼロ・インフレ!と胸を張る日銀マンの感覚は危機的. - 184 :名無し体育の日:2001/10/19(Fri) 13:17
- 貯蓄をどうやって、動かすか?
使わせる? 無理でしょう。ぼったくり商売でも限界です。
投資させる? 市場は今、空売りと嵌め込みの巣窟ですよ。。。
納税させる? これ微妙。。
インフレによる目減りも一つの課税かな。。
やはり、負の税金か。。 - 185 :ドラエモン:2001/10/19(Fri) 13:25
- >>183
原則同意だが、細かいところでケチを付けられるから気を付けよう。10年間の1%成長ね。
しかし、インフレターゲット採用のデメリットを全然説明できないで、拒否し続ける理由は、
結局は
「政策効果が良く分からない」
「良く分からない政策を実行すると信任が失われる」
「信任が失われるとJGBの価値もどうなるかわからない」
とかみたいだね。だけど、今みたいなデフレ不況下で名目金利>名目成長率が続けば、どの道
日本経済全体に対する信認は消滅する。そもそも、今の時点で日銀のマクロ経済政策運営能力
を信任しているひとなんか、世界中に殆どのこっていないのにねぇ。
昔、MOFの接待問題が暴露されてバッシングされてたころ、IMFとか世銀にいるMOFの
連中が「そんな事言っても、世界中の官僚が『日本の官僚は世界一清潔で有能だ』と言ってる」
と自分で言ってたのを聞いて唖然としたことがあったけど、本質に置いてかわんないんじゃない?
経済分析じゃないイジメで申し訳ない・・・ - 186 :すりらんか:2001/10/19(Fri) 15:27
- >植田さん
>「生産」は、実務家と研究者で認識が違うことが多い
>実務化は需要と供給の何れかでものをいうことが多い
ここは僕自身にも迷いがあるところなのです.一応,私の頭の中では,生産=現実
に行われた付加価値供給(∴需要と供給の小さい方),生産能力=現在の資本量で
遊休なし,非自発的失業なしの際の産出量,需要=フローの支出総計といった感じ
で考えています.期待錯誤型フィリップスカーブの話はあくまで生産能力の制約が
きいている状況でその生産能力が変化するというものなので現在の日本の状況を説
明するものとして適切ではないのではないだろうか,というのが私の意見です.
>インフレ期待が確固たるものになった時点で実質金利が低下しなくなる
これもやはり,現時点での実質金利が均衡状態であると仮定するならば,のはなし
です.今現在の目利子率が下限制約に張り付いているとすれば必ずしも正しくはな
いでしょう.割と現実的な数字例として貸出金利が名目2.5でWPIのデフレ率が3.5%
としたら,企業が直面している実質金利は6%ということになる.これは相当の高金
利です.均衡の実質金利が2%なら現在のデフレ状態が0.5%のインフレに転化するま
では実質金利は下がり続けられる.また,実質金利の高止まりは企業の(量ではな
くその質選択において)投資行動自体を望ましくないものにする可能性があります. - 187 :すりらんか:2001/10/19(Fri) 15:27
- ただし,私は実質金利の低下→投資増大はあまりあり得る話ではないと考えていま
す.投資を決めるのはなんと言っても将来の業績見込みです.現時点での投資の利
子弾力性はきわめて低いと考えています.
私の考えるインフレ→生産の影響経路は,金利に関しては
・実質金利の低下に伴う量ではなく……投資行動の変化(健全化)
Stiglitzノーベル賞受賞記念というわけではないですが,実質金利の高騰はより危
険な(一か八か)的な投資行動を選びがちにする.これはマクロ全体として平均的
な投資の成果を引き下げる.
で,財市場全般に関しては
・マイルドなインフレによる価格調整の進行
・インフレヘッジの意味での財・危険資産への需要増
前者はまぁ,おなじみの話です.第2点は
>どの程度のインフレに対して個人消費が反応するか
とのことですが,インフレ→今買わなきゃ→消費増という単純な経路はたしかにそ
う簡単には働いてくれないでしょう.しかし,デフレ傾向の継続は(消費者が非合
理的ならなおさら)そのトレンドを後追いする形での支出引き締めが行われ,事後
的には自己実現的にその買い控えは合理的だったことになってしまう(デフレスパ
イラルってやつです).とっかかりが非合理的だったとしてもその行動の「正しさ」
が経験で裏切られないならばそのような行動は継続して行われるでしょう.すくな
くともスパイラル的な買い控えをやめてもらうためには買い控えの合理性(?)を
一度でも経験で裏切ってやらないといけない. - 188 :名無し体育の日:2001/10/19(Fri) 16:44
- 新聞報道なんかによると、インフレターゲティングに懐疑的なのは日銀と一部の学者
って言われてますが、この「一部の学者」ってのは誰ですか? - 189 :名無し体育の日:2001/10/19(Fri) 23:15
- 政治家のご用学者が賛成しているといった方が正しいかも。
- 190 :ドラエモン:2001/10/19(Fri) 23:21
- 経済学者
クルーグマン、バーナンケ(プリンストン)、フィッシャー(MIT)、岩田キクオ(学習院)、伊藤隆敏(一橋)、深尾光洋(慶應)、野口旭(専修大),伊藤元重(東大)、北坂真一(神戸大学)、林文夫(東大), ポール・サムエルソン(MIT)、マネタリスト一同(メルツアーその他大勢),渡辺努(一橋)マッカラム(カーネギーメロン)、IMF、ブラインダー,ロバート・テイラー
政治家・政策当局者
原田泰(内閣府)、山本幸三(衆議院)、桝添要一w、(植田和男(東大・日銀政策委員)),へいぞう、浜田宏一(イエール、内閣府)、
インフレターゲット論反対派
日銀・海外中銀
翁邦雄(日銀金融研究所)、ティットマイヤー(ドイツ連銀前総裁)、速水優(総裁)
民間エコノミスト・評論家
水谷研治(東海)、木村剛w(利殖コンサルタント)、クー尊師
経済学者
細野・杉原・三平(旧経企庁グループ)、小宮隆太郎(青学)、香西泰(東洋英和)、黒木祥弘(大阪府立大学)
インフレターゲット論懐疑派
吉川洋(東大)、池尾和人(慶大)、小林慶一郎・加藤創太(経産省グループ)、小野善康(阪大),日経新聞 - 191 :ドラエモン:2001/10/19(Fri) 23:37
- >>190は2ちゃんからのコピペですが、どうも植田和男氏(我らが植田さんじゃないのが残念)
も、最近はインフレターゲット反対みたいです。それ以外は、この色分けで大体良いんじゃな
いかなと思う。
追加は、反対派に齋藤誠(一橋)位か? - 192 :すりらんか:2001/10/20(Sat) 15:24
- 懐疑派は「もっと有効な方法がある」論から「何もおきない」論まで幅広いですね.
池尾和人はかなり反対派に近いんじゃないかな(インフレで構造改革遅れる論みた
いなのを書いてましたし).
小宮先生(反対派のなかではかなり大物)が反対派なのがやっぱり解せないですね.
あと小野先生が懐疑派なのも……どういう理由なんでしょう - 193 :ドラエモン:2001/10/20(Sat) 16:21
- >>192
小宮先生、東大退官近くなった頃(もう少し後かも)に、クー征伐の本書いてた頃から、なんか
新古典派的な傾向が強まったように思う。RBCだったりして(藁)ともかく、ケインズっぽい
介入に批判的なんでしょうね。
問題は、審議委員の某女性経済学者が小宮先生の強い影響下にあるという点ですなぁ。 - 194 :名無し体育の日:2001/10/20(Sat) 23:31
- >>193
あれ?でも小宮氏って昔からバリバリの新古典派じゃなかったの?(w - 195 :ドラエモン:2001/10/21(Sun) 00:10
- >>194
いや、彼のは典型的な「新古典派総合」だった。 - 196 :名無し体育の日:2001/10/23(Tue) 01:38
- 植田は逃げたのかにゃ?
- 197 :名無し体育の日:2001/10/23(Tue) 06:05
- >>195
青学に行ったあたりからですか?ところで確かに現実には合わないのは分かるんですけど、理論的には新古典派総合ってどうしてダメになってんですか?(厨房な質問ですけど) - 198 :名無し体育の日:2001/10/23(Tue) 06:59
- >>190
どうしてQDNっぽい学者は総じて賛成論ですか?
面子で見るなら反対論のほうが断然まともにみえますが - 199 :名無し体育の日:2001/10/23(Tue) 08:24
- >>192、>>193
インフレターゲット論を「ケインズっぽい介入」として捕らえてるのが間違いではないですか?
経済学者だけで見ると懐疑派というのは、学者的な書き方(物言い)ということを割り引けば
反対派と評価していいでしょうからまとめますが、以下のようになることからすると
インフレ・ターゲット賛成派
クルーグマン、バーナンケ(プリンストン)、フィッシャー(MIT)、岩田キクオ(学習院)、伊藤隆敏(一橋)、深尾光洋(慶應)、野口旭(専修大),伊藤元重(東大)、北坂真一(神戸大学)、林文夫(東大), ポール・サムエルソン(MIT)、マネタリスト一同(メルツアーその他大勢),渡辺努(一橋)マッカラム(カーネギーメロン)、ブラインダー,ロバート・テイラー
へいぞう、浜田宏一(イエール、内閣府)、
インフレターゲット論反対派・懐疑派
植田和男(東大・日銀政策委員)),齋藤誠(一橋)
細野・杉原・三平(旧経企庁グループ)、小宮隆太郎(青学)、香西泰(東洋英和)、黒木祥弘(大阪府立大学)
吉川洋(東大)、池尾和人(慶大)、小林慶一郎・加藤創太(経産省グループ)、小野善康(阪大)
これからは
マネタリスト・・・賛成派
ケインジアン・・・反対派・懐疑派
後は、必ずしも整理しにくい
と見たほうがいいのでは? - 200 :苺ファンA:2001/10/23(Tue) 09:15
- >>199
>>これからは
>>マネタリスト・・・賛成派
>>ケインジアン・・・反対派・懐疑派
>>後は、必ずしも整理しにくい
>>と見たほうがいいのでは?
ぜんぜんちがうと思う。
世界の多くのマクロ経済学者・・・賛成派
金融政策無効派のオールドなケインジアン&
日銀シンパ&構造改革派・・・反対派・懐疑派 - 201 :199:2001/10/23(Tue) 10:36
- >>200
>世界の多くのマクロ経済学者・・・賛成派
この点は多分正しいと思う。
それから、中央銀行当局者・・・反対派・懐疑派
でもあると思う。
ただし、ケインジアンはどうかというところで、
吉川洋(東大)、小野善康(阪大)ってとこをどう評価するかなんだろうね。
彼らが、金融政策無効派のオールド・ケインジアンとは評価できないんだけどね。 - 202 :ドラエモン:2001/10/23(Tue) 10:39
- >>197
新古典派総合は「非現実的で理論的には問題ない」ではないよ!!逆!!現実的には不況期に
財政・金融政策を発動するのに反対な人は少なかったけど、同時に「正常な環境では」価格機
構の機能に信頼を置いてる人が多かった。つまり理論的に新古典派価格理論とケインズ派マク
ロ分析が整合しなかったことが、新古典派&ケインズ派双方から批判され没落したのさ。
新古典派サイドからの批判の大将はルーカスで雇用の変動は予測過誤の結果と主張し、それが
合理的期待とくっついて「いつでも完全雇用」になった。一方、ケインズ派からの批判は、い
わゆる固定価格経済(ヒックス発で、クラウワー、マランボーとかベナシーなど)の理論に発
展したが、結局は「数量オークショニアー」ともいうべき価格オークショニアー以上に非現実
的な仮定が必要になって行き詰まり(拙者もそこで行き詰まり)
それが、最近になって不完全情報市場理論の発展の結果、いわゆるニューケインジアンへと展
開し始めたといえるんじゃないのかね? - 203 :ドラエモン:2001/10/23(Tue) 11:01
- >>199、>>200
企画庁の新保氏(現大和総研)なんかは、ゴリゴリのマネタリストで財政赤字減らす為にMO
Fの手先としてBOJを叩いてたのは有名な話で、EPAの鼻つまみだった(藁)しかし、近
著では、自らを「ニューケインジアン」と称している(爆)
一方、量的緩和派の大将である岩田規久男氏は昔出した「インフレとデフレ」という新書本の
中で、自分はケインジアンとして育ったが80年代からの経験でマネーサプライの安定化と市
場機構による作用の方が、差別的介入の色彩の強い財政政策より好ましいと思うようになった
つまり「オールド・マネタリスト」にシンパシーを感ずるようになったと告白している。ただ
し、最近の不完全情報市場の経済学の発展は、僕の解釈では、オールドケインジアンもオール
ドマネタリストも「同じ穴の狢」であることを明らかにしたように思う。昔、モディリアニが
「我々は全てマネタリストだ」と言った地点への回帰だね。
他方、今や日本のケインジアンの大将である吉川洋氏は、岩田=翁論争において、マネーサプ
ライは無意味なマクロ変数であって銀行貸出それ自体が重要というスタンスを明確にしたと思
う。別に翁に味方したわけではないだろうが、岩田の金融政策批判を見当違いの批判と切って
捨てたようなもんだ。投資の利子非弾力性(その背後の投資機会の縮小)を強調する吉川氏の
立場は、ケインズのある側面を強調していることは確かだとは思うし、半分は僕も賛成。
最後に、小野善康氏の立場は、自ら「ケインジアン経済学ではなく、需要派経済学」と言って
るくらいでケインズには囚われない見解でしょうな。ただ、彼の理論をオールドケインズに翻
訳すれば「流動性選好が全て」だから、当然ながら金融政策だけで何かが出来るという量的緩
和派には反対するだろう。 - 204 :提案:2001/10/23(Tue) 12:11
- >>201
>>ただし、ケインジアンはどうかというところで、
>>吉川洋(東大)、小野善康(阪大)ってとこをどう評価するかなんだろうね。
>>彼らが、金融政策無効派のオールド・ケインジアンとは評価できないんだけどね。
それでは、
未だにマネタリスト&古典派VSケインジアンの図式にこだわるケインジアン・・・反対派・懐疑派
ではどうでしょうか。これなら、本当にオールドな伊東光晴大先生だけでなく吉川、小野両先生
もうまくおさまるように思います。 - 205 :201:2001/10/23(Tue) 12:31
- >>204
変な提案をさせて申し訳ない。
ただインフレターゲット論への賛否の分かれ目を知りたかったもので・・・ - 206 :すりらんか:2001/10/23(Tue) 14:07
- >>198
え?それ冗談ですよね??
>銅鑼さん@203
いや,小野先生のモデルに真っ正直に従うならコアインフレ率の上昇で不況から脱却できる
という結論になるので,前レスで「ちょっとふしぎ」と書いたんです.ただ,懐疑派と反対
派は一応分けて考えた方がいいかもしれない……懐疑派に実務エコノミストがいない(小林
氏は官庁エコノミストだけど書くものに関しては学術的になろうと務めている感じ)とこか
らもわかるけど,反対派に限りなく近い懐疑派を除くと懐疑派の中心テーゼは「はっきりと
わからないから,一応懐疑派」じゃないかしら.
確かに投資の利子率弾力性が低いと思われる以上,インフレターゲットが窮余の一策!大逆
転!とはけして思わない.むしろ規制緩和路線を維持するのに必要不可欠な援護射撃だと私
は思います.緩和論の一部に「インフレすればこの世は天国」みたいなDQNが結構含まれ
てると,確かに私も実名ではそんなに熱烈指示できないかも(一緒にされると怖いから).
ただ,正しい認識に基づいたインフレターゲットはそれ自身においても,そしてそれが他の
方策の援護射撃になるという点でも必ず必要だと思います. - 207 :すりらんか:2001/10/23(Tue) 14:29
- おっと,上だけだと私が「インフレターゲット単独では効果はない」みたいに考えてる
みいたいですね.ちょっと追加しておきます.
インフレ→投資→景気,という経路で考えるときには投資の利子弾力性が低いことを持
ってインフレターゲット無効を唱えることには一定の理屈があるといえるでしょう(た
だし上でも逝ったように投資の利子率弾力性があがってもデフレではだめというのは確
かだ).しかし,インフレ→価格調整,インフレ→貨幣の収益率ダウン→資金供給,イ
ンフレ→消費など,インフレが経済に与える影響は投資のほかにも多い.投資低迷だけ
が90年代不況の原因ではない以上,これらの要因からの景気の影響に好影響を与えるイ
ンフレは望ましいと思います.ただ,多くの人に指摘いただいたようにこちらだけで景
気回復するだけの力があるとは私は思わない.
その意味で,
インフレ・ターゲット
+規制緩和・財政支出の総量変化を伴わない構造改革
+財政引締の一時凍結
が必要という耳たこな結論に至るのです. - 208 :名無し体育の日:2001/10/23(Tue) 14:30
- >>206
すりらんかさん的には、
一般論としてはインフレターゲットは別に悪い政策じゃないけど、需要不足を解決する政策としては疑問、というのは、賛成派・懐疑派・反対派のいずれに分類されるのでしょうか? - 209 :すりらんか:2001/10/23(Tue) 14:34
- >>208さん
うわ,たしかに難しいかも…分類学は何一つ生産しないのでそんなこと考えてみ意味
はない!!と月並みな説教をたれつつ(やっぱ「懐疑派」かな…ボソ) - 210 :208:2001/10/23(Tue) 15:19
- >>209
すりらんかさん、すみません、馬鹿質問で。
ただ、自分自身、インフレターゲット自体が悪いとも思わないけど、需要不足に対処するためにというのだと?、と思ってるものですから・・・ - 211 :すりらんか:2001/10/23(Tue) 15:43
- >>208さん
いや,分類学はだめだといいつつ嫌いじゃない自分への自戒です(w
208さんの
>インフレターゲット自体が悪いとも思わないけど
の根拠は何ですか?インフレ→価格調整が容易になるという点は認めるけど,ほかの点
についてはどうもなぁ……ということでしょうか.それだと,80年代のニューケインジ
アンに近い話のように感じますね. - 212 :208=210:2001/10/23(Tue) 16:22
- あまり考えてないというか、マクロの話はあまりわからなくて申し訳ないのですが、
クルーグマン・ストーリーはちょっと実質利子率の決まり方がわからないので納得いかないし、いずれにしても、実物へのtransmissionが納得いかないと、需要不足に対処という点は?、と思ってます。
インフレターゲット自体が悪いとも思わないけというのは、どちらかというと、物価水準は安定させといた方が人々の期待を撹乱しないだけいいんじゃないか、というだけで混乱要素は要らない、という程度です。 - 213 :ドラエモン:2001/10/23(Tue) 17:20
- >>208
日銀のHPでマネーサプライの数字をダウンロードして見てください。現金需要が異常に増加
してるのがわかります。だって元本保証で年実質金利2%位ある投資は現金保蔵ですからね(爆)
これが年率3%位のインフレになるだけでも、消費や投資に与える影響は莫大なものになる可
能性は否定できないと思いますよ。 - 214 :通行人A:2001/10/23(Tue) 18:07
- >>213
いや、「日銀のインフレ目標宣言&新規国債買い切り」で年率3%インフレは無理
なんじゃ・・・
という話では。。 - 215 :ドラエモン:2001/10/23(Tue) 18:16
- でもね、70年前(と言うところが辛いんだが)の高橋財政では、マイナス10%2年続きの
大デフレから脱却した実績があるよ。もちろん、金本位制離脱や、戦時支出の大幅増などの支
出政策の裏付けがあったのは確かだが。
それに、現実の短期的なインフレ率をすぐに3%に持ち込むことは必要ないでしょう。問題は
中長期の期待インフレ率。クルッグマンが言ってるのもそれ。足下で幾ら流動性供給しても、
少しでも需給ギャップが縮めば金融引き締めに転ずるという確信を民間が持ってれば、中長期
のインフレ期待=設備投資に関わるインフレ期待は上昇しないで実質金利は高止まる。
去年の8月に、僅かに景気が改善し始めた段階で、アメリカの先行きをあれだけ多くの人が
心配してたし金融システムの安定性にも懸念があった段階で、金利上げた実績があるでしょ
う?某中銀は。しかも、デフレは良いデフレだ、ユニクロに行くと嬉しくなるって総裁も
言ってたじゃないですか。どう見ても、某中銀がマイルドデフレを歓迎しているのは明らか
ですよ。この確信をひっくり返すには、インフレターゲットは(十分条件ではないが)必要
条件だと思う。 - 216 :通行人A:2001/10/23(Tue) 18:42
- >>215
納得です。
以前、
ドカンと量的緩和する日銀総裁と、ドカンと財政出動する総理大臣の必要性が出てましたが
正確には、
ドカ~~~~~~~~~~~~ァ~ァ~ァ~ァァァァ~ンと量的緩和(金融)緩和
する日銀総裁と
ドカン、ドン、ドン、ドカン、ドン、ドン・・・と財政出動する総理大臣が
必要なのですね。。 - 217 :すりらんか:2001/10/23(Tue) 23:26
- >>216さん
でも,それは必要条件のひとつに過ぎない.それに加えて,新規投資を誘発す
るような財政支出の支出先見直しと,規制緩和も必要!と思います.こんなに
(いやもっと)いろいろやらにゃいかんくらい日本経済の状態は悪いというこ
とか……. - 218 :208=210:2001/10/24(Wed) 07:26
- >>213
ドラエモンさん@213はご指摘ありがとうございます。
そこで質問させていただきたいのですが、
マネーサプライの数字で現金需要が増加してる理由を、ドラエモンさんは、どのようにとらえておられるのでしょうか?インフレ率で実質化して年率2%の投資だというのは、それ自体では現金需要の増加をもたらす理由にはならない、と思われますので・・・(まあ、ここは冗談なのでしょうが) - 219 :ドラエモン:2001/10/24(Wed) 11:50
- >>218
「金融政策の有効性と限界」細野・杉原・三平2001と言う本があります。この人達の金融
政策についての結論には賛成できないが、この本に出ている実証研究自体は大変興味深いと思
う。で、その第5章に貨幣需要関数の通貨別推計の結果が出てますが、主たる要因は金利の低
下によって現金需要が増加したことがわかります。95年以降、金利低下がなければ99年末
で6兆円位は現金需要少なかったはずだそうです。
ただ、95年が住専問題暴露の年で、それ以降は年々銀行への信任の低下が続いてきたことを
考えると、観測は困難だが「金融不安要因」と金利が相関してて、マルチコを起こしているの
かもしれないので、6兆円の相当部分はそっちに帰属する効果のようにも思います。
もちろん、前掲書では木村武氏(BOJ)などが開発した「金融不安指数」を使ってこの問題
を処理しようとしてますが、金融不安指数の中身が「企業部門での資金調達に関わる不確実性」
みたいなもので、現金保有の中心である家計の不安感を代表しているようには思えないので、
上に書いたような疑念は拭えません。
期待インフレ(デフレ)とか、金融不安感とか「主観的」で観測困難なものが重要な役割を
果たしているから短期のマクロ動学はアヤシイ経済学だという批判は免れないんでしょうね。
(お陰で飯食ってる眷属がそんな事言っていいのか>銅鑼) - 220 :通行人A:2001/10/24(Wed) 12:52
- >>217
>新規投資を誘発す
>るような財政支出の支出先見直しと,規制緩和も必要!と思います
これは物凄く正論だとは思うのですが・・・
「新規投資を誘発するような財政出動の支出先」の「余地」って
そんなに在るんですかね?
で、規制緩和ってよく出ますけど、いい例ってありますかね?
巨大独占「営利」体を生み出して悲惨なことになった例を、よく効くのですが・・ - 221 :名無し体育の日:2001/10/24(Wed) 16:36
- 名古屋のH氏は、NWのMAなんだよなあ。
なんで修士号だけで公立大学の助教授になれちゃうかなあ。
日本のjob marketって素晴らしい。 - 222 :名無し体育の日:2001/10/24(Wed) 17:45
- >>221
それを言っちゃMAも何にもないヘイゾウはどうする(藁 - 223 :218:2001/10/24(Wed) 18:45
- >>219
ドラエモンさんレスありがとうございました。
細野・杉原・三平については、今度、読んでみます。
>期待インフレ(デフレ)とか、金融不安感とか「主観的」で観測困難なものが重要な役割を
>果たしているから短期のマクロ動学はアヤシイ経済学だという批判は免れないんでしょうね。
「マクロはアヤシイ」というのは昔からよく言った話ですが、でも期待にせよ、金融不安感というにせよ、合理的に説明可能なものであれば全然アヤシイという気はしません。細野・杉原・三平というのを知らない不勉強者なので何ともいえませんが、合理的に説明可能なモデルの検証というスタイルがとられているのなら、かなり納得ものだと思います。 - 224 :ドラエモン:2001/10/24(Wed) 19:37
- >218
細野・杉原・三平をずいぶん誉めているように書いたが、問題もある。貨幣需要関数の
推定に誤差修正モデルを使うことの意味が、原理的にわからないんですよ。もちろん、
この推定方法自体はいまや常識なんでしょうけど、資産市場でなぜ調整がそんなに遅れ
るのか?だれか、これを正当化するロジックを知ってます? - 225 :プロボーラー:2001/10/25(Thu) 08:31
- 本を読んでませんが、資産市場の調整速度って労働市場よりは速いでしょうけど、常に長期均衡にあるわけではないですよね。
彼らって多分、ケンブリッジ方程式から議論を始めているんだと思うんですけど、短期の逐次均衡と長期均衡を峻別したかったんではないかと思ったりしましたけど。 - 226 :野次馬:2001/10/25(Thu) 12:59
- >>224
その著書を見ていないので的外れかも知れませんが、貨幣需要関数には共和分のVARで
誤差修正モデルを使用しているということですよね?
「資産市場での調整」というのは、モデルの中の調整係数γのようなものの値が小さい
と言うことですか? - 227 :ドラエモン:2001/10/25(Thu) 13:29
- >野次馬せんせい@226
手続き的には、貨幣需要を実質GDPとか資産残高とかに対して共和分検定して長期需要関
数を求め、そこで出てきた誤差項を、OLSの説明変数に含めて短期需要関数を推定すると
いう方法を取ってます。
エラーターム自体の係数は、M2+CDでマイナス0.08とかで小さいんで普通の意味ではOK
なんでしょうけど。
僕の疑問は、そういう「技術的」な問題じゃなく、電話一本でストックがリシャッフルできる
資産である貨幣が、なぜ即時的に主体均衡を実現できないのかということです。 - 228 :chap.11:2001/10/25(Thu) 14:17
- 物価水準の操作は不可能です。仮に操作できたとしてもその物価高につられて
輸入が増えるだけです。そうなれば国内の供給能力が低下して生産設備余剰と
失業増になるだけです。これがまた物価水準を押し下げます。
いま、世界はグローバリゼーションの名のもとに世界物価水準というべきものに
収斂しようとしています。
完璧な閉鎖経済でもなければ不可能です。 - 229 :野次馬:2001/10/25(Thu) 14:58
- >>227
>資産である貨幣が、なぜ即時的に主体均衡を実現できないのかということです
これも的外れかも知れませんが、ドラさん自身が御指摘になっていたように、一種の「期待」
が実態とずれる可能性が常にあれば(そして金融の場合常にあると言える)、「金融不安定要
因」として作動するからじゃないでしょうか。
残高によるある種の期待が実際の貨幣需要との乖離を生み、その乖離自体が更に別な期待を
発生させるみたいな状況だと、短期で均衡に収束しないような気がします。
そのようなモデルはありそうな気もしますが、きちんと調べたことがありません。すみません。 - 230 :ドラエモン:2001/10/25(Thu) 15:22
- >>chap.11@228
ほんとに脳が破綻してません(和良藁)それなら、いくら赤字国債を発行して日銀が引き
受けしても、なにも問題は起こらないですよね。だって物価は一定なんだから。それって
「超ラッキー」な環境だなぁ!!日本の明日はバラ色だ!!
>>野次馬せんせ@229
つまり、エラーコレクションタームは、適応的期待のギャップみたいなものであると考え
るわけですか・・・どうも、ピンとこない。
オールドマネタリストのレイドラーって言う人がいてこの件で昔から変なこと言ってるん
です。古典的な貨幣需要関数の計量用の定式化って、
M/P=a+b実質GDP+c名目金利+d(M/P)(-1)
ってのが多いが、これは実は、
△P=F(貨幣供給-貨幣需要)
という調整関数をひっくり返して推計してるだけだ。M/Pにラグがつくのは、主体均衡
が即時的に達成されないからではなく、価格調整が遅れるだけだと。
なんか、90年代の貨幣需要関数の推定ってみんなECMだけど、肝心の理論的な背景につ
いては、80年代とあんまり変わらないという印象が強いんです。 - 231 :cloudy:2001/10/25(Thu) 16:01
- ここの常連の皆さんにとっては目新しい内容ではありませんが、
クルーグマンの「No Pain, No Gain?」の小宮山亮磨氏による翻訳が
でてましたので一応お知らせ。
「良薬口に苦し、ってほんと?」
http://home.att.ne.jp/sigma/rk/krug/nopain.html - 232 :野次馬:2001/10/25(Thu) 17:45
- >>230
>なんか、90年代の貨幣需要関数の推定ってみんなECMだけど、肝心の理論的な背景につ
>いては、80年代とあんまり変わらないという印象が強いんです
いや、この部分は同感です。理論上というよりも実証上のテクニックのような気がしています。 - 233 :名無し体育の日:2001/10/25(Thu) 19:46
- 銅鑼さん達などは、やはり
均衡概念抜きで考えることはできないんですか?
(批判ではなく、単純な疑問としてです) - 234 :野次馬:2001/10/25(Thu) 20:39
- >>230
>M/P=a+b実質GDP+c名目金利+d(M/P)(-1)
このモデルならばAR(1)ですよね。
ECMにしているということは、和分過程に従う貨幣需要が何か他の和分変数
(金利か資産残高かな)によって説明されているという形になっていて、
それらの変数同士の調整として誤差修正を行っている形となっているはず
ですよね。
その限りだと、和分過程に従っている変数同士がある線形の関係として結
合されていることのほうが驚きです。資産の変動にせよ金利の変動にせよ、
比較的激しい変動があると思われる変数が、貨幣需要の変動のような比較
的に安定した(?)変数を説明できるとは思えず、むしろ適応的期待のよ
うな媒介項が必要なように思えるのですが。
もちろん、実証的にはどんなデータを使用したのかってことにも大きく依
存しますが。 - 235 :ドラエモン:2001/10/25(Thu) 22:57
- >>233
>均衡概念抜きで考えることはできないんですか?
って言われても困る(藁)僕自身は不均衡が好きだけど(w)、不均衡を定義するには均衡概念
がなければならない。何でもありの混沌の中に、輝くランドマークが均衡なんです。 - 236 :野次馬:2001/10/26(Fri) 16:20
- ちょっと見てみたら、貨幣需要関数にECMを用いるというのは、Hendry(1995)やMaddala&Kim(1998)などのテキストにも出ているぐらいだから、かなり広く用いられているのでしょうね。
でも、素朴に思うのは、貨幣需要変数と資産なり金利なりの変数が、それぞれきちんと定常的な和分過程に従っているのかなぁ、ということですよね。
両変数にランダムウォークの単位根が排除されないならば、見せかけ相関になってしまいますから。
もちろん、各研究論文ではそのような結果にならないようになっているのでしょうけど・・・・・。あまりに理論的な関係で実証されてしまうと、逆に怪しいと感じてしまうのは、悪い癖なのだが。 - 237 :野次馬:2001/10/30(Tue) 23:47
- 量的緩和の議論は、最近随分と新聞等でもすっかり市民権を得た感じですが、財政面、特に減税による景気刺激策についてはあまり聞かないような気がしますが、どうなんでしょ。
証券税制の改革とか、割とマイナーな感じに思えるものしか語られていないような気がするのですけど。 - 238 :R:2001/10/31(Wed) 00:17
- >>237
まだ景気回復に財政再建が必要だと思ってる人が多いからでは?
必要なのは、財政再建ではなく取捨選択だとおもうんですけどね。 - 239 :野次馬:2001/10/31(Wed) 00:40
- >>238
財政再建も必要だと思うんだけど、「構造改革」というのがいつの間にか財政再建(という一つの問題)にすり替えられてる気がしてるんだよね、俺は。
構造改革ならば、まずは小さな政府を目指して官僚システムを効率化することだと思うので、減税は基本セットのような気がする。それが景気浮揚にもつながるし、結局は税収増となって財政再建への早道になるだろう。 - 240 :ドラエモン:2001/10/31(Wed) 00:48
- >>239
いや、最初から小泉のブレーンは財務省の人達で、周到に計画した「改革路線」だったようですよ。
だって見てご覧なさい、結局彼が成し遂げたのは30兆円上限設定だけじゃないですか。 - 241 :野次馬:2001/10/31(Wed) 01:00
- >>240
そう言われてみればそうかも知れませんね(藁。
小泉も旧大蔵族ですしね。
論点のすり替えは、はじめっからだったのか! - 242 :名無し向く侍:2001/11/02(Fri) 21:44
- http://news.msn.co.jp/articles/snews.asp?w=81572
これは冗談でしょうか?それとも本気でしょうか? - 243 :R:2001/11/02(Fri) 21:54
- >>242
彼は、一貫してインフレターゲット反対ですから。。 - 244 :R:2001/11/02(Fri) 21:57
- >デフレのときにインフレ・ターゲットをしたら、預金を持っている人はびっくりする
そんな事言ったらインフレの時やっても今度は、資産持ってる人はがびっくりするって・・。
ってか、ビックリさせる為にターゲットするんじゃないのか??
何言ってるのですかね?この爺さん。 - 245 :ドラエモン:2001/11/03(Sat) 20:26
- R>>244
ビックリを強調しない方がよいのでは?金融政策はサプライズがある場合だけ有効とかいう類の
新古典派理論と混同する。新古典派均衡なら、予見されたインフレは実物経済に影響せず、イン
フレ・ターゲットは景気回復に無効とか言う議論が紛れ込んでくる恐れ有り。
R>>243
「彼は、一貫してインフレターゲット反対ですから。。 」というより、なんの話か理解できな
いだけと思われる。ある意味、気の毒だと思う。あんな老人に、この難局に立ち向かえと言う方
が残酷な話だ。本人は意気軒昂たるもんだろうが、どこの社長さんや会長さんも、みんな「余人
をもって代え難い」なんて思いこんでるのは共通。それ自体が、一種の老化現象である。公職の
年齢制限を導入すべきである。 - 246 :R:2001/11/03(Sat) 21:18
- >>245
自分は、インフレターゲット自体の効果は、非常に疑問です。
ターゲットを宣言した所で、どの程度の効果があるのか・・。
無効か有効かはわからないけど、やらないよりはマシだと思っています。 - 247 :ドラエモン:2001/11/04(Sun) 00:14
- バーナンキ、スベンソン読んでみた?スベンソンは日銀のホームページ(金融研究所)、バーナ
ンキは「日本の金融危機」東洋経済に出てる。その上で議論しましょう。 - 248 :蒟蒻問答:2001/11/07(Wed) 22:22
- 金融政策とは受動的流動性供給と見つけたり。これじゃインフレ(!)もデフレも制圧不可能。頭の芯まで受け身なのね。
(問) 本年3月に金融政策の枠組みが変わって誘導目標が金利から量になり、8月に誘導目標を引き上げ、9月にも再度変更したが、もうこれ以上量を増やしても効果はないということなのか。
(答) 現在、青天井というか、需要があればいくらでも出すという状況なので、この点からいうと、「追加的な緩和」と言われても少し分かりづらいところがある。金利はこれ以上下がらないだろう、量も欲しいだけ出している、という状況の中で、その先というのは何があるのか、と疑問に思う。今の状況で、これ以上量を増やす、という意味が私には分からない。前のようにターゲットが決まっていればそれを増やすということもあるが、今は既に沢山の量を、金融機関の需要に見合うだけ出している。 - 249 :ぺいぺい[ぺいぺい]:2001/11/15(Thu) 22:39
- 「良いデフレ」というのが、クセモノですね。 今日の日経の経済教室で
扱われていたけど、相対価格体系の変化っていうのは、必ずしも全体の
物価水準の変化とは、一致するものじゃない。 良かろうと悪かろうと、
デフレ自体が、不良債権にしても、構造改革にしても、景気の回復を優先
するにせよ、何よりも大切なのですが・・・ 買切りをやっても、ハイパー
インフレなんて、日銀券が元本保証の実質収益資産となっているときに、
起きるとも思えないんですよね・・・ でも、金融調節での札割れとかを
回避する方法だけは、何ともできないもんなのでしょうか・・・? - 250 :名無し向く侍:2001/11/15(Thu) 23:07
- 本日(11月15日)付けの日経に出ていた「経済教室」。
岩田規久男氏と一緒に出ていたCSFB証券の岡田靖氏って、ドラエモンさんの知り合い?
それとも御本人?
日頃の主張と経歴がなんとなく似ている気がしたので、ひょとしてそうかなと・・・。 - 251 :すりらんか:2001/11/15(Thu) 23:31
- 野口悠紀夫氏とか「良いデフレ」論の代表ですよね.どこかでも書いたので繰り
返しになるけど,某誌でバッチリ動いてるのが相対価格だけみたいなデータを自
分であげておられた. - 252 :ぺいぺい[ぺいぺい]:2001/11/15(Thu) 23:33
- ハイパーインフレって、人々が貨幣を手放すこと、つまり、
貨幣は貨幣だから貨幣なんだ!、ってゆうトートロジーが
壊れることで、起きるもの。 今、それを煽りじゃなくって
ホントに信じてるのなんて、いないでしょう。 そんな期待
が形成されてないのに、どうやって、貨幣を手放すのが
合理的になるのか? それが、ハイパーになる、とかいう
議論のオカシイところだと思います。 - 253 :ぺいぺい[ぺいぺい]:2001/11/15(Thu) 23:34
- 相対価格といえば、サービスは上がっているみたいですね。
これって、TFPが非貿易財部門では落ちているって
ことなんでしょうか? - 254 :ぺいぺい[ぺいぺい]:2001/11/15(Thu) 23:36
- ちょっと、言葉足らずでした。 もし、BOJがいうように
輸入デフレで、サービス業の中間投入財の値段が落ちているので
あれば、その価格も下がっているはずです。 それなのに、
サービスの価格が上がっているのは、オカシイ、ってことです。 - 255 :名無し向く侍:2001/11/15(Thu) 23:37
- >>251
野口悠紀夫の雑誌って何ですか?いつも「良いデフレ論」への反論が
15では出るけど、100個の財があってそのうち10個がものすごい勢い
で値下がりした(10%下がった)としたら当然全体の物価水準は1%低
下するのではないですか? - 256 :2ちゃんの相場師:2001/11/15(Thu) 23:40
- ハイパーの心配をするより,デフレの心配を
してほしいです。
同僚の中には,「デフレは清貧に生きるきっかけに
なる。貧乏に耐えてこそ地球にやさしい21世紀市民だ」
なんて生徒に教えている教員がいます。 - 257 :ぺいぺい[ぺいぺい]:2001/11/15(Thu) 23:43
- その90個の価格がFIXEDされているのであれば、確かに
下がりますが、それは、その動かなかった剤の価格を基準と
した、相対価格の変動であることが、第一点です。 次に
デフレの何が「良い」のか、ということです。 つまり、
価格が下がる、ということ自体が、問題であるということです。
これは、赤字主体たる企業部門の実質的な金利負担を増やす
ものであり、それが問題なのです。 つまり、生産性だの輸入だの
原因は何であっても、その結果としての価格の下落自体が、
問題である、ということなのです。 全体の物価水準については
静学的には、指数として集計すれば、そういうことになります。 - 258 :ぺいぺい[ぺいぺい]:2001/11/15(Thu) 23:46
- 相場師さんのおっしゃるとおりで、デフレこそ、現実的に
心配すべきですよね。 デフレで清貧なんてやったら、
デフレスパイラルなんてもんじゃ、済みませんよね。
倹約は美徳・・・ともいえないのが、経済学の教えですね。 - 259 :すりらんか:2001/11/15(Thu) 23:46
- >「デフレは清貧に生きるきっかけになる。貧乏に耐えてこそ地球
>にやさしい21世紀市民だ」なんて生徒に教えている教員がいます。
うぎゃっ!終身雇用&名目賃金の下方硬直性がある人間にとっては
デフレ万歳だろうしなぁ.がんばれ東京都(w バブルの初期ってこ
ういうの沢山いたしね(バブルの罰で貧乏になったとか,バブルが
終わってホントの消費者主権の時代とか).こういうのをホントの
反社会的言動というのだろう……それに比べりゃ相場師・ばくち打
ちの方がよっぽど世のため人のためだったりして. - 260 :ぺいぺい[ぺいぺい]:2001/11/15(Thu) 23:48
- RAMSEYなどの最適成長モデルなどで、サドル
ポイント・パスよりも下のルートなんて、その典型ですね。
あれなんて、見事な非効率な経路で、当然ながら、終端点条件
から排除されるわけですよね。 あれば、消費を最適なルート
よりも抑えて、貯蓄してるケースですが、アリエナイような
ルートです。 - 261 :名無し向く侍:2001/11/15(Thu) 23:50
- 「ちきゅうかんきょうをまもれ!」
な人にとって、経済成長は憎いのでしょう。 - 262 :ぺいぺい[ぺいぺい]:2001/11/15(Thu) 23:51
- 自分の資産運用について、ばくち打ち、になってくれる
人がいないのが、今の日本の問題ですよね。 直接金融
へのシフトなんていってますが、リスクを積極的にテイク
して、ハイリターンを得ようという考えが、あんま
根付いていないのですよね。 まぁ、かくいう私も、
株なんてやってませんが・・・ - 263 :すりらんか:2001/11/15(Thu) 23:51
- ちなみに実質賃金は普通それほどカウンターシクリカルではない(=名目賃
金はそれほど硬直的ではない)し,もちろん普通の人は失業の可能性あるか
ら断じて「デフレは庶民の味方」ではないです.相場師にとっては……どう
なんざんしょ? - 264 :ぺいぺい[ぺいぺい]:2001/11/15(Thu) 23:53
- 環境問題とは、資本主義の必然的な宿命である!
なんてどっかの予備校で習ったような・・・今にして
思えば、SMCとMCの乖離という外部性のことなん
ですよね。 凄まじい左翼教師に当たったもんだ・・・ - 265 :名無し向く侍:2001/11/15(Thu) 23:55
- 「地球環境を守れ」なU大先生にとってL大先生の経済成長論はにくいのでした(w
- 266 :ぺいぺい[ぺいぺい]:2001/11/15(Thu) 23:57
- ピグー効果の信者は多いですね。 でも、あれは短期でのことで、
長期のことじゃない。 まぁ、ISLMで考えても、流動性の
罠のケースなら、M/PのPが減って、LMが右にシフトしても
何にも起きないのだけど。 - 267 :名無し向く侍:2001/11/16(Fri) 20:07
- >>263
失業率5%とすると、就業率95%。失業の可能性はあるけれ
どもまだ失業していないので、「デフレは今日までのところ
ワタシの味方です」が95%、「デフレ(不況)のせいで失業、
借金はデフレでどんどん膨らむ、どうしてくれるんだ」が5%。
もちろん95%のひとの「お得感」って微々たるものであるに
対して、5%のひとは「大問題」なわけですが、頭数ベースで
は大多数が「ま、いんじゃない」と思ってる状況、と認識して
「デフレは庶民の味方」。これ、間違い? - 268 :名無し向く侍:2001/11/16(Fri) 20:33
- >>267
>失業率5%とすると、就業率95%。
こーゆーふうに考えるのを心理学ではフレーミングっていうんだけど、
就業率は95%だとアナウンスした方が聞いている方には良く聞こえるって
のは、たぶん間違いない。
>「デフレは庶民の味方」。これ、間違い?
デフレでもインフレでも、庶民は、というか普通の人は
自分の生活が脅かされない限りなんでもいいんじゃないのかな。
だから、
>大多数が「ま、いんじゃない」と思ってる状況
ってのは間違ってないのでは?
やばいやばいって10年以上言いつづけて、それで食っている人に
なんか言われそうだけどさ、基本、何にもしないのが正しいような気がする。
こんなこと書くと、そのうちほんとに崩壊して、バカなお前らが泣きを見るんだとか
言われそうだけどさ、泣きをみるやつは、バブルん時でも、高値で家買って泣き見る
わけだし、景気が良かろうが悪かろうが泣き見る奴は泣きを見るんだから、基本、
自分がよければいいじゃんとか思ってりゃいいんではないの?
ここで、庶民を救う方策をろんじてる賢いひとも、もう片方で逃げる算段はしてんでしょ?
だめ? - 269 :名無し向く侍:2001/11/16(Fri) 20:34
- >>267
だって残業手当無くなったし、冬のボーナスもどうなることやら・・・あなたのいう95%は、公務員とかの話で、実際は10%位しかいないでしょう? - 270 :名無し向く侍:2001/11/16(Fri) 21:03
- >>269
失業していない限り、95%の方なのでは? - 271 :267:2001/11/16(Fri) 21:16
- >>269
確かに95%の人にも残業、ボーナスのマイナスはありますね。
失念してました。ただしこれもフレーミングの問題はあります。
実際10%の人は、この場合残業、ボーナス等のマイナスがまっ
たくあるいはほとんどなく、デフレのプラス面だけをエンジョ
イしちゃってる人。
数字えらくいい加減ですけど、そのどちらでもない85パーセント
の人たちがどう考えてるのか。「残業もボーナスも減ったけど、
物価も低めだし、ま、いっか」なのか「物価は低くなってそれ
はいいけど、残業もボーナスもやばい、たまらん」なのか。
*************************
公務員そのものの人数は人口比0.4%くらいのようです。
http://www.stat.go.jp/data/nenkan/22.htm - 272 :R:2001/11/16(Fri) 21:28
- MSNのWebアンケートでデフレ、物価が下げるのは良い?ってので
ほとんどが、好ましいとしていた。
まだまだ危機的な状況ではないのだろうか。。 - 273 :名無し向く侍:2001/11/16(Fri) 21:37
- >>272
危機危機っていっていると、なにか得があるの?
それとも、ケインズみたいに危機からみんなを救えるの?
あなたが危機を認識するのは勝手だし、それを口外することも
自由だけど、そのインセンティブを知りたい。 - 274 :ドラエモン:2001/11/16(Fri) 23:09
- >>273
ケインズは救えなかったよ。ルーズベルトも言うこと聞いてくれなかったしね。まあ、荒野で
叫ぶ預言者のようなもんだな。で、あなたは、「危機」を叫んでる人に何が言いたいの?
マスターベーションだから無駄だとか?あるいは、「危機」を売り物に金儲けするなとか? - 275 :御注進 from 2ch:2001/11/16(Fri) 23:32
- 小泉純一郎首相が失業問題の悪化に触れ、14日の国会答弁で「戦時中と
比べれば天国だ。アフガニスタンの状況と比べれば天国でしょう」述べたそうである。(毎日・憂楽帳) - 276 :名無し向く侍:2001/11/16(Fri) 23:44
- ケインズは大恐慌を救えませんでしたが、70年代まで人類を救いました
それを駄目にしたのは均衡論に学んだ英才達です - 277 :R:2001/11/17(Sat) 00:07
- >>273
とりあえず、一般には、危機感がまだそれほど
無いのだろうか?って事を思っただけで
それほど深い意味はないですよ。
インセンティブなんて考えてません。 - 278 :名無し向く侍:2001/11/17(Sat) 02:43
- >>274
そっかあ、ケインズもダメだったわけね。教えてくれてありがとう。
>マスターベーションだから無駄だとか?あるいは、「危機」を売り物に金儲けするなとか?
マスターベーションは生殖行為という観点からは無意味だけど、気持ちイイから無駄では
ないんでない?危機を言ってれば金儲かるならいいんではない?十分、やるインセンティブ
あるじゃん。
>あなたは、「危機」を叫んでる人に何が言いたいの?
何も言いたくないよ、言いたいんだろうなあって思っているだけ。いちおう、その動機を
聞きたいだけ。何かクレームがなかったら、発言したらいけないの?
とりあえず、強いて言えば、理由は、動機の無い行動ってのは怖いからかな。
>>277
そかあ、性格なのかな?ネガティブに物事考えていると疲れない?
それとも、その危機から逃げ切れる自信あり?だから、ネガティブなわけでもないとか。
それか、
>それほど深い意味はないですよ。
>インセンティブなんて考えてません。
って切りかえしたいインセンティブがあるんだろうね。隠すのはプライド?頭のよさかな?
ちなみに、深い意味とインセンティブはなんの関係もないと思うけど。
お返事どうも。 - 279 :ドラエモン:2001/11/17(Sat) 14:25
- >>278
動機ねえ。自分一人なら、どうにでもなるという根拠無き自信はあるけど(w)、子どももいる
し、年食った親もいるしね。経済が、本格的な危機に突入すれば、そう言う人を守るのは大変な
難事になるからな。まして、友人や知人まで対象を広げれば、不幸になって欲しくない人が不幸
になるのを見過ごしにすることはできないということだけどね。だからって、遠くケインズには
及ばぬ我が身が、本当にそういう人を助ける事が出来るとは思えないけど、ボヤッとしながら、
自分の資産運用のことばっかり考えているのは「趣味」じゃないといことだな。まあ、あんたか
らみれば、アメリカ軍に手向かうタリバンみたいなもんだろうが人は自分の分のパンのみに生き
るだけとは限らないからな。 - 280 :名無し向く侍:2001/11/17(Sat) 14:33
- sarasiage
- 281 :2ちゃんの相場師:2001/11/18(Sun) 02:46
- 勉強しようと思ったのに,なんか話があっちにいっちゃってるみたい。
- 282 :名無し向く侍:2001/11/18(Sun) 19:52
- つまり
>自分一人なら、どうにでもなるという根拠無き自信はあるけど(w)、
と
>そう言う人を守るのは大変な
>難事になるからな。まして、友人や知人まで対象を広げれば、不幸になって欲しくない人が不
>幸になるのを見過ごしにすることはできないということだけどね。
のトレードオフがインセンティブを決定しているわけだね。マイナスにどこまで頑張るかは人
それぞれだけどさ。
>人は自分の分のパンのみに生きるだけとは限らないからな。
パンの定義がよくわからないけど、パンではなくてパイで生きているのは事実だね。
趣味とかタリバンとかあんまり関係ないと思うよ。エコノミストなら、
トレードオフでインセンティブが決まることくらい認めるべきだと思うけどなあ。
ISLMとかだってけっきょくトレードオフだし。あなたの危機の対する発言の
インセンティブも、うえのトレードオフ構造できまっているんでしょ?ちがうのかな?
なんで、それを趣味とかタリバンとか、そういう風にもっていきたがるのかよくわからない
んだな、結局。(あなたに何を言いたかったのか、自分でいま気づいた、対話編みたいだ)
>>281
勉強にならない?当然知っていると思うけど、
経済学の基本だよ、トレードオフで決まるってのは。
ところで晒し上げって書いている人は何が不満なの? - 283 :2ちゃんの相場師:2001/11/18(Sun) 21:26
- >>282
いちおうインフレ供給曲線のシフトなんてとこぐらいまでは
がっこで教えてました。
ぷんぷん。 - 284 :ドラエモン:2001/11/18(Sun) 21:50
- >>282氏
インフレターゲットと関係ない一般論だから、
http://www22.big.or.jp/~15ch/readres.cgi?bo=economy&vi=0403&rm=50
で議論しましょう。
>>282
相場師さん、関係ない話題は移行しますのでお怒りにならないで(w - 285 :名無し向く侍:2001/11/18(Sun) 21:50
- >>283
若干帝国主義だけど、マクロの経済現象だけが経済学の対象ではないよ。 - 286 :ドラエモン:2001/11/18(Sun) 22:26
- >>282
援軍がどうしたとか言う言い方が、嫌味すぎるね。それなら、他人の迷惑は申し訳ないが、ここ
でsage進行で行こうじゃないか。で、「自分はどうにでもなるという自信」と「他人の不幸を見
過ごしにはできない」という二つが、なぜトレードオフなのかご教示願いたい。僕には、この2
者のあいだに、一方が引っ込むと他方が出っ張る関係を見いだせないけどね。 - 287 :名無し向く侍:2001/11/18(Sun) 22:36
- 自分で誘導して、終了して、もとスレに勝手に戻って文句言うのも、私には不快ですけど。
援軍云々の言葉尻でむかっときたなら、素直に謝っておきます。失礼しました。 - 288 :ドラエモン:2001/11/18(Sun) 22:49
- >>287
私、>終了<と書いてからは、あっちには書いてません。あなたも、無視すればよろしい。
自分で誘導して云々と言うが、ここでの議論は本旨と違うから移動しただけだが、君には不快
だったようだ。しかし、君の論点は明らかにインフレターゲット云々とは関係ないのだから、
本来は君が余所にスレ立てるべきだったと思うがね。それを僕が立てて、あげくに援軍呼んでく
るのかとか難癖付けられ、さらに不快だと言われちゃ、立つ瀬無いな。 - 289 :名無し向く侍:2001/11/18(Sun) 23:16
- >>288
難癖というか、あなたは横からレスしてきたんですよ。
しかもR氏は無視を決め込んでいるから途中で一瞬の脱線で済んだ問題をでかくしたのは
あなたですよ。これこそ難癖で立つ瀬が無いな。
ところで、向こうでは
面白いと思うから、レスしているだけなので、あなたに指示されるいわれも無い。 - 290 :ドラエモン:2001/11/18(Sun) 23:27
- 向こうでなにしようと、ご自由です。固定にしてないのであなたかどうかわからんが、こっち
はほっといて良いのかという書き込みがあったから、「無視すれば宜しい」と言っただけ。
で、「自分はどうにでもなるという自信」と「他人の不幸を見過ごしにはできない」という二つ
が、なぜトレードオフなのかご教示願いたい。 - 291 :名無し向く侍:2001/11/18(Sun) 23:40
- これもスレチガイだと思うのですが、そういうことはどうでもいいんですね。
どうもルールはあなたにあるようですね。
自分がやっていけるというのは、ご自分のパンを確保できるという意味ではないのですか?
他人の不幸を見過ごせないってのは、あなたのパンを分け与えることではないのですか?
いまは、あなたがさかんに主張するように危機的状況なんですよね?
成長しないから危機だといっているのではないのですか?
成長しないとき、自分のパンを確保すれば、相手のパンは減るでしょう。
パイが拡大してれば両立するでしょうけど、パイが固定されていればトレードオフでは?
あなたがその相手と1つのいすを目指せば、あなたの幸福は他人の不幸なのでは?
そういう簡単な意味ですけど。 - 292 :ドラエモン:2001/11/18(Sun) 23:53
- >>291
>これもスレチガイだと思うのですが、そういうことはどうでもいいんですね。
>どうもルールはあなたにあるようですね。
別にルールが僕にあるなんて言ってませんよ。そもそも嫌ならレス付けなきゃ良いだけでしょう。
>成長しないとき、自分のパンを確保すれば、相手のパンは減るでしょう。
社会全体のパン消費量が生産で制約されている状況を考えてるわけですな。僕みたいな時代遅れ
ケインジアンは、発想が180度逆だから話が噛み合う分けないね。生産可能性曲線の内側にい
ると思ってますので、トレードオフありません。 - 293 :ドラエモン:2001/11/18(Sun) 23:54
- スマソ。sage忘れ。
- 294 :2ちゃんの相場師:2001/11/19(Mon) 15:37
- 資産価格が減少して,俺のポトフォリオ危機だぞ。
- 295 :2ちゃんの相場師:2001/11/19(Mon) 15:39
- あと,コテハンで意見を述べてください。
- 296 :名無し向く侍:2001/11/20(Tue) 13:10
- ↑ This is Adolf Hitler! ・・・or Chairman Mao?
- 297 :名無し向く侍:2001/11/22(Thu) 14:59
- まあそう茶化すな。ここに溜まっている人々のほとんどは子供ではない。つまり何らかの
形で自分の野望を遂げられず、社会的に不遇であるという意識が強いのだから。
たまには誰かに命令してみたくもなるさ。
ついでに。
政府に容れられぬ策を賢ぶって声高に叫ぶのも一興、それをマターリ観察するのも一興。
苺経済板の醍醐味はそこにある。 - 298 :名無し向く侍:2001/11/22(Thu) 16:17
- ふあぁ~
- 299 :298:2001/11/22(Thu) 16:28
- あくびが出そ。
- 300 :名無し向く侍:2001/11/22(Thu) 16:34
- (・∀・)つ ∴ ニクコップント、タンソキンノブレンド、クエ!
- 301 :名無し向く侍:2001/11/22(Thu) 16:42
- >>297 そうだよ、役に立つ経済知識というのは、こんな机上の空論ではない。大体、現実社会に出たこともないヒキコモリやら、年中ガキの相手している学校の教師に世の中の真実が分かってたまるかよ。竹下景子のやってる国債のコマーシャル見たか?もう日本政府は悪徳先物業者や豊田商事みたいなもんだ。破綻の尻拭いを国民におっかぶせようとしてるんだよ。
いまや、日本政府が破綻するのは周知の事実。字の読めない耄碌爺さん達しか国債なんか買うはずがない。特攻隊じゃないんだからお国と心中する必要はない。ありったけの資産をかき集めて、ドルに代えなさい。金がないなら、借金すればいい。どうせ貸した銀行は破綻するんだし、ハイパーインフレがきて、賃金1000000倍、物価は100000000倍とかになる。借金なんか棒引きと同じだ。ドルが心配ならユーロでも、スイスフランでもいいよ。そんな金はないし、借金も出来ないなら・・・、乾パンとか携帯食料それからテント、固形燃料なんかを買い集めるのも良い。ハイパーインフレと財政破綻で警察機構は消滅するし、暴動は日常茶飯事になる。生き残るためにはすぐに行動にでなけりゃ間に合わないぞ。そうそう、石油輸入できなくなるから電気も止まるので、PCなんか役には立たなくなる。乾パンと代えた方が良いぞ。すぐに中古屋に売ってしまえ。 - 302 :名無し向く侍:2001/11/22(Thu) 16:49
- (・∀・)つ 旦~ マァ、チャデモノメ!
- 303 :名無し向く侍:2001/11/22(Thu) 16:57
- よーし、パパ、ゴールド買っちゃうぞ、なんて言ってるの。
もう見てらんない。(以下略) - 304 :名無し向く侍:2001/11/22(Thu) 17:36
- >>301
国債買った爺さんたちが償還期がきても換金しないで死蔵or再投資
しつづけてくれれば国債は暴落しないよ(w - 305 :名無し向く侍:2001/11/22(Thu) 17:46
- >>301
はコピペ - 306 :名無し向く侍:2001/11/22(Thu) 17:49
- http://www.t3.rim.or.jp/~s-muraka/bkantei02/kantei30.html
やっぱ日本再生には、これしかないでしょ!
