日銀の金融政策

economy/0035 / 343 レス / 2000/09/01〜2002/11/26

1 :ドラエモン:2000/09/01(Fri) 08:38
見ようによっては、日本に生まれたことをマクロ経済学徒、特に金融
分析の好きな人は感謝しなければなりません。なんて言っても、先進
国中最悪のインフレ高進(第一次石油危機)、先進国中最も見事な政
策運営(第二次石油危機)、マネタリズムに賞賛された80年代前半、
マネーサプライ無視に切り替わった85年以降、史上最悪の過剰引き
締めの90年前後、先進国では70年ぶりの金融恐慌。
ヒューム、リカード、ウィクセル、ケインズ、みんな金融危機を経験
した国と時代の落とし子です。
2 :すりらんか:2000/09/01(Fri) 13:43
さて,ドラエモン先生と私で意見がわかれる量的緩和ですが,

ごく単純なIS-LMでも示されるとおり,金融政策が景気に影響
を与える経路ってのは,金利―>投資というルートなわけです.
しかしこのルートは,LMが水平なケースと,ISが垂直なケース
については有効に機能しない.量的規制のお話は,現状をLM水
平(流動性のわな)のケースと考えて,その解決策にはなって
いるのでしょうが,もしもISが垂直……つまりは投資が利子率
に反応しない状態にあるならば,量的緩和は効果を持たず,あ
る意味,インフレ起こしただけと言うことになるんですね.

IS線が現在どのような形状にあるのかを知るには,「企業投資が
資本調達コストにどの程度左右されているか」で占うことができ
るでしょう.その意味で,(このさいMMは一旦無視^^)直近のキ
ャッシュフローの動向が企業投資にどの程度影響しているかを見
ると言うのが,簡便な判別法になってくるかと思います.直近の
キャッシュフロー―>企業投資の因果がどうなっているのかは,
私はよく知らない(さらに両者の間にグランジャー因果があって
も論理的な因果とは限らない)ので,ドラエモン先生どうぞ,
3 :ドラエモン:2000/09/01(Fri) 13:50
ビックリするほど安定した相関が、過去30年間以上検出できます。実は、
これが大問題で、過剰流動性とか貸し渋りとかと関係なく、なぜ日本の設備
投資はこれほどキャッシュフローと相関しているか(グランジャー因果では
明らかにキャッシュフローから設備投資)わからないのです。アメリカでは
必ずしもここまで相関していない。

このあたりの問題は、例のホリオカ-フェルドシュタイン命題(国内投資
が国内貯蓄と関係していて、国際資本市場の機能に疑問があるという)とも
一部からんでくる大問題の様な気もするんですが・・・。
4 :亀吉:2000/09/01(Fri) 22:33
>03
キャッシュフローといっても、いろいろあるけど
設備と「安定した相関」があるキャッシュフローというのは
どのキャッシュフローを意味してらっしゃいますか?
(1)営業キャッシュフロー
(2)フリーキャッシュフロー
  (=営業キャッシュフロー+投資キャッシュフロー)
(3)当期利益+減価償却費
おっしゃっているのは、たぶん(3)だと思いますが、
ソレの経済的な意味はなんでしょうか?
(流動制約ならば(1)、
 NPVの分母は(2)ですが、
 (3)には意味を見出せません。)
5 :ドラエモン:2000/09/01(Fri) 23:10
>4
>どのキャッシュフローか?
ご想像の通り、税引き後粗貯蓄ですから(3)ということになるんでしょう。僕を
含め、例によって怪しい金融エコノミスト達が使ってるのは、法人企業統計季報の
経常利益/2(最近まで実効税率はほぼ50%だったから)+減価償却費っていう
のです。
>経済的に意味はない。
そうですか。じゃ、撤回します。
6 :ぼけ老人[ぼけ老人]:2000/09/02(Sat) 00:00
ドラエモン氏に追い討ちをかけるようでちと申し訳ないですが・・。
流動性制約仮説には2つの有力な反論があります。
(おそらくドラエモン氏はご存知だと思います)

(1)日本の民間企業の流動資産の額は一貫して設備投資総額を上回っていること。
(2)理論的には投資はQの関数であるが、Qというのは将来収益の期待変数に他ならない。
  現在収益が将来収益の有力な代理変数(予測変数)となっている場合、
  設備投資とキャッシュフローが見かけ上、強く相関しているコトは、
  Q理論から考えて何の不思議もない。

二つとも、吉川大先生の「気合十分な」コメントです(笑)。
少し補足すると、企業収益が例えばランダム・ウォークしているとすると
(実際そう見えます)、将来収益に対する最適予測値は現在収益に等しくなります。
(マルティンゲール性のコトです)
7 :亀吉:2000/09/02(Sat) 00:24
>06
説得的な感じがします。文献名を是非ともお教えください。

ただ、1点。(2)について。
Qにおける「収益」というのは、
フリーキャッシュフローのことだと思いますが、
「フローキャッシュフロー」と「経常利益/2+減価償却費」は、
全然異なる動きをしています。
つまりは、そもそも「経常利益/2+減価償却費」はQとは無縁の関係です。
なので、(2)はの反論はオカシイ感じがしないでもありません。
8 :ぼけ老人[ぼけ老人]:2000/09/02(Sat) 00:43
>亀吉どの
なるほどなるほ。
私はその辺のことは良く知らんのでもう少し詳しく教えて貰えると嬉しいです。
つまり、
「キャッシュフロー→設備投資」と「当期(or経常)利益→設備投資」
の二つを分けて考えるべきということですかな?
06の(1)は前者(流動性仮説)への反論だが、(2)は後者の相関メカニズムに
関する説明であって、流動性仮説とはもともと直結していないということであってます?

出典についてはですな。
「日本経済とマクロ経済学」(吉川洋)をまずあたって見て下さい。
これも今ちと手許にありませんので、吉川マニアの方、どなたか、
出版社、ページorチャプター等、詳細の分かる方おられませんかね?
9 :すりらんか:2000/09/02(Sat) 00:52
>ボケ老人さん

吉川先生はなぜか流動性制約キライなんですよね.
私も流動性制約におんぶにだっこタイプの議論は結
論をあらかじめ前提しているようであまり好きでは
ありません.また,(2)の逆因果の話は,グランジ
ャー因果が論理的因果とは限らないという話の好例.

ただし,全くないかというと,そこまで言い切って
いいのかどうかは疑問です.再反論として,系列企
業とそれ以外について,その投資行動を実証した,
Hoshi, Kashap and Scarfsteinなど如何?
10 :すりらんか:2000/09/02(Sat) 00:56
>ぼけ老人様
おっと,行き違いレスでした.
日マクは東洋経済でしたっけ?英語版(Oxford)は細
かなミスが直ってるので,その方がお奨めかもしれない.
11 :ドラエモン:2000/09/02(Sat) 01:01
先に亀吉さんに言われてしまいましたが、僕が疑問に思っているのもそこなんです。

私もズブの素人というわけではないので、理論的には設備投資は期待収益率と期待
実質資本コストの関係(qと呼びたければそれでもいいですが)で決まるのが筋で、
現実問題としては、それらを如何にして観測可能な変数で近似するかが問題かとい
ことは分かります。

しかし、それにも関わらず、上述の粗貯蓄は1ないし2四半期後の設備投資を異様
に良く予測しており、その関係も長期にわたって安定しています。実際、昨年の春
位から99年末から2000年前半にも名目ベースの設備投資は前年比プラスに転
するだろうと言うことが、この関係から予言されており、実際多くの同業者の悲観
論を尻目に、現実のものとなっているのです。

理論的正当化ができない限り、経験的事実には何の意味もないと言われるのであれ
ば、その通りかもしれません。実際、僕自身が、最近になってこの関係をやたらに
同業者が盲信しはじめたのを暗澹たる気持で眺めているのです。

ですが、以前にもぼけ老人さんと議論したように、アカデミズムとその周辺のやっ
てるVARかなんかでマネタリーベースのGDP変動寄与なんかを根拠にしてる
ブラックボックスに比べれば、まだしも真剣に考えるに値する経験則なのではな
いでしょうか?
12 :ぼけ老人[ぼけ老人]:2000/09/02(Sat) 01:37
>11:ドラエモン氏
>理論的正当化ができない限り、経験的事実には何の意味もないと言われるので
>あれば、その通りかもしれません。

むむむ。
そんなことは言うとりませんぞ。
06で書いたように、その指標(=現在利益環境)は将来収益の非常に
よい予測値なのです。ですからQ理論でその経験則は正当化できると言うておるのです。

>すりらんか氏
カシャップ氏のセミナーには2度ほど出たことがあるのですが、
2度とも、どうにも質問する気が起こりませんでしたなあ。
少なくとも90年代の日本の不況とは問題意識が違い過ぎるとおもっとります。
クレジット・チャンネルの理論は重要だと思いますけどねえ・・。
因みに私もVAR関係はほとんど信用しとりません(笑)。
かなり上手に使わないととんでもないコトになりますな。
あれの悪用はイカンです。
13 :ドラエモン:2000/09/02(Sat) 02:22
>ぼけ老人氏

>06で書いたように、その指標(=現在利益環境)は将来収益の非常に
>よい予測値なのです。ですからQ理論でその経験則は正当化できると言うておるのです。
いや、亀ちゃんの言うとおり、僕の言ってるキャッシュフローは利益ではないのです。
だからqとはつながらない。そこが問題で、僕自身悩んでるのです。
14 :ぼけ老人[ぼけ老人]:2000/09/02(Sat) 02:36
??
なんだが議論がコンランしとりますな。
ドラエモン氏が言う「キャッシュフロー」は、
粗貯蓄、つまり「経常利益/2+減価償却費」であり、
「営業キャッシュフロー」よりもむしろ「利益概念」に近いものでしょう?

どちらにしても、「将来収益のよい予測値」であればそれが利益でなくとも、
Q理論とは矛盾せんのですが・・。
15 :ドラエモン:2000/09/02(Sat) 02:53
いや、まともな投資理論に出てくるキャッシュフローは、亀ちゃんのいうフリーキャ
ッシュフローであって、

税引き後減価償却費控除後の当期利益-投資支出

ではないですか?
16 :ぼけ老人[ぼけ老人]:2000/09/02(Sat) 03:41
>ドラエモン氏
はにゃ。
申し訳ないです。
ドラエモン氏の主張内容が理解できんです。
こんがらかってしまいました。
そのうち一度纏めて書いてもらってもいいですかな?
ごめんなさい。
17 :ドラエモン:2000/09/03(Sun) 02:13
?「ネットキャッシュフローの現在価値の最大化」ではなかったっけ?
18 :ぼけ老人[ぼけ老人]:2000/09/03(Sun) 08:50
>17
ううむ・・。
よく分かりませんが、吉川先生の「日マク」の主張(レス06)の
どこがおかしいのかよかったら教えて下さい。
19 :ドラエモン:2000/09/04(Mon) 10:00
>ぼけ老人師匠

************
*  全面降伏宣言  *
************

げげ、酷い勘違いというか、絶望的厨房化症状が現れているようです。ちょっ
と、これは勘違いというより、オイラー方程式、それどころか利潤極大化条件
そのものを忘れている・・・。極大化するのはネットキャッシュフローの現在
価値だけど、一階条件にでてくるのは(今議論している企業会計的用語法なら)
キャッシュフローと限界投資費用でした。

やっぱり、このBBSに参加して良かったデス。みなさん、余計なもの読ませ
済みませんでした。恥ずかしさのあまり、赤面してます。
20 :ぼけ老人[ぼけ老人]:2000/09/04(Mon) 11:36
>ドラエモン氏
え?
恥ずかしがる必要はないと思いますぞ。
なんだかよく分かっていないのはむしろ私の方な気がしますが・・。
ま、次の話題に行きましょうか(笑)。
21 :ドラエモン:2000/09/05(Tue) 22:47
次の話題に行く前に。

考えてみたんだが、どうも企業会計に毒されてる。もともと、経済的償却額なんて
分からない(だから(G)DPなわけだが)わけですから、税引き後キャッシュフ
ローのほうが経常利益より意志決定に影響する利益指標としては適切である可能性
ありますな。

なんか、現金収支=キャッシュフロー=手元資金のアベイラビリティーみたいな連
想が染みついちゃってるみたいですね。
22 :渦巻き:2000/09/06(Wed) 13:51
恐る恐る発言します。
日本の企業の設備投資額と金融政策との関係については
幾多の実証的な研究があると思いますが
それは結果としての(EX POST)相関を計量経済やマクロの理論を使って
説明しようとしたもの、と理解しています。
一方で、じゃ日本の企業の経営者がどういうプロセスで設備投資を決めているのか
についての地道な調査ってされているのでしょうか?
子供みたいな質問ですみません。
なぜこんな質問をするかというと、渦巻きの元々の専門は、ある分野で
<予想キャッシュフローを使って事業の収益性を分析する>ことだったのですが
日本の公共投資(特に電力会社)や大手企業の方とお話すると
「んなもん関係ないよ」と一笑にふされる、という経験を多くしているのですね。
もちろん統計的に意味の無いサンプルということは承知しているのですが。
どうも金融政策の有効性の議論を読むたび
喉に小骨がささったような気がしてなりませぬ。
ま、年寄りで嚥下能力が下がっているのが主因なのですが(笑)
23 :すりらんか:2000/09/06(Wed) 14:41
>キャッシュフローを使って事業の収益性を分析する>ことだった
>のですが日本の公共投資(特に電力会社)や大手企業の方

でもこれは,渦巻きさんのおっしゃるとおり,資本市場の不完全性
からの影響がもっとも薄いタイプのサンプルでの話ですよね.中小
企業への聞き取りだとかなり違う意見が返ってきそうです.さらに
聞き取り調査によって結論を下すのはかなりむりがあるような気が
する.「意識しないがそれを行う」ってのはよくある話でじゃあり
ませんか?
24 :ドラエモン:2000/09/21(Thu) 13:24
また元に戻って恐縮なんですが、アメリカのデータでキャッシュフローと設備
投資の相関を調べてみると、日本と比較すれば全然綺麗な関係はでません。

これを見ると、どうも普遍的な原理(ぼけ老人師のいうqでの解釈)だけで、
この見かけ上の相関の高さを解決できるか、一抹の疑問は残るみたいです。
25 :すりらんか:2000/09/22(Fri) 22:02
>アメリカのデータでキャッシュフローと設備
>投資の相関を調べてみると、日本と比較すれ
>ば全然綺麗な関係はでません。
これを直に日本の金融市場の不備に結びつける
話が多いですが,直観的には納得できる,80年
代以降についてもこれは当てはまる話なのでせ
うか?
26 :ドラエモン:2000/09/22(Fri) 22:07
ちゃんと因果性テストはしてないけど、感じとしては80年代に入ってアメリ
カの時差相関が崩れているようだ。金融市場の全面開放で国内貯蓄と投資の
関係が崩れたと考えれば良いのだろうが、そうなると流動性仮説に逆戻りす
るのが頭の痛い所。
27 :名無しさん@敬老した?:2000/09/29(Fri) 12:17
郵便貯金、農協系農林系金融機関が存在する
かぎり日銀が金融をコントロールすることは
不可能です。
日本に機能している中央銀行はありません。

だから、日本でクルーグマンにものすごい批判に
さらされることになったんですよ(笑)
28 :ドラエモン:2000/09/29(Fri) 12:24
>27
コントロールってどういう意味? 呼びつけて「お前、あそこに金貸すな」
とか言うって言う意味?それなら、まぁおっしゃるとおりですけど・・・。
でも、今じゃ、普通の銀行にだって、その類の「ご指導」なんてないでしょ。
29 :ドラエモン:2000/09/29(Fri) 12:31
追加

クルーグマンが批判されたのは、
1)あの局面(98年)にマネタりーベースの供給増やすだけでインフレはホントに起こるのか?
2)起こったとして、4%という先生お勧めのインフレ率を維持できるのか?
3)長期金利はインフレ率上昇に先行して上がってしまい、実質金利は低下しないのではないか?
4)インフレに伴う円安の進行は、アジア経済に致命的な打撃を与え、事態をさらに悪化させるのではないか?
5)(実はこれが一番根強い物のような気がするが)そんな簡単な手段で今の経済危機を乗り越えてしまうなんて許せない!!
なんてとこであって、日銀の郵貯・系統金融機関に対するコントロール能力なんて話は聞いたこと無いような・・・。
30 :すりらんか:2000/09/29(Fri) 13:58
>郵便貯金、農協系農林系金融機関が存在する
>かぎり日銀が金融をコントロールすることは
>不可能です。

なんじゃそりゃ.マネーサプライのコントロールがきか
ないという意味でとると,そういう陰謀論みたいな話じ
ゃないのよ(ちなみにわたしはMoneyのコントロールは
難しいだろうと思っているがこんなめちゃめちゃな話で
はない)

>日本に機能している中央銀行はありません。

君は日銀券要らないんだね.くれ.
31 :先公:2000/09/29(Fri) 17:34
>30
まあ、まあ。
お互い、専門を知らない連中には苦労しますね。私なんぞ「先公」なんて
研究資金稼ぎの商売をそのままHNにしたもんだから、専門について「教えて
くださる」方のまあ、多いこと(笑)なかには代わりに学会でコメンテータ
やってもらおうかね、なんて勢いの、鼻息の荒そうな若造さんもいるし。
のんびりいきましょう。
32 :名無しさん@ただいま:2000/10/02(Mon) 03:08
>日銀の郵貯・系統金融機関に対するコントロール能力なんて話は聞いたこと無いような・・・。

そうでしょうか?調整インフレ論がでた当時はクルーグマンは日本の金融制度に
無知すぎるのではないか?という意見が沢山でましたが。

簡易保険や郵便貯金だけでも個人貯蓄の50パーセント強を占めています、
これだけの巨額な貯蓄が金融市場に回っていない状態で
金融市場の調節機構を日銀が保っているといえるでしょうか?

コピペ専門のみなさんどうか教えてください>ドラエモン、すりらんか、先公諸氏
33 :先公:2000/10/02(Mon) 15:41
>32氏
ちと待ちたまへ。老婆心ながら……
きみの引用してる部分は「日銀のコントロール能力」なんて聞いたことがないという話で、
「そうでしょうか?」以後と何がどう矛盾するの?ここは2chじゃないんだから
よく考えて書いてね。そうでないと無視されるからね。

それと、きみの書いた日本語文によれば、
ドラエモン氏・すりらんか氏=「コピペ専門」のみなさんである
かのように読めるが、「コピペ専門」て言葉の意味、解って使ってるか?
上記の両氏は必要な材料をもってくるとき以外、コピペなんかやらんよ。
それと、俺みたいに下手で冗長な文章書いてる元ネタ、どこにいるんだ?
安部公房の小説みたいになってきたぞ。
34 :ドラエモン:2000/10/02(Mon) 15:56
>32
一つ質問。今の時点で、日銀がコールレートの誘導水準をたとえば5%にし
たらどうなります?なにも起こらないんですか?なお、この質問は、XX著
「日本の金融政策とマクロ経済学」の章末問題からのコピペです(嘘)
35 :ドラエモン:2000/10/02(Mon) 16:37
>32
それと、も一つ質問。どこのレスでばれました、僕のコピペ?具体的に
教えてください。
36 :ドラエモン:2000/10/06(Fri) 18:29
なんか、お返事ないんで、僕の方から援護射撃。

確かに、短期金融市場全体から見たときコール市場の規模は、昔は80%
位あったのに、今は40%位しかないとおもう。そして、コール市場での
金利形成に「オープン市場」の影響は大きい。コール市場中心主義の日銀
のグリップは低下している!!(黒田晃生からのコピペ)

でも、オープン市場の拡大と32の議論はあんまり斉合しないよね...
37 :へなへな:2000/10/06(Fri) 20:49
どらえもんさんが、金融市場、金融経済を見る時にポイントにしている
ことって何ですか?

