ミクロヒッキーにも

economy/0025 / 77 レス / 2000/08/26〜2003/07/04

1 :名無しさん@匿名キボーン:2000/08/26(Sat) 18:04
楽しめるネタ募集!
いや、現実的とかなんとかそんなのいいから(^_^;)
頼みます、一つ。
2 :名無しさん@匿名キボーン:2000/08/26(Sat) 19:33
で、きみのネタは?ここは経済板よ。しかもミクロ近経スレ。無償の贈与の一撃(モース=デリダ、あるいはレヴィ・ストロース的構造人類学型冷たい社会の贈与交換)を期待するんじゃなくて最初に商品オファーしてみてよ、買い手を募るんなら。
3 :名無しさん@匿名キボーン:2000/08/26(Sat) 20:28
まあまあそんな煽んなくても、、、2chじゃないんだし。2は経済人類学とかやってるのかね。
4 :すりらんか:2000/08/27(Sun) 17:47
では,ミクロ経済学の基礎,

生産の限界費用=財の価格

になるのはなぜか…を言葉だけで説明してみよう.
これがすらっと出てこない,という院生以上のひ
とはかなりドキュソ.数学っぽい話はいっさい使
わないこと!
5 :名無しさん@匿名キボーン:2000/08/27(Sun) 19:14
(1)普通、限界費用(あと1単位製造するのにかかる費用)は生産量とともに
増加する、とされてる.
(2)一方、製造者は価格を所与として生産量を決定する、と仮定する.
(3)また、短期的には工場の建設費とかの工場費用も回収しなくていいと
仮定する.
(4)つまり考えるべきはあと1単位作れば儲けが出るかどうか、だけ.
つまり価格と限界費用を天秤にかけて価格が大きければ儲けが出てるから
あと1単位増産してさらなる儲けを狙えるし、合理的な製造者はそうする.
逆に限界費用が価格を上回れば現レベルの生産量で既に作り過ぎて損して
るので損を減らすために製造者は減産する.

大ォォ折りゃあぁああ!これでどうだ!!
6 :すりらんか:2000/08/28(Mon) 00:22
まいりましたぁぁぁぁぁ<05さん

はっきりいってミクロのはじめの
一歩なのに,じつは「なんとなく」
しか分かってないひともいる.しっ
かり裁定の考え方とかも潜んでるし
ね.このスレの話題じゃないからヤ
ンないけど,有効需要の原理なんか
もその一例かも.
7 :名無しさん@匿名キボーン:2000/08/28(Mon) 20:55
すりらんかってなにがいいたいの?
いつもおもうけど。
8 :すりらんか:2000/08/28(Mon) 21:53
そりゃ,自慢したいんだろ……自己顕示欲だよ.
9 :すりらんか:2000/08/28(Mon) 22:03
とまぁ,嫌味&自虐をかましたところで,本題に戻ると

基礎レベルでのミクロ経済学の標準結論では「独占の歪
み」という話が出てきますが,独占って(または広く価
格支配力って)ほんとにマズイものなんでしょうか.最
近はマイクロソフトの話なんかもあるし,ちょっとみん
なで考えてみませんか?
10 :名無しさん@匿名キボーン:2000/08/28(Mon) 22:26
WINDOWS、OFFICEどちらの場合も
インストール済みPCで買う人が圧倒的に多いんじゃないでしょうか?
価格支配力を消費者が感じることってないんじゃないか、と思います。
PCメーカーであれば独占の印象が強いかもしれないですね。

最終消費者に価格支配力を感じさせない、
新製品を出しつづけて技術進歩等させれば、「ウマイ独占」かな。

素人意見でした。
11 :すりらんか:2000/08/28(Mon) 23:59
1台目は私もフルインストール済みのやつですよ.

>新製品を出しつづけて技術進歩等させれば、「ウマイ独占」かな

これはかなり核心をついていると思います.良い新製品を出せば
独占利潤をえられると分かっているなら,より大きな投資をして
よりよい製品を作ろうというインセンティブが生まれる.その意
味で独占力は技術進歩の源泉と言えるかもしれない.でもその一
方で独占の弊害の生みの親でもある……このかねあいがむつかし
いんだと思います.
12 :名無しさん@匿名キボーン:2000/08/29(Tue) 08:34
>>新製品を出しつづけて技術進歩等させれば、「ウマイ独占」かな
>良い新製品を出せば独占利潤をえられると分かっているなら,より
>大きな投資をしてよりよい製品を作ろうというインセンティブが
>生まれる.その意味で独占力は技術進歩の源泉と言えるかもしれない.

独占力を勝ち取る前ならすりらんかさんの言う通り独占利潤が技術進歩の
『賞金』となっていいかもしれない.でも、マイクロソフトみたいに独占力を
確立した後だったら何せライバル不在だから多少しんどい技術開発サボっても
まあいいや、ってことにならない?つまり独占利潤が技術開発を疎外する.
Linuxの脅威がなかったらマイクロソフトの(ネットワーク)OSとかどの程度
進歩してたのかな?
13 :ドラエモン:2000/08/29(Tue) 10:08
>12
>Linuxの脅威がなかったら・・・
まさにそれを根拠に、独禁政策の時代遅れを主張してる人が増えてます。
ゲイツも裁判で主張してたけど、ドッグイヤーだから独占の維持できる期間は
きわめて限られていると言う主張だよね。
これを普通の経済分析の枠組みで考えると、参入障壁が低いと言うことになる
んだろうね。規模に関して収穫逓増で、だけど固定費用も相対的に低く、独占
と新規参入の繰り返しが続くというのは、もの凄くシュンペーター的な世界と
いうことになるね。
14 :こてはん29[こてはん29]:2000/08/29(Tue) 10:30
>13
その手の主張はかのクルーグマンもしていたような気がします。

これって、いわゆるコンテスタビリティ・マーケットの理論と
似たようなことを言っていますよね。
(見かけは、独占だけれども、潜在的な参入障壁は低いと
いうやつ。航空産業なんかが、以前、主張していた。)

ただ、コンピュータの場合は、技術進歩や商品サイクルのスピードが
あまりにも速いために、独占はそんなに長続きしないという話
だったと記憶しています。
15 :名無しさん@匿名キボーン:2000/08/29(Tue) 11:32
ファミコン、スーパーファミコンで10年ほど
ゲーム業界を独占していた会社ありましたね。
今振り返ると任天堂が独占していたのは「消費者」ではなくて
「ゲーム制作会社」だったんですよね。
宣伝も、販売も各ソフト会社がやってくれました。
自分でやるべき仕事は時期を見て本体の性能をあげるだけ。