これには、かなりワラタよ(w - 307 :名無し向く侍:2001/11/22(Thu) 18:30
- > 306
・・・免罪符 - 308 :名無し向く侍:2001/11/22(Thu) 18:36
- >>307
交通規則の違反金なんて、まさにそれだよなぁ。 - 309 :ドラエモン:2001/12/02(Sun) 20:32
- 2ちゃんねる研究というサイトにあった「2ちゃんねるを起点とした内部告発の不毛性」
と言う文章が、>>297の発言と関連していて興味深い。
たとえば具体例として光通信に関する内部告発とか考えてみますが。
かつて光通信が大手マスコミから賞賛されていたような時期があり、今から見れば悪い冗談でしかないようなものなのですが、そういう時期に2ちゃんねるが何を出来たのかと・・・。
仮にその当時、2ちゃんねるに「実は光通信は・・・」という話が書き込まれたとしても、それは何ら裏のとれない噂話のレベルです。
仮に真実でも、普通に見ればウソ話と同等なわけです。
そう考えると、「2ちゃんねるを通した内部告発」というのは極めて不毛で、胡散臭い話をある種のネタとして楽しむというレベルのものでしかない。
つまり、「光通信の実体」を大手マスコミの賞賛報道に対抗して社会的に暴くようなシステムではないわけです。
このあたりが完全に匿名な内部告発の致命的な欠陥であって、誰も裏をとらない(あるいはとれない)なら、それはまともな告発として成立しないということです。
まあ、仮に成立させるなら、2ちゃんねるとして裏をとり、「日本経済新聞に賞賛されているが、実は光通信の実体は・・・」みたいなことを、内容に責任を負って言うしかない。
もちろん内容に責任を負うとは大変なことなわけで、それをやるべきだとは言えない。
だがこのような問題を考えた場合、何らかの事実関係の証明や立証が必要な場合には、 ”名無しさん”は極めて無力であるということです。 - 310 :ドラエモン:2001/12/02(Sun) 20:36
- <<続き>>
つまり、匿名掲示板は「裏を取らないと真実であるか否か断言できない問題には無力」なわけです。逆に言えば、掲示板上だけでロジックでケリの付く議論は匿名掲示板でも有力だと言うことになる。経済学という学問自体、実証が困難な命題を巡って議論を繰り返してきただけに、こういう意味では方法論的にかなりイケてる。その意味では、>>297氏が言うほどナンセンスではない可能性があるわけです。 - 311 :のびた:2001/12/15(Sat) 15:41
- 伊藤隆敏『インフレ・ターゲティング』という本が出てました。
こんな薄い本で話は尽きてるんでしょうか。
書かれていない見落としてる点とかあるんでしょうか? - 312 :ららら:2001/12/15(Sat) 17:32
- まだ読んでないのですが、薄い薄くないは別に問題じゃないでしょう。
厚いマニュアルみたいのじゃなきゃ満足できないというのなら
それはのびたさんの問題だと思いますよ。
それよりも読んだ感想や、具体的な疑問点を
書いたほうが生産的です。 - 313 :のびた:2001/12/17(Mon) 01:34
- 838円だから買ってみてもいいんだけど。
立ち読みなもんで、評判を聞いてみました。すんません。 - 314 :すりらんか:2001/12/17(Mon) 10:51
- >>313
特に新しい話は出てこないけど,まぁ買ってもいいんではという感じです.
なんというかパンフレット的な本です.おきまりの反論への再反論もしっか
り行われています. - 315 :新天地名無しさん:2001/12/20(Thu) 16:47
- 便乗質問で申し訳ないのですけど、
岩田規久男『デフレの経済学』
はどうなのでしょうか?
評判がいいようなら買ってみようと思うのですが。 - 316 :磐田菊夫:2001/12/22(Sat) 00:19
- >>315
伊藤隆敏読んだら、次はこれが必読でしょう(w
間違っても、円の支配者読んじゃ駄目だよ!! - 317 :新天地名無しさん:2001/12/22(Sat) 00:32
- >>316
陰謀説以外は円の支配者ってどこがわるいの?
クレジットの話はふつうだったけど。 - 318 :ここ見てちょうだい:2001/12/22(Sat) 01:43
- http://www.ichigobbs.net/cgi-bin/readres.cgi?bo=economy&vi=0299
- 319 :新天地名無しさん:2001/12/23(Sun) 01:35
- で?
- 320 :ドラエモン:2001/12/23(Sun) 01:48
- >>319
陰謀説は基本的にデムパだし、分析的な売り物である流動性指数なる物も景気の先行指数だった
のは特定の期間(バブル前後)だけ。その背景になる理論もない。しかも、日銀が直接に土地や
商品を買えというのは、滅茶苦茶。君の湯沢のリゾートマンション(入居者無し)を日銀に買わすのが正しいなら、僕の中古のPCも買って欲しいよ(藁 - 321 :新天地名無しさん:2001/12/23(Sun) 18:59
- ドラエモンさんは腹が立ったら、腹立ち紛れにパソコンを床に落としてこわしてしまえる
ほど給料を貰っているのではないのですか?以前そんな書き込みをみたものですから。 - 322 :ドラエモン:2001/12/24(Mon) 01:08
- >>321
あれ、なんか昔そんなことを書いた鴨?でも、ここで言ってるのは、金融政策が民間に対して
差別的に作用するのは怪しからんと言ってるだけです。国債の買い切り増額なら、国債の金利
(価格)を動かして、あとは民間が決めることで作用が波及していく。だけど、特定の民間資産
を買う場合、その人に差別的に有利。議会で議員が決めるならともかく、独立専門機関の中銀に
は、そういうことする権限はない。例外は金融システム危機の場合の特融くらいね。 - 323 :新天地名無しさん:2001/12/24(Mon) 01:10
- >例外は金融システム危機の場合の特融くらいね。
今年実質3回やったって聞いたんですけど本当ですか?
(さっきまでの飲み屋の会話ですけど) - 324 :ドラエモン:2001/12/24(Mon) 01:24
- まさか。特融自体は簡単にはできないでしょう。今の日銀法でどうなってるか知らないけど、
昔は大蔵大臣の要請かなんか必要だったんじゃない?今年有ったのは、恐らく、ロンバート貸し
のことじゃないだろうか?良くわからんけど??? - 325 :新天地名無しさん:2001/12/24(Mon) 01:52
- ちなみに、どの銀行の過剰準備が多いかって分かるの?
- 326 :2ちゃんの相場師:2001/12/24(Mon) 02:03
- >>323
君は田中角栄か? - 327 :新天地名無しさん:2001/12/24(Mon) 02:06
- >>326
君は田中真紀子か? - 328 :新天地名無しさん:2001/12/24(Mon) 10:56
- >>327
君は田中直己か? - 329 :新天地名無しさん:2001/12/24(Mon) 11:22
- >>328
ウマイ - 330 :2ちゃんねらー:2002/05/02(Thu) 03:49
- 乱入してすみません。
こちらはなかなかレベルの高い議論をなさっているようで。
2chとは大違いです。
ところで今回はお願いがあって参ったのですが、
どなたか、日本の金利弾力性の数値データをお持ちの方、
教えていただけないでしょうか?
突然で申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。m(__)m - 331 :2ちゃんねらー:2002/05/02(Thu) 03:54
- 金利弾力性と書きましたが、正確には長期金利の弾性値でした。
とくに日米それぞれあればありがたいのですが。
再度よろしくお願いします。m(_ _)m - 332 :名無四月馬鹿:2002/05/02(Thu) 11:58
- 何に対する利子率弾力性?
それとも
利子率の何かに対する弾力性? - 333 :333get!:2002/05/02(Thu) 19:37
- 大当たり!!!\(^O^)/
- 334 :どんたく名無しさん:2002/05/04(Sat) 21:39
- >利子率弾力性?
尻の弾力性か・・・。
う~ん( ̄~ ̄;)実際に触ってみんことにはわからんの~~~。 - 335 :2ちゃんねらー:2002/05/08(Wed) 00:32
- 失礼しました。
GDPに対する利子(長期金利)弾力性(実質GDPを1%上昇させる長期金利の低下幅)です。
アメリカのデータ(GNP???に対する10年国債金利の弾力性)はクルーグマンの論文中にあるのですが、
日本のはどこにも見つかりません。
再々度どうぞよろしくお願いします。m(_ _)m - 336 :ドラエモン:2002/05/08(Wed) 01:10
- >>335
それ、依然として言い方変だよ(笑
「GDPに対する利子弾力性」ではなく「GDPの利子弾力性」か「利子に対するGDPの弾力性」だ。
データ探してみるね。 - 337 :2ちゃんねらー:2002/05/08(Wed) 01:14
- >>336
すんません。
元来は工学なもので、経済用語ではついボロが出ます。
それはともかく、よろしくお願いします。 - 338 :招き猫:2002/05/08(Wed) 01:25
- デフレの社会的コストとは何か、インフレの社会的コストとは何か、
またそれぞれがヘッジできるものなのか教えてください。 - 339 :すりらんか:2002/05/08(Wed) 12:32
- (フローの)インフレの社会的コストは資産家から無産階級への所得再分配.
貨幣錯覚に基づく過剰労働供給(間違って働きすぎる)など.
ミクロレベルで合理的なヘッジ(現物つなぎ,資産のドル化)はマクロでは
むしろインフレ強化的. - 340 :招き猫(ノラ):2002/05/08(Wed) 12:57
- >>339
デフレの社会的コストはなんでしょう?
>ミクロレベルで合理的なヘッジ(現物つなぎ,資産のドル化)はマクロではむしろインフレ強化的.
つうのは、個人がインフレをヘッジするため、株・土地というような資産へ移動したり、外貨へ
移行したりする動きのことですよね?
スティグリッツを読んでると、「インフレのマイナス効果はどの程度であるのか、意見が分かれている。近年のアメリカが経験してきた穏やかなインフレ率では、有意な悪影響があるという証拠はほとんど無い。」
日銀や他の日本の経済学者の見解はどうですか? - 341 :ドラエモン:2002/05/08(Wed) 13:51
- >>340 招き猫殿
以前は、3%前後のインフレに害があるだなんていう経済学者は日本にも居なかったので
すが、最近はそうでもないですね。大体、デフレと不況で名目賃金があがらなくなると、
なおの事インフレでの実質賃金低下に敏感になる人が増えるようです。その結果として
益々デフレ不況がきつくなるのにね(笑 - 342 :どんたく名無しさん:2002/05/08(Wed) 18:39
- >>341
いえいえ、ドラエモンさん、私が学部生のころの教科書には
3%前後のインフレを「クリーピング(忍び寄る?)・インフレーション」と呼び、
これが何かの弾みで「ギャロッピング・インフレーション」や
「ハイパー・インフレーション」に発展しかねないから注意されたし
なんて書いていました。著者は、日銀マンではなく、たしか大学の先生でしたよ。
いまの感覚からいうと、クリーピング…は5-7%ぐらいですかね。 - 343 :dell:2002/05/08(Wed) 19:08
- >>341
経済理論もデフレスパイラルを起こすのですね。(笑)
いや、最近つくづくそう思います。 - 344 :R:2002/05/08(Wed) 20:39
- インフレターゲット問題の議論深めること必要=経済財政担当相
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020508-00000347-reu-bus_all
竹中さん本音では、インフレターゲット支持なんだろな。 - 345 :招き猫(ノラ):2002/05/08(Wed) 21:28
- 今の日本の状況で、インフレターゲットを否定したら、マクロ経済学者としてちょっとでしょ?
- 346 :どんたく名無しさん:2002/05/08(Wed) 22:23
- リチャード・クー、植草一秀、小宮龍太郎などなど、インフレターゲティングに否定的な
学者はたくさんいるでしょ?みんなトンデモ? - 347 :どんたく名無しさん:2002/05/08(Wed) 22:27
- あと、池尾和人、伊東光晴とか。彼らは確か構造改革支持派。
- 348 :すりらんか:2002/05/08(Wed) 22:30
- >>346,347
小宮御大を除けば近経の学者かどうか自体疑問符な人ばかりです - 349 :ドラエモン:2002/05/09(Thu) 00:29
- >>すりらんか殿
貴殿ですら、2年前には否定的であったではないか。拙者も98年には、クルッグマン読んで
頭に血が上った。こいつ、日本のこと何も知らずにオモチャみたいなモデルの実験する気か、
ゴラァ!!ってなもんです。これって、現在、日銀の連中の言ってるのと同じ台詞なのが、
我ながら笑う。
しかし、99年2000年の景気拡大期の異常な脆弱性を眺めながら考えてるうちに、結局は
クルッグマンは口は悪いし気に入らない秀才だが、本当のことを言ってると確信したのだよ。
自信を持って言いますが、近経学者の80%は、反インフレ派だと思うよ。日本ではね。 - 350 :dell:2002/05/09(Thu) 00:41
- >>349
えーーーーっ、そうだったんですか!
知らなかった。
「近経学者の80%は」のほうじゃなくて、「98年にクルッグマン読んで頭に血が上った」ほうの話ね。 - 351 :2ちゃんねらー:2002/05/09(Thu) 00:43
- だけどクルおじさんは私の探してる数値をちゃんと調査しなければならないと言っておりまふ
だからおじさんの言う4パーのインフレ率は真に受けるなとも言っておりまふ - 352 :招き猫(ノラ):2002/05/09(Thu) 00:46
- 野口悠紀夫を忘れておられ増すぞ。
ひどい。あれを全面に打ち出している朝日新聞なんとか、ならんかな? - 353 :招き猫(ノラ):2002/05/09(Thu) 00:47
- >>346
おれ、証券会社から植草のレポート貰ったけど、間違いいくつもみつけたぞ。
おい、野村証券大丈夫か? - 354 :Thumb:2002/05/09(Thu) 01:41
- >>349
>99年2000年の景気拡大期の異常な脆弱性を眺めながら考えてるうちに、
もう少し、転向(?)のプロセスを詳細に教えてください。
消去法という面もあるのですかね? - 355 :すりらんか:2002/05/09(Thu) 01:53
- >貴殿ですら、2年前には否定的であったではないか
のど元過ぎれば熱さ忘れる…….ただ,説得的な理屈と実証的(形式的
実証とは言い難くても)裏付けがあったから説得されたわけです.それ
に対して「声に出しての反ターゲット派」からは説得的どころか整合的
な反論すらきかない(強いていえば一部のハイパーインフレ論は整合的
ではある).小宮先生の無害無益説は2年前の僕の持論ですね.ここま
でならまぁそういう考え方があるのは十分分かるだけど……最近の小宮
御大のはどうもねぇ.
>近経学者の80%は
反対派かなぁ.インフレターゲットが何か自体を知らない人が少なく
ないのでそれは除いて,残りでは2割が賛成として,無害無益説&コ
ミットしたくないので様子見が2割くらい,現実経済に興味がないが
多数派,賛成派と同じくらいの反対派という感じではないでしょうか. - 356 :すりらんか:2002/05/09(Thu) 02:03
- 確かに,周りと話した感想でで賛成はより賛成「でない」派が
多いのは感じます.で,中間派は「どちらかというと新しいこ
とに賛成する気はない」という感じで消極反対と考えるとまぁ
反対は多数か…….
ただ声が大きい反対はにはあまりに無茶な話が多すぎる.一生
懸命反対派を減らしてくれる(ただし非経済学者に反対派を増
やすことには成功している?)という点がおもしろいです. - 357 :どんたく名無しさん:2002/05/09(Thu) 02:11
- 賛成でも反対でもないのが9割かと。。。
金融政策に興味がない人が8割くらいで。 - 358 :プロボーラー:2002/05/09(Thu) 03:47
- だけど、クルーグマン論文にしても誰のにしても「インフレターゲット」は期待物価上昇率の外生化というだけのことであって、本質的にモデルを動かしているのは、1)長期的な制約条件(貨幣の中立性命題ね)、2)外生化された期待物価上昇率に見合うマネーサプライの内生化、3)パーマネント・ショック、っていう三つの条件じゃないですかね。
そうだとすれば、ターゲットあっても、2)と3)を担保しなければだめなんですね。2)なんかは、技術的にどうしますかね。あと、為替ターゲットってのも「アリ」でしょうけどね。 - 359 :どんたく名無しさん:2002/05/09(Thu) 07:45
- >>358
>クルーグマン論文にしても誰のにしても「インフレターゲット」は期待物価上昇率の外生化というだけ
強烈な皮肉ですね。
モデルとしては無理がある、ってことですよね。
賛成派と反対派の数を比べても仕方ないけど、
(1)動学的非整合の問題を考慮してインフレターゲット反対でない派が多数
(2)この板で叫ばれてるケインジアン・ターゲット派(これは少数)
(3)積極反対派は、声はでかいが少数
ってとこではないのか?
(1)をどうカウントするかでだいぶ状況は変わる。
まあ、この人たちは、どうせそんな政策維持できない、って思ってるし、
どうしても答えなければならなくなれば、
「原理的にはともかく、今の日本では、どちらかといえば反対」ってコメントになることが多い。
これが、アメリカ人だと賛成派になる。このネタで、ドラエモン氏が出すルーカスはこの類。
こう見たときに、普段冷静な(だと思われる)すりらんか氏の
>>355
>説得的な理屈と実証的(形式的
>実証とは言い難くても)裏付けがあったから説得されたわけです.
といって、(2)に入っていくのは解せない。
(2)の人たちが、インフレ率をターゲットにしながら、インフレ率を内生化できないで、説得的な理屈を展開しているとは到底思えないのだが・・・ - 360 :↑:2002/05/09(Thu) 07:49
- もちろん
(2)この板で叫ばれてるケインジアン・ターゲット派(この板では圧倒的多数)
です。スマソ - 361 :すりらんか:2002/05/09(Thu) 10:56
- >賛成でも反対でもないのが9割かと。。。
>金融政策に興味がない人が8割くらいで。
うん.これはかなり正しい.まぁ,>>355は金融政策に興味があるな
かで,ということで.
>>359さん
私が,当初説得されはじめたきっかけは単純で「無害無益ならやって
もいいんだろ」「投資の利子率弾力性が非常に低いというのはそんな
に明らかではない」「下方硬直や金利下限制約があればいいこともあ
るのに積極反対の理由はない」といったものです.そんなこんなで考
えてるうちに「無害無益ならやっても言い訳だし」となってきて,自
分なりに考えてみてるうちにミイラになっとりました. - 362 :すりらんか:2002/05/09(Thu) 10:57
- >>359さん
私が,当初説得されはじめたきっかけは単純で「無害無益ならやって
もいいんだろ」「投資の利子率弾力性が非常に低いというのはそんな
に明らかではない」「下方硬直や金利下限制約があればいいこともあ
るのに積極反対の理由はない」といったものです.そんなこんなで考
えてるうちに「無害無益ならやっても言い訳だし」となってきて,自
分なりに考えてみてるうちにミイラになっとりました.
私なりにインフレ・ターゲットが必要だと考えている理由は,インフ
レ率(物価「水準」ではない)を外生的にコントロールすることは可
能---発生はベルナンケや野口の言及+抑制はターゲット国の成功.
これらのインフレのプロセスを民間経済主体が織り込まない理由が分
からない(Hamiltonの現先価格差を使った実証などを見ると分かりま
すが民間経済主体のインフレ予想は結構高精度).
さらに期待インフレ率は資産としての貨幣の(期待)収益率を決定す
る.価格調整に要する時間が厳密に0でない限り財市場の需給に左右
されてのインフレ率はトレンドを持つ.このようなトレンドの存在は
当然それへのフォロワーを産む.この行動は貨幣価値に対するバブル
的な需要状況を生む(デフレならその傾向が強化され貨幣が需要を飲
み込んでしまう).「貨幣価値のバブル(orフロー価格バブル?)」
を崩すのにマネー供給にとり強力な独占力を持つ中央銀行が「何も出
来ない」わけがない(90年代の資産バブルつぶしを見よ).
例えば,デフレ局面で貨幣の期待収益率を低めるとの宣言は少なくと
も「貨幣価値のバブル」としてのデフレ傾向部分はすぐに落とすこと
が可能だろう.これは財市場における需要状況も好転させる(貨幣か
ら貨幣以外への需要のシフト).
さらに,中央銀行が貨幣の収益性について裁量的な変動を誘導しない
との宣言は,今後の,方向はどうアレ,バブル的な価格変化を再来さ
せないという意味で大きな重要性を持っている.
といったところです. - 363 :ドラエモン:2002/05/09(Thu) 10:57
- また、今朝の日経でスティグリッツが「分かりもしないのに」日本はインフレターゲット
(しかも下限を重視した、あまり普通でないと彼のいう)導入しろといってますな。
なんか、この頃徒労感に襲われること多いです。これが、僕が見当違いの方向でジタバタ
した結果であるなら幸いなんだがねぇ。 - 364 :どんたく名無しさん:2002/05/09(Thu) 11:04
- 効果に懐疑的な人は多いだろうね。
無害無益ならやっても言い訳だし、やってみるべき
あとは、手段についての話が纏まらないわけだけど。 - 365 :ドラエモン:2002/05/09(Thu) 11:08
- >>364
手段って、長国買い切りだけでいいんじゃない。目標レンジ宣言して毎月5兆円でどうだ!
って、バナナのたたき売りじゃないってか(w - 366 :すりらんか:2002/05/09(Thu) 11:09
- スティグリッツの話の中で消費税減税が言及されてましたね.一般向けの
記事だからしょうがないですが,もう少し「消費税の一時減税が有効なの
は減税自身ではなく将来の増税が効くから」という点を言及しておかない
と,減税マンセーに飲み込まれちゃいそうな気がする. - 367 :歌舞音曲:2002/05/09(Thu) 11:37
- スティグリッツの記事自体は、アバウトなところもあるけど、インフレターゲット自体には好意的なように思えますが、どこがだめなんでしょ?
- 368 :プロボーラー:2002/05/09(Thu) 12:48
- 日経ないんですけど、「分りもしないのに」の意味とどこにかかるのかを教えてください。
- 369 :ドラエモン:2002/05/09(Thu) 13:00
- >プロボーラー氏
あれ、そりゃ誤解です(藁 >>363は単なる反対勢力に対する皮肉だよ。 - 370 :2ちゃんねらー:2002/05/09(Thu) 15:22
- 日本のGDPの利子弾力性のデータはまだでしょうか?
インフレターゲットが益か害かはここが一つ重要なところだというのがクルおじさんの主旨ですが。
クルおじさんの論文には色々な組織が調べたアメリカのGNP(GDPでなく)の利子弾力性のデータがありますが、
日本のGDPについてはだれも調査しないのでしょうか? - 371 :ドラエモン:2002/05/09(Thu) 15:54
- >>370
さすがに2ちゃんねらーだけあって、ずうずうしく無料奉仕を当然と思ってるやつだな(w
経済企画庁の短期経済モデル(平成10年版)というのの資料によれば、1%ポイントの
短期金利の引き上げは、3年後に長期金利を0.37%ポイント上昇させ、実質GDPを
0.63%減少させるんだそうだ。ただし、GDPデフレータは0.14%低下するそう
だ。つまり、実質長期金利を名目長期金利ーGDPデフレータ上昇率で定義すると、0.5%の実質金利上昇が0.63%の実質GDP減少を招くわけだ。
今後、名目長期金利が一定のままで、現在の1%デフレから4%インフレになれば、実質
金利は5%低下するので、GDPは6.3%増加することになるね。もし、政府が言って
るようにGDPギャップが5%くらいなら十分埋まるわけだ。
ただし、以上の議論は、企画庁のモデルを前提にしてる。つまり、合理的な期待形成とい
うクルッグマンのモデルとはぜんぜん関係ない古典的なケインズモデルの結論だから、無
意味であると言われても、俺はしらんよ(藁 - 372 :2ちゃんねらー:2002/05/10(Fri) 00:26
- どうもありがとうございます。m(_ _)m
アタクシも同じ企画庁時代の資料を覗いておりました。
が、企画庁を離れて、2000年~2001年のIMF等の資料を総合すると、
日本のGDPの利子弾力性はどうしてもメジアン2~3程度の結果となってしまうのでズ。
GDPギャップは4~5%ぐらいでどこの資料から試算しても大差ないようです。
つーと、クルおじさんならインフレ率15%15年間とか????
そこで青くなってさらに資料を探しております。 - 373 :ドラエモン:2002/05/10(Fri) 00:41
- GDPギャップは、IMFやOECDそして日本政府の推計に異議あり!!って随分前にも
書いてあるんだが、どこだったけな?
バーナンキ、クルッグマン、ドラエモン推計は大体15%位だよ。 - 374 :歌舞音曲:2002/05/10(Fri) 01:14
- >>373
その15%というあまりに膨大な数字に、日本の陥った状況を人様に説明するときに、ヒッヒッと思わず自虐的な笑みをもらしてしまいます。本当、たいへんなんですよね。このギャップを打ち消すの。 - 375 :招き猫@いちご初心者:2002/05/10(Fri) 21:21
- ドラエモン氏へ
いつも、ご指導ありがとうございます。<(_ _)>
>>373
の意味をもう少し理解したいのですが、「クルーグマンの恐慌の罠」に出てきますか?
また、出てくるとしたら、どの当たりを読めばよろしいですか? - 376 :くろき げん:2002/05/10(Fri) 23:39
- >>373 どこだったけな?
せっかく検索したので、
GDPギャップおよび潜在成長率の推測関係の過去ログのリストを投稿します:
http://www.ichigobbs.net/cgi-bin/readres.cgi?bo=economy&vi=0145
http://www.ichigobbs.net/cgi-bin/readres.cgi?bo=economy&vi=0315&rs=18&re=20
http://www.ichigobbs.net/cgi-bin/readres.cgi?bo=economy&vi=0319&rs=84&re=91
http://www.ichigobbs.net/cgi-bin/readres.cgi?bo=economy&vi=0383&rs=3&re=4
http://www.ichigobbs.net/cgi-bin/readres.cgi?bo=economy&vi=0425&rs=23&re=26
http://www.ichigobbs.net/cgi-bin/readres.cgi?bo=economy&vi=0424&rs=65&re=71
http://www.ichigobbs.net/cgi-bin/readres.cgi?bo=economy&vi=0424&rs=242&re=245
http://www.ichigobbs.net/cgi-bin/readres.cgi?bo=economy&vi=0342&rs=117&re=125
http://www.ichigobbs.net/cgi-bin/readres.cgi?bo=economy&vi=0424&rs=712&re=714
http://www.ichigobbs.net/cgi-bin/readres.cgi?bo=economy&vi=0126&rs=370&re=373
0145番に「経済成長を予想するために」というスレッドがあったんですね。 - 377 :2ちゃんねらー:2002/05/11(Sat) 22:53
- >>375
クルおじさんの論文は原文のみで日本語訳は読んだことがありません。
GDPギャップについてはIt's baaack...には話が出てきますが、15%ではありません。
そこではGDPギャップは例えば4~5%という話で、それをもとに
インフレ目標は例えば4%で15年間でどうだろうかという話になっています。
でもこの目標の数字はマジにしないでくれって言ってます。 - 378 :ドラエモン:2002/05/11(Sat) 23:09
- >>377
ポール・クルーグマン「復活だぁっ! 日本の不況と流動性トラップの逆襲」
(原著1998年、山形浩生訳2001年、 PDF、 TeX ソース) からの黒木玄氏の引用の引用
アメリカでは、産出ギャップはふつうは、自然失業率と、失業の変化と実質GDPの変化との関係を示したオークンの法則係数推定を組み合わせることで推定される。日本の計測
された失業率は、伝統的にアメリカの失業率よりずっと小さな動きしか見せなかったけ
れど、1981-91の期間には、実は驚くほどぴったりしたオークンの法則関係が成立している。この見かけの関係の傾きは、アメリカのものの3倍だ。失業率を1%下げるには、(経済)成長(率)が6%上がらなくてはならないということになる。もし停滞期以前の平均2.5%という失業率を、自然失業率の推定値として採用するなら、1997年の3.4%失業は、1997年の産出ギャップが5%以上あったということだ――そして潜在産出がたぶんいまも増大していて、実際の産出が停滞しているのだから、1998年末のギャップはたぶん10%にも達しているかもしれない。
で、括弧()内はドラエモン訂正です。現在失業率はざっと5.5%位。2.5%を完全雇用
失業率とみなすとギャップは3%。オーカン係数6だとすると18%ということになる。
あんまり細かいことは、この際どうでもいいが、政府は2001年現在5%のマクロ的
需給ギャップの存在を主張しているが、クルッグマンの方法、ドラエモンも同じだが、
によれば現時点で15%とか18%とかいうトンデモ(!)な数字が出てくるんだよ。 - 379 :Thumb:2002/05/12(Sun) 00:37
- >>378
経済白書などがやっている、
コブ=ダグラス生産関数の型に当てはめて、需給ギャップを推計するやり方は
まずいわけですか?
オークンの法則というか、失業率のアプローチの方が実態に即していると
いうことでしょうか。 - 380 :dell:2002/05/12(Sun) 00:40
- >>378
いや、全くトンデモではない、リーズナブルな数字だと思いますよ。(笑)
千数百兆円という資産デフレの規模から考えて十分考えられる数字だし、度重なる財政出動にもかかわらず日本経済が低迷から抜け出せなかった事とも整合的です。 - 381 :ドラエモン:2002/05/12(Sun) 01:03
- >>379
潜在成長率の推計方法に関しては、過去にぼけ老人とすりらんかによる非常に高度の議論が
展開されてますが、どこに行ったか又分からない(泣
結論は、経済白書は逝って良し!でした。 - 382 :くろき げん:2002/05/12(Sun) 01:07
- せっかくなので "It's baaack!" の山形訳から、 GDPギャップの推定に関する部分の抜粋を作成しておきました。
http://www.math.tohoku.ac.jp/~kuroki/Readings/kruggdpgap.html
インフレターゲティング導入の是非以前の問題として、今の日本で効果が大きいのは需要側の政策か供給側の政策かという問題があるので、日本の潜在成長率とGDPギャップがどの程度かという問題は基本的でかつ重要なポイントだと思います。
もしも潜在成長率が1%台でGDPギャップがほとんどなければサプライサイドの強化でもしながら耐えるしかないということになるかもしれませんが、もしも潜在成長率が3%程度でGDPギャップが巨大ならば「需要側の政策が、実に本気で重要だ」ということになる。
デフレが進行している。 1992年頃から失業率がほぼ単調に増加し続けている。 1995年度と1996年度と2000年(歴年)の実質GDP成長率はそれぞれ2.5%と3.4%と2.4%に達したが、それでも完全失業率は減少しなかった。構造要因は急に変化したりしない。これらの事実は、現在の日本が巨大なGDPギャップを抱えており、潜在成長率は3%程度だということを示唆している。どんぶり勘定なので正確でもないし絶対確実でもないですが、「供給側の政策しか選択肢しがない」という主張はまったく信用できないと思う。
P.S. 山形氏から "It's baaack!" の話を教えてもらったときには、私は「なんじゃこりゃ?!」と思いました。ここ1年ぐらいのあいだに考え方がものすごく変化した。普通の教科書を真面目に読んで色々数字を眺めてみることはものすごく大事。 - 383 :Thumb:2002/05/12(Sun) 01:11
- >>381
確かに潜在成長率の推計のやり方では、ばらつきが生じるような気がする・・・。
民間エコノミストの推計が同アプローチで政府のギャップと乖離していたような気もします。
恣意的な調整も可能な気もしますが。
高度な議論になるとよく分かりませんけど・・・。
で、失業率のアプローチなのですが、
後、失業率については日米でカウントの違いによる統計結果の違いがありますよね。
勿論、レイオフがない、職安へ申請した人だけをカウントする日本の方が米国より低くでる、
つまり実態としては日本の失業率はもっと高い・・・というわけですが、
そのあたりの調整はどうされているのですか?
米国流を当てはめて統計値を使うと(失業率5.5%)、
ドラエモンさんの推計もまだ保守的なものということになりますよね。 - 384 :ドラエモン:2002/05/12(Sun) 01:20
- >>383
そんなことないです(w
この方法のいいところは、失業率の変化と成長率の関係が安定なら、失業率を一定に保つ成長率
を求めることができるので、例えば失業率の数字が歪んでいても、歪み方が安定しているならば
問題はないからです。 - 385 :Thumb:2002/05/12(Sun) 01:24
- ああ、両者の変化率の関係か・・・。
シロウトの質問で失礼しました。 - 386 :くろき げん:2002/05/12(Sun) 01:27
- >>381 「どこに行ったか又分からない(泣」
これ↓かな?
http://www.ichigobbs.net/cgi-bin/readres.cgi?bo=economy&vi=0008 - 387 :ドラエモン:2002/05/12(Sun) 01:51
- 毎度、どうも。それです。
- 388 :ドラエモン:2002/05/12(Sun) 11:14
- >>385
正確には、失業率の変化幅を成長率と定数に回帰させる。これをゼロと置けば、どれだけ
成長すると失業率が一定になるかわかる。これで潜在成長率が求まる。もちろん、構造的
失業率がトレンドを持って上昇していれば、こうして推計された成長率は過大推計という
ことになる。この問題はまた別の機会に。
で、潜在成長率が決まったら、今度は完全雇用失業率を求める。クルッグマンみたに平均
を取るのも便法だろうし、あるいは潜在成長率を使って失業率とGDPの関係を非線形で
回帰させたり、まあ色々と方法はある。 - 389 :どんたく名無しさん:2002/05/15(Wed) 04:45
- インフレターゲットより優れた政策を議論するスレ
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1021305062/
314 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/05/15 04:39
彼ら(苺)はポジティブな面しか話さず、ネガティブ面を出そうとしない。
全てハッピーになるような言い方をしている
苺の皆さんネガティブな面を出してください。(w - 390 :どんたく名無しさん:2002/05/15(Wed) 05:31
- 同時に
>げんざいのところ適正な金利目標値をどう設定するかで(苺は)皆悩んでいる。
>ちゃんと計算を試みているだけ、ここ(2ch)の信者連中よりまだずっとマシなのが多い。
とも言ってます。苺と比べて2chはレベルが低いそうです - 391 :どんたく名無しさん:2002/05/15(Wed) 05:50
- >>390
まだマシだけど、やっぱ馬鹿ばっかなんだろな。(w - 392 :どんたく名無しさん:2002/05/15(Wed) 12:32
- >>389
インフレターゲット以外にどうやったら巨額のGDPギャップをうめるられるんだよ?
まさかミクロの産業構造改革でうめるとでも言いたいのか(w
中谷巌や野口が泣いて喜びそうなクソスレだな、おい(w - 393 :どんたく名無しさん:2002/05/15(Wed) 13:04
- ↑煽るなよ・・・。単なる罵倒は、建設的な議論の妨げになる。
- 394 :392:2002/05/15(Wed) 14:27
- >393ハァ?
上の3レスも煽りなんですけど… - 395 :どんだく名無しさん:2002/05/15(Wed) 14:48
- >>393
2chの方でも建設的議論を避けてただ煽るだけのターゲット妄信野郎がいたが、
煽ってるのはそいつだと思う。
ここでは中身について客観的に検証していきたいよね。 - 396 :どんたく名無しさん:2002/05/15(Wed) 21:06
- >>395
インフレ政策中で景気がいいとしたら現状維持賛成で構造改革なんかだれも賛成しない。
インフレ政策でも景気が回復しなければ中銀は信認を失い実利なし。
察するに、中銀が信認を失うということの怖さが分かっていないようだな。
人為的インフレはもっと無理な財政政策を採らない限り絶対に起こせない。
終わりなき財政の暴走。
本当に人為的でマイルドなインフレを起こしたければ1930年代の資本逃避防止法と
国民への国債購入運動は欠かせない。
しかしそんなこと出来るわけが無い。 - 397 :ドラエモン:2002/05/15(Wed) 21:18
- >>396 1930年代の資本逃避防止法?あんた、日銀イデオローグに煽られすぎ(笑
いわゆる資本逃避防止関係の法律はいくつかあるが、最終的にできたのが外為管理法。
で、いわゆる資本逃避防止に発動されたことはほとんどないよ。アホクサイ出鱈目を
受け売りで垂れ流すのはおやめ(w これに関しては、高橋亀吉の大正昭和財界変動史
をお読みなさい。
だいたい、そんなに大変なお話だったら、1995年にいたってあの小宮先生が高橋是清を
賞賛する論文をおかきになるはずもなし。こっちは参考文献まで出したんだ。反論がある
なら、根拠を示してからにしてね。 - 398 :ドラエモン:2002/05/15(Wed) 21:22
- >>396
>人為的インフレはもっと無理な財政政策を採らない限り絶対に起こせない。
だったら、市場から国債をどんどん買って財政危機をうやむやにできるね(笑 そんな
美味しい話はありゃしない。1930年代の日本もアメリカも、財政破綻もハイパー
インフレも起こってませんよ。だめになったのは、2.26事件以降とか、37年のアメリカの
金融引締め以降の話。 - 399 :どんたく名無しさん:2002/05/15(Wed) 21:28
- 結局、ただの金融緩和政策じゃないの?
まぎらわしいだけだから、「インフレターゲット」なんてつける必要なさそうだね。 - 400 :すりらんか:2002/05/15(Wed) 21:32
- ただの金融政策では効かない.ある意味日銀のデフレバイアスは
完全に市場に信頼されている.金融政策バイアス,期待の固定と
その追認を認めないためにフレームとしてのインフレターゲット
がある.
マネーのジャンプではそれがいかに大きくても効果はない.金融
政策への予想がマイルドインフレで安定してはじめて意味がある. - 401 :どんたく名無しさん:2002/05/15(Wed) 21:35
- >察するに、中銀が信認を失うということの怖さが分かっていないようだな。
既に日銀は半分インフレ政策とってますが「中銀の信認」とやらは失われてませんね。
もっとも金融緩和派エコノミスト達からは、とうの昔に信認などされてはいなかった
でしょうが。笑。
>人為的インフレはもっと無理な財政政策を採らない限り絶対に起こせない。
>終わりなき財政の暴走。
??? ちなみに80年代後半、とある国の中銀が無理な金融緩和を行ったために
すさまじい資産インフレが起こりました。そして今度は90年代の始めにその中銀
はとんでもない金融引き締めを行い、その後最悪の資産デフレを引き起こしました。
まさに中銀の暴走。
>本当に人為的でマイルドなインフレを起こしたければ1930年代の資本逃避防止法と
>国民への国債購入運動は欠かせない。
国債買い切りを増やすだけで十分ですね。 - 402 :どんたく名無しさん:2002/05/15(Wed) 21:38
- こうして苺でしたげられた反インフレ厨が、また2CHでクソスレをたてるのであった…
- 403 :どんたく名無しさん:2002/05/15(Wed) 21:47
- どうもKrugman流のリフレ政策でなければ「インフレターゲット」とは呼べないと考えている人がいるようだがそういった人はいったい「インフレターゲット」をどのように定義しているのか?非常に理解に苦しむ。
- 404 :すりらんか:2002/05/15(Wed) 21:58
- いい加減馬鹿馬鹿しいので,よくある反論への再批判をまとめ
ときましょう.
1:インフレ・ターゲットはインフレ抑制のためのみにある
第一,他国がやったことがないというのがどの程度説得的な議
論なのかは疑問だが…….それ以前に90年代にニュージーラン
ドでデフレからの回復に有効に作用した実績あり.
2:インフレは起こせない
インフレが起きないなら,バーナンキ・野口旭の「無限シニョ
リッジによる無税国家」が達成できると言うことになる.んな
わけないのでこれもだめ.
3:インフレ「期待」は起こせない
人々の期待は固定的でその帰結が(②の背理法により)予想で
きる(少なくとも予想できる人がいる)と思われる政策が期待
を変更させないなんていくらスーパーケインジアンの私でも
(藁)ついていけない.
4:円を国際機軸通貨にするために円高にしなければならない
もはや反論の気力もナシ.大東亜虚栄圏思想である. - 405 :すりらんか:2002/05/15(Wed) 21:58
- 以上のメジャーな反論はいずれもあっさり片が付くので,論理
的には反インフレターゲット派には
5:ハイパーインフレになる
以外には内的に整合的な反論はあり得ない.この主張は①と対
立しているのでおかしい気がするが,違う人が主張していると
いうケースもあるのでそれはさておき(①④同時主張の馬鹿も
いるが).ハイパーインフレの可能性のみに絞って議論しよう.
この主張の背景にあるのは,貨幣が用いられる均衡と貨幣が無
価値化するハイパーインフレ均衡(非貨幣均衡)の複数安定均
衡の一局にあることで貨幣価値が担保されているという議論だ
と思う(それ以外に理由が思いつかん).しかし,複数均衡論
の概念図を見ればすぐに分かると思うが,現在の安定均衡から
離れ(て不安定均衡を飛び越え)るときにはその前に金融緩和
のインフレ効果が急激に逓増する局面がある.つまりはインフ
レの発生である.この段階で手をゆるめる(というか目標を達
成しているんだし)のなら安定均衡へは自然回帰する.
しかし,複数均衡(による日銀の信用力問題)でハイパーイン
フレを語ること自体いかがなものかと思う.というのも歴史上
のハイパーインフレはいずれも中央銀行券の交換価値に疑問を
持たれる(からこそ安定的な貨幣無価値均衡が存在する)とい
うよりも資産としての貨幣の価値がバブル的に低下するという
現象ととらえられる.なぜなら,ワイマール共和国の逸話にも
あるように貨幣をみんな使い続けているのだから.バブル的な
価格形成において非常に高い独占力をもつ中央銀行がそのコン
トロールが出来ないというのは「我々はまともな仕事は出来ま
せん」といっているのも同じである.本当にそうなら今のうち
に白旗あげてください.何げに①の話題に戻るが,余所の中銀
はちゃんと出来てることなのだ. - 406 :ドラエモン:2002/05/15(Wed) 22:02
- >>403
原理的にはそんなに違わないでしょう?普通のインフレターゲットがインフレバイアスの
強い中銀が、民間を騙して後で裏切る「動学的非整合」を招く誘惑を打ち消す目的で導入
するわけだが、リフレターゲット(と呼べば満足かな>>403)も、デフレバイアスの強い
中銀が、2000年8月のような裏切りを犯さないことを保証し、かつ好ましからざる高
いインフレも阻止することですから。 - 407 :403:2002/05/15(Wed) 22:27
- >>406
仰るとおりだと思いますよ。私はインフレターゲットは単に「正の物価上昇率
を明示的な目標として掲げる」枠組みとしか考えていない。私が理解に苦しむ
のは「今のCPI0%目標を3%に強化すべきだ」といった主張に対して「そ
れはインフレターゲットとは呼べない。ただの金融緩和だ」といった反論をす
る人の事です。そういった人達がインフレターゲットをどのように定義してい
るのか私には分からないのです。
以前私は別の板で「量的緩和は拡大しなくてもいいからCPIの上方バイアス
を考慮して目標を上方修正すべきだ」と主張したのですがこれは彼らに言わせ
るとインフレターゲット論ではなく金融緩和論らしい。 - 408 :どんたく名無しさん:2002/05/15(Wed) 22:35
- 周辺整備でインフレになったらターゲット政策をやるのは賛成。
デフレを止めるための作為的インフレは論外。単なるネズミ講。
ターゲット論者は基本的にはクルッグマンの受け売りだろう。
クルッグマンは自分の提言について「まじめに受け取らないで欲しい」と言っているのだが。 - 409 :ドラエモン:2002/05/15(Wed) 22:35
- >>403
すみませんでした。>>403の文意を取れなかった。
>「今のCPI0%目標を3%に強化すべきだ」といった主張に対して「そ
>れはインフレターゲットとは呼べない。ただの金融緩和だ」といった反論をす
>る人の事です。
そういう人は、インフレは絶対悪でその抑制にはいかなる犠牲も払うべきだが、せっかく
始まったデフレを止めるのは怪しからんという潜在意識があるんでしょうね。多分。
ただ、
>「量的緩和は拡大しなくてもいいからCPIの上方バイアス
>を考慮して目標を上方修正すべきだ」と主張した
に関しては、若干異論も。実を言うと僕もそう思わなかったわけでもないのだが、これば
かりは、実証命題で、データを分析してみないとわからない。で、テーラールールはゼロ
金利で無理なのでマッカラムルールを試してみると、やっぱりマネタリーベースで30%
以上を当分続けないとだめみたい。これは年末・年度末の緊急措置で初めて実現した伸び
率だから、今以上の量的緩和は不可避という結論です。 - 410 :ドラエモン:2002/05/15(Wed) 22:42
- >>408はコピペ。
>デフレを止めるための作為的インフレは論外。単なるネズミ講。
これの意味を説明せよ。
>ターゲット論者は基本的にはクルッグマンの受け売りだろう。
岩田規久男は92年か93年くらいから量的緩和・ゼロ金利を主張してたが?
>クルッグマンは自分の提言について「まじめに受け取らないで欲しい」と言っているのだが。
15年4%とか、そもそもマイナスの実質金利が実現しないと完全雇用は不可能とか、
クルッグマンの数量的な提案には疑問はおおいやね。そもそも、baaaackとかは、
一般向け啓蒙論文であり、学術論文ではないからな。で、それがどうかした??? - 411 :dell:2002/05/15(Wed) 22:44
- >>408
作為的インフレがどうして「論外」なのかわからない。
まさかデフレを続けたいわけではないでしょう?
逆に、金融政策を用いることなくしてどうやったらデフレ脱出できると考えているのですか? - 412 :どんたく名無しさん:2002/05/15(Wed) 22:44
- >クルッグマンは自分の提言について「まじめに受け取らないで欲しい」と言っているの>だが。
おやおや今度は捏造ですか?クルーグマンが「まじめに受け取らないで欲しい」といったのは単にパーセンテージの数字のことですよ。彼の論全体ではない。
それにしても粘着デフレクンはコピペあらし好きなんだね(w
前に2chでみたよ、そのコピペ。 - 413 :どんたく名無しさん:2002/05/15(Wed) 22:55
- スクツらしい激しい展開に拍手
- 414 :どんたく名無しさん:2002/05/15(Wed) 23:12
- >413(プ
反論できないの?(プ - 415 :どんたく名無しさん:2002/05/15(Wed) 23:22
- ↑無意味なちゃちゃ入れはよくないな・・・。
- 416 :どんたく名無しさん:2002/05/15(Wed) 23:23
- インフレターゲティングに関する質問です。
インフレーターゲットを設定すると
(1)銀行行動はどのように変化するのですか?
不良債権を抱え、しかも審査能力に乏しい邦銀がそれを契機に
突如として積極的に貸出を行うようになるとはどうしても思いづらいです。
(2)企業行動はどのように変化するのですか?
過剰設備・過剰雇用・過剰債務に苦しむ日本企業が、
しかも企業の財務内容に対する市場の目が厳しい中で、
インタゲ設定を機に突如として設備投資を積極化させるとは、これも思いづらいです。
(3)消費者行動はどのように変化するのでしょうか?
インタゲ設定は、報道しだいで消費者行動を積極化させる気がしないでもないです。 - 417 :招き猫:2002/05/15(Wed) 23:29
- >>409
>マッカラムルールを試してみると、やっぱりマネタリーベースで30%
>以上を当分続けないとだめみたい。これは年末・年度末の緊急措置で初めて実現した伸び
>率だから、今以上の量的緩和は不可避という結論です
これって金額でどれくらい?
市場が欲している「マネー」の量って一体何兆円なんだろう?
スヴェンソン博士が言う、150円にドルペッグするために一体何ドル買わないといけないんだろう? - 418 :すりらんか:2002/05/16(Thu) 00:23
- (1)銀行貸し出しの回復は景気回復の必要条件でも十分条件
でもないんですよね.これについては銅鑼さんのほうが全然詳
しいと思うけど,企業に内部留保があるなら銀行貸し出しの復
活全くナシの景気回復が可能,そして現在上場企業を中心に余
剰主体となっている.そしてこれ1930年代には経験済み.
(2)ただ,貯蓄主体になっている企業もあるんですよ.そこ
なんかはインフレ期待が生じれば実物への投資にシフトすると
いうのも十分考え得る.
(3)消費者というか家計のポートフォリヲの組み替えがイン
フレ期待の効果の中で最も大きいんではないだろうか.耐久消
費財へのシフトでの直接的な需要増から,直接金融資金の拡大
による(1)無き投資の復活にも. - 419 :招き猫:2002/05/16(Thu) 14:33
- すりらんかさん、ありがとう。意味が良くわかりました。
たぶん、ちょっと前は全然、解らなかった話です。
>>416 さんのお話の
(1)金融機関の信用創造能力について
①積み上がっている現預金が投資・消費に向かう。
↓
②投資の結果として資産価格が上昇する。
↓
③資産価格の上昇に伴い、銀行の不良債権処理が進み、信用創造能力が回復に向かう
(2)企業行動
投資行動は、設備投資という回収に時間がかかる事に対してではなく、値上がり益を期待できる
つまり、キャピタルゲインを目的とした投資行為に向かう。
本業部門では遊休施設が稼働し始める。
(3)家計部門
耐久消費財中心に購買活動が盛んとなる。家・車・家電ですね?
また、インフレアナウンスが日常の消費財、それこそトイレットペーパーも含めてストックできるものから、買いだめが増えていくのかもしれません。
ということで、日銀のマネー供給の絶対額ではなく、マネー供給への取り組みと態度の話である。ディスインフレではなく、物価を絶対上昇させるぞ、という態度そのものが重要だ、と言うことで良いでしょうか? - 420 :招き猫:2002/05/16(Thu) 14:57
- 提言書のアウトラインと中心になるグラフをアップしました。
ご批判下さい。
アウトライン
http://noblesse.co.jp/sna/sisan_dehure.pdf
グラフ
http://noblesse.co.jp/sna/x-8h.xls - 421 :どんたく名無しさん:2002/05/16(Thu) 17:01
- 期待インフレ率を高めるのには、閉じた経済モデルを現在に適用して金融政策を推し進めることになるが、
市中通貨の総量に比例しただけ日銀は国債の買いきり量を増やしていかなくてはならなくなる。
国債の流動性確保のためには市中にある国債は総体的に減少させることが出来ないから、
国は国債の発行額をそれだけ増加させなくてはならなくなる。それをすれば
財政赤字と負債残高の膨張で国債の格付けが下がり、それをしなくても国債の
流動性が枯渇してくるのでやはり国債の格付けが下がる。
するとソヴリンシーリングの観点から他の公債や社債の格付けが低下し、
自治体や企業の資金調達が難しくなっていく。債券市場では期待インフレ率は
取引される債券の金利に織り込まれて裁定されていくから、国内のあらゆる経済活動に
おける資金調達が難しくなり、そのため不況は続き、かつ財政は引き続き暴走するということになる。 - 422 :どんたく名無しさん:2002/05/16(Thu) 17:04
- 普通国債の発行残高は今年度末予想で410兆円くらいで税収の約9年分、
借換債を含む国債の発行総額は110兆円くらい。
これで例えば日銀が国債買い切り額を毎月1兆円から思い切って3兆円に増やした場合、
年で36兆円の買い切り。月5兆円ならば年60兆円の買いきり。
国債の流動性を確保しようとするならばほぼ同額かそれ以上の追加分の発行が必要。
この政策では国債の格付けは下がるので償還費の負担も激増する。
通貨も膨張しているので、効果を維持するために国債の発行額、日銀の買い切り額は
比例のそのまた比例という累乗ルートを辿って増加する。
が、現時点で国債を含めた国と地方の長期債務残高は700兆円弱なので、
これが800、900、1000兆となるのはすぐの話。
先に書いたようにこれらの金利は期待インフレ率・実質インフレ率を織り込んで増大する。
将来の増税なし、かつ元の変動相場制なしでという前提でだが。 - 423 :ドラエモン:2002/05/16(Thu) 17:06
- >>421
はぁ?毎月2兆円近い新発債でてるのに今は1兆円しか買いオペしてませんが?しかも、
市中で国債の品薄感が出るほどやれば金利が下がるか、インフレ期待が上がるかどっちか
でしょうに。
万一、あなたの言うとおりなら、それこそ外債買えば宜しい。QED。 - 424 :ドラエモン:2002/05/16(Thu) 17:17
- なーんだ、そういうこと。買いきり増額分だけ増発するのが前提なんだ。
- 425 :どんたく名無しさん:2002/05/16(Thu) 18:41
- スタグフレーションの可能性はありますか?
- 426 :ドラエモン:2002/05/16(Thu) 18:45
- >>425
考え付きませんね、理由が。供給サイドで供給制限のような現象(原油価格とか賃金とか
が需要と関係なく上昇する)場合を除き、スタグフレーションなんて起きてないです。 - 427 :どんたく名無しさん:2002/05/16(Thu) 18:53
- ないですか、やはり。
- 428 :ドラエモン:2002/05/16(Thu) 19:06
- >>425
もちろん、今の失業率は5%以上ですし、多少生産が増えても「不景気」であることには
変わりはないわけで、「不景気なのにインフレ」をスタグフレーションと定義するなら、
リフレ政策の成功は、その定義に従う限り「スタグフレーションを引き起こす」ともいえ
ますけど。ただし、景気の方向は上向きとなるわけで「景気が悪化するなかでインフレに
なる」のをスタグフレーションと定義するなら、そうではないということです、 - 429 :ドラエモン:2002/05/16(Thu) 19:29
- >>428のように書くと、賃上げが遅れるのにインフレになって実質賃金低下するだろうが
という抗議を受けますが、考えなければならないのは「失業リスクの低下」です。消費が
将来所得の現在価値で決まるなら、たとえ成長率がそんなに上がらなくても失業リスクを
考慮した将来所得の現在価値はかなり上がるはずでして、今は「損」でも人生全体で「得」
になるので消費は増えることになります。 - 430 :dell:2002/05/16(Thu) 20:55
- >>428
実際には「不景気なのにインフレ」にはならないでしょう。
「多少生産が増えても不景気であることには変わりはない」のは事実としても、それを言うなら、デフレギャップが大きいのですから、「多少生産が増え」る程度ではインフレにもならないでしょう。 - 431 :ポチ:2002/05/16(Thu) 20:57
- >430
その前にインフレを起せないから心配無用ではないですか。
デルさんはケインズの金融動機をご存知ですか? - 432 :ポチ:2002/05/16(Thu) 21:07
- もし、インフレが起きるとしたら
インフレが景気を回復させるのではなく
景気回復が原因となって、マネーサプライが増加していき
インフレ期待が起きインフレが起きてくるはず。
まだ、考えがまとまっていないが
景気回復期に過剰な流動性が金融を不安定化させなければいいが。
実質金利の低下が必ずしも投資を増加させるという保証もない。
企業の投資へのエネルギーが低下しているから。
金融政策の役割は景気対策以上に金融を安定化するという役割も担っている
はずだ。 - 433 :ドラエモン:2002/05/16(Thu) 21:08
- もう100回くらい書いた気になってるけど(笑)、1930年代の大デフレからの反転
の時期は、たとえばアメリカではGDPはピーク比50%、失業率24%で、マイナス10%
強のデフレから5ヶ月か6ヶ月でプラス3%のインフレになってます。この変化は、マクロ
の需給ギャップでは説明できない。 - 434 :dell:2002/05/16(Thu) 21:47
- >>432
そもそもデフレというのは、金融の安定化に失敗している状態でしょう。
そして、デフレ脱却には金融緩和は不可欠だと思います。 - 435 :招き猫:2002/05/16(Thu) 22:05
- dell氏へ
提言書のアウトラインと中心になるグラフをアップしました。
ご批判下さい。
アウトライン
http://noblesse.co.jp/sna/sisan_dehure.pdf
グラフ
http://noblesse.co.jp/sna/x-8h.xls
読んで・・しくしく(;;) - 436 :ドラエモン:2002/05/16(Thu) 22:15
- >招き猫氏
一応読んだが、その中で出てくる購買力平価は、どの物価をどの基準年で計算したもの? - 437 :招き猫:2002/05/16(Thu) 22:48
- dell氏へ
元データは
http://www5.cao.go.jp/seikatsu/2001/0612naigai/seikeihi1.gif
生計費調査(2000年)による購買力平価及び内外価格差の概況 から引っ張ってきた。
http://www5.cao.go.jp/seikatsu/2001/0612naigai/seikeihi.html - 438 :dell:2002/05/16(Thu) 23:02
- >>435
労作ですね。
細かい点は別にして、全体の論旨には概ね同意です(特に「土地本位制と地価下落」、「インフレのコストとデフレのコスト」、提言1,3には同意)。
ただ、資産デフレが物価下落の原因となっていると主張したいのか、物価下落が資産デフレを引き起こしていると主張したいのかが今一つわかりにくい気がします。その辺りをもう少し整理してみるとよいのではないでしょうか。 - 439 :招き猫:2002/05/16(Thu) 23:20
- dell氏へ
ありがとうございます。
>資産デフレが物価下落の原因となっていると主張したいのか、物価下落が資産デフレを引き起こしていると主張したいのか
「良い物価下落」政策→通貨価値の上昇→為替市場における円高→資産デフレ→「良い物価下落」
という、デフレスパイラルに10年前から突入している、という見解なんです。
もう少し、頑張ってみます。 - 440 :どんたく名無しさん:2002/05/17(Fri) 15:00
- >>401
その当時の日本国内を見ると、供給過剰は資産や財でなくて、通貨だった。
この点では今と同じだが、当時は旧外為管理法のもと、経済が閉じていたうえ、
過剰な生産はアメリカを始め外国に吸収されたから、国内では比較的な
財やサービスの需給バランスが達成され、流出しない通貨(円)のため、
産業に投資先を失った資金は、土地や株などの資産に流れ込んだ。
これが80年代終盤から起きた資産バブルだった。 - 441 :どんたく名無しさん:2002/05/17(Fri) 15:01
- 当時の経済ならばそれが言える。
しかし需要なのは冷戦時代の当時の経済が開放経済でなく、より閉じたものであったことで、適用すべきモデルが
異なっている。以前はケインズ的政策が効果をもたらす経済環境に合った。
金融緩和で一部の資金は市場に近い海外生産の足がかりを掴んだが、
殆どの資金は株や土地やそれらの派生資産に向かったのは、実体経済以上の
資金が市場に供給されて実体産業への行き場を失った資金が虚業に集中したのは
当時としては当然の現象で、典型的なケインズ政策の効果の暴走例といえる。
冷戦後、経済の自由化が進んだ現在、国境を越えて移動する資金は日本の場合GDPを超える額で、
アメリカならばGDPの二倍に達している。ここでは、当時とは全く経済環境が異なった開放経済となっていて、
その状態では従来型のケインズ政策は効果が非常に薄い。
開放経済には開放経済なりの経済モデルが適用されるべきだ。
元の変動相場制はリスクの小さい(あってもヘッジできる)効果的な政策の一つと思われる。
幸いにして中国では江沢民の任期満了に伴う引退が迫っていて、より若い世代への世代交代が
行われる予定だ。彼らは実際は共産主義者ではないので、人民元は通貨であって、
社会主義経済における単なる兌換券だと思っているものはもう殆どいない。 - 442 :どんたく名無しさん:2002/05/17(Fri) 15:02
- 戦後ずっと外需の増加とケインズ政策により経済成長を達成し続けた日本が
そのどちらも効果が薄くなったときに別の方策により生き残りを図ったのが失敗したのが
バブルとその後の不況。
インフレ政策が必要だとは思うが、インフレ期待が収束したときに再び景気が失速するのは目に見えている。
その間に経済成長に頼る発展から脱却するかするか、別の持続的な経済成長が期待できる方式を見出さなければならない。 - 443 :どんたく名無しさん:2002/05/17(Fri) 15:03
- 現状の金融緩和策(リフレ策)はしばらく続けるしかない。
オープンマクロの視点では実体経済と通貨レートのアンバランスが
引き起こすのが問題とされるので、円-ドルレートで円を大きく下げることに目がいきがちだが、
これを動かすには結果的に大変な財政悪化を招くうえ、これは近隣諸国の産業に打撃をあたえる
近隣窮乏化策となるので、望ましいことではない。
元-円・ドルのレートが実体経済に見合った形で推移するよう変動相場制にするとどうなるかという
ここの議論は新鮮だが、冷戦後のオープンマクロ(冷戦期のオープンマクロつまり旧外為管理法時代
とは異なる時代)の見地からは、実に合理的な解決策の一つと思う。 - 444 :ドラエモン:2002/05/17(Fri) 15:03
- >>440
経常黒字は資本流出と定義によって同額ですが、なにか? - 445 :どんたく名無しさん:2002/05/17(Fri) 15:12
- 「経常収支」=「貿易収支」+「サービス収支」+「所得収支」+「経常移転収支」
「資本収支」=「投資収支」+「その他資本収支」 - 446 :どんたく名無しさん:2002/05/17(Fri) 15:16
- >>444
>>440については
http://www2.kumagaku.ac.jp/teacher/~sasayama/images/bop.gif
1985年ごろから1991ごろまでのグラフの非対称に注目 - 447 :どんたく名無しさん:2002/05/17(Fri) 15:22
- >>444
「大体」同額なのであって同額ではない。さらに97年金融危機時の非対称にも注目。
http://www2.kumagaku.ac.jp/teacher/~sasayama/images/bop.gif
つまり80年代後半は便秘で97年は下痢。 - 448 :どんたく名無しさん:2002/05/17(Fri) 15:25
- 便秘は比較的開放度の低い経済のとき-冷戦時代
下痢は開放度の高まった経済のとき-冷戦後 - 449 :ドラエモン:2002/05/17(Fri) 15:26
- 介入
- 450 :どんたく名無しさん:2002/05/17(Fri) 15:28
- 他人の意見のコピペはやめましょう
- 451 :ポチ:2002/05/17(Fri) 21:37
- >434
クルーグマンは15年程度のインフレターゲットを続けることを
前提にしていると思います。
貨幣需要の変動は大きく、名目所得との関係も安定的ではないので
例えば
ミンスキーの想定するような状況
景気の拡大期に過剰流動性が流動性選好を低下させるとともに
利益の裏付けのない投資や、資産への投資が行われる。
その後利子率の上昇に伴い、資産価格の下落と
流動性選好の猛烈な高まりによる、貨幣需要の増加に
対し、インフレターゲットのように物価上昇率やマネーサプライが
政策目標になっている状況では対応できない。 - 452 :ポチ:2002/05/17(Fri) 21:46
- そもそも
貨幣供給は内生的な性質を持ち、企業が将来に悲観し投資を控えている状況では
ケインズの言う所の金融動機にもとづく資金需要が低迷しているため
日銀はマネーサプライを増加させることはできない。
仮に、マネーサプライを増加させたとしても、それは投機的需要などの非活動的な資金需要
に基づくもので、デフレを止めることはない。
長期的に経済が均衡するという前提がなければ、長期でみても、非活動的な貨幣需要に基づく
マネーサプライの増大はインフレを起すことはできず。
アメリカにおいて80年代、90年代のマネーサプライと物価上昇率の関係を見ても
安定的な関係は見出せない(Pデビットソン)
日銀のコントロールの範囲外にあるマネーサプライや物価上昇率を目標にしても
インフレ期待を起すことは非常に困難である。
事実、日銀は今でも、デフレが止まるまでは量的緩和を継続することを宣言している
のに、まったくデフレが止まる気配はない。
また広義流動性も増加していない。 - 453 :dell:2002/05/17(Fri) 21:49
- >>451
どうもよくわからないのですが、政府が財政を拡大しつつ日銀が際限なく買い切りを増やせば、どこかでインフレになるでしょう? そうでなければ夢の無税国家の誕生になってしまう。(w - 454 :ポチ:2002/05/17(Fri) 21:53
- 仮にマネーサプライが増大するとすれば、
なんらかの事情(継続的な財政政策等)により景気が回復局面に入ったときである。
因果関係を逆にとらえてはならない。
(景気が回復局面に入るという保証などないし、インフレターゲットが
回復の原因にもならないだろうが)
この場合にインフレターゲットはインフレなき経済成長に反する可能性がある。
なぜなら、4%という目標を置いても、インフレ期待が高まれば労働組合を先鋭化させ
コストプッシュインフレを起す可能性がある。
その場合に予想以上のインフレに至る可能性は否定できない。
デフレを防ぐよりも、インフレを抑えるほうがたやすいのは事実である。
しかし
これは重要なことを忘れている。
インフレを無理に抑えることは金融の不安定化や景気の悪化の原因になり得る。
結局、インフレを伴う成長は持続性に欠けることになる。 - 455 :dell:2002/05/17(Fri) 21:59
- >>452
「デフレが止まるまでは量的緩和を継続することを宣言」するのと「デフレが止まるまで手段を選ばず金融緩和を拡大する」というのでは全然違うでしょう?