あと、英語も可で、よさそうな実体経済と金融経済の相互作用を扱っていて、
まともなインプリケーションがある本ご存知ありませんか?
38 :すりらんか:2000/10/06(Fri) 23:56
>実体経済と金融経済の相互作用を扱っていて
マッキノンの金融抑圧の話とかこれを意識しているような?
ただ,主に開発経済を意識したお話ですけど(さらに僕が呼
んだのが学部の頃なのでかなりいい加減な可能性アリ).先
進国を意識したこの手の話は僕もあまり詳しくないんですが,
ドラさんぼけ老人さん注目のネタとかありますか?
39 :ぼけ老人[ぼけ老人]:2000/10/07(Sat) 01:07
.
ここ10年で金融面と実体経済の相互作用を扱った秀逸な論文と言えば、
Kiyotaki and Mooreの'Credit Cycles'(確か1997年のJPE)を
挙げたいと思いますなあ。citationも非常に多くなっとります。
これを直接読むのはなかなか骨ですが、清滝さんは、日銀の「金融研究」の中で、
単純化したモデルを紹介しています(しかも日本語)。これを読まない手はないでしょう。
確か「貨幣と信用の理論」だったと思います(何かの単行本にも収録されていたような・・)。
銀行貸出と企業行動のインタラクションが景気変動を拡大するメカニズムが
明快に描写されています。日本のバブルの解明にも役立つと思いますぞ。
40 :すりらんか:2000/10/07(Sat) 01:16
>かの単行本にも収録されていたような

『現代の経済理論』(東大出版)ですね.確かにこれを
あげないのではコピペ呼ばわりされてもしょうがないで
すな.僕のなかで勝手にニューケインジアン(といって
も僕の勝手な括りでの)になってしまっていて思い浮か
びませんでした.
41 :へなへな:2000/10/07(Sat) 23:34
>ぼけ老人さん、すりらんかさんありがとうございました。

「現代経済学の潮流1998(9?)」大山ほか編
にそういえば、清滝せんせのは載ってましたね。

おもしろそうだけど難しそうだな、と思いつつリストに乗っけてありました。

本棚を見たら、ポストケインジアンのミンスキー(人工知能のミンスキーかと始め思った(笑))
の金融不安定仮説関連の本がありました。
インプリケーションはちゃんとしているけど、ポストケインジアンで、定性的議論をするひとだから
正しいけど受け入れられなさそうな本でした。
あと、o’calnel(?)とかいう人のミンスキー単純モデルとかいうのをMITのディスカッションペーパー
をみたことがありました、そういえば

私は卒論の影響でクレジットチャネル支持派です。
どうせならば、金融政策のターゲットとして銀行貸出量をターゲットにしてしまえ!とかいう意見もおもしろいかと。

80年代に、ベンジャミン・フリードマンがアメリカでは銀行信用とGDPの相関がMSよりも安定的
だから、ターゲットにしろとかいう論文書いていましたね。彼は最近どうしてるんだろう。
42 :ドラエモン:2000/10/08(Sun) 01:24
>金融政策のターゲットとして銀行貸出量をターゲットにしてしまえ

これって、吉川先生の主張だよね?少なくとも、マネーサプライなんか見るくらいなら
貸出をみろって言ってるよね?
43 :すりらんか:2000/10/08(Sun) 01:48
日本経済とマクロ経済学,金融政策と日本経済ともに
この主張ですね.マネーとは預金である.預金を決め
るのは銀行の貸出行動であるってやつです.岩田-翁
でいうと徹底した翁側(っていうかもっと極端)です.
44 :すりらんか:2000/10/08(Sun) 01:50
さらに日本経済では企業間信用がものすごく重要な
流動性になっている.ココまで考えるとホント,マ
ネーって何なんだろうと思い始めてしまう.
45 :ドラエモン:2000/10/08(Sun) 02:46
>へなへな君@37

>どらえもんさんが、金融市場、金融経済を見る時にポイントにしている
>ことって何ですか?

アカデミックな経済学から足洗って以降になって見るようになったのは、非金融企業
のキャッシュフローだな。
46 :ドラエモン:2000/10/08(Sun) 10:48
補足:理論的には利潤は大きな意味を持っているが、伝統的なマクロ計量モデル
では推計が難しいこともあって80年代以降は陰が薄くなってた。設備投資が比較
的安定して推移していたころはそれでよかったけど、90年代の激しい変動を説明
するには、やっぱり利潤とかキャッシュフローが重要だと、93年くらいになって
やっと認識した。景気循環のメインエンジンが確定すれば、あとは派生的という事。
47 :ドラエモン:2000/10/09(Mon) 00:26
>37:続き
狭義の「金融市場」といわれると、98年以降は事業債と国債のスプレッドを
気にすることが多いですな。アメリカでも同じ。流動性選好の指標として使える
局面がある。ジャパンプレミアムも同じで、金融システム不安の指標。
48 :へなへな:2000/10/09(Mon) 23:22
>金融政策のターゲットとして銀行貸出量をターゲットにしてしまえ

これって、吉川先生の主張だよね?少なくとも、マネーサプライなんか見るくらいなら
貸出をみろって言ってるよね?

ええ。確かに吉川先生は重視されてますね。
ただ、吉川先生はターゲットとしては金利重視のはず。
直接 信用をターゲットにしろとはいってないでしょう。
昔の窓口規制なんかをイメージするといいのでは?
>信用をターゲット
それと、前にやった信用保証協会をつかった信用拡大政策が強く反応がありましたけど、あれを見ると信用がいかに影響するかを感じました。

マネーサプライは事後的なストック変数であり、
信用は購買力の創造という筋からいくと、信用の方が大切そうですよね。
貯金が増えても使わない人はいますけど、金を借りて使わない人はいませんから。
49 :へなへな:2000/10/09(Mon) 23:28
>アカデミックな経済学から足洗って以降になって見>るようになったのは、非金融企業のキャッシュフロ>ーだな。
非金融企業のキャッシュフローと投資は相関しているということですね?
ただ、日本企業は結構、借り入れの比率が大きくありませんか?
(信用割当が影響するときは、キャッシュフローは特に重要な感じがします)

>狭義の「金融市場」といわれると、98年以降は事>業債と国債のスプレッドを気にすることが多いです>な。アメリカでも同じ。流動性選好の指標として使>える
なるほどなるほど。

>景気循環のメインエンジンが確定すれば、あとは>派生的という事。
「消費は景気の四番バッター」なんて意見もありますが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
いや、吉川せんせいの本最近見てませんけどね。
(どこかで聞いただけで、うろおぼえです・・・)
50 :きり番太郎:2000/10/10(Tue) 00:15
50番
51 :ドラエモン:2000/10/21(Sat) 16:34
実は、いわゆる実務エコノミストの間では、昔から長短金利差(イールドカーブ
の傾き)が、景気の先行指標だという経験法則(?)が信じられてきました。

実際、90年代に入ると、アカデミズムの方でも時系列解析で、金融市場での
相場の動きの含んでいる情報を抽出する話で論文が書かれています。

あと47で僕が書いた国債と事業債の利回りスプレッドというのも、リスク回避
の指標として注目されてきました。

ところが、世界の債券市場の元締めたるアメリカで、財政黒字が発生し、国債の
ネットの発行がマイナスになってしまったため「玉不足」状態が出現しています。

正統な経済理論からすれば、イールドカーブの形状は期待仮説でほとんど説明され
「玉不足」なんていう「需給要因」は、どうでも良いわけですが、果たしてそうな
のか?アメリカで今逆イールドが起こってるわけですが、これが景気後退のシグナル
なのか、はたまた需給の反映なのか?さらに、急激に拡大し始めた国債と事業債の
利回り格差は、流動性選好の高まり(バブル崩壊懸念?)の結果か、それとも相対
的に国債の利回りが資金市場の需給を反映しなくなっている結果なのか?

こんな話で、深刻な議論が戦わされている今日この頃であります。
52 :すりらんか:2000/10/21(Sat) 23:22
>相対的に国債の利回りが資金市場の需給を反映しなくなっている結果

この話結構興味をそそられる.単純に考えると,国債はリスク無しの利
子率を考える際にたいていはベースにしますよね.それが危ういと言う
ことになったりしないのでしょうか.もしこれがあり得るとしたら,ど
んな要因があるだろう.
53 :P2K:2000/10/27(Fri) 20:51
>すりらんか先生@52
「危うい」という言い方がいいのかどうか分かりませんが、米国債自体が米国政府の
財政黒字に伴う買戻しプログラムの中で現実に消却されていってますから、なくなっちゃう
ものをベースにはやっぱりできませんよね。
30年債の銀行間金利に対するスプレッド(スワップ・スプレッド)の推移をみても、
98年のLTCM危機のときに流動性危機で、国債が一時的に買われたのはうなずけるとして、
とくに昨年後半から今年にかけてのスプレッドの拡大は30年債玉が少なくなってレポコストが
跳ね上がったこと以外に理由がみつからない。銀行の決算はみんなよかったですから、信用リスクが
理由ではないです。

WSJなど主要新聞が、長期の指標金利を30年から10年債にきりかえたのはご承知のとおりです。
54 :ドラエモン:2000/10/28(Sat) 01:08
>P2K

でも、市場じゃ最近のネット企業の淘汰とか株安で、信用不安が高まっているという
発言をする向きもあるよね?気の早い奴は来月のFOMCで、利下げに転ずるなんて
言い出してる。
55 :ドラエモン:2000/10/29(Sun) 23:41
日曜日の日経書評欄で吉川せんせが、深尾光洋/日経センター編「金融不況の実証分析」に
以外や好意的な書評をしてましたね。いわゆる量的緩和論に関しては、アカデミズムで
賛成派ないし推進派の急先鋒は岩田規久男・深尾光洋両御大で、吉川氏はどう見ても反対派
ないしどうでも良い派だと思いきや、「実証分析」のなかで過剰準備が3ヶ月物CDレート
に有意な押し下げ圧力を持っていたという結論を認めてらっしゃるようです。

まぁ、吉川氏としては金利がどうなるかが重要だというスタンスを変えない限り矛盾した事
言ってるとは言えませんが。

ともかく、単純なデータ処理の割に、それなりに面白い結論が導かれているようで、本書は
おすすめでしょう。
56 :名無しさん@巨人優勝:2000/10/30(Mon) 13:35
>吉川氏はどう見ても反対派ないしどうでも良い派だと思いきや、
>「実証分析」のなかで過剰準備が3ヶ月物CDレートに有意な
>押し下げ圧力を持っていたという結論を認めてらっしゃるようです。

でも、吉川先生なら、「設備投資の金利感応度はどうせ小さいから、
3ヶ月物が下がろうが、結局大した効果はないはず」と思ってるは
ずですよ。
57 :ドラエモン:2000/10/30(Mon) 22:33
たしかに、有効需要への直接効果は実際それほど大きくないかもしれないが、
3ヶ月物CDレートが下がると言うことは、銀行の資金調達が楽になると言う
意味ですから、97年後半から始まった金融システム不安というか決済システム
危機には有効という意味でしょう。

それにしても、98年秋の資本注入前後の大騒ぎではゼロ金利実行せず、99年
に入ってから発動し、今度はアメリカのソフトランディングが始まる直前に解除
ですから、センスの良さが際だちますね、ゼロ金利(w
58 :へなへな:2000/10/31(Tue) 09:16
>センスの良さが際だちますね、ゼロ金利(w

それを評価するあほエコノミストも素晴らしいセンスですよね。

アメリカはソフトランディングできるのでしょうか・・・。
59 :ドラエモン:2000/10/31(Tue) 09:53
>へなへな氏
ん、僕はゼロ金利自体は「評価する」派なんだが、駄目かしら?

でもって、アメリカのソフトランディングだが、金利=>住宅=>自動車
という総需要コントロールの連鎖自体は機能していて、なんとかなると思う
んだが・・・。問題は2000年問題で騒ぎすぎ、投入した過剰流動性が、
異常な株高を持続させ、結果的に株価低下時の家計バランスシートの大幅
悪化を通じて、累積的な景気悪化過程が始まる可能性が否定できない所じゃ
ないかしらん。ここを乗り切れれば、グリーンスパン氏はホントにスゴイ人。
60 :へなへな:2000/10/31(Tue) 23:21
>ん、僕はゼロ金利自体は「評価する」派なんだが、駄目かしら?
いえいえ、言葉が足りませんでした。ゼロ金利解除を正常な状態への一歩
とかいってしまう人たちがあほエコノミストです。

>金利=>住宅=>自動車という総需要コントロールの連鎖自体
なるほど、日本でもこのパターンでしたね、吉川先生の本によると。

最近、バブル崩壊で影響力を持つのは、証券市場から家計の逆資産効果にくわえ
不動産市場への貸付けが焦げ付いて 金融危機というパターン多いように思うのですが
どうなのでしょうか?
61 :すりらんか:2000/10/31(Tue) 23:37
>へなへなさん
逆資産効果が有意な影響を与えているように私が感じないのは,
富裕層・高齢者層に消費の停滞がそれほど見られないからです.
現時点でもっとも大きな影響を持つように感じるのは,雇用シ
ステムの転換に伴う(要するにリストラ不安),予備貯蓄のよ
うに思いますが如何でしょう.
62 :へなへな:2000/11/01(Wed) 23:25
>すりらんかさん

そうですね。原因は家計のバランスシート問題ではない。
とすると、企業のバランスシート問題があり、そこからリストラが起り、
消費不振という流れという捉え方でいいのでしょうか?
63 :ドラエモン:2000/11/02(Thu) 14:26
>へなへなさん@62

今の日本がまさにそうです。
64 :へなへな:2000/11/02(Thu) 22:29
あたまのなかを整理してみます。

(番号は 影響の順番)

1 金融政策の引き締め
2 証券不動産の暴落
3 企業(特に不動産 建設)のバランスシートが毀損
4 銀行のバランスシート毀損
5 銀行の貸し渋りによって、 不動産、建設の問題が他のセクターに波及
6 リストラ進展 投資現象
7 リストラ不安により消費低下

こんな感じですかな。
65 :ドラエモン:2000/11/03(Fri) 21:30
>へなへな氏@64
リストラ不安もさることながら、そもそも雇用者所得の絶対水準下がってるわけで、
97年後半から98年までを除けば自律的な消費性向の低下は特に目立つわけでは
ないように見えるけど。
66 :すりらんか:2000/11/03(Fri) 23:16
>そもそも雇用者所得の絶対水準下がってるわけで
ただ,足元の所得水準の低下は将来所得の期待値を下げる
(ランダムウォークなら当然だし,オーバーシュートする
かも)と考えると,それも込みの「不安」というならなお
さら強い説得力があるでしょう.
67 :植田[植田]:2001/01/07(Sun) 00:51
ここでも古いスレを掘りかえして恐縮ですが、
話題になってる雇用者所得、下げ止まりつつありますね。
雇用者所得を算出する際、毎勤統計の常用労働者と一人当りの名目賃金(現金給与総額)
を乗じるのだけれど、毎勤の常用労働者は、テクニカルな都合上、労働力調査でいう
常雇よりも下方バイアスがかかっているので、実質ベースでも雇用者所得は
下げ止まりOR緩やかながら改善、といえるでしょう。

( 役に立った! | 元スレ )
68 :植田[植田]:2001/01/07(Sun) 01:01
続いても植田です。
この「毎勤の常用雇用者数」と「労働力調査の常雇者数」の乖離は
日銀調統内でも話題になっています。雇用者所得が個人消費にリレイトする
上で重要なファクターとなるのは当たり前ですが、だからこそ厳密に考える必要が
あるからです。
日銀のダム論、主張したのはいいけれど、なかなか実証できずに苦しんでます。
「もうひとつ下流にダムがあった」とか、「ダムに穴があいている」等揶揄されていますが、
皆さんどう評価されてますか?私自身、個人的な見解を申し上げると、まだ、ダムの水は
満杯ではないから、今の時点ダム論が成り立つわけはないと思います。間違っても
口にできませんが(笑)。

( 役に立った! | 元スレ )
69 :プロボーラー[プロボーラ]:2001/01/12(Fri) 04:47
誰かがどこかで書いているのかもしれませんが、夏のゼロ金利解除に対する批判が増えてきたようです。
他方、批判者の一部は、夏には評価していたようでもあります。
一貫性のない評論家は無視するとして、ここのところの景気動向を踏まえ、皆さんはゼロ誘導を復活する必要があると思いますか?
それとも、このままでよいとしますか?上の植田先生的に言えば、「ダムの水がまたまた枯れ出しているかどうか」です。
ご意見をお知らせください。
70 :羊:2001/01/12(Fri) 22:15
ゼロ金利解除をすると大手ゼネコンが危ないと言われながら
潰れてないし、たいしたことはなかったのなぁというのが感想です。
ダムの水は枯れだしているんでしょうか?企業の業績はよくなって来ている
らしいし。
 ゼロ金利解除ってどういうところが問題なんですか?>プロボーラーさん
 ゼネコンの有利子負債が減っていないとニュースで少し前にありましたが
減ってないのは、景気がよくなったら不良債権でなくなるから減らすつもりは
ないのだというのはめちゃくちゃなことなんでしょうか?有利子負債が
多いためこれからゼネコンやゼネコンにお金を貸している大手銀行
を整理する局面はくるのでしょうか?
71 :プロボーラー[プロボーラ]:2001/01/13(Sat) 03:59
私個人は、十分な判断をするほど話を知らないんですが、ゼロ金利(誘導)を解除する時には賛否がありました。で、賛成派の半分くらいは、景気は危ないかもしれないけど(日銀法が改正されてたのに)
これで動けなかったら独立性が…と言うような話が見られたと覚えています。で、半年後の状況に鑑みてのご意見拝聴というわけです。
企業業績は色々と報道やレポートで改善と言われているのは私も聞いていますし、雇用も(良くはないが方向は)改善基調と言われているのも承知しています。
で、ゼロの話ですが、私は夏の時点ではゼロで引っ張っても良いのではないかと思っていました。問題かどうかは分かりませんが、「緊急避難的な流動性の供給としてのゼロ誘導」ではなく、「覚醒的なインフレ発生に向けたルーズな金融政策」
としてです。ゼロに誘導して効果あるのか?といわれれば、信用創造の破綻がある限り投資までたどり着かないでしょうが、それでもsomething is better than nothingというわけです。
72 :ドラエモン:2001/01/13(Sat) 16:16
ゼロ金利解除のタイミングの問題は、純理論的問題と言うより、外部環境とのかねあいで、去年
の夏というのはまずいと思っていました。理由は二つあって、第一はアメリカ経済です。程度の
差こそあれ、失業率が50年代レベルである4%まで低下した経済が早晩スローダウンしなけれ
ばならないことはコンセンサスだった。だとすれば、尤も目立って上昇しているIT株中心のナ
スダックは大幅に調整する。それに対する連動性を高めた新日経平均も大幅に調整する。これが
実体経済にフィードバックしてくる。だとすれば、そうなる前に可能な限り拡張圧力をかけてお
くべきだろうということ。第二は、不良債権処理と株式持ち合い解消圧力が、企業収益回復故に
たかまるというパラドックス。

