新制度派って何ですか?
economy/0045 / 44 レス / 2000/09/03〜2008/12/12
- 1 :masahiro:2000/09/03(Sun) 21:29
- 教えてください。
法学部出の社会人です。
組織に興味があって、とりあえずミルグラム=ロバーツは
読んだのですが、次に読むとしたら何が良いででしょうか?
あと何となく経済学の中で邪道のような気がするのですが、
もしかして道を誤りかけているのでしょうか?教えてください。 - 2 :しずかちゃん:2000/09/03(Sun) 21:45
- 組織の経済学もそうだけど、比較制度分析、法と経済学、
公共選択論から、制度や慣習を重視する進化経済学まで、
あ、それにゲーム系の経済史とかも、みんな新制度学派
を名乗ってるから、私も何が何だかよく分からないわ。
それから、別に邪道でも邪道でなくても、どちらでもいいのよ。
M=R読んだなら分かってると思うけど、コースが30年代に、
「企業をブラック・ボックスとして見なすような経済学じゃダメ
だ!」と言って、組織の経済学の重要性を説いたんだけど、ずっ
と放置されてたの。そして、70年代ぐらいからようやく発展し
てきたの。ある意味、王道と言えば王道かもしれないわよ。 - 3 :masahiro:2000/09/04(Mon) 04:52
- ありがとうございます。
今後はご説明いただいた流れで、コースやウィリアムソンに
溯って読んでみようと思います。 - 4 :名無しさん@しゃべり場:2000/09/06(Wed) 07:54
- >しずかちゃん
「ゲーム系の経済史」なんてのもあるんだ~
どんな話? - 5 :しずかちゃん:2000/09/06(Wed) 14:29
- 私が頭に描いてたのは、ダグラス・ノースさんみたいなお話よ。
お馴染みの「生産力の発展が経済体制を進化させる」といった、
マイクロ・ファンデーションのない経済史の理論じゃなくって、
人間や集団の合理的選択の結果として経済史を分析しようとしたの。
ノースの本は邦訳がでてるけど、他にも日本語文献はあるのかなあ。
私は全く専門外だから、知らないわ。他の方がレスしてくれたらいいわね~。
海外では、経済史だけじゃなくて、政治史なんかでも、ゲームを使った分析が
けっこう広がっているみたいよ。
2で新制度学派って何が何だかよく分からないって書いたけど、
そもそも、新制度学派の前に(旧)制度学派があるのよね。
方法論的個人主義を採用する正統派経済学を厳しく批判して、
歴史的に形成されるルールや慣習、組織、或いは文化、認識枠組み
(イデオロギー)といった要素を重視したのが、旧制度派経済学者。
ヴェブレンにしても、コモンズにしても、ガルブレイスにしても。
日本だったら、どういった方々が当てはまるのかしら。
ただ彼らは、これらの要素が重要だと主張したところまでは
よかったんだけど、それを体系的に理論化できなかったから、
一人一学派の社会学みたいになっちゃわざるを得なかったのね。
新制度学派の一連の潮流は、これらの旧制度学派が重視した、
歴史的に形成される制度や慣習を、人間の合理的選択の結果として
理解し、ミクロ経済学的に基礎づけようという動きとして、
理解することができるんじゃないかしら。
ただ、そのような基礎付けの仕方が、本当に旧制度学派の人たちの
問題意識を十分に汲んでいるかは別の問題よ。 - 6 :しずかちゃん:2000/09/06(Wed) 14:34
- >04
青木昌彦さんの「経路依存による複数均衡」みたいな
議論も、まさにそういうお話よね。 - 7 :masahiro:2000/09/06(Wed) 15:15
- >>6
進化ゲームと青木昌彦さんというと「歴史的経路依存性」とか、
移行経済問題とかの話ですね。 - 8 :名無しさんのマーチ:2001/03/29(Thu) 18:08