また、「資金需要が低迷している」と言いますが、資金需要がある時には日銀は利上げしているわけで(1994、2000)これでは全く話にならない。(w
要は、金融緩和+財政出動で1994年や2000年のような資金需要が僅かながらも出てくる状況を作りだし、そこからさらに金融緩和を進めていく(ここで利上げする愚を絶対に繰り返さない)ことが肝要と思います。 - 456 :すりらんか:2002/05/17(Fri) 22:00
- >しかし需要なのは冷戦時代の当時の経済が開放経済でなく、より閉
>じたものであったことで、適用すべきモデルが異なっている。以前
>はケインズ的政策が効果をもたらす経済環境に合った。
以前というのはいつのことをさすのでしょう.確かに街で外国人をよ
く見かけるのでそう思っちゃうのかも知れませんが,海外との貿易へ
の依存が大きかったのはむしろ戦前です.
>国境を越えて移動する資金は日本の場合GDPを超える額で、
>アメリカならばGDPの二倍
えぇーと,GDPはフロー概念でしかも付加計算,資金の移動はストック
の組み替えのグロスですからねぇ.それを言うなら,日本のグロスの
国民資産(8000兆くらい)の5%以上の額が!といわんと誇大広告.
金融緩和の話を読む限り価格の粘着性は前提のようですが,
>開放経済には開放経済なりの経済モデルが適用されるべきだ。
ケインズ的な開放経済モデルもあるけど?何か?
>戦後ずっと外需の増加とケインズ政策により
>経済成長を達成し続けた日本
これもおかしい.日本の貿易依存度は低い.さらには高度成長期には
人口移動を通じてケインズ政策が不要なくらい内生的に需要が生じて
いたと考えられる.第一,高度成長期の日本は代表的な健全財政国.
中国の話はなんで出てくるのか分からないんだが,中国元は別にJPY
ペグではない.で,US$-JPYはフロート性.
こういう話を聞くと,あるいみ「経済学有害説」「経済学者に騙され
ないために経済学を」というのが一面の真理のような気がしてくる. - 457 :ポチ:2002/05/17(Fri) 22:01
- >451
永遠に不完全雇用なら無税国家もあり得る。
なんらかの理由で完全雇用になるなら無税国家が崩壊する。
私がいいたいのは
完全雇用になる自動的なメカニズムなど長期的にも存在しないということ。
長期的にみて均衡が達成されるなら、無税国家は絶対に不可能。
経済が不確実性下にあるなら
長期的に均衡するという保証はない。
無税国家は可能かもしれないし
不可能かもしれない。
しかし
財政政策等により、政府が完全雇用を達成することを前提にしているなら
無税国家を前提にはできないだろう。
それと
無税国家が夢というのも変な話。
別にGDPが増加するわけでもない。 - 458 :ポチ:2002/05/17(Fri) 22:06
- >455
資金需要がわずかにある状況など日銀には作り出せない。
金利低下余地があるなら、金利を低下させることにより
資金需要を増大させる可能性もなきにしもあらずだが。
現状は困難だということ。
金利が低下したからと言って、金融動機に基づく貨幣需要が
必ずしも増大するという保証もないけど。
金融動機は、血気、投資へのエネルギーに依存する部分が
多いから。 - 459 :ポチ:2002/05/17(Fri) 22:10
- >455
>「デフレが止まるまでは量的緩和を継続することを宣言」するのと「デフレが止まるまで手段>を選ばず金融緩和を拡大する」というのでは全然違うでしょう?
違うことは事実だが、全然違うとは言えない。
前者がインフレ期待を起さないのに、後者がインフレ期待を
起すことを、あなたは証明できますか。
後者が4%近いインフレ期待を起すというなら
前者がデフレを払拭しないまでも
なんらかの好影響を経済に与えてもよさそうなものである。 - 460 :dell:2002/05/17(Fri) 22:14
- >>454
おやおや、先程はインフレにできないと言っていたと思ったら、今度はインフレ亢進の心配ですか。(w
岩田規久男氏の本にも書いてありましたが、本当に「同じ人が矛盾を感じずにこれら2つを主張することが多い」のですね。(笑)
まあ、「インフレを無理に抑えることは金融の不安定化や景気の悪化の原因になり得る。」とは思いますが、これは要するに政府・日銀の政策運営能力の問題でしょう。
もし、この能力に問題があることを前提とすれば、これはどんな政策をやってもダメだという結論にしかなりようがありませんよね。(w - 461 :dell:2002/05/17(Fri) 22:27
- >>457,458
私は、「金融緩和+財政出動」と言っているのです。
金融緩和単独の話ではないのです、そもそも。
まあ、例えばドラエモンさん式のインフレターゲットによる量的金融緩和だけでも、円安による外需主導の形で景気回復が可能かとは思いますけれどね。
>>459
現在まで行われてきた程度の量的緩和では、量、スピード共に全く不足だと思います。
また、必要に応じて外債や実物資産の買いオペも辞さないぐらいのスタンスが必要でしょう。 - 462 :どんたく名無しさん:2002/05/17(Fri) 22:57
- インフレターゲットの意味もう1回見直した方がいいんちゃうの?
- 463 :dell:2002/05/17(Fri) 23:04
- >>462
うーん、量的金融緩和+財政出動論者でターゲットも決めた方がいいかな、
ぐらいのスタンスの私などが色々書いたため、却って議論を混乱させたかもしれません。 - 464 :ポチ:2002/05/18(Sat) 00:20
- >460
まったく矛盾はありません。
よく読んでください。
ちなみに岩田の本も読みましたが彼こそ矛盾の塊です。
①私は日銀はマネーサプライと物価上昇率をコントロールできない。
②景気が回復すればマネーサプライは増加する。
③完全雇用に近くなればインフレの傾向があらわれる。インフレターゲットは
その場合のインフレを高める。
④②の景気回復が起るかどうかは、インフレターゲットの結果ではなく
財政政策や技術革新などが原因である。
つまり
景気が回復するか否かはインフレターゲットとは別に決まり。
景気の回復局面では、インフレを加速化させる可能性があるということです。
ですから
インフレは起るかもしれないし、起らないかもしれない。
ただ、日銀がそれをコントロールできないということを言っているので
あって
まったく矛盾などありません。 - 465 :ポチ:2002/05/18(Sat) 00:26
- >461
よく頭を整理してください。
どういう政策をとれば、資金需要を中央銀行がコントロールできますか?
金利の引き下げ以外はまったく資金需要を増加させないですよ。
とりあえず
マネーサプライがどういう過程で増加するか
モデルをしめしてください。
そうすれば、あなたの誤りがはっきりします。
それと
あなたは
デフレを払拭するまで量的緩和を続けることが効果がないが
インフレターゲットが効果がある理由を具体的には何一つ
上げていません。 - 466 :タマ:2002/05/18(Sat) 00:34
- >>465
「翁理論」そのものだな。
なんか、もう百年前から同じことを聞いている気がする。
>>464
中銀がインフレをコントロールできないのなら、中銀なんて要らないよ。
なんのために存在しているんだ? - 467 :ポチ:2002/05/18(Sat) 00:43
- >461
国債の買いオペはマネーサプライを増加させないのに
実物資産だとマネーサプライを増加させる理由を提示して
みてください。 - 468 :どんたく名無しさん:2002/05/18(Sat) 00:46
- >中銀がインフレをコントロールできないのなら、中銀なんて要らないよ。
>なんのために存在しているんだ?
いつもここで、中銀なんて要らないという感情的なコメントが入ってくるのが疑問だよねぇ。 - 469 :タマ:2002/05/18(Sat) 00:47
- >>464
しかし、タマの見解は凄いな。
中央銀行は、(1)インフレを制御不能、(2)景気を制御不能
ということになっている。
これじゃあ、日銀・FRB含め、世界の中央銀行は全くの間抜け・ごく潰し扱いだw。
ああ、ごめんごめん。
「決済システムのメンテナンス」という重要な仕事があったっけ。藁
中銀=SEだ。 - 470 :タマ:2002/05/18(Sat) 00:48
- >>468
感情論?
なんで?
法律に書いてあるもん。
中銀の目的は物価の安定を通じて云々・・。
目的が達成できないと言いきっているなら、当然、廃止じゃないの? - 471 :ポチ:2002/05/18(Sat) 00:49
- >466
正確にはインフレを抑えることは可能だが、
デフレを払拭する力はない。
インフレを抑えるといっても、持続的な景気拡大を犠牲にする
可能性はあるがね。
日銀の政策変数は金利だろうね。
短期金利をコントロールでき、長期金利にも影響を与えることが
できるなら充分な存在価値がある。
マネーサプライをコントロールする力やデフレを払拭する力は小さい。
そうであっても金利を誘導することは充分に日銀の存在価値を示すし
金融を安定化させるという別の側面もある。 - 472 :タマ:2002/05/18(Sat) 00:50
- >>471
日銀法によれば、「金融面」は、日銀の副次的な目標に位置付けられているよん。 - 473 :タマ:2002/05/18(Sat) 00:52
- >>471
インフレを払拭できる?
だったら、なんで「インフレの加速」(>>464ポチの発言参照)を心配するんだ?
明らかに矛盾してるぞ、ポチ・・。 - 474 :ポチ:2002/05/18(Sat) 00:54
- ちなみにムーアのようなホリゾンタリストに至っては
日銀はマネーサプライをまったくコントロールできない。
金利に関しては完全にコントロールできるとするけどね。
私はそこまでは言わんけどさ。 - 475 :タマ:2002/05/18(Sat) 00:55
- ところで、日銀がインフレを払拭出来るとしてそのメカニズムはなに?
なんで非対称なの? - 476 :ポチ:2002/05/18(Sat) 00:58
- >473
よく読みなよ。
インフレを伴う経済成長で
日銀がインフレ退治をしたら
金融を不安定化し、経済の成長を止めるだろ。
インフレに関しては、ある程度は抑制する力が
あるけど
結局は経済成長を犠牲にしないと、それも不可能。
インフレ抑制能力にしても
金利の上昇局面では金融イノベーションにより
内生的にマネーサプライが増加する可能性があるあら
インフレを完全に抑制できるとまでは言わないが
デフレにほとんど日銀が無力なのに比較すれば
インフレ抑制のほうがまだ容易ということだな。 - 477 :ポチ:2002/05/18(Sat) 01:07
- >475
そんなもんあたり前だろ。
マネーサプライの増加は資金需要の制約を受ける。
とくに金利の低下余地なない状態ではにっちもさっちもいかん。
一方、インフレ抑制は金融を引き締めてやれば、いくら資金需要が
増大しても、簡単にはマネーサプライは増加しない。
もちろん、金融イノベーションという方法で内生的にマネーサプライが増加
する可能性もあるけどね。
それと
不完全雇用下では、貨幣は非中立だが。
完全雇用下では貨幣増はもろインフレに跳ね返るだろ。
デフレは不況下で起り
インフレは完全雇用の下で起ることが通常なら
インフレを抑制するのとデフレを払拭するのと
どちらが困難かわかるでしょ。 - 478 :招き猫:2002/05/18(Sat) 01:08
- >>467
デフレに日銀が無力なんじゃないと思いますよ。
起こっている事態を性格に分析できていないことと、デフレを払拭するための
固い決意がかけているんです。何よりも、「デフレを払拭するための固い決意」
をするためには、デフレと不況の責任は日銀が引き起こしたのだ、というこを
認めることにほかなりません。
現在の問題は、経済論争なのではなくて日銀内の「政治闘争」なんでしょう。
ですから、元日銀マン深尾さんあたりが頑張って発言してもどこふく風です。
おそらく、大切なことは日銀の責任であるという「決定的な証拠」です。
それを指し示すことが、事態を変える重要なポイントだと思います。 - 479 :ポチ:2002/05/18(Sat) 01:09
- 補足だけど
インフレ抑制には所得政策という方法もあるよ。
こいつは成長を止めることはない。
でも
民主主義社会で所得政策を取るのは困難だな。 - 480 :ポチ:2002/05/18(Sat) 01:10
- >478
日銀が固い決意をすると
マネーサプライが増加するの?
そんなことはないでしょう。 - 481 :ポチ:2002/05/18(Sat) 01:13
- 金融危機が起きて、それに伴い買いオペでもやれば
マネーサプライが増加するな。
でも、全部、企業の流動性ポジジョンを高めるだけ
ケインズの言う所の予備的動機、不活動貨幣。
不活動貨幣なら、不況期でも日銀が増加させることはできそう。
今後、マネーサプライが増加しても、不活動貨幣だろうな。 - 482 :タマ:2002/05/18(Sat) 01:24
- >>476
難しくて分からん。
とりあえず、なんだか非対称だというのがポイントみたいだ。 - 483 :タマ:2002/05/18(Sat) 01:28
- >>477
非対称性の源は、名目金利のゼロ下限制約ってこと?
後半は、ますますワカワンよ、ポチ。
だって、不完全雇用下では、マネーは「非」中立的なんだろ?
じゃあ、デフレ(=不完全雇用)下で量的緩和したら景気よくなるじゃん。
タマには、ポチがますます矛盾しているように見えるナリ。 - 484 :タマ:2002/05/18(Sat) 01:31
- >>480
マネーサプライはとっても増えているよ。とっても。
ポチは、「不完全雇用下ではマネーは非中立的(>>477ポチの発言)」と言っているぞ。
でも、現実はマネーが増えても景気がよくなってないよ。
ポチの経済学は、なんかヘンだと思う。 - 485 :どんたく名無しさん:2002/05/18(Sat) 04:57
- >>481
多摩の言うとおり
不完全雇用下ではマネーは非中立なんだろ?
言ってること矛盾しまくり - 486 :招き猫:2002/05/18(Sat) 09:31
- >>481
金融危機が起きなくても別に良いんじゃないの?
買いオペ増やすだけで良いの。ついでに外債買ってくれるともっと良いの。
買いオペ額も1兆なんてけちなこと言わないで、10兆くらいまで増やせばいいの。
マネーサプライ増えるよ。
>でも、全部、企業の流動性ポジジョンを高めるだけ
>ケインズの言う所の予備的動機、不活動貨幣。
>不活動貨幣なら、不況期でも日銀が増加させることはできそう。
ワカランヤッチャナー
企業の流動性ポジションと不活動紙幣は実物資産に向かうよ。一部は外貨にもね。
つまり、資産価格が一定以上上昇し、過剰設備がフル稼働して完全雇用状態となり
インフレが始まるのさ。 - 487 :ポチ:2002/05/18(Sat) 11:27
- マネーサプライは内生的に増加するものだよ。
信用創造も企業がお金を借りることを前提にしているだろ。
企業がお金を借りなければ、買いオペをしても信用創造は働かないんさ。
一般理論にはかかれなかったけど、ケインズは金融動機という
貨幣需要の動機を考えていて
いくら、買いオペやら、外債かっても、この金融動機が盛り上がらなければ
マネーサプライを増加させないんだよ。
金融動機は企業の投資意欲にかかわるんだ。
だから、中央銀行は金利引下げ以外に金融動機に影響を与えられないし
仮に、金利が引き下げられれても、投資のエネルギーが低下していれば
それほど、金融動機にもとづく資金需要を増加させることができないんだ。
だから、買いオペを1兆にしようが、10兆にしようが、たいして替わりは
ないんだ。
仮に増加したとしても、投機的動機や予備的動機に基づく不活動貨幣で
これらが増加しても、4%のインフレはおろかまったくデフレを払拭する
力はないんだ。
>企業の流動性ポジションと不活動紙幣は実物資産に向かうよ。
不活動貨幣というのは、企業が将来が不確実なために、流動性を確保している
もので、実物資産に向うものではないんだ。
例えば、金利が最低限にきているとしたら、債券を持つことよりも貨幣を持つでしょ。
実物資産の収益性が低下し、しかも将来が不確実なら、流動性の高い資産を確保する
んだよ。
インフレターゲットというのは
4%のインフレを起しますという宣言ではなく
4%になるまでは、インフレが仮に起っても引き締めはしません。
という宣言にすぎないんだ。
インフレが起きるか否かは別の要因で決まるんだ。 - 488 :ポチ:2002/05/18(Sat) 11:33
- >486
渡辺良男が内生的貨幣供給論という本を多賀出版から出していて
これが、ケインズ、Pデビットソンやホリゾンタリスト、ミンスキーアン、マネタリスト
などの貨幣論をうまくまとめていて面白い、
クルーグマンとは違った考えに触れてみるのもいい。 - 489 :ポチ:2002/05/18(Sat) 11:37
- それと
実物資産と不活動貨幣の関係は、ケインズの一般理論の自己利子率について書かれている
部分や、Pデビットソンの書物を読むと詳しいよ。 - 490 :くろき げん:2002/05/18(Sat) 11:39
- Eb_D さんによるいわゆる「日銀理論」の特徴の要約:
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1010406605/134-135
どなたか、日銀と他の国の中央銀行の比較に関する素人にも読み易い手頃な情報源があれば教えて下さい。「日銀理論」みたいなことを言っている中央銀行は他にあるのですか? - 491 :ポチ:2002/05/18(Sat) 11:42
- タマ君
貨幣の非中立性というのは
マネーサプライが増加したら、景気が良くなると言う事ではない。
マネーサプライ増=名目所得増にならないという意味だ。
だから
私の言っていることはまったく矛盾などない。 - 492 :ポチ:2002/05/18(Sat) 11:43
- 厳しい言い方をすると
イチゴの人たちは貨幣の非中立性の意味すら理解していない。
それでは議論のしようもないではないか。 - 493 :ポチ:2002/05/18(Sat) 11:45
- それとタマ君マネーサプライが驚くほど増加しているというのは
M2のことではないかい。
金融自由化で資金の動きが激しくなったので、M2は当てにならんのだよ。
広義流動性の増加はそれほどでもないんだよ。 - 494 :ポチ:2002/05/18(Sat) 11:51
- 問題
①貨幣の非中立性とは何か、
②貨幣が内生的であるということと外生的であるということはどう違うか。
③不活動貨幣とは何か
タマでも招き猫でもいいからこれをまとめて書き込んでみなよ。
そのあたりのをきっちりまとめないと議論のしようがない。 - 495 :ポチ:2002/05/18(Sat) 11:56
- 参考
http://www.nikkei.co.jp/keiki/tuuka/20010411eimi030111.html
下のほうに折れ線グラフがあるだろ。
これを見ると広義流動性の伸び率が低下していることがよくわかるよ。 - 496 :招き猫:2002/05/18(Sat) 12:02
- 日銀に行って調べてきたが、
M2+CDは
2000年→2001年の伸び率は2.75%
2001年→2002年3月の伸び率は3.03%と確実に増えている。
これは、昨年3月から日銀が買い切りオペを行ったからだろう。
買い切りオペ額ほど増えていないのは、銀行の信用創造能力が資産デフレのせいでどんどん低下しているからだ。そう考えると、広義の流動性に影響を与えない、ではなくて銀行の信用創造能力がほとんど、ゼロに近いところまで破壊され尽くしている、と言うことだよ。 - 497 :招き猫:2002/05/18(Sat) 12:09
- >>495
広義の流動性には投信が含まれているよね。
去年一年間の株価下落がそれだけ激しかったということだよ。
日本経済の収縮の割合に対して、日銀の供給する額が少なすぎるから、資産価額がどんどん低下
しいてるんだ。日銀が買い取らないといけない、もしくは市中へ放出しないといけない貨幣供給量はおそらく年間100兆円くらいなんだ。そうしないと、どんどん経済が収縮するということ
なんだよ。
それと、>>494
①貨幣の非中立性とは何か、
②貨幣が内生的であるということと外生的であるということはどう違うか。
③不活動貨幣とは何か
は反対だよ。君が我々を納得させないといけないんだよ。 - 498 :外野:2002/05/18(Sat) 12:18
- なんか、ポスト・ケインジアンによる苺派ケインジアン批判という、新しい展開だね。
面白い面白い。 - 499 :招き猫:2002/05/18(Sat) 12:19
- >>491
ポチ氏へ
>貨幣の非中立性というのは
>マネーサプライが増加したら、景気が良くなると言う事ではない。
これは正しいかもしれないが、だからといって逆も真なりではない。
景気が良くなろうとしているのにマネーサプライを増やす努力をしなかったら経済は成長しない。それどころか、窒息死させてしまう。
くろきげん氏が紹介したEb-d氏が整理する日銀の主張
(3) マネー・サプライは、経済活動の結果であって、日銀の金融政策
とは無関係に決まる。
1980年代後半の資産価格の暴騰時には、マネー・サプライは急増し、19
90年代に入ってから資産価格の暴落では、マネー・サプライは急減した。19
90年代にデフレが進行する中でマネー・サプライの伸び率は低めに推移した。
これらは、民間の資金需要の変化によるものであり、日銀の金融政策とは関係な
い。日銀は、民間の資金需要の変化に応じたに過ぎない。
は、日銀と大蔵が行ったバブルつぶしの性で、銀行が信用創造能力を奪われマネーサプライが
増やせなくなった、という現実を示しているにすぎない。日本経済の首を絞めたんだ。
マネーサプライの増加率が経済実態に見合わないとき、マネーの収縮が起きる
>マネーサプライ増=名目所得増にならないという意味だ。 - 500 :ポチ:2002/05/18(Sat) 12:20
- それと、>>494
>①貨幣の非中立性とは何か、
>②貨幣が内生的であるということと外生的であるということはどう違うか。
>③不活動貨幣とは何か
>は反対だよ。君が我々を納得させないといけないんだよ。
納得させるさせないの問題じゃないだろ。
基本的な経済用語の意味や内容がわからなければ議論のしようがないから
これらの言葉の意味をすりあわす必要があるんだ。
俺は貨幣の内生性も貨幣の非中立性も説明したろ。
今度は、あなた方が説明して、お互いの言葉に対する意味の違いをすり合わせないと
議論にならんということだ。 - 501 :外野:2002/05/18(Sat) 12:20
- 日本のポスト・ケインジアンは何でみんな「日銀理論派」なのだろう?
- 502 :招き猫:2002/05/18(Sat) 12:24
- >>499は最後の一行余分でした。
スンマソ - 503 :外野:2002/05/18(Sat) 12:25
- 名目変数が実物変数に影響を与えないのが貨幣の中立性、与えるのが非中立性じゃないの。
- 504 :招き猫:2002/05/18(Sat) 12:27
- >>501
そうでないと、仕事からあぶれて食えないから。
日本の学会もメダカの学校で群れていないとだめなのさ。 - 505 :外野:2002/05/18(Sat) 12:28
- 貨幣の内生性とか外生性というのは、Mをターゲット(外生)にすればiは内生になり、
逆にiをターゲット(外生)にすればMは内生になるということじゃないの。 - 506 :ポチ:2002/05/18(Sat) 12:30
- それと広義流動性で投資信託の割合などうんと小さいよ。
むしろ、郵貯の割合の大きさが決定的な違いだよ。
広義流動性が増加してこないのは、去年あたりから郵貯の満期が出だして
それが、預金に流入したから、M1+M2+CDが増加したんだ。
問題は貨幣の定義をどうとらえるかであって
貨幣のとらえかたとしては、広義流動性のほうが正しいんだよ。
郵貯を貨幣に含めないのはおかしいだろ。
ただ、広義流動性は速報性が低いということで指標としては不便なんだ。
だから、M2+CDを代用してきた。
金融自由化以前は、両者の数値に開きがないから問題もなかったが
金融自由化以後に資金の動きが激しくなって、M2+CDの意味合いが薄れたのさ。
それと
マネーサプライを政策変数にするのは無理だぞ。
①日銀がコントロールできない。
②貨幣需要の変動が大きい。
日銀は金利をコントロールすりゃーいいんだ。 - 507 :外野:2002/05/18(Sat) 12:32
- 不活動貨幣というのは、たぶん、デフレ期待による、すりらんか氏のいうところの
「貨幣バブル」のことじゃないの。
なんだ、ぜんぶ説明できているじゃないか。 - 508 :招き猫:2002/05/18(Sat) 12:33
- 464: ポチ 2002/05/18(Sat) 00:20
>①私は日銀はマネーサプライと物価上昇率をコントロールできない。
ちょっと聞きますが、日本の中央銀行は「禁治産者」ですか?
能力がないんですか?
いったい、中央銀行はなんのためにいるんですか?
あなたが言うことが正しいとしたら、中央銀行の存在そのものが意味がないって事ですよ。
政府が自分でじゃぶじゃぶ貨幣をすったらいい。 - 509 :すりらんか:2002/05/18(Sat) 12:34
- >実質金利の低下が必ずしも投資を増加させるという保証もない。
>企業の投資へのエネルギーが低下しているから。
実質金利から投資→景気回復orインフレという経路をたどる必要は無い.
むしろ,投資が後から来たっていいんです.インフレ期待はポートフォ
リヲを退蔵貨幣からその他にシフトさせるそれが供給制約下にある対象
なら価格は上昇するし,供給制約まで遠いものならば生産が増大する(
実際はsomewhere betweenだろう)
>クルーグマンは15年程度のインフレターゲットを続けることを
>前提にしていると思います。
15年なんて期限付きではなくルールのフレームとしてのターゲットは永
続すべきかと思いますが,それが何か?
>仮に、マネーサプライを増加させたとしても、それは投機的需要などの
>非活動的な資金需要に基づくもので、デフレを止めることはない。
これは私が常に言っている「マネーのジャンプは価格に影響しない」と
いう話に近いかと.ターゲットの必要性をうらづける論拠にはなれ攻撃
材料になる理由が分からない.ただの量的緩和とターゲットの違いに関
する,
>違うことは事実だが、全然違うとは言えない。
>前者がインフレ期待を起さないのに、後者がインフレ期待を
>起すことを、あなたは証明できますか。
への解答がまさに「マネーのジャンプはインフレを起こさないことがあ
るが継続的なそれは違う」です.
>金利の引き下げ以外はまったく資金需要を増加させないですよ。
独占力ある供給者(独占主体ではない!)がいくらでも放出するものの
価格がその独占力ある供給者によって全く変化させられないというのは
非常に理解しにくい.おそらくは, - 510 :すりらんか:2002/05/18(Sat) 12:34
- ポチさんの想定しているエージェントは将来値下がりしても放置される
または,それを誘導される資産をみんなが欲しがるという個人です.こ
のような個人が主流ならばそうではない人はいつでもフリーランチを喰
える状況にあるということになる.これはおかしい.または市場に関し
ては供給制約がバインドする局面は未来永劫来ないという世界と言うこ
とになる.しかし,現実には供給制約がバインドした例はいくらでもあ
るし,日本経済の将来だけが特別だということはできない.さらには供
給制約が如何なるケースにもバインドしない世界……稀少性がない世界
がどういうものなのか私は想像できない.
無税国家に関する反論も矛盾していると感じます.インフレが生じない
ならばシニョリッジの負担をだれも負担しないで済む.負担なき財源に
よる財政支出=実質需要,がGDPを増やさないとは???おそらく民間可
処分所得の書き違いと思います.で,民間可処分所得一定で公共財が供
給されるのが「おいしくない」ということは出来ないでしょう.さらに
は,Gが全く浪費的としても,実質需要が増えるのは間違いない.そこ
まで実質需要が上昇してもけして供給制約がぶつからない世界というの
は具体的にはどのくらいの供給能力のある経済なのだろうか. - 511 :招き猫:2002/05/18(Sat) 12:35
- わかった、政策提案として、日銀が「日銀はマネーサプライと物価上昇率をコントロールできない」
と主張するなら、日銀を廃止し政府が直接貨幣供給を行うこと、と言ってきます。
アホか。 - 512 :すりらんか:2002/05/18(Sat) 12:35
- >インフレターゲットというのは
>4%のインフレを起しますという宣言ではなく
>4%になるまでは、インフレが仮に起っても引
>き締めはしません。という宣言にすぎないんだ。
これがインフレターゲットの重要で有効たる所以です.dell氏も指摘し
ていますが(というか元を正せばケインズ自身も言っている),「ちょ
っとでもインフレが起きたらすぐに引き締めるぞ」という中銀の下では
安定的なインフレ期待が形成されるはずもない.90年代においても実質
需要制約の変化での景気回復の芽が見られたことはある.しかし,日銀
はそれを摘んできたわけです.この様な行動をとる中銀の下では(その
当然の合理的な期待により)景気回復の契機は生じない.したがって,
中央銀行のデフレバイアスを縛るためにもフレームとしてのインフレタ
ーゲットは重要(必要条件).
>デフレは不況下で起り
>インフレは完全雇用の下で起ることが通常なら
でもない.30年代のアメリカでは圧倒的な不完全雇用が解消される途上
でインフレが生じている.完全雇用がどこかにあるならばそれだけでよ
いわけです.第一,こんなこと言うってことは戦後の世界経済には不完
全雇用は存在しなかったと言っているに等しい.
まずは,ポチ氏は議論に先立ち,
・どのような経済主体を想定しているのか
・市場の調整はどのように行われるのか
を明らかにしないといけない.貴方の多くの主張は内的整合性の点より
むしろ非現実的な主体の目的関数設定にあるの出はないかと思われる. - 513 :ポチ:2002/05/18(Sat) 12:36
- >505
ピンポン!
ホリゾンタリストは利子率を完全に外生的とし、
貨幣供給を完全に内生的なものとした。
マネタリストは逆に
利子率を内生的とし、貨幣供給を外生的とした。
オイラやPデビットソンや構造的内生貨幣アプローチをとる
これらポストケインジアンの多数派は
ゆるやかな貨幣供給の内生性を仮定しているんだ。
だから
利子率と貨幣では利子率のほうがコントロールし易い。
でも、利子率だって完全にはコントロールできない。
貨幣は流動性選好を通せば、外生的に増やすことも不可能ではない。
でも、不活動貨幣だけどね。 - 514 :外野:2002/05/18(Sat) 12:36
- 現に日銀はいま、金利じゃなくて数量(日銀当座預金)をターゲットにしているじゃないか。
なにが「無理」なのか。 - 515 :ポチ:2002/05/18(Sat) 12:39
- >511
なんでそうなるよ。アホはお前だろ。
ようは
金利をコントロールすることと、貨幣供給をコントロールすることが
どっちが可能かという話だろ。
貨幣供給をコントロールできないとなんで日銀が廃止になるんだよ。 - 516 :すりらんか:2002/05/18(Sat) 12:40
- >貨幣の内生性とか外生性というのは、Mをターゲット(外生)にすればiは内生になり、
>逆にiをターゲット(外生)にすればMは内生になるということじゃないの。
Pooleとかの話ですよね.そのとおりかと.「i外生の時Mは外生」といってみたところ
でしょうがない(Mをコントロールできないという主張にはならない).さらに,イン
フレターゲットは物価に対するターゲットでありその手段を利子率・マネーどちらにと
るか云々というのはそれこそ日銀が独立して決めるべきこと. - 517 :ポチ:2002/05/18(Sat) 12:40
- スリランカさんと外野さんは、かなり経済学に精通していると思われます。
ゆっくり反論しますので、お時間を。 - 518 :招き猫:2002/05/18(Sat) 12:40
- ポチ氏
広義の流動性には、外貨建てのものやリートは含まれていませんよ。
>郵貯の割合の大きさが決定的な違いだよ。
>広義流動性が増加してこないのは、去年あたりから郵貯の満期が出だして
>それが、預金に流入したから、M1+M2+CDが増加したんだ。
郵貯を重要視されていますが、郵便局って信用創造出来るんですか?
へーっしらんかったわー。 - 519 :招き猫:2002/05/18(Sat) 12:44
- >>515
>貨幣供給をコントロールできないとなんで日銀が廃止になるんだよ。
国家の通貨発行権限を完全に否定しているからですよ。
そんな、アホな中央銀行は廃止して、政府が自分で貨幣発行すればいい、そう言っているのです。 - 520 :すりらんか:2002/05/18(Sat) 12:49
- >なんか、ポスト・ケインジアンによる苺派ケインジアン批判という、
>新しい展開だね。面白い面白い。
うむ.確かにかなり新しいし楽しいかも^^(今までは電波か新古典派が
相手だったからね).今までのお馴染み論理以外のネタを考えなきゃな
らんのが大変
>ポチ氏
今日はこれから出かけるんで僕への反論はゆっくりでいいよ. - 521 :どんたく名無しさん:2002/05/18(Sat) 13:08
- >514
何か、日銀の操作目標と政策手段を混同していないか。だから、数量を動かすために金利を操作しても構わない
はずだと思う。このことは、内生、外生とは別に成り立つと思う。 - 522 :どんたく名無しさん:2002/05/18(Sat) 14:37
- 共産圏の崩壊と中国の対外開放政策スタートの直後に日本のバブル崩壊。
バブル崩壊後の苦境と同時に中国への産業資本の移管。これは中国の
制度であって、純外資は委託加工業務しか出来なかった。つまり資本財を
中国へ送り、そこで消費財を生産して日本に輸出する。合弁事業の場合、
委託加工以外の業務が出来るが、提携先の中国企業にノウハウを盗まれたり、
こちら日本企業の信用を利用され中国企業への不合理な融資が行われたりした。
中国に進出して失敗する日本企業の殆どが後者の場合で、成功するのは
前者(純外資の委託加工)が多い。するともとが日本のメーカーだから
消費財の輸出相手国は、親会社の自前の卸ルートのある日本に集中する。
これが今までの産業流出の構造。人件費が製品コストに占める割合は
一般に数パーセントだから、この流れはむしろ人件費の割安というより、
元そのものが割安だったことで加速した。国内では産業の空洞化が進み、
不良債権の問題とあいまって資金調達や雇用の面でマイナスに作用した。 - 523 :どんたく名無しさん:2002/05/18(Sat) 14:38
- 目標レベルの円安ドル高を金融政策で起こすのは無理です。
市場規模と投機資金の取引高に比べて金融当局の対応できる金額があまりに小さすぎる。
現代では市場は市場の合理性で動くもので、操作は不可能。
中国へ変動相場制移行を働きかける方がもっと効果的で、政治家・財務省・日銀その他
あらゆるルートを使ってアメリカを始めとした国際社会に根回しをして協働し、
元の変動相場制が中国にとっても利益となることを中国に対して説得することが大切。
恐らく江沢民の引退による世代交代が最初のチャンスとなる。
胡や朱などの有能な新世代リーダー達ならば必ず話が通じる。 - 524 :どんたく名無しさん:2002/05/18(Sat) 14:39
- >金融緩和→資産価格上昇→インフレ懸念→設備投資→内需拡大さ。
その三番目の段階あたりおかしい。インフレ予測が出たら、現在の日本の財政状況では
市中金利の上昇を招く、その前の資産価格の上昇もある一定レベルを超えないと
不良債権問題を解決(一時的だが)しないので、不良債権残高が十分減少していないまま
インフレが予測され、市中金利が上昇し、企業の資金調達コストが増加(間接金融分野でも
もちろんだが、社債などの直接金融でも国債金利との金利スプレッドが拡大)し、
企業(主に日本国内で生産する企業)は投資を手控えなくてはならない。
海外で消費財生産をする多国籍企業でも、日本企業である限り社債の金利は長期国債金利の
上昇によって実質的に押し上げられ、かれらの収益さえ圧迫する要因となる。
つまり数パーセントのインフレを起こす程度の金融緩和策では市中金利が
インフレ率を大きく追い越してしまう結果を招くので、景気には逆効果となる。
当然内需は縮小し、デフレ圧力が高まり、拡大したマネタリーベースを越えた
さらに大きな金融緩和策が求められるようになる。この繰り返しで、
物価上昇率の低下圧力(必ずしもデフレでない)と金融緩和とのいたちごっこが続くが、
国債の流動性確保のため十分な額の国債も発行しなくてはならないから、
低インフレ(あるいはデフレ)・高金利のまま財政をますます暴走させる。
それはすべて将来の国民負担となって跳ね返るが、この政策を継続する限りはそれが
国民に実感として感じられず、国民の間に「金融緩和がまだ足りないから景気が
上向かないのだ」という意識を植え付けてしまう。
元の変動相場制を含めた国際経済の自由化を進めない限り、>>522の構造的産業衰退と、
上に書いた財政の暴走が続いていく。国債市場の発達と国債の漸次的増発によって海外の投資家が
東欧や南米の債券でやったような投資活動をし、外人の取引高が増え、構造的に日本が純対外債務国へ転落する
一本道を作ることにもなってしまう。 - 525 :どんたく名無しさん:2002/05/18(Sat) 14:42
- 中国がデフレの原因だって?ハァ?
日本のGDP約500兆のうち中国からの輸入額なんてたったの7兆だぞ。
なんでたったそれだけの額でデフレになるんだよ。 - 526 :どんたく名無しさん:2002/05/18(Sat) 14:45
- >>525
そういう視点からの反論をよく目にするが、日本のGDP500兆に対して、中国からの輸入額が7兆でも
その7兆の殆どが消費財であり、しかも日本から中国へ送られる生産財を基に、現地の日系企業や日系との
合弁企業が生産したものを消費財として完成させ、日本に輸入するも構造になっている。
デフレとは現象的には消費者物価・名目経済成長率・GDPデフレーターのマイナスのことをいう。財とサービスの価格が急激に
下がることでデフレが起きるが構造は以下の通り。
財の移動で見ると中国やNIES諸国との貿易は上と多かれ少なかれ同様の構造となっているので、この貿易体制では、
日本では消費財の供給圧力が過剰となり、消費財の価格(消費者物価の価格)を大きく押し下げる作用が働く。 - 527 :526:2002/05/18(Sat) 14:46
- この物価低下圧力がさらに強まる理由は、金融セクターの不良債権問題による
日本の産業全体の生産性の低下と、消費財(生産財の一部もだが)生産ラインの海外(特に中国)への移動による国内産業への
コストダウン圧力とそれに伴う労働需要低下圧力が働き、これが不況を招き、総需要を低下させることで説明できる。
そして総需要の低下と、財生産に携わる労働需要の低下は、サービスにおける価格低下圧力と、サービス産業における
労働力の過剰供給となって現れる。
が、さらに総需要を低下させる理由はまだあって、度重なるケインズ的景気対策による財政の暴走によって国の負債の残高が
急激に膨張し、不況による税収減もあって財政赤字が増加し、さらに負債(国債発行)を重ねて穴埋めをしたり、
国債の償還費が増加したりすることで、生産者・消費者の意識の中に、将来不安が広がることで設備投資や消費の冷え込みが
起こり、不況と総需要低下を加速させる。
貿易による生産高の対GDP比率は1割程度だが、その1割の激変がデフレの呼び水の一つで、その要因はその1割のまた2割程度の
中国との財取引の問題にある。ここが構造的に日本の産業に不利な要因として働いていて、しかも負の波及効果が
ひろがっている。また為替要因になると資本移動に関ることだからGDPの殆どにより直接的に影響する。 - 528 :526:2002/05/18(Sat) 14:46
- したがって、今の中国の通貨統制における元の切り上げを要求するようなのは戦術的にも戦略的にもダメで、
中国の産業に打撃を与えるし、日本における経済効果も一時的なものに過ぎなくなる。また、統制経済なら、
切り上げ失敗で次は切り下げということもあり得る。元の切り下げは消費財生産の競争相手であるNIES諸国や
生産財の供給元でありかつ消費財の引き受け手である日本など、近隣諸国に対する窮乏化策となる。
かといって、産業が発展して生産性が上がりまた資源や食料の輸入国となった中国では割安な現在の元に対する潜在的に
強い上昇要因がある。したがって元はこのまま統制下に置いて、このままの価値を維持することはできない。
元は変動相場制にするべきでそれによって日中だけでなく東アジア全体の経済や国家財政が健全化するのであって、
変動相場制への決断を早めるかそのまま放っておいて遅らせるかしかないのだが、日本としては自国の財政やデフレを考えると、
元の変動相場制移行は早ければ早いほど良い。 - 529 :どんたく名無しさん:2002/05/18(Sat) 14:54
- またコピペ?
- 530 :ドラエモン:2002/05/18(Sat) 15:04
- くだらなすぎて議論の対象にもならないコピペだのぅ。こういう糞ペーパーってのは、しばしば
理論は出来ないが現実なら分かるとかいう訳の分からんことをいってる連中の多い、学部の政策
関係のゼミのゼミ論としてインターゼミとかに出てきて、参加者一同の顰蹙を買いまくる奴だよ
ねぇ。議論の枠組みを最悪でもISLMとかマンデル&フレミング程度に載せてどうやって解釈
するのかを示してくれればまだしもだが、こういう断定ばかりの主観の下痢みたいなものを見せ
られると、誠に気分が悪い。誰も読まないから、そんなコピペはもうすんなよ>>526 - 531 :歌舞音曲:2002/05/18(Sat) 15:06
- >>526‐528
こらから旅行で書き込みは当分できないので、丁寧にかけないけど、端的にいって何をいおうとしているのかわかりません。
おそらく526さんはもう少し理論の整理をされてほうがいいと思います。中国からの輸入がデフレ原因説ですが、例えば(私は賛成しませんが)渡辺努氏の論説(『エコノミックス』や『経済セミナー』2001.12)のもの、浜田宏一・堀雅博氏の『エコノミックス』最新号の論説ですj。
あと文章の論理的なつながりが不明です。527、528は整理されているようには思えないので、議論を深めるためにも526をもう少し丁寧に論理展開していただけると幸いです。
そして私の端的な感想は、中国の経済学研究者の間にさえもこんな中国からの輸入が世界的なデフレをおこす(日本版はその系命題)なんて妄想を、本気で議論しているエコノミストは寡聞にして知らないということです。もし526さんが指摘できる、そうだなあ、中国社会科学院の研究員レベルのエコノミストでおられるなら、中文でもぜんぜんかまわないので教示いただきたいことです。
この手の相対価格調整がデフレを呼ぶという理論は、まさに「日本」の若手エコノミストの陥る知的アノマリーの極致と思っています。 - 532 :どんたく名無しさん:2002/05/18(Sat) 15:38
- ターゲット論を補強するつもりで90年代末のニュージーランドのリフレを主張する人がいるが、
あの国はそもそもそれより前にインフレ抑制と財政健全化のためにターゲット策を導入し成功して、
1)財政健全化
2)政策金利の下方余地の確保
がすでに達成されていたから、主に政策金利を下げ、結果実質金利を下げることで
リフレ策を行えたのであって、
日本のように
1)構造的な財政赤字とそれに伴う膨大な負債残高
2)ゼロ近辺の政策金利
という条件では、ニュージーランドと同様の戦術は取れないので、まったく参考にならない。
日本が「ドメスティックな金融政策だけでリフレを起こす」のは、ニュージーランドのリフレ策とは異なり、
日銀が国債などの債券を大量に買いつづけなくてはならず(あるいはドルなどの外貨を買う)、
これが財政に跳ね返るため、財政構造そのものをさらに大きく毀損しなくてはならない。
この政策の目的はリフレにより不良債権問題を解決し景気浮揚させ税収を上げ財政を健全化させるという
サイクルを起こすことだから、当然それが達成されるまでの長期の継続性が必要だが、
その政策実行の段階では財政はますます悪化する作用が働くので、継続性を保つこと自体が不可能で、
先の最終目的は達成されない。また、このため構造的なデフレ圧力は残存し、財政の暴走を止めようと
この政策を止めたとたんにインフレ率が下がってくる。こうして景気は浮揚しないまま
膨張した負債だけが残ることになる。これ以外の要因(市場による金利裁定など)も
このようなリフレ策を失敗させるが、一応ここでは財政要因を中心に書いておく。 - 533 :ポチ:2002/05/18(Sat) 15:46
- >518
郵貯も信用創造できんかなー。
財投債や財投機関債の購入は信用創造につながらんかなー。
ちょっと考えてみるけど。
それはおいておいて
貨幣であるか否かは信用創造の問題というよりは
流動性の問題であると思われます。
そういう意味では郵貯が貨幣に含まれないのはおかしいでしょ。
日本の場合、速報性があるかないかが
マネーサプライの指標の基準になるから・・・・。
流動性のあるなしなら、もっと分かり易いけど。 - 534 :どんたく名無しさん:2002/05/18(Sat) 15:52
- >>530
中国はともかく、冷戦後の世界的なデフレ傾向を、
中国を含めたエマージングエコノミーの産業市場参入による財移動の自由化と
それに対する一部の統制通貨の価値とのアンバランス性に求める意見は
普通にどこでも耳にするものだと思うんだけど。>>526のコピペは書き方がくどいが、
要はそういうことを言ってるのではないだろうか?
通貨統制のサスティナビリティが不能になったので円が変動相場制に移行したわけだし。 - 535 :どんたく名無しさん:2002/05/18(Sat) 16:01
- >>534
ドラエモン氏や歌舞音曲氏は、中国というよりむしろ>>526-528の中に
非ケインズ効果論が紛れていることに不満なのでは?
だと思うのですが、どうですか?>>530-531
そもそも非ケインズ効果というのは開放経済の下で財政が破綻に近づいている国家の
経済で起きている国民心理を反映した現象で、スウェーデンやイタリアで発生いますし、
90年代の日本で起きた現象もそれではないかと言われていますが、
この効果はIS-LMモデルでも、マンデル-フレミングモデルでも、未だ十分に説明されていません。 - 536 :どんたく名無しさん:2002/05/18(Sat) 16:06
- アルゼンチンやロシアの金融危機だってその国の当局者は
債務繰り延べであって不履行ではないなどと言い張ってたが、
前例に従うと、国債償還費の増大で債務繰り延べなら遠い将来ありえるわけだ。
俺たちが中高年になって年金生活に入る直前あたりか?
第一年金なんてもらえるのかよ。
安全な貯蓄こそが身を守る唯一の手段で、消費する連中はバカだ、ということ。
当局がインフレ目標政策などをとったらもっと貯蓄だ。絶対に金を使うな。
そうなったら円はダメだ。ドル資産やユーロ資産がオススメだぞ。 - 537 :ポチ:2002/05/18(Sat) 16:17
- スリランカさんへの答えになっているかわかりませんが。
私は供給制約にぶつかることは、特に政府が財政政策などをとればあるし
、単に市場メカニズムにまかした状態では供給制約にはぶつかるという保証はない
もしくは、限りなく低いと考えています。
私の考える主体の行動パターンを考えてみました。
①客観的確率が支配する環境
これは本来不変の客観的確率分布が支配する世界で、合理的期待形成学派の
考えるような世界ではないでしょうか。
②主観的確率が支配する環境
これは、選択の時点で意思決定者が自分が将来起り得る結果を主観的な
確率で順序づけたり、あるいは列挙できると信じているが主観的確率と
客観的な確率が一致までにはなっていない世界。
ただし、経験をつんだり、誤った意思決定をするものは淘汰されること
によって長期では客観的確率に近づく環境。
新古典派総合ケインジアンやニューケインジアンの世界ではと思います。
③不確実性が支配する環境
意思決定者選択時点と投資回収期日との間で暦時間が経過する間に、予測でき
ない変化が起り得ると考えている。
将来の見通しに対する信頼しうる情報がないか、仮に情報があり、必要な数学的
演算能力があったとして将来がこうした確率では割り出せないと信じている。
意思決定と結果の間が長いほどむしろ不確実性が高まる。
私は③を想定しています。
つづく - 538 :どんたく名無しさん:2002/05/18(Sat) 16:19
- 元がドルペッグでいつまでも割安のままリンクされていて、
日中間の資本・資本財・消費財の生産と移動の内容は他の二国間関係に見られない
特殊な国際経済構造だと日本人が唱えるのは、初めは中国側からの不信を招くでしょう。
資源と資本の調達を考慮すれば、結局のところこれは中国にとっても
有益な議論なのでしょうが、この問題を直視して議論するのは勇気がいるでしょう。 - 539 :ポチ:2002/05/18(Sat) 16:21
- つづきですが
>ポチさんの想定しているエージェントは将来値下がりしても放置される
>または,それを誘導される資産をみんなが欲しがるという個人です.
この意味合いをまだ理解できていませんが、③番と整合性がとれるでしょうか?
インフレターゲットが有効性をもつには
いつか完全雇用に到達する。そして、主体がそれを信用することが必要ではない
でしょうか。
市場メカニズムじたいには、長期にも完全雇用に到達するメカニズムは存在しない
し。もし、財政政策を行うことによって、そのような期待を形成するなら
インフレターゲットをせずとも、財政政策によって、投資を高めることができる
ように思います。いくら財政政策を打っても自律的な回復に至らなかったのは
財政政策を打っても、そのような期待を形成できていなかったのだと思います。
それは将来への不確実性からくるのではないでしょうか。
また
①や②のような環境は将来が過去の延長であるような世界だと思います。
その中に歴史的な時間は無視されているように思うのです。
インフレターゲットを行うことで、本当にインフレ期待が生まれるのでしょうか。
それは中央銀行がマネーサプライと物価上昇率を確かにコントロールできるという
前提が必要ではないでしょうか。
そして、現実にインフレ期待が起るにはマネーサプライの増加率ではなく
足元の物価上昇率が高まることではないでしょうか。
少なくともこれまで経済学は期待インフレを、過去の物価上昇率から導いていたと
思います。 - 540 :どんたく名無しさん:2002/05/18(Sat) 16:25
- 去年の記事だが中国製品のニュース
http://www.kotobuki-p.co.jp/mizunomai/rakuten/tygoku.htm
>中国は家電、AV製品で既に世界シェアー首位。
>今年のDVDプレーヤーのシェアーは38.3%と四割に迫る勢いで、
>カラーTVは24.6%、VTRも23.2%とそれぞれ着実にシェアーを伸ばす方向。
>中国は12品目中、9品目で日本のシェアーを上回る。
>これと対照的に日本が中国よりシェアーが高いのは、四輪者、工作機械、エチレンの3品目だけ。
>日本のDVDプレーヤーの今年のシェアーは18.5%と、前年を7.5%も下回り、
>VTRも2.5%にとどまる公算が大きい。
中国製品は価格が安いので、貿易額でみると小さく見えるが、
世界シェアに換算するとかなりの影響力。かなりの国内の空洞化が進んでいる証拠。
また最近は、野菜や冷凍食品も中国製が多く、日本で非貿易財だったものが
貿易財になり、国内産業はデフレ圧力を大きく受けていると感じる。 - 541 :pepe:2002/05/18(Sat) 16:31
- >>539
ポチさんの疑念を展開すると、例えばこういうことになるのでしょうか?
http://money.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1019558454/294-296 - 542 :どんたく名無しさん:2002/05/18(Sat) 16:35
- >>536
確かにそれが>>537の「不確実性が支配する環境」における市場心理形成に
おける重要な要素を示唆するんだが、コピペはやめて自分の言葉で書いたら? - 543 :ドラエモン:2002/05/18(Sat) 16:42
- もう歴史もデータもしらなすぎ(w
>日本のように
>1)構造的な財政赤字とそれに伴う膨大な負債残高
>2)ゼロ近辺の政策金利
1)デフレ自体が財政赤字の「構造化」の重大要因。GDPデフレータの低下が
始まった94年末から2001年まで7年。毎年1%デフレしてるから、たとえ
デフレによる名目GDP減少だけで7%以上。税収の名目GDP弾力性を控えめ
に見て1.2位としても8%は税収減ってる。現在の税収が50兆円だから4兆円
は、デフレだけの結果生じていることになる。
2)1930年代のアメリカのリフレ政策実行時は、TBレートはほぼゼロです。 - 544 :コピペ荒しさんへ:2002/05/18(Sat) 16:56
- 僕が2chに書いた文章をここにコピペするのは止めて下さい。
とても恥ずかしいので(w - 545 :どんたく名無しさん:2002/05/18(Sat) 17:05
- 曲解しすぎ
1)デフレ自体が原因でも、すでに構造化した財政赤字と
膨大な負債残高という現在の前提条件
(膨大な借金抱えたのがパチンコに嵌ったからだといって
いまさらパチンコをやめても借金は減らない)
2)1930年代のブロック経済時代は>>537の①の条件下であって、
今現在は適用されるのは③だという前提条件
(そもそも①や②の条件が現在に適用されると信じる人から来る反論は
>>532で論破されたニュージーランドの例を除けば、そのような時代の
モデルを引用したものでしかない)
「歴史もデータもしらなすぎ」という罵倒を読むと、脱力感を覚える。
ドラエモン氏には、そういった歴史的事実やデータの分析能力と、
自分やポチ氏や>>526のコピペ野郎といった、自分の意見に対する反対意見の
咀嚼能力そのものに問題があるとしか思えない。
数々の示唆を含む意見を読んでも、それが自らの意見に対する論駁である場合、
それを理解しようとするよりも嫌悪感が先に立ってしまい、
曲解して反論するタイプの人ではないか? - 546 :どんたく名無しさん:2002/05/18(Sat) 17:12
- >>544
キミがそのコピペ荒らしだろ?