この2点を考えれば、目先の急激な企業収益改善を理由にゼロ金利を解除するのは早計だろうと
言うことだったのですが、残念ながら懸念したとおりの事態に陥りつつあります・・・
73 :プロボーラー[プロボーラ]:2001/01/13(Sat) 19:48
そんな中で、ドコモの資本調達が話題ですが、株式市場に流れるお金が一定だとしたら株価下落になりますけど、新規資金の流入なんてことにはならないんでしょうか。
ドコモって魅力的な会社ではないんですかね?それとも株式市場は(今でも)一部の限られた人が関わる鉄火場なんですかね?
74 :羊:2001/01/13(Sat) 22:04
>残念ながら懸念したとおりの事態
というのは単純にアメリカの株価下落ですか?>ドラエモンさま

>海外投資(企業買収)が必要でその資金を株式発行でまかなおうと
しているとニュースに書いてました。
 新規資金の流入もあるかもしれないなと僕も疑問に感じたのですが
 わからないです。なぜ日本市場で発行するのでしょうね?アメリカ
 のやヨーロッパの株式市場で売るということはできないものなのでしょうか?
75 :ドラエモン:2001/01/13(Sat) 23:18
>羊さん
アメリカ発の株安が日本に飛び火して、少なくとも市場の一部に金融システム不安の懸念が
出てきて、それに対して場当たり的な株価安定化策の話が出てくると言った、一連の連鎖の
ことを「残念」と言ってるわけです。
76 :すりらんか:2001/01/14(Sun) 00:19
>そんな中で、ドコモの資本調達が話題ですが、株式市場に流れるお金
>が一定だとしたら株価下落になりますけど
うん.新聞とかの論調見ててまさに同じところが疑問だったの.経済に
関してなぜみんなゼロサムのことばかり考えるのだろう.貿易とかに関
しても○VS△とかばっかりだもんなぁ.
77 :ドラエモン:2001/01/14(Sun) 01:37
ただね、市場参加者ってのは需給という言葉で、まさにそのゼロサムの話ばっかりしてるのだよ。
あそこの保険会社が国債入札が多かったからどうしたとか、郵貯の満期到来での残高純減がどうだ
とかいった話ばっかり。それを根拠に短期的な期待が形成されるのも事実で、無視は出来ない。
特に、回転売買してるディーラー達はね。
78 :植田[植田]:2001/01/14(Sun) 22:55
>>69
ゼロ金利解除は確かにマインド的にはマイナスだったかも
しれません。ただ、ごく短期の間だけ、長期金利が上昇するなど
の事態もありましたが、今はどうでしょうか?ゼロ金利を解除
したときとその前で、各金利にどのくらい違いがあるでしょう?

とはいっても、やはりマインド面の影響は大きいのでしょうか・・・。
米国やアジア経済の減速といった外性要因に引っ張られた恰好と
なっていて、ゼロ金利解除が原因になっているとは私は思っていない
のですが、こればっかりは証明できないし、。。

( 役に立った! | 元スレ )
79 :すりらんか:2001/01/14(Sun) 23:25
確かに,国外経済の動向をうけてのふしんまでゼロ金利解除の
せいにしている論調には賛同できません.
ただ「台風接近前にドアを開けちゃった」観があるのは確かだと
思うんですよね.アメリカ経済が調整局面(または大調整が近い
)と思われるなかでの引締態度だったわけですから.
80 :ぼけ老人[ぼけ老人]:2001/01/17(Wed) 18:35
>植田先生
ちと覗いたら腰を抜かすかと思いましたよ。
あやうくご本人にメールを出して確認するところでしたぞ。
よもやホンモノではありますまい。
調統の方ですかな?
あまり詮索はよくないでしょうが・・。
もう少し様子を見てからレスしますかな。
81 :すりらんか:2001/01/18(Thu) 00:02
>ぼけ老人氏
おひさしぶり.本人の方にも知らせてあげればどうですか(藁)
82 :牛田モー:2001/01/18(Thu) 00:17
>ぼけ老人氏

ながいことちゃんと仕事に専念されてたようでなによりです.
それともたんに休みとってあそんでたのか?
83 :植田[植田]:2001/01/18(Thu) 00:29
>>80
呆け老人さん、あまり詮索しないで下さいね。
特定されると立場がないですんで(笑)。

( 役に立った! | 元スレ )
84 :?:2001/01/18(Thu) 00:30
私は正体をしってます。だってあなたの隣にいるんだもの(笑)。
85 :質問:2001/01/18(Thu) 01:44
2chの円安→インフレの議論をよんで思い出したのですが、
以前、講演会で某教授が
財政赤字がすすんで、日本の国債から米国債への乗り換えがおこると
それ自体は、良くないことかもしれないが、それによって円安がおこり
円安でインフレになって、実体経済によい影響をあたえるというシナリオを
述べていました。

あっているような気もするし、本当にこんなことおこるの?という気もします。
皆さんはどう思いますか?
現実に起こるかどうかは別として経済学的にみたロジックは正しいのでしょうか?
因みにその教授はこれからは基本的に円安基調で1ドル=150円も十分ありえると
おっしゃっていました。
86 :新世紀名無しさん:2001/01/18(Thu) 02:47
資産の価格があがるのじゃなく、物価があがるだけなのでだめではないでしょうか?
87 :新世紀名無しさん:2001/01/18(Thu) 02:50
追加です。石油の価格が高くなるので原材料費が生産物の
価格に転嫁するまえに高くなるので企業の収益性はさがるでしょう。
88 :新世紀名無しさん:2001/01/18(Thu) 03:19
アメリカの景気が悪くなって、アメリカに行っている資金が日本に戻ってくると
株価があがって、銀行の自己資本も増えるでしょうし、企業の投資も回復するかも。
株価が上がれば消費者の所得もあがって、消費も増えるかもしれない。
 アメリカ向け輸出やアジアを経由してのアメリカ向け輸出は減るかもしれないですが、
むかし日本がバブルのころはアメリカが不況だったので、アメリカ向けの輸出に
響くことはあまりダメージがないのかもしれない。となると、円安になれば
景気が良くなるのではなく、円高になれば景気がよくなるといえるかもしれませんね。
89 :新世紀名無しさん:2001/01/18(Thu) 03:26
さらに。これからアメリカの景気が落ち込んでくるので、
こういう時期に円安にして輸出ドライブを強めると共和党でも
日本たたきをするでしょう。
90 :質問:2001/01/18(Thu) 03:53
>物価があがるだけなのでだめではないでしょうか

期待インフレ率があがると実質金利がさがるので
実体経済に影響を与えるというのがKrugmanなどの主張なので
この点は問題ないのでは?


>円高になれば景気がよくなるといえるかもしれませんね

どうなんでしょうね。
2chの植田スレにのっているNBERの金融政策の論文では
日銀が円安にコミットすると期待インフレ率がたかまり
その結果、上記のルートで実体経済によい影響を与えるという
趣旨らしいですが・・・。
91 :羊:2001/01/19(Fri) 00:16
金利が下がっても投資があがりそうな気がしないのですが、どう思われますか?
ゼロ金利政策って投資を増やすのに有効だったのだろうか?
ゼネコンの負担を引き下げることに有効だったようなきがするのですがどう思います?
92 :ぼけ老人[ぼけ老人]:2001/01/19(Fri) 08:57
>すりらんか氏
さすがにわざわざメールは出しませんが、
今度、植田さん(本物)と会ったら、ここの話しをしておきますよ。
こういうことに目くじらを立てる人ではありませんし、
ひょっとしたら、一言くらい書き込みしてくれるかもしれませんよ。
もっとも確か日銀内のPCは、ネットには繋がってないはずですけどねえ。

>植田さん@15ch
余計な詮索はしませんのでこれからも書き込みして下され。
悪かったですのう。
93 :新世紀名無しさん:2001/01/19(Fri) 11:17
為替、円が安すぎる・日銀総裁
日銀の速水優総裁は19日朝、首相官邸で開いた月例経済報告に関する関係閣僚会議の終了
後、記者団から最近の為替相場の動きに対する感想を求められ、「これはもうちゃんと見
てみないと分からない」と前置きした上で、「日本経済の先行き(に対する懸念の表れ)
との見方はあるが、安すぎると思う」と語った。ただ「輸出にはプラスにもなるかもしれ
ない」とも付け加えた。

アメリカ失速懸念で緊張している時に、こののんびりとした発言・・・
やっぱり、物価は安ければ安いほど良く、通貨は高ければ高いほど良い、なんだなぁ。
マジで宇津だ、氏脳・・・>ALL
94 :ぼけ老人[ぼけ老人]:2001/01/19(Fri) 12:02
>93
ははは。
速見総裁の円高信奉には事務方も参ってますからねえ。
永田町からも霞ヶ関からも、ますます速見下ろしが加速するかも知れませんなあ。
95 :四谷電波系:2001/01/20(Sat) 02:04
今日(昨日)の,日銀の資金供給策の拡充検討ってのはどーよ.
96 :怪人:2001/01/20(Sat) 08:22
>95
翌日物金利は0.25%でメンツにかけても下げられないから、
ターム物金利を低め誘導してお茶を濁そうという魂胆だろう。
そんな芸当できるのか。
97 :ドラエモン:2001/01/21(Sun) 16:07
>95
発表直後、ロンドン市場では「量的緩和決行」という噂でフィーバーした馬鹿が続出。しかし、
RTGSがらみの資金供給ルート確保が本来の意味だろうと言ってやったら滅茶苦茶不評を買った。
ホントに鬱になりそう・・・
98 :へなへな@一段落:2001/01/21(Sun) 21:29
本質的に、銀行行動理論からかんがえて、
銀行の貸し出し行動を制約している問題を解決しない限り、
中央銀行がふつうの量的緩和(ゼロ金利も同じ)をしても
あまりはっきりした効果があるとは?
99 :新世紀名無しさん:2001/01/21(Sun) 22:35
>98
ha?
100 :すりらんか:2001/01/22(Mon) 00:20
>へなへなさん@98
バランスシートが毀損しているから,日銀がコールを下げても
わざわざ自己資本比率の分母を増やしてしまうような,貸出行
動は行われず,信用創造が起きないって話ですよね?量的緩和
論へのメジャーな反論でしょう.それはゼロ金利だから起きる
ことでマネーサプライターゲットならそんなことはないという
のがメジャーな再反論ですね.うーんどっちが正しいのか…….
101 :ミケ:2001/01/22(Mon) 22:40
スリランカさんの再反論、
マネーサプライターゲットなら信用創造が可能という
表現はニュアンスが違うと思います。だって、
ベースマネーが増加することで通貨を増やすことは可能だとしても、
信用創造が起きないことには変わりないですよ。
市場関係者ならわかるかもしてませんが、
結局それは積み上がりってやつじゃないですか。
102 :すりらんか:2001/01/22(Mon) 23:18
>みけさん
どっかに書いてあるかもしれないけど,基本的には私は
日銀は何ですけどね.岩田先生とかは,日銀のオペが買
いきりでない所とかに,乗数効果が働かない理由を求め
ているように思います.
103 :へなへな@一段落:2001/01/22(Mon) 23:33
>すりらんかさん
おっしゃる通りです。

>ミケさん
そうなんですよね。

貨幣は外生的に中央銀行がコントロールできるのか、
それとも、内生的に資金需要+中央銀行の緩和があって始めて増やせるのかという
のなんですよね。

なにかでよみましたけど
「金融政策はひもににている、引っ張ることは出来るけど、押すことはできない」
引き締めによってコントロールは出来るけど、
緩和は貨幣需要の問題があるので中央銀行のコントロールは不完全である。
このあたりが落とし所では?
104 :ドラエモン:2001/01/22(Mon) 23:55
でもね、2000年問題で超緩和した後の一昨年後半から去年のアメリカの株式市場、
RTGS対策でじゃぶじゃぶにしている今の日本(円レート)をごらん。金融政策は
鉄棒とは言えないかもしれないが、紐でもないよ。
105 :へなへな:2001/01/23(Tue) 00:00
>どらえもんさん
それはやっぱり、資金需要があったところに、緩和がフィットしたのでは??
106 :ドラエモン:2001/01/23(Tue) 00:04
そうかな?2000年問題やRTGS対策で需要増えた分だけ供給が増えたなら、資産価格に
影響しないでしょう?だって需要曲線シフトした分だけ増やしたって価格は変わらないんでない?
107 :ドラエモン:2001/01/23(Tue) 22:36
日○WEBからのコピペですが、、、

ゼロ金利政策復活、展望していない・日銀総裁

日銀の速水優総裁は23日午後の記者会見で、金融政策運営について引き続き金融緩和スタンスを
維持して景気回復を金融面から支援する姿勢を示した。先に流動性供給方法の検討を執行部に指
示したことが、先行きゼロ金利に戻ることを念頭に置いたのではとの一部の声についても、「そ
のような展望はしていない」と断言した。総裁は「金利がゼロというのはおかしなこと」だと指
摘、ゼロ金利政策はあくまで異常事態に対応した措置だと強調した。

だそうです。なんか、海外の投資家とかと話するの気が重いですよね。実質金利がどうしたとか、
クルーグマン提案がどうしたとかいう次元じゃないんだもの。名目金利はプラスでなければ変だ
という「論理」でどうやって議論しろと言うの?

なんか、話が振り出しに戻るようで申し訳ないんだけど、僕のような業界人がフラストレーション
に苛まれる理由はここなんです。良いですよ、潜在成長率は1%しかないから今がデフレの瀬戸際
じゃないとおっしゃっても。でも、そうなら財政破綻は必至で、日銀がどう頑張っても日本経済は
既にご臨終でしょう?そうじゃなく、潜在成長率3%位あるなら、今はデフレでしょう?

ここでぼやいてもしょうがないけど、なんとか人に理解できる説明してくれませんかね?>速水総裁
108 :ミケ:2001/01/23(Tue) 23:45
>>106
なかなか納得がいかないのですが、反論する前に、
誤解のないようにもう少し詳しく書いてもらえると
うれしいのですが。
109 :ドラエモン:2001/01/24(Wed) 00:04
>108
まず、RTGSとか2000年問題というのは、一時的な決済システムの機能不全の恐れから、
キャッシュに対する需要が増加することと解釈します。つまり、キャッシュあるいはマネタリー
ベース需要曲線の右方シフトなわけです。

だとすると、それに対する「潤沢な流動性供給」っていう文言の解釈が問題になる。マネー内生
を重視する立場(吉川さん他)なら、もともとマネタリーベースの供給曲線は所与の金利で水平
なはずで、「潤沢」もなにもないですよね。

あえて潤沢というのなら、需要曲線の右方シフト相当分だけマネタリーベース供給を増やすとい
う意味と解釈するしかない。

で、その大きさが需要曲線のシフトと完全に見合いなら、恐らく何も起こらないのでしょう。しかし、
現実には、(好ましいかどうかは別にして)何らかの効果はあった訳です。その効果は何が原因で
結果したのかというのが問題なのではないでしょうか?量的緩和全面否定派なら、何も起こらない
としか言えないのではないのかな?
110 :植田[植田]:2001/01/24(Wed) 00:08
>>106
需要に対応した供給だったからスムーズな供給が
できたということには間違いないと思います。
ただ、一時的な需要という観点からすると、
「資産価格への影響〜〜」といえるのか若干疑問が
残るところです。

( 役に立った! | 元スレ )
111 :yoshie:2001/01/24(Wed) 23:54
>でもね、2000年問題で超緩和した後の一昨年後半から去年のアメリカの株式市場、
>RTGS対策でじゃぶじゃぶにしている今の日本(円レート)をごらん。金融政策は
>鉄棒とは言えないかもしれないが、紐でもないよ。

2000年問題による超緩和でアメリカの株式市場が上がったのなら
年明けからの超緩和の後始末による回収ですぐに反落してなければならない。
また、RTGS対策でじゃぶじゃぶにして円レートが下がったのなら
日本株式は上がらないとつじつまが合わない。
112 :yoshie:2001/01/24(Wed) 23:59
数年前日本が円高で苦しんでいるとき
速水さんは「淘汰されいいことだ。」
と発言しひんしゅくを買ったが
ゼロ金利をやめたのもこれと同じで
速水さんのサド的性格からくるものではないだろうか。
この時期に我々はとんでもない人を日銀総裁に戴いたのではないだろうか。
すでに読まれたかと思うが
数日前の日経夕刊に中前国際経済研究所中前忠氏のコラムが出ていたが
速水さんと同じ思考なのかと思うので紹介する。

日本経済の再生の条件は金利の上昇である。
金利の上昇だけが財政赤字の拡大を困難にし、
生産性の低い企業の退出を促すことができる。
これは市場の役割である。
超低金利に貯蓄が反乱を起こし、
市場がとめどのない財政赤字に危機感を持ったとき、
資本の海外流出が加速し、円安、高金利を実現する。
これは、グローバル化した市場経済の原則といってよい。
これを好機ととらえ、財政再建、経済の効率化といった目標に向けて、
政治が合理的で透明なプログラムで対応できれば、
新世紀の日本は明るい展望を持つことができるであろう。

中前氏をコラムニストとして使い続ける日経は
勇気があるなあと私は毎回思ってしまう。
113 :ドラエモン:2001/01/25(Thu) 01:31
>111
>2000年問題による超緩和でアメリカの株式市場が上がったのなら
>年明けからの超緩和の後始末による回収ですぐに反落してなければならない。

いったん起こったバブルって自己運動するんじゃない?