- 最近、また「新制度派経済学入門」というようなマクロ系の本が出たのを
見かけましたが、これもM=Rと同じような流れなのでしょうか? - 9 :すりらんか:2001/03/29(Thu) 20:28
- 「制度派経済学の再検討」 都留重人
のこと?としたら違うし,いわゆるよく言うマクロとは違う話. - 10 :masahiro:2001/03/30(Fri) 17:17
- 本屋で見かけました。
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492312889/qid=985939232/sr=1-1/249-3905831-8958728
内容(「BOOK」データベースより)
本書は、新制度派経済学の主要な要素をやさしい表現で解説するとともに、その理論を経済発展、移行経済、比較経済体制という興味深いテーマに適用し分析している。制度の重要性を理解し、さらには理論としての制度を現実に適用する能力を養うばかりでなく、「なぜ一部の国は豊かで多くの国は貧しいのか」という複雑な疑問の核心に迫ることができるであろう。
内容(「MARC」データベースより)
社会科学としての経済学は、いまや現実の世界で起こっていることを納得がいくように説明できるようになった。制度についての理論をやさしく解説し、移行経済と発展途上経済に適用、分析した経済学入門。 - 11 :すりらんか:2001/04/01(Sun) 02:34
- >>10
用語を見ると近経の比較制度分析とは違う流れの話みたいですね. - 12 :masahiro:2001/04/01(Sun) 09:03
- とりあえず今度買ってみます。
- 13 :HIA:2001/04/06(Fri) 02:44
- 「ゲーム系の経済史」といえば、D.C.Northではなくstanfordのgreifでしょ。(邦訳はないけどね)
あと「新制度派経済学入門」は都留本じゃないです。まああくまで「入門」ですのでM&Rの後に読むのであれば、期待しないほうが無難でしょう。
それより、もう少しまてば(4月中)NTT出版から青木昌彦「比較制度分析に向けて」が出るので、そっちの方がいいと思うけど。 - 14 :masahiro:2001/04/06(Fri) 11:26
- >13
見つけました。ありがとうございます。これから注文してきます。
ttp://www.nttpub.co.jp/vbook/list/detail/2059.html
「比較制度分析」とは,経済制度(たとえば,コーポレート・ガバナンス,金融,政 治,企業の労使慣行,そしてIT革命等に関連する制度)の進化と多様性を理解する ための概念的・分析的枠組である。本書は,制度間の相互依存性や補完性を理解する ために,ゲーム理論を中心とした理論研究の成果を応用,現実経済の歴史や比較に纏わる情報を駆使することによって,新古典派経済学の限界を浮き彫りにする。と同時 に,「制度の体系的研究」として,新しい経済学のパラダイムを提示している。広範 な科学の諸成果を学際的に援用しつつ,制度研究の普遍的方法論を確立しようとする 「比較制度分析」の壮大なビジョンは,世界的にも高い評価を獲得しつつある。長年 にわたって学者生命を懸け,この研究領域の開拓に尽力してきた著者による知的営為 の成果が,この一冊に結実した。「比較制度分析」の誕生を告げる本書は,新しい時代の経済社会の探究,より深い理 解を志す多くの人々に対して,新たな展望を拓く視座を提供するものである。 - 39 :名無しさんの冒険:2005/11/14(Mon) 19:45
- ↑いいかげんにもう荒らすなw
- 40 :名無しさんの冒険:2005/11/14(Mon) 21:30
- >>36
ここはアンタのいる場所じゃないようだから、巣にお帰りw - 41 :名無しさんの冒険:2005/11/15(Tue) 00:06
- 一人何役なんだ?