前後の議論の流れを端折って一部だけコピペしたら、それはここの住人にとってはあまりに唐突で見当違いな意見だろうが。
それは単なる中傷・誹謗と同様の卑劣な荒らし行為だ。
百歩譲って、キミがコピーされる意見と同じ立場なら、ここでの反駁に対して、説明する義務がある。
それがなければ、やはり荒らしと同じ。
多分キミはコピー元のスレで名前にスペースを使う奴だと思うが、当たりだろ? - 547 :ポチ:2002/05/18(Sat) 17:14
- スリランカさんのおっしゃることがまだ理解できていないのですが
不活動貨幣はバブルのようなものでいずれ弾けるということでしょうか。
しかし
貨幣は特別な性質を持っているようにも思います。
なぜなら
貨幣は他の代替財がなく
また、貨幣に対する需要が高まっても貨幣を生産することはできません。
実物資産なら、生産を増加させることもできるし、代替財もあります。
もし、不確実性の高まりなどによって貨幣の需要が増加すれば利子率はそれを
調整する能力を持たないのではないでしょうか。
また
私が考えるような不確実性を前提とした環境では、流動性を一定レベル保持することは
当然の行動のようにも思います。
特に法的な契約制度を前提とした社会にあっては、
先物契約で処理される貨幣賃金や、取引先への支払いに対し一定レベルの
流動性を確保する必要性は高い。
不確実な世界では実物資産への投資に基づく収益がどうなるかわからないし
思うような収益が確保できない場合のために、一定の流動性を確保することは
当然の帰結ではないでしょうか。
ただ
景気が拡大期に入り、流動性を低めていくことはあると思います。
しかし、それはときとして収益の裏付けのない投資にまで走り
一方で流動性を低める、金融を脆弱にするはじまりのようにも
思います。 - 548 :pepe:2002/05/18(Sat) 17:19
- >>547
インフレターゲット策で日銀に大量に買いきりされるという日本国債にも同じことが言えますね。 - 549 :招き猫:2002/05/18(Sat) 17:25
- >>533
ちょっと、お仕事何されているのか聞いていい?
はっきりいっとくけど俺は経済学に関してはトーシローだ。
投資家としては勉強している方だけどよ。
そんな俺でも、銀行の信用創造に関わるマネーサプライと広義流動性と言われるような
な郵貯も含めるの区別くらい付くぜ。で、広義の流動性って言うやつは、今や外貨建て
MMFやリートみたいな、新しい金融商品が出てきたら、定義の範囲が拡がって、意味
が解りにくくなってきているんじゃないの? - 550 :ドラエモン:2002/05/18(Sat) 17:32
- >>545
第一に、財政赤字の大きさの評価は、完全雇用余剰として評価すべきであり、そのためには潜在
GDPの水準とその妥当な評価が必要。小生やクルッグマンあるいはバーナンキは現在のGDP
ギャップを15%位はあると見込んでいる。さらに、さっき書いたようにデフレータは95年か
ら累計で7%以上は低下しており、これを合計した名目GDPで測ったGDPギャップは、実に
20%以上と言うことになる。税収の名目GDP弾力性1.2として、税収ギャップは25%と
なり、50兆円の現実の税収は、正常な名目で評価した潜在GDP水準から10兆円は少ない。
で、足下でそういう借金があること自体は本当だから、その理由に関わらず、今やるリフレ政策
が財政破綻懸念を強めるのが当たり前だと言われても、全然そうは思えない。リフレ政策が成功
した暁には、上に書いたように大幅な税収増加が実現し、将来の財政破綻の可能性は劇的に低下
する。これに対し、現状維持は金利と名目成長率を見ただけで、揺るやとはいえ、破綻が確定し
ている。危なっかしいからなにもシナイという態度そのものが、破綻懸念の最大の要因だ。
ブロック経済だからリフレ政策が効いたという理由が全く理解できない。資本逃避防止法やら
外為管理法で日本の資本市場が国際的に隔離されていたとでも言いたいのだろうか?すでに書
いたが、外為管理法はほとんど発動されていない。また、当時の主要国の金利水準は、以前より
遙かに収斂傾向を強めており、ブロック化による市場分断を自明の前提に議論されても困る。 - 551 :ドラエモン:2002/05/18(Sat) 17:33
- そもそも、この話題もいい加減飽きてきたが、これを言っちゃオシマイなので言わなかったこと
を、敢えて此処に書こう。2ちゃんでも此処でも散々指摘されてきたように、世界中のマトモナ
マクロ経済学者は全員が、日本で強力なリフレ政策に賛成している。はっきり言って、僕らごと
きカスのような連中が、ああだこうだと議論すること自体が、貧しい知能の無駄使いなのは自明
のことだ。クルッグマン、スティグリッツ、バーナンキ、ルーカス、トービン、フリードマン、
メルツァーなど、完全なコンセンサスである。反対派がここで崩れODのなれの果てである僕を
論破したところで、既に勝敗は決しているのだ。無駄な抵抗は止めて、降伏しなさい(笑 - 552 :招き猫:2002/05/18(Sat) 17:34
- >>547
>もし、不確実性の高まりなどによって貨幣の需要が増加すれば利子率はそれを
>調整する能力を持たないのではないでしょうか
利子率は上昇するじゃないの?
資産価格の下落から現状の実質金利を換算すると5~7%くらいなんじゃないの?
>不確実な世界では実物資産への投資に基づく収益がどうなるかわからないし
なんで、投資はインカムゲインしかないって考えるのかな?
日銀が確たる意志を持ったとき、不確実性はが減少し、方向が指し示されるんだ。
その時の投資家達の目的は、インカムゲインじゃない、キャピタルゲインだよ。 - 553 :どんたく名無しさん:2002/05/18(Sat) 17:45
- >>540
不良債権問題を脇において、財の観点からデフレの原因を説明すると、ある財市場について、
供給圧力が高く(たとえば経済の自由化による)需要が縮小(たとえば信用収縮による)している状態では
一部の供給者達の低価格政策は、その財市場全体の価格競争を激化する。
例えば、それが生産財である場合関連する消費財市場で価格競争が激化するように、
関連する財同士で価格低下圧力が強まる。元の財市場は規模が小さくても
このように競争が関連する財市場に波及することにより、連鎖的に
強い価格低下圧力が発生し、低価格政策に適応できない企業の収益は悪化する。
サービスは、サービスの供給者サイドにおいて関連する財市場が影響を及ぼすので、
サービスの価格低下でも、財の価格低下が影響する。
付加価値の低い財ほど生産しやすく、供給圧力は高くなり、需要が減少する。
上の「一部の供給者」の典型例は、海外に生産拠点を移して大幅なコストダウンを計る企業で、
「低価格政策に適応できない企業」の典型例は、国内に残りながら低付加価値の財を
生産しつづける企業となる。
(高付加価値の財を生産できる場合、いままでの低付加価値の財とは
異なった市場に入ることになり、そのような競争から脱却できる。) - 554 :どんたく名無しさん:2002/05/18(Sat) 17:55
- >>550
開放経済が高度化したことについて、法制度もあるが、それよりももっと大きな要素は、
金融におけるIT化による決済の迅速性の高まりによると思う。
>>551
リフレそのものがコンセンサスを得ていることは自明だが、
インフレターゲッティングそのものが十分に議論されたとは聞いたことがない。
ターゲッティング策が「実際の経済に対して有効ならば」使うべきだという話なら
彼らの発言や論文から読み取れるが、クルーグマンでさえ、
まず適正な数値を含めてリサーチしろと主張している。
そもそもそのような意見は権威に頼った権威主義的発言に聞こえて乱暴だ。 - 555 :ドラエモン:2002/05/18(Sat) 17:57
- PKなのはポチさんだっけ?
ケインズ全集読んでみ。イギリスで金利下げまくっても効果のでなかった時代に、当座預金残高
を政策目標にすることを提唱した経済学者は誰でしょう?もちろん、ケインズ先生その人です。
君の貨幣理論は、デビッドソンやら、もとをただせばカルドアのマネタリズム批判に基礎をおい
ているが、ケインズ本人には認められそうもないね。 - 556 :ドラエモン:2002/05/18(Sat) 18:03
- >>554
クルッグマンが言ってるのは、4%15年という彼の提言が妥当かどうかということであって、
プラスのインフレ目標の設定と、それを実現するための大幅な長期国債買い切りないし外債の
買い入れ自体を、いまさらリサーチしろなんて言ってない。
>そもそもそのような意見は権威に頼った権威主義的発言に聞こえて乱暴だ。
はぁ?経済学は、諸科学の中でも論争の激しい分野であって、正しい理論が何かについてはもの
凄い対立を続けてますが、間違った政策が何かについては、変なこと言って見過ごしてくれる事
はないので、間違いなくわかってるといえます。
でも、あんた本当に日銀の人だな。白川氏が同じ台詞で捲し立ててたのを聞いたことがあるぜ(w - 557 :どんたく名無しさん:2002/05/18(Sat) 18:08
- >>550
ターゲット設定は
必要な実質金利の低下幅 = GDPギャップ × 実質GDPを1%上昇させる長期金利の低下幅
となるが、インフレ率が4%でGDPギャップがキミの主張するごとく20%だとしたら
日本の実質GDPを1%上昇させる長期金利の低下幅は0.2%が前提ということになる。
すなわち、インフレ率4%を景気回復・財政健全化まで継続するターゲット策が有効かどうかは、
この0.2%が証明されることで、自明的に証明される。
よって、「キミがキミの論旨にそってターゲット政策を推したいならば、この0.2%を証明しなくてはならない。」
過去の実績から自分が試しに計算すればこれは0.2などでなく、恣意的に低く調節しても
その10倍の2~3%程度になる。
0.2%など証明されるはずが無いというならば、たとえば4%とかいうような
ターゲット設定値でさえ根拠の無いものとなる。
もし4%がクルーグマンの言う「十分に高いインフレ目標」でない場合、リフレ効果は期待できず、財政の赤字と負債残高が膨らむことになる。 - 558 :554:2002/05/18(Sat) 18:12
- >>556
また曲解しているな。そんなことはお互い知っているという前提で話をしてくれないかな。
>>557は自分の投稿だ。
問題なのは、そういう乱暴な曲解がだんだんと「意図的な曲解」であるという印象を与えて来ていることだ。 - 559 :554:2002/05/18(Sat) 18:18
- >>557の数字が4%でなく、例え10%という数字でも、
それが実質GDPを1%上昇させる長期金利の低下幅を考慮してみて「十分でない」場合、
リフレ策としての効果は期待できないのだ。 - 560 :どんたく名無しさん:2002/05/18(Sat) 18:20
- >>551
ドラエモンはインチキ暴かれたら逆切れか?
ターゲットってくっつけたってだいぶ違ってるなんてのは承知だろうに。
もう少し大人の対応を求む - 561 :554:2002/05/18(Sat) 18:22
- >>556
自分が誰かなどどうでもいいことではないか?
匿名掲示板なのに、キミ達が誰かなど自分はまったく興味がない。
興味があるのはキミ達の意見だけだ。 - 562 :ドラエモン:2002/05/18(Sat) 18:28
- >>557
1)実質GDPでのギャップ率は、15%って明記してあります。20%は名目の方です。
2)デフレ状況下で、消費関数も投資関数も、普通の均衡水準(インフレ率が3%位を維持でき
た時代の推計値)からもの凄く下方に乖離してます。この乖離こそが、財政政策の有効性を消滅
させている原因でもありますが。それはともかく、これを前提に考える場合、クルッグマンの様
な計算は、そもそもあまり意味を持ちません。あなたの推計なるもの(2~3%)は、恐らく過去
の計量モデルの推計値でしょうが、そこで前提にされている消費関数や投資関数が、そもそも壊
れてるわけで、意味がないのは同じです。
で、僕は3%の目標インフレ率をご推奨ですけど、その根拠は別にあなたがクルッグマンから引用
している公式じゃないです。ですから、、「キミがキミの論旨にそってターゲット政策を推したいならば、この0.2%を証明しなくてはならない。」
は成り立ちません。
最後に、足りないとしてインフレに転じて税収が増えるのに、>財政の赤字と負債残高が膨らむことになる と断言する理由が全然分かりません。 - 563 :どんたく名無しさん:2002/05/18(Sat) 18:30
- 傾いた土台に垂直に建設しようとしているので、
土台が傾いているって指摘したら、
曰く、建設的な意見で無いんだそうな。 - 564 :どんたく名無しさん:2002/05/18(Sat) 18:32
- それにしてもワンパターンなジサクジエンだね。
- 565 :ドラエモン:2002/05/18(Sat) 18:34
- >>560
>ドラエモンはインチキ暴かれたら逆切れか?
どこがインチキか説明せよ。>>557式のクルッグマンの公式に関しては、当方、一回もコミット
してません。というか、あの公式については極めて懐疑的です。 - 566 :すりらんか:2002/05/18(Sat) 18:42
- >日本のGDP500兆に対して、中国からの輸入額が7兆でも
>その7兆の殆どが消費財であり
だとしたら,CPIの方がよりWPI,GDPデフレーターよりも大きなデフレ
傾向をしめさないのは何故?1-1.5%程度のラスパイレスバイアスでは
説明がつかないと思います.さらに,価格弾力性の問題.中国の価格
が半分であっても,需要が2倍以上にならないことには他の財・サー
ビスへの需要を削ることでマクロの物価指数を引き下げることは出来
ない.しかもGDPの1%のシェアしか持たないものが0.1%のデフレを作る
のには,半額へジャンプしたときに他産業からの資金シフトにより購
入額は20倍になる様な財を想定している.どんな財だ?おそらく,君
の話したいのは中国のせいで理由はないけど何かみんなスゲー不安で
不況になっているという話なんだと思いますが,それならそれが誤り
であることをといてまわるべきでは?
>日銀が国債などの債券を大量に買いつづけなくてはならず(あるいは
>ドルなどの外貨を買う)、これが財政に跳ね返るため、財政構造その
>ものをさらに大きく毀損しなくてはならない。
長期国債はまだだいぶ市中にあるが?
>当局がインフレ目標政策などをとったらもっと貯蓄だ。絶対に金を
>使うな。そうなったら円はダメだ。ドル資産やユーロ資産がオスス
>メだぞ。
すごい意見だな.これから値下がりする資産を持つと有利だといって
入る上に,円安になってもインフレにならないというわけだが. - 567 :すりらんか:2002/05/18(Sat) 18:47
- >不活動貨幣はバブルのようなものでいずれ弾けるという
>ことでしょうか。
いえ,全く逆でして,
>貨幣は特別な性質を持っているようにも思います。
からこそ,その収益性が全ての需要を飲み込んでしまうことがあり得
る,という話です.その時に生じるデフレ=貨幣利回り上昇はさらに
貨幣に需要を引きつけデフレを強化する……と.このデフレ強化プロ
セスが「バブル的」なのでよくこの板で貨幣バブルってよんでました.
すくなくとも,このトレンドフォロー的なデフレ要因に水を浴びせる
には貨幣の収益率に対して日銀がこれ以上高めるような政策はとらな
い,むしろ売り向かうことにコミットする必要がある.というのが私
の考えです. - 568 :すりらんか:2002/05/18(Sat) 18:53
- とりあえず,誰が何いってんのか分かりづらいし,コピペに一生懸
命反論するの恥ずかしいんで,
・せめて何か仮でいいからコテハンにしよう
・コピペ時は一言ことわる
をルールにしませんか? - 569 :ポチ:2002/05/18(Sat) 20:51
- >555
私にはクルーグマンのほうがケインズ的でないように写るのですが
クルーグマンには貨幣が外生的であるという前提はないでしょうか?
それと
カルドアはケインズの流動性選好を否定していませんか?
マネタリスト批判が行き過ぎて、ケインズまで否定してしまった。
それに対してデビットソンは批判的な目を向けていたように思います。 - 570 :ポチ:2002/05/18(Sat) 21:08
- 招き猫さん。
私も経済とは関係な仕事なので、お手柔らかに。
貴殿の指摘は金融自由化の中で金融イノベーションがおき
貨幣の定義じたいがあいまいになっているということではない
でしょうか。
これは広義流動性だけの問題ではないでしょうね。
思うに、M2+CDと広義流動性の違いは
前者のほうが速報性が高いというだけの区分にすぎないんです。
広義流動性はそのあたりを無視して貨幣という定義にあてはまるものを
総括したのだと思います。
それでも、金融自由化以前は資金の動きが小さかったので
M2+CDで充分だったのですが、現在は頻繁に移動するので
そうも行かなくなったということです。
今回のケースも郵貯の資金が銀行預金に流れた状況を
M2+CDでは反映できていないわけですので
やはり、広義流動性を参考にすべきでしょう。
少なくとも日銀の見解は広義流動性を指標として重視しています。
http://www.e-jichitai.com/business/weekly/keizai/ - 571 :ポチ:2002/05/18(Sat) 21:12
- スリランカさんへ
よろしければ537と539の感想もお聞かせください。
貨幣の収益性を低めるとは、利子率を低下させることでは
ないでしょうか。一般理論の自己利子率のところ読み直して
みます。 - 572 :ポチ:2002/05/18(Sat) 21:13
- 570ですが
経済とは無関係な職業だと言いたかったのですが
関係な→関係ないです。
それと
招き猫さん、いくら考え方が違う相手でも、もう少し
冷静に議論すべきではないでしょうか。
お互い大人の対応を心がけましょう。 - 573 :どんたく名無しさん:2002/05/18(Sat) 21:19
- ニューケインジアンの猫軍団(猫型ロボット含む)に対し
ポストケインジアンの犬が孤軍奮闘?しておりますな。
このあたりでマネタリストの猿や構造改革派のネズミとか
もっといろんな動物の登場がないかな。
苺もオーソドックスな正統派のケインジアンが多くて
激しいバトルがなかったし、
違った種類の動物を放してみるのもよいかと。 - 574 :すりらんか@小野モデル宣伝部長:2002/05/18(Sat) 21:20
- 私はPKのことはほとんど知らないのですが,経済に関する論理建てに
おいて期待形成のあり方は本質とは遠いと思います.問題は,貨幣と
いう存在の特殊性の認識につきるのではないでしょうか.それ自体へ
の論理的(といより哲学的な気が)把握もこれまた詳しくない貨幣存
在の特殊性さえ認めてしまえば,合理的期待の下で相等多くのインプ
リケーションが導けます.一般理論の17章をベースにモデル構築をし
たいわゆる小野モデルは,Krugmanモデルよりも遙かに現在の経済環
境の把握に有用だと思います.なお,僕がよく勝手にブチあげてる貨
幣価値バブルも小野モデルへの追加事項です.
新古典派的なケインジアン(ココの主流?)にとっては小野流のモデ
ル化に対してよりしっかりとしたミクロ的基礎をうち立てることが大
きな課題のひとつですが,それと並行して貨幣の特殊性に立脚したモ
デルにより現実経済に何を言えるのかも重要な仕事であると私は考え
ています.PKの人にも(むしろPKの人の方が理解しやすいかも!?)
小野モデルについてはIERの論文なり,著書なりで是非読んで欲しい
と思います. - 575 :ポチ:2002/05/18(Sat) 21:34
- >574
小野先生の著作を教えていただけるとありがたいのですが。
貨幣の話って面白いですよね。
インフレターゲットも、深く突っ込んでいくといろいろな
論点が出てくるのかもしれない。政策の是非はおいておいて
ひとりごとですが
経済学っていろんな学派や考えがあって
いつまでたっても、それらが整理されない。
物理等の自然科学と比べて反証可能性が低いのか?
社会科学というのは、結局最後はその人の直観なのかなー。 - 576 :すりらんか:2002/05/18(Sat) 21:41
- >>537:期待形成について
合理的期待の議論における期待はあくまで主観的なものです.その
意味で①②に区別を設ける必要はない.
>将来の見通しに対する信頼しうる情報がないか
に関しては情報集合が小さいと解釈すれば足りるし,
>意思決定と結果の間が長いほどむしろ不確実性が高まる
についてはiidでないといっているだけで合理的期待と何ら矛盾し
ないと思います.また,通常のNM効用にしたがった議論はおかしく
て人はより最悪の不確実性に応じて行動するという議論も,基本的
には評価関数の形状の問題で合理的期待の一亜種といえるかもしれ
ない(その意味でごく単純な合理的期待の議論は期待バイアス抜き
でかなりのことが言えるというエクササイズと言えるかも).
合理的期待を前提としない議論は(私は無意味とは思わないが),
結論が期待形成という見えないものに大きく依存してしまうという
点で重大な注意をしなければならないと思う.そして,誰かには分
かるがその他大勢には分からないと言う話はフリーランチ前提の議
論になるため,その時,その期待なるものを知り得た人がとるべき
行動は経済学を語ることではなくそれをついて大金持ちになること
と思います. - 577 :すりらんか:2002/05/18(Sat) 21:42
- 合理的期待を前提としない議論は(私は無意味とは思わないが),
結論が期待形成という見えないものに大きく依存してしまうという
点で重大な注意をしなければならないと思う.そして,誰かには分
かるがその他大勢には分からないと言う話はフリーランチ前提の議
論になるため,その時,その期待なるものを知り得た人がとるべき
行動は経済学を語ることではなくそれをついて大金持ちになること
と思います.
>>539:インフレ期待について
>インフレターゲットが有効性をもつにはいつか完全雇用に到達する。
>そして、主体がそれを信用することが必要ではないでしょうか。
デフレは2階建てで構成されるというのが私の考えです.一階部分
はマクロの需給ギャップに依存する……この部分に関しては上の指
摘は妥当性があるかと.しかし,継続的な物価の下落を招く主役と
私が考える資産としての貨幣への需要の集中はそうではない.いく
らでも売り向かってくる供給者の存在があるのにこの様なバブル的
な価格形成が維持されることはないのではないでしょうか.貨幣価
値の下落(いわゆるバブル)は独占力ある供給者の買い支えによっ
てあっさり崩壊したのを見ても分かるとおり,貨幣価値の(その方
向性は問わず)バブル的な変化は日銀の政策態度により充分変更可
能と思います……というよりもまずここからダと思うのです.その
意味でターゲットは如何なる方向のバブル的貨幣価値変動を日銀は
とめるのだという意思表示といってよい.だから永続的ルールとし
て要されると思うのです. - 578 :すりらんか:2002/05/18(Sat) 21:45
- おっと何かだぶって書いちゃいました.小野氏のモデルは,
『貨幣経済の動学理論-ケインズの復権』東大出版会,1992年
" A Reinterpretation of Chapter 17 of Keynes's General Theory: Effective Demand Shortage Under Dynamic Optimization ," International Economic Review, 42, February 2001, 207-236.
がフォーマルなモデル化,お手軽バージョンが
『金融』岩波書店,1996年
かと思います. - 579 :dell:2002/05/18(Sat) 23:10
- 貧乏暇無し。私が労働にいそしんでいる間に議論はドンドン進んでしまい、置いてきぼりを食ってしまいました。(涙)
書きたいことが色々あって困るのですが、とりあえず私へのレスに戻って、
>>464
>③完全雇用に近くなればインフレの傾向があらわれる。インフレターゲットは
その場合のインフレを高める。
むしろこれは逆でしょう。インフレ率の上限を決めるが故に、インフレ率が上限に近付くと金融引締め観測が台頭し、ターゲティングを行わない場合より上限を超えるインフレは起こりにくくなるのではないでしょうか。
>④②の景気回復が起るかどうかは、インフレターゲットの結果ではなく
財政政策や技術革新などが原因である。
>ですからインフレは起るかもしれないし、起らないかもしれない。
ただ、日銀がそれをコントロールできないということを言っているので
あって・・・
もしそう思うなら、望ましい財政政策を考えるべきでしょう。技術革新を加持祈祷でもして待ち続けるというのでないなら。
そして、財政出動するなら、金融をさらに緩和しない限り長期金利が上がってしまい効果が減殺されるのですから、やはりさらなる金融緩和は必要条件でしょう。
どうもポチさんのスタンスに違和感を感じるのは、「デフレから何とかして脱出するためにはどうしたら良いのか」という視点がなく、デフレをまるで容認しているように感じられる点です。
このままデフレを続けていていいと考えているのですか? - 580 :dell:2002/05/18(Sat) 23:31
- >>465
>どういう政策をとれば、資金需要を中央銀行がコントロールできますか?
金利の引き下げ以外はまったく資金需要を増加させないですよ。
そう思うなら、日銀は長期国債買い切りオペをドンドン増額して最長期(現行では30年債)の国債の金利まで全て限りなくゼロに近付けるべきだ(現状では2・5%程度)と言うべきでしょう。
デフレを続けたいなら別ですが。
>デフレを払拭するまで量的緩和を続けることが効果がないが
インフレターゲットが効果がある理由を具体的には何一つ
上げていません。
「デフレを払拭するまで量的緩和を続ける」のではなく、「早期にデフレを払拭するよう量的緩和を強化する」でなければいけません。
現在まで行われてきた程度の量的緩和では、量(月額1兆円では不足)、スピード(国債買い切りオペ増額のスピードが景気実態に対し遅過ぎる)共に不足です。こんなものをいくら続けていても、デフレ脱出の展望は開かれないでしょう。 - 581 :ポチ:2002/05/19(Sun) 00:04
- 名目金利はほぼ限界でしょう。
そこまで買いオペをすれば、財政の規律がなくなるという連想から
逆に金利が上がるというケースも否定できないと思います。
(考えすぎかもしれませんが)
デフレを続けていいとまでは思いません。
デフレが経済にマイナスなのは事実ですが
おそらく以下の2つの理由からニューケインジアン的
な人よりもデフレを問題視していないということは言えます。
①貨幣賃金の下方硬直性を不況の原因だと考えない。
②企業の投資は期待や血気(投資へのエネルギー)に依存するため
実質金利が低下したとしても、投資が増加するとは限らない。
むかし
チリでマネタリストがK%ルールを持ち込んだとき
金利が乱高下したのですが
今後15年かそれ以上にわたり
マネーサプライをターゲットにすることは
貨幣需要の変動の大きさを考えると
同様のことが起る可能性を危惧しているのです。 - 582 :ポチ:2002/05/19(Sun) 00:05
- スリランカさんへ
だいぶ、頭を使う議論になってきたので
ゆっくり考えてみます。 - 583 :ポチ:2002/05/19(Sun) 00:15
- リスクと不確実性は違うのではないか
日銀が独占的な貨幣の供給者とはいっても
商業銀行の役割もあるだろうし
貨幣供給のコントロールは金融動機に基づく
資金需要に依存するのでは。
そう考えると通常の供給者とは条件が違うような。
このあたりをじっくり考えてみる。 - 584 :招き猫@若葉マーク:2002/05/19(Sun) 00:37
- ポチ氏へ
言葉遣いが悪いのは許してくれ。おれも2ちゃんの癖が抜けない、いちご@若葉マークなんだ。
ここのスノッブな雰囲気はどうも俺には似合わない。
俺は生粋のノラだからな。
>>582
>②企業の投資は期待や血気(投資へのエネルギー)に依存するため
企業も個人も合理的に行動するんだ。もちろん、先を読み違えることはあるが。
利益が確定できない時投資はしない。そんな奴はドンキホーテにしかすぎないさ。
>>583
日銀って果たして独占的なマネーの供給者なのか?
歩積み両建てって言葉を今はどういうのかな?
それと、日銀がマネーを供給するときは殆どの場合金融機関を通じてしか行われないんじゃないのか? - 585 :dell:2002/05/19(Sun) 01:39
- >>581
>むかしチリでマネタリストがK%ルールを持ち込んだとき金利が乱高下したのですが今後15年かそれ以上にわたりマネーサプライをターゲットにすることは貨幣需要の変動の大きさを考えると同様のことが起る可能性を危惧しているのです。
この点は、同意です。
たしかに、物価やマネーサプライをターゲットにした場合、金利が乱高下する懸念はありますね。
ただ、インフレターゲットというと何か特殊な政策のようですが、実際2-4%のインフレ率などというのは、どの中銀でも目指すべきごく常識的なインフレ率ではないでしょうか。
それとも、やはり「ニューケインジアン的な人よりもデフレを問題視していない」ため、このままデフレを容認すべきなのでしょうか?
ところで、
>そこまで買いオペをすれば、財政の規律がなくなるという連想から・・・
これ、つまりはインフレ期待ではないですか? - 586 :ポチ:2002/05/19(Sun) 11:44
- 財政の規律がなくなるということは、必ずしもインフレ期待とイコールではないと
思います。財政の規律がなくなるから、金利が上がるというのは巷でそういう意見が
あったので、書いてはみたのですが・・・・・・・。
デフレを容認しているというよりは
何度も言うように、日銀には
①マネーサプライを完全にはコントロールできない。(特に資金需要の低下している時期)
②不完全雇用下ではマネーサプライ増が物価上昇率とは必ずしもリンクしない。
言い方を変えれば、投資意欲が減退する中、日銀が増加させるのは主に不活動貨幣だろうと
いうこと。
一方
インフレターゲットが景気の拡大期に、インフレなき経済成長の実現を阻むのではないか。
(日銀はインフレを起せないが、景気拡大期にインフレが起きたときに黙認することはできる。)
また、継続的にインフレターゲットを行うことを前提に考えると、貨幣需要の大きな変動に
対応するのが困難ではないか。
ということです。
またデフレは経済にマイナスだと思いますが
インフレ期待が起きたとしても
実質金利が低下して、おどろくような投資の拡大が起きるかというと
現状の日本は企業の投資へのエネルギーが低下しているので
そうでもないだろうということ。
ケインズは投資の限界効率と利子率を比べて企業が投資の意思決定をする
というモデルを示した一方で、血気という、合理的な主体とは言えない
表現もしています。なにが言いたいかというと、不確実性の下では
利子率と投資の限界効率を比較するという部分以上に投資へのエネルギー
といった部分が大きな要素をしめるだろうということです。
デフレを払拭すべきだという考えの中には、デフレが市場が不完全雇用から均衡に
向うメカニズムを妨げているという発想もあるように思いますが
私はそもそも、そのようなメカニズムが内在していないと考えているのです。 - 587 :ポチ:2002/05/19(Sun) 11:49
- >584
私はインフレターゲットというのはニューケインジアン的な発想から出るものだと
考えています。
マネタリストならインフレ期待は名目金利上昇で相殺されると言いそうですし
ただ、不況の原因は日銀が貨幣供給を怠ったといいそうですが
ポストケインジアンも肯定的にはみないと思います。
そう考えると
インフレターゲットというのは
マネタリスト、ポストケインジアン、ニューケインジアンの
根本的な論点を考え方を整理して考えていくことにより
論点が明確化してくるように思うのです。 - 588 :ポチ:2002/05/19(Sun) 12:03
- 日銀が貨幣の独占供給者であるという話ですが
利子率上昇期には、金融イノベーションにより、新たなMが創出されることも
あるかもしれません。統計上は貨幣の流通速度が上昇するということになりそうですが
また、投資意欲が活発化すれば、最後の貸し手として日銀がそれに応じざる得ないでしょうね。
一方で現在のような投資意欲の低いときはいくら日銀がMを増加させようとしても
信用創造が働かない。仮に増加しても、それは投機的需要、予備的需要に基づく不活動貨幣が
ほとんどだと思います。
スリランカさんは貨幣の収益性の高まりを抑えるためにインフレターゲットを行うのだと
おっっしゃっているのだと思います。それにより実物投資を活発化させる。
この話は一般理論の自己利子率にも関連してくるのだと思うのですが・・・・・。 - 589 :ポチ:2002/05/19(Sun) 13:29
- スリランカさんへ
私の書いた客観的確率、主観的確率、不確実性の話は
実はPデビットソンのぱくりなのですが
デビットソンは合理的期待形成学派を客観的確率が存在する環境を前提にしている
としています。実際問題、ルーカスあたりはどう考えているのでしょう。
デビットソンは主観的確率が支配する環境と客観的確率が支配する環境を
エルゴート過程とし
不確実性が支配する非エルゴート的過程と区別しています。
そして主流派の流動性選好はリスクに対処するものであるが
ケインズが描いたのは不確実性に対処するものであるとしています。
リスクと不確実性は違い、不確実性は無知を前提にしている。
リスクはエルゴート的過程であり、そこでは将来は単に過去の統計的反映にすぎない。
市場が短期にしろ長期にしろ均衡を達成できるか否かは
この議論ともかかわってくるようにも思います。 - 590 :ポチ:2002/05/19(Sun) 13:35
- スリランカさんへ
本のご紹介ありがとうございます。「金融」あたりを読んでみます。 - 591 :すりらんか:2002/05/19(Sun) 14:05
- >①マネーサプライを完全にはコントロールできない。
>②マネーサプライ増が物価上昇率とは必ずしもリンクしない。
これは両方とも同意です.継続的な貨幣資産の収益低下期待が無い限
り,マネーの突然のジャンプは物価とリンクしないでしょう.しかし,
継続的なマネーの回収・放出は(期待に与える影響も含め)物価に影
響します.日銀は貨幣市場において非常に多きな独占力を持っている
のですから期待に与える影響も含めもちろん物価を左右する.(誤解
無きようにくりかえし留保しておくと「日銀は独占的貨幣供給者」と
いうのは価格支配力が大きいと言っているつまり強度に寡占的と言っ
ているだけで「日銀しかマネーを供給しない」という意味ではありま
せん)
>インフレターゲットが景気の拡大期に、インフレなき経済成長の実現
>を阻むのではないか。
インフレターゲットはインフレ抑制には有効なわけですからこれはち
ょっと矛盾しているのでは?また,ヘッジ可能な程度の(ターゲット
内の)インフレが起きることがそんなに厚生阻害的であるとは思わな
いです. - 592 :すりらんか:2002/05/19(Sun) 14:05
- >実質金利が低下して、おどろくような投資の拡大が起きるかというと
>現状の日本は企業の投資へのエネルギーが低下しているので
>そうでもないだろうということ。
これは以前(インフレ派じゃなかった頃)考えていた経路です.IS垂
直みたいな話.しかし,私はむしろ投資の回復は遅行系列ではないか
と考えています.インフレ期待はダイレクトにポートフォリヲの組み
替えを起こす.この組み替えが資産に対して行われればフィナンシャ
ル・アクセレーターが,消費に向かえば消費財需要の回復が起きる,
その結果として後に内部資金による投資が,いずれ信用連鎖の回復が
というのが最も上手くいった場合の経路です.ココまで事が上手く運
ばずとも,デフレ下ではポートフォリヲの上とは逆の組み替えが続く
わけですから多少の(在庫払拭などの)回復要因ではこれを超えるこ
とが困難になるという意味で「まずはここから」ではないでしょうか. - 593 :すりらんか:2002/05/19(Sun) 14:06
- >デビットソンは合理的期待形成学派を客観的確率が存在する環境を前
>提にしている
僕の頭の中では合理的期待形成学派というのはないです.合理的期待
というよりモデル適合的な期待以外の期待形成を用いる議論は,必ず
そのad-hocな定式化に結論の先取りが潜んでしまう.したがって,モ
デル適合的な期待を前提にするのは「それが正しい」というよりも「
そこ以外の問題を整理する」方便なのです.固定的なバイアスを持っ
た期待形成があり,それを把握したならば「人の行く裏に途あり花の
山」という相場格言の世界になっちゃう.経済学者はみんな大金持ち
か,みんなそのまねをした結果上の格言は否定されちゃう.PKの本は
P.Davidsonの教科書みたいなのをちょっと見たきりなんですが,丁度
>リスクと不確実性は違い、不確実性は無知を前提にしている。
というのがどうも分からないところでした.情報集合が極端に小さい,
または全くない世界で,ものすごくたくさんの不確実性の元の合成と
してOut Comeがあるというなら,それは正規分布なんでは?と思うの
です.そうではないというのなら何らかの形の分布を想定しているの
ではないかと思うのです. - 594 :ポチ:2002/05/19(Sun) 16:18
- >591
ご返信ありがとうございます。またゆっくり考えてみますが
一点だけ、
インフレターゲットはデフレを払拭する力は弱いが
インフレ抑制の力は一定レベルはあると思います。
ただ
インフレのメカニズムですが私が考えるのは
景気がなんらかの理由で拡大期に入り、インフレ期待が高まった時に
労働組合は先鋭化し賃上げを求め、寡占企業はそれを価格に上乗せする。
また、成長期待が高まれば寡占企業は内部資金を確保するために
さらに価格の引き上げを図るかもしれません。
それが、さらにインフレ期待を高め、インフレを加速化していく
インフレはデマンドサイドの要因や貨幣的な要因とともに
サプライサイドの要因が大きくて
これも可能性の一つなのですが
景気拡大期の過剰流動性とインフレ期待が上記のような
スパイラルを起せば、日銀はかなりの引き締め策で対応しないと
インフレ退治できないように思ったのです。
かなりの引き締め策を取ればインフレを4%以内に抑えられるでしょうが
一方で持続的な成長を犠牲にするのではないかと考えるのです。
ポストケインジアンなどは所得政策を提唱したりもしていますが
民主主義社会において、そのような強引な政策は不可能だと思いますし。
もし
インフレの少ない形で成長が達成できれば
持続的な成長にうまくコントロールできるように思います。 - 595 :ぱっぱらぱー:2002/05/19(Sun) 16:49
- インフレターゲッティングと銀行行動のかかわりについて、ここまでの議論の流れは…
インフレターゲットを設定し、国債買い切り額の増額などの量的緩和の拡大⇒
ハイパワードマネーがいくら増加したところで、信用創造が活発でないかぎり
マネーサプライは増加しない⇒景気回復に銀行貸出の増加は関係なし。
歴史的に見て、景気回復の初期には企業は内部資金を用いて設備投資を行い、
それが景気回復を主導していた。
となっていますが、では、企業が内部資金を蓄積するには何が必要でしょうか?
インフレターゲットの設定でしょうか?それだと循環論法になってしまいます。
民間設備投資が停滞している不況期には、やはり公共投資を拡大し、経済が(名目で)
マイナス成長に陥るのを避け、企業がある程度の水準で利潤を上げる
(⇒バランスシートの傷を癒し、内部資金を蓄積)環境を整えることが大切なのでは
ないでしょうか。
もちろん、公共投資は乗数(フロー)効果だけでなく、生産力増強(ストック)効果をも
重視し、次世代型産業(ナノテクノロジーなど)に寄与するもの、
将来世代の厚生(バリアフリー社会の構築など)に寄与するものでなければならない
と考えます(これは、各経済主体によい期待形成を促すことでしょう)。
資金効率を考えてPFIを積極的に利用することも大切でしょう。
もちろん、銀行部門を活性化させるため、不良債権の漸進的な処理を促す措置を
講じることも大切でしょう(急激な処理策は、中小企業に与える影響が心配)。
P.S.ポチさんが依拠しているP.デビットソンの著書名は、なんといいますか?
お教えくださるとありがたいです。m(_ _)m - 596 :dell:2002/05/19(Sun) 17:31
- >>581
実質賃金の高止まりも実質金利の高止まりも問題で無いとすると、
デフレを続けていいと思わない理由、デフレが経済にマイナスな理由は何だとお考えですか?
それともやっぱりデフレで問題無し? - 597 :ポチ:2002/05/19(Sun) 19:49
- >596
どうも、うまく理解されていないのですが
まず
実質賃金の高止まりは決して経済に対しプラスではないのですが
貨幣賃金はある程度硬直的であったほうが、企業にとって不確実性が
小さく投資がしやすいのです。貨幣賃金が下落する局面はむしろ
企業の投資の限界効率が低下して、不況が進行すると思います。
詳しくはケインズの一般理論を読んで見て下さい。
ニューケインジアンは貨幣賃金の下方硬直性を問題視する点で
ケインズ的ではないのです。
物価上昇により実質賃金が下落することは、プラスでしょう。
しかし、それでも企業の投資の限界効率の低下が激しかったり。
投資のエネルギーが低下していれば均衡から乖離するように思います。
つまり、賃金などの価格メカニズムよりも、企業の期待や投資のエネルギー
の影響のほうが大きいという意見です。
利子率も同じような理由です。企業の血気、投資のエネルギーとの関係で
必ずしも投資を生まない。実質金利が下がるのはプラスですよ。
ようは
デフレはよくないが、それをニューケインジアンの人ほど問題視しないということです。 - 598 :招き猫@若葉マーク:2002/05/19(Sun) 19:57
- >>597
>貨幣賃金はある程度硬直的であったほうが、企業にとって不確実性が
>小さく投資がしやすいのです。貨幣賃金が下落する局面はむしろ
>企業の投資の限界効率が低下して、不況が進行すると思います。
きっと、そうなると失業が増大するね。
分配される富の総和は一定なんだから、賃金の高止まりは少数者による富の独占を意味するよ。
どうして、自分は失業しないって考えるんだろう。
どうして失業者の再雇用の困難さに気がつかないんだろう。
社会にとって最大の損失とは、人という貴重な財の不稼働=失業だということが解らないんだよな。 - 599 :ポチ:2002/05/19(Sun) 19:59
- >595
私の考えは
日銀がマネーサプライと物価をコントロールする力に疑問があり
そういう状況でインフレ期待を起すのは困難だというものです。
一方でインフレターゲットはやはり弊害も多いし
インフレ期待を起しても景気が回復するという保証もないように
思います。
>景気回復に銀行貸出の増加は関係なし。
>歴史的に見て、景気回復の初期には企業は内部資金を用いて設備投資を行い、
>それが景気回復を主導していた。
経済成長に内部資金は重要な役割を果たすとは思いますが
ここまで言い切れるのでしょうか?
デビットソンの本は「ポストケインズ派のマクロ経済学」多賀出版です。
貨幣的経済理論でもよいですが手に入らないので・・・・ - 600 :ドラエモン:2002/05/19(Sun) 20:01
- >貨幣的経済理論
は、典型的に「読んではいけない」翻訳だったように思うけどねぇ。 - 601 :招き猫@若葉マーク:2002/05/19(Sun) 20:09
- >>599
日銀がマネーサプラをコントロールする力を無くしてしまっていることには同意するよ。
じゃ、それが何故そうなったのか、と言うことが問題なんじゃないのか?
他国の中央銀行に出来て、かっての日銀にも出来たことがいま何故できないの? - 602 :dell:2002/05/19(Sun) 20:25
- >>597
いやいや、そうではなく、ポチさんが「デフレはよくない」と考える理由を尋ねているのです、逆に。 - 603 :ポチ:2002/05/19(Sun) 20:27
- >598
失業がよいと言っているのではありません。
貨幣賃金が安定的なほうが失業が少ないということです。
実質賃金の高止まりは問題だと思います。
この違いは説明ずみですが
もし、なんなら
一般理論の19章をお読みください。
そこの中に答えがあります。 - 604 :ポチ:2002/05/19(Sun) 20:30
- >602
ですから、実質賃金と実質金利が高どまることです。
しかし
実質賃金と実質金利の高止まりが解消されれば
問題が解決するとは思わないということです。
ケインジアンが金融政策より財政政策を重視する
理由と同じです。 - 605 :ポチ:2002/05/19(Sun) 20:33
- >601
他国の中央銀行も同じです。 - 606 :ポチ:2002/05/19(Sun) 20:37
- >600
では、「ポストケインズ派のマクロ経済学」でよいでしょう。
しかし、ドラえもんさんはポストケインジアンがそんなに
お嫌いですか?いじめないでください(笑)
私もドラえもんさんと同じ、ケインズ信奉者ですよ。 - 607 :ドラエモン:2002/05/19(Sun) 20:39
- 一般理論の訓故注釈やっても不毛。ただし、ケインズが金融政策を軽視して財政政策一本槍だ
という素朴な解釈が間違いだろうと言うことは、例えばレイヨンフーブットの研究などで明らか
になっているように思うけどね。前にも書いたが、当座預金目標で量的緩和を提唱した最初の
人物がケインズだったくらいでね。 - 608 :dell:2002/05/19(Sun) 20:40
- >>604
デフレは解消すべきものなのか、解消しなくても良いものなのか、この点をはっきりしないと議論の進めようがない。
デフレを解消する必要がないなら、これはインフレターゲットなど全く不要という結論にしかなりようがない。
デフレは解消すべきものだとするなら、その手段としてどのような方法があるのかということになる。
デフレは解消すべきものなのか?
もし解消すべきとするなら、どのような方法によるべきなのか? - 609 :ドラエモン:2002/05/19(Sun) 21:18
- >>609
別に君を虐める気はないけど、PKやってる学者には色々不愉快な思い出があるような無いような(笑
ただし、ハリー・ジョンソンの証言を信ずれば、戦後のインフレについて貨幣数量説を使って
簡単な実証研究だかモデルだかを報告したカレツキーをロビンソン一派が馬鹿にしまくったと
いう話は、さもありなんという気がする。
要するに、僕はケインズ信者ではあるが、それはケインズがドグマに囚われずに、局面局面で
必要な政策と理論を考え出す人だったからであって、彼の書いた特定の議論にそれ程拘っては
いないんだよ。君が強調する不確実性の話も、スローガンは立派だが、実際に発展させたのは
新古典派に分類されてもおかしくないような人たちばかりだ。まあ、僕を貨幣数量説のイデオ
ロギーに染まったマネタリストだと思う人も居るだろうけど、短期金融市場なんかをチョイと
離れて市場を見てれば、金融政策の有効性は明らかだと思えるから、騒いでるのだよ。 - 610 :招き猫@若葉マーク:2002/05/19(Sun) 23:28
- ポチ氏へ
>>605
じゃ、何のためにマネーサプライって言う統計を重要視するの?
なんか、言ってること変じゃないか?
>貨幣賃金が安定的なほうが失業が少ないということです。
>この違いは説明ずみですが
はこれのことかな?
>>597
>貨幣賃金はある程度硬直的であったほうが、企業にとって不確実性が
>小さく投資がしやすいのです。貨幣賃金が下落する局面はむしろ
>企業の投資の限界効率が低下して、不況が進行すると思います。
企業にとって、賃金が安定している状態は「不確実性が小さいく投資しやすい」が
正しいんじゃなくて「投資の判断がしやすい」だろう?
そして、賃金が高い水準で安定している状態は「投資が回収される見込みが少なく、投資が生まれない」って事だよ。君がどんな本を読んだかしらないが、経済学がサイエンスである以上、
再現性が確保されないといけない。本を丸暗記することより、その命題が正しいかどうかが問題だ。
企業にとって重要なことは永遠に変わらないぞ。 - 611 :YK:2002/05/20(Mon) 00:23
- このような書込板があるということを初めて知りました。議論されている内容も
なかなか示唆に富むものもあり参考にさせていただきます。
このような話題はなにかと論題からそれがちになりますが、私たちが興味があるのは
金利感応度の変化です。日銀当預に積み上がっている間は金利に対しては低下要因となる
貨幣供給ですが、直接引き受けを大規模に実施するようになった際には、当預を超えて
ダイレクトに政府の債務がマネタイズされてしまう。これがどの程度金利に影響するのか。
市場局も金研でもシミュレートしきれていない。インフレターゲットに踏み切るには避けて
通れない問題というのは充分承知しているが、そういった研究をしたものを紹介していただけ
ないでしょうか。また、そのことについてのご意見も伺いたい。 - 612 :ポチ:2002/05/20(Mon) 01:04
- >608
そうではなく、
①日銀ではデフレを解消する能力がない。
②にもかかわらずインフレターゲットに弊害があるということ。
デフレは解消すべきですよ。
ただ、それに対する重要度があなた方とは温度差があるだろうということ。 - 613 :ポチ:2002/05/20(Mon) 01:06
- >610
一般理論を紹介したのは貴殿が私の言っていることを理解していないからで
また貴殿の書き込みを読むと未だに私の言っている意味を理解していないのです。
ようは市場メカニズムに対する信頼の程度の問題だということです。 - 614 :ポチ:2002/05/20(Mon) 01:09
- >610
ちなみに貴殿の話は貨幣賃金の硬直性の話ではなく
実質賃金が下がらないと企業が投資しにくいという話であり
それについては私は否定していません。 - 615 :ポチ:2002/05/20(Mon) 01:10
- ただし
実質賃金が低下しても、企業が将来に悲観しているときは
投資が出ないということです。 - 616 :ポチ:2002/05/20(Mon) 01:15
- >610
>じゃ、何のためにマネーサプライって言う統計を重要視するの?
>なんか、言ってること変じゃないか?
意味がわかりません。
私の議論を肯定しても
マネーサプライという統計は別に意味があるだろう。 - 617 :ポチ:2002/05/20(Mon) 01:18
- 申し訳ないが招き猫氏は議論がずれています。
とりあえずインフレターゲットの議論に戻って
論点を整理したほうがいいでしょう。
私は今日は寝ますので
また日を改めて論点を整理します。
あなたも一度論点を整理してみてください。
あなたは単に日銀嫌いで、その一貫で
私の発言一つ一つに難癖をつけているだけの
ようにも写ります。それでは論点がずれてしまいます。 - 618 :どんたく名無しさん:2002/05/20(Mon) 02:51
- >>580
ただ、デフレがより構造的になってはいるが、率が「進行」しているわけではないね。 - 619 :554=557:2002/05/20(Mon) 02:54
- (ちょっと長くなるので連続投稿で行きます)
>>562
悪いけど何を言っているのかよく理解できない。こちらの論旨を再びよく噛み砕いて説明するので、注意深く読んでから答えてもらいたい。それにここまで議論が各人の寄って立つ認識そのものを確認するような抽象論に傾いてきた観があるので、私は具体論で話をしてみたい。
<インフレ・ターゲッティング論の要旨>
インフレ・ターゲッティング論者は、
1) 名目金利(短期金利)がゼロとなった日本経済は貨幣数量説が成立しない、いわゆる「流動性の罠」に陥ったのだ(ケインズ理論が想定したものとは完全に一致するわけではないが)
と考えている。そのためこの状態から抜け出すには、
2) 金融政策による「人々のインフレ期待(期待インフレ率を正にすること)を起こせ」
3) そしてこの、インフレの「合理的期待形成」がいまの日本で可能である
と主張する。この計3点がリフレ政策としてのインフレターゲット論の要旨ではなかったか?なにか他にあるとでも言うのだろうか? - 620 :554=557:2002/05/20(Mon) 02:55
- <具体的にどんな戦術が必要か>
以下のアーヴィング・フィッシャーの方程式
名目金利=実質金利 + 人々の期待するインフレ率
を変形すると
実質金利=名目金利 - 人々の期待するインフレ率...①
となるが、ところで今のデフレにおいては、名目金利がほぼゼロ、デフレなので期待インフレ率は負となる。そこでどうすればいいかというと、名目金利がこれ以上下げられないのだから、「実質金利を低くしたいなら人々の期待するインフレ率を正に誘導する」ことが必要となる。それで実質金利が負になれば金融資産や貨幣の価値が減るので、人々は貯蓄を不利と考え、財とかサービスとかを買おうとする。
もういちど書くが、この、人々の期待インフレを正に誘導すること(インフレ期待の「合理的形成」)によるデフレ脱却をインフレ・ターゲッティング論は狙っているのではないか? - 621 :どんたく名無しさん:2002/05/20(Mon) 02:56
- >>612
日銀がデフレを解消出来ない=物価を安定させることは不可能
ではないの?
だったら、日銀法に書いてある日銀の目的はそもそも達成できないことになる。 - 622 :554=557:2002/05/20(Mon) 02:56
- <実質金利をいくら低下させればいいのか - 期待インフレ率の設定>
そこで実際の経済を考えて、
必要な実質金利の低下幅=(潜在GDP-名目GDP)/名目GDP x 実質GDPを1%上昇させる長期金利の低下幅=GDPギャップ x 実質GDPを1%上昇させる長期金利の低下幅...②
なのだから、インフレに関する「人々の合理的期待形成が可能ならば」、②より必要な実質金利の低下幅を求めて、単純に①に立ち返ってその低下幅以上のインフレ期待起こせばいい(インフレ目標値を設定する)ということになるわけだ。(重要なことだが、②はクルーグマン独自の方程式などではなく、必要な実質金利の低下幅の「定義」そのものであって、インフレ・ターゲッティングへの賛否に関らず当たり前のことである。なぜキミはこれをクルーグマン論の公式だと誤解あるいは曲解したのか?)
<ポチ氏と私の疑問>
まあ、それはそれとして、要するにポチ氏も私も上の3)であるところの「合理的期待形成」に疑問を持っているし、さらに私の>>557の投稿では、
1) キミが4(あるいは3)%程度の目標インフレ率をご推奨で、日本経済のGDPギャップが20(あるいは15)%だとしたら、②により、必要な長期金利の低下幅は0.2%より少し下の数値(0.2%を超えてはならない)ということになる。これをキミは「証明しなくてはならない」
と言ったのである。 - 623 :どんたく名無しさん:2002/05/20(Mon) 02:56
- >>612
日銀がデフレを解消出来ない=物価を安定させることは不可能
ではないの?
だったら、日銀法に書いてある日銀の目的はそもそも達成できないことになる。 - 624 :554=557:2002/05/20(Mon) 02:56
- <クルーグマンの認識と方法論の特徴>
そして、クルーグマンの独創性のある点は他でもない、上の1)と3)の2点に関してなのである。これを言い換えると、
5) 今の日本は流動性の罠に陥っているからマネーサプライを増やしても効果がない
が、
6) しかし「未来」は流動性の罠から脱却していて、貨幣数量説が成り立つような状態になり、そのときは物価が上昇しているはず(現在で言えば、「人々の期待するインフレ率が正になっている」つまり、未来の名目上の物価=未来のマネーサプライ/未来の財やサービスという、特殊な方程式が成り立つ
ということである。つまり、
7) 結論として、人々の意識の時系列変化に着目すれば、2)で要求されている、「人々の期待インフレ率を正にすること」が、金融政策によって可能だ
ということが導かれていることなのである。
<結論 - キミ達のなすべきこと>
したがって、君達がリフレーション政策として、インフレーション・ターゲッティングを導入したいならば、
ⅰ)このクルーグマンの認識の特徴である1)と3)と、キミ達の考えている認識との相違点をこの投稿と同様に「具体論」で説明する
か、やはりキミ達のそれがクルーグマンと共通の認識であったのならば、前々から書かれているように
ⅱ)1)はともかく、3)と4)はきちんと証明する
こと、のどちらかである。 - 625 :554=557:2002/05/20(Mon) 02:57
- <補足>
上の論旨がお分かりになったなら、次のことを考えてほしい。
Ⅰ)人々の期待インフレ率の数値が、必要な実質金利の低下幅の数値に届かない場合、実質金利は以前正の状態で、デフレは払拭できない。結果として財政赤字は継続し、負債残高は増大し、雇用は冷え込み続ける。そして上の<ポチ氏と私の疑問>により、実際に期待インフレ率が十分に高くなることは考えにくい。(cf. "INFLATION TARGETING IN JAPAN WILL FAIL UNLESS THE TARGET IS SET HIGH ENOUGH." …by P. Krugman)そして、これはまず、あるターゲット目標を設定している期間を通じて、「必要な実質金利の低下幅」の計算値がそれを出した時点のまま一定に推移することを前提としているが、実際は下のⅡ)も同時に考えて欲しい。
Ⅱ)仮に期待インフレ率の数値が、必要な実質金利の低下幅の数値をクリアしたら、まずはデフレが払拭される方向で多少の効果を発揮するが、それはあくまで一時的で、市場ではすぐに「期待インフレ率」を織り込んだ金利裁定が行なわれ、名目金利が上昇し、実質金利が期待インフレ率を追い越していく。そして実質金利が再び上昇し、デフレ圧力は下がらず、リフレ策は効を奏しない。これは「必要な実質金利の低下幅」の計算値がそれを出した時点のまま一定に推移せず、このリフレ政策によって増加してしまうことと同義である。ポチ氏の>>581の一段目と>>587の二段目などを参照。
(勝手に引用して申し訳ない>ポチさん) - 626 :554=557:2002/05/20(Mon) 02:58
- >>617
ポチさん、
あなたの意見を通して読むと、どうも私と基本的スタンスが似ているようですが、ところでターゲッティング策の効果に疑問でしたら、なにかよい対案はありますか?ありましたらどうかご教示ください。
(私も自分に犬の名前をつけなきゃいけないのかな...) - 627 :554=557(訂正です):2002/05/20(Mon) 03:02
- 失礼、>>622の②の式を一部書き間違えた。訂正して欲しい。
>必要な実質金利の低下幅=(潜在GDP-名目GDP)/名目GDP x 実質GDP>を1%上昇させる長期金利の低下幅=GDPギャップ x 実質GDPを1%上昇さ>せる長期金利の低下幅...②
でなく、
必要な実質金利の低下幅=(潜在GDP-名目GDP)/潜在GDP x 実質GDPを1%上昇させる長期金利の低下幅
=GDPギャップ x 実質GDPを1%上昇させる長期金利の低下幅...② - 628 :554=557(再度訂正です):2002/05/20(Mon) 03:10
- >>622で再度、訂正箇所が見つかった。失礼、失礼。
<ポチ氏と私の疑問>
まあ、それはそれとして、要するにポチ氏も私も上の3)であるところの「合理的期待形成」に疑問を持っているし、さらに私の>>557の投稿では、
4) キミが4(あるいは3)%程度の目標インフレ率をご推奨で、日本経済のGDPギャップが20(あるいは15)%だとしたら、②により、必要な長期金利の低下幅は0.2%より少し下の数値(0.2%を超えてはならない)ということになる。これをキミは「証明しなくてはならない」
と言ったのである。
というふうに、4)として欲しい(>>622ではなぜか1になってしまった)。
調子に乗って夜更かししてもうた... - 629 :くろき げん:2002/05/20(Mon) 04:59
- >>575 >>578 への補足。
小野善康のモデルにおけるデフレ均衡の存在に関する簡単な解説が小島寛之著『サイバー経済学』 (集英社新書0110) の219-229頁にあります。この本のタイトルの付け方はひどい失敗だと思う。
P.S. 「①」「②」などは端末依存文字なので使用を控えて頂ければ助かります。それぞれ「I」「II」ですか? - 630 :どんたく名無しさん:2002/05/20(Mon) 07:09
- >>625
名目金利が上昇?
ハァ?
だったら、ゼロになるまで国債でも何でも日銀が買えばいい。
アホらしくて議論にもならない。 - 631 :どんたく名無しさん:2002/05/20(Mon) 07:15
- 政策金利を上げよう
- 632 :554=557(再々度訂正):2002/05/20(Mon) 08:10
- 趣旨からすれば>>622と>>627で出てくる式の中のGDPギャップについては、
必要な実質金利の低下幅={(潜在GDP-名目GDP)/潜在GDP}x100x実質GDPを1%上昇させる長期金利の低下幅
=GDPギャップx実質GDPを1%上昇させる長期金利の低下幅
と書くべきだった。この程度のケアレスミスはどうせ誰も気にしないだろうと思うが念のため。
>>629
そうだったそうだった>端末依存文字 - 633 :554=557:2002/05/20(Mon) 08:12
- >>630
そのような暴言に対しては色々と言いたいこともあるが、勤務中のアクセスはもうしない。 - 634 :すりらんか:2002/05/20(Mon) 08:24
- >賃金・硬直性と経済の安定性
デフレを貨幣の収益の高まりだと解釈するならば,デフレギャップに対し
て価格の変化が即座に行われない(調整速度が∞でない)限り調整速度が
速い=貨幣収益率が高い,ということですから需要のますます多くの部分
が貨幣(の資産需要)に飲み込まれてしまう.その意味で実物面を反映し
た価格調整が早いということは経済を不安定化させる.これは私も正しい
と思います.