つまり、ある程度の市場規模にして、後は参入してくれる企業を待つ。
好景気だと移民が増えるアメリカみたいなモンでしょうか。

こういった知的財の独占(?)は石油なんかとは違うタイプかもしれませんね。
16 :すりらんか:2000/08/29(Tue) 16:16
>12さん
>マイクロソフトみたいに独占力を確立した後だったら何せライバル不在だ
>から多少しんどい技術開発サボってもまあいいや、ってことにならない?
>つまり独占利潤が技術開発を疎外する.
まってました.この問題は動学的非整合の好例になっています.事後的には
独占は取り締まるのが望ましいのですが,事前にそれ(独占が確立すると取
り締まられる)が広く知られてしまうと,独占利潤を目指しての開発インセ
ンティブが鈍ってしまいます.
ソフト開発はそれほどの巨大投資を必要としない世界だから,Linaxがでて
きて,それが圧力になるというストーリーに繋がりそうですが,これが通信
事業のインフラとかになるとそうは行かないでしょう.ゲノムもそうかな.
17 :名無しさん@匿名キボーン:2000/08/29(Tue) 16:33
>ソフト開発はそれほどの巨大投資を必要としない世界だから
何でたらめを言っているのですか。マイクロソフトはWindows2000の開発に
10億ドル以上の研究開発費をつぎこんでいるのですが。
18 :すりらんか:2000/08/29(Tue) 16:41
投資っていってもここで言うのは会社立ち上げとかの
初期投資の話.個々の製品を開発するのにかかる投資
額ってのは,その後にえられる利潤によって様々だか
ら大きくても小さくても,参入障壁そのものになるこ
とは少ない(まぁ,資本市場は完備じゃないから結構
なると思うが),ここで話しているのは初期投資のは
なし……とにもかくにも当該市場に参入するためにか
かるコストの事だよ.
19 :ドラエモン:2000/08/29(Tue) 23:09
横入りのチャチャ>17
>マイクロソフトはWindows2000の開発に10億ドル以上の研究開発費をつぎこん
>でいるのですが。
まあ、そういうことになってるんだろうけど、安定性でもスピードでも拡張性でも
みーんなLINUXに負けてるらしいんだよね。利益/投資という基準では高い投資効
率じつげんできるだろうけど、性能/投資という意味でも、社会的便益/社会的費用
という意味でも、決して効率よくない気配が濃厚。
20 :名無しさん@匿名キボーン:2000/08/30(Wed) 17:43
>事後的には独占は取り締まるのが望ましいのですが,事前にそれ(独占が確立
>すると取り締まられる)が広く知られてしまうと,独占利潤を目指しての開発
>インセンティブが鈍ってしまいます.

それがわかってると合理的な買い手は潜在的独占会社(事前には他にも会社は
ある)の製品を買い控えるかも知れない.ではどうすればいいか.Dual Sourcing
すればいい.つまり潜在的独占会社は一生懸命頑張って自社開発したソフトを
ライバルにライセンシングし、2社が競い合うように消費者にソフトを
供給する、という体制にする.すると独占利潤が規制によって損なわれることは
ないし、それを見越した消費者も買い控えることはない.
IBMがオープン・アーキテクチャーを採用したことやインテルがプロセッサーを
ライセンスする理由がDual Sourcingとされてる.
だよね、すりらんか氏!
21 :すりらんか:2000/08/31(Thu) 10:47
>20さん
面白そうな話ですね.こういうの私は詳しくないので
すが他の実例や,もう少し詳しいモデルを見てみたい
ですね.

Dual Sourcingをすることで単純な独占の場合よりは
独占利潤は厳密に減るわけですよね?そのかわり消費
者の買い控えは防ぐことが出来るからセカンドベスト
という話になるのでしょう.しくないのですが,問題
は「消費者の買い控え」が現実にはどの程度生じてい
るかです.
22 :名無しさん@匿名キボーン:2000/08/31(Thu) 15:27
IT業界の状況をよく理解せずに、マイクロソフトの独占や独占利潤
という抽象的な用語だけで議論をしているので、なんか、議論の内容が現実離れ
してますね。

マイクロソフトが独占しているのはデスクトップOSとOffice Suiteだけで、ミッションクリティカル
なシステムのサーバーOSは、SUNやHPなどのUNIXが依然高いシェアを占めている。
NTはすぐ落ちるので、重要なシステムのサーバーにはあまり使われていない。

それで、インターネットが普及してくると、複雑な処理はサーバーで行って、端末(ブラウザー)は処理
された情報を受け取るだけでいい。それなら、なにも高いマイクロソフトのデスクトップOSを
使う必要はないじゃないかということで、マイクロソフトが独占しているものの価値、重要性が相対的に
下がってくる(実際にはAPIなどの問題でそうすぐには価値はさがらないけれど)。

これから、大量のデーターが処理できるスケーラブルなOSが重要になってくるので、
安定性を重視したOSとしてWindows2000を開発して、SUNの牙城を崩そうともくろんでいる。

おまけに、オープンソースがユーザーの間で広まってくるとProprietaryなソフトを売って
儲けるのは難しくなってくるので、システムのサービスを提供することで利益を追求することになる。
それでマイクロソフトが打ち出したのが.NET戦略というわけです。

こういう状況がわかれば、独占利潤が技術開発を阻害するなどという議論が的外れなのが
わかるでしょう。
23 :すりらんか:2000/08/31(Thu) 17:06
>システムのサービスを提供することで利益を追求することになる。
>それでマイクロソフトが打ち出したのが.NET戦略というわけです。

これを潜在的独占と見ることが出来るんじゃないのかっていうのが
20さんの話なんじゃないの?
24 :ドラエモン:2000/08/31(Thu) 18:10
>22
結構コンピュータ技術詳しそうだが、「安定性を重視したOSとしてWindows2000」
というのは嘘だな。技術的に言えば、DECから移籍してきたプログラマ軍団
が安定性を重視して作ったのはNT3.51までで、見かけのグラフィックス
処理のスピードを重視して安定性を犠牲にしたのがNT4以降だ。この結果、
DECからの移籍組が大量に退社している。そうした不安定性はソフト屋の間
では有名で、結局サンのUNIX(ソラリス)やIBMの前では太刀打ちでき
ず、信頼性があまり重視されない用途でしか使われたいないのだよ。

もちろんMSのセールストークに騙されるXXは多いのは事実で、アメリカ
海軍なんて、軍艦の制御システムをNTに代えちゃって、大洋上で軍艦暴走
(システムがね。大笑)という大恥をこいたりしている。

この例を見る限り、独占利潤(ばっかりねらうような会社)はまともな技術
開発を阻害することは多いにあり得ると言えよう。なお、金融エコノミスト
ドラエモンの裏商売の知識に疑問のある向きは、以下のホームページを参照。

http://www.ne.jp/asahi/personal/kobayashi-osamu/Translation/kirch.net/unix-nt.j.html
25 :20=1:2000/08/31(Thu) 23:36
>22さん
大変興味深い話です.ですが、スレッドの趣旨からして、私のよーな
ミクロオタには理解しかねます.改めてスレッドを立てて議論を募った方が
いろいろレスがついて生産的と思います.