あと、自論の一つも掲げてない奴とどうやって討論すればいいんだ? - 42 :名無しさんの冒険:2005/11/16(Wed) 16:54
- やつは、性格は卑しいけど、頭いいのはまちがいねえんだから、ねたむなよ。
無関心でいればいいだろ。おまえらが、きにしすぎるから、面白がって、荒らしてんだからw - 43 :名無しさんの冒険:2005/11/16(Wed) 17:41
- ↑頭いいていうより、病人っぽいわw
- 44 :名無しさんの冒険:2005/11/16(Wed) 18:25
- その手の病気で入院してるからヒマなのかもw
- 45 :PK@ゴキブリほいほい:2005/11/16(Wed) 19:59
- 中国、近く外資系企業の優遇税制廃止へ=財政相
[北京 16日 ロイター] 中国の金人慶・財政相は16日、外資系企業向けの優遇税制を近く廃止する方向で準備を進めていることを明らかにした。
現在、中国では外資系企業の所得税率が15%に抑えられている半面、国内企業には通常33%の税率が適用されており、エコノミストから税率格差の解消を求める声があがっている。
同相はビジネスフォーラムで、「外資系企業と国内企業の税率一本化は避けられない」とし、「現在、調査と税制設計を進めている。そう遠くない時期に税率の一本化が実現するだろう」と述べた。
同相によると、政府は「消費志向」の財政政策を検討しており、個人消費を促すため「適切な」対策を講じる方針。
中国政府は以前から、外資系企業の優遇税制廃止を検討してきたが、外資誘致を目指す地方自治体の抵抗で実現が遅れている。
「外資誘致を目指す地方自治体の抵抗で実現が遅れている。」
中国の田中派。
この税制改革は国内政争の火種になるね - 46 :名無しさんの冒険:2005/11/17(Thu) 17:41
- John W. Meyer
Paul R Milgrom
青木昌彦
これら全員スタンフォードだよね。
やっぱり、制度論を勉強したければ、
スタンフォードに行った方が良いの? - 47 :名無しさんの冒険:2005/11/27(Sun) 22:59
- 新制度学派→取引費用を主軸とした制度間調整(組織間調整)の議論
制度学派→制度(歴史)と技術を二分法的におき、社会を進化させることを模索する議論
新制度学派→経済が制度(システム)を作る
制度学派→制度(歴史と諸要素)が経済を作る
新制度学派→ロナルド・コース、ノース etc
制度学派→ソースティン・ヴェブレン、ジョン・K・ガルブレイス
はっきりいって両者は別物。
R U OKAY? - 48 :名無しさんの冒険:2005/11/29(Tue) 21:08
- >>47
新制度学派に入りたいのではなく、
アメリカで制度について学際的に研究したいのです。
青木昌彦の『比較制度分析に向けて』はもとより、
盛山和夫の『制度論の構図』とか河野勝の『制度』とか念頭に置いています。
それぞれ経済学者、社会学者、政治学者です。
John W. Meyer はスタンフォードの社会学の教授です。
D U understand? - 49 :名無しさんの冒険:2005/11/29(Tue) 21:13
- ちなみに、今日読んだ本の中で、
金子勝が青木の『比較制度・・・』を扱き下ろしてました。
経済学者としては異端なんでしょうが、結構、面白かったです。 - 50 :名無しさんの冒険:2005/11/29(Tue) 21:15
- >>46=>>48=>>49です。
なぜか番号がはじかれてしまいました・・・。 - 51 :cloudy:2005/11/29(Tue) 22:06 ◆zDdVtKDoo6
- >>50
トリップつけないと名無しになります。以下参照。
http://www.ichigobbs.net/cgi/15bbs/economy/1062/88-89 - 52 :名無しさんの冒険:2005/11/30(Wed) 00:44
- >>48
アメリカで「制度」を勉強したい、といえば「institute」だぞ?
journal of economic issuesとか、そっち系の話、つまり制度学派。
だから >>47の言ってることと分類の定義はほとんど正解。
ちょっと本読んだだけで、異端とかなんとかいうのは良くないと思うな。
実際、制度学派と新制度学派の違いも理解できずに「制度」って言葉を使って
なにかを論じようとするからおかしなことになるんだ。
ちなみにキミが今言ってる学際的に研究するつもりっていう制度ってのは、
言葉の上の制度であって、経済学的に議論されてきた制度とはぜんぜん関係ないね。
新制度学派とか制度学派っていう「制度」って言葉に惑わされるから踏み違えるんだよ。
現代風に言えば、キミが言ってる制度はinstitutionじゃなくsystemかlogicだな。
できれば日本語じゃなく、英語で物事を考えてみたほうがいいね、迷いたくないならば。
まあ青木の制度論は新制度学派に根ざしてる部分が多いから、彼らが制度というものは
どのようにして作られ、その制度をどういう風にしたいのかを勉強しないと、所詮は
学際的な研究、言っちゃわるいが比較しました~ってだけの論文にしかならないだろうが。 - 53 :名無しさんの冒険:2005/11/30(Wed) 20:02
- >>52
いえ、僕の言っているは、institution です。
制度とは何か、それはいかにして生成するのか、
というのは経済学だけの問題ではありません。
国家や国際機構も「制度」です。
当たり前でしょ、そんなの。
そちらこそ、社会学や政治学の動向に無知なんではないですか?