しかし,貨幣の価値はこの様な実物経済での調整だけでなくその供給にも
大きく依存します.実物面を反映したデフレ=貨幣価値の上昇に日銀が売
り向かうこと(インフレに対しては買い支えること)をルールにしたとき
この種のバブル的な需要発生は抑えられるでしょう.
>>554=557さん
まず,デフレギャップが解消しなくてもインフレ(ということはインフレ
期待)は起こりえます.1930年代などが一例でしょう(Romer読んだ人は
ひと反論あるだろうが).デフレギャップが将来の如何なる時点でも解消
し得ない世界を想定するのはおかしいという点については>>510を読んで
ください.また,それが発生しないという主張に対するバーナンキの反論
にを無視するのは日本の潜在GDPは無限大だと言うような話ですよ?
私は一連の話を考える基本モデルにKrugmanをおいてないのですが,利子率
低下→投資だけでデフレギャップが埋まり……と考える必要はないですし.
Krugmanのモデル化は一種の簡単化でしょう. - 635 :すりらんか:2002/05/20(Mon) 08:31
- >ぱっぱらさん
>企業が内部資金を蓄積するには何が必要でしょうか?
今,内部資金を持っている企業はけっこう多いのです.数値も
出してるひといたんで捜しておきます.
>小島寛之著『サイバー経済学』 (集英社新書0110) の219-229頁にあります。
>この本のタイトルの付け方はひどい失敗だと思う。
確かに,これじゃトンデモ本かと思っちゃいますよね.
>調子に乗って夜更かししてもうた...
そのくせ朝からアクセスしてるし.お互いもう病気(藁 - 636 :ドラエモン:2002/05/20(Mon) 09:29
- >>554=557
なにが争点なのか、やっとわかった。君はデフレギャップが解消するまで十分な実質金利
の低下がなければ結局はインフレにはならないので、結果的に財政収支の改善もなく、リ
フレ政策は失敗すると考えてるわけね。でも、これも以前から申し上げてますけど、賃金
物価の下方硬直的な世界というのは、結局は(少なくとも見かけ上)フィリップス曲線が
大きな失業率やデフレギャップの下で「水平」になる世界(もちろん一次近似でだよ)だ
から、現実のインフレ率・デフレ率は(遠い将来かもしれないが)将来の金融政策のスタ
ンスから強い影響を受ける期待インフレ率そのものによって決まってしまう。事実、GD
Pデフレータで見たデフレ率は、94年末以来割と安定しているが、その間にデフレギャ
ップは大幅に広がったのは間違いない。期待それ自身でドライブされるデフレということ
だね。すりらんか氏の>>634での指摘に同意。 - 637 :招き猫@若葉マーク:2002/05/20(Mon) 10:02
- ポチ氏へ
>あなたは単に日銀嫌いで、その一貫で
>私の発言一つ一つに難癖をつけているだけの
>ようにも写ります。それでは論点がずれてしまいます。
と、言う程度にしか考えないならそれでいい。レスつけずに無視してくれたまえ。
君の意見に賛同している554氏なども、妙に小難しい経済用語を並び立てて重要ないくつか
の公理をしらないように思う。何度もコピペや、つっこみが入っているが
日銀がデフレを解消出来ない=物価を安定させることは不可能
という前提に立っている限り、議論は成立しない。
君たちは銀行の信用創造能力や現状分析など金融実務の基本的な知識が欠けている。
それ故銀行を通じてしか、日銀はマネーを供給できないと考えている。
日銀は、銀行以外のところにマネーを供給することが出来るし、それを通じて通貨供給量を増大
させればリフレ政策は断行できる。そして、それを行わない限り、金融システムは正常な信用創
造能力を取り戻すことは出来ない。
日銀はまた現在のように沢山の指標をチェックしていればインフレの暴走に対しても必ず
有効な手段を持ち得る。
君らの議論は、「速見」という人物に代表される日銀の犯罪を隠す手伝いをしているだけだ。
俺は、日銀嫌いなのではない。日々、日銀の犯罪現場に立ち会っている。
そしてその事を認知できる、そういうことだ。 - 638 :どんたく名無しさん:2002/05/20(Mon) 11:37
- >>637
激しく同意してもいいですかw。
「日銀はデフレを改称出来ない」と言いきる人は、議論以前の段階で
中央銀行の価値を否定しているのだから、議論もなにも、そんな組織自体無価値なのだから、
意味のある結論などありえない。
デフレ払拭は不可能と発言した海外の中銀は、見た事も聞いたこともない。
日銀だけが出来ないのか、それとも本当は世界中の中銀が出来ないのか聞いて見たいよw。
物価の安定というのは、文字通り「安定」であって、「インフレ抑制」とは違う。
デフレもインフレも両方アコモデートしてこそ、物価の安定だろう。
全く、こんな議論は、もうウンザリ。 - 639 :554=557:2002/05/20(Mon) 13:25
- >>634
インフレは起こることは否定していません。繰り返しますが、
自由化とIT化で投資の決済が簡略化し迅速化したため膨大な資金が
瞬時に動くような現代市場における金利裁定行動を考慮すれば、
そのような当局による作為的な政策では、
時間軸か量的軸か、あるいはどちらにおいてもインフレ圧力は
「十分」なレベルには達することはない。したがって、
a)インフレが持続するのは一時的である
か、あるいは
b)持続させようとしてマネーサプライ行動は市場の金利裁定と追いかけっこをして
結果、財政規律をより大きく失い(これは前に言及しました)、
かつ(ここからまた新しい要素を書きますが)、近隣諸国の通貨切り下げを
誘発し、国際的にマクロ経済とミクロ経済の バランスが崩れ、
かれら近隣諸国が石油などの基本的資本財の輸入に 難儀するようになり窮乏化する
(たとえば人民元は原材料輸入の増加と国内産業の技術イノベーションにより
中・長期的には通貨上昇の影響を吸収する要因があるが、
反対の、元の切り下げの影響は、マクロとミクロのバランスを崩す)
かのどちらかの結果を招くだろうというのが私の見解です。
>>611のYK氏の提起した問題と関連します。
ポチさんの見解と異なるところはインフレ率の上方逸脱の
可能性についてですが、資本財と消費財の生産と供給の構造を
分析してみると、日本の産業の財供給の潜在能力は依然として高く、
現時点でインフレがオーバーシュートすることは考えにくいと思います。
経済環境がこのままですと、将来は資本財と消費財の生産・供給構造が
現在と全く変わってしまう可能性はゼロとはいえませんが、
そのときにはむしろインフレ抑制のためのインフレ・
ターゲッティング(これは一般的な意味のインフレ目標政策)が
機能するかもしれません。しかし現在は何ともいえません。 - 640 :554=557:2002/05/20(Mon) 13:26
- >>634
インフレ・ターゲッティング論の基本的なスタンスは
マネーサプライを増やす
→人々のインフレ期待が起こる
→実質利子率がマイナスになる
→人々の経済行動が貯蓄から消費へ誘導される
→インフレが起こる
のサイクルによるリフレーションではないでしょうか。
そしてクルーグマン・モデルというのはすなわち、
>>624の5)-7)の思考プロセスのことです。
もちろんその前の1)かつ3)の見解のことともいえます。
第一段のようなリフレーション・サイクルを狙うことは
インフレーション・ターゲッティング論に共通する見解というよりは
インフレ・ターゲッティングの定義そのもの、であると思います。
これは、「マネーサプライを増やす→人々のインフレ期待が起こる」の
因果関係を主張する際に、第二段で引用した5)-7)の思考プロセスが
明らかにその前提となっています。
この思考プロセスの妥当性(現代の経済でこの種の合理的期待形成が
必ず可能であるということが真であるかどうか)がインフレ・
ターゲッティング策の成否を決定する鍵となっているのです。
例えばあなたにしてもドラエモンさんにしても、あなた方のインフレ・
ターゲッティングによるリフレ策は、クルーグマン・モデルには立脚していない
という趣旨のことをおっしゃいますが、それならば前段から説明から導かれるごとく、
>>624の5)-7)の流れ(「将来期待の合理的形成」はクルーグマン・
モデルの基本です)とは異なった思考プロセス(モデル)に立脚していなければなりません。
と、すればあなたの場合、一体どんな思考プロセスをお持ちなのでしょうか?
(この質問が反語表現であることはお分かりでしょうか?)
蛇足ですが、例えば現在の日銀の政策はインフレ・ターゲッティング策とは
呼ぶべきものではなく、いわゆる「リザーブ・ターゲッティング策」による
リフレ「誘導」政策ですね。 - 641 :554=557:2002/05/20(Mon) 13:26
- >>636
>賃金物価の下方硬直的な世界というのは、結局は(少なくとも見かけ上)フィリップス曲線が
>大きな失業率やデフレギャップの下で「水平」になる世界(もちろん一次近似でだよ)だ
>から、
そこまではもちろん私も同じ考えを前提としていいと思うのですが、
>現実のインフレ率・デフレ率は(遠い将来かもしれないが)将来の金融政策のスタ
>ンスから強い影響を受ける期待インフレ率そのものによって決まってしまう。
の、期待インフレ率のへの影響が本当に「強い」のか疑問ですし、むしろここまで
掘り下げた論点では、私は人々の将来予測がケインズ的政策のセオリーとは
逆方向に現れる、いわゆる非ケインズ効果発生を懸念してしまいます。つまり、
リフレ目的のインフレ・ターゲッティング政策においては、インフレ予測以上に
人々は将来における財政の毀損を重要視し、起こりうる負担増加を見込んで
ますます消費を抑制し、結果的にインフレ期待を下げてしまう。
もちろん非ケインズ効果は十分な解明がなされていないため、一部には
オカルトめいたものとして扱う雰囲気があるのは知っています。が、実例が存在し、
それらが自明的ですが財政状況の厳しいという条件下で起きている以上、
リフレのためのインフレ・ターゲッティングという政策を行う場合は
この状況ををいかに避けるかが、市場における金利裁定行動に加えて、
もう一つの焦点にもなってきそうです。 - 642 :554=557:2002/05/20(Mon) 13:27
- >>637
私は>>639で書いたように、
当面はインフレが暴走するような経済環境になるとは考えていません。
それ以外のことについては私の国語力のせいか、何の類の反論なのか
分かりかねるので、コメントしません。 - 643 :554=557:2002/05/20(Mon) 13:28
- >>638
金融政策で一時的なデフレ状態を払拭することが
出来る(中央銀行が強い力を発揮する)ためには
その国の経済状況に一定の条件が必要です。
>>532は何者かによって、他の掲示板における私の発言が
勝手にコピペされたものですが(…何と奇怪な…)、そこに
その条件が書いてありますから、納得できないのならば
その辺の議論からずっとここまで読み返してみるといいでしょう。
同じ種類のレスを繰り返し書きたくはありません。自分の意見を述べる前には
面倒でも、過去一週間ほどでもいいですから各人のレスを一度通読すべきです。 - 644 :ドラエモン:2002/05/20(Mon) 13:46
- >>554氏
あなたの議論のうち、国内要因を取り出し、エッセンスだけを要約すると以下のように
なると思いますが、これでよいですか?
インフレ予測が出たら、市中金利が上昇し、デフレ圧力が高まり、国債の流動性確保
のため十分な額の国債も発行しなくてはならないから、低インフレ・高金利のまま財政
をますます暴走させる。 - 645 :ドラエモン:2002/05/20(Mon) 13:56
- 問題は、>>644での要約を逆立ちさせると、
「(買いオペ削減などで)デフレ予測がでたら、市中金利は低下し、インフレ圧力が高まり、
国債は十分あるので増発せずにすみ、インフレ率の上昇・低金利のもと財政は安定化?する」
本当に、こういうロジックで経済動くと思います?もちろん、>>644の要約が間違っている
というなら話は別ですけど。 - 646 :招き猫@若葉マーク:2002/05/20(Mon) 13:58
- 554氏
>同じ種類のレスを繰り返し書きたくはありません。自分の意見を述べる前には
>面倒でも、過去一週間ほどでもいいですから各人のレスを一度通読すべきです
と言うなら、君にももう少し相手の話している内容を深く理解するように求める。
>>640
>インフレ・ターゲッティング論の基本的なスタンスは
>マネーサプライを増やす
俺は何度も書いているぞ。
現状、日銀がマネーサプライの伸び率を増大させることが出来ない、その認識は正しい。
しかし、日銀は銀行以外のチャンネルを通じてマネーを供給することが出来る。
マネーサプライの増加のみにこだわっているんじゃない。
論点の最初のところから、君とは意見が違うんだ。 - 647 :ドラエモン:2002/05/20(Mon) 14:05
- なお、>>644の要約は、以下の>>524を要約したものですが、要約が間違っているか、
そもそも>>524は>>554氏とは関係ないなら、誤りますから指摘してください。
インフレ予測が出たら、現在の日本の財政状況では
市中金利の上昇を招く、その前の資産価格の上昇もある一定レベルを超えないと
不良債権問題を解決(一時的だが)しないので、不良債権残高が十分減少していないまま
インフレが予測され、市中金利が上昇し、企業の資金調達コストが増加(間接金融分野でも
もちろんだが、社債などの直接金融でも国債金利との金利スプレッドが拡大)し、
企業(主に日本国内で生産する企業)は投資を手控えなくてはならない。
海外で消費財生産をする多国籍企業でも、日本企業である限り社債の金利は長期国債金利の
上昇によって実質的に押し上げられ、かれらの収益さえ圧迫する要因となる。
つまり数パーセントのインフレを起こす程度の金融緩和策では市中金利が
インフレ率を大きく追い越してしまう結果を招くので、景気には逆効果となる。
当然内需は縮小し、デフレ圧力が高まり、拡大したマネタリーベースを越えた
さらに大きな金融緩和策が求められるようになる。この繰り返しで、
物価上昇率の低下圧力(必ずしもデフレでない)と金融緩和とのいたちごっこが続くが、
国債の流動性確保のため十分な額の国債も発行しなくてはならないから、
低インフレ(あるいはデフレ)・高金利のまま財政をますます暴走させる。 - 648 :どんたく名無しさん:2002/05/20(Mon) 14:32
- >>643
経済状況が整わないとデフレ払拭出来ないなんて、いつでも口実に出来るじゃないか。
中銀は独立性を持っていて、かつ物価の安定という目標を達成出来ないけれども、
それは経済状況のせいであって責任はない、なんて議論が通るわけがない。
バカバカしいと思わないのだろうか。 - 649 :どんたく名無しさん:2002/05/20(Mon) 14:36
- >>641
インフレ期待が上がると、国債発行を増やさなければならないという理屈が間違っている。
日銀がどんどん買いまくればいいだけのことでしょう。
財政赤字も解消するので八方丸く収まる。 - 650 :ドラエモン:2002/05/20(Mon) 14:37
- >>648
よくわからないけど、たとえば円安は許容できないという前提なら「できない」ですね。
というか、金融政策は為替レートに割り当てられているわけで、最初からデフレもインフレ
も成業する気がないというなら納得できるんだが。 - 651 :うっす。:2002/05/20(Mon) 15:14
- 成業?
制御ってことっスか? - 652 :ドラエモン:2002/05/20(Mon) 15:19
- はい。誤字スマソ。
- 653 :招き猫:2002/05/20(Mon) 15:39
- >>650
>金融政策は為替レートに割り当てられているわけで、最初からデフレもインフレ
>も成業する気がないというなら納得できるんだが。
そんな風に考える中央銀行や財務省が存在する日本という国をみていると、先日の外務省の
対応と同じで、自尊心のかけらもない。
結局、今の日本経済の問題は、「経済」に原因があるんではなくて「国民の意識」に本質的
問題が潜んでいるような気がします。 - 654 :ドラエモン:2002/05/20(Mon) 16:10
- >>653
こらこら、「もしも」を抜かして拡大解釈しちゃだめだよ(笑
また強烈な反論きちゃうよ。>>650は、あくまでも、特定環境下でなければ物価を制御
できないというステートメントに対する反応に過ぎないのだから。 - 655 :すりらんか:2002/05/20(Mon) 16:28
- >「将来期待の合理的形成」はクルーグマン・モデルの基本です
合理的な期待形成は,整合的な経済モデルであるための必要条件みたいな
ものですから,ここが共通なら同じ論理だというのは「同じ」の範囲が大
きすぎです.人々の期待は合理的ではなく,かつ期待に関する定式化を(
自分は)出来ると言う主張は「自分はマーケットの預言者だ」というのと
同じことです.
>現在で言えば、「人々の期待するインフレ率が正になっている」つまり、未
>来の名目上の物価=未来のマネーサプライ/未来の財やサービスという、
>特殊な方程式が成り立つということである。
これも,クルッグマン・モデル特有の論理ではないでしょ?これが未来永
劫成り立ち得ないという想定がおかしいというのは>>510を読んでください.
これに反論を行わないことにはどうにもならんですよ.
>クルッグマン・モデルを下敷きにしていない
というのは,貨幣の特殊性の想定から出発してデフレが自己強化的なプロ
セスを持っている,と考える点です.この考えに従うなら,デフレの一部
はバブル項によっているわけだからそれを崩すだけで相当対デフレ策にな
る……したがってデフレ・ギャップが埋められなくてもインフレは起きる
うるしそれは合理的に読み込まれる(合理的に読み込む人が一人でもいれ
ば同じこと)というのが違いでしょう.1930年代話も上であげましたが,
デフレの継続は実物だけでおきているとはかぎらんのです.
これらはすべて慨出のネタです.
同じ種類のレスを繰り返し書きたくはありません。自分の意見を述べる前には
面倒でも、過去一週間ほどでもいいですから各人のレスを一度通読すべきです。
ナンチッテ. - 656 :すりらんか:2002/05/20(Mon) 16:54
- 上のは喧嘩売ってるみたいになっちゃってスマソ
554=557さんご質問の
>1)名目金利(短期金利)がゼロとなった日本経済は貨幣数量説が
>成立しない、いわゆる「流動性の罠」に陥った
名目金利の下限により利子率調整が不全であるという点は金利に下降圧力があ
るのに「下がりようがない」現状とうまくマッチするでしょう.ただこの話と
同時に,貨幣のバブル的価値上昇が同時並行して生じている,というのがこの
板で繰り返してきた私の主張です.
>3)そしてこの、インフレの「合理的期待形成」がいまの日本で可能である
合理的期待形成が一見非常に強い仮定と思えるのかもしれませんが,このよう
なインフレを読み込む主体が一部に出もいれば彼らの裁定行動が結果として,
全員の合理的期待に近いout comeを生みます.
>インフレ期待→実質金利低下→投資上昇→デフレギャップ解消(これを読み込
>んで)今,正の期待インフレ率
というのが達成できないというのが論旨かと思いますが,これは(もちろんこ
の経路も加われば言うことなしだけど)無ければすべてのターゲット論が駄目
というほどのネタではない(クルッグマンの簡略モデルへの小反論になり得る
のみ).貨幣の価値が自己強化的上昇をしているところからそのプロセスが崩
れることで期待インフレ率が即時反応するというのは大恐慌期にも見られた特
徴です. - 657 :554=557:2002/05/20(Mon) 18:45
- >>644
そうです。
その財政規律の問題があるので、リフレ策としてインフレ・ターゲッティング政策を導入し、
かつ継続した場合、中長期的に本当に問題となってくるのは
1)国際経済環境の変化による財の生産・供給構造の変化
2)少子高齢化(人口は2007年度ごろをピークに下がり続けるそうで、しかも団塊の世代が
高齢者となっていく)による長期デフレ基調と社会福祉の国民負担率の増加
だと思っています。
1)の財の生産・供給構造の長期的変化、これは>>639の最後で少し書いたことですが、
新興国の産業のイノベーションによる財やサービス(とくに高付加価値のもの)の供給の
海外依存度の増加、国内における財やサービスの開発・生産力の低下、雇用や労働者横転率の
総体的低下、など、これらが互いに連鎖的に起こることによって、多国籍企業等を除く
国内産業の殆どがその競争力を失い(日本出身の多国籍企業は生き残りのためには
本社の登記を海外に移転さえするでしょう)、俗に言う勝ち組負け組というような
貧富の差・富の偏重が増大し、遠い将来(といっても10年単位でどのくらいという話で、
大体我々の老後までに、でしょうが)、途上国型のインフレ・通貨暴落(円暴落)・
財政破綻が起きる可能性もなきにしもあらず、と考えています。
しかし、これは産業構造の変化・少子高齢化・財政のサスティナビリティの3つのペースが
関ってくる問題で、前段で懸念したことは、全体が手遅れになる前にこのようなインフレ・
ターゲッティング政策から手を引き、別の政策に転換することで解決に向けることができます。 - 658 :554=557:2002/05/20(Mon) 18:45
- >>645
これは下に述べるような「非対称の構造」ですから>>644の要約が
間違っているということではありません。
例えば国債買いオペ額を変化させる場合で見てみましょう。
急な買いオペ削減では、市場における国債の需給バランスに悪影響を及ぼすので、
長期金利が上昇する(国債の価格低下)のでターゲット策と同様、
明らかに望ましくないことでしょう。
ゆっくりと継続した買いオペ削減では、この継続性が市場一般に認識されたとき
市場がこれをどのように認識するかによって変わります。財政の規律や
景気の回復(たとえ緩慢でも)とのポリシーミックスならば市場はこれを好感し、
長期金利が上昇することはないでしょう。その場合、世界的な(とくに
アメリカの)景気循環に見合った外需主導のゆっくりとした景気回復となりますが、
国際的な経済構造変化のトレンドが不変で、国内金融機関の不良債権処理が遅く、
少子高齢化が進む、といったような条件下ではその景気回復も脆弱で、
日本の経済に対する中長期の展望が望めません。財政規律の問題も
最終的に解決されるかどうか不透明です。このことを
市場や国民が意識しているうちは、最終的なデフレ脱却には寄与しません。 - 659 :554=557:2002/05/20(Mon) 18:47
- >>645
また、私は財の移動によるデフレ誘発の構造について、以下のような認識を持っています。(マクロ好きの方にはつまらないでしょうが)
重要な点は、古臭いようですが日本は依然として殆どの資源を輸入する国であり、
「この価格抑制構造には純粋な一次産品を除く殆ど全ての財」が関っていて、
つまりこれは一部の財に影響する問題ではないということです。
純粋な一次産品にしても、相対価格の増加がこちら側のコストを押し上げたりすることで
それを調達する財生産者の収益を圧迫するので、価格抑制構造に無関係とはいえません。
昔と大きく異なる事実は、海外への消費財生産の移管に応じて、昔にくらべて消費財よりも
資本財の輸出の比率が殆ど不可逆的に増えていることと、消費財は輸入率が増加していることです。
本来高付加価値の財は購買意欲の高い(価格抑制圧力の低い)相手先へ売るべきです。
それらは実は殆どが資本財なのですが、しかしその買い手は主に中国内の日系関連の
消費財生産者であったり、市場に近い途上国にある(多国籍企業の)、
やはり価格抑制要求の強い消費財生産者です。それらの消費財生産者は自己の
生産した財の売り先を主に先進国(全てデフレ傾向がある)に求めますが、
この中で日系企業が関るものは卸ルートや資金調達の関係でとくに日本市場の比重が大きい。
(つづく) - 660 :554=557:2002/05/20(Mon) 18:48
- (>>659のつづき)
日本は価格抑制つまり価格競争の最も激しい市場ですから、当然コストダウンのしわ寄せは、
国内の資本財生産者に来る。つまり、日本の対外貿易に関る財の場合、
強いコストダウン要求は日本の全ての企業にやってきます。
日本の産業が資源を調達するためには一定の高さの円の価値維持が望ましいし、
競争力確保のためには円安が望ましいというジレンマを抱えています。加えて、
国内の財の生産者には、金融の不良債権問題のために、コストダウンを達成するための十分な
資金調達能力を得ることが出来ない企業が多く存在します。この構造が殆どの財生産者の
収益を圧迫しています。政府は財政政策でそういった企業の率の高い
中小企業向けの支援をしていますが、やはりそういう政策ではダメで個別企業の潜在能力は
正しく判断されていないので、本来市場から早期に退出するべき企業にも支援しているケースが
多いことが十分想像され、かつ本当に能力がある企業に十分な信用を与えることは
できていないと思われます。 - 661 :554=557:2002/05/20(Mon) 18:49
- >>647
そのコピペの認識でいいです。
またそこに書いてある元の変動相場制(元切り上げ論とは異なる)の
早期実現は、新鮮味がある意見ですがこのジレンマから脱却するための
「一つのアイデア」としてもっと広く認識されるべき問題ではないかと思います。
現在は円高ですが、中期的には円安基調にあります。この実質的な
円の切り下げは、中国にとっても問題なのです。
ネット上でもまだ殆ど論じられていないようですが、以前このようなのを見つけました。
http://www.toyo-sec.co.jp/a_mitemite/a2_china/asiar_011119.html
この論文の主眼は私のものと大体同じところにあって、世界的な価格低下傾向の
主要な原因の一つとして冷戦後の国際的な経済構造の変化を論じています。
>>657や>>658で書いたような財の生産・供給の構造変化が今の日本でも
起きていますが、直接投資の相手としての中国、中国生産の消費財の市場としての
日本といった形で、他の主要国の対中二国間関係よりもこの構造変化が顕著です。
…勿論、中国との資本取引の自由化で全てうまく行くわけではありません。
つまりこのオープンマクロ政策はインフレ・ターゲット論と二元論的対称を
なすものではありません。
日本のデフレ現象の場合、上の国際的な経済構造変化の問題と、不良債権処理問題、
膨らんでしまった財政の問題、少子高齢化問題、など(これら全ては先進国中で
日本が最も深刻です)が相関していると思われるからです。
(つづく) - 662 :554=557:2002/05/20(Mon) 18:50
- >>647
(>>661のつづき)
結論としては、
もちろんすでにお分かりでしょうが、私はリフレ策としては、
前々から懸念しているような負の側面が現実化する可能性の高い
インフレ・ターゲッティング論より、上記の要因に有機的に
対応していくような政策ミックスの方を支持すると思います。
あくまで「例えばの話」ですが、国際的な経済構造の問題は資本移動の自由化促進で
いいとして、不良債権問題はその処理とともに企業の倒産や再生を
円滑化する制度改革で、財政規律の確立は一定の公共事業の継続や
失業保険の弾力化とその一方財投制度の再度の見直しや民営化などによる
大幅な歳出抑制で、少子高齢化問題は人口維持政策と社会的な定年年齢引上げで
と、こんな具合でこれらは互いに合い関りながら矛盾を避けつつ
改革していくべきですが、その全てが必要でどれ一つ欠けてはいけません。
これだけの意見ですと単に例を挙げただけで退屈(オーソドックスで
退屈な対案ですね)な長期撤退戦案に見えるでしょうが、この中で
もっとも難関でかつポジティブな政策だと思われるものは、
必ず中国元の自由化問題が関ってくるはずの国際的資本移動自由化の実現
と言ったなら、話題は多少でも一定のマクロ的独創性に回帰するでしょう。
(しかし依然スレの趣旨とは離れているのでこの話はここで終わります) - 663 :554=557:2002/05/20(Mon) 18:50
- >>650
「インフレ・ターゲッティング政策の一環としての円安を継続するような政策は許容できない」
ということをきちんと認識すべきです。例えば対ドル年4%ペースの円安継続でも
結局ドルに連動している近隣諸国の通貨切り下げを招きます。
したがって、彼らの輸出増大の面で日本国内をベースにする企業の業績悪化、
彼らの輸入増大の面で彼らの国際収支悪化による窮乏化(>>639のシナリオbも参照してください)、
といった負の効果がより大きく予想されます。 - 664 :554=557:2002/05/20(Mon) 18:51
- >ドラエモンさん、
ところで、といってはナンですが、
私が>>619からの連続投稿のなかのとくに>>624や(訂正だらけの雑な連続投稿でゴメン)、
>>640で繰り返し提起している問いに対する答えはいただけますか?
私としてはあなた(とすりらんかさんも示唆されていますが)独自の
「流動性の罠の状態でもインフレ期待の合理的形成を基礎にした実質利子率の
マイナス化を目標としないで、実質利子率の必要な減少分を無視して
社会的にみて常識的な程度と思われるインフレ率設定すればいいとする
インフレ・ターゲッティング・モデル」
に興味があります。合理的期待形成論や実質利子率のマイナス化から導かれる
目標インフレ率決定法(実質利子率のマイナス化することによる
財・サービス需要喚起が真の目的のはず)とは異なる、
まずはインフレ率設定ありきというインフレ・ターゲッティング策(リフレの為の)は
私の想像力の外にあるものなので、どのような独創的な認識に立脚した政策なのか、
それともそのような前例があったのか後学のためにそれをぜひ知っておきたいと思います。 - 665 :554=557:2002/05/20(Mon) 18:52
- >>656
一段目
私は、ケインズの想定とは多少異なるが、今の日本経済が一種の流動性の
罠に陥っている状態であるという認識は同じです。貨幣のバブル的価値上昇とは
すなわちデフレのことであって、お答えの意味がよくわかりません。
二段目
これも否定しません。私の問いは何故、
「流動性の罠の状態でもインフレ期待の合理的形成を基礎にした実質利子率の
マイナス化を目標としないで、実質利子率の必要な減少分を無視して
社会的にみて常識的な程度と思われるインフレ率設定すればいいとする
インフレ・ターゲッティング・モデル」
が成立するのかであって、これはすなわちこのインフレ率なら
実質利子率をマイナスに下がる「のではないか」といった山勘的目標とは違いますか?
インフレが一度生じれはその率はどこまでも上昇するわけではなく、現在の
日本経済の条件下では、実質利子率をマイナスにする前に、
人々の期待インフレ率がある点(実質利子率がプラスのままでいる範囲内)で
留まってしまう、ということです。これではデフレに抗って日銀が
国債買いオペを大幅に増額したり、ドル買いをしたりし続ける意味が無い。
(意味が無いというのは私の主張からどういう意味かお分かりですね) - 666 :554=557:2002/05/20(Mon) 18:53
- >>656
(>>665のつづき)
三段目
クルーグマンのは簡略モデルといいますが、日本の経済条件がそのモデルに
適合する前提において、論理的にはこれしかありえないモデルです。
私のクルーグマン・モデルへの反論のスタンスは、ここ数日書いていますが
GDPギャップや、GDPを1%押し上げるのに必要な長期金利の低下幅という、
肝心日本の経済条件が、クルーグマン・モデルが適用される条件を
満たしていないということです。すなわちこと日本経済に関しては
クルーグマン・モデルが絵に描いた餅であると結論付けたのですが、
あなたはクルーグマン・モデルが簡略モデルであって、私の反論は
小反論であり、別にあなた独自のインフレ・ターゲッティング方法が
あるようなことをおっしゃる。二段目の論点も踏まえて
それは一体どんな方法なのかということを具体的にお答えいただきたい。
それを提示していただいたらそれについて検討してみたい。 - 667 :554=557:2002/05/20(Mon) 18:54
- 最後に>ALL
時間的都合でいつも連続投稿になってゴメン - 668 :ドラエモン:2002/05/20(Mon) 19:01
- >>657 >>658 の>554さん
正直言って、あなたの議論には付いていけません。論理の展開を、ご自分の都合の良い方
に毎度変更されるのでは、あなたの結論に反対の人は絶対に勝ち目の無い論争を戦わねば
ならなくなるからです。
ですが、それは置いておいて、ただ一点だけお尋ねします。あなたの議論で不変に見える
要素として、買いきりオペ拡大によるリフレ政策を行うとき、国債の流動性確保のために
国債の増発が必要ということをおっしゃいますが、それはなぜですか?流動性というのは
国債を売りたいときに誰かが買ってくれる確率で定義されるわけですが、大規模な買い切
りオペが続き、日銀が買ってくれると分かっているのになぜ流動性が落ちるのですか? - 669 :554=557:2002/05/20(Mon) 19:04
- (>>661の訂正)
「>>657や>>658で書いたような…」
でなくて、
「>>657や>>659-660で書いたような…」 - 670 :ドラエモン:2002/05/20(Mon) 19:19
- >>663
論理、めちゃくちゃですよ。
1)結局ドルに連動している近隣諸国の通貨切り下げを招きます。
2)したがって、彼らの輸出増大の面で日本国内をベースにする企業の業績悪化、
3)彼らの輸入増大の面で彼らの国際収支悪化による窮乏化(>>639のシナリオbも参照してください)、
彼らの通貨が円並に減価するなら、日本の競争企業のおかれている条件は変わらない。
円以上に減価し、日本の競争企業がダメージを受けるなら、彼らの輸出は増え、輸入は
減り、貿易収支は改善するのであって、(2)と(3)が同時に起こることはありえない。 - 671 :dell:2002/05/20(Mon) 19:29
- >>612
「デフレは解消すべき」
これ貴重な合意だと思います。
で、確実にデフレを解消できる方法としてヘリコプターマネーがあると思いますが、いかがでしょう?
もっと良い方法として、ヘリコプターマネーのお金を社会的有用性の高い公共投資(例えば特養老人ホーム建設など)という形で流す方法がありますがどうでしょう?
そして、これを行うに際し、物価上昇率にターゲットを設けるのは何か不都合でしょうか?
もっと良いデフレ解消策が何かありますか? - 672 :554=557:2002/05/20(Mon) 20:30
- >>668
>論理の展開を、ご自分の都合の良い方に毎度変更…
私の意見は一貫しているつもりですが、どこかに大きな矛盾がありますか?
例えば>>664のあなたのインフレ策への質問の中に何か間違ったところがありますか?
>ですが、それは置いておいて…
市場の動きは予測しづらく、売りと買いのどちらが早いのかの問題なのですが、
普通国債の発行残高は今年度末予想で約410兆円で、借換債を含む国債の
発行総額は約110兆円です。日銀が国債買切り額を月5兆円として
毎月5兆円の資金を市中に供給する場合、年間60兆円の買切り額となります。
ですから、現状の発行ペースで、しかも普通国債の発行残高を基にすれば、
単純計算で月5兆円の資金放出(現在の日銀のリザーブ・ターゲッティング政策では
毎月いくらの資金が供給されているでしょうか)でも数年でこれらを
全て買い切ってしまう計算になりますが、このままでいて、国債の増発が
無い場合、市中における国債の流動性維持は日銀によってのみ
なされることになります。それまでに市場金利上昇から国債への
リスクプレミアム要求、保有者の日本国債への投資の手仕舞いが起こり、
彼らによって市場が売り一色となる事態が想定されます。
つまり日銀以外に買い手が無い状態です。
日銀は所定のインフレ計算値に基づいた額で、しかも定期的にしか買いオペしませんが、
日銀だけの買いに対し他の保有者の売り圧力によって国債売買(価格裁定
つまり金利裁定)に売り買いの時間軸のずれが生ずるようになり、
金融危機の時のようなストップ安が今度は頻発し、
流動性が低下してくるということです。 - 673 :554=557:2002/05/20(Mon) 20:31
- >>670
>>659-660を読んでください。したがって、2)は当該国の対日貿易のことで、
3)は当該国自身の貿易収支のこととお分かりになるはずです。
矛盾はないと思いますが、基本的に私の書き方がまずかった。 - 674 :554=557:2002/05/20(Mon) 20:38
- >>668
>>672のつづきですが、
国債の発行が十分だとどうなるでしょうか。
少なくとも政府債務削減の目的にインフレを維持したいのではないかという
思惑がいくらか薄れ、そのような危機は起こりにくいと思います。
それでも高金利・低インフレのまま財政は暴走していくでしょう。 - 675 :ドラエモン:2002/05/20(Mon) 20:39
- >>673
矛盾してますよ。なぜ円並あるいは円以上に切り下がった「当該国」は貿易黒字を減らす
のですか?
>>672
もう一度書きますが、
>流動性というのは国債を売りたいときに誰かが買ってくれる確率で定義されるわけです
>が、大規模な買い切りオペが続き、日銀が買ってくれると分かっているのになぜ流動性
>が落ちるのですか? - 676 :554=557:2002/05/20(Mon) 20:40
- >>675
一次産品を含む生産財の価格が現地通貨建てで上昇するからです。 - 677 :554=557:2002/05/20(Mon) 20:42
- >ドラエモンさん、
質問はともかく、私の>>664に対する答えはどうなのですか?
無視されるのでしょうか? - 678 :ドラエモン:2002/05/20(Mon) 20:47
- >>676
それでは、当該国は通貨を切り上げると貿易黒字が増えるのですね。 - 679 :554=557:2002/05/20(Mon) 20:48
- >>675
まだ矛盾があると思いますか?
財の貿易の動向について、日本と例えば中国について検証してみてください。
中国元の切り下げが経済にどのように影響するか、ということです。 - 680 :554=557:2002/05/20(Mon) 20:52
- >>678
中国の通貨の切り上げ・切り下げの効果における中国経済への影響の基本的認識について
http://www.toyo-sec.co.jp/a_mitemite/a2_china/asiar_011119.html
でも説明されていますので読んでみてください。
読んでも納得できなければ、後で説明します。 - 681 :554=557:2002/05/20(Mon) 20:55
- >>678
…それと、ちょっと意地が悪くありませんか?
>>664でのレスに対して答えてください。
そこでの私の論理にもし問題があると思うなら、
その問題点を具体的に説明してください。検証します。 - 682 :つじもと:2002/05/20(Mon) 20:59
- >>671
>ヘリコプターマネー
子供のころ、新築や改築した家がよく餅投げをやっていたもんや。
あのときは、どいつもこいつも必死の形相でカネや餅を奪い合っとった。
人間、カネの前ではケモノも同然やなと実感したもんやで。
んで、ヘリコプターマネーっちゅうのは、
国家的規模で、餅投げみたいなことをするんかいな?
まあ、全国各地で阿鼻叫喚の地獄絵図が展開されそうで、えらい楽しそうや。
・・・なんでやねん! - 683 :ドラエモン:2002/05/20(Mon) 21:00
- その東洋証券とやらのレポート、滅茶苦茶ですよ。
>元切り上げは、(中略)貿易赤字に転落する可能性が残り、
>逆に元切り下げは(中略)輸入の拡大→国際収支の悪化におちいりやすい。
結局、あなたの言ってることと同じだが、こんな馬鹿げた分析はありえない。これでは
いつでも現在のレートが貿易黒字の最大値を保証していることになる。 - 684 :ドラエモン:2002/05/20(Mon) 21:03
- >>681
意地なんか悪くないです。これが決定的なあなたの論理破綻の証拠だから。といっても、
>>683のように、上がっても下がっても貿易黒字は減るんでしょうけど。
あなたの論旨は、インフレ政策でも共通だ。買いきりオペ増やすと金利が上がり、減らし
てもあがる。いつも、効果は非対称。 - 685 :554=557:2002/05/20(Mon) 21:16
- >>684
非対称の効果、経済のダイナミズムを感じて面白くありませんか?
それはそうと、本当に>>664のレスと関連するレスを精読して
そのようなことを言っているのですか?
あなたのレスが妙に早いところを見ると読んでないのではないかとも思えます。
>>664のレスをコピペして再度掲げますので、論理破綻だなどという
逃げ口上を書く前に、きちんとした回答を求めます。
私の意見にミスがあるのなら、それを指摘してください。
指摘せずに、そのような暴言を吐くのは止めてください。
私はこれからしばらくアクセスできないので、ゆっくりと考えて
答えてください。
(>>664を再度掲載します)
.....quote.....
>ドラエモンさん、
ところで、といってはナンですが、
私が>>619からの連続投稿のなかのとくに>>624や(訂正だらけの雑な連続投稿でゴメン)、
>>640で繰り返し提起している問いに対する答えはいただけますか?
私としてはあなた(とすりらんかさんも示唆されていますが)独自の
「流動性の罠の状態でもインフレ期待の合理的形成を基礎にした実質利子率の
マイナス化を目標としないで、実質利子率の必要な減少分を無視して
社会的にみて常識的な程度と思われるインフレ率設定すればいいとする
インフレ・ターゲッティング・モデル」
に興味があります。合理的期待形成論や実質利子率のマイナス化から導かれる
目標インフレ率決定法(実質利子率のマイナス化することによる
財・サービス需要喚起が真の目的のはず)とは異なる、
まずはインフレ率設定ありきというインフレ・ターゲッティング策(リフレの為の)は
私の想像力の外にあるものなので、どのような独創的な認識に立脚した政策なのか、
それともそのような前例があったのか後学のためにそれをぜひ知っておきたいと思います。
.....unquote..... - 686 :どんたく名無しさん:2002/05/20(Mon) 21:34
- もち投げを例に出すよりは
食料の配給のような事をイメージした方がいいのでは? - 687 :ドラエモン:2002/05/20(Mon) 21:42
- >>664
僕の意見は独創でもなんでもありません。日銀金融研究所で公開しているレポート、
ラルス・E・O・スベンソン、「開放経済下における名目金利の非負制約:流動性の罠を脱出する確実な方法
http://www.imes.boj.or.jp/japanese/jdps/2001/01-J-06.pdf
でも読んでください。この政策が十分実効を持ちうることに関しては、リフレ政策には
基本的に反対である日銀金融研究所の翁邦雄所長も認めています。また、インフレター
ゲット政策の主唱者の一人である前副財務官&一ツ橋大学教授伊藤隆敏も、インフレ率
を1~3%に安定させることを主張しています。根拠は、「インフレーション・ターゲッ
ティング」日本経済新聞社2001年を読んでください。
独創でも何でもありません。それに対して、あなたの「非対称性」は東洋証券なる会社
のレポート以外では見たことのない超独創的なアイデアです。 - 688 :ドラエモン:2002/05/20(Mon) 21:48
- >>687 訂正
誤 あなたの「非対称性」
正 あなたの主張する為替レート変化の貿易収支に与える効果の「非対称性」 - 689 :dell:2002/05/20(Mon) 22:05
- >554=557殿
貴殿にもポチ氏にしたのと同じ質問をしたい。
1.デフレは解消する必要があると考えるのか、解消の必要なしと考えるのか?
2.デフレを解消する必要ありとするなら、どのような政策によるべきと考えるのか?
3.デフレ解消策としてのヘリコプターマネー政策についてどう考えるか? - 690 :招き猫@若葉マーク:2002/05/20(Mon) 23:04
- dell氏へ
>>672
>日銀が国債買切り額を月5兆円として
>毎月5兆円の資金を市中に供給する場合、年間60兆円の買切り額となります
>国債の増発が無い場合、市中における国債の流動性維持は日銀によってのみ
>なされることになります。
いや、いいね。良いことを言うね。
彼は、図らずもdell氏の正しさを立証したよ。
俺のような金融政策一本槍の人間は、
日銀がじゃぶじゃぶにお金を出す=買い切りオペを行う
と考えていたが、政府が新しい事業を行わない限り、国債がゼロになって流動性が
低下する。(ホントか?)
じゃぶじゃぶ買って貰って、じゃんじゃん仕事して貰おう。
亀井のおっちゃんの言うとおりだったのかな? - 691 :ポチ:2002/05/20(Mon) 23:20
- 帰って来たら、えらいことになっている。
浦島太郎だ。
ヘリコプターマネーって何?ヘリコプターでお金まくの?
うんじゃ、俺はスタンプマネーでも提案しよっかなー。
一定期間たつと使えなくなるお金です。
これで貨幣から実物資産に需要がシフトするかも。
冗談半分だけどね。
スリランカさんへ
ゆっくり読ませていただきます。
まだ理解できていない部分もあるので
また、いくつか質問させてください。 - 692 :ポチ:2002/05/20(Mon) 23:23
- 貨幣をピーナッツにするというのもいい。
貨幣への需要が増加したら
ピーナッツを生産する労働者が雇用されるぞ。
これも半分冗談。
ヘリコプターマネーよりはいいぞ。 - 693 :dell:2002/05/20(Mon) 23:41
- >>691 >>692
スタンプマネーの方がヘリコプターマネーより良いというのは、
特に為替市場に与える影響を考えた時どうでしょう?
あるいは、貨幣として銀やアルミよりピーナッツが有用といいますが、
銀やアルミを生産する労働者もいるのですがね。
それともこれは、ヘリコプターマネーより良いデフレ解消策は、ポストケインジアンには思いつかないという逆説ですか? - 694 :ポチ:2002/05/20(Mon) 23:47
- スタンプマネーをやめて
貨幣税というのもいい。
流動性の高いMほど税金をかけてやる。
それと
ピーナッツでなくてもいいっすよ。
貨幣の持つ意味の深さがわかってもらえればいいのです。
スリランカさんもいろいろ解説なさっていますが。 - 695 :ポチ:2002/05/20(Mon) 23:49
- もちろん694は冗談。
- 696 :dell:2002/05/20(Mon) 23:49
- >>694
税金の捕捉の面でどうでしょうか?
タンス預金が増えませんか? - 697 :招き猫@若葉マーク:2002/05/20(Mon) 23:51
- ポチ氏へ
消滅貨幣のアイデアは、友人と企画して2月15日号の「エコノミスト」に掲載された。
ちょっと遅かったな。(笑) - 698 :ポチ:2002/05/20(Mon) 23:57
- >694
貨幣を色分けして、一定期間たったら別の色の貨幣と取り替えないと使えないように
する。貨幣交換のときに税金かけるんだな。
>697
もともとはケインズの発想なんでしょうね。
冗談なんだけど、貨幣の性質を考える上では
面白い。 - 699 :dell:2002/05/21(Tue) 00:03
- >>698
為替市場に与える影響を考えた時どうでしょう? - 700 :どんたく名無しさん:2002/05/21(Tue) 00:10
- 700!
- 701 :すりらんか:2002/05/21(Tue) 00:12
- >団塊の世代が高齢者となっていくによる長期デフレ基調
>国内における財やサービスの開発・生産力の低下
これは時々見る謬見ですが.高齢化=供給力の低下はインフレ要因.
さらに国際競争力なる経済学用語に無い単語まで出て来ちゃってる.
これはいかんでしょ.
>財政の規律や景気の回復(たとえ緩慢でも)とのポリシーミックスな
>らば市場はこれを好感し
日銀の国債への態度と財政規律を結びつける議論がマズイのは「連結
で考えなさい」という一点に集約されるレスを繰り返しつけています.
>>659に至っては全く何を言っているのか分かりません.
>またそこに書いてある元の変動相場制(元切り上げ論とは異なる)の
>早期実現
これも極めて単純な誤解で,人民元はドルペグであり円ドルは変動相
場制なのです.アメリカが文句を言うのならいざ知らず,直接的な日
本経済の話題ではない.
>世界的な価格低下傾向の主要な原因
と言った言い回しから伺えるのは,もしかして絶対価格と相対価格の
区別がついていないのではないかという疑念だけです.
財政規律の確立は
>一定の公共事業の継続や失業保険の弾力化とその一方財投制度の再度
>の見直しや民営化などによる大幅な歳出抑制で、少子高齢化問題は人
>口維持政策と社会的な定年年齢引上げで
つまりサプライサイドの増強策でデフレは解消すると言っているだけ
です.繰り返しますが少子高齢化問題はインフレ圧力です. - 702 :招き猫@若葉マーク:2002/05/21(Tue) 00:23
- >>697
ゲゼルというドイツ人だよ。もともと、ドイツの一地方で大恐慌の時に発行された。
現在日本のあちらこちらで使われている地域通貨には、ポチ氏のいう「ピーナッツ」とか
「おうみ」とかがあるよ。
自治体で「地域通貨」発行できないか、研究してるところもある。
そうそう、興味があるんだったら「ゲゼルメーリングリスト」に入ると良いよ。 - 703 :すりらんか:2002/05/21(Tue) 00:24
- >合理的期待形成論や実質利子率のマイナス化から導かれる
>目標インフレ率決定法
いえ,バブル的な(つまりはデフレギャップによるもの以上の)
貨幣価値の上昇というのは十分合理的期待形成の元でサポートさ
れるものです合理的バブルは中級以上のテキストにはまず載って
ますのでご参照あれ.さらには,日銀の「売り崩し」「買い支え」
にも合理的期待形勢下でしっかり,しかも即時的に!,反応しま
す(理由は>>656へ).独創性は(もちろんそこそこ独創的だと思
うから主張しているんですが)Svenssonモデルや小野モデルのち
ょいとした拡張です.
>私が>>619からの連続投稿のなかのとくに>>624や>>640で繰り返
>し提起している問いに対する答えはいただけますか?
についてはとりあえず>>655-656が答えているはずなのですが,記
述のどこが疑問でどこが不満なのかをまずあなたが書いてからレス
をします.
気を悪くされると申し訳ないが>>657あたりから554=557さんの急に
論旨がバラバラになってきているように感じられてなりません?ど
うしたんでしょう. - 704 :ポチ:2002/05/21(Tue) 00:27
- >699
冗談なんで、そこまで考えたことが・・・・。
一度考えてみます。
まず徴収コストの問題で非現実的かと思われ。 - 705 :ポチ:2002/05/21(Tue) 00:29
- >702
ケインズも一般理論で言っていたよ。
どっちが先? - 706 :dell:2002/05/21(Tue) 00:32
- >>704
遺憾ながら、私はこれにて眠りにつきますが、(笑)
>>671 への冗談でないバージョンのレス待ってマース。 - 707 :招き猫@若葉マーク:2002/05/21(Tue) 00:42
- >>705
ケインズはゲゼルの消滅貨幣を紹介する形で、貨幣の流通速度の話を伝えたんだ。
この貨幣の場合、毎年貨幣を切り替える、と言う点では大変だと思う。
2年の時限立法でデノミとプラスして行い、一時的にVの値を大きくすることで、インフレ誘導
できるんじゃないか、と考えている。いったんインフレ誘導すれば、時限立法が終了する
タイミングがまたデフレに陥りやすいので、わざと貨幣流通量を拡大させておけば、良いんじゃ
ないのか、くらいのことは考えた。
ま、なかなか難しいよな。政府税調なんかも通りそうもないから。 - 708 :招き猫@若葉マーク:2002/05/21(Tue) 00:47
- 実は、先日亡くなったトービンが、日本もこのアイデアを採用すべきだと浜田宏一氏に言い残したそうだ。日経新聞の経済教室で読んだよ。
- 709 :cloudy:2002/05/21(Tue) 01:25
- >>698
消滅貨幣はゲゼルのアイデアということになっていますね。
ヨーロッパで実際に発行したところもあるそうです。
さすがに国家規模ではなかったようですが。
↓青山浩一郎氏の続金融論茶話というコラムにありました。
http://faculty.tama.ac.jp/aoyama/room/zoku6.html
554さんとの議論に参加できるほど経済学の知識はないのですが、ひとつだけ。
中国がデフレの原因だという主張がなりたつなら、
技術革新によって生産性が上がるとデフレになる、という主張も同様に可能ですね。
それはどう考えてもおかしいのでは。
とはいえ、こないだ田中秀征も同じような誤解を朝日新聞に書いてたなあ。 - 710 :どんたく名無しさん:2002/05/21(Tue) 01:42
- >技術革新によって生産性が上がるとデフレになる、という主張も同様に可能ですね。
コレは、ある程度事実では?
実際に日本は、自国の生産性の上昇に消費需要が追いついて来れなくなった。
ところで、販売促進のマーケティングとかは生産性と言うのですか?
生産や技術開発に比べ、マーケティングが軽視され投資もされてこなかった
マーケティングに積極的な投資をした企業が勝ち組なのだと感じる。
すでに設備とかに投資する時代じゃないと思う。 - 711 :招き猫@若葉マーク:2002/05/21(Tue) 08:24
- >>710
それを主張するのならば、アメリカが完全なデフレに陥っていなければなりませんね。
例えば、アマゾンはウォルマートの8倍の資本回転率でやっと黒字経常となりました。
ドット・コム産業が華々しくネット界に進出した瞬間というのは、空前の乱売合戦でした。
でも、この10年のアメリカの物価上昇率は平均3%です。
物価全体というものは、非常にマネタライズな現象だと思いますよ。
個別の物価とは区別して語られるべきだと思います。 - 712 :710:2002/05/21(Tue) 12:53
- と言うより
技術革新によって生産性が上がっても消費需要が増えないとデフレになるかと・・。
需要を増やすような方向の生産性?マーケティングのような物を
もっと重視しなければならないのでは? - 713 :710:2002/05/21(Tue) 12:57
- >>711
アメリカの場合、需要が増えると中国などからの輸入増で
デフレを抑えただけに見えるが? - 714 :招き猫@若葉マーク:2002/05/21(Tue) 14:26
- >>712-713
>技術革新によって生産性が上がっても消費需要が増えないとデフレになるかと・
その通りですね。で、グリースパンがよく使う「コンセプチュアライゼーション」って言うのは
ITに基づく生産性向上の話でしょう?とりわけSCM等輸送コストをはじめとして、サービス
業などでのコスト削減の話です。それって、デフレを促進させる最たる技術でしょう?
単なる、タイプミス?
>需要が増えると中国などからの輸入増でデフレを抑えただけに
デフレ→インフレ
供給が不足している社会において、供給過多(中国から安い商品が輸入される)になれば、デフレ
になりますけど? - 715 :710:2002/05/21(Tue) 19:20
- >需要が増えると中国などからの輸入増でデフレを抑えただけに
勘違いだった、すまん、忘れてくれ。
アメリカのデフレは、株の資産インフレによる資産効果で
需要を維持したと考えるのはどうですか? - 716 :710:2002/05/21(Tue) 19:46
- そもそも、アメリカの生産性の上昇なんて
日本や中国に比べたら、全然上昇してない気がする。 - 717 :554=557:2002/05/22(Wed) 02:18
- >>687
やっと再アクセスしてみると、なんと…
(以後、諸外国で行われている
「景気過熱によるインフレなどのリスクを回避するための
インフレーション・ターゲッティング政策」を
「(一般的な)インフレーション・ターゲッティング策」
と呼びます。)
いいですか、あなたが引用した
http://www.imes.boj.or.jp/japanese/jdps/2001/01-J-06.pdf
のスヴェンソン案の実施方法は、簡単に書くと
1.インフレ目標設定の代替として
日銀は上昇トレンドを持つ物価水準目標経路を宣言
2.円を切り下げ、ある合理的な為替レート目標にペッグさせる
そしてそうなるように日銀は十分に潤沢な量の通貨を発行して
外国為替を無制限に売買する。
(ここでリフレ期待を起こし、インフレ基調と名目金利の上昇を達成する)
3.物価水準目標経路(インフレ基調)が達成されたら、
景気過熱のリスク回避のため為替レート・ペッグを放棄し
物価水準ターゲッティングか、
(一般的な)インフレーション・ターゲッティングを導入する
4.2と3の政策は1と同時期に宣言する。
(つづく) - 718 :554=557:2002/05/22(Wed) 02:19
- >>687
(>>717のつづき)
この論文の論旨では、
円切り下げにより物価水準ターゲッティング
あるいは(一般の)インフレーション・ターゲッティング
が機能する条件(インフレ基調と名目金利の上昇)を創出する
が、繰り返すが、このインフレーション・ターゲッティングは
「リフレーション策としてのインフレーション・ターゲッティング」ではありません。
この場合に上の3番目の段階の政策は、
すでにインフレ基調と名目金利の上昇が達成された後で導入するもので、
諸外国のインフレーション・ターゲッティングと同様の物価安定策であって、
名目金利が上昇していることで、下方逸脱(物価下落)に対する抑制余地が
創出されていることで、これが可能になるということに注目してださい。
ここにおけるリフレ策の主眼は円切り下げ+クローリング・ペッグ制による
長期実質金利の低下→期待インフレ率の上昇をめざすものです。
そしてリフレーションが現出したらどうするかということで
物価水準かインフレ率のターゲット政策実施をするもの。
いいですか、これはリンク先のはじめのところにも
ちゃんと書いてあるじゃないですか…
「為替レート・ペッグの放棄と物価水準もしくは
インフレーション・ターゲッティングへの移行は、
景気過熱のリスクを回避させる」
と。
内容を読まない人にとっても(私は前に読みましたが)ここで
出てくるインフレ・ターゲッティングと
クルーグマンのようなリフレーションとしてのインフレ・ターゲッティング
(つまりここのスレで議論するはずのリフレ策)とは
全く異なるのは明らかで、これはもはや経済の理解度の問題でさえありません。 - 719 :554=557:2002/05/22(Wed) 02:20
- >>703
>すりらんかさん、
上の2つのレス(>>717-718)は同時にすりらんかさんの>>655の
「クルッグマン・モデル特有の論理ではないでしょ?」という
言葉に集約される基本的な誤解への反論ともさせてもらいます。
「伝統的な経済学に(期待) という心理学的要素を織り込んで」リフレ案を
提唱したのは、クルーグマンが初めてのはずです。
また、論旨がバラバラ云々の話は、ドラエモンさんも納得されていない例の
「非対称性」の問題のことですか?
それともスレのテーマから勝手に脱線していってしまったことでしょうか?
ところで、もし私にご意見がありましたら、私の文章を直接引用するだけでなく、
>>655といったようなやり方でレス番号の引用をしていただけないでしょうか?
お互い忙しい身、そうしていただけるとありがたいのですが… - 720 :どんたく名無しさん:2002/05/22(Wed) 02:22
- >>718
スベンソン方式ならOKなの?
日銀は、スベンソン方式にも大反対だけれど・・。 - 721 :54=557:2002/05/22(Wed) 02:28
- ドラエモンさん、すりらんかさん、
>>664や>>685の繰り返しになりますが、
まだ、私にはお二人の
「クルーグマンモデルとは異なる、
リフレーション策としてのインフレターゲット」
が見えてきません。 - 722 :554=557:2002/05/22(Wed) 02:31
- 一部名前が切れてしまいましたが、>>721は私です。
>>720
もう遅いので簡単に書きますが、
私は円の切り下げに基本的に反対ですから、
それがどうしても引っかかります。 - 723 :どんたく名無しさん:2002/05/22(Wed) 03:14
- >>719
>「伝統的な経済学に(期待) という心理学的要素を織り込んで」
斎藤精一郎が似たようなことを言ってたな(笑) - 724 :ドラエモン:2002/05/22(Wed) 08:48
- >>718=554
>この論文の論旨では、円切り下げにより物価水準ターゲッティングあるいは(一般の)インフレ
>ーション・ターゲッティングが機能する条件(インフレ基調と名目金利の上昇)を創出する
はい。だからなんですか?オペ対象に外債を使うか日本国債を使うか、政策の最初の段階で直接
輸出入物価に働きかけるか、期待経路とポートフォリオ組み替え効果を第一に重視するかの違い
はあっても、本質的にリフレ過程を含むインフレターゲットもスヴェンソン案も同じでしょうに。 - 725 :どんたく名無しさん:2002/05/22(Wed) 09:39
- >>717-719
>伝統的な経済学に(期待) という心理学的要素を織り込んで」リフレ案を
>提唱したのは、クルーグマンが初めてのはずです
>クルーグマンモデルとは異なる、リフレーション策
誤解があるようですが,クルッグマンモデルに依拠していないというのは
合理的期待+リフレの部分ではない.貨幣の収益率が現時点の貨幣収益の
見込みに大きく左右されている(からその自己強化的な期待を崩すだけで
インフレ圧力は生まれる)と言う点.>>655に書いた話だ,というか
>>576-577でもかいてますね.