>また、RTGS対策でじゃぶじゃぶにして円レートが下がったのなら
>日本株式は上がらないとつじつまが合わない。

別に円か株のどっちかが動けばOKじゃないの?
114 :ドラエモン:2001/01/25(Thu) 01:40
ついでに、中前氏の話。

この件は仰るとおり。まさにサディスト。友達と小声で「シバキアゲ主義者」と呼んでます。
メンバーは、中前・武者・速水など・・・
115 :へなへな:2001/01/25(Thu) 01:49
規制緩和万歳。
景気なんて関係ないもんね的、三輪先生も仲間に入れて上げてください。
今日、彼の「規制緩和は悪夢ですか」を立ち読みして、ぶっ飛んでしまいました。
コンテスタビリティの問題とか気にしてないみたいだし・・・。
既得権者の馬鹿げた意見ばかりを攻撃することに意味がないわけじゃないけど
本当に大切なのはそれじゃないだろう、という本です。
116 :怪人:2001/01/25(Thu) 16:17
>115
別に三輪先生は三輪先生でいいんでない。
ただ、「規制緩和&構造改革で景気回復だ!」とか言い出したら
おバカってこと。三輪先生はそんなことは言ってないわけだから。
117 :名無し:2001/01/25(Thu) 18:36
企業を淘汰しても仕方ないのにね
速水も爺で時代が分かってないね
118 :ウルズラ:2001/01/25(Thu) 19:10
速水総裁は信念の人ゆえ実は好きであったりする(*´ー`*)
119 :へなへな:2001/01/25(Thu) 22:37
>うるずらさん
ヒトラーも毛沢東もスターリンもブランチダビディアンの教祖も信念の人でした。
というか、信念の人だろうがなんだろうが、重要なのは発言と行動じゃないですか?
歴史上、信念の人に振り回された悲惨な話しがいっぱい有りますよ。

>怪人さん
いや、三輪先生の場合、規制緩和による効率性というスタンスから語っておられますけど、
その影響力が結果的にマクロ的な問題を起こすという点を気にされてないですよね。
それが、ちと心配でした。
(とうぜん、馬鹿げた既得権益にしがみついている人たちを擁護するつもり全くありません)

なんかの座談会で、2chで大人気の池尾先生が、構造改革やペイオフの促進を主張して
ほかのひとに「ペイオフを早めると、貸し渋り等の問題があるのでは?」
といわれて先生は
「私は、マクロのことは考えてないから」というコメントをしていました。
いや、論文を書くだけならいいのですよ・・・しかし、現実について意見を述べるのであれば
考慮して欲しいわけです。
120 :怪人:2001/01/25(Thu) 23:30
>119
池尾先生はマクロに関しては完全なアンチ金融緩和のしばきあげ論者だな。
あの金融システム危機の時期に「信用のバブルはまだ十分破裂していない」
などと言っていた。確信犯だから三輪先生などよりはるかに悪質。
あの人は、金融システム問題の話だけしていればいいと思う。
121 :すりらんか:2001/01/25(Thu) 23:42
金融緩和と構造改革を結びつけるのは私は好きではないんですよね.
その点では岩田先生に賛同.わけわからん直接的な保護システムの
方こそ問題で,全員に等しく効果が及ぶ金融政策に構造改革効果(
またはそれを送らせる効果)マで期待してどうするんだろうと思う
のですよ.
122 :へなへな:2001/01/25(Thu) 23:57
>すりらんかさん

岩田先生は、はっきりと池尾先生を名指しで批判してましたね。

今日「金融政策の争点」岩田編をかってきました。
豪華面々でたのしみです。
123 :新世紀名無しさん:2001/01/26(Fri) 05:41
規制緩和による効率性というスタンスから語っておられますけど、
その影響力が結果的にマクロ的な問題を起こすという点を気にされてないですよね。

構造改革が遅れるといって、金融緩和に反対するの好ましくないのと同様に、
構造改革をおこうなう時の、デフレ圧力はそれほど気にする必要ないんじゃない?

労働基準や環境問題をたてにとって自由貿易に反対してる人みたい。
124 :ウルズラ:2001/01/26(Fri) 07:29
職責の中での信念なら良いのでは(´ー`)プロ独等の指導者と比較されても困るが。
自分は彼の人が(というか当然この人だけでは無いが)量的緩和をなんとかやらんように
して政府から今後も叩かれると思うとなかなか泣ける(´ー`)
125 :怪人:2001/01/26(Fri) 13:58
>124
そのわけのわからんがんばりが、まさに「まとはずれな信念」なのでは?
126 :へなへな@論理学大好きっ小:2001/01/26(Fri) 23:50
>123さん

>構造改革が遅れるといって、金融緩和に反対するの好ましくないのと同様に、
>構造改革をおこうなう時の、デフレ圧力はそれほど気にする必要ないんじゃない?

>構造改革が遅れる→金融緩和反対
>のぞましくない。
それは、別問題なのに結び付けるからですよね

「同様に」

>構造改革をおこうなう時の、デフレ圧力はそれほど気にする必要ないんじゃない?
論理的に変じゃ有りませんか?
別問題をつなげて論じる非を指摘しておきながら、
「同様に」とつないで、
構造改革→デフレ影響は気にしなくていい。
ここでは、構造改革とデフレは因果関係に有り、その影響は小さいといいたい
わけですね。

これって、
「別問題を結び付ける」ことと「影響はそれほどでもない」
とういうことが論理的に同値であるということではありませんか?

>労働基準や環境問題をたてにとって自由貿易に反対してる人みたい。
どこが、どういうようにそういえるのですか?
ここからみると、
「関係ないものをむすびつける」
「たいして影響がないのに、過剰に結び付ける」
のどっちかですか。

なんか、本論じゃないけど、本論以前に論理が理解できないので・・・。
127 :くろき げん:2002/09/15(Sun) 13:40
大昔のスレを引き出してしまって「どひゃあ」と感じた方いればごめんなさい。

「"ザ・モデル"で経済を語るスレ」での日銀関係の話題
http://matari.ichigobbs.com/cgi/readres.cgi?bo=economy&vi=0545&rs=638&re=665&fi=no
の続きをここに書きます。

ヒクソン・グレイシーさんはブラジルが本拠地なので、もしかしたら日本における日銀の金融政策をめぐる論争がずっとおかしなことになっていることを御存じないかと思ってまとめたのが、
http://matari.ichigobbs.com/cgi/readres.cgi?bo=economy&vi=0545&rr=641&fi=no
で紹介した
http://www.math.tohoku.ac.jp/~kuroki/Readings/yakitori.html
です。もしも日本に遠征に来ていて、この程度のことは当然御存じだとすれば余計なことをしただけだったかもしれない。

さらに、そこからリンクを張っておいた
http://www.math.tohoku.ac.jp/~kuroki/Readings/iwata20020227.html
http://www.math.tohoku.ac.jp/~kuroki/Readings/iwata20020528.html
を見れば日本在住の「インフレ目標付き量的緩和」派の経済学者がどのような政策を提案しているかがわかります。

マクロ面では「インフレ目標付き長期国債買い切りオペ」を提案し、他に株主資本の供給を増やすための「株主資本の供給から得られる収益に対する課税の軽減」とベンチャー企業への資金供給を増やすための「貸付債権の証券化」を提案しています。マクロの政策を効果的にするためには様々な工夫があった方が良い。

上の iwata20020528.html でも少しだけ触れてますが、日本在住の経済学者による金融政策をめぐる議論については『金融政策論議の争点』 (日本経済新聞社 2002) が参考になります。

率直に言って、インフレ・ターゲットを設定すべきだと主張することは日銀に対する“嫌がらせ”のようなものであり、日銀の政策当局者が自分たちがとった政策について消極的な発言を繰り返したことの害を大きく取り上げることは「負け惜しみ」である、という小宮による岩田批判を読んで暗澹たる気持ちになりました。

私はマクロの面でもミクロの面でも岩田の主張は非常にもっともな内容だと思います。
128 :招き猫:2002/09/16(Mon) 22:12
くろきさん
【日本の】岩田規久男を日銀総裁に!【希望】
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1029415189/l50
にならないですかねぇ。
何で現在の総裁候補No.1が田中直樹なんだろう?
田中さん、就任したとしても、勤まらなくてアメリカからつまみ出されると思うな。
129 :名無し不審船:2002/09/17(Tue) 17:47
田中直樹って誰?ココリコ・・・?
130 :"歌舞音曲":2002/09/17(Tue) 22:10
田中直毅です。とマジレス。でも直毅日銀総裁はさすがにないだろう。
131 :名無し不審船:2002/09/18(Wed) 14:28
ニュージーランド中銀、政府と新たなインフレ目標で合意

従来0から3%をインフレ目標としてきたニュージーランド中銀は、23日に総裁に就任
するボラード氏とカレン財務相の間で、あらたに1-3%を目標とすることで合意に達し
た。これは、従来の合意が経済成長の促進に十分でないという判断による。
132 :R:2002/09/18(Wed) 15:17
<日銀>金融政策決定会合で現状維持決める
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020918-00001068-mai-bus_all

もはや、何も言うまい・・。
133 :ドラエモン:2002/09/18(Wed) 15:23
でたー。今日の日銀政策決定会合は、主要10数行からの株式買い入れ(時価)を決めた
ということだ。国債買うのは嫌だけど、持ち合い解消支援は厭わないわけだ。まともな
リフレ政策が発動されなければ無茶苦茶な政策が実行されることになるだろうと予想して
いたが、予想通りの結果となったようだ。
134 :名無し不審船:2002/09/18(Wed) 15:46
>>133
でもさ君、今の状況で金利が高くて、流動性が市中に十分に行き渡らないという事は、
結局いろんな産業がトラストを組んでいて、それが株式の持ち合いや銀行保有という形に
なっているということだと思うよ。最後は、銀行同士の競争を妨げるような制度を
次第に廃止していくんだろうが、都銀から先に当座預金保護解消→ペイオフ解禁で終了とか。
135 :名無し不審船:2002/09/18(Wed) 15:47
>>133
つーか、ほんものの銅鑼師匠?フカーツ? それともザモデル師同様に気まぐれ?
136 :R:2002/09/18(Wed) 16:05
>>133
オヒサ。
ドラエモンは、キャップだから、たぶん本物だね。

つまり、今回はコレがメインですかね。
不良債権のRCC買い取り、日銀が融資検討
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020918-00000201-yom-bus_all
日銀は、金融システムを強化し、デフレ脱却の糸口をつかむには、不良債権の
最終処理を急ぐ必要があると判断している。政府は大手行に対し、今年度中に
10兆円以上の不良債権を最終処理し、うち3兆円をRCCに売却するよう
求める方針をすでに固めている。日銀がRCCに買い取り資金を供給すれば
処理促進の効果も期待できる。
137 :名無し不審船:2002/09/18(Wed) 16:09
コレは、銀行が簿価ではなく時価での買い入れに
同意したと考えていいのか??
138 :↑:2002/09/18(Wed) 16:11
これからすったもんだ、するんでないの?
139 :"ドラエモン":2002/09/18(Wed) 16:11
私はPK初級ですが 何か?
140 :"ドラエモン":2002/09/18(Wed) 16:12
""がウザイね
141 :R:2002/09/18(Wed) 16:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020918-00003081-mai-bus_all
 日銀は18日、政策委員会・金融政策決定会合に引き続き通常会合を開き
金融機関の保有株式削減を促すため、新たな施策を導入することを決めた。
速水優総裁は会合終了後の会見で、「日銀が金融機関から株式を買い取る
ことが基本」と述べた。金融システム安定化のためとはいえ、中央銀行が
株式を購入するのは極めて異例。(毎日新聞)

でた、唖然・・。
142 :名無し不審船:2002/09/18(Wed) 16:54
あれだけ長期国債も外債も絶対に買いたくないって言ってたのに…。
株式はOKとは。
きっと金融政策(仕事)はする気はないけど、それ以外なら何だっていいんだろうな。
それでもやっぱり、なぜ株式は良いのかという点を国民に明らかにするべきだろうが。
143 :名無し不審船:2002/09/18(Wed) 16:59
>>142
本業に手を出すと責任問題になるから。以下メモ。
政策。何らかの特定利益団体へのばら撒き。
緩和。利害の対立するグループの要求を飲む事。
144 :国債はだめで株式はOK:2002/09/18(Wed) 17:29
無茶苦茶だー!!!!!!!!!!!!
145 :名無し不審船:2002/09/18(Wed) 17:35
>>141
それは経済学的にはどういうことになるのですか?
詳しい方の説明キボンヌ!
146 :"歌舞音曲":2002/09/18(Wed) 17:56
日銀の行動規範って本当にわからないね。整合的な理屈はあんのかなあ???
まあ、「物価安定」路線は堅持してるんだからこれも許容範囲ですか。藁
147 :R:2002/09/18(Wed) 18:53
つい先日ETF購入できないって言ってこれはなんだ?
148 :すりらんか:2002/09/18(Wed) 19:04
あーあ,とうとうやっちゃった~.なんで絶対価格は動かしたくないけど
相対価格は動かしたいのかね.はぁぁぁ.しかもどうせ不胎化するんでし
ょこれ?
149 :"歌舞音曲":2002/09/18(Wed) 19:14
おそらく不胎化の必要もないほどマクロ的な影響はないのでは? 例の日銀出資の簿価買取りと
いい、銀行ニコニコ路線でゴーですか。まあ、この発想だと国有化が一番手っ取り早いのではないかい。
150 :R:2002/09/18(Wed) 20:12
銀行は、株を売った金で何を買う?ちゃんと貸し出し増やすのか?
まさか、この期に及んで国債買うんじゃ・・・。いや、多分買う・・。

これでインフレ期待が、どの程度生まれるのか?
これで方向が反転してくれればいいんだが。
151 :R:2002/09/18(Wed) 20:37
つーか、へいぞうに相談無しかよ(w
理解できないって言葉に爆笑させてもらったよ。

趣旨・目的がよくみえない=日銀株買取で竹中経済財政担当相
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020918-00000051-reu-bus_all
152 :すりらんか:2002/09/18(Wed) 20:44
平蔵のコメントまじ面白い(w,でも「日銀が株価変動リスクを負う」という下
りはもう少しどういう意図なのかききたいところ.日銀BS論の疑いあり.でも,
多分銀行は国債買うでしょうね……っていうかそれが個別主体にとって合理的な
んだもの.
153 :招き猫:2002/09/18(Wed) 20:51
わかりやすいなぁ。
くろきさんの教えてくれた情報と、同じ原理だよ。
http://matari.ichigobbs.com/cgi/readres.cgi?bo=economy&vi=0545&rr=641&fi=no
天下り先の業界団体を保護することさ。
OBから公的資金注入になれば、自分たちの立場が危ういって泣き疲れたんだろ
どうせなら、不良債権も簿価買い取りしてもらえよ。
154 :名無し不審船:2002/09/18(Wed) 20:52
>>152
大きく価値の変動する資産を日銀が保有することについて
日銀がどう考えて居るのかってことだろ。
まさか、政府に損失を補填させる気じゃないだろか?ってことでしょ。

突然こんな事されても、評価できんし、理解もできんわな。(w
155 :名無し不審船:2002/09/18(Wed) 20:53
結局、日銀は大手銀行の犬って事か??
156 :"歌舞音曲":2002/09/18(Wed) 21:18
まあ冷静に考えれば、こけそうなところや、この手の政策を期待して株式を保有していた連中にはウハウハな「だけ」でしょうね。別段、マクロ的な状況に変化がないからリフレ派も不良債権処理派も、これからも十分楽しめます。爆

それよりも『中央公論』の浜田論文を読んでいて、浜田さんも榊原提案に違和感がないみたいなのには驚き。
157 :"歌舞音曲":2002/09/18(Wed) 21:25
あと浜田論文では、財務省の為替介入を日銀が不胎化しているというおなじみの論陣をはっている。この証拠に浜田さんは財務省は2002年の5、6月に二兆円づつの介入をしたが、ベースマネー(当座預金残高と外貨準備残高)にそれに見合う動きがないので、おそらく日銀は不胎化をしたと考えている。僕は詳しくはないのですが、この不胎化政策はどんな統計をみればよりはっきりするんでしょうね? やはり間接的にしかわからないのかなあ。
158 :ヒクソン・グレイシー:2002/09/18(Wed) 21:43
なぜ、日銀は長期国債や外債の買いオペをやらずに、株を買うのか全く理解できない。
素直に考えれば、変だと思います。量的緩和やインフレ・ターゲットに反論をいろいろ
考えている割に理解できない行動が多すぎる。
審議委員の人はいったい何を考えているのでしょう。
歌舞さん、すりらんかさんどう思います?
159 :dell:2002/09/18(Wed) 21:56
>>133

ドラエモンさん、復帰おめでとうございます。これからもご活躍を期待しています。

本日発表のあった日銀の株式購入案ですが、ここでは不評なようですね。
今回の日銀案、竹中氏は「趣旨・目的がよくみえない」などと言いますが、株価買い支えではなくあくまで銀行の財務体質改善を助ける「構造改革」支援であるという日銀の意図がよく出ていると思います。
そういう意味では今回の株式購入案は従来の日銀の政策の延長上にあると言えますが、とにもかくにも、懸案である持ち合い株対策として一定の効果は見込めるのではないでしょうか? ファーストベスト、セカンドベストではないにしても、サードベストくらいには評価できると思います。
問題は、これだけでは日本経済浮揚の決定打にはなり得ないだろうということですね。そもそも、日本経済が低迷しているのは株式持ち合いが主因ではないのですから当然です。ファイナンシャルアクセルレーターを反転させるに足るさらなる政策対応が望まれます
。
160 :名無し不審船:2002/09/18(Wed) 22:17
土地でもトウモロコシの先物でもポテトチップでもプルトニウムでも
高速道路でも三菱財閥でも根抵当権でもドラフト指名権でも何でもか
んでも買ってしまえ。

悪のコングロマリット・日本銀行。
161 :"歌舞音曲":2002/09/18(Wed) 22:25
え、銅鑼さん復活してたのか。知らなかった。爆。おめでとうございます。

ヒクソンさんの質問を真剣に考えるうちに日銀のホームページに移動。自然と日銀法を読んでいた。信用秩序を維持するということは日銀のやるべきことなのだが、今日の金融システム安定化政策はhttp://www.boj.or.jp/seisaku/02/sei0233_f.htmでの文言をよむかぎりは、「わが国の不良債権問題は、バブル崩壊の後始末だけでなく、産業構造の転換・調整圧力の増大に伴い新たに発生する不良債権の処理という性格も加わりつつある。したがって、この問題の克服のためには」という信用秩序維持ならぬ、構造改革をも日銀の使命とする価値観が前面にでている。