わからん話になるとすぐ逃げるのは悪い癖かな?(藁
さあさあ、新しい(簡単な)問題募集!!
26 :ドラエモン:2000/09/01(Fri) 08:28
ご要望に応えて。これは、僕の「師匠」の好きな例。
なぜ、後楽園(東京ドーム)は今の価格付けでは「巨人阪神戦」のチケット不足が
明らかなのに値上げしないか?
27 :名無しさん@匿名キボーン:2000/09/01(Fri) 09:11
>26ドラエモンさん
難しいっす.あんまし野球観に行かないものですから.
チケットが需要超過になってるとか知りませんでしたよ.

たぶん、非人格的な価格メカニズムに調整させるよりは超過需要状態に
敢えてしておいて誰にチケットを割り当てるかっていう権利を自分が
握ってた方が美味しいから.(英語で言うとRationing によって発生する
Quota rent を関係者が享受したいから.)

要はテレビ局とかのあんちゃんがオネエチャンを誘うのに使うためじゃないっすか?
くやし~
28 :名無しさん@匿名キボーン:2000/09/01(Fri) 13:57
新聞勧誘のおっさんが、お客を釣る。
29 :名無しさん@ふくやん実力試験中:2000/09/02(Sat) 02:06
メニューコスト?
飢餓感を煽って需要創出?
30 :先公:2000/09/02(Sat) 03:09
>ドラエモン氏
26の設問に対するヘボ解答の一
〔私が素人談義で言ってしまいそうな解答〕
観戦チケットの価格が上がれば上がるほど、東京ドーム観戦は中・低額所得層が小遣いを
割いて参加する娯楽ではなくなり、市場が縮小する。具体的には、
 1 今日のデートは東京ドームっつーことでいかがでしょ
 2 たまにはテレビじゃなくて生で巨人阪神戦見ようかね
等々といった流動的な客層(熱狂的でないプロ野球ファン)が市場から去っていく。
そうなると、わざわざ東京ドームに足を運び、高額を支払って観戦してくれる客として
確保できるのは
 3 わしは女房を質に入れてでも応援するんぢゃい文句あるかぁ
という少数の熱狂的なファン(固定客)か、あるいは
 4 宅はカネ持ちざますから今日はドームでプロ野球観戦ざますヲホホ
という高額所得者層が中心になってしまい、これらの客層が
 3’あかん今月ほんまにカネないんや長さん堪忍してな
 4’夏はおスイスで避暑ざますヲホホ  ←↑今どきいるかな
等々の事情で一時的に市場から去ってしまった場合、需要の空白を埋めてくれる消費者を
確保することが難しくなる。
中・長期的な商売の継続を考えると、常に1、2といった流動的な客層に参入の機会を与えて
おく必要がある……といった解答ではいかがでしょう?(かなり外してしまったかも)

 〔不正解なことども〕
 × 商品の単価が上がるとダフ屋が干上がって困るから
    →ダフ屋はヤミだし東京ドームが雇ってるわけじゃない。値上げはむしろ、
     ヤミ経済にカネが流れてしまうのを防ぐ効果があるかもしれないから、
     これを理由に価格をつり上げないということはありませんね。
 × テレビ局とかのあんちゃんがオネエチャンを誘うのに……
    →オネエチャン誘うなら夜のディズニーランドのほうがうけるぞ
     (>27氏 あくまでもネタです。失礼。でもほんとだよ)
31 :名無しさん@ふくやん実力試験中:2000/09/02(Sat) 11:36
経済の枠の外の問題だと思う。

つまりダフ屋のため。
経済以前にまず政治が優先する。
マスコミが暴力団と上手くやってるのは常識だし。

ドームのチケット発売当日に並んだことあるけど、1人が買える
枚数が決まってるため、ダフ屋はホームレス風の男女を並ばせてる。
だから前の方に並んでる千人くらいは、ほとんどがホームレス。
しかも並んだ人たちが直接買うんじゃなくて、購入整理券を配る
仕組みになっているので、ダフ屋たちはホームレスから整理券を
回収するときにいくらかのカネを渡せばいいので、ダフ屋にとって
都合のいい仕組みが最初からできてる。
結果として、ホームレスにとってもカネがもらえて都合がいい。

ダフ屋たち自身は並ばないで、自分のお抱えのホームレスに
「お前はここ」とか「そっちの島はちがうぞ」とか指図するだけ。
ダフ屋は警備員にも指図する。「そこもっと広げて」とか。
警備員も「あとどれくらい来ますか?」と質問したりして
「20人くらいだ」と答えたりしてる。最初からぐるになってる。
ちなみにホームレスたちの会話を聞くと、彼ら自身は野球を
見たことがないらしい。
32 :続き:2000/09/02(Sat) 11:36
この結果、多数の高所得層と、少数の熱心なファンのみが
観戦することになる(あと仕事先で手に入る人)。
東京ドームは他の球場に比べて、場内の飲食物の値段がやたら高い。
2000円以上の寿司や弁当があったりと、高所得層を対象にしている
ことがよくわかる。

高所得層の人たちにとっては、ダフ屋のおかげで市場原理の働いた
値段でチケットを購入するだけでいいので、並ばなくてもいいし、
試合の当日に観戦するかどうかを決めることができる。
つまり高所得の人たちにとってみても、都合がいい。

もちろん熱心なファンにとっても並べば買えるので都合がいい。

こうやっていろいろ絡み合って社会が回ってるんじゃないかってこと。
経済だけの問題としては考えられない。

ちなみにディズニーランドなら三○不動産の社員が有利ですかね?
33 :ドラエモン:2000/09/02(Sat) 14:15
>31さんは
>経済の枠の外の問題だと思う。
なんて「謙遜」してますが、

>高所得層の人たちにとっては、ダフ屋のおかげで市場原理の働いた
>値段でチケットを購入するだけでいいので、並ばなくてもいいし、
>試合の当日に観戦するかどうかを決めることができる。
>つまり高所得の人たちにとってみても、都合がいい。

ということは、まさに「経済」の問題だということを示しています。この議論自体の
妥当性はともかくとして、31さんのものの考え方を経済学の形式に当てはめれば、
「パレート最適」と同じだからです。つまり、取引によって元の状態より参加者全体
の利益が大きくなるなら、警察のダフ屋取り締まりといった「制度的硬直性」がない
限り、パレート非最適な状態よりパレート最適に向かうインセンティブが作用すると
いうことです。
34 :すりらんか@阪神ファン:2000/09/02(Sat) 15:08
先公さんの後半に31さんを足すと答えになりそうですね.
あとダフ屋の利得が,どの程度読売の利得関数に入って
いるか.

