お奨めの経済本①

economy/0005 / 115 レス / 2000/08/20〜2008/03/17

1 :すりらんか[すりらんか]:2000/08/20(Sun) 18:59
皆さんお奨めの経済本を教えて下さい.
このスレでは主に,
「経済学のセンスがひかる本」
「経済学をほとんどやったことがない人がその
エッセンスを把握するのによい本」
を挙げていきたいと思います.
2 :小室直樹オタク:2000/08/20(Sun) 20:13
「小室直樹の資本主義原論」「国民のための経済原論」1バブル大復活編2アメリカ併合編
「日本資本主義崩壊の論理」「日本人のための経済原論」批判されてましたが
3 :コテハン29:2000/08/21(Mon) 03:02
2編からこっちに移ってきました。
2編の”今読んどくべき経済の本といえば?”
http://megabbs.com/cgi-bin/readres.cgi?bo=keizai&vi=0047
の続きにしてしまってもいいのでしょうか?
あのスレッドでは岩井克人の本なんかが出ていましたが、
柄谷行人『マルクスその可能性の中心』とかどうでしょう。
経済学に限らず、経済に関連する本で、啓蒙的なものなら
いいとしましょうよ。
そうそう、今日、たまたま書店に寄ったら、すりらんかさん
おすすめの『石橋湛山評論集』(岩波文庫)があったので、
買って読んでいます。おもしろいですね。ただ、この本は
経済というより政治論の本ですよね。
4 :こてはん29[こてはん29]:2000/08/21(Mon) 03:18
コテハン29改め、こてはん29にします。
すりらんかさんに書いていただいた名前ですし、ひらがなの方が
親しみやすいかなと思いましたので。

さて、この手の本でしたら、
クルーグマン『良い経済学悪い経済学』(日経)
は、挙げずばなりますまい。(もしかすると上級向けかもしれませんが、)
フォーリン・アフェアーズに彼が書いた有名な論文
"The Myth of Asian Miracle"(まぼろしのアジア経済)
の日本語訳が収められていますね。
5 :すりらんか[すりらんか]:2000/08/21(Mon) 04:34
>こてはん29さん
わーい!だんだん人が集まってきましたね.『石橋湛山評論集』
は小日本主義の下りが経済学的な(というよりまともな,論理的
な)思考に基づいているところがお気に入りです.柄谷行人『マ
ルクスその可能性の中心』が経済学書として良いかどうかは分か
りませんが私が最も繰り返し読んだ思想関係本の1つです.今だ
してみた.昔の私が書いた書き込みが的外れで面白いです.岩井
先生なら最近でた『21世紀のなんとか』の方が入門書としては
適当でしょう.第一章はとくに経済学全体への入門として薦めら
れる.

クルッグマンの一連の爆撃本(<ドラエモンさんの用語法ですね)
はどれもお奨めですよ!第一痛快で面白い!でも『経済学の教科
書』は訳がちょっとなぁ……わざとらしすぎるとかえってやなか
んじだから.
6 :すりらんか[すりらんか]:2000/08/22(Tue) 01:01
2編いよいよ書き込めなくなったので,そこで『経済史の
理論』ってどうですかっていう質問へのレス

>ななしさん
おぉ!経済学にふれてみようと思っていきなりヒックスの
『経済史の理論』とは何という慧眼!ものすごくいい本で
す.ついでに補足しとくと,ヒックス卿は今世紀中盤最大
の経済学者で,彼の説はいまや学部レベルのミクロマクロ
のテキストじゅうにあふれています.こりゃあもう経済学
をやれとの神の啓示かもしれない(笑).
7 :こてはん29[こてはん29]:2000/08/22(Tue) 01:26
経済史といえば、
講座派の粋をまとめた教科書、石井寛治『日本経済史』(東大出版会)や
それに反旗を翻すべく、数量経済史の知見をも取り入れまとめられた
『日本経済史(全8巻)』(岩波書店)なんかが代表的だと思うのですが、