で、『日本の金融危機』にある地主・黒木・宮尾論文には、90年代に日銀が生産量重視から物価安定重視に政策目的をシフトさせたことを書いている(大急ぎで言えばこの論文は使えるところとまるでだめなところが同居している)。僕はそれ以外にも特に90年代後半から「構造改革」というそれ自体よくわからない政策目的がいつのまにか日銀の行動規範に大きく作用しているということを見逃すべきではないように思える。まあ、みんな知ってることですが。今回のいいかげんな政策はまさにこの偏向した政策目的が現実化したという点で画期をなすような気がする。
もちろんこれは序曲でしょう。
162 :"歌舞音曲":2002/09/18(Wed) 22:30
>dellさん、上にも書いたけど、日銀が構造改革を政策目的にするなどとは日銀法のどこにも書かれてないし、ましてやそんなことを日銀に期待したり付託したことなど過去の民主的な政策手続きをみても一切ないことです。ここはしっかりサードベストなどといわず、金融政策ならぬ邪道と批判すべきです。それはさておき、金融緩和政策の一バージョンにすぎないインタゲを「邪道」扱いしていた小宮老が今日の決定をどう評価するか聞きたいぜ。
163 :"歌舞音曲":2002/09/18(Wed) 22:36
>ヒクソンさん、答えはいまカキコしたように、経済的な説明で考えれば「構造改革」が政策目標に明示的に加わったということです。だから株を買うけど、長期国債や外債は買わない。
164 :名無し不審船:2002/09/18(Wed) 22:41
やばい!
最近、歌舞=銅鑼=PK初級=ザモデルな気が本気でしてきたぞ!
だったら、すげ~よな?
165 :"歌舞音曲":2002/09/18(Wed) 22:44
おい! きみちん、PK初級と一緒にするなよ。藁
166 :名無し不審船:2002/09/18(Wed) 22:44
日本株が下支えされれば、円高要因になるよなあ。
企業収益が悪化するにもかかわらず、株価は高止まりか。

おめでてえな。


10年程度の長期間保有するといってるが、その間に潰れちゃったら
どうするのかね?
売るときはどうやって売るのかね。保有中は議決権行使するのかね。

中央銀行ってのはこうゆうことしていい機関なのかね。
財務省理財局に取って代わろうとしてるのかね。まあオランダやベルギー
なんかは、中央銀行が国家の財産管理(理財)やっているから、そうなり
たいんだろうけどね。

構造改革とか何とか言っているけど、ただ単にゴスバンクになりたいだけ
じゃん。根本的な思想が理解できない。
167 :名無し不審船:2002/09/18(Wed) 22:47
>>165
あやし~な~!
吐いちまったほうがすっきりするぞ(俺も!)
168 :Thumb:2002/09/18(Wed) 22:55
金融機関のディシプリンも視野に入れたリフレ政策をとるべきと
いう意味では最低の決定。
構造改革というよりも、彌縫策でしょう。
言葉ないです。
169 :"歌舞音曲":2002/09/18(Wed) 23:46
>>167 文体は真似ることはできるけど(一夢庵スレの対話編で実現、その他にも最近 略w)
内容は真似られないよ。ザモデルはだいたい何いうかわかってるので内容もふくめて書きやすい
し、PK初級はトンデモでいいし、だけど銅鑼さんのは真似できん。これはおべっかではなく、
まじに。まあ、時事ネタにはこれから気をはりつめてカキコするよ。すりらんか氏にまで退屈されたらこの苺も不幸でしょうしねえ。
170 :323:2002/09/19(Thu) 00:08
>>132
ほんまやで!
ビックリするわ!ある意味ギャグの様相を呈してきてるぞ速水ユウ!
171 :PK初級:2002/09/19(Thu) 00:11
私をネタにするのはやめてください
なにはともあれ、日銀株式購入おめでとう!
まあ、なんでもやってください
より一般化された公開市場操作の一種ですか?
いちおうケインズも良かれとしていたので何某の効果はあると思います
172 :cloudy[cloudy]:2002/09/19(Thu) 00:12
>>154
「中央銀行のバランスシートなんかどうでもいい」というのがこの板および
世界のまともな経済学者達の合意です。
中央銀行の負債の部にのってるのは銀行券が主で、それは不換紙幣なんですから、
一般の企業と違ってB/Sが痛んでも全然平気(返さなくていいから)。
だから、154氏の「政府に損失を補填うんぬん」というのは的はずれ。
竹中氏(および一部のエコノミスト達)が心配してるのは、おそらくは
「日銀の信用が失なわれて円の価値が下落し、一気にインフレが進む」
ということでしょう。こっちの心配も的はずれだと思いますが。

しかし、別の大ニュースでもちきりのときにシレッと発表しましたねえ。狙ってたな。
173 :"歌舞音曲":2002/09/19(Thu) 00:21
銅鑼氏はじめ、現存コテハン大集合ですね、今日は。
>PK初級氏、ごめんね。悪気はちょっとあった。爆
174 :名無しサンバルカン:2002/09/19(Thu) 00:41
実は、北朝鮮に行く事自体が、この前振りだったら
笑えるな。
175 :名無しサンバルカン:2002/09/19(Thu) 01:04
日銀は偉い。ものすごいタイミングだ。白豚学者大臣に「変化球」と揶揄されようと、欧米の教科書にも書いていないことをやりだしたのは、大きな英断だ。
176 :名無しサンバルカン:2002/09/19(Thu) 01:13
>>175
教科書どころか、歴史上に存在しないだろこんな政策・・。
とりあえず俺は、聞いた事無い・・。
177 :ららら:2002/09/19(Thu) 01:16
>>158

ふふふ、ヒクソン氏、速見のおっさんに素直さがあると思うか?
178 :だな~[だな〜]:2002/09/19(Thu) 01:43
何で財務省も日銀も、マクロ政策でなくミクロ政策を
やりたがるのかな~?
179 :名無しサンバルカン:2002/09/19(Thu) 01:49
>>172
>別の大ニュースでもちきりのときにシレッと発表しましたねえ。狙ってたな。

ほんとだよ。新円切り替え発表の時も何かほかの重大ニュースのときだったよ
ね(新円切り替えニュースのせいで何だったか忘れた)。
案外、日本の官僚は凄腕かも?
180 :名無しサンバルカン:2002/09/19(Thu) 01:50
ブッシュが小泉に迫った結果だっていう噂があるけど、ソースある?
181 :323:2002/09/19(Thu) 01:59
>>153
招き猫さん。
くろきさんのどのページを見ればいいのですか?
で、同じ原理ってどういうことですか?
182 :名無しサンバルカン:2002/09/19(Thu) 02:06
>>178
財務省:財政再建を過去に叫んでしまった。
日銀:インタゲ(っていうか、ぶっちゃけた話リフレ自体にも 藁)に反対してしまった。

その心は・・・保身。
183 :名無しサンバルカン:2002/09/19(Thu) 02:08
真の「学者たち」(日銀は官僚にあらず)が自分の頭で考えはじめた。
184 :ららら:2002/09/19(Thu) 02:13
朝日新聞
http://www.asahi.com/business/update/0918/016.html
政府の背中を押すため、日銀がカードを切る必要がある--。様々な構想のなかから「持ち合い解消への関与」という日銀の自己責任で可能なカードが選ばれた。

やっぱアホだこの新聞。
本気で日銀が自己責任取ると思ってんのかね~。
185 :名無しサンバルカン:2002/09/19(Thu) 03:38
>>184
日銀の自己責任ってなんだ??(謎)

>77歳の速水優総裁からは「そんな悠長にやってると、おれの寿命がなくなるぞ」
>とはっぱがかかった。
> 昨年秋から公的資金投入を伴う抜本策を求め続けた速水氏だが
>政府からは受け入れられず、焦りだけが募る。来年3月までの任期は残り少ない。

つまり、任期が切れて新しい金融緩和に積極的な総裁が金融緩和して景気回復したら
金融緩和が足らず不況にしたのは、自分のせいである事がばれてしまう。

だから、日銀は不況の責任を不良債権に乗せる事を最重要視してるだけで
どうしたら、金融緩和が足らず不況にした責任からうまく逃れられるかを考えて考えた結果
自ら不良債権処理をするって事になったんじゃないの?
不良債権処理をせずに景気回復することを最も恐れてるような・・。
186 :一夢庵[一夢庵]:2002/09/19(Thu) 06:10
>>133-185
ドラさん、おひさしぶりです。マタリーとこれからもお願いします。

さて、昨日の日銀の決定ですが、皆さんの意見に僕が付け加えることは
あまりないのですが、2点だけ。

(1)どの銀行の(2)どの株を買い取るか不透明な点も問題だと思います。
187 :2ちゃんの相場師:2002/09/19(Thu) 06:16
まちゃる株買う⇒『銅鑼はよみがえる』
か????
188 :招き猫:2002/09/19(Thu) 08:20
わかったぞ。速見のおっさんが考えていることが。
日銀株買う→インフレターゲット導入→株暴騰→日銀ウマー→職員の給与水準・退職金うはうは。
このコースだ。
後1~2年だ。間違いなくインフレを起こす。

ほんとに、「組織権益」しか考えないやつらだ。
でもよ、奴らが株をもてば、間違いなくインフレになる。
中央銀行はそうで会っちゃいけないんだが・・・

>>181
くろきさんの「焼き鳥」の話ですよ。金融機関をしばきあげる。いじわるする。そして、天下り先の確保と、先輩を優遇させる。結果的に日銀マン個人を有利に導く。
189 :"歌舞音曲":2002/09/19(Thu) 09:00
日経はともかく、今日の朝日の小此木の一面論説はまさに朝日=愚論誘導者としての側面を全面に出している。もちろん日銀の今回の政策はマンセー。政府はこの日銀の英断wにこたえて抜本的な対策に移れとのことだ。それにしても嶋中も喜んでいるようだが、これが本当に量的緩和につながると信じているならおめでたい。
しかし竹中がはずされているところや、柳沢あたりが喜んでいるのをみると、だいたいの政策決定過程がうかがわれる。黒幕は山崎であることは疑いないけどなあ。
190 :招き猫:2002/09/19(Thu) 09:02
どこの組織にも知恵者はいるもんだ
日銀速見  このままでは「国債」を直接引きうけさせられるんじゃないだろうか。
      このままでは日銀のバランスシートが痛むばかりだ(俺の叙勲が・・・鬱)
職員 A  無茶苦茶ですよ。インフレターゲットとか抜かして戦前の二の舞を国民に
押しつけるんです。(俺の退職金が・・・鬱)
職員 B  株を買ったらいいんじゃないでしょうか。
      その上で、インフレターゲットを導入すれば含み益が出て、バランスシートを毀損しません。
職員 A  なるほど、それならば中央銀行の信用も保たれる(俺の退職金も確保される)
職員 C  銀行の保有している株を直接引きうけ銀行の経営を助けるんです。(天下れるぞー)
速見    おおそうか、それは金融システムの安定にも繋がる。

(一同 ほっ)
191 :2ちゃんの相場師:2002/09/19(Thu) 12:21
銀行株で膨大な含み損を抱えているオイラは
日銀に足を向けて練られないのだ。
なんせ,本日前場だけで銀行株10%以上↑だかんな。
192 :招き猫:2002/09/19(Thu) 12:25
>>191
銀行はあなた以上にそう考えているにゃん。これで、金融界は一挙に日銀「マンセー」だにゃ~。
I氏とのお話とメール交換は非常に勉強になった。わかりやすい人たちだにゃ~
193 :名無しサンバルカン:2002/09/19(Thu) 13:46
>>192
I氏って誰よ?
むちゃむちゃ気になんじゃん!
おい、招き!メールをコピペして下さい。
194 :名無しサンバルカン:2002/09/19(Thu) 13:47
>>188
まじ?そこまで日銀は腐ってんの?
ソースどこよ?
195 :名無しサンバルカン:2002/09/19(Thu) 13:50
>>189
ていうか今回の政策決定過程を想像すると、インタゲ発動時の政策パッケージが脆弱なものに
ならないか心配だ。
まじで何考えてんだよ!腐れ共!
196 :招き猫:2002/09/19(Thu) 14:40
今日の日経に載ってるじゃないかにゃ?
>職員A「いま、これをだすしかありません!」
>日銀の信用機構室幹部が先進国でも異例の株式買い取りを総裁や審議委員に進言したのは、日
>銀の金融政策決定会合が終わった17日夕のことだった。

日銀は、とってもバランスシートを気にしているにゃん。これは間違いないにゃ~。
信用を毀損するからにゃ~。

日銀の資産劣化は、行員の待遇と直結するにゃ~。
それだなくても日銀は、保養所などいろんなものを閉鎖させられているにゃ~。
残っているのは東京の某レストランだけにゃん。
叙勲の話は昔、三重野が日経のコラムで「勲章を周りがもらえ貰えとうるさくて困る」とどうどうと書いてたにゃ~。
それも山一や拓銀が潰れた金融危機の最中のことだった。これが日銀の常識にゃん。
くろきさんの日銀貸出コストの不明瞭性と究極のペナルティ「焼き鳥」に関する抜粋
http://www.math.tohoku.ac.jp/~kuroki/Readings/yakitori.html
もちゃんと読むにゃん。
197 :名無しサンバルカン:2002/09/19(Thu) 15:06
日銀はトヨタや任天堂株を引き取り、ゴミはRCCへ。
利益は懐に、ゴミは国民へ・・・
198 :名無しサンバルカン:2002/09/19(Thu) 15:18
>>197
株の持ち合い解消になってないじゃん。持ち合い解消という最低限の建前が守られればよい。
199 :名無しサンバルカン:2002/09/19(Thu) 17:52
「日銀策は無謀な便宜主義」英経済紙が批判〔産経新聞〕
19日付の英経済紙フィナンシャル・タイムズの社説は、日銀が発表した銀行保有株の買い取り策を「無謀な便宜主義」と批判、9月末の上半期決算を乗り切るのには役立っても「長期的には外国投資家を不安にさせる」と予測した。
社説は、伝統的な金融緩和策を尽くさずに銀行株買い取りという奇策を選んだことに疑問を呈し、竹中平蔵経済財政担当相らから異論が出たことを紹介。買い取った株式をだれにとっても公正な形で売却するのは困難だと警告した。
また、不良債権規模の見直し、処理手順の明示、破たん銀行の国有化といった透明で整然とした政策による銀行業界の立て直しが不可欠だと主張した。(共同)
200 :ららら:2002/09/19(Thu) 18:43
ああそうだ。
日銀はデフレ下でのインタゲは「前例がない」と拒否し続けてきたんだよね。
別にもっともらしい理由はなかった。いつものとおりこれとセットで金融政策は効かないという、話をするだけ。

突然の「前例のない」株式の購入とはこれ如何に?

我々は、日銀が積み重ねる矛盾やうそを絶対に忘れてはならないと思う。
201 :名無しサンバルカン:2002/09/19(Thu) 19:44
>>200
うまくいきゃなんでもいいんだよ。結果オーライ。うまくいきそうもないから
批判されるだけ。

>我々は、日銀が積み重ねる矛盾やうそを絶対に忘れてはならないと思う。

こういうガチガチの姿勢って、場当たり主義の対極にあってある意味
かなりキモイ。それとも政治的プロパガンダ?だったらよそ行けよ。
202 :名無しサンバルカン:2002/09/19(Thu) 20:10
>>201

権力の濫用。日銀が堕落した日。
203 :dell:2002/09/19(Thu) 20:36
>>188

本当にそうならいいんですけどね。もし、今回日銀が株を購入する事で、今後の金融政策が株価上昇指向になるなら、歓迎すべきことではないですか、むしろ。
実際、株価というものはデフレでもハイパーインフレでも上がりません。適度なマイルドインフレの時が一番上がるのです。だから、株価の中長期的上昇を意図して金融政策を行っていれば、それほどひどいことにはならないとも言えます。少なくとも今のように、「良いデフレ」などと言ってデフレを容認しているスタンスよりずっといい。
問題は、むしろそんな風に日銀が株価上昇指向にはなりそうにない事でしょう。

今回日銀が購入する金額は1年間でせいぜい4兆円です。公的年金が2-3兆円買う話が日銀の4兆円に変ったに過ぎない。今回の株式購入で銀行の持ち合い株がなくなるわけでもない。むしろ、持ち合い株の大半は銀行の自己資本の一部として計上されており、売れません。相変わらず銀行のバランスシートは、株価に揺さぶられ続ける。ただ、その揺さぶられかたが幾分小さくなるだけです。
しかし、それでも、何もしない(長期国債買い切りオペを月額1兆円から1兆2千億円に増額するくらいしかしない)よりはマシかもしれない。
ともかく、今後どういう政策対応が打ち出されるのかが一番重要だと思います。
例のファイナンシャルアクセルレーター理論から見ても、日銀に持ち合い株を買わせるだけでは、日本経済の本格的な回復は展望できない。

この件についての私の感想を一言で言えば、「なるほど、それで?」というところですね。
204 :"歌舞音曲":2002/09/19(Thu) 20:54
>>203 ちょっと僕の見方は違うな。これは本当の意味の「序曲」。メディアや政治の反応が「良好」なので、これから日銀はこの手の「金融システム安定」政策を、政府が「デフレ対策」(「」づけにするよ)を求めるたびに出してくるに違いない。だから間違ってもここで「マシ」といってはいけないと思う。もし一万歩譲るなら、やはり日銀の政策の影響力は大きいということがあらためて認識させられたぐらいだ。こんな目糞程度の株価対策でも市場は当分(たぶん半月ぐらい 爆)あがり続けるかもしれない。これが本気でリフレ政策に走ったらと思うと…
205 :名無しサンバルカン:2002/09/19(Thu) 20:55
質問:「持ち合い株の解消」は、なぜしないといけないんですか?
206 :招き猫:2002/09/19(Thu) 21:04
>>203
問題はこれだにゃ。
http://www.boj.or.jp/about/kaikei/zaimu011.htm
>税引前当期剰余金(G)=(C)+(F) 平成12年度 13,377億円 平成13年度 14,813億円。

日銀は「国益」じゃなくてバランスシートを気にしてるにゃ。当然、損益計算書も。
かりに、8兆円の株価が10%下がったら、8000億円の赤字が出るにゃ。
でも、株価が、上がればどうなるかにゃ?
207 :招き猫:2002/09/19(Thu) 21:08
あははは。日銀かわいそ~。あれだけフィナンシャルタイムズはじめ、世界からバカにされるような奇策とったのに、午後の小泉講演でもとの黙阿弥。半日しか持ちませんでした。

株やさんの本音は、ショート・カバーの終わった後の「梯子外し」に注意
http://www.asyura.com/2002/hasan14/msg/359.html
だそうです。

で、買った株価が暴落すりぁ、いいんだよ。
日銀が「リスクマネー」の意味が分かって、初めてインフレになるんだからさ。
208 :dell:2002/09/19(Thu) 21:16
>>204

>これから日銀はこの手の「金融システム安定」政策を・・・

具体的にどんな「金融システム安定」政策を想定していますか?
209 :"歌舞音曲":2002/09/19(Thu) 21:53
もちろんRCCへの出資による実質簿価としての不良債権買取りの促進をになうつもりでしょう。銀行の国有化スキームへもなんらかの形で関与するでしょうね。
210 :招き猫:2002/09/19(Thu) 22:08
>>209
>RCCへの出資による実質簿価としての不良債権買取り
本当?そんな蛮勇あるかな?
いや、今回のことを極右から極左へ転換したと表する向きもある。
日銀自爆テロとでも言うべきか。
・・きっと、日銀は正しい順序が解っていなかっただけかもしれない。
211 :dell:2002/09/19(Thu) 22:12
>>209