×3’あかん今月ほんまにカネないんや長さん堪忍してな
○3’               ノムさん
35 :名無しさん@匿名キボーン:2000/09/02(Sat) 19:13
ダフ屋がホームレスにいくら払っているかはわかりませんが
たいした金ははらっていないはずです。(せいぜい一晩2千円とか)
一般人もそれくらいホームレスに金を払うだけですむなら
ホームレスを使ってチケットを取ろうとする人がおおいでしょうが
ダフ屋がそれを黙って見てはいないだろうとよそうされます。
従って、経済の枠を越えた問題といえるのではないでしょうか?
36 :先公:2000/09/05(Tue) 11:33
う~ん・世間の事象を経済学(含モドキ)から切って楽しんでみようというのがスレの
趣旨だと思うんで。
橋田邦彦の言い回しを借りれば、
「金魚掬い」を身体の「運動」面から科学しよう・という話にエコロジー「運動」の
視点を持ち出して「金魚救い」にもっていくのもなあ・・・
ちょっと極端な比喩かな。
37 :名無しさん@しゃべり場:2000/09/06(Wed) 02:52
需要サイド
逆需要関数をp=1-dで表す.ただし、pは価格、dは需要量を表す.

供給サイド
供給関数を以下のように定める.ただしpは価格、sは供給量.
s=p if p<0.25
=0.25 if p>0.25
これは、供給量が0.25で上限に達することを意味する.
上限に達するまでは通常の供給関数のように右上がりであるが
達してからは垂直な供給関数になる.

体制1市場均衡(自由放任)
p=0.75, s=d=0.25.
この価格で買いたいヒトは全員買ってる.
消費者余剰は1/32で、生産者余剰は5/32.総余剰は3/16.

体制2意図的に低い価格付け(市場統制)
均衡は連続的に存在するが、例えば
p=0.5とする.このとき、s=0.25,d=0.5で、0.25だけの『買いたいけど
買えなかった人たち』が発生する.市場の取引量は0.25.
消費者余剰は3/32で、生産者余剰は3/32.総余剰は3/16.
つまり、市場均衡のときと全く同じ総余剰となる!

(主張)
このモデルにおいては意図的に低い価格付けという体制がメタな意味での
均衡として出現してもなんら不思議はない.
東京ドームの席が超過需要を引き起こすような低価格で売られてても
それはそれで一つの均衡体制.

(注)
シカゴ派の主張によると、さまざまな垂直的制限も上流・下流の
それぞれの企業が合計の利潤を最大化してるという意味で
効率的で、ゆえにそのような現象(フランチャイズとか再販制とか)
が均衡として発生し得る、としている.つまり当事者の利潤・効用を
最大化するような体制が均衡として発生しやすい、ということ.
(主張)を支えるのはこのような考え方.

今酔っぱらって書いてるのでなんか間違ってるかも.
間違ってたら指摘して!
38 :厨房:2000/09/06(Wed) 03:29
しかし.このモデルの結論はほとんど供給サイドのキャパシティ・
コンストレイント(capacity constraint) にだけ依存してるな.27の
お姉ちゃん云々の話は要するに確率2分の1でしかチケットが取れない
状況をなんとかコネクションでチケットゲットしようっていうことに言及
してるんだな.30の先公氏はとにかく需要を多めに確保する戦略を売り手が
採用するからってことだけど、このモデルではこの話題までフォローし切れん
かったな.31氏の暴力団のため、って云う意見は要するにお姉ちゃんのため
張り切る新聞社員、って云う意見と同じ.つまりその手のイシューは37の
モデルで捕捉できちゃってるな.全部要するに従容粛々として確率2分の1の
くじ引きで席を決める、というやり方に堪え切れずにコネクションに頼って
席をゲットしようとする行動について言及してる.

はははは八派母h!!!またまた正解しちゃったよ!!!
どうしよっかな!んんむんむふふふふf.
ドラエモンさん!藻お夫歯ごたえのあるヤツくれ!
39 :お腹ポコポコ:2000/09/06(Wed) 05:34
厨房先生質問です。

>東京ドームの席が超過需要を引き起こすような低価格で売られてても
>それはそれで一つの均衡体制.
供給者は価格を引き上げた方が生産者余剰が増えるから、
価格を引き上げようとする力が働くと思うのですけど、
なぜこういう均衡が成り立つのかわかりません。
それとも、供給者は、自らと需要者(ファン)の総余剰最大化行動を
とっているということですか。だとしたら、供給者がそのような一見
非合理的な行動をとる理由は何ですか。
このモデルの背後にある諸前提について教えてください。

そもそも、「なぜ(厨房先生のモデルにおける市場統制時のような)低価格が
成立しているのか」がこの設問だったと思うんですけど、「低価格が成立する
ことは市場均衡より非効率ではない」ことを示されても、この設問とどう関係
があるのかよくわかりません。たぶん最初の私の質問と関係があると思うので、
それとあわせて説明をしていただけるとありがたいです。
40 :お腹ポコポコ:2000/09/06(Wed) 05:59
自己レスです。

供給者が総余剰最大化行動をとったとしても、
低価格の均衡が成立する理由にはならないですね。
なぜなら、高い市場均衡価格の時でも総余剰は最大になるから。
低価格の均衡が成り立つのは、外部からの価格統制が存在する
という仮定に全面的に依っている。そんな当たり前なことを
見逃していました。厨房な問いかけをしてしまい恥ずかしいです。

というわけで、ドラエモン先生の設問への解答としては、
「供給者が低い価格付けをしていると仮定すればよい。」
ということでしょうか。・・・なわけないですよね。
やっぱり別の理由があるのでしょうか。供給者が、総余剰の
供給者と需要者との間の配分に関して、ある特殊な選好を持っている
のでしょうか。ますます分からなくなってきました。。。。

ちょっと思ったのですが、供給者(東京ドーム)は、独占的な価格決定力
を持っていることを、前提として考えていいんでしょうか。
41 :ドラエモン:2000/09/06(Wed) 07:30
>40
チケット購入者の支払う価格はともかく、東京ドームの販売価格は東京ドームが
決めると仮定するのが普通じゃない。
42 :名無しさん@しゃべり場:2000/09/06(Wed) 12:52
>39さん
>そもそも、「なぜ(厨房先生のモデルにおける市場統制時のような)低価格が
>成立しているのか」がこの設問だったと思うんですけど、「低価格が成立する
>ことは市場均衡より非効率ではない」ことを示されても、
このサマライズは全く正しいです.37で主張してるのはまさにこのような
控えめなことでしかない.『通常の市場均衡よりも総余剰の観点で悪くはない.
ということはそのような体制が現出しても不思議でない』というのが言い分です.
もちろん通常の市場均衡体制が現れることも考えられます.

通常は『超過需要がゼロになるように取引きが変化する』というような
模索過程を考えます.ミクロの教科書にものってるようなアレです.