ここは、初心者向けということで、
ルイスの二重経済モデルに、ケインズの有効需要理論を組み合わせて、
日本の高度成長を説明した吉川理論を、時代の風俗を交えやさしく紹介した、
吉川洋『高度成長』(読売新聞社)と、
戦後の日本の経済システムの萌芽を、岸信介らの官僚が活躍する
戦前の満州国に求めた、NHKのTVドキュメンタリーを本にまとめた
小林・岡崎・米倉『日本株式会社の昭和史』(創元社)
をおすすめしておきます。
8 :先公[先公]:2000/08/23(Wed) 06:53
>こてはん29氏
吉川教授の『高度成長』は書店でパラパラとめくり、とっつきやすそうな本だと
感じました。他に薦める知人もおりますし、私はあれから学び直すことにします。
満州国での実践(実験)は、敗戦後の日本社会にさまざまな形で展開されたと考え
られます。
一例を挙げれば、みなさんが小学校でお使いになった、多色刷りで視覚効果を重視
した教科書の原型は、満州国で確立されたものです。教育実践のスタイルにも影響
はあるようです(検証途上ですが)。
戦後に導入された新システムに歴史的検証を加える際、アメリカの影響だけでなく、
敗戦前に満州国で行われた実践の影響をも視野に入れることは、植民地支配に対する
是非の論を超えて、もっと積極的な姿勢でなされてよいと私は考えています。
閑話休題。
9 :ばあや:2000/08/23(Wed) 16:09
橋本治「貧乏は正しい!」シリーズ。
10 :?1/4?3?μ?3???1/2?1/4?L?{?[??:2000/08/24(Thu) 01:15
>08
、、とボクも思ったのですよ、しかしインドネシアの
ゴルカル(共和会や大政翼賛会のインドネシア版)を
目の当たりにしてしまうとフクザツな気分になります(笑)
11 :先公[先公]:2000/08/24(Thu) 04:17
>?1/4?3?μ?3???1/2?1/4?L?{?[??氏
ゴルカルを称賛するつもりは私もありませんが、評価を行う際には、まず、
かの政治体制を、現時点までにインドネシア社会が確立し得ている一つの到達点
(良くも悪くも)と捉える必要があるだろうと思います。ゴルカルが内包する問題
については、おそらく?1/4?3?μ?3???1/2?1/4?L?{?[??氏と私は少なからず共通
する認識を持っているのではないかと推察致します。当該の問題に関する批判的な
認識は、おそらく私どもが慣れ親しんでいる日本型、あるいは欧米型の民主主義的
政治体制とインドネシアの現政治体制との比較から発するものでしょう。そういう
ことでしたら理解致します。
しかし(これはまあ、仮に・の話ですが)そうでなく、人間にとって〈真の自由と
民主主義的な諸権利〉が保障されていないから、ということでしたら、私の理解力
を超えております。あとはまあ、言わずもがなですね(笑)
現体制を今後、どのように維持していくのか、あるいは変革するのかは、インドネシア
国民が選択し具現化すべき問題である。これは当然として、現(ゴルカル)体制に
対する評価を行う際には、前述の日本型あるいは欧米型の政治体制との比較を行う
視点と同時に、ゴルカル成立以前の状況との比較を行う視点を確保する必要もある
のではないかと考えます。
同様に、複眼的な視点をもって現状と、現状に至る過程を検証する必要があるだろう
というのが私の見方です。大して実のあるレスになっていませんね(苦笑)
12 :10:2000/08/26(Sat) 02:42
ちょっと独立して続けましょう、別スレで>8.10.11
13 :ドラエモン[ドラエモン]:2000/08/28(Mon) 13:52
近年の金融システム危機の原型たるS&L危機に関するジャーナリストの本で
「こうして銀行はつぶれた」マーティン・メイヤー著、日経1991というの
が大変面白かった。これを読むと、日本だけが馬鹿だというアングロサクソン
信奉のオニイチャンたちの議論のアホらしさがよく分かる。というか、どこの
国でも同じ環境を与えれば結果として生じる経済現象は同じであることが分か
り、経済学の妥当性に確信が持てるかも?
14 :先公[先公]:2000/08/29(Tue) 17:11
「日本だけが馬鹿」系の議論て経済学の周辺にも存在するのですね。
黄色い肌の人間であることを忘れて自分は「神」の視点……幼いなあ。
15 :ドラエモン[ドラエモン]:2000/08/29(Tue) 17:32
>14
つーか、アメリカ人でもアメリカで何が起こったか良く知らないような程度の
低いのが日本に特派員とかエコノミストとかで来ていて、こいつらが偉そうに
日本の問題をあげつらう。すると、それに便乗する偽日本人というか偽外人み
たいなのが多数出現するというパターンです。
16 :名無しさん@匿名キボーン:2000/08/30(Wed) 01:11
「マネー革命 第二巻」
非常に面白かったです。サミュエルソンの蝶ネクタイ
がかわいくかつ伊藤さんの生き方にほれました。かな
り読みやすいですよ。
17 :へなへな[へなへな]:2000/10/01(Sun) 10:32
組織として固まっていないところに関わりそうのなので、
実用に耐えるメカニズムデザインの本はありませんかね?

とりあえず、ミルグラム・ロバーツ「組織の経済学」を読もうと思っている
のですけど。
18 :さ:2000/10/03(Tue) 11:35
「ランチタイムの経済学」著者スティーブン・ランスバーグ ダイヤモンド社

ものすごく身近な話しを経済学的に分析していて面白かったです。
一番好きなのは、映画館のポップコーンはなぜ高いのか?っていうお話し。
他にもこの板でよくいわれてる「経済常識の誤りは実はこうだ」っていうのもあります。
19 :ドラエモン[ドラエモン]:2000/10/03(Tue) 17:17
お勧めというか、とにかく読む必要があるだろうということで。

井堀利宏「財政赤字の正しい考え方」東洋経済

これって、どういう本って訊かれると、唸っちゃうんですが、とにかくまっ
とうな「大蔵省見解」の本という感じです。ここの財政赤字スレで取り上げ
てるポイントは、ほぼ網羅されてるようなんですが、一般向けに書かれてい
るためか、主張の論証の所が省かれてしまっていることが多いようです。
実は、昨日買ったばかりでまだ読み終わっていないが、一応ご参考までに。
20 :名無しさんwith t:2000/10/05(Thu) 00:03
19と同じような系統としては

富田俊基「国債累増のつけを誰が払うのか」東洋経済

一般向け読み物風の割には、学術論文とかの参考文献に挙げられたりする不思議な本です。
21 :ドラエモン[ドラエモン]:2000/10/05(Thu) 00:57
>名無しさんwith t@20