あー、例のザモデル氏の政策案ですね。
最大の問題は、「不良債権処理」による倒産、失業のデフレ効果ですね。ザモデル師はシニョレッジで十分補えると言っていた記憶があるのですが、本当に大丈夫なのか懸念しています(ところで、シニョレッジの話などは「ザモデル」に入るのでしょうか?)。かなりの混乱が生まれるリスクがあると思います。
そんなやり方よりは、総需要を上げるか地価を上げるかして不良債権問題の解消を図った方が良いと思うのですが、マスコミの論調は「不良債権処理」一色ですね。
この点は、私も大いに懸念しています。
212 :一夢庵[一夢庵]:2002/09/19(Thu) 22:19
>>209-211
>最大の問題は、「不良債権処理」による倒産、失業のデフレ効果ですね。

僕も元々は「不良債権処理+しばきあげ構造改革派」だったんですが、今では
Dellさんと同じ懸念を抱いています。
(やはりフィナンシャルアクセルレーターの仕組みを知ったことが大きいです)

>そんなやり方よりは、総需要を上げるか地価を上げるかして不良債権問題の解消を
>図った方が良いと思う。この点は、私も大いに懸念しています。

同感です。苺で同じ思いの人は多いと思います。
213 :"歌舞音曲":2002/09/19(Thu) 22:35
キーパーソンが誰かということが重要ですね。山崎拓のこれから当分の発言は「観測気球」も含めて重要でしょう。
もちろん招き猫さんがいっているように、ザモデル氏や榊原などが望むような「蛮勇=ハードランディング」がこの国の政治家にできるわけがないでしょう。ただでさえ閣内に不協和音が今回もあったようです。つまり不良債権処理派にとってもはなはだ不本意な小出しの「金融システム安定化政策」が続き、それを日銀はそれを方便に本来の金融政策は棚上げの状態が続くだけでしょう。

でも深尾氏の本なんかにこの株の買取りみたいな手法がすすめられていたけど、僕個人はそんなの「邪道」だと思っていた(または相当追い込まれて最後の矢ぐらいに考えていたので)ので、まともに考えたことがないけど、この買取の額は今後増加する可能性も秘めてるのかなあ?
214 :"歌舞音曲":2002/09/19(Thu) 22:38
>dellさん。シニョレッジなんか全開 藁 でザモデルに入ります。
215 :名無しサンバルカン:2002/09/19(Thu) 22:43
>>212
最近、dell氏がファイナンシャルアクセルレーターをよく口にしていますが、ファイナンシ
ャルアクセルレーターって、誰が言ってる理論なのですか?
参考HPとかないですかね~?
216 :一夢庵[一夢庵]:2002/09/19(Thu) 23:06
>>215 215さん
>ファイナンシャルアクセルレーターって、誰が言ってる理論

提唱者でいちばん有名なのはBernanke(現FRB理事&Princeton大学教授)だと思います。

>参考HPとかないですかね~?
あまりうまいまとめではないのですが、一夢庵が書いたものがあります。
http://matari.ichigobbs.com/cgi/readres.cgi?bo=economy&vi=0545&rs=463&re=464&fi=no
まあ、このスレのかなりの部分がFAに関する議論です。

あとはgoogleで検索してみるくらいしかないようです。。。
217 :dell:2002/09/19(Thu) 23:10
>>213

当分増加はないのではないかと思います。
今回の株式買い取りは、あくまで銀行のバランスシートの安定性を高めるのが目的のようですから、差し当たりこれ以上買い取れないでしょう(自己資本算入分まで買い取ると銀行が自己資本不足に陥るため)。また、上記以外の目的で、あの日銀が簡単に株式購入をするとはチョット考えられないのではないですか?

>>214

そうなんですか?
以前、ザモデル師が「金融政策を考えられるザモデルが存在しない」と嘆いていたような記憶があったものですから・・・。
218 :dell:2002/09/19(Thu) 23:11
>>215

ファイナンシャルアクセルレーターについては、北坂真一著「現代日本経済入門」(東洋経済)第5章にわかりやすい解説があります。(ちなみに、この本の第2章、第8章はあまり良くありません)
また、この板の下記スレ(401以降)でこの議論がなされており、論文も紹介されています。
http://matari.ichigobbs.com/cgi/readres.cgi?bo=economy&vi=0545
219 :"歌舞音曲":2002/09/19(Thu) 23:41
>dellさん、そのときのザモデル氏の意図は「貨幣やを他の資産を明示的に導入した形で金融政策の波及経路を十分に考えられるモデル」で満足なものがまだないという意味ではないかと思います。ただ確かにKiyotaki-Mooreらはその方向に猛然とトライしているようですし、一方でBernankeやStiglitzなども同じく猛然とトライしていると思います。で、いまのところリフレ派が依拠できるモデルとしてはFAが有望だということではないかと思います。
220 :招き猫:2002/09/19(Thu) 23:48
こんばんわ。今日は全員参加に近いですね(笑)
dellさん、北坂さんの新本ではなく旧本「資産市場と景気変動」の105pの注にちびっと載っているんです。一夢庵さんが教えてくれました。
>Bernanke Gertler and Gilchrist(1996)はこのメカニズムのことをfainancial accelerator とよんでいる。

この北坂氏の仕事の評価すべき点は、中小企業のファイナンス及び設備投資の増加が地価上昇と
非常に深い相関性があることを立証したことでしょう。
221 :dell:2002/09/19(Thu) 23:51
>>219

ま、ザモデル師の意図は本人に聞かないとよくわからないですね。

後半の4行は同意です。
「情報の非対称性」がキーになるかなという印象を持っています。
222 :dell:2002/09/19(Thu) 23:57
>>220

>この北坂氏の仕事の評価すべき点は・・・

そう思います。
ちなみにダメなところは、「バブル」論だと思います。
北坂氏の場合、どうもこの「バブル」論で目を曇らされているように思われます。
223 :"歌舞音曲":2002/09/20(Fri) 00:02
今日の苺経済板のアクセス数はひさしぶりに高水準だったね。昨日から銅鑼氏はじめコテハン総力大結集に、話題の面白さとあと久しぶりの荒らし対策もあったし。あ、ここはロビーじゃないか。しかし日銀もこんな対策でバランスシートの悪化を心配するぐらいならなんでインタゲやらんのか? 不思議でたまらん。やはり利権か?
224 :招き猫:2002/09/20(Fri) 00:06
dellさん
>>218>(ちなみに、この本の第2章、第8章はあまり良くありません)
この北坂氏の分析で欠けている点は、地価・株価などの資産価格にかかる税と現預金にかかる税の違い、つまりコストの問題について殆ど意識していないことですね。出発点のボタンを掛け間違いている(2章)から、結果(8章)が間違っちゃうんですよ。その点歌舞さんが教えてくれた「不動産市場の経済分析」の方が「税」の問題に多少なりとも、踏み込んだ分析をしています。

より本質的なことは、中小企業のファイナンスとの問題は量だけでなく「期間」の問題が非常に大きいと思います。設備投資の法定償却は、建物は45年です。ですが、そんな長期のファイナンスは絶対無理です。設備は15年ですが、例えば京セラの稲森さんの「実学」にも出てきますが、本当に成長性のある産業では、法定償却などしていたのでは、競争に勝てません。設備投資の更新期間がもっと早いんです。だから有税償却しないといけない。ここが一番のポイントだと思います。税法上の償却期間とファイナンス期間に整合性が取れないんです。しかも、法人税がべらぼうに高い。

歌舞さん、海外の論文を引っ張ってくるだけじゃなくて、ここら当たりの突っ込んだ論議が絶対必要だと思う。
225 :"歌舞音曲":2002/09/20(Fri) 00:10
あ、それとdellさん、シニョレッジをたとえばSidrauski型のモデルの中で論じることもできますから、これも立派な「ザモデル」の一種です。そんなわけでシニョレッジ自体のモデルビルディングの難しさというよりも主にマネーや他の資産を加味した金融政策の波及経路を扱うことが数段難しいということだと思います。
226 :"歌舞音曲":2002/09/20(Fri) 00:15
その設備投資の有税償却の問題なんだけど、FAとどう関係するんでしょ。まだ北坂本は読んでないのでわからんのですが。
227 :ヒクソン・グレイシー:2002/09/20(Fri) 00:17
アクセルレーター理論の本質はショックがバランスシートの変化によって増幅し、景気の変動が「持続」する点でしたが、日銀の同調的金融政策はこの「持続」をサポートしている。
私は90年代から現在までの不況は、この同調的金融政策こそが長引く不況の最大の原因であると確信しています。これまで何度も議論しましたが、この点に関して、皆さんのご意見はいかがでしょう。つまり、アクセルレーター理論を金融政策の立場から考えると。
228 :"歌舞音曲":2002/09/20(Fri) 00:34
>>227そうそうヒクソンさんの指摘を支持します。まあ、確かに設備投資の有税償却問題やまたは資産課税も問題かもしれないけど、それよりも日銀の同調的政策(passiveなマネーの供給という発想+利子率一定)に問題があります。経済変動の振幅を大きくしていることは疑い得ないことです。>招き猫さん、税の問題というのは発想的には経済変動を考える上では二義的な意味しかないと思います。確かに重要なのは認めますがやはり議論はある程度セパレートした方がいい。
229 :"歌舞音曲":2002/09/20(Fri) 00:59
で、今回の日銀の政策もしっかりと「日銀同調政策」の枠内ですよね。

http://www.boj.or.jp/seisaku/02/pb/k020918_f.htm

をみればわかるように、4兆円の株を日銀資金で買っても、それが実体経済を活性化させることはないでしょう。所詮、過剰準備となって日銀に吸収されるだけでしょう。まあ、日本銀行当座預金残高を10~15兆円にはこだわらないとは書いてますが、基本はこだわりまくりでしょうね。
で、僕はこの枠組みを外し、さらにインフレ目標を明示していくという政策以外にまともな金融政策はないように思える。買うものはまず長期国債や外債買えばいいでしょう。それに加えてデフレの終了をみこして物価連動債も発行しておこう。

デフレ終焉にそなえる試みとしては以下の論文がいでしょうね。ここに指摘されたのをかんがえておけば、池尾和人氏が今月の『中央公論』で書いている「金融緩和を続けるのを止めて、長期金利の上昇を許容するような政策を日本銀行がとれば、利払い費は急増することになり、それだけで財政破綻を引き起こしてしまうことになりかねない。景気の急激な回復ということさえ、それは金利上昇につながるという意味で、悪夢でしかない状況に至っている」という一見もっともらしいリフレ政策全般への批判を回避できるでしょう。

http://www.mof.go.jp/jouhou/soken/kenkyu/ron041.pdf
230 :招き猫:2002/09/20(Fri) 01:01
ただ、じゃ実質金利は何で決定されるのか、と言う問題だ。資産にかかる税の問題は、資本にとっては「コスト」だろ?
231 :"歌舞音曲":2002/09/20(Fri) 01:03
ちなみにこの池尾氏の長期金利上昇→利払い費増加→財政破綻
という彼のいう「悪夢」は基本的には幸田マインちゃんと同じです。fufufu
で、この種の議論をまともに考えるには中公ラクル新書の『国債暴落』を読まれるといいと思います。
232 :"歌舞音曲":2002/09/20(Fri) 01:20
ちょっと230には不分明なところもあるんだけど。
もし税の問題がFAに作用するものであってもそれは二義的な意味しかもっていない可能性があるということ。ヒクソンさんの考えた日銀政策の方が経済変動の基本を「サポート」しているにちがいないということ=FAを「サポート」しているということ。もちろんB.Fの第二章を思い出そう。資本に対するゆがみのある課税のケースがあったよね。いま一夢庵さんがやってる調整費用(これもFAが採用しているエージエンシーコストの一種)+開放経済モデルこの枠組みで考えれば、設備投資の動学モデルの中で招き猫さんの考えるような歪んだ課税の効果が明示できるかもしれない。
233 :名無しサンバルカン:2002/09/20(Fri) 01:22
僕も最近、実質金利は何で決定されるか、という問題を考えているんですが、
それって物価水準がどのように決定されるか、という問題と裏表
の関係にあると思います。
マネタリーベースの変化と金利水準の変化が、日々の取引にどのように影響を
与えていって、結果としてマクロの物価水準が変化する、その過程を誰か
わかりやすくおせーて。
総需要曲線のシフトとかIS曲線・LM曲線のシフトとかで説明するのではなくて、
あくまで個別の経済主体が、合理的な判断を積み重ねていった結果、物価水準
がどう動くのか、という話が知りたいです。頭の酔いみなさん、よろしくお願い
します。
234 :"歌舞音曲":2002/09/20(Fri) 01:24
で、まだ十分に考えてないけどこのモデルの枠内でさらに開放経済部門は単に「気前がいい」だけだから、別に公的資金を一定の利子率で投資需要に応じてばんなか貸してくれる日銀でもいいかもしれない。藁 招き猫モデルまであとすこしだ。
235 :"歌舞音曲":2002/09/20(Fri) 01:25
「頭の酔い」って、233さん、漏れが酔って寝る寸前なの知ってるねえ。W
236 :"歌舞音曲":2002/09/20(Fri) 01:38
招き猫さん、漏れはもう休みますが、いま書いたB.Fの話は結構まじに使えるかも。かんがえてみそ。
237 :名無しサンバルカン:2002/09/20(Fri) 02:51
>>233
自己レスなんですが、
マネーサプライと物価水準のイメージとしては、
ある実物Aをオークションしているとして、
オークション参加者の手持ち資金の合計が多い方が
落札価格も高くなる、オークション参加者の手持ち資金
の合計が倍になれば、落札価格も倍になる。
だいたいこんなイメージをもっていますが、
だいたいあってますか?
238 :名無しサンバルカン:2002/09/20(Fri) 02:57
今更ながらふと考えた・・・
なぜ、ここに書き込むコテハンたちは、経済学者にならないのだろうか?
学者はそれ以上に頭がいいのだろうか・・・

*すりさんは、助教授らしいですから別ですが・・・
 そういえば、すりさんって何大学の助教授なの?
239 :名無しサンバルカン:2002/09/20(Fri) 03:07
>>238追加
さらに考えた・・・
有名コテハンが集って、『緊急提言 リフレしる!(経済@苺経済板編)』みたいな本を発売
したらいかがか?
本っていう形じゃなくても、HPにPDF形式でUPするっていうのもありだろう。
誰か、本出版スレ立てない(w?

そういえば銅鑼氏はいなくなる前に、本を出版しようかな~とか言っていた気が・・・
240 :一夢庵[一夢庵]:2002/09/20(Fri) 06:44
>>230-232 招き猫さん、歌舞さん
>もし税の問題がFAに作用するものであってもそれは二義的な意味しかもって
>いない可能性があるということ。

お二人の意見を整理するために強引に代表的個人の制約条件を書きます。

[制約条件]
マネー+債券+地価×土地量 = 収入-消費-固定資産税-土地譲渡税

[式の意味]
ある人に、収入があり、その中からある量を消費し、所得税を払い、
残りでマネーか債券か土地を買う。ただし、土地を買うと譲渡税がかかる
(ちょっと不自然な制約条件のような気もしますが、ご容赦を)

(かなり強引ですが)この式で考えると、
1. 招き猫さんはの式の中の税の部分の影響を重視している
 (土地にかかる税の負担増減がFAに及ぼす影響の方が大きいと考える)

2. ヒクソンさんと歌舞さんはマネーの部分の影響を重視している
 (マネーの供給量増減がFAに及ぼす影響の方がより大きいと考える)
となります。
241 :一夢庵[一夢庵]:2002/09/20(Fri) 06:48
(続き)
>>230-232 招き猫さん、歌舞さん

[一夢庵の意見]
直観的にはマネーの供給量の増減(つまり日銀の金融政策)の影響の
方が、税よりも大きいという感じがしています。金融政策はこの世の
ありとあらゆる物の値段に影響しますから。

招き猫さんの意見を単純に否定できないのは、土地を買えば買うほど
税金を多く払わなければならないはずなので、それが土地を買おうと
いうインセンティブを下げている可能性(よって地価が下がる/上がら
ない)を否定できないからです。

比較するならば、土地にかかる税金の影響よりも金融政策の影響の方が
大きい気がしますが、あくまでも一夢庵の直観にすぎません。
まだ、マネーと土地と税金(政府)を入れたザ・モデルに到達して
いないので。。。

>232
>B.Fの第二章を思い出そう。資本に対するゆがみのある課税のケースが
>あったよね。いま一夢庵さんがやってる調整費用(これもFAが採用している
>エージエンシーコストの一種)+開放経済モデルこの枠組みで考えれば、
>設備投資の動学モデルの中で招き猫さんの考えるような歪んだ課税の効果が
>明示できるかもしれない。

これ、練習問題として面白いかもしれないですね。Sec 2.4のPDFを仕上げて
連休に時間があったら考えてみます。

#何も言わなかったら時間がなかったと思ってください(泣藁
242 :一夢庵[一夢庵]:2002/09/20(Fri) 07:28
>>283 283さん
>*すりさんは、助教授らしいですから別ですが・・・

そういう個人を特定するような問いはダメですよ~。
ドラさんに続いてすりらんかさんまで消えちゃうと寂しいでしょ?

>なぜ、ここに書き込むコテハンたちは、経済学者にならないのだろうか?

みんな趣味でここに書き込んでいるから、こんなに楽しそうなんだと思います。

本職の経済学者になると、師匠からは「論文を書かんかゴルァ」と怒られ、
レフェリーからは「I've rejected your 」とか書かれ、ご近所からは
「あの人、経済学者らしいけど、ちっとも景気は良くならないわねぇ」などと
後ろ指をさされる。。。ことはないか。。。

#僕も学生時代(工学部)に一本、論文を投稿したことがあるんですが、
#結局、完全にrejectされまして。。。あれは精神的にきついもんです。
243 :招き猫:2002/09/20(Fri) 10:16
>>232
>ちょっと230には不分明なところもあるんだけど。
説明がへたくそで、申し訳ない。一度誰かが、俺に「一般均衡分析」を学ぶべき、ってアドバイスくれた。スティグリッツのミクロ経済の「一般均衡分析」のレジメを貼り付けたわけだが、
http://matari.ichigobbs.com/cgi/readres.cgi?bo=economy&vi=0595&rr=36&fi=no
>法人税 法人税は資本に対する課税であり部分均衡分析では
>1)投資家 2)消費者 3)労働者 が負担すると考える
>投資家が法人部門への投資の魅力が足らないと考えたとき、非法人部門への投資へとシフトさせる。

つまり、株から別の資産へ資金移動を行う、と言うことだ。
ところが現在の日本じゃ、ゼロ金利の状態、名目的にこれ以上下がらないと言う状態まで落ちているのに法人部門や土地へ資本が戻らない。

>一般均衡分析では経済のすべての投資に関する収益は、均衡においては投資された一ドルあたりで
>(リスクを調整した上で)同じ収益率を得なければならないと言うことに焦点を当てているのである。

それは、何故か収益率がマイナスになっているからだ。

>→経済学者の一般的見解では、法人税はその殆どが消費者と労働者によって負担され、
>企業自体や株主、負債の貸し主の負担はごく僅かである。

というのが普通なのだが、その負担を企業自体と負債の貸し主が「負担」し、税を通じて再分配が行われている。その利得はデフレを通して「消費者」に配られているんじゃないのか、ということだ。アクセレター・メカニズムも解るのだが重要なことは「ゼロ金利の状態、名目的にこれ以上下がらないと言う状態まで落ちているのに法人部門や土地へ資本が戻らない。資本が縮み続けている状態である。その縮みの原因は資本保有コストの問題だろう、ということなんだ。
244 :招き猫:2002/09/20(Fri) 10:39
>>238 >>242    一夢庵
>>なぜ、ここに書き込むコテハンたちは、経済学者にならないのだろうか?
>みんな趣味でここに書き込んでいるから、こんなに楽しそうなんだと思います。

俺は生活かかっているにゃ(笑)
時々、なんで俺がこんなことしてるにゃ?こいつら給料泥棒にゃ!
って考えた時もあったが・・
最近は、ちょっくら運用が上手になったから、まぁ、良かったと考えているにゃ。すごく勉強になるにゃ~。
一夢庵さんなんかも、気が付いてると思うけど、授業料ただの大学院みたいなもんだにゃ(笑)
245 :ドラエモン:2002/09/20(Fri) 11:21
本石町も霞ヶ関も、国民経済より、自分たちの組織としての「私利私欲」で動く
ということを前提に議論すべきなのかもしれない。

だとすれば、日銀にはたっぷり株あるいはETF、財務省にはインフレになると
利払い・元本が増えるインフレ連動国債をこれまたたっぷり発行させるしかないか?

