経済物理学

economy/0022 / 11 レス / 2000/08/24〜2002/06/27

1 :名無しさん@匿名キボーン:2000/08/24(Thu) 20:39
なる学問があると聞いたのですが
どのようなものなのでしょうか?
2 :すりらんか:2000/08/24(Thu) 22:39
青木正直@UCLAがずいぶん一生懸命やってますね.

以下,偉そうに解説するけど,私は良くはしらないの
で「だいたいこんなもん」という感じで読んで下さい.

現在の経済学はある意味古典力学のアナロジーで話を
していくんですが,ものすごい数の粒子が(それぞれ
は力学方程式に従うとしても)対流を起こすような状
態では,その対流現象については古典力学では歯が立
たないわけです.そこで出てくるのが非平衡系の物理
学ということになる.経済についても同じなのではな
いか(個々人は最適化行動だけどそれでは全体は把握
できない)……というのが経済物理学の出発点のよう
です.たとえば,ビーカー内の水を熱してやると,多
くの水分子は熱せられて上に行こうとするけど,対流
は相対的なモンだから,下に下がるヤツもいる.これ
を経済で考えると……というはなしです.

ちょっと支離滅裂だけど(<自分が分かってないから
当然)こんな感じ?詳しい人がいたら是非わたしが教
えて欲しい!ちょっと興味あるんですよ.
3 :?1/4?3?μ?3???1/2?1/4?L?{?[??:2000/08/25(Fri) 00:57
>01
そもそも高1の物理の1学期が旧来の経済学の基本です>微分

この辺は小室ファミリー(笑)が詳しそうなんで詳細レスを
待ちましょう。
物理では高1の1学期だが、数学では高2の後半か高3、もしくは
履修なしなので高校の理系の先生は苦労するのです(笑)

-------
>02
それはクルーグマンの発言ですが、
サンタフェ系のいわゆる複雑系のような
粗雑で放埒なアプローチであるなら、
シロート目には現実離れをしていても簡明なモデリングで
もって論証を進めるべきだ、
という意味で気象学者の業績を引用しています。

クルーグマンも栄える地域が固定化を免れえないのは
何故か?を研究して複雑系経済学者として紹介された
こともありましたが(笑)
4 :ぽけっと2000:2000/08/25(Fri) 01:43
小室ファミリーとは縁もゆかりもありません(笑)が、ひと言。80年代後半に『フラクタル』(朝倉)
で一躍脚光を浴びた高安秀樹先生ともともと学際的な研究のすきな浜田宏一先生@Yale大学のふたりで
いくつか論文やWPを書かれてましたね。

需要と供給が一致しない確率的在庫変動を考慮したときの価格変動(神の振るえる手-座布団1枚!)はある種のべき乗分布に
従うとか、1回1回の取引に非線形性と不可逆性をみることができるような取引からつく価格の
時間発展は必然的にカオスになるとか、市場価格変動にひそむ法則性を研究しているのと、
どこかにも書いたんですがZipfの法則に従う経済事象の実証とかをとりあえずやってますよね。
60年代に書かれたFamaやMandelbrot@フラクタルの生みの親が盛んに書いてた安定パレート分布
のパラメーター推定とかね。マルチ・エージェント(商人)のいる世界。

ただこれって80年代に話題になったときもそうだったんだけど、議論がけっこう発見的(heuristic)
で、なぜそうなってるのかよくわかんなんですよね。まぁ、自然現象やってる物理屋さんには
あんまり抵抗ないみたいだし、正統エコノメトリシャンからモデルの意味を問わないで予測にはまる
ドキュソはあっちに逝ってよしといわれていた(笑)時系列モデル屋にもあんまり抵抗ないんですけどね。

もっとも在庫モデルとか非対称情報の話って正統新古典派総合の経済屋さんもやってますよね。
岩井さんの不均衡動学論も広い意味でこの範疇でしょうし。

もうご存知かもしれませんが、とりあえず
http://www.kansai-cs.com/econophysics.htm
をご覧になればいかがでしょうか。高安氏が日経新聞のやさしい経済学と日経サイエンス
に連載した記事をよむことができます。なかなか面白いですよ。
5 :ぽけっと2000:2000/08/25(Fri) 01:49
失礼、非対称情報→不完全情報です。
6 :???s???X?g:2000/08/25(Fri) 02:30
岩井さんの場合、隠しコマンドとしてマルセル・モース(デュルケムの甥)
の贈与論なんかがあるしね。
7 :ななし:2000/09/06(Wed) 02:24
所詮現象論、と言ってしまえばそれまでだが、
現象論で構わないから使いたい、という人は
いるだろう。
ただ、厚生分析はもちろん政策分析にも使えないだろう。
(behavioral foundation がないのだから)
多分ルーカス批判と同様のものが当てはまるのでは?
8 :名無しさん@敬老した?:2000/09/26(Tue) 12:40
経済物理学は,定義により(ってわけでもないが)物理学者がやってる分野です.
(1)フラクタルを実証するテクニックをたくさんもってる.
(2)ポストをめぐる競争が激しくなんでもいいから論文を書きたい.
という物理学者がたまたま目をつけたのが経済現象,とくに
データがたくさんとれる金融市場です.
超一流の物理学者も参入してきてます.
ただし,いまのところ実証がメインで,
理論モデルがちゃんとあるわけじゃない.
また,彼らの経済に関する理解は
かなりめちゃくちゃな部分もある.
高安氏の本も,おもしろいのだけど,
結構ぎょっとするような記述も多い.
9 :名無しSeptemberLove:2001/09/23(Sun) 14:21
金融工学スレッドに移行しましょう。
10 :俺の名無しさん:2002/06/27(Thu) 13:15
面白いページが見つかったのでお知らせします。
http://www6.ocn.ne.jp/~tonal/0_home_page.htm

冒頭にあるグラフなどは興味深くて、本文を読もうかと思わせます。
でも、経済システムを再生産システムと見る(労働価値説)そうなので、
(エントロピー交換過程と規定してることからの帰結なので仕方が無い)
期待しないように。
11 :俺の名無しさん:2002/06/27(Thu) 13:29
あ、すいません。qualiaとかいう馬鹿なMLでさえも浮いている「と」な方でした。