富田氏が財政再建派というか小さな政府主義者なのはそうですが、井堀さんとは
ちょいと違う。井堀さんは、98年みたいな時は財政出動は仕方ないという立場
ですが、富田氏は違う。98年秋の絶望的状況下で、本人がそう言ってるのを聞
いたから確かだと思う。
22 :名無しさんwith t:2000/10/05(Thu) 02:01
そうですね。
「国債累増のつけを誰が払うのか」は99年初に出版されたもの。
つまり執筆は98年中ですね。
財政再建派の全員が、転向または沈黙している間にも、
主張を変えなかったところに彼の気骨を感じます。
23 :へなへな@日和見[へなへな]:2000/10/05(Thu) 02:07
信念は結構ですけど、結局重要なのは結果じゃありません?
「誤ったら修正する」これをできなければフィードバック機能が
壊れているとしか・・・
24 :名無しさんwith t:2000/10/05(Thu) 02:10
97~98年こそが財政再建のフンバリどころだったかと思ってます。
アレで投げ出してしまうなら、日本がマジメに財政再建するのは永久に無理なんじゃないでしょうか。
25 :プロボーラー[プロボーラ]:2000/10/05(Thu) 13:28
しかし、98年のマクロ環境で、財政支出を削減するというのはどうかと思います。90年代の財政赤字が歳出要因か歳入要因かを考えると、後者の色が濃いことが分かります。
法人税は6割くらいの企業が払わないし、農業従業者や医者も然り。一般国民も230万(多分)という高いゼロ所得税の臨界点のおかげで払ってないし。さらに、国税当局の徴税能力も疑問(消費税はどうなってるんですかね)だし。
再建したい大蔵省の人達は、頭が良いので遠目が効くから心配だらけなんでしょう。でも、足元グラグラで、有効需要不足の不況にあるのであれば、やっぱりという気がしますけど。
それに、高齢化に伴う支出に向けて準備をするという大義名分も、一般会計の問題というよりは、年金の話や医療制度の話が絡むので、単純に財政バランスを改善することが必要とは限りませんよね。
26 :すりらんか[すりらんか]:2000/10/05(Thu) 13:31
>24
井上準之助理論に近い感じですよねソレ.97-98に財政出動が
引き締められていたらとおもうとかなり恐ろしいんだけど……

「苦しいときにあえて良薬を飲む」というのはなんかすごくも
っともな意見のように聞こえるけど,そういうスローガンのは
なしじゃないのさ.
27 :ドラエモン[ドラエモン]:2000/10/05(Thu) 14:06
>すりらんか氏@26
97年は大幅引き締め。
28 :すりらんか[すりらんか]:2000/10/05(Thu) 14:51
>どらさん
失礼.厨房がまたばれました.
29 :名無しさんwith t:2000/10/05(Thu) 20:52
じゃあ、いつ「持続可能性」(プライマリーバランスの黒字化)を回復するればいいのですか?
30 :名無しさんwith t:2000/10/05(Thu) 20:54
>財政バランスを改善することが必要とは限りませんよね。
必要条件です。
31 :ドラエモン[ドラエモン]:2000/10/05(Thu) 21:00
>29
プライマリーバランス自体は、持続可能性の条件ではないんでないの?
ドーマーの定理に従えば、名目成長率>金利なら、債務のGNP比率は
一定に収まる。持続可能性を長期的に債務ゼロと定義するなら話は別だ
けど。
32 :ドラエモン[ドラエモン]:2000/10/05(Thu) 22:02
でも、あれか、今の新古典派的に考えると、やっぱりt→∞で債務ゼロが
横断条件だから、プライマリーバランスもゼロか、さし当たりは黒字か?
年寄りには住み難い世界だのう・・・。
33 :名無しさんwith t:2000/10/05(Thu) 22:59
ドーマーの定理は、プライマリーバランスの均衡が条件になっているハズですぞ。

政府債務対名目GDPが発散しない条件は、
 政府債務増加率 ≦ 名目GDP成長率
ですよね。
 政府債務増加額 = プライマリ赤字+政府債務×名目金利
という関係に着目すれば、容易に
 名目GDP成長率-名目金利 ≧ プライマリ赤字/政府債務
が導かれます。
ドーマーの定理は、右辺がゼロの場合ですよね。

で、実際の名目GDP成長率と名目金利を比べると、どこの国でも名目金利の方が高いのがフツウです。
つまり左辺はマイナス。すると左辺もマイナスじゃないといけなくなる。
つまりプライマリ黒字。

こういう考え方でいかがでしょうか。
34 :33:2000/10/05(Thu) 23:04
訂正しまっす。後ろから3行目

誤;つまり左辺はマイナス。すると左辺もマイナスじゃないといけなくなる。
正:つまり左辺はマイナス。すると右辺もマイナスじゃないといけなくなる。
35 :33:2000/10/05(Thu) 23:28
過去ログをよく読んだら、12においてドラエモンさんが同じような式を展開されてましたね。

>△(D/Y)=(E-T)/Y-(g-i)(D/Y)
>となります。今、(E-T)/Yを一定とすると、D/Yの動きはg-i
>の符号で決まります。もしg-iがプラスなら、D/Yは爆発しないこと
>になるわけです。つまり「名目成長率gが金利iより高ければ良い」という
>ことです。

上記の記述の
「(E-T)/Yを一定とすると」は間違いで、正しくは
「(E-T)/Yをゼロとすると」ですよね。
そうであれば、私が33で書いたことと同じです。
36 :ドラエモン[ドラエモン]:2000/10/06(Fri) 00:03
この微分方程式の定常解は△(D/Y)=0だから、

D/Y=(E-T)/Y/(g-i)

なんですけど。つまり、プライマリー赤字E-Tがプラスでも債務のGNP比は一定になるんだが。
37 :33:2000/10/06(Fri) 01:01
私の書いた式の等号バージョンは
 名目GDP成長率-名目金利 = プライマリ赤字/政府債務
ですが、これはドラエモンさんの書いた
 D/Y=(E-T)/Y/(g-i)
と全く同じですよね。
この等式の下で、E-Tがプラスなら、g-iもプラスじゃないとイケませんよね。
現実にはg-iはマイナスなので、E-Tもマイナスじゃないとイケない、
というのが、私のいいたいことなんですが、
これはドラエモンさんのお考えと違うのですか?