別に私はクルッグマンモデルがどうでもいい,と言っているんでは
なく,それだけがデフレ下のターゲットの根拠というわけではない
と言っているのです.
文句ばかり言っているが
・Bernanakeの言及を否定するなら日本の供給力は青天井
・合理的期待を否定するならフリーランチが転がってる
というところに反論しないと.そのほかいくつも君のレスの誤解を
指摘した部分があるのだからそれに応える努力ぐらいしたらどうか
ね? - 726 :すりらんか:2002/05/22(Wed) 09:40
- おっと上のは僕です.
- 727 :ドラエモン:2002/05/22(Wed) 10:47
- 前掲スヴェンソン論文翻訳
1ページ
「緊急避難措置として考えられるのは、長期国債や社債を対象とする非正統的な公開市場操作」
4ページ。
「Svenson[63]は、・・・緊急避難措置を、・・・すべて実行すべきであると提言している」
5ページ
「この提案では、民間部門のインフレ期待が決定的役割を果たしており、(中略)
クルーグマン提案の内包する信任の問題も解決している」
というのを読んで、要するにスヴェンソンが言いたいのは、(理論モデルはともかく)
政策提言としての「非正統的な長期国債の大量買い切りとインフレターゲットの宣言」
という、>>554氏流にいえば「クルッグマン=イチゴノミックス」では、ポートフォリオ
リバランスなどの経路が確実とはいえないため、「絶対確実な方法」として一時的な
為替ペッグを提案しているということでしょう?つまり、私以上に「過激」なわけだ。
しかも、5Pで明言しているように、デフレからの脱却は民間の(インフレ)期待に
決定的に依存している点では、クルッグマン提案と同じじゃない?クルッグマン提案が
期待に依存しているのが、他の方法と決定的に違ってる所なんか無いでしょうに・・・ - 728 :dell:2002/05/22(Wed) 17:54
- >>722
円を切り下げることに反対な理由は何でしょうか?
そもそもインフレ抑制目的以外でのインフレターゲットに反対な理由は、
デフレを続けたいからですか?
それともインフレターゲットより有効なデフレ解消策があるからですか?
(例えばインフレターゲットよりヘリコプターマネーの方が確実なデフレ解消策だからそちらを行うべきとのお考えですか?) - 729 :554=557:2002/05/22(Wed) 17:55
- (時間が無いので、今回も連続投稿となります。申し訳ありません。)
>>725-726
>デフレ下のターゲットの根拠…
とは「金融政策によるリフレの根拠…」のことと思いますが、
これは基本的にフィッシャーの方程式の操作のことであって、
そこで実質利子率をマイナスにするために
政策によって期待インフレ率をプラスに操作することです。
(これは量的緩和論においても同じこと)
したがって、これには色々な方法が考えられますが、
これらのうち、
インフレ期待をインフレ・ターゲット政策そのものにより喚起するような
「リフレーション政策そのものとしてのインフレ・ターゲット論」
は、クルーグマンのものだけしか、論理的にありえません。
したがって、「デフレ下のターゲット」という表現を不用意に看過すると、
例えばスヴェンソン案に出てくるような
「リフレーションに直接働きかけるわけでない(というよりディスインフレ策)としての
諸外国で行われているものと同様で、かつリフレ策の後のことまで
考えたポリシーミックスで行われるはずのディスインフレ策のオプションの一つ、
としてのインフレ・ターゲット」
まで、議論に含めてしまう危険があり、その場合、スレの主題から外れます。
納得がいかなければ、下のドラエモンさんへの反論も読んでください。
もしも、リフレ達成後に行われるはずの価格コントロール策としての
インフレ・ターゲット策や物価水準ターゲット策を議論したいのなら、
それでも構いませんが、それならばそうと始めにことわってください。
(この意味での両ターゲット策に対しては、私は積極的な立場です)
(つづく) - 730 :554=557:2002/05/22(Wed) 17:55
- >>725-726
(つづき)
ところで、
>Bernankeの言及…
というのは、
「もしも価格の水準が貨幣の発行量に依らないのが真実なら、当局は
自分達の発行した貨幣を用いて限りなく財や資産を得ることができる。
したがって、たとえそれで名目利子率が負にならなくても、貨幣の発行は
結局のところ価格水準を上昇させる。」したがって「金融当局は、
名目利子率がゼロであっても、総需要と価格を上昇させるのは可能だ」
と言っている事ですか?
これは否定しません。
しかし、「実際の政策効果がどのように現れるか」という点で、
この楽観論が現実的な政策に結びつかないことが明白に分かります。
(つづく) - 731 :554=557:2002/05/22(Wed) 17:56
- >>725-726
(つづき)
バーナンキの主張はつまり、「日銀はゼロ金利政策を導入して量的緩和を最大値に維持しろ」
ということです。まず、量的緩和論に対するクルーグマンの反論によると、ゼロ金利の
「流動性の罠」の状態で日銀が貨幣をいくら発行(量的緩和策)しても、
将来期待が上向かない限りは、マネーサプライを増大させないし、
金融機関の貸し出しに至っては減少する圧力がはたらくということです。
日本国債の保有者は国内の金融機関が多いのですが、日銀がいくら
当座預金残高を上げたり国債の買いオペをして彼らに資金供給しても
この論では彼らの貸し出し態度の変化が説明されていないからです。
(そこでクルーグマンはさらに踏み込んでみて、「期待」という
心理的要素を持ち込んで量でなく金利の観点から自説を練り上げたと思われます)
しかも、不良債権問題が解決されていない現条件は、彼らの
貸し出しを減少させる圧力となり、デフレ要因、つまり量的緩和の効果を
減少させる圧力として残ります。
(つづく) - 732 :554=557:2002/05/22(Wed) 17:56
- >>725-726
(つづき)
しかし、バーナンキはそれに対してさらに踏み込むんでもっと大掛かりな
量的緩和策を主張します。つまり「ヘリコプターマネー政策を
実行すれば、企業や家計への大量の現金購入は必ず総需要を増やし、
実物資産購入により、物価上昇に結びつく」ということです。しかし、
以下のことについて説明が不明瞭です。
・デマンドサイドで見ると、ゼロ金利の元では現金の退蔵に向かう
・ここで起こるインフレ期待は、バーナンキ自身が示唆するとおり、
実際にインフレになってみてから、かつ後々デフレに転落しないという確信を
人々が持つ という状況のことだから、人々がデフレ要因が完全に
払拭されるという確信を 持つまで名目のインフレ率を維持するための
「ヘリコプターマネー」の供給が続けられることになる。この
貨幣の過剰は、実体経済の枠を大きく超え、再度投機熱をあおり、
資産バブルが発生する。
・また、大きなインフレは急激な円安トレンドを意味するので、人々は
より有利で安全な外貨建て資産を購入する傾向が強まり、これが国内的な
総需要の伸びを抑制させる要因になる。
・それらが続けば、実体経済と投機経済との間の乖離の度合いは、途上国で
見られるような一時的な資金流入によるバブルと同様になり、
スタグフレーション(か、実体経済が滅びるような遠い将来には
ハイパーインフレ)が発生する条件を涵養する。
・これらは(後述する)国内的なデフレ要因を解決することにはならない。
(つづく) - 733 :554=557:2002/05/22(Wed) 17:56
- >>725-726
(つづき)
>合理的期待形成を否定…
わたしは合理的期待形成論も否定しません。
よく読んでください。
デフレの要因は大きく分けて2つあり、
1.国外的要因
2.国内的要因
となりますが、具体的には
a) 冷戦後の世界的供給過剰(新興市場経済の台頭)
b) 不良債権の存在
c) 財政拡大(国と地方の債務の累増)
d) 少子高齢化による需要減少
です。私は、「合理的期待形成」論を否定しているわけではなく、
そのスキームに問題があると主張しているのです。
「リフレ-成長」への「合理的期待形成」は本来
上のa)-c)に直接働きかけることで刺激されると考えます。
たしかd)を否定されていたと思いますが、私は人々は老後や
将来あるかもしれない増税(実質増税と同じ効果をもつような
様々な社会的コスト増加現象も含む)への不安から、
上のような条件下ではデフレ(ならば現金志向で)でも
人為的インフレ政策下(ならば外貨建て資産で)でも
貯蓄が進むと考えます。
(つづく) - 734 :554=557:2002/05/22(Wed) 17:57
- >>725-726
(つづき)
クルーグマン案やバーナンキ案のような
内的な金融政策が主体の政策ではこれまでに書いたように
それぞれに大きな欠陥があると思いますし、
また、スヴェンソン案では、円の切り下げ(独歩安前提)という、
国際的に到底容認されそうもない要素(彼はこの悪影響を
過小評価している)も盛り込んであります。
つまり私は
・バーナンキの「もしも価格の水準云々…」との「見解」も否定していないし、
(私がそこで否定しているのはその見解に立脚して組み立てられた
彼の策のような量的緩和政策の効果)
・合理的期待形成の「可能性」も否定していません。
(私がそこで否定しているのは、マクロ政策-彼らのマクロ政策-による
合理的期待形成の可能性)
それでも上段のような主張(彼らの結論的主張を否定する主張)との矛盾はありませんね。
(結論まで含めてきちんと反論させていただきましたつもりですがいかがですか?) - 735 :554=557:2002/05/22(Wed) 17:57
- >>724 >>727
目的と結果についての混同(あるいはすり替え)が見られます。
スヴェンソン案では、リフレの達成後にインフレ抑制の為に行うべき政策オプションとして
インフレ・ターゲット策が(物価水準ターゲット)と共に提起されているのであって、
そこでのインフレ・ターゲット策は、
リフレ策としてのインフレ・ターゲットとは正反対のものです。
スヴェンソンのリフレ策は「円切り下げ+クローリング・ペッグ制」であって、
決して、そこで後に実行されるとされる「インフレ・ターゲット」ではありません。
彼の論文にリフレ達成後のインフレ・ターゲットが提案されているからといって、
これをスレのテーマとなっているリフレ策としてのインフレ・ターゲット論と
すり替えて論ずるのであれば、議論そのものが成立しません。
この論理すり替えを認めるのであれば、将来どのような政策スキームでデフレが
解消されても、その後の景気過熱を抑制するためにインフレ・ターゲットを導入するならば、
全ての政策が、「リフレ後の(一般的な)インフレ・ターゲット政策導入」が
「リフレ策としてのインフレ・ターゲット」と同義に扱われてしまい、
ここでの議題そのものが無限に発散してしまう。
(つづく) - 736 :554=557:2002/05/22(Wed) 17:58
- (つづき)
>>724 >>727
したがって、繰り返しますが、ご自身が>>726で書かれた
「非正統的な長期国債の大量買い切りとインフレターゲットの宣言」
におけるインフレ・ターゲットとは、スヴェンソン案においては、
リフレ達成後の、インフレ抑制のためのオプションの一つとしての
(一般的な)インフレ・ターゲット政策の導入宣言であり、この
政策自体は、リフレ策とは直接の関係がないどころか、正反対のものです。
しかも、スヴェンソン案では、導入宣言しておくのは、インフレ・ターゲットで
なくてもいい(物価水準ターゲットでもいい)。
>だからなんですか?
私はこのスレは、リフレ策のインフレ・ターゲット導入の是非を論じる場と
思っていたが、あくまであなたは、スヴェンソンの「円切り下げ+
クローリング・ペッグ制」まで、このスレのテーマのインフレ・ターゲットの
一種だと言い張るつもりなのですね?
論理的思考が出来るならば、当事者以外の誰が読んでも、
あなたの論理はおかしいと気がつくはずです。 - 737 :554=557:2002/05/22(Wed) 18:01
- >>728
>>729からの連続投稿を読んでください。
また、レス番号500番台後半からも、私の見解を述べていますので
読んでみてください。 - 738 :dell:2002/05/22(Wed) 18:17
- >>732
>・デマンドサイドで見ると、ゼロ金利の元では現金の退蔵に向かう
もしそうだとしたら、それ以降の、資産バブルになる、大きなインフレになる、スタグフレーションなるという事はあり得ませんね。(w
そもそも、これだと無限にヘリコプターマネーをしても良いことになりますね、逆に。 - 739 :ドラエモン:2002/05/22(Wed) 18:20
- >>554
いい加減なこと言わないでください。あなたは>>736で、
>「非正統的な長期国債の大量買い切りとインフレターゲットの宣言」
>におけるインフレ・ターゲットとは、スヴェンソン案においては、
>リフレ達成後の、インフレ抑制のためのオプションの一つとしての
>(一般的な)インフレ・ターゲット政策の導入宣言であり、この
>政策自体は、リフレ策とは直接の関係がないどころか、正反対のものです。
と書いてますが、スヴェンソン論文P23行目には、
>ひとたび流動性の罠に陥った際にどう脱出するかについては、議論が分かれ
>ているようである。
(中略。P4へ)
>Svensson[63]は、慎重な中央銀行により(上記のように)事前に準備されて
>いた金融非難措置(注:当然ながら非正統的長期国債買いきりオペを含む)を、
>その中のいくつかは効果を持ちうると期待して『全て』実行すべきであると
>提言している。
これは、明白に、デフレという流動性の罠に陥った状態を脱出する目的で
非正統的な緩和政策つまり長期国債の大規模買いきりオペを当然の政策手段
として提案していると読む以外にどう読めばいいというのですか??? - 740 :dell:2002/05/22(Wed) 18:31
- >>732
>貨幣の過剰は、実体経済の枠を大きく超え、再度投機熱をあおり、資産バブルが発生する。
それが望ましい資産価格の上昇ではなく、資産「バブル」であると断言される根拠は?
>・また、大きなインフレは急激な円安トレンドを意味するので、人々は
より有利で安全な外貨建て資産を購入する傾向が強まり、これが国内的な
総需要の伸びを抑制させる要因になる。
大きなデフレギャップが存在する中で、総需要が伸びないでどうして大きなインフレになるのですか?
それとも、これは総需要が過熱して大きなインフレになっても、その事が総需要を抑える要因になるから心配ないとの主張ですか? - 741 :ドラエモン:2002/05/22(Wed) 18:38
- >>735にある、
>この論理すり替えを認めるのであれば、将来どのような政策スキームでデフレが
>解消されても、その後の景気過熱を抑制するためにインフレ・ターゲットを導入
>するならば、全ての政策が、「リフレ後の(一般的な)インフレ・ターゲット政策導入」
>が「リフレ策としてのインフレ・ターゲット」と同義に扱われてしまい、ここでの議題
>そのものが無限に発散してしまう。
というステートメントを読んで、ある種のエコノミスト集団の意図と非常によく似ている
ので、驚きました。要するに、
いつかはデフレが終了するだろうから、その後には大好きなインフレ抑制のためにインフ
レターゲットを導入したい。これで政府の金融政策への干渉も排除できる。しかし、デフ
レを止めるために金融政策が有効だとか、止めるべきだとか『誤解』されては困る。なぜ
なら、それを認めてしまってはデフレの責任を追及されるからだ。ついては、デフレ下で
のリフレ政策と、インフレ抑制のためのインフレターゲットは『厳格に』区別し、それを
人民に周知徹底しなければばらない。インフレターゲットという本来は好いたらしい用語
を、下々の緩和論者の手から奪回しよう。 - 742 :dell:2002/05/22(Wed) 18:43
- >>737
これ、実は非常に大事な質問なのですが、
そもそもデフレを解消する必要があると考えているのですか、解消の必要なしと考えているのですか?
どうも貴殿のレスを見る限り、デフレを続けたいと考えているようにも思えます。
また、もしデフレを解消する必要ありと考えているなら、どのような政策によるべきと考えているのですか? - 743 :ドラエモン:2002/05/22(Wed) 18:49
- 大体、あなた>>554の書き方では、
>インフレ・ターゲットとは、スヴェンソン案においては、リフレ達成後の、インフレ抑
>制のためのオプションの一つとしての(一般的な)インフレ・ターゲット政策の導入宣言
>であり
と言い、
>スヴェンソンのリフレ策は「円切り下げ+クローリング・ペッグ制」であって、
>決して、そこで後に実行されるとされる「インフレ・ターゲット」ではありません。
といっているが、スヴェンソン論文P23には明確に以下のように述べられています。
>中央銀行は流動性の罠から抜け出すためにには以下の手順を踏む必要がある。
>(1)次式のように国内物価水準に関して『上昇トレンド』を持った物価水準目標経路
>を『宣言する』。
>ここで、物価水準経路は、t0期における物価水準目標が現在の物価水準を上回り、
>かつ、若干プラスの長期インフレ目標値(例えば、年率2%)を有する。
>(2)自国通貨を切り下げて・・・(以下略)
つまり、彼は踏むべき手順として第一に長期インフレ目標の宣言が必要だと明確に述べて
いるのであって、通貨切り下げの後インフレになったからインフレ目標を導入するのだ等
とは、述べてはいないのだ。 - 744 :ドラエモン:2002/05/22(Wed) 18:58
- >参加者オール
申し訳ないが、>>554氏は、なかなかタフな人なので、論点を明確にするためにも、
>>743への明確な回答があるまでカキコを遠慮していただけるとありがたい。 - 745 :554=557:2002/05/22(Wed) 20:07
- >>739 >>742
全然理解していないようだ。
いいですか、2つの座標軸においてあなたの中に混乱があるんです。
まず一つ目の座標軸からの反論ですが、
スヴェンソンのリフレ策はの第一目的は
円の切り下げとその維持による名目金利の引き上げとリフレの両立であって、
その論文で言及されている「インフレ・ターゲッティング」はリフレ策ではなく、
リフレ策成功後に行うことを前提とした「インフレ抑制策」の一つです。
まず、これを認識してください。あなたはまずこの指摘を無視していますね。
(つづく) - 746 :554=557:2002/05/22(Wed) 20:08
- >>739 >>742
(つづき)
もう一つの座標軸からの反論ですが、
次に認識して欲しいのは、このスレのインフレ・ターゲットと他のリフレ政策とを
分けるのは、手段の内容でなく、その手段の目的や目標のはずだということです。
手段においてこのスレのインフレ・ターゲットと同様の要素が見られるからといって
スヴェンソンのリフレ策までこのように主題のターゲット策としてに含めてしまう
(2%というのは信認されやすい、つまり社会的に常識的で望ましいと
される物価水準上昇経路の到達点・長期的目標値であって、それ自体が期待インフレ率の
例えばメジアン値を意味するものではなく、人々の期待インフレ率は別個に存在し、
スヴェンソンはその期待インフレ率は、宣言した「経路」を越えてくるはずだ
と考えている)と、現在の日銀のいわゆるリザーブ・ターゲッティング政策も
これらの政策と同様の手法を採っていて、ただ目的や目標の採り方(物価上昇率が
安定的にゼロ以上云々…といういわゆる「常識的な」経路が採られている)が
違うだけですから、これもインフレ・ターゲッティングの一種と呼んでも
いいことになってしまいます。
その論旨ならばもちろん、ヘリコプターマネー論のような極端な量的緩和論も
3%とかの望ましいインフレ率云々という話がありますから、
インフレ・ターゲット論と認識されるべきです。
ちなみに、去年の日銀で今回の金融政策が採られ始めたときの記者会見で、
…この点ではこの政策はインフレターゲット的であり、また別の意味では
インフレターゲット的でない云々…と日銀が答えていましたが、
その広義的な方の分類基準を、ドラエモンさんは採っている(あるいは
為の反論目的で、そう「採りたい」?)ことになります。
(つづく) - 747 :554=557:2002/05/22(Wed) 20:08
- >>739 >>742
(つづき)
そういう2つの座標軸で主題の拡張を認めるならば、
リフレ達成後のインフレターゲット論の是非論さえも
この主題とは外れていないわけですね。
それでいいというならいいのですが...
>>741の『厳格に』区別については、本来の(一般の)インフレターゲット策は、
物価上昇率低下時において、「金利の下方余地」がある状態。つまり
クルーグマンのいう「流動性の罠」に嵌っていない状態のことを指します。
そこでは、金利を引き下げる金融緩和措置が効果を発揮しますから、
いわゆる日本型流動性の罠状態で行われる物価上昇率調整とは、
上の二つ目の座標軸の観点から、政策の内容において決定的な違いがあります。
そうすると、あなたの中に「政策の内容が同じ←→同じ政策」と
「内容は違うが同じ政策が存在する」との2つが同居することになり、
論理的に完全に矛盾します。
(それとも私はただあなた方に煽られているだけ?) - 748 :554=557:2002/05/22(Wed) 20:08
- >>740 >>742
>それが望ましい資産価格の…
ヘリコプターマネーで実体経済の枠を大きく越えて貨幣が過剰に供給されても、
資産バブルが発生しないと考えているのですか?
仮にバーナンキのように、資本が外貨建て資産に逃避する現象を無視して
考えましょう。
すると、私の考えでは土地など国内資産への投資熱が高まります
(詳しいことは>>729からの一連のログを読んでください)が、実は
99年末の時点でも、地価比率=土地総額/名目GDP=1.3~3
つまり、日本経済のファンダメンタルズに対して1.3~3倍程度、
地価総額が過剰なのです。この地価比率は上昇圧力となります。
土地基本法・総量規制導入・地価監視区域制度といった現行制度のもとでは
金融機関からの貸付による土地投機はある程度抑えられるでしょうが、
そもそも人々が手にする資金はヘリコプターマネーなのですから、
この抑制効果は期待できません。
それとも、株バブルになりますかね?(私はその両方だと思いますが)
(つづく) - 749 :554=557:2002/05/22(Wed) 20:09
- >>740 >>742
(つづき)
>大きなデフレギャップが…
需要は加熱します。上のように外貨建て資産かさもなくば国内資産への需要という
シナリオです。ここに資金が吸収されるので、物価は大きく上昇しないと思います。
金融機関の貸し出し態度も相手の資産の多寡から、信用リスクそのものに変わっていくので、
資産を持った人がそれを元手に金融機関から消費のための資金を調達することは
難しいと思います。仮に現金を得ても、他の資産への再投資に向かいます。
>これ、実は非常に大事な質問なのですが…
ポチさんへの質問と同じですね。私はすでに自分の意見を述べています。
デフレは解消すべきだし、デフレ要因を解消することでデフレを解消すべきだと思います。
短期的政策についてもその根拠をさっと書きましたが、>>737で言ったとおり、
過去ログを読んでみてください。 - 750 :554=557:2002/05/22(Wed) 20:15
- >>745-747の反論は
>>739 >>742 だけでなく
>>743への反論でもあります。
(特に2つ目の座標軸…のところ) - 751 :dell:2002/05/22(Wed) 20:53
- >>748
>ヘリコプターマネーで実体経済の枠を大きく越えて貨幣が過剰に供給されても、
資産バブルが発生しないと考えているのですか?
こんな事を私に言うとはねー、あなたこそ私の過去ログを全く読んでいない証拠ですね。(w
私は、この10年間の日本経済の低迷の原因は、資産デフレと実体経済のスパイラル的な悪化であるとこの板で一貫して主張し続けているのですよ。「地価上昇なくして景気回復なし」と言っています。今の日本経済にとって、地価上昇は悪いことだとは思っていません。
私が問題にしているのは、貴殿がいかなる理由をもって資産価格上昇を資産「バブル」と断ずるのかということです。地価が名目GDP以上に上昇してはいけないなどという経済法則は聞いたことがありません。いかなる根拠をもってそのような事を主張されるのですか?
資産価格上昇なくして、どうやってデフレを解消しようと言うのですか?
>>749 「デフレ要因を解消することでデフレを解消すべき」と言われますが、具体的にどのような方法でデフレ要因を解消出来ると考えているのですか?
ポチ氏同様、スタンプ・マネー? (笑) - 752 :dell:2002/05/22(Wed) 21:03
- >>749
需要は加熱します。上のように外貨建て資産かさもなくば国内資産への需要という
シナリオです。ここに資金が吸収されるので、物価は大きく上昇しないと思います。
ということは、>>732 の
>・また、大きなインフレは急激な円安トレンドを意味するので・・・
の話は撤回されるということですね?
2つは明らかに矛盾しています。 - 753 :dell:2002/05/22(Wed) 21:07
- 今気が付いたのですが、書きこみ自粛提案が出ていたのですね。
しばらく休んだ方が良いのかなー? - 754 :ドラエモン:2002/05/22(Wed) 21:18
- >>554氏
スヴェンソン曰く、
「プラスのインフレ目標を設定するとのKrugman等の提案は、提案自体にはどのような手
段でインフレ目標を達成するかがしめされていない、との日本銀行の議論によって却下さ
れている。この議論の妥当性はさておくとしても、私の物価水準目標の提案は、一時的な
為替レート・ペッグという、物価水準目標を達成するための具体的な手段を示しており、
この反論はあてはまらない。」
明らかに、スヴェンソンの意図は、クルッグマン提案を実現するための確実な経路を提示
することである。そして、クルッグマン提案をして、今日の日本では「インフレ・ターゲ
ッティング」と呼ぶことは、あなたの『厳密な定義』の如何を問わず、常識であろう。
物価水準目標にキャッチアップする間に一時的に期待インフレ率・現実のインフレ率が
長期目標を超えることはあたりまえのことであって、この段階での政策を「インフレター
ゲット」と呼ぶことの支障にはならないと思われる。
要するにあなたは、リフレ目的のインフレターゲットなどは、あってはならないと勝手に
決めているだけである。そのように「インフレターゲット」を定義し、リフレ政策たとえ
ば、岩田流の「インフレターゲットつき量的緩和政策」を、あたかも正論に背く珍説とか
奇説と呼ぶのは勝手であるが、それが経済学の常識として通用するとは思えない。 - 755 :ドラエモン:2002/05/22(Wed) 21:29
- 100歩譲ってもよい。インフレターゲットという名前を我々のようなタイプの連中が
使うこと自体が怪しからんというなら「リフレ政策」と呼ばれることに抵抗はないよ。 - 756 :554=557:2002/05/22(Wed) 21:32
- >>754
あなたの反論の主旨がよくわかりませんね。
いいですか、ちなみに>>746の主旨について説明すると、
1)手段の内容とは→大規模な金融緩和
であって、これはターゲット策でなくても、
全ての日本へのリフレ策としての金融緩和策に共通する。
2)手段の目的や目標とは
●ターゲット策→考慮するインフレ率は期待インフレ率のことで
デフレ圧力に抗って当初設定したレンジを「達成・維持」し続けるために
その政策手段として金融緩和を行う
・クルーグマン案→最適なインフレ率を設定(例えばメジアン4%の一定範囲)し、
一定期間(例えば15年間)その率を維持する。
(つづく) - 757 :554=557:2002/05/22(Wed) 21:32
- >>754
(つづき)
●ターゲット策以外の
リフレ金融緩和策→考慮するインフレ率は期待インフレ率と同義ではないが、
基準無しの金融緩和政策はありえないから、これには
社会的に信認を得られるような、基準的な指標となりえる
一定の常識的と考えられるインフレ率を考慮する
(よってこの率は0%以上であるべきだが
必ずしも維持し続ける性質のものではない)
(例えば…)
・現在の日銀政策→安定的に0以上となるまで金融緩和を継続
(人々の期待インフレ率が正になったあと、どのレンジで
あるべきかは考慮しない)
(つづく) - 758 :554=557:2002/05/22(Wed) 21:32
- >>754
(つづき)
・スヴェンソン案→例えば2%というのは社会的に望ましい姿として
長期的に到達すべきと宣言する一点
(インフレ率をどのレンジで維持するべきかは考慮しないし、
物価水準が2%という点への経路を越えた上昇経路を辿った場合
クローリング・ペッグ制を廃止し、物価抑制政策を採る)
・バーナンキ案→例えば3%というのは社会的に望ましい姿としての政策の基準点
(人々の期待インフレ率がどのレンジに維持されるべきか考慮しない)
基準無しの金融緩和策はありえないから、全ての金融緩和策は
この点で広義のインフレターゲット政策とも呼べる。
こういう程度の解釈が常識だと思いますが、なぜ通用しないと思うのですか? - 759 :554=557:2002/05/22(Wed) 21:33
- >>751
>資産デフレと実体経済のスパイラル的な悪化であるとこの板で一貫して主張し続けている...
分析対象にすべきはそのような現象(あるいは数値)そのものでなく、
その現象(数値)の要因であり、その現象(数値)を金融緩和政策で
好ましいとされる状態に持っていくことに、どれほどの価値があるのか、
ということを全く考えていないのでは?と疑います。
それ(デフレ要因分析)に言及したあなた自身のレスがあるならその番号を挙げてください。
私の認識と同じか異なるのか、検証したいと思います。
資産バブルについては、資産による実体経済との乖離、言い換えれば、
資産(例えば地価)の上昇率と名目GDP上昇率との乖離がどれほどあるか、
そして乖離の拡大がどの程度継続しているかどうかでまず計られます。
次にその要因を分析して、乖離と乖離の拡大状態が矛盾なく説明できる場合、
資産バブルになります。日本の不動産バブルのときは残念ながら
指摘する人の声が小さかったのですが、東南アジアの不動産バブルの場合、
クルーグマンが分析しそれが明らかにバブルであることを指摘していました。
デフレ要因の解消について、またそこで行われるべきマクロ政策については
>>554以後のレスでずっと説明していますが?
ここでは過小評価されてしまっているようですね。 - 760 :554=557:2002/05/22(Wed) 21:34
- >>752
外貨建て(ここでは海外)資産か国内資産と、円安トレンドとどのように矛盾するのですか?
基本的に現代社会では私は前者の資産への投資が進むと思います。
ですからそのような金融緩和政策が行われている間は当然のことながら
外貨上昇トレンド=円安トレンドになります。
短期的円安→上昇トレンドの動きの場合と勘違いしているのでは?
今日はもうレスしません。また後ほど。 - 761 :554=557:2002/05/22(Wed) 21:38
- >>755
いや、私もリフレ政策賛成ですから、それで括ったら
今度は私とあなたの区別がつかなくなりますし、
私がその主旨に反論すれば、自己誤謬になってしまいます。
ただ、私はここでは金融緩和政策の限界を示唆しているだけです。
(これで本当に今日最後のレス) - 762 :dell:2002/05/22(Wed) 21:44
- >>749 >>760
>物価は大きく上昇しないと思います。
>大きなインフレ・・・
これ、矛盾ではないのですか? - 763 :どんたく名無しさん:2002/05/22(Wed) 21:50
- 加持祈祷も金融緩和策であるから、
広義のインフレターゲット政策と呼べそうだね…
金融緩和になっていないものは、金融緩和政策と呼べるのかな? - 764 :dell:2002/05/22(Wed) 21:52
- >>757
消費者物価指数には0・9%程度の上方バイアスが存在する事はご存知ですよね?
それにも関わらず、0%という数字を敢えて挙げ、日銀の金融政策を擁護するというのは如何なる了見でしょうか?
これでは、デフレターゲットだ。(w
これでは、貴殿が先程言った、「デフレは解消すべき」との発言とも矛盾するのではないでしょうか? - 765 :ドラエモン:2002/05/22(Wed) 22:09
- >>717の以下の文句を見忘れてた。
>「景気過熱によるインフレなどのリスクを回避するための
>インフレーション・ターゲッティング政策」を
>「(一般的な)インフレーション・ターゲッティング策」
>と呼びます。)
こりゃ、話がぜんぜんかみ合わないわ。リフレ政策が含まれないのは定義だものね。ハァ - 766 :すりらんか:2002/05/22(Wed) 22:26
- さてさて,ちょっと整理しましょう.554=557さんのターゲット政策へ
の疑問符は,投資の利子弾力性に関する話から始まります(これはコピ
ペとのことですが).
>>557など:利子率の話
>もし4%がクルーグマンの言う「十分に高いインフレ目標」でない場合、
>リフレ効果は期待できず
これに対する私の反論が,クルッグマン・モデル(実質利子率低下と実
物投資誘発)のみがインフレの効果ではないというものです.合理的な
貨幣の資産需要バブルの話は>>576-577>>655のみならずこの板での私の
主要な主張なのですが,フローのISバランス以上にストックのポートフ
ォリヲの話ですからこれは即時効果が大きいです.いつのまにか話が変
わっていますが私の言う「クルッグマンモデルではない」というのはコ
コがポイントです.したがって>>622周辺の投資を喚起する必要実質利子
率低下幅云々は反論済.>>666などでは
>クルーグマンのは簡略モデルといいますが、日本の経済条件がそのモ
>デルに適合する前提において、論理的にはこれしかありえないモデル
とまで言い切られていますが以上の理由によりこの言及もおかしい. - 767 :すりらんか:2002/05/22(Wed) 22:27
- >>624-625からの:インフレ期待の醸成と合理的期待
>2)「人々のインフレ期待(期待インフレ率を正にすること)を起こせ」
>3)インフレの「合理的期待形成」がいまの日本で可能である
を証明する必要がある.という話に対するBernanke流の反論に対し,
>>730
>これは否定しません。
>しかし、「実際の政策効果がどのように現れるか」という点で、
>この楽観論が現実的な政策に結びつかないことが明白
とはこれ如何に?インフレ期待は醸成される,そしてそれを合理的に期
待しない事は考えられないというのを認めているなら>>624の時点での
疑問の呈し方はいかにもマズイ.その他にも合理的期待への誤解がある
ように感じますが,金融当局と個別主体の逐次手番ゲームを考えるなら
(金融当局の緩和の有無→個別主体の貨幣保有量決定→当局の政策態度)
ばBernankeの言う無限シニョリッジはオフパスor均衡でない.そして有
効なコミットメント(最後の政策態度にインフレ率のパーセンテージに
関してコミット)の元では無限シニョリッジの享受は均衡戦略のオフパ
スです.これって目標域の上下限両方を定めろという意味でのターゲッ
トのひとつの根拠でもあります(そして日銀のがターゲットではない理
由にもなる). - 768 :すりらんか:2002/05/22(Wed) 22:27
- さらには,>>639では
>インフレは起こることは否定していません
とも.こう言われると2)を証明しろというのは何だったのかとさえ思
ってしまいます.
>膨大な資金が瞬時に動くような現代市場における金利裁定行動を考慮す
>れば、そのような当局による作為的な政策では、時間軸か量的軸か、あ
>るいはどちらにおいてもインフレ圧力は「十分」なレベルには達するこ
>とはない。
ですが,膨大な資金が動くからこそ私の>>576-577>>655が効くのですが,
それはさておき……この発言をそのまま受け取ると現在の金利水準は均
衡である(またはそれと対してかわらん)ということになる.それなら
ば,貴方の論点は資本収益率の低下というサプライサイド問題になる.
供給制約が重要な局面で現在デフレになっているとしたら……これはま
さに貨幣的なもの(伝統的マネタリズムまたは貨幣バブル)以外には考
えられない.
加えて
>マネーサプライ行動は市場の金利裁定と追いかけっこをして
>結果、財政規律をより大きく失い
>近隣諸国の通貨切り下げを誘発し、国際的にマクロ経済とミクロ経済の
>バランスが崩れ
>近隣諸国が石油などの基本的資本財の輸入に 難儀するようになり窮乏
についてはミクロとマクロのバランスという言葉自体が分からないと言
う点に目を瞑っても,国際的な金融緩和がもつ経済回復力(See大恐慌期)
を無視していることのみならず,金融緩和競争のなかでそれにけして加わ
らない国を前提に議論をしている点で受け入れられません.>>663での「
円安は容認できない」という言及の根拠が無いのも同じ理由です. - 769 :dell:2002/05/22(Wed) 22:27
- >>765
だから、554=557氏は、デフレを解消すべきと考えているのかいないのか、まずこれが根本的な問題ですね。
次に、デフレを解消すべきと考えるなら、金融政策、財政政策、その他の政策のうちいずれの政策で(あるいはその組み合わせで)デフレ解消を目指すのか、金融緩和抜きでデフレ解消が可能なのか。
もし、金融緩和が必要だと考えているのなら、そこで初めてインフレターゲットによってそれを行うべきなのか、他の金融緩和手段によるべきなのかという議論になりましょう。
こうして論点を整理していかないと、いつまでたっても話が噛み合わなくなると思われます。 - 770 :すりらんか:2002/05/22(Wed) 22:28
- さて,ようやく現在の話題に近づいて>>640以降
>→人々のインフレ期待が起こる
>→実質利子率がマイナスになる
>→人々の経済行動が貯蓄から消費へ誘導される
>→インフレが起こる
>第一段のようなリフレーション・サイクルを狙うことは
>インフレーション・ターゲッティング論に共通する見解というよりは
>インフレ・ターゲッティングの定義そのもの
とのお話ですが,重要なのは引用の2行目3行目これはフローではなくス
トックで考えた方がいその意味で,これのみがターゲットだと言われると
抵抗があるのです.同レスにクルッグマンとの違いと言う言及があります
がこれは繰り返しません.
>>657
>インフレ予測以上に人々は将来における財政の毀損を重要視し、起こりう
>る負担増加を見込んでますます消費を抑制し、結果的にインフレ期待を下
>げてしまう。
というのは,当局の連結バランスシートで考えねばならないと反論していま
す.>>674についても同様で,財政破綻+デフレというのは,親会社の債務が
信頼できないので子会社の債務を買うという話になってしまうこれは相当無理
あるでしょう.さらにはこの主張はBernankeの言及を「これは否定しません。
」という>>730のレスとコンパティブルとは到底思えません.加えて,>>657
では少子高齢化などの将来の供給能力低下期待をもってデフレ圧力としてい
る(!!??)点で>>703の私の「どうしちゃったの」と言う感想を有無一因
になるのです. - 771 :すりらんか:2002/05/22(Wed) 22:28
- さてここからが今日の午後(!すごい高回転!)話題ですね.
>そういう2つの座標軸で主題の拡張を認めるならば、
>リフレ達成後のインフレターゲット論の是非論さえも
>この主題とは外れていないわけですね。
>それでいいというならいいのですが...
という話で日銀のでも何でもターゲットだと言っていますが,上でBernankeの
話に言及した通り,それは含まれない.貴方の話だと,
>「景気過熱によるインフレなどのリスクを回避するためのインフレーション・
>ターゲッティング政策」を「(一般的な)インフレーション・ターゲッティング策」
>と呼びます。
という貴方固有の定義か,全ての緩和策がターゲット政策だという定義の2者
択一を迫られているようですが,これはおかしい.有意に正のインフレ目標を
上下限付きで設定しそれにコミットするのが(外見的特徴として)少なくとも
私の考えているターゲット政策です.
>>662では
>有機的に対応していくような政策ミックスの方を支持すると思います。
>>758
>基準無しの金融緩和策はありえない
という点でも頭を抱えてしまいますが,その整合性には目を瞑るとしても,基
準設定という面で容易に(短期的に,裁量的に)目標水準を変化させるのでは
コミットメントの力を使えないわけですから効果はない.マネーのジャンプは
物価を左右しないとの点は共通理解かと思っていましたが?現在の日本銀行の
目的関数はデフレバイアスを含んでいるとの社会の理解は(正しいであろうし)
有効なコミットメント無しで覆るものではない. - 772 :すりらんか:2002/05/22(Wed) 22:32
- はぁー.一時間近くかかっちゃったよ.皆さん心底長レススマソ.
- 773 :ポチ:2002/05/22(Wed) 22:37
- インフレターゲットで同調できる唯一の部分はコミットメントの重要性。
ただ、マネーサプライや物価上昇率という日銀がコントロールすることの
難しいものを政策目標にするのが・・・・。
短期金利を使うことはできないか。
ゼロ金利を長期間継続することをコミットメントできれば
長期金利を低下させることができないか・・・・。
すりらんかさんへ、今、ミンスキーや一般理論なども読み返しながら
考えをまとめています。仕事で遅いこともあって、本格的な書き込みは
休日の暇なときになりそうです。 - 774 :dell:2002/05/22(Wed) 22:46
- >>773
>短期金利を使うことはできないか。
ゼロ金利を長期間継続することをコミットメントできれば
長期金利を低下させることができないか・・・・。
>>671の質問について、一応そういう方向で考えておられるわけですね。
結論出たら、教えて下さいね。 - 775 :すりらんか:2002/05/22(Wed) 23:13
- >短期金利を使うことはできないか。
>ゼロ金利を長期間継続することをコミットメントできれば
>長期金利を低下させることができないか・・・・。
別に短期金利に限定しなくてもよいと思いますが,ゼロ金利解除前
であれば私もかなりポチさんに近い結論を出していたかも(今も銅
鑼氏dell氏に揶揄されたりしますが私はこの板の中のみの限定での
比較ですが「穏健派」なんです^^).しかし,ゼロ金利解除そして
最近まで続く総裁発言を聞くにつけ「日銀の目的関数自体がおかし
い(強度のデフレバイアスがある).それを縛り,コミットメント
あるルールに従うことが重要」との思いが強まりました.と思って
色々考えた結果が現在の主張です.
そして,利子率コミットメントが難しいというのはその期間設定の
面です.明らかに景気が回復したときに0金利を続けるのはマズイ
ですから,0金利コミットは「景気回復まで」と言う限定付きにな
る.そうするとゼロ金利解除時の繰り返しで,景気回復に遠い状態
でまたもゼロ金利解除してしまうでしょう……市場は当然それを読
み込みますから効果が無くなってしまう.最早無い物ねだりなのは
分かりますが,0金利が継続されて日銀のデフレバイアス(自体あ
ってはならんのですが)に多くの人(含む私?)が気づかないまま
ならば……とは思います. - 776 :ポチ:2002/05/22(Wed) 23:48
- >そして,利子率コミットメントが難しいというのはその期間設定の
>面です.
私もそこを悩んでいるんです。
名目GDPの伸び率ではコミットメントとしては弱いか。
実際の期間を明示すればかなり影響を及ぼせるが。
ケインズの一般理論に利子生活者の安楽死という話がありますよね。
それを読みながら、なにもかも飲み込んでしまう貨幣への需要を
断つ策というのは、むしろ利子率に対するコミットメントではと
考えたのです。
インフレ期待などは、最終的には足元の物価上昇率の影響のほう
が強くて、現在のマネーサプライにはあまり依存しないのでは
と思うのです。マネーサプライもどれだけ増加するか疑問ですし。
話を戻すのですが、完全雇用前にも物価の上昇はあると思うのですが
貨幣が貨幣数量説的なふるまいをするのは
資金需要が旺盛でかつ流動性選好の低い完全雇用に近づいた時期だと
思います。
やや景気が持ち直したくらいの場合を想定してみたのですが
あえて買いオペを継続的にやらなくても
そういう状況では内生的に貨幣は増加してくると思うのです。
金融動機に基づき貨幣需要が増加すれば、最後の貸し手として
日銀は応じざる得ないだろうし、CDなどの発行を通して
それらの需要に答えることは可能だと思うのです。
金利が上昇傾向をみせるのを防ぐだけだと。
それ以上の貨幣供給はやはり不活動貨幣になるだけだと思います。
ただ、景気が持ち直した時点での引き締めがないというコミットメントが
あるということがプラスであるということはあるとは思いますが
インフレ期待が起きるとは思えないのです。
中央銀行がマネーサプライを必ずしも思うように増加させることができず
物価上昇にも影響を与えられない情況にあって
もし、インフレ期待が起り得るとすれば、将来、完全雇用になるという前提が
必要なように思えるのです。
その将来が10年以上先であれば、期待には折り込まないでしょうし
不確実であればまた期待には折り込まれない。
そんな気がします。 - 777 :どんたく名無しさん:2002/05/22(Wed) 23:51
- >>554
えーとね、
煽るようで申し訳ないんだが、
君が突っ込まれてる一番の理由って、
文章にまとまりがないからだと思うよ。
できれば一つのレスにまとめればもうちょい丁寧に教えてくれると思う。
あんなレスじゃどこにレスしていいか判らない。 - 778 :ぱっぱらぱー:2002/05/23(Thu) 00:40
- >>635
>小島寛之著『サイバー経済学』 (集英社新書0110) の219-229頁にあります。
すいらんかさん、ありがとうございます。今度、書店で探してみます。
企業の内部資金に関して気になるのは、グローバリゼーションの進展です。
キャッシュフロー重視、ROA重視などの流れの中で、
欧米企業と同等の財務内容の健全性が要求されている昨今、
内部資金もより高い水準を求めて、設備投資よりも債務の返済を優先する傾向が
今後も続くようであれば、景気回復はまだまだかなあと思ってしまいます。 - 779 :ドラエモン:2002/05/23(Thu) 00:58
- 今、このスレの最初の方を読み返してみたんだけど、あれだ、不肖モリナガ
氏>>51-52と>>554氏の発言は、ほとんど同じ趣旨ですね。特に、>>52なんか
まるで同じ。こっちも進歩ないけど、あっちも(以下略 - 780 :どんたく名無しさん:2002/05/23(Thu) 01:16
- >>641
>私は人々の将来予測がケインズ的政策のセオリーとは
>逆方向に現れる、いわゆる非ケインズ効果発生を懸念してしまいます。つまり、
>リフレ目的のインフレ・ターゲッティング政策においては、インフレ予測以上に
>人々は将来における財政の毀損を重要視し、起こりうる負担増加を見込んで
>ますます消費を抑制し、結果的にインフレ期待を下げてしまう。
とりあえずこれについての統一見解をつけてくれ。
あちこち分散していてリーマンの漏れには争点が見つけられん。
これがもし否定されるなら、あとは技術的な問題なわけでしょ。
そうでもないの? - 781 :ドラエモン@夜勤:2002/05/23(Thu) 02:10
- >>780
私のような狂信者は、インフレになれば税収は増え、財政破綻の懸念は低下するので、
もしも非ケインズ効果があるとしても、リフレ政策が非ケインズ効果を強めるという
ロジックは理解できない。
>>641のような人は、どうも国債を日銀が買い込むと品不足で市場での取引が困難になる
という「流動性の不足」が懸念されるの国債の増発が必要だと主張している。このために
財政破綻懸念が強まるということだ。このロジックは私には理解不可能(藁 - 782 :見物人:2002/05/23(Thu) 06:39
- すりらんか・ドラエモン・dell…
俺はROMしてるだけなんだけどさー
ここの連中はこのところ苦しげな抗弁の連続だな(藁 - 783 :どんたく名無しさん:2002/05/23(Thu) 06:43
- ここだけ他とは違う雰囲気だモンナ
- 784 :どんたく名無しさん:2002/05/23(Thu) 06:49
- dellは苦しんでるようには見えないが、
ドラエモンは苦しんでるように見える、
すりらんかはただぶち切れ寸前かと… - 785 :見物人:2002/05/23(Thu) 07:02
- すりらんかの抗弁読んだら今度はきっと554がブチキレる
に100000ドラクマ - 786 :どんたく名無しさん:2002/05/23(Thu) 07:05
- ところで554は日銀だと思うか?
- 787 :見物人:2002/05/23(Thu) 07:06
- わからんがとにかくタイプが異常に速いのだけは認める
- 788 :すりらんか:2002/05/23(Thu) 08:17
- 多くの反対論点は>>404-405があり,これに対しては554=557さんも
「インフレが起こる」こと,そしてそれへの「合理的期待」は否定
してない(>>734)わけです.その一方
>合理的期待形成の「可能性」も否定していません。
>私がそこで否定しているのは、マクロ政策-彼らのマクロ政策-
>による合理的期待形成の可能性
とも言ってますね.モデル適合的な期待形成を否定しないが政策効
果に疑問だというのは「インフレが起こらない(モデルの定式化に
誤りがある,現実経済における重要度が低い)」「もっとひどいこ
とになる」のどちらかです.前者は矛盾していますから,554=557
さんの論点は>>780さんの指摘のポイントが論争点というわけ.
>>780さんの指摘に対しては,
親会社の債権(国債)が信頼できないので子会社への債権(日銀券)
を買うという話になってしまう(>>770の債務のトコを修正)点が
内的な整合性への反論.さらにその経路自体への疑問は,
・国債残高はまだ多く+日銀の確実な購入が見込まれるのに流動性
が低くなると言うのもおかしな話+他にも買いオペ対象はあるのに
……なぜ継続的緩和へのコミットをすると,財政が放漫化に繋がる
のか分からない.
・日本の財政は形式的には民主的なコントロールがなされている上
むしろ(こっちも!)デフレバイアスがあるのになぜ放漫化が懸念
されるのか?
・よしんば,全部認めてもそれってインデックス債発行すれば解決
する話でしょ
というわけです.
インフレ・ターゲットとは何か,でずいぶん論争が盛り上がってい
るが,>>771での話でも書いたようになんでそんな極端な2者択一問
題なのか自体が私には理解できない.ポチ氏>>773,>>780氏じゃない
けどコミットメントフレームとその対象,技術的な問題と思う,の
でこっちは主に銅鑼氏にお任せです. - 789 :ポチ:2002/05/23(Thu) 21:29
- >はらっぱー氏
ポストケインジアンには内部資金を重視する考えがあるようです。
あまり詳しくはないのですが
寡占企業が成長期待が高まったときに、価格を引き上げ投資のための
資金を確保する。そのため成長期は労働分配率を低めながら成長するのかな。
アイクナーが誰かが言っていたような。(元はカレツキかもしれん。)
企業の投資の源泉は主に内部資金で、理由は間接金融からの資金調達は
リスクが高いため限界があるという発想です。 - 790 :ドラエモン:2002/05/23(Thu) 21:33
- >>789
ということは、日本のバブルは射程外ということだね。 - 791 :ポチ:2002/05/23(Thu) 21:37
- >671
私は景気対策は財政政策を中心に考えているのです。
中長期的には需要創出型の構造改革も効果があると思っています。
ちなみに、不良債権処理などは景気対策になるとは思いません。 - 792 :ポチ:2002/05/23(Thu) 21:41
- >790
予想はしていたけど、ドラえもん氏のつっこみが
私は本当のことを言うとアイクナーのこの考えに
あまり同意していないのです。
一つの切り口としては面白いとは思うのですが。
バブル期に関してはミンスキーの金融不安定化仮説が
うまくあてはまると思います。 - 793 :どんたく名無しさん:2002/05/23(Thu) 21:45
- 不良債権処理は、韓国のように公的資金をぶち込む事で
結果として財政政策として機能したと見るがどうでしょ? - 794 :ポチ:2002/05/23(Thu) 21:48
- ポストケインジアンと言っても、私はミンスキーやデビットソンの影響の方が
どちらかというと大きいのです。 - 795 :ドラエモン:2002/05/23(Thu) 21:48
- >>792
面白いことに、90年代初めにミンスキーを持ち上げてたのが当時は野村総研の奥村さん。
というか、僕も金融屋のエコノミストなので分かるんだが、ミンスキーは怪しい魅力に富んで
いて結構支持者が多いんだよ(笑
問題は、あれじゃあなかなか操作可能なモデルにはならないということやね。気持ちは凄く良く
わかるんだが。まあ、主流ケインジアンのフィナンシャルアクセレレータとか、貸出市場の情報
構造を考えたモデルが、精神的継承者なんだと思うよ(というと、君には抵抗あると思うが) - 796 :554=557:2002/05/23(Thu) 21:50
- >>791
同じ考えです。金融政策は補完的機能を発揮するという程度にとどめておくべきでしょう。
しかし、不良債権処理は病根を取り除くと言う意味で短期的には景気を押し下げますが
中長期的な景気対策と言えない事もないと思います。 - 797 :554=557:2002/05/23(Thu) 21:51
- >>781
品不足で流動性云々という話ですが、何か前にも同じような変なこと
訊いていませんでしたか?
それが何のことなのかよく分からないので、答えられないで困っていたのですが。
「…理解不可能(藁」 とか書かれても、私もそれが理解不可能なのですから。
私は前に流動性維持は日銀の買いきりオペによってなされると書いたはずですが、
(確かそこではフライングして「のみ」をつけてしまったと思いますが…)
その場合は日銀や他の買い手が間に合わないほどの売り圧力で
ビッド・アスク・スプレッドが拡大し流動性が落ちてくる可能性を言ったのですが。
どんなに売り圧力が強くても日銀が売り方の言い値で買い続けると言うならまた別の話ですが。
それがいつからか、「国債の品不足」とか、「流動性確保が国債の発行元の政府による」と
いう解釈になっちゃっていて、
それだと、何のことなのか話がよくわからないので、答えられないのです。
(つづく) - 798 :ポチ:2002/05/23(Thu) 21:51
- >793
もう少し考えてみますが
公的資金で自己資本を充実させても
銀行に利益が上がったわけでもなく
乗数効果は働かない?という気もしますが。 - 799 :554=557:2002/05/23(Thu) 21:52
- >>781
(>>797のつづき)
何にしても、上のようにして大幅な買いオペ増額をすると、その後は
売り圧力のほうが高くなり金利が上がって、
・国債の利払い費が増大する…①
・金融機関の財務状態がわるくなることで財政出動による
景気対策や雇用対策などが必要になる…②
ということで、どちらにしろたとえ金利が高くても国債が増発されなくてはならない状態になる
という論理は私の言っているものですが、どうもそれとは違う議論を求められているようで…。
とにかく、その市場での品不足と流動性の低下の関係とは、何のことなのか
やっぱりよくわからないのです。日銀の買いオペによる吸収力が強いという話は
どこかで書きましたが、だからといって市場に売りに出た国債が全部日銀に
買い取られてしまう、とかいう話は実際の話としては考えにくいです。
このことはちょっとありえない事態ですが、想像をたくましくしても、
そのようなときは流動性が極大になるような話なのですから、話が逆ですからね。
何なんだろう…? - 800 :554=557:2002/05/23(Thu) 21:52
- >>788
(>>766-771での発言は、求めているような種類の反論とは全く異なっていて、
抽象論の氾濫で何がなんだか、あなたが私の書き込みについて
どんな理解をしているのかさっぱり分からなかったが
>>788でやっと少し具体論に傾いてきて、ある論点が見えてきた)
「金融緩和を用いた一連のリフレ案」は、勿論金融緩和ということで、
実際にやるべき手段は、日銀による国債の買いオペやドル買いなどによる資金放出で
・金融資産の相対的価値を減らし、結果としてほかの財・サービスを購入する
インセンティブを与える…①
を目的とし、どの案でも同じだが、「利子率のとインフレ率の観点」からは
①を満たすためには、どのような「金融緩和リフレ策」でも
フィッシャーの方程式により
・実質利子率はマイナスになっていないといけない…②
(つづく) - 801 :554=557:2002/05/23(Thu) 21:53
- >>788
(つづき)
が、しかし実際に政策を開始して、
・インフレが起き始めるとフィッシャー効果によって名目金利も上昇する
が、それでも同時に
・期待インフレ率は名目利子率を越えていないといけない
のだから、結局、
・実質利子率をマイナスにするには期待インフレ率の増加率が名目利子率の
増加率を越えていないといけない
のだが、
・ある程度高いインフレ率が一定期間維持されないと、人々の期待インフレ率が
実質利子率をマイナスにするほど十分に高くならない
のだから、②を満たすために必要なのは
・ある程度高いインフレ率をある程度(一定の)の期間維持する…③
となるが、たとえば
・バーナンキはそのために維持すべきインフレ率については言及しておらず
3%という達成基準のみを設けている
・クルーグマンは、ラフな算定によって例えばメジアン4%で15年間維持しては
どうかと言っている
(つづく) - 802 :554=557:2002/05/23(Thu) 21:53
- >>788
(つづき)
が、利子率とインフレ率で分析すれば「①⇔③」という命題に照らして、
・バーナンキ案の量的緩和策では、3%というインフレ達成基準が人々の期待インフレ率を
十分に上げてくるかどうか、つまりそのインフレ率達成によって②(⇔①)が達成されるか
どうかが説明されていない。
・クルーグマン案の利子率維持策では、4%で15年間維持という基準は算定がラフなので、
本人も言うとおり、 まずはこのインフレ率(や、おそらく維持すべき期間も)が
どのくらいであるべきかの リサーチが必要だと言っている(そのリサーチが
技術的に可能かどうかはまた別の話)
・バーナンキの案を拡張したヘリコプターマネー案では、リフレが出来るほどの
大掛かりな量的緩和を実行することだが、同時にこれは、
基準となるインフレ率は設けず、リフレ効果が達成されるような規模の
大量の銀行券をばら撒くことで、利子率とインフレ率の観点からは、
「結果的に」③を満たし②を満たし①を満たすことを目的とするのを意味する。
上の例で分かるとおり、
・どのような立場(マネタリスト、ニューケインジアン、etc.)からの
金融緩和策アプローチでも、政策成功の際の利子率の点からの結果分析としては
「③⇔①」の命題は真である…④
・実際の政策手段は国債買いオペやドル買いなどによる貨幣供給で、
どれも同じものである。…⑤
(つづく) - 803 :554=557:2002/05/23(Thu) 21:53
- >>788
(つづき)
私が読めてきたことは、あなたの私に対する一連の反論が
どうしても(意識的か無意識なのか)抽象論に逃げてしまうのは、
・あなたの>>404の想定の中には、「③を満たしていない、不十分なインフレが起きる」と
いう想定が欠落している。
つまり、「インフレが起きても①の状態にならない」ということが想像されていないからだ。…⑥
・そして、⑥で懸念されている状態は実際の現象では何かというと、
③が満たされないことによる、(相対的に)低いインフレと、高金利による不況、
すなわちスタグフレーションである。…⑦
>>404の結果想定や、>>788の「インフレが起こらない(モデルの定式化に誤りがある,
現実経済における重要度が低い)…は矛盾していますから」といった発言を読むと、
おそらく⑥や⑦を示唆する発言があった場合、あなたはそれが>>404の2の事態を
意味しているのだと、毎回勘違いしているのではないか?
つまり、あなたは>>404の3が現実にどんな事態となって現れるか(⑦)が全く
想像できていないどころか、そんなことは起こりえないとさえ思っている。
>>404で自らをスーパーケインジアン(変だなあ、このところの発言は
マネタリストっぽいのだが)と呼ぶくらいなら、
どうして⑦の状態(似た立場のクルーグマンでさえ想定している)が想像できないのか?
(つづく) - 804 :554=557:2002/05/23(Thu) 21:54
- >>788
(つづき)
ちなみに、
どのようなリフレ目的の金融緩和策でも何らかの達成基準を持っている
のだから、インフレ・ターゲットを全てのリフレ目的の金融緩和策と同義と
考えて議論するなら、それはそれでもいいですよ。ただ、>>1の1~3行目を読むと、
これはクルーグマンのインフレ・ターゲット案のことか、
あるいは、何らかの構造改革が成功してデフレ要因が解消された場合に起きるかも
しれないインフレ圧力を制御する目的の、いわゆる一般の先進国の
インフレ・ターゲットのことか、どちらかだろうと思っていたので。
さらに、クルーグマンの場合、
・「期待」を形成するのに必要な名目インフレ率のレンジは設定できる
つまり、「期待」という心理学的な要素を、計量的なアプローチで操作できる…⑧
という立場で、⑧は合理的期待形成が効果を相当に重視する立場です。
対して、ほかの金融緩和リフレ策ではおしなべて
・インフレによってインフレ期待を形成するのは可能である…⑨
という程度の踏み込みで、
・⑨は期待形成ではありますが、むしろ適応的期待形成の要素を重視しており、
合理的期待形成の立場とはいえません…⑩
スヴェンソン案の場合も同様で、インフレ率2%への物価水準経路を「宣言」するのは、
「適応的期待形成によるリフレ策実行時」における、一定の合理的期待形成の
(あるかもしれないと考える)効果を加味したもので、
このリフレ策成功後に導入する物価上昇率抑制のインフレ・ターゲットは利子率の
下方への余裕が出てくることによる中銀の信認回復に伴う合理的期待形成の
実現を「期待」したものです。
ここが決定的な違いだと思うのですが?