37のような主張を支えてるのは『当事者の合計余剰が最大化され
るように取引きが変化してゆく』という模索過程です.
43 :すりらんか:2000/09/06(Wed) 14:51
少しはなしがそれてきている気がしてならないのですが…

もともとの質問は「東京ドームのプライシングを正当化す
る経済学的なロジックはなにか」と言う質問なので,その
プライシングで余剰最大化がうんぬんという話ではないで
しょう.東京ドームという私企業の主体的均衡の話しなで
すから,ぽこぽこさん42さんがすでに指摘されていますが
37さんのモデルみたいなのって,経済学者の経済学知らず
の典型的症状では(<ちょっときついか?でも気をつけて
おいたほうがいい)と思うのです.

さらにちょっと加えとくと
なんとなく,数学的に定式化するとわかったような気なる
のは確かなのですが,「それを支える経済学の論理」は何
なのか――これがないと意味はないんですね.
44 :名無しさん@しゃべり場:2000/09/06(Wed) 18:03
ワンショットの非協力ゲームとか通常の需給曲線の下での死荷重の議論とか、
パレート最適な配分を市場がもたらさないケースはそれこそたくさんある.

だが少なくとも37のモデルで考えるかぎり超過需要が出るような価格付けは
(たくさんある)パレート最適な配分の一つなのだからなんで巨人阪神戦は
席取りにくいかって言われてもそんなの知らん.はずみだろ?パレート最適な
複数の配分からなぜある特定の点が選ばれるに至るかの理論は難しいぞ.

37が抱えてる問題はそんなことじゃあない.37は巨人阪神戦のチケットも
消化試合のチケットも五木ひろしのリサイタルチケットも全部ひっくるめて
議論してる.使ってるのはcapacity constraintだけだから.
巨人阪神戦の特徴はモデルからすり抜けてる.

が、重ねて言うがなぜある特定のパレート最適な配分が選ばれるかなんて
コトに興味はない.
45 :名無しさん@しゃべり場:2000/09/06(Wed) 18:28
>44
下のリンクに逝ってよし!
http://www22.big.or.jp/~15ch/readall.cgi?bo=economy&vi=0041
46 :ドラエモン:2000/09/06(Wed) 18:31
私、ゲームは100%厨房なんで44さんに質問。

巨人阪神戦はワンショットゲームなの?毎年、13試合(?)は必ず
ドームでやるんでも、分析的にはワンショットとして扱うの?それとも
このケースは違うのかな?

全然イジワルな意図はない、純粋な質問です。よろしく。
47 :新庄@6億:2000/09/07(Thu) 00:01
なんだ、このスレ。
期待してたのに損した。本物の厨房だらけなのか?
厨房は構うとつけあがるので無視。

よく分からない点なのですが、価格付けを行う主体はいったい何なのでしょうか?
東京ドームが単体で行っているのではないですよね、巨人球団、もしくは読売のどこかですよね。
プロ野球という産業がファンによって成り立っている、また読売が世論を気にするなどと考えてみれば経済外的な判断からファンを大切にするという意識が働いてもいいと思います。
もちろんそれを経済的な判断から行うこともできるでしょう。例えばファンの長期的な確保を目的としているとか考えられないでしょうか。観戦料が高くてとても見に行けないようなチームを応援するファンがどれだけいるのでしょうか、金持ちの道楽のためのプロ球団のニュースがどれだけ市場価値を持つでしょうか。
単にチケット売り上げ収入のみを極大化する、もしくはチケットの売買から発生する総余剰を極大化するという視点ではなくて、他の広い視点から価格付けが行われているということだと思いますが。

こういうことを書くと経済の専門家には厨房扱いされるのでしょうか?
48 :名無しさん@しゃべり場:2000/09/07(Thu) 00:29
47さんに賛成。これが正解であって欲しい。
そういえば「豊かさは数字で表せない」できないって教科書に書いてあったなぁ。
今それを思い出した。
49 :名無しさん@しゃべり場:2000/09/07(Thu) 01:00
ドラエモンさん
1を見ても分かるようにここはミクロネタを扱ってるなら
なんでもありっていうそもそも根性の腐ったスレッドな訳です(藁)
ですがやはり冷静なコメントは気が休まりますね

仮にワンショットゲームで達成不可能な
効率的な結果でも繰り返しゲームでは達成可能になります
(一般的には).これはFolk Theoremと言います.なんでかと
いうとしっぺ返しがこわくなるから.でも37なんか
静学なのにパレート効率が達成されてるから繰り返しても効率性が
得られるかもしれないですね.そうでないかもしれないけど.

ところでこの問題、ドラエモンさんの恩師はなんとおっしゃって
たんですか?ぼくの意見は37のとおりです.
超過需要が発生するような状況は敢えて問題にするに値しない.
理由はそれでもパレート最適が達成されてるから.
単純化し過ぎ、という批判には、こう答えます.
確かにそうかもしれないけど、オッカムの剃刀じゃないけど37みたいに
単純化して得られるメッセージは複雑なモデルでも残ると思う、と.
50 :お腹ペコペコ@阪神頑張れ:2000/09/07(Thu) 02:04
ドラエモン先生、解答が見つかりました!
「東京ドームは非合理的であり、甲子園は合理的である。」

以下、http://www.hanshin.co.jp/tigers/ticket/index.htmlを参照
阪神タイガース公式戦入場料金
種別      巨人戦   巨人戦以外  小人
特別指定席   3,500円  3,500円   -
内野A指定席  3,000円  3,000円    -
内野B指定席  2,500円   -     -
内野自由席    -    2,200円   1,100円
外野指定席   1,700円  1,700円    -
外野自由席   1,400円  1,400円   500円

ずれていて見づらいと思いますが、内野席は明らかに値段を引き上げています。
外野席についても、巨人戦の場合、レフト側もほとんど指定席で、自由席は僅かです。
非合理的云々は冗談ですが、阪神なんぞ特別視せぬわ、という巨人の威信でしょうか。
巨人戦よりも日ハム戦の方が安いところを見ても。
http://www.tokyo-dome.co.jp/baseball/ticket/conts.htmもどうぞ。
51 :ドラエモン:2000/09/07(Thu) 10:45
>47,48君へ

あぁー、このスレッドは(僕が立てた訳じゃないけど)49君の言うように
腐れスレッドなのです。つまり「世の中の現象を経済学、それも可能な限り
単純なモデルで切って捨ててみせる。その腕前を自慢する。」という奴。

すごーく不真面目に聞こえるでしょうが、将棋で「詰め将棋」ってあるでしょ。
あれいくら強くても、ホントの将棋差しじゃないよね。だけど、定跡知らない
とやっぱり強い将棋差しにはなれない。

このスレ立てた「ミクロヒッキー」君は、言ってみれば詰め将棋を趣味にして
る人だと言って良いだろう。

この手の連中は、言ってみれば必要悪(笑)。単純なモデルの可能性を限界
まで引き出すのが趣味と言うわけだから、ときどき限界突破しちゃうんです。
そんでグレちゃうと、離婚も結婚も妊娠も、みんなカネ勘定で説明しきれる
なんて言っちゃうのも出てくるんだ。