いずれにしても、
>(E-T)/Yを一定とすると、D/Yの動きはg-iの符号で決まります。
というのは間違いですよね。。。
38 :ドラエモン[ドラエモン]:2000/10/06(Fri) 01:26
>この等式の下で、E-Tがプラスなら、g-iもプラスじゃないとイケませんよね。

これわからん。E-Tとg-iの符号が逆でも、かまわんでしょ?政府が債権もつ
というだけのことだから。g-i>0は正でも負でもいいが、定常解へ解が収束す
るための条件に過ぎない。
39 :ドラエモン[ドラエモン]:2000/10/06(Fri) 01:29
誤解を招く書き方。点の打ち場所が悪い。すいません。

(変な表現)g-i>0は正でも負でもいいが、定常解へ解が収束

(正しい方)g-i>0は、正でも負でもいいが定常解へ解が収束
40 :33:2000/10/06(Fri) 23:14
>政府が債権もつというだけのことだから。
Dがマイナスなら確かにそうです。
でも、日本の話をしているのですよね。
日本の政府債務の初期値はプラスです。
E-Tがプラスなら、ΔD=E-T+i×Dはプラスです。
初期値がプラスで差分がプラスなら、Dはマイナスになり得ません。

>g-i>0は、正でも負でもいいが定常解へ解が収束

繰り返しますが、E-T=0の仮定を置かなければ
g-i>0は、Dが収束する必要条件でもなければ十分条件でもありません。
41 :すりらんか[すりらんか]:2000/10/07(Sat) 01:12
>どらさんの
>定常解は△(D/Y)=0だから……

これって何か話が変じゃありません?△(D/Y)=0
ならばD/Y一定って条件以前の問題としてトートロジ
ーです.プライマリーバランスや成長がどうあれ一定で
すよ.問題は△(D/Y)の正負ですから,たとえばこ
れが0であるためには……と考えるのでは?とするなら
ば△(D/Y)=0の条件は

(E-T)/Y=(g-i)(D/Y)

なわけです.名目利子率が名目成長以下に抑えられてい
ればプライマリーは赤字でもかまわんという結論になる
と思いますがどうでせう.
42 :33:2000/10/07(Sat) 09:24
私の書いた
g-i=(E-T)/D
ドラエモンさんの書いた
D/Y=(E-T)/Y/(g-i)
すりらんかさんの書いた
(E-T)/Y=(g-i)(D/Y)
は全部同じですよね。

>名目利子率が名目成長以下に抑えられてい
>ればプライマリーは赤字でもかまわんという結論

まったく同意。
43 :33:2000/10/07(Sat) 09:26
>(E-T)/Yを一定とすると、D/Yの動きはg-iの符号で決まります。
44 :33:2000/10/07(Sat) 10:19
>(E-T)/Yを一定とすると、D/Yの動きはg-iの符号で決まります。
は間違い、ということです。
45 :ドラエモン[ドラエモン]:2000/10/07(Sat) 10:59
ごめん、やっとどの言い方が悪かったかわかりました。僕の「動き」という言葉は、
Dynamicsという意味で、固有値g-iでそれが決まるという趣旨。個々の解経路の
ことではないんです。私の用語法の誤り。すんません。
46 :ドラエモン[ドラエモン]:2000/10/07(Sat) 12:02
そんでもって、ここで議論してるのはD/Yのことですから、誤解無きよう・・・。
47 :33:2000/10/07(Sat) 21:59
で、話をもとに戻すと、
近年はずっと名目金利>名目成長率です。
で、96年度は、プライマリー収支は赤字。
景気循環による税収変動を除いた構造的プライマリ収支も赤字。
あのままでは、D/Yが発散してしまう状況でした。
97年度から財政再建に乗り出したのは、当然だったのです。
48 :ドラエモン[ドラエモン]:2000/10/08(Sun) 01:20
>33氏@47

これは、もっとも議論の多いところだけど、95年以降の段階では、金融システム
の安定性について多大の疑念があった。それについて処置せず(預金保険機構の強化
などにいっさい手をつけず)ビッグバン、増税と支出の削減を同時に決行したのは、
勇敢と言うべきか、あるいは正気を疑われるというべきか・・・。
49 :33:2000/10/08(Sun) 12:11
>預金保険機構の強化などにいっさい手をつけず
96年預金保険法改正で、特別資金援助方式や、信組特別勘定への政府保証などが導入されましたので、
「いっさい手をつけ」なかったわけではないと思います。
ただ、これだけでは足りなかった、というのは(事後的にみれば)事実でした。

橋本改革は、改革に伴う「痛み」についての見通しが甘すぎた。
もっと覚悟を決めて、準備を整えたうえで改革に踏みきるべきでした。
おかげで、改革は凍結・先送り。そのせいで、
この先、もっと大きな「痛み」と「覚悟」が必要となってしまいました。

あの時点で財政改革が必要であった、という事実は変わりません。
50 :ドラエモン[ドラエモン]:2000/10/08(Sun) 12:39
>33氏

>96年預金保険法改正で、特別資金援助方式や、信組特別勘定への政府保証などが導入されましたので、
>「いっさい手をつけ」なかったわけではないと思います。

たしかにこうした対応はなされていたが、基本的に中小金融機関を対象にしただけで
大規模金融機関の破綻の可能性は全く視野に入っていなかった。そう言っても、そん
なのは事後的に言えるだけだというかもしれないが(実際、僕もそこまで酷いことに
なっているとは思わなかったから橋本氏を笑えないのはもちろんだけど)、少なくと
も、大蔵省や日銀の金融システム安定化政策の担当幹部は知っていたことは、今日で
は物証付きで明らかだ。別に、魔女狩りとかスケープゴート探しを行う気はないけど、
そんな足下の状態であれだけ大胆な政策に打って出たのは失敗ではないのかな?