でも、分けたくないというなら、それでもいいです。
(つづく) - 805 :554=557:2002/05/23(Thu) 21:54
- >>788
(つづき)
再度言いますが私は、合理的期待形成(⑧)の可能性は否定しません。ただしフィッシャー効果など
金利上昇誘引も関るので、インフレ率の合理的期待形成は可能であるが、それは
・名目インフレ率の目標レンジ内での一定期間の維持が可能である限り…⑪
という条件付きです。例えば、
・利子率上昇による不況対策として高利の国債を増発していき、
財政がより毀損し、さらに国債増発に追い込まれる…⑫
というような事態は⑦(スタグフレーション)を誘引する可能性がありますから、
・どこかで政策が息切れして国債の増発を抑制し、またデフレに戻ってしまう…⑬
か、
・構わず国債の増発を続けて、結局スタグフレーションによる税収減と
国債償還費の増大などで、債務繰り延べなどの破綻リスクを増大させていく…⑭
かのどちらか、ということになります。
例えばクルーグマンのように15年間、名目インフレ率を目標レンジ内に維持できるかどうか、
つまり上の③が可能かどうかについては、期待されるインフレ率は不十分である可能性が
あり、合理的期待形成に依拠した政策では、合理的期待形成は実際はそこまで
発揮されず(つまり適応的期待形成の要素があるので)、結局⑦が起きるのではないか
という懸念があるわけです。(私が合理的期待形成の可能性を
否定しない、というのは必ず合理的期待形成が可能であるということを意味しません。
その合理的期待形成に依拠した、「中銀が期待インフレ率を自由にコントロールできる」
という論を、完全には信用していないわけです。私は合理的期待形成派ではありません。)
量的緩和案のような適応的期待形成に重きを置いた政策では、そもそも
3%という基準を設けても、そこまでのインフレ率の急激な増加と利子率の増加により、
人々がより低いインフレ率への期待をより強く持ってしまい、結局⑦を招く懸念が
拭いきれません。が、ここで楽観論の立場であれば、インフレ期待が
ある程度の慣性力を持っていて、③を満たすことになる、と考えているのだと思います。 - 806 :dell:2002/05/23(Thu) 21:58
- >>791 >>796
なるほど、お二人とも「財政政策を中心に考えている」という事ですね。
だとすれば、新規国債発行を現状より増やすことになるかと思われますが、その際さらなる金融緩和の必要はないのでしょうか?
さらなる金融緩和を欠いた新規国債発行の増加は、長期金利上昇を招き(さらには円高を招き)デフレ解消にマイナスと考えますが、いかがでしょうか? - 807 :554=557:2002/05/23(Thu) 21:58
- >>764
日銀の今回の政策に関するステートメントの
どこをどう読むとデフレターゲットになるの?
適応的期待形成を重視しながら、コミットメントを
宣言することによる合理的期待形成による補完的効果の期待ではないかい?
要するに日銀は自ら、現状では信認を得られていないということを
素直に認めているわけ。 - 808 :554=557:2002/05/23(Thu) 22:05
- >>806
90年代からの一連のケインジアン的な政策パッケージではありませんよ。
自分の場合、とある国際的な金融自由化による円安効果も見込んであります。
内容については、前にここで似たような案を書いた人がいましたが
それが誰かに知的アノマリー扱いされていたのを見てから、
私はちょっと自説を書くのを自粛してます。 - 809 :dell:2002/05/23(Thu) 22:09
- >>808
それなら、どのような財政政策によってデフレを解消できると考えているのですか?
その際、新規国債発行は増加しないのですか? - 810 :554=557:2002/05/23(Thu) 22:10
- >>806
あー、dellさん
>>759での質問に答えていただけますか?
dellさんにはデフレ要因の分析はなく、デフレ現象の分析だけなのですか? - 811 :ポチ:2002/05/23(Thu) 22:16
- >806
私は金融緩和に反対しているのではないですよ。
国債発行によって長期金利が上昇するようでがあれば
なんらかの形での資金供給は必要だと思います。
正確には国債発行で長期金利が上がるのではなく
景気回復傾向が出ることにより長期金利が上がる
のだと思いますけど。国債発行しても、民間セクター
の資金需要が低迷したままなら、長期金利の上昇は
ないとも思います。
また、企業の資金需要が増大すれば内生的に貨幣供給は
増大するでしょうし、無条件に買いオペが必要になるとも
限らないようにも思います。ケースバイケースではない
でしょうか。クラウディングアウトが起きないようには
気をつける必要はあると思います。
お気づきでしょうが、ここで問題になっているのは
マネーサプライや物価上昇率ではなく
長期金利ですよね。 - 812 :dell:2002/05/23(Thu) 22:21
- >>810 >>759
おっと、読み飛ばしていました。ごめんなさい。
資産デフレの要因に関しては、これは言うまでもなく1989年からの日銀の金融引締めと1990年からの悪名高き融資規制でしょう。
それより、以前にも書きましたが、資産バブルについて「資産(例えば地価)の上昇率と名目GDP上昇率との乖離がどれほどあるか」で計られるというのは、如何なる根拠に基づくのでしょうか? - 813 :dell:2002/05/23(Thu) 22:30
- >>811
>私は金融緩和に反対しているのではないですよ。
そうですか。
それは良かった。(笑)
で、その金融緩和を行う時には、物価動向を注視するわけですよね、当然。(デフレのままでもハイパーインフレでもまずいでしょうから)
だとしたら、その時におおよそ目標とする物価上昇率を決める事は不都合ですか? - 814 :ポチ:2002/05/23(Thu) 22:34
- 554=557さんの考えを読んでいると
インフレターゲットに反対するという点では
共通点がありそうですが、立っている基盤は
対称的なようです。
フィッシャー方程式が成り立つということは
貨幣が中立なんでしょうか?
私の中では貨幣は非中立なんです。 - 815 :ポチ:2002/05/23(Thu) 22:37
- >813
金融政策で物価上昇率を考慮に入れるのは当然だし
今までもそうだったのではないですか。
それと、インフレターゲットとは別ものではないでしょうか? - 816 :dell:2002/05/23(Thu) 22:38
- >>815
どのように別ものだと思われますか? - 817 :ポチ:2002/05/23(Thu) 22:44
- それと景気回復傾向になったときの長期金利の上昇は
買いオペで防げない場合も多いかもしれない。
景気が上昇するという期待のもとに長短金利差が拡大するとしたら
長短金利差の拡大は対処のしようがないし
また、企業の資金需要(金融動機に基づく)の増大に伴い内生的に貨幣供給が
増大するなら、資金需要の増大をカバーするぶんの貨幣供給は日銀が引き締め策
に出なければ、問題なく行われるようにも思います。
景気回復の過程でこれ以上の金融緩和が必要か否かは悩ましいところです。 - 818 :ポチ:2002/05/23(Thu) 22:47
- >816
>816
物価の動向を気にしながら金融政策を行うことと
目標の物価上昇率になるまで、貨幣供給を量的に増加させることは
まったく別の話でしょ。 - 819 :dell:2002/05/23(Thu) 22:49
- >>818
よくわかりません。
具体的にどこがどう違うのですか? - 820 :どんたく名無しさん:2002/05/23(Thu) 23:14
- 3~4%以上のインフレ定常下でインフレ率を3~4%に収めようと操作
するのをインフレターゲットと呼ぶなら、
0%以下のデフレ定常下で、0%までなら金融緩和しようというのは
まごうこと無きデフレターゲットと呼ぶべきものだよね・・・。 - 821 :ドラエモン:2002/05/23(Thu) 23:17
- >>554は、要するに、国債の大規模買いオペは長期金利引き上げだ効果が大きいとい
うことを自明の前提にして議論しているわけだ。なら買いオペ減らせば金利は下がる
のかね(笑
君ね、難しげな専門用語を並べておるが、「名目インフレ」なんていう珍奇な用語を
都合3回も使っちゃ、誰も相手にしてくんないよ。せいぜい中国の変動相場制移行だ
か、元の切り上げだかでも主張していたまえ。
はっきり言って、新手の嵐だろう? - 822 :どんたく名無しさん:2002/05/23(Thu) 23:20
- おいらはドラまー、ヤクザなドラまー、
お・い・ら・が・お・こ・れ・ば
嵐を呼ぶぅぜー - 823 :どんたく名無しさん:2002/05/23(Thu) 23:33
- 金利上げたらインフレ率も上がるって、真顔でのたまった
日銀関係者もいたみたいだから、意外と侮れない論理なんだろなぁ・・・ - 824 :dell:2002/05/23(Thu) 23:43
- >>821
なるほど、そう言えば 554=557氏は中国の変動相場制移行が持論でしたね。
しかし、「デフレは解消すべき」と言いながら、対策が他国頼みの他力本願ではねー。
しかし、だからといって「新手の嵐だろう?」は少々言い過ぎではないかと・・・。 - 825 :どんたく名無しさん:2002/05/24(Fri) 00:10
- 554=557さんによると
日銀のインフレ達成宣言+買い切りオペ増額を実施すると、
債券市場が売り方一色になって、
債券価格暴落、国債も売り残を残す状態が恒常化するということらしい。
それですりらんかさん>>788「もっとひどいことになる」になる訳だが、
さあどうでしょう? - 826 :どんたく名無しさん:2002/05/24(Fri) 00:14
- ○ すりらんかさん>>788で想定して切って捨てた「もっとひどいことになる」になる訳だが
です。 - 827 :2ちゃんの相場師:2002/05/24(Fri) 02:42
- ここの議論はよくわからないが,
エコノミスト今週号の
岩田のキクちゃんの論文読んで
だいたい解ったからいいや。 - 828 :すりらんか:2002/05/24(Fri) 08:39
- 皆さん機種異存文字(①②とか)はやめましょう!
>>800-808あたりの議論
>>>766-771での発言は、求めているような種類の反論とは全く
>異なっていて、抽象論の氾濫で何がなんだか
な・ん・じゃそりゃ~(この位のキレ方はアリですよね>all).
そこの前半部分って「論」もなにも貴方の発言をコピペして「
これとこれが矛盾してますよ」といってるだけですよ?
>どのような「金融緩和リフレ策」でも
>フィッシャーの方程式により実質利子率はマイナス
これ自体相当な誤解でしょう.実質利子率が「下がる」必要は
あってもそれがマイナスである必要はない.通常の利得関数な
らどれでも同じ結果が得られますよ(逆に実質利子率がマイナ
スじゃないとポートフォリヲの組み替えが起きない効用関数・
利潤関数なんてあるの??).
この点は過去にも「クルッグマンは言いすぎだ」と言う話にな
ったことがありますが(マイナスの実質金利というのはショッ
キングでeye catchとしては面白いけど),現在の期待実質金利
には十分低下余地があるわけですからちょっと極端.期待イン
フレの推計値をみるとなんと貸出ベースで短期5%,長期6%なん
ですよね(岩田 2002 pp198).バブル期と同水準,その後の引
締期より1%も低くない.なにげに今,金融引締期なんですよ. - 829 :すりらんか:2002/05/24(Fri) 08:40
- 均衡実質金利がマイナスであるという主張自体裏付けがないで
すが,仮にそうだったとしても,より均衡に近づくことに害が
ある(経済厚生が低下)というのもまたよほど複雑怪奇な需給
環境(そしてその裏にある利得関数)の想定をしていることに
なる.
また,繰り返し言及されているフィッシャー効果ですがこれも
名目金利が期待インフレ率と全く同じだけ上昇すると言うこと
は>>768でも言及したように「現在利子率は均衡水準」という主
張になってしまいます.さらには,
>(相対的に)低いインフレと、高金利による不況、すなわちスタ
>グフレーションである。
というのに至っては利子率の市場調整はまったく無視している
としか思えンですよ.資金需要の低迷により均衡金利が低いの
にそこに到達できない状態で,インフレが起こると名目利子率
はオーバーシュートしてさらに実質金利が上昇する???事後
的な恒等式としてのフィッシャー分解と期待意味での(事前の)
均衡条件としてのフィッシャー分解が完全に混同されているよ
うに感じます. - 830 :すりらんか:2002/05/24(Fri) 08:41
- >>805
>>825さんも言及されてるように問題はココですよね.
もっとひどいことになる,特に「国債暴落とデフレ同時発生」
については>>788での親会社子会社モデル(爆),の通りなかな
かに無理な話(ココには反論無いのでしょうか??).次に言
及されている「国債暴落とインフレ」ですが,これは財政規律
の問題をおいておくならば少なくとも日銀の買い切り保証(?)
が継続する限り暴落と言うほどの下落は起きないでしょう.だ
って日銀が買ってくれるんだから.貨幣価値下落と並行した下
落はあっても(マーケットではこれも「暴落」という人がいる
でしょうが).
財政危機に関しては……ドーマー条件を満たさない現状で十分
マズイのは確実なんですが……さすがに「買いオペするのには
国債をださないといかんから」というストック無視の話ではな
く,不況が悪化して財政出動せざるを得ないという話ですね.
まずは利子率に関して現在均衡水準にあるor均衡水準より低い
利子率である(!)というのでないならば,金融緩和をして実
質利子率低下誘導をすると,かえって不均衡が拡大するという
話になってしまっている.資金市場の需給はワルラス不安定!
どういう利得関数を想定するとそうなるのかちょっと言及いた
だけませんか. - 831 :ドラエモン:2002/05/24(Fri) 10:33
- >>825
>>554は、>>524で以下のように書いてる。
>普通国債の発行残高は今年度末予想で約410兆円で、借換債を含む国債の発行総額は約110
>兆円です。日銀が国債買切り額を月5兆円として毎月5兆円の資金を市中に供給する場、
>年間60兆円の買切り額となります。ですから、現状の発行ペースで、しかも普通国債の発
>行残高を基にすれば、単純計算で月5兆円の資金放出(現在の日銀のリザーブ・ターゲッ
>ティング政策では毎月いくらの資金が供給されているでしょうか)でも数年でこれらを全
>て買い切ってしまう計算になりますが、このままでいて、国債の増発が無い場合、市中
>における国債の流動性維持は日銀によってのみなされることになります
ね。明確に「国債の増発がない場合、市中における国債の流動性維持は日銀によってのみ
おこなわれることになります」って書いてるでしょう?これを「好意的」に解釈すると、
「買いきり大幅総額&リフレ宣言で国債の売り圧力が急上昇するが、日銀が低金利を維持
するために買い向かうので見かけ上は金利は上がらない。しかし、国債を市場から買い切
ってしまうと、もう買うものがないので国債の利回り上昇を阻止する手段がない。だから
国債を増発するしかない。」という話じゃないの?
でも、全然変でしょう?もう国債無いんだよ!どうやって投売りするのかね??? - 832 :なかたにいわお:2002/05/24(Fri) 10:44
- 「日銀たたき」の裏に潜む(?)ハイパー・インフレ待望論 [2002/03]掲載
http://www.financialone.co.jp/nasapp/foc/ColumnServlet?CLM_NM=13&CLM_PG=2
平成14年3月4日に日銀が発表した2月のマネタリーベースの前年同月比伸び率は1974年の狂乱物価当時とほぼ同じ水準の27.5%に達した。それでも、日本経済がデフレからすぐに脱却できるわけではないが、この調子で日銀が国債買い切り額を増やし続けていけば、必ずやいつかはインフレに火がつくことだろう。今は、「湿った木の床に油を注いでいる状態」である。需要に火がつかないと、この油が燃えさかることはない。しかし、何かのきっかけで需要に火がつくと、この蓄積した油は一挙に燃え上がり、ハイパーインフレの様相を呈するだろう。このとき、日銀に緊急消火の技術があるとは思えない。だからこそ、日銀は大胆な金融緩和に抵抗してきたのである。
デフレが根強く続けば続くほど、日銀に対する金融緩和要求が強くなり、日銀はこれまでそうであったように、政治的要求に抗しきれずに量的緩和を拡大し続けるだろう。その結果、「湿った床の上にまかれる油」はどんどん厚みを増すことになる。こういったことを繰り返すうちに、ある時、急激にたまった油が燃えさかる状態が必ずやってくる。かくしてハイパーインフレの危険が高まっていく。
ハイパーインフレが到来すると国家の借金もなくなるし、忌むべきデフレとも決別できるが、国民は保有している個人金融資産1400兆円のかなりの部分を失うことになるだろう。デフレからの脱却は万人の望むところではあるが、だからといってハイパーインフレはそれ以上に危険である。デフレ脱却策は真剣に検討されるべきであるし、インフレ目標策は有力な案ではあろう。しかし、ハイパーインフレを回避する方法を同時に示さないで、いたずらに過激な量的緩和を要求し続けたり、無邪気なインフレ目標策に組みすることは危険な賭けと言われても仕方あるまい。 - 833 :なかたにいわお:2002/05/24(Fri) 10:45
- 俺の略歴
【略歴】 株式会社 三和総合研究所 理事長 1942年1月22日 大阪府出身
【学歴】 1961年4月 一橋大学経済学部入学 1965年3月 一橋大学経済学部卒業、
日産自動車勤務後、 1973年6月 ハーバード大学経済学Ph.D(経済学博士)
同大学で講師・研究員を経て
1974年7月 大阪大学経済学部へ赴任
1991年10月 一橋大学教授に就任
1999年6月 一橋大学を退官し、 ソニー株式会社取締役に就任
1999年10月 多摩大学経営情報学部教授。 三和総合研究所顧問。
2000年4月 三和総合研究所理事長
【主要著書】
『にっぽんリセット』 集英社インターナショナル
『eエコノミーの衝撃』 東洋経済新報社
『入門 マクロ経済学(第4版)』 日本評論社
『ITパワー』 (竹中平蔵氏と共著)PHP研究所
『痛快!経済学』 集英社インターナショナル
他多数 - 834 :スティグリッツ:2002/05/24(Fri) 10:55
- Q 日銀はインフレ・ターゲットの導入には非常に慎重ですよ。
A.それは、彼らが過去に生きているからです。(中谷巌も1973年ハーバード)
それでは現在の問題は解決できません。極端なインフレは避けなければなりませんが、2~4%
のインフレは過剰ではありません。穏やかなインフレがあったほうが経済は上手く機能しますが、
デフレは経済にとって非常にマイナスなのです。そのためには紙幣を印刷すれば良いだけのことです。
日銀はインフレ退治の発想に縛られてしまっているようです。そうではなくインフレは必要であると
考えるべきです。私と同時にノーベル経済学賞を受賞したカルフォルニア大学教授のジョージ・アカロフが
最適なインフレ率を主張しているのはご存知だと思うのですが。 - 835 :どんたく名無しさん:2002/05/24(Fri) 11:00
- いわおしの
いけんとりれきをもちだして
おどろくだろうとおもうなら
ほんにあなたは
うぶなひと - 836 :暇人:2002/05/24(Fri) 11:05
- GDPギャップが数十兆あるとされている昨今どうやったらハイパーインフレ
にできるんでしょうね?笑。国民の金融資産1400兆が失われると言いますが
その大部分が高齢者の預貯金だし、仮に百万歩譲ってハイパーインフレになった
としたら預貯金は当然のことながら目減りするにしても、株、土地などの資産が
暴騰することによって相殺できるんじゃないのかね。
それにしてもこの中谷、つい2年前は「IT革命」って言葉を連呼してたのに
この間のWBSに出てたときはさりげなく「このインターネット時代には…」
なんて言葉使いしてたよ。笑。流行りモノ評論家のつらいところだね。 - 837 :すりらんか:2002/05/24(Fri) 13:11
- >>832さんナイス引用!
しかも,全然近年の論文・事例ににフォローしてねー(藁.「インフレ・
ターゲットはインフレ抑制には有効だが,デフレ阻止には無効で,下手す
るとインフレが抑えられなくなる」と言う主張をしてる人ってもう脳の構
造を開けて調べたいくらい(木亥火暴
でも,さすが巌氏だけのことはあって
>デフレ脱却策は真剣に検討されるべきであるし、インフレ目標策は有力な
>案ではあろう
>「無邪気な」インフレ目標策に組みすることは危険
と言う風にインフレ・ターゲットの人にも嫌われないように配慮してる.も
う涙ぐましいとしか言いようのないレベルですね.別スレの歌舞さんのいう
とおり「さすが(藁」ですね. - 838 :のぐちゆきお@盗作の王様:2002/05/24(Fri) 14:16
- 中谷先生、僕の論文を改竄し盗みましたな。
http://www.asahi.com/business/issin/K2002020300134.html
国民の資産を削る「円安の毒」 ~「朝三暮四」のサルになるな
私たちは漢文の時間に「朝三暮四」という故事を習った。宋の狙公がサルにトチの実を与えるのに、「朝に三つ暮れに四つ」としたらサルは大いに怒った。ところが「朝に四つ暮れに三つ」としたら喜んだという話である。金融緩和と円安を掲げる人たちは、国民をサルだと思っているのだろうか。われわれは、そう簡単にだまされてはならない。 - 839 :すりらんか:2002/05/24(Fri) 14:23
- >「朝に三つ暮れに四つ」としたらサルは大いに怒った。ところが
>「朝に四つ暮れに三つ」としたら喜んだという
そりゃ,割引現在価値は「朝に四つ暮れに三つ」の方が高いからねぇ.
頭いいぞ春秋時代の猿! - 840 :なかたにいわお:2002/05/24(Fri) 14:25
- >>838 何をいうか、この泥棒!!
貴様こそ、俺の大切な主張
ITは「アナログ革命」の手段 ~雑用減らし創造の時間生む
http://www.asahi.com/business/issin/nakatani6.html
2000年12月16日朝日新聞ウイークエンド経済
電子情報の加工はビジネスの種
http://www.asahi.com/business/issin/K2001052300707.html
ネットで組織内の情報を共有 ~常時接続、零細企業に恩恵
http://www.asahi.com/business/issin/K2001092900622.html
ではを盗んでいるじゃないのか! - 841 :編集@あさひしんぶん:2002/05/24(Fri) 14:30
- まま、おふたりとも、喧嘩なさらずに。我が社の広告塔なんですから、
我が社の主張をきちんと伝えていただくこと、これが一番大切なことです。
その他のことは、こちらで調整させていただきます。はい。 - 842 :ドラエモン:2002/05/24(Fri) 15:06
- しかし不思議なのは、両大先生ともにお世辞にも「いわゆる進歩派」とか言うタイプでは
なく、正確にいえば保守派でらっしゃるのに、朝日がご贔屓だといのはなんじゃらほい? - 843 :どんたく名無しさん:2002/05/24(Fri) 15:09
- 朝三暮四
http://www4.justnet.ne.jp/~greentree/koizumi/33_keiki.htm#13
みんな使うんだね。 - 844 :どんたく名無しさん:2002/05/24(Fri) 15:22
- >《日本経済の窮状を救うため、国民が保有する資産に臨時税をかけ、税収の一部を
>輸出産業に補助金として回す》――こんな政策が提案されら、どうなるだろう。
>当然のことながら、「国民を犠牲にして輸出産業を救済するとはなにごとか!」という怒りの
>声が国中にあふれるだろう。税金を課せられる国民の金融資産は、先を争って海外に逃げ出すはずだ。
日本が、金融資産が余って、需要が足らなくて、デフレ不況だって
理解してるんですかね?そら金融資産に課税すれば(実質インフレも同様)貯蓄溜め込んでる人は
怒るだろうけど、それを言ったら土地に課税をしたのも同様でしょ・・。 - 845 :ドラエモン:2002/05/24(Fri) 15:26
- >>844
しかも、デフレ不況過去10年以上の平均的な株価・地価の下落率を考えれば、ネットの
資産、いや株+預貯金=金融資産の価値だって、3%のインフレで減るかいな・・・ - 846 :編集@あさひしんぶん:2002/05/24(Fri) 15:37
- >>842
朝日新聞が進歩派と考えてくれているんだね、君は?
ふぉ、ふぉ、ふぉ・・・・ - 847 :どんたく名無しさん:2002/05/24(Fri) 15:46
- >>845
ディスインフレ+デフレで
株+預貯金=実物資産の価値は、2000兆円ほど減りました。
「土地の経済学」執筆された、野口先生のおかげです。 - 848 :847:2002/05/24(Fri) 15:48
- 株+預貯金→株+土地 の間違いでした。(鬱
- 849 :てみ:2002/05/24(Fri) 16:11
- >>846
842は「いわゆる進歩派」って書いてある。朝日=「いわゆる進歩派」。 - 850 :554=557:2002/05/24(Fri) 19:43
- >>812
…なるほど。
私の場合、長引いている要因として考えているものは、>>733で書いたものです。
80年代後半の現象は資産バブルであり(これを否定しますか?)、
・土地基本法、貸し出し総量規制導入、地価監視区域制度運用強化…①
・金融引き締め…②
は、バブル過熱を抑制する目的で導入されて、バブルが破裂する引き金にはなりました。
しかし、バブル現象と言うのは歴史的には、昔から必ずどこかで起きてしまう
異常心理経済であって、たとえバブルの要因となるものが依然から存在していても、
それらがいつどこでバブルを発生させ、バブルがいつ、どんな終わり方をするか
ということは予測しがたいと思います。だから私の場合、①や②がバブル破裂の
引き金になったことは認めますが、これら①②は、これほどまでに続いたデフレ型不況の
初期に於ける一つの不可避的な通過点だったという認識です。
(つづく) - 851 :554=557:2002/05/24(Fri) 19:44
- >>812
(つづき)
むしろ、
・前川リポート的な方法における内需主導型経済への転換方針が90年代
前半まで続いたこと…③
や90年代前半の平岩レポート(同じく内需主導型経済への転換方針を掲げるが
前川レポートとは目的と手段が逆)やそれに基づいた構造改革の進展に対して、
他方、別の立場からの
・90年代からずっと続いたケインジアン型の財政政策主導による大型景気対策…④
が続きましたが、この④を言い換えると、>>733のb)とc)になりますし、
③のような認識は>>733のa)への対応の遅れに繋がったと思います。
つまり、>>733で書いたことは、
あなたの視点のような
・バブルを崩壊させたこと…⑤
ではなく、むしろ
・バブルが起きたのはバブル崩壊後の対応の方が拙かったのだ…⑥
という視点です。 - 852 :554=557:2002/05/24(Fri) 19:44
- >>813
不都合ではありません。ただし物価が上昇してくると名目金利が上昇し、
徐々に中銀の政策が信認を得る材料が揃ってくるので、
インフレ率に関しては、中銀の裁量の度合いをより大きく確保した方が
いいと思います。
一連の大幅な金融緩和策でデフレ退治をするには、>>800以下で書いたとおり
維持する目標インフレ率はある程度の高率でなくてはなりませんが、
日銀は、現在の状況打開を目的とする様々な政策の中で
金融政策は「補完的政策」であるべきだ、という考えのようで、また同時に彼らは
より適応的期待形成に立脚した考えでいるため、「安定的に0以上」ということで
それより突っ込んだ形の具体的な明言を避けています。
(つづく) - 853 :554=557:2002/05/24(Fri) 19:44
- >>814
(つづき)
これは日銀が合理的期待形成に十分なほどには人々の信認を得ていないことを
自ら認識していることをステートメントしたことを意味し、外需などの景気浮揚要因や
経済構造改革などの「主要な政策」などによる不況脱却→リフレの形になることを、
とにかく少なくともデフレは解消すべき=インフレ率をプラスに持っていくすべきという
明白な国民的コンセンサスをもとに、適応的期待形成の観点に立脚して
設けた基準だと思います。
しかし、>>764や>>820を読むと、「安定的に0以上、それより上は裁量的に判断」と
いう表現に対して、(CPIの上方バイアス考慮も含んでいるのに、)
これをデフレターゲットだと思い込むdell氏のような人がいるのだから、
日銀は政策説明が足りないのではないか?
(日本リサーチ総合研究所でもその種の断定をしているから、君達の能力に
問題があるとは思ってないよ、そこでも合理的期待形成に頼った案を出しているのだし) - 854 :554=557:2002/05/24(Fri) 19:45
- >>853は>>814へでなく、>>813へのレス
- 855 :554=557:2002/05/24(Fri) 19:46
- >>814
現在の経済状態では明らかにデフレで、
貨幣が非中立で「貨幣数量説」が成り立っていない状態です。
実際はこの認識について訊いているのですか?
「フィッシャーの方程式」の本来の姿は
・名目利子率=実質利子率+インフレ率…①
ですが、クルーグマン案の場合、合理的期待形成に依拠していますから
一定期間の操作によるインフレ率維持をすることで
・インフレ率=人々の期待インフレ率…②
という関係が生まれ、①と②から
・名目利子率=実質利子率+期待インフレ率…③
というフィッシャー方程式(の変形)が成り立つので、現在は名目利子率がほぼ0ですから、
・期待インフレ率の増加がそのまま実質利子率のマイナスを意味する
ので、貯蓄より財やサービスの購入へと向かうと考えるわけです。
適応的期待形成により依拠した一連の金融緩和によるリフレ策の場合、
②の等式の成立の可能性がより不明瞭なので、大規模な金融緩和で作為的に①の
インフレ率を高めても、③が成り立つとは限りません。
(つづく) - 856 :554=557:2002/05/24(Fri) 19:46
- >>814
(つづき)
私の場合、>>733で挙げたデフレの要因がすぐに解消されるわけではないので、
②は一時的に成り立っても、これはすぐに
・インフレ率>人々の期待インフレ率…④
となってしまうと考えているのです。
となると
・インフレ率が上昇するとフィッシャー効果により名目利子率は上昇する…⑤
ので、①式でも
・実質利子率>0 …⑥
となって、政策が失敗すると考えています。
(クルーグマン案が成り立たないと思う理由は、合理的期待形成が十分に
作用しないという視点から最終的に⑤を導き出すもので、
それはこれまで何度も書いたので、今回は省略します)
つまり私も、金融緩和の「一時的」効果は認めています。
これはいわゆる「貨幣の超中立性」は成立しないという意味です。
例えばアメリカでの研究では、インフレ率の増加分が
貨幣の増加分と同等になってくるまで、大体半年から一年ですが、
この間の時期においては、実質利子率が
均衡的水準であるところの資本の限界生産性よりも低い状態と
なり、流動性効果が発揮されるということになります。
そういうわけで、貨幣が中立であっても(超中立ではないので)、
金融政策は「短期的・限定的には」有効とは考えるわけです。 - 857 :554=557:2002/05/24(Fri) 19:46
- >>821
はぁ、何がなんだか…
国債の大規模買いオペなどで金融緩和をする目的は何ですか?
インフレ率(「名目インフレ」という言葉を使ったのは、ただ、
期待インフレと明白に分けるためで、そんな細かいことはどうでもいい)を
上昇させることでしょう?
それならば、フィッシャー効果によって名目利子率も上昇する。
まずこれは分かりますか?
買いオペは当座預金残高の大幅確保とともに、現在の日銀の政策における
ベースマネー供給の手段として行われているもので、当座預金残高をそのままにして
買いオペを減額すれば当然オーバーナイト金利が上がってくる可能性が高まるでしょう?
これも分かりますか?
急にあなたの思考レベルが下がったようですが、どうしたの?
だいたいあなたやすりらんか氏のほうが難しい専門用語を使うじゃないですか?
別人のなりすまし? - 858 :554=557:2002/05/24(Fri) 19:47
- >>830
>>805の主張が、なぜすぐ「国債暴落とインフレ」の意味になるのですか?
そういう類の解釈を「曲解」というのですよ。
まず>>800からの一連のリフレ金融政策(突撃政策)の際におこりうるのは
「国債の持続的下落とインフレ」と言っているでしょう?
国債の持続的下落は金利上昇から不況を招き、>>803の⑦の
スタグフレーションが起こる、という論理が分かりますか?
>>805の⑭についてならば、そんな「突撃政策」を長期に渡って実行し続けた場合だ、
と読む程の理解力さえないのですか?
(理解力はあるとしたら、残る可能性は…)
二段目の4行目までの、国債と財政出動の関係については
ドラエモン氏と異なり、私の主張を理解して頂いたようで。
(つづく) - 859 :554=557:2002/05/24(Fri) 19:47
- >>830
(つづき)
その後なんですが、そんなことより、全体像は
IS-LMモデルのグラフでも十分簡単に説明できますよ。
現在の状態が「流動性の罠」状態だというのなら、
LM曲線は(少なくともIS曲線との交点からある程度の幅で)水平状態(一時近似で)に
なっていて、しかも0近辺に張り付いている。そして同時にデフレで
名目金利が0でも供給過剰状態だということを考えると、
IS曲線がデフレの分左下にシフトしていくが、そのシフトしたときの
IS曲線(これをIS-1とする)とLM曲線との交点におけるGDP値、
つまり均衡GDP値は完全雇用の際の実質GDP値よりずっと左にあり、
完全雇用の水準の場合の実質GDP値の垂直線とIS-1曲線との
交点(交点①とする)は、名目利子率では
マイナスのところにあるでしょう?
LM曲線と、完全雇用の水準の場合の実質GDP値の垂直線との交点を
交点②とすると、これと交点①との差は現在の日本のGDPギャップを表し、
これが相当に大きい(15%だとか20%だとか)と言うことは
スリランカ氏自身も言ってますね?
このような流動性の罠状態だから、完全雇用GDPを金融緩和をしても、
LM曲線は、交点②から右にある尻尾の方がどんどん水平方向にシフトするだけで、
効果がない、と考えるのがいままでのセオリー。
(つづく) - 860 :554=557:2002/05/24(Fri) 19:48
- >>830
(つづき)
だが、ここからが「期待に期待」(笑)したリフレの話で、
1.「期待インフレ率」がプラスであれば、交点①が上がってきて、
交点②に近づいてくる、と
2.「期待インフレ率」が0であれば、交点①は現時点で止まっている、と
3.「期待インフレ率」がマイナスであれば、交点①は下がってしまう(デフレはこの状態)、と
こういうわけで、現在なら、期待インフレ率をプラスにするなら、
理論的にはデフレから脱却できるわけだ。
期待インフレ率はプラスであっても、各国特有(かどうかは知らんが
とにかくある程度は存在するはず)のGDPの利子弾力性が関ってくる。
つまり、「期待に期待」して金融緩和を行っていくと、始めは
金利が下がるがフィッシャー効果が発生する(これを認めないと言うのなら
話にならない)ので、交点②は始めは少し下方その後上方へと移動するが、
GDPの利子弾力性はの上昇移動と正の関係があるので、期待インフレ率は
プラスであるべきだといっても、「一定期間ある程度の大きさが維持」されないと
期待インフレ率がプラスになることによる交点①の上昇が交点②の上昇より遅くなり、
いつまでも追いつかないどころか、逆に引き離されてしまう、
つまりその場合GDPギャップがどんどん拡大し、景気は上がらず
雇用が悪化する。ここで①と②の上昇速度が一致する場合の期待インフレ率を
Eとし、維持すべき期待インフレ率をeとすると、
0<E<e …③
でなくてはならない、つまり、
0<e<E …④
であってはいけないことにとなる。ここまでは「期待を期待」してリフレするなら当然の話。
(つづく) - 861 :554=557:2002/05/24(Fri) 19:48
- >>830
(つづき)
そして、
・合理的期待形成によってe値を導くことが可能だから、これを維持しろ
と考えたのがクルーグマン案。
・適応的期待形成が行われるのでe値は導けないが、利子率の観点から分析すれば
結果的にeを維持することが可能だと考えるのが>>802で挙げたような
一連の突撃リフレ案。(笑
で、キミは後者の立場に固執しているから、「現在に於ける」利子率不均衡(割高)
のことなんか考えて訳が分からなくなってしまい、そんなトンチンカンな疑問が出てくる。 - 862 :554=557:2002/05/24(Fri) 19:48
- >>828-829
それじゃ、現在の日本経済は必ずしもクルーグマンの言う類の「流動性の罠」の
状態ではない、と考えているわけですね。
曲解ですか?
まあ、曲解でないとしたら、それじゃ、リフレを目指して>>800-802で挙げたような種類の
大規模な金融緩和政策を薦める理由はどこにあるのですか?
(もちろんあなたのはバーナンキ案をベースにしたもののようだし、
私の意見に対してあれこれと訳のワカラン反論をしてくるわけだから金融緩和の規模は
似たようなものでしょうな)
ちなみに自分の中ではこのような極端な規模の金融緩和政策をまとめて
「突撃型金融緩和策」と呼んでいる(笑
(つづき) - 863 :554=557:2002/05/24(Fri) 19:49
- >>828-829
(つづく)
だいたい、利子率の市場調整といいますが、金融緩和策が
行われた場合は、少なくとも短期的には、低い方に限定されるでしょう?
実際に現在の程度の金融緩和策においては、名目利子率の市場調整が
そのようになっているでしょう?デフレ・不況で低利という状態なのですから。
あーそうか、突撃政策を実施していても利子率の市場調整は限定化されない
と言いたい?曲解?現在の日本で突撃政策をやた場合は、始めはプラスの効果が
発揮され、名目利子率は低まる方向で限定されますが、その政策を続ける限り
その後は上昇圧力に限定されるでしょう?
スタグフレーションというのはそれらの「突撃型金融政策」を
実行している場合、起こる可能性が高まるという話をしているのに、
それに対して、「利子率の市場調整を無視している」などとは…
だからそのような類の金融政策には反対だし、
もし始めてしまってもすぐにやめろ、というのが私の意見なんです。
だからあなたの反論を読むと、「何がなんだか…」なわけですよ! - 864 :554=557:2002/05/24(Fri) 19:49
- >>831
>>797と>>799の書き込み、
特に>>799の①②で書いたことを無視しているのか!?
それともしたいのか!?
やっぱり以前のドラエモンより急に知的レベルが落ちてるぞ
この程度の相手と議論する意義が見当たらない
(ドラエモンになりすましている別人なら話は別だが) - 865 :554=557:2002/05/24(Fri) 19:56
- >>859
のIS-1曲線はデフレの場合だけでなく、とにかくデフレかインフレかで
もとのIS曲線がシフトした状態、と考えてください。
つまり、デフレなら>>859通り左へ、インフレなら右へという感じ。 - 866 :どんたく名無しさん:2002/05/24(Fri) 20:08
- ⑪←この丸の中に数字の奴は、機種依存文字といって
一部のPCから読めないので(11)こんな感じで書いていただけたらなぁと・・。 - 867 :どんたく名無しさん:2002/05/24(Fri) 20:14
- 554って、書いてる内容以前に、相手に理解して貰おうためにコミュニケーション
の方法とか、文章作法とかを学ぶべきだと思う。 - 868 :dell:2002/05/24(Fri) 21:11
- >>852
>不都合ではありません。
おお、これは素晴らしい!!!
貴殿が合意されたことを整理すると、
・デフレは解消すべき
・デフレ解消のためのマクロ政策として、財政出動及び金融緩和を行う
・その金融緩和を行う際には、物価動向を注視し、おおよそ目標とする物価上昇率を決める
おお、貴殿は今や我が同朋だ! - 869 :554=557:2002/05/24(Fri) 22:21
- >>830
>>858-861のなかに間違えてデタラメ書いちまった部分がある。
失礼した。
>>859では
(誤)
>LM曲線と、完全雇用の水準の場合の実質GDP値の垂直線との交点を
>交点②とすると、これと交点①との差は現在の日本のGDPギャップを表し、
>これが相当に大きい(15%だとか20%だとか)と言うことは
>スリランカ氏自身も言ってますね?
(正)
LM曲線と、完全雇用の水準の場合の実質GDP値の垂直線との交点を
交点②とし、LM曲線とIS曲線との交点を交点②´とすると、
①と②´とのGDP値の差は現在の日本のGDPギャップを表し、
これが相当に大きい(15%だとか20%だとか)と言うことは
スリランカ氏自身も言ってますね?
>>860では
(誤)
>1.「期待インフレ率」がプラスであれば、交点①が上がってきて、
> 交点②に近づいてくる、と
(正)
1.「期待インフレ率」がプラスであれば、交点①が上がってきて、
交点①と②と②´が互いに近づいてくる、と - 870 :554=557:2002/05/24(Fri) 22:26
- >>830
>>869での交点②´は、
LM曲線とIS曲線との交点ではなく、
LM曲線とIS-1曲線との交点。
また間違い。
>>567氏の指摘は素直に受けます… - 871 :554=557:2002/05/24(Fri) 22:27
- >>866
以後気をつけます。 - 872 :どんたく名無しさん:2002/05/24(Fri) 22:33
- >>733
>a) 冷戦後の世界的供給過剰(新興市場経済の台頭)
>b) 不良債権の存在
>c) 財政拡大(国と地方の債務の累増)
>d) 少子高齢化による需要減少
等のデフレ要因はインフレ期待が生まれてもすぐには解消しない。
それが故に中長期的には
>>856
> ・インフレ率>人々の期待インフレ率
ん?インフレ期待が生まれても、デフレ期待を払拭できない???
4つ(aを除外すると3つ、更にbcを除外すると残り1つ)が生むデフレ期待は、
金融政策当局が創りだすインフレ期待からは完全独立的???
( ゚д゚)ポカーン - 873 :554=557:2002/05/24(Fri) 22:44
- >>868
2・3番目はアヤシイ部分で、金融緩和策については
現在のところ、自分の場合は日銀の今の言い方
「…安定的にゼロ以上となるまで…」
という程度でいいと思う。裁量範囲の説明はしたよね。
しかも、合意できていないのは、デフレ不況脱却のためには
「国内外」の構造改革(どんなものかもう分かったと思うが)を主な政策とし、
上の2番目と3番目の政策は補完的政策扱いにすること。
で、ここはデフレ脱却のためにクルーグマンのインフレ・ターゲットやら
バーナンキの量的緩和策のような、まるでそれでリフレはオッケーみたいな
大規模な金融政策を導入することの是非を考えるスレだと思ってた。
で、それならば私の立場は、「非」。
つまりは上のことを言えば君はどこかしら不満を感じるはずで、
その点が、君自身私を同朋だとは本気で思えない所以だろう。 - 874 :554=557:2002/05/24(Fri) 23:01
- >>872
こっちだって( ゚д゚)ポカーンだよ
>インフレ期待が生まれても、デフレ期待を払拭できない???
単純化による誤謬の典型だな
(完全独立的って、a-cについてはすでに前に私見を書いてあるから、
結局dについて訊きたいのか?そうみたいだね。
dだって完全独立的なわけないだろうが、キミこそ( ゚д゚)ポカーンなんて
書くくらいならこれについてどういうことを考えてるか書いたらどうだ?) - 875 :dell:2002/05/24(Fri) 23:12
- >>873
ちょっと教えて欲しいのですが、
>「国内外」の構造改革(どんなものかもう分かったと思うが)を主な政策とし
これ過去レスを読んでもよくわからないのです(貴殿のレスは数も多く量も膨大なので、読み飛ばしていたらごめんなさい)。
「デフレ解消の主体となる政策」として具体的にどんな政策を考えているのか教えて頂けないでしょうか? - 876 :ポチ:2002/05/25(Sat) 00:20
- 結局、何が論点なのかわからなくなってきた。
どうでも良いけど俺はIS-LM分析が
好きではないんだな。 - 877 :ポチ:2002/05/25(Sat) 00:23
- IS-LM見ていると、一見すると、中央銀行がマネーサプライを
自由にコントロールできるように見えてくるから不思議・・・・。 - 878 :どんたく名無しさん:2002/05/25(Sat) 00:24
- けっきょくそれだけだろ、
けど、PK(デビットソン)もやっぱIS-LMじゃん。
いい加減なことばっかいってないで、
少しはPK以外も勉強しろ! - 879 :ポチ:2002/05/25(Sat) 00:27
- dellさん。私が金融政策で物価上昇率を考慮に入れるというのは
基本的には、インフレにならないようどう金融緩和を行うかという
意味で物価上昇率を考慮するという意味です。 - 880 :ポチ:2002/05/25(Sat) 00:30
- >878
PK以外も教えて下さいな。
もしかして、あなたよりは
新古典派について詳しいかもしれないよ。
なんで、私がPK以外は勉強していないと
言い切れる。 - 881 :dell:2002/05/25(Sat) 00:31
- >>879
でも、「デフレは解消すべき」なんですよね?
だとしたら、消費者物価指数の上方バイアス(約0.9%)を考慮すれば、
消費者物価指数1%以上を目標としていることになりますよね。 - 882 :ポチ:2002/05/25(Sat) 00:33
- もし、私が集計生産関数を批判したら
また同じことをいうのかなー。 - 883 :ポチ:2002/05/25(Sat) 00:34
- いいや。無理なものを目標にしてもしゃーない。
- 884 :どんたく名無しさん:2002/05/25(Sat) 00:36
- だめだこいつ、
IS-LMが嫌いだといっといて
そのうえでしか議論してないことに気づいてねー。
重症だ。 - 885 :dell:2002/05/25(Sat) 00:36
- >>883
???
デフレ解消は無理? - 886 :ポチ:2002/05/25(Sat) 00:38
- デルさん。
インフレターゲットを採用するか否かは、その政策のメリット
デメリットを考慮して決めるわけでしょ。
私は日銀はインフレ期待を起せないという考えなわけ
一方で、インフレターゲットに弊害もあると考えているの。
だったら、デフレに問題があるとしても
インフレターゲットOKという結論にはならない。
という考え方だと理解してちょ。 - 887 :ポチ:2002/05/25(Sat) 00:39
- >885
私は何度も説明しました。 - 888 :dell:2002/05/25(Sat) 00:42
- >>886
インフレターゲットの弊害って何ですか? - 889 :ポチ:2002/05/25(Sat) 00:43
- >884
ほー具体的に指摘してみなよ。
内生的貨幣供給や、貨幣の非中立性
自己利子率
私が今までしてきた議論でISーLMを
必要とする議論があったかい。
お前、意味理解できていないだろう。 - 890 :ポチ:2002/05/25(Sat) 00:45
- >886
それも説明しましたけど。 - 891 :どんたく名無しさん:2002/05/25(Sat) 00:45
- >ポチ
>「デフレ解消の主体となる政策」として具体的にどんな政策を考えているのか教えて頂けないでしょうか?
この質問に、具体的に答えて欲しい。
じゃないと、論点ブレまくり。 - 892 :ポチ:2002/05/25(Sat) 00:46
- 訂正。
>888
それも説明しましたけど。 - 893 :ポチ:2002/05/25(Sat) 00:47
- >891
それも解答ずみ。 - 894 :どんたく名無しさん:2002/05/25(Sat) 00:47
- そー思ってんのは君のPKの理解が足りないだけ
PKは未練たらたらISーLM上で内生的貨幣供給の
話しやってんだろ。 - 895 :ポチ:2002/05/25(Sat) 00:50
- とりあえず
最初から解答し直すと時間がかかるので
今日はねむいし
待ってちょ。
いろいろ反論はあることは想像するけどさ。 - 896 :ポチ:2002/05/25(Sat) 00:51
- >894
してねーよ。
誰の話してるんだ。デビットソンだけだろ。 - 897 :ポチ:2002/05/25(Sat) 00:53
- ちなみに、デビットソンはISLMを否定するために
ISーLMを使った議論をしたんだと思うけどさ。
ム - 898 :どんたく名無しさん:2002/05/25(Sat) 00:53
- >してねーよ。
>誰の話してるんだ。デビットソンだけだろ。
ハイ、認めてしまいましたね。
チャンチャン。 - 899 :dell:2002/05/25(Sat) 00:54
- >>887 >>890
554氏もそうだけれど、どうもポストケインジアンは不親切ですね。
わからないから聞いているのに・・・。
今までの議論を振り返れば、デフレ解消は「ヘリコプターマネー」で可能。(もしこれを否定するなら、それこそ今すぐ「ヘリコプターマネー」をすべきですよね、逆に)
もちろん、ばら撒くんじゃなくて有効な財政出動をすればその方がいい。
「デフレ解消」するなら消費者物価指数1%以上を目標としないのはおかしいし、ハイパーインフレは良くないから上限も決めた方がいい。
何故、上限も下限(=デフレ解消)も決めない方がいいのか全くわからない。 - 900 :ポチ:2002/05/25(Sat) 00:56
- カルドアもバリーもムーアもミンスキーも
内生的貨幣供給を語るのに
IS-LMなんて使ってないだろ。 - 901 :ポチ:2002/05/25(Sat) 00:57
- バリーではなくパリ-です。
- 902 :ポチ:2002/05/25(Sat) 00:58
- デルさんへ
554さんはポストケインジアンではないと思うが・・・。
とりあえず、改めて説明するから待ってよ。 - 903 :ポチ:2002/05/25(Sat) 01:00
- >898
アホかお前は。
なんでポストケインジアンの内生的貨幣供給論が
デビットソンに代表されるんだよ。
理解してねーのはお前だろ。 - 904 :ポチ:2002/05/25(Sat) 01:03
- >898
はやく新古典派の経済学を教えてくれや。 - 905 :どんたく名無しさん:2002/05/25(Sat) 01:10
- 15chとは思えない凄い書き込み量。
やっぱりインフレターゲットはみんなの関心の中心なんだな・・・。 - 906 :どんたく名無しさん:2002/05/25(Sat) 01:13
- >904
煽りを相手にする必要なし。
掲示板はそういうところ。 - 907 :どんたく名無しさん:2002/05/25(Sat) 01:17
- >>904
需要=供給でなんかが決まっているなら新古典派だろ。ヴァカ。
なんとか市場なんて、部分均衡なんだから、右にさがる曲線と
左に下がる曲線の交点についてかたってりゃ新古典派だろ。あほ。
いまどき、その調節がスムーズにいくかいかないかなんてことで、
いちいち何とか派なんて区別している時代錯誤な奴は消えるしかないね。
スムーズにいくわけねえじゃん。お前の言っている新古典派なんてのは
マクロに関しちゃ、1930年代くらいに死に絶えたんじゃねえの?
まあ、そういわけだから、アナクロな遺物はさっさと回線きって首つって
以下略 - 908 :ポチ:2002/05/25(Sat) 01:20
- >906
ポストケインジアンはおろか新古典派の経済学さえも
知っているか怪しいやつにごちゃごちゃ言われると腹がたつの。
おそらく898はポストケインジアンの貨幣論を
デビットソンしか知らないんだろう。
そもそもデビットソンはIS-LM分析を批判する過程で
IS-LMを使ったのに
それを
デビットソンの貨幣論の前提にIS-LMがあると勘違いしているんだから
どうしようもない。
しかも
ポストケインジアンの内生的貨幣論はムーアやらミンスキーやら
いろいろな議論がなされているんだ。 - 909 :ポチ:2002/05/25(Sat) 01:24
- >907
それだったら、PKも新古典派になっちまう。 - 910 :どんたく名無しさん:2002/05/25(Sat) 01:26
- まあ、分類するのが好きな昆虫採集少年=ポチということでよろしいのでは?
学説史なんて引退した老人の余暇というにほいが、うふ。 - 911 :ドラエモン:2002/05/25(Sat) 01:27
- >>524で以下のように書いてる。
>普通国債の発行残高は今年度末予想で約410兆円で、借換債を含む国債の発行総額は約110兆円です。日銀が国債買切り額を月5兆円として
>毎月5兆円の資金を市中に供給する場合、年間60兆円の買切り額となります。ですから、現状の発行ペースで、しかも普通国債の発行残高
>を基にすれば、単純計算で月5兆円の資金放出でも数年でこれらを全て買い切ってしまう計算になりますが、このままでいて、国債の増発
>が無い場合、市中における国債の流動性維持は日銀によってのみなされることになります
>>799では、
>何にしても、上のようにして大幅な買いオペ増額をすると、その後は売り圧力のほうが高くなり金利が上がって、
>・国債の利払い費が増大する…(1)
>・金融機関の財務状態がわるくなることで財政出動による
> 景気対策や雇用対策などが必要になる…(2)
>ということで、どちらにしろたとえ金利が高くても国債が増発されなくてはならない状態になるという論理は私の言っているものですが、
>どうもそれとは違う議論を求められているようで…。 - 912 :ドラエモン:2002/05/25(Sat) 01:27
- 問題は単純で、>>524では明らかに、「単純計算で月5兆円の資金放出でも数年でこれらを全て買い切ってしまう計算になります」
と言っている。つまり、大規模な量的緩和はを行えば「数年で」国債は市場から消滅してしまうのである。ないものを売れないのは
道理である。
だから、>>799で「その後は売り圧力のほうが高くなり金利が上がって」というステートメントは無意味である。民間部門はもはや
国債は持っていないのだから。当然、それに続く>>799での(1)とか(2)を述べても、売る国債が無い以上定義によりどうでも
良いことである。
という自明の誤りを指摘され他のにたいして、>>864で
>やっぱり以前のドラエモンより急に知的レベルが落ちてるぞ
>この程度の相手と議論する意義が見当たらない
>(ドラエモンになりすましている別人なら話は別だが)
などと逆切れされても迷惑である。ただし、君が僕と議論する意義が見あたらないと言う点では全く同感だ。 - 913 :どんたく名無しさん:2002/05/25(Sat) 01:30
- >907
>その調節がスムーズにいくかいかないかなんてことで、
>いちいち何とか派なんて区別している
それってPKと新古典派を区別する話ではなく
新しい古典派マクロ経済学とニューケインジアンや
マネタリストとオールドケインジアンを区別する方法じゃない。
こいつが一番わかってねー。 - 914 :どんたく名無しさん:2002/05/25(Sat) 01:31
- 区別してどうとなるものでもなし。
- 915 :ポチ:2002/05/25(Sat) 01:33
- >913
スムーズかスムーズじゃないかは
貨幣賃金の硬直性にかかわる問題だから
PKは無関係。
それと
派を区別するのは
相手の考えを理解するのに、わかりやすいから。
相手が立場を明確にしてくれれば、その思考の体系的
背景が理解できる。それだけのこと。 - 916 :どんたく名無しさん:2002/05/25(Sat) 01:34
- つーかPKなんて希少種でも価値ねー。
- 917 :ポチ:2002/05/25(Sat) 01:37
- ちなみに、PKもいろいろだから
本当は区別にはなっていないが。
新古典派の流れを組んでいない。
ケインズが土台にあるという宣言を
しているにすぎない。 - 918 :どんたく名無しさん:2002/05/25(Sat) 01:38
- まさに、どマクロの本質は政治にあることを物語る発言だな。ちなみに、
何派があるのか、どういう主張の違いを持って区別するのか詳細をきぼん。
意外と、すでに区別の基準がまちまちな気がするけどね。あほくさ。 - 919 :ポチ:2002/05/25(Sat) 01:38
- >916
少数派か多数派かで判断することが
最も無意味。 - 920 :ポチ:2002/05/25(Sat) 01:40
- >918
またもや意味不明。
政治と学派は関係なし。
科学をやる上で様々なパラダイムができりのは
当然。
経済学だけでなく、クーンでも勉強してみればいい。 - 921 :ポチ:2002/05/25(Sat) 01:43
- ラカトスの研究プログラムでもいいぞ。
- 922 :どんたく名無しさん:2002/05/25(Sat) 01:43
- パラダイムとかいう問題か?橋本派と江藤・亀井派はどう違うのかというレベルの
問題に思える。 - 923 :ポチ:2002/05/25(Sat) 01:44
- アホに科学哲学の話をしても無意味か(笑)
- 924 :ポチ:2002/05/25(Sat) 01:46
- >922
物理の
コッペンハ-ゲン学派と多世界解釈の場合も
江藤・亀井派や橋本派と同じかい。 - 925 :すりらんか:2002/05/25(Sat) 01:46
- >>>813に対して
>不都合ではありません。ただし物価が上昇してくると名目金利が
>上昇し、徐々に中銀の政策が信認を得る材料が揃ってくるので、
>インフレ率に関しては、中銀の裁量の度合いをより大きく確保し
>た方がいいと思います。
ターゲットは疑問だが金融緩和は必要である(それが補完的であったとしても)と
言う認識ならば,ターゲット独自の欠点をあげないと意味がないですよ.さらにタ
ーゲット策ではレンジ上限を叩いた場合は引き締める必要があるわけですから金融
緩和が暴走するということもない.金融政策によりギャロッピングインフレを起こ
す余地を残すべきだというならまた違う論点ですが.
>>639
>持続させようとしてマネーサプライ行動は市場の金利裁定と追いかけっ
>こをして結果、財政規律をより大きく失い……近隣諸国の通貨切り下げ
>を誘発し、国際的にマクロ経済とミクロ経済のバランスが崩れ
>>641のインフレ政策のデフレ効果
しかもこの部分と>>554や今回の>>852ではと同一人物とはとても思えないく
らい.インフレを起こさないインフレ政策ならよいと言うわけでもあります
まい.それにしても継続されることが信頼されず(だって継続されたら上の
論点が適応的期待であっても実現しますから)実際に信頼されない,継続さ
れない,安定的なインフレを起こさない金融緩和を行う理由が分からない. - 926 :どんたく名無しさん:2002/05/25(Sat) 01:46
- クーンだけで科哲をかたるアホには言われたくないな。まあ科哲なんてのは、
理系の学者がふざけて書いたでたらめ論文をレフェリーが見抜けないタコな
分野だから、それをあがめて科学をかたるのもむなしい行為だ。 - 927 :どんたく名無しさん:2002/05/25(Sat) 01:47
- >アホに科学哲学の話をしても無意味か(笑)
いやー立派ですな。
周りが見えてねーって
こういうやつの子というんだろうな。
哲学でクーンだすって時点で終わってんだよ。 - 928 :すりらんか:2002/05/25(Sat) 01:47
- さらには,
>インフレ予測が出たら、市中金利が上昇し、デフレ圧力が高まり、国債の流動性
>確保のため十分な額の国債も発行しなくてはならないから、低インフレ・高金利
>のまま財政をますます暴走させる。
>>>644
>そうです。
という>>657の部分は適応的期待形成を仮定しようが,緩和速度がゆっくりだろう
が同じ事がおきるはず.速度の違いが決定的に重要になるのは「国債の流動性」
の部分のみと言うことになるがこれは銅鑼氏の>>831が答えていますね.とすると
貴方の主張は,市場に読み込まれず事後的な利子率が下がることによる逆debt-de
flationを起こせと言うことになるのですか?すると,
>>855
>インフレ率>人々の期待インフレ率
というのはむしろ望ましいと言うことになるんですよ??合理的期待形成前提の議
論で望ましくて,貴方の言う適応期待モデルで望ましいのにダメだという理由が全
く理解できません.同レスの「実質利子率>0となって、政策が失敗」については
実質利子率がマイナスでないと完全失敗という理由はどこにもない(>>828-829). - 929 :すりらんか:2002/05/25(Sat) 01:48
- ちょつと追加しておくと,,
>急な買いオペ削減では、市場における国債の需給バランスに悪影響を及ぼす
>ので、長期金利が上昇する
と言うときに貴方が想定しているのは
>インフレ率≦人々の期待インフレ率
であるということになる.これは>>855とは逆の話.同一人物でこうも主張が
バラバラだと「いろいろ大変だ」としか言っていないように感じれれてしま
いますよ.