だけど、多かれ少なかれ、経済学とか専門分化した科学(およびモドキ)は
そんなもんです。医学だって、漢方薬や鍼灸が効くのは分かってるけど、さ
しあたりは「近代医学」って奴で全部切り捨ててる。

マックス・ウェーバー大先生が言ってますが「学問も禁欲の産物」なのです。
この場合は「まっとうな現実感覚」を一時捨ててでも、理論と心中するという
禁欲ですな。だから、張り切ってるミクロヒッキーをあんまりイジメないでね。(爆)
52 :名無しさん@しゃべり場:2000/09/07(Thu) 11:25
>だから、張り切ってるミクロヒッキーをあんまりイジメないでね。(爆)
公然と煽らないでください(^_^;)
しかし人間たまにはこうやって張り切りたいものじゃないだろうか?
まあまた適当に遊びに来てくださいな
53 :先公:2000/09/08(Fri) 17:51
そっか~ 実は巨人阪神戦てムズカシイんだね(笑)
54 :名無しさん@しゃべり場:2000/09/08(Fri) 22:35
>>53
「伝統の一戦」だからねー♪
55 :P2K:2000/09/24(Sun) 15:35
別のスレで、原油の備蓄放出については分かると書いたんですが、実はちょっと腑に落ちないこともあるので書きます。

(1)これだけ価格が高いんだからカルテルを裏切って増産して自分だけ儲けちゃおうという輩-財政的に苦しいナイジェリア、インドネシアとか国際社会の嫌われ者リビアなど-
がいてもいいように思うのですがなんで出ないんでしょう。
これを聞きたい理由は、2―3年まえに原油価格がいまの1/3近くまで低迷していたときに、ちょっと価格が上がると増産にはしる国がでてきて、そのときの新聞の解説記事は
原油価格の上昇がOPEC合意を遵守しないで収入を確保したい国がある云々ということだったんですよ。じゃあ、いまなんか裏切るともっとおいしいじゃないですか。なぜしないのか。
「みんなが貧しいときには相互の協力が成立しにくく、豊か(=高い値段で売れる)なときには協力しやすい」とかもっともらしいことって、ミクロ的分析で言えるんでしょうか。

それともいつかドラ師匠がお書きになってましたけど、たんに生産設備が旧くてフル稼働中、ほんとの需要に追いついてないだけなのかな。
でもそれだったら、いま各国とも一刻もはやく増産できる体制にして自分だけ儲けようと、設備の更新増設に走ってる最中なんですかね。

(2)いま新聞読んでたら、備蓄取り崩しは競争入札だが、米国政府が精製各社を通じて2001年に買い戻すと書いてあります。
これではレポ取引とおなじで、原油価格に中立な気がするんですけど、今回の備蓄放出一体何の意味があるの?解説キボーン。
56 :ドラエモン:2000/09/24(Sun) 18:21
>55(2):P2K少年

悪かったな、爺で。

で、この件は、昔から「外為市場で先物市場への通貨当局の介入は有効か?」という
テーマで散々議論されてるもんです。中身は忘れたけど、例によってある種の条件の
下では有効だったような気がする。(爺なんで忘れてしまった(泣))。

KOの大山せんせいが何本か論文書いてた。見つかったら、またご報告します。
57 :ドラエモン:2000/09/24(Sun) 18:22
追伸

だけど、通貨介入はマクロというかマネーがらみだから、原油レポとは違うかな?
58 :P2K:2000/09/25(Mon) 14:04
今朝CNBCみてたら、アメリカのエネ省長官が出演しててしゃべってました。
なぬ、1日のアメリカの消費量が20万バレルで、今回放出量-しかもレポ-が30万バレルだって?
あんたそんな36時間分(笑)放出してどうすんの。やっぱ大統領選用の宣伝でしかないわけね、とおもいきりキャスターにつっこまれてた。
いや、あのMr.Presidentが決断されたことだから・・とかモゴモゴ、2chなみの激しい攻撃で面白かった。
このキャスター爆撃してやろうと準備してたんでしょうね、そんな放出で現在96%稼働率の米国内精製所に何の意味あるの、
そんなはなくそみたいな放出じゃ、OPECがちょこっと蛇口しめたらおしまいじゃん、あんたのご同僚(連銀レポートかな)はheating oilが
今冬30%は価格上昇するだろうといってるのに、なんであなたは効果あるとおもうんですか、とかもうさんざん(笑)。

でもただ日経を鵜呑みにして55(2)みたいな質問書いてるようじゃ、ぼくも厨房決定。宇津田篠生。
でもたのむから日経の氏ん文亀社の人、もうすこしだけしらべて書いてよね。すぐだまされるひと(<おれか!)いるんだから。
スンマソン、ドラさん、こんなはなくそみたいな量じゃ意味なしが正解でした。

ただ今回供給側に抜け駆けが出ないのは依然なぞ。まあ、たまたまそうなだけなのでせうか。
59 :P2K:2000/09/25(Mon) 14:51
>そんな放出で現在96%稼働率の米国内精製所に何の意味あるの、
ぎゃくに稼働率もう限界だから、そもそも放出しても精製できないじゃん、っていう意味です、ねんのため。
60 :渦巻き:2000/09/26(Tue) 09:10
P2Kさん
日経氏ん聞社を笑えないくらい調べていない回答ですが
リビアは別として、インドネシア・ナイジェリアはIMF世銀との関係で
アメリカの機嫌を損ねにくい状況にあると思います。

参考までに、(それがいいことが悪いことかは別にして)
途上国に対するお金の流れは大別して
-公的な資金の流れ(IMF、世銀、各国のODAや輸出信用など)
-民間による融資
-民間による直接投資
の三つになると思います。
このうち、最初の二つは非常に連関が強いです。
より詳しくいえば、IMF・世銀とうまくいっていない国にお金を貸すのは
非常に危険と考えられる、また、
米国の意を汲んだ当局の指導があるため、などです。

この傾向を変えるかな?と思わせたのが1990年代に入ってからの
直接投資ブームだったのですがこれもアジア危機以後は投資家が慎重になっていますよね。

まとまりがないのですが、要はインドネシア・ナイジェリア両国ともに
喉から手がでるほどお金はほしいがアメリカを怒らせるのは怖いし、
というところでしょうか。(逆に言うと、闇輸出は増えているかもしれません。)
61 :夏の名無しさん:2002/08/14(Wed) 12:02
懐かしいAGE
62 :3周年名無しさん:2003/06/27(Fri) 23:46
以外に名スレage