もちろん、政策担当者でもなんでもない外野の野次ですから、無責任との誹りは甘ん
じて受けます。それと、「準備」ができていたなら、あの時点で財政改革を行う必要
のあったことは、僕も賛成。そもそも、バブルの最中にせっかくの税収をふるさと創生
なんてで配る体質自体が、精算されるべきなのはその前から変わらないだろう。
51 :プロボーラー[プロボーラ]:2000/10/08(Sun) 15:29
余談。経済白書ぱらっとみたら、発散か収束かを検討してましたね。でも、こういうのって事前に(97年とか)やってないんですかね。
例の破局のシナリオとかいうのは見ましたけど。
52 :33:2000/10/08(Sun) 16:01
>50
全く同意。
>そんな足下の状態であれだけ大胆な政策に打って出たのは失敗ではないのかな?
わが国は単一政府ではないので、あーなったのかもしれませんね。
「局の数だけ政府がある」
53 :名無しさん@祝・鷹V2!!:2000/10/08(Sun) 16:14
>でも、こういうのって事前に(97年とか)やってないんですかね。
確か、95年か96年の経済白書でやってたような気がします。(未確認)
でも、それが財政構造改革議論には繋がることはなかったみたいです。
「財政構造改革白書」とかには、持続可能性の分析はなかったような。
54 :ドラエモン[ドラエモン]:2000/10/08(Sun) 18:35
だって、名目成長率1.5%とか何とかじゃなかったですか?財政の中期展望の前提
は。なんか、オオカミ少年みたいな「試算」はよく見るけど、まともな計算には、
あまりお目にかかったことはないような・・・。
55 :走る名無しさん:2003/04/20(Sun) 13:27
4月age
56 :3周年名無しさん:2003/05/31(Sat) 19:06
あげよう
57 :名無しさんの冒険:2008/02/02(Sat) 23:00
不況のメカニズム 小野善康
58 :名無しさんの冒険:2008/02/09(Sat) 20:21
こんなに使える 経済学
59 :名無しさんの冒険:2008/02/10(Sun) 18:44
テキストの話題なのですが、以下の3冊
Recursive Methods in Economic Dynamics (stockey&lucas)
Recursive Macroeconomic Theory (Ljungqvist &Sargent)
Dynamic Macroeconomic Theory(Sargent)

内容に重複とかあるのでしょうか?
どれ(どのセットor全部)をとりあえず購入すべき?
60 :ドラエモン[ドラエモン]:2008/02/10(Sun) 23:18 ◆va4qsJNk0c
>>59

少なくとも(つまり俺が少しは真面目に読んだので感想が言えるという意味)二番目は三番目の
焼き直しというか拡張版。読むなら二番目の第二版。一版はタイポなど大杉。
61 :名無しさんの冒険:2008/02/11(Mon) 00:06
>一版はタイポなど大杉。
展開のミスとか証明になってない証明をタイポというべきかは疑問w
二版はちゃんと訂正されているのでケチらず二版を買いましょう
62 :名無しさんの冒険:2008/02/11(Mon) 00:42
西村の東洋経済のミクロ読んだんですけど次に読むべきマクロの教科書
はなんでしょう?
63 :名無しさんの冒険:2008/02/11(Mon) 10:52
>ドラエモン
ありがとうございます。
ところで1番のテキストは読まれました?

>62
何で西村ミクロの次にマクロ?
ミクロだと(仮定したら)英テキストでいいんじゃないでしょうか、varianとかMWG。
応用ミクロ分野に進むのもいいのでは。
64 :名無しさんの冒険:2008/02/11(Mon) 10:52
>>60
タイポの情報が集めてあるサイトなど知りませんか?
あと証明のミスとは?
65 :名無しさんの冒険:2008/02/11(Mon) 11:04
>>63
>ところで1番のテキストは読まれました?

何年か前に話してたときはドラエモンさんは読もうとしてたか読んでなかったか
だったと思うけど今はどうなんでしょうかね?
SLはコースワークで読む教科書としては中途半端に高度だしかと言って測度論や
関数解析論の入門書としては他にいくらでもいい数学本がある。
この板ではどっちつかずって評価もあるようですね。
http://www.ichigobbs.net/cgi/15bbs/economy/0268/20

(あと>>59はstockey&lucasになってるのでご注意)
66 :名無しさんの冒険:2008/02/11(Mon) 11:31
Ljungqvistってどう読めばいいんでしょうか?
67 :ドラエモン[ドラエモン]:2008/02/11(Mon) 11:51 ◆va4qsJNk0c
>>63

読んでないと>>60に書いてますよ。大昔のサージェントは読んだが、昔の3番は眺めていただ
けで、ここで時代遅れすぎと猛烈に批判され二番を読んだが、三番と本質的な部分ではほとんど
内容は変わらないのを確認。であれば、数学的な難しさは別にすると、まあ一番は読まなくても
良いだろう(つーか、どうせ読めないだろうとも言うw)ということで。スマソ。