>「安定的に0以上、それより上は裁量的に判断」という表現に対して、(CPIの上方バ
>イアス考慮も含んでいるのに、)これをデフレターゲットだと思い込むdell氏のよ
>うな人がいるのだから、
日銀の目的関数自体にデフレバイアスが含まれている,というのを読み込んでいる
(ある意味合理的な期待)かもしれませんし,ゼロ金利解除などの過去の政策態度
が継続されていると暗に考えている(適応的期待)かもしれません. - 930 :どんたく名無しさん:2002/05/25(Sat) 01:48
- >ポチさん et al.
ポストケインジアンのスレッドをageておきましたので、
インフレターゲットと関係ないPK話はそちらへ移りませんか。 - 931 :ポチ:2002/05/25(Sat) 01:50
- >927
じゃー何だすんだよ。
ローダンか。ポパーか。
ちなみに哲学ではなく、科学哲学なので区別すべし。
つーか、お前クーン理解してるの。
説明してみろよ。 - 932 :ドラエモン@再送:2002/05/25(Sat) 01:50
- >554=557
>>524で以下のように書いてる。
>日銀が国債買切り額を月5兆円として資金を市中に供給する場合、年間60兆円の買切り額となります。ですから、単純計算
>で数年でこれらを全て買い切ってしまう計算になります
>>799では、
>上のようにして大幅な買いオペ増額をすると、その後は売り圧力のほうが高くなり金利が上がって、
>・国債の利払い費が増大する…(1)
>・金融機関の財務状態がわるくなることで財政出動による景気対策や雇用対策などが必要になる…(2)
>どちらにしろたとえ金利が高くても国債が増発されなくてはならない状態になる
問題は単純で、>>524では明らかに、「単純計算で月5兆円の資金放出でも数年でこれらを全て買い切ってしまう計算になります」
と言っている。つまり、大規模な量的緩和はを行えば「数年で」国債は市場から消滅してしまうのである。ないものを売れないの
は道理である。
だから、>>799で「その後は売り圧力のほうが高くなり金利が上がって」というステートメントは無意味である。民間部門はもはや
国債は持っていないのだから。当然、それに続く>>799での(1)とか(2)を述べても、売る国債が無い以上定義によりどうでも
良いことである。ただし、君が僕と議論する意義が見あたらないと言う点では全く同感だ。 - 933 :ポチ:2002/05/25(Sat) 01:54
- >926
だからラカトスの研究プログラムでもいいよって
言ってるだろ。読めよアホー。 - 934 :どんたく名無しさん:2002/05/25(Sat) 01:57
- どらえもんとすりらんかがスレの質を維持する努力をしている脇で、ポチという
若き経済学説史家が、ねむたい発言を垂れ流しているといった感じだな。
君の採集した標本ケースは小学生の夏休みの課題くらいの価値しかないと思われ。
見せないほうが良いと思われ。 - 935 :どんたく名無しさん:2002/05/25(Sat) 02:04
- >>933
煽りに反応するなって、荒れるだろ。 - 936 :どんたく名無しさん:2002/05/25(Sat) 02:06
- >934
煽るなって、荒れるだろ。 - 937 :ドラエモン@再送:2002/05/25(Sat) 02:07
- >ポチその他
科学哲学だか学史の論争は余所のスレでやってくれ。この掲示板の実質的創設者の
一人としての特権を行使するのは不本意だが、希少資源の有効利用という問題自体
は、学派なんか関係なく経済学やってる連中には自明であり、強く勧告する。 - 938 :ポチ:2002/05/25(Sat) 02:08
- >934
もともと俺はIS-LMの話をしていたんであって
それをPKの話に変えたのは907なんだよ。 - 939 :ドラエモン@再々送:2002/05/25(Sat) 02:08
- >554=557
>>524で以下のように書いてる。
>日銀が国債買切り額を月5兆円として資金を市中に供給する場合、年間60兆円の買切り額となります。ですから、単純計算
>で数年でこれらを全て買い切ってしまう計算になります
>>799では、
>上のようにして大幅な買いオペ増額をすると、その後は売り圧力のほうが高くなり金利が上がって、
>・国債の利払い費が増大する…(1)
>・金融機関の財務状態がわるくなることで財政出動による景気対策や雇用対策などが必要になる…(2)
>どちらにしろたとえ金利が高くても国債が増発されなくてはならない状態になる
問題は単純で、>>524では明らかに大規模な量的緩和はを行えば「数年で」国債は市場から消滅してしまうのである。その結果
民間はもはや国債を持っていないのだから売れないのは道理である。
だから、>>799で「その後は売り圧力のほうが高くなり金利が上がって」というステートメントは無意味である。民間部門は
もはや国債は持っていないのだから。当然、それに続く>>799での(1)とか(2)を述べても、売る国債が無い以上定義により
どうでも良いことである。ただし、君が僕と議論する意義が見あたらないと言う点では全く同感だ。 - 940 :dell:2002/05/25(Sat) 02:09
- >>937
賛成 - 941 :どんたく名無しさん:2002/05/25(Sat) 02:12
- 学派どうこうの問題ではなく、煽る奴とそれに乗る奴が悪い。
冷静な議論を望む。 - 942 :どんたく名無しさん:2002/05/25(Sat) 02:14
- >>937
多分私自身は経済学教育を受けてきた人間だから気持ちがわからないわけではない。
しかし、言論弾圧はいかがなのかと・・・ - 943 :どんたく名無しさん:2002/05/25(Sat) 02:15
- >>937
反対(w - 944 :どんたく名無しさん:2002/05/25(Sat) 02:19
- >>942-943
スレ違いって言ってるだけで、
主張自体を弾圧してるのではないと思われ。 - 945 :ポチ:2002/05/25(Sat) 02:22
- なんか俺が学説史の話をしてきたという勘違いがあるが
それは話の流れで、そうなっただけ。
俺はIS-LMの話をしたのを誰かさんがPKの話に転換したから
そっちに話が言っただけ。
煽りに乗ったことは反省する。 - 946 :どんたく名無しさん:2002/05/25(Sat) 02:25
- リロードなどでこのサーバに負荷をかけているという点で希少な
ネットワーク資源を利用していることが問題なら、どのスレをつかっても、
マクロでみれば(wパケットの総量は一緒だと思われ。 - 947 :ドラエモン:2002/05/25(Sat) 02:35
- >>946
そんな話じゃないよ。>>554のレス攻撃で、もう55レスしか付けられない。といってこれも
1レスなんだが。1000前に決着付けたいんだよ。返事は要らないから関係ない話題はやめ
てくれ。Dell氏も当分此処では休んでね。ポチもだぞ(w - 948 :どんたく名無しさん:2002/05/25(Sat) 02:51
- 数えてみると、554氏は100近くレスをしているわけだが、それは希少資源
の無駄使いなのか?しかもそれをレス攻撃というのはひどい気もする。
スレ違いでもなく、ただ発言をやめろというなら、メールでも交換して勝手
にやるのが良いのでは。まあポチのレベルが格段に低いのには同意するが。
すれとは無関係なのでさげておく。 - 949 :ドラエモン@再々送:2002/05/25(Sat) 02:58
- >554=557
>>524で以下のように書いてる。
>日銀が国債買切り額を月5兆円として資金を市中に供給する場合、年間60兆円の買切り額となります。ですから、単純計算
>で数年でこれらを全て買い切ってしまう計算になります
>>799では、
>上のようにして大幅な買いオペ増額をすると、その後は売り圧力のほうが高くなり金利が上がって、
>・国債の利払い費が増大する…(1)
>・金融機関の財務状態がわるくなることで財政出動による景気対策や雇用対策などが必要になる…(2)
>どちらにしろたとえ金利が高くても国債が増発されなくてはならない状態になる
問題は単純で、>>524では明らかに大規模な量的緩和を行えば「数年で」国債は市場から消滅してしまうのである。その結果
民間はもはや国債を持っていないのだから売れないのは道理である。
だから、>>799で「その後は売り圧力のほうが高くなり金利が上がって」というステートメントは無意味である。民間部門は
もはや国債は持っていないのだから。当然、それに続く>>799での(1)とか(2)を述べても、売る国債が無い以上定義により
どうでも良いことである。ただし、君が僕と議論する意義が見あたらないと言う点では全く同感だ。 - 950 :すりらんか:2002/05/25(Sat) 08:38
- IS-LMは動学的な問題を扱うときにはそんなに便利じゃないから(あ
と気づいたでしょうが掲示版で図を使った話をするのってすごく難し
いし^^),というのとLMを水平にしてしまう利子率への期待を変更す
るところがミソということがあってIS-LM使ってこなかったのですが,
>LM曲線と、完全雇用の水準の場合の実質GDP値の垂直線との交
>点を交点2とし、LM曲線とIS-1曲線との交点を交点2’とすると、
>1と2’とのGDP値の差は現在の日本のGDPギャップ
これ,現在のIS線はIS-1で,その均衡と完全雇用GDPの差がデフレ
ギャップと言っているだけですよね?
>完全雇用GDPを金融緩和をしても
これはクルッグマン流の将来時点で貨幣数量説が成り立つときのM
を増やすと言うことだと思います(いくら何でも分かりにくい)が
>LM曲線は水平状態……しかも0近辺に張り付いている。
ということは,縦軸名目利子率のIS-LMで考えている.その時,期待
インフレ率が上がるとISは右シフトして.GDPは上昇という話をして
いる……んでいいですよね? - 951 :すりらんか:2002/05/25(Sat) 08:38
- ところが,
>金融緩和をしても、LM曲線は……右にある尻尾の方がどんどん水平方
>向にシフト
これだと上のISのシフトはそのままY上昇に繋がることになってしまう.
あくまでIS-LMで語るならば期待インフレ率の上昇がLMを水平部分を持
ったままで上シフトさせないと「悪影響」は示せない.しかしこれは,
・流動性の罠は利子率に「下がない」ことが問題なのだが実質利子率
に「下がある」状態になってしまったときにLM水平のママなのはおか
しい
・貨幣保有の機会費用のみから導くLM(僕はこれは変だと思うがこの
定式化の人も少なくない)線は名目利子率のみについて書かれるから
上方シフトしない
というわけで,>>859-860の話はおかしい.フィッシャー効果に関して
もLM水平が「名目利子率の下限制約」から導かれていて,均衡利子率
よりも現在の実質利子率より高いならば「均衡利子率にまで実質金利
が低下」しない限り名目金利上昇圧力が働かない.というわけで,IS
-LMをつかうと貴方の主張と違う話になるからあんまり使わない方がよ
いカモです. - 952 :すりらんか:2002/05/25(Sat) 08:46
- とりあえず,貴方の今日のお仕事(爆)は,
>>949の銅鑼氏の指摘
>>766-771の私の指摘
に返答をすることです.この2つは他のレスに比べると単純に
貴方の意見を複数コピペして矛盾があると言っているだけだか
ら,とりあえずこれに明確な回答を得られない限りは話を続け
てもしょうがないよ. - 953 :どんたく名無しさん:2002/05/25(Sat) 09:16
- >>948
ポチよりも、お前の方がレベル低いぞ。
なんか、インフレターゲットに関係ある話したか。
煽るだけなら消えろや。 - 954 :554=557:2002/05/25(Sat) 14:53
- >>911-912
これから書くことを落ち着いて読んで欲しい。せっかく遅く起きたのに
何百ものレス読み返して疲れた。
キミが>>911で引用したことは、一段目は思考の遊びで、二段目が現実にありえる話だ。
一段目が>>524だって言うんで、リンク見てみるとその辺はコピペが多い。このことに
何で固執してるのかと思ってざっと読んでみたら>>524や>>644や>>647といった他人の意見の
コピペ使った質問よく読まずにただ財政暴走だけ読んで自分は単純にそうだそうだと
デタラメに答えている。この件に対してキミは「…関係ないなら指摘してください」、って
言っていた(>>661の二段目を読めば、元の変動相場制がイイ!っていうのは
同じ考えなんだが、>>524が別人だと分かるはず)が、自分はそれに対してはっきり答えておらず、
キミの>>668のような質問の背景(やっとこれが>>524のことだったのかと分かったが)を
よく理解しないまま、>>672で、「国債の増発が全く無かったら」という非現実的な前提で
思考の遊び(実は>>911の一段目で引用されてること)をして君を混乱させてしまい、
キミをして>>781の二段目や>>831のような不可解なことを言わしめている。しかし自分と
しては、実は>>674と>>799の流れが現実論であって、これを読めば>>524氏の意見とは
現実と非現実の前提が異なることが分かったかもと思うが、それを今頃言ってもな。
こっちも今まで、何で>>675の二段目のような下らんことに何度もキミが固執しているのか
今までさっぱり分からなかったので、こっちもワケが分からず混乱(>>797と>>799)
していた。>>864でイラついて暴言を吐いてしまったのは謝るが、これでそっちの疑問も
解けたかな?(>>932と>>939と>>949はのコピペは何だ?キレたのか?) - 955 :554=557:2002/05/25(Sat) 14:54
- >>925
それ読んでごく基本的な質問をしたくなった。
金融緩和に対してはいまの日銀の踏み込みが足りないと思うか?
思うなら金融緩和リフレ派としての対案を具体的に書いてくれないか?
(キミの政策案が見えてこない。バーナンキのヘリコプターマネーのようなものか?)
以前に詳しく書いたところがあるなら、レス番号を指定してくれないか?
ちゃんと読むから。
>>928-929
については、ドラエモン氏と同様、混乱を招いてしまったようだ。
>>954を読んでみてくれないか?
疑問が解けてくるはずだと思う。少なくとも私の主張が正しく理解されるはずだ。
それから議論できたらな、と思うが、もうスレが一杯になりそうだな。 - 956 :554=557:2002/05/25(Sat) 14:55
- >>950-951(と>>828)
>>950-951については部分的に結論だけ答えとく
・LMははじめ例の尻尾が水平方向にシフトした後垂直方向にシフトする
・しかも、下がある話は「名目利子率」(理論的下限0)であって「実質利子率」には
理論的下限が無い。この事実が、いわゆるターゲット策で考慮されていることだ。
というわけで、>>859-860はおかしくなく、おかしいのは実質利子率のマイナスを
排除する立場である。
(>>828も含めて考えると…)
実質金利がマイナスになることは別にショッキングでも何でもない。
実質金利の定義となる式
・実質金利 = 名目金利 - インフレ率 …(1)
で、
・名目金利 < インフレ率 …(2)
が成立すればいいのだから、複素数のような現実世界で起きないことじゃない。
何がショッキングで「クルッグマンは言いすぎ」なんだか…?
「名目金利」がマイナス(!)になったらそれこそ大ショックだが。
問題なのは(2)、つまり実質金利マイナスの状態を
・インフレ率 ≦ 人々の期待インフレ率 …(3)
でキープできるかどうか、つまり(2)と(3)より
・名目金利 < インフレ率 ≦ 人々の期待インフレ率 …(4)
がキープできるかどうか、ということ。
(クルーグマンは「(4)がキープできる」って言ってるんだからそこに色々議論が在る。)
つまり、(3)のかわりに
・人々の期待インフレ率 < インフレ率 …(3)´
の場合だと、(2)が成り立っても(3)´から
・人々の期待インフレ率 < 名目金利 < インフレ率 …(4)´
の可能性がある。この場合は、人々は「今はインフレになったが、どうせこれは
大規模な金融緩和政策のせいであって、どうせまたデフレになるだろ」と考えていて、
日銀の政策が十分な信認を得ておらず、狙った期待形成が起きていない状態である。(つづく) - 957 :554=557:2002/05/25(Sat) 14:59
- >>950-951(と>>828) (つづき) また、
「現在(名目)利子率が均衡水準」ということは
・名目金利 = (現在の)インフレ率 …(5)
となり、実質金利が0であることであって、
・名目金利 = 人々の期待インフレ率 …(5)´
のことではない。
「現在(名目)利子率が均衡水準より低い」であれば、
これは現在でもすでに(2)式が成立していることを意味する。
「現在(名目)利子率は均衡水準より高い」という状態ならば、
・現在のインフレ率 < 名目金利(ほぼ0) …(6)
となり、ほぼゼロの非常に低いインフレかデフレ状態となる。
>実質利子率が「下がる」必要はあってもそれがマイナスである必要はない
と言うが、名目金利がほぼ0でも0じゃないんだからそれと0との狭い隙間に実質金利を
維持できれば、確かに理論的には実質金利がマイナスでないままビミョーなインフレが達成でき、
名目金利が上昇すれば(6)式の条件下でもインフレ率の上方余地が出てきて
インフレ率も高まっていき、いつかはインフレになれるわけだが、結局これが言いたかったのか?
しかし、「実質金利マイナス」を否定するんだから温情で(5)を合わせて考えても
・0 < 実質金利 ≦ 名目金利(プラスだがほぼ0) …(6)´
ということで、クルーグマンのターゲット案より遥かに狭い隙間(少なくともこの政策の初期は
しばらく)であるレンジを維持するということだぜ?
そんな針の穴を通るようなこと理論的にはありえても、キミは現実の金融政策で
そんなことが技術的に可能だと本気で思ってるのか? (つづく) - 958 :554=557:2002/05/25(Sat) 14:59
- >>950-951(と>>828) (つづき)
しかもだ、キミとは別に財政問題の方に目を向けると、日本の現在の状態を考えれば、
金融緩和の規模を拡大していく(実際に徐々にしているのだが)と、金融緩和をしているのに
・インフレ率の上昇率 < 名目金利の上昇率 …(7)
が発生して、しかも両者の差が急速に開く可能性がある。市場の金利裁定の動向は
予測できないからいつかは分からないが、突然名目金利の上昇率が高まる可能性がある。
じゃ(6)´式の隙間が増えていいじゃないかと思うのは短絡で、両者の差、つまり
(1)式から導かれる実質金利の加速度的な増加が起こる。それで低インフレ・高金利となって
スタグフレーションに陥る可能性が高いのだ。
もちろんキミなどが考える一連の突撃的な大規模金融緩和を行った場合、
このリスクはさらに高まる。
したがって一般に中銀というのは結局、現在の日本のような状態ではこういう
デフレを積極的に退治するための金融緩和拡大策には踏み込めないだろう。
前々から言っているが、本来金融政策というのはやはり補完的であるべきで、
金融緩和で一気にリフレを達成しようと言うのは、結局無理があるわけだ。
逆に日銀の量的緩和策の「…安定的にゼロ以上となるまで…その後は裁量的に判断…」という
時間軸コミットメントは、(1)に照らして考えると、ある程度
理にかなっているように見える。(つづく) - 959 :554=557:2002/05/25(Sat) 15:00
- >>950-951(と>>828) (つづき)
政策順位は>>733のa-dに働きかける構造改革>財政政策や金融政策という位置づけであるべきで、
今後については政治の側の問題だ、と思う。金融政策も必要だろうがこれを拡大していく時は
構造改革によって
・(7)式の両辺の乖離率を出来るだけ低く抑える …(8)
という担保がつくことが肝心である。構造改革の中でも常に上昇圧力のある人民元の
変動相場制移行実現(国際的な経済構造改革として)などは、国内の金融緩和策に対して
円安効果でインフレ率の上昇率を高めて(8)に寄与するなどの即効性のがあるので、
プロットしない手はない(まあ、前もって一般にアナウンスする性質の政策ではないが)。
他の策はどれも比較的中・長期的で(8)の効果が薄い。が、キミらが他力本願だとか
何とか言って嫌うんだからここではこれ以上突っ込んだ説明はしない。
スレの主題とも関係ないし。
国内経済と財政の構造改革を断行すれば、イタリアのように正の非ケインズ効果が
起こる可能性もある。日本はそのための条件は揃っているが、実際には非ケインズ効果は
予測しがたく、起きればラッキーだという程度でしか期待できない。(つづく) - 960 :554=557:2002/05/25(Sat) 15:00
- >>950-951(と>>828) (つづき)
それに対して、クルーグマンの場合は
(IS-LMモデルを使った説明でなくて、実際は次の説明が彼のものに近いのだが)、
・GDPを1%上げるのに必要な長期金利の低下幅(GDPの利子弾力性)を0.75%/年
(実はこれはアメリカのGNPの利子弾力性の調査から出した数値なのだか)
・現在時点のGDPギャップ5%
(つまりさっきのIS-LMモデルでは現在の時点の「交点1」と「交点2´」とのGDP値の差で、
「交点2´」のGDP値は現在の実質GDPで、「交点1」は完全雇用の水準の実質GDP値を表す)
と仮定して、維持すべき期待インフレ率の最低限界値Eを
E = 0.75 x 5
= 3.75% …(1)
程度とし(彼は実際は3~3.75%と言っているから、例の利子弾力性は0.75でなく0.6~0.75と
想定されているのだが、ま、それはいいとして)、
また別に、
・現在からリフレ政策成功時までに必要な実質GDP上昇幅は10%ぶん程度
(つまり、さっきのIS-LMモデルの説明では「交点1」が最終的に十分に上昇し「交点2」に
十分な程度追いついてくるまでに、もとの「交点2´」が元の位置から
右へ移動する幅が10%ぶん、ということ)
だという考え(何故かこの10%を「現在のGDPギャップ」と混同して解釈している人が
大勢いるようだが、それは上に書いたように、彼は5%としている)で、
10 / 0.75 = 13.33年 …(2)
として、
(1)と(2)から、
・「じゃ、例えば4%を15年間維持するのでどうだろうか?」
と提案していた。
ま、この場合は、せいぜい15年間が限界だろうというところから、
15 x 0.6~0.75 = 9~11.25%(だいたい10%)という、都合のいい皮算用をしたのが真実だと
思わないこともないが。(つづく) - 961 :554=557:2002/05/25(Sat) 15:01
- >>950-951(と>>828) (つづき)
とにかく、だからこそ彼は同時に、この(1)と(2)については「真面目に受け取らないで
欲しいし、リサーチが必要だ」というようなことを言っている。
この計算に対しては、当然
・将来のGDPの利子弾力性を予測できるか?
(将来の名目利子率の増加の仕方を予測できるか?)
・日本のGDPギャップは本当は何%か?
という議論がある。彼はできるという前提で言っているが、
彼の政策を実行するなら、これらをクリアするのが前提だ。
そして、キミの場合はクルーグマンとは違って、
「名目利子率が上昇」することにもキミは何かいろいろ文句があるらしいから、
キミの言うGDPギャップとは、クルーグマンの考えとは全く違って、静的なものであり
・現在時点のGDPギャップ(現在の「交点1」のGDP値-現在の「交点2´」のGDP値)
≒政策成功時のGDP値-現在の実質GDP値(「交点2´」の必要移動幅)
ということだが、それが15%とか20%とかか、ふ~ん…
すると、キミの考えではフィッシャー効果の影響はほぼ無視できるはずで、
つまり名目利子率の将来の上昇は無視できるはずだから…
あーそうか分かった!それで突撃政策に対してそんな奇妙な楽観論出すんだ。
(じゃなければ、もうスレが一杯なのだから私の考えに対する反論より
>>955の質問に答えて、キミの対案が一体どんなすばらしいものなのか
示して欲しい。バーナンキ案に似ているマネタリストっぽいものだと思うが、
どうだろう?) - 962 :どんたく名無しさん:2002/05/25(Sat) 15:43
- >>961
横槍で申し訳ないが。
代案というのは、本来、日銀が自分で考えるものだろう。
インフレターゲットがやりたくないなら、それ以外にデフレを払拭出きる方法を
考えて提案することが彼らの仕事だ。ただ出来ない出来ないというだけなら、ガキでも出来る。
金融政策で不可能だと言うのなら、他に一体なにをすればいいのか、政策提言の形でメディアに発表するなり、
関係省庁に要求するなり、具体的に考えを述べるべきだ。なにをどうすればデフレ払拭出来るのか、
日銀関係者の口から理屈と言えるようなものを聞いたことがない。
聞くのは、いつも、インフレ目標をやっても無駄、等の逃げ腰な話ばかりだ。
デフレ払拭に対して最後まで逃げずに対処しろ。
それが中銀の責任というものだろう。 - 963 :554=557:2002/05/25(Sat) 16:00
- >>911-912
金融緩和時に国債発行が必要になる、について、
本当に真意が伝わったかどうか疑問だからもう一度。
1.(自分の考え)
・金利が上がって償還費と景気対策で財政出動し新規国債発行が必要になる。
2.(>>672で想像したこと)
・「新発国債なしとしたら」、市中の国債に大きなリスク・プレミアムが求められ
(新発債なしで 今の財政のサスティナビリティが確保できるはずが無い)、
「日銀がさらに買い切り増額しなければ」、市場が売り一色でさらに金利が上がり
要するに金融危機・国債暴落(つまり流動性低下)。いずれは買いきって市場に出回る
玉がなくなってくるが、そんな事態よりずっと早く国債暴落が起こる。
(>>674・>>797・>>799も読んで欲しい)
3.(>>524氏の論理)
・政府が国債を発行し続けなければ「品不足」で流動性が不足
(これは2の新発債なし・日銀買いオペ増額無し→国債暴落とは異なる発想で、
大規模な金融緩和策を行った場合の、自分の1の意見に対応するものではないか?)
(これから出かけるが、戻る前にスレ終わっちゃうかもナ) - 964 :どんたく名無しさん:2002/05/25(Sat) 16:15
- >>962
本当にそうだろうかねぇ…?
通貨(俗に紙幣)というのは中銀の証券であって、担保は(いまは
金本位じゃないんだから)国の経済という曖昧なものだが、この
担保価値を高めるのは経済主体は基本的には国民と政府じゃないかな。
中銀が通貨という証券を発行できるのはそういう担保があるからで、
その性質上、中銀と言うのは証券の価値を維持する傾向(デフレでなく、
GDP上昇を前提にすれば低インフレ志向)となるだろう。GDPが下がっているなら
中銀はそれに合わせてどうしてもデフレ志向になってしまう。金融政策というのは
将来のGDP回復が条件となるが、現在の日本では外需主導で少しずつ景気が
回復してきているからこれが本格化するまで「安定的にゼロ以上」の目標政策が
日銀のできる最大の譲歩だろう。紙幣を大量に発行しても、円が基軸通貨で
無い以上、紙幣の価値が低下するだけで、景気回復への効果は疑問。それに
対して、国際的な決済通貨の米ドルは刷れば刷るほどその分経済が拡大する。
ユーロはまだそんな立場に無いから、金利を高めにして低インフレ傾向に
なるのだろう。 - 965 :どんたく名無しさん:2002/05/25(Sat) 16:27
- >>964
>紙幣を大量に発行しても、円が基軸通貨で
>無い以上、紙幣の価値が低下するだけで、景気回復への効果は疑問。それに
>対して、国際的な決済通貨の米ドルは刷れば刷るほどその分経済が拡大する。
そんな事は無いだろ。
ドルだって、刷って使えばインフレになるし
円だって、刷って政府が使えばインフレになる。
中央銀行は、経済の持続的成長を支えるべきだろ。
デフレなら、金融緩和を拡大するのは当然だろ。 - 966 :すりらんか:2002/05/25(Sat) 16:28
- >実質金利がマイナスになることは別にショッキングでも何でもない
そうかしら?実質利子率が安定的に負というのは,日本では均衡経路で
の投資のネット・実質での収益率がマイナスだということですよ.「起
きえない」という話をしているんではなく単純に「そんなに日本の実物
経済が悪いとは思わない」という意味で「ショッキング」だったのです.
しかし,
>「現在(名目)利子率が均衡水準」ということは
>・名目金利 = (現在の)インフレ率 …(5)
>となり、実質金利が0であることであって、
>・名目金利 = 人々の期待インフレ率 …(5)´
>のことではない。
というのを読む限りでは,均衡利子率について通常の,ケインズ・ラム
ゼイルールを成り立たせる資本の限界生産性,それを成立させる利子率
という用語法とは全く異なる「均衡利子率」のことを言っているのです
か?それと大きく関係するのが次の話題.
>LMははじめ例の尻尾が水平方向にシフトした後垂直方向にシフトする
名目利子率が「下がりたいけど下がれない」のが「0制約」という制度
(?)的要因にあるとしたならば,資本市場では資金需要(I)はその供給
(S)に比べて過小になっている.と,こういう不均衡が出てくるのでIS-
LMで話すのは難しいと再度ことわっておきます.現在,実質利子率は下
がろうとしているのに,(期待)インフレ率は個別主体にとり外生で,
名目利子率は下限制約だから「下げられない」.ここで,(期待)イン
フレ率が上がる(名目利子率が一定なら実質利子率が下がる)としても
状況はすぐには「資本市場での超過需要」には至りません.したがって
フィッシャー効果による名目利子率上昇までには(現状の実質利子率が
均衡水準と遠ければ遠いほど)しばらくかかるというわけ. - 967 :すりらんか:2002/05/25(Sat) 16:28
- どうも554=557氏の議論は「均衡利子率はマイナス」と言うのを出発点に
しているようですが,均衡利子率を通常の用語法で用いているなら,
・Hayashi&Prescott推計ですら正の資本収益率がマイナスに?
・マイナスだとしても現行の実質金利が均衡水準に近づくことが資源配
分の歪みを増幅する理由が分からない
のです.
>前々から言っているが、本来金融政策というのはやはり補完的であるべ
>きで、金融緩和で一気にリフレを達成しようと言うのは、結局無理
私は,比較的財政支出の支出先組み替えが(ホントだったら総額もup)が
必要だという点をかなり以前から主張してきていますが,その財政政策が
しっかりとした波及効果を持つためには,それによって生じた余剰が退蔵
に向かわない準備が必要だ……つまりは信用され受け入れられる継続的金
融緩和は必要条件だといっているのです. - 968 :すりらんか:2002/05/25(Sat) 16:29
- >金融緩和に対してはいまの日銀の踏み込みが足りないと思うか?
>思うなら金融緩和リフレ派としての対案を具体的に書いてくれないか?
こっちは私に説明責任ありですね.「日銀の踏み込みが足りない」もなに
も政治圧力に抑えられて長国を買ってはいるが,いつまでに達成するかは
明言せず,GDPデフレーターが0を少しでも超えたら引き締めるぞ,という
メッセージを送っておいて「踏み込み」も何もないと思いますよ.私の認
識としては日銀にはその目的関数においてデフレバイアスが含まれている
んじゃないか?それならば日銀に独自の目的関数を与えない枠組みとして
物価の目標域の設定が必要だ(そうではないとしても「そのような期待が
支配的になる(>>929)」理由はあるのだからそれを払拭するためのルール
枠組みが必要だ.というのが,第一点です.
さらに,このデフレ期待がある限り貨幣退蔵が需要を飲み込んでしまう
状況は緩和されない.そのためには貨幣退蔵にペナルティーがある必要が
ある.スタンプ貨幣よりもコストの低い「貨幣価値上昇に対しては日銀が
無制限に売り向かう」種類のコミットメントが必要だというわけ.この一
種無制限な介入に際しての方法論は,物価目標圏・為替レートどちらにす
るかは,私は直接的な目標設定である物価の方がよいし,為替レートの固
定は国際間のショックに対しての市場の柔軟な対応を規制するのでCPIの
3-5%ターゲットゾーンに関し無制限の売り向かい,買い支えを行うことが
重要ではないかと思う.
そしてもし,財政・国債の価値下落懸念が残るならば,財務省は日銀と協
力の上,現在の国債をインデックス債へと借り換えていく作業を行うとよ
い.インデックス債の厚い市場が形成されると期待インフレ率が簡単に導
かれるので日銀はターゲットを守るオペがしやすくなり,さらには利子率
の周期的な変動を抑える力がある.
というわけ. - 969 :すりらんか:2002/05/25(Sat) 16:30
- >デフレ払拭に対して最後まで逃げずに対処しろ。
>それが中銀の責任というものだろう。
最近そうでもないかなとまで思ってきているんですよね.財務省は政府
通貨を発行することが出来るんだから財政も金融もマクロの政策は全て
財務省が行う(デフレ払拭は財務省の責任だ!),という(新日銀法以
前に近い形態)の考え方までありかと思う.もちろんこれは嫌味込みの
諦観で,本来ならば独立の手段(政策目標ではない!!)を持った中央
銀行の存在が重要だと思うんですが.こういう極論が出てきてもおかし
くない状態にまで来てるんではないかなと思うのですよ. - 970 :どんたく名無しさん:2002/05/25(Sat) 16:59
- >>969
その辺は、中央銀行の独立性の意味にも疑問が出てきますね。
>政府通貨を発行することが出来るんだから財政も金融もマクロの政策は全て
>財務省が行う(デフレ払拭は財務省の責任だ!),という(新日銀法以前に近い形態)
これじゃあ、中央銀行なんていらない。
元々国債なんて発行せずに、政府通貨を発行してマクロ政策をすりゃ良かったでしょ。
本気で、信用の無い中央銀行って要らないんじゃないかと思うよ。
政府がインフレターゲットして、政府がマクロ政策すりゃいいじゃん。 - 971 :招き猫@休み明け:2002/05/25(Sat) 17:22
- 銅鑼さん、すりらんかさん、くろきさん、みなさん、ありがとうございました。
ところで、銅鑼さんに教えていただいた平蔵大臣翻訳の「国際経済」手に入れました。
>>956
>・名目金利 < インフレ率 …(2)
>が成立すればいいのだから、複素数のような現実世界で起きないことじゃない。
>何がショッキングで「クルッグマンは言いすぎ」なんだか…?
>・インフレ率 ≦ 人々の期待インフレ率 …(3)
>でキープできるかどうか、つまり(2)と(3)より
>・名目金利 < インフレ率 ≦ 人々の期待インフレ率 …(4)
>がキープできるかどうか、ということ。
あのな、やっぱり君は頭でっかち。
先に書いた「国際経済」の577Pにスイス・アメリカ・イタリアの30年間の
インフレ率と利子率のグラフがあるけど、いっくらでも在るよ。
利子率よりインフレ率が高い状況。アメリカなんて1973~80年までの7年間も
継続した時代が存在する。
「中央銀行には出来ない」じゃなくて「日銀はあほー」っていうだけだよ。
もうちょっと、謙虚にな。君にも日銀にも言いたいよ。ほんとに。 - 972 :554=557:2002/05/25(Sat) 17:26
- >すりらんか
(出先からアクセスする。ちょっと今は読んで反論する暇が無いので書き込みだけ。)
>>957を言い換えると、キミは実質金利のマイナスを排除するのだから、
例の「隙間」を広げるには名目金利の上昇が必要となる。
・名目金利 = 実質金利 + インフレ率 …(9)
から、名目金利を上昇させるにはインフレ率を上昇させることになる。
しかし、もう再度言うが、
キミの「理論」では「実質金利にも非負制約(負となるのはショッキング!とのこと)」
があり、「利子率が均衡水準になることも想定していない」から、キミの考えでは結果的に常に
・インフレ率 < 名目金利 …(10)
の中で、できるだけ実質金利を下げることになる。
財政を考えるとこれは現在のデフレ不況と同じであるし、
名目金利の継続的な上昇を意味し、この長期維持の可能性について疑問である。また、
・当初は実質金利(非負制約あり!)のあるべき数値レンジが非常に小さく、現在インフレ率が
マイナスで、高止まっている実質金利をそのような狭いレンジに維持する(常に名目金利を
越えない率の インフレを起こす)のは、技術的に考えれば実現不可能 …(11)
であることから、キミが意味しているのは、論理的には
・まずはインフレを起こす …(12)
ではなく、目の付け所が逆で、実際は
・まずは名目金利の引き上げ(金利引き上げ論) …(13)
である。これは
・日銀のオーバーナイト金利のゼロ解除には賛成であった …(14)
ことになる。現在日銀はオーバーナイト金利を限りなくゼロに近く維持するために
金融緩和策をしているので、キミのリフレ金融政策とはつまり
・日銀は金融引き締め(!)をせよ …(15)
ということになる(キミは「なにげに今金融引き締め期」だと言ってるしね)。(16)はつまり
・まず日銀が金融引き締めをする→デフレから脱却できる …(16)
ということになる。 具体的な反論求む。 - 973 :どんたく名無しさん:2002/05/25(Sat) 17:51
- >>971 こんなとこで横槍するけどさーそれって554はクルーグマンの話をせつめいしてたんだろ。そしたら(2)だけじゃなくて(2)∧(3)⇔(4)じゃない?それにクルーグマンは15年キープする計算してるそうだから、(4)を15年間とかそういう長い間できるかどうかということじゃないの?アメリカのそういう年代は不況対策に財政拡大と金融緩和をやってるときに一致するけどそのときずっとアメリカは不況つまりインフレ不況だったし抜け出せたのはその後の共和党政権のプライマリーバランス重視の財政改革と彼らの国際政治によってじゃなかったっけ?これってさーイタリアもそうなんだろうけど反論どころか逆に、財政のバランスが大きく崩れていると景気対策のための財政政策や金融緩和が効かないってプルーフじゃないけどエヴィデンスになってるじゃん?
- 974 :どんたく名無しさん:2002/05/25(Sat) 17:53
- 語るに落ちたって感じがするよ>>971 by横槍
- 975 :すりらんか:2002/05/25(Sat) 18:02
- >キミは実質金利のマイナスを排除するのだから
馬鹿馬鹿しくてイヤになってきた.別に実質金利がマイナスになら
なくても緩和効果があると言ってるだけ.>>966読んでなんでそん
な話が出てくるのか不思議です(読んでないがとか言ってるけどな
ら中途半端なレスしないでいいよ).しかも,ず~~っと言い続け
てる「均衡に近づけば今よりマシ」と言う反論にも,「貴方の均衡
金利の語義って普通のマクロのそれと違うよ」という指摘にも答え
てない.ついでに,
>インフレ率 < 名目金利
>の中で、できるだけ実質金利を下げることになる。
>財政を考えるとこれは現在のデフレ不況と同じであるし
ドーマー条件の話?実質経済成長率は0or負じゃないとこれは言え
ませんよ. - 976 :dell:2002/05/25(Sat) 18:41
- >我が同朋(?)の554=557殿、ポチ殿
新スレ立てましたので、>>875 >>899へのレスを下記スレでお願いできればと思います。
http://www.ichigobbs.net/economy/index.html?25543018#1
(日銀はより大胆な金融緩和を)
>ドラエモン、すりらんか両御大へ
傍目で見ている限りでは、554=557氏が「逃亡」でもしない限り、1000前での決着は厳しい気がします。
議論が延長戦となった際は、上記スレにてお願いできればと思います。 - 977 :どんたく名無しさん:2002/05/25(Sat) 18:45
- 「日銀はより大胆な金融緩和を」
直リンクです↓
http://www.ichigobbs.net/cgi-bin/readres.cgi?bo=economy&vi=0519&rm=50 - 978 :ドラエモン:2002/05/25(Sat) 19:53
- >>554=557へ
>>954で君は他人の発言を引用して僕が批判を加えていると反論している。そこで、
申し訳ないが、君がそのHNを名乗る前に、僕は君のカキコだと疑惑を持っている
レスが大量にある。もちろん、それが君の物でないなら引用して批判の根拠にする
のはナンセンスだから、ハッキリどれは自分のカキコか明示して貰いたい。以下を
コピペして○×を付けて欲しい。それ無しでは議論できない。
>>522-524
>>526-528
>>532-536
>>538
>>540
>>545
>>553
>>558-561
>>563 - 979 :554=557:2002/05/25(Sat) 19:55
- >>976
居残っていた方が論破したつもりになるだけでこういうのに
「決着」というのはない - 980 :554=557:2002/05/25(Sat) 19:55
- まず言いたいのだが、なぜ>>966といったリンクをつけないのか?非常に読みにくい。
同じように書いてみるが、これを読んでみてどう思うか?
>・マイナスだとしても現行の実質金利が均衡水準に近づくことが資源配
>分の歪みを増幅する理由
実質金利が均衡水準に近づいても資源配分の歪みは残存(増幅がいやなら)する
>つまりは信用され受け入れられる継続的金融緩和は必要条件だといっているのです
インフレ率が「安定的にゼロ以上」というのは基本的認識の相違があるのでこれを別にすれば
現在の金融緩和策が受け入れられない理由は何か?
>明言せず,GDPデフレーターが0を少しでも超えたら引き締めるぞ,という
>メッセージを送っておいて「踏み込み」も何もないと思いますよ.私の認
>識としては日銀にはその目的関数においてデフレバイアスが含まれている
>んじゃないか?
現在の時間軸目標に関する基本的認識が異なっていることが分かった。
>3-5%ターゲットゾーンに関し無制限の売り向かい,買い支えを行うことが
デフレ期待(expectation)があるのだから、供給されたカネはより有利な金融資産を
求めて国外にいき消費には結びつかず、「国内的には」ROA改善には影響しない。これに
対する具体的反論を求む。
>インデックス債の厚い市場
それでは利子率の変動は抑制できても通貨余剰で円建て金融資産の外貨建て金融資産に
対する相対価値低下が加速する。上記と同様の理由なので、将来においても資本流出が
ないということについて説得力のある説明を求む。(インフレで不況脱出するから資本流出が
起きないという話は原因と結果が逆) - 981 :554=557:2002/05/25(Sat) 19:55
- >実質利子率が安定的に負
クルーグマンの主張のような金融緩和によって起こす現象で、
実物経済と恣意的に起こすインフレの関係で起こるのであって、実物経済が良くても悪くても、
規模をはるかに超えるマネーの供給でこの現象が発生しうるのだから、実物経済が悪いと思わない
から起こらないということは言えないし、じゃ、実質利子率の非負制約は撤回するわけだな?
>均衡利子率がマイナス
あ、そうか、均衡利子率だったよな。完全雇用を実現する金利水準が現在の日本ではマイナスで
あるが、現在の均衡名目金利がマイナスなわけがない。どこの説明からそう思ったのか?と
思いながらインフレ率との均衡水準の話をしていた。(だからとにかく>>966とかりんくできないかな)
>ここで,(期待)イン
>フレ率が上がる(名目利子率が一定なら実質利子率が下がる)としても
>状況はすぐには「資本市場での超過需要」には至りません.したがって
>フィッシャー効果による名目利子率上昇までには(現状の実質利子率が
>均衡水準と遠ければ遠いほど)しばらくかかるというわけ.
キミはGDPギャップが相当あるように考えているからそういう認識はそこから自明であるので
説明の必要は無い。私の場合、デフレ不況がそれほど酷く進んだ状況だとは思っていない。
>ドーマー条件
インフレ率<名目金利でなければどうやって実質金利が正に維持しながら
ドーマー条件を成立させるつもりなのか、こっちが訊いている。>>972への反論になっていない。 - 982 :ドラエモン:2002/05/25(Sat) 19:57
- >>979
そんなことはない。僕はこれまでに何度も論破されており、それを公式に表明している。 - 983 :招き猫@休み明け:2002/05/25(Sat) 19:57
- >>973
クルーグマンのいうインフレ率4%15年は、15年続けるではなくてはっきり言って微インフレ
は永遠に続けなければならない、って意味だよ。インフレ率を1%以下にしてしまう怖さ、
デフレの怖さを知っているのか?ということだろう。
>アメリカのそういう年代は不況対策に財政拡大と金融緩和をやってるときに一致するけどその
>ときずっとアメリカは不況つまりインフレ不況だったし抜け出せたのはその後の共和党政権の
>プライマリーバランス重視の財政改革と彼らの国際政治によってじゃなかったっけ?
って、どの共和党政権、誰が大統領?
悪いけどちゃんと、年代をはっきりさせてくれるか?
適当に答えるな。
だいたい、俺たちが育ってきた時代から考えると5%以下っていうのはインフレというに値しないよ。冷戦構造が終結し、競争が激化する時代に突入したんだから、恐ろしいのは供給過剰による
デフレであってインフレじゃないんだ。それを理解しないから、寝ぼけたことをいうんだよ。 - 984 :554=557:2002/05/25(Sat) 19:59
- >>978
>>954ですでに自分の真意を説明したのだから、あとは何の必要がある?
基本的に主題のインフレ・ターゲットの是非とは直接関係ないが、どうして
本題にもどらず、そのような話にこだわるのか?
粘着質なのもほどほどにして欲しい。 - 985 :ドラエモン:2002/05/25(Sat) 20:03
- >>984
では、全て君の発言であるとみなしてもかまわないのか?こだわる理由は、頭の悪い僕からは
>>978で引用したスレのほとんどが君の書いたものとしか思われず、しかも僕の考える君の
論理矛盾が集約的に表されているように見えるからだ。 - 986 :554=557:2002/05/25(Sat) 20:10
- >>985
>では、全て君の発言で
はない(>>954ではっきり説明している)が、
>みなしても
かまわない。
キミの「自尊心」がそういうので満足させられるなら勝手にどう思ってもかまわないよ。
だけど、ちょっとビョーキだぜ… - 987 :ドラエモン:2002/05/25(Sat) 20:18
- 自尊心とかそう言う意味ではなく、単にききたいだけなんだがね。じゃあ、>>554以前の発言
全ては違うと言うことで良いのだね。なら、それでいいよ。でも、>>558-561のうち、HNが
554になってるのは、きみだよね? - 988 :どんたく名無しさん:2002/05/25(Sat) 20:20
- まあまあ、マターリと・・・。ヽ(´ー`)ノ
できれば、どちらも短く要点まとめてマターリと書き込もうよ。
意味の無い煽り罵声は、お互いやめまひょ。 - 989 :ドラエモン:2002/05/25(Sat) 20:23
- >>988
はい。だから僕がツマラナイ誤解をしているようなので、それについて簡単な質問を試みただけ
なんですが、>>986によると、そういうことをするのはビョーキなのだそうで、凹んでます。 - 990 :554=557:2002/05/25(Sat) 20:26
- >>983
クルーグマンの説明を理解してないようなので今度はこっちから横槍する。
4%というのは目標レンジのメジアン値として推計したもの。
インフレになって景気が回復し財政が健全化していった暁には
名目利子率が上がっているだろうから、通常の金融政策が効く状態に
なっているだろうと彼は思っているだけ。
大統領は関係ないが、ニクソンショックからカーター政権までくらいだよね?
レーガン時代を契機にアメリカのマクロ政策と国際政治の方向性が一変した。
最後のは逆じゃないか?「供給過剰が世界的な価格抑制要因」という認識は正しい。
しかし、それだからこそ5%は以前の5%と比較すれば高率のインフレと認識されるわけで。
だから基本的に諸国の一般のインフレ・ターゲットは設定レンジが割と低く
メジアン1-2%程度じゃなかったっけ?
確かニュージーランドはレンジの下限-上限が0-3%とか…? - 991 :ドラエモン:2002/05/25(Sat) 20:46
- スベンソンがニュージーランドの財務省に雇われて中央銀行のパフォーマンス評価のコンサル
タントやってんだよね。そして、そもそも目標の下限がゼロというのが間違ってるとか言って
いたように記憶しておるが、伝聞だったかもしれん。で、BOE(英中銀)の目標は2.5%だ。 - 992 :dell:2002/05/25(Sat) 21:34
- >>990
日本の場合、消費者物価指数の上方バイアス(約0.9%)を考慮して、
下限は1%以上という事ですか?
我が同朋の 554=557殿 - 993 :来週は買わねば・・・:2002/05/25(Sat) 21:40
- どうする日銀-バーナンケ新FRB理事はインフレ目標論者
誌名;週刊エコノミスト P.10
筆者:ベン・バーナンケ・プリンストン大教授
「デフレ下の日本経済と金融政策」/正しい政策主張を貫いた日銀委員
誌名:週刊東洋経済 P.68
著・中原伸之、評・原田泰 - 994 :すりらんか:2002/05/25(Sat) 22:15
- >なぜ>>966といったリンクをつけないのか?非常に読みにくい
自分の過去の発言は覚えているだろうから別にいいんじゃない?
今までそこに文句つけた人はいないし.さらには指摘以来気づい
たときにはつけてるでしょ?
>>980-981(気づいたときはつけるね)
>実質金利が均衡水準に近づいても資源配分の歪みは残存(増幅が
>いやなら)する
これは全くその通り(増幅はないが).で,改善してるでしょ?
>現在の金融緩和策が受け入れられない理由は何か?
これは,かなり昔に銅鑼氏に説得された点なんですよね~.私も通
常の金融緩和の継続でそれが市場に継続性の面で受け入れられるな
ら一番いいんじゃないかと思ってたんですよ.そしたらゼロ金利解
除でしょ.またかよ(バブルつぶし,94年引締に続く大失態だけど
これは日銀が政治的独立性がないからだと思ってた)+新日銀への
信頼感喪失ですよ.日銀が現在のフレームではCPIが0.1%でも+にな
ったら引締に転じかねないし,90年代には度々そうしてきた(GDPデ
フレーターなんかデフレだったのにですよ!)ところから到底現在
の日銀のステートメントにマーケットを説得する理由はないです.
しかも,別スレの頭でdell氏指摘の通り現在金融緩和をしているの
かすら疑問です. - 995 :すりらんか:2002/05/25(Sat) 22:16
- >デフレ期待(expectation)があるのだから、供給されたカネはより
>有利な金融資産を求めて国外にいき消費には結びつかず
為替が円安に触れますからインフレになるわけですよ.
>通貨余剰で円建て金融資産の外貨建て金融資産に対する相対価値低
>下が加速する。
これも円安になると言う以外のことは言ってないでしょ(誰々の資産
ではなく「円建て」の資産への言及だから).ただし,これは「読み
込まれる」でしょうから為替リスクの大きい外国資産への投資はなか
なか大きくはならないんじゃないかしら.
>インフレで不況脱出するから資本流出が起きないという話は原因と
>結果が逆
といいますがGranger causeだけが因果じゃないんですよね.
>じゃ、実質利子率の非負制約は撤回するわけだな?
何いってるのでしょ?私が実質利子率が負にならなくてもよいと言
っているのは>>828あたりですけど
>実質利子率が「下がる」必要はあってもそれがマイナスである必要
>はない.
ってかいてるじゃないの.
>完全雇用を実現する金利水準が現在の日本ではマイナスで
>あるが、現在の均衡名目金利がマイナスなわけがない
だぁかぁらぁ.均衡利子率って概念自体がケインズ・ラムゼイなり
オイラー方程式なりのそれなんだから実質利子率でしかあり得ない
でしょ.ラムゼイモデルが分からないなら一夢庵さんのまとめがあ
るから別スレを捜してみてください.
>インフレ率<名目金利でなければどうやって実質金利が正に維持し
>ながらドーマー条件を成立させるつもりなのか、こっちが訊いている
名目成長率>名目金利,ですから実質成長率と実質利子率間の関係が
重要なんであって,名目金利とインフレ率の大小の問題ではないです.
**************************重要**********************************
>>981
>私の場合、デフレ不況がそれほど酷く進んだ状況だとは思っていない。
あれれ.そういうことだったんですか.とすれば,確かにマクロの
需要政策自体はあまり重要ではない.むしろ大幅な金融緩和は景気
を過熱させるからよくないというわけですね.
**************************************************************** - 996 :招き猫@休み明け:2002/05/25(Sat) 22:16
- >>990
クルーグマンが4%にこだわるのは、ここ15年のアメリカの物価上昇率は平均3%
を越えている。しかも中国の為替はドルに連動している。日本が円安に成功しようと
考えるなら、アメリカの物価水準を超える通貨の減価を受け入れないといけないだろう。
俺はジョージ・アカロフの適正インフレ率に関する論文は知らないが、会計制度も金融
システムも税制もグローバル化を図るなら、金融政策も当然アメリカを意識して成される
べきだ。クルーグマンの言う15年は、日本に取っては永遠という意味だよ。 - 997 :ドラエモン:2002/05/25(Sat) 23:19
- まあ、アメリカが勝手に5%を越えるインフレになって苦しむのに付き合う必要はなし>招き猫氏
- 998 :並盛梅雨だく名無しさん:2002/05/25(Sat) 23:22
- (/_;)/~~~ほ~たるのひぃ~か~り、窓のゆぅ~き~♪
- 999 :招き猫@休み明け:2002/05/25(Sat) 23:24
- でないと円高と資産デフレは止まんないよ。
銀行の信用創造能力が元に戻るまでの間は、覚悟がいるんじゃないですか? - 1000 :招き猫@休み明け:2002/05/25(Sat) 23:25
- あ、せんだ!
- 1001 :並盛梅雨だく名無しさん:2002/05/25(Sat) 23:36
- 借金している相手が相手だし、製品作らせているところはアレだし、
原料供給先はにらんでいるし、アメリカ困るかなぁ・・・ - 1002 :ドラエモン:2002/05/25(Sat) 23:37
- もう書けないよね?書けたりして(藁
>>999 インフレ期待が生じれば、為替には一回ジャンプが起こって、円は150円位になると
想定してるんだが。専門的な話になるが、合理的期待モデルで将来の姿が変わると、現時点で
不連続な資産価格の変化が一般的に生じるんだよ。 - 1003 :並盛梅雨だく名無しさん:2002/05/25(Sat) 23:40
- これ、ログの容量制限しか無いんだ・・。(w
- 1004 :招き猫@休み明け:2002/05/25(Sat) 23:40
- >>1002
あっち引っ越しますね。 - 1005 :招き猫@休み明け:2002/05/25(Sat) 23:41
- >>1003
じゃ、まだ書き込みできる? - 1006 :招き猫@休み明け:2002/05/25(Sat) 23:47
- >>1002
ちょうど、逆「プラザ合意」みたいなことですね。うーん、でもそれにはそうとう力いりますよ。
1990年からのマネーサプライの減少に伴う通貨供給の不足額って、100兆円とかそんな金額でしょう?
先日のスヴェンソン博士の為替150円ターゲット、っていうのはどうですか? - 1007 :並盛梅雨だく名無しさん:2002/05/25(Sat) 23:50
- スレッドまでインフレかよ、
と書いてみるテスト - 1008 :ドラエモン:2002/05/25(Sat) 23:51
- >>1006
凄いね、1000関係ないんだ。でも容量いっぱいになったらきっとファイル壊れるんじゃない?ヤバイから、もう書くの止めよう(といって書いている俺って逝って良し)
スヴェンソンは為替を動かしてリフレの結果を見せてインフレにしようって作戦で、インフレ
期待が形成されれば為替は後から付いてくるって言うのがリフレ派。お後が宜しいようで(w - 1009 :招き猫@休み明け:2002/05/25(Sat) 23:52
- だって、インフレ狙うスレだもーん。
- 1010 :並盛梅雨だく名無しさん:2002/05/25(Sat) 23:53
- インフレはさらなるインフレを招く
危険を実感させるスレだな。 - 1011 :並盛梅雨だく名無しさん:2002/05/25(Sat) 23:54
- そして、破滅への道を辿るのかもね。
- 1012 :ドラエモン:2002/05/26(Sun) 00:00
- なぜなら、レス1000までは書くというコミットメントしかないからな。後は野となれ山となれ。インフレターゲット導入キボンヌ(w
- 1013 :ポチ:2002/05/26(Sun) 00:00
- なんだ、1000超えてもだいじょうぶじゃん。
ドラエモン氏に名指しで書き込むなと言われたから
遠慮してたんだけど。 - 1014 :dell:2002/05/26(Sun) 00:06
- >>1013
下記スレで待ってマース。
http://www.ichigobbs.net/cgi-bin/readres.cgi?bo=economy&vi=0519&rm=50
(日銀は大胆な金融緩和を) - 1015 :並盛梅雨だく名無しさん:2002/05/26(Sun) 00:09
- 言論弾圧も妄想に基づいたものと判明
- 1016 :並盛梅雨だく名無しさん:2002/05/26(Sun) 00:12
- この流れはバブル末期を彷彿とさせるものがあるね
- 1017 :並盛梅雨だく名無しさん:2002/05/26(Sun) 00:15
- インフレターゲットスレの呪い
- 1018 :招き猫@休み明け:2002/05/26(Sun) 00:15
- おおー、バブル再来か!!
- 1019 :招き猫@休み明け:2002/05/26(Sun) 00:17
- 1.音ゲーノウハウ@いちごびびえす ( 41 ) < music >
2.経済@いちごびびえす ( 33 ) < economy >
版別ランキング、なかなか1位は難しいのぉ。 - 1020 :並盛梅雨だく名無しさん:2002/05/26(Sun) 00:17
- やっぱインフレって人を興奮させるんだね。
危険ヤネ - 1021 :並盛梅雨だく名無しさん:2002/05/26(Sun) 00:29
- おいお前らそういうのはやめろよ。
2ちゃんだって「800超えたら新スレ」の頃は
自動スクリプトのスレッドストッパー無しで自主的に新スレに移行してたぞ。 - 1022 :並盛梅雨だく名無しさん:2002/05/26(Sun) 00:31
- 2chの1000取り合戦を見てると
インフレで暴騰して、沈んでいく様を見るようだ・・。 - 1023 :並盛梅雨だく名無しさん:2002/05/26(Sun) 00:32
- って事で、終了~~~
- 1024 :並盛梅雨だく名無しさん:2002/05/26(Sun) 06:30
- バブルの崩壊から回復まではどれくらいの時間がかかるのか?
- 1025 :招き猫@休み明け:2002/05/26(Sun) 10:39
- >>1024
このままだと50年だな(笑)
ただし、永遠に日本が復活しないと言うシナリオもある。
今日本は大きな岐路に立っていると思うよ。 - 1026 :並盛梅雨だく名無しさん:2002/05/26(Sun) 11:02
- >>1025
このスレッドの復興は早そうだな - 1027 :すりらんか:2002/05/26(Sun) 11:23
- だめだってログ容量の方には上限があるみたいだし,失礼だがココの管理人の
技術ではトラブッたときに修正できない怖れもある.せっかくいろいろ議論し
たスレだから保存したいんです.というわけで,
続きは
http://www.ichigobbs.net/cgi-bin/readres.cgi?bo=economy&vi=0519&rm=50
にて!
■■■■■■■■■■■■■■■■■■終了■■■■■■■■■■■■■■■■■■ - 1028 :2ちゃんの相場師:2002/06/02(Sun) 05:35
- これは保存の価値あるな。
うぇぶぺーじで保存しとこう。 - 1029 :お知らせさん:2002/06/02(Sun) 05:35
- このスレッドはレス数が1000を超えました。
次スレがまだだったら、そろそろ新しいスレッドを建ててみてはどうでしょう。