>>55

>2―3年まえに原油価格がいまの1/3近くまで低迷していたときに、ちょっと価格が上がると増産にはしる国がでてきて、そのときの新聞の解説記事は原油価格の上昇がOPEC合意を遵守しないで収入を確保したい国がある云々ということだったんですよ。
カルテル破りをすべきかどうかは、カルテルを破って追加的に得られる当面の利潤と、他のメンバーの(クレディブルな)パニッシュメントによる将来の利潤の現在価値の減少のうちどちらが大きいかに依存する。

長期的に需要が低迷する場合、カルテル破りによる将来の利潤の現在価値の減少は小さい(もともとカルテルを守ることによって得られる利潤が小さいため)。このような状況では、短期的な需要の上昇に反応してカルテル破りをすることによる利潤が、将来の利潤の現在価値の減少を上回りやすい。よってカルテルは破られやすい。

>これだけ価格が高いんだからカルテルを裏切って増産して自分だけ儲けちゃおうという輩-財政的に苦しいナイジェリア、インドネシアとか国際社会の嫌われ者リビアなど-がいてもいいように思うのですがなんで出ないんでしょう。
将来にわたって需要が増えると考えられる場合には、カルテル破りによる将来の利潤の現在価値の損失幅は大きくなる。よってカルテルは維持されやすい。逆に需要が現在天井であると考えられる場合には、カルテルを破って当面の利潤を確保した方が有利になる。

と、3年越しの質問に解答してみる。

特に2番目の方、実際にはどうっだったんでしょう?
63 :3周年名無しさん:2003/06/27(Fri) 23:50
>>62

改行ボロボロスマソ
64 :3周年名無しさん:2003/06/27(Fri) 23:55
>2―3年まえに原油価格がいまの1/3近くまで低迷していたときに、
ちょっと価格が上がると増産にはしる国がでてきて、そのときの
新聞の解説記事は原油価格の上昇がOPEC合意を遵守しないで収入を
確保したい国がある云々ということだったんですよ。

カルテル破りをすべきかどうかは、カルテルを破って追加的に得られる
当面の利潤と、他のメンバーの(クレディブルな)パニッシュメントによる
将来の利潤の現在価値の減少のうちどちらが大きいかに依存する。

長期的に需要が低迷する場合、カルテル破りによる将来の利潤の現在価値の減少は
小さい(もともとカルテルを守ることによって得られる利潤が小さいため)。
このような状況では、短期的な需要の上昇に反応してカルテル破りをすることによる
利潤が、将来の利潤の現在価値の減少を上回りやすい。よってカルテルは破られやすい。

>これだけ価格が高いんだからカルテルを裏切って増産して自分だけ
儲けちゃおうという輩-財政的に苦しいナイジェリア、インドネシアとか
国際社会の嫌われ者リビアなど-がいてもいいように思うのですが
なんで出ないんでしょう。

将来にわたって需要が増えると考えられる場合には、カルテル破りによる
将来の利潤の現在価値の損失幅は大きくなる。よってカルテルは維持されやすい。
逆に需要が現在天井であると考えられる場合には、カルテルを破って当面の利潤を
確保した方が有利になる。

と、3年越しの質問に解答してみる。

特に2番目の方、実際にはどうっだったんでしょう?
65 :わくわくさん:2003/06/28(Sat) 02:06
>仮にワンショットゲームで達成不可能な
>効率的な結果でも繰り返しゲームでは達成可能になります
>(一般的には).これはFolk Theoremと言います.なんでかと
>いうとしっぺ返しがこわくなるから.

横レスですが、繰り返しゲームで普通の前提として考えられる
「ペイシャントネス(δ)」って現実的に計測可能なのでしょうか?
確かにあるδによってミニマックス点以上の任意の利得をもたらす
アウトカムをナッシュ均衡で実現できる、と教えられるわけだけど、
そうしたδが共有知識とされているのが直感的にしっくりこない。

それと、δは利得にかかっている場合と効用にかかっている場合では
意味づけが全然違いますね。効用が割り引かれているというのは
いかにペイシャントかをあらわすように見えるけど、利得が割り引か
れているのはまるでゲームを繰り返しているうちに、利得の
アイスクリームがとけていっていく感じ。

原油価格のカルテルというケースでは将来の収益あるいは利潤の
割引価値がそれにあたるのでしょうが、それならば、カルテルの
いかなるメンバーも同時にカルテルを逸脱する動機があるか、
誰もその動機がないかのいずれかの状態しかないことになる。
(もし割引率が世界的に同じものだとすれば。)
66 :わくわくさん:2003/06/28(Sat) 05:26
ミクロの楽しめるネタの提供になっているかどうかわからないけど、
ちょっと唐突に昔懐かしい「屈折需要曲線」の話をしてみよう。

原油の(世界)市場需要関数がある産出量でキンク(屈折)している
と仮定する。その水準以下だと需要は価格に対して弾力的であり、
それ以上だと非弾力的になる。各原油産出国は独占的競争の下にある。
需要曲線はどの国も共通なので、OPECがキンクしている点で
産出をおこなうことを取り決めたとすれば、加盟国のMC曲線がMRの
不連続区間内に分布している限りカルテルを逸脱する動機はない。
原油価格はキンクしている点で一定に保たれる。

ところが、いま、原油が世界的にだぶついて、需要曲線が左方へ平行に
シフトしたとする。OPECは改めて会議を開いて新しいカルテル産出量を
決定するだろう。ところが、MC曲線が低い位置にある国は、MC曲線が
MR曲線の不連続区間よりはずれてより低い方のMR曲線と交わること
になるので、産出量を増やして価格を引き下げる動機をもつことになる。
よって新しいカルテル水準は拘束力を持たず、カルテル破りをする国が
現れることになる。

ちょっと産業組織論ぽい議論になったので、別スレでやった方がいいかも
しれないけど、上の原油のカルテルとかいう話を読んでいたら、自分が最初に
ミクロ(というより独占理論)に興味をもったきっかけとなったお話を
してみたくなったわけです。

屈折需要曲線
http://ha7.seikyou.ne.jp/home/H-KajiKaji/mag24/zu241.html
67 :3周年名無しさん:2003/06/28(Sat) 12:37
>>65

えー、このスレの趣旨は、主に
>>51
>世の中の現象を経済学、それも可能な限り
>単純なモデルで切って捨ててみせる。その腕前を自慢する。

ということだそうですので、

>横レスですが、繰り返しゲームで普通の前提として考えられる
>「ペイシャントネス(δ)」って現実的に計測可能なのでしょうか?