>>66 リュングヴィストで良いんじゃないの?
68 :ドラエモン[ドラエモン]:2008/02/11(Mon) 16:32 ◆va4qsJNk0c
>>67で

>どうせ読めないだろうとも言うw

のは、拙者自身のことですので誤解無きよう。
69 :名無しさんの冒険:2008/02/11(Mon) 16:49
大多数の人が「どうせ読めない」って理由の中には「肝心の命題の証明等が
練習問題となって放置されており証明を丹念に追いたいタイプの読者は
市販されてる解答集を買って合わせて読まなければならず二度手間でわずらわしい」
というこの本の致命的欠点もあります。まあお気になさらぬよう。
70 :ドラエモン[ドラエモン]:2008/02/11(Mon) 18:49 ◆va4qsJNk0c
そういえば、サージェントの古い方(三番)もExerciseも別冊で売ってましたね。全部書くと
二番みたいにやたらに厚ぼったくなるから分けてたのか、大学院のコースワークの問題集として
分けたのか。良く分からないけど、別冊というのは不便だよねぇ。
71 :名無しさんの冒険:2008/02/13(Wed) 02:09
院試の筆記で他の人よりいい点取りたいんですけど、なにかいい本あります?
武隈、大竹だけじゃ差がつかない様な気がして。。
72 :名無しさんの冒険:2008/02/13(Wed) 12:11
ミクロ経済学 戦略的アプローチ
http://www.ichigobbs.net/cgi/15bbs/economy/0732/

テキストのレベルについて
http://www.ichigobbs.net/cgi/15bbs/economy/0044/
73 :名無しさんの冒険:2008/02/21(Thu) 00:18
私はこの本がお奨めだよ。
    ↓
『実感なき景気回復に潜む金融恐慌の罠』の真相について
経済アナリストの菊池英博氏に聞く
http://news.livedoor.com/article/detail/3321714/
74 :名無しさんの冒険:2008/02/21(Thu) 00:26
↑
最後からでないとたどれないみたい。
http://news.livedoor.com/article/detail/3326636/
75 :名無しさんの冒険:2008/02/21(Thu) 18:17
菊池英博さんはリフレ派?
76 :すりらんか[すりらんか]:2008/02/22(Fri) 23:55 ◆G3b0eLLP4o
>>75
勘弁してくれ
77 :名無しさんの冒険:2008/02/24(Sun) 21:35
なんで? 菊池先生イイじゃん。
78 :名無しさんの冒険:2008/02/25(Mon) 00:46
>>77
どこかどういいかkwsk
79 :名無しさんの冒険:2008/02/28(Thu) 19:15
激論!再生か?!没落か?!日本経済
http://www.tv-asahi.co.jp/asanama/video/0802/program.html

菊池先生も出演なさるみたい。見なくっちゃ。
80 :名無しさんの冒険:2008/02/29(Fri) 13:04
>>79
また森永がフルボッコされるいつものパターンか。飽きた。
81 :名無しさんの冒険:2008/03/02(Sun) 00:48
クーの「良い円高悪い円高」を読ませ、どこが間違っているか論述させる、というテーマで学生にレポートを書かせようかな、とマジで考えたことがあるw
82 :名無しさんの冒険:2008/03/02(Sun) 01:45
>>81
是非是非w
社会人の勉強会で、中谷巌著「プロになるための経済学的思考法」だかっつー本で
レポート書けって言われて、フルボッコにしてしまった事がある。あれは入門マクロ
の作者とは思えない内容だった。まあ、どっちもアレなんだろうけど。
83 :名無しさんの冒険:2008/03/02(Sun) 02:27
>>81
「日本の商慣行が閉鎖的だから日本の貿易黒字が拡大する。」なんて二流私大の学生ですら間違いだと指摘できるだろう。
しかし、野村総研ってなんで未だに彼を雇い続けているんだろうね?
逆宣伝でしかないと思うんだがw
84 :名無しさんの冒険:2008/03/02(Sun) 02:28
>>82
入門マクロは「お奨めの経済本」ですか?
85 :名無しさんの冒険:2008/03/02(Sun) 10:32
>>84
あれはお勧め入門本だな。最近のは知らん。大昔の奴にはお世話になった。

あの作者の問題は、簡単に名義を貸しすぎることだろう。
86 :名無しさんの冒険:2008/03/11(Tue) 15:53
岩波文庫から間宮陽介訳で『一般理論』が出版されたそうですが、
前のもの(塩野谷祐一訳)の比べて分かりやすくなりましたか?
87 :名無しさんの冒険:2008/03/13(Thu) 01:41
クルーグマン「為替レートの謎を解く」東洋経済新報社(1990)を手に入れました!