なんか公共的選択の理論というか、露骨な話でみっともないが、仕方ない鴨・・・
246 :ドラエモン:2002/09/20(Fri) 11:31
すまそ。日銀には株・ETFの買い入れです。なんか「先を見ずして、今を誤魔化す」と
いう題名の本でも書くかな(獏
247 :名無しサンバルカン:2002/09/20(Fri) 12:14
>>245
インフレ連動国債の発行予定額は、数千億円ですよ。
248 :名無しサンバルカン:2002/09/20(Fri) 13:54
お金を刷っても ゑ~ぢゃなゐか  ゑ~ぢゃなゐか
            ハイパーインフレ   ゑ~ぢゃなゐか  ゑ~ぢゃなゐか
 +          \\                               //       +
   +       \\ 1㌦1億      よいよいよいよい !! /+
       アヒャヒャヒャアヒャアヒャ       アヒャヒャ  +/■\  /■\
.   +   /■\  /■\  /■\ /■\(  ゚∀゚ ∩∩゚∀゚ )+
      (  ゚∀゚ ∩( ゚∀゚ ∩)( ゚∀゚ )(゚∀゚  )(つ   丿ヽ ⊂丿
 +  (( (つ   ノ(つ  丿(つ  つ⊂ ⊂丿 ( ( ノ ( ( ノ ))  +
       ヽ  ( ノ ( ヽノ  ) ) ) ( ( (  し'し'   し'し'
       (_)し' し(_) (_)_) (_(_)    アヒャヒャヒャ
249 :名無しサンバルカン:2002/09/20(Fri) 13:55
ていうか、日銀ってすごいよね。
自分たちの利権のために、銀行株買い取った。と言われても・・・
結果、日本のためになるのであればしょうがない。と言わしめる。
恐るべし日銀。
250 :"歌舞音曲":2002/09/20(Fri) 13:58
>>247 まあ、当面の財務省の狙いは不明だが、それでも「デフレと共に生きてく」なんて国民全員が覚悟を決めないかぎり、いずれインフレになり、次第に長期金利が上昇していくなんてときにはこの「新商品」は実にお得でしょう。

http://cowles.econ.yale.edu/P/cd/d11a/d1125.pdf

はとてもいい論文ですよ。短期金利と長期金利の意味なんかを考えるときにも必読文献かもしれない。
251 :名無しサンバルカン:2002/09/20(Fri) 14:19
『日銀資金による株式購入は、日銀の国庫納付金の減少を通じて
 結果的に国民負担につながる(出所 ブルームバーグ)』

これは、どういうことですか?
252 :名無しサンバルカン:2002/09/20(Fri) 15:11
>>251
逆のケースで、LTCM破綻などを考えてみるといいでしょう。
253 :名無しサンバルカン:2002/09/20(Fri) 15:58
>>252
LTCM破綻などと言われても、真意が何なのか分かりません(LTCMが何であるかぐらいは分
かりますw)。
経済ドキュンで申し訳ないのですが、簡単に教えてください。
①国庫納付金の減少とは何か?
②それが、どういった経緯で国民負担につながるのか?

もうしわけない。
254 :名無しサンバルカン:2002/09/20(Fri) 16:10
元々、日本銀行は銀行が潰れるのを救うために設立されたんだから、
そんなもんじゃないの。期待しすぎ。
255 :名無しサンバルカン:2002/09/20(Fri) 16:15
>>254
そんなものって、どんなもの?
256 :招き猫:2002/09/20(Fri) 18:03
>>253
http://www.boj.or.jp/wakaru/boj/wnoufu.htm
>日本銀行の利益の大宗は、通貨発行益(銀行券の発行と引換えに保有する金融資産から生じる
>利子収入等)であり、国が日本銀行に銀行券の発行権を独占的に与えたことにより生じるもの
>であるため、内部留保の充実や出資者への配当に充当する以外は、国民の財産として基本的に
>国庫に納付されます。これを国庫納付金と言い、主要海外中央銀行においても、ほぼ同様の制
>度が設けられています。

株式購入→株式下落→バランスシートが悪化→日銀の利益が減少する。→国庫納付金が減少

だと思う。だれか違っていたら指摘をこう。
257 :名無しサンバルカン:2002/09/20(Fri) 18:14
>①株式購入→②株式下落→③バランスシートが悪化→④日銀の利益が減少する。→⑤国庫納付 金が減少

②の株式下落って、市中銀行株(日銀が買い入れた)か日銀株のどっちですか?
258 :今日のしじょう:2002/09/20(Fri) 20:04
投げた球が帰ってこない…
一人バカをみる速水君なのであった…
259 :招き猫:2002/09/20(Fri) 20:43
>>257
日銀が買い入れるのは、「市中銀行株」じゃないよ。銀行が保有している持ち合い株式だ。
それぞれの株価が下落したり、会社が倒産すれば日銀は直ぐさま「損失」がでることになる。

財務諸表くらい読めるようになった方が良いよ。
260 :名無しサンバルカン:2002/09/20(Fri) 20:50
>>259
>財務諸表くらい読めるようになった方が良いよ。

どうも申し訳ない。
261 :名無しサンバルカン:2002/09/20(Fri) 21:04
既出のネタや、ただの雑談を繰り返し御歓談中に失礼します。
質問:「持ち合い株の解消」は、なぜしないといけないんですか?
262 :今日のしんじょう:2002/09/20(Fri) 21:11
スタンドプレー・・・
263 :名無しサンバルカン:2002/09/20(Fri) 21:46
不良債権問題の解決が、日銀の最重要課題なのか?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020921-00000062-mai-bus_all
そもそも不良債権の処理は、可能なのか?
264 :dell:2002/09/20(Fri) 21:55
>>224

不動産に関わる税の問題は重要だと思います。現在、経済諮問会議でも議論されているようですね。
現在、不動産は「税金のかたまり」のようになってしまっていると思います。特に、固定資産税の負担が年々上がっていることは問題だと思います。
ただ、不動産に関わる税を緩和するだけで地価下落が止まるとは思えないし、現在の不況の主因ではないでしょう。
265 :名無しサンバルカン:2002/09/20(Fri) 21:59
>>263
不良債権の処理が最重要課題ってコミットメントすることで、インタゲじゃないってことを
アピれるでしょ!
266 :名無しサンバルカン:2002/09/20(Fri) 22:00
>>265追加
「嘘つきを見たら日銀と思え!」
これ基本。
267 :dell:2002/09/20(Fri) 22:05
>>227

日銀のコールレート・ターゲティングによる金融調節が、ファイナンシャル・アクセルレーターに対し(地価上昇時にも地価下落時にも)それこそ同調的に働いたことは間違いないだろうと思います。
前述の北坂の著作の第4章にその辺の分析が出ています。
268 :名無しサンバルカン:2002/09/20(Fri) 23:19
WBSの内閣改造大胆予測とか言って、速水の後継に伊藤元重なんて言っていたけど。
まさかね。
269 :名無しサンバルカン:2002/09/20(Fri) 23:34
>>268
>速水の後継に伊藤元重・・・

って、まじ?見逃しちゃったよ(泣
誰が言ってんの?デムパ飛ばしちゃった?

でも、そうなったらインタゲ派は万々歳だよ(元重ちゃんがビビりなのが気になるけど)!
270 :名無しサンバルカン:2002/09/20(Fri) 23:34
伊藤元重さんが選ばれるのはいいと思うよ。彼はひそかにインフレ目標派
だし。
小泉よ!今こそお公家集団と化した愚鈍な日銀に民間人を入れろ!支持率
アップ間違いなし(笑
271 :名無しサンバルカン:2002/09/20(Fri) 23:40
ちなみに番組では竹中→日銀総裁か?と言ってた。ただ森田実っていう
共産くずれの経済音痴的政治評論家の言うことだから当てに
ならない。
272 :名無しサンバルカン:2002/09/20(Fri) 23:42
>>270
密かにっていうとこが気になる(w
そういや、円の支配者に次の総裁はプリンスたちによって決められているみたいなことが書い
てあったけど、誰だった(やっぱ、経済同友会出身?)?
で、日銀総裁って、誰がどういった経緯で決めるの?
273 :名無しサンバルカン:2002/09/20(Fri) 23:45
>>271
森田実だから当てにはならんが、伊藤元重でも竹中平蔵でも随分良くなると思う。
こんなに当たってくれと思った予想は無いよ。
274 :"歌舞音曲":2002/09/20(Fri) 23:56
そうだね。漏れもだんだん「相対的」という意味が実感できてきた。わかりやすくいえば結婚みたいなもんだ。爆
275 :名無しサンバルカン:2002/09/21(Sat) 00:10
>>271
森田実かよ!
撤収。期待して損したぞ!!!!
276 :Thumb:2002/09/21(Sat) 00:36
日銀総裁は首相の承認が必要だから、平蔵氏の目があるというのも、
森田氏の予想もまんざらぼけたものではないと思われ。
277 :名無しサンバルカン:2002/09/21(Sat) 00:40
>>276
平蔵はダメっしょ!
だって、サプライサイダーだぜ!
構造改革しながら、リフレしちゃうよ(リフレの効果が半減)!
278 :名無しサンバルカン:2002/09/21(Sat) 00:51
>>277
そうではないよ。平蔵がまとめたもの読むとインタゲ派だね。
http://www5.cao.go.jp/j-j/wp/wp-je01/wp-je01-00102.html
日本銀行はデフレ圧力を和らげるためのさらなる施策を積極的に
検討すべき段階にあると考えられる。また、こうした短期的な
デフレ圧力をしのぎ、政府が打ち出している中長期的にみた経済の
成長力確保につなげていくことが、金融政策が政府の政策と
整合的なものとなり、金融政策の信認をもたらすことになる。
279 :やっべ~~~~:2002/09/21(Sat) 00:52
不良債権、政府・日銀一体処理へ ↓

http://www.so-net.ne.jp/news/yomiuri/headline/html/20020920i414.html
280 :名無しサンバルカン:2002/09/21(Sat) 00:56
主要 >> 戻る



首相、不良債権処理具体策の10月とりまとめを表明

 小泉純一郎首相は20日、不良債権処理の促進策を10月にまとめる方針を表明した。政府の経済財政諮問会議(議長・小泉首相)も同日の会合で10月末に金融システム改革に関する総合的な対策を打ち出すことで一致した。日銀が銀行保有株の買い取りに乗り出すのに政府も歩調を合わせ、不良債権の抜本処理に取り組む方向が明確になった。

 首相の発言は同日収録のフジテレビ番組で表明したもので、具体的な内容については「今、言うのは早い」としたうえで「(不良債権処理は)今までも進んでいるがこれを加速させる」と強調した。

 同日の諮問会議では、牛尾治朗ウシオ電機会長ら民間議員が不良債権処理の抜本策として(1)資産査定の厳格化(2)不良債権処理の加速(3)自己資本の充実(4)金融機関の統治機能を高める体制整備(5)再編・統合を通じた産業再生――に取り組む必要があると提言。政府が一体となって総合的な政策を推進することを申し合わせた。 (20:45)
281 :名無しサンバルカン:2002/09/21(Sat) 01:03
牛尾治朗っていうおっさんがどんなことを普段言っているのか興味があるな。
282 :ヒクソン・グレイシー:2002/09/21(Sat) 01:06
歌舞さん、池尾先生の議論を含めコメントありがとうございます。
どうやら、歌舞さんと私の意見はかなり近いように思います。長期国債、外債の大量オペによってマネーサプライを増やすのが重要だと理解しています。その過程で当面は長期金利は低下するでしょうし、その他の資産価格も上昇するでしょう。そうなっていけば、徐々にアクセルレーターも働き始める。そして金利の決定は市場にまかせる。マネーサプライの増加によってLM曲線が右にシフトし、アクセルレーターによってIS曲線も右にシフトする。そして金利が決まる。
私は、基本的に中央銀行はマネーサプライをコントロールし、アクセルレーターなどによってIS曲線がシフトし金利が変動するのは、経済の自然な動きであり、金利の決定は市場にまかせるべきだと理解しています。
池尾先生は、景気の拡大に伴って金利が上昇するのも副作用である、というような議論をしていますが、この金利上昇のメカニズムは経済の自然な働きであると思う。
財政破綻に関しても、素直に考えれば景気の拡大に伴ってもちろん税収も増えますから、財政破綻のリスクはむしろ減ると考えるべきだと思います。
これらの点に関して歌舞さんの意見はいかがでしょう?
283 :名無しサンバルカン:2002/09/21(Sat) 01:08
>>280追加
ということは、更なる金融緩和があるのだろうか?
なければ、日本アボ~ンということだが(苺では)、どうでしょうか?

これって、ハードランディングの一種なんでしょうか?
284 :名無しサンバルカン:2002/09/21(Sat) 01:55
>>283
一部の人間を責任取らせてクビにして
国が大量に金を注ぎ込んで、不良債権を処理すりゃ
財政をそれだけつかえば、景気回復するだろ。
285 :招き猫:2002/09/21(Sat) 09:27
>>284
>財政をそれだけつかえば、景気回復するだろ。
それだけって、どのくらいだよ?

ヒクソンさんなんかが、言ってる不足するマネーサプライの量っていくらくらいか
わかるか?
ヒクソンさん、俺は何をすべきかという点に置いては、あんたの意見に賛成だ。
マッカラムルールで言う、マネーサプライ12~13%量を正しい量とするなら
この10年間で不足するマネーの量は、最低でも400兆円だ。

榊原案の不良債権をシニョーレッジで買い取れ!という案ですら、50兆円。
一桁足りないんだよ。

一反、デフレが収束したように見えて、再び加速的なデフレが始まると思う。
286 :招き猫:2002/09/21(Sat) 09:29
ちなみに伊藤元重は、隠れインタゲじゃない。
はっきりとしたインタゲ派だ。

でも、総裁にはこのクラスの学者を持ってこないとダメだ。
ホントは岩田氏か深尾氏という日銀出身のリフレ派学者がいいと思うのだが
287 :招き猫:2002/09/21(Sat) 11:20
一夢庵さん、整理ありがとう。
>>240
>お二人の意見を整理するために強引に代表的個人の制約条件を書きます。
>[制約条件]
>マネー+債券+地価×土地量 = 収入-消費-固定資産税-土地譲渡税

これは前提として毎期・毎期に起きるメカニズムの話だよね。
マネー+債券+地価×土地量 = 収入-消費(固定資産減耗含む)-固定資産税-法人税or所得税

じゃないのかな?
288 :名無しサンバルカン:2002/09/22(Sun) 02:37
あげ
289 :名無しサンバルカン:2002/09/22(Sun) 06:02
>>286
しかし次の日銀総裁はだれなんだろうか、あと交代まで5ヶ月か
290 :名無しサンバルカン:2002/09/22(Sun) 08:03
国会議員辞めて身軽になった田中真紀子を希望
291 :"歌舞音曲":2002/09/22(Sun) 11:00
>ヒクソンさん。ちょっと完全二日酔いでちょっと遅レスになります。

>このスレの愛好者様。ようやく北坂本買いました夜にも読んで見ます。うううう、気持ちわる
292 :くろき げん:2002/09/22(Sun) 23:08
>>207

「半日しか持ちませんでした」には結構うけた。

>>291

私も昨晩はちょっとだけ呑みに出てました。酒は、水分補給を忘れずに、二日酔いにならずにすむぎりぎりの量を呑むといいですよね。酔っぱらって寝て起きて気分すっきり。
293 :ドラエモン:2002/09/23(Mon) 13:45
>黒木さん

本当に、一階の差分方程式の解き間違いなのか・・・ でも、その間違いに立脚して深遠な議論
を展開してしまった「先今」は、どうなる?

で、話は別ですが、中銀株買い宣言だけで5円は円安に振れてますね。実際には金融政策として
は無意味なものだし、実行も怪しいのに、アナウンスメントが如何に凄い効果を持つかという、
まさに実験的な証明だな。最近の円高で2兆円以上も介入したらしいが、円高は止められなかっ
たのを考えると、「期待に働きかける政策」のもの凄い効果をシミジミ実感させられますね。

もちろん、「普通の中銀なら絶対やらないが、日銀なら絶対やるだろう」というコミットメント
に対する市場参加者の強い信任があればこそですが。ん?
294 :くろき げん:2002/09/23(Mon) 15:29
>>293

そうそう、そう言えば、インフレ目標付き長期国債買い切りオペについて次の
ようなシナリオを考えている人が結構いるみたいですね。

(1) インフレ目標付き大規模長期国債買い切りオペが始まる
(2) 銀行にたくさんのお金が注入される
(3) 銀行からお金が出て行かないのでデフレは止まらない
(4) さらに銀行にお金が積み上がるがデフレは止まらない
(5) どこかで急激に状況が変化してハイパーインフレになる

こういうシナリオを本気で心配している人は、誰もインフレヘッジしないと考
えているんですかね?