のようなアカデミックかつムツカシイお話は他スレでお願いいたします。で、

>原油価格のカルテルというケースでは将来の収益あるいは利潤の
>割引価値がそれにあたるのでしょうが、それならば、カルテルの
>いかなるメンバーも同時にカルテルを逸脱する動機があるか、
>誰もその動機がないかのいずれかの状態しかないことになる。
>(もし割引率が世界的に同じものだとすれば。)

これはプレーヤーごとに生産キャパシティ(クールノーだったら
費用関数の形でもいいかな?)が異なるモデルを組めばいいのでは?
リビアなんかが目いっぱい増産しても世界の需要を埋めきれるわけがない。
で、サウジアラビアみたいな大生産国にとっては、少生産国の増産に
対応してパニッシュメントをかけるのはクレディブルでない
(少生産国のシェア拡大による利潤の減少幅が、パニッシュメントに伴う
価格引下げによる利潤の減少幅より小さい)ので、少生産国は
カルテル破りをしても黙認されやすい、というような話を
聞いたことがあるような気がいたしまする。

>>66
>ちょっと唐突に昔懐かしい「屈折需要曲線」の話をしてみよう。

この話って、原油以外でどんなことに応用できると思います?
今の日本は供給がだぶついている(というか需要が足りない)
産業が多いので似たようなケースがありそうに思うのですが
(もちろん明文化されたカルテルはないだろうが)、思いつかないです。
68 :わくわくさん:2003/06/29(Sun) 02:56
67さん、レスありがとうございます。

>>横レスですが、繰り返しゲームで普通の前提として考えられる
>>「ペイシャントネス(δ)」って現実的に計測可能なのでしょうか?
>
>のようなアカデミックかつムツカシイお話は他スレでお願いいたします。

わかりました。

>>ちょっと唐突に昔懐かしい「屈折需要曲線」の話をしてみよう。
>
>この話って、原油以外でどんなことに応用できると思います?

昔から思っていたのですが、この話って現実的というか実証的な
適用という意味では、ほとんど役に立っているとは思えないんですね。

ポイントは、ある産出量の前後で需要の弾力性が不連続的に変わって
いる、という状況なわけですが、このような恣意的な前提というのは、
上で述べた人為的なカルテルのような状況ぐらいしか考えられない
ように思う。もうひとつは、費用関数の小さい変化に対しては価格は
硬直的になるということですが、これは別の要因で説明された方が
適切であるような話かもしれません。

実際、40年代にすでに Stigler が実証的なサポートがない、と
批判しているわけで、これを扱っているIOのどの教科書にも
その説得力の弱さは指摘されています。
(もっとも、最近では Stiglitz(1984,AER)のような別のモデルも
あるらしい。)

つまり、このモデルは、私に言わせれば、経済学的にはほとんど
実証的な説得力を持っていないにもかかわらず、ほとんどの教科書、
特に日本では公務員試験にまで顔を見せるという、とても不思議な
モデルであるわけ。
69 :わくわくさん:2003/06/29(Sun) 02:57
じゃあ、そんな話がどうして続いてきたのかというと、それは
ひとつの考え方として、これを含む寡占理論や不完全競争理論に
興味を抱かせるきっかけとして面白い題材になっているからだと
思う。私などもそうだけど、ミクロ完全競争理論に対して違和感を
抱いた頃、この話を知って産業組織論に興味を持つということは
ありえます。この話はおそらくそういうふうにとらえた方がよいの
ではないでしょうか。

あと、上のレスで原油カルテルの説明として屈折需要曲線モデルを
挙げましたが、これはまったく私の思いつきであることをお断りして
おきます。

(これ以上続けるとIOの話になるので、もしこの話でなにかあれば
今後はIOスレの方がいいかと。)
70 :3周年名無しさん:2003/06/29(Sun) 12:28
>>69
御意。
71 :わくわくさん:2003/06/30(Mon) 05:47
では、屈折需要曲線やカルテルの話は産業組織論のスレで続けます。

http://www.ichigobbs.net/cgi/readres.cgi?bo=economy&vi=0690
72 :木木木島道夫:2003/07/03(Thu) 00:19
シカゴ系経済学のIdol、ベッカー教授の経済学では犯罪も、政治も全て経済学的に解明できると
豪語なされておる。 まったく、経済学の知的帝国主義極まれりなのである。
73 :3周年名無しさん:2003/07/03(Thu) 00:24
ええやん経済学の知的帝国主義。
他の社会科学系の学問も負けずに経済学の問題をあぶり出し、
経済学の驕慢を打ち砕け。
これぞ競争原理w
74 :橋爪ダイザブロー:2003/07/03(Thu) 00:37
ふぅむ。
確かに西側陣営の勝利に最大の貢献をしたのは、政治学や社会学ではなく経済学ですからね。
それ相応の評価は受けても許容されるんでしょう。・・・本場米国ではね。
 それにしても日本の社会科学のレベルは低すぎる。人文や物造り・工学系じゃあ中韓を圧倒ですが、Social Scienceではも~、中(精華大)台は勿論、韓国にも劣りますね。
75 :3周年名無しさん:2003/07/03(Thu) 15:25
>人文や物造り・工学系じゃあ中韓を圧倒

ものつくり大学の罪つくり~!
76 :わくわくさん:2003/07/04(Fri) 05:45
>ベッカー教授の経済学では犯罪も、政治も全て経済学的に解明できると

そいえば結婚もそうですね。女性の労働市場での価値と(仮想的に家事に対して
賃金が支払われると想定した)家庭市場での価値を比べて、女性は専業主婦か
独身かを選択する。女性が労働市場に参入すれば後者の価値が前者に比べて
相対的に上昇するので、両市場に均衡が存在する。そんな話をお弟子さん筋から
聞いた覚えが。
77 :梅雨空の名無しさん:2003/07/04(Fri) 20:37
>>76
あのぺいぞうも少子化を経済学で説明しているぞ
(ソースは忘れたが、大臣になる前に書いた本のどれか)!!
曰く、
(1)サラリーマン世帯が増え、生産財としての子供の価値が下がった
(昔の農家などではこれは意味があった)
(2)共働き&残業が増えて子供と接する時間が減ったため、消費財としての
(可愛がるための)子供の価値が下がった
(3)将来の保障としての子供の価値が、年金制度の充実などにより下がった

(1)はともかく、(2)(3)はどーかなーと思う。
(2)は、思考が閉じていない。消費財としての子供の価値と、
共働き(による所得増)はあくまでも代替の関係であるはずで、
因果関係ではない。何で共働きが増えたのか?
所得の使い道はン十年よりは魅力も種類も増えてるだろうけど、
じゃあ最近の「買いたいものがない」と言い立てるマスコミは何?
ここ10年買いたいものがなかったなら、極論を言えば出生率は上がったはず(!)。
さらに、ここ10年賃金が下がってるなら共働きの魅力はますます減ってるはず(!)。
ちゃんと(少なくとも経済のレベルでは)閉じた議論をしてくんないと力がない。

(3)についても、この理論だけで考えれば最近の年金制度の崩壊傾向に伴い、
出生率は上がることになる(!)

というか、上の話を漏れがホントに信じてるわけではないが、
この話はいろいろ考えてる人がいそうなので、詳しい人の解説キボンヌ