この本は、どのくらいお薦めでしょうか?
読んだことのある方や事情通の方、コメントをいただけますでしょうか。

“1980年代に為替レートは激しく揺れ動いた.
しかし主要国の国内経済のパフォーマンスをみると,為替レートの変動からは
ほんの少ししか影響を受けていないことがわかる.なぜこのような状況になったのだろうか.
クルーグマン教授は,最新の国際金融論,国際貿易論,産業組織論の研究成果を巧みに
とりいれて,80年代の為替レートの異常な変動の原因とその影響を,
世界経済の統合の不完全性にもとめる.
さらに本書では,国際金融市場に投機的バブルが存在する以上,
為替レートの乱高下は避けられず,したがって国際通貨体制は,
ターゲット・ゾーンの設定を通じて,固定相場制へ緩やかに戻るべきことを提唱している.”
(以上カバーより)
88 :名無しさんの冒険:2008/03/13(Thu) 01:50
>>87
訳が話題の伊藤先生ですね。

クルーグマンはこの頃は固定相場制支持だったの?へー。
89 :名無しさんの冒険:2008/03/13(Thu) 02:02
>>87-88
山形訳が http://cruel.org/krugman/fxrate.pdf で読めるよ。

「経済学者としてのキャリアを通してほとんど、わたしは自由変動為替相場こそが手持ちのいちば
んいいシステムだと信じてきました。為替レートの柔軟性が持つマクロ経済的なメリットは、この
講義の第一回目でも再確認したように、はっきりしていましたし、それに為替レートの調整が、市
場に任されずに人の意志で行われる国際金融システムの、有名な欠点には強く影響されていました
から。

でも、気が変わりました。実際に変動為替相場がどう動くかという見方に基づき、わたしはいず
れはおおむね固定レート制にして、たまにそれを意図的に調整するという方式を支持するように
なっています。」
90 :名無しさんの冒険:2008/03/13(Thu) 03:49
>>89
おお、なんと。。山形訳でも読めるとは…つか買った意味なかったですねorz

このクルーグマンのレクチャーは今もってなお有効なのでしょうか?
(よく、変動相場制の方が海外の景気の影響を排除できるから良い、って言いますよね?)
91 :名無しさんの冒険:2008/03/14(Fri) 10:44
有効。為替が非常に投機的な思惑で左右されているのは相変わらず。
92 :名無しさんの冒険:2008/03/14(Fri) 12:15
為替は、結局実質金利差を表してるんだろ。

それ以外の何者でも無い。

その結果他国の経済状態の影響伝達を、弱めてくれるだけ。
93 :名無しさんの冒険:2008/03/14(Fri) 13:08
クルーグマンは、「短期の為替変動が、貿易の調節を遅らせる」ってネタ書いてるから。
94 :名無しさんの冒険:2008/03/14(Fri) 14:16
>>92
上のクルーグマンの文章読んでないね。
そんなにきっちり為替レートが決まるもんか。

だいたい、実質金利差で為替レートがどうきまるってのよ。
たとえば金利平価説では、高金利通貨が減価することになってる。
しかし実際には、高金利通貨が増加するだろ。
95 :名無しさんの冒険:2008/03/14(Fri) 15:03
信ずる者は騙される
96 :名無しさんの冒険:2008/03/14(Fri) 15:22
>>92>>94
結局、為替というのはどのように決まるのですか?
97 :名無しさんの冒険:2008/03/14(Fri) 15:24
>しかし実際には、高金利通貨が増加するだろ。

これホントにこんなこと断言できるの?
98 :名無しさんの冒険:2008/03/14(Fri) 15:24
市場で決まる
99 :名無しさんの冒険:2008/03/14(Fri) 15:29
>>96 結局、為替というのはどのように決まるのですか?

為替は、長期的には実質金利差が一つの目安になる、くらいのことしか言えない。
投機的な要因や、クルーグマンが指摘しているような要因(変動があっても、
様子を見ようとする企業が多くて実質に影響があまりなかったり、あるいは
一時的な変動をきっかけに企業がいっぱい逃げはじめると、為替が戻っても
実体が動きつづけたり)がたくさんあるので、特に短期的には予測は無理。

いちばん優等生的だがいちばん役にたたない答えをしておくと「その通貨の
相対的な需給関係で決まる」となる。
100 :名無しさんの冒険:2008/03/14(Fri) 16:04
>>97

カバーなし金利平価とは、各国間で実質金利一定・実質為替レート一定を仮定して、
名目金利差=期待インフレ率の差=名目為替レートの期待変化率
とみなす短期~中期の推定式にすぎない。これだと、名目金利が高いほどインフレ率が
高いことになる。

ところが、たとえば米国が利下げ・金融緩和するとインフレ率は逆に高まる。
実際、最近の米国に金融緩和で、ドルは下がってるだろ。
101 :名無しさんの冒険:2008/03/14(Fri) 16:12
それは利下げしたからドルが下がったわけではなく、利下げしても
ドルが下がり続けているという話じゃないの? 高金利通貨が増価する
という話じゃないのでは?
102 :名無しさんの冒険:2008/03/14(Fri) 16:35
>>101
へえ、じゃあアメリカが利下げすると(他の条件が同じなら)ドルは上がるの? なぜ??
「日本の低金利政策が円安をもたらした」は(他の条件が同じなら)正しいんじゃないの?
103 :名無しさんの冒険:2008/03/14(Fri) 23:37
>>96です
高金利はその国の通貨を増価する方向に動くのではないのですか?