上のシナリオにも可能性があると考えている人にとっては、ハイパーインフレ
の危機にさらされたものすごい分量のお金が市場にあるということになるわけ
です。

その一部がインフレヘッジのために動き出すだけで、目に見えるような効果が
少しずつ出て来るということになります。そういう効果は期待に働きかける政
策の正のフィードバックになります。

中央銀行が本気で「インフレ率が2~4%になるまで市中銀行にある国債を全部
買い切る」と宣言しているのに、ぼけっと誰もインフレヘッジしようとしない
なんてちょっとぼくには信じられない。

P.S. 齊藤誠の『先今』の件
http://www.math.tohoku.ac.jp/~kuroki/Readings/hyperinflation.html
については以下の161に補足を書いておきました。
http://matari.ichigobbs.com/cgi/readres.cgi?bo=economy&vi=0599&rs=158&re=161&fi=no
295 :矢痔ウマ:2002/09/23(Mon) 18:23
>>293、ドラさんへ。
今回の「日銀による銀行保有株式買取り」は、昨日今日当たりの新聞記事を見ると、(日銀自
は)「金融政策ではない(=貨幣価値の上昇を止める政策ではない)」と位置づけているので、
株式買取りに供給したマネーは不胎化されるだろう、ということのようですね。日銀が個別の株
式を買うことがまったく正当化されないのは当然として、私じしんは「ではなぜ日本銀行は、そ
れを強行するのか、いかなる理屈で正当化しようとしているのか」に興味が移っているのです
が……。
296 :ドラエモン:2002/09/23(Mon) 18:52
>>295

銀行のBSに株が入っていて、市況によって簡単にBIS基準を割り込みかねないのはご承知の
通りです。恐らく、日銀はこれが気に入らない。で、銀行の保有株式のうち値下がりしやすいの
は持ち合いで売り損ねている部分だろうから、これを買ってあげようという、小さな親切、大き
な(以下略

要するに「日銀は職務の範囲を逸脱してでも金融システム安定化に貢献しているのだから、政府
は不良債権処理に公的資金を投入せよ」という強いメッセージなんでしょうな。
297 :"歌舞音曲":2002/09/23(Mon) 23:20
新聞なんか読んでいるとリフレ論者?として有名な人の間にも今回の日銀の政策は評価がわれてますね。なぜわれるのか不思議なんですが。例えば、嶋中氏、浜田氏、河野氏らは高く評価している。前二者はおそらく日銀が非胎化するということをまだよく知らないような気がします(それでも嶋中氏はかなりあぶなげ)。最後の一人は友人から又聞きなので理由がはっきりしりませんが。

それにしても日銀はしきりに自分のBSを異常なほど気にしてる。これって自分の買った株価にこれから神経質になるってことですよね? まさか株価の動向に気をつかって金融政策をやらんでしょうね? やるか。藁 いま読んでいるBernanke and Gertlerの
Monetary Policy and Asset Volatilityでも資産価格に配慮する金融政策は得策ではないと強調されてますけどね。あ、でもそんな次元の話じゃないか。w
298 :dell:2002/09/23(Mon) 23:51
>>297

>まさか株価の動向に気をつかって金融政策をやらんでしょうね?

それを気にしてやってくれれば、むしろ今までよりずっといいのではないですか? 実際は、日銀の金融政策は相変わらずだと思うし、日経平均が2万円くらいになったら売るのかもしれません。

いずれにせよ、いくら長期不況の原因が資産デフレだとは言っても、主役は不動産市況ですから、ここが改善するような政策を打たなければダメだと思います。
299 :295:2002/09/24(Tue) 00:02
ドラさん、歌舞さん、レスありがとうございます。

 その昔、超円高がマスコミで大騒ぎされたころ、「霞が関の給料をドル建てにすれば、官僚は必死になって円高を止めるだろう」と書いた奇書を読んだ覚えがあるのですが、書名を思い出したら記しておきますね。

歌舞さん曰く
>資産価格に配慮する金融政策は得策ではないと強調されてますけどね。
>あ、でもそんな次元の話じゃないか。

 上に紹介した「奇策」を応用すると、日銀総裁以下審議委員全員に、自腹で株価連動投信、外債の購入を強制したら、現状よりちったぁましな金融政策になるのでは? もちろんこれも、Bernanke and Gertlerが議論するような次元の政策ではない(藁
300 :レベジ将軍:2002/09/24(Tue) 00:17
平成恐慌迫る。
301 :R:2002/09/24(Tue) 03:24
結局日銀の意図してるのは、不良債権の処理は
何よりも最優先課題。不良債権があれば
金融緩和しても効果が無いと言い続けてきたので
不良債権の処理無しに、金融緩和をして景気が回復したら
立場が悪いって事なんじゃないですか?

そうじゃなければ、今回のような株の買い上げなんて暴挙は
理解できない。素直に国債の買いオペを増額すれば良かったハズだ。
普段自分で日銀のBS云々言ってるのに、買いオペを増額ではなく
株を保有だなんてのは、普通の考えじゃない。
302 :名無しサンバルカン:2002/09/24(Tue) 07:56
>>297
日銀のBSの問題は、幹部の保身以外に何か問題があるのでしょうか?
303 :"歌舞音曲":2002/09/24(Tue) 09:08
>>282 ヒクソンさん、返事遅れました。長期金利の議論やIS-LMの議論のところは僕もまったく支持
できるところです。この板の何人かの住人はヒクソンさんの主張がかならずしもFA
的な発想で書かれた?小川・北坂本とは異なるものであることを理解していないようですね。
ヒクソンさんのFA理論の解釈は日銀の同調政策への批判がベースにあり、そのことは282での
ご発言でのマネーサプライを中央銀行がコントロール可能であるというところ(そうですよね?)にも感じ
られます。僕も一夢庵スレでも書きましたが、北坂入門書はいまだ日銀理論の位置づけを
FA理論との関連で位置づけるのに成功しているようには思えないのです。そこもふくめて
小川・北坂、北坂入門書には距離を置いているのですが。
池尾さんの議論へのヒクソンさんの議論は支持します。ドーマーの法則をつかっても
成長率の一定の維持が財政赤字を発散させない前提ですから。
304 :招き猫:2002/09/24(Tue) 16:56
>>292 くろきさん
>「半日しか持ちませんでした」には結構うけた。
いや、まじ大変っすよ、今日の株価も
俺は、日銀が徹底的に恥かくことが正しいとは、思っているけどね。
305 :招き猫:2002/09/24(Tue) 16:58
>>303
>小川・北坂本とは異なるものであることを理解していないようですね。
俺なんか、わかっていない口だなぁ。もう少し一夢庵さんのレジメや北坂本とにらめっこします
306 :補正無しで不良債権処理とはこれいかに?:2002/09/25(Wed) 01:35
小泉首相:「補正予算考えず」-株価対策や公共事業の追加支出を否定


コペンハーゲン 9月24日(ブルームバーグ):第4回アジア欧州会合(ASEM)首脳会議に出席していた小泉純一郎首相は24日午後(日本時間24日夜昼)、コペンハーゲン市内で記者会見し、景気対策を狙いに2002年度補正予算を組む可能性ついて「考えていない」と述べ、公共事業追加や株価対策のために秋の臨時国会で補正予算を組む考えはないことを強調した。

不良債権問題については、日本経済停滞の大きな要因になっているとの認識を示したうえで、10月にまとめる不良債権処理策について、「金融庁や政策当局と相談して何が有効かを考えてまとめたい」と述べた。具体的な内容には触れなかった。
307 :"歌舞音曲":2002/09/25(Wed) 01:47
小泉内閣支持率60%ごえかあ。ダメポ。
まあ、経済政策だけで政権の真価はわからんとはいえなあ。ダメポ
308 :しろうと:2002/09/25(Wed) 01:58
>>306
お、おそろしか~。
究極の経済先送り内閣ですね。
309 :一夢庵[一夢庵]:2002/09/25(Wed) 07:53
>>305 招き猫さん
>>小川・北坂本とは異なるものであることを理解していないようですね。
>俺なんか、わかっていない口だなぁ。

僕も分かってないです。マタリーといきませう。
310 :R:2002/09/25(Wed) 09:58
怖いのは、金融政策を小出しにして
「ほーらやっぱり効果が無い」なんて言う事
どーすりゃいいのさ。。
311 :"歌舞音曲":2002/09/25(Wed) 10:07
今日の日経の経済教室の小林慶一郎論説。まずいまの日本が「銀行危機」であるという前提で
議論を展開(これ自体も論争の価値あり)。そのうえで日銀の銀行株保有を次善の政策として支持している。世銀の論文を利用して、「無制限な流動性供給」は非効率的な銀行や効率的な銀行ともに生き残らせるので後に結局は(a)「危機解決に要する財政コスト」を発生させるとして却下している。このとき小林氏は「無制限な流動供給」として「行き過ぎた金融緩和」「日銀特融」を考えている。ところで今回の日銀の銀行株保有については、小林氏は「次善」とした上で「無制限な流動性供給」よりも好意的に書いている。しかし、なぜ「次善」なのかを中身をみると、中央銀行の業務では本来なく、各国の経験から(1)最終的に国民負担のコストを増やす、(2)銀行や株式発行主体企業のモラルハザードをふやす、ということだ。
小林論説では(a)>(1)+(2)なので今回の日銀の政策を次善の策として支持するという結論である。しかしこの不等式が成り立つのかどうか? それは小林が参照をもとめた世銀の論文にも書いてはいない。
312 :"歌舞音曲":2002/09/25(Wed) 10:18
311の補足。多分、小林がここでいってる「財政コスト」というのは例の「財政の物価水準理論」から出てくるもんだな、たぶん。この言葉自体も要チェックの産物だ。
313 :名無しサンバルカン:2002/09/25(Wed) 21:46
「物価上がっても景気回復望む」 消費実感調査

 電通が25日まとめた8月の消費実感調査で、物価が上がっても景気回復を望む消費者の意識がわかった。景気が「悪くなる」とみる人は36%と前回より8ポイント増え、消費支出も引き締める意向が強まっている。
 調査は2カ月ごとで、首都圏の学生を除く18~74歳の男女706人から回答を得た。

 物価下落より一刻も早い景気回復を望むのは72%。消費支出を引き締めている人は68%で、理由は「先行き不安」(43%)と「減収」(34%)が多い。今後1年間の支出も「引き締める」が4ポイント増えて38%あった。

 今年夏、暑さの影響から「予定外の消費」をしたかどうかでは、エアコン購入が前年夏より3ポイント増の20%あったが、その他の商品は多くが前年を下回った。

(21:34)
314 :R:2002/11/01(Fri) 18:13
日銀の金融政策の裏にある考えは一体なにか
この辺はどう考えますか?

一部にあるデフレで世直し陰謀論は、トンデモなのか?
それとも不良債権に政策失敗責任を擦り付けているのか?
本当に金融政策の重要性を理解してないのか?

皆さんは、どう考える?
315 :名無しさんの秋:2002/11/01(Fri) 18:22
>>341
本気で金融政策の限界を信じているのかもしれませんよ?
ところで不良債権処理の何が問題なのですか?
問題はBIS規制だろうに。なぜ苺ではそれに触れられないのか?
BIS規制があるかぎり、処理できるものも処理できない。
316 :鉄:2002/11/01(Fri) 18:25
BIS規制というより、無税償却が早くから認められていれば、
とっくの昔にオフバランス化が可能であった。
317 :名無しさんの秋:2002/11/01(Fri) 18:31
>>315
不良債権スレ参照しましょう。
http://matari.ichigobbs.com/cgi/readres.cgi?bo=economy&vi=0624&rm=50

基本的には、不良債権処理で需要が回復する明確な根拠が無いってことと
やり方によって、デフレ圧力が強まるってことが問題かな。
やればいいけど、それよりもデフレ対策を早くやれってとこ。

BIS規制は、たしかに問題あると思いますが
政治的国際的取り決めだから、日本の意見だけじゃ変更できないわけで
諦めるしかないかと・・。
318 :名無しさんの秋:2002/11/01(Fri) 18:45
>BIS規制は、たしかに問題あると思いますが
>政治的国際的取り決めだから、日本の意見だけじゃ変更できないわけで
>諦めるしかないかと・・。
それは誤解ですぜ。株価評価額45%も国際業務8%も大蔵省の役人が決めたことだ。
最近はIMFに入りそびれて、慶応くんだりに拾われたそうだが。
こいつは戦犯ものだよ。この学者はBIS規制が問題だって事を100も承知だ。
UFJなんてミエ張ってないでさっさと国際業務から撤退すればいいものを。
319 :名無しさんの秋:2002/11/01(Fri) 19:01
>>318
BIS規制って低い自己資本で、ドンドン貸し出しを増やした
バブル当時の邦銀を規制する為に、欧米が作ったって聞いたけど?
320 :ドラエモン:2002/11/01(Fri) 19:21
>>319

もともと、自己資本比率規制というのはアメリカの金融規制では普通ではないか?
極端な話、悪人が銀行を作り、預金者の金を集めて私腹を肥やす場合、自己資本が
少ないと、最終的に破綻して悪人が夜逃げするとき損失が小さくなる。だから、集めた
他人の金に応じて銀行の所有者にも金を出して、破綻の際に損失を被らねばならない
ようにするのが、自己資本比率規制の元来の意図ですよ。
321 :名無しさんの秋:2002/11/01(Fri) 19:23
>>320
つまり自己資本比率規制は、仕方ないってとこですかね。
BIS規制は。
322 :歌舞:2002/11/01(Fri) 19:28
お、いまNHKみてたら、奥田がインフレターゲットを検討すべきだというニュースが。奥田がこういうこというのははじめてかな? 誰か彼の考え知ってる人教えてちょ。

でもNHKで「インフレターゲット」とテロップを見るのはなんか初めてかも 藁
323 :ドラエモン:2002/11/01(Fri) 19:40
>>321

ただね、株主の発言権が強いアメリカでは機能するが、日本で機能することには実は大変
懐疑的である。従来は、大蔵省の行政指導が代替物として機能していたわけだが、それも
問題だらけであり、市場機能を利用した銀行の規律付けのメカニズムをデザインしなけれ
ばならないが、それは単に輸入品ではすまないということでしょうな。この掲示板でも、
制度設計の重要性を強調する人が何人かいるけど、こういう問題でなにか教えてくれると
良いんですけどね。
324 :名無しさんの秋:2002/11/01(Fri) 20:01
>>323
公共性が高いからこそ護送船団された銀行って物を
どうやって、市場機能を持った競争に晒すか
非常に悩ましい問題ですよね。

何もしなければ、金貸しって職業は非常に権力を持ち財を集める。
どうしたもんだろか。。
325 :名無しさんの秋:2002/11/01(Fri) 20:59
>>324
普通に独禁法でも適用すればいいんじゃない?
326 :名無しさんの秋:2002/11/01(Fri) 21:04
>>325
業界全体での行動に、何の独占を禁止するんだ?
業界内競争の問題ではなく、その業界自体に自立競争が起きないんよ。
金貸し業務っての自体に市場原理を効かせる方法が無いもんかねぇ。
327 :名無しさんの秋:2002/11/01(Fri) 21:43
>>326
金貸し業に競争がないってのが理解できない。
328 :名無しさんの秋:2002/11/01(Fri) 21:44
まずは持ち合いをきちっと解消させること
株主の発言権が弱いってのは、ここに帰する。
そのためには、いっそう時価評価の色彩の強い会計制度にすること。
そうして数年すりゃ片付くよ
329 :名無しさんの秋:2002/11/01(Fri) 21:44
競争の結果、カルテルや寡占が起こるとか、そういう意味?そんなの当たり前。
330 :名無しさんの秋:2002/11/01(Fri) 22:30
>>328

日本の過剰貯蓄に匹敵する株主資本を提供できる発言主体が国内に存在するもんか。
331 :↑:2002/11/01(Fri) 22:36
心配するな。
銀行の事業法人株式保有は近いうちにだめになる。
そうなれば変わる。
332 :名無しさんの秋:2002/11/01(Fri) 22:43
>>327
>>329

業界内の競争ではなく
余暇を奪い合う産業とか、輸送手段の産業であれば
さまざまな業界との競争があるわけだ
スポーツ、ゲーム、テレビ、外食などは一見競争しない別産業だが
余暇の奪い合いって意味で、競争してるわけだ。

しかし、銀行にはその手の競争が起きないので
その気になれば、業界全体で常に寡占状態いくらでも高給を取れるわけだ
銀行を民間で上手くやれってのは、水道局や警察や消防署を
民営しろってのと同じようなもんで、非常に難しいのさ。

当たり前で済ますなよ・・。
333 :名無しさんの秋:2002/11/01(Fri) 23:14
>>332
>当たり前で済ますなよ・・。

だから独禁法とかあるんじゃないの?
当たり前みたいに起こるから、競争状態を
維持するためにあるんでしょ。
そんな当たり前の常識も知らんのかね?

ところで、銀行は○○の奪い合いという競争がない
ってのはおかしいんじゃねえの?
てゆうか、銀行=公共財なのかよ。やっぱりお前の
言っていることは理解できない。
334 :名無しさんの秋:2002/11/01(Fri) 23:19
ちょっとは歩み寄って理解すると、
銀行と証券と生保と損保には垣根があるとか、そういうことを
前提にしているなら、競争なんておこらんよ。レント発生しま
くりだからね。それは公共財だから競争が効かないという意味
ではないと思うけどね。てゆうか、なんか言っていることが、
すごく変。
335 :名無しさんの秋:2002/11/01(Fri) 23:35
仮に百歩譲って異業種との競争が発生しなければ、競争が発生しないとしても、
証券、リース、消費者金融、果ては親族からの贈与まで、
資金調達にはいくらでも、競争があるのでは?
本筋と関係ないからこの辺でやめるか、別スレ立てようや>ALL
336 :晩秋の名無しさん:2002/11/25(Mon) 22:32
まだ、こんな事↓いうてまっせ。
中長期的に通貨が強いことは国益に反しない=日銀総裁
http://www.asahi.com/business/reuters/K2002112501165.html

“デフレ脱却のために円安誘導してはどうか”との指摘に対し、速水総裁は、「デフレ脱却のために円安誘導を図るべきだとの議論があることは承知している」としたうえで、「為替相場のあり方に具体的にコメントするのは控えたい。一般論として、理論的には、輸出面を通じて企業収益等にプラスの影響を及ぼすし、輸入物価の上昇を通じて物価下落を抑える効果が考えられる。同時に、人的な為替レートのコントロールはどこまで可能か、諸外国への影響などを考えると、慎重に考える必要がある」と述べた。
337 :晩秋の名無しさん:2002/11/25(Mon) 23:22
>中長期的に通貨が強いことは国益に反しない
これ自体は正しいわな。
338 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 00:14
>>337え?どうして?
>>336の記事読んだけど、記事の限りでは爺さんの真意は不明。ま、これはよしとしよう。

まず、この場合の「通貨が強い」の意味から明らかにしようや。
購買力平価よりも円高、ってことかいな。
339 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 00:25
>購買力平価よりも円高、ってことかいな。
意図がわからん?
340 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 00:27
http://www.f-open.or.jp/~fks511/infure.html
インフレで日本は終わる
341 :338:2002/11/26(Tue) 00:28
普通は
 1.安定した為替レート
 2.資本移動の自由
 3.独立した金融政策
は鼎立しないはずだわな。>>337では、1.を優先することが国益、ってことになるぞ。
342 :晩秋の名無しさん:2002/11/26(Tue) 00:31
傾向的円高がいいな
343 :2chの煽り屋:2002/11/26(Tue) 21:08
今ひとたび日銀を煽らずばなるまい