まあ、経済学の掲示板でこんなこと訊くこと自体、
間違っているのかもしれませんがWWW - 54 :名無しさんの冒険:2005/11/30(Wed) 20:05
- http://en.wikipedia.org/wiki/New_institutionalism
In the 1980s new institutionalism, sometimes called 'neo-institutionalism' has seen a revival of the focus on the study of institutions as a lens for viewing work in a number of disciplines including economics, international relations and political science. Authors like Paul Dimaggio and Walter Powell consciously revisited Weber's iron cage (DiMaggio and Powell, 1991) in the early 1990s. The following decade saw an explosion of literature on the topic across disciplines. - 55 :名無しさんの冒険:2005/11/30(Wed) 20:08
- ちなみに、>>47の定義が間違っていると言った覚えはありません。
- 56 :53:2005/11/30(Wed) 20:10 ◆uTiq23iLo.
- こうですか?
- 57 :53:2005/11/30(Wed) 20:11 ◆uTiq23iLo.
- トリップつけました。
- 58 :名無しさんの冒険:2005/11/30(Wed) 22:02 ◆tV5K0IEFdA
- トリップつけるのはいいけれども
もし指導教官がいるならその人に
聞いたほうがいいんじゃないの? - 59 :名無しさんの冒険:2005/12/07(Wed) 18:22
- 言葉遊びの法学くんには理解できまい。
制度って言葉使いたいならヴェブレンから読み直せ。
もっとも日本でヴェブレンをちゃんと理解してるのは宇沢様ぐらいだが。
>国家や国際機構も「制度」です
それは日本語で言えば組織とか機構って言うんだよ。
制度は歴史的積み重ねで起こってくるんであって
いち政策主体のことを制度っていう表現では言わないの。
てか>>1から何ヶ月経ってるんだ。ぜんぜん進歩してないじゃん - 60 :名無しさんの冒険:2005/12/08(Thu) 15:26
- ↑おい、ぼんくら。
>>54を読めや、かす。
それとも英語読めんのか、ぼけ。
経済学の教科書とジャーナルしか読んだことないくせに、
偉そうにすんな、ごみ。 - 61 :名無しさんの冒険:2005/12/08(Thu) 15:27
- 無知を晒して恥ずかしいやつめWWW
- 62 :名無しさんの冒険:2005/12/08(Thu) 23:00
- ムチでしばかれて羨ましいやつめWWW
- 63 :名無しさんの冒険:2006/09/23(Sat) 21:41
- スレ立てから5年も経って>>53か。
- 64 :名無しさんの冒険:2008/02/23(Sat) 07:19
- ワロス
超ゆったりでワロス
実際5年経って
新制度学派は少々行き詰っているなあ
グライフの本を見ればわかるけど - 65 :名無しさんの冒険:2008/02/23(Sat) 15:30
- むこ殿!!
- 66 :名無しさんの冒険:2008/04/07(Mon) 12:15
- >新制度学派→経済が制度(システム)を作る
制度学派→制度(歴史と諸要素)が経済を作る
むしろ新制度学派のほうが、「史的唯物論」っぽいわけですね。
分析的マルクス主義の人たちと新制度学派の間で交流はあるのでしょうか。 - 67 :名無しさんの冒険:2008/11/05(Wed) 18:14
- 学生だった頃は分からなかったが、今になって気付いた事がある
新制度学派は冷戦下にソ連パラダイムの非効率性を示し、共産国にソ連型公有・計画経済を放棄させる役割を果たしていた
見事に吊られた中国、改革開放、今やアメリカ仕込み新制度経済学者が中国の主流
今度中国をどうするかってのは、また別の話し - 68 :名無しさんの冒険:2008/12/12(Fri) 23:07
- 新制度派経済学の比較制度分析ってことですか?