日本の金利が上昇→日本に投資をする人が増える→投資のために円が必要
→ドル売り円買い→円高

この理解って普通だと思うのですがトンデモなんでしょうか??
104 :名無しさんの冒険:2008/03/14(Fri) 23:59
理屈以前の問題として数年スパンで見れば
実際に「高金利通貨」に「増価」する傾向があることは確か。
105 :名無しさんの冒険:2008/03/15(Sat) 00:02
>>103

金利が高くても仮にこの先円安になると思えば、日本への投資が有利にはならないでしょう。
つまり、
>日本に投資をする人が増える→…→円高
は、「皆が円高になると思う」→円高
と言ってるにすぎない。
106 :名無しさんの冒険:2008/03/15(Sat) 00:08
>>96
為替レートの決定理論を発見したら、大金持ちになれるよ。
それが広まったら、為替レートの決定理論も変わるw

という戯言はおいといて。

短期の変動は予測不可能。ランダムウォークとかブラウン運動とか言われている。
中期は金利平価で大体あってる。ただし、為替市場自体が、予想をしながら現実
の数字を動かしていく市場なので、政策変更やインフレ率の変動が予測される
タイミングでは為替は先んじて変動し、いざ金利差が変動した時には既に変動が
終わっている(織り込み済み)事も多い。逆に予測が外れて乱高下する時もある。

長期の理論なんて考えても無駄。一応、購買力平価だろうと言われているが、
影響を与えるとすると購買力の変動→実質金利の変動というルートとなり、
中期理論と同じ事になる。

で、今目の前で起きている為替のちょこまかとした動きのどれが短期変動で
どれが中期変動かなんて誰にも区別がつかない。よって、採算ラインギリギリ
でちょこまかと動く為替レートに対する、企業は、「その変動が一定の期間
続く変化(中期変動)なのか、一時的現象(短期変動)なのか、判断が難しく、
操業停止点をちょっとだけ下回ったからといってすぐに退出の判断はしない」
という行動を示すものと思われる。

これが、クルーグマンの言った、為替変動が貿易収支不均衡を調整する機能に
存在する一定の限界で、貿易収支不均衡の調整に為替変動を期待しても厳しい
かも知れないという意味。

時は、プラザ合意後の急激な円高に対しても、日本の貿易黒字、アメリカの貿易
赤字は一向に収まらず、Jカーブ効果だとかなんだとか、そういう事が時事ネタで
すら取り上げられていた時代のお話し。
107 :名無しさんの冒険:2008/03/15(Sat) 00:15
今ふと思ったんだけど、コンピュータ上で、代表的為替ディーラーモデル(自分の
予測する為替相場を元に、売買をする)を作って、それを1万人分くらい用意して、
為替相場をシミュレーションしたら面白いかも知れない。

資金量の多寡、予測の精度(現状追認組みと、反対予想する組を加える)など、
色々なパターン試してみて、現実の為替の動きに近い構成を探すの。

誰かやらない?w
108 :名無しさんの冒険:2008/03/15(Sat) 00:59
>>107

全然面白くないと思う。
プログラムしたやつと同じ能力の予測しか出てこないか、
ただのランダムなシミュレーションになるか。
109 :名無しさんの冒険:2008/03/15(Sat) 04:41
経済物理学は為替レートの決定理論には役に立たないの?
110 :名無しさんの冒険:2008/03/15(Sat) 08:20
役に立たない
111 :名無しさんの冒険:2008/03/15(Sat) 11:44
>>108
為替の予想するんじゃなくて、ランダムウォークの発生原因の解明とか、
為替市場の理解のためなんだけど、詰まらないのか・・・orz
112 :名無しさんの冒険:2008/03/15(Sat) 12:48
>>110
てことは経済物理が役に立つのは株価の予想か。

いや、短期の予想なら、為替でも株価でも役に立つのでは?
113 :名無しさんの冒険:2008/03/16(Sun) 11:54
> 短期の予想なら、為替でも株価でも役に立つのでは?

当たればだが、当たらん。

>ランダムウォークの発生原因の解明

そんなの入り口にすら達してない。データをあれこれ見て「ゆらぎがある!」
「フラクタル性が見られる!」とかいう程度の話しかできていない。
114 :名無しさんの冒険:2008/03/17(Mon) 10:22
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      \      ` ⌒ ´  ,/   どんだけサービス残業してると思ってるんですか!
.      /⌒~" ̄, ̄ ̄〆⌒,ニつ
      |  ,___゙___、rヾイソ⊃
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     .  |::::::::::::::    } |    (__人__)     | きっちり残業代はもらってます
     .  ヽ::::::::::::::    } \   ` ⌒´     _/ それがなにか?
        ヽ::::::::::  ノ   |           \
        /:::::::::::: く    | |         |  |
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http://jp.youtube.com/watch?v=oqVYFt6rjAI
115 :名無しさんの冒険:2008/03/17(Mon) 10:47
税制改革の渦中にあって/現代税制改革史―終戦からバブル崩壊まで [著]石弘光
[掲載]2008年03月09日
[評者]高橋伸彰(立命館大学教授・日本経済論)

■増税隠しを見破る眼力を訴える

著者は82年から06年まで24年間にわたり政府税制調査会(以下、税調と略す)の委員を務め、
最後の6年間は会長職にあった。増税論議の必要性を説いた『税制改革の渦中にあって』で、
著者が再三強調しているのは、増税は「国民が決めるべき問題であり」、
その眼力を子どもの頃から養う租税教育の重要性である。「社会にとって税金とは一体何か」
の知識が国民になければ、税調が「公正、中立、簡素」の原則に基づき「社会的インフラたる税制」
の改革を提言しても、選挙のたびに「増税隠しに走」る政治家の甘言に弄(ろう)されてしまうからだ。
……

税調会長の報酬を返上し「国のためにタダで働いた」著者は、現在の赤字と将来の財源を考えれば、
増税を争点にしない政治家は国民を愚弄(ぐろう)していると批判する。
今こそ国民は、著者の書を紐解(ひもと)き、歳出削減は財政再建の足慣らしに過ぎず、
上げ潮路線は「間違っている」ことを見抜くべきではないか

http://s01.megalodon.jp/2008-0317-1044-13/book.asahi.com/review/TKY200803110122.html